JP7494457B2 - 包装容器 - Google Patents

包装容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7494457B2
JP7494457B2 JP2019179522A JP2019179522A JP7494457B2 JP 7494457 B2 JP7494457 B2 JP 7494457B2 JP 2019179522 A JP2019179522 A JP 2019179522A JP 2019179522 A JP2019179522 A JP 2019179522A JP 7494457 B2 JP7494457 B2 JP 7494457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
flexible body
packaging container
strength
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019179522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021054481A (ja
Inventor
亮介 丸尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2019179522A priority Critical patent/JP7494457B2/ja
Publication of JP2021054481A publication Critical patent/JP2021054481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7494457B2 publication Critical patent/JP7494457B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

この発明は包装容器,特に内容物を揉み込むまたは潰すのに適する包装容器に関する。
ヨーグルト,氷菓,アイスクリーム,ゼリー等をプラスチック製のパウチ容器やチューブ容器に充填して販売することがある。特許文献1は果肉入りヨーグルトを充填したプラスチック製包装容器を,特許文献2は氷菓子(アイスクリーム)を充填したプラスチック製包装容器を,それぞれ開示する。開示されているパウチ容器やチューブ容器は柔らかいプラスチックシートによってつくられているので,手で掴んで押し潰すことで,容器内の内容物を外に押し出すことができる。
特開2006-199350号公報 特開2006-137433号公報
特許文献1および2に記載の包装容器は,容器全体が柔らかいプラスチックシートによって形成されているので,容器を手で掴んで押し潰すと,基本的には押し潰した容器形態がそのまま維持される。内容物を揉み込むまたは複数回にわたって潰す(細かく砕く)のには適していない。
この発明は,容器内の内容物を揉み込むまたは潰すのに適する包装容器を提供することを目的とする。
この発明による包装容器は,蓋材または天部によって閉じられる上部開口を有する筒状の上枠体,上記上枠体と間隔をあけて設けられる有底筒状の下枠体,ならびに上枠体および下枠体のそれぞれに固定され,上枠体と下枠体の間の隙間を塞ぐ,上枠体および下枠体よりも強度の小さい筒状可撓性胴部とを備えているものである。筒状の形状は上部よりも下部の径がやや小さい逆円錐台形,上部よりも下部の径がやや大きい円錐台形,縦方向に一定の径を持つ円筒形,断面が多角形の角筒状,その他の任意の形状を含む。
筒状上枠体の上部開口は,蓋材,シールによって塞がれた内容物の取出穴が形成された天面部,キャップによって塞がれたスパウトが取り付けられた天面部等によって閉じられる。蓋材を剥がす,シールを剥がす,キャップを取り外す等することで,開口ないし取出穴を通じて容器内の内容物を外に出すことができる。
筒状上枠体および筒状下枠体と筒状可撓性胴部とにはそれらの強度に差があればよい。もっとも,強度差が小さすぎると筒状上枠体および筒状下枠体の形状が保たれにくくなる(可撓性胴部は当然に変形するものの,上枠体および下枠体もまた同時に変形してしまう)ことが考えられるので,上枠体および下枠体の形状をある程度保つ(保形する)ことができる,換言すると可撓性胴部のみを変形させることができる程度の強度差(剛度差)が,上枠体および下枠体と可撓性胴部との間にあることが好ましい。
所望の強度差は上枠体および下枠体と可撓性胴部との材料または構成(素材,層構成など)を異ならせることによって生じさせることができる。これに加えてまたは変えて,上枠体および下枠体と可撓性胴部との厚さを異ならせることで所望の強度差を生じさせてもよい。すなわち上枠体および下枠体と可撓性胴部とは同一材料のものであってもよく,この場合には厚さを異ならせることで所望の強度差を生じさせることができる。物を包装する包装材としての用途を考えると,上枠体および下枠体の材料としては,たとえばポリスチレン,ポリエチレン,ポリエチレンテレフタレート,ポリプロピレン,ナイロン等の樹脂,紙,アルミニウム箔等の金属,これらの積層体が挙げられ,紙製のもの(合成樹脂を一切含まないという意味ではなく,合成樹脂を含むとしても紙が最も重いもの)を採用することができる。可撓性胴部の材料としては,たとえばポリスチレン,ポリエチレン,ポリエチレンテレフタレート,ポリプロピレン,ナイロン等の樹脂,アルミニウム箔等の金属,これらの積層体が挙げられる。包装容器全体としても紙を最も重くすることができ,その場合には包装容器は紙製容器包装に区分される。
筒状可撓性胴部の強度は筒状上枠体および筒状下枠体の強度よりも小さいので,上枠体および下枠体を変形させることなくまたは変形の程度を小さく保ちつつ,筒状可撓性胴部を変形させることができる。筒状可撓性胴部を手で握る(掴む)ことで,筒状可撓性胴部は内向きに押され,内容物が潰される。
この発明によると,筒状可撓性胴部を変形させつつ上枠体および下枠体については変形させないようにすることができるので,手で握ることによって内向きに押されて変形した筒状可撓性胴部は,手を緩める(握るのをやめる)と再び元の筒状形態に戻る,または完全には元の筒状形態に戻らないとしても,筒状の上下枠体が変形しないので,筒状可撓性胴部はいくらか膨らんで筒状に至る。このため内容物を揉み込む,複数回にわたって内容物を潰して細かくするまたは柔らかくする,内容物を十分にかき混ぜる,のに適している。
筒状可撓性胴部を手で握りつぶすことを考えると,筒状可撓性胴部は,人,特に幼児や高齢者の握力でも容易に変形させることができるのが好ましい。一実施態様では,筒状可撓性胴部の強度は50N以下である。この程度の強度であれば,指1本で押したとしても筒状可撓性胴部は変形する。
一実施態様では,筒状上枠体と筒状下枠体の間の隙間が易切除線を介して上記上枠体および下枠体のそれぞれにつながる筒状の中枠体によって塞がれている。包装容器の搬送中に筒状可撓性胴部を保護することができる。易切除線に沿って中枠体を切取ると,上枠体と下枠体の間に筒状可撓性胴部が現れる。
好ましくは,上記筒状可撓性胴部の上端部が上記筒状上枠体の上端縁部に,上記筒状可撓性胴部の下端部が上記筒状下枠体の下端縁部に,それぞれ固定されている。筒状可撓性胴部を手掴んで潰したときに,筒状可撓性胴部と上枠体および下枠体との間に隙間があき,筒状可撓性胴部のみを変形させることができ,変形する筒状可撓性胴部に引っ張られて上枠体および下枠体も変形することが防止される。
この発明は次のように規定することもできる。第2の発明による包装容器は,蓋材または天部によって閉じられる上部開口を有する有底筒状の胴部,上記胴部に上下に間隔をあけて形成され,周方向にのびる2本の易切除線,ならびに上記胴部の内面側に設けられ,上記易切除線によって挟まれる上記胴部の範囲を覆う大きさを備え,上記易切除線によって挟まれる範囲の上方および下方のそれぞれにおいて上記胴部に固定される,上記胴部よりも強度の小さい筒状可撓膜を備えている。
2本の易切除線に沿って胴部の中間部分を切取ると,胴部の内面側に設けられている筒状可撓膜が現れる。胴部は筒状可撓膜を挟んで上側部分と下側部分とに分離する。胴部の中間部分に現れる筒状可撓膜の強度が小さいので,そこを手で握ることで筒状可撓膜を変形させ,内容物を揉み込むまたは潰すことができる。
上記筒状胴部は上部から下部に向けて全体的に径が小さくなっているものでも,全体が同一径のものであってもよい。筒状胴部を上部から下部に向けて全体的に径が小さくなるように形成しておくと,筒状可撓膜の上部の胴部内側に,筒状可撓膜の下部の胴部を収めることができるので,包装容器の減容化を図ることができる。
包装容器の斜視図である。 図1のII-II線に沿う一部破断正面図である。 包装容器を構成する胴部の展開図である。 図3のIV-IV線に沿う拡大断面図である。 可撓性胴部を手で掴んでいる様子を示す斜視図である。 変形例の包装容器の斜視図である。 他の実施例の包装容器の斜視図である。 さらに他の実施例の包装容器の斜視図である。
図1から図5はこの発明の実施例による包装容器(紙カップ)を示している。図1は包装容器の斜視図を,図2は図1のII-II線に沿う包装容器の一部破断正面図を,図3は包装容器を構成する胴部を外側から示す展開図(ブランク図)を,図4は図3のIV-IV線に沿う胴部の拡大断面図をそれぞれ示している。図5は包装容器の胴部(筒状可撓膜,筒状弱強度部)を掴んだときの包装容器の斜視図を示している。
図1および図2を参照して,包装容器1は,胴部10と底部20とから構成される容器の上部開口を蓋材30によって閉じたものである。胴部10は上の径が大きく,下にいくほど径が小さくなる円筒状(逆円錐台状)で,開口する胴部10の上縁周端部は丸みを帯びるように外側に巻かれてカール部11が形成されている。胴部10の上縁周端部を単に折り畳み,わずかに外向きに広がるフランジ部を形成してもよい。カール部11によって形成される環状の上面に蓋材30が接着されることで胴部10の上部開口は閉じられる。底部20は円形で,その周端部が下向きに屈曲されている(屈曲部21)。底部20は胴部10の下端開口内にぴったりと嵌り,胴部10の下縁周端部が内側に折り返され(折り返し部15),この折り返し部15が底部20の屈曲部21を挟んでいる。底部20の屈曲部21の内外両面とこれを挟む胴部10の下端部の折り返し部15の内面とは接着または溶着される。
図1を参照して,蓋材30は,たとえば上層シート31と下層シート32の積層構造のもので,これらの層間(一部のみでもよい)に易剥離剤(図示略)を設けたものである。上層シート31をめくることで内容物の取り出し口33が形成された下層シート32が現れる。取り出し口33から内容物を外に出す(注ぎ出す,吸引する)ことができる。
包装容器1を構成する胴部10は,円筒状の可撓性胴部(可撓性膜)14と,可撓性胴部14の上部および下部のそれぞれにおいて,可撓性胴部14の外面に重ねられたリング状の(背の低い円筒状の)上枠体12および下枠体13とから構成されている。
包装容器1の胴部10は図3に示す弧状のブランクから作られる。図4も参照して,胴部10のブランクは,可撓性胴部14を形成する弧状フィルム14aと,弧状フィルム14aの上部外面に重ねられた,上枠体12を形成する弧状の紙製シート12aと,弧状フィルム14aの下部外面に重ねられた下枠体13を形成する弧状の紙製シート13aを含む。ブランクの一側部に接着部19が設けられており,接着部19を用いてブランクの側部同士を接着して円筒状にし,上述のように,上縁周端部および下縁周端部を折り返すことで円筒状の胴部10が作られる。
弧状フィルム14aの上端部分および下端部分を,上枠体12を形成する紙製シート12aの上端部分,下枠体13を形成する紙製シート13aの下端部分と接着してもよい。もっとも,図1,図2に示すように,完成した包装容器1において,可撓性胴部14の上端部はカール部11によってかしめられることで上枠体12と一体にされ(固定され),可撓性胴部14の下端部は折り返し部15によってかしめられることによって下枠体13と一体にされる(固定される)ので,弧状フィルム14aと紙製シート12a,13aの接着は必ずしも必要ではない。
上述のように,上枠体12,下枠体13はいずれも紙製(紙製シート)であり,たとえば260g/mの坪量のものを用いることができる。上枠体12,下枠体13の表面および/または裏面には包装容器1に求められる機能(遮光性,耐油性,耐水性等)に応じて合成樹脂をコーティングまたは積層してもよい。
可撓性胴部14にはたとえば樹脂フィルムや金属フィルムから構成される積層体が用いられ,一例として,内側から外側に向けて40μm厚のポリエチレン(PE)/12μm厚のポリエチレンテレフタレート(PET)/接着剤/7μm厚のアルミニウム(AL)/15μm厚のエチレン・メタアクリル酸共重合(EMAA)を積層したものが用いられる。可撓性胴部14の層構成も,包装容器1に求められる機能に応じて適宜選択され,その厚みも内容物等に応じて適宜調整される。
可撓性胴部14の厚さは薄く(上述のように全体で数十μm),可撓性を持つ。他方,上枠体12,下枠体13は厚さを持つ紙材によって構成され,可撓性胴部14に比べて重量が大きくかつ強度(剛度)が高く,一般に可撓性はない(もちろん多少の可撓性を持たせてもよい)。一例として,上枠体12,下枠体13には,厚さ280μmの紙材が採用される。可撓性胴部14には厚さ74μmの上述した積層体が採用される。
試作した包装容器1の可撓性胴部14の強度(押込み強度)を測定したところ,可撓性胴部14の幅(上枠体12の下端から下枠体13の上端までの距離)に応じて変動は生じたが,0.5N~4.0N程度の強度(押し込み強度)があれば,可撓性胴部14を完全につぶすことができた。押し込み強度は押し込み試験機(たとえば株式会社エー・アンド・デイ製のテンシロン万能材料試験機)を用いて測定することができる。包装容器1を横向きに配置して冶具を用いて包装容器1を固定し,直径10mmの棒状の圧子を可撓性胴部14に向けて50mm/minの速度で押し当て,包装容器1の上部開口の直径の半分まで押し込む。圧子に加わる力(抵抗力)がロードセルによって計測され,これを強度(押し込み強度)として扱うことができる。
試作した包装容器1の上枠体12および下枠体13については20N程度の強度が計測され,可撓性胴部14の強度よりもはるかに大きい強度であった。もっとも,20N程度の強度であっても人の手で簡単に潰すことはできる。可撓性胴部14の強度が上枠体12および下枠体13の強度よりも小さいので,可撓性胴部14を手で握れば,上枠体12および下枠体13を変形させずに可撓性胴部14だけを変形させることが可能である。
図2を参照して,底部20についても紙材22と可撓性フィルム23とから構成することができる。底部20を構成する紙材22,可撓性フィルム23は,上枠体12,下枠体13を構成する紙材,可撓性胴部14を構成するフィルムと同一素材としてもよいし,異なる素材を用いてもよい。
図5は,包装容器1の可撓性胴部14を手で掴んでいる様子を示している。
上述したように,包装容器1の可撓性胴部14は上述したように強度が小さい。このため,可撓性胴部14を手で掴むと,可撓性胴部14は内向きに変形する。
可撓性胴部14の強度に比べて上枠体12および下枠体13の強度は大きく,また可撓性胴部14は,その上端部および下端部(カール部11および折り返し部15)を除いて上枠体12,下枠体13と接着されていない。このため可撓性胴部14を手で掴んで変形させても,上枠体12および下枠体13は変形せずまたはほぼ変形せず,リング形状(円筒形状)を保つ。
可撓性胴部14を握る手を緩める(手で掴むのをやめる)と,可撓性胴部14の上端および下端が固定されている上枠体12および下枠体13が円筒形を維持しているので,変形した可撓性胴部14は,完全には元の円筒形に戻らないとしてもいくらか膨らみを戻す。
膨らみが戻った可撓性胴部14を再び手で握ることで,複数回にわたって可撓性胴部14の変形を繰り返す(揉み込む)(手で可撓性胴部14を締め付けたり,緩めたりを繰り返す)ことができる。手を汚すことなく,内容物(たとえば食べ物)を包装容器1内で揉み込むまたは細かく潰すことができる。包装容器1にゼリー,氷菓,アイスクリームその他の粘度の比較的高い内容物が充填されている場合であれば,可撓性胴部14を握りしめることで内容物は取り出し口33からスムーズに排出される。
上枠体12と下枠体13の距離を近づける(高さ方向に包装容器1を潰す)ことができるのは言うまでもない。包装容器1を高さ方向に潰すことで,内容物をほぼ完全に排出することができるとともに,上枠体12の内側に下枠体13を収めることができるので,ゴミの減容化も図ることができる。
図6は変形例の包装容器1Aを示している。図1~5に示す包装容器1とは,上枠体12と下枠体13との間に円筒状の中枠体18が設けられている点が異なる。
上枠体12の下縁と下枠体13の上縁のそれぞれに平行にのびる易切除線(切取り線)16,17が上下に間隔をあけて形成されており,易切除線16,17を介して上枠体12および下枠体13のそれぞれに中枠体18が一体に連接されている。易切除線16,17は,間欠的に形成される複数の切込み線,ミシン目,ハーフカット,表裏ハーフカット等によって形成される。
中枠体18,および易切除線16,17は胴部10を一周する(完全に一周しなくてもよい)。易切除線16,17に沿って中枠体18を切り取ると,切り取られた中枠体18の内側に位置する可撓性胴部14が現れる(図1)。中枠体18は一般には上枠体12および下枠体13と同じ紙材によってつくられる。
中枠体18によって可撓性胴部14が保護されるので,たとえば包装容器1Aの搬送中に可撓性胴部14に直接に衝撃が加わることが効果的に防止され,包装容器1Aを保護することができる。
図7は他の実施例の包装容器1Bの斜視図を示している。上述した包装容器1とは,胴部10が上から下まで同じ径である点,上枠体12に天部40が一体に設けられている点,天部40にスパウト51が取り付けられている点が異なる。スパウト51にはキャップ52がねじ止めされる。
包装容器1Bにおいても,可撓性胴部14を手で掴むことによって内容物を揉み込むまたは潰すことができ,またスパウト51から押し出すことができる。
図8の他の実施例の包装容器1Cに示すように,スパウト51およびキャップ52に代えて,天部40に開口54を形成し,開口54をシール部材53によって閉じてもよい。
上述した実施例では,強度差が比較的大きい異なる素材で上下枠体12,13および可撓性胴部14をそれぞれ構成した例を説明した。より強度差の小さい素材同士の組み合わせを用いることもできる。さらに,上下枠体12,13と可撓性胴部14をいずれも紙材または合成樹脂材とし,かつ厚さを異ならせることによって,上下枠体12,13と可撓性胴部14の間に強度差を生じさせてもよい。可撓性胴部14を人の手で潰すことができる強度を想定すると,50N以下の強度であれば,人が指で押し込むことで簡単に変形させることができる。
上述した実施例では,逆円錐台状および円筒状の容器を説明したが,これに限定されず,上部よりも下部の径が大きい円錐台状でもよく,円筒状,円錐台状に限られず,多角筒状のもの,たとえば横断面が4角,6角,8角形等のものであってもよい。
1,1A,1B,1C 包装容器
10 胴部
12 上枠体
13 下枠体
14 可撓性胴部
16,17 易切除線
18 中枠体
40 天部

Claims (2)

  1. 蓋材または天部によって閉じられる上部開口を有する有底筒状の紙製の胴部,
    上記胴部に上下に間隔をあけて形成され,周方向にのびる2本の易切除線,ならびに
    上記胴部の内面側に設けられ,上記易切除線によって挟まれる上記胴部の範囲を覆う大きさを備え,上記易切除線によって挟まれる範囲の上方および下方のそれぞれにおいて上記胴部に固定される,上記胴部よりも強度の小さい樹脂フィルム製または金属フィルム製の筒状可撓膜を備え,
    上記胴部は上の径が大きく,下にいくほど径が小さくなる逆円錐台状である,
    包装容器。
  2. 上記筒状可撓膜の強度が50N以下である,
    請求項に記載の包装容器。
JP2019179522A 2019-09-30 2019-09-30 包装容器 Active JP7494457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019179522A JP7494457B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019179522A JP7494457B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 包装容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021054481A JP2021054481A (ja) 2021-04-08
JP7494457B2 true JP7494457B2 (ja) 2024-06-04

Family

ID=75269702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019179522A Active JP7494457B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7494457B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003182741A (ja) 2001-12-18 2003-07-03 Toppan Printing Co Ltd 紙カップ及びその使用方法
JP3130458U (ja) 2007-01-12 2007-03-29 ロッテスノー株式会社 冷菓用包装容器
JP2012030884A (ja) 2010-08-03 2012-02-16 Toppan Printing Co Ltd 液体用容器及び液体用容器の蓋
JP2015182780A (ja) 2014-03-24 2015-10-22 凸版印刷株式会社 カップ型紙容器及びその製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553735U (ja) * 1978-10-06 1980-04-11
JPS6075214U (ja) * 1983-10-26 1985-05-27 積水化成品工業株式会社 折畳み容器
JPS63203546A (ja) * 1987-02-17 1988-08-23 磯部 裕 使い捨てコツプ
JPH07251822A (ja) * 1994-03-14 1995-10-03 Toppan Printing Co Ltd 解体容易なインキ缶

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003182741A (ja) 2001-12-18 2003-07-03 Toppan Printing Co Ltd 紙カップ及びその使用方法
JP3130458U (ja) 2007-01-12 2007-03-29 ロッテスノー株式会社 冷菓用包装容器
JP2012030884A (ja) 2010-08-03 2012-02-16 Toppan Printing Co Ltd 液体用容器及び液体用容器の蓋
JP2015182780A (ja) 2014-03-24 2015-10-22 凸版印刷株式会社 カップ型紙容器及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021054481A (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2507141C2 (ru) Многофункциональный контейнер
US5494192A (en) Stress concentrator aperture-forming means for sealed containers and packages
EP2480462B1 (en) Reclosable package
EP2240378B1 (en) Pour channel with cohesive closure valve and locking bubble
SK6602002A3 (en) Reclosable dispenser package, reclosable outlet forming structure and method and apparatus for making same
EA000552B1 (ru) Упаковка для добавляемых в кофе сливок и другие упаковки в виде чашек и термоформованных коробочек
RU2654427C1 (ru) Упаковочный элемент с улучшенным способом запечатывания и способ формирования такого упаковочного элемента
WO2008020590A1 (fr) Sachet à fond plat à raccord
US8910828B2 (en) Small volume container
US20170203900A1 (en) Film bag
US20110233267A1 (en) Pack having tear-open aid
US20080138000A1 (en) Disposable food packaging
US20230134697A1 (en) Multi-use, reusable, spill proof package for fluids without a removable or separable closure
US20090272744A1 (en) Container, in particular flexible tubular-bag and/or enclosure-like packaging container
JP7494457B2 (ja) 包装容器
WO2012028849A1 (en) Dispensing container and dispensing closure for containers
US9981792B2 (en) Package for humanitarian efforts with unique reclosing mechanism
SK99998A3 (en) Reclosable dispenser package, reclosable outlet forming structure and method and apparatus for making same
CN111448147A (zh) 用于零食产品的可再密封包装袋
US20140286596A1 (en) Packaging material, package produced therefrom and method for constructing the package
JP4699463B2 (ja) 注ぎ出しパッケージおよび注ぎ出し部材
RU160185U1 (ru) Устройство типа ложки для хранения, употребления, внесения и распределения среды функционального питания
JP2021054482A (ja) 包装容器
JP2020100427A (ja) 容器の破断開封構造
JP2020132198A (ja) 伸縮包装材および伸縮包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7494457

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150