JP2003182540A - パーキングブレーキ装置 - Google Patents

パーキングブレーキ装置

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JP2003182540A
JP2003182540A JP2001381731A JP2001381731A JP2003182540A JP 2003182540 A JP2003182540 A JP 2003182540A JP 2001381731 A JP2001381731 A JP 2001381731A JP 2001381731 A JP2001381731 A JP 2001381731A JP 2003182540 A JP2003182540 A JP 2003182540A
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tension
brake cable
elastic portion
parking brake
cable
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JP2001381731A
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English (en)
Inventor
Fumikazu Taguchi
文和 田口
Junji Ishii
淳二 石井
Yoshitaka Noda
佳孝 野田
Hironori Ichinari
浩典 市成
Masayuki Tobu
昌行 ト部
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Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Hiruta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Hiruta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーキングブレーキ装置に小型の張力検知手
段を付加する。 【解決手段】 張力検知手段はブレーキケーブル9に接
続して逆に付勢する角断面スプリング21と、常態として
スイッチの電気的導通が切断状態にあるマイクロスイッ
チ3とから構成し、連結ロッド15の連結状態で引き上げ
た操作レバー2に従って回動した作動レバー7はラチェ
ット11及びポール10の係合によって姿勢を保持して解除
ロッド12を操作するまでブレーキケーブル9を引っ張っ
た制動状態を維持し、この制動状態では連結ロッド15を
解除して作動レバー7に対して操作レバー2のみ傾倒自
在とし、前記制動状態で角断面スプリング21の付勢力F
を上回るブレーキケーブル9の張力Tがこの角断面スプ
リング21を圧縮してスイッチボタン27を押圧することで
マイクロスイッチ3を導通状態にして、ブレーキケーブ
ル9に張力T以上が加わったことを検知するパーキング
ブレーキ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転席横に設ける
自動車用のパーキングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーキングブレーキ装置(以下PB装置)
は、適切な張力でブレーキケーブルを引き、十分な制動
力を発揮できているかが重要である。この観点から、適
正な制動力をブレーキケーブルの張力から検出するPB装
置がいくつか提案されている。例えば、特公平03-06789
7号には、操作ハンドルが戻り止めされるときに抑止部
材へ加わるブレーキケーブルの張力を利用して揺動部材
を対抗力に抗して揺動させ、この揺動部材基端の変位を
変位検出スイッチで検出し、制動力の適正を検出する構
成のPB装置を提案している。しかし、これは引いた操作
ハンドルが戻る際に初めて張力検知をするもので、操作
ハンドルを引く途中の制動力の適正さを検出できなかっ
た。
【0003】そこで、特開平07-096822号では、操作ハ
ンドルに連結して押し引きにより揺動する動作レバー
と、ブレーキケーブルを引いたり緩めたりする動作リン
クと、所定の設定トルクが加えられることにより一方向
にのみ揺動可能な支持部材と、前記一方向の揺動変位を
検知する変位検出スイッチとから構成したPB装置を提案
している。ブレーキケーブルの張力が予め設定した検出
値を越えた時点で、動作リンクが支持部材の揺動端に及
ぼす力によって設定トルクを越えるトルクを生じさせ、
変位検出スイッチを押すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特公平03-067897
号及び特開平07-096822号は、いずれも運転席から見て
進行方向に押し引きする操作ハンドルからなるPB装置
(いわゆるハンドブレーキ)であり、一般自動車に見られ
るPB装置(いわゆるサイドブレーキ)とは異なる。このた
め、上記各技術をそのまま一般自動車に見られるPB装置
に転用することはできない。サイドブレーキは運転席と
助手席との間又は運転席とドアとの間に設置するため、
張力検知手段を組み込む空間的制約が多いからである。
このため、できるだけ簡素な張力検知手段を構成しなけ
ればならない。
【0005】サイドブレーキ用の張力検知手段として
は、電気的に前記作動状態を維持する技術が考えられ
る。具体的には、PB装置の操作レバーを引き上げた際、
最初に変位検出スイッチを作動させると、前記作動状態
をシーケンサで維持し、再度操作レバーを引き下げるま
でランプで制動状態を表示する技術である。この張力検
知手段では、変位検出スイッチの作動状態を維持するた
めに、シーケンサを新たに設けなければならない問題が
ある。そこで、機械的に作動状態を維持するサイドブレ
ーキ用張力検知手段を開発するため、検討した。
【0006】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、車体に固定したラチェットベースの回動軸へ揺動自
在に軸支した操作レバーを回動させて引き上げ、この操
作レバーに接続したブレーキケーブルを引っ張ることに
より車両の制動装置を作動させると共に、この制動装置
の制動状態を前記ブレーキケーブルの張力が設定張力を
上回ったことにより検知する張力検知手段を備えたPB装
置において、張力検知手段は弾性部と検知部とからな
り、弾性部はブレーキケーブルに接続して、操作レバー
を引き上げてブレーキケーブルが引っ張られたときにこ
のブレーキケーブルに生じる張力Tに抗して付勢力Fを
生じさせ、検知部は前記ブレーキケーブルの張力Tがこ
の弾性部の付勢力Fを上回ることによりこの弾性部が圧
縮又は伸長したことを検出し、予め定めた設定張力を上
回る張力がこのブレーキケーブルに加わったことを検知
するPB装置である。
【0007】また、本発明を可倒式PB装置に適用すれ
ば、車体に固定したラチェットベースの回動軸へ揺動自
在に軸支した作動レバーを操作レバーにより回動させて
引き上げ、この作動レバーに接続したブレーキケーブル
を引っ張ることにより車両の制動装置を作動させると共
に、この制動装置の制動状態を前記ブレーキケーブルの
張力が設定張力を上回ったことにより検知する張力検知
手段を備えた可倒式のPB装置において、張力検知手段は
弾性部と検知部とからなり、弾性部はブレーキケーブル
に接続して、作動レバーを引き上げてブレーキケーブル
が引っ張られたときにこのブレーキケーブルに生じる張
力に抗して付勢力を生じさせ、検知部は前記ブレーキケ
ーブルの張力がこの弾性部の付勢力を上回ることにより
この弾性部が圧縮又は伸長したことを検出し、予め定め
た設定張力を上回る張力がこのブレーキケーブルに加わ
ったことを検知するPB装置となる。このように可倒式PB
装置に本発明により張力検知手段を設けた場合、作動レ
バーに対する操作レバーの傾倒を検知する傾倒検知手段
を追加的に設ければ、傾倒検知手段及び張力検知手段の
連携によって、制動状態のままでの車両の発進を防止す
る安全装置を構成できる。
【0008】本発明のPB装置では、ブレーキケーブルの
張力Tと弾性部の付勢力Fとの大小関係を利用して張力
検知手段の作動状態を維持し、継続的な張力検知を実現
する。弾性部に加わる負荷がブレーキケーブルの張力T
のみとなるように、ブレーキケーブルには操作レバー又
は作動レバーのケーブルガイドとの摩擦を低減するグリ
スを塗布したり、樹脂コーティングを施すと、より精度
の高い張力検知が可能となる。
【0009】張力検知手段の検知部は、弾性部の圧縮又
は伸長に応じて変位するスイッチボタンと、このスイッ
チボタンの変位に応じて開閉するスイッチとからなる構
成を例示できる。前記構成では、弾性部にブレーキケー
ブルの張力Tが作用しないときに切断状態(OFF)(又は導
通状態(ON))となり、ブレーキケーブルの張力Tが弾性
部の付勢力Fを上回る時に弾性部を圧縮又は伸長させ
て、導通状態(ON)(又は切断状態(OFF))となる。こうし
たスイッチの開閉状態の変化(切断状態と導通状態の切
り替わり)により、予め定めた設定張力を上回る張力T
がブレーキケーブルに加わったことを検知できるように
なる。
【0010】張力検知手段は、ブレーキケーブルの張力
Tを検知することで制動状態を検知するものであり、ブ
レーキケーブルの張力Tに抗する弾性部の付勢力Fは、
予め想定される前記張力Tの範囲に対して設定する。し
かし、場合によっては過剰な張力が弾性部に加えられ、
この弾性部自身のみならず、検知部までも破損しかねな
い。そこで、弾性部には圧縮又は伸長を制限する弾性部
変形規制手段を設けたり、検知部には弾性部の圧縮又は
伸長に応じたスイッチボタンの変位量を制限する検知部
変化規制手段を設けることで、弾性部又は検知部の保護
を図るとよい。
【0011】また、検知部には、スイッチの開閉状態が
切り替わる際の弾性部とスイッチボタンとの相対位置を
調整する位置関係調整手段を設けると、弾性部の圧縮又
は伸長によりスイッチボタンが変位を開始するタイミン
グを変更し、検知する張力Tの大きさを加減できる。具
体的には、操作レバー又は作動レバーに張力検知手段を
固着するネジを緩めた状態で検知部全体を平行移動さ
せ、検知部(特にスイッチボタン)の弾性部に対する距離
を変更する。このほか、検知する張力Tの調整は、この
張力Tに抗する弾性部の付勢力Fを加減しても可能であ
る。
【0012】弾性部は、ブレーキケーブルとの相対位置
をこのブレーキケーブルの引っ張り方向に調整する接続
位置調整手段を介してブレーキケーブルに接続すると、
張力Tが加わって弾性部が圧縮又は伸長するタイミング
を調整できるようになる。この場合、従来よりブレーキ
ケーブルに装着されるケーブル調整部(操作レバー又は
作動レバーに対するブレーキケーブルの係合位置の調整
を図る)に弾性部を接続し、前記ケーブル調整部を接続
位置調整手段として利用することもできる。
【0013】また、組立手順として、通常PB装置を組立
後、車体に対する取付けに際してブレーキケーブルをPB
装置に接続する。この組立手順を利用することとし、弾
性部は、弾性部又はブレーキケーブルのいずれか一方に
結合したナットホルダと、この弾性部又はブレーキケー
ブルの残る他方に結合したナットとを嵌合することによ
りブレーキケーブルに接続するとよい。これにより、ブ
レーキケーブルの後付けが容易にできるようになる。こ
の場合、上記接続位置調整手段は、ナットホルダをブレ
ーキケーブルの引っ張り方向に沿って変位(前後)できる
構成にするとよい。
【0014】本発明の弾性部は、ブレーキケーブルに生
じる張力Tに抗して付勢力Fを生じることができれば、
構成、素材を問わないが、最も簡易にはバネを用いると
よい。前記バネにも各種存在するが、ブレーキケーブル
の引っ張り方向に延在するバネ、より具体的には(a)張
力Tに圧縮(又は引っ張り)の付勢力Fで対抗する構成
(引張コイルバネ等)や、(b)張力Tに伸長方向(反発方
向)の付勢力Fで抗する構成(圧縮コイルバネ等)が考え
られる。コイルバネとしては、伸縮方向を特定しやすい
角断面スプリング(角線スプリング)が好ましい。
【0015】このほかにも、トーションバネ、板バネ等
もあるが、設置スペースを抑制する観点から、ブレーキ
ケーブルの引っ張り方向に沿って積層した複数の皿バネ
を上記(b)の構成で用いてもよい。この場合、皿バネの
枚数を増減して付勢力Fを加減したり、検知部のスイッ
チボタンを押圧する部位の形状(特にスイッチボタンに
対する前記部位の直線距離)を変更して、検知できる張
力Tを設定できる。
【0016】本発明の張力検知手段は、弾性部と検知部
とを同一の取付フレームで支持することにより、一体の
張力検知ユニットとして構成できる。この張力検知ユニ
ットは、取付フレームを操作レバー(通常のPB装置)又は
作動レバー(可倒式PB装置)に取り付けるようにすれば、
予め張力検知ユニットを組み立ててから車両に装着する
ことができるようになり、組み立ての作業効率を向上さ
せることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照しながら説明する。図1は本発明に基づく可倒
式PB装置の解除状態(初期セット状態)における側面図、
図2は同PB装置の平面図、図3は張力検知手段を構成す
る張力検知ユニット1の断面図、図4は図1中A−A端
面図、図5は図1中B−B端面図、図6は図1中C矢視
拡大図、図7は同PB装置の制動状態における図1相当側
面図、図8は図7中D矢視拡大図(図6に揃えて水平に
図示)、図9は操作レバー2のみを倒した収納状態にお
ける図1相当側面図、図10はマイクロスイッチ(検知部)
3を平行移動してスイッチ押圧板4による押圧開始位置
を近くした張力検知ユニット1の部分拡大側面図、図11
は同マイクロスイッチ3を平行移動してスイッチ押圧板
4による押圧開始位置を遠くした張力検知ユニット1の
部分拡大側面図である。
【0018】本例の可倒式PB装置は、運転席と助手席又
はドアとの間に設置するサイドブレーキで、図1、図2
及び図4に見られるように、車体に固定したラチェット
ベース5の回動軸6に作動レバー7、前記回動軸6を傾
倒軸8として操作レバー2を軸着している。操作レバー
2及び作動レバー7は、回動軸6を中心に一体となって
上げ下げでき、操作レバー2のみ回動軸6を傾倒軸8と
して倒し、収納状態にすることができる。作動レバー7
は、張力検知ユニット1を介してブレーキケーブル9端
を止着し、図7に見られるように、操作レバー2に従っ
て回動することでブレーキケーブル9を引っ張り、制動
状態を作る。
【0019】制動状態に至った作動レバー7は、ポール
10をラチェットベース5のラチェット11に係合して位置
固定し、ブレーキケーブル9を引っ張った状態、すなわ
ち制動状態を維持する。ポール10及びラチェット11の係
合解除手段は、前進方向に付勢して操作レバー2に内蔵
した解除ロッド(係合解除手段)12と、この解除ロッド12
の操作手段として操作レバー2前端に突出するプッシュ
ボタン13とからなり、プッシュボタン13を押して解除ロ
ッド12を後退させるとポール10がラチェット11から遠ざ
かる向きに回動し、ポール10及びラチェット11の係合が
解除する。
【0020】制動状態において、操作レバー2に軸着し
た収納レバー14を下向きに回動させる(図9参照)と、収
納レバー14が操作レバー2に内蔵した連結ロッド(連結
手段)15を前進させる。連結ロッド15は、後端に設けた
連結ピン16を操作レバー2の操作連結溝17及び作動レバ
ー7の作動連結溝18を一体に係合しているが、前記前進
によって連結ピン16を作動連結溝18から離隔すること
で、操作レバー2と作動レバー7との連結を解除する。
こうして、収納レバー14を倒すという収納操作により、
図9に見られるように、回動軸6(傾倒軸8)を中心に操
作レバー2だけ倒し、収納状態にできる。収納状態にお
ける収納レバー14は必ず姿勢変化しているので、収納レ
バー14の姿勢が収納状態の注意喚起となる。また、収納
操作(収納レバー14を倒す)に際しては、操作レバー2と
作動レバー7との連結が解除しているので、操作レバー
2の傾倒には追随して作動レバー7が回動することもな
く、収納状態でのPB装置としての制動状態は保たれる。
【0021】本例では、操作レバー2の姿勢検知を図る
ため、収納状態となった操作レバー2下面が押す姿勢検
知スイッチ19をラチェットベース5前方の車体に取り付
けている(図1又は図9参照)。張力検知ユニット1のマ
イクロスイッチ3による張力検知と、姿勢検知スイッチ
19による操作レバー2の姿勢検知とが同時に確認されれ
ば、エンジンが始動できない又はエンジンの出力が上が
らないようにして、制動状態での車両の発進を防止する
安全装置を構成している。
【0022】連結ロッド15は、自ら後退するようにスプ
リング等(本例ではプッシュボタン13のスプリングを利
用)により後方へ付勢しているが、収納状態にあって
は、連結ピン16が作動レバー7の前周縁20に規制されて
後退できない。このため、収納状態から操作レバー2を
持ち上げて連結ピン16が作動連結溝18に至ると、前記付
勢に従って連結ロッド15が後退し、連結ピン16が作動連
結溝18に嵌まり込み、再び操作レバー2と作動レバー7
との連結を果たす。この連結ロッド15の後退は、上記と
は逆に、連結ロッド15が収納レバー14を上向きに回動さ
せて姿勢を復帰させる作用を有する。こうして、収納レ
バー14を姿勢復帰させて操作レバー2及び作動レバー7
の連結を果たし、プッシュボタン13を押して解除ロッド
12によるポール10及びラチェット11の係合を解除すれ
ば、再び操作レバー2及び作動レバー7を一体に押し倒
すことができ、解除状態にできる。
【0023】本発明の張力検知手段を構成する張力検知
ユニット1は、図3、図5及び図6に見られるように、
作動レバー7に取り付けてあり、この作動レバー7と一
体に変位する。ブレーキケーブル9は、取付フレーム24
端から張力検知ユニット1へと取り込み、角断面スプリ
ング(弾性部)21を添わせる位置決めシャフト32からスプ
リングスペーサ33、スイッチ押圧板4、ナットスペーサ
36を通じて取り出したネジ端部22を、固定ナット34及び
位置調節ナット(接続位置調整手段)23を順に螺着して張
力検知ユニット1に接続している。位置調節ナット23
は、ブレーキケーブル9のネジ端部22に対する螺着位置
を加減することで、車種の違いによる張力検知ユニット
1の取付位置の違いを吸収するほか、ブレーキケーブル
9からスイッチ押圧板4に加えられる張力Tの検知タイ
ミングを調節する。固定ナット34は前記位置調節ナット
23の弛みを防止し、ナットスペーサ36は各ナット23,34
に対する締め付け基部として働く。
【0024】スイッチ押圧板4は、ブレーキケーブル9
からの張力Tに従って角断面スプリング21を圧縮し、角
断面スプリング21の伸長方向の付勢力(反発力)Fに対抗
しながら、張力T>付勢力Fとなった時点でマイクロス
イッチ3に向けて前進する。取付フレーム24には、図10
又は図11に見られるように、スイッチ押圧板4が掛止さ
れるストッパ縁(検知部変化規制手段)26を設けており、
前記スイッチ押圧板4の前進を規制し、過剰な張力Tが
角断面スプリング21をはじめとする張力検知ユニット1
の破損を防止する。
【0025】本例の弾性部は、圧縮コイルバネとして角
断面スプリング21を用いている。角断面スプリング21
は、通常の円断面スプリングよりも伸長方向に捩れがな
く、延在方向に安定した圧縮で高い付勢力Fを発揮する
ため、ブレーキケーブル9からの大きな張力Tと正確に
対抗しやすい。しかも、図1に明らかなように、角断面
スプリング21及びマイクロスイッチ3を取付フレーム24
に取り付けた張力検知ユニット1は小型化できるので、
PB装置における設置スペースの問題が起きにくい利点も
ある。解除状態でも、ブレーキケーブル9から角断面ス
プリング21に対して張力Tが加えられているが、依然張
力T<付勢力Fであるため、スイッチ押圧板4がマイク
ロスイッチ3から離隔方向に押され、図6に見られるよ
うに、常時開のマイクロスイッチ3のスイッチボタン27
を押圧しないため、マイクロスイッチ3の接点は切断状
態になっている。
【0026】図7に見られるように、解除状態から運転
者が操作レバー2を引き上げ始めると、ブレーキケーブ
ル9によって角断面スプリング21に加えられる張力Tが
増加し始める。そして、張力Tが付勢力Fを超える(正
確には、圧縮により付勢力=反発力Fは増加するため、
前記増加分を含めて張力Tが上回る)と、ブレーキケー
ブル9の引っ張りによって、図8に見られるように角断
面スプリング21が圧縮し、スイッチ押圧板4が変位して
マイクロスイッチ3のスイッチボタン27を押し、マイク
ロスイッチ3の接点は導通状態となる。
【0027】スイッチ押圧板4がマイクロスイッチ3の
スイッチボタン27を押し始めるタイミングは、上述のよ
うに、位置調節ナット23のネジ端部22に対する螺着量で
調節できる。また、張力Tに対抗する角断面スプリング
21の付勢力Fによっても前記タイミングは加減可能であ
る。この付勢力Fは、コイル巻きにする線材の角断面形
状、大きさ、巻半径、巻数又はピッチの選択や、スイッ
チ押圧板4に対するマイクロスイッチ3の位置関係によ
っても調節できる。例えば、図10及び図11に見られるよ
うに、マイクロスイッチ3を作動レバー7に螺着する後
ネジ28及び前ネジ29を長ネジ穴30の範囲で螺着位置を変
更することで前後に移動させ、スイッチ押圧板4の押圧
開始位置を調節できる。この例では、前後ネジ28,29及
び長ネジ穴30の組合わせが位置関係調節部を構成する。
【0028】こうして、制動状態におけるブレーキケー
ブル9の引っ張りによってスイッチ押圧板4が前進し、
マイクロスイッチ3のスイッチボタン27を押すことで、
張力検知が実現できる。記述したように、収納状態にお
いて操作レバー2が傾倒しても、作動レバー7はポール
10及びラチェット11の係合に従って姿勢を維持し、ブレ
ーキケーブル9を引っ張り続けているので、張力検知ユ
ニット1における張力検知も続けられる。従来との相違
点は、電気的なシーケンサや機械的な状態維持のための
機構が不必要な点にあり、直接的に制動に必要な張力T
の存在を検知し続けることができる点にある。逆に、制
動を解除して作動レバー7を降ろすと、張力Tも低減す
るから、確実にスイッチ押圧板4はマイクロスイッチ3
のスイッチボタン27から離れ、張力検知を終えることが
できる。
【0029】張力検知ユニットにおける弾性部は、上記
例示の角断面スプリング21のほかに、例えば皿バネ31を
積層して構成してもよい。図12は弾性部に皿バネ31を積
層して用いた例の図6相当要部拡大図であり、図13は同
例の図8相当要部拡大図である。本例では、固定ナット
を用いていないため、位置調節ナット23の逸脱防止のた
め、取付フレーム24に沿って移動するナットホルダ25を
設けている。スイッチ押圧板4は、ブレーキケーブル9
からの張力Tに従って、図12から図13にかけて皿バネ31
を圧縮し、皿バネ31の伸長方向の付勢力(反発力)Fに対
抗しながら、張力T>付勢力Fとなった時点でマイクロ
スイッチ3に向けて前進する。皿バネ31は、コイルバネ
に比べて短い圧縮で高い付勢力Fを発揮するため、比較
的ブレーキケーブル9からの大きな張力Tに対抗しやす
い。しかも、張力検知ユニット1の小型化も容易になる
利点がある。このほか、弾性部には、張力Tに対抗で
き、張力検知ユニットとして小型化を図ることができる
ものであれば、本発明で利用できる。
【0030】上記実施例では、操作レバー2を作動レバ
ー7に対して傾倒可能にした可倒式PB装置について述べ
たが、作動レバー7をなくし、操作レバー2により直接
ブレーキケーブル9を引っ張るようにした可倒式ではな
い通常のPB装置においても、本発明は同様に適用可能で
あり、当然に例示の可倒式PB装置の説明で述べたと同様
な作用、効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明を適用した通常のPB装置は、車体
に固定したラチェットベースの回動軸へ揺動自在に軸支
した操作レバーを回動させて引き上げ、この操作レバー
に接続したブレーキケーブルを引っ張ることにより車両
の制動装置を作動させると共に、この制動装置の制動状
態を前記ブレーキケーブルの張力が設定張力を上回った
ことにより検知する張力検知手段を備えたパーキングブ
レーキ装置において、張力検知手段は弾性部と検知部と
からなり、弾性部はブレーキケーブルに接続して、操作
レバーを引き上げてブレーキケーブルが引っ張られたと
きにこのブレーキケーブルに生じる張力に抗して付勢力
を生じさせ、検知部は前記ブレーキケーブルの張力がこ
の弾性部の付勢力を上回ることによりこの弾性部が圧縮
又は伸長したことを検出し、予め定めた設定張力を上回
る張力がこのブレーキケーブルに加わったことを検知す
る構成とすることにより、適正な制動力をもたらすブレ
ーキケーブルの張力Tを直接的に検知できると共に、シ
ーケンサ等を用いることなく、継続的な検知状態の維持
を容易に可能とする。
【0032】また、本発明を適用した可倒式PB装置は、
車体に固定したラチェットベースの回動軸へ揺動自在に
軸支した作動レバーを操作レバーにより回動させて引き
上げ、この作動レバーに接続したブレーキケーブルを引
っ張ることにより車両の制動装置を作動させると共に、
この制動装置の制動状態を前記ブレーキケーブルの張力
が設定張力を上回ったことにより検知する張力検知手段
を備えた可倒式のパーキングブレーキ装置において、張
力検知手段は弾性部と検知部とからなり、弾性部はブレ
ーキケーブルに接続して、作動レバーを引き上げてブレ
ーキケーブルが引っ張られたときにこのブレーキケーブ
ルに生じる張力に抗して付勢力を生じさせ、検知部は前
記ブレーキケーブルの張力がこの弾性部の付勢力を上回
ることによりこの弾性部が圧縮又は伸長したことを検出
し、予め定めた設定張力を上回る張力がこのブレーキケ
ーブルに加わったことを検知する構成とすることによ
り、上述した通常のPB装置の場合と同様の効果を得るこ
とができる。
【0033】張力検知手段の検知部は、弾性部の圧縮又
は伸長に応じて変位するスイッチボタンと、このスイッ
チボタンの変位に応じて開閉するスイッチとから構成し
た場合、弾性部にブレーキケーブルの張力Tが作用しな
いときに切断状態(OFF)(又は導通状態(ON))となり、ブ
レーキケーブルの張力Tが弾性部の付勢力Fを上回る時
に弾性部を圧縮又は伸長させて、導通状態(ON)(又は切
断状態(OFF))となる。このようなスイッチの開閉状態の
変化は、予め定めた設定張力を上回る張力Tがブレーキ
ケーブルに加わったことを検知できるようにする。
【0034】上記各PB装置における張力検知手段では、
弾性部には圧縮又は伸長を制限する弾性部変形規制手段
を設けたり、検知部には弾性部の圧縮又は伸長に応じた
スイッチボタンの変位量を制限する検知部変化規制手段
を設けることで、弾性部又は検知部を保護できるように
なる。
【0035】詳細には、まず検知部に、スイッチの開閉
状態が切り替わる際の弾性部とスイッチボタンとの相対
位置を調整する位置関係調整手段を設けると、弾性部の
圧縮又は伸長によりスイッチボタンが変位を開始するタ
イミングを変更し、検知する張力Tの大きさを加減でき
るようになる。
【0036】また、弾性部は、ブレーキケーブルとの相
対位置をこのブレーキケーブルの引っ張り方向に調整す
る接続位置調整手段を介してこのブレーキケーブルに接
続すると、張力Tが加わって弾性部が圧縮又は伸長する
タイミングを調整できるようになる。
【0037】更に、弾性部は、弾性部又はブレーキケー
ブルのいずれか一方に結合したナットホルダと、この弾
性部又はブレーキケーブルの残る他方に結合したナット
とを嵌合することによりブレーキケーブルに接続する
と、ブレーキケーブルの後付けが容易にできるようにな
る。
【0038】そして、弾性部として、ブレーキケーブル
の引っ張り方向に沿って延在するバネを用いれば、簡単
な構成で付勢力Fを発生させることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく可倒式PB装置の解除状態(初期
セット状態)における側面図である。
【図2】同PB装置の平面図である。
【図3】張力検知手段を構成する張力検知ユニットの断
面図である。
【図4】図1中A−A端面図である。
【図5】図1中B−B端面図である。
【図6】図1中C矢視拡大図である。
【図7】同PB装置の制動状態における図1相当側面図で
ある。
【図8】図7中D矢視拡大図である。
【図9】操作レバーのみを倒した収納状態における図1
相当側面図である。
【図10】マイクロスイッチ(検知部)を平行移動してスイ
ッチ押圧板による押圧開始位置を近くした張力検知ユニ
ットの部分拡大側面図である。
【図11】同マイクロスイッチを平行移動してスイッチ押
圧板による押圧開始位置を遠くした張力検知ユニットの
部分拡大側面図である。
【図12】弾性部に皿バネを積層して用いた例の図6相当
要部拡大図である。
【図13】弾性部に皿バネを積層して用いた例の図8相当
要部拡大図である。
【符号の説明】
1 張力検知ユニット 2 操作レバー 3 マイクロスイッチ(検知部) 4 スイッチ押圧板 5 ラチェットベース 6 回動軸 7 作動レバー 8 傾倒軸 9 ブレーキケーブル 10 ポール 11 ラチェット 12 解除ロッド(係合解除手段) 13 プッシュボタン 14 収納レバー 15 連結ロッド(連結手段) 16 連結ピン 17 操作連結溝 18 作動連結溝 19 姿勢検知スイッチ 20 前周縁 21 角断面スプリング(弾性部) 22 ネジ端部 23 位置調節ナット(接続位置調整手段) 24 取付フレーム 25 ナットホルダ 26 ストッパ縁(検知部変化規制手段) 27 スイッチボタン 28 後ネジ 29 前ネジ 30 長ネジ穴 31 皿バネ(弾性部) 32 位置決めシャフト 33 スプリングスペーサ 34 固定ナット 35 ネジプレート 36 ナットスペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 淳二 岡山県笠岡市茂平1410番地 ヒルタ工業株 式会社内 (72)発明者 野田 佳孝 岡山県笠岡市茂平1410番地 ヒルタ工業株 式会社内 (72)発明者 市成 浩典 岡山県笠岡市茂平1410番地 ヒルタ工業株 式会社内 (72)発明者 ト部 昌行 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定したラチェットベースの回動
    軸へ揺動自在に軸支した操作レバーを回動させて引き上
    げ、該操作レバーに接続したブレーキケーブルを引っ張
    ることにより車両の制動装置を作動させると共に、該制
    動装置の制動状態を前記ブレーキケーブルの張力が設定
    張力を上回ったことにより検知する張力検知手段を備え
    たパーキングブレーキ装置において、張力検知手段は弾
    性部と検知部とからなり、弾性部はブレーキケーブルに
    接続して、操作レバーを引き上げてブレーキケーブルが
    引っ張られたときに該ブレーキケーブルに生じる張力に
    抗して付勢力を生じさせ、検知部は前記ブレーキケーブ
    ルの張力が該弾性部の付勢力を上回ることにより該弾性
    部が圧縮又は伸長したことを検出し、予め定めた設定張
    力を上回る張力が該ブレーキケーブルに加わったことを
    検知することを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 車体に固定したラチェットベースの回動
    軸へ揺動自在に軸支した作動レバーを操作レバーにより
    回動させて引き上げ、該作動レバーに接続したブレーキ
    ケーブルを引っ張ることにより車両の制動装置を作動さ
    せると共に、該制動装置の制動状態を前記ブレーキケー
    ブルの張力が設定張力を上回ったことにより検知する張
    力検知手段を備えた可倒式のパーキングブレーキ装置に
    おいて、張力検知手段は弾性部と検知部とからなり、弾
    性部はブレーキケーブルに接続して、作動レバーを引き
    上げてブレーキケーブルが引っ張られたときに該ブレー
    キケーブルに生じる張力に抗して付勢力を生じさせ、検
    知部は前記ブレーキケーブルの張力が該弾性部の付勢力
    を上回ることにより該弾性部が圧縮又は伸長したことを
    検出し、予め定めた設定張力を上回る張力が該ブレーキ
    ケーブルに加わったことを検知することを特徴とするパ
    ーキングブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 検知部は、弾性部の圧縮又は伸長に応じ
    て変位するスイッチボタンと、該スイッチボタンの変位
    に応じて開閉するスイッチとからなる請求項1又は2記
    載のパーキングブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 検知部は、弾性部の圧縮又は伸長に応じ
    たスイッチボタンの変位量を制限する検知部変化規制手
    段を設けた請求項3記載のパーキングブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 検知部は、スイッチの開閉状態が切り替
    わる際の弾性部とスイッチボタンとの相対位置を調整す
    る位置関係調整手段を設けた請求項3記載のパーキング
    ブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 弾性部は、圧縮又は伸長を制限する弾性
    部変形規制手段を設けた請求項1又は2記載のパーキン
    グブレーキ装置。
  7. 【請求項7】 弾性部は、ブレーキケーブルとの相対位
    置を該ブレーキケーブルの引っ張り方向に調整する接続
    位置調整手段を介して該ブレーキケーブルに接続する請
    求項1又は2記載のパーキングブレーキ装置。
  8. 【請求項8】 弾性部は、弾性部又はブレーキケーブル
    のいずれか一方に結合したナットホルダと、該弾性部又
    はブレーキケーブルの残る他方に結合したナットとを嵌
    合することによりブレーキケーブルに接続する請求項1
    又は2記載のパーキングブレーキ装置。
  9. 【請求項9】 弾性部は、ブレーキケーブルの引っ張り
    方向に延在するバネからなる請求項1又は2記載のパー
    キングブレーキ装置。
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