JP2003182454A - 自動車の監視システム - Google Patents

自動車の監視システム

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JP2003182454A
JP2003182454A JP2001387719A JP2001387719A JP2003182454A JP 2003182454 A JP2003182454 A JP 2003182454A JP 2001387719 A JP2001387719 A JP 2001387719A JP 2001387719 A JP2001387719 A JP 2001387719A JP 2003182454 A JP2003182454 A JP 2003182454A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを抑えることができ、劣化や破損し難
くでき、しかも、広い範囲を監視できることを目的とす
る。 【解決手段】 自動車1の車室1a内に設けられたカメ
ラ24は、自動車1の前方(図中、P1−P2にて示す
範囲)を撮影すると共に、右側のドアミラー3、左側の
ドアミラー5およびルームミラー18に映った映像、つ
まり、自動車1の後方(図中、Q1−Q2、R1−R
2、S1−S2にて示す範囲)の映像を撮影する。カメ
ラ24が一つのみ用意されていれば良いので、コストを
抑えることができる。また、カメラ24が自動車1の車
室1a内に設けられるので、劣化や破損し難くできる。
さらに、カメラ24が自動車1の後方を監視するのみな
らず、自動車1の前方をも監視する構成であるので、広
い範囲を監視できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の盗難防止
やいたずら防止を目的として使用される自動車の監視シ
ステムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車の盗難防止やい
たずら防止を目的として使用される監視システムの一つ
として、例えば特開平9−193711号公報には、自
動車のドアに取付けられているドアミラーに、カメラが
内蔵された構成が開示されている。
【0003】ところが、この特開平9−193711号
公報に開示されているものは、カメラがドアミラーに内
蔵される構成であるので、自動車の左右後方を監視する
ためには、左右の各ドアミラーにカメラが内蔵される必
要があり、つまり、少なくとも2つのカメラが必要とな
る分、コストが高くなるという問題がある。また、カメ
ラが車室外に取付けられる構成であるので、天候(直射
日光、雨、雪など)の影響により劣化し易く、また、い
たずらや衝撃などにより破損し易いという問題もある。
さらに、自動車の後方しか監視することができず、限ら
れた狭い範囲しか監視することができないという問題も
ある。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、コストを抑えることができ、
劣化し難くすることができ、また、破損し難くすること
ができ、しかも、広い範囲を監視することができる自動
車の監視システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した自動
車の監視システムによれば、自動車の車室内に撮影手段
が設けられており、その撮影手段は、自動車の少なくと
も前方を撮影する。また、撮影手段は、撮影方向をミラ
ー本体が設けられている部位に変更することにより、そ
のミラー本体に映った映像、つまり、自動車の少なくと
も後方の映像をも撮影する。すなわち、撮影手段がミラ
ー本体に映った映像を撮影することにより、自動車の後
方を監視することができ、このとき、撮影手段が一つの
み用意されていれば良いので、少なくとも2つの撮影手
段が必要となる従来のものとは異なって、コストを抑え
ることができる。
【0006】また、撮影手段が自動車の車室内に設けら
れる構成であるので、撮影手段が自動車の車室外に設け
られる従来のものとは異なって、劣化し難くすることが
でき、また、破損し難くすることができる。さらに、撮
影手段が自動車の後方を監視するのみならず、自動車の
前方をも撮影することにより、自動車の前方をも監視す
る構成であるので、自動車の後方しか監視することがで
きない従来のものとは異なって、広い範囲を監視するこ
とができる。
【0007】請求項2に記載した自動車の監視システム
によれば、ミラー本体が左右方向および上下方向のうち
の少なくとも一方の方向に傾動するように構成したの
で、ミラー本体が左右方向および上下方向のうちの少な
くとも一方の方向に傾動することにより、より広い範囲
を監視することができる。
【0008】請求項3に記載した自動車の監視システム
によれば、撮影手段が、ドアミラーのミラー本体または
フェンダーミラーのミラー本体に映った映像を撮影する
ように構成したので、ドアミラーのミラー本体またはフ
ェンダーミラーのミラー本体に映る範囲を監視すること
ができる。
【0009】請求項4に記載した自動車の監視システム
によれば、撮影手段が、ルームミラーのミラー本体に映
った映像を撮影するように構成したので、ルームミラー
のミラー本体に映る範囲を監視することができる。
【0010】請求項5に記載した自動車の監視システム
によれば、ユーザによる監視開始の指示が監視開始指示
手段にて行われると、それをトリガとして、撮影手段が
撮影を開始するように構成したので、ユーザが監視開始
の指示を行うことにより、監視を開始することができ
る。
【0011】請求項6に記載した自動車の監視システム
によれば、自動車の物理的な変化が物理的変化検出手段
により検出されると、それをトリガとして、撮影手段が
撮影を開始するように構成したので、ユーザが監視開始
の指示を行わなくとも、自動車の物理的な変化(例えば
人為的な接触)があると、監視を自動的に開始すること
ができる。
【0012】請求項7に記載した自動車の監視システム
によれば、位置特定手段により特定された自動車の停車
位置または駐車位置が予め設定された設定エリア内であ
ると、それをトリガとして、撮影手段が撮影を開始する
ように構成したので、例えば治安の悪い位置などを設定
エリアとして登録しておくことにより、その治安の悪い
位置などに自動車が停車されたり、駐車されたりする
と、この場合も、ユーザが監視開始の指示を行わなくと
も、監視を自動的に開始することができる。
【0013】請求項8に記載した自動車の監視システム
によれば、計時手段により計時された時刻または時間が
予め設定された設定時刻または設定時間であると、それ
をトリガとして、撮影手段が撮影を開始するように構成
したので、例えば停車または駐車する時刻または時間を
設定時刻または設定時間として登録しておくことによ
り、その設定時刻または設定時間が計時されると、この
場合も、ユーザが監視開始の指示を行わなくとも、監視
を自動的に開始することができる。
【0014】請求項9に記載した自動車の監視システム
によれば、ユーザによる監視方向の指示が監視方向指示
手段にて行われると、撮影手段が当該指示された監視方
向を撮影するように、撮影方向制御手段が撮影手段の撮
影方向を制御し、ミラー本体傾動制御手段がミラー本体
の傾動を制御するように構成したので、ユーザが監視方
向の指示を行うことにより、その指示された方向を監視
することができる。
【0015】請求項10に記載した自動車の監視システ
ムによれば、ユーザによる監視ズームの指示が監視ズー
ム指示手段にて行われると、撮影手段が当該指示された
監視ズームにより撮影するように、撮影ズーム制御手段
が撮影手段の撮影ズームを制御するように構成したの
で、ユーザが監視ズームの指示を行うことにより、その
指示されたズームにより監視することができる。
【0016】請求項11に記載した自動車の監視システ
ムによれば、映像送信手段が撮影手段により撮影された
映像を送信し、映像受信手段が映像送信手段から送信さ
れた映像を通信回線を通じて受信し、表示手段が映像受
信手段により受信された映像を表示するように構成した
ので、撮影手段により撮影された映像が表示手段に表示
されることにより、撮影手段により撮影された映像を遠
隔地にて確認することができる。
【0017】請求項12に記載した自動車の監視システ
ムによれば、監視開始指示手段、監視方向指示手段、監
視ズーム指示手段および表示手段のうちの少なくともい
ずれかは、据置型の端末に設けらているように構成した
ので、例えばキーの大きさに制限がなく操作性に優れて
いる指示手段により、ユーザが監視開始の指示、監視方
向の指示および監視ズームの指示を行うことができると
共に、大型の表示手段により、撮影手段により撮影され
た映像を確認することができる。
【0018】請求項13に記載した自動車の監視システ
ムによれば、監視開始指示手段、監視方向指示手段、監
視ズーム指示手段および表示手段のうちの少なくともい
ずれかは、携帯型の端末に設けらているように構成した
ので、屋外であっても、ユーザが監視開始の指示、監視
方向の指示および監視ズームの指示を行うことができる
と共に、撮影手段により撮影された映像を確認すること
ができ、使用場所の自由度を高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照して説明する。まず、図2は、監視シス
テムの一部が搭載された自動車の外観斜視図を示してい
る。自動車1の右前方(運転席側)のドア2には、ドア
ミラー3が取付けられており、自動車1の左前方(助手
席側)のドア4には、ドアミラー5が取付けられてい
る。ドア2に取付けられた右側のドアミラー3は、図4
に示すように、ミラーアセンブリ6の前面開口部6a
に、略矩形をなすミラー本体7が装着されていると共
に、ミラーアセンブリ6の内部に、ミラー本体7を左右
方向(水平方向、図4中矢印A1−A2にて示す方向)
に傾動させるための左右傾動用のモータ8(図8参照)
と、ミラー本体7を上下方向(垂直方向、図4中矢印A
3−A4にて示す方向)に傾動させるための上下傾動用
のモータ9(図8参照)とが配設されて構成されてい
る。そして、ミラー本体7は、これらモータ8、9の動
力が傾動機構を介して伝達されることにより、固定点を
傾動中心として左右方向および上下方向に傾動し、その
傾動状態を保持する。
【0020】また、右側のドアミラー3は、ドア2にミ
ラーベース10を介して取付けられており、図5に示す
ように、使用位置(図5中実線にて示す位置)と格納位
置(図5中二点鎖線にて示す位置)との間で回動可能と
なっている。そして、この場合、運転者は、ドア2の内
側に配設された操作スイッチ(図示せず)を操作し、右
側のドアミラー3を使用位置に回動させ、ミラー本体7
を任意の傾動状態に保持させることにより、右側の後方
視界を確保することが可能となる。
【0021】一方、ドア4に取付けられた左側のドアミ
ラー5は、図6に示すように、上記した右側のドアミラ
ー3と同様の構造となっており、ミラーアセンブリ11
の前面開口部11aに、略矩形をなすミラー本体12が
装着されていると共に、ミラーアセンブリ11の内部
に、ミラー本体12を左右方向(水平方向、図6中矢印
B1−B2にて示す方向)に傾動させるための左右傾動
用のモータ13(図8参照)と、ミラー本体12を上下
方向(垂直方向、図6中矢印B3−B4にて示す方向)
に傾動させるための上下傾動用のモータ14(図8参
照)とが配設されて構成されている。そして、ミラー本
体12は、これらモータ13、14の動力が傾動機構を
介して伝達されることにより、固定点を傾動中心として
左右方向および上下方向に傾動し、その傾動状態を保持
する。
【0022】また、左側のドアミラー5は、ドア4にミ
ラーベース15を介して取付けられており、図7に示す
ように、使用位置(図7中実線にて示す位置)と格納位
置(図7中二点鎖線にて示す位置)との間で回動可能と
なっている。そして、この場合、運転者は、ドア2の内
側に配設された操作スイッチを操作し、左側のドアミラ
ー5を使用位置に回動させ、ミラー本体12を任意の傾
動状態に保持させることにより、左側の後方視界を確保
することが可能となる。
【0023】自動車1のボデー16の所定箇所には、シ
ート状の複数(図2では5個)の接触センサ17(本発
明でいう物理的変化検出手段)が取付けられている。こ
れら複数の接触センサ17は、例えば人体がボデー16
に接触したり、石などの固体物がボデー16に当たる
と、それに伴う衝撃を検出する。尚、これら複数の接触
センサ17は、ボデー16を構成するフレーム(鉄板)
に取付けられた後にボデー16と共に同色で塗装される
工程であれば、目立つことはなく、美観を損なうことは
ない。また、これら複数の接触センサ17は、フレーム
の表面側に取付けられるのではなく、フレームの裏面側
に取付けられても良い。
【0024】自動車1の車室1a内には、図3にも示す
ように、ルームミラー18が取付けられている。ルーム
ミラー18は、枠体19にミラー本体20が装着されて
構成されている。このルームミラー18には、それ自体
を左右方向(水平方向、図3矢印C1−C2にて示す方
向)に傾動させるための左右傾動用のモータ21(図8
参照)と、それ自体を上下方向(垂直方向、図3中矢印
C3−C4にて示す方向)に傾動させるための上下傾動
用のモータ22(図8参照)とが配設されており、ルー
ムミラー18(ミラー本体20)は、これらモータ2
1、22の動力が傾動機構を介して伝達されることによ
り、固定点を傾動中心として左右方向および上下方向に
傾動し、その傾動状態を保持する。そして、この場合、
運転者は、ドア2の内側に配設された操作スイッチを操
作し、ルームミラー18(ミラー本体20)を任意の傾
動状態に保持させることにより、中央の後方視界を確保
することが可能となる。
【0025】また、自動車1の車室1a内には、天井の
略中心部にあってルームランプ23の近傍、つまり、上
記した右側のドアミラー3、左側のドアミラー5および
ルームミラー18の後方となる位置に、CCD(Charge
Coupled Device )カメラ24(本発明でいう撮影手
段、以下、カメラと略称する)が取付けられている。カ
メラ24には、それ自体を左右方向(水平方向、図3中
矢印C1−C2にて示す方向)に回動させるための左右
回動用のモータ25(図8参照)と、それ自体を上下方
向(垂直方向、図3中矢印C3−C4にて示す方向)に
回動させるための上下回動用のモータ26(図8参照)
とが取付けられており、カメラ24は、これらモータ2
5、26の動力が回動機構を介して伝達されることによ
り、固定点を回動中心として左右方向および上下方向に
回動する。
【0026】尚、カメラ24は、基準位置にあるときに
は、自動車1の前方を撮影する。また、カメラ24は、
基準位置から右側に回動すると、自動車1の右前方を撮
影し、このとき、右側のドアミラー3を向くように回動
すると、右側のドアミラー3(のミラー本体7)に映っ
た映像をも撮影する。また、カメラ24は、基準位置か
ら左側に回動すると、自動車1の左前方を撮影し、この
とき、左側のドアミラー5を向くように回動すると、左
側のドアミラー5(のミラー本体12)に映った映像を
も撮影する。さらに、カメラ24は、ルームミラー18
を向くように回動すると、ルームミラー18(のミラー
本体20)に映った映像をも撮影する。そして、カメラ
24は、ズーム機能を有しており、必要に応じて、ズー
ム機能を用いて撮影する。
【0027】図1は、上記した構成において、カメラ2
4が撮影する範囲を概略的に示している。カメラ24が
自身のみで撮影する撮影範囲は、図1中P1−P2にて
示す範囲となる。また、カメラ24が右側のドアミラー
3と連携して撮影する撮影範囲は、右側のドアミラー3
に映る範囲になるので、図1中Q1−Q2にて示す範囲
となる。また、カメラ24が左側のドアミラー5と連携
して撮影する撮影範囲は、左側のドアミラー5に映る範
囲になるので、図1中R1−R2にて示す範囲となる。
さらに、カメラ24がルームミラー18と連携して撮影
する撮影範囲は、ルームミラー18に映る範囲になるの
で、図1中S1−S2にて示す範囲となる。
【0028】図8は、上記した監視システムの電気的な
構成を概略的に示している。監視制御装置27は、マイ
クロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)28
(本発明でいう撮影方向制御手段、ミラー本体傾動制御
手段、撮影ズーム制御手段)を実装して構成されてお
り、マイコン28は、傾動指示信号を右側のドアミラー
3のモータ8、9に出力する(モータ8、9を通電させ
る)ことにより、ミラー本体7を傾動させる。また、マ
イコン28は、傾動指示信号を左側のドアミラー5のモ
ータ13、14に出力する(モータ13、14を通電さ
せる)ことにより、ミラー本体12を傾動させる。ま
た、マイコン28は、傾動指示信号をルームミラー18
のモータ21、22に出力する(モータ21、22を通
電させる)ことにより、ミラー本体20を傾動させる。
また、マイコン28は、撮影開始指示信号をカメラ24
に出力することにより、カメラ24に撮影を開始させる
と共に、撮影終了指示信号をカメラ24に出力すること
により、カメラ24に撮影を終了させる。さらに、マイ
コン28は、回動指示信号をモータ25、26に出力す
る(モータ25、26を通電させる)ことにより、カメ
ラ24を回動させる。
【0029】また、マイコン28には、これらのカメラ
24およびモータ8、9、13、14、21、22、2
5、26の他に、上記した接触センサ17およびカーナ
ビゲーション装置29(本発明でいう位置特定手段、計
時手段)が接続されている。
【0030】接触センサ17は、例えば人体がボデー1
6に接触したり、石などの固体物がボデー16に当た
り、それに伴う衝撃を検出すると、接触検出信号をマイ
コン28に出力する。
【0031】例えば宅内に設置されたデスクトップ型の
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略称する)
30(本発明でいう監視開始指示手段、監視方向指示手
段、監視ズーム指示手段、映像受信手段、表示手段)
は、ユーザが監視を開始させるための指示を行うと、監
視開始指示信号を通信回線31を通じて携帯電話機32
(本発明でいう映像送信手段)に送信し、カーナビゲー
ションョン装置29は、パソコン30から監視開始指示
信号が通信回線31を通じて携帯電話機32に受信され
ると、監視開始指示信号をマイコン28に出力する。
【0032】また、パソコン30は、ユーザが監視を終
了させるための指示を行うと、監視終了指示信号を通信
回線31を通じて携帯電話機32に送信し、カーナビゲ
ーションョン装置29は、パソコン30から監視終了指
示信号が通信回線31を通じて携帯電話機32に受信さ
れると、監視終了指示信号をマイコン28に出力する。
尚、この場合、パソコン30は、周知の各装置を備えて
構成されるもので、本体30a、キーボード30b、マ
ウス30c、モニタ30dおよびTA(Terminal Adapt
er)30eなどから構成されており、入力機能、出力
(表示)機能および通信機能などの各種の機能を有した
構成となっている。
【0033】また、カーナビゲーション装置29は、自
動車1の位置を特定する位置特定機能および計時機能を
有しており、自動車1が予め設定された設定エリア内に
停車または駐車されたりすると、位置特定信号をマイコ
ン28に出力し、また、計時された時刻または時間が予
め設定された設定時刻または設定時間になると、計時検
出信号をマイコン28に出力する。尚、上記した監視制
御装置27およびカーナビゲーション装置29は、詳し
くは説明しないが、自動車1の車室1a内にあって運転
に支障のない場所に搭載されている。
【0034】そして、マイコン28は、カメラ24が撮
影した映像を入力すると、その入力された映像を携帯電
話機32から通信回線31を通じてパソコン30に送信
し、パソコン30は、携帯電話機32から映像が通信回
線31を通じて受信されると、その受信された映像をモ
ニタ30dに表示する。
【0035】次に、上記した構成の作用について、図9
ないし図14を参照して説明する。ここで、図9および
図10は、マイコン28が行う処理をフローチャートと
して示している。
【0036】マイコン28は、カーナビゲーション装置
29から監視開始指示信号を入力したか否かを監視する
ことにより、ユーザが監視を開始させるための指示をパ
ソコン30にて行ったか否かを監視する(ステップS
1)。また、マイコン28は、接触センサ17から接触
検出信号を入力したか否かを監視することにより、例え
ば人体がボデー16に接触したか否かを監視する(ステ
ップS2)。また、マイコン28は、カーナビゲーショ
ン装置29から位置特定信号を入力したか否かを監視す
ることにより、自動車1が予め設定された設定エリア内
に停車または駐車されたりしたか否かを監視する(ステ
ップS3)。さらに、マイコン28は、カーナビゲーシ
ョン装置29から計時検出信号を入力したか否かを監視
することにより、予め設定された設定時刻または設定時
間になったか否かを監視する(ステップS4)。
【0037】ここで、ユーザが監視を開始させるための
指示をパソコン30にて行うと、パソコン30と監視制
御装置27との間で通信リンクが確立され、パソコン3
0から監視開始指示信号が通信回線31を通じて携帯電
話機32に送信され、マイコン28は、カーナビゲーシ
ョン装置29から監視開始指示信号を入力する。そし
て、マイコン28は、カーナビゲーション装置29から
監視開始指示信号を入力すると(ステップS1にて「Y
ES」)、監視処理に移行する(ステップS5)。
【0038】一方、例えば人体がボデー16に接触する
と、その旨が接触センサ17にて検出され、マイコン2
8は、接触センサ17から接触検出信号を入力する。そ
して、マイコン28は、接触センサ17から接触検出信
号を入力すると(ステップS2にて「YES」)、この
場合は、監視処理に移行するに先立って、携帯電話機3
2に自動発信させることにより、監視制御装置27とパ
ソコン30との間で通信リンクを確立させ(ステップS
6)、監視を開始することを報知すべく監視開始報知信
号を携帯電話機32から通信回線31を通じてパソコン
30に送信させる(ステップS7)。パソコン30は、
監視制御装置27から通信回線31を通じて監視開始報
知信号が受信されると、その旨を表すメッセージをモニ
タ30dに表示する。これにより、ユーザは、自身が監
視を開始させるための指示を行わなくとも、監視が開始
されることを確認することができる。そして、マイコン
28は、監視処理に移行する(ステップS5)。
【0039】また、自動車1が予め設定された設定エリ
ア内に停車または駐車されたりすると、マイコン28
は、カーナビゲーション装置29から位置特定信号を入
力する。そして、マイコン28は、位置特定信号を入力
すると(ステップS3にて「YES」)、この場合も、
上記したステップS6、S7の処理を実行した後に、監
視処理に移行する(ステップS5)。さらに、予め設定
された設定時刻または設定時間になると、マイコン28
は、カーナビゲーション装置29から計時検出信号を入
力する。そして、マイコン28は、位置特定信号を入力
すると(ステップS3にて「YES」)、この場合も、
上記したステップS6、S7の処理を実行した後に、監
視処理に移行する(ステップS5)。
【0040】さて、マイコン28は、このようにして監
視処理を開始すると、撮影開始指示信号をカメラ24に
出力し、カメラ24に撮影を開始させる(ステップS1
1)。このとき、マイコン28は、カメラ24が撮影し
た映像を入力すると、その入力された映像を携帯電話機
32から通信回線31を通じてパソコン30に送信し、
パソコン30は、携帯電話機32から映像が通信回線3
1を通じて受信されると、その受信された映像をモニタ
30dに表示する。これにより、ユーザは、カメラ24
が撮影した映像を確認することができる。
【0041】マイコン28は、カメラ24に撮影を開始
させた後では、カーナビゲーション装置29から監視方
向指示信号を入力したか否かを監視することにより、ユ
ーザが監視方向の指示をパソコン30にて行ったか否か
を監視すると共に(ステップS12)、カーナビゲーシ
ョン装置29から監視ズーム指示信号を入力したか否か
を監視することにより、ユーザが監視ズームの指示をパ
ソコン30にて行ったか否かを監視する(ステップS1
3)。
【0042】ここで、ユーザが監視方向の指示をパソコ
ン30にて行うと、パソコン30から監視方向指示信号
が通信回線31を通じて携帯電話機32に送信され、マ
イコン28は、カーナビゲーション装置29から監視方
向指示信号を入力する。そして、マイコン28は、監視
方向指示信号を入力すると(ステップS12にて「YE
S」)、カメラ24が当該入力された監視方向を撮影す
るように、つまり、ユーザから指示された監視方向を撮
影するように、回動指示信号をカメラ24に出力し、カ
メラ24の回動方向を制御し、必要に応じて、傾動指示
信号を右側のドアミラー3、左側のドアミラー5および
ルームミラー18のいずれかに出力し、それら右側のド
アミラー3、左側のドアミラー5およびルームミラー1
8のそれぞれのミラー本体7、12および20のいずれ
かの傾動方向をも制御する(ステップS14)。
【0043】具体的に説明すると、図11に示すよう
に、ユーザがパソコン30のモニタ30dに表示されて
いる画面Wのウィンドウ画面W1で、自動車1の例えば
前方の地点(図11中P1参照)をマウス30cにより
クリックすると、マイコン28は、この場合であれば、
マウス30cによりクリックされた地点が、先に説明し
た図1に示したように、カメラ24が自身のみで撮影す
る撮影範囲内となるので、カメラ24が当該地点に向か
う方向を撮影するように、カメラ24の回動方向を制御
し、カメラ24の撮影方向を制御する。これにより、ウ
ィンドウ画面W2に、カメラ24により撮影された自動
車1の前方の映像(図11では例えば家が建っている映
像)が表示され、ユーザは、自動車1の前方の映像を確
認することができる。
【0044】また、図12に示すように、ユーザがパソ
コン30のモニタ30dに表示されている画面Wのウィ
ンドウ画面W1で、例えば右側のドアミラー3により映
される自動車1の右後方の地点(図11中P2参照)を
マウス30cによりクリックすると、マイコン28は、
この場合であれば、マウス30cによりクリックされた
地点が、先に説明した図1に示したように、カメラ24
が右側のドアミラー3と連携して撮影する撮影範囲内と
なるので、カメラ24が当該地点に向かう方向を右側の
ドアミラー3を介して撮影するように、カメラ24の回
動方向を制御すると共に、右側のドアミラー3のミラー
本体7の傾動方向を制御し、カメラ24の撮影方向を制
御する。これにより、ウィンドウ画面W2に、カメラ2
4により撮影された自動車1の右後方の映像(図12で
は例えば別の自動車が駐車している映像)が表示され、
ユーザは、自動車1の右後方の映像を確認することがで
きる。
【0045】また、詳しくは説明しないが、これと同様
にして、ユーザがパソコン30のモニタ30dに表示さ
れている画面Wのウィンドウ画面W1で、例えば左側の
ドアミラー5により映される自動車1の左後方の地点を
マウス30cによりクリックすると、マイコン28は、
マウス30cによりクリックされた地点が、カメラ24
が左側のドアミラー5と連携して撮影する撮影範囲内と
なれば、カメラ24が当該地点に向かう方向を左側のド
アミラー5を介して撮影するように、カメラ24の回動
方向を制御すると共に、左側のドアミラー5のミラー本
体17の傾動方向を制御し、カメラ24の撮影方向を制
御する。これにより、ウィンドウ画面W2に、カメラ2
4により撮影された自動車1の左後方の映像が表示さ
れ、ユーザは、自動車1の左後方の映像を確認すること
ができる。
【0046】さらに、ユーザがパソコン30のモニタ3
0dに表示されている画面Wのウィンドウ画面W1で、
例えばルームミラー18により映される自動車1の中央
後方の地点をマウス30cによりクリックすると、マイ
コン28は、マウス30cによりクリックされた地点
が、カメラ24がルームミラー18と連携して撮影する
撮影範囲内となれば、カメラ24が当該地点に向かう方
向をルームミラー18を介して撮影するように、カメラ
24の回動方向を制御すると共に、ルームミラー18の
ミラー本体20の傾動方向を制御し、カメラ24の撮影
方向を制御する。これにより、ウィンドウ画面W2に
は、カメラ24により撮影された自動車1の中央後方の
映像が表示され、ユーザは、自動車1の中央後方の映像
を確認することができる。
【0047】このようにして、ユーザは、パソコン30
のモニタ30dに表示されている画面Wのウィンドウ画
面W1で、監視したい地点をマウス30cによりクリッ
クすることにより、その地点に向かう方向をカメラ24
に撮影させることができ、その撮影された映像を確認す
ることができる。
【0048】また、ユーザが監視ズームの指示をパソコ
ン30にて行うと、パソコン30から監視ズーム指示信
号が通信回線31を通じて携帯電話機32に送信され、
マイコン28は、カーナビゲーション装置29から監視
ズーム指示信号を入力する。そして、マイコン28は、
監視ズーム指示信号を入力すると(ステップS13にて
「YES」)、カメラ24が当該入力された監視ズーム
により撮影するように、つまり、ユーザから指示された
監視ズームにより撮影するように、カメラ24の撮影ズ
ームを制御する(ステップS15)。
【0049】具体的に説明すると、図13に示すよう
に、ユーザがパソコン30のモニタ30dに表示されて
いる画面Wのウィンドウ画面W1で、「ズームアップ」
ボタン(図13中B1参照)をマウス30cによりクリ
ックすると、マイコン28は、カメラ24がズームアッ
プして撮影するように、カメラ24の撮影ズームを制御
する。これにより、ウィンドウ画面W2に、カメラ24
によりズームアップして撮影された自動車1の右後方の
映像が表示され、ユーザは、自動車1の右後方の拡大さ
れた映像を確認することができる。
【0050】また、図14に示すように、ユーザがパソ
コン30のモニタ30dに表示されている画面Wのウィ
ンドウ画面W1で、「ズームダウン」ボタン(図14中
B2参照)をマウス30cによりクリックすると、マイ
コン28は、カメラ24がズームダウンして撮影するよ
うに、カメラ24の撮影ズームを制御する。これによ
り、ウィンドウ画面W2に、カメラ24によりズームダ
ウンして撮影された自動車1の右後方の映像が表示さ
れ、ユーザは、自動車1の右後方の縮小された映像を確
認することができる。
【0051】このようにして、ユーザは、パソコン30
のモニタ30dに表示されている画面Wのウィンドウ画
面W1で、「ズームアップ」ボタンまたは「ズームダウ
ン」ボタンをマウス30cによりクリックすることによ
り、カメラ24の撮影ズームを利用して撮影させること
ができ、その撮影された映像を確認することができる。
【0052】尚、マイコン28は、カーナビゲーション
装置29から監視終了指示信号を入力したか否かを監視
しており(ステップS16)、ユーザが監視を終了させ
るための指示をパソコン30にて行うと、パソコン30
から監視終了指示信号が通信回線31を通じて携帯電話
機32に送信され、マイコン28は、カーナビゲーショ
ン装置29から監視終了指示信号を入力する。そして、
マイコン28は、カーナビゲーション装置29から監視
終了指示信号を入力すると(ステップS16にて「YE
S」)、撮影終了指示信号をカメラ24に出力し、カメ
ラ24に撮影を終了させ(ステップS17)、監視処理
を終了する(メインルーチン(図9に示したルーチン)
に戻る)。
【0053】ところで、以上は、カメラ24により撮影
された映像が携帯電話機32から通信回線31を通じて
パソコン30に送信されることにより、パソコン30の
モニタ30dに表示される場合を説明したものである
が、監視制御装置27がメモリを搭載することにより、
カメラ24により撮影された映像がパソコン30のモニ
タ30dに表示されると同時に、メモリに記憶されるよ
うに構成することも可能である。また、カメラ24によ
り撮影された映像がメモリに記憶され、カメラ24によ
る撮影が終了されてから所定時間が経過した後に、メモ
リに記憶された映像が読出されてパソコン30のモニタ
30dに表示されるように構成することも可能である。
【0054】また、デスクトップ型のパソコン30に代
わって、携帯電話機や携帯情報端末などの携帯端末を用
いることも可能である。この場合、例えば携帯電話機を
用いる場合には、「矢印」キーが存在するキーの配列で
あれば、「矢印」キーが操作されることにより、監視方
向や監視ズームが指示されるように構成すれば良く、一
方、「矢印」キーが存在しないキーの配列であれば、例
えば「0」〜「9」の数字キーのうちの例えば「8」キ
ーを上方向、「2」キーを下方向、「4」キーを方向お
よび「6」キーを右方向に対応するキーとして割当て、
それらのキーが操作されることにより、監視方向や監視
ズームが指示されるように構成すれば良い。
【0055】また、カメラ24が全てのミラー3、5お
よび18のぞれぞれと連携して撮影する場合を説明した
ものであるが、全てのミラー3、5および18のうちの
少なくともいずれかと連携して撮影するように構成する
ことも可能である。さらに、カメラ24がミラー3、5
および18のうちのいずれかと連携して撮影する場合に
は、カメラ24がミラー3、5および18のうちのいず
れかを向く回動位置を記憶させておくことにより、その
回動位置に回動したときには、カメラ24が自動的にズ
ームアップして撮影するように構成することも可能であ
る。
【0056】以上に説明したように本実施例によれば、
自動車1の車室1a内にカメラ24を設け、そのカメラ
24が自動車1の前方を撮影すると共に、撮影方向を右
側のドアミラー3、左側のドアミラー5およびルームミ
ラー18が設けられている部位に変更することにより、
それらのミラー本体7、12および20に映った映像、
つまり、自動車1の後方の映像をも撮影するように構成
したので、自動車1の後方を監視することができ、この
とき、カメラ24が一つのみ用意されていれば良いの
で、コストを抑えることができる。また、カメラ24が
自動車1の車室1a内に設けられる構成であるので、劣
化し難くすることができ、また、破損し難くすることが
できる。さらに、カメラ24が自動車1の後方を監視す
るのみならず、自動車1の前方をも撮影することによ
り、自動車1の前方をも監視する構成であるので、広い
範囲を監視することができる。
【0057】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。監視制御装置の機能がカーナビゲーション装置に
組込まれている構成であっても良い。ドアミラーが装着
されている自動車に限らず、フェンダーミラーが装着さ
れている自動車に適用する構成であっても良い。
【0058】監視制御装置、カーナビゲーション装置、
携帯電話機、各ミラー本体を傾動させる各モータおよび
カメラのそれぞれに、Bluetooth (Bluetooth は登録商
標)通信や赤外線通信などの近距離無線通信を実現する
近距離無線通信モジュールを搭載することにより、各種
の信号を無線で送受信する構成であっても良い。車室内
でカメラが設置される位置は、ドアミラーに映った映像
およびルームミラーに映った映像を撮影し得る場所であ
れば、他の場所であっても良い。スケジュール機能を併
用することにより、マイコンがカメラの撮影方向や撮影
ズームを時系列的に順次変化させる構成であっても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略的に示す図
【図2】自動車の外観斜視図
【図3】車室内の一部を示す図
【図4】右側のドアミラーの外観斜視図
【図5】右側のドアミラーが使用位置または格納位置に
回動している状態を示す図
【図6】左側のドアミラーの外観斜視図
【図7】左側のドアミラーが使用位置または格納位置に
回動している状態を示す図
【図8】機能ブロック図
【図9】マイコンが行う処理を示すフローチャート
【図10】図9相当図
【図11】表示の一例を示す図
【図12】図11相当図
【図13】図11相当図
【図14】図11相当図
【符号の説明】
図面中、1は自動車、3はドアミラー、5はドアミラ
ー、7はミラー本体、12はミラー本体、17は接触セ
ンサ(物理的変化検出手段)、18はルームミラー、2
0はミラー本体、24はカメラ(撮影手段)、28はマ
イコン(撮影方向制御手段、ミラー本体傾動制御手段、
撮影ズーム制御手段)、29はカーナビゲーション装置
(位置特定手段、計時手段)、30はパソコン(監視開
始指示手段、監視方向指示手段、監視ズーム指示手段、
映像受信手段、表示手段)、31は通信回線、32は携
帯電話機(映像送信手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D053 FF31 GG06 MM01 MM54 5C086 AA28 AA34 AA53 BA22 CA28 CA30 CB36 CB40 DA33 DA40 EA45 FA18 5C087 AA24 AA25 BB12 BB18 BB72 DD05 DD14 EE05 EE12 EE16 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG02 GG60 GG65 GG66 GG67 GG71

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の少なくとも後方を映すミラー本
    体と、 自動車の車室内に前記ミラー本体よりも後方に設けら
    れ、当該自動車の少なくとも前方を撮影するように撮影
    方向を変更可能な撮影手段とを備え、 前記撮影手段は、撮影方向を前記ミラー本体が設けられ
    ている部位に変更することにより、前記ミラー本体に映
    った映像を撮影することを特徴とする自動車の監視シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車の監視システムに
    おいて、 前記ミラー本体は、左右方向および上下方向のうちの少
    なくとも一方の方向に傾動することを特徴とする自動車
    の監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の自動車の監視シ
    ステムにおいて、 前記ミラー本体は、ドアミラーのミラー本体またはフェ
    ンダーミラーのミラー本体であることを特徴とする自動
    車の監視システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の自動車の監視シ
    ステムにおいて、 前記ミラー本体は、ルームミラーのミラー本体であるこ
    とを特徴とする自動車の監視システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の自
    動車の監視システムにおいて、 ユーザが監視開始を指示するための監視開始指示手段を
    備え、 前記撮影手段は、ユーザによる監視開始の指示が前記監
    視開始指示手段により行われたことをトリガとして撮影
    を開始することを特徴とする自動車の監視システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかに記載の自
    動車の監視システムにおいて、 自動車の物理的な変化を検出する物理的変化検出手段を
    備え、 前記撮影手段は、自動車の物理的な変化が前記物理的変
    化検出手段により検出されたことをトリガとして撮影を
    開始することを特徴とする自動車の監視システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のいずれかに記載の自
    動車の監視システムにおいて、 自動車の停車位置または駐車位置を特定する位置特定手
    段と、 前記位置特定手段により特定された自動車の停車位置ま
    たは駐車位置が予め設定された設定エリア内であること
    をトリガとして撮影を開始することを特徴とする自動車
    の監視システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし4のいずれかに記載の自
    動車の監視システムにおいて、 時刻または時間を計時する計時手段を備え、 前記撮影手段は、前記計時手段により計時された時刻ま
    たは時間が予め設定された設定時刻または設定時間であ
    ることをトリガとして撮影を開始することを特徴とする
    自動車の監視システム。
  9. 【請求項9】 請求項2ないし8のいずれかに記載の自
    動車の監視システムにおいて、 前記撮影手段の撮影方向を制御する撮影方向制御手段
    と、 前記ミラー本体の傾動を制御するミラー本体傾動制御手
    段と、 ユーザが監視方向を指示するための監視方向指示手段と
    を備え、 ユーザによる監視方向の指示が前記監視方向指示手段に
    より行われたときには、前記撮影手段が当該指示された
    監視方向を撮影するように、前記撮影方向制御手段が前
    記撮影手段の撮影方向を制御し、前記ミラー本体傾動制
    御手段が前記ミラー本体の傾動を制御することを特徴と
    する自動車の監視システム。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    自動車の監視システムにおいて、 前記撮影手段の撮影ズームを制御する撮影ズーム制御手
    段と、 ユーザが監視ズームを指示するための監視ズーム指示手
    段とを備え、 ユーザによる監視ズームの指示が前記監視ズーム指示手
    段により行われたときには、前記撮影手段が当該指示さ
    れた監視ズームにより撮影するように、前記撮影ズーム
    制御手段が前記撮影手段の撮影ズームを制御することを
    特徴とする自動車の監視システム。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の自動車の監視システムにおいて、 前記撮影手段により撮影された映像を送信する映像送信
    手段と、 前記映像送信手段から送信された映像を通信回線を通じ
    て受信する映像受信手段と、 前記映像受信手段により受信された映像を表示する表示
    手段とを備えたことを特徴とする自動車の監視システ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の自動車の監視システ
    ムにおいて、 前記監視開始指示手段、前記監視方向指示手段、前記監
    視ズーム指示手段および前記表示手段のうちの少なくと
    もいずれかは、据置型の端末に設けらていることを特徴
    とする自動車の監視システム。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の自動車の監視システ
    ムにおいて、 前記監視開始指示手段、前記監視方向指示手段、前記監
    視ズーム指示手段および前記表示手段のうちの少なくと
    もいずれかは、携帯型の端末に設けらていることを特徴
    とする自動車の監視システム。
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