JP2003181383A - 素子搬送分別装置 - Google Patents

素子搬送分別装置

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JP2003181383A
JP2003181383A JP2001381998A JP2001381998A JP2003181383A JP 2003181383 A JP2003181383 A JP 2003181383A JP 2001381998 A JP2001381998 A JP 2001381998A JP 2001381998 A JP2001381998 A JP 2001381998A JP 2003181383 A JP2003181383 A JP 2003181383A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子の分別作業をうまく行うことができる素
子搬送分別装置を提供する。 【解決手段】 素子搬送分別装置は、素子tを搬送路2
21上を移動させ、前記供給手段2の搬送路221上の
素子tを、前記搬送路221の上方から保持手段12で
吸引保持した状態で搬送手段1で搬送すると共に検査装
置3で検査し、吸引解除手段4で前記保持手段12によ
る素子tの吸引を解き、前記吸引解除手段4により前記
保持手段12による吸引を解かれた素子tを、前記検査
装置3による検査結果に応じて収納部5に分別して収納
するものであり、前記供給手段2は、前記素子tが載置
された搬送路221を振動させて、前記素子tを前記搬
送路221上を移動させ、前記素子tを前記保持手段1
2で吸引保持するための吸引位置に供給するものであっ
て、前記素子tを、前記素子tの面積が大きな面を垂直
として前記搬送路221上に載置された状態で搬送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給位置に供給さ
れたチップを搬送手段で搬送しつつ検査をし、検査結果
に応じて収納部に分別収納する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、素子であるチップ部品型LE
D等のチップを搬送しつつ、チップの搬送経路の近傍に
設けられた検査装置でチップの品質検査を行い、検査結
果に応じて分別することが行われている。このような分
別作業に用いられる装置としては、図7に示す搬送分別
装置を例示できる。
【0003】搬送分別装置は、直線状の搬送路6上に配
列された状態で連続的に供給されるチップtを、図7中
矢印YD方向に間歇回転する吸引保持円盤71の下方ま
で搬送する。吸引保持円盤71の周縁部には所定間隔で
吸引ノズル711が設けられており、吸引保持円盤71
の下方まで供給されたチップをこの吸引ノズル711で
1個ずつ吸引保持して搬送路6上から取り上げて搬送
し、吸引保持円盤71に同期して図7中矢印YE方向に
間歇回転する持替搬送円盤72に供給する。
【0004】持替搬送円盤72の周縁部には、チップt
を保持するための挟持部722が、所定間隔で設けられ
ており、持替搬送円盤72に供給されたチップtのLE
Dが設けられた面が持替搬送円盤72の外方を向く姿勢
となるよう、挟持部722の先端挟持爪722Aで挟持
して搬送する。
【0005】持替搬送円盤72の外方には、チップtの
品質を検査するための検査装置73が設けられており、
持替搬送円盤72で搬送されるチップtは、この検査装
置73により品質検査がなされた後、持替搬送円盤72
に同期して図7中矢印YF方向に間歇回転する分別円盤
74に供給される。分別円盤74は、その周縁部に保持
孔741が所定間隔で設けられおり、分別円盤74に供
給されたチップtは、保持孔741の上方に近接した位
置まで搬送されると、持替搬送円盤72の挟持部722
の先端挟持爪722Aによる挟持を解かれて、保持孔7
41内に落下して、分別円盤74により搬送される。
【0006】このようにして、分別円盤74により搬送
されるチップtは、分別円盤74による搬送経路の下方
に設けられた複数の回収孔75の内、検査結果に対応し
た回収孔75の上方に位置すると、回収孔75の底面が
開放して、保持孔741から回収孔75内に落下するよ
うになっている。そして、回収孔75内に落下したチッ
プtは、回収孔75に連通する図示しない収納部に回収
されるようになっている。
【0007】ここで、この従来の搬送分別装置では、図
8(a),(b)に示すように、搬送路6上を搬送され
るチップtは、その底面(面積が大きな面)を下に向け
て搬送路6上に載置されたて状態で、搬送路6の振動に
より搬送路6上を搬送路6の先端側に向けて移動する。
そして、吸引保持円盤71の吸引ノズル711の下方ま
で移動したチップtは、搬送路6の上方から下降してき
た吸引ノズル711により吸引保持されて、搬送路6上
から上方に向けて取り上げられるようになっている。こ
の場合、チップtは、図8(a),(b)に示すよう
に、両側部が肉薄に形成されており、また、その両側肉
薄部t1が前後方向を向くような姿勢で搬送路6上を移
動する。
【0008】このため、搬送路6上に載置されたチップ
tは、搬送路6の振動により、図8(a),(b)に示
すように、両側肉薄部t1同士が重なり合った状態とな
ることがある。このような状態では、吸引保持する目的
のチップtの肉薄部t1上に乗り上げた後続のチップt
が邪魔になり、目的のチップtを、チップt上方から吸
引ノズル711で吸引保持して、搬送路6上から取り上
げることが出来ない。そして、このような事態は、図8
(a),(b)に示すような両側に肉薄部t1を備える
形状のチップtに限らず、単に四角板状に形成されたチ
ップであっても、製造時に生じるバリがその両側から外
方に向けて突出した状態では、目的とするチップtのバ
リ上に後続するチップtが乗り上げ、吸引ノズル711
による吸引保持をうまく行えない場合があった。
【0009】また、このチップ搬送分別装置では、上面
にLEDが設けられたチップを分別することもあるが、
このような場合、このチップ搬送分別装置では、品質検
査の際にチップtの上面を検査装置73側に向ける必要
がある。しかし、このチップ搬送分別装置では、吸引ノ
ズル711でチップtの上面を吸引保持するため、持替
搬送円盤72に保持された状態のチップtが上面を持替
搬送円盤72の外方に向けた状態となるよう、品質検査
の前にチップtを持ち替える必要があり、その分、装置
の構成が複雑になり、また、装置が大型化するという問
題があった。
【0010】さらに、吸引ノズル711で吸引保持され
たチップtを、持替搬送円盤72の挟持部722の先端
挟持爪722A間に供給する場合には、圧縮空気を吹き
付けることにより吸引ノズル711による吸引を解い
て、先端挟持爪722A間に落下させることが行われて
いたが、静電気によりチップtが吸引ノズル711の外
周縁部に付着してしまい、供給作業をうまく行えないと
いう問題点があった。
【0011】また、収納部は、一般にチップtを収納す
るための複数の収納容器と、各収納容器をその前端面か
ら出し入れ可能に収容する本体部とからなるが、複数の
収納容器を本体部から取り出した後、本体部に戻す場合
には、チップtのサイズが小さいため、収納容器の区別
がつかず、本来収容すべき位置と異なる位置に収納容器
を戻してしまうおそれがあった。
【0012】このように、従来のチップ搬送分別装置で
は、チップ等の素子の分別作業をうまく行うことができ
なかった。
【0013】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
であって、素子の分別作業をうまく行うことができる素
子搬送分別装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の素子搬送分別装置は、素子を搬送路上を移動さ
せて供給する供給手段と、前記供給手段の搬送路上の素
子を、前記搬送路の上方から保持手段で吸引保持して搬
送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送される素子を検
査する検査装置と、前記保持手段による吸引を解く吸引
解除手段と、前記吸引解除手段により前記保持手段によ
る吸引を解かれた素子を、前記検査装置による検査結果
に応じて分別して収納する収納部と、を備える素子搬送
分別装置であって、前記供給手段は、前記素子が載置さ
れた搬送路を振動させて、前記素子を前記搬送路上を移
動させ、前記素子を前記保持手段で吸引保持するための
吸引位置に供給するものであって、前記素子を、前記素
子の面積が大きな面を垂直として前記搬送路上に載置さ
れた状態で搬送するよう構成したものであることを特徴
とする。
【0015】この素子搬送分別装置は、供給手段により
搬送路上を素子を移動させて所定の供給位置に供給し、
供給位置に供給された素子を、搬送路の上方から保持手
段で吸引保持して搬送手段により搬送し、搬送手段で搬
送される素子を検査装置で検査した後、吸引解除手段で
保持手段による吸引を解いて、検査結果に応じて分別し
て収納部に収納するものである。そして、前記供給手段
は、素子が載置された搬送路を振動させて、前記素子を
前記搬送路上を移動させて、前記保持手段による吸引位
置に供給するようになっている。
【0016】この場合、この素子搬送分別装置では、前
記供給手段が、前記素子を、前記素子の面積が大きな面
を垂直として前記搬送路上に載置された状態で搬送する
よう構成されている。このため、この素子搬送分別装置
によれば、搬送路上に載置された素子の両側肉薄部同士
が搬送路の振動により重なり合った状態となったとして
も、保持手段で吸引保持しようとする目的の素子の上方
が開放した状態となっているため、素子の上方から下降
してきた保持手段で素子を吸引し、搬送路上から取り上
げる場合に、吸引保持しようとする目的の素子の上に乗
り上げた後続の素子が、目的の素子の取り上げ作業の邪
魔になることがなく、保持手段への素子の供給を正確に
行うことができる。また、上面にLEDが設けられた素
子を分別する場合にも、素子の上面が開放した状態で搬
送手段による搬送を行えるため、素子の姿勢を変えるこ
となくLEDの品質検査ができ、分別作業に要する手間
を省くことができる。
【0017】また、本発明は、素子を搬送路上を移動さ
せて供給する供給手段と、前記供給手段の搬送路上の素
子を、前記搬送路の上方から保持手段で吸引保持して搬
送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送される素子を検
査する検査装置と、前記保持手段による吸引を解く吸引
解除手段と、前記吸引解除手段により前記保持手段によ
る吸引を解かれた素子を、前記検査装置による検査結果
に応じて分別して収納する収納部と、を備える素子搬送
分別装置であって、前記吸引解除手段は、前記搬送手段
により搬送されてきて、前記収納部に素子を回収するた
めの回収口の近傍に位置した素子に対してエアーを噴射
する噴射手段と、該素子を前記回収口内に吸引する吸引
手段とを備えることを特徴とする素子搬送分別装置を提
供する。
【0018】この素子搬送分別装置も、前記した素子搬
送分別装置と同様に、供給手段により供給された素子
を、保持手段で吸引保持した状態で搬送手段で搬送しつ
つ検査装置で検査し、吸引解除手段で保持手段による吸
引を解いて、検査結果に応じて分別して収納部に収納す
るものであるが、前記吸引解除手段は、前記搬送手段に
より搬送されてきて、前記収納部に素子を回収するため
の回収口の近傍に位置した素子に対してエアーを噴射す
る噴射手段と、該素子を前記回収口内に吸引する吸引手
段とを備える構成となっている。
【0019】このため、この素子搬送分別装置によれ
ば、前記保持手段で吸引保持された状態で前記搬送手段
で搬送されてきて、前記収納部に素子を投入するための
回収口の近傍に位置した素子に対して、噴射手段からエ
アーを吹き付けると共に、吸引手段で該素子を回収口内
に吸引することにより、静電気により素子が保持手段や
回収口内に付着するのを防止でき、保持手段に保持され
た素子に単にエアーを吹き付ける場合に比べて、素子を
回収口から収納部に正確に導入させることができ、素子
の分別回収を効率よく行える。
【0020】さらに、本発明は、素子を搬送路上を移動
させて供給する供給手段と、前記供給手段の搬送路上の
素子を、前記搬送路の上方から保持手段で吸引保持して
搬送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送される素子を
検査する検査装置と、前記保持手段による吸引を解く吸
引解除手段と、前記吸引解除手段により前記保持手段に
よる吸引を解かれた素子を、前記検査装置による検査結
果に応じて分別して収納する収納部と、を備える素子搬
送分別装置であって、前記収納部は、素子を収納する複
数の収納容器と、前記各収納容器をその前端面から出し
入れ可能に収容する本体部とを備え、前記本体部の前端
面と前記収納容器の前端面とには、互いに係合可能に形
成された係合部が、各収納容器の前端面の異なる位置
に、列を示す列係合部と行を示す行係合部とを有するよ
う設けられていることを特徴とする素子搬送分別装置を
提供する。
【0021】この素子搬送分別装置も、前記した素子搬
送分別装置と同様に、供給手段により供給された素子
を、保持手段で吸引保持した状態で搬送手段で搬送しつ
つ検査装置で検査し、吸引解除手段で保持手段による吸
引を解き、検査結果に応じて分別して収納部に収納する
ものであるが、前記収納部は、素子を収納する複数の収
納容器と、前記各収納容器をその前端面から出し入れ可
能に収容する本体部とを備え、前記本体部の前端面と前
記収納容器の前端面とには、互いに係合可能に形成され
た係合部が、各収納容器の前端面の異なる位置に、列を
示す列係合部と行を示す行係合部とを有するよう設けら
れている構成となっている。
【0022】この素子搬送分別装置によれば、素子を収
納するための収納部を構成する本体部の前端面と収納容
器の前端面とに、互いに係合可能に形成された係合部
を、各収納容器の前端面の異なる位置に、列を示す列係
合部と行を示す行係合部とを有するよう設けているた
め、収納容器を本体部の本来の収容位置と異なる位置に
収容しようとした場合には、係合部が収納容器と本体部
とに当接し、収納容器の本体部内への侵入が規制され
る。このため、複数の収納容器を本体部から取り出した
後に、本体部に収容する場合でも、収納容器の入れ間違
えを防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
チップ搬送分別装置について、図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施形態に係るチップ搬送分別装
置の概略図である。
【0024】チップ搬送分別装置は、素子であるチップ
部品型LED等のチップtを搬送しつつ、チップtの電
気的特性等の検査を行い、検査結果に応じて分別回収す
るものであり、図1に示すように、チップtを搬送する
搬送部1と、搬送部1にチップtを供給する供給部2と
が基台Aの上面に設けられており、また、基台A内部に
は搬送部1で搬送されたチップtを分別収納する収納部
5を備える。
【0025】供給部2は、ランダムに供給されたチップ
tを所定の姿勢で一列に整列させて搬送部1に供給する
ためのものであり、図2に示すように、チップtを一旦
貯留すると共に貯留したチップtを所定の姿勢で整列さ
せるボウル部21と、ボウル部21から供給されたチッ
プtを後記する搬送部1の吸引ノズル12(図4参照)
で吸引保持するための供給位置に一列に整列した状態で
搬送する直線部22と、ボウル部21及び直線部22を
基台Aの上面に沿って且つボウル部21の周方向に沿っ
て振動させるための図示しない加振機構と、を備える。
【0026】ボウル部21は、略円形の底面21Aが中
央部から周縁部にかけて緩やかに下降傾斜する形状に形
成された有底筒状体から構成され、その内周壁21Bの
下縁部から上縁部にかけて、内周壁21Bの周方向に沿
って螺旋状の段差部が設けられており、この段差部の上
面がチップtを所定の姿勢で整列させて直線部22に供
給するための供給通路211となっている。ボウル部2
1には、所定の姿勢のチップtのみを直線部22に供給
するための流通規制部212と図示しない姿勢整理部と
が設けられている。
【0027】流通規制部212は、供給通路211の幅
を狭くして形成されており、供給通路211上に複数並
んだ状態で載置されたチップtを供給通路211上から
脱落させて、供給通路211上にチップtが一列に並ん
だ状態となるよう構成されている。そして、供給通路2
11の最も下流側に設けられた流通規制部212は、供
給通路211をチップtの側面の高さよりやや幅広に形
成して構成されており、上面又は下面が供給通路211
上に載置されたチップtが、この流通規制部212にお
いて供給通路211から脱落するようになっている。ま
た、姿勢整理部は、供給通路211の近傍に設けられた
図示しない姿勢検出器でチップtの姿勢を検出して、上
面をボウル部21の内周壁21Bに向けた状態で供給通
路211上に載置されたチップtに対して図示しない噴
射口から圧縮空気を噴射して供給通路211から落下さ
せるようになっている。
【0028】直線部22は、その基端部22Aがボウル
部21の上端部に接続され、基端部22A側から先端部
22B側にかけて緩やかに下降傾斜して形成されてい
る。直線部22は、図3に断面で示すように、その内部
にチップtが移動するための搬送通路221が設けられ
ている。直線部22の先端には、搬送通路221の先端
まで搬送されてきたチップtの移動を停止するためのス
トッパ222が、搬送通路221の先端を覆うように取
り付けられている。直線部22は、その先端部22Bの
上面が開放して、搬送通路221が外部に露出し、後記
する搬送部1の搬送回転基盤11(図3)に設けられた
吸引ノズル12が、上方から搬送通路221内に進入し
得るようになっており、吸引ノズル12に対する部品供
給装置となっている。
【0029】搬送通路221は、その幅がチップtの厚
みよりやや幅広に形成されており、また、高さがチップ
tの幅よりもやや高くなるよう設定されている。搬送通
路221は、その基端部22Aがボウル部21の供給通
路211の上端限に連通しており、先端部22Bが後記
する搬送部1の搬送回転基盤11の回転動作に伴う吸引
ノズル12の移動経路の下方まで延設されている。
【0030】これらボウル部21及び直線部22から構
成される供給部2は、図示しない加振機構によりボウル
部21を振動させ、この振動により、ボウル部21に供
給されたチップtを、図2に矢印で示すように、ボウル
部21の底面21Aを中央部から周縁部まで移動させ、
更にボウル部21の内周壁21Bに設けられた供給通路
211をボウル部21の内周壁21Bの下縁部から上縁
部にかけて移動させる。そして、流通規制部212及び
図示しない姿勢整理部において、上面をボウル部21の
中心側に向け且つ側面が供給通路211に載置された状
態のチップtのみを直線部22の搬送通路221内に導
入させ、図3に示すように、直線部22の搬送通路22
1を基端側から先端側にかけて移動させて、搬送通路2
21の先端の部品供給位置に供給するようになってい
る。
【0031】搬送部1は、供給部2から供給されたチッ
プtを搬送するためのものであり、図4に示すように、
円盤状の搬送回転基盤11と、搬送回転基盤11に設け
られた吸引ノズル12と、搬送回転基盤11を基台Aの
上面に対して上下動させつつ基台Aの上面に沿って間歇
回転させる図示しない駆動機構と、吸引ノズル12によ
る吸引を行うための図示しない負圧供給源とを備える。
【0032】搬送回転基盤11は、基台Aの上端面の上
方に、基台Aの上端面に対して上下動可能に、かつ、基
台Aの上端面に沿って回転可能に支持されており、図示
しない駆動機構により、図4中矢印YA方向に間歇回転
しつつ上下動し、下降限に位置した際に矢印YA方向へ
の回転を一旦停止するといった動作を繰り返すようにな
っている。
【0033】吸引ノズル12は、供給部2から供給され
たチップtを吸引保持するためのものであり、搬送回転
基盤11の周縁部に所定間隔で設けられている。吸引ノ
ズル12は、先端部が搬送回転基盤11の下面から搬送
回転基盤11の下方に突出して設けられ、搬送回転基盤
11の上面から搬送回転基盤11の上方に突出した基端
部には、基台A内に設けられた図示しない負圧供給源に
その一端が接続されたチューブの他端が接続されてお
り、図示しない負圧供給源の負圧によりその先端でチッ
プtを吸引保持し得るようになっている。
【0034】このような構成の搬送部1は、図示しない
駆動機構により、搬送回転基盤11が、基台Aの上面に
沿って図4中矢印YA方向に間歇回転しつつ基台Aの上
面に対して上下動するといった動作を繰り返し、搬送回
転基盤11の下降動作に伴い、図3(b)に矢印YBで
示すように、直線部22の上方から下降してきた吸引ノ
ズル12の先端が直線部22の搬送通路221内に進入
してくる。そして、搬送回転基盤11が下降限に位置し
て一旦動作を停止すると、吸引ノズル12が部品供給位
置に位置したチップtの上方に近接して位置し、図示し
ない負圧供給源の負圧により、吸引ノズル12でチップ
tを吸引保持する。この状態から、搬送回転基盤11が
動作を再開すると、図3(b)中矢印YCで示すよう
に、部品供給位置の上方に向けて吸引ノズル12が上昇
し、これに伴いチップtを搬送通路221上から取り上
げて、搬送回転基盤11の回転動作に従って、図4中矢
印YA方向に搬送するようになっている。
【0035】搬送回転基盤11の下方には、図1に示す
ように、チップtの電気的特性、光度、色調等を検査す
るための検査装置3が、吸引ノズル12で吸引保持され
た状態で搬送されるチップtの搬送経路の近傍に位置す
るよう配置されている。
【0036】また、搬送回転基盤11の下方における検
査装置3に対して下流側には、図4に示すように、検査
装置3で検査のなされたチップtを回収するための回収
部4が、搬送回転基盤11の回転に伴う吸引ノズル12
の移動経路に沿って設けられている。
【0037】回収部4は、図5に示すように、搬送回転
基盤11によるチップtの搬送経路における検査装置3
の下流側に設けられた円弧状基体41と、円弧状基体4
1に設けらけられた圧縮空気噴出口42及びチップ回収
口43とを備える。
【0038】円弧状基体41は、図4に示すように、搬
送回転基盤11の下方に、搬送回転基盤11の回転動作
に伴う吸引ノズル12の移動経路に沿って設けられてい
る。円弧状基体41は、図5(b)に示すように、断面
略U字状に形成されており、搬送回転基盤11が下降限
に位置した際に吸引ノズル12の先端部がU字状部41
A内に侵入するよう構成されている。
【0039】圧縮空気噴射口42は、円弧状基体41の
U字状部41Aの内側内周壁に所定間隔で設けられ、吸
引ノズル12が下降限に位置した際に、図示しない空気
供給源から供給された圧縮空気をU字状部41A内に噴
射して、吸引ノズル12に吸引保持されたチップtをチ
ップ回収口43側に吹き飛ばすようになっている。
【0040】チップ回収口43は、円弧状基体41のU
字状部41Aの外側内周壁に圧縮空気噴射口42に対向
して開口しており、図示しない負圧供給源による負圧に
より、U字状部41A内を吸引するようになっている。
【0041】このような構成の回収部4は、吸引ノズル
12に吸引保持されたチップtが、搬送回転基盤11の
下降動作に伴い、図5に示すように、円弧状基体41の
略U字状部41A内に進入して、圧縮空気噴射口42と
チップ回収口43との間に位置すると、図示しない圧縮
空気供給源から供給された圧縮空気を圧縮空気噴射口4
2からチップtに吹き付けると共に図示しない負圧供給
源の負圧によりチップ回収口43内に吸引して、吸引ノ
ズル12による吸引を解いて、チップ回収口43内にチ
ップtを投入するようになっている。
【0042】収納部5は、図6に示すように、基台Aの
下部の一側面に上下方向に設けられた二列の上部収納部
51と下部収納部52とから成り、本体部である上部収
容部51及び下部収容部52の幅方向に沿って開口する
上下2列の収容口511,521に、チップtを収納す
るための収納容器512,522が収容されるようにな
っている。収納容器512,522は、その前面に把持
部512B,522Bを備え、把持部512B,522
Bを把持して収容口511,521から出し入れできる
ようになっている。
【0043】収容口511の上縁部における、各収納容
器512の前端面の上縁部の一側側に対応する位置に
は、収容口511内に突出するように列係合凸片511
Aが設けられている。また、収納口521の上縁部にお
ける、各収納容器522の前端面の上縁部の他側側に対
応する位置には、収容口521内に突出するように列係
合凸片521Aが設けられている。
【0044】そして、収容口511,521には、収納
容器512,522の幅と同様の間隔で、行係合凸片5
11B,521Bが設けられている。行係合凸片511
B,521Bは、収容口511,521の一端側から他
端側にかけて、収容口511,521の高さ方向に徐々
に高い位置となるように設けられている。
【0045】上部収納部51に収容される収容容器51
2は、収容口511の列係合凸片511A,521A及
び行係合凸片511B,521Bに対応する位置に、そ
れぞれ列係合凸片511A,521A及び行係合凸片5
11B,521Bが係合し得るよう構成された列係合凹
部512A,522A及び行係合凹部512B,522
Bが設けられている。
【0046】次に、このチップ搬送分別装置を用いたチ
ップtの分別作業を説明する。このチップ搬送分別装置
を用いてチップtを分別する場合、まず、チップtをボ
ウル部21にランダムに供給する。ボウル部21に供給
されたチップtは、ボウル部21の振動により、図2に
矢印で示すように、ボウル部21の底面21Aを中央部
側から周縁部側にかけて移動しつつボウル部21の周方
向に沿って移動する。ボウル部21の底面の周縁部に移
動したチップtは、その一部がボウル部21の内周壁2
1Bに設けられた供給通路211に進入し、図2に矢印
で示すように、供給通路211をボウル部21の上縁部
に向けて移動する。
【0047】供給通路211上を移動するチップtは、
流通規制部212において供給通路211の幅方向に並
んで載置されたものが供給通路211から脱落し、更に
最も供給通路211の下流側に設けられた流通規制部2
12において上下面及び前後面が供給通路211上に載
置されたものが供給通路211上から脱落し、上面をボ
ウル部21の周縁部側に向けたものが図示しない姿勢整
理部において供給通路211上から脱落して、上面(面
積の大きな面)をボウル部21の中心部側に向け且つ側
面が供給通路211上に載置されたもののみが、供給通
路211に連通する搬送通路221内に進入する。
【0048】搬送通路221内に侵入したチップtは、
図3に示すように、幅方向の一側面(面積の大きな面)
を垂直にして搬送通路221上に載置されて、搬送通路
221の基端側から先端側にかけて一列に整列した状態
で、搬送通路221の振動により搬送通路221の基端
側から先端側にかけて搬送通路221上を移動し、吸引
ノズル12によりチップtを吸引するための部品供給位
置である搬送通路221の先端に至るとストッパ222
により移動を停止する。
【0049】部品供給位置の上方では、搬送回転基盤1
1が間歇回転しつつ上下動しており、搬送回転基盤11
の動作に応じて、図3(b)中矢印YBで示すように搬
送通路221の上方から下降してきた吸引ノズル12の
先端に、部品供給位置まで搬送されてきたチップtが吸
引保持される。そして、チップtを吸引保持した吸引ノ
ズル12は、搬送回転基盤11の動作に応じて、図3
(b)中矢印YCで示すように搬送通路221の上方に
向けて上昇する。
【0050】この場合、図3に示すように、搬送通路2
21上に載置されたチップtの両側の肉薄部t1同士が
搬送通路221の振動により重なり合った状態となる場
合もあるが、この場合でも、チップtを、チップtの面
積が大きな面を垂直として搬送通路221上に載置した
状態で搬送するため、吸引ノズル12で吸引保持しよう
とする目的のチップtの上に後続するチップtが乗り上
げることがなく、目的とするチップtの取り上げ作業を
正確に行うことができる。
【0051】このようにして吸引ノズル12に吸引保持
されたチップtは、搬送回転基盤11の回転動作に応じ
て、そのLEDが設けられた上面(面積の大きな面)を
搬送回転基盤11の外方に向けた状態で、図4中矢印Y
A方向に搬送される。搬送回転基盤11により搬送され
るチップtは、搬送回転基盤11が下降限に位置して回
転動作及び上下動を一旦停止した際に、検査装置3に近
接した状態となり、この状態でチップtの電気特性等の
検査がなされ、検査結果に応じてチップtが分類され
る。検査装置3による検査がなされたチップtは、搬送
回転基盤11が回転動作及び上昇動作を再開すると搬送
回転基盤11の動作に従って再び図4中矢印YA方向へ
の移動を開始する。そして、搬送回転基盤11により搬
送されるチップtは、その搬送経路における検査装置3
よりも下流側に設けられた回収部4に搬送される。
【0052】この場合、搬送回転基盤11で搬送される
チップtは、吸引ノズル12により、その側面を吸引さ
れて、LEDが設けられたチップtの上面が開放した状
態で検査装置3に近接して位置するため、検査装置3で
の検査に際してチップtの姿勢を変える必要がなく、分
別作業全体としての手間を省くことができる。
【0053】回収部4においては、吸引ノズル12に吸
引保持されたチップtは、図5(b)に示すように、搬
送回転基盤11の回転動作及び上下動により円弧状基体
41のU字状部41A内に侵入した状態とU字状部41
Aの上方に退避した状態とを繰り返しつつ移動する。こ
こで、円弧状基体41のU字状部41A内に侵入した状
態では、吸引ノズル12に吸引保持されたチップtは、
図5に示すように、円弧状基体41のU字状部41Aの
内側内側壁に設けられた圧縮空気噴射口42と、U字状
部41Aの外側内側壁に設けられたチップ回収口43と
の間に位置した状態となる。
【0054】このような動作を繰り返して、検査結果に
対応したチップ回収口43まで搬送されたチップtは、
圧縮空気噴射口42から噴射された圧縮空気を吹き付け
られると共にチップ回収口43に吸引され、チップ回収
口43内に導入される。チップ回収口43内に導入され
たチップtは、図示しない導入管内を移動して、収納部
5の収納容器52内に投入される。このような動作を各
チップt毎に繰り返すことにより、チップtの分別作業
が行われる。
【0055】このように回収口43の近傍に位置したチ
ップtに対して、圧縮空気噴射口42から圧縮空気を吹
き付けると共に、図示しない負圧供給源によりチップ回
収口43内を吸引することにより、静電気によりチップ
tが吸引ノズル12やチップ回収口43内に付着するの
を防止でき、吸引ノズル12に保持されたチップtに単
にエアーを吹き付ける場合に比べて、チップtをチップ
回収口43から収納部5に正確に導入させることがで
き、チップtの分別回収を効率よく行える。
【0056】ここで、分別作業の終了後又は分別作業の
途中で収納容器512,522を収容口511,521
から抜き出す作業は、目的の収納容器512,522の
把持部512C,522Cを把持して、収容口511,
521から収納容器512,522を引き出すことによ
り行われる。
【0057】この場合、収容口511,521の前端面
と収納容器512,522の前端面とに、互いに係合可
能に設けられた列係合凸片511A,521A及び行係
合凸片511B,521Bと、列係合凹部512A,5
22A及び行係合凹部512B,522Bとが、各収納
容器512,522毎の異なる位置に設けられているた
め、収納容器512,522を収容口511,521の
本来の収容位置と異なる位置に収容しようとした場合に
は、係合凸片51A又は係合凹部52Aが収納容器52
又は収容口51に当接し、収納容器512,522の収
容口511,521内への侵入が規制され、複数の収納
容器512,522を収容口511,521から取り出
した後に、収容口511,521に収容する場合でも、
収納容器512,522の入れ間違えを防止できる。
【0058】なお、本発明のチップ搬送分別装置は、前
記実施の形態のチップ搬送分別装置に限定されず、本発
明の要旨を逸脱しない限り適宜変更して差し支えない。
例えば、前記実施の形態では、幅方向両側部が肉薄に形
成された略四角板状のチップtを供給する場合について
説明した。しかし、供給対象のチップt形状は、前記実
施の形態でのものに限定されず、例えば、単に四角板状
に形成されたチップtでもよい。この場合でも、チップ
tを製造する際にチップtの両側にバリが生じている
と、目的のチップtのバリ上に後続するチップtが乗り
上げ、目的のチップtを搬送路上から取り上げることが
できなくなる虞がある。しかし、本発明のチップ搬送分
別装置によれば、目的のチップt上に後続のチップtが
乗り上げることがないため、チップtを搬送通路221
上から正確に取り上げることができ、搬送部1への部品
供給を正確に行うことができる。
【0059】前記実施の形態では、チップtを搬送部1
に供給するための供給部2がボウル部21と直線部22
とから構成されるものであったが、チップtを所定の姿
勢で一列に並んだ状態で搬送通路221上に載置できる
のであれば、必ずしもボウル部21を備える構成である
必要はなく、直線部22のみを備える構成としてもよ
い。
【0060】前記実施の形態では、収容口511,52
1及び収納容器512,522の異なる位置に列係合凸
片511A,521A及び行係合凸片511B,521
Bと、列係合凹部512A,522A及び行係合凹部5
12B,522Bとを備える構成としたが、収容口51
1,521の所定位置と異なる位置に収納容器512,
522を収容するのを防止できるのであれば、この構成
に限定されず、例えば、収容口511,521における
収納容器512,522に対応した位置に収納容器51
2,522毎の異なる形状の突起及び凹部を設ける構成
としてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の素子搬送分別装置によれば、素子を、素子の面
積が大きな面を垂直として搬送路上に載置された状態
で、保持手段による吸引位置に供給するため、搬送路上
に載置された素子の両側肉薄部同士が搬送路の振動によ
り重なり合った状態となったとしても、目的の素子の上
方が開放した状態となっているため、素子の上方から下
降してきた保持手段で素子を吸引し、搬送路上から取り
上げる場合に、目的の素子に重なった素子が、目的の素
子の取り上げ作業の邪魔になることがなく、保持手段へ
の素子の供給を正確に行うことができる。また、上面に
LEDが設けられたチップ部品型LED等の素子を分別
する場合にも素子の上面が開放した状態で保持手段によ
る搬送を行えるため、素子の姿勢を変えることなくLE
Dの品質検査ができ、分別作業に要する手間を省くこと
ができる。
【0062】本発明の請求項2に記載の素子搬送分別装
置によれば、保持手段で吸引保持された状態の素子に対
し、搬送手段による素子の搬送経路の近傍に設けられた
噴射手段からエアーを吹き付けると共に、吸引手段で素
子を回収口内に吸引することにより、静電気により素子
が保持手段や回収口内に付着するのを防止でき、保持手
段に保持された素子に単にエアーを吹き付ける場合に比
べて、素子を回収口内に正確に導入させることができ、
素子の分別回収を効率よく行える。
【0063】本発明の請求項3に記載の素子搬送分別装
置によれば、素子を収納するための収納部を構成する本
体部の前端面と収納容器の前端面とに、互いに係合可能
に形成された係合部を、各収納容器の前端面の異なる位
置に、列を示す列係合部と行を示す行係合部とを有する
よう設けているため、収納容器を本体部の本来の収容位
置と異なる位置に収容しようとした場合には、係合部が
収納容器と本体部とに当接し、収納容器の本体部内への
侵入が規制される。このため、複数の収納容器を本体部
から取り出した後に、収納容器を本体部に収容する場合
でも、収納容器の入れ間違えを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るチップ搬送分別装置の
概略を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は正
面図である。
【図2】同チップ搬送分別装置を構成する供給部を示す
斜視図である。
【図3】(a),(b)は同供給部を構成する直線部で
のチップの搬送状態を説明する図である。
【図4】同チップ搬送分別装置を構成する搬送部を示す
斜視図である。
【図5】(a),(b)は同搬送部を構成する吸引ノズ
ルに吸引保持されたチップを回収する際の動作を説明す
る図である。
【図6】同チップ搬送分別装置を構成する収納部を示す
正面図である。
【図7】従来の搬送分別装置の概略を説明する図であ
る。
【図8】(a),(b)は従来の搬送分別装置の供給部
でのチップの搬送状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 搬送部 11 搬送回転基盤 12 吸引ノズル 2 供給部 21 ボウル部 22 直線部 221 搬送通路 3 検査装置 4 回収部 41 円弧状基体 42 圧縮空気噴射口 43 チップ回収口 5 収納部 51 上部収納部 511 収容口 512 収納容器 52 下部収納部 521 収容口 522 収納容器 511A,521A 列係合凸片 511B,521B 行係合凸片 512A,522A 列係合凹部 512B,522B 行係合凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子を搬送路上を移動させて供給する供
    給手段と、前記供給手段の搬送路上の素子を、前記搬送
    路の上方から保持手段で吸引保持して搬送する搬送手段
    と、前記搬送手段で搬送される素子を検査する検査装置
    と、前記保持手段による吸引を解く吸引解除手段と、前
    記吸引解除手段により前記保持手段による吸引を解かれ
    た素子を、前記検査装置による検査結果に応じて分別し
    て収納する収納部と、を備える素子搬送分別装置であっ
    て、 前記供給手段は、前記素子が載置された搬送路を振動さ
    せて、前記素子を前記搬送路上を移動させ、前記素子を
    前記保持手段で吸引保持するための吸引位置に供給する
    ものであって、 前記素子を、前記素子の面積が大きな面を垂直として前
    記搬送路上に載置された状態で搬送するよう構成したも
    のであることを特徴とする素子搬送分別装置。
  2. 【請求項2】 素子を搬送路上を移動させて供給する供
    給手段と、前記供給手段の搬送路上の素子を、前記搬送
    路の上方から保持手段で吸引保持して搬送する搬送手段
    と、前記搬送手段で搬送される素子を検査する検査装置
    と、前記保持手段による吸引を解く吸引解除手段と、前
    記吸引解除手段により前記保持手段による吸引を解かれ
    た素子を、前記検査装置による検査結果に応じて分別し
    て収納する収納部と、を備える素子搬送分別装置であっ
    て、 前記吸引解除手段は、前記搬送手段により搬送されてき
    て、前記収納部に素子を回収するための回収口の近傍に
    位置した素子に対してエアーを噴射する噴射手段と、該
    素子を前記回収口内に吸引する吸引手段とを備えること
    を特徴とする素子搬送分別装置。
  3. 【請求項3】 素子を搬送路上を移動させて供給する供
    給手段と、前記供給手段の搬送路上の素子を、前記搬送
    路の上方から保持手段で吸引保持して搬送する搬送手段
    と、前記搬送手段で搬送される素子を検査する検査装置
    と、前記保持手段による吸引を解く吸引解除手段と、前
    記吸引解除手段により前記保持手段による吸引を解かれ
    た素子を、前記検査装置による検査結果に応じて分別し
    て収納する収納部と、を備える素子搬送分別装置であっ
    て、 前記収納部は、素子を収納する複数の収納容器と、前記
    各収納容器をその前端面から出し入れ可能に収容する本
    体部とを備え、 前記本体部の前端面と前記収納容器の前端面とには、互
    いに係合可能に形成された係合部が、各収納容器の前端
    面の異なる位置に、列を示す列係合部と行を示す行係合
    部とを有するよう設けられていることを特徴とする素子
    搬送分別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN103346216A (zh) * 2013-06-30 2013-10-09 东莞市凯格精密机械有限公司 适于贴片式led分光或编带操作的防掉料装置
KR20140043594A (ko) * 2012-09-28 2014-04-10 (주)큐엠씨 전자부품 검사 및 분류장치

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