JP2003179520A - 全二重通信装置 - Google Patents
全二重通信装置Info
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- JP2003179520A JP2003179520A JP2001379863A JP2001379863A JP2003179520A JP 2003179520 A JP2003179520 A JP 2003179520A JP 2001379863 A JP2001379863 A JP 2001379863A JP 2001379863 A JP2001379863 A JP 2001379863A JP 2003179520 A JP2003179520 A JP 2003179520A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送受同時通信を行う全二重通信装置におい
て、送信波を増幅するハイパワーアンプ保護用のアイソ
レータが不要になり、また受信系に漏れ込む送信波の電
力が大幅に減少し、品質及び精度の高いものにする。 【解決手段】 送信系と受信系とで共用のサーキュレー
タ７を有した送受共用器１０を備え、該送受共用器１０
のサーキュレータ７の受信系側の受信帯域通過フィルタ
８との分岐点Ｐに、送信周波数のみを吸収する送信帯域
通過フィルタ１１とこれに接続された終端抵抗器１２を
接続する。
て、送信波を増幅するハイパワーアンプ保護用のアイソ
レータが不要になり、また受信系に漏れ込む送信波の電
力が大幅に減少し、品質及び精度の高いものにする。 【解決手段】 送信系と受信系とで共用のサーキュレー
タ７を有した送受共用器１０を備え、該送受共用器１０
のサーキュレータ７の受信系側の受信帯域通過フィルタ
８との分岐点Ｐに、送信周波数のみを吸収する送信帯域
通過フィルタ１１とこれに接続された終端抵抗器１２を
接続する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信と受信を行う
全二重通信装置、特に送信系と受信系とで共用の回路を
持つ送受共用器を備えた全二重通信装置に関するもので
ある。
全二重通信装置、特に送信系と受信系とで共用の回路を
持つ送受共用器を備えた全二重通信装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図２はこの種の一般的な送受共用器を備
えた全二重通信装置の回路構成を示す図である。
えた全二重通信装置の回路構成を示す図である。
【０００３】図２の構成において、入力端子Ｔｉより入
力された送信波は、ＨＰＡ（ハイパワーアンプ）２にて
増幅された後、ＨＰＡ保護用のアイソレータ３を通して
送受共用器５に入力される。そして、この送受共用器５
内で送信帯域通過フィルタ６により不要波を除去された
後、サーキュレータ７を経由してアンテナ１より出力さ
れる。
力された送信波は、ＨＰＡ（ハイパワーアンプ）２にて
増幅された後、ＨＰＡ保護用のアイソレータ３を通して
送受共用器５に入力される。そして、この送受共用器５
内で送信帯域通過フィルタ６により不要波を除去された
後、サーキュレータ７を経由してアンテナ１より出力さ
れる。
【０００４】一方、アンテナ１より入力された受信波
は、送受共用器５に入力され、この送受共用器５内のサ
ーキュレータ７を経由して受信帯域通過フィルタ８に入
り、ここで不要波が除去された後、ＬＮＡ（ローノイズ
アンプ）９にて低雑音増幅されて、出力端子Ｔｏより出
力される。
は、送受共用器５に入力され、この送受共用器５内のサ
ーキュレータ７を経由して受信帯域通過フィルタ８に入
り、ここで不要波が除去された後、ＬＮＡ（ローノイズ
アンプ）９にて低雑音増幅されて、出力端子Ｔｏより出
力される。
【０００５】ここで、上記送信波がサーキュレータ７の
特性により受信系に漏れ込んだり、アンテナ１の近くに
金属等があってその金属等で反射してアンテナ１に送信
波が戻ったり、あるいはアンテナ１が接続されていなか
ったりして送信波が受信系に漏れ込むと、その送信波が
受信帯域通過フィルタ８により反射され、サーキュレー
タ７及び送信帯域通過フィルタ６を経由してアイソレー
タ３に戻り、アイソレータ３内の終端抵抗器４に吸収さ
れる。このとき、アイソレータ３がないとＨＰＡ２に送
信波が戻り、ＨＰＡ２が破損してしまう。
特性により受信系に漏れ込んだり、アンテナ１の近くに
金属等があってその金属等で反射してアンテナ１に送信
波が戻ったり、あるいはアンテナ１が接続されていなか
ったりして送信波が受信系に漏れ込むと、その送信波が
受信帯域通過フィルタ８により反射され、サーキュレー
タ７及び送信帯域通過フィルタ６を経由してアイソレー
タ３に戻り、アイソレータ３内の終端抵抗器４に吸収さ
れる。このとき、アイソレータ３がないとＨＰＡ２に送
信波が戻り、ＨＰＡ２が破損してしまう。
【０００６】また、上記受信帯域通過フィルタ８により
反射されずに若干の送信波が受信帯域通過フィルタ８を
通過してＬＮＡ９に漏れ込むことがあるが、この漏れ込
んだ送信波の電力が大きいとＬＮＡ９以降の受信系に影
響を与えるので、受信帯域通過フィルタ８を多段構成に
したりして、送信波の周波数では大きな減衰が得られる
ようにしている。
反射されずに若干の送信波が受信帯域通過フィルタ８を
通過してＬＮＡ９に漏れ込むことがあるが、この漏れ込
んだ送信波の電力が大きいとＬＮＡ９以降の受信系に影
響を与えるので、受信帯域通過フィルタ８を多段構成に
したりして、送信波の周波数では大きな減衰が得られる
ようにしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の全二重通信装置にあっては、ＨＰＡの出力側に
保護用のアイソレータが必要となり、このため、送信系
の挿入損失が増大し、アンテナから出力される送信波の
電力が低下し、またその送信電力の低下分を補うために
ＨＰＡへ入力する送信波の電力を増加せずにＨＰＡの出
力を増加させると、ＨＰＡの消費電力が増大するという
問題点があった。
な従来の全二重通信装置にあっては、ＨＰＡの出力側に
保護用のアイソレータが必要となり、このため、送信系
の挿入損失が増大し、アンテナから出力される送信波の
電力が低下し、またその送信電力の低下分を補うために
ＨＰＡへ入力する送信波の電力を増加せずにＨＰＡの出
力を増加させると、ＨＰＡの消費電力が増大するという
問題点があった。
【０００８】また、受信系に送信波の電力が漏れ込むの
を抑えるために受信帯域通過フィルタを多段構成にする
と、ＬＮＡの入力側までの挿入損失が増大し、受信系の
雑音指数が悪化し、受信感度の悪化の原因となってい
た。
を抑えるために受信帯域通過フィルタを多段構成にする
と、ＬＮＡの入力側までの挿入損失が増大し、受信系の
雑音指数が悪化し、受信感度の悪化の原因となってい
た。
【０００９】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、ＨＰＡ保護用のアイソレータが不要にな
り、ＬＮＡに漏れ込む電力が大幅に減少し、品質及び精
度の高い全二重通信装置を提供することを目的としてい
る。
されたもので、ＨＰＡ保護用のアイソレータが不要にな
り、ＬＮＡに漏れ込む電力が大幅に減少し、品質及び精
度の高い全二重通信装置を提供することを目的としてい
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明に係る全二重通信
装置は、送信と受信を行う全二重通信装置であって、送
信系と受信系とで共用のサーキュレータを有した送受共
用器を備え、該送受共用器の前記サーキュレータの受信
系側に送信周波数のみを吸収する吸収手段を接続して構
成したものである。
装置は、送信と受信を行う全二重通信装置であって、送
信系と受信系とで共用のサーキュレータを有した送受共
用器を備え、該送受共用器の前記サーキュレータの受信
系側に送信周波数のみを吸収する吸収手段を接続して構
成したものである。
【００１１】また、上記吸収手段は、送信帯域通過フィ
ルタとこれに接続された終端抵抗器から構成されている
ものである。
ルタとこれに接続された終端抵抗器から構成されている
ものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
いて説明する。
【００１３】図１は本発明に係る全二重通信装置の回路
構成を示す図であり、図２と同一構成要素については同
一符号を付して説明する。
構成を示す図であり、図２と同一構成要素については同
一符号を付して説明する。
【００１４】図１において、１は送信波を出力し受信波
を入力するためのアンテナ、２は入力端子Ｔｉからの送
信波を増幅するＨＰＡ（ハイパワーアンプ）、１０は送
信系と受信系とで共用のサーキュレータ７を有した送受
共用器で、送信系には送信帯域通過フィルタ６が設けら
れ、受信系には受信帯域通過フィルタ８が設けられてお
り、受信帯域通過フィルタ８を通った受信波はＬＮＡ
（ローノイズアンプ）９を経て出力端子Ｔｏから出力さ
れる。
を入力するためのアンテナ、２は入力端子Ｔｉからの送
信波を増幅するＨＰＡ（ハイパワーアンプ）、１０は送
信系と受信系とで共用のサーキュレータ７を有した送受
共用器で、送信系には送信帯域通過フィルタ６が設けら
れ、受信系には受信帯域通過フィルタ８が設けられてお
り、受信帯域通過フィルタ８を通った受信波はＬＮＡ
（ローノイズアンプ）９を経て出力端子Ｔｏから出力さ
れる。
【００１５】１１は上記送受共用器１０内のサーキュレ
ータ７の出力側の分岐点Ｐに接続された送信帯域通過フ
ィルタ、１２はこの送信帯域通過フィルタ１１に接続さ
れた終端抵抗器で、この送信帯域通過フィルタ１１と終
端抵抗器１２により、送信周波数のみを吸収する吸収手
段が構成されている。１３，１４はバンドパスフィルタ
のリジェクション周波数帯域（帯域外周波数阻止帯域）
が各々全反射となるようインピーダンスを変化させるた
めの整合ラインである。
ータ７の出力側の分岐点Ｐに接続された送信帯域通過フ
ィルタ、１２はこの送信帯域通過フィルタ１１に接続さ
れた終端抵抗器で、この送信帯域通過フィルタ１１と終
端抵抗器１２により、送信周波数のみを吸収する吸収手
段が構成されている。１３，１４はバンドパスフィルタ
のリジェクション周波数帯域（帯域外周波数阻止帯域）
が各々全反射となるようインピーダンスを変化させるた
めの整合ラインである。
【００１６】上記のように構成された全二重通信装置に
おいて、入力端子Ｔｉより入力された送信波は、ＨＰＡ
２で増幅された後、送受共用器１０に入力される。そし
て、この送受共用器１０内の送信帯域通過フィルタ６で
不要波が除去され、サーキュレータ７を通ってアンテナ
１から出力される。
おいて、入力端子Ｔｉより入力された送信波は、ＨＰＡ
２で増幅された後、送受共用器１０に入力される。そし
て、この送受共用器１０内の送信帯域通過フィルタ６で
不要波が除去され、サーキュレータ７を通ってアンテナ
１から出力される。
【００１７】一方、アンテナ１より入力された受信波
は、送受共用器１０内のサーキュレータ７を経て、受信
帯域通過フィルタ８を通り、送受共用器１０外のＬＮＡ
９で増幅された後、出力端子Ｔｏから出力される。
は、送受共用器１０内のサーキュレータ７を経て、受信
帯域通過フィルタ８を通り、送受共用器１０外のＬＮＡ
９で増幅された後、出力端子Ｔｏから出力される。
【００１８】ここで、上記サーキュレータ７の出力側の
分岐点Ｐから送信帯域通過フィルタ１１を見た場合、送
信帯域通過フィルタ１１における受信周波数帯域のイン
ピーダンスは整合ライン１４により全反射となりうるイ
ンピーダンスに調整されており、上記入力された受信波
は、送信帯域通過フィルタ１１で全反射されて、受信帯
域通過フィルタ８に入力される。そして、この受信帯域
通過フィルタ８により不要波が除去され、ＬＮＡ９にて
低雑音増幅される。
分岐点Ｐから送信帯域通過フィルタ１１を見た場合、送
信帯域通過フィルタ１１における受信周波数帯域のイン
ピーダンスは整合ライン１４により全反射となりうるイ
ンピーダンスに調整されており、上記入力された受信波
は、送信帯域通過フィルタ１１で全反射されて、受信帯
域通過フィルタ８に入力される。そして、この受信帯域
通過フィルタ８により不要波が除去され、ＬＮＡ９にて
低雑音増幅される。
【００１９】また、送信波がサーキュレータ７の特性に
より受信系に漏れ込んだり、アンテナ１の近くに金属等
があって反射により送信波がアンテナ１に戻ってきた
り、アンテナ１が接続されてなくて該アンテナ１への接
続端が開放状態のとき、送信波は受信系に漏れ込んで分
岐点Ｐに達する。
より受信系に漏れ込んだり、アンテナ１の近くに金属等
があって反射により送信波がアンテナ１に戻ってきた
り、アンテナ１が接続されてなくて該アンテナ１への接
続端が開放状態のとき、送信波は受信系に漏れ込んで分
岐点Ｐに達する。
【００２０】このとき、上記分岐点Ｐから見た受信帯域
通過フィルタ８における送信周波数帯域のインピーダン
スは整合ライン１３により全反射となりうるインピーダ
ンスに調整されており、上記送信波は受信帯域通過フィ
ルタ８により全反射されて、分岐点Ｐに接続されている
送信帯域通過フィルタ１１を通り、終端抵抗器１２に吸
収され、熱に変換される。
通過フィルタ８における送信周波数帯域のインピーダン
スは整合ライン１３により全反射となりうるインピーダ
ンスに調整されており、上記送信波は受信帯域通過フィ
ルタ８により全反射されて、分岐点Ｐに接続されている
送信帯域通過フィルタ１１を通り、終端抵抗器１２に吸
収され、熱に変換される。
【００２１】このように、本実施例では、サーキュレー
タ７の特性により受信系に漏れ込んだ送信波や、アンテ
ナ近くの金属等により反射してアンテナ１に戻って受信
系に入り込んだ送信波や、アンテナ１が接続されていな
くて受信系に戻ってきた送信波が、分岐点Ｐに接続され
ている送信帯域通過フィルタ１１を経由し、終端抵抗器
１２に吸収される。このため、ＨＰＡ保護用のアイソレ
ータが不要となり、アンテナから出力される送信波の電
力が低下したり、送信電力を上げるためＨＰＡの入力電
力を増大させ出力信号に歪が生じたり、より高出力のＨ
ＰＡを用いＨＰＡ２の消費電力が増大するのを防止する
ことができる。
タ７の特性により受信系に漏れ込んだ送信波や、アンテ
ナ近くの金属等により反射してアンテナ１に戻って受信
系に入り込んだ送信波や、アンテナ１が接続されていな
くて受信系に戻ってきた送信波が、分岐点Ｐに接続され
ている送信帯域通過フィルタ１１を経由し、終端抵抗器
１２に吸収される。このため、ＨＰＡ保護用のアイソレ
ータが不要となり、アンテナから出力される送信波の電
力が低下したり、送信電力を上げるためＨＰＡの入力電
力を増大させ出力信号に歪が生じたり、より高出力のＨ
ＰＡを用いＨＰＡ２の消費電力が増大するのを防止する
ことができる。
【００２２】また、受信系に漏れ込む送信波は、受信帯
域通過フィルタ８に入力される前に分岐点Ｐに接続され
ている送信帯域通過フィルタ１１を通り、終端抵抗器１
２に吸収されるので、受信帯域通過フィルタ８を通って
ＬＮＡ９に漏れ込む電力は大幅に減少される。このた
め、送受同時に行う全二重通信において、受信機能に影
響を与えることなく、またＨＰＡ２の出力側に保護用の
アイソレ−タを必要としない。
域通過フィルタ８に入力される前に分岐点Ｐに接続され
ている送信帯域通過フィルタ１１を通り、終端抵抗器１
２に吸収されるので、受信帯域通過フィルタ８を通って
ＬＮＡ９に漏れ込む電力は大幅に減少される。このた
め、送受同時に行う全二重通信において、受信機能に影
響を与えることなく、またＨＰＡ２の出力側に保護用の
アイソレ−タを必要としない。
【００２３】図３及び図４は本発明による送受共用器１
０の通過帯域特性データを示す図であり、図３は本実施
例の送受共用器１０の通過帯域特性データ、図４は分岐
点Ｐにぶらさがる整合ライン１４と送信帯域通過フィル
タ１１及び終端抵抗器１２が接続されていない場合（外
した状態）の送受共用器１０の通過帯域特性データをそ
れぞれ示している。
０の通過帯域特性データを示す図であり、図３は本実施
例の送受共用器１０の通過帯域特性データ、図４は分岐
点Ｐにぶらさがる整合ライン１４と送信帯域通過フィル
タ１１及び終端抵抗器１２が接続されていない場合（外
した状態）の送受共用器１０の通過帯域特性データをそ
れぞれ示している。
【００２４】同図に示すように、サーキュレータ７のア
ンテナ側端子の入力から受信帯域通過フィルタ８の出力
側端子の出力まで、送信帯域通過フィルタ１１と終端抵
抗器１２による吸収手段がある場合に、明らかに送信周
波数の漏れ込みを減衰させている。
ンテナ側端子の入力から受信帯域通過フィルタ８の出力
側端子の出力まで、送信帯域通過フィルタ１１と終端抵
抗器１２による吸収手段がある場合に、明らかに送信周
波数の漏れ込みを減衰させている。
【００２５】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は実施例のものに限定されるものではなく、
またＶＳＡＴ（超小型地球局）や無線ＬＡＮなど、全二
重通信（送受同時通信）を行う全ての通信器に適用する
ことができる。
が、本発明は実施例のものに限定されるものではなく、
またＶＳＡＴ（超小型地球局）や無線ＬＡＮなど、全二
重通信（送受同時通信）を行う全ての通信器に適用する
ことができる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーキュレータの特性により受信系に漏れ込んだ送信波
や、アンテナ近くの金属等により反射してアンテナに戻
って受信系に入り込んだ送信波や、アンテナが接続され
ていなくて受信系に戻ってきた送信波が、分岐点に接続
されている吸収手段により吸収される。このため、ＨＰ
Ａ保護用のアイソレータが不要となり、アンテナから出
力される送信波の電力が低下したり、出力信号に歪が生
じたり、ＨＰＡの消費電力が増大するのを防止すること
ができ、品質及び精度の高い全二重通信装置を提供する
ことができる。
サーキュレータの特性により受信系に漏れ込んだ送信波
や、アンテナ近くの金属等により反射してアンテナに戻
って受信系に入り込んだ送信波や、アンテナが接続され
ていなくて受信系に戻ってきた送信波が、分岐点に接続
されている吸収手段により吸収される。このため、ＨＰ
Ａ保護用のアイソレータが不要となり、アンテナから出
力される送信波の電力が低下したり、出力信号に歪が生
じたり、ＨＰＡの消費電力が増大するのを防止すること
ができ、品質及び精度の高い全二重通信装置を提供する
ことができる。
【００２７】また、受信系に漏れ込む送信波は、受信帯
域通過フィルタに入力される前に分岐点に接続されてい
る吸収手段により吸収されるので、受信帯域通過フィル
タ８を通ってＬＮＡに漏れ込む電力は大幅に減少され
る。このため、送受同時に行う全二重通信において、受
信機能に影響を与えることなく、またＨＰＡの出力側に
保護用のアイソレ−タを必要としない。
域通過フィルタに入力される前に分岐点に接続されてい
る吸収手段により吸収されるので、受信帯域通過フィル
タ８を通ってＬＮＡに漏れ込む電力は大幅に減少され
る。このため、送受同時に行う全二重通信において、受
信機能に影響を与えることなく、またＨＰＡの出力側に
保護用のアイソレ−タを必要としない。
【図１】 本発明に係る全二重通信装置の回路構成を示
す図
す図
【図２】 一般的な全二重通信装置の回路構成を示す図
【図３】 本発明の実施例による送受共用器の受信系通
過帯域特性データを示す図
過帯域特性データを示す図
【図４】 分岐点に整合ライン及び吸収手段が接続され
ていない場合の送受共用器の受信系通過帯域特性データ
を示す図
ていない場合の送受共用器の受信系通過帯域特性データ
を示す図
１ アンテナ
２ ＨＰＡ（ハイパワーアンプ）
６ 送信帯域通過フィルタ
７ サーキュレータ
８ 受信帯域通過フィルタ
９ ＬＮＡ（ローノイズアンプ）
１０ 送受共用器
１１ 送信帯域通過フィルタ
１２ 終端抵抗器
１３ 整合ライン
１４ 整合ライン
Claims (2)
- 【請求項１】 送信と受信を行う全二重通信装置であっ
て、送信系と受信系とで共用のサーキュレータを有した
送受共用器を備え、該送受共用器の前記サーキュレータ
の受信系側に送信周波数のみを吸収する吸収手段を接続
したことを特徴とする全二重通信装置。 - 【請求項２】 吸収手段は、送信帯域通過フィルタとこ
れに接続された終端抵抗器から構成されていることを特
徴とする請求項１記載の全二重通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379863A JP2003179520A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 全二重通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379863A JP2003179520A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 全二重通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003179520A true JP2003179520A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19187007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001379863A Pending JP2003179520A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 全二重通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003179520A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008258948A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Toshiba Corp | 送受信モジュール |
| JP2010161575A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Toyo Radio Systems Co Ltd | 送受信機 |
| US7904027B2 (en) | 2005-04-27 | 2011-03-08 | Nec Corporation | Branching filter and multiplex transceiver |
| GB2494973A (en) * | 2011-09-20 | 2013-03-27 | Avago Technologies Wireless Ip | Coupling a transmitter and receiver to a common antenna using a circulator and transmit and receive filters |
| CN107431499A (zh) * | 2015-05-25 | 2017-12-01 | 华为技术有限公司 | 一种双工器和无线收发系统 |
-
2001
- 2001-12-13 JP JP2001379863A patent/JP2003179520A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7904027B2 (en) | 2005-04-27 | 2011-03-08 | Nec Corporation | Branching filter and multiplex transceiver |
| JP2008258948A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Toshiba Corp | 送受信モジュール |
| JP2010161575A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Toyo Radio Systems Co Ltd | 送受信機 |
| GB2494973A (en) * | 2011-09-20 | 2013-03-27 | Avago Technologies Wireless Ip | Coupling a transmitter and receiver to a common antenna using a circulator and transmit and receive filters |
| US8908668B2 (en) | 2011-09-20 | 2014-12-09 | Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Device for separating signal transmission and reception and communication system including same |
| CN107431499A (zh) * | 2015-05-25 | 2017-12-01 | 华为技术有限公司 | 一种双工器和无线收发系统 |
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