JP2003180676A - コンピュータトモグラフィ用の像再構成方法 - Google Patents

コンピュータトモグラフィ用の像再構成方法

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JP2003180676A
JP2003180676A JP2002349525A JP2002349525A JP2003180676A JP 2003180676 A JP2003180676 A JP 2003180676A JP 2002349525 A JP2002349525 A JP 2002349525A JP 2002349525 A JP2002349525 A JP 2002349525A JP 2003180676 A JP2003180676 A JP 2003180676A
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ブルーダー ヘルベルト
Thomas Flohr
フロール トーマス
Karl Stierstorfer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像質の向上を可能にする。 【解決手段】a)焦点から出発する円錐状の放射束と、
放射束を検出するためのマトリックス状の検出器アレイ
とにより検査対象物を走査するため、焦点が検査対象物
に対して相対的に焦点軌道上をシステム軸線の周りに動
かされ、検出器アレイが受信された放射に相応する出力
データをファン放射ジオメトリでの放射の形態で供給
し、b)出力データがフィルタされ、c)フィルタされ
た出力データが続いて検査対象物の層厚みを有する層の
少なくとも1つの断層像を発生するために三次元に逆投
影され、断層像が、放射束の放射に対する検査対象物の
層に属するボクセルの、出力データから取得された吸収
値を表し、d)フィルタリングが少なくとも焦点軌道に
おけるそれぞれの焦点位置に属する接線の方向にも実行
され、e)考察されるボクセルごとに正規化が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 a)焦点から出発する円錐状の放射束と、放射束を検出
するためのマトリックス状の検出器アレイとにより検査
対象物を走査するために、焦点が検査対象物に対して相
対的に焦点軌道上をシステム軸線の周りに動かされ、検
出器アレイが受信された放射に相応する出力データをフ
ァン放射ジオメトリでの放射の形態で供給し、 b)出力データがフィルタされ、 c)フィルタされた出力データが続いて検査対象物の層
厚みを有する層の少なくとも1つの断層像を発生するた
め三次元に逆投影され、断層像が、放射束の放射に対す
る検査対象物の層に属するボクセルの、出力データから
取得された吸収値を表す、コンピュータトモグラフィ用
の像再構成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の方法は用語“フィルタ付き逆投
影”のもとに知られているが、3D方法としては、すな
わちマトリックス状の検出器アレイとの関連では、実際
上十分とみなされる像質をもたらさない。なぜならば、
円錐状のX線放射束が用いられるために、いわゆる“円
錐ビーム‐アーチファクト”が生ずるからである。
【0003】さらに、これらの方法には、小さいテーブ
ル送りを有するらせん走査の際に同じボクセルの多数回
の照射により生ずるような冗長性のデータが利用され
ず、このことが検査対象物に与えられる放射線量が不完
全にしか利用されないという結果を招くという欠点があ
る。
【0004】さらに、像再構成のために2D法と関連し
て、仮の像が多数、像再構成のためにそれ自体は十分で
ない焦点軌道のセグメントに由来する出力データから
“フィルタ付き逆投影”により計算され、仮の像が初め
て第2のステップで最終的な断層像として再形成される
方法も考察されている。これらの2D法は、大きい幅
(すなわちシステム軸線の方向に大きい広がり)を有す
る検出器アレイに対してはあまり使用可能でない。なぜ
ならば、その場合には非常に多数の仮の像を処理しなけ
ればならず、そのことは大きいコンピュータ能力を利用
できる場合でも問題となるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、像質
の向上を可能にする冒頭に記載されている種類の方法を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、請求項1の特徴を有する方法により解決される。
【0007】それによれば、一方では、フィルタリング
が少なくとも焦点軌道におけるその都度の焦点位置に属
する接線の方向に実行され、他方では、公知の正規化が
ボクセル特有にすなわち考察されるボクセルごとに実行
される。本発明によるこのフィルタリングとボクセル特
有の正規化との組み合わせにより特に高い像質が達成さ
れることが判明している。この際に、専ら前記のフィル
タ方向にフィルタされることは特に有利である。フィル
タ方向は検出器上へのらせん接線の投影の方向に一致し
ており、投影方向はもちろん焦点からガントリの回転中
心への接続線により決定されている。
【0008】このフィルタ方向の選択は、仮の像の計算
の基礎となっている焦点軌道のセグメントが、それらが
単一の投影のみを含んでおり、そのデータが次いで焦点
軌道における接線の方向にフィルタされるように、また
このような3D法が次いで2D法と比較可能な良い像質
を可能にすることが期待されるように、強く短縮された
ならば、2D法がいわば3D法に移行するという認識に
基づいている。
【0009】さらに、考察されるボクセルごとに正規化
を行うことにより、ボクセルに放射が多数回当たること
により生じるボクセル特有の像アーチファクトが回避さ
れるように配慮される。
【0010】本発明による方法は、フィルタする前に、
ファン放射ジオメトリで取得された放射P(α,β,
q)の形態の出力データを、平行放射ジオメトリで存在
している放射P(θ,β,q)(方位リビニング(re
binning))またはP(θ,p,q)(完全リビ
ニング、すなわち方位リビニングおよび半径リビニン
グ)の形態の平行データへ換算することが行われる(こ
こで α; 焦点角度 β; ファン角度 q; 検出器システムのz座標に相応する行インデック
ス θ=α+β; 平行ファン角度 p=RFsin(β); 回転軸線(システム軸線)か
らの放射間隔に相応する平行座標 RF; 焦点軌道の半径 ならば、特に容易に実施され得る。
【0011】平行データの逆投影は、本発明の好ましい
実施例によれば、平行データの逆投影が、投影がシステ
ム軸線に沿って(x,y)を通る放射P(θ+kπ,β
〜,q)またはP(θ+kπ,p〜,q)に対する各θ
∈〔0,π〔に対する各ボクセル(x,y,z)に対す
る逆投影の途中で(なお、“β〜”,“p〜”は数4に
おいては“β”、“p”の上にそれぞれ“〜”を付され
た形で表示されている。以下の式においても同じ。)、
【数4】 (ここで x,y,z; それぞれのボクセルの座標、 k; 再構成に取り入れられる焦点の半回転の数に相応
する整数、 p〜; 投影がシステム軸線に沿ってそれぞれのボクセ
ル(x,y,z)の座標(x,y)を通って延びている
放射の平行座標、 β〜; 投影がシステム軸線に沿ってそれぞれのボクセ
ル(x,y,z)の座標(x,y)を通って延びている
放射のファン角度、 h; 検査対象物の発生される断層像内に表示される層
の層厚みを決定する重み付け関数、 d; 相応のボクセル(x,y)からのそれぞれの放射
の間隔に等しい、または相応のボクセル(x,y)から
のそれぞれの放射の間隔に関係する関数)が形成される
ように行われる。
【0012】記述の仕方
【数5】 は、和形成が選択的に方位リビニングにより得られる放
射または完全リビニングにより得られる放射に対して行
われることを表し、焦点軌道に対して接線方向のフィル
タリングはフィルタリングの方位リビニングの場合には
β方向であり、フィルタリングの完全リビニングの場合
にはp方向である。
【0013】k,qの双方に関する和形成の結果とし
て、同じボクセルを通って延びているすべての放射が考
慮に入れられ、検査対象物に与えられる放射線量がこう
して完全に利用されることが保証されている。
【0014】特に好ましい実施例では、平行データの逆
投影の際に重みhの和H
【数6】 に正規化された和
【数7】 が形成される。この進行は再度改善された像質を可能に
する。なぜならば、他のボクセルよりも多くの放射を当
てられるボクセルの可能な過強調が是正され、こうして
相応のアーチファクトが回避されるからである。それぞ
れのボクセルのCT値はθに関する和形成により得られ
る。
【0015】本発明による方法は例えば、本発明の変形
例により焦点軌道が円軌道であるときに応用され得る
(トモグラム走査)。しかし、本発明の好ましい変形例
によれば、焦点軌道は、焦点がシステム軸線の周りの円
軌道上を動かされ、同時に焦点と検査対象物との間の相
対的運動がシステム軸線の方向に行われることにより実
現されるらせん軌道である。このようならせん走査に基
づいて、検査対象物のより大きいボリュームも問題なく
検査される。
【0016】トモグラム走査の場合にはkに対して通常
k=1またはk=2であり、らせん走査の場合にはk
は、一回転あたり行われるシステム軸線の方向の相対的
なずれを考慮に入れて、検査対象物の撮像すべき範囲が
完全に捕捉されているように、選ばれる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明を以下に、添付の概略図に
示されている実施例により一層詳細に説明する。図1は
複数の行の検出器要素を有するCT装置を部分的に斜視
図で、また部分的にブロック回路図で示す図、図2は図
1による装置の縦断面図、図3はリビニングを示す説明
図である。
【0018】図1および2には本発明による方法を実施
するために適した第3世代のCT装置が示されている。
その全体として参照符号1を付されている測定装置は、
全体として参照符号2を付されているX線放射源と、全
体として参照符号5を付されている検出器システムとを
有する。X線放射源はその前に配置されている放射源付
近の放射絞り3(図2参照)を有する。検出器システム
は検出器要素の複数の行および列の面状アレイとして構
成され、その前に配置されている検出器付近の放射絞り
6(図2参照)を有する。図1には、図面を見やすくす
るため、検出器要素4の8つの行のみが示されている
が、検出器システム5は、図2中に点々で示されている
ように、検出器要素4のさらに多くの行を有する。
【0019】放射絞り3を有するX線放射源2と放射絞
り6を有する検出器システム5とは図2から明らかなよ
うに回転枠7に、CT装置の作動中にX線放射源2から
出発し設定可能な放射絞り3により絞られたピラミッド
状のX線放射束(その縁放射が参照符号8を付して示さ
れている)が検出器システム5上に当たるように、向か
い合って取付けられている。放射絞り6は、放射絞り3
により設定されるX線放射束の横断面に相応して、X線
放射束を直接に当てられ得る検出器システム5の範囲の
みが露出されているように設定されている。これらは図
1および2中に示されている作動モードでは以下で能動
的な行と呼ばれる検出器要素4の8つの行である。その
他の点々で示されている行は放射絞り6により覆われて
おり、従って能動的でない。
【0020】検出器要素4の各行は数Kの検出器要素を
有し、βk=β1〜βKはチャネルインデックスであり、
各検出器要素にファン角度βkが対応付けられている。
中央の検出器要素のファン角度は零に等しい。両方の最
も外側の検出器要素のファン角度はβ1=+βmax、βK
=−βmaxである。
【0021】検出器要素4の能動的な行Lqは図2中に
参照符号L1〜LQを付されており、q=1〜Qは説明さ
れる実施例の場合にはいわばz座標に相応する行インデ
ックスである。
【0022】X線放射束は図1および2に記入されてい
る円錐角度φを有し、これはシステム軸線Zおよび焦点
Fを含んでいる1つの平面内のX線放射束の開き角度で
ある。システム軸線Zに対して垂直に位置し焦点Fを含
んでいる1つの平面内のX線放射束の開き角度(ファン
開き角度)は2βmaxであり、図1に記入されている。
【0023】回転枠7は駆動装置22により参照符号Z
を付されているシステム軸線の周りを回転させられる。
システム軸線Zは図1に示されている空間直角座標系の
z軸に平行に延びている。
【0024】検出器システム5の列は同じくz軸の方向
に延び、他方において、z軸の方向に測られた幅bが例
えば1mmである行はシステム軸線Zまたはz軸に対し
て直角方向に延びている。
【0025】検査対象物(例えば患者)をX線放射束の
放射路内にもたらし得るように、寝台装置9が設けられ
ている。この寝台装置9はシステム軸線Zに対して平行
にすなわちz軸の方向に、回転枠7の回転運動と寝台装
置9の並進運動との間の同期化が、並進速度と回転速度
との比が一定であるという意味で存在しているように、
ずらされ得る。この比は、回転枠の1回転あたりの寝台
装置の送りvに対する所望の値が選ばれることによっ
て、設定可能である。
【0026】こうして寝台装置9上に位置している検査
対象物のボリュームがボリューム走査の進行中に検査さ
れる。ボリューム走査はらせん走査の形態で、測定ユニ
ット1の回転および寝台装置9の並進を同時に行いなが
ら測定ユニット1により種々の投影方向から多数の投影
が撮像されるという意味で行われる。らせん走査の際に
はX線放射源の焦点Fは寝台装置9に対して相対的に、
図1に参照符号Sを付されているらせん軌道上を運動す
る。らせん走査は、検出器要素の行あたり1つのCT像
の完全な再構成を可能にするために、α方向に少なくと
も1つのπ+2βmaxにわたって延びていなければなら
ない。しかしそれはCT装置の技術的限界内でそれより
も任意に長くてもよい。
【0027】しかし検査対象物のボリュームは、検出器
要素4の複数の行が存在しているので、測定ユニット1
と寝台装置9との間のz軸の方向の相対的運動が行われ
ない(v=0)いわゆるトモグラム走査の進行中にも検
査される。トモグラム走査の場合には、検査されるボリ
ュームの大きさは検出器要素4の能動的な行の数により
決定されている。トモグラム走査中に焦点Fは、以下で
中央平面と呼ばれる平面内に位置している円形の焦点軌
道上を運動する。
【0028】トモグラム走査は部分回転の形態でまたは
一回転の形態で行われる。部分回転はCT像の完全な再
構成を可能にする少なくともπ+2βmax(半回転+フ
ァン開き角度)の部分回転間隔を含んでおり、他方にお
いて一回転は2πを含んでいる。
【0029】らせん走査またはトモグラム走査中に検出
器システム5の能動的な各行の検出器要素から並列に読
出される、ファン放射ジオメトリでの個々の投影P
(α,β,q)に相応する測定データはデータ前処理ユ
ニット10内でディジタル‐アナログ変換を受け、直列
化され、像コンピュータ11に伝達される。
【0030】像コンピュータ11の前処理ユニット12
内での測定データの前処理の後に、その結果としてのデ
ータストリームが断層像再構成ユニット13に到達す
る。この断層像再構成ユニット13が測定データから検
査対象物の所望の層の断層像を、後で詳細に説明する本
発明による方法に従って“フィルタ付き逆投影”に基づ
いて再構成する。
【0031】CT像はマトリックス状に構成された画素
(Pixel=picture element)から
構成されており、画素はそれぞれの像平面に対応付けら
れ、各画素にHounsfield Unit(HU)
でのCT数が対応付けられ、個々の画素がCT数/グレ
イ値スケールに相応してその都度のCT数に相応するグ
レイ値で表される。各画素は、CT像内に表される検査
対象物の層のボクセル(Voxel=volume
ement)を表す。検出器システム5の多行性およ
び場合によってはらせん走査の多行性の結果として検査
対象物の複数の層に関する測定データが取得されるの
で、本発明の範囲内で3D‐逆投影を受ける3Dデータ
が得られる。最終結果として、例えばx,y,z軸を有
する三次元のマトリックスの形態で3D‐像データが得
られ、マトリックスの各要素はボクセル(x,y,z)
に相応し、CT数に相応するグレイ値を含んでいる。三
次元のマトリックスの等しいx‐、y‐、またはz‐値
を有する要素は、次いでそれぞれ検査対象物のx‐、y
‐、またはz‐値に相応する検査対象物の層の平らな断
層像を示す。
【0032】断層像再構成ユニット13により再構成さ
れた像は像コンピュータ11に接続されている表示ユニ
ット(例えばモニタ)16上に表示される。
【0033】X線放射源(例えばX線管)2は発生器ユ
ニット17から必要な電圧および電流(例えば管電圧
U)を与えられる。これをそれぞれ必要な値に設定し得
るように、発生器ユニット17に、必要な設定を可能に
するキーボード19を有する制御ユニット18が付設さ
れている。
【0034】CT装置のその他の操作および制御も制御
ユニット18およびキーボード19により行われる。こ
のことは、制御ユニット18が像コンピュータ11と接
続されていることにより示されている。
【0035】なかんずく検出器要素4の能動的な行の数
Q、従って放射絞り3,6の位置が設定される。そのた
めに制御ユニット18は放射絞り3,6に対応付けられ
ている位置調節ユニット20,21と接続されている。
さらに、回転枠7が一回転のために必要とする回転時間
τが設定される。このことは、回転枠7に対応付けられ
ている駆動ユニット22が制御ユニット18と接続され
ていることにより示されている。
【0036】本発明による方法をファン放射ジオメトリ
で実現することも基本的に可能であるが、説明されるC
T装置は、好ましくは、本発明による方法が平行放射ジ
オメトリで実現されているモードで作動させられる。
【0037】それによればその都度の検査のために重要
な患者8の身体範囲の走査の際にらせん走査またはトモ
グラム走査によりファン放射ジオメトリで取得されたデ
ータが先ず一般に“リビニング法”と呼ばれる方法によ
り平行放射ジオメトリでのデータに変換される。この変
換は、ファン放射ジオメトリで取得されたさまざまな投
影から放射が取り出され、また平行放射ジオメトリでの
投影に組み合わされるような、ファン放射ジオメトリで
取得されたデータの分類変更に基づいている。平行放射
ジオメトリでは、完全な像を再構成し得るために、長さ
πの間隔から成るデータで十分である。これらのデータ
を取得し得るためには、それにもかかわらず、長さπ+
2βmaxの間隔からのファン放射ジオメトリでのデータ
が利用可能でなければならない。
【0038】平行放射ジオメトリでの投影が図3に示さ
れている。それによればこの投影のすべてのnの平行放
射RP1〜RPNは、図3中に示されており、また図1に
よる座標系と一致する座標系のx軸にくらべて、平行フ
ァン角度θを占める。
【0039】図3に実線で示されている平行放射RP1
により以下にファン放射ジオメトリから平行放射ジオメ
トリへの移行を説明する。
【0040】平行放射RP1は、焦点軌道Sの上に位置
している焦点位置F1に対してファン放射ジオメトリで
取得された投影に由来する。ファン放射ジオメトリでこ
の投影に属する、回転軸線6、従って座標系のz軸を通
って延びている中央放射RFz1が同じく図3に記入され
ている。焦点位置F1は焦点角度α1に相応する、これは
x軸と中央放射RFz1とが形成する角度である。中央放
射RFz1にくらべて放射RP1はファン角度βを有す
る。こうして平行ファン角度θに対して θ=α+β が成り立つことが容易に認識可能である。
【0041】それぞれの平行放射に対して垂直に測られ
た、回転軸線6またはz軸からの放射間隔pは p=RFsin(β) により与えられている。
【0042】図3中に太線で示されている、回転軸線6
またはx軸を通って延びている中央放射RPzにより明
らかになるように、この放射はファンジオメトリで焦点
位置FZに対して焦点角度αzのもとに取得されたファ
ン放射ジオメトリでの投影の中央放射である。ファン放
射ジオメトリで取得された投影の中央放射に対してβ=
0が成り立つので、中央放射の場合に対して成り立つこ
とが明らかになる。
【0043】方位リビニングが実行されるか完全リビニ
ングが実行されるかに応じて、平行投影は形態 P(α,β,q) または形態 P(θ,p,q) (ここで α; 焦点角度 β; ファン角度 q; 検出器システムのz座標に相応する行インデック
ス θ=α+β; 平行ファン角度 p=RFsin(β); 回転軸線(システム軸線)か
らの放射間隔に相応する平行座標 RF; 焦点軌道の半径) で存在している。
【0044】本発明による方法の第1の実施例に相応す
る、キーボード19により選択可能な第1の作動形式で
は、説明されるCT装置は方位リビニングにより得られ
た投影に基づいて動作する。これらの投影に相応するデ
ータは方位リビニングの場合にはβ方向に、すなわちそ
れぞれそれぞれの平行投影の中央放射の焦点位置に属す
る接線T(図3参照)の方向に、詳細にはコンピュータ
トモグラフィで通常のフィルタコア、例えばShepp
‐Logan‐またはRamachandran‐La
aksshminaarayanan‐コアの使用のも
とに、フィルタされる。
【0045】このようにフィルタされた平行データは次
いで、投影がシステム軸線に沿って(x,y)を通る放
射P(θ+kπ,β〜,q)に対する各θ∈〔0,π
〔に対する各ボクセル(x,y,z)に対する逆投影の
途中で(なお、“β〜”は数8においては“β”の上に
“〜”を付された形で表示されている)、和
【数8】 (ここで x,y,z; それぞれのボクセルの座標、 k; 再構成に取り入れられる焦点の半回転の数に相応
する整数、 β〜; 投影がシステム軸線に沿ってそれぞれのボクセ
ル(x,y,z)の座標(x,y)を通って延びている
放射のファン角度、 h; 検査対象物の発生される断層像内に表示される層
の層厚みを決定する重み付け関数、 d; 相応のボクセル(x,y)からのそれぞれの放射
の間隔に等しい、または相応のボクセル(x,y)から
のそれぞれの放射の間隔に関係する関数)が形成される
ように逆投影される。
【0046】選ばれたフィルタ方向の結果として、また
kおよびqの双方に関する加算の結果として、一方では
円錐ビームアーチファクトが回避され、また他方では高
い線量利用の関心にボクセル(x,y,z)を通って延
びるすべての放射が考慮に入れられる。
【0047】ボクセルx,y,zに対応付けられる吸収
値μxyzは少なくとも1つの半回転にわたるθに関す
る加算により、すなわち
【数9】 の形成により得られる。
【0048】その都度の吸収値に相応するCT数は従来
のように吸収値から求められる。
【0049】キーボード19によりさまざまな重み付け
関数hおよびさまざまな関数dが設定され得る。
【0050】重み付け関数hとしては、例えば三角形ま
たは台形関数が適している。
【0051】関数dとしてはボクセルx,y,zからの
それぞれの平行放射の間隔またはその代わりに例えばこ
の間隔のz(軸)成分が設定される。
【0052】以上に説明された第1の作動形式の変形例
では、平行データを逆投影するために重みhの和H
【数10】 に正規化された和
【数11】 が形成される。このことは再度改善された像質を可能に
する。なぜならば、複数の半回転中に“照射”されるす
なわち放射を当てられるボクセルの可能な過強調が是正
され、またこうして相応のアーチファクトが回避される
からである。この冗長性はらせん走査の際に、測定装置
の一回転あたり行われる相対的な運動がボクセルが多数
回照射されるように小さい(小さいピッチ)ならば、生
ずる。
【0053】本発明による方法の他の実施例に相応す
る、キーボード19により選択可能な第2の作動形式で
は、第1の作動形式との相違点として、説明されるCT
装置は、方位リビニングにより取得された投影ではな
く、完全リビニングにより取得された投影に基づいて作
動する。これらの投影に相応するデータは完全リビニン
グの場合にはp方向に、すなわちそれぞれ同じくそれぞ
れの平行投影の中央放射の焦点位置に属する接線T(図
3参照)の方向にフィルタされる。
【0054】それによれば、このようにフィルタされた
平行データに対して逆投影の途中で和
【数12】 (但し p〜; 投影がシステム軸線に沿ってそれぞれのボクセ
ル(x,y,z)の座標(x,y)を通って延びている
放射の平行座標)が形成される。
【0055】第2の作動形式の場合にも、平行データを
逆投影するため変形例で重みhの和
【数13】 に正規化された和、すなわち和
【数14】 が形成される。
【0056】以上に説明された第1および第2の作動形
式の場合には、本発明による方法の機能態様として、ボ
クセルと関連して、投影が回転軸線6またはz軸に沿っ
てx、yを通るすべての放射が考察される。これらの放
射が考慮にいれられるかどうか、またどの程度に考慮に
いれられるかは重み付け関数hおよび関数dにより決定
される。
【0057】しかしCT装置は、先に説明された作動形
式との相違点として、所与の焦点位置に対してそれぞれ
のボクセル(x,y,z)を通って延びている理論的な
放射が求められ、また次いで重み付け関数hおよび関数
dの考慮のもとに逆投影の途中の和形成内に、実際に和
への寄与を与え得る放射のみが組み入れられるという相
違点を有する、キーボード19により選択可能な別の作
動形式をも有し得る。
【0058】説明された実施例の場合には、測定ユニッ
ト1と寝台装置9との間の相対的な運動がそれぞれ、寝
台装置9がずらされることにより発生される。しかし、
寝台装置9を位置固定とし、その代わりに測定ユニット
1をずらすことも本発明の範囲内にある。さらに、必要
な相対的な運動を、測定ユニット1および寝台装置9の
双方をずらすことにより発生することも本発明の範囲内
にある。
【0059】円錐状のX線放射束は説明された実施例の
場合には長方形の横断面を有する。しかし本発明の範囲
内で他の横断面ジオメトリも可能である。
【0060】以上に説明された実施例と関連して第3世
代のCT装置(すなわち、X線放射源および検出器シス
テムが像発生中に共通にシステム軸線方向の周りに移動
するCT装置)も使用される。しかし本発明は第4世代
のCT装置(すなわち、X線放射源のみがシステム軸線
の周りを移動され、位置固定の検出器リングと協働する
CT装置)と関連しても、検出器システムが検出器要素
の多行のアレイであるかぎり、使用される。
【0061】第5世代のCT装置(すなわち、X線放射
が焦点からだけでなくシステム軸線の周りに移動される
1つまたは複数のX線放射源の複数の焦点からも出発す
るCT装置)においても、検出器システムが多行のアレ
イの検出器要素を有するかぎり、本発明による方法は使
用され得る。
【0062】以上に説明された実施例と関連して使用さ
れるCT装置は直交マトリックスの形式に従って配置さ
れている検出器要素を有する検出器システムを有する。
しかし本発明はその検出器システムが面状アレイ内に配
置されている検出器要素を有するCT装置と関連しても
使用され得る。
【0063】以上に説明された実施例は本発明による方
法の医学上の応用に関する。しかし本発明は医学のほか
にも例えば包装検査の際または材料検査の際にも応用さ
れ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の行の検出器要素を有するCT装置を示す
概略図
【図2】図1による装置の概略縦断面図
【図3】リビニングを示す説明図
【符号の説明】
1 焦点位置 p 放射間隔 RF 焦点軌道の半径 RFz1 中央放射 RP1〜RPN 平行放射 RPz 中央放射 S 焦点軌道 x,y,z ボクセル α1 焦点角度 β ファン角度 θ 平行ファン角度
フロントページの続き (72)発明者 トーマス フロール ドイツ連邦共和国 91486 ユールフェル ト ボニファティウスシュトラーセ 6 (72)発明者 カール シュティールシュトルファー ドイツ連邦共和国 91052 エルランゲン エステルライヒァー シュトラーセ 13 Fターム(参考) 4C093 AA21 BA10 CA13 EB17 FD03 FD05 FD12 FE06 FF42 5B057 AA09 BA03 BA12 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB13 CB16 CC01 CD14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)焦点から出発する円錐状の放射束
    と、放射束を検出するためのマトリックス状の検出器ア
    レイとにより検査対象物を走査するために、焦点が検査
    対象物に対して相対的に焦点軌道上をシステム軸線の周
    りに動かされ、検出器アレイが受信された放射に相応す
    る出力データをファン放射ジオメトリでの放射の形態で
    供給し、 b)出力データがフィルタされ、 c)フィルタされた出力データが続いて検査対象物の層
    厚みを有する層の少なくとも1つの断層像を発生するた
    めに三次元に逆投影され、断層像が、放射束の放射に対
    する検査対象物の層に属するボクセルの、出力データか
    ら取得された吸収値を表す、コンピュータトモグラフィ
    用の像再構成方法において、 d)フィルタリングが少なくとも焦点軌道におけるそれ
    ぞれの焦点位置に属する接線の方向にも実行され、 e)考察されるボクセルごとに正規化が行われることを
    特徴とするコンピュータトモグラフィ用の像再構成方
    法。
  2. 【請求項2】 フィルタする前に、ファン放射ジオメト
    リで取得された放射P(α,β,q)の形態の出力デー
    タを、平行放射ジオメトリで存在している放射P(θ,
    β,q)またはP(θ,p,q)の形態の平行データへ
    換算することが行われる(但し、 α; 焦点角度 β; ファン角度 q; 検出器システムのz座標に相応する行インデック
    ス θ=α+β; 平行ファン角度 p=RFsin(β); 回転軸線(システム軸線)か
    らの放射間隔に相応する 平行座標 RF; 焦点軌道の半径) ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 平行データの逆投影が、投影がシステム
    軸線に沿って(x,y)を通る放射P(θ+kπ,β
    〜,q)またはP(θ+kπ,p〜,q)に対する各θ
    ∈〔0,π〔に対する各ボクセル(x,y,z)に対す
    る逆投影の途中で(なお、“β〜”,“p〜”は数1に
    おいては“β”、“p”の上にそれぞれ“〜”を付され
    た形で表示されている)、和 【数1】 (ここで x,y,z; それぞれのボクセルの座標、 k; 再構成に取り入れられる焦点の半回転の数に相応
    する整数、 p〜; 投影がシステム軸線に沿ってそれぞれのボクセ
    ル(x,y,z)の座標(x,y)を通って延びている
    放射の平行座標、 β〜; 投影がシステム軸線に沿ってそれぞれのボクセ
    ル(x,y,z)の座標(x,y)を通って延びている
    放射のファン角度、 h; 検査対象物の発生される断層像内に表示される層
    の層厚みを決定する重み付け関数、 d; 相応のボクセル(x,y)からのそれぞれの放射
    の間隔に等しい、または相応のボクセル(x,y)から
    のそれぞれの放射の間隔に関係する関数)が形成される
    ように行われることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 平行データの逆投影の際に重みhの和H 【数2】 に正規化された和 【数3】 が形成されることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 フィルタリングが専ら焦点軌道における
    その都度の焦点位置に属する接線の方向に実行されるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 焦点軌道が円軌道であることを特徴とす
    る請求項1乃至4の1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 焦点軌道が、焦点がシステム軸線の周り
    の円軌道上を動かされ、同時に焦点と検査対象物との間
    の相対的運動がシステム軸線の方向に行われることによ
    り実現されるらせん軌道であることを特徴とする請求項
    1乃至4の1つに記載の方法。
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