JP2003178467A - 光学ピックアップ及びディスクドライブ装置 - Google Patents
光学ピックアップ及びディスクドライブ装置Info
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- JP2003178467A JP2003178467A JP2001378823A JP2001378823A JP2003178467A JP 2003178467 A JP2003178467 A JP 2003178467A JP 2001378823 A JP2001378823 A JP 2001378823A JP 2001378823 A JP2001378823 A JP 2001378823A JP 2003178467 A JP2003178467 A JP 2003178467A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学ピックアップの小型化を図る。
【解決手段】 ディスク対向面7aを有する移動ベース
7と、ディスク対向面に配置された2軸アクチュエータ
ー8と、少なくとも一部が移動ベースに取り付けられた
屈曲性を有するフレキシブルプリント配線板10とを設
け、該フレキシブルプリント配線板に、移動ベースのデ
ィスク対向面に取り付けられたベース部11と、スキュ
ーセンサー28が取り付けられたセンサー取付部27
と、ベース部とセンサー取付部とを連結する連結部26
とを設け、フレキシブルプリント配線板の連結部を湾曲
させて略ループ状に形成しセンサー取付部をベース部に
対向した状態で保持するようにした。
7と、ディスク対向面に配置された2軸アクチュエータ
ー8と、少なくとも一部が移動ベースに取り付けられた
屈曲性を有するフレキシブルプリント配線板10とを設
け、該フレキシブルプリント配線板に、移動ベースのデ
ィスク対向面に取り付けられたベース部11と、スキュ
ーセンサー28が取り付けられたセンサー取付部27
と、ベース部とセンサー取付部とを連結する連結部26
とを設け、フレキシブルプリント配線板の連結部を湾曲
させて略ループ状に形成しセンサー取付部をベース部に
対向した状態で保持するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学ピックアップ及
びディスクドライブ装置に関する。詳しくは、ディスク
テーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ
移動し当該ディスク状記録媒体に対してレーザー光を照
射する光学ピックアップ及びこれを備えたディスクドラ
イブ装置についての技術分野に関する。
びディスクドライブ装置に関する。詳しくは、ディスク
テーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ
移動し当該ディスク状記録媒体に対してレーザー光を照
射する光学ピックアップ及びこれを備えたディスクドラ
イブ装置についての技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等のディスク状記録媒体に対
して情報信号の記録や再生を行うディスクドライブ装置
があり、このようなディスクドライブ装置にあっては、
光学ピックアップに設けられた2軸アクチュエーターの
対物レンズを介してディスク状記録媒体にレーザー光を
照射し、その戻り光を検出することによりディスク状記
録媒体に対する情報信号の記録又は再生が行われる。
して情報信号の記録や再生を行うディスクドライブ装置
があり、このようなディスクドライブ装置にあっては、
光学ピックアップに設けられた2軸アクチュエーターの
対物レンズを介してディスク状記録媒体にレーザー光を
照射し、その戻り光を検出することによりディスク状記
録媒体に対する情報信号の記録又は再生が行われる。
【0003】対物レンズを介して照射されるレーザー光
は、ディスク状記録媒体の記録面に対して垂直に照射さ
れる必要があるが、例えば、ディスク状記録媒体の回転
中の面振れ、ディスク状記録媒体の成形上の歪み、ディ
スク状記録媒体の外周部の自重垂れ等により、レーザー
光がディスク状記録媒体に斜めに照射されてスキューを
発生することがある。
は、ディスク状記録媒体の記録面に対して垂直に照射さ
れる必要があるが、例えば、ディスク状記録媒体の回転
中の面振れ、ディスク状記録媒体の成形上の歪み、ディ
スク状記録媒体の外周部の自重垂れ等により、レーザー
光がディスク状記録媒体に斜めに照射されてスキューを
発生することがある。
【0004】このようなスキューは記録再生データーの
エラーの発生原因となるため、スキューセンサーを設け
てスキューによる悪影響を抑制するようにしたディスク
ドライブ装置がある。
エラーの発生原因となるため、スキューセンサーを設け
てスキューによる悪影響を抑制するようにしたディスク
ドライブ装置がある。
【0005】このようなスキューセンサーを有する従来
のディスクドライブ装置に設けられた光学ピックアップ
の一例を図6及び図7に示す。
のディスクドライブ装置に設けられた光学ピックアップ
の一例を図6及び図7に示す。
【0006】光学ピックアップaは、ディスクテーブル
に装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ図示しな
いガイド軸を介してシャーシに移動自在に支持された移
動ベースbと、該移動ベースbのディスク状記録媒体の
記録面と対向する面であるディスク対向面cに配置され
た2軸アクチュエーターdとを備えている。
に装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ図示しな
いガイド軸を介してシャーシに移動自在に支持された移
動ベースbと、該移動ベースbのディスク状記録媒体の
記録面と対向する面であるディスク対向面cに配置され
た2軸アクチュエーターdとを備えている。
【0007】移動ベースbには屈曲性に富むフレキシブ
ルプリント配線板eが取り付けられており、該フレキシ
ブルプリント配線板eはベース部fと該ベース部fから
突出されたセンサー取付部gとを有している。フレキシ
ブルプリント配線板eはベース部fが移動ベースbのデ
ィスク対向面cに取り付けられている。
ルプリント配線板eが取り付けられており、該フレキシ
ブルプリント配線板eはベース部fと該ベース部fから
突出されたセンサー取付部gとを有している。フレキシ
ブルプリント配線板eはベース部fが移動ベースbのデ
ィスク対向面cに取り付けられている。
【0008】センサー取付部gはベース部fから水平方
向へ突出され、センサーホルダーhに取り付けられてい
る。センサーホルダーhは板状のバネ材料によって形成
され、先端部に螺孔iが形成されている。センサー取付
部gにはスキューセンサーjが取り付けられている。
向へ突出され、センサーホルダーhに取り付けられてい
る。センサーホルダーhは板状のバネ材料によって形成
され、先端部に螺孔iが形成されている。センサー取付
部gにはスキューセンサーjが取り付けられている。
【0009】スキューセンサーjには、そのレンズ体k
の内部に図示しない発光素子と受光素子とが配置され、
発光素子から出射された検出光がディスク状記録媒体に
おいて反射され、その戻り光が受光素子に入射されるこ
とによりスキューの検出が行われる。
の内部に図示しない発光素子と受光素子とが配置され、
発光素子から出射された検出光がディスク状記録媒体に
おいて反射され、その戻り光が受光素子に入射されるこ
とによりスキューの検出が行われる。
【0010】スキューセンサーjはディスクドライブ装
置の組立前において移動ベースbに対する位置決めが行
われる。この位置決めは、光学ピックアップaがシャー
シに移動自在に支持された状態において行われ、移動ベ
ースbのディスク対向面cと反対側の面から図示しない
ネジ挿通孔に挿入した調整用ネジlをセンサーホルダー
hの螺孔iに螺合し、検出光がディスク状記録媒体に垂
直に照射されるように調整用ネジlを螺孔iに対して捩
じ込み又は捩じ戻すことによりセンサー取付部gとセン
サーホルダーhとが一体となって変位されて行われる。
移動ベースbに対する位置決めが終了したスキューセン
サーjは、センサーホルダーhが移動ベースbに接着さ
れることにより、移動ベースbに対して固定される。
置の組立前において移動ベースbに対する位置決めが行
われる。この位置決めは、光学ピックアップaがシャー
シに移動自在に支持された状態において行われ、移動ベ
ースbのディスク対向面cと反対側の面から図示しない
ネジ挿通孔に挿入した調整用ネジlをセンサーホルダー
hの螺孔iに螺合し、検出光がディスク状記録媒体に垂
直に照射されるように調整用ネジlを螺孔iに対して捩
じ込み又は捩じ戻すことによりセンサー取付部gとセン
サーホルダーhとが一体となって変位されて行われる。
移動ベースbに対する位置決めが終了したスキューセン
サーjは、センサーホルダーhが移動ベースbに接着さ
れることにより、移動ベースbに対して固定される。
【0011】ディスク状記録媒体に対する情報信号の記
録動作又は再生動作において、スキューセンサーjによ
ってスキューが検出されると、当該検出結果に基づい
て、例えば、ディスクドライブ装置に設けられた駆動モ
ーターやカム手段等によって構成される角度調整機構に
より、スキューが0となるように光学ピックアップaが
自動制御される。
録動作又は再生動作において、スキューセンサーjによ
ってスキューが検出されると、当該検出結果に基づい
て、例えば、ディスクドライブ装置に設けられた駆動モ
ーターやカム手段等によって構成される角度調整機構に
より、スキューが0となるように光学ピックアップaが
自動制御される。
【0012】或いは、角度調整機構を有しないディスク
ドライブ装置にあっては、許容範囲を超えるスキューが
検出されると記録再生信号のエラーが検出され、エラー
が検出された場合にはスキューが許容範囲に戻ったとき
に、再度データーの読み書きを行うリトライ動作が行わ
れる。
ドライブ装置にあっては、許容範囲を超えるスキューが
検出されると記録再生信号のエラーが検出され、エラー
が検出された場合にはスキューが許容範囲に戻ったとき
に、再度データーの読み書きを行うリトライ動作が行わ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のディスクドライブ装置にあっては、フレキシブルプ
リント配線板eのセンサー取付部gがベース部fから水
平方向へ突出されているため、センサー取付部gとベー
ス部fとが移動ベースbのディスク対向面cに隣接した
状態で配置される。従って、移動ベースbにセンサー取
付部gとベース部fとをそれぞれ配置するためのスペー
スが必要となり、フレキシブルプリント配線板eのディ
スク対向面cに対する占有面積が大きく、その分、光学
ピックアップaを大型にする必要があった。
来のディスクドライブ装置にあっては、フレキシブルプ
リント配線板eのセンサー取付部gがベース部fから水
平方向へ突出されているため、センサー取付部gとベー
ス部fとが移動ベースbのディスク対向面cに隣接した
状態で配置される。従って、移動ベースbにセンサー取
付部gとベース部fとをそれぞれ配置するためのスペー
スが必要となり、フレキシブルプリント配線板eのディ
スク対向面cに対する占有面積が大きく、その分、光学
ピックアップaを大型にする必要があった。
【0014】特に、フォーマットの異なる2種類のディ
スク状記録媒体、例えば、CD(Compact Disc)とDV
D(Digital Versatile Disc)のそれぞれについて記録
再生を行うことができるようにしたディスクドライブ装
置にあっては、各ディスク状記録媒体毎にそれぞれ半導
体レーザーやフォトダイオード等の光学部品を配置する
必要があることから、光学ピックアップが大型化してし
まう。従って、このような2種類のディスク状記録媒体
について記録再生を行うことができるディスクドライブ
装置にあっては、光学ピックアップの小型化の必要性が
大きい。
スク状記録媒体、例えば、CD(Compact Disc)とDV
D(Digital Versatile Disc)のそれぞれについて記録
再生を行うことができるようにしたディスクドライブ装
置にあっては、各ディスク状記録媒体毎にそれぞれ半導
体レーザーやフォトダイオード等の光学部品を配置する
必要があることから、光学ピックアップが大型化してし
まう。従って、このような2種類のディスク状記録媒体
について記録再生を行うことができるディスクドライブ
装置にあっては、光学ピックアップの小型化の必要性が
大きい。
【0015】そこで、本発明光学ピックアップ及びディ
スクドライブ装置は、上記した問題点を克服し、光学ピ
ックアップの小型化を図ることを課題とする。
スクドライブ装置は、上記した問題点を克服し、光学ピ
ックアップの小型化を図ることを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明光学ピックアップ
は、上記した課題を解決するために、ディスクテーブル
に装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動自在
に支持されると共にディスク状記録媒体の記録面に対向
するディスク対向面を有する移動ベースと、該移動ベー
スのディスク対向面に配置された2軸アクチュエーター
と、少なくとも一部が移動ベースに取り付けられた屈曲
性を有するフレキシブルプリント配線板とを設け、該フ
レキシブルプリント配線板に、移動ベースのディスク対
向面に取り付けられたベース部と、対物レンズを介して
ディスク状記録媒体に照射されるレーザー光のディスク
状記録媒体に対する照射角度を検出するスキューセンサ
ーが取り付けられたセンサー取付部と、ベース部とセン
サー取付部とを連結する連結部とを設け、フレキシブル
プリント配線板の連結部を湾曲させて略ループ状に形成
しセンサー取付部をベース部に対向した状態で保持する
ようにしたものである。
は、上記した課題を解決するために、ディスクテーブル
に装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動自在
に支持されると共にディスク状記録媒体の記録面に対向
するディスク対向面を有する移動ベースと、該移動ベー
スのディスク対向面に配置された2軸アクチュエーター
と、少なくとも一部が移動ベースに取り付けられた屈曲
性を有するフレキシブルプリント配線板とを設け、該フ
レキシブルプリント配線板に、移動ベースのディスク対
向面に取り付けられたベース部と、対物レンズを介して
ディスク状記録媒体に照射されるレーザー光のディスク
状記録媒体に対する照射角度を検出するスキューセンサ
ーが取り付けられたセンサー取付部と、ベース部とセン
サー取付部とを連結する連結部とを設け、フレキシブル
プリント配線板の連結部を湾曲させて略ループ状に形成
しセンサー取付部をベース部に対向した状態で保持する
ようにしたものである。
【0017】本発明ディスクドライブ装置は、上記した
課題を解決するために、光学ピックアップに、ディスク
テーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ
移動自在に支持されると共にディスク状記録媒体の記録
面に対向するディスク対向面を有する移動ベースと、該
移動ベースのディスク対向面に配置された2軸アクチュ
エーターと、少なくとも一部が移動ベースに取り付けら
れた屈曲性を有するフレキシブルプリント配線板とを設
け、該フレキシブルプリント配線板に、移動ベースのデ
ィスク対向面に取り付けられたベース部と、対物レンズ
を介してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光の
ディスク状記録媒体に対する照射角度を検出するスキュ
ーセンサーが取り付けられたセンサー取付部と、ベース
部とセンサー取付部とを連結する連結部とを設け、フレ
キシブルプリント配線板の連結部を湾曲させて略ループ
状に形成しセンサー取付部をベース部に対向した状態で
保持するようにしたものである。
課題を解決するために、光学ピックアップに、ディスク
テーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ
移動自在に支持されると共にディスク状記録媒体の記録
面に対向するディスク対向面を有する移動ベースと、該
移動ベースのディスク対向面に配置された2軸アクチュ
エーターと、少なくとも一部が移動ベースに取り付けら
れた屈曲性を有するフレキシブルプリント配線板とを設
け、該フレキシブルプリント配線板に、移動ベースのデ
ィスク対向面に取り付けられたベース部と、対物レンズ
を介してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光の
ディスク状記録媒体に対する照射角度を検出するスキュ
ーセンサーが取り付けられたセンサー取付部と、ベース
部とセンサー取付部とを連結する連結部とを設け、フレ
キシブルプリント配線板の連結部を湾曲させて略ループ
状に形成しセンサー取付部をベース部に対向した状態で
保持するようにしたものである。
【0018】従って、本発明光学ピックアップ及びディ
スクドライブ装置にあっては、センサー取付部を配置す
るための専用のスペースを光学ピックアップの移動ベー
スに設ける必要がない。
スクドライブ装置にあっては、センサー取付部を配置す
るための専用のスペースを光学ピックアップの移動ベー
スに設ける必要がない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明光学ピックアップ
及びディスクドライブ装置の実施の形態を添付図面に従
って説明する。尚、以下に示した実施の形態は、本発明
を、フォーマットの異なる2種類のディスク状記録媒
体、即ち、CD(Compact Disc)とDVD(Digital Ve
rsatile Disc)のそれぞれについて記録及び再生を行う
ことができるディスクドライブ装置及びこれに設けられ
た光学ピックアップに適用したものである。
及びディスクドライブ装置の実施の形態を添付図面に従
って説明する。尚、以下に示した実施の形態は、本発明
を、フォーマットの異なる2種類のディスク状記録媒
体、即ち、CD(Compact Disc)とDVD(Digital Ve
rsatile Disc)のそれぞれについて記録及び再生を行う
ことができるディスクドライブ装置及びこれに設けられ
た光学ピックアップに適用したものである。
【0020】ディスクドライブ装置1は、外筐2内に所
要の各部材及び各機構が配置されて成り(図1参照)、
外筐2にはディスク状記録媒体100を挿入するための
図示しないディスク挿入口が形成されている。
要の各部材及び各機構が配置されて成り(図1参照)、
外筐2にはディスク状記録媒体100を挿入するための
図示しないディスク挿入口が形成されている。
【0021】外筐2内には図示しないシャーシが配置さ
れ、該シャーシに取り付けられたスピンドルモーターの
モーター軸にディスクテーブル3が固定されている。
れ、該シャーシに取り付けられたスピンドルモーターの
モーター軸にディスクテーブル3が固定されている。
【0022】シャーシには、平行なガイド軸4、5が取
り付けられると共に図示しない送りモーターによって回
転される図示しないリードスクリューが支持されてい
る。
り付けられると共に図示しない送りモーターによって回
転される図示しないリードスクリューが支持されてい
る。
【0023】光学ピックアップ6は、移動ベース7と、
該移動ベース7に設けられた所要の光学部品と、移動ベ
ース7のディスク状記録媒体100の記録面と対向する
面であるディスク対向面7aに配置された2軸アクチュ
エーター8とを有し、移動ベース7の両端部に設けられ
た軸受部7b、7cがそれぞれガイド軸4、5に摺動自
在に支持されている(図1参照)。移動ベース7に設け
られた図示しないナット部材がリードスクリューに螺合
され、送りモーターによってリードスクリューが回転さ
れると、ナット部材がリードスクリューの回転方向へ応
じた方向へ送られ、光学ピックアップ6がディスクテー
ブル3に装着されるディスク状記録媒体100の半径方
向へ移動される。
該移動ベース7に設けられた所要の光学部品と、移動ベ
ース7のディスク状記録媒体100の記録面と対向する
面であるディスク対向面7aに配置された2軸アクチュ
エーター8とを有し、移動ベース7の両端部に設けられ
た軸受部7b、7cがそれぞれガイド軸4、5に摺動自
在に支持されている(図1参照)。移動ベース7に設け
られた図示しないナット部材がリードスクリューに螺合
され、送りモーターによってリードスクリューが回転さ
れると、ナット部材がリードスクリューの回転方向へ応
じた方向へ送られ、光学ピックアップ6がディスクテー
ブル3に装着されるディスク状記録媒体100の半径方
向へ移動される。
【0024】移動ベース7には軸受部7bに隣接して取
付突部9が設けられ、該取付突部9はディスク対向面7
aからディスクテーブル3に装着されるディスク状記録
媒体100に近付く方向へ突出されている(図2及び図
3参照)。移動ベース7のディスク対向面7aの一側縁
には、ネジ挿通孔7dが形成されている(図2及び図4
参照)。移動ベース7のディスク対向面7aの略中央部
には、取付孔7eが形成されている(図2及び図3参
照)。
付突部9が設けられ、該取付突部9はディスク対向面7
aからディスクテーブル3に装着されるディスク状記録
媒体100に近付く方向へ突出されている(図2及び図
3参照)。移動ベース7のディスク対向面7aの一側縁
には、ネジ挿通孔7dが形成されている(図2及び図4
参照)。移動ベース7のディスク対向面7aの略中央部
には、取付孔7eが形成されている(図2及び図3参
照)。
【0025】2軸アクチュエーター8は移動ベース7に
固定された固定部と該固定部に対して変位される可動部
とを有し、対物レンズ8aを介して出射されるレーザー
光のスポットが回転中のディスク状記録媒体100の記
録面に形成された記録トラック上に集光するように可動
部が変位される。
固定された固定部と該固定部に対して変位される可動部
とを有し、対物レンズ8aを介して出射されるレーザー
光のスポットが回転中のディスク状記録媒体100の記
録面に形成された記録トラック上に集光するように可動
部が変位される。
【0026】移動ベース7には屈曲性に富むフレキシブ
ルプリント配線板10が取り付けられており、該フレキ
シブルプリント配線板10はベース部11と該ベース部
11からそれぞれ突出された第1の突出部12、第2の
突出部13、第3の突出部14、第4の突出部15及び
第5の突出部16とを有している(図2参照)。
ルプリント配線板10が取り付けられており、該フレキ
シブルプリント配線板10はベース部11と該ベース部
11からそれぞれ突出された第1の突出部12、第2の
突出部13、第3の突出部14、第4の突出部15及び
第5の突出部16とを有している(図2参照)。
【0027】ベース部11には所要のチップ部品等が搭
載されており、移動ベース7のディスク対向面7aに取
り付けられている。
載されており、移動ベース7のディスク対向面7aに取
り付けられている。
【0028】第1の突出部12の先端部には、ドライバ
ー搭載部17が設けられ、該ドライバー搭載部17にレ
ーザードライバーが搭載されている。ドライバー搭載部
17からはそれぞれ第1の分岐部18と第2の分岐部1
9とが突出され、第1の分岐部18の先端部と第2の分
岐部19の先端部とにそれぞれレーザー取付部20、2
1が設けられている。
ー搭載部17が設けられ、該ドライバー搭載部17にレ
ーザードライバーが搭載されている。ドライバー搭載部
17からはそれぞれ第1の分岐部18と第2の分岐部1
9とが突出され、第1の分岐部18の先端部と第2の分
岐部19の先端部とにそれぞれレーザー取付部20、2
1が設けられている。
【0029】レーザー取付部20には一方のディスク状
記録媒体であるCD用の半導体レーザーが取り付けら
れ、レーザー取付部21には他方のディスク状記録媒体
であるDVD用の半導体レーザーが取り付けられてい
る。
記録媒体であるCD用の半導体レーザーが取り付けら
れ、レーザー取付部21には他方のディスク状記録媒体
であるDVD用の半導体レーザーが取り付けられてい
る。
【0030】第2の突出部13の先端部にはフォトダイ
オード取付部22が設けられ、該フォトダイオード取付
部22にCD用のフロントフォトダイオードが取り付け
られている。
オード取付部22が設けられ、該フォトダイオード取付
部22にCD用のフロントフォトダイオードが取り付け
られている。
【0031】第3の突出部14の先端部にはフォトダイ
オード取付部23が設けられ、該フォトダイオード取付
部23にCD用のフォトダイオードが取り付けられてい
る。
オード取付部23が設けられ、該フォトダイオード取付
部23にCD用のフォトダイオードが取り付けられてい
る。
【0032】第4の突出部15と第5の突出部16は、
ベース部11の同じ位置から二股状を為すようにして突
出され、各先端部にそれぞれフォトダイオード取付部2
4、25が設けられている。フォトダイオード取付部2
4にはDVD用のフロントフォトダイオードが取り付け
られ、フォトダイオード取付部25にはDVD用のフォ
トダイオードが取り付けられている。
ベース部11の同じ位置から二股状を為すようにして突
出され、各先端部にそれぞれフォトダイオード取付部2
4、25が設けられている。フォトダイオード取付部2
4にはDVD用のフロントフォトダイオードが取り付け
られ、フォトダイオード取付部25にはDVD用のフォ
トダイオードが取り付けられている。
【0033】第1の突出部12、第2の突出部13、第
3の突出部14、第4の突出部15、第5の突出部1
6、第1の分岐部18及び第2の分岐部19は、それぞ
れベース部11に対して屈曲される(図3参照)。これ
らの各部が屈曲されることにより、ドライバー搭載部1
7は移動ベース7のディスク対向面7aと反対側の面に
取り付けられ、フォトダイオード取付部22は移動ベー
ス7の取付孔7eに挿入された状態で取り付けられ、フ
ォトダイオード取付部23、24、25は移動ベース7
の側面にそれぞれ取り付けられる。
3の突出部14、第4の突出部15、第5の突出部1
6、第1の分岐部18及び第2の分岐部19は、それぞ
れベース部11に対して屈曲される(図3参照)。これ
らの各部が屈曲されることにより、ドライバー搭載部1
7は移動ベース7のディスク対向面7aと反対側の面に
取り付けられ、フォトダイオード取付部22は移動ベー
ス7の取付孔7eに挿入された状態で取り付けられ、フ
ォトダイオード取付部23、24、25は移動ベース7
の側面にそれぞれ取り付けられる。
【0034】フレキシブルプリント配線板10が上記の
ように移動ベース7に取り付けられた状態において、フ
レキシブルプリント配線板10の第4の突出部15と第
5の突出部16との間にネジ挿通孔7dが位置される
(図2参照)。
ように移動ベース7に取り付けられた状態において、フ
レキシブルプリント配線板10の第4の突出部15と第
5の突出部16との間にネジ挿通孔7dが位置される
(図2参照)。
【0035】フレキシブルプリント配線板10のベース
部11からは連結部26が突出され、該連結部26の先
端部にセンサー取付部27が設けられている(図2乃至
図5参照)。センサー取付部27にはスキューセンサー
28が取り付けられている。
部11からは連結部26が突出され、該連結部26の先
端部にセンサー取付部27が設けられている(図2乃至
図5参照)。センサー取付部27にはスキューセンサー
28が取り付けられている。
【0036】スキューセンサー28には、そのレンズ体
28aの内部に図示しない発光素子と受光素子とが配置
され、発光素子から出射された検出光がディスク状記録
媒体100において反射され、その戻り光が受光素子に
入射されることによりスキューの検出が行われる。
28aの内部に図示しない発光素子と受光素子とが配置
され、発光素子から出射された検出光がディスク状記録
媒体100において反射され、その戻り光が受光素子に
入射されることによりスキューの検出が行われる。
【0037】センサー取付部27はセンサーホルダー2
9に取り付けられている(図3乃至図5参照)。センサ
ーホルダー29は板状のバネ材料によって形成され、一
端部に螺孔29aが形成されている。センサーホルダー
29の他端部は被取付部29bとして設けられ、螺孔2
9aと被取付部29bとの間の部分はスキューセンサー
28が取り付けられた取付部29cとして設けられてい
る。
9に取り付けられている(図3乃至図5参照)。センサ
ーホルダー29は板状のバネ材料によって形成され、一
端部に螺孔29aが形成されている。センサーホルダー
29の他端部は被取付部29bとして設けられ、螺孔2
9aと被取付部29bとの間の部分はスキューセンサー
28が取り付けられた取付部29cとして設けられてい
る。
【0038】フレキシブルプリント配線板10の連結部
26は湾曲されて略ループ状に形成され、センサー取付
部27がベース部11に対向して配置される(図3及び
図5参照)。このように連結部26が略ループ状にされ
た状態において、センサーホルダー29の被取付部29
bがネジ止めにより移動ベース7の取付突部9に取り付
けられる(図3乃至図5参照)。従って、センサー取付
部27に取り付けられたスキューセンサー28は、空中
に保持される。被取付部29bが取付突部9に取り付け
られた状態においては、センサーホルダー29の螺孔2
9aが移動ベース7に形成されたネジ挿通孔7dに対応
して位置される(図4参照)。
26は湾曲されて略ループ状に形成され、センサー取付
部27がベース部11に対向して配置される(図3及び
図5参照)。このように連結部26が略ループ状にされ
た状態において、センサーホルダー29の被取付部29
bがネジ止めにより移動ベース7の取付突部9に取り付
けられる(図3乃至図5参照)。従って、センサー取付
部27に取り付けられたスキューセンサー28は、空中
に保持される。被取付部29bが取付突部9に取り付け
られた状態においては、センサーホルダー29の螺孔2
9aが移動ベース7に形成されたネジ挿通孔7dに対応
して位置される(図4参照)。
【0039】スキューセンサー28はディスクドライブ
装置1の組立前において移動ベース7に対する位置決め
が行われる。この位置決めは、光学ピックアップ6がガ
イド軸4、5を介してシャーシに移動自在に支持された
状態において行われ、移動ベース7のディスク対向面7
aと反対側の面からネジ挿通孔7dに挿入した調整用ネ
ジ30をセンサーホルダー29の螺孔29aに螺合し、
検出光がディスク状記録媒体100に垂直に照射される
ように調整用ネジ30を螺孔29aに対して捩じ込み又
は捩じ戻すことによりセンサー取付部27とセンサーホ
ルダー29とが一体となって変位されて行われる。移動
ベース7に対する位置決めが終了したスキューセンサー
28は、センサーホルダー29が移動ベース7に接着さ
れることにより、移動ベース7に対して固定される。
装置1の組立前において移動ベース7に対する位置決め
が行われる。この位置決めは、光学ピックアップ6がガ
イド軸4、5を介してシャーシに移動自在に支持された
状態において行われ、移動ベース7のディスク対向面7
aと反対側の面からネジ挿通孔7dに挿入した調整用ネ
ジ30をセンサーホルダー29の螺孔29aに螺合し、
検出光がディスク状記録媒体100に垂直に照射される
ように調整用ネジ30を螺孔29aに対して捩じ込み又
は捩じ戻すことによりセンサー取付部27とセンサーホ
ルダー29とが一体となって変位されて行われる。移動
ベース7に対する位置決めが終了したスキューセンサー
28は、センサーホルダー29が移動ベース7に接着さ
れることにより、移動ベース7に対して固定される。
【0040】ディスクドライブ装置1のディスク状記録
媒体100に対する記録動作又は再生動作において、C
D用の半導体レーザーからレーザー光が出射されると、
出射されたレーザー光は図示しないビームスプリッター
に入射され、図示しない立ち上げミラーへ向かう光とC
D用のフロントフォトダイオードへ向かう光とに分離さ
れる。
媒体100に対する記録動作又は再生動作において、C
D用の半導体レーザーからレーザー光が出射されると、
出射されたレーザー光は図示しないビームスプリッター
に入射され、図示しない立ち上げミラーへ向かう光とC
D用のフロントフォトダイオードへ向かう光とに分離さ
れる。
【0041】立ち上げミラーへ向かった光は、該立ち上
げミラーで立ち上げられて2軸アクチュエーター8の対
物レンズ8aを介してディスクテーブル3に装着された
ディスク状記録媒体(CD)100の記録面に照射さ
れ、戻り光として再び対物レンズ8a及び立ち上げミラ
ーを介してビームスプリッターに入射される。
げミラーで立ち上げられて2軸アクチュエーター8の対
物レンズ8aを介してディスクテーブル3に装着された
ディスク状記録媒体(CD)100の記録面に照射さ
れ、戻り光として再び対物レンズ8a及び立ち上げミラ
ーを介してビームスプリッターに入射される。
【0042】一方、フロントフォトダイオードへ向かっ
た光は、その光量が検出され、検出量に基づいて半導体
レーザーから出射されるレーザー光の光量が一定となる
ように制御される。
た光は、その光量が検出され、検出量に基づいて半導体
レーザーから出射されるレーザー光の光量が一定となる
ように制御される。
【0043】対物レンズ8a及び立ち上げミラーを介し
てビームスプリッターに入射された戻り光は、ビームス
プリッターの反射面で反射されてCD用のフォトダイオ
ードに入射され、ディスク状記録媒体(CD)100に
対して情報信号の記録又は再生が行われる。
てビームスプリッターに入射された戻り光は、ビームス
プリッターの反射面で反射されてCD用のフォトダイオ
ードに入射され、ディスク状記録媒体(CD)100に
対して情報信号の記録又は再生が行われる。
【0044】また、DVD用の半導体レーザーからレー
ザー光が出射されると、出射されたレーザー光は図示し
ないビームスプリッターに入射され、図示しない立ち上
げミラーへ向かう光とDVD用のフロントフォトダイオ
ードへ向かう光とに分離される。
ザー光が出射されると、出射されたレーザー光は図示し
ないビームスプリッターに入射され、図示しない立ち上
げミラーへ向かう光とDVD用のフロントフォトダイオ
ードへ向かう光とに分離される。
【0045】立ち上げミラーへ向かった光は、該立ち上
げミラーで立ち上げられて2軸アクチュエーター8の対
物レンズ8aを介してディスクテーブル3に装着された
ディスク状記録媒体(DVD)100の記録面に照射さ
れ、戻り光として再び対物レンズ8a及び立ち上げミラ
ーを介してビームスプリッターに入射される。
げミラーで立ち上げられて2軸アクチュエーター8の対
物レンズ8aを介してディスクテーブル3に装着された
ディスク状記録媒体(DVD)100の記録面に照射さ
れ、戻り光として再び対物レンズ8a及び立ち上げミラ
ーを介してビームスプリッターに入射される。
【0046】一方、フロントフォトダイオードへ向かっ
た光は、その光量が検出され、検出量に基づいて半導体
レーザーから出射されるレーザー光の光量が一定となる
ように制御される。
た光は、その光量が検出され、検出量に基づいて半導体
レーザーから出射されるレーザー光の光量が一定となる
ように制御される。
【0047】対物レンズ8a及び立ち上げミラーを介し
てビームスプリッターに入射された戻り光は、ビームス
プリッターの反射面で反射されてDVD用のフォトダイ
オードに入射され、ディスク状記録媒体(DVD)10
0に対して情報信号の記録又は再生が行われる。
てビームスプリッターに入射された戻り光は、ビームス
プリッターの反射面で反射されてDVD用のフォトダイ
オードに入射され、ディスク状記録媒体(DVD)10
0に対して情報信号の記録又は再生が行われる。
【0048】上記のようなディスク状記録媒体100に
対する情報信号の記録動作又は再生動作が行われたとき
には、スキューセンサー28によってスキューの検出が
行われる。スキューセンサー28によってスキューが検
出されると、当該検出結果に基づいて、例えば、ディス
クドライブ装置1に駆動モーターやカム手段等によって
構成される角度調整機構が設けられている場合には、該
角度調整機構によってスキューが0となるように光学ピ
ックアップ6が自動制御される。
対する情報信号の記録動作又は再生動作が行われたとき
には、スキューセンサー28によってスキューの検出が
行われる。スキューセンサー28によってスキューが検
出されると、当該検出結果に基づいて、例えば、ディス
クドライブ装置1に駆動モーターやカム手段等によって
構成される角度調整機構が設けられている場合には、該
角度調整機構によってスキューが0となるように光学ピ
ックアップ6が自動制御される。
【0049】或いは、ディスクドライブ装置1に角度調
整機構が設けられていない場合には、許容範囲を超える
スキューが検出されると記録再生信号のエラーが検出さ
れ、エラーが検出された場合にはスキューが許容範囲に
戻ったときに、再度データーの読み書きを行うリトライ
動作が行われる。
整機構が設けられていない場合には、許容範囲を超える
スキューが検出されると記録再生信号のエラーが検出さ
れ、エラーが検出された場合にはスキューが許容範囲に
戻ったときに、再度データーの読み書きを行うリトライ
動作が行われる。
【0050】以上に記載した通り、ディスクドライブ装
置1にあっては、フレキシブルプリント配線板10の連
結部26が湾曲されて略ループ状に形成されセンサー取
付部27がベース部11に対向して配置されているた
め、移動ベース7のディスク対向面7aにセンサー取付
部27を取り付けるためのスペースを必要としない。
置1にあっては、フレキシブルプリント配線板10の連
結部26が湾曲されて略ループ状に形成されセンサー取
付部27がベース部11に対向して配置されているた
め、移動ベース7のディスク対向面7aにセンサー取付
部27を取り付けるためのスペースを必要としない。
【0051】従って、その分、移動ベース7の大きさを
小さくすることができ、光学ピックアップ6の小型化を
図ることができる。特に、ディスクドライブ装置1のよ
うに、各ディスク状記録媒体100、100毎に各別に
半導体レーザーやフォトダイオード等の光学部品が配置
され大型化し易い光学ピックアップ6を有する場合に
は、光学ピックアップ6の小型化は極めて有効である。
小さくすることができ、光学ピックアップ6の小型化を
図ることができる。特に、ディスクドライブ装置1のよ
うに、各ディスク状記録媒体100、100毎に各別に
半導体レーザーやフォトダイオード等の光学部品が配置
され大型化し易い光学ピックアップ6を有する場合に
は、光学ピックアップ6の小型化は極めて有効である。
【0052】上記した実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の
具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならないものである。
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の
具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならないものである。
【0053】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明光学ピックアップは、ディスクテーブルに装
着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動し当該デ
ィスク状記録媒体に対して対物レンズを介してレーザー
光を照射する光学ピックアップであって、ディスクテー
ブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動
自在に支持されると共にディスク状記録媒体の記録面に
対向するディスク対向面を有する移動ベースと、該移動
ベースのディスク対向面に配置された2軸アクチュエー
ターと、少なくとも一部が移動ベースに取り付けられた
屈曲性を有するフレキシブルプリント配線板とを備え、
該フレキシブルプリント配線板は、移動ベースのディス
ク対向面に取り付けられたベース部と、対物レンズを介
してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光のディ
スク状記録媒体に対する照射角度を検出するスキューセ
ンサーが取り付けられたセンサー取付部と、ベース部と
センサー取付部とを連結する連結部とを有し、フレキシ
ブルプリント配線板の連結部が湾曲されて略ループ状に
形成されセンサー取付部がベース部に対向した状態で保
持されるようにしたことを特徴とする。
に、本発明光学ピックアップは、ディスクテーブルに装
着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動し当該デ
ィスク状記録媒体に対して対物レンズを介してレーザー
光を照射する光学ピックアップであって、ディスクテー
ブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動
自在に支持されると共にディスク状記録媒体の記録面に
対向するディスク対向面を有する移動ベースと、該移動
ベースのディスク対向面に配置された2軸アクチュエー
ターと、少なくとも一部が移動ベースに取り付けられた
屈曲性を有するフレキシブルプリント配線板とを備え、
該フレキシブルプリント配線板は、移動ベースのディス
ク対向面に取り付けられたベース部と、対物レンズを介
してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光のディ
スク状記録媒体に対する照射角度を検出するスキューセ
ンサーが取り付けられたセンサー取付部と、ベース部と
センサー取付部とを連結する連結部とを有し、フレキシ
ブルプリント配線板の連結部が湾曲されて略ループ状に
形成されセンサー取付部がベース部に対向した状態で保
持されるようにしたことを特徴とする。
【0054】従って、移動ベースのディスク対向面にセ
ンサー取付部を取り付けるためのスペースを必要としな
いため、その分、移動ベースの大きさを小さくすること
ができ、光学ピックアップの小型化を図ることができ
る。
ンサー取付部を取り付けるためのスペースを必要としな
いため、その分、移動ベースの大きさを小さくすること
ができ、光学ピックアップの小型化を図ることができ
る。
【0055】本発明ディスクドライブ装置は、ディスク
状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブル
と、該ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒
体の半径方向へ移動し当該ディスク状記録媒体に対して
対物レンズを介してレーザー光を照射する光学ピックア
ップとを備えたディスクドライブ装置であって、上記光
学ピックアップは、ディスクテーブルに装着されるディ
スク状記録媒体の半径方向へ移動自在に支持されると共
にディスク状記録媒体の記録面に対向するディスク対向
面を有する移動ベースと、該移動ベースのディスク対向
面に配置された2軸アクチュエーターと、少なくとも一
部が移動ベースに取り付けられた屈曲性を有するフレキ
シブルプリント配線板とを備え、該フレキシブルプリン
ト配線板は、移動ベースのディスク対向面に取り付けら
れたベース部と、対物レンズを介してディスク状記録媒
体に照射されるレーザー光のディスク状記録媒体に対す
る照射角度を検出するスキューセンサーが取り付けられ
たセンサー取付部と、ベース部とセンサー取付部とを連
結する連結部とを有し、フレキシブルプリント配線板の
連結部が湾曲されて略ループ状に形成されセンサー取付
部がベース部に対向した状態で保持されるようにしたこ
とを特徴とする。
状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブル
と、該ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒
体の半径方向へ移動し当該ディスク状記録媒体に対して
対物レンズを介してレーザー光を照射する光学ピックア
ップとを備えたディスクドライブ装置であって、上記光
学ピックアップは、ディスクテーブルに装着されるディ
スク状記録媒体の半径方向へ移動自在に支持されると共
にディスク状記録媒体の記録面に対向するディスク対向
面を有する移動ベースと、該移動ベースのディスク対向
面に配置された2軸アクチュエーターと、少なくとも一
部が移動ベースに取り付けられた屈曲性を有するフレキ
シブルプリント配線板とを備え、該フレキシブルプリン
ト配線板は、移動ベースのディスク対向面に取り付けら
れたベース部と、対物レンズを介してディスク状記録媒
体に照射されるレーザー光のディスク状記録媒体に対す
る照射角度を検出するスキューセンサーが取り付けられ
たセンサー取付部と、ベース部とセンサー取付部とを連
結する連結部とを有し、フレキシブルプリント配線板の
連結部が湾曲されて略ループ状に形成されセンサー取付
部がベース部に対向した状態で保持されるようにしたこ
とを特徴とする。
【0056】従って、移動ベースのディスク対向面にセ
ンサー取付部を取り付けるためのスペースを必要としな
いため、その分、移動ベースの大きさを小さくすること
ができ、光学ピックアップの小型化によるディスクドラ
イブ装置の小型化を図ることができる。
ンサー取付部を取り付けるためのスペースを必要としな
いため、その分、移動ベースの大きさを小さくすること
ができ、光学ピックアップの小型化によるディスクドラ
イブ装置の小型化を図ることができる。
【図1】図2乃至図5と共に本発明の実施の形態を示す
ものであり、本図はディスクドライブ装置の概略平面図
である。
ものであり、本図はディスクドライブ装置の概略平面図
である。
【図2】展開した状態のフレキシブルプリント配線板と
移動ベースとの関係を示す拡大平面図である。
移動ベースとの関係を示す拡大平面図である。
【図3】光学ピックアップの拡大平面図である。
【図4】要部の拡大分解斜視図である。
【図5】要部の拡大斜視図である。
【図6】図7と共に従来のディスクドライブ装置に設け
られた光学ピックアップを示すものであり、本図は拡大
平面図である。
られた光学ピックアップを示すものであり、本図は拡大
平面図である。
【図7】拡大側面図である。
1…ディスクドライブ装置、3…ディスクテーブル、6
…光学ピックアップ、7…移動ベース、7a…ディスク
対向面、8…2軸アクチュエーター、8a…対物レン
ズ、10…フレキシブルプリント配線板、11…ベース
部、26…連結部、27…センサー取付部、28…スキ
ューセンサー、100…ディスク状記録媒体
…光学ピックアップ、7…移動ベース、7a…ディスク
対向面、8…2軸アクチュエーター、8a…対物レン
ズ、10…フレキシブルプリント配線板、11…ベース
部、26…連結部、27…センサー取付部、28…スキ
ューセンサー、100…ディスク状記録媒体
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスクテーブルに装着されるディスク
状記録媒体の半径方向へ移動し当該ディスク状記録媒体
に対して対物レンズを介してレーザー光を照射する光学
ピックアップであって、 ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半
径方向へ移動自在に支持されると共にディスク状記録媒
体の記録面に対向するディスク対向面を有する移動ベー
スと、 該移動ベースのディスク対向面に配置された2軸アクチ
ュエーターと、 少なくとも一部が移動ベースに取り付けられた屈曲性を
有するフレキシブルプリント配線板とを備え、 該フレキシブルプリント配線板は、移動ベースのディス
ク対向面に取り付けられたベース部と、対物レンズを介
してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光のディ
スク状記録媒体に対する照射角度を検出するスキューセ
ンサーが取り付けられたセンサー取付部と、ベース部と
センサー取付部とを連結する連結部とを有し、 フレキシブルプリント配線板の連結部が湾曲されて略ル
ープ状に形成されセンサー取付部がベース部に対向した
状態で保持されるようにしたことを特徴とする光学ピッ
クアップ。 - 【請求項2】 ディスク状記録媒体が装着されて回転さ
れるディスクテーブルと、該ディスクテーブルに装着さ
れるディスク状記録媒体の半径方向へ移動し当該ディス
ク状記録媒体に対して対物レンズを介してレーザー光を
照射する光学ピックアップとを備えたディスクドライブ
装置であって、 上記光学ピックアップは、ディスクテーブルに装着され
るディスク状記録媒体の半径方向へ移動自在に支持され
ると共にディスク状記録媒体の記録面に対向するディス
ク対向面を有する移動ベースと、該移動ベースのディス
ク対向面に配置された2軸アクチュエーターと、少なく
とも一部が移動ベースに取り付けられた屈曲性を有する
フレキシブルプリント配線板とを備え、 該フレキシブルプリント配線板は、移動ベースのディス
ク対向面に取り付けられたベース部と、対物レンズを介
してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光のディ
スク状記録媒体に対する照射角度を検出するスキューセ
ンサーが取り付けられたセンサー取付部と、ベース部と
センサー取付部とを連結する連結部とを有し、 フレキシブルプリント配線板の連結部が湾曲されて略ル
ープ状に形成されセンサー取付部がベース部に対向した
状態で保持されるようにしたことを特徴とするディスク
ドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001378823A JP2003178467A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 光学ピックアップ及びディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001378823A JP2003178467A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 光学ピックアップ及びディスクドライブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003178467A true JP2003178467A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19186434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001378823A Pending JP2003178467A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 光学ピックアップ及びディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003178467A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100836656B1 (ko) | 2007-04-03 | 2008-06-10 | 삼성전기주식회사 | 광 디스크 장치 |
-
2001
- 2001-12-12 JP JP2001378823A patent/JP2003178467A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100836656B1 (ko) | 2007-04-03 | 2008-06-10 | 삼성전기주식회사 | 광 디스크 장치 |
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