JP2003175965A - 包装材及び包装構造 - Google Patents

包装材及び包装構造

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JP2003175965A
JP2003175965A JP2001377831A JP2001377831A JP2003175965A JP 2003175965 A JP2003175965 A JP 2003175965A JP 2001377831 A JP2001377831 A JP 2001377831A JP 2001377831 A JP2001377831 A JP 2001377831A JP 2003175965 A JP2003175965 A JP 2003175965A
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cooker
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packaging
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Hiroaki Uchida
宏明 内田
Mitsuharu Inoue
光治 井上
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Harman Pro Co Ltd
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Harman Pro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない材料で確実な包装を行うことが可能
で、積み重ねて保管する場合にも荷崩れなどの生じにく
い信頼性の高い包装材及び包装構造を提供する。 【解決手段】 被包装物(加熱調理器Aを構成する調理
器本体1)の両側部に配設されて、加熱調理器Aの側面
側を保持するとともに、包装後において、包装構造体の
支柱となる一対の側パッド11a,11bと、該側パッ
ド11a,11bが配設された状態の加熱調理器Aの下
面側に位置して加熱調理器Aの下面側を保護する下ケー
ス12と、上面側に位置して加熱調理器Aの上面側を保
護する上ケース15と、シュリンク包装材16を備えた
構成とし、側パッド11a,11b、下ケース12、及
び上ケース15が配設された状態の加熱調理器Aをシュ
リンク包装材16により覆い、加熱して収縮させること
により、各包装材を加熱調理器Aに係合した状態に保
持、固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、加熱調理器など
の被包装物を包装する際に用いられる包装材及び該包装
材を用いて被包装物を包装する場合の包装構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
加熱調理器などの被包装物を、搬送や保管のために包装
する場合、例えば、図6に示すように、被包装物(加熱
調理器)51の両側部と係合するように、被包装物51
の両側部に、被包装物51の側面側を保護する一対の側
パッド52を配設するとともに、上面側に必要に応じ
て、被包装物51の部品(五徳56など)を収納するこ
とができるように構成された天パッド53を配設し、全
体を段ボール紙製の容器(外箱)54に収納した後、図
7に示すように、容器の上蓋54aを閉じ、ポリプロピ
レン製のバンド55で締結する方法などの方法により包
装されている。
【0003】ところで、上記のように包装された包装構
造体においては、倉庫などにおいて複数個積み上げて保
管する場合に、主として、段ボール紙製の容器(外箱)
54の側壁が、積み重ねられた包装構造体の重量を支え
る支柱として機能することになる。そのため、段ボール
紙製の容器(外箱)54が変形して荷崩れが発生するこ
とを防止するため、湿度や保管期間などの条件を考慮し
て、一番下の容器に実際にかかる重量の数倍の重量に耐
えるような強度を持たせる(包装仕様とする)ことが必
要になる。その結果、包装に、多量の包装材(段ボール
紙)を用いることが必要となり、資源の有効利用や、廃
棄後の処理負担などの見地から好ましくないという問題
点がある。
【0004】また、図8に示すように、被包装物(加熱
調理器)51の両側部に、被包装物51の側面側を保護
する一対の側パッド52を配設した状態で、上パッド6
1及び下パッド62で全体を上下両面側からから挟み込
み、ポリプロピレン製のバンド55で締結することによ
り、段ボール紙製の容器(外箱)を用いずに包装を行う
方法も試みられているが、側パッド52が外側にふくれ
て、くの字状に変形しやすく、積み重ねて保管する場合
に、荷崩れを生じやすいという問題点がある。
【0005】本願発明は、上記背景に鑑みてなされたも
のであり、少ない包装材で確実な包装を行うことが可能
で、積み重ねて保管する場合にも荷崩れが生じにくい信
頼性の高い包装材及び包装構造を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明(請求項1)の包装材は、被包装物を包装
するのに用いられる紙系材料からなる包装材であって、
被包装物の両側部と係合するように、被包装物の両側部
に配設されて、被包装物の側面側を保持するとともに、
包装後において、包装構造体の支柱となる一対の側パッ
ドと、前記側パッドが配設された状態の被包装物の下面
側に位置して被包装物の下面側を保護する下ケースと、
前記側パッドが配設された状態の被包装物の上面側に位
置して被包装物の上面側を保護する上ケースと、前記側
パッド、前記下ケース、及び前記上ケースが配設された
状態の被包装物の、少なくとも主要部を覆い、加熱する
ことにより収縮して、前記側パッド、前記下ケース及び
前記上ケースを、被包装物に係合した状態に保持、固定
するシュリンク包装材とを具備することを特徴としてい
る。
【0007】本願発明(請求項1)の包装材は、被包装
物の両側部に配設されて、被包装物の側面側を保持する
とともに、包装後において、包装構造体の支柱となる一
対の側パッドと、該側パッドが配設された状態の被包装
物の下面側に位置して被包装物の下面側を保護する下ケ
ースと、上面側に位置して被包装物の上面側を保護する
上ケースと、シュリンク包装材を備えているので、側パ
ッド、下ケース、及び上ケース(以下、単に「各包装
材」ともいう)が配設された状態の被包装物の、少なく
とも主要部をシュリンク包装材により覆い、加熱して収
縮させることにより、各包装材を被包装物に係合した状
態に確実に保持、固定することが可能になり、少ない包
装材により、信頼性の高い包装を行うことが可能にな
る。なお、シュリンク包装材とは、加熱することにより
収縮する機能を有する包装材であって、ポリオレフィン
系材料からなる、いわゆる「ポリシュリンクフィルム」
として広く用いられているシート状材料などが例示され
るが、その他にも、加熱することにより収縮する機能を
備えた種々の材料を用いることが可能である。
【0008】また、本願発明(請求項2)の包装材は、
被包装物を包装するのに用いられる紙系材料からなる包
装材であって、被包装物の両側部と係合するように、被
包装物の両側部に配設されて、被包装物の側面側を保持
するとともに、一部が被包装物の下面側及び上面側にま
で回り込んで、被包装物の下面側及び上面側を保護する
一対の保護パッドと、前記保護パッドが配設された状態
の被包装物の、少なくとも主要部を覆うように配設さ
れ、加熱することにより収縮して、前記保護パッドを、
被包装物に係合した状態に保持、固定するシュリンク包
装材とを具備することを特徴としている。
【0009】本願発明(請求項2)の包装材は、被包装
物の両側部に配設されて、被包装物の側面側を保持する
とともに、一部が被包装物の下面側及び上面側にまで回
り込んで、被包装物の下面側及び上面側を保護する一対
の保護パッドと、保護パッドが配設された状態の被包装
物の、少なくとも主要部を覆うように配設されるシュリ
ンク包装材を備えているので、保護パッドが配設された
状態の被包装物の、少なくとも主要部をシュリンク包装
材により覆い、加熱して収縮させることにより、保護パ
ッドを被包装物に係合した状態に確実に保持、固定する
ことが可能になり、さらに少ない包装材により、信頼性
の高い包装を行うことが可能になる。
【0010】また、請求項3の包装材は、前記被包装物
が、調理器本体と、調理器本体の上面側に配設されるト
ッププレートと、調理器本体に配設されたグリルと、調
理器本体の前面側に配設されたグリル扉とを備えた加熱
調理器であって、前記一対の側パッド、前記下ケース、
前記上ケース及び前記シュリンク包装材を備えていると
ともに、さらに、前記調理器本体の前面側に配設され
て、前記グリル扉を保護する前面パッドと、前記調理器
本体と前記トッププレートの間に配設されるプレート用
パッドと、前記トッププレートと前記上ケースの間に配
設される部品収納パッドとを備えていることを特徴とし
ている。
【0011】請求項3の包装材は、調理器本体と、調理
器本体の上面側に配設されるトッププレートと、調理器
本体に配設されたグリルと、調理器本体の前面側に配設
されたグリル扉とを備えた加熱調理器を包装する場合に
用いられるものであって、一対の側パッド、下ケース、
上ケース及びシュリンク包装材を備えているとともに、
さらに、調理器本体の前面側に配設されてグリル扉を保
護する前面パッドと、調理器本体とトッププレートの間
に配設されるプレート用パッドと、トッププレートと上
ケースの間に配設される、部品を収納するための部品収
納パッドとを備えているので、調理器本体、トッププレ
ート、部品などを備えた加熱調理器を少ない包装材で、
確実に包装することが可能になる。
【0012】また、請求項4の包装材は、前記被包装物
が、調理器本体と、調理器本体の上面側に配設されるト
ッププレートと、調理器本体に配設されたグリルと、調
理器本体の前面側に配設されたグリル扉とを備えた加熱
調理器であって、前記保護パッド及び前記シュリンク包
装材を備えているとともに、さらに、前記調理器本体の
前面側に配設されて、前記グリル扉を保護する前面パッ
ドと、前記調理器本体と前記トッププレートの間に配設
されるプレート用パッドと、前記トッププレートと前記
保護パッドの、被包装物の上面側にまで回り込んだ部分
の間に配設される部品収納パッドとを備えていることを
特徴とする請求項2記載の包装材。
【0013】請求項4の包装材は、調理器本体と、調理
器本体の上面側に配設されるトッププレートと、調理器
本体に配設されたグリルと、調理器本体の前面側に配設
されたグリル扉とを備えた加熱調理器を包装する場合に
用いられるものであって、保護パッド及びシュリンク包
装材を備えているとともに、さらに、調理器本体の前面
側に配設されてグリル扉を保護する前面パッドと、調理
器本体とトッププレートの間に配設されるプレート用パ
ッドと、トッププレートと保護パッドの、被包装物の上
面側にまで回り込んだ部分の間に配設される、部品を収
納するための部品収納パッドとを備えているので、調理
器本体、トッププレート、部品などを備えた加熱調理器
を少ない包装材で、確実に包装することが可能になる。
【0014】また、請求項5の包装材は、主要部が段ボ
ール紙からなるものであることを特徴としている。
【0015】包装材として、段ボール紙を用いることに
より、軽量で、所望の衝撃緩衝特性を備えた包装材を構
成することができるようになり、本願発明をより実効あ
らしめることができる。
【0016】また、本願発明(請求項6)の包装構造
は、請求項1又は5記載の包装材を用いた包装構造であ
って、前記一対の側パッドが被包装物の両側部に配設さ
れ、前記側パッドが配設された状態の被包装物の下面側
に前記下ケースが配設されているとともに、被包装物の
上面側に前記上ケースが配設され、前記シュリンク包装
材が、前記側パッド、前記下ケース、及び前記上ケース
が配設された状態の被包装物の、少なくとも主要部を覆
うように配設され、かつ、加熱処理されることにより収
縮して、前記側パッド、前記下ケース及び前記上ケース
が、被包装物に係合した状態で被包装物と一体に保持、
固定されていることを特徴としている。
【0017】本願発明(請求項6)の包装構造において
は、請求項1又は5記載の包装材を用いられており、一
対の側パッドが被包装物の両側部に配設され、側パッド
が配設された状態の被包装物の下面側に下ケースが配設
され、上面側に上ケースが配設されているとともに、シ
ュリンク包装材が、各包装材が配設された状態の被包装
物の、少なくとも主要部を覆うように配設され、かつ、
加熱処理されることにより収縮して、各包装材が、被包
装物に係合した状態で被包装物と一体に保持、固定され
た構造を有しているので、積み重ねて保管するような場
合にも、荷崩れを生じたりすることのない信頼性の高い
包装を実現することが可能になる。
【0018】また、本願発明(請求項7)の包装構造
は、請求項2又は5記載の包装材を用いた包装構造であ
って、前記一対の保護パッドが被包装物の両側部に配設
され、前記シュリンク包装材が、前記保護パッドが配設
された状態の被包装物の、少なくとも主要部を覆うよう
に配設され、かつ、加熱処理されることにより収縮し
て、前記保護パッドが、被包装物に係合した状態で被包
装物と一体に保持、固定されていることを特徴としてい
る。
【0019】また、本願発明(請求項7)の包装構造
は、請求項2又は5記載の包装材を用いた包装構造であ
って、一対の保護パッドが被包装物の両側部に配設さ
れ、シュリンク包装材が、保護パッドが配設された状態
の被包装物の、少なくとも主要部を覆うように配設さ
れ、かつ、加熱処理されることにより収縮して、保護パ
ッドが、被包装物に係合した状態で被包装物と一体に保
持、固定された構造を有しているので、積み重ねて保管
するような場合にも、荷崩れを生じたりすることのない
信頼性の高い包装を実現することが可能になる。
【0020】また、本願発明(請求項8)の包装構造
は、被包装物が、調理器本体と、調理器本体の上面側に
配設されるトッププレートと、調理器本体に配設された
グリルと、調理器本体の前面側に配設されたグリル扉と
を備えた加熱調理器であって、該加熱調理器を、請求項
3又は5記載の包装材を用いて包装した場合の包装構造
であって、前記一対の側パッドが前記調理器本体の両側
部に配設され、前記調理器本体の下面側に前記下ケース
が配設され、前記調理器本体と前記トッププレートの間
に前記プレート用パッドが配設され、前記トッププレー
ト上に前記部品収納パッドが配設され、前記部品収納パ
ッド上に、前記上ケースが配設され、前記シュリンク包
装材が、前記側パッド、前記下ケース、前記プレート用
パッド、前記部品収納パッド及び前記上ケースが配設さ
れた状態の加熱調理器の、少なくとも主要部を覆うよう
に配設され、かつ、加熱処理されることにより収縮し
て、前記側パッド、前記下ケース、前記プレート用パッ
ド、前記部品収納パッド及び前記上ケースが、加熱調理
器に係合した状態で加熱調理器と一体に保持、固定され
ていることを特徴としている。
【0021】本願発明(請求項8)の包装構造は、被包
装物が、調理器本体と、調理器本体の上面側に配設され
るトッププレートと、調理器本体に配設されたグリル
と、調理器本体の前面側に配設されたグリル扉とを備え
た加熱調理器である場合において、請求項3又は5記載
の包装材を構成する一対の側パッドが調理器本体の両側
部に配設され、下ケースが調理器本体の下面側に配設さ
れ、プレート用パッドが調理器本体とトッププレートの
間に配設され、部品収納パッドがトッププレート上に配
設され、部品収納パッド上に、上ケースが配設されてい
るとともに、シュリンク包装材が、各包装材が配設され
た状態の加熱調理器の、少なくとも主要部を覆うように
配設されており、シュリンク包装材により各包装材が加
熱調理器と一体として保持、固定されているので、積み
重ねて保管する場合にも荷崩れを生じたりすることのな
い信頼性の高い包装を実現することが可能になる。
【0022】また、本願発明(請求項9)の包装構造
は、被包装物が、調理器本体と、調理器本体の上面側に
配設されるトッププレートと、調理器本体に配設された
グリルと、調理器本体の前面側に配設されたグリル扉と
を備えた加熱調理器であって、該加熱調理器を、請求項
4又は5記載の包装材を用いて包装した場合の包装構造
であって、前記一対の保護パッドが前記調理器本体の両
側部に配設され、前記調理器本体の下面側に、前記保護
パッドの一部が回り込み、前記調理器本体と前記トップ
プレートの間に前記プレート用パッドが配設され、前記
トッププレート上に、部品を収納するための前記部品収
納パッドが配設され、前記部品収納パッド上に、前記保
護パッドの一部が回り込み、前記シュリンク包装材が、
前記保護パッド、前記プレート用パッド、前記部品収納
パッドが配設された状態の加熱調理器の、少なくとも主
要部を覆うように配設され、かつ、加熱処理されること
により収縮して、前記保護パッド、前記プレート用パッ
ド、前記部品収納パッドが、加熱調理器に係合した状態
で加熱調理器と一体に保持、固定されていることを特徴
としている。
【0023】また、本願発明(請求項9)の包装構造
は、被包装物が、調理器本体と、調理器本体の上面側に
配設されるトッププレートと、調理器本体に配設された
グリルと、調理器本体の前面側に配設されたグリル扉と
を備えた加熱調理器である場合において、請求項4又は
5記載の包装材を構成する一対の保護パッドが調理器本
体の両側部に配設され、調理器本体の下面側に、保護パ
ッドの一部が回り込んでいるとともに、プレート用パッ
ドが調理器本体とトッププレートの間に配設され、部品
収納パッドがトッププレート上に配設され、部品収納パ
ッド上に、保護パッドの一部が回り込み、シュリンク包
装材が、一対の保護パッドが配設された状態の加熱調理
器の、少なくとも主要部を覆うように配設されており、
シュリンク包装材により一対の保護パッド、プレート用
パッド、部品収納パッドが加熱調理器と一体として保
持、固定されているので、積み重ねて保管する場合にも
荷崩れを生じたりすることのない信頼性の高い包装を実
現することが可能になる。
【0024】また、請求項10の包装構造は、前記シュ
リンク包装材が、被包装物の全体を被覆するように配設
され、かつ、加熱処理されることにより収縮して、内部
が密閉状態に保たれていることを特徴としている。
【0025】シュリンク包装材を、被包装物の全体を被
覆するように配設し、内部を密閉状態に保つようにした
場合、保管中の吸湿などによる包装材の変形を防止し
て、信頼性の高い包装を行うことが可能になる。
【0026】また、請求項11の包装構造は、前記シュ
リンク包装材の上からバンド状の締結部材により締結さ
れていることを特徴としている。
【0027】シュリンク包装材の上からバンド状の締結
部材を用いて締結することにより、さらに信頼性の高い
包装を実現することが可能になる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を示
して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
【0029】[実施形態1]図1は本願発明の一実施形
態にかかる包装材を用いた加熱調理器(被包装物)の包
装構造を示す分解斜視図である。
【0030】この実施形態における被包装物は、ガスを
燃料として加熱調理を行う加熱調理器であって、この加
熱調理器Aは、調理器本体(実質的な被包装物)1と、
トッププレート2と、使用時に調理器本体1やトッププ
レート2などに取り付けて用いられる付属部品を備えて
おり、この付属部品には、大小2つの五徳3a,3b、
バーナキャップ(シートでカバーされている)4、サイ
ドモール5などが含まれている。
【0031】なお、調理器本体1は、図1ではトッププ
レート2の陰になっているコンロ及び内部に配設された
グリルを備えており、前面には、グリル扉7、操作つま
み8などが配設されている。
【0032】また、この実施形態において用いられてい
る包装材は、調理器本体1の両側部と係合するように、
調理器本体1の両側部に配設されて、調理器本体1の側
面側を保持する一対の側パッド11a,11bと、側パ
ッド11a,11bが配設された状態の調理器本体1の
下面側に位置して調理器本体1の下面側を保護する下ケ
ース12と、調理器本体1とトッププレート2の間に配
設されるプレート用パッド13と、トッププレート2上
に配設される、五徳3a,3b、バーナキャップ(シー
トでカバーされている)4、サイドモール5などの付属
部品を収納するための部品収納パッド14と、部品収納
パッド14上に配設される上ケース15と、調理器本体
1の前面側に配設されて、グリル扉7を保護する前面パ
ッド17と、各包装材(側パッド11a,11b、下ケ
ース12、プレート用パッド13、部品収納パッド1
4、上ケース15、及び前面パッド17)が配設された
状態の加熱調理器Aの、全体を覆い、加熱することによ
り収縮して、各包装材を、加熱調理器Aに係合した状態
に保持、固定するシュリンク包装材16とを備えてい
る。
【0033】なお、調理器本体1とトッププレート2の
間に、前桟パッド13aが配設されているが、この前桟
パッド13aは、本願発明においては、プレート用パッ
ド13の一部と考えることができるものである。
【0034】なお、左右の一対の側パッド11a,11
bは、段ボール紙を加工することにより形成されてお
り、調理器本体1の左右両端部と係合して、両端部を保
護するとともに、加熱調理器Aが各包装材により包装さ
れた包装構造体において、支柱としての機能を果たよう
に構成されている。
【0035】また、この実施形態においては、上記の側
パッド11a,11b以外の、下ケース12、前桟パッ
ド13a、プレート用パッド13、部品収納パッド1
4、及び上ケース15、前面パッド17も、段ボール紙
を加工することにより形成されている。
【0036】また、シュリンク包装材16としては、ポ
リオレフィン系材料からなる、いわゆる「ポリシュリン
クフィルム」として広く知られている樹脂シートが用い
られている。ただし、シュリンク包装材16としては、
その他にも、加熱することにより収縮する機能を備えた
種々の樹脂シートを用いることが可能である。
【0037】そして、上述のように構成された包装材
(側パッド11a,11b、下ケース12、前桟パッド
13a、プレート用パッド13、部品収納パッド14、
及び上ケース15、前面パッド17)を加熱調理器Aの
所定の位置に配設し、シュリンク包装材16により全体
を被覆した後、所定の温度(例えば、200℃)に加熱
し、シュリンク包装材16を収縮させることにより、側
パッド11a,11b、下ケース12、前桟パッド13
a、プレート用パッド13、部品収納パッド14、及び
上ケース15、前面パッド17が、加熱調理器Aに対し
て、所定の位置に確実に保持、固定された密閉状態の包
装構造体18(図2)が得られる。
【0038】この包装構造体においては、シュリンク包
装材16により各包装材(側パッド11a,11b、下
ケース12、前桟パッド13a、プレート用パッド1
3、部品収納パッド14、及び上ケース15、前面パッ
ド(図2には示さず))が加熱調理器Aと一体として保
持、固定されているので、加熱調理器Aが全体として確
実に包装された、信頼性の高い包装を実現することがで
きる。
【0039】また、側パッド11a,11bが、包装構
造体18における支柱としての機能を果たすことにな
り、積み重ねて保管した場合の荷崩れの発生を抑制、防
止することができる。
【0040】さらに、シュリンク包装材16により密閉
状態で包装されているので、保管中の吸湿などによる包
装材の変形を防止して、信頼性の高い包装を行うことが
可能になる。また、図3に示すように、例えば、ポリプ
ロピレン製のバンド19を巻き回して締結することによ
り、さらに信頼性の高い包装を行うことができる。
【0041】[実施形態2]図4は本願発明の他の実施
形態(実施形態2)にかかる包装材を用いた加熱調理器
(被包装物)の包装構造を示す分解斜視図である。この
実施形態2においても、被包装物は、上記実施形態1の
場合と同様の加熱調理器Aである。
【0042】そして、この実施形態2においては、上述
の実施形態1の側パッド11a,11bと、下ケース1
2及び上ケース15(いずれも図1)の両方の機能を果
たす保護パッド21a,21bが用いられており、この
保護パッド21a,21bは、加熱調理器A(調理器本
体1)の両側部と係合するように、調理器本体1の両側
部に配設されて、調理器本体1の側面側を保持するとと
もに、一部が加熱調理器Aの下面側及び上面側にまで回
り込んで、加熱調理器の下面側及び上面側を保護する機
能を果たすように構成されている。なお、この実施形態
2の包装材のその他の構成は、上記実施形態1の場合と
同様であり、図4において、図1と同一符号を付した部
分は、同一部分または相当する部分を示している。
【0043】そして、上述のように構成された実施形態
2の包装材(保護パッド21a,21b、前桟パッド1
3a、プレート用パッド13、部品収納パッド14、及
び前面パッド17)を加熱調理器Aの所定の位置に配設
し、シュリンク包装材16により全体を被覆した後、所
定の温度(例えば、200℃)に加熱し、シュリンク包
装材16を収縮させることにより、保護パッド21a,
21b、前桟パッド13a、プレート用パッド13、部
品収納パッド14、及び前面パッド17が、加熱調理器
Aに対して、所定の位置に確実に保持、固定された密閉
状態の包装構造体18(図5)が得られる。
【0044】この包装構造体18においては、シュリン
ク包装材16により各包装材(保護パッド21a,21
b、前桟パッド13a(図4)、プレート用パッド1
3、部品収納パッド14、及び前面パッド(図4))が
加熱調理器Aと一体として保持、固定されているので、
加熱調理器Aが全体として確実に包装された、信頼性の
高い包装を実現することができる。
【0045】また、保護パッド21a,21bが、包装
構造体18における支柱としての機能を果たすことにな
り、積み重ねて保管した場合の荷崩れの発生を抑制、防
止することができる。
【0046】さらに、シュリンク包装材16により密閉
状態で包装されているので、保管中の吸湿などによる包
装材の変形を防止して、信頼性の高い包装を行うことが
可能になる。また、この実施形態2の包装構造において
も、ポリプロピレン製などのバンドを巻き回して締結す
ることにより、さらに信頼性の高い包装を行うことがで
きる。
【0047】なお、上記実施形態では、被包装物が加熱
調理器である場合を例にとって説明したが、本願発明の
包装材及び包装構造は、加熱調理器以外の種々の被包装
物を包装する場合に広く適用することが可能である。
【0048】また、上記実施形態では、シュリンク包装
材により、全体を被覆して、内部が密閉状態となるよう
に包装しているが、主要部を被覆して、内部は密閉状態
とはならないが、各包装材は被包装物に対して所定の位
置に確実に保持、固定されるような態様で包装すること
も可能である。
【0049】また、本願発明において、側パッド11
a,11b、下ケース12、プレート用パッド13、部
品収納パッド14、上ケース15、前面パッド17、保
護パッド21a,21bなどの具体的な形状には特別な
制約はなく、被包装物の形状に応じて、種々の形状とす
ることが可能である。
【0050】本願発明はさらにその他の点においても上
記実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内に
おいて、種々の応用、変形を加えることが可能である。
【0051】
【発明の効果】上述のように本願発明(請求項1)の包
装材は、被包装物の両側部に配設されて、被包装物の側
面側を保持するとともに、包装後において、包装構造体
の支柱となる一対の側パッドと、該側パッドが配設され
た状態の被包装物の下面側に位置して被包装物の下面側
を保護する下ケースと、上面側に位置して被包装物の上
面側を保護する上ケースと、シュリンク包装材を備えて
いるので、側パッド、下ケース、及び上ケース(以下、
単に「各包装材」ともいう)が配設された状態の被包装
物の、少なくとも主要部をシュリンク包装材により覆
い、加熱して収縮させることにより、各包装材を被包装
物に係合した状態に確実に保持、固定することが可能に
なる。したがって、少ない包装材により、信頼性の高い
包装を行うことが可能になる。
【0052】また、本願発明(請求項2)の包装材は、
被包装物の両側部に配設されて、被包装物の側面側を保
持するとともに、一部が被包装物の下面側及び上面側に
まで回り込んで、被包装物の下面側及び上面側を保護す
る一対の保護パッドと、保護パッドが配設された状態の
被包装物の、少なくとも主要部を覆うように配設される
シュリンク包装材を備えているので、保護パッドが配設
された状態の被包装物の、少なくとも主要部をシュリン
ク包装材により覆い、加熱して収縮させることにより、
保護パッドを被包装物に係合した状態に確実に保持、固
定することが可能になり、さらに少ない包装材により、
信頼性の高い包装を行うことが可能になる。
【0053】また、請求項3の包装材は、調理器本体
と、調理器本体の上面側に配設されるトッププレート
と、調理器本体に配設されたグリルと、調理器本体の前
面側に配設されたグリル扉とを備えた加熱調理器を包装
する場合に用いられるものであって、一対の側パッド、
下ケース、上ケース及びシュリンク包装材を備えている
とともに、さらに、調理器本体の前面側に配設されてグ
リル扉を保護する前面パッドと、調理器本体とトッププ
レートの間に配設されるプレート用パッドと、トッププ
レートと上ケースの間に配設される、部品を収納するた
めの部品収納パッドとを備えているので、調理器本体、
トッププレート、部品などを備えた加熱調理器を少ない
包装材で、確実に包装することができる。
【0054】また、請求項4の包装材は、調理器本体
と、調理器本体の上面側に配設されるトッププレート
と、調理器本体に配設されたグリルと、調理器本体の前
面側に配設されたグリル扉とを備えた加熱調理器を包装
する場合に用いられるものであって、保護パッド及びシ
ュリンク包装材を備えているとともに、さらに、調理器
本体の前面側に配設されてグリル扉を保護する前面パッ
ドと、調理器本体とトッププレートの間に配設されるプ
レート用パッドと、トッププレートと保護パッドの、被
包装物の上面側にまで回り込んだ部分の間に配設され
る、部品を収納するための部品収納パッドとを備えてい
るので、調理器本体、トッププレート、部品などを備え
た加熱調理器を少ない包装材で、確実に包装することが
できる。
【0055】また、請求項5の包装材のように、包装材
として、段ボール紙を用いることにより、軽量で、所望
の衝撃緩衝特性を備えた包装材を構成することができる
ようになり、本願発明をより実効あらしめることができ
る。
【0056】また、本願発明(請求項6)の包装構造に
おいては、請求項1又は5記載の包装材を用いられてお
り、一対の側パッドが被包装物の両側部に配設され、側
パッドが配設された状態の被包装物の下面側に下ケース
が配設され、上面側に上ケースが配設されているととも
に、シュリンク包装材が、各包装材が配設された状態の
被包装物の、少なくとも主要部を覆うように配設され、
かつ、加熱処理されることにより収縮して、各包装材
が、被包装物に係合した状態で被包装物と一体に保持、
固定された構造を有しているので、積み重ねて保管する
ような場合にも、荷崩れを生じたりすることのない信頼
性の高い包装を実現することができる。
【0057】また、本願発明(請求項7)の包装構造
は、請求項2又は5記載の包装材を用いた包装構造であ
って、一対の保護パッドが被包装物の両側部に配設さ
れ、シュリンク包装材が、保護パッドが配設された状態
の被包装物の、少なくとも主要部を覆うように配設さ
れ、かつ、加熱処理されることにより収縮して、保護パ
ッドが、被包装物に係合した状態で被包装物と一体に保
持、固定された構造を有しているので、積み重ねて保管
するような場合にも、荷崩れを生じたりすることのない
信頼性の高い包装を実現することができる。
【0058】また、本願発明(請求項8)の包装構造
は、被包装物が、調理器本体と、調理器本体の上面側に
配設されるトッププレートと、調理器本体に配設された
グリルと、調理器本体の前面側に配設されたグリル扉と
を備えた加熱調理器である場合において、請求項3又は
5記載の包装材を構成する一対の側パッドが調理器本体
の両側部に配設され、下ケースが調理器本体の下面側に
配設され、プレート用パッドが調理器本体とトッププレ
ートの間に配設され、部品収納パッドがトッププレート
上に配設され、部品収納パッド上に、上ケースが配設さ
れているとともに、シュリンク包装材が、各包装材が配
設された状態の加熱調理器の、少なくとも主要部を覆う
ように配設されており、シュリンク包装材により各包装
材が加熱調理器と一体として保持、固定されているの
で、積み重ねて保管する場合にも荷崩れを生じたりする
ことのない信頼性の高い包装を実現することができる。
【0059】また、本願発明(請求項9)の包装構造
は、被包装物が、調理器本体と、調理器本体の上面側に
配設されるトッププレートと、調理器本体に配設された
グリルと、調理器本体の前面側に配設されたグリル扉と
を備えた加熱調理器である場合において、請求項4又は
5記載の包装材を構成する一対の保護パッドが調理器本
体の両側部に配設され、調理器本体の下面側に、保護パ
ッドの一部が回り込んでいるとともに、プレート用パッ
ドが調理器本体とトッププレートの間に配設され、部品
収納パッドがトッププレート上に配設され、部品収納パ
ッド上に、保護パッドの一部が回り込み、シュリンク包
装材が、一対の保護パッドが配設された状態の加熱調理
器の、少なくとも主要部を覆うように配設されており、
シュリンク包装材により一対の保護パッド、プレート用
パッド、部品収納パッドが加熱調理器と一体として保
持、固定されているので、積み重ねて保管する場合にも
荷崩れを生じたりすることのない信頼性の高い包装を実
現することができる。
【0060】また、請求項10の包装構造のように、シ
ュリンク包装材を、被包装物の全体を被覆するように配
設し、内部を密閉状態に保つようにした場合、保管中の
吸湿などによる包装材の変形を防止して、信頼性の高い
包装を行うことが可能になる。
【0061】また、請求項11の包装構造のように、シ
ュリンク包装材の上からバンド状の締結部材を用いて締
結することにより、さらに信頼性の高い包装を実現する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態(実施形態1)にかかる
包装材の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本願発明の実施形態1にかかる包装材を用いた
加熱調理器の包装構造を示す図であり、(a)は斜視図、
(b)は模式的な断面図である。
【図3】本願発明の実施形態1にかかる包装材を用いた
加熱調理器の包装構造の変形例を示す図である。
【図4】本願発明の他の実施形態(実施形態2)による
包装材の構成を示す分解斜視図である。
【図5】本願発明の実施形態2にかかる包装材を用いた
加熱調理器の包装構造を示す模式的な断面図である。
【図6】従来の包装材を用いた加熱調理器の包装構造を
示す分解斜視図である。
【図7】従来の包装材を用いて加熱調理器を包装した状
態を示す斜視図である。
【図8】従来の包装構造の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 調理器本体 2 トッププレート 3a,3b 五徳 4 バーナキャップ 5 サイドモール 7 グリル扉 8 操作つまみ 11a,11b 側パッド 12 下ケース 13 プレート用パッド 14 部品収納パッド 15 上ケース 16 シュリンク包装材 17 前面パッド 13a 前桟パッド 18 包装構造体 19 バンド 21a,21b 保護パッド A 加熱調理器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月12日(2001.12.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 包装材及び包装構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 光治 奈良県北葛城郡広陵町大字南106−3 Fターム(参考) 3E037 AA20 BA01 BB03 BC02 CA05 3E067 AA11 AB69 AC08 BA09B BA18C BB02B BB14C BB18C CA01 DA03 EA29 ED03 ED04 EE50 FA04 FB01 FC01 3E085 AA04 AA05 AC07 AD02 AD04 AD06 BD08 BG10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装物を包装するのに用いられる紙系材
    料からなる包装材であって、 被包装物の両側部と係合するように、被包装物の両側部
    に配設されて、被包装物の側面側を保持するとともに、
    包装後において、包装構造体の支柱となる一対の側パッ
    ドと、 前記側パッドが配設された状態の被包装物の下面側に位
    置して被包装物の下面側を保護する下ケースと、 前記側パッドが配設された状態の被包装物の上面側に位
    置して被包装物の上面側を保護する上ケースと、 前記側パッド、前記下ケース、及び前記上ケースが配設
    された状態の被包装物の、少なくとも主要部を覆い、加
    熱することにより収縮して、前記側パッド、前記下ケー
    ス及び前記上ケースを、被包装物に係合した状態に保
    持、固定するシュリンク包装材とを具備することを特徴
    とする包装材。
  2. 【請求項2】被包装物を包装するのに用いられる紙系材
    料からなる包装材であって、 被包装物の両側部と係合するように、被包装物の両側部
    に配設されて、被包装物の側面側を保持するとともに、
    一部が被包装物の下面側及び上面側にまで回り込んで、
    被包装物の下面側及び上面側を保護する一対の保護パッ
    ドと、 前記保護パッドが配設された状態の被包装物の、少なく
    とも主要部を覆うように配設され、加熱することにより
    収縮して、前記保護パッドを、被包装物に係合した状態
    に保持、固定するシュリンク包装材とを具備することを
    特徴とする包装材。
  3. 【請求項3】前記被包装物が、調理器本体と、調理器本
    体の上面側に配設されるトッププレートと、調理器本体
    に配設されたグリルと、調理器本体の前面側に配設され
    たグリル扉とを備えた加熱調理器であって、 前記一対の側パッド、前記下ケース、前記上ケース及び
    前記シュリンク包装材を備えているとともに、さらに、 前記調理器本体の前面側に配設されて、前記グリル扉を
    保護する前面パッドと、 前記調理器本体と前記トッププレートの間に配設される
    プレート用パッドと、 前記トッププレートと前記上ケースの間に配設される部
    品収納パッドとを備えていることを特徴とする請求項1
    記載の包装材。
  4. 【請求項4】前記被包装物が、調理器本体と、調理器本
    体の上面側に配設されるトッププレートと、調理器本体
    に配設されたグリルと、調理器本体の前面側に配設され
    たグリル扉とを備えた加熱調理器であって、 前記保護パッド及び前記シュリンク包装材を備えている
    とともに、さらに、 前記調理器本体の前面側に配設されて、前記グリル扉を
    保護する前面パッドと、 前記調理器本体と前記トッププレートの間に配設される
    プレート用パッドと、 前記トッププレートと前記保護パッドの、被包装物の上
    面側にまで回り込んだ部分の間に配設される部品収納パ
    ッドとを備えていることを特徴とする請求項2記載の包
    装材。
  5. 【請求項5】主要部が段ボール紙からなるものであるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装
    材。
  6. 【請求項6】請求項1又は5記載の包装材を用いた包装
    構造であって、 前記一対の側パッドが被包装物の両側部に配設され、 前記側パッドが配設された状態の被包装物の下面側に前
    記下ケースが配設されているとともに、被包装物の上面
    側に前記上ケースが配設され、 前記シュリンク包装材が、前記側パッド、前記下ケー
    ス、及び前記上ケースが配設された状態の被包装物の、
    少なくとも主要部を覆うように配設され、かつ、加熱処
    理されることにより収縮して、前記側パッド、前記下ケ
    ース及び前記上ケースが、被包装物に係合した状態で被
    包装物と一体に保持、固定されていることを特徴とする
    包装構造。
  7. 【請求項7】請求項2又は5記載の包装材を用いた包装
    構造であって、 前記一対の保護パッドが被包装物の両側部に配設され、 前記シュリンク包装材が、前記保護パッドが配設された
    状態の被包装物の、少なくとも主要部を覆うように配設
    され、かつ、加熱処理されることにより収縮して、前記
    保護パッドが、被包装物に係合した状態で被包装物と一
    体に保持、固定されていることを特徴とする包装構造。
  8. 【請求項8】被包装物が、調理器本体と、調理器本体の
    上面側に配設されるトッププレートと、調理器本体に配
    設されたグリルと、調理器本体の前面側に配設されたグ
    リル扉とを備えた加熱調理器であって、該加熱調理器
    を、請求項3又は5記載の包装材を用いて包装した場合
    の包装構造であって、 前記一対の側パッドが前記調理器本体の両側部に配設さ
    れ、 前記調理器本体の下面側に前記下ケースが配設され、 前記調理器本体と前記トッププレートの間に前記プレー
    ト用パッドが配設され、 前記トッププレート上に前記部品収納パッドが配設さ
    れ、 前記部品収納パッド上に、前記上ケースが配設され、 前記シュリンク包装材が、前記側パッド、前記下ケー
    ス、前記プレート用パッド、前記部品収納パッド及び前
    記上ケースが配設された状態の加熱調理器の、少なくと
    も主要部を覆うように配設され、かつ、加熱処理される
    ことにより収縮して、前記側パッド、前記下ケース、前
    記プレート用パッド、前記部品収納パッド及び前記上ケ
    ースが、加熱調理器に係合した状態で加熱調理器と一体
    に保持、固定されていることを特徴とする包装構造。
  9. 【請求項9】被包装物が、調理器本体と、調理器本体の
    上面側に配設されるトッププレートと、調理器本体に配
    設されたグリルと、調理器本体の前面側に配設されたグ
    リル扉とを備えた加熱調理器であって、該加熱調理器
    を、請求項4又は5記載の包装材を用いて包装した場合
    の包装構造であって、 前記一対の保護パッドが前記調理器本体の両側部に配設
    され、 前記調理器本体の下面側に、前記保護パッドの一部が回
    り込み、 前記調理器本体と前記トッププレートの間に前記プレー
    ト用パッドが配設され、 前記トッププレート上に、部品を収納するための前記部
    品収納パッドが配設され、 前記部品収納パッド上に、前記保護パッドの一部が回り
    込み、 前記シュリンク包装材が、前記保護パッド、前記プレー
    ト用パッド、前記部品収納パッドが配設された状態の加
    熱調理器の、少なくとも主要部を覆うように配設され、
    かつ、加熱処理されることにより収縮して、前記保護パ
    ッド、前記プレート用パッド、前記部品収納パッドが、
    加熱調理器に係合した状態で加熱調理器と一体に保持、
    固定されていることを特徴とする包装構造。
  10. 【請求項10】前記シュリンク包装材が、被包装物の全
    体を被覆するように配設され、かつ、加熱処理されるこ
    とにより収縮して、内部が密閉状態に保たれていること
    を特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の包装構
    造。
  11. 【請求項11】前記シュリンク包装材の上からバンド状
    の締結部材により締結されていることを特徴とする請求
    項6〜10のいずれかに記載の包装構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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