JP2003181864A - ゴム支承の製造方法 - Google Patents

ゴム支承の製造方法

Info

Publication number
JP2003181864A
JP2003181864A JP2001382323A JP2001382323A JP2003181864A JP 2003181864 A JP2003181864 A JP 2003181864A JP 2001382323 A JP2001382323 A JP 2001382323A JP 2001382323 A JP2001382323 A JP 2001382323A JP 2003181864 A JP2003181864 A JP 2003181864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
rubber
rubber layer
layer
steel plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001382323A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Aida
斉 合田
Takuichi Harada
拓一 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP2001382323A priority Critical patent/JP2003181864A/ja
Publication of JP2003181864A publication Critical patent/JP2003181864A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】橋梁等において上部構造体を弾性支持するゴム
支承を圧縮加硫成形するに際し、最も加熱され易い最上
位のゴム層が他のゴム層よりも優先して流動することに
より、同ゴム層の肉厚が部分的に薄くなったり接着剤を
流動させて接着力を低下させる問題を解決する。 【解決手段】上鋼板12と下鋼板14及びそれらの間に
おいて未加硫のゴム層16Aと内部鋼板18とを交互に
積層した積層体10Aを、成形型22の下板24及び側
板28にて囲まれた凹所30内にセットし、その状態で
成形型22により積層体10Aを圧縮成形し且つ加硫し
てゴム支承を得るに際し、未加硫のゴム層36Aをダミ
ー層として更に積層し、その状態で成形型22による圧
縮成形及び加硫を行い、その後ダミー層としてのゴム層
36Aを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンクリート建造
物や橋梁等の上部構造体を弾性支持するゴム支承の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンクリート建造物や橋梁等
において下部構造体と上部構造体との接点にゴム支承を
介設し、そのゴム支承を介して下部構造体により上部構
造体を弾性支持するといったことが行われている。図4
は橋梁の場合を示したもので、同図中200A,200
Bはそれぞれ橋脚,橋台を、また204は橋桁を表して
おり、206はそれら橋脚200A,橋台200Bを含
む下部構造体と橋桁204を含む上部構造体との間に介
設されたゴム支承を表している。
【0003】例えば橋梁において上部構造体は荷重の載
荷,温度変化,コンクリートのクリープ,プレストレス
力等様々な要因で伸縮する外、架設後において上部構造
体が乾燥により収縮する。従ってこのように下部構造体
と上部構造体との接点にゴム支承を設けておくことで、
ゴムの弾性変形により下部構造体と上部構造体との水平
方向の相対変位を吸収することができる。
【0004】或いはまた地震の際には下部構造体が大き
く水平方向に震動し、従って上記ゴム支承206を設け
ておき、そのゴム支承206に免震機能を持たせておく
ことで、ゴムの弾性変形により大きな水平方向変位も吸
収でき、震動伝達をゴム支承206の部分で遮断或いは
低減することができる。
【0005】その他上部構造体は荷重の載荷によって撓
みを生じ、これによって支点部(接点部)は回転運動を
起す。従って下部構造体と上部構造体との接点にゴム支
承を介設しておくことで、ゴムの弾性変形によりその回
転運動も吸収することができる。この点は荷重の大小,
変位の大小等の差はあるにしても、コンクリート建造物
等において下部構造体によりゴム支承を介して上部構造
体を弾性支持するようになした場合にも同様である。
【0006】このゴム支承206は、従来図5に示すよ
うな方法で製造していた。同図において、208はゴム
支承の成形型(金型)で上板210,下板212及び側
板214を有している。この製造方法では、ゴム支承2
06を構成する上鋼板(剛性の上補強板)216,下鋼
板(剛性の下補強板)218及びそれらの間において未
加硫のゴム層220と内部鋼板(剛性の内部補強板)2
22とを交互に積層した積層体206Aを、成形型20
8における下板212と側板214とで囲まれた凹所2
24内にセットし、その状態で成形型208における上
板210を下向きに押して、即ち成形型208における
上板210と下板212とを上下に接近方向に相対移動
させて、積層体206Aに圧縮力を加え且つ上下に配置
した熱盤からの熱をそれら上板210,下板212を通
じて積層体206Aに加え、これにより積層体206A
を圧縮成形し、且つ加熱により未加硫のゴム層220を
加硫してゴム支承206を製造していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの製造
方法の場合、積層体206Aに加えられる熱が上,下板
210,212を通じて上下方向から加えられるため、
最上位のゴム層220と最下位のゴム層220とが、他
のゴム層220よりも早く加熱される。そのため、成形
型208の型締めの際に最上位のゴム層220と最下位
のゴム層220とが、他のゴム層220よりも優先的に
流動してしまうといった問題を生ずる。
【0008】特に最上位のゴム層220については、上
板210と側板214との間に当初隙間Sがあることか
ら、その隙間Sを逃げ道として流動を起し易い。この結
果最上位のゴム層220と最下位のゴム層220、特に
最上位のゴム層220の厚みが薄くなってしまい、また
ゴム層220の流動に伴って鋼板216,218,22
2に塗着してある接着剤がゴム層220のゴム流れとと
もに流れ去って接着力の低下をもたらすといった問題を
生ずる。
【0009】また最上位のゴム層220,最下位のゴム
層220がゴムの流れによってその厚みが薄くなること
から、特に端部の厚みが薄くなることから、図5(II)
に示しているように最上位の内部鋼板222と最下位の
内部鋼板222とが反り変形を起してしまうといった問
題を生ずる。この傾向は流動したゴムを外部に逃すため
のオーバーフロー孔が、成形型208における側板21
4の適所に設けられていない場合において特に顕著であ
る。
【0010】各ゴム層220が外部と連通するオーバー
フロー孔を持たない場合、ゴム支承206外周端におけ
る内部鋼板222付近のゴム及び接着剤の流動が避けら
れることによって、中央部における各層の接着力が確保
されるものの、この場合、余剰のゴムが外部に流動でき
る部分は専ら上板210と側板214との間の隙間Sの
部分であり、従ってそのような場合には特に最上位のゴ
ム層220が優先的に流動を起して上記のような問題を
起してしまうのである。而してゴムの流動による上記の
現象は、ゴム支承の性能低下に繋がる問題である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のゴム支承の製造
方法はこのような課題を解決するために案出されたもの
である。而して請求項1のものは、剛性の上補強板と下
補強板及びそれらの間において未加硫のゴム層と剛性の
内部補強板とを交互に積層した積層体を、上板と下板と
側板とを有する成形型の該下板及び側板にて囲まれた凹
所内にセットした状態で、該成形型の上板と下板とを上
下に接近方向に相対移動させて前記積層体に圧縮力を加
え且つ該成形型を通じて加えた熱により前記未加硫のゴ
ム層を加硫するゴム支承の製造方法であって、前記積層
体の上面と前記上板との間若しくは下面と前記下板との
間の少なくとも一方に未加硫のゴム層をダミー層として
更に積層し、その状態で前記成形型による圧縮成形及び
加硫を行い、しかる後該ダミー層としてのゴム層を除去
することを特徴とする。
【0012】請求項2のものは、請求項1において、前
記ダミー層としての未加硫のゴム層を、前記積層体の上
面と前記上板との間に積層することを特徴とする。
【0013】
【作用及び発明の効果】以上のように本発明の製造方法
は、成形型の凹所内にセットした積層体の上面と成形型
における上板との間、若しくは下面と下板との間の少な
くとも一方に未加硫のゴム層をダミー層として更に積層
し、その状態で積層体の圧縮成形及び加硫を行い、その
後ダミー層としてのゴム層を除去するもので、この製造
方法の場合、積層体における最上位のゴム層又は最下位
のゴム層が、圧縮成形及び加硫時に最上位から2層目又
は最下位から2層目に位置することとなる。そして積層
体の圧縮成形及び加硫時において、ダミー層としてのゴ
ム層が優先的に加熱を受けて流動し、最上位から2層目
或いは最下位から2層目のゴム層の流動が抑制される。
【0014】その結果従来生じていた上記の問題、即ち
積層体の圧縮成形及び加硫時に、最上位のゴム層又は最
下位のゴム層が優先的に流動することによってそれらの
ゴム層の厚みが薄くなり、また接着力が低下し或いは最
上位又は最下位の剛性の内部補強板が反り変形を生じる
といった問題を解決することができる。従って本発明の
製造方法によれば特性の良好なゴム支承を製造すること
が可能となる。
【0015】本発明においては、ダミー層としての未加
硫のゴム層を積層体の下面と下板との間に積層した状態
で積層体を圧縮成形するようになすことができるが、特
に積層体の上面と上板との間にダミー層としての未加硫
のゴム層を積層した状態でこれを圧縮成形及び加硫する
ようになすことが望ましい(請求項2)。積層体の圧縮
成形及び加硫時において特に流動を起し易いのは積層体
における最上位のゴム層であり、従って積層体の上面と
上板との間にダミー層としてのゴム層を介在させておく
ことで、効果的にゴムの流動に基づく不具合の発生を是
正することができる。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10はゴム支承で、剛性の上補
強板としての上鋼板12,同じく剛性の下補強板として
の下鋼板14及びそれらの間においてゴム層16と剛性
の内部補強板としての内部鋼板18とを交互に積層し、
且つそれらを加硫接着により一体に固着した形態をなし
ている。このゴム支承10には、外周面を被覆するよう
にして側面被覆ゴム層20が形成されている。
【0017】尚本例において、ゴム支承10は平面形状
が1000mm角形状のものであり、また上鋼板12及
び下鋼板14がそれぞれ厚み50mm、ゴム層16が厚
み約39mm、内部鋼板18が厚み4.5mmとされて
いる。尚側面被覆ゴム層20は厚みが約10mm、即ち
図中左右方向の寸法が約10mmとされている。但しこ
れら寸法関係はあくまで一例である。
【0018】図2及び図3は上記ゴム支承10の製造方
法を示している。図2において、22はゴム支承10を
成形するための成形型(金型)で、上板24,下板26
及び側板28を有しており、全体として箱体状をなして
いる。
【0019】本例の製造方法においては、成形型22に
おける下板26と側板28とで囲まれた凹所30内に、
上鋼板12と下鋼板14及びそれらの間に未加硫のゴム
層16Aと内部鋼板18とをそれぞれ交互に積層した積
層体10Aをセットする。尚未加硫のゴム層16Aはそ
の厚みが約40mmである。
【0020】ここで4層の未加硫のゴム層16Aは何れ
も同じ厚みであり、且つその平面寸法が上鋼板12,下
鋼板14及び内部鋼板18よりも僅かに大きいものとさ
れている。即ち未加硫のゴム層16Aは、それぞれ側板
28の内面にほぼ接するようにセットされ、また上鋼板
12,下鋼板14及び内部鋼板18は、それらの外周端
と側板28の内面との間に若干の隙間が生じる状態でセ
ットされている。尚上鋼板12,下鋼板14及び内部鋼
板18と側板28との間の隙間は、図1における側面被
覆ゴム層20を形成するための部分である。
【0021】本例においてはまた、積層体10Aの下
面、即ちその下鋼板14の下面と成形型22における下
板26の上面との間に、下鋼板14とほぼ同様の厚み及
びサイズの鋼板34及び未加硫のゴム層16Aとほぼ同
様の厚み及びサイズの未加硫のゴム層36Aが、それぞ
れダミーの鋼板及びゴム層として積層状態で介挿されて
いる。更にまた積層体10Aの上面、即ちその上鋼板1
2の上面と成形型22における上板24の下面との間
に、上鋼板12とほぼ同様の厚み及びサイズの鋼板34
及び未加硫のゴム層16Aとほぼ同様の厚み及びサイズ
の未加硫のゴム層36Aが、それぞれダミーの鋼板及び
ゴム層として積層状態で介挿されている。ここで未加硫
のゴム層36Aには接着の前処理がされていない。よっ
てダミーのゴム層としてのゴム層36Aが加硫接着され
ないため、後に容易に除去することができる。
【0022】この例の製造方法では、上記のように積層
体10A及びダミー層としてのゴム層36A,鋼板34
をそれぞれ上下に積層した状態で、成形型22における
上板24を図中下向きに移動、即ち上板24と下板26
とを上下に接近方向に相対移動させ、そして上下に配置
した熱盤からの熱をそれら上板24及び下板26を通じ
て積層体10A及びゴム層36A,鋼板34に加えなが
らこれを加圧し、各ゴム層16A,36Aがそれぞれ流
動しながら圧縮成形し且つ加硫する。
【0023】その際、各ゴム層16A,36Aの内最も
加熱され易いのは積層体10Aの上側のゴム層36A及
び下側のゴム層36Aであり、それらが最も流動し易
い。但し図2(I)に示しているように当初成形型22
における側板28と上板24との間には大きな隙間Sが
あり、図2(II)に示しているようにその隙間Sからゴ
ムが流れるため、積層体10Aの上側にあるゴム層36
Aが一番流動し易い。積層体10Aの下側のゴム層36
Aは、流動したゴムの逃げ場があまりないため、加熱は
されても上側のゴム層36A程には流動しない。
【0024】図3(III)は上板24を閉じた状態、即
ち成形型22を型締めした状態を示している。この状態
を所定の成形加硫時間保持し、その後脱型することで図
3(IV)に示す成形体38が得られる。この成形体38
は、上鋼板12,下鋼板14,内部補強板18及び4層
のゴム層16を加硫成形により積層状態に一体化して成
るゴム支承10に対し、その上面側と下面側とにゴム層
36及び鋼板34が積層された形態のもので、図3
(V)に示しているようにこの成形体38より上下の鋼
板34及びゴム層36を除去することで、目的とするゴ
ム支承10が得られる。
【0025】以上のように本例の製造方法の場合、上鋼
板12と成形型22の上板24との間及び下鋼板14と
成形型22の下板26との間に未加硫のゴム層36Aを
ダミー層として更に積層した状態で圧縮成形及び加硫を
行うもので、この場合積層体10Aにおける1層目(最
上位)のゴム層16A及び4層目(最下位)のゴム層1
6Aは成形及び加硫時に最上位から2層目又は最下位か
ら2層目に位置することとなり、積層体10Aの圧縮成
形及び加硫時に積層体10Aにおける最上位及び最下位
のゴム層16Aの流動が抑制される。
【0026】これにより積層体10Aの圧縮成形及び加
硫時に最上位及び最下位のゴム層16Aが大きく流動し
てその厚みが薄くなったり、内部鋼板18が反り変形を
生じたり、或いはゴム層16と鋼板12,14,18と
の接着力が低下するといった問題を解決することができ
る。
【0027】因みに表1は、本実施例方法に従って製造
したゴム支承10における各ゴム層16の厚みの測定結
果を、従来方法にて製造したゴム支承の各ゴム層の厚み
の測定結果と比較して示したものである。但し表1の実
施例方法では、積層体10Aの上側にのみダミー層とし
てのゴム層36Aとダミー鋼板としての鋼板34とを積
層し、積層体10Aの下側のゴム層36Aと鋼板34と
を除いた形態で積層体10Aを圧縮加硫成形している。
【0028】
【表1】
【0029】表1の結果に示されているように、従来方
法でゴム支承を製造した場合、第1層目(最上位)と第
4層目(最下位)、特に第1層目のゴム層の厚みが大幅
に薄くなっているのに対し、本実施例方法でゴム支承1
0を製造した場合、第1層目のゴム層16の厚みが中間
のゴム層16に対してそれ程薄くなっておらず、それら
中間のゴム層16の厚みと近い値となっている。
【0030】この結果から、積層体10Aの上側にゴム
層36Aをダミー層として積層した状態で圧縮加硫成形
を行うことで、ゴム支承10における最上位のゴム層1
6の厚みが薄くなるのを良好に抑制できることが分る。
【0031】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上例では、ゴム層36Aを
ダミー層として積層するとともに、併せて同じく鋼板3
4をダミー鋼板として積層した状態でゴム支承10を圧
縮加硫成形するようにしているが、本発明においてはダ
ミー層としてのゴム層36Aのみを積層した状態でゴム
支承10を圧縮加硫成形するようになすことも勿論可能
である。
【0032】また本発明ではダミー層としてのゴム層3
6Aをゴム層16Aと同じ材質とすることができるが、
異材質のゴムを用いることも可能であるし、また上例で
はゴム層36Aをゴム層16Aとほぼ同じ厚み,サイズ
で設けているが、これらを異なった厚み,サイズで設け
ることも可能である。更にまた本発明は、上例以外の他
の様々な形態のゴム支承を製造するに際して適用可能で
あるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において
種々変更を加えた態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例方法にて得られるゴム支承の
断面構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例方法であるゴム支承の製造方法
の一部工程を示す説明図である。
【図3】図2に続く工程の説明図である。
【図4】ゴム支承を用いて橋梁を弾性支持した状態を示
す説明図である。
【図5】ゴム支承の従来の製造方法の説明図である。
【符号の説明】
10 ゴム支承 10A 積層体 12 上鋼板(剛性の上補強板) 14 下鋼板(剛性の下補強板) 16,16A ゴム層 18 内部鋼板(剛性の内部補強板) 22 成形型 24 上板 26 下板 28 側板 30 凹所 36,36A ゴム層(ダミー層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16F 1/44 F16F 1/44 15/04 15/04 P // B29K 21:00 B29K 21:00 B29L 31:00 B29L 31:00 Fターム(参考) 2D059 AA37 GG01 3J048 AA01 BA08 BA18 BD03 BD07 DA03 EA38 3J059 AD04 BA43 BD01 BD05 BD09 EA03 EA06 GA42 4F204 AA45 AD03 AD35 AG03 AH43 FB01 FB11 FB22 FF01 FF05 FF50

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性の上補強板と下補強板及びそれらの
    間において未加硫のゴム層と剛性の内部補強板とを交互
    に積層した積層体を、上板と下板と側板とを有する成形
    型の該下板及び側板にて囲まれた凹所内にセットした状
    態で、該成形型の上板と下板とを上下に接近方向に相対
    移動させて前記積層体に圧縮力を加え且つ該成形型を通
    じて加えた熱により前記未加硫のゴム層を加硫するゴム
    支承の製造方法であって、 前記積層体の上面と前記上板との間若しくは下面と前記
    下板との間の少なくとも一方に未加硫のゴム層をダミー
    層として更に積層し、その状態で前記成形型による圧縮
    成形及び加硫を行い、しかる後該ダミー層としてのゴム
    層を除去することを特徴とするゴム支承の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ダミー層として
    の未加硫のゴム層を、前記積層体の上面と前記上板との
    間に積層することを特徴とするゴム支承の製造方法。
JP2001382323A 2001-12-14 2001-12-14 ゴム支承の製造方法 Pending JP2003181864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001382323A JP2003181864A (ja) 2001-12-14 2001-12-14 ゴム支承の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001382323A JP2003181864A (ja) 2001-12-14 2001-12-14 ゴム支承の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003181864A true JP2003181864A (ja) 2003-07-02

Family

ID=27592726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001382323A Pending JP2003181864A (ja) 2001-12-14 2001-12-14 ゴム支承の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003181864A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226599A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム支承体の製造方法
JP2011226600A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム支承体の製造方法
CN104175438A (zh) * 2014-07-22 2014-12-03 西安航天复合材料研究所 一种隔震橡胶支座的精确模压成型方法
CN112477139A (zh) * 2020-10-14 2021-03-12 广州市威来材料科技有限公司 一种橡胶垫的制作方法及橡胶垫

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226599A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム支承体の製造方法
JP2011226600A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム支承体の製造方法
CN104175438A (zh) * 2014-07-22 2014-12-03 西安航天复合材料研究所 一种隔震橡胶支座的精确模压成型方法
CN112477139A (zh) * 2020-10-14 2021-03-12 广州市威来材料科技有限公司 一种橡胶垫的制作方法及橡胶垫
CN112477139B (zh) * 2020-10-14 2023-04-18 广州市威来材料科技有限公司 一种橡胶垫的制作方法及橡胶垫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010510111A (ja) 熱膨張ツーリングコールを使用してハット型に強化された複合部品を形成する装置及び方法
US5330695A (en) Method of manufacturing diaphrams for dynamic microphones
JP2009249833A (ja) 座屈拘束ブレースおよびその製造方法
JP2003181864A (ja) ゴム支承の製造方法
JP2001140977A (ja) 免震支承体
US9702464B1 (en) Non-planar stick gaskets for receipt between a base and a workpiece
JP4061818B2 (ja) 免震装置
KR100992805B1 (ko) 곡면을 구비한 복합재료의 제조방법
JP2009228855A (ja) 免震用積層ゴム
CN110815525B (zh) 凝胶注模成型大尺寸陶瓷坯体的干燥工装及方法
JP5921626B2 (ja) コンクリート打設用の複層型枠、及び、当該複層型枠を用いたコンクリート構造物の製造方法
JP5552880B2 (ja) ゴム支承体の製造方法
JP2001225338A (ja) 積層ゴム支承
JP2003184951A (ja) ゴム支承の製造方法
JP2747886B2 (ja) 橋梁用弾性支承体の据付方法
JPH0227484B2 (ja)
JP4148595B2 (ja) 積層ゴム構造体,積層ゴム構造体の製造方法及びその製造方法に用いる治具
JP2009132005A (ja) 真空成形装置
US11971078B2 (en) Layered support
JP2006316955A (ja) 免震ゴム支承体及びその製造方法
JP2000110878A (ja) 積層ゴム支承体の製造方法
JP5556329B2 (ja) ゴム支承体の製造方法
WO2020204031A1 (ja) 鉛プラグ入り積層ゴム支承および鉛プラグ入り積層ゴム支承の製造方法
JP5425519B2 (ja) 防振装置
JP2001234975A (ja) 橋梁用ゴム支承

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040917