JP2003180930A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2003180930A
JP2003180930A JP2001386250A JP2001386250A JP2003180930A JP 2003180930 A JP2003180930 A JP 2003180930A JP 2001386250 A JP2001386250 A JP 2001386250A JP 2001386250 A JP2001386250 A JP 2001386250A JP 2003180930 A JP2003180930 A JP 2003180930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
detector
balls
game ball
predetermined number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001386250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4247359B2 (ja
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Mutsumi Tsuboi
睦 坪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
Priority to JP2001386250A priority Critical patent/JP4247359B2/ja
Publication of JP2003180930A publication Critical patent/JP2003180930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4247359B2 publication Critical patent/JP4247359B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定数の遊技球を正確に検出して機内に取り
込めるようにする。 【解決手段】 スロットマシン等の遊技機に関し、取込
装置32はパチンコ球B(遊技球)を1ユニット(所定
数)ごとに収容可能な羽根120a(収容部)を備えた
回転体120と、羽根120aに収容したパチンコ球B
の存在を検出可能な光センサ114(第1検出器)とを
備える。光センサ114は5組の発光部と受光部を備え
ているので、1ユニット分のパチンコ球Bが存在するか
否かを検出できる。光センサ114が1ユニット分のパ
チンコ球Bを検出したことを契機として回転体120を
回転させ、パチンコ球Bを収容し、収容したパチンコ球
Bを証拠球として保留し、保留したパチンコ球Bを排出
する制御を行う。もし異物が混入していた場合には回転
体120を回転させないので、1ユニット分のパチンコ
球Bを正確に検出して機内に取り込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定数の遊技球を
一単位として遊技可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機とスロットマシンを同一の島
設備に混在させるには、遊技媒体として共用可能なのは
パチンコ球であることを考慮すると、当該パチンコ球を
用いてスロットマシンを遊技可能に構成すればよい。よ
ってスロットマシンは、一のメダル(コイン)と同等の
価値として遊技可能にするために、例えば5個のパチン
コ球を一単位として機内に取り込むための取込装置を備
える必要がある。
【0003】ここで、従来の取込装置に関する技術の一
例が特公平7−55246号公報に開示されている。取
込樋の途中に備えられた取込装置は、電気的駆動手段を
作動させて5個のパチンコ球を取り込んでは開放する。
取り込みと開放を繰り返すことによって、5個のパチン
コ球を連続的に機内に取り込むことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の取込装置
ではまとめて5個を取り込んで開放するので、パチンコ
球に混入していた異物(例えば小片等)をパチンコ球と
同様に取り込んでしまう可能性がある。この場合にはメ
ダルと同等のパチンコ球を取り込まずにスロット遊技が
行えることになり、遊技上適切でないという問題があっ
た。本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、
所定数のパチンコ球を正確に検出して機内に取り込む取
込装置を備えた遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで請求
項1に記載した用語の「遊技球を検出したことを契機と
して」は、検出とほぼ同時に限らず、検出してから一定
期間(あるいは不定期間)を経過した後を含む。当該解
釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様
である。
【0006】当該手段1によれば、所定数の遊技球を収
容可能な収容部を備えた回転体と、収容部に収容した各
遊技球の存在を検出可能な所定数の第1検出器と、所定
数の第1検出器が各遊技球を検出したことを契機として
回転体を回転させ遊技球を収容し当該収容した遊技球を
証拠球として保留し当該保留した遊技球を排出する制御
を行う回転制御部とを備える。収容部に収容した後に、
個々の遊技球に対応して所定数の第1検出器が検出す
る。第1検出器は遊技球における所定部位(例えば縁や
中心等)を検出するが、二以上の相異なる部位を検出可
能に構成すると遊技球か否かの判別能力が向上する。異
物が混入していた場合には第1検出器が遊技球として検
出できないので、異物を発見し得る。一以上の第1検出
器が遊技球を検出できない場合は、遊技球が収容部を移
動する途中で固着して留まっている可能性がある。こう
した場合に回転制御部は回転体を回転させないので、所
定数の遊技球を正確に検出して機内に取り込むことがで
きる。
【0007】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。ここで請求
項2に記載した用語の「収容前」とは、排出位置から遊
技球を排出した直後から収容位置で新たに遊技球を収容
する直前までの期間内のうちで一定(または不定)の時
期や期間を意味する。当該解釈は他の請求項および発明
の詳細な説明についても同様である。
【0008】当該手段2によれば、収容前の収容部に遊
技球が存在するか否かを検出可能な第2検出器を備え、
回転制御部は第2検出器による検出結果を受けて収容前
に遊技球が存在しないことを条件として回転体を回転さ
せる。収容前の収容部に遊技球が存在していたときは、
遊技球の固着や不正行為による接着等が考えられるた
め、新たに収容可能な遊技球は所定数より少なくなる。
回転制御部は収容前に遊技球が存在しないことを確認し
たうえで回転体を回転させるので、所定数の遊技球をよ
り正確に検出して機内に取り込むことができる。
【0009】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、所定数の第1検出器は収容する際に通過する
遊技球をそれぞれ検出し、回転制御部は所定数の第1検
出器についてそれぞれ検出した検出回数が異なることを
条件として回転体を回転させる。所定数の第1検出器は
収容後の遊技球に対応する位置に備えているので、収容
する際に通過する遊技球を検出する検出回数は入口側か
ら順番に少なくなり、異なる。言い換えれば、一番目に
収容した遊技球は全部の第1検出器に検出され、二番目
に収容した遊技球は(所定数−1)の第1検出器に検出
され、…、最後に収容した遊技球は一の第1検出器にの
み検出されることになるので、順番に収容したことが分
かる。したがって、所定数の遊技球をより正確に検出し
て機内に取り込むことができる。
【0010】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4
によれば、収容部の入口部(入口近傍)を通過する遊技
球を検出可能な第3検出器を備え、回転制御部は第3検
出器が通過する所定数の遊技球を検出したことを契機と
して回転体を回転させる。所定数の第1検出器で所定数
の遊技球を検出できたとしても、遊技球を収容する際に
入口部を通過する通過数が所定数よりも少なければ、収
容前に収容部に遊技球が存在していた可能性がある。第
1検出器が誤って異物を遊技球と検出した場合でも、通
過数が所定数よりも少なければ異物が混入したと判別可
能になる。よって、所定数の遊技球をより正確に検出し
て機内に取り込むことができる。なお、第3検出器は結
果として収容部の入口部を通過する遊技球を検出できれ
ば設置位置を問わず、例えば収容部の入口近傍に備え
る。
【0011】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための
手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5
によれば、収容部に収容した後の静止状態にある遊技球
が検出不能であって当該静止状態にある遊技球以外の位
置に存在する物体を検出可能な第4検出器を備え、回転
制御部は遊技球が静止状態のときに第4検出器が物体を
検出しないことを条件として回転体を回転させる。遊技
球が静止状態のときに第4検出器が検出した物体は、異
物である可能性が極めて高い。回転制御部は遊技球が静
止状態のときに物体を検出しないことを確認したうえで
回転体を回転させるので、所定数の遊技球をより正確に
検出して機内に取り込むことができる。
【0012】
【課題を解決するための手段6】課題を解決するための
手段6は、請求項6に記載した通りである。当該手段6
によれば、保留した各遊技球の存在を検出可能な所定数
の第5検出器を備え、所定数の第5検出器が各遊技球を
検出したことを契機として回転体を回転させる。保留は
証拠球として遊技者の投入の証拠を残すために行うが、
収容時の数と異なる場合には異物が混入した可能性があ
る。回転制御部は収容時と保留時で遊技球の数が一致す
ることを確認したうえで回転体を回転させるので、所定
数の遊技球をより正確に検出して機内に取り込むことが
できる。もし収容時と保留時で保留球の数が一致しない
ときは回転体を回転させないので、証拠球の保留部にそ
の原因が証拠として残る。
【0013】
【課題を解決するための手段7】課題を解決するための
手段7は、請求項7に記載した通りである。当該手段7
によれば、一方の検出器(例えば第1検出器)と他方の
検出器(例えば第3検出器,第4検出器,第5検出器
等)とでは異なる物理的特性を検出する。検出に用いる
物理的特性としては、例えば光(遮蔽や反射等)や磁性
等が該当する。同じ物理的特性を検出する検出器を用い
た場合には、双方の検出器で誤って異物を遊技球と検出
する可能性が残る。しかし、例えば光特性を用いた第1
検出器が誤って異物を遊技球と検出してしまった場合で
も、磁性特性を用いた第3検出器には正確に異物と検出
することができる。このように異なる物理的特性によっ
て検出すれば、少なくとも一方の検出器で誤検出を防止
できる。したがって、所定数の遊技球をより正確に検出
して機内に取り込むことができる。
【0014】
【課題を解決するための手段8】課題を解決するための
手段8は、請求項8に記載した通りである。当該手段8
によれば、少なくとも一方の検出器は対象物が磁性体か
否かを検出する。遊技球(特にパチンコ球)は鋼球が用
いられる。磁性を帯び得ない材質の異物が混入した場合
には、検出器によって容易に異物を検出できる。したが
って、磁性を帯び得ない材質の異物を排除できるので、
所定数の遊技球をより正確に検出して機内に取り込むこ
とができる。
【0015】
【課題を解決するための手段9】課題を解決するための
手段9は、請求項9に記載した通りである。当該手段9
によれば、検出結果によって回転体を回転させない場合
には、異常事態として報知を行う報知手段を有する。第
1検出器,第3検出器,第4検出器,第5検出器のいず
れかによって検出した検出結果が不適切(例えば収容前
に収容部に遊技球が存在した場合や、二以上の第1検出
器で検出した検出回数が一致した場合等)であれば、遊
技球の取り込み時に異常事態が起きた可能性が高い。報
知手段が異常事態を報知することによって、異物の除
去,故障した部品や装置の修理または交換等を早急に行
うことができ、遊技不能となる期間を短縮できる。この
場合、どの検出器がどのような検出結果で不適切になっ
たのかを詳細に報知すれば、不具合が発生した箇所や不
正行為の内容を特定しやすくなる。
【0016】
【課題を解決するための手段10】課題を解決するため
の手段10は、請求項1から9のいずれか一項に記載し
た遊技機において、排出する遊技球を検出可能な第6検
出器を備え、回転制御部は第6検出器が排出する所定数
の遊技球を検出したことを契機として回転体を回転させ
る。遊技球の「排出」は機内に取り込む場合と、返却す
る場合とを含む。当該手段10によれば、他の手段で収
容部に存在する所定数の遊技球を検出できたとしても、
遊技球の排出時に第6検出器が所定数の遊技球を検出で
きなかったときは、一以上の遊技球が収容部に残留して
いる可能性がある。よって収容した遊技球を確実に排出
することで、所定数の遊技球をより正確に検出して機内
に取り込むことができる。なお、第6検出器は結果とし
て収容部から排出する遊技球を検出できれば設置位置を
問わず、例えば収容部の排出口近傍に備える。
【0017】
【課題を解決するための手段11】課題を解決するため
の手段11は、請求項1から9または手段10のいずれ
か一項に記載した遊技機において、遊技球の直径よりも
短い間隔で設けた二以上の第7検出器を備え、回転制御
部は第7検出器の検出順によって遊技球が所定方向に移
動することを条件として回転体を回転させる。
【0018】当該手段11によれば、二以上の第7検出
器は遊技球の直径よりも短い間隔で設けているので、同
時に二以上の遊技球を検出することはありえない。ま
た、所定方向に移動する一の遊技球に対しては、二以上
の第7検出器の設置位置に従って順番に検出するので移
動方向を判別できる。遊技球を収容するときや排出する
ときは通常一定方向に移動するので、逆方向に移動した
場合は逆流等の異常事態が発生した可能性が高い。こう
して遊技球の移動方向を監視することで、所定数の遊技
球をより正確に検出して機内に取り込むことができる。
【0019】
【課題を解決するための手段12】課題を解決するため
の手段12は、請求項1から9,手段10,手段11の
いずれか一項に記載した遊技機において、一以上の検出
器には光電式検出器を用い、回転制御部は光電式検出器
が対象物に投射して反射した光の反射率が許容範囲内で
あることを条件として回転体を回転させる。なお光電式
検出器は、例えば光を投射する投光部と、対象物で反射
した光を受ける受光部とを有する。
【0020】遊技球と異物とでは、光の反射率が異なる
ことが多い。当該手段12では光の反射率の違いを利用
して、遊技球に対応した許容範囲内の反射率になったと
きにのみ回転制御部が回転体を回転させる。したがっ
て、形状や重量等が類似しても反射率が異なれば異物の
混入を発見することができるので、所定数の遊技球をよ
り正確に検出して機内に取り込むことができる。
【0021】
【課題を解決するための手段13】課題を解決するため
の手段13は、請求項1から9,手段10から12のい
ずれか一項に記載した遊技機において、収容した遊技球
の重量を計測可能な第8検出器を備え、回転制御部は第
8検出器が計測した重量が許容範囲内であることを条件
として回転体を回転させる。なお当該第8検出器には例
えば金属の歪み量に応じて電気抵抗値が変わる原理を利
用したロードセル等を用い、各遊技球の重量を計測して
もよく、全遊技球の総重量を計測してもよい。
【0022】遊技球と異物とでは、重量が異なることが
ある。当該手段13では重量の違いを利用して、遊技球
に対応した許容範囲内の重量になったときにのみ回転制
御部が回転体を回転させる。したがって、形状や反射率
等が類似しても重量が異なれば異物の混入を発見するこ
とができるので、所定数の遊技球をより正確に検出して
機内に取り込むことができる。
【0023】
【課題を解決するための手段14】課題を解決するため
の手段14は、請求項1から9,手段10から13のい
ずれか一項に記載した遊技機において、物体の形状を計
測可能な第9検出器を備え、回転制御部は第9検出器が
計測した形状が許容範囲内であることを条件として回転
体を回転させる。当該第9検出器は例えばCCDカメラ
等を用い、撮影した物体の画像をメモリ等に記録する。
回転制御部は、記録した画像の輪郭が正規の遊技球の輪
郭と比較して許容範囲内にあるか否かを判別する。
【0024】遊技球と異物とでは、形状が異なることが
多い。当該手段14では形状の違いを利用して、遊技球
に対応した許容範囲内の形状になったときにのみ回転制
御部が回転体を回転させる。したがって、重量や反射率
等が類似しても形状が異なれば異物の混入を発見するこ
とができるので、所定数の遊技球をより正確に検出して
機内に取り込むことができる。
【0025】
【課題を解決するための手段15】課題を解決するため
の手段15は、請求項1から9,手段10から14のい
ずれか一項に記載した遊技機において、物体の硬度を計
測可能な第10検出器を備え、回転制御部は第10検出
器が計測した硬度が許容範囲内であることを条件として
回転体を回転させる。当該第10検出器は例えば圧子
(ダイアフラムや圧電素子等)を利用した圧力センサ等
を用い、一定荷重で圧子を物体(対象物)に当てること
によって算出し得る圧力から硬度を決定する。
【0026】遊技球と異物とでは、硬度(硬軟の程度)
が異なることがある。例えば同じ球形状からなる物体で
あっても、金属で形成した場合とゴムで形成した場合と
では硬さが異なる。当該手段15では硬度の違いを利用
して、遊技球に対応した許容範囲内の硬度であるときに
のみ回転制御部が回転体を回転させる。したがって、形
状や重量等が類似しても硬度が異なれば異物の混入を発
見することができるので、所定数の遊技球をより正確に
検出して機内に取り込むことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。〔実施の形態1〕実施の形
態1はパチンコ球(遊技媒体)を用いて遊技可能なスロ
ットマシンに本発明を適用し、パチンコ球の直径とほぼ
同じ間隔で検出器を配置した例である。当該実施の形態
1は図1〜図11を参照しながら説明する。なお、1枚
のメダルと同等の価値を有するパチンコ球の個数(所定
数)を5個とし、ユニットで表す。例えば3ユニットは
パチンコ球で15個(3枚分のメダル)に相当する。
【0028】まず、スロットマシン10の構成例につい
て図1を参照しながら説明する。スロットマシン10に
は、リール62,66,70が静止した状態で一以上の
図柄をそれぞれ表示可能な表示窓60,64,68{第
1表示部}、複数本(図1の例では5本)の有効ライン
56に対応して入賞図柄等を報知可能な有効ランプ5
4、クレジット数を表示可能なクレジット表示器72、
ボーナスゲームにおける消化ゲーム数を表示可能なゲー
ム数表示器74、払い出しを行うユニット数を表示可能
なユニット数表示器76、1回の遊技で掛けるユニット
数を設定するベットスイッチ48,50,52、リール
62,66,70を回転させ始める始動スイッチ46
{始動操作部}、回転しているリール62,66,70
をそれぞれ個別に停止させる停止スイッチ24,22,
20{停止操作部}などを備える。表示窓60からはリ
ール62が見え、同様に表示窓64,68からはそれぞ
れリール66,70が見える。当該リール62,66,
70の回転/停止を行う構成等については周知であるの
で図示と説明を省略する。
【0029】ユニット数に応じて有効となる有効ライン
56の数が異なる。例えば1ユニットを掛けるベットス
イッチ50(1ベットスイッチ)は中段の1ラインの
み、2ユニットを掛けるベットスイッチ52(2ベット
スイッチ)は上段・中段・下段の3ラインとし、3ユニ
ットを掛けるベットスイッチ48(MAXベットスイッ
チ)は水平と斜めの5ライン全部となる。通常のベット
スイッチ48にかかるユニット数は3であるが、特定の
ゲーム(例えばJACゲーム等)中ではユニット数を1
にする構成としたスロットマシン10もある。
【0030】またスロットマシン10には、図柄を用い
る表示演出によってビッグボーナスゲームや期待度等を
報知可能な液晶表示器12{第2表示部}、音(音声,
音楽,効果音等)を出すスピーカ14{音響装置}、遊
技状態に応じた表示演出を行う演出ランプ16、パチン
コ球を一時的に貯留する上皿38と下皿36、上皿38
内のパチンコ球を流入通路34およびパチンコ球取込装
置(以下、単に「取込装置」と呼ぶ。)32を通じてス
ロットマシン10内に取り込むことを指示する取込スイ
ッチ26、クレジットしているパチンコ球の返却を指示
する貯留精算スイッチ28、流入通路34や取込装置3
2に残存するパチンコ球を下皿36に返却するための返
却ボタン30、タバコの吸い殻等を入れる灰皿40など
を備える。回転しているリール62,66,70が特定
の表示態様(例えばボーナス図柄や小役図柄等)で停止
すると、対応する個数のパチンコ球を払出口42から払
い出して上皿に貯留する。球貸機によって貸し出された
パチンコ球はロート状の誘導通路44を経て、上皿に貯
留する。開閉錠18に所定のキーを差し込んで回すと、
上下二段からなるフロントドア58を個別に開閉でき
る。取込スイッチ26,貯留精算スイッチ28,誘導通
路44等は、例えば上段側のフロントドア58に備え
る。なおスロットマシン10の機種等によっては、スイ
ッチ,レバー,ボタン等の種類を変えて用いることがあ
る。
【0031】次に、流入通路34や取込装置32の構成
等について、図2〜図8を参照しながら説明する。取込
装置32の外観を左側面図で示す図2において、取込装
置32は流入通路34を通じて上皿38からパチンコ球
を収容する収容口102や、残存するパチンコ球を返却
口104aから返却する返却通路104、パチンコ球を
取り込む取込通路106などを有する。すなわち、収容
口102から収容したパチンコ球は、取込通路106に
取り込むか、返却口104aから返却するかのいずれか
で措置することになる。
【0032】パチンコ球の取り込み過程を示す図3にお
いて、モータ126の回転軸126a(図6を参照)に
備えた回転体120には、中心部からそれぞれ放射状に
伸びる六枚の羽根120aを有する。当該羽根120a
の断面は所定形状(例えば「く」字状)に形成されてお
り、羽根ごとに1ユニットのパチンコ球を収容する。図
2に示す収容口102は、図3ではパチンコ球Baの位
置(収容位置)に対応している。モータ126の駆動に
よって、回転体120は所定方向(図3の例では左回
り;矢印D2方向)に回転する。そのため収容されたパ
チンコ球Bは羽根120aによって搬送され、正常状態
では取込通路106上に示すパチンコ球Bbの位置に達
する。一方、遊技者が図1に示す返却ボタン30を操作
すると図2に示す返却レバー100が動き、収容口10
2から収容したパチンコ球Baは返却通路104を経て
返却口104aから下皿36に返却する。
【0033】上述したパチンコ球Bの取り込み過程にお
いて、1ユニットごとに処理されているか否かを検査可
能なセンサを取込装置32に備える。図3の例では、収
容前にパチンコ球Bが羽根120aに存在するか否かを
検査する近接センサ118や、収容位置で収容したパチ
ンコ球Bが1ユニット分の個数だけ存在するか否かを検
査する光センサ114(発光部と受光部)、収容後に保
留した位置(保留位置)で証拠球としてのパチンコ球B
が1ユニット分の個数だけ存在するか否かを検査する近
接センサ112、取り込んだパチンコ球Bが1ユニット
分の個数だけ存在するか否かを検査する近接センサ12
2、返却したパチンコ球Bの個数が1ユニット分だけ存
在するか否かを検査する近接センサ116などが該当す
る。
【0034】近接センサ112,118と光センサ11
4は1ユニットに対応するパチンコ球Bの個数(すなわ
ち5個)だけそれぞれ備えており、羽根120aに収容
したパチンコ球Bがこぼれないように保護するカバー1
10にそれぞれ設ける。また近接センサ122は取込通
路106の途中に備え、近接センサ116は返却通路1
04の途中に備えて、各通路を通過するパチンコ球Bを
検出する。なお、近接センサ122はパチンコ球Bを排
出する直前の位置に対応したカバー110に備えてもよ
い。また、光センサ114等の設置例については後述す
る。
【0035】取込装置32の外観を正面図で示す図4
と、同じく背面図で示す図5において、回転体120に
は六枚の羽根120aに加えて、ディスク状のフランジ
部108を備える。このフランジ部108には、六枚の
羽根120aごとに対応した周縁側に検出孔108aを
設けている(図3を参照)。光センサ124はフランジ
部108を挟むように備え、検出孔108aによって回
転体120の回転角度(姿勢)を認識することが可能に
なる。
【0036】次に、近接センサ128と光センサ114
の設置例を示す図6を参照しながら説明する。図6の例
では、収容口102の近傍にかかる流入通路34に近接
センサ128を設置し、カバー110の内側に光センサ
114を設置している。近接センサ128は、収容方向
(図6の例では右方向;矢印D4方向)に下り傾斜させ
た流入通路34内を移動するパチンコ球Bを検出する。
なお図示するように、流入通路34の傾斜は羽根120
aの傾斜に合わせて形成しているので、収容するパチン
コ球Bは奥側(フランジ部108側)から順に埋まって
ゆく。
【0037】光センサ114は、1ユニット分(5個)
の発光部130a,132a,134a,136a,1
38aと、当該発光部にそれぞれ対応する受光部130
b,132b,134b,136b,138bとからな
る。これらの発光部と受光部は1ユニットのパチンコ球
Bを奥側から収容した場合において、収容方向に対して
はパチンコ球Bのほぼ中心線上であって、パチンコ球B
の縁を検出可能に設置する。したがって、それぞれの発
光部と受光部の組は、パチンコ球Bの直径とほぼ同じ間
隔で配置することになる。なお、発光部130a,13
2a,134a,136a,138aと同様に、上述し
た近接センサ112,118も1ユニット分をカバー1
10に設置する。
【0038】また発光部と受光部を結ぶ直線上の羽根1
20aには、発光部から受光部に光が到達できるように
スリット120bを備える。すなわち一の羽根120a
には、1ユニット分のスリット120bがある。この構
成によれば、図7(A)の斜視図で示すように発光部1
30aから光を発したとき、図7(B)の断面図で示す
ように収容したパチンコ球Bの縁で光が遮られると当該
パチンコ球Bが存在していると判別する。しかし、三角
形状の断面からなる物体Cが羽根120a上に存在する
図7(C)の例では、発光部130aから発した光を受
光部130bが受けるので、明らかにパチンコ球Bが存
在していないことを検出できる。
【0039】次に、近接センサ122の設置例を示す図
8を参照しながら説明する。図8の例では、近接センサ
122を取込通路106の途中に設置している。当該取
込通路106は、フランジ部108とは反対方向に張り
出した張出部106aと、回転体120の羽根120a
から落下するパチンコ球Bを取込通路106内に誘導す
るガード106bとを備える。カバー110から露出し
たパチンコ球Bは、自由に移動(落下等)が可能になる
(図3を参照)。羽根120aが回転体120の中心軸
に対して傾斜していることを考慮すると、パチンコ球B
は張出部106aに向かって移動し、取込通路106内
に入る。回転体120の回転速度によっては回転方向
(図8の例では図面手前方向)に生じた慣性力の影響を
受け、パチンコ球Bが羽根120aから落下する可能性
がある。このような落下を防止するためにガード106
bを備えており、取込通路106内に誘導する。近接セ
ンサ122は、取込通路106内に入ったパチンコ球B
を検出する。
【0040】次に、スロットマシン10によるスロット
遊技を実現するために構成した各種基板の概略構成例に
ついて図9を参照しながら説明する。CPU(プロセッ
サ)200aを中心に構成したメイン制御基板200
は、遊技制御プログラムや所要のデータ等を格納するR
OM200bや、各種乱数,信号等の一時的データを格
納するRAM200c等を備える。当該メイン制御基板
200は周知の構成と同様であるので、具体的な構成に
かかる図示および説明を省略する。CPU200aはR
OM200bに格納した遊技制御プログラムを実行して
スロットマシン10による遊技を実現するが、遊技制御
プログラムには後述する回転制御処理や収容球検査等の
手続きを実現するためのプログラムを含む。ROM20
0bにはEPROMを用い、RAM200cにはDRA
Mを用いるが、他種のメモリ(例えばEEPROM,S
RAM,フラッシュメモリ等)を任意に用いてもよい。
【0041】メイン制御基板200から出力する信号
は、リール中継端子板202,中継ランプ基板204,
サブ制御基板206等を通じて各種装置に伝達する。メ
イン制御基板200から出力する信号を受けたサブ制御
基板206は、さらにリール中継端子板202等を通じ
てランプに伝達し点灯・点滅する。リール中継端子板2
02に対しては、メイン制御基板200から信号を直接
伝達する場合と、サブ制御基板206を経て伝達する場
合とがある。サブ制御基板206や中継ランプ基板20
4は、メイン制御基板200と同様にCPUを中心に構
成する。リール中継端子板202や中継端子板208
は、単に信号を伝達する機能を果たす。
【0042】リール中継端子板202には、リール6
2,当該リール62を回転させるモータ,ランプ等を備
えた左リール装置210や、リール66,当該リール6
6を回転させるモータ,ランプ等を備えた中リール装置
212、リール70,当該リール70を回転させるモー
タ,ランプ等を備えた右リール装置214、外部装置
(例えば遊技場内のホールコンピュータや、島設備内の
島コンピュータなど)に信号を伝達するための外部集中
端子板216などを接続する。中継ランプ基板204に
は、停止スイッチ20,22,24や、ベットスイッチ
48(MAXベットスイッチ)、ベットスイッチ50,
52(1,2ベットスイッチ)、始動スイッチ46、取
込スイッチ26、貯留精算スイッチ28、光センサ11
4,124、近接センサ112,116,118,12
2,128、モータ126などを接続する。
【0043】中継端子板208には、液晶表示器12に
図柄や情報を表示する制御を行う液晶制御基板218
や、演出ランプ16やLED等の発光体による装飾表示
を行う装飾表示基板220、スピーカ14などを接続す
る。その他には、メイン制御基板200や球払出装置2
24等のような全ての電気装置にそれぞれ対応した電力
を供給する電源装置222を備える。球払出装置224
は、メイン制御基板200から送信される払出信号を受
けて、遊技結果に対応する個数のパチンコ球Bを払出口
42から払い出す機能を果たす。
【0044】次に、上述したように構成したスロットマ
シン10で本発明を実現するための手続きについて、図
10,図11に示すフローチャートを参照しながら説明
する。当該図10には回転体120の回転を制御するた
めの回転制御処理の手続きを、図11には羽根120a
に収容したパチンコ球Bの個数を検査するための収容球
検査処理の手続きをそれぞれフローチャートで示す。こ
れらの図に示す手続きは、いずれも図9に示すメイン制
御基板200のROM200bに格納されている遊技制
御プログラムをCPU200aが実行することによって
実現される。
【0045】図10に示す回転制御処理では、以下の制
御条件を満たしたときに限って回転体120を回転さ
せ、パチンコ球Bを収容し、収容したパチンコ球Bを証
拠球として保留し、保留したパチンコ球Bを排出する制
御を行う〔ステップS26〕。すなわち第1の制御条件
は、収容前に近接センサ118で検出したパチンコ球B
の個数(収容前数)が0となることである〔ステップS
10のYES;図3を参照〕。第2の制御条件は、流入
通路34から取込装置32に流入するパチンコ球Bを近
接センサ128で検出した個数(流入数)が1ユニット
になることである〔ステップS12のYES;図6を参
照〕。第3の制御条件は、回転体120の羽根120a
に収容したパチンコ球Bを検査し〔ステップS16〕、
検査結果が適正になることである〔ステップS18のY
ES〕。ここで、収容したパチンコ球Bを検査につい
て、図11を参照しながら説明する。
【0046】図11に示す収容球検査処理では、以下の
検査条件を満たしたときに限って検査結果を適正とする
〔ステップS56〕。すなわち第1の検査条件は、光セ
ンサ114を構成する5組の発光部と受光部によって検
出したパチンコ球Bの個数(通過数)が異なることであ
る〔ステップS42のYES;図6を参照〕。具体的に
は、発光部130aと受光部130bによって5個のパ
チンコ球Bを検出し、発光部132aと受光部132b
によって4個のパチンコ球Bを検出し、…、発光部13
8aと受光部138bによって1個のパチンコ球Bを検
出することが条件となる。これは、最初に収容したパチ
ンコ球Bは全ての発光部と受光部で検出されるが、最後
に収容したパチンコ球Bは発光部130aと受光部13
0bでのみ検出されることに基づく。第2の検査条件
は、光センサ114によって検出したパチンコ球Bの個
数(収容数)が1ユニットになることである〔ステップ
S46のYES;図6を参照〕。これに対して上記検査
条件のいずれかを満たさないときは、検査結果を不適と
する〔ステップS58〕。
【0047】図10に戻って第4の制御条件は、収容後
に保留して証拠球としたパチンコ球Bを近接センサ11
2で検出した個数(保留数)が1ユニットになることで
ある〔ステップS20のYES;図3を参照〕。第5の
制御条件は、取込通路106に取り込んだパチンコ球B
を近接センサ122で検出した個数(取込数)が1ユニ
ットになることである〔ステップS22のYES;図3
を参照〕。
【0048】これに対して上記制御条件のいずれかを満
たさないときは異常事態が発生したものとして、回転体
120の回転を停止するとともに〔ステップS28〕、
当該異常事態を報知する〔ステップS30〕。異常事態
としては偶然や故意にかかわらず、パチンコ球B以外の
物体が混入したときや、パチンコ球Bを紛失したとき、
1ユニット分を超えて予定外にパチンコ球Bが入ってき
たとき等が該当する。回転体120の回転が停止するこ
とによって、異物等の取り込みが防止できる。報知は、
液晶表示器12による表示演出(例えば「異常事態発
生」の文字表示等)や、演出ランプ16による表示演出
(例えば緊急用の点滅パターン表示等)、スピーカ14
による音響演出(例えば遊技中に使用しないブザー音で
鳴らしたり、「異常事態が発生しました」の音声を出す
等)、外部集中端子板216を通じて異常信号を外部装
置(ホールコンピュータ等)に伝達するなどが該当す
る。さらには、いずれの制御条件または検査条件を満た
さなかったのかを具体的に報知するように構成すれば、
正常状態に戻すための措置が取りやすくなる。
【0049】上記実施の形態1によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 (a1)取込装置32は、パチンコ球B(遊技球)を1
ユニット(所定数)ごとに収容可能な羽根120a(収
容部)を備えた回転体120と、羽根120aに収容し
たパチンコ球Bの存在を検出可能な光センサ114(第
1検出器)とを備える。光センサ114は図6に示すよ
うに5組の発光部と受光部を備えているので、1ユニッ
ト分のパチンコ球Bが存在するか否かを検出できる。光
センサ114が1ユニット分のパチンコ球Bを検出した
ことを契機として回転体120を回転させ、パチンコ球
Bを収容し、収容したパチンコ球Bを証拠球として保留
し、保留したパチンコ球Bを排出する制御を行なった
{図11のステップS46,図10のステップS26;
回転制御部}。もし異物が混入していた場合には1ユニ
ット分のパチンコ球Bを検出できないので、当該異物を
発見し得る。この場合は回転体120を回転させないの
で(図10のステップS28)、1ユニット分のパチン
コ球Bを正確に検出して機内に取り込むことができる。
さらに、異物を用いてパチンコ球Bを取り込ませようと
する不正行為を防止することもできる。なお、本形態で
はパチンコ球Bの縁を検出したが(図7を参照)、二以
上の相異なる部位(例えば縁と中心等)を検出可能に発
光部と受光部を構成すると、パチンコ球Bか異物かの判
別能力が向上する。
【0050】(a2)収容前の羽根120aにパチンコ
球Bが存在しないことを検出する近接センサ118(第
2検出器)を備えた{図3等を参照}。そして当該近接
センサ118による検出結果を受けて、収容前にパチン
コ球Bが存在しないことを条件として回転体120を回
転させた{図10のステップS10,S26;回転制御
部}。収容前の羽根120aにパチンコ球Bが存在して
いたときは、新たに収容可能なパチンコ球Bは所定数よ
り少なくなる。収容前にパチンコ球Bが存在しないこと
を近接センサ118によって確認したうえで回転体12
0を回転させるので、1ユニット分のパチンコ球Bをよ
り正確に検出して機内に取り込める。なお、近接センサ
118に代えて光センサ114(第1検出器)を兼用し
て用いることもできる。この場合は、収容前の羽根12
0aが収容位置に停止し、パチンコ球Bを流入する前に
チェックを行えばよい。また、開閉可能なシャッターを
収容口102に備え、当該シャッターの開閉を回転体1
20の回転制御と同期させて行うのが望ましい。こうす
れば収容前のチェックを確実に行える。
【0051】(a3)光センサ114は収容する際に通
過するパチンコ球Bをそれぞれ検出し、5組の発光部と
受光部についてそれぞれ検出した検出数が異なることを
条件として回転体120を回転させた{図11のステッ
プS42,図10のステップS26;回転制御部}。発
光部130aと受光部130bが5個のパチンコ球Bを
検出し、発光部132aと受光部132bが4個のパチ
ンコ球Bを検出し、…、発光部138aと受光部138
bが1個のパチンコ球Bを検出するとき、1ユニットの
パチンコ球Bが適切に収容されたことを意味する。した
がって、1ユニット分のパチンコ球Bをより正確に検出
して機内に取り込むことができる。
【0052】(a4)取込装置32の収容口102(入
口部)を通過するパチンコ球Bを検出可能な近接センサ
128(第3検出器)を備えた{図6を参照}。そして
当該近接センサ128が通過する1ユニット分のパチン
コ球Bを検出したことを契機として、回転体120を回
転させた{図10のステップS12,S26;回転制御
部}。光センサ114で1ユニット分のパチンコ球Bを
検出できたとしても、パチンコ球Bを収容する際に入口
部を通過する通過数が1ユニットよりも少なければ、収
容前に羽根120aにパチンコ球Bが存在していた可能
性がある。第1検出器が誤って異物をパチンコ球Bと検
出した場合でも、通過数が所定数よりも少なければ異物
が混入したと判別できる。よって、1ユニット分のパチ
ンコ球Bをより正確に検出して機内に取り込むことがで
きる。
【0053】(a5)保留した各パチンコ球Bの存在を
検出可能な近接センサ112(所定数の第5検出器)を
備えた{図3を参照}。そして当該近接センサ112が
1ユニット分のパチンコ球Bを検出したことを契機とし
て、回転体120を回転させた{図10のステップS2
0,S26;回転制御部}。保留は証拠球であることを
確認するために行うが、収容時の数と異なる場合には異
物が混入した可能性がある。収容時と保留時でパチンコ
球Bの数が一致することを確認したうえで回転体120
を回転させるので、1ユニット分のパチンコ球Bをより
正確に検出して機内に取り込むことができる。
【0054】(a6)1ユニット分のパチンコ球を検出
する際に用いる光センサ114(一方の検出器)と近接
センサ112,118(他方の検出器等)とでは異なる
物理的特性を検出した{図3等を参照}。光センサ11
4は光を物理的特性として検出し、近接センサ112,
118は磁性を物理的特性として検出する。例えば光セ
ンサ114が誤って異物をパチンコ球Bと検出してしま
った場合でも、近接センサ112,118は異物と検出
できる可能性があるので、少なくとも一方の検出器での
誤検出を防止できる。したがって、1ユニット分のパチ
ンコ球Bをより正確に検出して機内に取り込むことがで
きる。
【0055】(a7)近接センサ112,118(少な
くとも一方の検出器)は検出対象が磁性体か否かを検出
した。鋼球からなるパチンコ球Bを用いるので、磁性を
帯び得ない材質の異物が混入した場合には、近接センサ
112,118によって容易に異物を検出できる。した
がって強磁性体でない材質の異物を排除できるので、1
ユニット分のパチンコ球Bをより正確に検出して機内に
取り込むことができる。
【0056】(a8)検出結果によって回転体120を
回転させない場合には、異常事態として報知を行なった
{図10のステップS30;報知手段}。こうして異常
事態を報知することによって、異物の除去,故障した部
品や装置の修理または交換等を早急に行うことができ、
遊技不能となる期間を短縮できる。
【0057】(a9)機内に取り込むパチンコ球Bを検
出可能な近接センサ122(第6検出器)とを備えた
{図3等を参照}。そして、当該近接センサ122が排
出する1ユニット分のパチンコ球Bを検出したことを契
機として、回転体120を回転させた{図10のステッ
プS22,S26;回転制御部}。排出時に近接センサ
122が1ユニット分のパチンコ球Bを検出できなかっ
たときは、一以上のパチンコ球Bが羽根120aに残留
している可能性がある。よって収容したパチンコ球Bを
確実に排出することで、1ユニット分のパチンコ球Bを
より正確に検出して機内に取り込むことができる。なお
下皿36に返却するパチンコ球Bを検出可能な近接セン
サ116(第6検出器)を備えたので、返却時の異常事
態を報知することも可能になる{図10のステップS3
0}。
【0058】〔実施の形態2〕実施の形態2は実施の形
態1と同様にスロットマシン10に本発明を適用した例
であって、パチンコ球の直径よりも短い間隔で検出器を
配置した例である。当該実施の形態2は図12,図13
を参照しながら説明する。なおスロットマシン10の構
成等は実施の形態1と同様であるので、図示および説明
を簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異
なる点について説明する。よって実施の形態1で用いた
要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0059】近接センサ128や光センサ114等の検
出器について、図6に代わる設置例を図12に示す。図
6との相違は、光センサ114に加えて光センサ150
をカバー110に備えた点と、近接センサ128に代え
てCCDカメラ140を流入通路34に備えた点であ
る。光センサ150は、1ユニット分のパチンコ球Bよ
りも一つ少ない四つの発光部142a,144a,14
6a,148aと、当該発光部にそれぞれ対応する受光
部142b,144b,146b,148bとからな
る。これらの発光部と受光部は1ユニットのパチンコ球
Bを奥側から収容した場合において、収容方向に対して
は二個のパチンコ球Bが接触する位置に設置する。図示
するように光センサ150(発光部142a,144
a,146a,148a等)と光センサ114(発光部
130a,132a,134a,136a,138a
等)と交互に配置すると、センサ相互間の距離はパチン
コ球Bの半径とほぼ同じ間隔になる。このようにパチン
コ球Bの直径よりも短い間隔で発光部と受光部を配置し
た結果、近接する二つのセンサについて検出時期のずれ
により、パチンコ球Bの移動方向を検出することが可能
になる。なお光センサ150の追加に伴って、羽根12
0aに備えるスリット120bの数も増える。
【0060】図13の例で示すように、収容時の羽根1
20a上に二個のパチンコ球Ba,Bbが隣接して存在
すると仮定する。パチンコ球Ba,Bbはともに球状で
あるので、相互間には必然的に隙間が生ずる。上述した
光センサ150はパチンコ球Ba,Bbを検出不能な位
置に備えるので、当該隙間があるか否かを検出する。す
なわち通常のパチンコ球Ba,Bbの場合には隙間が生
ずるので、発光部142aから発した光は受光部142
bで受けることができる。しかし、隙間に異物が存在し
ていたときや、パチンコ球Ba,Bbのうちで少なくと
も一方が異物であるときは、発光部142aから発した
光は異物によって遮られるので、受光部142bで受け
ることができない。したがって、光センサ150を用い
た検査によって、異物の存在を発見することが可能にな
る。
【0061】図12に戻って、流入通路34に備えたC
CDカメラ140は、流入通路34内を収容方向に向か
って移動するパチンコ球Bを撮像し、画像データをメイ
ン制御基板200に送る。パチンコ球Bは球形であるの
で画像は所定半径の円形になるが、異物を撮像した場合
の画像は円形になるとは限らない。したがって、CCD
カメラ140を用いた検査によって、取込装置32に収
容する前に異物の存在を発見することが可能になる。
【0062】次に、上述したように構成した場合におけ
る各処理の手続きについて、図11,図11に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。まず図10に示す
回転制御処理について、第7の制御条件はCCDカメラ
140で撮像したパチンコ球Bの画像が球形であること
である〔ステップS14のYES;図12を参照〕。ま
た図11に示す収容球検査処理について、第3の検査条
件は図12に示す光センサ114,150のうち近接す
る二つのセンサ(例えば発光部132aおよび受光部1
32bの組と、発光部142aおよび受光部142bの
組)を用いて検出したパチンコ球Bの移動方向が所定方
向(収容方向)となることである〔ステップS40のY
ES;図6を参照〕。第4の検査条件は、光センサ15
0で検出した物体の数(物体数)が0になることである
〔ステップS48のYES;図12を参照〕。
【0063】上記実施の形態2によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 (b1)羽根120aに収容した後の静止状態にあるパ
チンコ球Bが検出不能であって当該静止状態にあるパチ
ンコ球B以外の位置に存在する異物(物体)を検出可能
な光センサ150(第4検出器)を備えた{図12,図
13を参照}。そしてパチンコ球Bが静止状態のときに
光センサ150が異物を検出しないことを条件として回
転体120を回転させた{図11のステップS48,図
10のステップS26;回転制御部}。パチンコ球Bが
静止状態のときに光センサ150が検出した物体は異物
である可能性が極めて高く、パチンコ球Bが静止状態の
ときに異物を検出しないことを確認したうえで回転体1
20を回転させるので、1ユニット分のパチンコ球Bを
より正確に検出して機内に取り込むことができる。
【0064】(b2)パチンコ球Bの直径よりも短い間
隔で設けた光センサ114,150(二以上の第7検出
器)を備えた{図12を参照}。そして光センサ11
4,150の検出順によってパチンコ球Bが収容方向に
移動することを条件として回転体を回転させた{図11
のステップS40,図10のステップS26;回転制御
部}。近接する二つの発光部と受光部は、同時に二以上
のパチンコ球Bを検出することはありえず、パチンコ球
Bを収容するときや排出するときは通常一定方向に移動
する。よって、逆方向に移動した場合は逆流等の異常事
態が発生した可能性が高い。こうしてパチンコ球Bの移
動方向を監視することで、所定数のパチンコ球Bをより
正確に検出して機内に取り込むことができる。
【0065】(b3)流入通路34内を移動する物体
(パチンコ球B等)の形状を計測可能なCCDカメラ1
40(第9検出器)を流入通路34に備えた{図12を
参照}。そしてCCDカメラ140が計測した形状が許
容範囲内であることを条件として回転体120を回転さ
せた{図10のステップS14,S26;回転制御
部}。パチンコ球Bと異物とでは形状が異なることが多
く、パチンコ球Bに対応した許容範囲内の形状になった
ときにのみ回転体120を回転させる。形状が異なれば
異物の混入を発見することができるので、1ユニットの
パチンコ球Bをより正確に検出して機内に取り込むこと
ができる。なお、CCDカメラ140は近接センサ12
8と同様にパチンコ球Bの通過を検出する機能も果たし
得る。
【0066】(b4)その他の要件,構成,作用,作動
結果等については実施の形態1と同様であるので、当該
実施の形態1と同様の効果を得ることができる{上述し
た(a1)〜(a9)を参照}。
【0067】〔他の実施の形態〕上述したスロットマシ
ン10(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大
きさ,配置および動作条件等については、上記実施の形
態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を
応用した次の各形態を実施することもできる。 (c1)実施の形態1,2では、スロットマシン10に
本発明を適用した。この形態に代えて、スロットマシン
以外の他の遊技機(テレビゲーム機等)であって所定数
の遊技球を一単位として遊技を行うように構成したもの
にも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊
技機であっても、検出結果が不適切な場合には回転制御
部が回転体120を回転させない。よって、1ユニット
(所定数)のパチンコ球B(遊技球)を正確に検出して
機内に取り込むことができる。
【0068】(c2)実施の形態1,2では、ほぼ対向
する位置に発光部と受光部を備えた光センサ114,1
50(光電式検出器)を用いたが{図6,図12を参
照}、少なくとも一方の光センサはほぼ並行する位置に
発光部と受光部を備えてもよい。図14の例に示すよう
に、発光部130aと受光部130bをカバー110に
備えるとともに、発光部130aから発した光がパチン
コ球Bを反射し、反射光を受光部130bが受光するよ
うに構成する。そして、光センサ114,150で計測
した光の反射率が許容範囲内であることを条件として回
転体120を回転させると{図11のステップS50,
図10のステップS26;回転制御部}、1ユニットの
パチンコ球Bをより正確に検出して機内に取り込むこと
ができる。パチンコ球Bと異物とでは光の反射率が異な
ることが多いので、形状等が類似しても反射率が異なれ
ば異物の混入を発見することができる。
【0069】(c3)図15の例に示すように、収容し
たパチンコ球Bの重量を計測可能な重量センサ80(第
8検出器)を羽根120aに備えてもよい。当該重量セ
ンサ80は、1個のパチンコ球Bごとに計測する場合
と、1ユニット全体のパチンコ球Bとを計測する場合と
がある。重量センサ80が計測したパチンコ球Bの重量
が許容範囲内であることを条件として回転体120を回
転させると{図11のステップS52,図10のステッ
プS26;回転制御部}、1ユニットのパチンコ球Bを
より正確に検出して機内に取り込むことができる。パチ
ンコ球Bと異物とでは重量が異なることがあるので、形
状や反射率等が類似しても重量が異なれば異物の混入を
発見することができる。
【0070】(c4)図16の例に示すように、収容し
たパチンコ球B(物体)の硬度を計測可能な硬度センサ
82(第10検出器)をカバー110に備えてもよい。
この硬度センサ82は圧力センサを備え、一定荷重で圧
子84をパチンコ球Bに当てることによって圧力を得
る。メイン制御基板200では得られた圧力からパチン
コ球Bの硬度を算出する。パチンコ球Bと異物とでは硬
度が異なることがある。硬度センサ82で計測した硬度
が許容範囲内であるときにのみ回転体120を回転させ
ると{図11のステップS54,図10のステップS2
6;回転制御部}、1ユニットのパチンコ球Bをより正
確に検出して機内に取り込むことができる。パチンコ球
Bと異物とでは硬度が異なることがあるので、形状や重
量等が類似しても硬度が異なれば異物の混入を発見する
ことができる。
【0071】(c5)返却ボタン30の操作中は、既に
羽根120aに収容されたパチンコ球Bと、上皿38や
流入通路34に存在するパチンコ球Bとを、返却通路1
04を通じて下皿36に返却する。よって収容口102
を通過する通過数および収容数の和(以下「残留数」と
呼ぶ。)と、返却通路104から返却するパチンコ球B
を近接センサ116で検出した個数(返却数)とが一致
するか否かを確認する構成としてもよい。もし残留数と
返却数とが一致しないときは、取込装置32内にパチン
コ球Bが残留している可能性があるので、異常事態とし
て報知するのが望ましい。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、検出結果が不適切な場
合には回転制御部が回転体を回転させない。よって、所
定数の遊技球を正確に検出して機内に取り込むことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの外観を示す正面図である。
【図2】取込装置の外観を示す左側面図である。
【図3】パチンコ球の取り込み過程を説明する図であ
る。
【図4】取込装置の外観を示す正面図である。
【図5】取込装置の外観を示す背面図である。
【図6】光センサ等の設置例を示す図である。
【図7】収容時におけるパチンコ球の検出を示す図であ
る。
【図8】近接センサ等の設置例を示す図である。
【図9】制御基板等の接続構成を模式的に示すブロック
図である。
【図10】回転制御処理の手続きを示すフローチャート
である。
【図11】収容球検査処理の手続きを示すフローチャー
トである。
【図12】パチンコ球の収容と返却を説明する図であ
る。
【図13】パチンコ球収容時における物体の検出を示す
図である。
【図14】反射率を計測する構成例を示す図である。
【図15】重量を計測する構成例を示す図である。
【図16】硬度を計測する構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン(遊技機) 12 液晶表示器(報知手段,第2表示部) 14 スピーカ(報知手段) 16 演出ランプ(報知手段) 20,22,24 停止スイッチ 26 取込スイッチ 28 貯留精算スイッチ 30 返却ボタン 32 取込装置 34 流入通路 46 始動スイッチ 48,50,52 ベットスイッチ 60,64,68 表示窓(第1表示部) 62,66,70 リール 200 メイン制御基板(回転制御部) 200a CPU 200b ROM 200c RAM 204 中継ランプ基板 206 サブ制御基板 218 液晶制御基板 220 装飾表示基板 222 電源装置 224 球払出装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数の遊技球を一単位として遊技を行
    い、遊技結果に応じた数の遊技球を払い出すように構成
    した遊技機において、 前記所定数の遊技球を収容可能な収容部を備えた回転体
    と、 前記収容部に収容した各遊技球の存在を検出可能な所定
    数の第1検出器と、 前記所定数の第1検出器が各遊技球を検出したことを契
    機として前記回転体を回転させ、遊技球を収容し、収容
    した遊技球を証拠球として保留し、保留した遊技球を排
    出する制御を行う回転制御部とを有する遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、 収容前の収容部に遊技球が存在するか否かを検出可能な
    第2検出器を備え、 回転制御部は、前記第2検出器による検出結果を受けて
    収容前に遊技球が存在しないことを条件として回転体を
    回転させる遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した遊技機にお
    いて、 所定数の第1検出器は、収容する際に通過する遊技球を
    それぞれ検出し、 回転制御部は、前記所定数の第1検出器についてそれぞ
    れ検出した検出数が異なることを条件として回転体を回
    転させる遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 収容部の入口部を通過する遊技球を検出可能な第3検出
    器を備え、 回転制御部は、第3検出器が通過する所定数の遊技球を
    検出したことを契機として回転体を回転させる遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 収容部に収容した後の静止状態にある遊技球が検出不能
    であって、当該静止状態にある遊技球以外の位置に存在
    する物体を検出可能な第4検出器を備え、 回転制御部は、遊技球が静止状態のときに第4検出器が
    物体を検出しないことを条件として回転体を回転させる
    遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 保留した各遊技球の存在を検出可能な所定数の第5検出
    器を備え、 前記所定数の第5検出器が各遊技球を検出したことを契
    機として回転体を回転させる遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項4から6のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 一方の検出器と他方の検出器とでは、異なる物理的特性
    を検出する遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項4から7いずれか一項に記載した
    遊技機において、 少なくとも一方の検出器は、対象物が磁性体か否かを検
    出する遊技機。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 検出結果によって回転体を回転させない場合には、異常
    事態として報知を行う報知手段を有する遊技機。
JP2001386250A 2001-12-19 2001-12-19 遊技機 Expired - Fee Related JP4247359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001386250A JP4247359B2 (ja) 2001-12-19 2001-12-19 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001386250A JP4247359B2 (ja) 2001-12-19 2001-12-19 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003180930A true JP2003180930A (ja) 2003-07-02
JP4247359B2 JP4247359B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=27595448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001386250A Expired - Fee Related JP4247359B2 (ja) 2001-12-19 2001-12-19 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4247359B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005218588A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Omron Corp 遊技機および遊技玉取込装置
JP2007195834A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Aruze Corp 遊技機管理用携帯端末装置及び遊技機管理システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005218588A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Omron Corp 遊技機および遊技玉取込装置
JP4612312B2 (ja) * 2004-02-04 2011-01-12 オムロン株式会社 遊技機および遊技玉取込装置
JP2007195834A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Aruze Corp 遊技機管理用携帯端末装置及び遊技機管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4247359B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4673311B2 (ja) 遊技機
JP4748517B2 (ja) 遊技機
JP2002143391A (ja) メダル遊技機のメダル払出装置
JP2007319391A (ja) 遊技機
JP4563214B2 (ja) 遊技機
JP4247359B2 (ja) 遊技機
JP2005334315A (ja) 遊技機
JP2005323705A (ja) 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4344857B2 (ja) スロットマシン
JP2005118438A (ja) 遊技機
JP4149371B2 (ja) 遊技機
JP2006254992A (ja) 不正行為防止装置、及びこれを用いた遊技機
JP6712343B2 (ja) 遊技機
JP2005304623A (ja) 不正行為防止装置及び該装置を備える遊技機
JP6712342B2 (ja) 遊技機
JP4161110B2 (ja) 遊技機
JP2005230185A (ja) 遊技機
JP4342454B2 (ja) 遊技機
JP2010227231A (ja) 遊技機
JP2005110848A (ja) 遊技機
JP2007296121A (ja) 遊技機
JP4365799B2 (ja) 遊技機
JP2005304781A (ja) 不正行為防止装置及び該装置を備える遊技機
JP4269210B2 (ja) 遊技機
JP2006141628A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080812

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150123

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150123

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees