JP2003175027A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. Ｘ線を発生するＸ線発生手段と、
   前記Ｘ線発生手段に対向して配置され、被検体の透過Ｘ線量を２次元的に検出するＸ線検出手段と、
   前記Ｘ線検出手段の撮影範囲を前記被検体の所望部位に合わせて切り替える視野サイズ切替手段と、
   前記Ｘ線発生手段と前記Ｘ線検出手段との間に前記被検体が位置するように前記Ｘ線発生手段及び前記Ｘ線検出手段を保持すると共に前記被検体の周囲に回転駆動させる回転駆動手段と、
   前記視野サイズ切替手段によって切り替えられた撮影範囲内で前記Ｘ線検出手段により検出された透過Ｘ線量に基づき前記被検体の所望部位の断層像を画像再構成する画像処理手段と、
   前記画像処理手段によって画像再構成された断層像を表示する表示手段と、
   を備えたことを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
2. 前記視野サイズ切替手段は、前記被検体の異なる領域の透過Ｘ線であっても前記断層像の作成に必要な前記透過Ｘ線を、同じ大きさの視野領域で検出するように前記Ｘ線検出手段の入力面の検出領域を切り替えることを特徴とする請求項１に記載のＸ線ＣＴ装置。
3. 請求項１又は２に記載されたＸ線ＣＴ装置において、前記Ｘ線検出手段は、前記Ｘ線を可視光に変換するＸ線変換手段と、このＸ線変換手段によって変換された前記可視光を電気信号に変換する受光手段と、前記Ｘ線変換手段の前記可視光の中の前記断層像の作成に必要な領域を前記受光手段の有効領域全体に結像させる光学系手段とを備えたことを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
4. 請求項１、２又は３に記載されたＸ線ＣＴ装置において、前記Ｘ線発生手段と前記Ｘ線検出手段との間の距離を調整する手段を備えたことを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
5. 請求項１又は２に記載されたＸ線ＣＴ装置において、前記Ｘ線発生手段及び前記Ｘ線検出手段はＵアームの両端部に設けられており、前記回転駆動手段は、前記Ｕアームの中間部を回転させることを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
6. 請求項５に記載されたＸ線ＣＴ装置において、前記Ｕアームのアーム部を伸縮させることによって前記Ｘ線発生手段と前記Ｘ線検出手段との間の距離を調整し、その距離の調整により前記表示手段に表示される断層像を拡大することを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
7. 請求項１又は２に記載されたＸ線ＣＴ装置において、前記Ｘ線発生手段及び前記Ｘ線検出手段の回転中心に前記被検体の任意の領域が位置するように前記被検体を位置決めする手段を備えたことを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
8. 請求項１に記載されたＸ線ＣＴ装置において、前記視野サイズ切替手段によって切り替えられる視野サイズに応じて前記Ｘ線発生手段のＸ線発生の条件を制御する手段を備えたことを特徴とするＸ線ＣＴ装置。