JP2003174766A - 誘導性負荷の駆動装置 - Google Patents

誘導性負荷の駆動装置

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JP2003174766A
JP2003174766A JP2001370345A JP2001370345A JP2003174766A JP 2003174766 A JP2003174766 A JP 2003174766A JP 2001370345 A JP2001370345 A JP 2001370345A JP 2001370345 A JP2001370345 A JP 2001370345A JP 2003174766 A JP2003174766 A JP 2003174766A
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resistor
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drive signal
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Hiroki Nishi
宏樹 西
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータに流れる電流を検出する電流検出機能
と、スイッチング素子に流れる過電流を検出する電圧検
出機能とを共有化して、部品点数を少なくし、小型、低
コストとする。 【解決手段】 パワー・モジュール1は、直列接続した
第1のIGBT4と第1のシャント抵抗6とに第1のF
WD7を並列接続した上アーム2と、直列接続した第2
のIGBT9と第2のシャント抵抗10とに第2のFW
D12を並列接続した下アーム3とを有する。コントロ
ーラ13からIGBT4に第1の駆動信号が出力される
場合には、この信号に同期して第1のシャント抵抗6に
流れる電流を、またIGBT9に第2の駆動信号が出力
される場合には、この信号に同期して第2のシャント抵
抗10に流れる電流を検出してIGBT4、9、および
モータへ流れる電流を検出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ等の誘導性
負荷を駆動する駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導性負荷の駆動装置としては、
たとえば直流電流を交流電流に変換するために絶縁ゲー
ト・バイポーラ型トランジスタ(IGBT)等のスイッ
チング素子をオン・オフ駆動するインバータを備え、こ
のインバータから供給される交流電圧によって3相交流
モータを駆動するモータ駆動装置が周知である。このよ
うなモータ駆動装置にあっては、モータのコイルに流れ
る電流を電流センサで検出し、この電流センサで検出し
た検出電流値と指令電流値とが一致するようにインバー
タのスイッチング素子のオン・オフをPWM(パルス幅
変調)方式で制御している。
【0003】この場合、スイッチング素子に過電流が流
れたり、1相分の上下アームを構成するスイッチング素
子を貫通する電流が流れるとスイッチング素子が破壊さ
れる虞がある。そこで、スイッチング素子に過電流や短
絡電流が流れた場合には、この電流とスイッチング素子
のオン抵抗の積により算出される電圧値も大きくなるこ
とから、スイッチング素子のエミッタ〜コレクタ間電圧
を検出して、この電圧から過電流あるいは短絡電流を検
出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、モータ
等の誘導性負荷を駆動する従来の駆動装置にあっては、
モータに流れる電流を検出するための各相ごとの電流セ
ンサと、さらにスイッチング素子に流れる過電流を検出
するための電圧検出回路とを別々に設けており、部品点
数が多く、コストが高くなってしまっていた。なお、ス
イッチング素子の過電流検出を簡便にするため、1素子
の電流値を検出して駆動装置全体に流れる電流値を推定
するものもあるが、素子のばらつきのため精度が低いと
いう問題がある。
【0005】したがって本発明は、高い検出精度を確保
しながら、部品点数を少なくすることでコストを低減し
た誘導性負荷の駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の本発明の誘導性負荷の駆動装置は、第1の電流制御
型トランジスタと、この一端へ直列に一端が接続された
第1の抵抗と、第1の電流制御型トランジスタの他端に
第1の抵抗の他端を接続する第1のダイオードとからな
る上アームと、第2の電流制御型トランジスタと、この
一端へ直列に一端が接続された第2の抵抗と、第2の電
流制御型トランジスタの他端に第2の抵抗の他端を接続
する第2のダイオードとからなる下アームと、上アーム
の一端と下アームの一端とに接続されて駆動電流を誘導
性負荷へ供給する駆動端子と、第1の電流制御型トラン
ジスタを駆動する第1の駆動信号および第2の電流制御
型トランジスタを駆動する第2の駆動信号を出力する制
御回路と、制御回路によって、第1の駆動信号が出力さ
れている場合には、この第1の駆動信号に同期して第1
の抵抗に流れる電流を検出し、第2の駆動信号が出力さ
れている場合には、この第2の駆動信号に同期して第2
の抵抗に流れる電流を検出する電流検出手段と備えるも
のとした。
【0007】請求項2に記載の発明は、上記トランジス
タと抵抗とが同一の半導体基板上に形成されているもの
とした。また、請求項3に記載の発明は、上記第1の抵
抗と第2の抵抗とが電流制御型トランジスタのエミッタ
側に形成されているものとした。
【0008】請求項4に記載の誘導性負荷の駆動装置
は、第1のMOS型トランジスタと、この一端へ直列に
一端が接続された第1の抵抗と、第1のMOS型トラン
ジスタに寄生する第1のダイオードとからなる上アーム
と、第2のMOS型トランジスタと、この一端へ直列に
一端が接続された第2の抵抗と、第2のMOS型トラン
ジスタに寄生する第2のダイオードとからなる下アーム
と、上アームの一端と下アームの一端とに接続されて駆
動電流を誘導性負荷へ供給する駆動端子と、第1のMO
S型トランジスタを駆動する第1の駆動信号および第2
のMOS型トランジスタを駆動する第2の駆動信号を出
力する制御回路と、制御回路によって、第1の駆動信号
が出力されている場合には、この第1の駆動信号に同期
して第1の抵抗に流れる電流を検出し、第2の駆動信号
が出力されている場合には、この第2の駆動信号に同期
して第2の抵抗に流れる電流を検出する電流検出手段と
を備えるものとした。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4の発明
における上記トランジスタと抵抗とが同一の半導体基板
上に形成されているものとした。請求項6に記載の発明
は、上記第1の抵抗と第2の抵抗とがMOS型トランジ
スタのソース側に形成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明による誘導性負
荷の駆動装置にあっては、電流検出手段により第1の駆
動信号に同期して第1の抵抗に流れる電流を検出し、ま
た第2の駆動信号に同期して第2の抵抗に流れる電流を
検出するようにしたので、第1電流制御型トランジスタ
および第2の電流制御型トランジスタに流れる電流を検
出することができるとともに、同じ電流検出手段によっ
て誘導性負荷に流れる駆動電流をも検出できる。これに
より、部品点数が少なくでき、コストを低減することが
できる。
【0011】また、請求項4に記載の誘導性負荷の駆動
装置にあっても、電流検出手段により第1の駆動信号に
同期して第1の抵抗に流れる電流を検出し、また第2の
駆動信号に同期して第2の抵抗に流れる電流を検出する
ようにしたので、第1のMOS型トランジスタおよび第
2のMOS型トランジスタに流れる電流を検出すること
ができるとともに、同じ電流検出手段によって誘導性負
荷に流れる駆動電流をも検出することができ、同様に部
品点数を少なくでき、コスト低減が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により説明する。図1は、スイッチング素子に電流制
御型トランジスタとしてのIGBTを用いたモータ用の
駆動装置に本発明を適用した第1の実施例を示す。な
お、図1は3相交流モータの1相分に対応するパワー・
モジュールのみを示している。他の2相分についても同
一構成である。パワー・モジュール1は、プラス電源側
の上アーム2とマイナス電源側の下アーム3とからな
り、直流を交流に変換して図示しないモータに電流を供
給する。
【0013】上アーム2は、第1のIGBT4、第1の
シャント抵抗6、および第1のフリーホイールダイオー
ド(FWD)7を有する。第1のIGBT4は、そのコ
レクタをプラス電源5に、そのエミッタを第1のシャン
ト抵抗6の一端に接続してある。第1のフリーホイール
ダイオード7は、上記直列接続したIGBT4およびシ
ャント抵抗6とに並列になるように、カソードとアノー
ドをIGBT4のコレクタとシャント抵抗6の他端に各
々接続してある。
【0014】一方、下アーム3は、第2のIGBT9、
第2のシャント抵抗10、および第2のフリーホイール
ダイオード12を有する。第2のIGBT9は、そのコ
レクタを上アーム2の第1のシャント抵抗6の他端に、
またそのエミッタを第2のシャント抵抗10の一端に接
続する。この第2のシャント抵抗10の他端は、マイナ
ス電源11に接続してある。
【0015】第2のフリーホイールダイオード12は、
直列接続したIGBT9およびシャント抵抗10とに並
列になるように、カソードとアノードをIGBT9のコ
レクタとシャント抵抗10の他端に各々接続してある。
第1、第2のIGBT4、9と、第1、第2のシャント
抵抗6、10とは、同一のチップ(半導体基板)上に形
成してある。
【0016】パワー・モジュール1は、第1のIGBT
4のゲート、エミッタ、および第1のシャント抵抗6の
他端にそれぞれ接続された端子GU1、EU1、および
RU1と、第2のIGBT9のゲート、エミッタ、およ
び第2のシャント抵抗10の他端にそれぞれ接続された
端子GL1、EL1、RL1を備える。これらの各端子
はコントローラ13に接続される。
【0017】コントローラ13は、上記第1のIGBT
4のゲートに第1の駆動信号としての指令信号、および
第2のIGBT9のゲートに第2の駆動信号としての指
令信号をそれぞれ送る制御回路15の他、電流検出手段
としてシャント抵抗6、10を流れる電流を検出する電
流検出処理回路16を有している。
【0018】また、パワー・モジュール1は、出力端子
として第1のシャント抵抗6の他端と第2のIGBT9
のコレクタの接続点に接続した駆動端子(OUT)8を
備えている。この駆動端子8は、誘導性負荷としての図
示しない3相交流モータに接続される。なお、3相交流
モータに対しては、プラス電源5とマイナス電源11と
の間に、上述したパワー・モジュール1を3相分並列に
並べてインバータを構成し、各パワー・モジュールの駆
動端子が3相交流モータに接続される。
【0019】次に、上記構成になる駆動装置の作動につ
き説明する。なお、駆動装置の各パワー・モジュールの
作動は基本的に同じでありそれら間の位相が異なるだけ
であるから、ここでも1相分のパワー・モジュールにつ
いてのみ、その作動を説明する。図2は、上アーム2、
下アーム3における電流の波形を駆動端子8からの出力
電流としてみた場合の電流(I)〜時間(t)の関係を
示す。この出力電流は交流とするため正弦波であり、こ
こではその1波長分のみを描いてある。
【0020】図2の(a)は、上アーム2における第1
のIGBT4および第1のシャント抵抗6、あるいは第
1のFWD7を介して駆動端子8へ流れる電流の波形
を、(b)は、下アーム3における第2のIGBT9お
よび第2のシャント抵抗10、あるいは第2のFWD1
2を介して駆動端子8へ流れる電流の波形をそれぞれ示
している。なお、同図中、駆動端子8における出力電流
は、パワー・モジュール1から交流モータへ出力する方
向(図中右向き)を正とし、交流モータからパワー・モ
ジュール1へ入力される方向を負(図中左向き)とす
る。
【0021】コントローラ13によりパワー・モジュー
ル1をオン・オフした場合は、以下のように両アーム
2、3のうち一方のアームのIGBTと他方のアームの
FWDから駆動端子8へ交互に電流が流れることにな
る。すなわち、まず駆動端子8で正の正弦波電流(図2
の電流波形のうちの左半分の半波長分に相当)を得るに
は、上アーム2の第1のIGBT4をオン・オフしてP
WM制御する。この制御期間中、下アーム3の第2のI
GBT9はオフにされている。
【0022】第1のIGBT4のゲートにオン指令信号
が出された場合(図では、半波長の間にオン指令が5回
出された場合を描いてある)には、第1のIGBT4が
その都度オンとなってプラス電源5から第1のIGBT
4、第1のシャント抵抗6を介して、駆動端子8に正の
電流I〜Iが流れる。これらの電流の大きさは、コ
ントローラ13から第1のIGBT4のゲートへ出され
るオン信号によりコントロールされ、第1のIGBT4
から出力される電流が正の正弦波(半波長分)に沿うよ
うに調整される。
【0023】一方、この正の正弦波を得る期間中、第1
のIGBT4のゲートにオフ指令信号が出され第1のI
GBT4がオフとなる場合には、駆動端子8に接続され
ている交流モータのコイルに逆起電力が生じることか
ら、このコイルに流れる電流は指令信号の切り替わりと
ともにすぐには反転せず同じ方向に流れ続けようとす
る。
【0024】この結果、第1のIGBT4のオフから次
のオンとなるまでの間、下アーム3の第2のFWD12
を介して駆動端子8に同じ電流(下方のグラフに示す正
の電流i〜i)が同じ方向に流れ続けるといったフ
リー・ホイール効果が得られる。これらの電流の大きさ
は、第1のIGBT4のオンで出力されていた電流等に
よって決まり、正の正弦波(半波長分)に沿うようにな
る。
【0025】したがって、この上アーム2の第1のIG
BT4によって流れる正の電流I〜Iと、下アーム
3のFWD12によって流れる正の電流i〜iとが
交互に駆動端子8に出力され、この結果、これら両電流
による駆動端子8での合成電流は、第1のIGBT4を
オン・オフ制御している期間、図2の(a)に実線で示
す半波長分の正弦波の正の電流Ipが出力されることに
なる。このように、第2のFWD12を用いることによ
り、逆起電力に起因した過電流が流れることによって第
1のIGBT4が破損するのを防止するとともに、高速
スイッチングのとき負荷電流を持続して電流を平滑化す
ることが可能となる。
【0026】上記正の正弦波電流に続いて負の正弦波
(半波長分)の電流を得るには、上アーム2の第1のI
GBT4をオフとする一方、下アーム3の第2のIGB
T9をオン・オフ制御する。この場合、上記第1のIG
BT4をオン・オフ制御する場合と逆の作動となって、
駆動端子8には負の電流が流れることになる。
【0027】すなわち、第2のIGBT9のゲートにオ
ン指令信号が出されているときは、第2のIGBT9、
第2のシャント抵抗10を介して駆動端子8に負の電流
を流し、第2のIGBT9のゲートにオフ指令信号が出
されたときは、フリー・ホイール効果により上アーム2
の第1のFWD7から負の電流が駆動端子8に流され
る。
【0028】したがって、この第2のIGBT9のオン
・オフ制御中、第1のFWD7からの負の電流I〜I
11と第2のIGBT9からの負の電流i〜i11
が交互に駆動端子8へ流れることになる。この結果、駆
動端子8には、これらの電流I〜I11と電流i
11とが合成されて、図2の(b)に実線で示すよう
な半波長分の正弦波の負の電流Inが流れることとな
る。このようにして得られる正負の正弦波からなる電流
(IpとIn)は、交流として各パワー・モジュールか
らそれぞれ位相をずらされてモータへ供給され、モータ
を駆動回転させる。
【0029】次に、上記駆動装置における電流検出方法
について説明する。まず、電流検出の考え方を説明す
る。IGBT4、9に過電流、短絡電流が流れるのを防
ぐためにはIGBT4、9に流れる電流を検出する必要
がある。IGBT4、9に流れる電流は、これらに直列
接続された第1、第2のシャント抵抗6、10を流れる
電流に等しいからこれらの電流値を代わりに検出すれば
よいことになる。
【0030】そこで、シャント抵抗6、10を流れる電
流値を検出するには、IGBT4、9に対しオン指令が
なされているときに、これと同期してシャント抵抗6、
10の両端間の電位差を検出し、その電位差値をシャン
ト抵抗6、10の抵抗値でそれぞれ除算して電流値を得
る。この電流値から過電流か否かの判断が可能となる。
また、これらの電流値は、その時点で駆動端子8を流れ
る電流値でもあることから、モータに流れる電流値が検
出されることを意味する。なお、スイッチング素子にI
GBTを用いた場合は、FWDに流れている電流の検出
は必要ないので、IGBT4、9がオンしているときの
み電流検出すればよい。
【0031】上記の考え方のもとに、シャント抵抗6、
10を流れる電流を、コントローラ13内の電流検出処
理回路16にて検出する。図3はこの電流検出の流れを
示す。まず、コントローラ13はその制御回路15から
IGBT4、9のゲートに第1、第2の駆動信号として
順次、正弦波を作るオン指令を入力する。このとき、電
流検出処理回路16は、上下アーム2、3のシャント抵
抗6、10の両端EU1およびRu1、EL1およびR
L1における各電圧を検出し、これらから各両端間にお
ける電位差を検出する。
【0032】これらの電位差は、図3のAに示すよう
に、最初、第1のIGBT4を流れる電流による第1の
シャント抵抗6の両端間の電位差Vaが、半波長の正弦
波形状をした正の電圧V〜Vとして、またこの後続
いて第2のIGBT9を流れる電流による第2のシャン
ト抵抗10の両端の電位差Vbが、同じく半波長の正弦
波形状をした正の電圧V〜V10として検出される。
【0033】このようにして検出した各シャント抵抗
6、10の両端間の電位差V〜V を、予め分かっ
ているシャント抵抗6、10の抵抗値で各々除算するこ
とにより、シャント抵抗6、10を流れる各電流値I
p、I’nを算出する。このようにして得た電流値I
p、I’nは、図3のBに示すように、I〜I
i’〜i’10となって、抵抗値を一定とみなせるこ
とから、上記電位差に比例した大きさとなっている。
【0034】次いで、演算を簡単にするため下アーム3
のシャント抵抗10から求めた電流値I’nの正負を反
転して電流値Inを得、この電流値Inと上アーム2の
シャント抵抗6から求めた電流値Ipとの和を求める。
この合成電流(Ip+In)は、図3のCに示すよう
に、電流I〜Iに電流I’nの正負を反転した電流
〜i10を連続させた正弦波の1波長分の電流とな
る。
【0035】この合成して得た電流値は、電流検出処理
回路16から電流情報として制御回路15へ入力され
る。制御回路15は、電流情報により補正した指令信号
を各IGBT4、9のゲートへ出力する。このように、
第1、第2のシャント抵抗6、10を流れる電流値を測
定するとともにIGBT4、9に出力する指令信号を最
適に制御することが可能となる。
【0036】以上のように、本実施例にあっては、第
1、第2のシャント抵抗6、10を流れる電流を指令信
号(第1、第2の駆動信号)の出力と同期して検出する
ことにより、同じ電流検出処理回路16で第1、第2の
IGBT4、9やモータに過電流あるいは短絡電流が流
れているか否かを判断することが可能となり、部品点数
およびコストを下げることができる。そして、シャント
抵抗6、10を流れる電流を検出するので、パワー・モ
ジュール内の短絡かモータや配線など外部の短絡かの区
別も可能となる。また、IGBT4、9とシャント抵抗
6、10とを同一チップ上に形成しているので、電流セ
ンサを外部に設ける必要もなくコンパクトな駆動装置と
することができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。この実施例では、前実施例におけるIGBTの代
わりに、スイッチング素子としてMOS型トランジスタ
を使用している。図4は、第2の実施例におけるパワー
・モジュールを示す。なお、ここでもパワー・モジュー
ルは、1相分だけを示している。パワー・モジュール2
1は、上アーム22と下アーム23とからなる。
【0038】上アーム22は、第1のMOS型トランジ
スタ24、第1のシャント抵抗26、および第1の寄生
トランジスタ27を有する。上アーム22では、第1の
MOS型トランジスタ24のドレインにプラス電源25
を、そのソースに第1のシャント抵抗26の一端を接続
してある。また、MOS型トランジスタ24には第1の
寄生ダイオード27が形成されており、そのカソードが
ドレインに、アノードがソースにつながっている。
【0039】一方、下アーム23は、第2のMOS型ト
ランジスタ29、第2のシャント抵抗30、および第2
の寄生ダイオード32を有する。下アーム23では、第
2のMOS型トランジスタ29のドレインを上アーム2
2の第1のシャント抵抗26の他端と駆動端子28とに
接続するとともに、このトランジスタ29のソースに第
2のシャント抵抗30の一端を接続する。第2のシャン
ト抵抗30の他端は、マイナス電源31に接続されてい
る。
【0040】また、第2のトランジスタ29には第2の
寄生ダイオード32が形成され、そのカソードがドレイ
ンに、アノードがソースにつながっている。第1、第2
のMOS型トランジスタ24、29と第1、第2のシャ
ント抵抗26、30とは、同一のチップ上に形成してあ
る。
【0041】パワー・モジュール1は、第1のMOS型
トランジスタ24のゲート、ソース、および第1のシャ
ント抵抗26の他端にそれぞれ接続された端子GU2、
EU2、およびRU2と、第2のMOS型トランジスタ
29のゲート、ソース、および第2のシャント抵抗30
の他端にそれぞれ接続された端子GL2、EL2、RL
2を備える。これらの各端子はコントローラ33に接続
される。
【0042】コントローラ33は、前実施例のコントロ
ーラと同様に、上記各ゲートに指令信号(第1の駆動信
号、第2の駆動信号)を送る制御回路35の他、シャン
ト抵抗26、30を流れる電流を検出する電流検出処理
回路36(電流検出手段)等を有している。また、駆動
端子28は、図示しない3相交流モータに接続される。
前実施例と同様に、3相誘導モータに対しては、3相分
のパワー・モジュールを並列に並べてインバータが構成
される。
【0043】次に、上記構成になる誘導性負荷の駆動装
置の作動につき説明する。なお、各パワー・モジュール
の作動は基本的に同じで位相が異なるだけであるから、
ここでも1相分のパワー・モジュールだけの作動につき
説明する。コントローラ33によりパワー・モジュール
21を制御した場合、MOS型トランジスタ24および
第1の寄生ダイオード27と、MOS型トランジスタ2
9および第2の寄生ダイオード32とにそれぞれ流れる
正弦波の1波長分の電流の波形を駆動端子28から出力
電流としてみた場合を、図5に示す。
【0044】この場合も第1の実施例で説明の場合と同
様に、上下アーム22、23のうち一方のアームのMO
S型トランジスタを流れる電流と、他方のアームの寄生
ダイオードからの電流とが、交互に駆動端子28へ流れ
ることとなるすなわち、駆動端子28で正の正弦波電流
を得るには、上アーム22の第1のMOS型トランジス
タ24をオン・オフしてPWM制御する。なお、この期
間中、下アーム23の第2のMOS型トランジスタ29
はオフにされている。
【0045】第1のMOS型トランジスタ24のゲート
にオン指令信号が出された場合(図には、半波長の間に
オン指令が5回出された場合を描いてある)には、第1
のMOS型トランジスタ24がその都度オンとなってプ
ラス電源25から第1のMOS型トランジスタ24、第
1のシャント抵抗26を介して、図5の(a)に示すよ
うに駆動端子28に正の電流I〜Iが流れる。これ
らの電流の大きさは、コントローラ33から第1のMO
S型トランジスタ24のゲートへ出されるオン信号によ
りコントロールされ、第1のMOS型トランジスタ24
から出力される電流が正の正弦波(半波長分)に沿うよ
うに調整される。
【0046】一方、この正の正弦波を得る期間中、第1
のMOS型トランジスタ24のゲートにオフ指令信号が
出された場合には、駆動端子28に接続されているモー
タのコイルに逆起電力が生じることにより、図5の
(b)に示すように、第1のMOS型ダイオード24が
オフとなってから次のオンするまでの間、下アーム23
の第2の寄生ダイオード32と第2シャント抵抗30を
介して駆動端子28に同じ方向へ正の電流i〜i
流れ続ける。これらの電流の大きさも正の正弦波(半波
長分)に沿うようになる。
【0047】したがって、この上アーム22の第1のM
OS型トランジスタ24によって流れる正の電流I
と、下アーム23の第2の寄生ダイオード32によ
って流れる正の電流i〜iとが交互に駆動端子28
に出力され、この結果、これら両電流による駆動端子2
8での合成電流は、第1のMOS型トランジスタ24を
オン・オフ制御している期間は、図5に実線で示す半波
長分の正弦波として正の電流Ipが出力されることにな
る。
【0048】上記正の正弦波電流に続いて負の正弦波
(半波長分)の電流を得るには、上アーム22の第1の
MOS型トランジスタ24をオフとする一方、下アーム
23の第2のMOS型トランジスタ29をオン・オフ制
御する。この場合、上記第1のMOS型トランジスタ2
4をオン・オフ制御する場合と逆の作動となって、駆動
端子28には負の電流が流れることとなる。
【0049】すなわち、第2のMOS型トランジスタ2
9のゲートにオン指令信号が出されているときは、第2
のMOS型トランジスタ29、第2のシャント抵抗30
を介して駆動端子28に負の電流を流し、第2のMOS
型トランジスタ29のゲートにオフ指令信号が出された
ときは、フリー・ホイール効果により上アーム22の第
1の寄生ダイオード27と第1のシャント抵抗26から
負の電流が駆動端子28に流される。
【0050】したがって、この第2のMOS型トランジ
スタ29のオン・オフ制御中、第1の寄生ダイオード2
7からの負の電流I〜I11と第2のMOS型トラン
ジスタ29からの負の電流i〜i11とが交互に駆動
端子28へ流れることになる。この結果、駆動端子28
には、これらの電流I〜I11と電流i〜i11
が合成されて、図5に実線で示すような半波長分の正弦
波の負の電流Inが流れることとなる。このようにして
して得られる正弦波の電流(IpとIn)は、交流とし
て、各パワー・モジュールからそれぞれ位相をずらされ
ながらモータへ供給され、モータを駆動回転させる。
【0051】次に、上記実施例の駆動装置における電流
検出方法について説明する。なお、本実施例では、第1
のシャント抵抗26に流れる電流は第1のMOS型トラ
ンジスタ24と第1の寄生ダイオード27を流れる電流
と同じ、第2のシャント抵抗30に流れる電流は第2の
MOS型トランジスタ29と第2の寄生ダイオード32
を流れる電流と同じになるので、これらの電流も検出で
きることになる。
【0052】コントローラ33ではまず、制御回路35
から第1、第2のMOS型トランジスタ24、29のゲ
ートに順次、正弦波のオン指令を入力する。このとき、
電流検出処理回路36では、このオン指令に同期して上
下アーム22、23のシャント抵抗26、30の両端E
U2およびRU2間、EL2およびRL2間における各
電圧を検出し、これらから各両端間の電位差を検出す
る。
【0053】図6のAに示すように、第1のシャント抵
抗26の電位差Vaは、第1MOS型トランジスタ24
を介して得られる半波長分の正弦波形状をした正の電圧
〜Vと、これに続く第1の寄生ダイオード27を
介して得られる半波長分の負の正弦波V〜V11とか
らなる。一方、第2のシャント抵抗30の電位差Vb
は、第2の寄生トランジスタ32を介して得られる半波
長分の正弦波形状をした負の電圧v〜vと、これに
続く第2MOS型トランジスタ29を介して得られる半
波長分の正の正弦波v〜v11とからなる。
【0054】このようにして得られたシャント抵抗2
6、30の両端間の電位差Va、Vbを、シャント抵抗
の抵抗値で除算してシャント抵抗26、30を流れる電
流値Ip、I’nを得る。電流値Ip、I’nは、シャ
ント抵抗の抵抗値が一定であることから、図6のBにI
〜I11、i’〜i’11で示すように、電位差V
a、Vbに比例した大きさとなっている。
【0055】次いで、演算を簡単にするため下アーム3
のシャント抵抗30から求めた電流値I’nの正負を反
転して電流値Inとし、この電流値Inと上アーム22
のシャント抵抗26から求めた電流値Ipとの和を求め
る。この合成電流(In+Ip)は、図6のCに示すよ
うに、電流I〜I11に電流I’nの正負を反転した
電流i〜i11を合成した正弦波の1波長分の正負に
切り替わる交流電流となる。
【0056】この合成して得た電流値は、電流情報とし
て制御回路35に入力する。制御回路35は、電流情報
により補正した指令信号を第1、第2のMOS型トラン
ジスタ24、29の各ゲートへ出力する。このように、
第1、第2のシャント抵抗26、30を流れる電流値を
測定できるとともに、MOS型トランジスタ24、29
のゲートへ出力する指令信号を最適に制御することが可
能となる。
【0057】以上のように、第2の実施例にあっても、
第1、第2のシャント抵抗26、30を流れる電流を指
令信号の出力と同期して検出することにより、同じ電流
検出処理回路36で第1、第2のMOS型トランジスタ
24、29および寄生ダイオード27、32やモータに
過電流あるいは短絡電流が流れているか否かを判断する
ことが可能となり、部品点数およびコストを下げること
ができる。また、MOS型トランジスタ24、29とシ
ャント抵抗26、30とを同一チップ上に形成している
ので、電流センサを外部に設ける必要もなくコンパクト
な駆動装置とすることができる。
【0058】なお、第1、第2のいずれの実施例にあっ
ても、電流検出に際して、一方のシャント抵抗で検出し
た電流値と他方のシャント抵抗で検出した値を正負反転
させた電流値とを加算合成して指令信号のための電流情
報としたが、加算せずに個別に制御回路15または35
へ送るようにしてもよい。この場合は、上アーム側をオ
ン・オフ制御するときは、第1のIGBTまたは第1の
MOS型トランジスタをオン時に上アームのシャント抵
抗で検出した電流値を、第1のIGBTまたは第1のM
OS型トランジスタをオフ時に下アームのシャント抵抗
で検出した電流値を電流情報とし、また、下アーム側を
オン・オフ制御するときは、第2のIGBTまたは第2
のMOS型トランジスタをオン時に下アームのシャント
抵抗で検出した電流値を、第2のIGBTまたは第2の
MOS型トランジスタをオフ時に上アームのシャント抵
抗で検出した電流値を電流情報とする。
【0059】なお、各実施例では、パワー・モジュール
の接続先を3相交流モータとして説明したが、これに限
定されず、本発明は任意の誘導性負荷の駆動に適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】出力電流の波形を示す図である。
【図3】シャント抵抗を流れる電流の検出要領を示す説
明図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図5】第2の実施例における出力電流の波形を示す図
である。
【図6】シャント抵抗を流れる電流の検出要領を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 パワー・モジュール 2 上アーム 3 下アーム 4 第1のIGBT(第1の電流制御型トランジ
スタ) 6 第1のシャント抵抗(第1の抵抗) 7 第1のフリーホイールダイオード(第1のダ
イオード) 8 駆動端子 9 第2のIGBT(第2の電流制御型トランジ
スタ) 10 第2のシャント抵抗(第2の抵抗) 12 第2のフリーホイールダイオード(第2のダ
イオード) 13 コントローラ 15 制御回路 16 電流検出処理回路(電流検出手段) 21 パワー・モジュール 22 上アーム 23 下アーム 24 第1のMOS型トランジスタ 26 第1のシャント抵抗(第1の抵抗) 27 第1の寄生ダイオード(第1のダイオード) 28 駆動端子 29 第2のMOS型トランジスタ 30 第2のシャント抵抗(第2の抵抗) 32 第2の寄生ダイオード(第2のダイオード) 33 コントローラ 35 制御回路 36 電流検出処理回路(電流検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H410 EA10 EA35 EB09 FF05 FF23 LL06 LL19 5H740 BA11 BB05 MM12 5J055 AX32 AX44 AX64 BX16 CX08 CX13 CX20 DX09 DX13 DX22 DX72 DX84 EY01 EY12 FX04 FX32 GX01 GX02 GX04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電流制御型トランジスタと、該第
    1の電流制御型トランジスタの一端へ直列に一端が接続
    された第1の抵抗と、前記第1の電流制御型トランジス
    タの他端に前記第1の抵抗の他端を接続する第1のダイ
    オードとからなる上アームと、 第2の電流制御型トランジスタと、該第2の電流制御型
    トランジスタの一端へ直列に一端が接続された第2の抵
    抗と、前記第2の電流制御型トランジスタの他端に前記
    第2の抵抗の他端を接続する第2のダイオードとからな
    る下アームと、前記上アームの一端と前記下アームの一
    端とに接続されて駆動電流を誘導性負荷へ供給する駆動
    端子と、 前記第1の電流制御型トランジスタを駆動する第1の駆
    動信号および前記第2の電流制御型トランジスタを駆動
    する第2の駆動信号を出力する制御回路と、 該制御回路によって、第1の駆動信号が出力されている
    場合には、該第1の駆動信号に同期して前記第1の抵抗
    に流れる電流を検出し、前記第2の駆動信号が出力され
    ている場合には、該第2の駆動信号に同期して前記第2
    の抵抗に流れる電流を検出する電流検出手段とを備えた
    ことを特徴とする誘導性負荷の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記トランジスタと前記抵抗とは、同一
    の半導体基板上に形成されていることを特徴する請求項
    1に記載の誘導性負荷の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の抵抗と前記第2の抵抗とは、
    前記電流制御型トランジスタのエミッタ側に形成されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の誘導性
    負荷の駆動装置。
  4. 【請求項4】 第1のMOS型トランジスタと、該第1
    のMOS型トランジスタの一端へ直列に一端が接続され
    た第1の抵抗と、前記第1のMOS型トランジスタに寄
    生する第1のダイオードとからなる上アームと、 第2のMOS型トランジスタと、該第2のMOS型トラ
    ンジスタの一端へ直列に一端が接続された第2の抵抗
    と、前記第2のMOS型トランジスタに寄生する第2の
    ダイオードとからなる下アームと、 前記上アームの一端と前記下アームの一端とに接続され
    て駆動電流を誘導性負荷へ供給する駆動端子と、 前記第1のMOS型トランジスタを駆動する第1の駆動
    信号および前記第2のMOS型トランジスタを駆動する
    第2の駆動信号を出力する制御回路と、 該制御回路によって、第1の駆動信号が出力されている
    場合には、該第1の駆動信号に同期して前記第1の抵抗
    に流れる電流を検出し、前記第2の駆動信号が出力され
    ている場合には、該第2の駆動信号に同期して前記第2
    の抵抗に流れる電流を検出する電流検出手段とを備えた
    ことを特徴とする誘導性負荷の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記トランジスタと前記抵抗とは、同一
    の半導体基板上に形成されていることを特徴する請求項
    4に記載の誘導性負荷の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の抵抗と前記第2の抵抗とは、
    前記MOS型トランジスタのソース側に形成されている
    ことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の
    誘導性負荷の駆動装置。
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