JP2003174704A - 電気車用電源装置 - Google Patents

電気車用電源装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気車がセクションを通過する際に交流電源
がいったん停電した後に復電するが、この復電の際に過
大な充電電流が発生するのを防止し、インバータ主回路
部の整流器や平滑コンデンサに大電流によって加わるス
トレスを防止する。 【解決手段】 本発明の電気車用電源装置は、交流電源
1を入力とし、交流を直流に変換し再び任意の交流に変
換するインバータ主回路部5と、セクションでの停電と
復電を検出するセクション検出器8と、セクション検出
器からの電源停止信号にて初期充電用接触器2を所定の
ディレーを持たせて開放し、かつインバータ主回路部を
停止し、セクション検出器からの電源復電信号にて初期
充電用接触器2を投入し、かつインバータ主回路部を起
動する制御を行うインバータ制御回路部9とを備え、セ
クションの検出を、交流電源の1/2周期毎に周波数低
下と電圧低下にて行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流架線を入力と
する電気車用電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気車用電源装置は、図7に示す
ようなものである。この従来の電気車用電源装置は、交
流の電車線から主変圧器を通して得た交流電源101
と、初期充電用接触器(CHK)102及び初期充電用
抵抗器103によって構成される初期充電回路部と、交
流リアクトル104と、インバータ主回路部105と、
モータ(IM)106と、交流電圧検出器(PT)10
7と、セクション検出器108と、直流電圧検出部、チ
ョッパー制御部及びインバータ制御部を有し、初期充電
回路部とインバータ主回路部105を制御するインバー
タ制御回路部109を備えている。このインバータ制御
回路部109は、セクション検出器108の信号により
運転・停止が制御される。
【0003】このセクション検出器108は、図8に詳
しく示したように、交流電圧検出器(PT)107の信
号を絶対値に変換する絶対値変換回路110と、交流電
圧のゼロクロスにて一定のパルス幅(図9のパルスT
1)を発生する波形発生回路111と、波形発生回路1
11の出力を積分する積分回路(1)112と、基準電
圧V01と積分回路(1)112の出力V1とを比較す
る比較器(1)113と、絶対値変換回路110の出力
を積分する積分回路(2)114と、基準電圧V02と
積分回路(2)114の出力V2とを比較する比較器
(2)115と、比較器(1)の出力LFDと比較器
(2)の出力LVDのORを取り、セクション検出とす
るOR回路116を備えている。
【0004】この従来の電気車用電源装置のセクション
通過時の動作を説明する。セクション通過時に発生する
周波数低下又は電圧低下をセクション検出器108によ
り検出してインバータ制御回路部109に入力し、イン
バータ制御回路部109はセクション検出信号にてイン
バータ主回路部105を停止し、復電にてセクション検
出器108の出力が無くなったことを受けてインバータ
主回路部105の運転を再開する。また、インバータ制
御回路部109は、セクション検出信号に応じて初期充
電用接触器(CHK)102もON/OFF制御する。
【0005】このときのセクション検出器108の動作
を図9の波形図を用いて説明する。交流入力電圧VIN
を絶対値変換回路110にて全波整流波形VABSに変
換し、波形発生回路111によりゼロクロス毎に5ms
の一定パルス幅T1のパルスを出力する。この一定パル
ス幅T1の信号を、積分回路(1)112にて直流に変
換してV1として出力する。次に、比較器(1)113
にて基準電圧V01と積分回路(1)112の出力V1
を比較し、基準電圧V01よりV1が低くなった場合に
LFD信号を出力する。
【0006】これと並行して、絶対値変換回路110の
全波整流波形VABSの出力は、直接に積分回路(2)
114にも入力され、直流電圧に変換される。次に、比
較器(2)115にて基準電圧V02と積分回路(2)
114の出力V2を比較器2にて比較し、基準電圧V0
2より低くなった場合にLVD信号を出力する。そし
て、OR回路116にて比較回路(1)の出力LFDと
比較回路(2)の出力LVDとの論理和を取り、セクシ
ョン検出信号を出力する。
【0007】図9を用いて、電気車がセクションを通過
する際のセクション検出器108の各部の動作を説明す
ると、電気車がセクションに入った段階で周波数が下が
る。このため、積分回路(1)の出力V1が基準電圧V
01以下になった時点で比較器(1)より低周波数にな
ったことを示すLFD信号が出力される。同様にセクシ
ョンに入った段階で電圧も低下を始め、積分回路(2)
の出力V2が基準電圧V02以下になった時点で比較器
(2)より低電圧になったことを示すLVD信号が出力
される。OR回路116はこのLFDとLVDとのOR
条件によりセクション検出を示すセクション検出信号を
出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気車用電源装置では、セクションでのセクション検出
に積分型の検出を行う構成であるため、セクション通過
の瞬間からセクション検出までの時間が約100msと
長くかかる。このため、車両内の交流電源に接続されて
いるブロワーなどの残留電圧を発生する機器の動作状況
により、セクションでの電圧と周波数の低下が遅くな
り、セクションと判断できない場合や、セクション判断
が遅れる場合があり、時にはインバータ運転停止をせ
ず、運転を継続することがあった。
【0009】また、初期充電用接触器(CHK)のON
/OFF制御は、セクション検出信号を受けたインバー
タ制御回路部により行い、復電時の主回路部の平滑コン
デンサの充電電流を抑制しているが、セクション検出が
遅れた場合には、復電と同時にOFFとなるタイミング
があった。
【0010】さらに、セクション検出が遅れる場合、イ
ンバータ回路が動作するために主回路部の平滑用の電解
コンデンサの電圧が下がった状態となるが、この状態で
復電すればコンデンサヘの充電電流が大きくなり、場合
によっては車上の配電器具や配線に電流ストレスがかか
ることになり、機器の寿命を短くする問題点もあった。
また、インバータ主回路部についても、電解コンデンサ
ヘの大きな充電電流によるストレスにより、コンデンサ
自身及び初期充電用接触器の接点の劣化を早める要因に
なる問題点もあった。
【0011】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、電気車がセクションを通過する際に
交流電源がいったん停電した後に復電するが、この復電
の際に過大な充電電流が発生するのを防止し、車上設備
及び初期充電用接触器、インバータ主回路部の整流器と
平滑コンデンサに大電流によって加わるストレスを防止
することができる電気車用電源装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の電気車
用電源装置は、交流電源を入力とし、交流を直流に変換
し再び任意の交流に変換するインバータ主回路部と、セ
クションでの停電と復電を検出するセクション検出器
と、前記セクション検出器からの電源停止信号にて初期
充電用接触器を所定のディレーを持たせて開放し、かつ
前記インバータ主回路部を停止し、前記セクション検出
器からの電源復電信号にて前記インバータ主回路部を起
動する制御を行うインバータ制御回路部とを備え、セク
ションの検出を、前記交流電源の1/2周期毎に周波数
低下と電圧低下にて行うことを特徴とするものである。
【0013】請求項1の発明の電気車用電源装置では、
セクションの検出を交流電源の1/2周期毎に周波数低
下と電圧低下のどちらかの検出にて行い、インバータ回
路の運転を早期に停止させることによってインバータ主
回路部の平滑コンデンサの放電を抑制し、セクション通
過の復電時に平滑コンデンサへの充電のために大電流が
流れるのを予防する。また、初期充電用接触器のOFF
タイミングは、セクションでの停電時間に対して時間遅
れを持たせ、セクションでの停電時間内では初期充電用
接触器がOFFにならないようにすることにより、初期
充電用接触器の再投入による初期充電電流の発生を防止
し、車上設備及び初期充電用接触器、インバータ主回路
部の整流器と平滑コンデンサに大電流によって加わるス
トレスを抑制する。
【0014】請求項2の発明の電気車用電源装置は、交
流電源を入力とし、交流を直流に変換し再び任意の交流
に変換するインバータ主回路部と、セクションでの停電
と復電を検出するセクション検出器と、前記セクション
検出器からの電源停止信号にて初期充電用接触器を開放
し、かつ前記インバータ主回路部を停止し、前記セクシ
ョン検出器からの電源復電信号にて前記インバータ主回
路部を起動する制御を行うインバータ制御回路部とを備
え、前記セクション検出器は、電源周期の1/2周期毎
にクロックパルスのカウント及びリセットを繰り返す第
1のカウンタと、前記第1のカウンタのリセット直前の
値と第1の基準値を比較し、カウント値が基準値よりも
低い時に低周波数検出信号を出力する第1の比較器と、
前記電源周期の1/2周期毎にクロックパルスのカウン
ト及びリセットを繰り返す第2のカウンタと、前記第2
のカウンタのリセット直前の値と第2の基準値を比較
し、カウント値が第2の基準値よりも低い時に低電圧検
出信号を出力する第2の比較器と、前記第1の比較器が
低周波数検出信号を出力し、又は第2の比較器が低電圧
検出信号を出力した時にセクション検出信号を出力する
OR回路とを有することを特徴とするものである。
【0015】請求項2の発明の電気車用電源装置では、
電気車がセクションを通過する時の電源電圧の低下又は
周波数の低下を電源周期の1/2周期毎に検出し、電圧
低下と周波数低下の論理和ORにてセクション検出と判
断してインバータ回路の運転を停止することにより、イ
ンバータ主回路部の平滑コンデンサの放電を抑制し、セ
クションの復電時の突入電流を抑制する。また、初期充
電用接触器のオフ動作は、セクションでの停電時間に対
して時間遅れを持たせ、セクションでの停電時間内では
初期充電用接触器がオフにならないようにすることによ
り、初期充電用接触器の再投入による初期充電電流の発
生を防止し、車上設備及び初期充電用接触器、インバー
タ主回路部の整流器と平滑コンデンサに大電流によって
加わるストレスを抑制する。
【0016】請求項3の発明は、請求項2記載の電気車
用電源装置において、前記セクション検出器は、電源電
圧の低下を検出するための前記第2の基準値を、前記電
源の周波数が低い場合は上げ、電源の周波数が高い場合
には下げるように変化させる第2基準発生手段を備えた
ものである。
【0017】請求項3の発明の電気車用電源装置では、
セクションの検出を交流電源の1/2周期毎に周波数低
下と電圧低下を検出し、さらに電圧低下検出の基準値に
ついては周波数検出値に応じて基準電圧を調整する機能
を持たせ、正規の電源周波数以外では検出の基準値を高
くし、セクションで電圧が下がりにくい場合でもセクシ
ョン検出ができるようにし、インバータ主回路部の平滑
用コンデンサの放電を抑制することにより復電時の突入
電流を抑制する。
【0018】請求項4の発明は、請求項2記載の電気車
用電源装置において、前記セクション検出器は、周波数
の低下量を検出して第3の基準値と比較し、周波数低下
量が第3の基準値を超えた時に周波数低下検出信号を出
力する周波数低下検出手段を備え、前記OR回路は、前
記低周波数検出信号と低電圧検出信号と当該周波数低下
検出信号とのいずれかによってセクション検出信号を出
力することを特徴とするものである。
【0019】請求項4の発明の電気車用電源装置では、
セクションの検出を交流電源の1/2周期毎に周波数低
下と電圧低下を検出し、さらに周波数の変化量を検出
し、周波数の変化量が大きくなった場合にもセクション
と判断する機能を持たせたことにより、セクションにて
交流電源に接続されたブロワーなどの他の機器から発生
する誘起電圧にて周波数及び電圧が低下検出レベルに達
しない場合でも、周波数の低下率を検出することにより
セクション検出を行い、インバータ主回路部の平滑用コ
ンデンサの放電を抑制することにより復電時の突入電流
を抑制する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。
【0021】(第1の実施の形態)図1、図2は、本発
明の電気車用電源装置の第1の実施の形態の構成を示し
ている。この実施の形態の電気車用電源装置は、交流の
電車線から主変圧器を通して得られる交流電源1と、初
期充電用接触器(CHK)2及び初期充電用抵抗器3で
構成される初期充電回路と、交流リアクトル4と、イン
バータ主回路部5と、モータ(IM)6と、交流電圧検
出器(PT)7と、高速セクション検出器8と、この高
速セクション検出器8の信号により運転・停止が制御さ
れ、また初期充電用接触器(CHK)2のOFFに2秒
程度のOFFディレーを持つインバータ制御回路部9を
備えている。
【0022】インバータ制御回路部9は、インバータ主
回路部5のインバータ回路を制御するインバータ制御部
91、チョッパー回路を制御するチョッパー制御部9
2、チョッパー回路の直流出力電圧を監視する直流電圧
検出器93、そして本実施の形態の特徴である、初期充
電用接触器(CHK)2のOFFを2秒程度ディレーさ
せるOFFディレータイマ(OFFTD)94を備えて
いる。
【0023】図2に示すように、高速セクション検出器
8は、交流電圧検出器(PT)7の信号から交流電源1
に重畳される他のインバータ回路の動作に伴うスイッチ
ング周波数成分の除去を行うフィルタ回路16と、絶対
値変換回路10と、波形発生回路17と、波形発生回路
17の出力信号Aとクロックとリセット信号Aにより1
/2周期毎にカウント及びリセットを繰り返すカウンタ
A18と、カウンタA18の出力T1と基準値T0の値
を比較し、T0<T1を検出した時にLFD信号(低周
波数検出信号)を出力する比較器A19と、波形発生回
路17の出力信号Bとクロックとリセット信号Bにより
1/2周期毎にカウント及びリセットを繰り返すカウン
タB20と、カウンタB20の出力V1と基準値V0の
値を比較し、V0>V1を検出した時にLVD信号(低
電圧検出信号)を出力する比較器B21と、比較器A1
8の出力LFDの立ち上がりより所定のパルス幅の信号
を出力するシングルショットSS(1)22と、比較器
B20の出力LVDの立ち上がりより所定のパルス幅を
出カするシングルショットSS(2)23と、SS
(1)とSS(2)の出力の論理和をとりセクション検
出信号とするOR回路24を備えている。なお、波形発
生回路17は、電源周期検出用のカウンタA18用のパ
ルスを出力する信号Aと、カウンタA18を1/2周期
毎にリセットするリセット信号Aと、電圧検出用のカウ
ンタB20用のパルスを出力する信号Bと、カウンタB
20を1/2周期毎にリセットするリセット信号Bを作
ってそれぞれに出力する。
【0024】次に、上記の構成の電気車用電源装置の動
作を説明する。本実施の形態の電気車用電源装置による
インバータ主回路部5の制御原理は、次の通りである。
【0025】(1)電気車がセクションを通過する時の
電源電圧の低下(LVD)又は周波数の低下(LFD)
を電源周期の1/2周期毎に検出し、電圧低下と周波数
低下の論理和ORにてセクション検出と判断してインバ
ータ回路の運転を停止することにより、インバータ主回
路部5の平滑コンデンサの放電を抑制し、セクションの
復電時の突入電流を抑制する。
【0026】(2)また、初期充電用接触器2のOFF
は、セクションでの停電時間300msに対して時間遅
れ(2秒程度)を持たせ、セクションでの停電時間内で
は初期充電用接触器2がOFFにならないようにする。
【0027】図3に、車両がセクションを通過する時の
高速セクション検出器8の各部の動作を示してある。図
3において、VINは交流電源の波形、VABSは絶対
値変換回路10の出力する波形である。
【0028】車両がタイミングτ1にセクションに進入
し、セクションを通過する際には、電源周波数の低下に
対して、カウンタA18の出力T1が基準値T0以下に
なったことを受けて即座にLFD信号を出力する。ま
た、電源電圧の低下に対しては、カウンタB20の出力
V1が基準値V0以下になったことを受けて即座にLV
D信号を出力する。この両方の出力をシングルショット
SS(1),SS(2)により受け、OR回路24にて
ORを取った信号をセクション検出として出力する。
【0029】図1に示したインバータ制御回路部9は、
従来例と同様に、この高速セクション検出器8からのセ
クション検出信号を入力し、セクション突入直後の電源
電圧の低下(停電含む)又は電源周波数の低下を判断し
てインバータ主回路部5の運転を停止する これにより、第1の実施の形態の電気車用電源装置で
は、セクション突入直後の電圧低下(停電含む)又は周
波数低下を高速に判断してインバータ運転を停止するた
め、インバータ主回路部5内の平滑コンデンサの電圧低
下を低く抑えることができる。このため、セクションで
の復電に対してインバータ主回路5の平滑コンデンサの
電圧と交流電源1との電位差が少ないことから、交流リ
アクトルを通して流れる平滑コンデンサヘの充電電流が
抑制され、電気車用電源装置より上位の配線用遮断器が
充電電流によりトリップすることを防止できる。また、
セクション復電時の平滑コンデンサヘの充電電流が少な
いことから、初期充電用接触器(CHK)2を開放する
必要がなくなり接点の荒れも防止することができる。
【0030】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態の電気車用電源装置について、図4を用いて説明
する。第2の実施の形態の電気車用電源装置は、図1に
示した第1の実施の形態のものに対して、高速セクショ
ン検出器8の機能構成が図4に示したものである点で異
なっている。その他の構成要素は、図1に示した第1の
実施の形態と共通である。
【0031】図4に示した高速セクション検出器8は、
図2に示した第1の実施の形態の高速セクション検出器
8に対して、カウンタA18の出力T1を波形発生回路
17のリセット信号Aの立ち上がりにてデータをラッチ
するデータラッチ25と、データラッチされたT1の信
号に応じ、基準値V0を発生する電圧(V)基準発生回
路26を追加した構成となっている。このV基準発生回
路26の特性は、電源周波数が60Hz時に80%電圧
で低電圧を検出したものが、周波数が58Hzでは95
%で検出するように設定してある。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態の動作
を、図5を用いて説明する。第2の実施の形態における
高速セクション検出器8は、第1の実施の形態の作用に
対し、セクション通過の停電時に、電源VINの周波数
の低下に応じて低電圧検出用の比較器B21の基準値V
0が高くなり、電圧低下が早く行われるようになる点に
特徴がある。この動作を説明すると、次の通りである。
【0033】電源VINの周波数が低下すれば、周波数
パルスのカウンタA18の出力T1が基準値T0以下に
なったことを受けて即座にLFD信号を出力する。ま
た、電源VINの電圧低下に対しては、V基準発生回路
26にて基準値V0が周波数に応じて変更され、カウン
タB20の出力V1が周波数によって決定されたV基準
V0以下になったことを受けて即座にLVD信号を出力
する。この両方の出力をシングルショットSS(1)2
2,SS(2)23により受け、OR回路24にてOR
を取った信号をセクション検出として出力する。
【0034】この第2の実施の形態によれば、第1の実
施の形態の作用・効果に対し、セクションの停電区間に
てブロワーなどの動作により電圧低下が少ない場合で
も、周波数の低下に応じて電圧検出基準を上昇すること
により、セクションに入ったことを確実に検出すること
ができる。
【0035】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態の電気車用電源装置について、図6を用いて説明
する。第3の実施の形態の電気車用電源装置は、図1に
示した第1の実施の形態のものに対して、高速セクショ
ン検出器8の機能構成が図6に示したものである点で異
なっている。その他の構成要素は、図1に示した第1の
実施の形態と共通である。
【0036】図6に示した高速セクション検出器8は、
図2に示した第1の実施の形態の高速セクション検出器
8に対して、平均化回路28と−ΔT1検出器29を備
え、OR回路24がシングルショットSS(1),SS
(2)のLFD信号、LVD信号の他に−ΔT1検出器
29の信号LFD2に対してもOR論理でセクション検
出信号を出力するようにした点が異なっている。
【0037】この第3の実施の形態における高速セクシ
ョン検出器8では、平均化回路28が、カウンタA18
の出力T1をリセット信号Aの立ち上がりにてラッチ
し、1秒間の移動平均値TAVEを出力する。−ΔT1
検出器29はこの平均化回路28からのTAVE信号と
カウンタA18のT1信号を比較し、その差(TAVE
−T1)が基準値−ΔT1より大きくなったことを検出
してLFD2信号をOR回路24に出力する。OR回路
24は、第1の実施の形態と同様のLFD信号、LVD
信号のORに加えて、この−ΔT1検出器29の出力で
あるLFD2信号のORも取り、いずれかの出力があれ
ばセクション検出信号を出力する。
【0038】これにより、この第3の実施の形態によれ
ば、高速セクション検出器8が、図2に示した第1の実
施の形態における高速セクション検出器に対し、車両が
セクション通過の停電時に、電源周波数の低下量に応じ
て周波数低下を検出しセクションとして検出するため、
電圧の低下は少ないが周波数の変化が大きい場合に早く
セクションを検出する。
【0039】したがって、車両がセクションの停電区間
を通過する際に、ブロワーなどの動作により電圧低下が
少ない場合でも周波数の低下量にてセクションを検出す
ることができ、セクション検出精度を高めることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
セクションの検出を交流電源の1/2周期毎に周波数低
下と電圧低下のどちらかの検出にて行い、インバータ回
路の運転を早期に停止させることによってインバータ主
回路部の平滑コンデンサの放電を抑制し、セクション通
過の復電時に平滑コンデンサへの充電のために大電流が
流れるのを予防し、また、初期充電用接触器のOFFタ
イミングは、セクションでの停電時間に対して時間遅れ
を持たせ、セクションでの停電時間内では初期充電用接
触器がOFFにならないようにすることにより、初期充
電用接触器の再投入による初期充電電流の発生を防止
し、車上設備及び初期充電用接触器、インバータ主回路
部の整流器と平滑コンデンサに大電流によって加わるス
トレスを抑制することができる。
【0041】請求項2の発明によれば、電気車がセクシ
ョンを通過する時の電源電圧の低下又は周波数の低下を
電源周期の1/2周期毎に検出し、電圧低下と周波数低
下の論理和ORにてセクション検出と判断してインバー
タ回路の運転を停止することにより、インバータ主回路
部の平滑コンデンサの放電を抑制し、セクションの復電
時の突入電流を抑制し、また、初期充電用接触器のオフ
動作は、セクションでの停電時間に対して時間遅れを持
たせ、セクションでの停電時間内では初期充電用接触器
がオフにならないようにすることにより、初期充電用接
触器の再投入による初期充電電流の発生を防止し、車上
設備及び初期充電用接触器、インバータ主回路部の整流
器と平滑コンデンサに大電流によって加わるストレスを
抑制することができる。
【0042】請求項3の発明によれば、セクションの検
出を交流電源の1/2周期毎に周波数低下と電圧低下を
検出し、さらに電圧低下検出の基準値については周波数
検出値に応じて基準電圧を調整する機能を持たせ、正規
の電源周波数以外では検出の基準値を高くし、セクショ
ンで電圧が下がりにくい場合でもセクション検出ができ
るようにし、インバータ主回路部の平滑用コンデンサの
放電を抑制することにより復電時の突入電流を抑制する
ことができる。
【0043】請求項4の発明によれば、セクションの検
出を交流電源の1/2周期毎に周波数低下と電圧低下を
検出し、さらに周波数の変化量を検出し、周波数の変化
量が大きくなった場合にもセクションと判断する機能を
持たせたことにより、セクションにて交流電源に接続さ
れたブロワーなどの他の機器から発生する誘起電圧にて
周波数及び電圧が低下検出レベルに達しない場合でも、
周波数の低下率を検出することによりセクション検出を
行い、インバータ主回路部の平滑用コンデンサの放電を
抑制することにより復電時の突入電流を抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電気車用電源装置
の構成図。
【図2】第1の実施の形態における高速セクション検出
器の構成図。
【図3】上記の高速セクション検出器の各部の動作を示
すタイミングチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態における高速セクシ
ョン検出器の構成図。
【図5】上記の高速セクション検出器の各部の動作を示
すタイミングチャート。
【図6】本発明の第3の実施の形態における高速セクシ
ョン検出器の構成図。
【図7】従来例の構成図。
【図8】従来例におけるセクション検出器の構成図。
【図9】従来例のセクション検出器の各部の動作を示す
タイミングチャート。
【符号の説明】
1…交流電源 2…初期充電用接触器(CHK) 3…初期充電用抵抗器 4…交流リアクトル 5…インバータ主回路部 6…モータ(IM) 7…交流電圧検出器(PT) 8…高速セクション検出器 9…インバータ制御回路部 10…絶対値変換回路 16…フィルタ回路 17…波形発生回路 18…カウンタA 19…比較器A 20…カウンタB 21…比較器B 22…シングルショット(SS(1)) 23…シングルショット(SS(2)) 24…OR回路 25…データラッチ 26…電圧(V)基準発生回路 28…平均化回路 29…−ΔT1検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H007 AA06 BB06 CA01 CB02 CB05 CC12 DB02 DB07 DC05 FA02 FA12 FA13 FA19 GA03 GA05 GA08 5H115 PA15 PC02 PG01 PI02 PI30 PV03 PV07 PV09 PV23 QE20 QN12 QN23 SE10 TO13 TO30 TR16 TU06 TU20 TW03 TW04 TZ01 TZ03 TZ04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を入力とし、交流を直流に変換
    し再び任意の交流に変換するインバータ主回路部と、セ
    クションでの停電と復電を検出するセクション検出器
    と、前記セクション検出器からの電源停止信号にて初期
    充電用接触器を所定のディレーを持たせて開放し、かつ
    前記インバータ主回路部を停止し、前記セクション検出
    器からの電源復電信号にて前記インバータ主回路部を起
    動する制御を行うインバータ制御回路部とを備え、 セクションの検出を、前記交流電源の1/2周期毎に周
    波数低下と電圧低下にて行うことを特徴とする電気車用
    電源装置。
  2. 【請求項2】 交流電源を入力とし、交流を直流に変換
    し再び任意の交流に変換するインバータ主回路部と、セ
    クションでの停電と復電を検出するセクション検出器
    と、前記セクション検出器からの電源停止信号にて初期
    充電用接触器を所定のディレーを持たせて開放し、かつ
    前記インバータ主回路部を停止し、前記セクション検出
    器からの電源復電信号にて前記インバータ主回路部を起
    動する制御を行うインバータ制御回路部とを備え、 前記セクション検出器は、 電源周期の1/2周期毎にクロックパルスのカウント及
    びリセットを繰り返す第1のカウンタと、 前記第1のカウンタのリセット直前の値と第1の基準値
    を比較し、カウント値が基準値よりも低い時に低周波数
    検出信号を出力する第1の比較器と、 前記電源周期の1/2周期毎にクロックパルスのカウン
    ト及びリセットを繰り返す第2のカウンタと、 前記第2のカウンタのリセット直前の値と第2の基準値
    を比較し、カウント値が第2の基準値よりも低い時に低
    電圧検出信号を出力する第2の比較器と、 前記第1の比較器が低周波数検出信号を出力し、又は第
    2の比較器が低電圧検出信号を出力した時にセクション
    検出信号を出力するOR回路とを有することを特徴とす
    る電気車用電源装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電気車用電源装置におい
    て、前記セクション検出器は、電源電圧の低下を検出す
    るための前記第2の基準値を、前記電源の周波数が低い
    場合は上げ、電源の周波数が高い場合には下げるように
    変化させる第2基準発生手段を備えたことを特徴とする
    電気車用電源装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の電気車用電源装置におい
    て、前記セクション検出器は、周波数の低下量を検出し
    て第3の基準値と比較し、周波数低下量が第3の基準値
    を超えた時に周波数低下検出信号を出力する周波数低下
    検出手段を備え、前記OR回路は、前記低周波数検出信
    号と低電圧検出信号と当該周波数低下検出信号とのいず
    れかによってセクション検出信号を出力することを特徴
    とする電気車用電源装置。
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