JP2003180249A - 揉乾機の主軸駆動装置 - Google Patents

揉乾機の主軸駆動装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】揉乾機の前後方向に移動可能な主軸の回転時の
トルク変動を抑制することにより、茶葉に対して一定圧
の揉乾操作を行うことができ、茶葉の品質を維持するこ
とができる揉乾機の主軸駆動装置を提供する。 【解決手段】茶葉を収容した揉室内を貫通して配設さ
れ、揉み手が固着された主軸3と、該主軸3を回転駆動
するためのモータ10と、一端側でモータ10の出力軸
10aと伝達ベルト13を介して連結されるとともに他
端側で主軸3と連結された伝達軸12bを有し、モータ
10の回転を所望の回転数まで減速して主軸3に伝達す
る中空減速機12と、主軸3を揉室に対して前後動させ
て、揉み手と揉室の底面に敷設された底竹との間隙を調
整し得る移動スクリュー18とを具備した揉乾機の主軸
駆動装置において、主軸3の延長線上に主軸3と共に回
転する大型のプーリ14を備え、これをフライホイール
としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揉み手等が固着さ
れた主軸を揉室内で前後動させるための揉乾機の主軸駆
動装置に関し、特に、主軸のトルク変動を有効に防止し
得る揉乾機の主軸駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、中火工程における粗揉機は、茶
葉を収容する揉み室と、該揉み室に熱風を送り込む熱風
発生機とから主に成り、当該揉室を貫通する主軸が配設
され、該主軸に葉ざらいや揉み手が固定されることによ
り、主軸の回転とともに葉ざらい及び揉み手を回転させ
て、揉室内の茶葉に対し熱風で乾燥させつつ葉ざらい及
び揉み操作を行っている。
【0003】上記主軸の位置は固定されているのが一般
的であったが、主軸を揉室内で前後動させる可動機構を
具備し、へらと揉室の底面に敷設された底竹との間隙を
調整することにより茶葉の品質向上を図る揉乾機が提案
されており、例えば特開昭59−71645号公報に可
動機構を有する主軸駆動装置が開示されている。
【0004】かかる従来技術によれば、粗揉機に投入さ
れる茶葉の種類に基づいて、へらと底竹との間隙を調整
することができ、例えば柔らかい茶葉を粗揉する際には
当該間隙が狭くなるよう主軸を後ろ側へ移動させ、硬い
茶葉を粗揉する際には当該間隔が広くなるよう主軸を前
側へ移動させるよう構成されている。主軸の可動機構
は、蟻溝に沿って摺動する軸受に主軸を支持させ、該軸
受に形成されたナット部に雄螺杆を螺合させるととも
に、この雄螺杆を回転させて軸受と共に主軸を移動させ
るよう構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の主軸駆動装置は、主軸を移動可能としているため、
当該主軸のトルク変動を生じさせ易く、生じたトルク変
動を抑制することが不可能であるという問題があった。
即ち、主軸が固定されていれば、当該主軸が回転する
際、その径方向へのぶれは生じ難い構成であったのに対
し、主軸を移動可能とすることにより、径方向へのぶれ
が生じ易くなり、このぶれに起因してトルク変動が生じ
てしまう虞がある。
【0006】また、上記トルク変動が生じると、主軸に
固着された揉み手の回転が不安定となり、揉室に収容さ
れた茶葉に対して所望の揉み圧による揉み操作を行うこ
とができなくなる虞がある。従って、所望の揉み操作が
行われなければ粗揉される茶葉を一定品質に保つことが
困難となり、最終製品である茶葉の品質が低下する虞が
あるという問題があった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、揉乾機の前後方向に移動可能な主軸の回転時
のトルク変動を抑制することにより、茶葉に対して一定
圧の揉乾操作を行うことができ、茶葉の品質を維持する
ことができる揉乾機の主軸駆動装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
茶葉を収容した揉室内を貫通して配設され、揉み手が固
着された主軸と、該主軸を回転駆動するためのモータ
と、一端側で前記モータの出力軸と伝達ベルトを介して
連結されるとともに他端側で前記主軸と連結された伝達
軸を有し、前記モータの回転を所望の回転数まで減速し
て前記主軸に伝達する減速機と、前記主軸を揉室に対し
て前後動させて、前記揉み手と揉室の底面に敷設された
底竹との間隙を調整し得る可動機構とを具備した揉乾機
の主軸駆動装置において、前記主軸の延長線上に当該主
軸と共に回転するフライホイールを備えたことを特徴と
する。
【0009】かかる構成によれば、モータから減速機を
介して伝達された回転力が主軸を回転させると、主軸と
共にフライホイールも回転して、当該主軸の回転におけ
る慣性が大きくなり、このような大きな慣性により、主
軸に生じるトルク変動を吸収する。これにより、主軸は
安定したトルクで回転することとなり、揉み手による揉
み操作も所望の圧力で行うことができる。
【0010】尚、減速機の伝達軸に形成されたプーリを
大型のものとし、これをフライホイールとしてもよい
し、プーリとは別個のフライホイールを設けるようにし
てもよい。一方、可動機構にて主軸を前後動させれば、
揉み手の回転中心が移動し、当該揉み手と底竹との間隙
を変化させることができるので、揉室内に収容された茶
葉の種類に基づき当該間隙を調整する。
【0011】請求項2記載の発明は、前記減速機が、前
記可動機構により主軸と共に前後動可能とされたことを
特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、前記減速機が、常
に主軸の延長線上に位置しつつ前後動可能とされるとと
もに、当該減速機の伝達軸に形成されたプーリを前記フ
ライホイールとしたことを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、前記減速機は、中
空減速機であることを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、前記モータを支持
する支持板を有し、該支持板が前記減速機の前後動方向
に対して揺動自在とされたことを特徴とする。
【0015】かかる構成によれば、可動機構にて減速機
が主軸と共に前後動する際、支持板が揺動することによ
り、モータの出力軸と減速機の伝達軸との間の直線距離
を一定に保つ。即ち、減速機がモータから遠ざかるに伴
い、支持板の揺動角度を大きくしてモータを減速機側に
移動する一方、減速機がモータに近づくに伴い、支持板
を水平にしてモータを減速機と反対側に移動する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。本実施形態に係
る主軸駆動装置は、図5に示すような、中火工程におけ
る粗揉機1に適用されたもので、かかる粗揉機1は、同
図及び図6に示すように、茶葉を収容する揉室2を貫通
する主軸3に葉ざらい4及び揉み手5が固着され、熱風
発生機6から揉室2内に熱風を供給し得る構成とされた
ものである。
【0017】一般に、粗揉工程を施すための粗揉機1
は、中火工程における葉打機と揉捻機との間に配設さ
れ、蒸熱工程の蒸機によって湿った茶葉を葉さばきしな
がら、機内に導いた熱風によって加熱し、圧迫と摩擦に
より蒸葉の組織を柔らかにすると同時に、水分を蒸発さ
せるものである。
【0018】揉室2は、フレーム9に支持されたもみ胴
7内に形成された空間であり、底面に敷設された底竹2
aが所定の曲率を持った円弧状に形成されている。かか
る底竹2aの一部には、揉室2内に収容された茶葉を取
り出すための茶葉取出扉8が形成されており、この茶葉
取出扉8を開けることにより、粗揉作業が終了した茶葉
を粗揉機1の下方に配設された振動コンベア(不図示)
に落下させ得る構成とされている。
【0019】熱風発生機6は、ガンタイプバーナ6aで
発生させた熱をファン6bで揉室2内に送り込むもの
で、かかる熱風は、熱風ダクト11を介して送風される
よう構成されている。ここで、乾球温度及び湿球温度を
設定して茶温が34〜36℃になるよう熱風の温度を選
択するのが好ましく、その風量も茶葉に対し最適なもの
となるよう選択するのが好ましい。
【0020】主軸3は、図1及び図2で示すように、モ
ータ10の回転駆動力が中空減速機12を介して伝えら
れ、揉室2内で回転するもので、複数の葉ざらい4と揉
み手5とが図6の如く固着され、これら葉ざらい4及び
揉み手5を回転させることにより、揉室2内に収容され
た茶葉に対し葉ざらい及び揉み作業を行わせしめるもの
である。かかる主軸3は、揉室2内に収容された茶葉の
種類に応じて適当な回転数とする必要があるが、例えば
茶葉が主軸3の前側に70%程度、後側に30%程度落
ちるような回転数とするのが好ましい。回転数が速過ぎ
ると上乾きとなり、色沢が浅くなり、遅過ぎると黒味と
なってしまうからである。
【0021】中空減速機12は、モータ10の回転を減
速して主軸3に伝えるもので、主軸3に対して直結する
よう構成されている。即ち、中空減速機12は、一端
(入力軸12a)側でモータ10の出力軸10aと伝達
ベルト13を介して連結されるとともに他端側で主軸3
と連結された伝達軸12bを有し、モータ10の回転を
所望の回転数まで減速して主軸3に伝達する。
【0022】かかる中空減速機12によれば、伝達軸1
2bと主軸3との連結を簡易とすることができるととも
に、他の減速機に比べて軽量化できるので、後述する可
動機構によってなされる前後動を容易にすることができ
る。また、主軸3と共に移動する減速機が軽量化されれ
ば、オーバーハング荷重等を低減することもできる。
【0023】また、かかる中空減速機12の入力軸12
aには、大型のプーリ14が設けられており、該プーリ
14とモータ10の出力軸10aとの間で伝達ベルト1
3が懸架されている。ここで、プーリ14は、所定重量
を持ったフライホイールを成しているため、主軸3とと
もに回転して大きな慣性を奏し、当該主軸3に生じるト
ルク変動を吸収させることができる。
【0024】主軸3における中空減速機12の伝達軸1
2b側は、図3で示すように、主軸台15の上部に形成
された挿通孔15aに挿通されて支持されている。かか
る主軸台15の下部には、摺動部材16が固定されてお
り、下方に配設された案内レール17に沿って摺動自在
とされている。
【0025】更に、主軸台15の端部側(図3における
左端側)には、上方に突出したステー15bが形成され
ており、該ステー15bに形成された孔(不図示)に移
動スクリュー18が螺合して挿通されている。即ち、図
示しない駆動源によって移動スクリュー18を回転させ
ると、ステー15b及び主軸台15を前後移動させ得る
よう構成されており、主軸台15の移動に伴い、これと
連結された中空減速機12も前後移動する。尚、移動ス
クリュー18は可動機構を構成する。
【0026】かかる可動機構により、主軸3を揉室2に
対して前後動(図1〜図3において左右方向の移動動
作)させ、揉み手5と揉室2の底面に敷設された底竹2
aとの間隙を調整することができる。かかる調整によ
り、茶葉に対して一定圧の揉乾操作を行うことができ、
茶葉の品質を維持することができる。
【0027】また、主軸3が移動すると中空減速機12
も追随して移動し、主軸3と中空減速機12の直線状の
位置関係が維持されるため、プーリ(フライホイール)
14が常時主軸3の延長線上に位置することとなり、フ
ライホイール効果(慣性の増大)を発揮して、主軸3が
いずれの位置にあってもそのトルク変動を吸収すること
ができるとともに、中空減速機12の伝達軸12bと主
軸3との直結が維持され、モータ10から中空減速機1
2に伝達された回転力を効率よく主軸3に伝えることが
できる。
【0028】モータ10は、図2及び図4で示す支持板
21上に固定されており、かかる支持板21の左端側
(中空減速機12側)は、蝶番19を介して粗揉機1を
構成する支持フレーム1aに連結されている一方、支持
板21の右端側は、支持フレーム1aから上方に突出し
たガイドバー20を挿通する嵌合孔(不図示)を有して
いる。これにより、支持板21は、左端側を中心に図4
の矢印方向に揺動可能とされ、揺動の際には右端側がガ
イドバー20で案内されるよう構成されている。
【0029】このように、支持板21を揺動自在とする
ことにより、主軸3の移動に伴って中空減速機12が移
動する際に、当該中空減速機12と同じ前後動方向にモ
ータ10を揺動させることができ、出力軸10aと入力
軸12a(即ち、プーリ14)との離間寸法を常に一定
とし、伝達ベルト13のテンションを変化させずにモー
タ10の駆動力を中空減速機12に伝達することができ
る。
【0030】上記主軸駆動装置によれば、プーリ14
(フライホイール)により主軸3に大きな慣性を付与す
るので、粗揉機1の前後方向に移動可能な主軸3の回転
時のトルク変動を抑制することができ、茶葉に対して一
定圧の揉乾操作を行って、茶葉の品質を維持することが
できるのに加え、中空減速機12が、常に主軸3の延長
線上に位置しつつ前後動可能とされるので、中空減速機
12の伝達軸12bと主軸3とが直結した際、これらを
常に一直線上に維持することができ、モータ10から中
空減速機12に伝達された回転力を更に効率よく主軸3
に伝えることができる。
【0031】尚、主軸3の一端(モータ10及び中空減
速機12が連結される側)は、可動機構により移動が自
在とされているが、当該主軸3の他端も上記の如き可動
機構を有することにより移動自在とし、一端の移動に伴
って他端も移動させ、主軸3の移動をよりスムーズにす
るよう構成するのが好ましい。勿論、上記とは異なる可
動機構により主軸3の他端側の移動を許容するよう構成
してもよい。
【0032】更に、中空減速機12の伝達軸12bに形
成されたプーリ14を大型のものとしてフライホイール
としたので、中空減速機12の伝達軸12b上に別途フ
ライホイールを設けた場合に比べ、装置を簡素化するこ
とができ、製造コストを削減することができる。また、
軽量な中空減速機12を利用することにより、主軸3の
移動を容易とすることができる。
【0033】以上、本実施形態について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば可動機構
を図7に示すような構成としてもよい。即ち、粗揉機1
を構成する支持フレーム1a’を同図の如き傾斜させる
とともに、かかる支持フレーム1a’上に主軸台15を
支持する案内レール17、中空減速機12及びモータ1
0を支持した支持板21を配設する。そして、移動スク
リュー18の一端をユニバーサルジョイント22を介し
て移動スクリュー軸23に接続し、該移動スクリュー軸
23を回転させることにより移動スクリュー18を回転
させることとする。
【0034】かかる構成によれば、移動スクリュー軸2
3及び移動スクリュー18を回転させると、主軸台15
が案内レール17に沿って移動し、主軸3を支持フレー
ム1a’が延びた方向(斜め方向)に移動させるととも
に、それと連動して中空減速機12を移動させ、且つ、
支持板21が揺動してモータ10を揺動させる。よっ
て、斜め方向に主軸3を移動させて、揉み手5と揉室2
の底面に敷設された底竹2aとの間隙を調整することが
できるので、先の実施形態の如く主軸3を水平方向に移
動させるものと比べて、隙間調整の範囲を広げることが
できる。即ち、斜め方向に移動させれば、水平方向に加
えて、床面に対して垂直方向にも主軸3を移動させるこ
とができ、隙間調整の範囲が広がるのである。
【0035】また、本実施形態は粗揉機の主軸駆動装置
に適用されているが、これに限らず同様の主軸を備えた
他の揉乾機にも適用することができる。更に、大型のプ
ーリを中空減速機の伝達軸12bに取り付け、これをフ
ライホイールとしているが、プーリとは別途のフライホ
イールを取り付けるようにしてもよい。また更に、本実
施形態では中空減速機をモータと主軸との間に介在させ
ているが、他の形態の減速機を用いてもよい。尚、中空
減速機とモータとを同一の台で支持し、該台を移動させ
ることにより、当該中空減速機及びモータを一緒に移動
させるよう構成してもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、フライホイー
ルにより主軸に大きな慣性を付与するので、揉乾機の前
後方向に移動可能な主軸の回転時のトルク変動を抑制す
ることができ、茶葉に対して一定圧の揉乾操作を行っ
て、茶葉の品質を維持することができる。
【0037】請求項2の発明によれば、減速機の伝達軸
と主軸とを直結することができ、モータから減速機に伝
達された回転力を効率よく主軸に伝えることができる。
【0038】請求項3の発明によれば、前記減速機が、
常に主軸の延長線上に位置しつつ前後動可能とされるの
で、減速機の伝達軸と主軸と直結した際、これらを常に
一直線上に維持することができ、モータから減速機に伝
達された回転力を更に効率よく主軸に伝えることができ
る。これに加え、減速機の伝達軸に形成されたプーリを
フライホイールとしたので、減速機の伝達軸上に別途フ
ライホイールを設けた場合に比べ、装置を簡素化するこ
とができ、製造コストを削減することができる。
【0039】請求項4の発明によれば、減速機が中空減
速機であるので、減速機の伝達軸と主軸との連結を簡易
とすることができるとともに、他の減速機に比べて軽量
化できるので、可動機構による減速機の前後動を容易に
することができる。即ち、主軸と共に移動する減速機が
軽量化されれば、オーバーハング荷重等を低減すること
ができるのである。
【0040】請求項5の発明によれば、モータを支持す
る支持板が前記減速機の前後動方向に対して揺動自在と
されているので、モータの出力軸と減速機の伝達軸との
離間寸法を一定に保つことができ、伝達ベルトを常時一
定のテンションで伝達軸と出力軸とに張架させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動装置
を示す上面図
【図2】本発明の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動装置
を示す正面図
【図3】本発明の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動装置
を示す背面図
【図4】本発明の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動装置
における支持板の揺動機構を示す正面図
【図5】本発明の実施形態に適用される揉乾機としての
粗揉機を示す正面図
【図6】図5におけるVI−VI線断面模式図
【図7】本発明の他の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動
装置を示す背面図
【符号の説明】
1…粗揉機(揉乾機) 1a、1a’…支持フレーム 2…揉室 3…主軸 4…葉ざらい 5…揉み手 6…熱風発生機 7…揉み胴 8…茶葉取出扉 9…フレーム 10…モータ 10a…出力軸 11…熱風ダクト 12…中空減速機 12a…入力軸 12b…伝達軸 13…伝達ベルト 14…プーリ(フライホイール) 15…主軸台 15a…挿通孔 16…摺動部材 17…案内レール 18…移動スクリュー 19…蝶番 20…ガイドバー 21…支持板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】茶葉を収容した揉室内を貫通して配設さ
    れ、揉み手が固着された主軸と、 該主軸を回転駆動するためのモータと、 一端側で前記モータの出力軸と伝達ベルトを介して連結
    されるとともに他端側で前記主軸と連結された伝達軸を
    有し、前記モータの回転を所望の回転数まで減速して前
    記主軸に伝達する減速機と、 前記主軸を揉室に対して前後動させて、前記揉み手と揉
    室の底面に敷設された竹底との間隙を調整し得る可動機
    構と、を具備した揉乾機の主軸駆動装置において、 前記主軸の延長線上に当該主軸と共に回転するフライホ
    イールを備えたことを特徴とする揉乾機の主軸駆動装
    置。
  2. 【請求項2】前記減速機は、前記可動機構により主軸と
    共に前後動可能とされたことを特徴とする請求項1記載
    の揉乾機の主軸駆動装置。
  3. 【請求項3】前記減速機は、常に主軸の延長線上に位置
    しつつ前後動可能とされるとともに、当該減速機の伝達
    軸に形成されたプーリを前記フライホイールとしたこと
    を特徴とする請求項2記載の揉乾機の主軸駆動装置。
  4. 【請求項4】前記減速機は、中空減速機であることを特
    徴とする請求項2又は請求項3に記載の揉乾機の主軸駆
    動装置。
  5. 【請求項5】前記モータを支持する支持板を有し、該支
    持板が前記減速機の前後動方向に対して揺動自在とされ
    たことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1つ
    に記載の揉乾機の主軸駆動装置。
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