JP2003179750A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003179750A
JP2003179750A JP2002275627A JP2002275627A JP2003179750A JP 2003179750 A JP2003179750 A JP 2003179750A JP 2002275627 A JP2002275627 A JP 2002275627A JP 2002275627 A JP2002275627 A JP 2002275627A JP 2003179750 A JP2003179750 A JP 2003179750A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像データ(画像情報)の画像の不適性部を修
正する処理において、不適性部の大きさや、不適性部が
存在する場所の絵柄等によらず、好適な不適性部の修正
を行うことができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】画像情報の画像の不適性部を検出する検出
手段と、不適性部の修正を行う修正手段と、修正手段に
よって不適性部を修正された画像を表示する表示手段
と、表示手段による表示画像を用いて、不適性部の再修
正を指示する指示手段とを有することにより、前記課題
を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報(画像デ
ータ)を処理する画像処理の技術分野に属し、詳しく
は、フィルムの傷に起因する画像の欠陥部など、画像デ
ータの再生画像に生じる不適性部を好適に修正できる画
像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の感光材料(印画紙)への焼き付けは、フィル
ムの画像を感光材料に投影して露光する、いわゆる直接
露光が主流である。
【0003】これに対し、近年では、フィルムに撮影さ
れた画像を光電的に読み取って、得られた信号をデジタ
ル信号とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像
データとし、この画像データに応じて変調した記録光で
感光材料を露光してプリントとして出力し、また、画像
データを画像ファイルとしてCD−RやHD(ハードデ
ィスク)等の各種の記録媒体に出力する、デジタルフォ
トプリンタが実用可されている。
【0004】このようなデジタルフォトプリンタによれ
ば、画像を光電的に読み取って、デジタルの画像データ
として画像処理を行うので、色や濃度を好適に補正でき
るばかりか、階調補正やシャープネス処理等、通常の直
接露光のプリンタでは基本的に不可能な画像処理を行っ
て、高画質な画像を得ることができる。また、フィルム
に撮影された画像のみならず、デジタルカメラ等(ある
いは、その撮影画像を記録した記憶媒体)から画像デー
タ(画像ファイル)を受け取り、この画像を再生したプ
リントを出力することも可能である。
【0005】ところで、フィルムを原稿とする画像の出
力において、画質劣化を起こす重大な要因として、フィ
ルムに付着したゴミや埃等の異物、摩擦等で形成された
フィルムの傷等に起因する画像の欠陥が有る。また、デ
ジタルカメラ等で撮影された画像の場合には、CCDセ
ルの欠陥等の、いわゆる画素欠陥によって、同様の画像
の欠陥部が発生する場合がある。
【0006】従来の直接露光のプリンタでは、オペレー
タの手作業によって、フィルムを清浄化し、また、色材
で画像(フィルム)を修正することにより、このような
画像の欠陥部を修正したプリントの出力を行っている。
これに対し、フィルムの画像を光電的に読み取り、ま
た、デジタルカメラ等から画像データを受け取り、デジ
タルの画像データとして処理を行うデジタルフォトプリ
ンタによれば、画像データを画像解析することで、欠陥
部を検出し、かつ、画像処理によって修正することがで
きる。
【0007】例えば、特許文献1、特許文献2、特許文
献3、特許文献4、および特許文献5には、赤外線(I
R)が、フィルムに撮影された画像には吸収されず、異
物や傷等には遮光、吸収、散乱されることを利用して、
フィルムに撮影された画像をCCDセンサ等で光電的に
読み取る際に、赤(R)、緑(G)および青(B)の三
原色による可視像の読み取りに加え、フィルムを赤外光
で読み取って、赤外光の強度変化で異物や傷を検出し、
これに起因する欠陥部を修正する画像処理装置が開示さ
れている。
【0008】
【特許文献1】特開平6−28468号公報
【特許文献2】特開平11−75039号公報
【特許文献3】特開2000−24883号公報
【特許文献4】特開2000−24884号公報
【特許文献5】特開2000−24895号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記公報に開
示される画像処理も含め、このような画像データを可視
像として再生した際の画像(画像データが担持する画
像)に生じる欠陥部を修正する画像処理では、欠陥部を
検出した後に、画像データの補間等の画像処理によって
欠陥部を修正することが行われている。ところが、これ
らの処理では、絵柄等によっては欠陥部では無い所を欠
陥部として誤検出してしまう場合があり、また、欠陥部
の大きさや、欠陥部が存在する場所の絵柄などによって
は、必ずしも適正な修正ができない場合も多い。この際
には、当然のことであるが、不適正な画像が出力されて
しまう。
【0010】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、フィルムの画像から得られた画像
データなどをプリントとして出力する際における、フィ
ルムの傷などに起因する画像の欠陥部の修正等、画像デ
ータ(画像情報)が担持する画像に生じる、画像の不適
性部を修正する処理において、不適性部の大きさや、不
適性部が存在する場所の絵柄等によらず、好適な不適性
部の修正を行うことができる画像処理装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、画像情報の画像の不適性部を検出する検
出手段と、前記不適性部の修正を行う修正手段と、前記
修正手段によって不適性部を修正された画像を表示する
表示手段と、前記表示手段による表示画像を用いて、不
適性部の再修正を指示する指示手段とを有することを特
徴とする画像処理装置を提供する。
【0012】このような本発明の画像処理装置におい
て、前記検出手段が複数の不適性部を検出した場合に
は、修正する不適性部を選択し、前記修正手段は選択さ
れた不適性部のみを修正するのが好ましく、また、前記
表示手段は、前記検出手段が検出した不適性部、およ
び、前記修正手段が修正した不適性部の、少なくとも一
方を識別可能に画像を表示するのが好ましく、また、前
記表示手段は、不適性部を修正する前の画像と、不適性
部を修正された画像とを対比させて表示するのが好まし
い。前記指示手段は、再修正の際における、不適性部の
修正条件および不適性部の修正方法の少なくとも一方を
指示する手段を有するのが好ましく、この際には、指示
された修正条件および修正方法に応じて、不適性部の再
修正を行うのが好ましい。さらに、前記検出手段が検出
した不適性部から、前記修正手段による修正が困難であ
る可能性を有する不適性部を抽出する抽出手段、およ
び、修正が困難な可能性を有する不適性部が存在するこ
とを示唆する示唆手段を有するのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置につ
いて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説
明する。
【0014】図1に、本発明の画像処理装置を利用する
プリントシステムの一例のブロック図が示される。図1
に示されるプリントシステム10は、フィルムFに撮影
された画像を光電的に読み取って、プリントとして出力
するもので、基本的に、スキャナ(画像読取装置)12
と、画像処理部14と、画像処理部14に接続されるデ
ィスプレイ18、操作系20(キーボード20aおよび
マウス20b)、およびプリンタ22とを有して構成さ
れる。
【0015】スキャナ12は、フィルムFに撮影された
画像を光電的に読み取る装置で、図2の概略図に示すよ
うに、光源24、ドライバ26、拡散ボックス28、キ
ャリア30、結像レンズユニット32、読取部34、ア
ンプ(増幅器)36、およびA/D(アナログ/デジタ
ル)変換器38を有して構成される。
【0016】図示例のスキャナ12において、光源24
は、LED(Light Emitting Diode)を利用するもので、
フィルムFに撮影された画像を読み取るための、R
(赤)光、G(緑)光およびB(青)光の各可視光を出
射する3種のLEDと、フィルムFに付着した異物やフ
ィルムFの傷に起因する画像の欠陥部を検出するための
非可視光である、IR(赤外)光を出射するLEDとが
配列されて構成される。このような光源24は、ドライ
バ26によって駆動され、可視光およびIR光が、順
次、出射される。光源24から出射された光は、拡散ボ
ックス28に入射する。拡散ボックス28は、フィルム
Fに入射する光を、フィルム面方向で均一にするもので
ある。
【0017】キャリア30は、フィルムFを断続的に搬
送して、フィルムFに撮影された各画像(各コマ)を、
順次、所定の読取位置に搬送/保持するものである。ス
キャナ30は、フィルムサイズ等に応じた複数種が用意
され、スキャナ12の本体に着脱自在に構成される。図
示例において、キャリア30は、読取位置を挟んで配置
される、フィルムFを長手方向に搬送する搬送ローラ対
40aおよび40bと、所定の読取位置において、各コ
マの読取領域を規制するマスク42とを有する。
【0018】結像レンズユニット32は、フィルムFの
投影光を読取部34の所定位置に決結像するものであ
る。読取部34は、エリアCCDセンサを用いて、フィ
ルムFを光電的に読み取るもので、キャリア30のマス
ク42で規制された1コマの全面を読み取る(面露光に
よる画像読取)。
【0019】このようなスキャナ12において、フィル
ムFを読み取る際には、まず、キャリア30によってフ
ィルムFを搬送し、読み取りを行うコマ(通常は、1コ
マ目か最終コマ)を読取位置に搬送する。次いで、ドラ
イバ26による作用の下、例えば、光源24のRのLE
Dを駆動して、R光を出射する。R光は、拡散ボックス
28によってフィルムFの面方向で光量を均一にされた
後、読取位置に入射して、此処に保持されるコマに入
射、透過して、このコマに撮影された画像を担持する投
影光となる。この投影光は、結像レンズユニット32に
よって読取部34の所定位置(エリアCCDセンサの受
光面)に結像され、このコマのR画像が光電的に読み取
られる。
【0020】同様にして、光源24のGおよびBのLE
Dを、順次、発光して、このコマのG画像およびB画像
の読み取りを行い、最後に、光源24のIRのLEDを
発光して、IRによる読み取りを行って、このコマの読
み取りを終了する。従って、スキャナ12からは、R、
GおよびBの可視像と、IR(非可視像)との、4チャ
ネルの画像信号が出力される。1コマの読み取りを終了
したら、キャリア30は、フィルムFを搬送して、次に
読み取りを行うコマを読取位置に搬送する。
【0021】読取部34からの出力信号は、アンプ36
で増幅され、A/D変換器38によってデジタルの画像
信号に変換されて、画像処理部14(データ補正部4
4)に出力される。
【0022】なお、プリントシステム10においては、
通常、1コマにつき、プリント等の出力のために高解像
度で画像を読み取るファインスキャンと、ファインスキ
ャンの読取条件や画像処理部14(画像補正部54)に
おける画像処理条件を決定するために、ファインスキャ
ンに先立って行われる、低解像度での画像読取であるプ
レスキャンとの、2回の画像読取が行われる。この際に
おいて、通常、プレスキャンとファインスキャンの出力
信号は、解像度と出力レベルが異なる以外は、基本的に
同じデータである。なお、本例においては、プレスキャ
ンの際には、IRの読み取りは行わない。
【0023】また、本発明を利用するプリントシステム
において、スキャナ(画像読取手段)は、このようなエ
リアセンサを用いたものに限定はされず、R、Gおよび
Bに加え、IRの画像を読み取る4ラインのCCDセン
サを用いて、いわゆるスリット走査によって画像を読み
取るスキャナであってもよい。あるいは、R、G、Bお
よびIR光を出射するLEDに変えて、これらの波長成
分を含む光を出射する白色光源を用い、R、G、Bおよ
びIRのフィルタを、順次、挿入して、この4色の画像
読取を行うスキャナであってもよい。
【0024】前述のように、スキャナ12から出力され
たデジタルの画像信号は、画像処理部14に出力され
る。図3に、画像処理部14のブロック図を示す。図3
に示されるように、画像処理部14は、データ補正部4
4、Log変換器46、フレームメモリ48(以下、F
M48)、欠陥検出部50、欠陥修正部52、画像補正
部54、データ変換部(3D−LUT)56および5
8、表示処理部60を有して構成される。なお、画像処
理部14においては、Log変換器46から下流(デー
タの流れ方向)で分岐して、データ変換部56に接続す
る、プレスキャンデータを処理して検定用のシミュレー
ション画像を表示するための処理経路を有してもよい。
【0025】データ補正部44は、スキャナ12から出
力されたR、G、BおよびIRの各出力データに、DC
オフセット補正、暗時補正、シェーディング補正等の所
定の補正を施す部位である。Log変換器46は、デー
タ補正部44で処理された出力データを、例えばLUT
(ルックアップテーブル)等によってLog変換して、
デジタルの画像情報(画像(濃度)データ)とする。L
og変換器46で変換された、R、G、B、およびIR
の各画像データは、それぞれ、対応するFM48に記憶
される。また、図示例においては、一例として、デジタ
ルカメラや記録媒体等から供給された画像(画像ファイ
ル)の各画像データも、I/F(インターフェイス)か
ら対応するFM48に供給され、記憶される。
【0026】FM48に記憶された画像データのうち、
IRの画像データ(以下、IRデータとする)は、欠陥
検出部50(以下、検出部50とする)に読み出され
る。検出部50は、IRデータを用いて、フィルムFの
傷や、フィルムFに付着した埃等の異物に起因する、画
像の欠陥部の検出を行う部位である。
【0027】周知のように、フィルムFに異物や傷が有
る場合には、R、GおよびBの可視光、IR等の非可視
光共に、これらで吸収、遮光、および散乱される。従っ
て、フィルムFに異物等が存在した場合、これらの位置
に入射し、読取部34(CCDセンサ)に入射するフィ
ルムFの投影光は、光強度が低くなる。これに対し、フ
ィルムFに撮影された画像(可視像)に関しては、R、
GおよびBの可視光は、画像に応じて吸収され、投影光
の光強度が変わるが、IR光は、画像には全く吸収され
ずにフィルムFを透過する。従って、フィルムFに異物
等が無ければ、基本的に、IR光は1つの画像(1コ
マ)の全面で同じ強度となり、IRデータは、1画像の
全画素で均一となる。すなわち、フィルムFに異物や傷
が有る場合には、それに応じてフィルムFを透過したI
R光の強度=IRデータが変動する。
【0028】検出部50は、これを利用して、IRデー
タを用いて、画像の欠陥部を検出する部位であり、画像
の欠陥部の検出結果(例えば、欠陥部の画素位置の情
報)を、欠陥修正部52および表示処理部60に供給す
る。
【0029】なお、本発明において、フィルムFの異物
や傷等に起因する画像の欠陥部の検出方法は、IR光を
用いる方法に限定はされず、公知の方法が、各種、利用
可能である。さらに、本発明において、反射原稿を読み
取るスキャナやデジタルカメラ等から供給された画像デ
ータ(画像ファイル)からプリントを出力する際におけ
る欠陥部の検出も、公知の方法で行えばよく、例えば、
画像解析を行って、画素の連続性や、周辺画素との色バ
ランス等を利用して、欠陥部を検出する方法が例示され
る。
【0030】一方、FM48に記憶されたR、Gおよび
Bの各画像データ、あるいはさらにIRデータは、画像
修正部52(以下、修正部52とする)で処理される。
修正部52は、検出部50による画像の欠陥部の検出結
果に応じて、この欠陥部の修正を行う部位である。
【0031】修正部52における欠陥部の修正方法に
は、特に限定はなく、公知の方法が各種利用可能であ
り、例えば、補間法、輝度調整法、ゲイン法等が例示さ
れる。補間法とは、欠陥部の周辺画素の画像データを用
いて、欠陥部の修正を行うものである。具体的には、修
正対象となる欠陥部の輝度および色を、欠陥部の周辺領
域の輝度および色から補間によって新たに演算し、この
補間演算によって求めた欠陥部の各画素の値(R、Gお
よびBの画像(濃度)データでも、色相・明度・彩度を
表すデータでもよい)をD1、この画素の元の値をD
2、修正強度をαとして、下記式を用いて、補正された
欠陥部の各画素の値D3を求める。 D3=α×D1+(1−α)D2
【0032】輝度調整法とは、IRデータを用いて、輝
度調整によって欠陥部の各画素を修正する方法である。
具体的には、修正対象となる欠陥部におけるIRデータ
の変化量に基づいて、欠陥部の輝度修正量を演算し、こ
の輝度修正量に応じて修正した欠陥部の各画素の輝度値
をL1、この画素の元の輝度値をL2、修正強度をαと
して、下記式を用いて、補正された欠陥部の各画素の輝
度値L3を求める。 L3=α×L1+(1−α)L2 このようにして求めた各画素の補正輝度値L3を用い
て、この画素のR、GおよびBの各画像データを補正す
る。
【0033】さらに、ゲイン法とは、フィルムFの傷や
フィルムFに付着した埃等の異物による欠陥部の光量減
衰量を、IR光(IRデータ)から推定し、この光量減
衰量に応じて、R、GおよびBの各画像データを補正す
る方法である。
【0034】なお、前述しているが、このような画像デ
ータ(画像情報)が担持する画像の欠陥部の検出方法や
修正方法は、公知の方法が各種利用可能である。例え
ば、本出願人による特開平11−75039号、特開2
000−24883号、同2000−24884号、同
2001−24895号の各公報に開示される方法が好
適に例示される。
【0035】後に詳述するが、プリントシステム10に
おいては、修正部52および補正部54で処理した、欠
陥部を修正した画像をディスプレイ18に表示して、こ
の表示画像を用いたオペレータによる指示入力に応じ
て、修正部52が欠陥部の再修正や欠陥部修正の取り消
し(元画像データに戻す処理)等を行い、かつ、適正な
画像が得られるまで(出力指示が出されるまで)、この
ルーチンを繰り返すように、画像処理部14が構成され
る。さらに、この際においては、欠陥部が複数有る場合
に、素性が同じ欠陥部は、まとめて選択、指定し、再修
正できるようにするのも、より好ましい。この欠陥部の
再修正の際には、補間のタップ数、補間方法(スプライ
ン補間やバイリニア補間)、修正強度(例えば、前記修
正強度α)等の修正条件の変更や、補間法、輝度調整
法、ゲイン法等の修正方法(修正アルゴリズム)の変更
や選択等を行ってもよい。従って、修正部52には、好
ましい態様として、前記補間法、輝度調整法、およびゲ
イン法、あるいはさらに、それ以外の修正法を含む複数
の修正方法が設定される。
【0036】また、本発明においては、検出部50が検
出した欠陥部の特性(例えば、欠陥部の原因が異物か傷
か、傷はフィルムの表面か裏面か等)に応じて、修正部
52における欠陥部の修正方法や修正条件を変更しても
よい。さらに、例えば、欠陥部が大きい場合には補間の
タップ数を多くする等、欠陥部の修正方法や修正条件
は、欠陥部の特性やレベル(大きさやIRデータの変動
量等)に応じて、自動的に変更されると、より好まし
い。この点に関しても、上記各公報が参照できる。
【0037】プリントシステム10においては、同時プ
リントと再プリントとで画像を一致(同/再プリントの
一致)させるために、特開平11−338062号公報
等に開示されるように、後述する修正部52における画
像処理条件を、各コマの識別情報と対応付けしてデータ
ベースに記憶しておく機能を有する場合も有る。この際
には、修正部52による画像の欠陥部の修正結果、具体
的には、修正箇所(座標、画素番号、位置情報等)、修
正レベル(強度)、修正方法等も、この同/再プリント
の一致のための画像処理条件と共に、データベースに記
憶して置くのが好ましい。また、各欠陥部毎に、修正方
法や条件が異なる場合には、個々の欠陥部毎に条件等を
記憶しておくのが好ましい。
【0038】修正部52で画像の欠陥部を修正された可
視像の画像データは、画像補正部54(以下、補正部5
4とする)で処理される。補正部54は、拡縮処理(電
子変倍処理)、色/濃度補正、階調変換、シャープネス
処理(鮮鋭度強調)、画像濃度ダイナミックレンジの圧
縮(画像データ処理による覆い焼き効果の付与)等の画
像補正処理や、ソフトフォーカス処理やクロスフィルタ
処理等の特殊処理等の、各種の画像処理を行う部位であ
る。なお、拡縮処理は、欠陥部の修正前に行ってもよ
い。これらの画像処理は、ルックアップテーブル(LU
T)、マトリクス演算、フィルタ処理等を用いた公知の
方法で行えばよく、また、画像処理条件は、基本的に、
プレスキャンの画像データを用いた画像解析によって設
定される。
【0039】補正部54で処理された画像データは、表
示処理部60およびデータ変換部56で処理され、ある
いは、データ変換部58で処理される。データ変換部5
6は、例えば、三次元LUT(3D−LUT)を用い
て、画像データをディスプレイ18による表示に対応す
る画像データに変換する部位である。他方、データ変換
部58は、同様に3D−LUTを用いて、画像データを
プリンタ22による画像出力に対応する画像データに変
換する部位である。
【0040】ここで、データ変換部56の上流に配置さ
れる表示処理部60とは、ディスプレイ18による表示
画像において、画像の欠陥部の検出結果、および、欠陥
部の修正結果が確認できるように、これらを識別可能に
表示するように画像データを処理する部位である。すな
わち、表示処理部60には、図中に点線で示すように、
検出部50による欠陥部の検出結果、および、修正部5
2がどの欠陥部を修正したかの情報が送られる。表示処
理部60は、この情報に応じて、検出および修正された
欠陥部を枠で囲む、色付けする、点滅させる、強調表示
などで際立たせる等の処理を行い、ディスプレイ18に
表示された画像中において、検出部50が検出した欠陥
部や修正部52による修正後の欠陥部を、明示して識別
可能にする。
【0041】本発明において、識別可能に表示するの
は、検出部50が検出した欠陥部、および、修正部52
が修正した欠陥部の両方の位置に限定はされず、いずれ
か一方であってもよい。なお、何れの場合であっても、
検出あるいは修正した全ての欠陥部を識別可能に表示す
るのが好ましい。また、後述するが、本発明は、基本的
に、画像の欠陥部を修正した後にディスプレイ18に画
像を表示するが、検出部50が複数の欠陥部を検出した
場合には、欠陥部の修正に先立ち、修正前の画像で検出
した欠陥部を識別可能にして画像表示を行い、修正する
欠陥部を選択可能にしてもよい。さらに、検出部50が
検出したにも関わらず修正部52が修正をしなかった欠
陥部(あるいは、その逆の欠陥部)が存在する場合に
は、検出のみが行われた欠陥部と、修正した欠陥部とが
判別できるように、枠の色や形を変える、色付けの色を
変える等の表示の差別化を図るのが好ましい。
【0042】さらに、表示処理部60は、修正部52に
おける十分な修正が困難である可能性を有する欠陥部
(以下、難修正欠陥部とする)を抽出し、その結果を出
力するのが好ましい。難修正欠陥部の抽出結果の出力方
法には、特に限定はなく、各種の方法が利用可能であ
る。例えば、難修正欠陥部が抽出された場合には、難修
正欠陥部が存在する旨を音、表示等で警告する方法が例
示される。あるいは、前記検出部50が検出した欠陥
部、および、修正部52が修正した欠陥部のうち、難修
正欠陥部として抽出された欠陥部は、他とは異なるよう
に差別化して表示する方法も好適に例示される。なお、
このような表示および警告は、何れか一方のみを行って
もよく、あるいは、両者を併用してもよい。さらに、検
出部50が検出した欠陥部の表示等を行わずに、難修正
欠陥部のみを識別可能に表示してもよい。
【0043】なお、難修正欠陥部とは、前述のような画
像処理では、適正な修正が困難であると思われる欠陥部
であり、例えば、人物の顔(特に目等)に存在する欠陥
部、ビジー(空間的な変動の激しい)なシーンに存在す
る欠陥部、周辺の絵柄がビジーな欠陥部、太い(大き
い)欠陥部等が例示される。欠陥部の修正は、通常、補
間によって行われるが、これらの領域は、欠陥部の修正
後に違和感のある不自然な画像となってしまう。このよ
うな難修正欠陥部の抽出は、例えば、画像解析、画像解
析による顔抽出や空間周波数の知見等、公知の方法を利
用して行えばよい。
【0044】以下、図4に示されるフローチャートを参
照して、画像処理部14の作用を説明することにより、
本発明の画像処理装置について、より詳細に説明する。
【0045】前述のように、スキャナ12が4チャネル
で画像を読み取り(スキャン)、R、G、B、ならびに
IR光による読み取り結果(信号)が画像処理部14に
出力される。画像処理部14に供給された各信号は、デ
ータ補正部44でシェーディング補正等のデータ処理を
施され、Log変換器46でlog変換されて画像デー
タとされ、対応するFM48に記憶される。
【0046】各画像データがFM48に記憶されると、
検出部50がIRデータを読み出し、前述のようにして
画像の欠陥部を検出し、その結果を修正部52および表
示処理部60に送る。
【0047】ここで、検出部50が複数の欠陥部を検出
した場合には、修正部52で修正する欠陥部をオペレー
タが選択・指定できるようにしてもよい。この際には、
例えば、表示処理部60が、修正部52で欠陥部の修正
をせず、かつ補正部54で画像処理を行った画像データ
を受け取り、検出部50による欠陥部の検出結果を識別
可能に表示するように画像を処理して、ディスプレイ1
8に画像を表示して、オペレータが、画像中から修正す
る欠陥部を選択・指示できるようにすればよい。なお、
検出した欠陥部を認識可能にする方法は、枠で囲む、色
付けする等の前述の方法を利用すればよい。また、修正
する欠陥部の選択・指示は、表示画像や操作系20など
を用いて、GUI(Graphical User Interface)等を用い
た公知の手段で行えばよい。さらに、修正する検出部の
選択に換えて、修正しない欠陥部を選択することによ
り、修正する欠陥部を指定してもよい。
【0048】欠陥部の検出結果を受けた修正部52は、
FM48からR、GおよびBの画像データ(あるいはさ
らに、IRデータ)を読み出して、例えば、前述の補間
法によって、欠陥部の修正(自動修正)を行い、また、
修正を行った欠陥部の情報を表示処理部60に送る。な
お、前述のように、修正部52においては、欠陥部の特
性に応じて、欠陥部の修正方法や修正条件を変更しても
よい。なお、前述のように、検出された複数の欠陥部か
ら、修正を行う欠陥部が指定された場合には、修正部5
2は、指定された欠陥部のみを修正するのは、当然のこ
とである。
【0049】修正部52による欠陥部の自動修正が終了
すると、補正部54が、欠陥部修正済みの画像データ
に、色/濃度補正、階調変換等の所定の画像処理を施
す。次いで、表示処理部60が、検出部50による欠陥
部の検出結果の情報、および、修正部52が修正した欠
陥部の情報を用いて、両者が識別できるように、対象部
分を枠で囲むように画像データを処理する。あるいは、
さらに、前述のようにして難修正欠陥部を抽出し、表示
によって他の欠陥部と差別化して表示できるように画像
データを処理する。なお、難修正欠陥部の抽出結果は、
表示ではなく、難修正欠陥部の存在を示唆する警告の発
生でもよい。
【0050】表示処理部60で処理された画像データ
は、データ変換部56において、ディスプレイ18によ
る画像表示に対応する画像データに変換され、ディスプ
レイ18に、欠陥部を修正した画像が表示される。
【0051】ここで、画像の表示は、欠陥部を修正する
前の画像と、欠陥部を修正した後の画像とを、対比させ
るように行うもの好ましい。両者を対比させる表示方法
としては、一例として、修正前の画像と修正後の画像と
をディスプレイ18に横並びあるいは縦並びに表示する
方法や、修正前の画像と修正後の画像とを交互に表示
(トグル表示)する方法等が例示される。
【0052】オペレータは、この表示画像を見て、未修
正や修正不十分で再修正が必要な欠陥部や、修正が不適
正である欠陥部、検出部50の誤検出による欠陥部以外
の修正等が存在する場合には、再修正する欠陥部、修正
部52における修正をキャンセルする欠陥部等を選択し
て、操作系20等を用いて、指示/入力する。また、必
要に応じて、欠陥部の再修正を修正部52の設定条件で
行うのか(自動修正)、修正条件や修正方法の変更を行
うのか(手動修正)を選択して、さらに、手動修正を行
う場合には、前述の修正条件や修正方法を入力する。な
お、再修正する欠陥部が複数ある場合には、個々の欠陥
部毎に、自動修正と手動修正とが選択できるようにして
もよい。また、これらの処理と共に、必要に応じて、画
像の色/濃度調整や階調調整等の、いわゆる検定を行っ
てもよい。
【0053】これらの指示入力は、先と同様に、操作系
20等を用いて、GUI等を用いた公知の方法で行うよ
にすればよい。また、必要に応じて、オペレータ自身が
修正する欠陥部を選択/指定し、例えば市販のレタッチ
ソフト等を用いて、オペレータ自身がマウス20b等を
操作して欠陥部の修正を行えるようにしてもよい。
【0054】必要な情報が全て入力されると(あるい
は、再修正の開始指示に応じて)、修正部52は、指示
された欠陥部の再修正(自動修正もしくは手動修正)
や、修正の取り消し(元画像データへの復元)等を行
う。次いで、補正部54が欠陥部を再修正等された画像
に所定の画像処理を施して、先と同様にして、欠陥部の
再修正等を行われた画像がディスプレイ18に表示され
る。なお、再修正後の画像では、再修正や修正がキャン
セルされた欠陥部が識別できるように、これらを表示で
差別化できるように表示処理部60が処理を行うのが好
ましい。
【0055】オペレータは、この画像を見て、再度の再
修正等が必要と考えた場合には、先と同様に、再修正を
行う欠陥部の選択/指示等を行い、同様に、再修正等の
処理が行われ、ディスプレイに画像が表示される。他
方、画像を見て、適正であると判断した場合には、オペ
レータが出力指示を出す。これに応じて、データ変換部
58が、補正部54で処理された画像データをプリンタ
22による画像出力に対応する画像データに変換し、こ
れをプリンタ22に出力し、また、補正部54で処理さ
れた画像データを、所定の画像フォーマットに変換し
て、画像ファイルとして出力する。
【0056】すなわち、本発明によれば、欠陥部の修正
結果を確認して、必要に応じて、再修正や修正のキャン
セルなどを指示できるので、画像の全ての欠陥部を好適
に修正して、高画質な画像を出力することができる。ま
た、欠陥部の状態に応じて、手動修正と自動修正とを選
択して、再修正の処理を行うことができるので、欠陥部
修正の処理効率、作業性や操作性の向上等を図ることが
できる。
【0057】プリンタ22は、公知のカラープリンタで
ある。例えば、供給されたR、GおよびBの画像データ
に応じて変調した光(レーザ)ビームによって、印画紙
等の感光材料を二次元的に走査露光して潜像を記録し、
露光済の感光材料に、現像/定着/水洗の湿式現像処理
を施して潜像を顕像化した後、乾燥して、プリントとし
て出力するプリンタが例示される。なお、本発明のプリ
ンタ22においては、プリントの出力以外にも、補正部
54で処理した画像データを、例えば、JPEGの画像
ファイルに変換して、CD−R等の記憶媒体に出力して
もよい。
【0058】以上、本発明の画像処理装置について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良およ
び変更を行ってもよいのはもちろんである。例えば、以
上の例では、ファインスキャンデータを用いて欠陥部の
検出等を行っているが、本発明は、これに限定はされ
ず、プレスキャンでIR光での読み取りを行って、この
データを用いて欠陥部の検出を行ってもよく、さらに、
プレスキャンデータを用いて欠陥部を修正および画像表
示/確認を行い、この修正結果に応じてファインスキャ
ンデータを修正することで、欠陥部の修正を行ってもよ
い。画質や精度の点では、ファインスキャンデータを用
いるのが好ましいのはもちろんであるが、処理速度等の
点ではプレスキャンデータを用いるのが好ましく、目的
とする画質や生産性等に応じて、適宜、選択すればよ
い。
【0059】また、以上の例は、フィルムの傷やフィル
ムに付着した異物等に起因する画像の欠陥部の修正であ
るが、本発明はこれに限定はされず、これ以外にも、各
種の画像の不適性部の修正に、好適に利用可能である。
例えば、画像の赤目修正や、読取部34のCCDセンサ
に付着したゴミ等に起因する画像欠陥部の修正に利用し
てもよく、また、人物のシミやソバカスの修正や、シワ
消し等に利用してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
画像処理装置によれば、フィルムの画像を光電的に読み
取り、画像をプリント等に再現する際における、フィル
ムの傷等に起因する画像の欠陥部など、画像の不適性部
を修正する画像処理において、良好な処理効率、作業性
や操作性で、全ての画像欠陥を好適に修正して、高画質
な画像を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置を利用するプリントシ
ステムの一例のブロック図である。
【図2】 図1に示されるプリントシステムのスキャナ
の概念図である。
【図3】 図1に示されるプリントシステムの画像処理
部のブロック図である。
【図4】 図1に示されるプリントシステムにおける画
像処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリントシステム 12 スキャナ 14 画像処理部 18 ディスプレイ 20 操作系 22 プリンタ 24 光源 26 ドライバ 28 拡散ボックス 30 キャリア 32 結像レンズユニット 34 読取部 36 アンプ 38 A/D変換器 40 搬送ローラ対 42 マスク 44 データ補正部 46 Log変換器 48 FM(フレームメモリ) 50 (欠陥)検出部 52 (欠陥)修正部 54 画像補正部 56,58 データ変換部 60 表示処理部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月30日(2002.10.
30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【特許文献1】特開平6−28468号公報
【特許文献2】特開平11−75039号公報
【特許文献3】特開2001−24883号公報
【特許文献4】特開2001−24884号公報
【特許文献5】特開2001−24895号公報
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】なお、前述しているが、このような画像デ
ータ(画像情報)が担持する画像の欠陥部の検出方法や
修正方法は、公知の方法が各種利用可能である。例え
ば、本出願人による特開平11−75039号、特開
001−24883号、同2001−24884号、同
2001−24895号の各公報に開示される方法が好
適に例示される。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA05 AB03 AB20 AB23 AC05 AC72 5C072 AA01 BA11 VA03 5C077 LL02 LL19 MM03 MM20 MP08 PP05 PP32 PQ12 PQ25 RR01 RR19 SS06 TT09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報の画像の不適性部を検出する検出
    手段と、 前記不適性部の修正を行う修正手段と、 前記修正手段によって不適性部を修正された画像を表示
    する表示手段と、 前記表示手段による表示画像を用いて、不適性部の再修
    正を指示する指示手段とを有することを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段が複数の不適性部を検出した
    場合には、修正する不適性部を選択し、前記修正手段は
    選択された不適性部のみを修正する請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、前記検出手段が検出した
    不適性部、および、前記修正手段が修正した不適性部
    の、少なくとも一方を識別可能に画像を表示する請求項
    1または2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記表示手段は、不適性部を修正する前の
    画像と、不適性部を修正された画像とを対比させて表示
    する請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記指示手段は、再修正の際における、不
    適性部の修正条件および不適性部の修正方法の少なくと
    も一方を指示する手段を有する請求項1〜4のいずれか
    に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】指示された修正条件および修正方法に応じ
    て、不適性部の再修正を行う請求項5に記載の画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】前記検出手段が検出した不適性部から、前
    記修正手段による修正が困難である可能性を有する不適
    性部を抽出する抽出手段、および、修正が困難な可能性
    を有する不適性部が存在することを示唆する示唆手段を
    有する請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
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