JP2003179967A - 移動無線通信システム - Google Patents
移動無線通信システムInfo
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- JP2003179967A JP2003179967A JP2001379600A JP2001379600A JP2003179967A JP 2003179967 A JP2003179967 A JP 2003179967A JP 2001379600 A JP2001379600 A JP 2001379600A JP 2001379600 A JP2001379600 A JP 2001379600A JP 2003179967 A JP2003179967 A JP 2003179967A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数基地局を有する移動通信システムにおい
て、移動局が通信する基地局を選択し、指定基地局と通
信出来るようにする。 【解決手段】 移動局は、隣接する基地局から交互に送
信される間欠信号から、各々の基地局情報と受信電界レ
ベルを検出し、受信条件の良い基地局を選択し、移動局
から送信する信号に基地局識別信号を付加する。指定さ
れた基地局が、移動局からの基地局識別信号を受信した
とき、通信ラインが接続され、操作卓と移動局間で、通
信できるように構成する。
て、移動局が通信する基地局を選択し、指定基地局と通
信出来るようにする。 【解決手段】 移動局は、隣接する基地局から交互に送
信される間欠信号から、各々の基地局情報と受信電界レ
ベルを検出し、受信条件の良い基地局を選択し、移動局
から送信する信号に基地局識別信号を付加する。指定さ
れた基地局が、移動局からの基地局識別信号を受信した
とき、通信ラインが接続され、操作卓と移動局間で、通
信できるように構成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数基地局と移動
局とを含む移動無線通信システムに係り、更に詳しく
は、各基地局の送信機に時分割複信無線機を送信専用機
として備え、隣接する基地局の送信を時分割的に交互に
行なうと共に、移動局の送信波は、基地局の送信周波数
と異なった周波数を使用し、単信無線機を使用して通信
を行なう、２周波を用いた移動無線通信システムであっ
て、移動局が送信する基地局識別番号で指定された基地
局と通信を行うように構成された移動無線通信システム
に関するものである。なお、上記した時分割複信無線機
は、例えば、特許第３０２７８２０号公報に開示される
ように、単一無線周波数を使用して同時送受話を行う無
線機に係るものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、複数基地局と移動局を有する移動
無線通信システムにおいては、各々基地局装置側におい
て、移動局からの受信信号について、受信電界レベル又
は復調信号のＳ／Ｎレベルを検出し、その検出した情報
を隣接基地局間で通信を行ない、一番条件のよい基地局
を最良基地局と判定して通信ラインを接続し、操作卓と
通信を行なっていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には、
隣接基地局間に、通信ラインとは別に、受信情報を互い
に伝達するための通信回線が必要となる欠点があった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は、この欠点を除
去するため、移動局側において、受信復調している基地
局の情報を検出し、その基地局を指定する基地局識別信
号を移動局の送信信号に付加し、基地局装置は、移動局
から送信される基地局識別信号を検出判断し、通信ライ
ンを制御することで移動局側で最良基地局を指定し、通
信できる様にしたものである。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１を
参照して説明する。図１は、本発明の一実施例の構成を
示すブロック図である。図１に示すように、移動局１と
基地局２−１〜２−ｎの複数基地局とその複数基地局に
基地局ライン１１で接続され、操作卓１０に接続し移動
局と操作卓間で通信を行なうシステムである。各基地局
２は、時分割複信無線機５、単信無線受信機６、同期制
御部７、自局識別検出制御部８、ライン接続部９、共用
器４、アンテナ３を備えている。また、操作卓１０か
ら、各基地局の送信タイミングの同期を取るため、送信
起動信号と通信信号とが通信ライン１１を介して供給さ
れ、同期制御部７において所定の同期信号を生成し、時
分割複信無線機５の送信制御を行なう。 【０００６】同期制御部７は、操作卓１０から送信起動
が掛かった時、通信部１８からの信号に送信同期制御部
１７で送信同期信号を付加し、各基地局へ伝送する。ま
た、隣接する基地局が時分割的に交互に送信されるよう
に、予め設定していた送信タイミングで時分割複信無線
機５を送信制御し、指令卓からの信号を時間軸圧縮して
間欠送信する。なお、時分割複信無線機５は送信専用機
として使用し、共用器４を経由してアンテナ３より電波
を送信出力する。 【０００７】一方、移動局１からの電波は、アンテナ３
で受信し、共用器４を経由して、単信無線受信機６で受
信復調する。次に、復調した信号を、自局識別検出制御
部８で所定信号と信号を比較して自局照合を行ない、自
局が該当基地局と判定した場合には、ライン接続部９を
制御し、単信無線受信機６の復調信号を通信ライン１１
へ接続する。 【０００８】移動局１は、時分割複信無線機５、単信無
線送信機１６、共用器４、基地局指定制御部１２、受信
端子１３、送信端子１４、送信制御端子１５を備え、基
地局と移動局間の無線回線では、２種類の無線周波数を
使用して、同時送受信を行なう。なお、移動局の時分割
複信無線機５を受信専用機として使用し、複数の基地局
２からの間欠送信電波をアンテナ３で受信する。受信し
た電波は共用器４を経由し、時分割複信無線機５におい
て、交互に受信した時間軸圧縮信号と、同期信号から受
信している基地局識別信号と、受信電界レベルの情報と
を検出する。さらに検出信号を基地局指定制御部１２へ
伝送し、基地局指定制御部１２で最良基地局を判別し、
その基地局からの信号を復調して受信端子１３より出力
する。また、その基地局情報に対応した基地局指定信号
（基地局識別信号）を送信制御端子１５から送信起動が
掛かったときに、送信端子１４からの送信信号に基地局
識別信号を付加する。さらに、該信号を単信無線送信機
１６で変調し、共用器４を経由しアンテナ３より電波を
出力する。移動局から指定された基地局識別番号を受信
検出した基地局は、上述のように、通信ライン１１を操
作卓１０へ接続制御し、移動局１と操作卓１０間の通信
を可能とするものである。 【０００９】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動局側において、受信検出した基地局情報と受信電界レ
ベルとを判断し、最良基地局を指定する基地局識別信号
を移動局の送信信号に付加し、基地局を指定するように
構成したため、指定された基地局のみが通信ライン１１
を介して操作卓と接続できるため、従来必要としていた
各基地局間の通信ライン１１以外の制御通信回線を削除
することができ、システム全体のコストを低減すること
ができる。
局とを含む移動無線通信システムに係り、更に詳しく
は、各基地局の送信機に時分割複信無線機を送信専用機
として備え、隣接する基地局の送信を時分割的に交互に
行なうと共に、移動局の送信波は、基地局の送信周波数
と異なった周波数を使用し、単信無線機を使用して通信
を行なう、２周波を用いた移動無線通信システムであっ
て、移動局が送信する基地局識別番号で指定された基地
局と通信を行うように構成された移動無線通信システム
に関するものである。なお、上記した時分割複信無線機
は、例えば、特許第３０２７８２０号公報に開示される
ように、単一無線周波数を使用して同時送受話を行う無
線機に係るものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、複数基地局と移動局を有する移動
無線通信システムにおいては、各々基地局装置側におい
て、移動局からの受信信号について、受信電界レベル又
は復調信号のＳ／Ｎレベルを検出し、その検出した情報
を隣接基地局間で通信を行ない、一番条件のよい基地局
を最良基地局と判定して通信ラインを接続し、操作卓と
通信を行なっていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には、
隣接基地局間に、通信ラインとは別に、受信情報を互い
に伝達するための通信回線が必要となる欠点があった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は、この欠点を除
去するため、移動局側において、受信復調している基地
局の情報を検出し、その基地局を指定する基地局識別信
号を移動局の送信信号に付加し、基地局装置は、移動局
から送信される基地局識別信号を検出判断し、通信ライ
ンを制御することで移動局側で最良基地局を指定し、通
信できる様にしたものである。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１を
参照して説明する。図１は、本発明の一実施例の構成を
示すブロック図である。図１に示すように、移動局１と
基地局２−１〜２−ｎの複数基地局とその複数基地局に
基地局ライン１１で接続され、操作卓１０に接続し移動
局と操作卓間で通信を行なうシステムである。各基地局
２は、時分割複信無線機５、単信無線受信機６、同期制
御部７、自局識別検出制御部８、ライン接続部９、共用
器４、アンテナ３を備えている。また、操作卓１０か
ら、各基地局の送信タイミングの同期を取るため、送信
起動信号と通信信号とが通信ライン１１を介して供給さ
れ、同期制御部７において所定の同期信号を生成し、時
分割複信無線機５の送信制御を行なう。 【０００６】同期制御部７は、操作卓１０から送信起動
が掛かった時、通信部１８からの信号に送信同期制御部
１７で送信同期信号を付加し、各基地局へ伝送する。ま
た、隣接する基地局が時分割的に交互に送信されるよう
に、予め設定していた送信タイミングで時分割複信無線
機５を送信制御し、指令卓からの信号を時間軸圧縮して
間欠送信する。なお、時分割複信無線機５は送信専用機
として使用し、共用器４を経由してアンテナ３より電波
を送信出力する。 【０００７】一方、移動局１からの電波は、アンテナ３
で受信し、共用器４を経由して、単信無線受信機６で受
信復調する。次に、復調した信号を、自局識別検出制御
部８で所定信号と信号を比較して自局照合を行ない、自
局が該当基地局と判定した場合には、ライン接続部９を
制御し、単信無線受信機６の復調信号を通信ライン１１
へ接続する。 【０００８】移動局１は、時分割複信無線機５、単信無
線送信機１６、共用器４、基地局指定制御部１２、受信
端子１３、送信端子１４、送信制御端子１５を備え、基
地局と移動局間の無線回線では、２種類の無線周波数を
使用して、同時送受信を行なう。なお、移動局の時分割
複信無線機５を受信専用機として使用し、複数の基地局
２からの間欠送信電波をアンテナ３で受信する。受信し
た電波は共用器４を経由し、時分割複信無線機５におい
て、交互に受信した時間軸圧縮信号と、同期信号から受
信している基地局識別信号と、受信電界レベルの情報と
を検出する。さらに検出信号を基地局指定制御部１２へ
伝送し、基地局指定制御部１２で最良基地局を判別し、
その基地局からの信号を復調して受信端子１３より出力
する。また、その基地局情報に対応した基地局指定信号
（基地局識別信号）を送信制御端子１５から送信起動が
掛かったときに、送信端子１４からの送信信号に基地局
識別信号を付加する。さらに、該信号を単信無線送信機
１６で変調し、共用器４を経由しアンテナ３より電波を
出力する。移動局から指定された基地局識別番号を受信
検出した基地局は、上述のように、通信ライン１１を操
作卓１０へ接続制御し、移動局１と操作卓１０間の通信
を可能とするものである。 【０００９】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動局側において、受信検出した基地局情報と受信電界レ
ベルとを判断し、最良基地局を指定する基地局識別信号
を移動局の送信信号に付加し、基地局を指定するように
構成したため、指定された基地局のみが通信ライン１１
を介して操作卓と接続できるため、従来必要としていた
各基地局間の通信ライン１１以外の制御通信回線を削除
することができ、システム全体のコストを低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
１：移動局、２−１〜２−ｎ：基地局、３：アンテナ、
４：共用器、５：時分割複信無線機、６：単信無線受信
機、７：同期制御部、８：自局識別検出制御部、９：ラ
イン接続部、１０：操作卓、１１：基地局接続ライン、
１２：基地局指定制御部、１３：受信端子、１４：送信
端子、１５：送信制御端子、１６：単信無線送信機、１
７：送信同期制御部、１８：通信部。
４：共用器、５：時分割複信無線機、６：単信無線受信
機、７：同期制御部、８：自局識別検出制御部、９：ラ
イン接続部、１０：操作卓、１１：基地局接続ライン、
１２：基地局指定制御部、１３：受信端子、１４：送信
端子、１５：送信制御端子、１６：単信無線送信機、１
７：送信同期制御部、１８：通信部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 複数基地局と移動局とを含み、各基地局
の送信機には、時分割複信無線機を送信専用機として備
え、隣接する基地局の送信を交互に行ない、各基地局の
受信機には移動局からの電波を受信復調する単信無線機
を備え、 移動局の受信機には、基地局からの交互送信波を受信す
る受信専用の時分割複信無線機を備え、移動局の送信機
には単信無線機を使用する移動無線通信システムにおい
て、 移動局が隣接する基地局の電波が重なる区間を移動する
とき、移動局に、基地局から送信される基地局識別信号
と受信電界レベルを比較して最良基地局を判別し、送信
信号に最良基地局の識別信号を付加して送信する様に制
御せしめる制御部を設け、各基地局には、移動局から送
信される基地局識別を検出する自局情報検出制御装置を
設け、移動局が指定した基地局と接続し操作卓と通信す
るように構成したことを特徴とする移動無線通信システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379600A JP2003179967A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 移動無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379600A JP2003179967A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 移動無線通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003179967A true JP2003179967A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19186898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001379600A Pending JP2003179967A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 移動無線通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003179967A (ja) |
-
2001
- 2001-12-13 JP JP2001379600A patent/JP2003179967A/ja active Pending
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