JP2003177033A - 携帯ナビゲーション装置 - Google Patents

携帯ナビゲーション装置

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JP2003177033A
JP2003177033A JP2001377228A JP2001377228A JP2003177033A JP 2003177033 A JP2003177033 A JP 2003177033A JP 2001377228 A JP2001377228 A JP 2001377228A JP 2001377228 A JP2001377228 A JP 2001377228A JP 2003177033 A JP2003177033 A JP 2003177033A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが経路画像に基づいて進むべき方向を
判断することを容易にする携帯ナビゲーション装置を提
供する。 【解決手段】 表示装置と、楽音を出力するスピーカー
手段とを備える携帯ナビゲーション装置において、まず
入力手段により目的地の位置情報を入力させる。その
後、現在地から目的地までの経路を案内する経路画像を
経路案内手段により表示装置の画面24上に表示させ、
目標方位案内手段により目的地の現在方位と頭部正面方
向の現在方位との角度差に応じて楽音の出力条件を変更
し楽音の音像を目的地の現在方位に定位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は携帯ナビゲーション
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザの現在位置と進むべき方向
とを地図上に示した経路画像をGPS、方位センサ等を
用いて画面表示する携帯ナビゲーション装置が知られて
いる。例えば特開2001−99664号公報に開示さ
れている携帯ナビゲーション装置によると、ユーザの進
む方向が画面上で常に上方向になるように経路画像が画
面表示される。ユーザは画面表示された経路画像と眼前
の景色とを見比べて自分の進むべき方向を判断する。ユ
ーザが経路画像と眼前の景色とを見比べて進むべき方向
を判断できる程度の縮尺で画面に経路画像を表示する場
合、現在地からある程度離れた目的地はその画面内に表
示されない。特に画面サイズが小さいときには、目的地
にかなり接近しなければその経路画像に目的地が表示さ
れることはない。目的地を表示するには画面を切り替え
ることでより広い範囲を表す経路画像を表示する必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、経路画像と
眼前の景色とを見比べて自分の進むべき方向を判断する
とき、経路画像から目を離して周囲の景色を見渡すこと
になる。このとき、現実空間のいずれの方向が経路画像
に進むべき方向として示されている方向であるかは、画
面表示された2次元画像の地図、眼前の3次元画像の景
色、目的地のおおまかな方角、辿ってきた経路等の認識
に基づいて総合的に判断される。しかし、ユーザが経路
画像と眼前の景色とを見比べて進むべき方向を判断でき
る程度の縮尺で目的地が表示される状況は限られてい
る。また、画面に目的地が表示されているとしても、画
面表示された2次元画像の地図と眼前の3次元画像の景
色を見比べることのみによって現実空間での目的地の方
角を認識することは不慣れな者にとって困難である。し
たがって、経路画像を画面表示する従来の携帯ナビゲー
ション装置によると、自分の進むべき方向を判断するこ
とは不慣れな者にとって困難である。
【0004】また、特開2001−74493号公報に
開示されるようなヘッドマウントディスプレイ及びイヤ
ホンを用いた携帯ナビゲーション装置では、経路画像と
眼前の景色とを見比べる必要がない。しかし、ヘッドマ
ウントディスプレイに表示されるアイコンやイヤホンか
ら出力される音像が定位している仮想空間は、ユーザが
首を回すことでヘッドマウントディスプレイを透過して
認識される現実空間に対してずれるため、携帯ナビゲー
ション装置から出力される画像や音の情報をユーザが誤
って認識し、方向感覚を喪失するおそれがある。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するために
創作されたものであって、ユーザが経路画像に基づいて
進むべき方向を判断することを容易にする携帯ナビゲー
ション装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る携帯ナビゲーション装置は、表示装置
と、スピーカー手段と、目的地の位置情報を入力する入
力手段と、現在地から目的地までの経路を案内する経路
画像を表示装置の画面上に表示する経路案内手段と、現
在地から目的地までの中継地又は目的地の現在方位と頭
部正面方向の現在方位との角度差に応じて楽音の出力条
件を変更する目標方位案内手段とを備えることを特徴と
する。この携帯ナビゲーション装置によると、目的地等
の現在方位と頭部正面方向の現在方位との角度差に応じ
て楽音の出力条件が変更されるため、ユーザはスピーカ
ー手段から出力される楽音によって現実空間において目
標とすべき方位を容易に認識できる。したがって、この
携帯ナビゲーション装置によると、ユーザは経路画像に
基づいて進むべき方向を容易に判断することができる。
尚、頭部正面方向とは顔面が向いている方向をいう。
【0007】さらに、本発明に係る携帯ナビゲーション
装置によると、経路案内手段は、経路画像における表示
装置の基準方向の方位を表示装置の基準方向の方位に一
致させて経路画像を表示装置に表示することを特徴とす
る。この携帯ナビゲーション装置によると、ユーザが経
路画像に基づいて進むべき方向を判断することがさらに
容易になる。
【0008】さらに、本発明に係る携帯ナビゲーション
装置によると、目標方位案内手段は、楽音の音像を目的
地又は中継地の方位に定位させることを特徴とする。こ
の携帯ナビゲーション装置によると、現実空間において
目標とすべき方位をユーザに常時認識させておくことが
できるため、ユーザが経路画像に基づいて進むべき方向
を判断することがさらに容易になる。
【0009】さらに、本発明に係る携帯ナビゲーション
装置によると、目標方位案内手段は、中継地又は目的地
の現在方位と頭部正面方向の現在方位との角度差に応じ
て楽音の音量を変更することを特徴とする。この携帯ナ
ビゲーション装置によると、現実空間において目標とす
べき方位をユーザに常時認識させておくことができるた
め、ユーザが経路画像に基づいて進むべき方向を判断す
ることがさらに容易になる。
【0010】さらに、本発明に係る携帯ナビゲーション
装置によると、経路案内手段は、経路画像を含む経路情
報を無線通信で取得することを特徴とする。この携帯ナ
ビゲーション装置によると、大容量の記憶装置が不要で
ある。
【0011】尚、本発明に係る携帯ナビゲーション装置
に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定
されるハードウェア資源とプログラムにより機能が特定
されるハードウェア資源との任意の組み合わせにより実
現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が
物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現される
ものに限定されない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例について図面に基づいて説明する。 (第1実施例)図2は、本発明の第1実施例によるナビ
ゲーションシステムを示す模式図である。本実施例のナ
ビゲーションシステムは、携帯ナビゲーション装置1
0、複数のGPS(Global Positioning System)衛星
2、基地局4、サーバ・コンピュータ6等から構成され
ている。GPS衛星2は携帯ナビゲーション装置10に
軌道情報を発信する。サーバ・コンピュータ6は基地局
4を通じ携帯ナビゲーション装置10等の端末と通信す
る。
【0013】図3は、携帯ナビゲーション装置10の外
観を示す模式図である。携帯ナビゲーション装置10
は、装置本体12とヘッドホン14とを備える。装置本
体12は、携帯電話機、PHS機器、PDA機器等の通
信機能を備えた携帯型電子機器として構成されている。
装置本体12は表示装置22、複数の入力キー26、L
CD方位センサ28、GPSアンテナ30及び送受信ア
ンテナ32を備え、表示装置22及び複数の入力キー2
6は携帯型電子機器のハウジング20の一面に組み込ま
れている。
【0014】表示装置としてのLCD(Liquid Crystal
Display)22は、概ね矩形の画面24を有する。LC
D22の画面24上の上方向がLCD22の基準方向で
ある。LCD22は、地図画像、地図画像に経路案内用
のアイコンを重ね合わせた経路画像等を画面に表示す
る。LCD22としてはモノクロ表示式、カラー表示式
のいずれを使用してもよく、またバックライトを備えた
透過型、バックライトを省略可能な反射型又は半透過型
のいずれを使用してもよい。また携帯型電子機器と一体
化したものではなく、LCDの代わりにエレクトロルミ
ネセンスディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ
を表示装置として使用してもよい。ユーザの頭部に装着
可能なヘッドマウントディスプレイを表示装置として使
用してもよい。
【0015】複数の入力キー26は、LCD22の画面
24の下方に配列されている。各入力キー26は、携帯
ナビゲーション装置10によるナビゲーション機能の開
始を指示したり目的地の位置情報を入力したりするため
の入力手段として機能する。入力キー26としては、プ
ッシュキーや十字キーを使用してもよいし、画面一体型
のタッチパネルを使用してもよい。
【0016】LCD方位センサ28はハウジング20内
に収容されている。LCD方位センサ28はLCD22
の基準方向の方位を検出し、検出した方位に応じたアナ
ログ信号を出力する。LCD方位センサ28としては各
種の地磁気センサを使用でき、例えば巨大磁気抵抗(G
MR)素子あるいはトンネル磁気抵抗(TMR)素子を
互いに垂直な2軸に1つずつ、例えばLCD22の基準
方向軸とこれに垂直な方向軸とに1つずつ配置し各軸に
配置された素子から出力信号を取り出すものを使用す
る。
【0017】GPSアンテナ30はハウジング20から
突出してもしくは内蔵して設けられている。GPSアン
テナ30は、現在地の位置情報を特定するための軌道情
報をGPS衛星2から受信する。送受信アンテナ32は
ハウジング20から突出して設けられている。送受信ア
ンテナ32は、サーバ・コンピュータ6に通信回線で接
続された基地局4と無線通信するためのものである。送
受信アンテナ32が基地局4との無線通信を通じてサー
バ・コンピュータ6から取得する情報は地図情報、経路
情報、楽音情報等である。
【0018】ヘッドホン14は、ヘッドバンド36、ス
ピーカー手段としての一対のイヤホン38L,38R及
び頭部方位センサ34を有する。イヤホン38L,38
R及び頭部方位センサ34と装置本体12とはケーブル
40で電気的に接続してもよいし、ワイヤレス接続して
もよい。
【0019】ヘッドバンド36は約半周の円弧状に湾曲
した弾性変形可能な帯状部材で構成されている。ヘッド
バンド36はその両端部の対向方向がユーザの頭部の左
右方向軸に平行となる姿勢で頭部に装着され、ヘッドバ
ンド36の姿勢で頭部正面方向が判別される。一対のイ
ヤホン38L,38Rはヘッドバンド36の両端部にそ
れぞれ設けられ、ヘッドバンド36が頭部に装着される
ことで左右の耳に押し当てられる。イヤホン38L,3
8Rは電気信号を音響信号に変換し楽音を出力する。
【0020】頭部方位センサ34はヘッドバンド36の
長手方向中央部に設けられ、ヘッドバンド36が頭部に
装着されることで頭部の頂部に位置させられる。頭部方
位センサ34は、ヘッドバンド36の姿勢を検出するこ
とで頭部の正面方向の方位を検出し、検出した方位に応
じたアナログ信号を出力する。頭部方位センサ34とし
てはLCD方位センサ28の場合と同様に各種の地磁気
センサを使用でき、例えば互いに垂直な2軸に1つず
つ、例えば頭部正面方向軸とこれに垂直な方向軸とに1
つずつ配置したGMR素子あるいはTMR素子から出力
信号を取り出すものを使用する。尚、頭部方位センサ3
4は頭部正面方向の方位を検出できる位置であればヘッ
ドバンド36のどの位置に設けてもよい。また頭部方位
センサ34はイヤホン38L又は38Rに設けてもよ
い。この場合、イヤホン38L及び38Rのいずれか一
方に頭部方位センサ34を設けることになるので、ヘッ
ドバンド36は必須ではなくなる。またこの場合、イヤ
ホン38L,38Rは頭部の側部に位置するので、イヤ
ホン38L又は38Rの姿勢で頭部正面方向を判別す
る。
【0021】図4は、携帯ナビゲーション装置10のハ
ードウェア構成を示すブロック図である。制御部60
は、CPU62と、ROM,RAM等からなるメモリ6
4と、入出力インタフェース(I/F)65とを備えた
マイクロコンピュータで構成されている。制御部60は
バスを介して入力検出部50、LCD方位検出部52、
頭部方位検出部54、受信部56、通信部58、画像処
理部66及び楽音処理部68に接続されている。制御部
60はメモリ64に予め記憶された制御プログラムをC
PU62で実行することにより、携帯ナビゲーション装
置10の全体を制御してナビゲーション機能を実現す
る。
【0022】制御部60のメモリ64にはそのROM部
分に、携帯ナビゲーション装置10の各種機能を実現す
るための制御プログラムが記憶される他、そのRAM部
分に地図情報、LCDの基準方向(LCD基準方向)の
方位情報、頭部正面方向の方位情報、現在地での進むべ
き方位を示す案内情報、楽音情報、現在地の位置情報、
目的地の位置情報、目的地の方位情報等が記憶される。
尚、通信部58を通じて地図情報及び楽音情報を適時サ
ーバ・コンピュータ6からその都度必要な分だけダウン
ロードしてメモリ64のRAM部分に記憶することでメ
モリ64の小容量化を実現してもよいし、大容量のRO
Mで構成されているメモリ64に広範囲の地図情報及び
楽音情報を一括して記憶しておくようにしてもよい。
【0023】入力検出部50は、入力キー26から入力
される各種の指示、目的地の位置情報等を検出して後段
の制御部60等へ送出する。LCD方位検出部52及び
頭部方位検出部54はそれぞれ、例えば増幅器、A/D
変換器、論理回路等から構成される。LCD方位検出部
52は、LCD方位センサ28の2つの出力信号にそれ
ぞれ増幅,A/D変換等の処理を施し、論理演算により
LCD基準方向の方位を表すディジタル情報を生成し制
御部60に出力する。頭部方位検出部54は、頭部方位
センサ34の2つの出力信号にそれぞれ増幅,A/D変
換等の処理を施し、論理演算により頭部正面方向の方位
を表すディジタル情報を生成し制御部60に出力する。
【0024】受信部56は例えば、同調回路,局部発信
器,周波数変換器,ミキサ等を備えたRFフロントエン
ド、DSP(Digital Signal Processor)、マイクロコ
ンピュータ等から構成される。受信部56は、GPSア
ンテナ30で受信した複数のGPS衛星2の軌道情報に
基づいて緯度及び経度等の現在地の位置情報を表すディ
ジタル情報を生成し制御部60に出力する。尚、受信し
た軌道情報をサーバ・コンピュータ6に送信しサーバ・
コンピュータ6で携帯ナビゲーション装置10の現在地
の位置情報を生成して返信してもよい。
【0025】通信部58は、制御部60から出力される
情報を搬送波で搬送可能な信号に変調し送受信アンテナ
32から基地局4に送信する。また通信部58は、基地
局4から送信され送受信アンテナ32で受信した信号を
復調して生成されるディジタル情報を制御部60に出力
する。
【0026】画像処理部66は、LCD22の駆動回
路、DSP等から構成される。画像処理部66は、メモ
リ64に記憶されている地図情報等に基づき地図画像等
をLCD22の画面24に表示させる。画像処理部66
は、地図情報がBitmap形式等のラスタデータである場
合、ラスタデータの所定範囲分をメモリ64から読み出
して地図画像を画面24に表示させる。また画像処理部
66は、地図情報がベクトルデータである場合、メモリ
64から読み出したベクトルデータに基づいてラスタデ
ータを生成し、生成したラスタデータに基づいて地図画
像を画面24に表示させる。また画像処理部66は例え
ば図1に示すように、ユーザの現在地及び進むべき方向
を示す案内アイコン80や、目的地を示す目的地アイコ
ン82等を地図画像に重ねて画面24に表示させる。
【0027】楽音処理部68は、音源回路70、音響信
号処理部72等で構成される。楽音処理部68は、メモ
リ64に記憶されている楽音情報が表す楽音を所定の出
力条件でイヤホン38L,38Rに出力する。音源回路
70は、メモリ64に記憶されている楽音情報に基づい
てイヤホン38L,38Rに出力する楽音信号を生成す
る。楽音情報がモノラル記録の曲データを表している場
合、音源回路70は1チャンネルの楽音信号を生成し、
また楽音情報がステレオ記録の曲データを表している場
合、音源回路70は例えば2チャンネルの楽音信号を生
成する。音源回路70による楽音信号の生成方式として
は、波形メモリ方式、FM方式、物理モデル方式、高調
波合成方式、フォルマント合成方式、アナログシンセサ
イザ方式、アナログシミュレーション方式等を採用でき
る。
【0028】音響信号処理部72は音源回路70から出
力される楽音信号に対し、制御部60から指定される出
力条件にしたがって、音像を定位させる処理、あるいは
音量レベルを調節する処理等を行う。音像を定位させる
処理では、ヘッドホン14の基準方向、例えば頭部正面
方向に対し左右方向の所定の角度差θで交わる方向に音
像が定位するように楽音信号に対して音像定位制御処理
を施し、処理した信号をイヤホン38L,38Rに出力
する。角度差θは、制御部60で目的地の方位と頭部正
面方向の方位との角度差として求められる。ヘッドホン
14の基準方向は、ヘッドホン14がユーザの頭部に正
常に装着されることでユーザの頭部の正面方向に一致す
るように設定される。したがってヘッドホン14の基準
方向に対し角度差θで交わる方向に音像を定位させるこ
とで目的地の方位に音像が定位する。以下、音像を定位
させる音像定位制御処理について、楽音情報がモノラル
記録された楽曲を表している場合を例に採り詳細に説明
する。
【0029】音響信号処理部72は、音源回路70で生
成された1チャンネルの楽音信号を左右の耳用に2つの
ディジタルフィルタで処理し、一方のディジタルフィル
タの出力信号を左のイヤホン37Lに他方のディジタル
フィルタの出力信号を右のイヤホン38Rに入力する。
各ディジタルフィルタは係数乗算器を備えたFIR型又
はIIR型のフィルタであり、入力された楽音信号を楽
音の伝達特性(インパルス応答)で畳み込み演算する。
ここで伝達特性とは、音像を定位させる位置からユーザ
の鼓膜までの楽音の伝達特性をいい、例えば頭部伝達関
数等で表すことができる。音響信号処理部72は、各イ
ヤホン38L,38Rから左右の耳に伝達される楽音に
ついての伝達特性がそれぞれ、ヘッドホン14の基準方
向に対し角度差θで交わる方向に音像を定位させたとき
の特性となるように各ディジタルフィルタの係数乗算器
の係数値を設定する。これにより各イヤホン38L,3
8Rへの音響信号の周波数位相特性が変化し、音像の定
位状態が変化する。
【0030】図5は、制御部60が制御プログラムを実
行することで実現されるナビゲーション処理の流れを示
すフローチャートである。以下、ユーザがヘッドホン1
4を頭部に装着しLCD基準方向が胸の正面方向と一致
するように装置本体12を把持した状態(図1参照)に
あることを前提として図5の流れに沿って説明する。
【0031】はじめに、入力キー26を用いて目的地の
緯度及び経度を表す目的地の位置情報をユーザに入力さ
せる(S11)。目的地の位置情報の入力方法として
は、画面24に表示した地図画像上で目的地の位置をユ
ーザに選択させあるいは目的地の住所をユーザに入力さ
せることで目的地の緯度及び経度を算定してもよいし、
目的地の緯度及び経度をユーザに直接入力させてもよ
い。尚、地図画像上で目的地の位置を選択させるには、
例えば予めメモリ64のRAM部分に記憶された目的地
周辺の地図情報を読み出す方法がある。また目的地の位
置を選択させるとき地図画像における北が画面24の上
側となるように地図画像を表示することで目的地の位置
情報の入力を容易にすることができる。
【0032】次に制御部60は受信部56を用いて現在
地の位置情報を取得する(S12)。尚、装置本体12
にPHS通信用の送受信機能を備えることでPHS通信
網の基地局から現在地の位置情報を取得するようにして
もよい。また、GPSによる位置情報の取得は屋内や地
下街では困難であることから、屋外ではGPSにより位
置情報を取得し、屋内や地下街ではPHS通信により位
置情報を取得するようにしてもよい。
【0033】続いて制御部60は目的地の位置情報と現
在地の位置情報とに基づき目的地の現在方位を算定する
(S13)。尚、目的地の現在方位についてサーバ・コ
ンピュータ6に算定させるようにしてもよい。続いて制
御部60は通信部58を用いて案内情報及び地図情報を
サーバ・コンピュータ6から受信する(S14)。この
処理については後に詳述する。
【0034】続いて制御部60はLCD方位検出部52
からLCD基準方向の現在方位を取得する(S15)。
LCD基準方向の現在方位は例えば8方位のいずれかに
近似して取得する。LCD基準方向の現在方位をある程
度大まかに取得することで、経路画像が安定して表示さ
れることとなり経路画像が見易くなる。
【0035】続いて制御部60は画像処理部66を用い
てユーザの現在地及び進むべき方向を示す案内アイコン
80を現在地周辺の地図画像に重ねた経路画像を画面2
4に表示する(S16)。このとき画像処理部66は、
地図画像においてLCD基準方向の現在方位に一致する
方位が現実空間のLCD基準方向の方位に一致するよう
に地図画像を回転させ、現在地が画面中央に位置するよ
うに現在地周辺の地図画像を画面24に表示させる。ま
た制御部60は案内アイコン80が画面24上で指示す
る方向を次のように算定する。すなわち制御部60は、
案内情報が表すユーザの進むべき現実空間の方位を案内
アイコン80が画面24上で指示するように、案内情報
が示す方位及びLCD基準方向の方位に基づいて案内ア
イコン80の指示方向を算定する。地図画像においてL
CD基準方向の現在方位に一致する方位が現実空間のL
CD基準方向の方位に一致しているため、案内アイコン
80は現実空間で進むべき方位を指示するとともに地図
画像においても進むべき方位を指示する。また、地図画
像に表されている領域内に目的地が入っていれば目的地
アイコン82を地図画像に重ねて目的地として表示す
る。
【0036】続いて制御部60は頭部方位検出部54か
ら頭部正面方向の現在方位を取得する(S17)。頭部
正面方向の現在方位をある程度細かな精度で、例えば
0.5〜1秒毎に取得することで音響信号処理部72に
よるディジタルフィルタの係数値の変更を頭部正面方向
の変化に敏感に追従させることができ、それによりユー
ザは音像定位の方位から目的地方位を頭部の向きが体の
向きと異なっているときでも正確に認識できる。続いて
制御部60はS13で算定した目的地の現在方位とS1
7で頭部方位検出部54から取得した頭部正面方向の現
在方位の角度差を、音響信号処理部72に指定する角度
差θとして算定する(S18)。
【0037】続いて制御部60は楽音処理部68を用い
て目的地方位に音像が定位するようにイヤホン38L,
38Rから楽音を出力させる(S19)。このとき楽音
処理部68に角度差θを指定する情報及び楽音情報が制
御部60から送出される。尚、楽音情報は、ナビゲーシ
ョン処理の開始前に予めメモリ64に記憶しておいても
よいし、ナビゲーション処理の開始後にサーバ・コンピ
ュータ6からダウンロードしてメモリ64に記憶してお
いてもよいし、ストリーム方式で配信されるものをナビ
ゲーション処理に並行してダウンロードしつつメモリ6
4に逐次記憶して利用するようにしてもよい。ストリー
ム配信を利用することで一層小容量のメモリ64を使用
できる。音響信号処理部72に角度差θを指定する情報
が入力されると、各イヤホン38L,38Rから左右の
耳に伝達される楽音の音像がヘッドホンの基準方向に対
し角度差θをなす方向に定位するように各ディジタルフ
ィルタの係数値が設定される。音響信号処理部72は音
源回路70で生成される楽音信号を処理し各イヤホン3
8L,38Rに出力する。これにより、音像が現実空間
における目的地の現在方位に定位した楽音がイヤホン3
8L,38Rから出力される。楽音の出力は、後述のS
20で終了判定が為されるまで継続させる。
【0038】続いてナビゲーション処理の終了判定を行
う(S20)。目的地と現在地が一致している場合には
ナビゲーション処理を終了し、目的地と現在地が一致し
ていない場合にはS12に戻り、S12〜S20を繰り
返し実行する。以上、図5に基づいてナビゲーション処
理の流れを説明した。
【0039】図6は、上記S14における処理を示すシ
ーケンス図である。以下、ナビゲーション装置10がサ
ーバ・コンピュータ6から地図情報及び案内情報を受信
する流れを図6に基づいて説明する。ナビゲーション装
置10は通信部58を用いて、現在地の位置情報及び目
的地の位置情報をサーバ・コンピュータ6に送信し現在
地周辺の地図情報及び案内情報をサーバ・コンピュータ
6に要求する(S31)。
【0040】ナビゲーション装置10の現在地及び目的
地の位置情報を受け取ったサーバ・コンピュータ6は、
地図情報及び案内情報を携帯ナビゲーション装置10に
送信するための処理を次のように行う。まず携帯ナビゲ
ーション装置10から取得する現在地の位置情報、目的
地の位置情報及びサーバ・コンピュータ6のデータベー
ス(DB)で管理している路線情報に基づき、現在地か
ら目的地までの推奨経路情報を作成し、現在地の位置情
報及び推奨経路情報に基づいてナビゲーション装置10
の現在地からユーザが進むべき方位を示す案内情報を作
成する(S41)。続いて携帯ナビゲーション装置10
の現在地の位置情報に基づきDBから携帯ナビゲーショ
ン装置10の現在地周辺の地図情報を読み出す(S4
2)。続いて、案内情報と地図情報とを基地局4を通じ
て携帯ナビゲーション装置10に送信する(S43)。
【0041】携帯ナビゲーション装置10は通信部58
を用いて、サーバ・コンピュータ6から案内情報及び地
図情報を受信する(S32)。以上、図6に基づいて地
図情報及び案内情報を受信する流れを説明した。
【0042】図1は、携帯ナビゲーション装置10の画
面24及び楽音の音像について説明するための模式図で
ある。ユーザの体位と携帯ナビゲーション装置10の姿
勢を示す紙面左側の列では、真北が紙面上で0時の方向
に一致するように方位を固定して図示している。頭部の
正面方向と目的地の方向との角度差を表す紙面中央の列
では、頭部の正面方向を紙面上で0時の方向に固定して
図示している。画面24を示す紙面右側の列では、LC
D基準方向が紙面上で0時の方向に一致するように画面
24の上方向を固定して図示している。尚、図1におい
て一点鎖線の矢印は頭部の正面方向を示し、実線の矢印
は目的地の方向を示している。また三角形の案内アイコ
ン80は経路画像上でのユーザの現在地及び進むべき方
向を示し、四角形の目的地アイコン82は経路画像上で
の目的地を示している。以下、ユーザがヘッドホン14
を頭部に装着しLCD基準方向が胸の正面方向と一致す
るように装置本体12を把持していることを前提とし
て、ユーザが(A)〜(E)に示すように動作した場合
の画面24及び音像の変化について図1に基づき説明す
る。
【0043】(A)に示す状態はユーザが頭部の正面及
び胸の正面を共に北に向けた状態であり、頭部正面方向
の方位とLCD基準方向の方位とが共に北となってい
る。案内アイコン80に従ってユーザが(A)に示す状
態から方向転換しようとまず首だけを回転させ頭部の正
面を北西に向けることで、ユーザの体位は(B)に示す
ようになる。この動作による頭部正面方向の変化に伴
い、頭部方位検出部54で検出される頭部正面方向の方
位が変化する。変化した頭部正面方向の方位と目的地方
位との角度差θに応じて楽音処理部68が音像の定位状
態を変化させることで、頭部正面方向に一致するヘッド
ホン14の基準方向と音像が定位する方向との角度差が
変化し、現実空間の目的地方位に音像が定位する。尚、
この動作ではLCD基準方向の方位に変化がないため、
画像処理部66は画面24を変化させない。
【0044】ユーザが(B)に示す状態から体を回転さ
せ胸の正面を北西に向けると、ユーザの体位は(C)に
示すようになる。この動作によるLCD基準方向の変化
に伴い、LCD方位検出部56で検出されるLCD基準
方向の方位が変化する。画像処理部66は、経路画像に
おいて変化後のLCD基準方向の方位である北西が現実
空間での北西に一致するように経路画像を回転させる。
ユーザはLCD基準方向が胸の正面方向と一致するよう
に装置本体12を把持しているため、経路画像において
画面24の上方向に一致する方位と胸の正面方向の現実
空間における方位は一致する。尚、この動作では頭部の
正面方向が変化しないため、楽音処理部68は音像の定
位状態を変化させない。
【0045】ユーザが(C)に示す状態からさらに首だ
けを回転させ頭部の正面を西に向けると、ユーザの体位
は(D)に示すようになる。この動作によると、上記
(A)の状態から(B)の状態への動作の場合と同様
に、頭部方位検出部54で検出される頭部正面方向が変
化するので、楽音処理部68が音像の定位状態を変化さ
せることでヘッドホン14の基準方向(頭部の正面方
向)と音像が定位する方向との角度差が変化し、現実空
間の目的地方位に音像が定位する。尚、この動作ではL
CD基準方向の方位に変化はないため、画像処理部66
は経路画像を回転させない。
【0046】ユーザが(D)に示す状態からさらに体を
回転させ胸の正面を西に向けることで方向転換を終える
と、ユーザの体位は(E)に示すようになる。この動作
によると、上記(B)の状態から(C)の状態への動作
の場合と同様に、LCD方位検出部56で検出されるL
CD基準方向の方位が変化するので、画像処理部66は
経路画像を回転させて経路画像で画面24の上方向に一
致する方位を現実空間の胸正面方向の方位に一致させ
る。尚、この動作では頭部正面方向に変化がないので、
楽音処理部68は音像の定位状態を変化させない。
【0047】第1実施例の携帯ナビゲーション装置10
によると、イヤホン38L,38Rから出力する楽音の
音像の定位状態を変化させることで目的地の方位に音像
を定位させたまま維持するので、ユーザは目的地の方位
を常時正確に把握することができる。したがってユーザ
は方向感覚を失うことなく眼前の景色と携帯ナビゲーシ
ョン装置10の画面24とを見比べながら進むことがで
きるため、経路画像に基づいて進むべき方向を容易に判
断することができる。
【0048】また携帯ナビゲーション装置10による
と、経路画像において画面24の上方向に一致する方位
が常にユーザの胸の正面方向の方位に一致するように画
像表示するので、ユーザは自分の進むべき方向を容易に
判断できる。さらには経路画像の表示が頻繁に動く頭部
に追従して回転しないため画像が静止している状態が長
い。したがってユーザにとって見易い地図画像を表示で
きる。
【0049】(第2実施例)本発明の第2実施例による
携帯ナビゲーション装置は、楽音の音像を目的地の方位
ではなく、現在地から目的地までの中継地の方位に定位
させる。以下、第2実施例の携帯ナビゲーション装置に
ついて第1実施例と異なる点を中心に説明する。
【0050】中継地は、現在地から目的地までの推奨経
路上でユーザが方向転換すべき例えば交差点やカーブ上
の一地点に設定される。中継地は推奨経路上に少なくと
も1つ設定される。以下、携帯ナビゲーション装置10
がサーバ・コンピュータ6から案内情報、地図情報及び
中継地の位置情報を受信して中継地の方位に楽音の音像
を定位させる処理について説明する。
【0051】第1実施例と同様にして現在地及び目的地
の位置情報を携帯ナビゲーション装置10から受け取っ
たサーバ・コンピュータ6はまず推奨経路情報を作成す
る。次にサーバ・コンピュータ6は、その推奨経路情報
に基づき案内情報を作成するとともに推奨経路上で現在
地に最も近い中継地の位置(緯度及び経路)を特定す
る。次にサーバ・コンピュータ6は案内情報及び地図情
報とともに中継地の位置情報を携帯ナビゲーション装置
10に送信する。尚、ユーザが目的地に接近した結果、
現在地と目的地との間に中継地が存在しなくなった場合
には、中継地の位置情報の代わりに目的地の位置情報を
携帯ナビゲーション装置10に送信する。
【0052】携帯ナビゲーション装置10は通信部58
を用いて、サーバ・コンピュータ6からの案内情報、地
図情報、現在地に最も近い中継地(直近中継地)の位置
情報を受信する。制御部60は、直近中継地の位置情報
と現在地の位置情報とに基づき直近中継地の現在方位を
算定する。尚、直近中継地の現在方位はサーバ・コンピ
ュータ6で算定するようにしてもよい。
【0053】また図7に示すように、第1実施例と同様
に画像処理部66は現在地及び進むべき方向を示すアイ
コン80を地図画像に重ね、さらに直近中継地の位置情
報に基づいてその中継地を表す中継地アイコン90を地
図画像に重ねて画面24に表示させる。
【0054】制御部60は、直近中継地の現在方位と頭
部正面方向の現在方位との角度差を音響信号処理部72
に指定する角度差θとして算定し、算定した角度差θを
指定する情報と楽音情報とを楽音処理部68に送出す
る。音響信号処理部72に角度差θを指定する情報が入
力されると、各イヤホン38L,38Rから左右の耳に
伝達される楽音の音像が、ヘッドホンの基準方向に対し
角度差θをなす方向に定位するように各ディジタルフィ
ルタの係数値が設定される。音響信号処理部72は音源
回路70で生成される楽音信号を処理し、処理された信
号を各イヤホン38L,38Rに出力する。これによ
り、現実空間における直近中継地の現在方位に音像定位
する楽音がイヤホン38L,38Rから出力される。
尚、ユーザが目的地に接近した結果、現在地と目的地と
の間に中継地が存在しなくなった場合には、音像が現実
空間における目的地の現在方位に定位した楽音がイヤホ
ン38L,38Rから出力される。
【0055】図7及び図8は、画面24及び楽音の音像
について説明するための模式図である。ユーザの体位と
携帯ナビゲーション装置10の姿勢を示す紙面左側の列
では、紙面上で真北が0時の方向に一致するように方位
を固定して図示している。画面24を示す紙面右側の列
では、LCD基準方向が紙面上で0時の方向に一致する
ように画面24の上方向を固定して図示している。尚、
図7及び図8において実線の矢印は目的地の方向を示し
ている。また三角形の案内アイコン80は経路画像上で
のユーザの現在地及び進むべき方向を示し、四角形の目
的地アイコン82は経路画像上での目的地を示し、丸形
の中継地アイコン90は経路画像上での直近中継地を示
している。以下、ユーザがヘッドホン14を頭部に装着
しLCD基準方向が胸の正面方向と一致するように装置
本体12を把持していることを前提として、ユーザが
(a)〜(e)に示すように動作した場合の画面24及
び楽音の変化について図7及び図8に基づき説明する。
【0056】図7に示す状態(a)はユーザが頭部及び
胸の正面を共に北に向けた状態であり、頭部正面方向の
方位とLCD基準方向の方位とが共に北となっている。
案内アイコン80に従ってユーザが(a)に示す状態か
ら方向転換し直近中継地の方位である西に頭部及び胸の
正面を向けることで、ユーザの体位は(b)に示すよう
になる。この動作による頭部正面方向の変化に伴い、頭
部方位検出部54で検出される頭部正面方向の方位が変
化する。変化した頭部正面方向の方位と直近中継地の方
位との角度差θに応じて楽音処理部68が音像の定位状
態を変化させることで、ヘッドホン14の基準方向(頭
部の正面方向)と音像が定位する方向との角度差が変化
し、現実空間の直近中継地の方位に音像が定位する。ま
たこの動作によるLCD基準方向の変化に伴い、LCD
方位検出部56で検出されるLCD基準方向の方位が変
化する。画像処理部66は、経路画像において変化後の
LCD基準方向の方位である西が現実空間でのLCD基
準方向の方位に一致するように経路画像を回転させ、経
路画像で画面24の上方向に一致する方位を現実空間に
おける直近中継地の方位に一致させる。
【0057】案内アイコン80に従いユーザが直近中継
地に向かって西に進行しているとき、ユーザは(c)に
示すように(b)の状態のまま前進する。この動作のと
き頭部及び胸の正面方向の方位は変化しないので、楽音
処理部68は音像の定位状態を変化させず、また画像処
理部66は経路画像で画面24の上方向に一致する方位
を現実空間における直近中継地の方位に一致させたまま
維持する。
【0058】ユーザが目標の中継地に到着したとき、ユ
ーザの体位は(d)に示すように(b)の状態と実質的
に同様である。このとき制御部60は推奨経路上にある
次の中継地の位置情報を直近中継地のそれとして取得し
その次の中継地の現在方位を算定する。またこのとき直
近中継地の現在方位が変化するので、頭部正面方向の方
位と変化後の直近中継地の方位との角度差θに応じて楽
音処理部68が音像の定位状態を変化させる。それによ
り、ヘッドホン14の基準方向(頭部の正面方向)と音
像が定位する方向との角度差が変化し、次の中継地の方
位である北に音像が定位する。尚、このときにはLCD
基準方向の方位に変化はないので、画像処理部66は経
路画像を回転させない。
【0059】案内アイコン80に従って次の直近中継地
に向かうためにユーザが(d)に示す状態から方向転換
し次の直近中継地の方位である北に頭部及び胸の正面を
向けると、ユーザの体位は(e)に示すようになる。こ
の動作によると、上記(a)の状態から(b)の状態へ
の動作の場合と同様に、頭部方位検出部54とLCD方
位検出部56とでそれぞれ検出される頭部正面方向の方
位とLCD基準方向の方位とが変化する。よって、楽音
処理部68が音像の定位状態を変化させることで、ヘッ
ドホン14の基準方向(頭部の正面方向)と音像が定位
する方向との角度差が変化し、現実空間でユーザが向か
う次の直近中継地の方位に音像が定位する。また画像処
理部66は経路画像を回転させ経路画像で画面24の上
方向に一致する方位を現実空間の直近中継地の方位に一
致させる。
【0060】このように第2実施例の携帯ナビゲーショ
ン装置によると、イヤホン38L,38Rから出力する
楽音の音像を頭部の動きによらず直近中継地の方位に定
位させるので、ユーザは音像の定位している方位に向か
って進めばよいことになる。したがって第2実施例の携
帯ナビゲーション装置によると、ユーザは方向感覚を失
うことなく経路画像に基づいて進むべき方向を容易に判
断することができる。
【0061】(第3実施例)本発明の第3実施例による
携帯ナビゲーション装置は、楽音の出力条件としての音
量レベルを中継地の現在方位と頭部正面方向の現在方位
との角度差に応じて変更する。以下、第3実施例の携帯
ナビゲーション装置について第2実施例と異なる点を中
心に説明する。
【0062】音響信号処理部68は、音源回路70で生
成された楽音信号を可変ゲイン増幅器で増幅してイヤホ
ン38L,38Rに出力する。各イヤホン38L,38
Rから出力される楽音の音量レベルは可変ゲイン増幅器
のゲインに応じて変化する。制御部60は、中継地の現
在方位と頭部正面方向の現在方位の角度差θを算出し、
算出された角度差θに応じて音量が変わるように音響信
号処理部68の可変ゲイン増幅器のゲインを設定する。
増幅器のゲインは、角度差θの数値変化に対し単調増加
等、連続的に変化するように設定してもよいし、角度差
θの所定の数値範囲に応じて基準音量から段階的に音量
レベルが増大するように設定してもよい。以下、後者の
方法の一例として、音量が基準音量から角度差θの数値
範囲に応じて3段階に増大するように音響信号処理部6
8の増幅器のゲインを設定する処理について説明する。
【0063】図9は、制御部60が音響信号処理部68
の増幅器のゲインを設定する処理(出力条件変更ルーチ
ン)の流れを示すフローチャートである。以下、図9の
フローチャートに従って説明する。はじめに、通信部5
8を用いてサーバ・コンピュータ6から受信した中継地
の現在方位と、頭部方位検出部54から取得した頭部正
面方向の現在方位とに基づいて、中継地の現在方位と頭
部正面方向の現在方位との角度差θが±22.5°以内
であるか否かを判定する(S51)。尚、中継地方位を
基準に時計回りを正として頭部正面方向をみることで角
度差θを求める。角度差θが±22.5°以内である場
合には出力条件変更ルーチンを終了する。すなわち音量
レベルを変化させない。
【0064】続いて角度差θが±45°以内であるか否
かを判定する(S52)。すなわち角度差θが+22.
5<θ≦+45°又は−22.5<θ≦−45°の範囲
内にあるか否かを判定する。角度差θが±45°以内で
ある場合、音量が基準音量から1段階増大するように音
響信号処理部68の増幅器のゲインを設定し、出力条件
変更ルーチンを終了する(S53)。
【0065】角度差θが±45°を超えている場合、角
度差θが±90°以内であるか否かを判定する(S5
4)。すなわち角度差θが+45<θ≦+90°又は−
45<θ≦−90°の範囲内にあるか否かを判定する。
角度差θが±90°以内である場合には音量が基準音量
から2段階増大するように音響信号処理部68の増幅器
のゲインを設定し、出力条件変更ルーチンを終了する
(S55)。角度差θが±90°を超えている場合、音
量が基準音量から3段階増大するように音響信号処理部
68の増幅器のゲインを設定し、出力条件変更ルーチン
を終了する(S56)。
【0066】第3実施例によるナビゲーション機能で
は、ユーザの頭部が動くことにより頭部正面方向の現在
方位が中継地の現在方位に対して変化すると、イヤホン
38L,38Rから出力される楽音の音量レベルが変化
する。したがって第3実施例の携帯ナビゲーション装置
によれば、ユーザは現実空間において目標とすべき中継
地の方位を常時容易に認識できる。このため、ユーザは
経路画像に基づいて進むべき方向を容易に判断すること
ができる。
【0067】尚、上記複数の実施例では音像を定位させ
る方位及び楽音の音量レベルについて出力条件を変更す
る例を説明したが、楽音のテンポ、曲の種類、楽音の生
成音源、楽音に加えるノイズについて出力条件を変更し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による携帯ナビゲーション
装置の画面及び楽音の音像について説明するための模式
図である。
【図2】本発明の第1実施例によるナビゲーションシス
テムを示す模式図である。
【図3】本発明の第1実施例による携帯ナビゲーション
装置の外観を示す模式図である。
【図4】本発明の第1実施例による携帯ナビゲーション
装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1実施例による携帯ナビゲーション
装置で実行されるナビゲーション処理の全体の流れを示
すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施例によるナビゲーション装置
がサーバーから案内情報及び地図情報を取得する流れを
示すシーケンス図である。
【図7】本発明の第2実施例による携帯ナビゲーション
装置の画面及び楽音の音像について説明するための模式
図である。
【図8】本発明の第2実施例による携帯ナビゲーション
装置の画面及び楽音の音像について説明するための模式
図である。
【図9】本発明の第3実施例による携帯ナビゲーション
装置で音響信号処理部の増幅器のゲインを設定する処理
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯ナビゲーション装置 12 装置本体 14 ヘッドホン 22 LCD 26 入力キー 28 LCD方位センサ 30 GPSアンテナ 32 送受信アンテナ 34 頭部方位センサ 38L,38R イヤホン 52 LCD方位検出部 54 頭部方位検出部 56 受信部 58 通信部 60 制御部 66 画像処理部 68 楽音処理部
フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA07 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC19 5H180 AA21 BB05 CC12 CC17 FF05 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33 5K027 AA11 BB01 CC08 FF22 FF25 MM17 5K067 AA21 BB04 BB21 BB36 DD52 EE02 EE10 EE16 FF23 FF25 HH21 HH23 JJ52 JJ56 KK13 KK15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置と、 スピーカー手段と、 目的地の位置情報を入力する入力手段と、 現在地から前記目的地までの経路を案内する経路画像を
    前記表示装置の画面上に表示する経路案内手段と、 前記現在地から前記目的地までの中継地の現在方位又は
    前記目的地の現在方位と頭部正面方向の現在方位との角
    度差に応じて楽音の出力条件を変更する目標方位案内手
    段と、を備えることを特徴とする携帯ナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 前記経路案内手段は、前記経路画像にお
    ける前記表示装置の基準方向の方位を前記表示装置の基
    準方向の方位に一致させて前記経路画像を前記表示装置
    の画面上に表示することを特徴とする請求項1記載の携
    帯ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記目標方位案内手段は、前記楽音の音
    像を前記目的地又は前記中継地の方位に定位させること
    を特徴とする請求項1又は2記載の携帯ナビゲーション
    装置。
  4. 【請求項4】 前記目標方位案内手段は、前記中継地又
    は前記目的地の現在方位と前記頭部正面方向の現在方位
    との角度差に応じて前記楽音の音量を変更することを特
    徴とする請求項1又は2記載の携帯ナビゲーション装
    置。
  5. 【請求項5】 前記経路案内手段は、前記経路画像を含
    む経路情報を無線通信で取得することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一項に記載の携帯ナビゲーション装
    置。
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