JP2003179811A - 画像合成装置 - Google Patents
画像合成装置Info
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- JP2003179811A JP2003179811A JP2001375998A JP2001375998A JP2003179811A JP 2003179811 A JP2003179811 A JP 2003179811A JP 2001375998 A JP2001375998 A JP 2001375998A JP 2001375998 A JP2001375998 A JP 2001375998A JP 2003179811 A JP2003179811 A JP 2003179811A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影時にブルーの背景を用意する必要がな
く、背景に関わらず動いているもの、後に追加された被
写体を主画像と認識することにより、この主画像と別の
背景画像とを画像合成することができる画像合成装置を
提供すること。 【解決手段】 動作画素認識部122は、画像判断部1
21が変化ありと判断した画像データの所定座標領域情
報に該当する主画像データのみを動作画素として認識を
行う。動作画素抽出部123は、動作画素認識部122
による認識に基づいて、主画像データのみ抽出し、背景
画素除去部124がこの抽出された主画像データ以外の
背景画像データを画像入力部11で入力された画像デー
タから除去する。画像合成部132は、合成用背景画像
生成部131によって合成用に生成された合成用背景画
像データと、背景画素除去部124によって背景画像デ
ータが除去された主画像データとの画像合成を行う。
く、背景に関わらず動いているもの、後に追加された被
写体を主画像と認識することにより、この主画像と別の
背景画像とを画像合成することができる画像合成装置を
提供すること。 【解決手段】 動作画素認識部122は、画像判断部1
21が変化ありと判断した画像データの所定座標領域情
報に該当する主画像データのみを動作画素として認識を
行う。動作画素抽出部123は、動作画素認識部122
による認識に基づいて、主画像データのみ抽出し、背景
画素除去部124がこの抽出された主画像データ以外の
背景画像データを画像入力部11で入力された画像デー
タから除去する。画像合成部132は、合成用背景画像
生成部131によって合成用に生成された合成用背景画
像データと、背景画素除去部124によって背景画像デ
ータが除去された主画像データとの画像合成を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間、機械などの
動きのある被写体を主画像として認識し、この主画像
と、主画像を撮影した際の背景とは別の背景データであ
る静止画とを合成することができる画像合成装置に関す
る。
動きのある被写体を主画像として認識し、この主画像
と、主画像を撮影した際の背景とは別の背景データであ
る静止画とを合成することができる画像合成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、テレビ番組や映画などを制作
する際、別々に撮影された画像を合成し、1つの画像の
ように見せることができるクロマキー技法という画像合
成方法が利用されている。このクロマキー技法による画
像合成法は、例えば、青色の背景(クロマキーバックと
いう)の前に主画像となる人物を立たせ、この人物を主
画像として撮影し、この主画像データから青色の背景部
分のデータ(クロマキーデータという)だけを抽出す
る。そして、このクロマキーデータの部分を背景となる
別の画像データに置き換えることにより、合成画像を作
成するものである。また、近年では、撮影装置で撮影さ
れた主画像データとコンピュータグラフィックスによっ
て作成された背景画像データとをクロマキー技法で画像
合成する方法も利用されてきている。
する際、別々に撮影された画像を合成し、1つの画像の
ように見せることができるクロマキー技法という画像合
成方法が利用されている。このクロマキー技法による画
像合成法は、例えば、青色の背景(クロマキーバックと
いう)の前に主画像となる人物を立たせ、この人物を主
画像として撮影し、この主画像データから青色の背景部
分のデータ(クロマキーデータという)だけを抽出す
る。そして、このクロマキーデータの部分を背景となる
別の画像データに置き換えることにより、合成画像を作
成するものである。また、近年では、撮影装置で撮影さ
れた主画像データとコンピュータグラフィックスによっ
て作成された背景画像データとをクロマキー技法で画像
合成する方法も利用されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなクロマキー技法による画像合成方法では、主画像
となる被写体をクロマキーバックの前で撮影しなければ
ならず、青色の背景を用意する必要があった。また、ク
ロマキー技法では主画像を撮影する際、主画像の背景部
分として明るい青色をクロマキーバックとして利用する
ため、クロマキーバックの前の被写体の色に配慮する必
要が生じる。例えば、クロマキーバックの前の主画像と
なる被写体に青成分の多い紫や青緑などの色がある場
合、クロマキーデータの切り抜き(抽出)が不安定とな
ってしまうことがある。
ようなクロマキー技法による画像合成方法では、主画像
となる被写体をクロマキーバックの前で撮影しなければ
ならず、青色の背景を用意する必要があった。また、ク
ロマキー技法では主画像を撮影する際、主画像の背景部
分として明るい青色をクロマキーバックとして利用する
ため、クロマキーバックの前の被写体の色に配慮する必
要が生じる。例えば、クロマキーバックの前の主画像と
なる被写体に青成分の多い紫や青緑などの色がある場
合、クロマキーデータの切り抜き(抽出)が不安定とな
ってしまうことがある。
【0004】一方、主画像データとコンピュータグラフ
ィックスによって作成された背景画像データとをクロマ
キー技法で画像合成する場合、コンピュータグラフィッ
クスによる背景画像データが3次元データではないた
め、まず3次元データに変換する必要が生じ、コストと
労力を要してしまうことになる。そこで、本発明は、撮
影時にブルーの背景を用意する必要がなく、背景に関わ
らず動いているもの、後に追加された被写体を主画像と
認識することにより、この主画像と別の背景画像とを画
像合成することができる画像合成装置を提供することを
目的とする。
ィックスによって作成された背景画像データとをクロマ
キー技法で画像合成する場合、コンピュータグラフィッ
クスによる背景画像データが3次元データではないた
め、まず3次元データに変換する必要が生じ、コストと
労力を要してしまうことになる。そこで、本発明は、撮
影時にブルーの背景を用意する必要がなく、背景に関わ
らず動いているもの、後に追加された被写体を主画像と
認識することにより、この主画像と別の背景画像とを画
像合成することができる画像合成装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像合成装置に
よると、所定の背景において撮影される撮影画像を所定
画面領域内の画像として受領する画像受領手段と、前記
画像受領手段によって受領される画像の各画素を前記所
定画面領域における座標位置で表した画素位置情報とし
て順次取得する画素位置情報取得手段と、前記画像受領
手段によって受領される画像から前記画素位置情報取得
手段が順次取得した画素位置情報に対して、同じ座標位
置にある画素位置情報同士を比較し、当該画素位置情報
に変化が生じたか否かを判断する画素位置情報判断手段
と、前記画素位置情報判断手段によって変化が生じたと
判断された画素位置情報に該当する画像部分を前記所定
画面領域から抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手
段によって抽出された画像と、所定の背景画像とを画像
合成する画像合成手段と、前記画像合成手段によって画
像合成された合成画像を出力する画像出力手段と、を備
えたことにより、動いている画像(主画像データ)のみ
を抽出することができる。本発明の画像合成装置による
と、前記所定画面領域の画像のうち、前記画像抽出手段
によって抽出される画像以外の画像位置情報に該当する
部分を所定色として識別する画素位置情報識別手段をさ
らに備え、前記画像合成手段は、前記画素位置情報識別
手段によって所定色として識別された画像位置情報に基
づき、前記所定の背景画像と前記画像抽出手段によって
抽出された画像との画像合成を行うので、合成用背景画
像の作成が容易となり、背景画像に関係なく画像合成を
効率的に行うことができる。
よると、所定の背景において撮影される撮影画像を所定
画面領域内の画像として受領する画像受領手段と、前記
画像受領手段によって受領される画像の各画素を前記所
定画面領域における座標位置で表した画素位置情報とし
て順次取得する画素位置情報取得手段と、前記画像受領
手段によって受領される画像から前記画素位置情報取得
手段が順次取得した画素位置情報に対して、同じ座標位
置にある画素位置情報同士を比較し、当該画素位置情報
に変化が生じたか否かを判断する画素位置情報判断手段
と、前記画素位置情報判断手段によって変化が生じたと
判断された画素位置情報に該当する画像部分を前記所定
画面領域から抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手
段によって抽出された画像と、所定の背景画像とを画像
合成する画像合成手段と、前記画像合成手段によって画
像合成された合成画像を出力する画像出力手段と、を備
えたことにより、動いている画像(主画像データ)のみ
を抽出することができる。本発明の画像合成装置による
と、前記所定画面領域の画像のうち、前記画像抽出手段
によって抽出される画像以外の画像位置情報に該当する
部分を所定色として識別する画素位置情報識別手段をさ
らに備え、前記画像合成手段は、前記画素位置情報識別
手段によって所定色として識別された画像位置情報に基
づき、前記所定の背景画像と前記画像抽出手段によって
抽出された画像との画像合成を行うので、合成用背景画
像の作成が容易となり、背景画像に関係なく画像合成を
効率的に行うことができる。
【0006】本発明の画像合成装置によると、前記画素
位置情報取得手段によって最初に取得された前記所定画
面領域における画素位置情報を格納する画素位置情報格
納手段をさらに備え、前記画素位置情報判断手段は、前
記画素位置情報格納手段に格納されている最初の画素位
置情報と比較することにより前記同じ座標位置の画素位
置情報の変化を判断するので、画像変化の判断時間を短
縮することができる。本発明の画像合成装置において、
前記画素位置情報判断手段による前記同じ座標位置であ
る画素位置情報の判断を順次ではなく所定時間経過ごと
に行うように切り替える切替手段をさらに備えたことに
より、所定時間ごとに合成画像を表示させるなどの画像
操作者固有の設定を行うことができる。本発明の画像合
成装置によると、前記画素位置情報識別手段によって識
別された所定色を背景色として有し、前記画像合成手段
によって画像合成された合成画像上に合成する画像を格
納する前面画像格納手段をさらに備え、前記画像合成手
段は、前記前面画像格納手段に格納されている画像を前
記合成画像に合成する際に、前記背景色を透明なものと
して画像合成を行うので、背景画像に関係なくさらに臨
場感ある合成画像を行うことができる。
位置情報取得手段によって最初に取得された前記所定画
面領域における画素位置情報を格納する画素位置情報格
納手段をさらに備え、前記画素位置情報判断手段は、前
記画素位置情報格納手段に格納されている最初の画素位
置情報と比較することにより前記同じ座標位置の画素位
置情報の変化を判断するので、画像変化の判断時間を短
縮することができる。本発明の画像合成装置において、
前記画素位置情報判断手段による前記同じ座標位置であ
る画素位置情報の判断を順次ではなく所定時間経過ごと
に行うように切り替える切替手段をさらに備えたことに
より、所定時間ごとに合成画像を表示させるなどの画像
操作者固有の設定を行うことができる。本発明の画像合
成装置によると、前記画素位置情報識別手段によって識
別された所定色を背景色として有し、前記画像合成手段
によって画像合成された合成画像上に合成する画像を格
納する前面画像格納手段をさらに備え、前記画像合成手
段は、前記前面画像格納手段に格納されている画像を前
記合成画像に合成する際に、前記背景色を透明なものと
して画像合成を行うので、背景画像に関係なくさらに臨
場感ある合成画像を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1ないし図9を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態の画像合成装置の概略構成を示
した図である。図1に示されるように本実施の形態に係
る画像合成装置100は、撮影用カメラ3と接続されて
いる画像入力部11、画像処理部12、記憶部16、画
像編集部13、モニタ4などの表示装置に接続されてい
る画像出力部14、制御部コントロールユニット15、
操作入力部17およびプログラムROM(リード・オン
リ・メモリ)18を備えている。撮影用カメラ3は、所
定の背景の前の被写体を撮影するものであり、撮影され
た背景画像データは画像入力部11に入力されるように
なっている。画像入力部11には、撮影用カメラ3によ
って撮影された画像データ(ここでは、主画像データお
よび背景画像データの両方をいう)が入力される。な
お、本実施の形態では、画像入力部11と撮影用カメラ
3を別とし、画像入力部11は撮影用カメラ3によって
撮影された画像データを入力する部分として説明する
が、これに限られるものではなく、画像入力部11が撮
影用カメラ3の機能も果たすようにしてもよい。画像入
力部11は、撮影用カメラ3が撮影した画面内の画像デ
ータを所定の座標領域内の画素位置情報として判断し、
この座標領域として判断した各画素位置情報としての画
像データを記憶部16に記憶したり、画像判断部121
(図2参照)に入力したりするようになっている。
について、図1ないし図9を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態の画像合成装置の概略構成を示
した図である。図1に示されるように本実施の形態に係
る画像合成装置100は、撮影用カメラ3と接続されて
いる画像入力部11、画像処理部12、記憶部16、画
像編集部13、モニタ4などの表示装置に接続されてい
る画像出力部14、制御部コントロールユニット15、
操作入力部17およびプログラムROM(リード・オン
リ・メモリ)18を備えている。撮影用カメラ3は、所
定の背景の前の被写体を撮影するものであり、撮影され
た背景画像データは画像入力部11に入力されるように
なっている。画像入力部11には、撮影用カメラ3によ
って撮影された画像データ(ここでは、主画像データお
よび背景画像データの両方をいう)が入力される。な
お、本実施の形態では、画像入力部11と撮影用カメラ
3を別とし、画像入力部11は撮影用カメラ3によって
撮影された画像データを入力する部分として説明する
が、これに限られるものではなく、画像入力部11が撮
影用カメラ3の機能も果たすようにしてもよい。画像入
力部11は、撮影用カメラ3が撮影した画面内の画像デ
ータを所定の座標領域内の画素位置情報として判断し、
この座標領域として判断した各画素位置情報としての画
像データを記憶部16に記憶したり、画像判断部121
(図2参照)に入力したりするようになっている。
【0008】画像処理部12は、制御部コントロールユ
ニット15からの制御に従って、画像入力部11が入力
した画像データに所定の画像処理を施すようになってい
る。ここで、画像処理部12の構成について説明する。
図2は、画像処理部12の概略構成を示したブロック図
である。画像処理部12は、図2に示すように内部にタ
イムカウンタ1211を有する画像判断部121、動作
画素認識部122、動作画素抽出部123、背景画素除
去部124を備えている。画像判断部121は、画像入
力部11から入力された画像データに変化が生じたかど
うかを判断する。動作画素認識部122は、画像判断部
121が変化ありと判断した場合、この変化として判断
された画像データから動きのある動作画素のみを認識す
る。動作画素抽出部123は、動作画素認識部122に
よる認識に基づいて、画像データを背景画像データと主
画像データ(動きのある動作画素)とに分け、このうち
主画像データのみを抽出する。背景画素除去部124
は、動作画素抽出部123によって抽出される主画像デ
ータ以外の背景画像データを画像入力部11から入力さ
れた画像データから除去し、当該背景画像データが除去
されて主画像データのみとなった座標位置情報の画像デ
ータを画像編集部13に入力する。
ニット15からの制御に従って、画像入力部11が入力
した画像データに所定の画像処理を施すようになってい
る。ここで、画像処理部12の構成について説明する。
図2は、画像処理部12の概略構成を示したブロック図
である。画像処理部12は、図2に示すように内部にタ
イムカウンタ1211を有する画像判断部121、動作
画素認識部122、動作画素抽出部123、背景画素除
去部124を備えている。画像判断部121は、画像入
力部11から入力された画像データに変化が生じたかど
うかを判断する。動作画素認識部122は、画像判断部
121が変化ありと判断した場合、この変化として判断
された画像データから動きのある動作画素のみを認識す
る。動作画素抽出部123は、動作画素認識部122に
よる認識に基づいて、画像データを背景画像データと主
画像データ(動きのある動作画素)とに分け、このうち
主画像データのみを抽出する。背景画素除去部124
は、動作画素抽出部123によって抽出される主画像デ
ータ以外の背景画像データを画像入力部11から入力さ
れた画像データから除去し、当該背景画像データが除去
されて主画像データのみとなった座標位置情報の画像デ
ータを画像編集部13に入力する。
【0009】画像編集部13は、制御部コントロールユ
ニット15または操作入力部17において入力された指
示に従って、画像処理部12によって所定の処理が施さ
れた画像データの画素情報に対して画像編集を行う。こ
こで、画像編集部13の構成について説明する。図3
は、画像編集部13の概略構成を示したブロック図であ
る。図3に示すように、画像編集部13は、合成用背景
画像生成部131と画像合成部132を備えている。合
成用背景画像生成部131は、記憶部16に記憶されて
いる合成用背景画像データを取得し、画像処理部12の
動作画素抽出部123によって抽出された主画像データ
と合成できるように合成用背景画像データの生成処理を
施す。画像合成部132は、合成用背景画像生成部13
1によって合成用に生成された合成用背景画像データ
と、背景画素除去部123によって背景画像データが除
去された主画像データとの画像合成を行う。画像出力部
14は、画像合成部132によって画像合成された合成
画像データをモニタ4に出力する。
ニット15または操作入力部17において入力された指
示に従って、画像処理部12によって所定の処理が施さ
れた画像データの画素情報に対して画像編集を行う。こ
こで、画像編集部13の構成について説明する。図3
は、画像編集部13の概略構成を示したブロック図であ
る。図3に示すように、画像編集部13は、合成用背景
画像生成部131と画像合成部132を備えている。合
成用背景画像生成部131は、記憶部16に記憶されて
いる合成用背景画像データを取得し、画像処理部12の
動作画素抽出部123によって抽出された主画像データ
と合成できるように合成用背景画像データの生成処理を
施す。画像合成部132は、合成用背景画像生成部13
1によって合成用に生成された合成用背景画像データ
と、背景画素除去部123によって背景画像データが除
去された主画像データとの画像合成を行う。画像出力部
14は、画像合成部132によって画像合成された合成
画像データをモニタ4に出力する。
【0010】制御部コントロールユニット15は、操作
入力部17からの入力、またはプログラムROM18に
格納されているプログラムに従って、画像入力部11、
画像処理部12、画像編集部13、画像出力部14の各
部における動作処理を制御する。プログラムROM18
には、画像判断プログラム、動作画素認識プログラム、
動作画素抽出プログラム、画像合成プログラム、その他
の画像処理プログラムが格納されている。記憶部16に
は、画像入力部11に入力された画像データ、動作画素
として認識され、抽出された動作画素である主画像デー
タ、青色データとして認識された背景画像データ、抽出
された主画像データと画像合成する合成用背景画像デー
タ、その他の画像データなどの各画素情報が記憶されて
いる。また、記憶部16は、画像処理部12、画像編集
部13、画像出力部14からの画像データ送信要求に応
じて所定の画像データを各部に送信するようになってい
る。操作入力部17は、液晶パネルなどの表示部と、キ
ーボード、ポインタなどの操作入力部とを備えており、
画像操作者による所定の画像編集指示を入力することが
できるようになっている。
入力部17からの入力、またはプログラムROM18に
格納されているプログラムに従って、画像入力部11、
画像処理部12、画像編集部13、画像出力部14の各
部における動作処理を制御する。プログラムROM18
には、画像判断プログラム、動作画素認識プログラム、
動作画素抽出プログラム、画像合成プログラム、その他
の画像処理プログラムが格納されている。記憶部16に
は、画像入力部11に入力された画像データ、動作画素
として認識され、抽出された動作画素である主画像デー
タ、青色データとして認識された背景画像データ、抽出
された主画像データと画像合成する合成用背景画像デー
タ、その他の画像データなどの各画素情報が記憶されて
いる。また、記憶部16は、画像処理部12、画像編集
部13、画像出力部14からの画像データ送信要求に応
じて所定の画像データを各部に送信するようになってい
る。操作入力部17は、液晶パネルなどの表示部と、キ
ーボード、ポインタなどの操作入力部とを備えており、
画像操作者による所定の画像編集指示を入力することが
できるようになっている。
【0011】次に、本実施の形態に係る画像合成装置の
動作について説明する。図4は、画像合成装置によるリ
アルタイム画像合成の処理手順を示したフローチャート
である。撮影用カメラ3によって所定の背景の撮影が開
始されると(ステップ401)、画像入力部11には撮
影用カメラ3によって撮影された所定画面内の画像デー
タが入力される。画像入力部11は、撮影用カメラ3が
撮影した画面内の画像データを所定の座標領域内の画素
位置情報として判断し、この座標領域として判断した各
画素位置情報としての画像データを記憶部16に記憶す
る(ステップ402)。そして、各画素位置情報として
の画像データを画像処理部12の画像判断部121に入
力する。画像データが入力された画像判断部121で
は、画像入力部11から入力された画像データに変化が
生じたかどうかを判断する(ステップ403)。
動作について説明する。図4は、画像合成装置によるリ
アルタイム画像合成の処理手順を示したフローチャート
である。撮影用カメラ3によって所定の背景の撮影が開
始されると(ステップ401)、画像入力部11には撮
影用カメラ3によって撮影された所定画面内の画像デー
タが入力される。画像入力部11は、撮影用カメラ3が
撮影した画面内の画像データを所定の座標領域内の画素
位置情報として判断し、この座標領域として判断した各
画素位置情報としての画像データを記憶部16に記憶す
る(ステップ402)。そして、各画素位置情報として
の画像データを画像処理部12の画像判断部121に入
力する。画像データが入力された画像判断部121で
は、画像入力部11から入力された画像データに変化が
生じたかどうかを判断する(ステップ403)。
【0012】ここで、画像判断部121が判断する画像
データの変化について説明する。例えば、撮影用カメラ
3が最初に図1で一例として示したような背景(森林と
池)2を撮影していたとする。所定時間経過後に少年1
がこの背景2内に入ってきた場合、画像入力部11には
背景2の背景画像データと、被写体である少年1の主画
像データとが入力される。画像判断部121は、入力さ
れた所定画面内の画像データのうち、画像データ内で動
きのある画像を被写体の主画像データと判断し、この動
きのある主画像データが付加されていることを画像デー
タに変化が生じたとして判断する。画像入力部11によ
って入力された各座標位置情報としての画像データを画
像判断部121に一時的にバッファ(一時記憶)してお
き、次に入力されてくる各座標位置情報とこのバッファ
しておいた画像データとを比較することにより判断す
る。
データの変化について説明する。例えば、撮影用カメラ
3が最初に図1で一例として示したような背景(森林と
池)2を撮影していたとする。所定時間経過後に少年1
がこの背景2内に入ってきた場合、画像入力部11には
背景2の背景画像データと、被写体である少年1の主画
像データとが入力される。画像判断部121は、入力さ
れた所定画面内の画像データのうち、画像データ内で動
きのある画像を被写体の主画像データと判断し、この動
きのある主画像データが付加されていることを画像デー
タに変化が生じたとして判断する。画像入力部11によ
って入力された各座標位置情報としての画像データを画
像判断部121に一時的にバッファ(一時記憶)してお
き、次に入力されてくる各座標位置情報とこのバッファ
しておいた画像データとを比較することにより判断す
る。
【0013】なお、画像判断部121による画像データ
の変化に関する判断方法には、前述のように動きがある
画像データがあるかどうかにより判断する方法、記憶部
16に事前に背景画像データとして記憶しておいた背景
画像データと画像入力部11に入力された背景画像デー
タとを比較することにより判断する方法、記憶部16に
あらかじめ所定の被写体の姿形を主画像データとして記
憶させておき、当該記憶しておいた主画像データに動き
などの変化が生じたか否かに基づいて判断する方法など
が挙げられる。また、画像判断部121による判断は、
タイムカウンタ1211が所定時間計測する度に行うよ
うにしてもよいし(所定時間経過ごとに関しては後述の
図5において詳細を説明する)、画像入力部11からの
画像入力と同時に、直前に入力された画像データとの比
較を行うことにより、リアルタイムで判断するようにし
てもよい。なお、図4のフローチャートで示した処理手
順では、リアルタイムで画像データの変化を判断する場
合について説明している。
の変化に関する判断方法には、前述のように動きがある
画像データがあるかどうかにより判断する方法、記憶部
16に事前に背景画像データとして記憶しておいた背景
画像データと画像入力部11に入力された背景画像デー
タとを比較することにより判断する方法、記憶部16に
あらかじめ所定の被写体の姿形を主画像データとして記
憶させておき、当該記憶しておいた主画像データに動き
などの変化が生じたか否かに基づいて判断する方法など
が挙げられる。また、画像判断部121による判断は、
タイムカウンタ1211が所定時間計測する度に行うよ
うにしてもよいし(所定時間経過ごとに関しては後述の
図5において詳細を説明する)、画像入力部11からの
画像入力と同時に、直前に入力された画像データとの比
較を行うことにより、リアルタイムで判断するようにし
てもよい。なお、図4のフローチャートで示した処理手
順では、リアルタイムで画像データの変化を判断する場
合について説明している。
【0014】画像判断部121が画像入力部11によっ
て入力された画像データに変化が生じたと判断した場合
(ステップ403;Y)、当該判断された画像データ
は、動作画素認識部122に入力される。動作画素認識
部122は、この画像判断部121が変化ありと判断し
た画像データの所定座標領域情報に該当する画素ごとに
順次、その画素が少年1の主画像データであるか、背景
画像2の背景画像データのいずれの画素であるかを判別
し、主画像データのみを動作画素として認識を行う(ス
テップ404)。このときの少年1の主画像データと背
景画像2の背景画像データとの識別には、少年1と背景
画像との色の違いを認識することにより判別する方法
や、画像入力部11に入力される画像データの信号レベ
ルを比較することにより判別する方法などが挙げられ
る。
て入力された画像データに変化が生じたと判断した場合
(ステップ403;Y)、当該判断された画像データ
は、動作画素認識部122に入力される。動作画素認識
部122は、この画像判断部121が変化ありと判断し
た画像データの所定座標領域情報に該当する画素ごとに
順次、その画素が少年1の主画像データであるか、背景
画像2の背景画像データのいずれの画素であるかを判別
し、主画像データのみを動作画素として認識を行う(ス
テップ404)。このときの少年1の主画像データと背
景画像2の背景画像データとの識別には、少年1と背景
画像との色の違いを認識することにより判別する方法
や、画像入力部11に入力される画像データの信号レベ
ルを比較することにより判別する方法などが挙げられ
る。
【0015】動作画素抽出部123は、動作画素認識部
122による認識に基づいて、画像データを背景画像デ
ータと主画像データ(動きのある動作画素)とに分け、
このうちの主画像データのみ抽出する(ステップ40
5)。この動作画素抽出部123による主画像データの
抽出処理は、動作画素認識部122による認識処理結果
に応じて順次行われるようになっている。また、動作画
素抽出部122は、変化ありと判断された画像データの
うち動作画素認識部122によって主画像データと認識
された動作画素以外、すなわち背景画像データ部分であ
る座標位置情報の全ての画素を青色データに変更するよ
うになっている。このようにして動作画素抽出部123
によって主画像データとして抽出された座標位置情報
は、記憶部16に記憶される。
122による認識に基づいて、画像データを背景画像デ
ータと主画像データ(動きのある動作画素)とに分け、
このうちの主画像データのみ抽出する(ステップ40
5)。この動作画素抽出部123による主画像データの
抽出処理は、動作画素認識部122による認識処理結果
に応じて順次行われるようになっている。また、動作画
素抽出部122は、変化ありと判断された画像データの
うち動作画素認識部122によって主画像データと認識
された動作画素以外、すなわち背景画像データ部分であ
る座標位置情報の全ての画素を青色データに変更するよ
うになっている。このようにして動作画素抽出部123
によって主画像データとして抽出された座標位置情報
は、記憶部16に記憶される。
【0016】背景画素除去部124は、動作画素抽出部
123によって抽出される主画像データ以外の背景画像
データを画像入力部11で入力された画像データから除
去する(ステップ406)。また、背景画素除去部12
4は、動作画素抽出部123において青色データに変更
された背景画像データ部分の座標位置情報を記憶部16
に記憶する。そして、この背景画像データが除去され、
主画像データのみの座標位置情報である画像データを画
像編集部13に入力する。操作入力部17において、画
像合成の操作指示が設定されている場合(ステップ40
7;Y)、画像編集部13の合成用背景画像生成部13
1は、記憶部16に記憶されている合成用背景画像デー
タを取得する。そして、画像処理部12の動作画素抽出
部123によって抽出され、背景画素除去部124によ
って背景画像データが除去された主画像データと合成す
ることができるように、取得した合成用背景画像データ
に対して所定の生成処理を行う。
123によって抽出される主画像データ以外の背景画像
データを画像入力部11で入力された画像データから除
去する(ステップ406)。また、背景画素除去部12
4は、動作画素抽出部123において青色データに変更
された背景画像データ部分の座標位置情報を記憶部16
に記憶する。そして、この背景画像データが除去され、
主画像データのみの座標位置情報である画像データを画
像編集部13に入力する。操作入力部17において、画
像合成の操作指示が設定されている場合(ステップ40
7;Y)、画像編集部13の合成用背景画像生成部13
1は、記憶部16に記憶されている合成用背景画像デー
タを取得する。そして、画像処理部12の動作画素抽出
部123によって抽出され、背景画素除去部124によ
って背景画像データが除去された主画像データと合成す
ることができるように、取得した合成用背景画像データ
に対して所定の生成処理を行う。
【0017】ここで、合成用背景画像データの生成処理
について説明する。合成用背景画像生成部131は、背
景画素除去部124によって背景画像データが除去され
た主画像データを受け取ると、記憶部16に記憶されて
いる動作画素抽出部123が青色データの背景画像デー
タとして座標位置情報を変更した画素情報を取得する。
この取得した青色データとしての座標位置情報に基づい
て、合成用背景画像データの所定画素領域内において、
当該青色データとして取得された画素部分と同様の形状
部分に対応する合成用背景画像データの画素を残し、そ
れ以外の合成用動作画素部分を排除する。すなわち、主
画像データである座標位置情報の画素情報に該当する部
分が排除された合成用背景画像データが生成されること
になる。なお、合成用背景画像生成部131による記憶
部16からの合成用背景画像データの取得は、操作入力
部17において入力された指示に従って記憶部16から
選択されるようにしてもよいし、あらかじめ抽出された
主画像データと合成するものとして設定されている合成
用背景画像データを取得するようにしてもよい。
について説明する。合成用背景画像生成部131は、背
景画素除去部124によって背景画像データが除去され
た主画像データを受け取ると、記憶部16に記憶されて
いる動作画素抽出部123が青色データの背景画像デー
タとして座標位置情報を変更した画素情報を取得する。
この取得した青色データとしての座標位置情報に基づい
て、合成用背景画像データの所定画素領域内において、
当該青色データとして取得された画素部分と同様の形状
部分に対応する合成用背景画像データの画素を残し、そ
れ以外の合成用動作画素部分を排除する。すなわち、主
画像データである座標位置情報の画素情報に該当する部
分が排除された合成用背景画像データが生成されること
になる。なお、合成用背景画像生成部131による記憶
部16からの合成用背景画像データの取得は、操作入力
部17において入力された指示に従って記憶部16から
選択されるようにしてもよいし、あらかじめ抽出された
主画像データと合成するものとして設定されている合成
用背景画像データを取得するようにしてもよい。
【0018】次に、画像合成部132は、合成用背景画
像生成部131によって合成用に生成された合成用背景
画像データと、背景画素除去部124によって背景画像
データが除去された主画像データとの画像合成を行う
(ステップ408)。そして、画像合成部132によっ
て合成された合成画像データは、画像出力部14に入力
される。画像出力部14は、画像合成部132によって
画像合成された合成画像データをモニタ4に出力する
(ステップ410)。一方、操作入力部17において、
画像合成の操作指示が設定されていない場合(ステップ
407;N)、モニタ4には動作画素抽出部123によ
って動作画素として抽出された主画像データのみが表示
される(ステップ409)。このようにモニタ4には操
作入力部17からの操作入力に従って、合成画像データ
を表示するだけではなく、背景画素除去部124によっ
て背景画像データが除去された主画像データのみが表示
されるようになっている。このような場合、主画像デー
タの背景は、動作画素抽出部123によって青色データ
に変更した状態で表示するようにしてもよいし、操作入
力部17において背景の色データを選択することができ
るようにしてもよい。
像生成部131によって合成用に生成された合成用背景
画像データと、背景画素除去部124によって背景画像
データが除去された主画像データとの画像合成を行う
(ステップ408)。そして、画像合成部132によっ
て合成された合成画像データは、画像出力部14に入力
される。画像出力部14は、画像合成部132によって
画像合成された合成画像データをモニタ4に出力する
(ステップ410)。一方、操作入力部17において、
画像合成の操作指示が設定されていない場合(ステップ
407;N)、モニタ4には動作画素抽出部123によ
って動作画素として抽出された主画像データのみが表示
される(ステップ409)。このようにモニタ4には操
作入力部17からの操作入力に従って、合成画像データ
を表示するだけではなく、背景画素除去部124によっ
て背景画像データが除去された主画像データのみが表示
されるようになっている。このような場合、主画像デー
タの背景は、動作画素抽出部123によって青色データ
に変更した状態で表示するようにしてもよいし、操作入
力部17において背景の色データを選択することができ
るようにしてもよい。
【0019】次に、第1の実施形態の画像合成装置の変
形例について説明する。図5は、所定時間経過ごとに画
像データの変化を判断する場合の画像合成装置による画
像合成の処理手順を示したフローチャートである。撮影
用カメラ3によって所定の背景の撮影が開始されると
(ステップ501)、画像入力部11には撮影用カメラ
3によって撮影された所定画面内の画像データが入力さ
れる。画像入力部11は、撮影用カメラ3が撮影した画
面内の画像データを所定の座標領域内の画素位置情報と
して判断し、この座標領域として判断した各画素位置情
報としての画像データを記憶部16に記憶する(ステッ
プ502)。画像データを記憶部16に記憶する際に画
像入力部11は、入力された画像データを所定の座標領
域とし、各画素を座標位置情報として所定領域ごとに分
割し、領域ごとに画素情報を記憶するようにしておく。
なお、ここで画像入力部11によって記憶部16に記憶
された被写体がいない最初の背景画像データは、画像判
断部121が画像データに変化が生じたかどうかを判断
する際の基準となる。そして、この背景画像データは、
各画素位置情報として画像処理部12の画像判断部12
1に入力される。
形例について説明する。図5は、所定時間経過ごとに画
像データの変化を判断する場合の画像合成装置による画
像合成の処理手順を示したフローチャートである。撮影
用カメラ3によって所定の背景の撮影が開始されると
(ステップ501)、画像入力部11には撮影用カメラ
3によって撮影された所定画面内の画像データが入力さ
れる。画像入力部11は、撮影用カメラ3が撮影した画
面内の画像データを所定の座標領域内の画素位置情報と
して判断し、この座標領域として判断した各画素位置情
報としての画像データを記憶部16に記憶する(ステッ
プ502)。画像データを記憶部16に記憶する際に画
像入力部11は、入力された画像データを所定の座標領
域とし、各画素を座標位置情報として所定領域ごとに分
割し、領域ごとに画素情報を記憶するようにしておく。
なお、ここで画像入力部11によって記憶部16に記憶
された被写体がいない最初の背景画像データは、画像判
断部121が画像データに変化が生じたかどうかを判断
する際の基準となる。そして、この背景画像データは、
各画素位置情報として画像処理部12の画像判断部12
1に入力される。
【0020】画像判断部121内のタイムカウンタ12
11は、最初に画像データが入力された時間から所定の
時間間隔(以下、本実施の形態では一例として時間間隔
を1分間とする)の計測を開始する。このタイムカウン
タ1211によって計測される所定時間は、例えば、1
分間というようにデフォルト値として設定されているも
のとしてもよいし、操作入力部17において画像操作者
が所望の時間間隔を設定することができるようにしても
よい。タイムカウンタ1211が1分間を計測すると
(ステップ503;Y)、画像判断部121は画像デー
タの変化の判断として、記憶部16にあらかじめ記憶さ
れている最初の背景画像データの座標位置情報と、1分
間経過後に画像入力部11から入力された画像データの
座標位置情報との比較を行う(ステップ504)。画像
判断部121は、画像入力部11から入力される座標情
報としての各画素と、記憶部16にあらかじめ記憶され
ている所定座標領域ごとの各画素とを比較することによ
り、画像データのどの座標領域に変化が生じたかを判断
するようになっている。
11は、最初に画像データが入力された時間から所定の
時間間隔(以下、本実施の形態では一例として時間間隔
を1分間とする)の計測を開始する。このタイムカウン
タ1211によって計測される所定時間は、例えば、1
分間というようにデフォルト値として設定されているも
のとしてもよいし、操作入力部17において画像操作者
が所望の時間間隔を設定することができるようにしても
よい。タイムカウンタ1211が1分間を計測すると
(ステップ503;Y)、画像判断部121は画像デー
タの変化の判断として、記憶部16にあらかじめ記憶さ
れている最初の背景画像データの座標位置情報と、1分
間経過後に画像入力部11から入力された画像データの
座標位置情報との比較を行う(ステップ504)。画像
判断部121は、画像入力部11から入力される座標情
報としての各画素と、記憶部16にあらかじめ記憶され
ている所定座標領域ごとの各画素とを比較することによ
り、画像データのどの座標領域に変化が生じたかを判断
するようになっている。
【0021】比較の結果として、画像判断部121が画
像入力部11によって入力された画像データに変化が生
じたと判断した場合(ステップ505;Y)、当該判断
された画像データは、動作画素認識部122に入力され
る。動作画素認識部122は、この画像判断部121が
変化ありと判断した画像データの所定座標領域情報に該
当する画素ごとに順次、その画素が少年1の主画像デー
タであるか、背景画像2の背景画像データのいずれの画
素であるかを判別し、変化のある画像データのみを主画
像データ(動作画素)として認識を行う(ステップ50
6)。このときの少年1の主画像データと背景画像2の
背景画像データとの識別には、上述と同様に少年1と背
景画像との色の違いを認識することにより判別する方法
や、画像入力部11に入力される画像データの信号レベ
ルを比較することにより判別する方法などが挙げられ
る。
像入力部11によって入力された画像データに変化が生
じたと判断した場合(ステップ505;Y)、当該判断
された画像データは、動作画素認識部122に入力され
る。動作画素認識部122は、この画像判断部121が
変化ありと判断した画像データの所定座標領域情報に該
当する画素ごとに順次、その画素が少年1の主画像デー
タであるか、背景画像2の背景画像データのいずれの画
素であるかを判別し、変化のある画像データのみを主画
像データ(動作画素)として認識を行う(ステップ50
6)。このときの少年1の主画像データと背景画像2の
背景画像データとの識別には、上述と同様に少年1と背
景画像との色の違いを認識することにより判別する方法
や、画像入力部11に入力される画像データの信号レベ
ルを比較することにより判別する方法などが挙げられ
る。
【0022】動作画素抽出部123は、動作画素認識部
122による認識に基づいて、画像データを背景画像デ
ータと主画像データ(動きのある動作画素)とに分け、
このうちの変化のある画像データを主画像データとして
抽出する(ステップ507)。この動作画素抽出部12
3による主画像データの抽出処理は、動作画素認識部1
22による認識処理結果に応じて行われるようになって
いる。また、動作画素抽出部123は、変化ありと判断
された画像データのうち動作画素認識部122によって
主画像データと認識された動作画素以外、すなわち背景
画像データ部分である座標位置情報の全ての画素を青色
データに変更するようになっている。このようにして動
作画素抽出部123によって主画像データとして抽出さ
れた座標位置情報は、記憶部16に記憶される。
122による認識に基づいて、画像データを背景画像デ
ータと主画像データ(動きのある動作画素)とに分け、
このうちの変化のある画像データを主画像データとして
抽出する(ステップ507)。この動作画素抽出部12
3による主画像データの抽出処理は、動作画素認識部1
22による認識処理結果に応じて行われるようになって
いる。また、動作画素抽出部123は、変化ありと判断
された画像データのうち動作画素認識部122によって
主画像データと認識された動作画素以外、すなわち背景
画像データ部分である座標位置情報の全ての画素を青色
データに変更するようになっている。このようにして動
作画素抽出部123によって主画像データとして抽出さ
れた座標位置情報は、記憶部16に記憶される。
【0023】背景画素除去部124は、動作画素抽出部
123によって抽出される主画像データ以外の背景画像
データを画像入力部11で入力された画像データから除
去する(ステップ508)。また、背景画素除去部12
4は、動作画素抽出部123において青色データに変更
された背景画像データ部分の座標位置情報を記憶部16
に記憶する。そして、この背景画像データが除去され、
主画像データのみの座標位置情報である画像データを画
像編集部13に入力する。操作入力部17において、画
像合成の操作指示が設定されている場合(ステップ50
9;Y)、画像編集部13の合成用背景画像生成部13
1は、記憶部16に記憶されている合成用背景画像デー
タを取得する。そして、画像処理部12の動作画素抽出
部123によって抽出され、背景画素除去部124によ
って背景画像データが除去された主画像データと合成す
ることができるように、取得した合成用背景画像データ
に対して所定の生成処理を行う。なお、合成用背景画像
データの生成処理については、図4と同様であるので説
明を省略する。また、図4と同様に、合成用背景画像生
成部131による記憶部16からの合成用背景画像デー
タの取得は、操作入力部17において入力された指示に
従って記憶部16から選択されるようにしてもよいし、
あらかじめ抽出された主画像データと合成するものとし
て設定されている合成用背景画像データを取得するよう
にしてもよい。
123によって抽出される主画像データ以外の背景画像
データを画像入力部11で入力された画像データから除
去する(ステップ508)。また、背景画素除去部12
4は、動作画素抽出部123において青色データに変更
された背景画像データ部分の座標位置情報を記憶部16
に記憶する。そして、この背景画像データが除去され、
主画像データのみの座標位置情報である画像データを画
像編集部13に入力する。操作入力部17において、画
像合成の操作指示が設定されている場合(ステップ50
9;Y)、画像編集部13の合成用背景画像生成部13
1は、記憶部16に記憶されている合成用背景画像デー
タを取得する。そして、画像処理部12の動作画素抽出
部123によって抽出され、背景画素除去部124によ
って背景画像データが除去された主画像データと合成す
ることができるように、取得した合成用背景画像データ
に対して所定の生成処理を行う。なお、合成用背景画像
データの生成処理については、図4と同様であるので説
明を省略する。また、図4と同様に、合成用背景画像生
成部131による記憶部16からの合成用背景画像デー
タの取得は、操作入力部17において入力された指示に
従って記憶部16から選択されるようにしてもよいし、
あらかじめ抽出された主画像データと合成するものとし
て設定されている合成用背景画像データを取得するよう
にしてもよい。
【0024】画像合成部132は、合成用背景画像生成
部131によって合成用に生成された合成用背景画像デ
ータと、背景画素除去部124によって背景画像データ
が除去された主画像データとの画像合成を行う(ステッ
プ510)。そして、画像合成部132によって合成さ
れた合成画像データは、画像出力部14に入力される。
画像出力部14は、画像合成部13によって画像合成さ
れた合成画像データをモニタ4に出力する(ステップ5
11)。一方、操作入力部17において、画像合成の操
作指示が設定されていない場合(ステップ509;
N)、モニタ4には動作画素抽出部123によって動作
画素として抽出された主画像データのみが表示される
(ステップ512)。図4と同様に、モニタ4には操作
入力部17からの操作入力に従って、合成画像データを
表示するだけではなく、背景画素除去部124によって
背景画像データが除去された主画像データのみが表示さ
れるようになっている。このような場合、主画像データ
の背景は、動作画素抽出部123によって青色データに
変更した状態で表示するようにしてもよいし、操作入力
部17において背景の色データを選択することができる
ようにしてもよい。
部131によって合成用に生成された合成用背景画像デ
ータと、背景画素除去部124によって背景画像データ
が除去された主画像データとの画像合成を行う(ステッ
プ510)。そして、画像合成部132によって合成さ
れた合成画像データは、画像出力部14に入力される。
画像出力部14は、画像合成部13によって画像合成さ
れた合成画像データをモニタ4に出力する(ステップ5
11)。一方、操作入力部17において、画像合成の操
作指示が設定されていない場合(ステップ509;
N)、モニタ4には動作画素抽出部123によって動作
画素として抽出された主画像データのみが表示される
(ステップ512)。図4と同様に、モニタ4には操作
入力部17からの操作入力に従って、合成画像データを
表示するだけではなく、背景画素除去部124によって
背景画像データが除去された主画像データのみが表示さ
れるようになっている。このような場合、主画像データ
の背景は、動作画素抽出部123によって青色データに
変更した状態で表示するようにしてもよいし、操作入力
部17において背景の色データを選択することができる
ようにしてもよい。
【0025】図6は、抽出された動作画素データおよび
画像合成された合成画像データの一例を示した図であ
る。図6(a)は、モニタ4に動作画素抽出部123に
よって抽出された動作画素である主画像データのみを表
示した場合を示した図である。図6(b)は、モニタ4
に合成画像データを表示した場合を示した図である。図
6(a)の主画像データ以外の部分は、図4または図5
で説明したように、青色データとして表示してもよい
し、別の背景の色データで表示するようにしてもよい。
また、図6(b)では、動きのある主画像データが動画
に画像合成されている場合が示されている。このように
合成用背景画像データが動画である場合にも、図4また
は図5のような処理手順によって画像合成することがで
きるようになっている。
画像合成された合成画像データの一例を示した図であ
る。図6(a)は、モニタ4に動作画素抽出部123に
よって抽出された動作画素である主画像データのみを表
示した場合を示した図である。図6(b)は、モニタ4
に合成画像データを表示した場合を示した図である。図
6(a)の主画像データ以外の部分は、図4または図5
で説明したように、青色データとして表示してもよい
し、別の背景の色データで表示するようにしてもよい。
また、図6(b)では、動きのある主画像データが動画
に画像合成されている場合が示されている。このように
合成用背景画像データが動画である場合にも、図4また
は図5のような処理手順によって画像合成することがで
きるようになっている。
【0026】次に、図5で説明した画像合成処理手順に
よる合成画像について説明する。図7は、画像合成処理
手順により抽出される動作画素データおよび画像合成さ
れる合成画像データの一例を示した図である。撮影用カ
メラ3によって撮影される所定画面内の中に例えば、図
7で示したような時計があるとする。まず、画像判断部
121が画像データの変化を判断する基準となる背景画
像データまたは判断基準画像データとして、所定画面内
の時計の画像データの座標位置情報を記憶部16に記憶
させておく。画像判断部121のタイムカウンタ121
1によって所定時間計測後、画像判断部121は、この
記憶部16に記憶されている時計の座標位置情報と、所
定時間経過時に入力された画像データの時計の座標位置
情報とを比較する。これにより、画像判断部121は、
あらかじめ設定された所定の画像データの座標位置情報
のみを比較するので、撮影用カメラ3によって撮影され
る所定画面内の画像データ全ての変化を判断する必要が
なく、判断時間を短縮することができる。
よる合成画像について説明する。図7は、画像合成処理
手順により抽出される動作画素データおよび画像合成さ
れる合成画像データの一例を示した図である。撮影用カ
メラ3によって撮影される所定画面内の中に例えば、図
7で示したような時計があるとする。まず、画像判断部
121が画像データの変化を判断する基準となる背景画
像データまたは判断基準画像データとして、所定画面内
の時計の画像データの座標位置情報を記憶部16に記憶
させておく。画像判断部121のタイムカウンタ121
1によって所定時間計測後、画像判断部121は、この
記憶部16に記憶されている時計の座標位置情報と、所
定時間経過時に入力された画像データの時計の座標位置
情報とを比較する。これにより、画像判断部121は、
あらかじめ設定された所定の画像データの座標位置情報
のみを比較するので、撮影用カメラ3によって撮影され
る所定画面内の画像データ全ての変化を判断する必要が
なく、判断時間を短縮することができる。
【0027】画像判断部121による比較の結果、画像
判断部121が時計の座標位置情報に変化が生じたと判
断した場合(例えば、時計が長針、短針、秒針を有する
アナログ時計であった場合、時間経過とともに時計の長
針、短針、秒針が進むことによる変化が生じたことにな
る)、動作画素認識部122、動作画素抽出部123は
時計の画像データの座標位置情報を動作画素として認
識、抽出する。操作入力部17において、画像合成の操
作指示が設定されている場合、背景画素除去部124に
よって背景画像データが除去された時計の画像データを
画像合成する。例えば、操作入力部17において所定時
間ごとにある背景画像データ(動画でも静止画でもよい
とする)に、動作画像として認識された時計の画像デー
タを合成するようにしてもよい。図7(b)に示したよ
うに、トーク番組中に所定時間になると時計の画像デー
タが合成され、視聴者に時間を認識させることができる
ようにして利用することができる。
判断部121が時計の座標位置情報に変化が生じたと判
断した場合(例えば、時計が長針、短針、秒針を有する
アナログ時計であった場合、時間経過とともに時計の長
針、短針、秒針が進むことによる変化が生じたことにな
る)、動作画素認識部122、動作画素抽出部123は
時計の画像データの座標位置情報を動作画素として認
識、抽出する。操作入力部17において、画像合成の操
作指示が設定されている場合、背景画素除去部124に
よって背景画像データが除去された時計の画像データを
画像合成する。例えば、操作入力部17において所定時
間ごとにある背景画像データ(動画でも静止画でもよい
とする)に、動作画像として認識された時計の画像デー
タを合成するようにしてもよい。図7(b)に示したよ
うに、トーク番組中に所定時間になると時計の画像デー
タが合成され、視聴者に時間を認識させることができる
ようにして利用することができる。
【0028】なお、本実施の形態では、画像判断部12
1による画像データ変化の判断に基づいて、動作画素認
識部122が動作画素を認識し、動作画素抽出部123
は、動作画素を抽出するというように判断、認識、抽出
の各処理を別々の処理部で行うものとして説明したが、
これに限られるものではなく、動作画素抽出部123に
おいて、画像判断部121による判断と動作画素認識部
122による動作画素の認識を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では一例として、合成用背景画像生
成部131は、動作画素抽出部123が青色データを背
景画像データとして、主画像データの座標位置情報部分
を削除した画素情報に基づき合成用背景画像データを生
成するものとして説明したが、記憶部16に記憶されて
いる主画像データに関する座標位置情報に基づいて、合
成用背景画像データのうち当該主画像データ部分を排除
することにより生成するようにしてもよい。
1による画像データ変化の判断に基づいて、動作画素認
識部122が動作画素を認識し、動作画素抽出部123
は、動作画素を抽出するというように判断、認識、抽出
の各処理を別々の処理部で行うものとして説明したが、
これに限られるものではなく、動作画素抽出部123に
おいて、画像判断部121による判断と動作画素認識部
122による動作画素の認識を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では一例として、合成用背景画像生
成部131は、動作画素抽出部123が青色データを背
景画像データとして、主画像データの座標位置情報部分
を削除した画素情報に基づき合成用背景画像データを生
成するものとして説明したが、記憶部16に記憶されて
いる主画像データに関する座標位置情報に基づいて、合
成用背景画像データのうち当該主画像データ部分を排除
することにより生成するようにしてもよい。
【0029】本実施の形態の画像合成装置によると、画
像データを各座標位置情報の画素として入力し、この座
標位置情報の画素ごとに判断や所定の処理を実行するの
で、画像入力部によって撮影している所定画面内で動い
ていない画像(背景画像データ)を青などの他の一色の
データとして認識し、動いている画像(主画像データ)
のみを抽出することができる。また、本実施の形態の画
像合成装置によると、画像入力部11は最初に所定画面
を背景画面として撮影して記憶しておき、この所定画面
内において人物が入った場合、記憶しておいた背景画面
と、人物が入った際に画像入力部11によって撮影され
た画面を比較し、記憶しておいた背景画面と異なるもの
の画像、すなわち最初からあったもの以外の画像(人物
画像)のみを抽出することができる。さらに、本実施の
形態の画像合成装置によると、画像入力部11が最初に
読み取った画像を背景画面として記憶しておき、例え
ば、この背景画面内に人物が入った場合、記憶していた
背景画面と、人物が入ったときに画像入力部が読み取っ
た画像とを比較し、記憶されている背景画面に最初から
ある画像部分は、クロマキーによって青色画像とし、後
から入ってきた画像部分(人物画像)のみが浮き出てく
るようにすることもできる。
像データを各座標位置情報の画素として入力し、この座
標位置情報の画素ごとに判断や所定の処理を実行するの
で、画像入力部によって撮影している所定画面内で動い
ていない画像(背景画像データ)を青などの他の一色の
データとして認識し、動いている画像(主画像データ)
のみを抽出することができる。また、本実施の形態の画
像合成装置によると、画像入力部11は最初に所定画面
を背景画面として撮影して記憶しておき、この所定画面
内において人物が入った場合、記憶しておいた背景画面
と、人物が入った際に画像入力部11によって撮影され
た画面を比較し、記憶しておいた背景画面と異なるもの
の画像、すなわち最初からあったもの以外の画像(人物
画像)のみを抽出することができる。さらに、本実施の
形態の画像合成装置によると、画像入力部11が最初に
読み取った画像を背景画面として記憶しておき、例え
ば、この背景画面内に人物が入った場合、記憶していた
背景画面と、人物が入ったときに画像入力部が読み取っ
た画像とを比較し、記憶されている背景画面に最初から
ある画像部分は、クロマキーによって青色画像とし、後
から入ってきた画像部分(人物画像)のみが浮き出てく
るようにすることもできる。
【0030】また、本実施の形態の画像合成装置による
と、例えば、画像入力部11が時計のような常時動いて
いるものを所定時間ごとに新たな画像として読み取った
際、以前に背景画面として記憶していた画像と比較し
て、被写体の時計だけが青色と認識されずに浮き出てく
るようにすることもできる。これにより、動いてないも
の、最初からあったものとして青色と認識された背景画
面部分を切り取った後、浮き出てきた時計画像などの動
きのある画像に切り抜いた部分として他の静止画や動画
を合成することができる。また、動いてないもの、最初
からあったものとして青色と認識された画像部分以外を
抽出し、この抽出した画像を他の静止画や動画に重ね合
わせて合成することもできる。
と、例えば、画像入力部11が時計のような常時動いて
いるものを所定時間ごとに新たな画像として読み取った
際、以前に背景画面として記憶していた画像と比較し
て、被写体の時計だけが青色と認識されずに浮き出てく
るようにすることもできる。これにより、動いてないも
の、最初からあったものとして青色と認識された背景画
面部分を切り取った後、浮き出てきた時計画像などの動
きのある画像に切り抜いた部分として他の静止画や動画
を合成することができる。また、動いてないもの、最初
からあったものとして青色と認識された画像部分以外を
抽出し、この抽出した画像を他の静止画や動画に重ね合
わせて合成することもできる。
【0031】次に、第2の実施形態の画像合成装置につ
いて説明する。図8は、第2の実施形態の画像合成装置
の概略構成を示した図である。なお、第1の実施形態と
同様の構成部分については、同一の番号を付し、説明を
省略する。図8に示されるように本実施の形態に係る画
像合成装置101は、撮影用カメラ3と接続されている
画像入力部11、映像制御ゲートアレイ151、背景部
映像データベース(HDD(ハード・ディスク・ドライ
ブ))161、前面部映像データベース(RAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ))162、モニタ4などの表
示装置に接続されているVGA(Video Grap
hics Array)ボード141、制御部コントロ
ールユニット15、操作入力部17およびプログラムR
OM(リード・オンリ・メモリ)18を備えている。こ
のように第2の実施形態の画像合成装置101は、画像
処理部12および画像編集部13として映像制御ゲート
アレイ151を、画像合成する合成用データとして、背
景部映像データベース161および前面部映像データー
ベース162を備えている点が第1の実施形態と異な
る。
いて説明する。図8は、第2の実施形態の画像合成装置
の概略構成を示した図である。なお、第1の実施形態と
同様の構成部分については、同一の番号を付し、説明を
省略する。図8に示されるように本実施の形態に係る画
像合成装置101は、撮影用カメラ3と接続されている
画像入力部11、映像制御ゲートアレイ151、背景部
映像データベース(HDD(ハード・ディスク・ドライ
ブ))161、前面部映像データベース(RAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ))162、モニタ4などの表
示装置に接続されているVGA(Video Grap
hics Array)ボード141、制御部コントロ
ールユニット15、操作入力部17およびプログラムR
OM(リード・オンリ・メモリ)18を備えている。こ
のように第2の実施形態の画像合成装置101は、画像
処理部12および画像編集部13として映像制御ゲート
アレイ151を、画像合成する合成用データとして、背
景部映像データベース161および前面部映像データー
ベース162を備えている点が第1の実施形態と異な
る。
【0032】背景部映像データベース161には、通常
の背景部画像が格納されており、この背景部画像と、撮
影用カメラ3から取り込まれた被写体の主画像データと
がクロマキー合成されるようになっている。前面部映像
データベース162には、すでに背景部がブルーになっ
ている画像データが前面部画像として格納されている。
この前面部画像は、背景映像と撮影用カメラ3からの主
画像データとがクロマキー合成された合成画像に、さら
にクロマキー合成されるようになっている。映像制御ゲ
ートアレイ151は、撮影用カメラ3によって撮影され
た主画像データと、背景部映像データベース161から
の背景部画像をクロマキー合成する。また、背景画像が
クロマキー合成された合成画像にさらに、前面部映像デ
ータベース162からの前面部画像をクロマキー合成す
る。
の背景部画像が格納されており、この背景部画像と、撮
影用カメラ3から取り込まれた被写体の主画像データと
がクロマキー合成されるようになっている。前面部映像
データベース162には、すでに背景部がブルーになっ
ている画像データが前面部画像として格納されている。
この前面部画像は、背景映像と撮影用カメラ3からの主
画像データとがクロマキー合成された合成画像に、さら
にクロマキー合成されるようになっている。映像制御ゲ
ートアレイ151は、撮影用カメラ3によって撮影され
た主画像データと、背景部映像データベース161から
の背景部画像をクロマキー合成する。また、背景画像が
クロマキー合成された合成画像にさらに、前面部映像デ
ータベース162からの前面部画像をクロマキー合成す
る。
【0033】次に、第2の実施形態の画像合成装置によ
る画像合成動作について説明する。背景部と撮影用カメ
ラ3による被写体のクロマキー合成については従来の技
術と同様であるので、説明を省略する。また、第2の実
施形態では、被写体である少年1の背景は、一例として
ブルースクリーン21として説明するが、これに限られ
るものではなく、第1の実施形態で説明したように別の
色のスクリーンまたは図1に示すような背景画像でもよ
いものとする。撮影用カメラ3によってブルースクリー
ン21の前の被写体である少年1の撮影が開始される
と、画像入力部11には撮影用カメラ3によって撮影さ
れた所定画面内の主画像データが入力される。映像制御
ゲートアレイ151は、この画像入力部11に入力され
たブルーバックの主画像データと、背景部映像データベ
ース161の背景部画像とをクロマキー合成する。次
に、映像制御ゲートアレイ151は、少年1の前に投影
される画像データ(映像)である前面部画像の作成を行
う。
る画像合成動作について説明する。背景部と撮影用カメ
ラ3による被写体のクロマキー合成については従来の技
術と同様であるので、説明を省略する。また、第2の実
施形態では、被写体である少年1の背景は、一例として
ブルースクリーン21として説明するが、これに限られ
るものではなく、第1の実施形態で説明したように別の
色のスクリーンまたは図1に示すような背景画像でもよ
いものとする。撮影用カメラ3によってブルースクリー
ン21の前の被写体である少年1の撮影が開始される
と、画像入力部11には撮影用カメラ3によって撮影さ
れた所定画面内の主画像データが入力される。映像制御
ゲートアレイ151は、この画像入力部11に入力され
たブルーバックの主画像データと、背景部映像データベ
ース161の背景部画像とをクロマキー合成する。次
に、映像制御ゲートアレイ151は、少年1の前に投影
される画像データ(映像)である前面部画像の作成を行
う。
【0034】被写体の前面に投影される前面部画像は、
少年1が撮影された場合の主画像データと同じ背景色を
有している。この前面部画像が背景部画像が合成された
合成画像にさらにクロマキー合成される場合、前面部画
像の背景色部分は透明化されるようになっている。そし
て、映像制御ゲートアレイ151は、背景色部分が透明
化された前面部画像が被写体の前面に投影することによ
り、その透明部に主画像データ(被写体である少年1)
および背景部画像(後面)の映像を浮き出すことができ
るようになっている。映像制御ゲートアレイ151によ
って背景部画像および前面部画像が合成された主画像デ
ータは、VGAボード141を介してモニタ4に出力表
示される。なお、被写体である少年1の背景がブルース
クリーンでない場合には、映像制御ゲートアレイ151
は、少年1の主画像データ以外の画像データ部分を第1
の実施形態で説明した方法で青色として認識するように
なっている。
少年1が撮影された場合の主画像データと同じ背景色を
有している。この前面部画像が背景部画像が合成された
合成画像にさらにクロマキー合成される場合、前面部画
像の背景色部分は透明化されるようになっている。そし
て、映像制御ゲートアレイ151は、背景色部分が透明
化された前面部画像が被写体の前面に投影することによ
り、その透明部に主画像データ(被写体である少年1)
および背景部画像(後面)の映像を浮き出すことができ
るようになっている。映像制御ゲートアレイ151によ
って背景部画像および前面部画像が合成された主画像デ
ータは、VGAボード141を介してモニタ4に出力表
示される。なお、被写体である少年1の背景がブルース
クリーンでない場合には、映像制御ゲートアレイ151
は、少年1の主画像データ以外の画像データ部分を第1
の実施形態で説明した方法で青色として認識するように
なっている。
【0035】このようにしてクロマキー合成された合成
画像における背景部画像、被写体および前面部画像の各
画像の位置関係は、視聴者の視点において図9に示した
ようになっている。図9は、視聴者の視点から見た合成
画像を示した図である。例えば、カラオケボックスなど
のステージにおいて被写体である少年1が歌っている場
合、少年1の前面にある前面部画像の幕が上がることに
より、動いて歌っている少年1本人のみが抽出され、こ
の少年1の主画像データの背景には背景部画像としてオ
ーケストラが合成されているようにしてもよい。また、
アニメーション技法を利用するようにしてもよい。この
場合には、被写体である少年1を撮影した主画像データ
の最前面に幕となる画像データを出力(投影)してお
き、この最前面に出力されている幕を開けた部分を青色
に設定する。この幕が開くことにより、撮影用カメラ3
による少年1に主画像データおよび最後部となる背景部
画像が幕が開いた部分に出力されるようにすることもで
きる。以上のように、本実施の形態の画像合成装置によ
ると、特定色を透過指定することにより前面部画像の所
定の背景部を透明化し、この透明化した前面部画像をさ
らに背景部画像が合成された合成画像に合成することが
できる。また、本実施の形態の画像合成装置によると、
アニメーション技法を利用することにより、複数の合成
画像を次々とページをめくるように表示することができ
る。
画像における背景部画像、被写体および前面部画像の各
画像の位置関係は、視聴者の視点において図9に示した
ようになっている。図9は、視聴者の視点から見た合成
画像を示した図である。例えば、カラオケボックスなど
のステージにおいて被写体である少年1が歌っている場
合、少年1の前面にある前面部画像の幕が上がることに
より、動いて歌っている少年1本人のみが抽出され、こ
の少年1の主画像データの背景には背景部画像としてオ
ーケストラが合成されているようにしてもよい。また、
アニメーション技法を利用するようにしてもよい。この
場合には、被写体である少年1を撮影した主画像データ
の最前面に幕となる画像データを出力(投影)してお
き、この最前面に出力されている幕を開けた部分を青色
に設定する。この幕が開くことにより、撮影用カメラ3
による少年1に主画像データおよび最後部となる背景部
画像が幕が開いた部分に出力されるようにすることもで
きる。以上のように、本実施の形態の画像合成装置によ
ると、特定色を透過指定することにより前面部画像の所
定の背景部を透明化し、この透明化した前面部画像をさ
らに背景部画像が合成された合成画像に合成することが
できる。また、本実施の形態の画像合成装置によると、
アニメーション技法を利用することにより、複数の合成
画像を次々とページをめくるように表示することができ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明の画像合成装置によれば、動きの
ある被写体を主画像として抽出する、すなわち動きのな
いもの、最初からその背景としてあったものを背景画像
のブルーとして認識することにより、撮影時にブルーの
背景を用意する必要がなく、背景に関わらず主画像と、
別の背景画像とを画像合成することができ、コストと背
景を用意する手間とを削減することができる。また、本
発明の画像合成装置によれば、背景画像と画像合成され
た主画像データの前面部にさらに別の画像を投影するこ
とができる。
ある被写体を主画像として抽出する、すなわち動きのな
いもの、最初からその背景としてあったものを背景画像
のブルーとして認識することにより、撮影時にブルーの
背景を用意する必要がなく、背景に関わらず主画像と、
別の背景画像とを画像合成することができ、コストと背
景を用意する手間とを削減することができる。また、本
発明の画像合成装置によれば、背景画像と画像合成され
た主画像データの前面部にさらに別の画像を投影するこ
とができる。
【図1】第1の実施形態の画像合成装置の概略構成を示
した図である。
した図である。
【図2】画像処理部の概略構成を示したブロック図であ
る。
る。
【図3】画像編集部の概略構成を示したブロック図であ
る。
る。
【図4】画像合成装置によるリアルタイム画像合成の処
理手順を示したフローチャートである。
理手順を示したフローチャートである。
【図5】所定時間経過ごとに画像データの変化を判断す
る場合の画像合成装置による画像合成の処理手順を示し
たフローチャートである。
る場合の画像合成装置による画像合成の処理手順を示し
たフローチャートである。
【図6】抽出された動作画素データおよび画像合成され
た合成画像データの一例を示した図である。
た合成画像データの一例を示した図である。
【図7】画像合成処理手順により抽出される動作画素デ
ータおよび画像合成される合成画像データの一例を示し
た図である。
ータおよび画像合成される合成画像データの一例を示し
た図である。
【図8】第2の実施形態の画像合成装置の概略構成を示
した図である。
した図である。
【図9】視聴者の視点から見た合成画像を示した図であ
る。
る。
1 少年
2 背景
3 撮影用カメラ
4 モニタ
11 画像入力部
12 画像処理部
13 画像編集部
14 画像出力部
15 制御部コントロールユニット
16 記憶部
17 操作入力部
18 プログラムROM
フロントページの続き
Fターム(参考) 5B057 AA20 CA01 CA12 CA16 CB01
CB12 CB16 CE08 CE16 CH01
CH11 CH18 DA06 DA16 DB06
DC25 DC33
5C023 AA16 BA02 BA03 BA04 BA12
CA02 DA02 DA04 EA03
5L096 BA20 CA02 DA01 FA15 GA08
HA03 LA05 LA11
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の背景において撮影される撮影画像
を所定画面領域内の画像として受領する画像受領手段
と、 前記画像受領手段によって受領される画像の各画素を前
記所定画面領域における座標位置で表した画素位置情報
として順次取得する画素位置情報取得手段と、 前記画像受領手段によって受領される画像から前記画素
位置情報取得手段が順次取得した画素位置情報に対し
て、同じ座標位置にある画素位置情報同士を比較し、当
該画素位置情報に変化が生じたか否かを判断する画素位
置情報判断手段と、 前記画素位置情報判断手段によって変化が生じたと判断
された画素位置情報に該当する画像部分を前記所定画面
領域から抽出する画像抽出手段と、 前記画像抽出手段によって抽出された画像と、所定の背
景画像とを画像合成する画像合成手段と、 前記画像合成手段によって画像合成された合成画像を出
力する画像出力手段と、を備えたことを特徴とする画像
合成装置。 - 【請求項2】 前記所定画面領域の画像のうち、前記画
像抽出手段によって抽出される画像以外の画素位置情報
に該当する部分を所定色として識別する画素位置情報識
別手段をさらに備え、 前記画像合成手段は、前記画素位置情報識別手段によっ
て所定色として識別された画素位置情報に基づき、前記
所定の背景画像と前記画像抽出手段によって抽出された
画像との画像合成を行うことを特徴とする請求項1記載
の画像合成装置。 - 【請求項3】 前記画素位置情報取得手段によって最初
に取得された前記所定画面領域における画素位置情報を
格納する画素位置情報格納手段をさらに備え、 前記画素位置情報判断手段は、前記画素位置情報格納手
段に格納されている最初の画素位置情報と比較すること
により、前記同じ座標位置の画素位置情報の変化を判断
することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画
像合成装置。 - 【請求項4】 前記画素位置情報判断手段による前記同
じ座標位置にある画素位置情報の判断を順次ではなく所
定時間経過ごとに行うように切り替える切替手段をさら
に備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
3のうちいずれか1に記載の画像合成装置。 - 【請求項5】 前記画素位置情報識別手段によって識別
された所定色を背景色として有し、前記画像合成手段に
よって画像合成された合成画像上に合成する画像を格納
する前面画像格納手段をさらに備え、 前記画像合成手段は、前記前面画像格納手段に格納され
ている画像を前記合成画像に合成する際に、前記背景色
を透明なものとして画像合成を行うことを特徴とする請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4のうちいずれか
1に記載の画像合成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001375998A JP2003179811A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 画像合成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001375998A JP2003179811A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 画像合成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003179811A true JP2003179811A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19184280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001375998A Pending JP2003179811A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 画像合成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003179811A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006270887A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nec Corp | Tv電話装置及びプログラム |
US7321724B2 (en) | 2004-10-20 | 2008-01-22 | Fujifilm Corporation | Photographic method and photographic apparatus |
US8594390B2 (en) | 2008-04-25 | 2013-11-26 | Sony Corporation | Composition determination device, composition determination method, and program |
KR101473648B1 (ko) * | 2013-07-08 | 2014-12-17 | 한남대학교 산학협력단 | 배경 스크린 없는 실시간 크로마키 영상 합성 방법 및 시스템 |
WO2016136462A1 (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 愼一 駒井 | カメラ撮影で取得した画像から被写体部分を切り抜く方法および装置 |
KR20180129311A (ko) * | 2017-05-26 | 2018-12-05 | 강다겸 | 웹기반 실시간 분산 스트리밍 및 크로마키 영상처리 시스템 및 방법 |
-
2001
- 2001-12-10 JP JP2001375998A patent/JP2003179811A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7321724B2 (en) | 2004-10-20 | 2008-01-22 | Fujifilm Corporation | Photographic method and photographic apparatus |
JP2006270887A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nec Corp | Tv電話装置及びプログラム |
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US9679394B2 (en) | 2008-04-25 | 2017-06-13 | Sony Corporation | Composition determination device, composition determination method, and program |
KR101473648B1 (ko) * | 2013-07-08 | 2014-12-17 | 한남대학교 산학협력단 | 배경 스크린 없는 실시간 크로마키 영상 합성 방법 및 시스템 |
WO2016136462A1 (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 愼一 駒井 | カメラ撮影で取得した画像から被写体部分を切り抜く方法および装置 |
KR20180129311A (ko) * | 2017-05-26 | 2018-12-05 | 강다겸 | 웹기반 실시간 분산 스트리밍 및 크로마키 영상처리 시스템 및 방법 |
KR101944358B1 (ko) * | 2017-05-26 | 2019-02-01 | 강다겸 | 웹기반 실시간 분산 스트리밍 및 크로마키 영상처리 시스템 및 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070703 |