JPH03234242A - Ｘ線透視撮影装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、Ｘ線源から被検体を透過したＸ線をイメージ
インテンシイファイアにより光学像に変換し該光学像を
ＴＶカメラに画像入力しＴＶモニタに透視像を表示する
と共に前ｇｃ！　Ｘ線源から比較的多量のＸ線を前記被
検体に曝射して撮影装置にＸ線撮影するＸ線透視撮影装
置に関する。

（従来の技術） Ｘ線透視撮影装置は、撮影系として被検体に対してＸ線
を曝射するＸ線源としてのＸ線管、Ｘ線フィルムに被検
体を透過したＸ線を撮影する撮影装置を備えている。ま
た透視系として前記被検体を透過したＸ線を検出するイ
メージインテンシイファイア（以下１．！、と略称する
。）、この１、Ｉからの光学像を電気信号に変換するＴ
Ｖカメラ、このＴＶカメラからの電気信号に変換された
透視像を表示するＴＶモニタを備えている。すなわちこ
のＸ線透視撮影装置によれば、Ｘ線管から曝射され被検
体を透過したＸ線は１．１．により光学像に変換され、
該光学像はＴＶカメラに画像人力されＴＶモニタに透視
像として表示される。

次に操作者はＴＶモニタを見ながらＸ線管から比較的多
量のＸ線を被検体に曝射すると、撮影装置のＸ線フィル
ムにＸ線像が撮影される。

ところで、前記Ｘ線透視撮影装置により、前記被検体の
乳房の透視撮影を行なう場合がある。

第５図はこの種の乳房Ｘ線撮影装置の一例を示す概略構
成図である。この乳房Ｘ線撮影装置は、上下方向に沿っ
て設けられた支持手段としてのスタンド１と、このスタ
ンド１の一側面に取り付けられ上下方向に移動可能な昇
降手段としてのりフタ−２と、このリフター２に取り付
けられ水平軸を中心として回転自在な回転手段としての
シャフト３と、このシャフト３に取り付けられ略Ｃ字状
をなすＣアーム４とを備えている。なお乳房圧迫機構は
、省略している。

前記Ｃアーム４は、図示の如く被検体の乳房１０を挟む
ように、Ｘ線を被検体に対して曝射するＸ線管６と、こ
のＸ線管６と対向する側にＸ線管６から前記被検体の乳
房１０を透過したＸ線を、図示しないＸ線カセツテ内の
フィルムに撮影する撮影装置としての撮影台８とを備え
ている。またＣアーム４は前記リフター２により上下方
向に移動でき、しかもシャフト３により矢印θ方向に回
転でき、被検体の乳房１０の位置にＣアーム４を設定で
きるものとなっている。

このような装置によれば、スタンド１に沿ってリフター
２を上げ、さらにシャフト３を矢印θ方向に回転し、撮
影台８を被検体の乳房１０の位置に合わせ、乳房１０を
撮影台８に載せる。そ【２てＸ線管６から曝射され被検
体の乳房１０を透過したＸ線を、Ｘ線カセツテ内のフィ
ルムに撮影し、Ｘ線像を得ることができる。

一方、前記乳房１０の透視像を得る場合には、通常のＸ
線透視撮影装置の寝台の上の天板に被検体が乗り、乳房
１０の部位撮影を行なう。二の場合には、上方に設けら
れたＸ線管６から前記被検体を透過したＸ線は、前記寝
台の下に設けられｔ−１、Ｉ、に入力する。そしてＸ線
は、Ｉ、！、により光学像に変換され、後の処理は前述
した通りである。

（発明が解決しようとする課題） 然し乍ら、上記従来のＸ線透視撮影装置にあっては、次
のような問題がある。すなわち被検体はＸ線撮影時には
、乳房Ｘ線撮影装置により撮影し１また透視像時には、
いちいちＸ線透視撮影装置に行って透視撮影しなければ
ならず、大変であった。また被検体が部位になったとき
に乳房が動いてしまい、透視像の拡大率が変化してしま
う。

このため正確なＸｖＡ透視像を得ることができないとい
う問題があった。

そこで本発明の目的は、操作者の操作負担を軽減でき、
しかも簡単な構成で、拡大率を適切に可変でき、正確な
Ｘ線透視像を得るＸ線透視撮影装置を提供することにあ
る。

［発明の構成］ （課題を解決する為の手段） 本発明は上記の課題を解決し目的を達成する為に次のよ
うな手段を講じた。すなわち本発明は、Ｘ線源とこれに
対向する撮影装置とが取り付けられたアームを、昇降手
段及び回転手段により上下移動及び回転移動させて被検
体の診断部位に設定し、前記Ｘ線源から前記被検体を透
過したＸ線を前記撮影装置に撮影するＸ線透視撮影装置
において、前記Ｘ線源とで前記撮影装置を挟むようじ配
置され水平方向に移動可能なイメージインテンシイファ
イアと、このイメージインテンシイファイアと前記Ｘ線
源及び前記撮影装置とを相反する方向に伸縮自在に移動
させる移動機構とを前記アームに具備したことを特徴と
する。

（作用） このよ）な手段を講じたことにより、次の辷うな作用を
呈する。イメージインテンシイファイアをアームに取り
付けたので、イメージインテンシイファイアにより透視
撮影を行なうことができ、被検体はいちいち別の透視撮
影装置に行く必要がなくなり、透視撮影の操作性が良好
となる。また移動機構によりイメージインテンシイファ
イアとＸ線源及び機影装置とが相反する方向に伸縮〔１
在に移動することから、撮影の拡大率を適切に可変でき
、正確な画像を得ることができる。

（実施例） 第１図は本発明に係るＸ線透視撮影装置の一実施例を示
す概略構成図、第２図は前記第１図の装置の作用を説明
するための図、第３図は装置のバランス機能を説明する
ための図、第４図は１．Ｉ。

の前後移動を示す図である。なお第５図に示す部分と同
一部分は同一符号を付しその詳細は省略する。

Ｘ線透視撮影装置は、第５図に示すＸ線透視撮影装置に
対して、前記Ｘ線管６とで前記撮影台８を挟むように配
置され、前後方向に移動可能なＩ。

■、１２と、この１．１．１２と前記Ｘ線管６及び前記
撮影台８とを相反する上下方向に伸縮自在に移動させる
移動機構１５としてのバランスアーム１４及び拡大用ア
ーム２０とをＣアーム５に備えたことを特徴とする。

すなわち前記Ｃアーム５は、Ｘ線管６．撮影台８、バラ
ンスアーム１４．拡大用アーム２０．Ｉ。

Ｉ５１２を備えている。前記Ｉ、１．１２は、前記Ｘ線
管６から前記被検体の乳房１０を透過したＸ線を光学像
に変換しこれを図示しないＴＶカメラに出力し、透視像
を得るべく供するものである。

前記Ｃアーム５の上下方向に沿う長手部１６は中空の円
筒形状をなし、この内周面に中空の円筒形状をなすバラ
ンスアーム１４の外周が接スル如く設けられている。ま
たバランスアーム１４の右側面には前記シャフト３が取
り付けられ、バランスアーム１４がしっかりと固定され
ている。

したがって、バランスアーム１４の外周面に沿って前記
Ｃアーム５の長手部１６の内周面が上下に摺動できるも
のとなっている。

また前記バランスアーム１４は、内部に駆動力を発生す
るモータ１８と、このモータ１８に取り付けられた大小
からなる巻取ローラ１９ａ１９ｂと、この巻取ローラ１
９ｂに掛けられ前記長手部１６の底辺に取り付けられる
ワイヤー２１ｂと、前記巻取ローラ１９ａに掛けられ拡
大用アーム２０の一斜面に取り付けられたワイヤー２１
ａとを備えている。

前記拡大用アーム２０の外周面は、前記バランスアーム
１４の内周面に接し、バランスアーム１４の内周面に沿
って前記外周面が上下に摺動てきるものとなっている。

また拡大用アーム２０には１．１．１２が取り付けられ
ており、この■。

１．１．２は拡大用アーム２０を介して前記バランスア
ーム１４にワイヤー２１ａにより吊られている。

したがって、前Ｓ己バランスアーム１４は、Ｘ線管６．
撮影台８．拡大用アーム２０．Ｉ、１゜１２を支持し、
かつ前記モータ１８によりＸ線管６とＩ、１．１２との
両方の重量バランスをとるべく上下移動させるものとな
っている。

また拡大撮影時であっても、Ｃアーム５の前記θ方向へ
の回転がスムーズになるように両方の支点をシャフト３
の回転中心に設定するべく、Ｘ線管６と１．１．１２と
を相反する上下方向に移動するものとなっている。

バランスアーム固定マグネット２５は、支点移動時には
解除され、支点移動後にはオフされ、Ｘ線管６及び撮影
台８を固定する。Ｘ線管６．撮影台８は、ワイヤー２１
ｂによりバラ、ンスアーム１４に吊られている。なお通
常の状態では、バランスアーム１４とバランスアーム固
定マグネット２５により固定されている。

拡大用アーム固定マグネット２７は、支点移動時には解
除され、支点移動後にはオフされ、■。

■、１２を固定する。Ｘ線管６．撮影台８は、ワイヤー
２１ａによりバランスアーム１４に吊られている。なお
通常の状態では、バランスアーム１４と拡大用アーム固
定マグネット２７により固定されている。

次にこのように構成された装置の作用について説明する
。まずモータ１８を回転すると、これに伴って巻取ロー
ラ１９ａ及び巻取ローラ１９ｂは同一方向に回転する。

さらに第３図に示すように前記回転に伴って、ワイヤー
２１ａが距離Ａだけ下がり、ワイヤー２１ｂが距離Ｂだ
け上る。

そうすると、ワイヤー２１ｂの上方向への移動によりワ
イヤー２１ｂに取り付けられたＣアーム５の長手部１６
、つまりＸ線管６及び撮影台８が距１１１ｔＢたけ上昇
する。

一方、ワイヤー２１ｇの下方向への移動によりワイヤー
２１ａに取り付けられた拡大用アーム２０を介する１、
Ｉ、１２は前記Ｘ線管６と相反する方向にすなわち、下
方向に距ＭＢだけ下降する。

したがって、Ｘ線管６及び撮影台８から１．　１１２が
離れることから、撮影時における画像の拡大率を適切に
大きくすることができる。これにより良好な透視像を得
ることができる。

また相反する方向に適切な距離だけＸ線管６と１．１，
１２を移動すれば、バランス機能を有する。すなイ）ち
相反する方向に両者を移動したときソヤフト３を支点と
し、Ｘ線管６の慣性モーメントと１．１．１２の慣性モ
ーメントとより、重量バランスを取ることができる。ま
た第３図に示すように巻取ローラ１９ａ、１９ｂの直径
と前記移動距ＭＡ、Ｂとの間には Ａ：Ｂ−ｒ＾：ｒＢ なる関係がある。

したがって、これらを総合的に考慮して前Ｋｄ！取ロー
ラ１９ｇ、１９ｂの直径を決定すれば。Ｘ線管６と１．
１．１２とのバランスを取ることができる。

これにより重量バランス機能を有することから、操作者
は必要以上に力を加えることなく、Ｘ線管６及び１．１
．１２をθ方向に容易に回転できる。

なおこの場合、撮影台８の重量はＸ線管６に比較して小
さいことから、これを無視している。

次に第４図を用いて前記Ｉ、１１２の前後移動（水平方
向移動）について説明する。１，１１２の右側面には段
差をなす突起部１２ａ、１２１）を有し、この突起部１
２ａは前後方向に距離Ｃの範囲で移動できる。また前記
拡大用アーム２ｏの上面一端には１．１前後固定ノブ３
０が貫通されている。

したかって、この１．１前後固定ノブ３０を緩めること
により、前記１．１．１２を前後方向に移動させ、適切
な位置が決定できれば、１．１前後固定ノブ３０を締め
ることにより１．１１２を固定でき、Ｉ、Ｉ、１２を用
いて透視撮影を行なうことができる。

これにより被検体はいちいち別の透視撮影装置に行く必
要がなくなり、透視撮影の操作性が良好となる。

前記拡大用アーム２０の一端には突起部２０ａが設けら
れ、この突起部２０ａは第４図（ｂ）に示すように断面
形状が長方形をなしている。この長方形をなす左右側面
には、フリックボール３２が４カ所設けられ、前記Ｉ、
１１２の出し入れの感触を良好なものとしている。さら
にフリックポル３２を用いれば、Ｉ、Ｉ、１２を多少持
ち上げて出し入れするのに、行ない易くなる。

なお本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。上述した実施例では、１．１．１２の前後移動を固定
ノブ３ｏを用いて行なったが、例えばｘ、ｘ、１２を電
動により移動したり、あるいは油圧または空圧により移
動するようにしても良い。要するに本発明を逸脱しない
範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。

［発明の効果］ 本発明によれば、イメージインテンシイファイアをアー
ムに取り付けたので、イメージインテンシイファイアに
より透視撮影を行なうことができ、被検体はいちいち別
の透視撮影装置に行く必要がなくなり、透視撮影の操作
性が良好となる。

また移動機構によりイメージインテンシイファイアとＸ
線源及び撮影装置とが相反する方向に伸縮自在に移動す
ることから、撮影の拡大率を適切に可変でき、正確な画
像を得るＸ線透視撮影装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＸ線透視撮影装置の一実施例を示
す概略構成図、第２図は前記第１図の装置の作用を説明
するための図、第３図は装置のバランス機能を説明する
ための図、第４図はＩ。 ■、の前後移動を示す図、第５図は従来の乳房Ｘ線撮影
装置の一例を示す概略図である。 ｌ・・・スタンド、２・・・リフター　３・・・シャフ
ト、４・・・Ｃアーム、６・・・Ｘ線管、８・・・撮影
台、１０・・・乳房、１２・・・ｆメージインテン／イ
ファイア、１４・バランスアーム、１６・・・長手部、
１８・・・モータ、ｉ９ａ、１９ｂ・・・巻取ローラ、
２０・・・拡大用アーム、２１ａ、２１ｂ−・・ワイヤ
ー　３０−１　。 １前後固定ノブ、３２・・・フリックボール。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｘ線源とこれに対向する撮影装置とが取り付けられたア
   ームを、昇降手段及び回転手段により上下移動及び回転
   移動させて被検体の診断部位に設定し、前記Ｘ線源から
   前記被検体を透過したＸ線を前記撮影装置に撮影するＸ
   線透視撮影装置において、前記Ｘ線源とで前記撮影装置
   を挟むように配置され水平方向に移動可能なイメージイ
   ンテンシィファイアと、このイメージインテンシィファ
   イアと前記Ｘ線源及び前記撮影装置とを相反する方向に
   伸縮自在に移動させる移動機構とを前記アームに具備し
   たことを特徴とするＸ線透視撮影装置。