JP2003182874A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JP2003182874A
JP2003182874A JP2001379829A JP2001379829A JP2003182874A JP 2003182874 A JP2003182874 A JP 2003182874A JP 2001379829 A JP2001379829 A JP 2001379829A JP 2001379829 A JP2001379829 A JP 2001379829A JP 2003182874 A JP2003182874 A JP 2003182874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
feeding
tray
roller
feeding roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001379829A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3848148B2 (ja
Inventor
Tetsuhiro Ohashi
哲洋 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001379829A priority Critical patent/JP3848148B2/ja
Publication of JP2003182874A publication Critical patent/JP2003182874A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3848148B2 publication Critical patent/JP3848148B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用状態以外は給送トレイあるいは排紙トレ
イを折り畳んで収納可能とし、収納状態では装置サイズ
を小型化できる記録装置において、記録媒体のジャムが
発生しない信頼性の高い記録装置を提供する。 【解決手段】 記録ヘッドにより記録シートに記録を行
う記録装置において、記録シートを積載し使用位置と収
納位置との間を移動可能は給送トレイと、給送トレイに
積載された記録シートを給送する給送ローラと、給送ロ
ーラを駆動する駆動源と、を備え、給送トレイが使用位
置にあるときは給送ローラにより給送トレイに積載され
た記録紙シートの搬送が可能で、給送トレイが収納位置
にあるときは給送ローラによる給送トレイに積載された
記録シートの搬送ができない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給送部より記録媒
体を1枚ずつ給送し、記録ヘッドにより記録媒体に記録
を行い、排紙部により記録媒体を排出する記録装置に関
する。詳細には、記録媒体を積載する給送トレイや、記
録が終了した記録媒体を積載する排紙トレイが、装置本
体に対して折り畳み可能に構成された記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯可能な情報処理装置や省設置
スペースの情報処理装置の普及に伴い、小型軽量で収納
スペースの小さい記録装置が求められている。そのた
め、記録動作時は所定スペースを必要とする給送トレイ
や排紙トレイを折り畳んで収納可能にする装置がある。
【0003】特開平4−94331号公報には、給送積
載部にヒンジを設け、給送積載部をヒンジを中心に回動
させ収納可能に構成した装置が開示されている。また、
特開平11−263458号公報には、給送装置全体を
記録装置との間で回動可能に構成し、装置全体として収
納可能な構成が開示されている。
【0004】また、特開平4−355557号公報に
は、ディスプレイの開閉に連動して自動給送部に作用
し、記録用紙の取り扱いを容易にした装置が開示されて
いる。
【0005】さらに、排紙積載部にヒンジを設け、排紙
積載部をヒンジを中心に回動させ収納可能に構成した装
置がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、記録媒体を積載したまま給送積載部あ
るいは排紙積載部を収納状態とした際の取り扱いに関し
て制約があった。
【0007】すなわち、記録用紙を積載したまま給送積
載部を収納状態として、誤って給送動作を指示してしま
うと、給送積載部に積載された記録媒体が給送されて、
記録装置内で記録媒体のジャムが発生する可能性があっ
た。さらに、記録媒体のジャムが発生することにより、
記録装置内部の搬送機構に負荷がかかり部品が破損して
しまう可能性があった。また、給送部が正常な初期位置
と異なる位相にある状態で給送積載部を収納状態として
しまった場合、次に記録媒体を給送する際に給送部の初
期化動作が必要になり、操作が煩雑になってしまう場合
があった。
【0008】また、排紙積載部を収納状態として、誤っ
て記録動作を指示してしまうと、記録が終了した記録媒
体が正常に排紙されず、記録装置内部で記録媒体のジャ
ムが発生する可能性があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
使用状態以外は給送トレイあるいは排紙トレイを折り畳
んで収納可能とし、収納状態では装置サイズを小型化で
きる記録装置において、記録媒体のジャムが発生しない
信頼性の高い記録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る記録装置の一態様は、記録手段により
記録媒体に記録を行う記録装置において、記録媒体を積
載し第1の位置と第2の位置との間を移動可能な給送ト
レイと、前記給送トレイに積載された記録媒体を給送す
る給送ローラと、前記給送ローラを駆動する駆動源と、
を備え、前記給送トレイが前記第1の位置にあるときは
前記給送ローラにより前記給送トレイに積載された記録
媒体の搬送が可能で、前記給送トレイが前記第2の位置
にあるときは前記給送ローラによる前記給送トレイに積
載された記録媒体の搬送ができないことを特徴とする。
【0011】また、記録手段により記録媒体に記録を行
う記録装置において、記録手段により記録された記録媒
体を排出する排紙ローラと、前記排紙ローラにより排出
された記録媒体を積載し第1の位置と第2の位置との間
を移動可能は排紙トレイと、を備え、前記排紙トレイが
前記第1の位置にあるときは前記排紙ローラにより記録
媒体の搬送が可能で、前記排紙トレイが前記第2の位置
にあるときは前記排紙ローラによる記録媒体の搬送がで
きないことを特徴とする。
【0012】以上の構成によれば、使用状態以外は給送
トレイあるいは排紙トレイを折り畳んで収納可能とし、
収納状態では装置サイズを小型化できる記録装置におい
て、記録媒体のジャムが発生しない信頼性の高い記録装
置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】<第1の実施の形態>図1は本発明の第1
の実施の形態の記録装置の斜視図である。図1におい
て、10は記録装置本体、11は記録媒体であるところ
の記録シートを1枚ずつ給送する給送部、12は記録ヘ
ッドにより記録シートに記録を行う記録部、13は装置
全体を覆う筐体、14は記録が終了した記録シートが積
載される排紙トレイである。給送部11において、20
は記録シートを積載する給送トレイ、21は支点を中心
に回動する圧板、22は圧板21に積載された記録シー
トに当接して記録シートを給送する給送ローラ、23は
記録シートを1枚ずつ分離するための分離パッド、24
は圧板21に積載された記録シートの幅方向を規制する
サイドガイド、25は不図示の駆動源からの駆動を給送
ローラ22へ伝達する給送ローラギア、26は給送トレ
イの開閉時に給送トレイ20の動作を規制する給送トレ
イリンク、27は給送ローラギア25の動作を制御する
コントロールレバーである。
【0015】図2は、本発明の第1の実施の形態の給送
部11の斜視図である。図2において、28はコントロ
ールレバー27を一方向に付勢するコントロールレバー
バネ、29は給送部11のフレームである給送部ベース
である。
【0016】まず記録装置全体の概略構成を説明する。
前述のように、記録装置10は、主に給送部11と、記
録部12と、排紙トレイ14から構成される。給送部1
1には複数枚の記録シートが積載され、記録シートを1
枚ずつ記録部12へ搬送する。記録部12では、記録ヘ
ッドから記録シートへ微小なインク液滴を噴射したり、
記録ヘッドの熱制御によりインク担体により供給される
インクを溶融させて記録シートへ転写したり、レーザー
光により感光ドラムに潜像形成して電子写真プロセスに
よりトナーを記録シートに転写・定着するなど、各種の
手段により記録シートへ画像記録を行うことができる。
【0017】画像記録が終了した記録シートは、記録部
12の機構に含まれる排紙機構により筐体13外に排出
される。排出された記録シートは、排紙トレイ14上に
積載されて保持される。
【0018】本実施形態の記録装置10では、記録部1
2を挟んで給送部11と排紙部14が両側に配置され、
記録シートはほぼ直線的に搬送されるように構成してい
る。この構成により、記録シートをあまり小さな曲率で
曲げることなしに搬送することができ、記録シートに掛
かる負荷を低減させ、精度の良い搬送を実現し、良好な
画像を得ることができる。しかしながら、この構成によ
り、記録装置10の使用状態においては、記録シートの
長さの約2倍の設置長さが必要となる。このため、記録
装置10の未使用時は記録装置10を収納状態とするこ
とにより設置面積をなるべく小さくすることが望まれ
る。そこで、本実施形態の記録装置10においては、給
送部11および排紙トレイ14を折り畳み可能な構成と
し、折り畳むと筐体13の外形内に収まるように構成し
ている。このように構成することにより、未使用時の収
納スペースを非常に小さくすることができ、省スペース
な記録装置を提供できる。
【0019】次に、給送部11の詳細を説明する。給送
部11は、主に記録シート積載部、分離部、駆動機構
部、より構成される。
【0020】記録シート積載部は、給送トレイ20、圧
板21、サイドガイド24から構成され、図2の一点鎖
線で示される位置に記録シート30が積載される。圧板
21は1辺を軸として回動可能に構成され、不図示の圧
板バネにより給送ローラ22方向に付勢される。また、
圧板21は不図示の圧板カムにより給送ローラ22方向
への圧接・離間を制御される。図2で示す状態は、圧板
カムにより圧板21と給送ローラ22が離間している状
態である。記録シート積載部は収納可能に構成されてお
り、給送トレイ20の1辺に設けられた給送トレイヒン
ジ20bを回転中心として回動可能となっている。使用
状態(図2に示す状態)においては給送トレイ20の左
右2ヶ所に配された給送トレイリンク26により、給送
トレイ14の位置が決められる。給送トレイ20を収納
状態とするときには、圧板21とも回動可能に係合した
給送トレイリンク26の作用により、圧板21と給送ト
レイ20の相対位置を変えながら圧板21も収納され
る。サイドガイド24は圧板21に摺動可能に固定され
ている。
【0021】次に、分離部は、給送ローラ22、分離パ
ッド23から構成される。給送動作が開始されると、前
述の圧板カムの作用により、圧板21は離間状態が解除
され給送ローラ22方向に圧接される。このとき、給送
ローラ22は圧板21上に積載されている最上位の記録
シートと当接する。給送ローラ22の外周面は高摩擦係
数のゴムや発泡ウレタン等で形成されており、摩擦力に
より記録シートを搬送する。しかしながら、2枚目以降
の記録シートもまとめて給送してしまう、いわゆる重送
が発生することがある。本実施の形態においては、摩擦
分離方式により重送した記録シートを1枚に分離する。
すなわち、給送ローラ22に対向して設けられた比較的
高摩擦係数の分離パッド23を記録シートの先端部が当
接するように配置し、給送ローラ22の円筒面と分離パ
ッド23との間にできるくさび状の隙間に記録シートの
先端部を押し込むことによって、摩擦力により分離す
る。この構成により、給送部から複数枚の記録シートが
給送されても、分離部で最上位の記録シートのみが記録
部に向けて搬送される。
【0022】なお、給送ローラ22の記録シートと当接
する円筒面は、一部がD形状の断面にカットされてお
り、初期状態においてはDカット面が分離パッド23に
対向するように配置される。このため、給送ローラ22
の円筒面で記録シートの先端を記録部12まで送り込
み、記録シートの先端が記録部12まで到達した後に給
送ローラ22の1回転が終了するように構成されてい
る。そして、再びDカット面が分離パッド23と対向す
る位置で給送ローラ22の回転を停止する。そして、分
離パッド23は不図示のストッパにより所定位置より上
がってこないため、分離パッド23と給送ローラ22と
の間に隙間ができ、記録中の記録シートにバックテンシ
ョンはかからない。
【0023】次に、駆動機構部は、給送ローラ22を回
転させるための構成である。前述の圧板カムは給送ロー
ラ22の回転に同期して制御されるため、給送ローラ2
2の回転制御のみで全ての給送動作は制御できる。給送
部11には駆動源が無いため、記録部12側から給送部
11に駆動を伝達する。すなわち、記録部12の出力ギ
アから給送部11の入力ギアに駆動が伝達され、その駆
動が給送ローラギア25に伝達される。給送ローラギア
25は給送ローラ22と同軸に固定され、給送ローラ2
2と同期して回転する。また、給送ローラ22の軸に一
方の圧板カムが配され、給送ローラギア25と噛み合う
アイドラギアに噛み合うようにもう一方の圧板カムが配
されている。この2つの圧板カムが同期して動作するこ
とにより、圧板21の圧接・離間動作が実施される。以
上の構成要素は、給送ベース29上に組み立てられて、
給送ユニットを構成している。
【0024】図3は、給送ローラギア25の構成を示す
斜視図である。本実施の形態においては、給送ローラギ
ア25は給送ローラ22と分離可能な構成である。給送
ローラギア25に設けられた凸部25bが給送ローラ2
2の軸にある凹部と嵌合することにより、給送ローラギ
ア25と給送ローラ22は固定される。給送ローラギア
25はギア部と同軸に円筒面が設けられている。そし
て、円筒面の所定位置にVノッチ25aが設けられてい
る。Vノッチ25aは、2種類の形状から構成される。
A領域はギアの回転方向に対して両側に所定の傾斜を持
ったV字形状であり、B領域は片側はA領域と同じ傾斜
を持つが、反対側はギアの中心を通るように切断した面
(図3では奥側)で形成され非対称形状となっている。
【0025】次に、このVノッチ25aと係合するコン
トロールレバー27との関連を説明する。まず、給送ト
レイ20が開かれて使用状態となり、かつ給送ローラ2
2が初期位置にある状態を説明する。
【0026】図4(A)は、図2において矢印A方向か
ら見たコントロールレバー27周りの構成を示す斜視図
である。また、図4(B)は、図4(A)において矢印
D方向から見た側断面図である。図4に示すように、コ
ントロールレバー27は給送ベース29に配された支軸
に回動およびスライド自在に設けられ、コントロールレ
バーバネ28により図4(A)の矢印C方向に付勢され
て、ストッパにより所定位置に停止している。また、コ
ントロールレバーバネ28は、ねじりコイルバネの機能
も兼用しており、コントロールレバー27を図4(B)
の矢印F方向に付勢している。よって、この状態では、
コントロールレバー27の爪部27aは、Vノッチ25
aのA領域に係合している。給送動作時に給送ローラ2
2は図4(B)の矢印E方向に回転する。コントロール
レバー27の爪部27aはVノッチ25aの傾斜面にか
かっているため、給送ローラ22の回転が始まるとコン
トロールレバー27の爪部27aは斜面を登りコントロ
ールレバー27は矢印Fと反対方向に回転する。このよ
うに、通常の給送動作時には、コントロールレバー27
は給送ローラギア25に対して特別に作用しない。な
お、コントロールレバー27が図4(B)矢印F方向に
付勢されているため、コントロールレバー27の爪部2
7aがVノッチ25aから抜ける際に、給送ローラギア
25の回転負荷になる。これは給送ローラ22を初期位
置に保とうとするディテント力として作用し、給送ロー
ラ22が外力により不要に回転することを防止する。
【0027】次に、給送ローラ22が初期位置にあり、
給送トレイ20を使用状態から収納状態へ移動した場合
について説明をする。図5(A)は、図2において矢印
A方向から見た、コントロールレバー27周りの構成を
示す斜視図である。また、図5(B)は図5(A)にお
いて矢印D方向から見た側断面図である。図5において
20aは給送トレイ20に一体に形成された突起であ
る。図5においては、構成を分かりやすくするために部
分的に切り出して記載している。給送トレイ20を収納
すると、突起20aはコントロールレバー27に設けら
れたテーパー面27bと当接する。すなわち、突起20
aが図5(A)の矢印G方向に移動することにより、突
起20aがコントロールレバー27のテーパー面27b
に突き当たり、コントロールレバー27をコントロール
レバーバネ28の付勢力に抗して図5(A)の矢印H方
向に移動させる。コントロールレバー27が移動する
と、爪部27aはVノッチ25aのB領域に入る。図5
(B)で示すように、この状態から給送ローラ22を図
5(B)の矢印E方向に回転させようとしても、コント
ロールレバー27の爪部27aとVノッチ25aが係合
しているため回転することができない。すなわち、給送
トレイ20を収納状態とすることで、記録部12側から
給送部11への駆動の伝達に関して、機械的なロックが
かかった状態となる。
【0028】次に、給送ローラ22が初期位置にないと
きに、給送トレイ22を使用状態から収納状態へ移動し
た場合について説明する。図6(A)は、図2において
矢印A方向から見た、コントロールレバー27周りの構
成を示す斜視図である。また、図6(B)は、図6
(A)において矢印D方向から見た側断面図である。通
常、給送ローラ22が初期位置以外で停止してしまうこ
とはないが、例えば給送動作中に電源が切れた場合等
に、給送ローラ22が初期位置以外で停止してしまうこ
とがありうる。この状態では、コントロールレバー27
はスラスト方向に関しては図4の位置と同じ位置である
が、コントロールレバー27の爪部27aが給送ローラ
ギア25の円筒部に乗り上げているため、コントロール
レバー27は図6(B)の矢印I方向に回転して止まっ
ている。コントロールレバー27にはシャッター面27
cが設けられているが、コントロールレバー27の回転
により、このコントロールレバーシャッター面27cが
給送トレイ20の突起20aの移動軌跡を遮断する形に
位置するため、給送トレイ20は所定の収納位置まで移
動することができない。よって、不図示のラッチが掛か
らないため、給送トレイ20を収納することが不可能に
なる。すなわち、給送トレイ20を収納するためには、
給送ローラ22の初期化動作が必ず必要になる。
【0029】以上の構成によれば、本実施形態の給送部
11は、給送トレイ20が開いて使用状態となったとき
は、記録部12から駆動を伝達して給送ローラ22を駆
動することができるので、通常の給送動作を行うことが
できる。また、給送トレイ20が開いて使用状態となっ
ているときに、例えば操作者が無理に給送ローラ22を
回そうとしても、ディテントトルクの範囲でロックがか
かっているので給送ローラ22の初期状態を保ち易い。
これにより、記録装置の信頼性が向上する。
【0030】また、給送トレイ20が閉じて収納状態と
なったときは、給送ローラ22には機械的なロックがか
かっているので、例えばホスト等から記録装置に給送命
令が来ても給送ローラ22が回転することがない。この
際、記録部12側の駆動源が脱調するようなモータ発生
トルク設定としておくことで、機械的部分の破損等も起
こらない。これにより、記録シートを積載したまま給送
トレイ20を収納状態として誤って給送命令を出して
も、給送ローラ22が回転しないので記録装置内で記録
シートのジャムが発生することがない。
【0031】さらに、給送ローラ22が初期位置以外で
停止している異常時には、給送トレイ20を閉じて収納
状態とすることができない。これにより、操作者の注意
を喚起できるので、操作者は給送ローラ22を初期位置
に戻す操作を行い、収納状態においては給送ローラ22
は必ず初期位置とすることができる。すなわち、給送ト
レイ20を収納状態から使用状態にしたときに、給送ロ
ーラ22は必ず初期位置にいるので、給送ローラ22の
初期化動作が不要になる。また、圧板21と給送ローラ
22が離間しているため、記録シートをすぐにセットす
ることができ、記録装置の操作性が向上する。
【0032】<第2の実施の形態>図7は本発明の第2
の実施の形態の記録装置の斜視図である。図7におい
て、31は給送トレイ20の開閉状態を検知する給送ト
レイセンサ、である。給送トレイセンサ31は、給送ト
レイ20が完全に収納状態になっているか、否か、を検
知できる。また、給送トレイセンサ31は不図示の制御
回路に接続されている。制御回路は、給送トレイ20が
使用状態であると判断した場合には通常動作を許可す
る。すなわち、ホスト等から給送命令等が送られてくる
と給送ローラ22を回転させるための信号を発する。し
かしながら、給送トレイ20が収納状態であると判断し
た場合には給送動作を不許可とする。すなわち、ホスト
等から給送命令等が送られてきても、給送部11を駆動
する駆動源を駆動しないよう信号を発生する。
【0033】さらに、給送トレイ20が収納状態にある
にもかかわらず、ホストあるいは記録装置の操作パネル
等から記録命令や給送命令が送られてきた場合には、ホ
スト等に警告のステータスを返送したり、記録装置の操
作パネル上に警告のランプを点灯させるように構成して
もよい。
【0034】以上の構成によれば、記録シートを積載し
たまま給送トレイ20を収納状態として誤って給送命令
を出しても、給送ローラ22が回転しないので記録装置
内で記録シートのジャムが発生することがない。
【0035】<第3の実施の形態>図8は本発明の第3
の実施の形態の記録装置における給送部の側面図であ
る。図8において、32は給送トレイ20を収納したと
きに分離パッド23を待避させる分離パッド押さえ、3
3は給送トレイ20を収納したときに圧板21を待避さ
せる圧板押さえ、である。図8において、給送トレイ2
0が使用状態にあるときを実線で、給送トレイ20が収
納状態にあるときを破線で示しており、2通りの状態を
1つの図に重ねて示している。実線で示す給送トレイ2
0が使用状態にあるとき、給送部は第1の実施の形態と
同様に動作する。
【0036】給送トレイ20が、実線で示す使用状態か
ら破線で示す収納状態に移動するときに、分離パッド2
3と圧板21の待避動作が行われる。すなわち、分離パ
ッド23は不図示のバネにより給送ローラ22方向に付
勢されているが、給送ローラ22の初期位置では不図示
のストッパにより停止している。給送トレイ20を使用
状態から収納状態に移動する動作に応じて、給送トレイ
20に設けられた分離パッド押さえ32が分離パッド2
3をバネ圧に抗して付勢し、給送トレイ20が収納状態
になると分離パッド23は破線で示す位置まで待避す
る。また、圧板21は不図示のバネにより給送ローラ2
2方向に付勢されているが、給送トレイ22が使用状態
で、かつ給送ローラ22が初期位置にあるときは、不図
示の圧板カムにより実線で示す位置で停止している。給
送トレイ20を使用状態から収納状態に移動する動作に
応じて、給送トレイ20に設けられた圧板押さえ33が
圧板21を保持するようになり、給送トレイ20が収納
状態になると圧板21は破線で示す待避した位置におい
て圧板押さえ33により保持される。
【0037】以上の構成によれば、給送トレイ20の収
納状態において、記録シートを給送ローラ22に圧接す
る分離パッド23および圧板21を給送ローラ22から
待避させるので、記録シートを積載したまま給送トレイ
20を収納状態として誤って給送命令を出しても、給送
ローラ22は回転するが記録シートは搬送されない。そ
のため、記録装置内で記録媒体のジャムが発生すること
がない。
【0038】<第4の実施の形態>図9は本発明の第4
の実施の形態の記録装置における給送部の側面図であ
る。図9において、34は給送トレイ20の回動中心と
同軸に設けられた給送トレイギア、35は給送部ベース
29に配された増速ギア、36は給送部ベース29に配
されたアイドラギア、37は給送ローラ22に設けられ
た欠歯ギア、である。図9(A)は給送トレイ20が使
用状態であり、かつ給送ローラ22が初期位置に無い場
合を示し、図9(B)は給送トレイ20を収納状態とし
た場合を示している。
【0039】まず、給送トレイ20が使用状態である場
合を説明する。この時は、給送トレイギア34のギアが
付いた有効円弧部は、増速ギア35とは噛み合わない位
置まで待避している。そのため、給送ローラ22が回転
してアイドラギア36および増速ギア35が回転して
も、給送トレイギア34は動作しない。
【0040】次に、給送トレイ20が使用状態にあり、
かつ給送ローラ22が初期位置にある状態から、給送ト
レイ20を収納状態に移動する場合を説明する。給送ロ
ーラ22が初期位置(図9(B)の給送ローラ22の位
置)にあるときは、欠歯ギア37の欠歯部37aがアイ
ドラギア36と対向している。給送トレイ20を図9
(A)の矢印J方向に回転させると、しばらくして給送
トレイギア34のギアの歯の付いた有効円弧部と増速ギ
ア35が噛み合う。すると給送トレイ20の回転によ
り、増速ギア35およびアイドラギア36は回転する。
しかしながら、前述した欠歯部37aにより、アイドラ
ギア36の駆動は欠歯ギア37に伝達されず給送ローラ
22は回転しない。
【0041】次に、図9(A)で示す、給送トレイ20
が使用状態であり、かつ給送ローラ22が初期位置に無
い状態から、給送トレイ20を収納状態に移動する場合
を説明する。この場合は、前述と同様に、給送トレイ2
0の図9(A)の矢印J方向の回転によりアイドラギア
36が回転する。このときアイドラギア36と欠歯ギア
37は噛み合っているので、アイドラギア36の回転に
伴って欠歯ギア37は図9(A)の矢印K方向に回転す
る。それに伴い、給送ローラ22も回転する。そして、
欠歯ギア37の欠歯部37aがアイドラギア36と対向
する位置までくると、アイドラギア36と欠歯ギア37
の噛み合いは解消され、欠歯ギア37の回転は停止す
る。これ以上アイドラギア36が回転しても、欠歯ギア
37は回転せずに停止したままである。このように、給
送ローラ22が初期位置になかった場合でも、給送トレ
イ20が使用状態から収納状態に移動するのに応じて、
給送ローラ22が初期位置に移動して図9(B)で示す
収納状態となる。
【0042】次に、給送トレイ20を収納状態から使用
状態へ移動する場合を説明する。図9(B)の状態から
給送トレイ20を矢印L方向に回転させると、給送トレ
イギア34と噛み合っている増速ギア35およびアイド
ラギア36は回転する。欠歯ギア37の欠歯部37aは
アイドラギア36と対向しており、アイドラギア36と
欠歯ギア37は噛み合っていないので、欠歯ギア37は
回転せずに停止したままである。給送トレイ20が完全
に使用状態になると、給送トレイギア34と増速ギア3
5の噛み合いもなくなり、増速ギア35およびアイドラ
ギア36は待機状態となる。このように、給送ローラ2
2を回転させることなく、給送トレイ20を収納状態か
ら使用状態に移動することができる。
【0043】以上説明した構成に、第1の実施の形態で
説明した給送トレイの収納状態において給送ローラ22
をロックする機構を組合せれば、給送ローラ22が初期
位置に無い場合でも給送トレイ20を収納状態にするこ
とが可能であるとともに、記録シートを積載したまま給
送トレイ20を収納状態として誤って給送命令を出して
も、給送ローラ22が回転しないので記録装置内で記録
シートのジャムが発生することがない。
【0044】<第5の実施の形態>図10は本発明の第
5の実施の形態記録装置の側面図である。図10におい
て、40は記録シート30を搬送する搬送ローラ、41
は不図示のバネにより搬送ローラ40付勢されて従動回
転するピンチローラ、42は搬送ローラ40の下流側で
記録シート30を搬送する排紙ローラ、43は不図示の
バネにより排紙ローラ42に付勢されて従動回転する拍
車ローラ、44は記録媒体にインクを吐出して記録を行
う記録ヘッド、45は排紙トレイ14の状態により排紙
ローラ42の動作を制御する排紙コントロールレバー、
である。なお、構成および動作は、第1の実施の形態と
ほぼ同様であるため、機構は簡略化して記載してある。
【0045】排紙トレイ14は排紙トレイヒンジ14b
を中心として回動可能であり、図10に示す使用状態
と、図10の矢印M方向に回転して記録装置の未使用時
にスペースを取らないようにする収納状態と、を取り得
る。排紙トレイ14の収納状態においては、記録シート
の搬送経路を遮断するよう収納されるので、記録動作中
に誤って排紙トレイ14を収納したり、排紙トレイ14
が収納状態のときに誤って給送命令を出してしまうと、
記録装置内で記録シートのジャムが発生してしまう。こ
れを防止するために、前述した第1の実施の形態ないし
第3の実施の形態と同様に、様々な機構を設けることが
可能である。
【0046】図10において、給送部11より記録シー
トが1枚ずつ記録部12に搬送される。記録部12にお
いて、記録シート30は搬送ローラ40とピンチローラ
41とのローラ対、および排紙ローラ42と拍車ローラ
43とのローラ対により狭持され、1行ずつ下流側に搬
送される。記録シートの1行毎の搬送の間に、不図示の
ガイド手段によりガイドされた記録ヘッド44が紙面と
垂直方向に往復移動することにより1行ずつ画像を形成
する。記録シートの搬送と記録ヘッドの移動を繰り返す
ことにより、記録シート全面に画像を記録する。
【0047】本実施形態においては、排紙トレイ14が
収納状態にある際には記録シート30を搬送できないよ
うに、排紙ローラ42を回転不能するロック機構を設け
ている。45は、記録部のフレームに回動およびスライ
ド可能に設けられた排紙コントロールレバーである。排
紙ローラ42の一部には、図3で示した給送ローラギア
のVノッチ25aと同様に、2種類の傾斜を持ったVノ
ッチが設けられている。排紙ローラ43には特定の初期
位置は存在しないため、1周に1カ所のVノッチである
必要は無く、円周上の複数箇所にVノッチを設けるよう
に構成してもよい。このVノッチと排紙コントロールレ
バー45の作用により、排紙トレイ14が使用状態にあ
るときは、排紙ローラ42は図10の矢印N方向に自由
に回転することが可能である。
【0048】排紙トレイ14を収納状態とすると、排紙
トレイ14に設けられた排紙トレイ突起14aが排紙コ
ントロールレバー45のテーパー面45bに当接し、排
紙コントロールレバー45を紙面の垂直奥方向にスライ
ドさせる。すると、排紙ローラ42に設けられたVノッ
チと排紙コントロールレバー45の爪部45aが係合
し、排紙ローラ42の矢印N方向への回転を阻止する。
搬送ローラ40は排紙ローラ42とギア列で連結されて
いるため、搬送ローラ40の回転も阻止されて記録シー
ト30の搬送は停止される。排紙トレイ14を再び使用
状態とすれば、排紙コントロールレバー45は不図示の
バネにより元の位置に復帰するため、排紙ローラ42お
よび搬送ローラ40の回転阻止手段は解除され、記録シ
ートの搬送が可能となる。以上の構成により、排紙トレ
イ14が収納状態の場合には記録シート30は搬送され
ず、記録装置内で記録シートのジャムが発生することは
ない。
【0049】また、第2の実施の形態と同様に、排紙ト
レイ14の位置を検知する検知手段を設け、排紙トレイ
14が収納状態にあることを検知すると、記録シートの
搬送手段あるいは記録ヘッドの駆動手段の動作を停止す
るように構成しても良い。
【0050】また、第3の実施の形態と同様に、排紙ト
レイ14の使用状態から収納状態への移動に応じてピン
チローラ41および拍車ローラ43を搬送ローラ40お
よび排紙ローラ42から離間させる構成としてもよい。
ローラ対の一方のローラを離間することにより、記録シ
ートの搬送力が無くなり記録媒体の搬送が行われない。
そのため、記録装置内で記録シートのジャムが発生する
ことがない。
【0051】また、上述の各実施形態は、記録ヘッドを
主走査方向に移動させるシリアルタイプの記録装置に、
本発明を適用した構成となっている。しかし、本発明
は、記録シートの幅方向の全域に渡って延在する記録ヘ
ッドを用いて、記録シートを連続的に搬送しつつ、記録
ヘッドによって画像を記録するフルラインタイプの記録
装置に対しても適用することができる。
【0052】また、上述の各実施形態は、インクジェッ
ト方式のうち、いわゆるBJ方式の記録ヘッドを用いた
例について説明した。しかし、本発明は、このような記
録ヘッドの記録方式によらず、種々の記録方式に適用で
きる。記録ヘッドの記録方式としては、例えば、BJ方
式以外に、ピエゾ方式のものでもよく、また、インクジ
ェット方式でなく、熱転写方式等、種々の記録素子を備
えた方式の記録ヘッドも用いることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録シートを積載したまま給送トレイを収納状態として
誤って給送命令を出しても、記録装置内で記録シートの
ジャムが発生することがない。そのため、記録装置の機
構部が破損することがなく記録装置の信頼性が向上す
る。
【0054】また、給送ローラが初期位置以外で停止し
ても、給送トレイの使用状態から収納状態への移動に応
じて給送ローラを初期位置に移動するため、次に給送ト
レイを使用状態としたときに、すぐに給送ローラは給送
可能な状態となり記録装置の操作性が向上する。
【0055】また、記録動作中に誤って排紙トレイを収
納したり、排紙トレイが収納状態のときに誤って給送命
令を出しても、記録装置内で記録シートのジャムが発生
することがない。そのため、記録装置の機構部が破損す
ることがなく記録装置の信頼性が向上する。
【0056】さらに、給送トレイまたは排紙トレイが折
り畳み可能に構成できるため、収納状態において記録装
置のサイズを小さくすることができ、省スペース性に優
れた記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の記録装置の斜視図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の給送部の斜視図で
ある。
【図3】給送ローラギアの構成を示す斜視図である。
【図4】コントロールレバー周りの構成を示す斜視図で
ある。
【図5】コントロールレバー周りの構成を示す斜視図で
ある。
【図6】コントロールレバー周りの構成を示す斜視図で
ある。
【図7】本発明の第2の実施の形態の記録装置の斜視図
である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の記録装置における
給送部の側面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の記録装置における
給送部の側面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態の記録装置の側面
図である。
【符号の説明】
10 記録装置 11 給送部 12 記録部 13 筐体 14 排紙トレイ 20 給送トレイ 21 圧板 22 給送ローラ 23 分離パッド 24 サイドガイド 25 給送ローラギア 26 給送トレイリンク 27 コントロールレバー 28 コントロールレバーバネ 29 給送部ベース 30 記録媒体 31 給送トレイセンサ 32 分離パッド押さえ 33 圧板押さえ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 3/06 350 B65H 3/06 350C 11/00 11/00 A H 29/22 29/22 Z 31/00 31/00 B Fターム(参考) 2C058 AB02 AB10 AC07 AD01 AE02 AF17 AF25 GB06 GB54 3F049 AA01 CA31 DA12 LA07 LB03 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BA04 BC04 BC09 BC14 3F063 AA01 BA02 BA04 BA08 BA09 CD01 3F343 FA02 FB04 HA05 HA28 HB02 HC23 HC28 KB02 LA04 LA15 LC17 LC25 MC25

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段により記録媒体に記録を行う記
    録装置において、 記録媒体を積載し第1の位置と第2の位置との間を移動
    可能な給送トレイと、 前記給送トレイに積載された記録媒体を給送する給送ロ
    ーラと、 前記給送ローラを駆動する駆動源と、 を備え、 前記給送トレイが前記第1の位置にあるときは前記給送
    ローラにより前記給送トレイに積載された記録媒体の搬
    送が可能で、前記給送トレイが前記第2の位置にあると
    きは前記給送ローラによる前記給送トレイに積載された
    記録媒体の搬送ができないことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の位置は前記給送トレイの使用
    位置であり、前記第2の位置は前記給送トレイの収納位
    置であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記給送トレイが前記第1の位置から前
    記第2の位置へ移動する動作に応じて給送部の動作を抑
    止するロック手段を備え、前記給送トレイが前記第2の
    位置から前記第1の位置へ移動する動作に応じて前記ロ
    ック手段は解除されることを特徴とする請求項1または
    2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記給送トレイが前記第1の位置から前
    記第2の位置へ移動する動作に応じて、前記給送ローラ
    が回転できないようにすることを特徴とする請求項3に
    記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記給送ローラにVノッチを備え、該V
    ノッチと部材が係合することにより前記給送ローラが回
    転できなくなることを特徴とする請求項4に記載の記録
    装置。
  6. 【請求項6】 前記給送トレイが前記第2の位置にある
    ことを検知する検知手段を備え、前記給送トレイが前記
    第2の位置にあると検知すると前記給送部を駆動する駆
    動源を駆動させない制御手段をもつことを特徴とする請
    求項3に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 付勢手段により前記給送ローラに付勢さ
    れる圧板を備え、前記給送トレイが前記第1の位置から
    前記第2の位置へ移動する動作に応じて、前記圧板を前
    記給送ローラから待避させることを特徴とする請求項3
    に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 付勢手段により前記給送ローラに付勢さ
    れる分離パッドを備え、前記給送トレイが前記第1の位
    置から前記第2の位置へ移動する動作に応じて、前記分
    離パッドを前記給送ローラから待避させることを特徴と
    する請求項3または7に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記給送ローラが初期位置以外にあると
    きは、前記給送トレイを前記第1の位置から前記第2の
    位置へ移動できないことを特徴とする請求項1または2
    に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記給送トレイを前記第1の位置から
    前記第2の位置へ移動する動作に応じて、前記給送ロー
    ラを初期位置に移動することを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 記録手段により記録媒体に記録を行う
    記録装置において、 記録手段により記録された記録媒体を排出する排紙ロー
    ラと、 前記排出ローラにより排出された記録媒体を積載し第1
    の位置と第2の位置との間を移動可能は排紙トレイと、 を備え、 前記排紙トレイが前記第1の位置にあるときは前記排紙
    ローラにより記録媒体の搬送が可能で、前記排紙トレイ
    が前記第2の位置にあるときは前記排紙ローラによる記
    録媒体の搬送ができないことを特徴とする記録装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の位置は前記排紙トレイの使
    用位置であり、前記第2の位置は前記排紙トレイの収納
    位置であることを特徴とする請求項11に記載の記録装
    置。
  13. 【請求項13】 前記排紙トレイが前記第1の位置から
    前記第2の位置へ移動する動作に応じて記録媒体の排出
    動作を抑止するロック手段を備え、前記排紙トレイが前
    記第2の位置から前記第1の位置へ移動する動作に応じ
    て前記ロック手段は解除されることを特徴とする請求項
    11または12に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 前記排紙トレイが前記第1の位置から
    前記第2の位置へ移動する動作に応じて、前記排紙ロー
    ラが回転できないようにすることを特徴とする請求項1
    3に記載の記録装置。
  15. 【請求項15】 前記排紙ローラにVノッチを備え、該
    Vノッチと部材が係合することにより前記排紙ローラが
    回転できなくなることを特徴とする請求項14に記載の
    記録装置。
  16. 【請求項16】 前記排紙トレイが前記第2の位置にあ
    ることを検知する検知手段を備え、前記排紙トレイが前
    記第2の位置にあると検知すると前記排紙ローラを駆動
    する駆動源を駆動させない制御手段をもつことを特徴と
    する請求項13に記載の記録装置。
  17. 【請求項17】 前記記録手段は、インクを吐出可能な
    インクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求
    項1ないし16のいずれか1項に記載の記録装置。
  18. 【請求項18】 前記インクジェット記録ヘッドは、イ
    ンクの吐出に利用される熱エネルギーを発生する電気熱
    変換体を備えたことを特徴とする請求項17に記載の記
    録装置。
JP2001379829A 2001-12-13 2001-12-13 記録装置 Expired - Fee Related JP3848148B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379829A JP3848148B2 (ja) 2001-12-13 2001-12-13 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379829A JP3848148B2 (ja) 2001-12-13 2001-12-13 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003182874A true JP2003182874A (ja) 2003-07-03
JP3848148B2 JP3848148B2 (ja) 2006-11-22

Family

ID=27591181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001379829A Expired - Fee Related JP3848148B2 (ja) 2001-12-13 2001-12-13 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3848148B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248750A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Ricoh Co Ltd シート材搬送装置および画像形成装置
JP2007217065A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Canon Inc シート分離供給装置及び画像形成装置
US20080038030A1 (en) * 2006-08-11 2008-02-14 Fuji Xerox Co., Ltd. Conveying apparatus and image forming apparatus
JP2008156024A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Nisca Corp 給紙装置
JP2008156023A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Nisca Corp 給紙装置
US7401879B2 (en) 2003-10-02 2008-07-22 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus
US7677556B2 (en) * 2006-03-24 2010-03-16 Canon Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus and image forming apparatus
CN102001239A (zh) * 2009-08-27 2011-04-06 兄弟工业株式会社 图像记录装置
CN102407687A (zh) * 2010-09-21 2012-04-11 兄弟工业株式会社 图像记录装置
JP2015174279A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 セイコーエプソン株式会社 記録装置及びカバーの組み付け方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7401879B2 (en) 2003-10-02 2008-07-22 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus
JP2006248750A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Ricoh Co Ltd シート材搬送装置および画像形成装置
US8038143B2 (en) 2005-03-14 2011-10-18 Ricoh Company, Ltd. Sheet delivery device and image forming device
JP4613081B2 (ja) * 2005-03-14 2011-01-12 株式会社リコー 画像形成装置
JP2007217065A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Canon Inc シート分離供給装置及び画像形成装置
JP4669404B2 (ja) * 2006-02-14 2011-04-13 キヤノン株式会社 シート分離供給装置及び画像形成装置
US7677556B2 (en) * 2006-03-24 2010-03-16 Canon Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus and image forming apparatus
US20080038030A1 (en) * 2006-08-11 2008-02-14 Fuji Xerox Co., Ltd. Conveying apparatus and image forming apparatus
US8565663B2 (en) * 2006-08-11 2013-10-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Conveying apparatus and image forming apparatus
JP2008156023A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Nisca Corp 給紙装置
JP2008156024A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Nisca Corp 給紙装置
CN102001239A (zh) * 2009-08-27 2011-04-06 兄弟工业株式会社 图像记录装置
CN102407687A (zh) * 2010-09-21 2012-04-11 兄弟工业株式会社 图像记录装置
JP2015174279A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 セイコーエプソン株式会社 記録装置及びカバーの組み付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3848148B2 (ja) 2006-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1683643B1 (en) Read/write processing device with paper release on jam detection
EP2133751B1 (en) Image processing apparatus and transport device
JP2008207944A (ja) 給紙装置
US8390832B2 (en) Printing apparatus and initialization method of the same
JP2003182874A (ja) 記録装置
US8608156B2 (en) Drive switching mechanism and feeding device
JP2009040574A (ja) 給紙装置及び記録装置
US7959149B2 (en) Recording apparatus
JP4204536B2 (ja) 用紙サイズ検知装置と画像形成装置
US20080158288A1 (en) Recording apparatus
JP2019127356A (ja) シート積載装置、シート後処理装置及びこれを備えた画像形成装置
CN113225445A (zh) 图像读取装置和图像形成装置
JP2008080649A (ja) 搬送機構及びそれを備えた記録装置
JP4194537B2 (ja) 画像処理装置
JP2001063166A (ja) カッタ付きプリンタ
US6203007B1 (en) Paper discharging mechanism for an image processing apparatus
JP7423339B2 (ja) 給送装置及び記録装置
JP7359278B2 (ja) 画像読取装置
JP2001022137A (ja) シート材搬送装置及び画像読取装置
JP2001162584A (ja) シート切断装置
JP3965582B2 (ja) 自動給紙装置、該自動給紙装置を備えた記録装置
JP2006117362A (ja) 媒体給送装置及び該媒体給送装置を備えた記録装置と液体噴射装置
JP2647395B2 (ja) 紙葉体処理装置
JP2022031025A (ja) シート搬送装置及び画像読取装置
JP2024036722A (ja) 原稿給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Written amendment

Effective date: 20060718

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20060822

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20060824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees