JP2003176519A - 融雪剤散布システムとその方法 - Google Patents

融雪剤散布システムとその方法

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JP2003176519A
JP2003176519A JP2001378755A JP2001378755A JP2003176519A JP 2003176519 A JP2003176519 A JP 2003176519A JP 2001378755 A JP2001378755 A JP 2001378755A JP 2001378755 A JP2001378755 A JP 2001378755A JP 2003176519 A JP2003176519 A JP 2003176519A
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snow
spraying
melting agent
temperature pattern
road
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JP2001378755A
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English (en)
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Kazumitsu Nakajima
一光 中島
Yuichi Yamamoto
有一 山本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要最小限の散布量で、路面全体を均一に雪を
融かす。 【解決手段】移動手段(車輌)50は、積雪の道路を走
行すると、赤外線カメラ10は、融雪剤により低下した
雪面温度の場所による分布を温度パターン70として撮
影し、これを判別装置20へ送る。判別装置20は、こ
の温度パターン70により、場所による温度パターンの
均一性を調べ、不均一性があるとき、どのように不均一
であるかを示すデータを作成し制御装置30へ送る。制
御装置30は、判別装置20からのデータに基づいて、
場所による温度パターンの均一性を保つよう散布装置4
0を制御する指示である散布制御信号を作成し散布装置
40へ送る。散布装置40は、散布制御信号に基づい
て、ノズル41の絞りの最適調整とノズル41の融雪剤
吐き出し方向の最適調整し融雪剤を路面に散布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路面の氷雪を融
かすための、路面に融雪剤を散布するシステムと方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路面の氷雪を融かすため、融雪
剤を道路の雪面に散布する散布システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】不必要に多量な融雪剤
の散布は、道路を走る車輌の損傷(露出した鉄板部等へ
の錆の発生)や道路の損傷を招く、とともに、融雪剤の
無駄になり不経済になるという課題を有する。
【0004】本発明の目的は、従来のこの様な課題を解
決し、必要最小限の散布量で、路面全体を均一に雪を融
かすとともに、路面全体の凍結を防ぐことができる融雪
剤散布システムと方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の融雪剤散布シス
テムは、雪面に融雪剤を散布する散布装置と、融雪剤が
散布された雪面の温度分布を、赤外線により、場所ごと
の温度パターンとして撮影する赤外線カメラと、前記赤
外線カメラにより撮影される、場所ごとの温度パターン
から、温度パターンの場所による不均一性を判別する判
別装置と、前記判別装置により判別される、温度パター
ンの場所による不均一性に基づいて、温度パターンの場
所による均一性を保つよう散布を制御する指示である散
布制御信号を作成し、この散布制御信号を前記散布装置
に送る制御装置とを備え、前記散布装置は、前記制御装
置からの散布制御信号により制御されて、雪面に融雪剤
を散布することを特徴とする。
【0006】また、本発明の融雪剤散布システムは、前
記散布装置は、融雪剤を散布するための、制御可能な複
数ノズルを有し、前記制御装置は、温度パターンの場所
による均一性を保つよう、複数ノズルの各々の絞りと、
複数ノズルの各々の融雪剤噴出方向と、複数ノズルの各
々からの融雪剤噴出量とを決定し、決定された絞りと融
雪剤噴出方向と融雪剤噴出量とから散布制御信号を作成
し、この散布制御信号を前記散布装置に送り、前記散布
装置は、前記制御装置からの散布制御信号に基づいて、
複数ノズルの各々の絞りと融雪剤噴出方向と融雪剤噴出
量を調整して、雪面に融雪剤を散布することを特徴とす
る。
【0007】さらに、本発明の融雪剤散布システムは、
前記赤外線カメラと、前記判別装置と、前記制御装置
と、前記散布装置とを、移動できる車輌に備えているこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明の融雪剤散布方法は、移動し
ながら、融雪剤が散布された雪面の温度分布を、赤外線
により、場所ごとの温度パターンとして撮影する撮影ス
テップと、前記撮影ステップにより撮影される、場所ご
との温度パターンから、温度パターンの場所による不均
一性を判別する判別ステップと、前記判別ステップによ
り判別される、温度パターンの場所による不均一性に基
づいて、温度パターンの場所による均一性を保つよう散
布を制御する指示を作成する指示作成ステップと、前記
指示作成ステップにより作成された指示に基づいて、雪
面に融雪剤を散布する散布ステップとを有することを特
徴とする。
【0009】さらに、本発明の融雪剤散布方法は、道路
を移動しながら、降雪前の路面の温度分布を、赤外線に
より、温度パターンとして撮影する路面撮影ステップ
と、前記路面撮影ステップにより撮影される道路の位置
を、GPS(GlobalPositioning S
ystem)を使用して、測定する位置測定ステップ
と、前記路面撮影ステップにより撮影される、降雪前の
路面の温度パターンと、前記位置測定ステップにより測
定される、道路の位置とを対応してデータベースに記憶
するステップと、降雪後、GPSを使用して、雪の積も
った道路の位置を特定し、この位置の、降雪前の路面の
温度パターンをデータベースより取得し、この温度パタ
ーンから、道路に積もった雪を均一に融かすための、融
雪剤噴出方向と融雪剤噴出範囲と融雪剤噴出量を決める
ステップと、決められた融雪剤噴出方向と融雪剤噴出範
囲と融雪剤噴出量に基づいて、散布装置のノズルの方向
と絞りとを調整して、決められた噴出量の融雪剤をノズ
ルから散布するステップと、融雪剤が散布された雪面の
温度分布を、赤外線により、場所ごとの温度パターンと
して撮影する雪面撮影ステップと、前記雪面撮影ステッ
プにより撮影される、場所ごとの温度パターンから、温
度パターンの場所による不均一性を判別する判別ステッ
プと、前記判別ステップにより判別される、温度パター
ンの場所による不均一性と、データベースに記憶されて
いる、降雪前の路面の温度パターンとから、温度パター
ンの場所による均一性を保つよう融雪剤噴出方向と融雪
剤噴出範囲と融雪剤噴出量を再決定するステップと、再
決定された融雪剤噴出方向と融雪剤噴出範囲と融雪剤噴
出量に基づいて、散布装置のノズルの方向と絞りとを調
整して、決められた噴出量の融雪剤をノズルから散布す
るステップとを有することを特徴とする。
【0010】また、本発明の融雪剤散布方法は、凍結前
の道路を移動しながら、路面の温度分布を、赤外線によ
り、温度パターンとして撮影する路面撮影ステップと、
前記路面撮影ステップにより撮影される道路の位置を、
GPS(GlobalPositioning Sys
tem)を使用して、測定する位置測定ステップと、前
記路面撮影ステップにより撮影される、路面の温度パタ
ーンと、前記位置測定ステップにより測定される、道路
の位置とを対応してデータベースに記憶するステップ
と、GPSを使用して、道路の位置を特定し、この位置
の、凍結前の路面の温度パターンをデータベースより取
得し、この温度パターンから、道路全体の凍結を防ぐた
め、凍結防止剤噴出方向と凍結防止剤噴出範囲と凍結防
止剤噴出量を決めるステップと、決められた凍結防止剤
噴出方向と凍結防止剤噴出範囲と凍結防止剤噴出量に基
づいて、散布装置のノズルの方向と絞りとを調整して、
決められた噴出量の凍結防止剤をノズルから散布するス
テップを有することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の融雪剤散布システムは、
降雪前の路面の温度分布と、融雪剤が散布された後の雪
面の温度分布との各々を、温度パターンとして撮影する
赤外線カメラと、前記赤外線カメラにより撮影される道
路の位置を、GPS(Global Position
ing System)を使用して、測定する位置測定
装置と、前記赤外線カメラにより撮影される、降雪前の
路面の温度パターンと、前記位置測定装置により測定さ
れる、道路の位置とを対応して記憶するデータベース
と、前記赤外線カメラにより撮影される、融雪剤が散布
された後の雪面の温度パターンから、温度パターンの場
所による不均一性を判別する判別装置と、前記判別装置
により判別される、温度パターンの場所による不均一性
と、前記データベースに記憶されている、降雪前の路面
の温度パターンとから、温度パターンの場所による均一
性を保つよう融雪剤噴出方向と融雪剤噴出範囲と融雪剤
噴出量を決定し融雪剤の散布制御を指示する制御装置
と、融雪剤を散布するための、制御可能な複数ノズルを
有し、前記制御装置からの指示により、前記複数ノズル
の各々の絞りと融雪剤噴出方向と融雪剤噴出量を調整し
て、雪面に融雪剤を散布する散布装置とを、移動できる
車輌に備えていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施形態による融
雪剤散布システムの構成ブロック図である。
【0014】図1を参照して、本発明の第1の実施形態
による融雪剤散布システムは、赤外線カメラ10と、判
別装置20と、制御装置30と、複数のノズル41を有
する散布装置40と、移動手段50とを有して構成され
る。
【0015】図2は、より具体的に本発明の融雪剤散布
システムの構成を示した図である。図2(a)は、融雪
剤散布システムの側面図で、図2(b)は、融雪剤散布
システムの上面図で、図2(c)は、融雪剤散布システ
ムの後面図である。
【0016】移動手段50は、赤外線カメラ10と判別
装置20と制御装置30と複数のノズル41を有する散
布装置40とを搭載して、融雪剤を散布しようとする場
所、すなわち道路、を走行する車輌である。
【0017】散布装置40は、制御装置30からの散布
制御信号に基づいて、ノズル41の絞りの最適調整とノ
ズル41の融雪剤吐き出し方向の最適調整をし、最適調
整されたノズル41から、溶状、または、粉状の融雪剤
を路面に散布する。
【0018】赤外線カメラ10は、移動手段(車輌)5
0の後部に配置され、散布された融雪剤により低下した
雪面温度の場所分布を温度パターン(図1の70)とし
て撮影し、撮影された温度パターン70を判別装置20
へ送信する。
【0019】判別装置20は、赤外線カメラ10から温
度パターン70を受信し、この温度パターンから、場所
による温度パターンの均一性を調べる。この結果、不均
一性があるとき、どのように不均一であるかを示すデー
タを作成し、このデータを制御装置30へ送信する。
【0020】制御装置30は、判別装置20からのデー
タを受信して、このデータから、場所による温度パター
ンの均一性を保つよう散布装置40のノズル41を制御
する指示である散布制御信号を作成し、そして、この散
布制御信号を散布装置40へ送信する。
【0021】次に、本発明の第1実施形態の動作につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図3は、本発明による制御が実施されてい
ないときの温度パターンを示す図で、図4は、本発明に
よる制御が実施されているときの、間欠的に融雪剤を噴
出する場合の温度パターンを示す図で、図5は、連続的
に融雪剤を噴出する場合の温度パターンを示す図であ
る。
【0023】移動手段(車輌)50は、雪が積もった道
路を走行すると、散布装置40は、複数のノズル41か
ら、溶状、または、粉状の融雪剤を道路の雪面に散布す
る。
【0024】移動手段(車輌)50の後部に配置されて
いる赤外線カメラ10は、散布された融雪剤により低下
した雪面温度の場所による分布を温度パターン(図1の
70)として撮影し、撮影された温度パターン70を判
別装置20へ送信する。
【0025】本発明による制御が実施されていないと、
赤外線カメラ10は、図3のような、温度パターンを撮
影する。
【0026】図3は、制御が実施されていないときの温
度パターンを示す図で、図3(a)は、道路の幅方向と
進行方向の、赤外線カメラ10が撮影した温度パターン
で、図3(b)は、cc断面の温度分布または温度分布
より換算される融雪剤濃度である。
【0027】図3から明らかなように、本発明による制
御が実施されないで、散布装置40の複数ノズル41
が、道路の幅方向と進行方向の雪面に対して、融雪剤を
間欠的に散布する(図3では、道路の幅方向には、4箇
所に散布し、道路の進行方向には、距離Dごとに散布)
と、局部的に温度が下がる雪面と、温度が全く下がらな
い雪面とが存在し、温度分布が不均一になる。これは、
ノズル41を絞り込み過ぎて融雪剤が広い範囲に散布さ
れないとき、逆に広い範囲に散りすぎて必要量が供給さ
れないとき、あるいは、複数ノズル41の噴射方向が一
様でないとき、生じる。
【0028】これを、防止するため、本発明による制御
が実施される。
【0029】図1と図2に戻り参照して、判別装置20
は、赤外線カメラ10から、撮影された温度パターンを
受信すると、この温度パターンから、場所による温度パ
ターンが均一かどうか調べる。調べた結果、判別装置2
0は、場所による温度パターンが不均一であると認識す
ると、どのように不均一であるかを示すデータを作成
し、このデータを制御装置30へ送信する。たとえば、
判別装置20は、図3で示されるような温度パターンか
ら、場所による不均一を示すデータを作成し、このデー
タを制御装置30へ送信する。図3で示される温度パタ
ーンでは、場所p、rで、温度が下がりすぎており、場
所qで、温度があまり下がっていなく、各場所で温度の
下がりが不均一である。判別装置20は、この温度パタ
ーンから、場所による不均一を示すデータを作成する。
【0030】制御装置30は、判別装置20からデータ
を受信して、このデータから、場所による温度パターン
の均一性を保つよう散布装置40のノズル41を制御す
る指示である散布制御信号を作成し、そして、この散布
制御信号を散布装置40へ送信する。この散布制御信号
は、複数ノズル41の各々の絞りを最適に調整し、そし
て、複数ノズル41の各々の融雪剤噴出方向を最適に調
整し、そして、複数ノズル41の各々からの融雪剤噴出
量を最適に調整するための信号である。
【0031】散布装置40は、制御装置30からの散布
制御信号に基づいて、ノズル41の融雪剤噴出方向の最
適調整と、融雪剤噴出量の最適化のためノズル41の絞
りの最適調整をし、最適調整されたノズル41から、最
適化された噴出量で、溶状、または、粉状の融雪剤を路
面に散布する。
【0032】図3で示されるような、場所による不均一
な温度パターンは、以上の制御により、図4で示される
ような、道路の幅方向と進行方向ともに均一な温度パタ
ーンとなる。すなわち、本発明の制御により、場所s、
t、u、vのいずれの場所においても、また、道路の進
行方向に対しても、同一な温度分布が得られる。
【0033】上述では、ノズル41から、融雪剤が間欠
的に噴出される場合を説明したが、ノズル41は、制御
装置30の制御により、道路の進行方向に対して連続的
に融雪剤を噴出することができる。図5は、連続的に融
雪剤を噴出する場合の温度パターンを示し、図5(a)
は、本発明の制御が実施されていない場合の温度パター
ンを示し、図5(b)は、本発明の制御が実施されてい
る場合の温度パターンを示す。
【0034】図5(a)で示されるような、道路の幅方
向で不均一な温度パターンは、本発明の制御により、図
5(b)はで示されるような、道路の幅方向に均一で、
道路の進行方向に帯状な温度パターンが得られる。
【0035】以上では、移動手段50が、車輌であり、
この車輌上に赤外線カメラ10と判別装置20と制御装
置30と複数のノズル41を有する散布装置40とを搭
載して融雪剤散布システムを構築したが、移動手段50
が、人間自体でもよい。このとき、赤外線カメラ10と
判別装置20と制御装置30と複数のノズル41を有す
る散布装置40とを1体化して人間が運べるよう融雪剤
散布システムを構成するのが望ましい。人間は、融雪し
たい場所を移動して、この融雪剤散布システムで、融雪
剤を無駄なくほぼ均一に散布することが出来る。
【0036】次に、本発明の第2の実施形態による融雪
剤散布システムを説明する。
【0037】図6は、本発明の第2の実施形態による融
雪剤散布システムの構成ブロック図である。
【0038】融雪しようとする道路は、日向の部分と日
陰の部分があるので、雪の積り方や雪の融け方が異な
る。このような局所的に雪の融ける条件の異なる場所を
均一に融雪するために、第2の実施形態による融雪剤散
布システムが適用される。
【0039】図6を参照して、第2の実施形態による融
雪剤散布システムは、赤外線カメラ10と、GPS(G
lobal Positioning System)
12と、データベース14と、判別装置20と、制御装
置32と、複数のノズル41を有する散布装置40と、
移動手段50とを有して構成される。
【0040】赤外線カメラ10と、判別装置20と、複
数のノズル41を有する散布装置40と、移動手段50
とは、第1の実施形態による融雪剤散布システムを構成
するものと同じで、同一符号で示してある。
【0041】赤外線カメラ10は、第1の実施形態に示
した機能に加えて、降雪前の道路の温度パターンを撮影
し、この温度パターンをデータベース14へ送信する。
【0042】GPS(Global Position
ing System)12は、赤外線カメラ10によ
り撮影された降雪前の道路の位置を、GPS衛星との通
信により、測定し、測定された道路の位置をデータベー
ス14へ送信する。
【0043】データベース14は、GPS12により測
定される道路の位置と、赤外線カメラ10により撮影さ
れる、降雪前の道路の温度パターンとを対応して記憶す
る。
【0044】制御装置32は、データベース14から取
得される、道路の位置に対応する温度パターンと、判別
装置20からの、場所による不均一性を示すデータとか
ら、場所による温度パターンの均一性を保つよう散布装
置40のノズル41を制御する指示である散布制御信号
を作成し、そして、この散布制御信号を散布装置40へ
送信する。
【0045】次に、本発明の第2実施形態の動作につい
て説明する。
【0046】図6を参照して、移動手段50(車輌)
が、降雪前の道路を走行すると、赤外線カメラ10は、
道路の路面の温度パターンを、逐次、撮影し、撮影され
た温度パターンをデータベース14へ送信する。同時
に、GPS12は、赤外線カメラ10が撮影した道路の
位置を、GPS衛星との通信により、逐次、測定し、測
定された道路の位置をデータベース14に送信する。
【0047】データベース14は、GPS12から、測
定された道路の位置を受信し、赤外線カメラ10から、
降雪前の路面の温度パターンを受信すると、降雪前の道
路の位置に対応して温度パターンを記憶する。データベ
ース14は、この温度パターンを、対象とする道路全体
に亘って記憶する。
【0048】次に、降雪後、移動手段50(車輌)は、
融雪のため、雪が積もった道路を走行する。このとき、
GPS12は、道路の位置を、逐次、制御装置32に送
信する。
【0049】制御装置32は、GPS12から、道路の
位置を、逐次、受信すると、受信された道路の位置に対
応する、降雪前の路面の温度パターンをデータベース1
4から取得する。そして、制御装置32は、取得された
路面の温度パターンから、道路の幅方向の各位置に対し
て、融雪剤の噴出範囲と噴出量を算出し、さらに、算出
された融雪剤の噴出範囲に基づいて、複数ノズル41の
各々の噴出方向と絞りとを決定し、そして、この噴出量
と噴出方向と絞りとを、複数ノズル41の各々に指示す
る散布制御信号を作成し、散布装置40に送信する。
【0050】散布装置40は、制御装置30からの散布
制御信号に基づいて、ノズル41の融雪剤噴出方向の調
整と、ノズル41の絞り調整をし、調整されたノズル4
1から、最適化された噴出量で、溶状、または、粉状の
融雪剤を路面に散布する。
【0051】移動手段(車輌)50が、散布に適切な速
度で進行すると、赤外線カメラ10は、移動手段(車
輌)50から数メートル後方の、融雪剤が散布され温度
が低下している雪面を、温度パターンとして撮影し、撮
影された温度パターンを判別装置20へ送信する。
【0052】判別装置20は、赤外線カメラ10から、
撮影された温度パターンを受信すると、この温度パター
ンから、温度パターンの、場所による不均一性を示すデ
ータを作成し、このデータを制御装置30へ送信する。
【0053】制御装置30は、判別装置20からデータ
を受信し、そして、データベース14から降雪前の路面
の温度パターンを取得し、判別装置20からのデータと
降雪前の路面の温度パターンとにより、雪面の温度パタ
ーンの均一性を保つよう散布装置40のノズル41を制
御する指示である散布制御信号を作成し、散布装置40
へ送信する。
【0054】散布装置40は、制御装置30からの散布
制御信号に基づいて、ノズル41の融雪剤噴出方向の最
適調整と、融雪剤噴出量の最適化のためノズル41の絞
りの最適調整をし、最適調整されたノズル41から、溶
状、または、粉状の融雪剤を路面に散布する。
【0055】以上では、融雪剤を散布して、路面の雪を
融かすのを目的としたが、路面の凍結を防止することも
できる。
【0056】赤外線カメラ10とGPS12とにより作
成され、データベース14に記憶されている、道路の位
置に対応する温度パターンに基づいて、制御装置30
は、散布装置40のノズル41を最適調整し、この最適
調整されたノズル41から凍結防止剤を、降雪前に、必
要な場所のみに散布する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、赤外線
カメラで、道路の雪面の温度パターン、あるいは、道路
の路面の温度パターンを撮影し、この温度パターンの場
所による不均一性を判定し、この判定結果に基づき、散
布装置のノズルを制御して融雪剤あるいは凍結剤を散布
するよう構成されているので、必要最小限の散布量で、
路面全体を均一に雪を融すとともに、路面全体の凍結を
防ぐことができるという効果がある。
【0058】また、本発明は、赤外線カメラとGPSと
により作成された、道路の位置に対応する温度パターン
に基づいて、融雪剤あるいは凍結剤を散布するよう構成
され、散布装置のノズルを、道路の位置毎に、きめ細か
く制御できるので、融雪剤あるいは凍結剤の節約ができ
るという効果がある。
【0059】また、本発明は、赤外線カメラで温度パタ
ーンを撮影し、この温度パターンにより散布装置を制御
しているので、リアルタイムで融雪剤あるいは凍結剤の
散布制御ができるという効果がある。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による融雪剤散布シス
テムの構成ブロック図である。
【図2】より具体的に本発明の融雪剤散布システムの構
成を示した図である。
【図3】本発明による制御が実施されていないときの温
度パターンを示す図である。
【図4】本発明による制御が実施されているときの、間
欠的に融雪剤を噴出する場合の温度パターンを示す図で
ある。
【図5】連続的に融雪剤を噴出する場合の温度パターン
を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態による融雪剤散布シス
テムの構成ブロック図である。
【符号の説明】
10 赤外線カメラ 12 GPS 14 データベース 20 判別装置 30 制御装置 40 散布装置 41 ノズル 50 移動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01J 5/48 G01J 5/48 A 5H180 G08G 1/16 G08G 1/16 C Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AB12 AC02 AC08 AC09 AC20 2G066 AC20 BA14 CA02 4D074 AA05 BB06 BB09 CC04 CC23 CC39 CC55 CC57 4F033 AA08 BA03 BA05 CA01 DA01 EA04 GA11 LA13 4F035 AA04 BA22 BA23 BB03 BB04 BB06 BB07 BB16 CA01 CC01 CD05 CD08 CD19 5H180 AA07 CC02 CC04 CC12 FF05 LL16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雪面に融雪剤を散布する散布装置と、融
    雪剤が散布された雪面の温度分布を、赤外線により、場
    所ごとの温度パターンとして撮影する赤外線カメラと、
    前記赤外線カメラにより撮影される、場所ごとの温度パ
    ターンから、温度パターンの場所による不均一性を判別
    する判別装置と、前記判別装置により判別される、温度
    パターンの場所による不均一性に基づいて、温度パター
    ンの場所による均一性を保つよう散布を制御する指示で
    ある散布制御信号を作成し、この散布制御信号を前記散
    布装置に送る制御装置とを備え、前記散布装置は、前記
    制御装置からの散布制御信号により制御されて、雪面に
    融雪剤を散布することを特徴とする融雪剤散布システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記散布装置は、融雪剤を散布するため
    の、制御可能な複数ノズルを有し、前記制御装置は、温
    度パターンの場所による均一性を保つよう、複数ノズル
    の各々の絞りと、複数ノズルの各々の融雪剤噴出方向
    と、複数ノズルの各々からの融雪剤噴出量とを決定し、
    決定された絞りと融雪剤噴出方向と融雪剤噴出量とから
    散布制御信号を作成し、この散布制御信号を前記散布装
    置に送り、前記散布装置は、前記制御装置からの散布制
    御信号に基づいて、複数ノズルの各々の絞りと融雪剤噴
    出方向と融雪剤噴出量を調整して、雪面に融雪剤を散布
    することを特徴とする請求項1記載の融雪剤散布システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記赤外線カメラと、前記判別装置と、
    前記制御装置と、前記散布装置とを、移動できる車輌に
    備えていることを特徴とする請求項1記載の融雪剤散布
    システム。
  4. 【請求項4】 移動しながら、融雪剤が散布された雪面
    の温度分布を、赤外線により、場所ごとの温度パターン
    として撮影する撮影ステップと、前記撮影ステップによ
    り撮影される、場所ごとの温度パターンから、温度パタ
    ーンの場所による不均一性を判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにより判別される、温度パターンの場
    所による不均一性に基づいて、温度パターンの場所によ
    る均一性を保つよう散布を制御する指示を作成する指示
    作成ステップと、前記指示作成ステップにより作成され
    た指示に基づいて、雪面に融雪剤を散布する散布ステッ
    プとを有することを特徴とする融雪剤散布方法。
  5. 【請求項5】 道路を移動しながら、降雪前の路面の温
    度分布を、赤外線により、温度パターンとして撮影する
    路面撮影ステップと、前記路面撮影ステップにより撮影
    される道路の位置を、GPS(GlobalPosit
    ioning System)を使用して、測定する位
    置測定ステップと、前記路面撮影ステップにより撮影さ
    れる、降雪前の路面の温度パターンと、前記位置測定ス
    テップにより測定される、道路の位置とを対応してデー
    タベースに記憶するステップと、降雪後、GPSを使用
    して、雪の積もった道路の位置を特定し、この位置の、
    降雪前の路面の温度パターンをデータベースより取得
    し、この温度パターンから、道路に積もった雪を均一に
    融かすための、融雪剤噴出方向と融雪剤噴出範囲と融雪
    剤噴出量を決めるステップと、決められた融雪剤噴出方
    向と融雪剤噴出範囲と融雪剤噴出量に基づいて、散布装
    置のノズルの方向と絞りとを調整して、決められた噴出
    量の融雪剤をノズルから散布するステップと、融雪剤が
    散布された雪面の温度分布を、赤外線により、場所ごと
    の温度パターンとして撮影する雪面撮影ステップと、前
    記雪面撮影ステップにより撮影される、場所ごとの温度
    パターンから、温度パターンの場所による不均一性を判
    別する判別ステップと、前記判別ステップにより判別さ
    れる、温度パターンの場所による不均一性と、データベ
    ースに記憶されている、降雪前の路面の温度パターンと
    から、温度パターンの場所による均一性を保つよう融雪
    剤噴出方向と融雪剤噴出範囲と融雪剤噴出量を再決定す
    るステップと、再決定された融雪剤噴出方向と融雪剤噴
    出範囲と融雪剤噴出量に基づいて、散布装置のノズルの
    方向と絞りとを調整して、決められた噴出量の融雪剤を
    ノズルから散布するステップとを有することを特徴とす
    る融雪剤散布方法。
  6. 【請求項6】 凍結前の道路を移動しながら、路面の温
    度分布を、赤外線により、温度パターンとして撮影する
    路面撮影ステップと、前記路面撮影ステップにより撮影
    される道路の位置を、GPS(GlobalPosit
    ioning System)を使用して、測定する位
    置測定ステップと、前記路面撮影ステップにより撮影さ
    れる、路面の温度パターンと、前記位置測定ステップに
    より測定される、道路の位置とを対応してデータベース
    に記憶するステップと、GPSを使用して、道路の位置
    を特定し、この位置の、凍結前の路面の温度パターンを
    データベースより取得し、この温度パターンから、道路
    全体の凍結を防ぐため、凍結防止剤噴出方向と凍結防止
    剤噴出範囲と凍結防止剤噴出量を決めるステップと、決
    められた凍結防止剤噴出方向と凍結防止剤噴出範囲と凍
    結防止剤噴出量に基づいて、散布装置のノズルの方向と
    絞りとを調整して、決められた噴出量の凍結防止剤をノ
    ズルから散布するステップを有することを特徴とする融
    雪剤散布方法。
  7. 【請求項7】 降雪前の路面の温度分布と、融雪剤が散
    布された後の雪面の温度分布との各々を、温度パターン
    として撮影する赤外線カメラと、前記赤外線カメラによ
    り撮影される道路の位置を、GPS(Global P
    ositioning System)を使用して、測
    定する位置測定装置と、前記赤外線カメラにより撮影さ
    れる、降雪前の路面の温度パターンと、前記位置測定装
    置により測定される、道路の位置とを対応して記憶する
    データベースと、前記赤外線カメラにより撮影される、
    融雪剤が散布された後の雪面の温度パターンから、温度
    パターンの場所による不均一性を判別する判別装置と、
    前記判別装置により判別される、温度パターンの場所に
    よる不均一性と、前記データベースに記憶されている、
    降雪前の路面の温度パターンとから、温度パターンの場
    所による均一性を保つよう融雪剤噴出方向と融雪剤噴出
    範囲と融雪剤噴出量を決定し融雪剤の散布制御を指示す
    る制御装置と、融雪剤を散布するための、制御可能な複
    数ノズルを有し、前記制御装置からの指示により、前記
    複数ノズルの各々の絞りと融雪剤噴出方向と融雪剤噴出
    量を調整して、雪面に融雪剤を散布する散布装置とを、
    移動できる車輌に備えていることを特徴とする融雪剤散
    布システム。
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