JP2003182741A - 紙カップ及びその使用方法 - Google Patents
紙カップ及びその使用方法Info
- Publication number
- JP2003182741A JP2003182741A JP2001384234A JP2001384234A JP2003182741A JP 2003182741 A JP2003182741 A JP 2003182741A JP 2001384234 A JP2001384234 A JP 2001384234A JP 2001384234 A JP2001384234 A JP 2001384234A JP 2003182741 A JP2003182741 A JP 2003182741A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper cup
- head space
- reduced
- film
- paper
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】紙カップのヘッドスペースを、必要に応じて減
らし、減らした場合に必要に応じて元に戻せるようにす
ること。 【解決手段】胴部(10)と底部とを有する紙カップで
あって、前記胴部(10)の中部(12)がフィルムで
構成されていることを特徴とする紙カップを、折り畳む
ことでヘッドスペースを減らし、折り畳んだ後、広げる
ことでヘッドスペースを元に戻すことで、ヘッドスペー
スを、必要に応じて減らし、減らした場合に必要に応じ
て元に戻すようにする。
らし、減らした場合に必要に応じて元に戻せるようにす
ること。 【解決手段】胴部(10)と底部とを有する紙カップで
あって、前記胴部(10)の中部(12)がフィルムで
構成されていることを特徴とする紙カップを、折り畳む
ことでヘッドスペースを減らし、折り畳んだ後、広げる
ことでヘッドスペースを元に戻すことで、ヘッドスペー
スを、必要に応じて減らし、減らした場合に必要に応じ
て元に戻すようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドスペース
(空間容積)を必要に応じて減らし、減らした場合に必
要に応じて元に戻せる紙カップと、その使用方法に関す
る。
(空間容積)を必要に応じて減らし、減らした場合に必
要に応じて元に戻せる紙カップと、その使用方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、紙カップは、例えば図3、図4
に示すように、扇形状の胴紙の一方の端縁をもう一方の
端縁に重ね合わせて接合させ、下方に向かって先細る円
筒形状の胴部材とする胴部材形成工程(a)、別に底部
材用ロールからほぼ円形状に打ち抜かれた底紙を外周縁
部を下向きに起立させて底部材とする底部材形成工程
(b)、胴部材の下部内面に底部材の外周縁部の内面を
接合させる接合工程(c)、さらに外周縁部を覆うよう
に前記前記胴部材の下端縁部を内方に折り曲げ、底部材
の外周縁部の外面に接合させて環状脚部(24)が形成
させる環状脚部形成工程(d)、最後に胴部材の上部周
縁を外方に巻き込み、口縁部(23)を形成させる口縁
部形成工程(e)を経て、胴部(21)と底部(22)
とを有する紙カップを製造している。
に示すように、扇形状の胴紙の一方の端縁をもう一方の
端縁に重ね合わせて接合させ、下方に向かって先細る円
筒形状の胴部材とする胴部材形成工程(a)、別に底部
材用ロールからほぼ円形状に打ち抜かれた底紙を外周縁
部を下向きに起立させて底部材とする底部材形成工程
(b)、胴部材の下部内面に底部材の外周縁部の内面を
接合させる接合工程(c)、さらに外周縁部を覆うよう
に前記前記胴部材の下端縁部を内方に折り曲げ、底部材
の外周縁部の外面に接合させて環状脚部(24)が形成
させる環状脚部形成工程(d)、最後に胴部材の上部周
縁を外方に巻き込み、口縁部(23)を形成させる口縁
部形成工程(e)を経て、胴部(21)と底部(22)
とを有する紙カップを製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の紙カ
ップでは、ヘッドスペース(空間容積)が大きく、輸送
効率に関して無駄が大きいという欠点がある。特に、電
子レンジ対応の紙カップであれば、内容物の吹きこぼれ
防止のため、余計にヘッドスペースを取らなければなら
ず、さらに無駄が大きくなる。
ップでは、ヘッドスペース(空間容積)が大きく、輸送
効率に関して無駄が大きいという欠点がある。特に、電
子レンジ対応の紙カップであれば、内容物の吹きこぼれ
防止のため、余計にヘッドスペースを取らなければなら
ず、さらに無駄が大きくなる。
【0004】本発明は係る従来技術の欠点に鑑みてなさ
れたもので、紙カップのヘッドスペースを、必要に応じ
て減らし、減らした場合に必要に応じて元に戻せるよう
にすることを課題とする。
れたもので、紙カップのヘッドスペースを、必要に応じ
て減らし、減らした場合に必要に応じて元に戻せるよう
にすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を達成するために、まず請求項1の発明では、胴部と
底部とを有する紙カップであって、前記胴部の中部がフ
ィルムで構成されていることを特徴とする紙カップとし
たものである。
題を達成するために、まず請求項1の発明では、胴部と
底部とを有する紙カップであって、前記胴部の中部がフ
ィルムで構成されていることを特徴とする紙カップとし
たものである。
【0006】また請求項2の発明では、折り畳むことで
ヘッドスペースを減らし、折り畳んだ後、広げることで
ヘッドスペースを元に戻すことを特徴とする請求項1に
記載の紙カップの使用方法としたものである。
ヘッドスペースを減らし、折り畳んだ後、広げることで
ヘッドスペースを元に戻すことを特徴とする請求項1に
記載の紙カップの使用方法としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の紙カップは、胴部と底部
とを有することは従来の紙カップと同じである。しか
し、本発明の紙カップは、図1に示すように、胴部の構
成が、従来の紙カップと異なり、胴部(10)が、上部
(11)、中部(12)、下部(13)に分かれ、上部
(11)と下部(13)とは従来の紙カップと同様に紙
で構成し、中部(12)をフィルムで構成する。
とを有することは従来の紙カップと同じである。しか
し、本発明の紙カップは、図1に示すように、胴部の構
成が、従来の紙カップと異なり、胴部(10)が、上部
(11)、中部(12)、下部(13)に分かれ、上部
(11)と下部(13)とは従来の紙カップと同様に紙
で構成し、中部(12)をフィルムで構成する。
【0008】本発明の紙カップは、中部(12)をフィ
ルム構成にしたことで、図2に示すように、折り畳むこ
とが可能になり、また、折り畳んだものを広げて、図1
に示す元の形に戻すことが可能になる。従って、本発明
の紙カップは、ヘッドスペースを、必要に応じて減ら
し、減らした場合に必要に応じて元に戻せる。
ルム構成にしたことで、図2に示すように、折り畳むこ
とが可能になり、また、折り畳んだものを広げて、図1
に示す元の形に戻すことが可能になる。従って、本発明
の紙カップは、ヘッドスペースを、必要に応じて減ら
し、減らした場合に必要に応じて元に戻せる。
【0009】
【発明の効果】請求項1の発明は、紙カップの胴部の中
部をフィルム構成にしたので、折り畳め、折り畳んだ場
合に広げて元の形に戻すことが可能になり、それゆえヘ
ッドスペースを、必要に応じて減らし、減らした場合に
必要に応じて元に戻せるという効果がある。
部をフィルム構成にしたので、折り畳め、折り畳んだ場
合に広げて元の形に戻すことが可能になり、それゆえヘ
ッドスペースを、必要に応じて減らし、減らした場合に
必要に応じて元に戻せるという効果がある。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の紙カ
ップのヘッドスペースを、折り畳むことで減らし、折り
畳んだ後、広げることでヘッドスペースを元に戻すの
で、それゆえヘッドスペースを、必要に応じて減らし、
減らした場合に必要に応じて元に戻せるという効果があ
る。
ップのヘッドスペースを、折り畳むことで減らし、折り
畳んだ後、広げることでヘッドスペースを元に戻すの
で、それゆえヘッドスペースを、必要に応じて減らし、
減らした場合に必要に応じて元に戻せるという効果があ
る。
【0011】従って、本発明により、流通時に、紙カッ
プのヘッドスペースを減容化でき、流通、陳列、保管の
効率を上げられるという効果がある。
プのヘッドスペースを減容化でき、流通、陳列、保管の
効率を上げられるという効果がある。
【図1】本発明カップの構成を説明する図。
【図2】本発明カップはヘッドスペースを減らすことが
可能であることを説明する図。
可能であることを説明する図。
【図3】従来の紙カップの一例を説明する部分断面図。
【図4】従来の紙カップの一般的な製造工程の一例を説
明する図。
明する図。
10…胴部
11…上部(紙)
12…中部(フィルム)
13…下部(紙)
21…胴部
22…底部
23…口縁部
24…環状カール部
Claims (2)
- 【請求項1】胴部と底部とを有する紙カップであって、
前記胴部の中部がフィルムで構成されていることを特徴
とする紙カップ。 - 【請求項2】折り畳むことでヘッドスペースを減らし、
折り畳んだ後、広げることでヘッドスペースを元に戻す
ことを特徴とする請求項1に記載の紙カップの使用方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001384234A JP2003182741A (ja) | 2001-12-18 | 2001-12-18 | 紙カップ及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001384234A JP2003182741A (ja) | 2001-12-18 | 2001-12-18 | 紙カップ及びその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003182741A true JP2003182741A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27594012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001384234A Withdrawn JP2003182741A (ja) | 2001-12-18 | 2001-12-18 | 紙カップ及びその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003182741A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010082742A2 (ko) * | 2009-01-14 | 2010-07-22 | Park Keon Ju | 체적가변 용기 |
CN102490963A (zh) * | 2011-12-22 | 2012-06-13 | 吴江市德佐日用化学品有限公司 | 一种洗发露瓶 |
KR101367018B1 (ko) | 2010-09-27 | 2014-02-24 | 변동환 | 접이식 종이컵의 옆지 성형 방법과 접이식 종이컵 |
JP7494457B2 (ja) | 2019-09-30 | 2024-06-04 | 大日本印刷株式会社 | 包装容器 |
-
2001
- 2001-12-18 JP JP2001384234A patent/JP2003182741A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010082742A2 (ko) * | 2009-01-14 | 2010-07-22 | Park Keon Ju | 체적가변 용기 |
WO2010082742A3 (ko) * | 2009-01-14 | 2010-11-04 | Park Keon Ju | 체적가변 용기 |
KR101367018B1 (ko) | 2010-09-27 | 2014-02-24 | 변동환 | 접이식 종이컵의 옆지 성형 방법과 접이식 종이컵 |
CN102490963A (zh) * | 2011-12-22 | 2012-06-13 | 吴江市德佐日用化学品有限公司 | 一种洗发露瓶 |
JP7494457B2 (ja) | 2019-09-30 | 2024-06-04 | 大日本印刷株式会社 | 包装容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040916 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070802 |