JP2003174698A - 複合圧電体およびその製造方法 - Google Patents
複合圧電体およびその製造方法Info
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Abstract
体の量産方法を提供する。 【解決手段】 単位複合シート6を形成し、これを積層
することによって複合圧電体10を形成する。微細な細
線状圧電体5を直接ハンドリング、あるいは配列させる
こと無く複合圧電体を形成できる。単位複合シート6の
製造の際、板状圧電体1の厚さを減ずる処理を行うこと
により、更なる微細化を容易にし、高周波化に対応した
複合圧電体を提供できる。
Description
に用いられる複合圧電体およびその製造方法、ならびに
当該複合圧電体を用いた超音波探触子および超音波検査
装置に関する。
形態で複合させた圧電材料であり、振動の周波数帯域を
広くすることができるため、医療用超音波診断装置など
に用いられる超音波探触子に利用することが検討されて
いる。1−3型と呼ばれる複合圧電体は、多数の柱状圧
電体が規則的または不規則に配列され、その隙間部分を
樹脂が埋めた構造を有する複合体であり、高感度化・広
帯域化に適していることが指摘されている。
音波探触子では、主に3〜10MHz程度の超音波周波
数帯域が使用される。このような帯域で超音波を送受信
する1−3型の複合圧電体を作製するとき、柱状圧電体
の長さをL、柱状圧電体の長手方向に垂直な断面のサイ
ズをSとした場合における比率(L/S)を5以上に設
計すると、最も優れた性能が発揮されると考えられてい
る。従って、1−3型の複合圧電体を3〜10MHz程
度の周波数帯域の超音波探触子に適用するには、長さL
が160〜500μm程度、断面サイズSが30〜10
0μm程度以下の柱状圧電体を多数配列した構造体を形
成する必要がある。
「柱状圧電体のアスペクト比」と称することとする。こ
こで、サイズSは、柱状圧電体の断面が円のときは、そ
の直径であり、柱状圧電体の断面が長方形のときは、そ
の長辺の長さである。また、柱状圧電体の断面が台形の
場合は、下底の長さをサイズSと呼ぶことにする。
てきているが、実際の超音波診断装置用の超音波探触子
として、現在まで商品化されている例は多くない。その
主な理由は、(1)求められる柱状圧電体の構造が極め
て微細で、複合圧電体の製造が困難である点、および、
(2)製造が可能であるとしても、高い製造コストが必
要となる点にある。
診断するため、血管壁の詳細な観察が可能となる高周波
(15〜20MHz)の超音波診断用探触子が求められ
ている。このような周波数帯で振動し得る複合圧電体を
作製するには、長さLが80〜100μm程度、断面サ
イズSが16〜20μm程度以下で、アスペクト比が5
以上となるような柱状圧電体を多数配列した構造体を形
成する必要がある。しかしながら、このような構造を有
する複合圧電体を従来の製造方法で製造することは極め
て困難である。
法を説明する。
342号公報は、ブロック状圧電体に対して機械加工で
縦横に切断溝を形成した後、切断溝にエポキシ樹脂など
の有機高分子などを充填・硬化させることにより、1−
3型の複合圧電体を製造する方法を開示している。この
方法は、「ダイス・アンド・フィル法」と呼ばれてお
り、切断溝は、ダイシング加工法などの機械加工法によ
って形成される。
アンド・フィル法で行われてきたダイシング加工法に代
えて、レーザ加工法を用いる製造方法を開示している。
この方法では、レーザ光で圧電セラミックスに溝を形成
した後、溝に樹脂が充填され、硬化させられる。
度までの超音波探触子に用いられる複合圧電体の製造に
適用することは可能であるが、それ以上の高周波帯域に
用いられる複合圧電体の製造に適用することは殆ど不可
能である。また、上記従来技術を10MHz程度までの
超音波探触子に適用する場合であっても、その製造が極
めて困難であるか、あるいは、可能であったとしても製
造コストが高くなるという問題がある。
EE 1997 ULTRASONIC SYMPOSIUM, pp.877-881, 1997」
(以下、先行技術文献1と記す。)や「IEEE1998 Micro
electro Mechanics Systems Workshop, pp.223-228 ,19
98」(以下、先行技術文献2と記す。)に開示された方
法がある。
る。
により、アスペクト比の高い空孔を有する樹脂型を形成
する。この空孔にセラミックス・スラリを充填した後、
エッチングなどにより樹脂を除去してからセラミックス
を焼結させる。こうして、高アスペクト比の微細な柱状
圧電体を多数配列した構造体を製造することができる。
この構造体における柱状圧電体の隙間に有機高分子を充
填すれば、1−3型の複合圧電体を製造することができ
る。
る。
エッチングにより、アスペクト比の高い空孔を形成す
る。この空孔にセラミックス・スラリを充填した後、シ
リコン基板にセラミックスを充填したまま焼結させる。
焼結後、シリコン基板をエッチングなどによって除去し
て、高アスペクト比の微細な柱状圧電体が多数配列され
た構造体を形成する。その後、柱状圧電体の隙間に有機
高分子を充填すれば、1−3型の複合圧電体を製造する
ことができる。
20μm程度以下の断面サイズを有する複合圧電体の形
成が可能であると記載しているが、これらの製造方法
は、いずれも工程が複雑であり、型を焼失させるには複
雑なプロセスと長い時間を要する。また、用いられる製
造装置も高価である。その結果、製造コストの増加が大
きな問題になる。
に圧電性能の高いチタン酸ジルコン酸鉛系の圧電セラミ
ックス(PZT)が用いられるが、PZTは揮発温度の
低い鉛を含むセラミックスであるため、その組成制御が
困難であり、充分な圧電特性を発揮させるように焼結す
ることは困難である。
であり、その主な目的は、微細でアスペクト比の高い複
数の柱状圧電体を有する複合圧電体を、性能を低下させ
ること無く、安価に提供することにある。
は、樹脂層と、前記樹脂層上に配列された複数の柱状圧
電体とを有する単位複合シートが複数積層された構造を
有している。
体の長手方向に垂直な断面のサイズは、20μm以下で
ある。
体の長さをL、前記柱状圧電体の長手方向に垂直な断面
の平均サイズをSとしたとき、L/Sが5以上である。
単位複合シートの間には、他の樹脂層が挿入されてい
る。
ートにおいて隣接する柱状圧電体の間には空隙が存在し
ている。
ートにおいて隣接する柱状圧電体の間には樹脂が存在し
ている。
電体と、前記複数の柱状圧電体の間に位置する誘電体部
分とを有する複合圧電体であって、前記柱状圧電体の長
手方向に垂直な断面の形状は、柱状圧電体の中心軸に関
する180°の回転に対して非対称である。
体の長手方向に垂直な断面の形状は台形である。
電体と、前記複数の柱状圧電体の間に位置する誘電体部
分とを有する複合圧電体であって、前記柱状圧電体の側
面の少なくとも一部が自由焼結表面である。
状圧電体は、前記柱状圧電体の長手方向に垂直な面に沿
って2次元的に配列されている。
状圧電体は、前記柱状圧電体の長手方向に垂直な面に沿
って行および列に配列されており、前記柱状圧電体の列
は、隣接する前記柱状圧電体の列から樹脂層によって隔
離されている。
と、前記樹脂層上に配列された複数の細線状圧電体とを
備えている。
位複合シートが複数枚積層され、前記細線状圧電体が、
前記樹脂層によって挟まれることによって配置関係が固
定された状態にある。
合シート積層体を、前記細線状圧電体の長手方向を横切
るように切断することによって作製されたものである。
電体の周囲は樹脂で囲まれている。
単位複合シートの樹脂層の一部が流動し、硬化したもの
である。
前記細線状圧電体の周囲に液状樹脂を含浸し、硬化した
ものである。
かの複合圧電体を備えていることを特徴とする。
波探触子を備えていることを特徴とする。
は、(a)板状圧電体の一表面上に樹脂層が形成された
複合板を用意する工程と、(b)前記複合板の前記板状
圧電体に対し、前記樹脂層を完全に分断することにな
く、複数の溝を形成することによって、前記板状圧電体
から複数本の細線状圧電体を形成する工程とを包含す
る。
は、(a)板状圧電体を粘着シートによって基板上に仮
固定する工程と、(b)前記板状圧電体に複数の溝を形
成することにより、前記板状圧電体から複数本の細線状
圧電体を形成する工程と、(c)前記基板に仮固定され
た複数本の前記細線状圧電体を樹脂層に転写する工程と
を包含する。
電体の全面にわたって前記板状圧電体を薄くする工程を
更に包含する。
体を薄くする工程は、前記板状圧電体の表面に対してサ
ンドブラスト加工を行うことを含む。
おいて、前記板状圧電体の複数の溝は、サンドブラスト
加工によって形成する。
体は焼結圧電セラミックスである。
(a)請求項17から22のいずれかに記載の製造方法
によって製造された複数枚の単位複合シートを用意する
工程と、(b)複数枚の前記単位複合シートを積層する
工程と、(c)積層した複数枚の前記単位複合シートを
一体化する工程とを包含する。
は、液状樹脂の塗布によって形成されたものである。
半硬化樹脂シートである。
た複数枚の単位複合シートに対して、前記細線状圧電体
を横切るように方向に切断する工程を更に包含する。
明による複合圧電体の実施形態を説明する。
ら、本実施形態の製造方法を説明する。
一表面に樹脂層2を貼り付けることにより、複合板3を
形成する。板状圧電体1の材料としては、例えばチタン
酸ジルコン酸鉛(PZT)セラミックスを好適に用いる
ことができる。板状のPZTセラミックスは、価格の低
いセラミックス・グリーンシート(厚さ:0.07mm
程度)を焼結させることによって容易かつ安価に作製で
きる。セラミックス・グリーンシートは、セラミックス
粉と樹脂から構成された焼結前のシートであり、ドクタ
ー・ブレード法などの方法で作製され、薄層または層構
造の圧電体(積層基板など)を形成する場合に好適に用
いられる。板状圧電体1は、ブロック状のセラミックス
を切断して作製することも可能であるが、この方法は、
切断・研磨工程などのコストの高い工程を必要である。
これに対して、セラミックス・グリーンシートから板状
圧電体を作製する方法は、切断・研磨などの工程が不要
であるため、低コスト化の観点で有利である。
ることよって板状圧電体1を作製する場合、設備コスト
低減の観点から、多数のセラミックス・グリーンシート
を重ねて同時に焼結させることが一般的に行われる。こ
の場合、重ねた上下のセラミックス・グリーンシートが
焼結に際して接合しないように、剥離粉と言われるMg
Oなどの粉を各セラミックス・グリーンシート間にまぶ
しながら重ねていく。焼結後の板状圧電体は、剥離粉を
除去するため、1枚ごとに洗浄される。板状圧電体1の
サイズが30mm角程度である場合、ハンドリングなど
の取り扱いを容易にするため、その厚さを50μm程度
以上に設定し、充分な強度を確保する必要がある。厚さ
が50μm程度に達しないような薄い板状圧電体の場
合、その取り扱いが困難であるため、ハンドリング中に
割れや欠けが発生しやすく、製造歩留まりが低下してコ
ストが増加するおそれがある。
は、図のX−Y−Z座標を基準にして、X方向サイズ:
30mm、Y方向サイズ:30mm、Z方向サイズ:
0.05mm(=50μm)である。樹脂層(厚さ:
0.025mm)2は、板状圧電体1の平面的には同サ
イズを有しており、例えばエポキシ系半硬化樹脂シート
から構成される。複合体3の作製は、次のようにして行
うことができる。すなわち、片面に剥離フィルムのつい
たエポキシ系半硬化樹脂を板状圧電体1と重ね、これを
ピストン状の治具により、120枚積層し、その後、板
状圧電体1と樹脂層2の積層物を治具に入れたまま加圧
する。具体的には、例えば、120℃、0.1Torr
以下の大気雰囲気中において、約1MPaの圧力を印加
しながら、5分間加圧すれば良い。この後、雰囲気を大
気に戻して圧力を解除した後、150℃で1時間保持す
る。こうして樹脂層2を硬化させた後、積層物を治具か
ら取り出し、剥離フィルムを剥がすことによって120
個の複合体3を得ることができる。
成することが好ましい。本実施形態では、PZTセラミ
ックスを用いているが、板状圧電体1の材料は、これに
限定されず、例えば、チタン酸鉛、チタン酸バリウムな
どのセラミックスや、水晶、ニオブ酸リチウム、PZT
単結晶などの単結晶を用いることができる。
てエポキシ系半硬化樹脂シートの貼付方法を採用してい
るが、板状圧電体1の一表面に均一な厚さの樹脂層を形
成できる方法であれば良く、スピンコート法、スクリー
ン印刷法などの任意の形成方法を用いることができる。
ながら、板状圧電体1から複数本の細線状圧電体(柱状
圧電体)5を作製する方法を説明する。まず、図2
(a)に示すように、複合体3を構成している板状圧電
体1の露出表面に加工用マスク4を形成する。本実施形
態で用いる加工用マスク4は、ストライプパターンを有
しており、各ストライプ部分の幅は0.050mm(=
50μm)であり、間隔も0.050mmとなるように
パターニングされている。各ストライプ部分の幅は、形
成すべき細線状圧電体の幅を規定する。なお、加工用マ
スク4のストライプ部分の間隔をストライプ部分の幅に
一致させる必要は無い。
板状圧電体1に貼り付けた後、フォトマスクを用いて樹
脂シートを露光し、現像することよって形成される。フ
ォトマスクには、上記のストライプパターンを規定する
遮光パターンが形成されており、現像・露光は、公知の
フォトリソグラフィ技術を用いて行うことができる。フ
ォトマスクのパターンを変更することにより、加工用マ
スク4のパターンの形状およびサイズを任意に設定する
ことができる。
た面に対し、サンドブラスト加工を行う。サンドブラス
ト加工は、細かい粒子(アルミナやダイアモンドの研磨
粒子)を圧縮空気とともに噴射し、被加工対象を衝撃に
より破壊しながら加工する処理である。
柔らかい物質は破壊せずに、セラミックなどの硬い材料
を選択的に脆性破壊することができる。従って、樹脂製
の加工用マスク4を用いてサンドブラスト加工を行うこ
とにより、板状圧電体1の表面のうち、加工用マスク4
のストライプ部分で覆われていない領域だけを選択的に
削り取り、その部分に切断溝を形成することができる。
サンドブラスト加工が進行するに伴い、板状圧電体1の
露出表面に形成される切断溝は深くなり、やがて板状圧
電体1の背面側に配置されている樹脂層2に達する。し
かし、樹脂層2も、加工用マスク4と同様にサンドブラ
スト加工によっては破壊されないため、板状圧電体1に
形成した切断溝が樹脂層2に到達しても、樹脂層2はほ
とんど加工されない。このようにして、本実施形態で
は、図2(b)に示すように板状圧電体1から複数本の
細線状圧電体5を形成することができる。図2(b)で
は、簡単化のため、6本の細線状圧電体5だけが図示さ
れているが、実際には、300本の細線状圧電体5が同
時に形成される。
圧電体1の広い面を一括的に高速かつ精密に加工するこ
とができるが、サンドブラスト加工は、加工用マスク4
の開口部の幅に対する深さの比率(アスペクト比)が大
きい場合には不適当な加工方法である。しかし、本実施
形態では、サンドブラスト加工によって形成される切断
溝の深さ方向は、形成すべき細線状圧電体5の長手方向
に平行ではなく、垂直である。このため、加工によって
形成する切断溝の深さをD、切断溝の幅をWとした場
合、本実施形態における比率D/Wは、1程度である。
この比率D/Wは、切断溝のアスペクト比を規定してお
り、圧電体の材質にもよるが、1〜2程度の範囲に設定
することが好ましい。そして、特に微細な加工が必要な
場合は、比率D/Wを1以下に設定することが望まし
い。
体5の長手方向(Y方向)に対して垂直な方向から圧電
体の加工を行うため、「柱状圧電体のアスペクト比」が
5を超える大きさを持っていても、切断溝のアスペクト
比は小さくすることができる。このため、従来は不可能
とされていたようなアスペクト比を持つ柱状圧電体を容
易に形成することが可能になる。
た後は、図2(c)に示すように、加工用マスク4を剥
離する。こうして、多数の細線状圧電体5が樹脂層2に
よって保持された構成を有する単位複合シート6を作製
することができる。
30mm、X方向サイズが約40〜50μm、Z方向サ
イズが50μmである。細線状圧電体5の長手方向に垂
直な断面を図3に示す。図3からわかるように、本実施
形態で得られる細線状圧電体5の断面は、略台形であ
る。細線状圧電体5の上面における幅は、40〜45μ
m程度であり、下面における幅は55〜60μm程度で
ある。このように側面にテーパが形成される理由は、サ
ンドブラスト加工によってサイドエッチが生じるからで
ある。細線状圧電体5の上面は、加工マスク4で覆われ
ていたため、サンドブラスト加工を受けていない。本実
施形態の板状圧電体1は、焼結によって作製されている
ため、その表面は自由焼結面であり、サンドブラスト加
工を受けていない細線状圧電体5の上面や下面は、最終
的にも自由焼結面から構成されている。これに対して、
細線状圧電体5の側面は、加工されているため、自由焼
結面ではない。
って深い孔を形成することは困難であるため、図4に示
すように、矢印Aの方向から圧電体を加工して柱状圧電
体5を作製しようとすると、アスペクト比が5以上の柱
状圧電体を形成することは極めて困難である。しかしな
がら、本実施形態の製造法によれば、図4の矢印Bの方
向から圧電体を加工するため、加工深さは浅く、サンド
ブラスト加工の高速性や一括加工可能性という利点を生
かすことができる。
加工できる工法であれば、サンドブラスト加工に限定さ
れず、ダイシング加工、超音波加工、レーザ加工など任
意の加工法を用いてもよい。
シートを120枚用意して、積層・一体化の工程を行
う。なお、サンドブラスト工法によれば、一括で大量の
加工が可能であるため、上記サイズの複合板3を120
枚加工するのに要する時間は約2時間以下と非常に短
い。このため、単位複合シートの製造時間を短くし、コ
ストを低減できる。
を構成する樹脂層2とは別の樹脂層2’を間に介在させ
ながら単位複合シート6を積層する。図5では、簡単化
のために、4枚の単位複合シート6が示されているが、
実際には、120枚の単位複合シート6が積層される。
積層に際して、各層の細線状圧電体5が相互に実質的に
平行となるように配置され、最上部にはX方向サイズ:
30mm、Y方向サイズ:30mm、Z方向サイズ:
0.025mmのエポキシ系半硬化樹脂シートが2枚配
置される。なお、図5では、隣接する2枚の単位複合シ
ートの各々に設けられた細線状圧電体5の位置が相互に
一致し、整合ているように示されているが、実際には、
単位複合シート毎に細線状圧電体5の配置がシフトして
いてもよい。
1Torr以下で、約0.1MPaの圧力を印加しなが
ら10分間放置した後、大気圧に戻し、圧力を印加する
ことなく、180℃で1時間加熱する。こうして樹脂層
2、2’を硬化し、積層物を一体化させることにより、
複合シート積層体である複合圧電体10を得ることがで
きる。得られた複合圧電体10は、X方向サイズ:30
mm、Y方向サイズ:30mm、Z方向サイズ:12m
mの直方体形状を有しており、1つの複合圧電体10の
中には、36000本(=300×120)の細線状圧
電体5が樹脂によって略平行に保持されている。
を細線状圧電体5の長手方向(Y方向)に垂直な面(X
−Z面に平行な面)に沿って複数枚の複合圧電体10’
に切断・分離する。切断ピッチを0.3mm、切しろを
0.1mmに設定した場合、1つの複合圧電体10か
ら、X方向サイズ:30mm、Y方向サイズ:0.20
mm、Z方向サイズ:12mmの複合圧電体10’が1
00枚得られる。切断後における複合圧電体10’のZ
方向サイズは、切断ピッチの変更によって調節可能であ
る。対外から体内の診断を行うための超音波診断装置用
の探触子に本実施形態の複合圧電体を用いる場合、切断
後の複合圧電体10’のZ方向サイズを0.2〜2mm
の範囲に設定することが好ましい。
0’の上面および下面に金電極を形成した後、180
℃、400Vにて分極処理を行い、圧電特性を示す複合
圧電体素子を得ることができる。
線状圧電体5に対して直接のハンドリングを行うことな
く、また、多数の細線状圧電体5を1つずつ基板上に配
列する必要も無い。更に、本製造方法によれば、従来の
製造方法と比べて高価な設備を用いないでも、複合圧電
体を短時間で歩留まり良く安価に製造することができ
る。
薄いグリーンシートを焼結した作製した圧電セラミック
スを用いているため、前述のように、その両面は自由焼
結表面である。また、自由焼結表面の一部は樹脂によっ
て覆われ、加工を受けることになく、最終的な複合圧電
体内においても存在することになる。圧電体の自由焼結
表面は、加工を受けた表面に比べて緻密であり、耐環境
性が高く、周囲の全体がサンドブラスト加工を受けた場
合に比べて、好ましい特性を発揮することができる。
合シートの厚さ方向(Z方向)に沿って配列された多層
構造を有している。言い換えると、X−Z面に沿って2
次元的に配列された複数の柱状圧電体のうち、X方向に
並んだ各列は、相互に樹脂層によって隔離されている。
本実施形態の複合圧電体は、このような層構造を有して
いるため、横方向の干渉を少なくすることができるとい
う効果を発揮する。
電体の第2の実施形態を説明する。
超音波振動子に適した複合圧電体である。本実施形態が
第1の実施形態と異なる点は、製造に際して、複合板3
の板状圧電体1を薄くする工程を付加的に行う点にあ
る。この工程以外の製造工程は、第1の実施形態と同様
である。
示す複合板3を用意する。次に、この複合板3の板状圧
電体1に対して、その厚さ(Z方向サイズ)を減ずる工
程を行い、図7(b)に示す薄い複合体3へと加工す
る。本実施形態では、板状圧電体1の厚さを0.050
mmから0.020(=20μm)にまで薄くする。
同様の加工マスクを用いて、板状圧電体1から多数の細
線状圧電体を形成する。この際、本実施形態で用いる加
工マスクのストライプ部分の幅を0.020mm(=2
0μm)に設定する。マスク材料や露光装置の改良が進
んだため、現在では、0.020mm程度の微細なパタ
ーンを有する加工用マスクを高い精度で形成することが
できる。前述したように、マスクのストライプ部分の幅
は細線状圧電体の幅を規定するので、本実施形態では、
第1の実施形態における複合圧電体に比べて細線状圧電
体の断面が小さくなる。しかし、本実施形態では、サン
ドブラスト加工の対象となる板状圧電体1を薄くしてい
るため、切断溝のアスペクト比を小さく維持しながら幅
の狭い細線状圧電体を高い精度で形成することができ
る。なお、加工用マスクの形成工程以降の工程は、第1
の実施形態と同様に行われる。
方法で積層し、一体化した後、切断、電極形成、および
分極処理を行うことにより、X方向サイズ:30mm、
Y方向サイズ:30mm、Z方向サイズ:0.100m
mの複合圧電体が150枚得られる。
り付けた板状圧電体1の厚さを減ずるため、板状圧電体
1として低価格のPZTセラミックスを用い、断面サイ
ズSが0.020mm程度の柱状圧電体が多数配列さた
複合圧電体を作製している。最終的な複合圧電体におけ
る柱状圧電体の長さ(Y方向サイズ)を「L」とした場
合、柱状圧電体のアスペクト比であるL/Sは、5以上
になり、高周波の超音波を送受信するのに適した構造が
得られる。
に、高周波に対応した複合圧電体を短時間・低コストで
製造することが可能である。
電体の第3の実施形態を説明する。
粘着シート8でガラス製の基板7に仮固定する工程を行
う。本実施形態では、板状圧電体1として、実施形態1
と同様に、X方向サイズが30mm、Y方向サイズが3
0mm、Z方向サイズが0.050mmの圧電セラミッ
クスを用いる。粘着シート8としては、熱剥離シートを
用いる。この粘着シート8は、熱剥離シートに限定され
ず、板状圧電体1を保持し、切断加工に際しては板状圧
電体1が粘着シート8から剥離することなく、加工後に
何らかの作用によって剥離させることが可能なものであ
れば良い。例えば、UV光照射による剥離シートなども
粘着シート8として用いることができる。
平行な切溝を複数本形成することにより、板状圧電体1
を切断して複数本の細線状圧電体5を形成する。具体的
には、図2(a)から図2(c)を参照しながら説明し
た方法と同様の方法により、加工マスク4を形成した
後、サンドブラスト加工を行う。こうして、図9に示す
ように、細線状圧電体5が粘着シート8によって基板7
上に仮固定された構造を得ることができる。本実施形態
では、第1の実施形態と同様に、加工マスクのストライ
プ部分の幅および間隔を0.050mmに設定してい
る。
に仮固定された複数本の細線状圧電体5をシート状の樹
脂層2と対向させる。樹脂層2としては、厚さ0.05
0mm程度のエポキシ系半硬化樹脂シートを好適に用い
ることができる。
せた状態の樹脂層2および基板7に対して、例えば約
0.1MPaの圧力を印加し、120℃で10分間加熱
する。この加圧・加熱処理により、樹脂層2と細線状圧
電体5とが接着するとともに、粘着シート8の熱剥離効
果が生じるため、図10(b)に示すように、細線状圧
電体5は粘着シート8から剥離し、樹脂層2に転写され
る。
系半硬化樹脂シートを用いているが、樹脂層2は、同様
の効果が発揮されるものであれば、他の接着シートであ
ってもよい。また、液状の樹脂などを印刷法などによっ
て細線状圧電体5の上に塗布し、樹脂の層を形成した
後、これを硬化させてから剥離してもよい。
工程により、基板7上における配置を高い精度で維持し
たま粘着シート2の上に移動する。こうして、単位複合
シートが作製される。
図11に示すように積層した後、最上部にX方向サイズ
が30mm、Y方向サイズが30mm、Z方向サイズが
0.050mmの樹脂層を配置する。そして、次に、例
えば、120℃、0.1Torr以下の大気雰囲気中に
おいて、0.1MPa程度の圧力を印加しながら、10
分間保持する。この後、雰囲気を大気に戻して、圧力を
解除した後、180℃で1時間保持する。こうして、樹
脂層2を硬化させ、積層物を一体化することにより、複
合圧電体10を形成する。
2は、熱剥離シートからの転写の際には120℃以下の
熱履歴しか経ていないため、その転写後も接着力が持続
しており、積層物を一体化するとき、新たな接着シート
を介在させる必要がない。このため、積層物を一体化す
る工程に要する時間が実施形態1の場合に比べて短縮さ
れ、低コスト化を更に達成することができる。
向サイズ:30mm、Y方向サイズ:30mm、Z方向
サイズ:12mmの直方体形状を有しており、この複合
圧電体の中では36000本の細線状圧電体が樹脂層に
よって平行に保持されている。
電体の第4の実施形態を説明する。
超音波振動子に適した複合圧電体である。本実施形態
は、製造に際して、複合板3の板状圧電体1を薄くする
工程を付加的に行う点と、加工マスクのストライプ部分
の幅を0.02mm程度と狭くする点を除けば、第3の
実施形態と同じである。また、板状圧電体1を薄くする
工程や、加工マスクの形成工程などは、第2の実施形態
と同様である。
電体の第5の実施形態を説明する。
4の複合圧電体10を用意した後、複合圧電体の空隙部
分に充填用樹脂9を含浸し、硬化させる。その後は、上
記の各実施形態と同様にして、複合圧電体10の切断工
程、電極形成工程、分極処理を行う。
0では、例えば図5に示すように、各単位複合シート上
に配列された細線状圧電体5の間に空隙部分が存在し、
その空隙部分は空気によって満たされた状態にある。空
気も誘電体であるため、複合圧電体として機能させるた
めには、この空隙部分を他の誘電体材料で埋める必要性
は無い。しかしながら、空隙部分を硬化可能な誘電体材
料で埋め込み、硬化させれば、複合誘電体の機械的強度
を高めることができ、また、複合圧電体10の振動モー
ドを適切に調節することができるので好ましい。
線状圧電体2の間に形成されている空隙部分に対し、誘
電体材料として樹脂9を充填することにより、複合圧電
体10の機械的強度を高めている。
破損が生じにくくなり、歩留まりが向上する結果、製造
コストを更に低減できる。また、空隙部分が樹脂9で埋
められていると、電極が形成される2つの面が空隙部分
を介して連通していないため、無電解めっきを用いて電
極を形成しても、2つの電極が短絡することを容易に防
止できる。このため、大量の複合圧電体に対して一括的
に電極を形成することができ、低コスト化を更に進める
ことができるようになる。
電体の第6の実施形態を説明する。
る方法を用いて、各細線状圧電体5を樹脂で取り囲む。
層2の間に配置されるようにして複数枚の複合シートを
積層し、一体化する際、積層物に印加する圧力を高くす
る。具体的には、120℃、0.1Torr以下の雰囲
気中において、1MPaの圧力を積層物に印加し、10
分間放置した後、大気圧に戻し、圧力をかけたまま18
0℃、1時間加熱する。このように比較的高い圧力を印
加しながら、接着および一体化を行うと、積層に際して
単位複合シート間に挿入したエポキシ系半硬化樹脂シー
トや未硬化の樹脂層が流動して細線状圧電体5の隙間を
埋める。その結果、図13に示すように隙間のすべてが
樹脂で充填された複合圧電体10が得られる。これ以降
の工程は、他の実施形態と同様である。
分に樹脂を充填することにより、複合圧電体としての機
械的強度を高めることができる。また、切断などの工程
での破損が生じにくくなり、歩留まりが向上する。その
結果、製造コストを低減できる。また、本実施形態で
は、電極形成に無電解めっきを用いることができるた
め、大量の複合圧電体に対して一括的に電極を形成する
ことができ、低コスト化を実現できる。
と、積層後における樹脂充填工程を省略できるため、製
造時間の短縮を可能とし、製造コストを更に低減するこ
とができる。
単位複合シートにおける細線状圧電体の形状を全て直線
とし、細線状圧電体を平行に配列している。しかし、単
位複合シートにおける圧電体の形状は、直線に限定され
ず、また、平行配列にも限定されない。例えば、図14
から図16に示すように、多様の形態の細線状圧電体を
形成しても良い。図14は、細線状圧電体が平行に配置
されていない例を示している。図15は、細線状圧電体
がまっすぐに伸びておらず、屈曲している例を示してい
る。図16は、細線状圧電体が連結し、格子パターンを
形成している例を示している。図17は、細線状圧電体
の断面が四角形ではなく、多角形である例を示してい
る。このような断面を有する細線状圧電体を、例えば、
サンドブラスト加工によって形成するには、サンドブラ
スト加工における研磨粒子の噴射時間を制御すればよ
い。細線状圧電体の長手方向に垂直な断面は、直線の辺
から構成された多角形である必要はなく、一部が曲線か
ら構成された形状を有していても良い。加工用マスクを
取り除いた後、例えば、サンドブラスト加工または他の
加工を付加的に短時間行うことにより、細線状圧電体の
露出表面をなだらかな曲面形状に変化させることが可能
である。細線状圧電体の側面が曲面形状を有すると、隣
接する圧電体同士の間で振動モードの干渉が起こりにく
くなるので好ましい。
位複合シートを積層する際、同じ形状の単位複合シート
を用い、かつ細線状圧電体が同じ方向を向くように単位
複合シートを配置しているが、本発明は、このような配
置に限定されない。例えば、図18に示すように、各単
位複合シートの向きをずらし、細線状圧電体の長手方向
が単位複合シート毎に回転していても良い。
複合シートを任意の組合せで積層し、一体化させても良
い。更に、単位複合シートを積層し、一体化した複合シ
ート積層体を切断する際、切断面が平面ではなく、曲面
となるようにしてもよい。
ある必要はなく、湾曲していてもよい。
体を保持する樹脂層として、開口部の無い連続した1枚
のシートを用いているが、樹脂層は、そのようなシート
に限定されない。例えば、図19に示すように、一部に
開口部2aが形成された樹脂層2を用いても良い。ま
た、一部の厚さが他の部分と異なる樹脂層を用いても良
い。
単位複合シート上における細線状圧電体の配置関係は固
定されているが、複数の単位複合シートを積層し、一体
化する工程において、或る単位複合シート上の細線状圧
電体に対する他の単位複合シート上の細線状圧電体の相
対的な配置関係が変化する可能性がある。通常の用途に
使用される複合圧電体の場合、細線状圧電体の相互の位
置関係が変化しても、圧電特性はほとんど影響を受けな
い。このため、細線状圧電体の位置決め(アライメン
ト)は特に必要ないが、何らかの理由により、細線状圧
電体の相対的な配置関係を高い精度で規定する場合は、
積層工程に際して、画像認識による位置めを行うことが
好ましい。
せを容易に行うために、図20に示すように、単位複合
シートの樹脂層(細線状圧電体に接していない面)に周
期的に複数の突起11を配列しても良い。突起11の配
列ピッチは、樹脂層2に対向配置される他の単位複合シ
ートの細線状圧電体5のピッチと同一に設定される。単
位複合シートを積層する際、隣接する2つの突起11の
間に形成された凹部に細線状圧電体が収まるように各突
起11の大きさや形状が設計される。このような突起1
1は、隣接する細線状圧電体の空隙を減少させ、複合圧
電体の強度を向上させる機能も発揮し得る。また、本実
施形態によれば、第5の実施形態のように空隙部分に樹
脂を充填する場合、より少ない量の樹脂で全空隙を充填
できる。また、第6の実施形態のように樹脂層を流動化
して、圧電体を樹脂で取り囲むようにする場合、より低
い圧力で積層一体化工程を実行すればよくなる。
波探触子の実施形態を説明する。
複合圧電体(細線状圧電体の断面一辺0.020mm、
厚さ0.100mm)を超音波探触子として用いる。
る方法を説明する。
より、縦12mm、横12mm、厚さ0.1mmのサイ
ズを有する複合圧電体を作製する。次に、無電解めっき
により、複合圧電体の上面および下面にニッケル/金の
電極を形成した後、端面に付着した電極をサンドペーパ
ーにより剥離することにより、上下面の電極を相互に電
気的に分離する。
の電極を接地し、下面の電極に+200Vの電圧を印加
し、この状態を温度180℃で1時間保持する。こうし
て得られた複合圧電体は、電気機械結合係数68%、メ
カニカルQ=10の結果が得られる。
超音波放射面12側に、音響整合層13を設け、背面側
にはバッキング材14を設ける。音響整合層13は、樹
脂にセラミックスフィラーを混入させ、一体化したして
ものであり、バッキング材14は、鉄粉を分散させたゴ
ムである。複合圧電体の超音波放射面側の電極を接地
し、背面側の電極を駆動電極として送受信回路15と接
続する。
子16の特性を示すグラフであり、図23は、同様の構
成において複合圧電体の代わりに圧電セラミックスを用
いた超音波探触子の特性を示すグラフである。図22
(a)および図23(a)は、それぞれ、超音波探触子
の送受信波形を示しており、図22(b)および図23
(b)は、その周波数帯域特性を示している。
合圧電体を用いた超音波探触子は、従来の圧電セラミッ
クを用いた超音波探触子と略同等の送受信感度を発揮
し、−6dBの比帯域幅では約50%以上の広帯域化を
実現できる。
態11の超音波探触子を図24に示すように超音波診断
装置本体17に接続する。超音波診断装置本体17は、
図24に示すように、超音波信号を超音波探触子に放射
させるための電圧信号を送り出す送信部18と、超音波
探触子から出力される電圧信号を受け取る受信部19
と、超音波信号の送受信に関する種々の制御を行うシス
テムコントロール部20と、得られた超音波信号に基づ
いて画像を形成する画像構成部21と、画像構成部21
から出力された画像信号に基づいて画像を表示する画像
表示部22を備えている。超音波診断装置本体17の各
部には、公知の構成を採用することができる。
像化を行えば、広帯域化された超音波探触子の有利な効
果により、深部までの画像を鮮明に高い分解能で観察す
ることが可能となり、高精度な診断が可能となる。
上に配置された単位複合シートを積層一体化させること
により、複合圧電体を得る。細線状圧電体は樹脂層によ
って任意の位置に固定保持されており、細線状圧電体の
位置が積層一体化工程においても変動しない。このた
め、破損しやすい細線状圧電体を直接ハンドリングする
必要が無く、また多数の細線状圧電体を配列させる工程
が不要である。更に、細線状圧電体の大きさや本数に応
じて適当な加工方法を選択することにより、高価な設備
を用いずに、複合圧電体を短時間かつ低コストで製造す
ることができる。
る。
工する工程の一例を示す斜視図である。
る。
図である。
である。
である。
を示す斜視図である。
図である。
である。
を示す斜視図である。
図である。
例を示す斜視図である。
図である。
図である。
斜視図である。
示す斜視図である。
ある。
視図である。
示す図である。
例を示す図である。
図である。
を示すグラフであり、(a)は、送受信波形を示し、
(b)は、その周波数帯域特性を示している。
あり、(a)は、送受信波形を示し、(b)は、その周
波数帯域特性を示している。
面図である。
Claims (29)
- 【請求項1】 樹脂層と、前記樹脂層上に配列された複
数の柱状圧電体とを有する単位複合シートが複数積層さ
れた構造を有している複合圧電体。 - 【請求項2】 前記柱状圧電体の長手方向に垂直な断面
のサイズは、20μm以下である請求項1に記載の複合
圧電体。 - 【請求項3】 前記柱状圧電体の長さをL、前記柱状圧
電体の長手方向に垂直な断面の平均サイズをSとしたと
き、L/Sが5以上である請求項1または2に記載の複
合圧電体。 - 【請求項4】 積層された各単位複合シートの間には、
他の樹脂層が挿入されている請求項1から3のいずれか
に記載の複合圧電体。 - 【請求項5】 各単位複合シートにおいて隣接する柱状
圧電体の間には、空隙が存在している請求項1から4の
いずれかに記載の複合圧電体。 - 【請求項6】 各単位複合シートにおいて隣接する柱状
圧電体の間には、樹脂が存在している請求項1から4の
いずれかに記載の複合圧電体。 - 【請求項7】 複数の柱状圧電体と、前記複数の柱状圧
電体の間に位置する誘電体部分とを有する複合圧電体で
あって、前記柱状圧電体の長手方向に垂直な断面の形状
は、柱状圧電体の中心軸に関する180°の回転に対し
て非対称である複合圧電体。 - 【請求項8】 前記柱状圧電体の長手方向に垂直な断面
の形状は台形である請求項7に記載の複合圧電体。 - 【請求項9】 複数の柱状圧電体と、前記複数の柱状圧
電体の間に位置する誘電体部分とを有する複合圧電体で
あって、前記柱状圧電体の側面の少なくとも一部が自由
焼結表面である複合圧電体。 - 【請求項10】 前記複数の柱状圧電体は、前記柱状圧
電体の長手方向に垂直な面に沿って2次元的に配列され
ている請求項7から9のいずれかに記載の複合圧電体。 - 【請求項11】 前記複数の柱状圧電体は、前記柱状圧
電体の長手方向に垂直な面に沿って行および列に配列さ
れており、前記柱状圧電体の列は、隣接する前記柱状圧
電体の列から樹脂層によって隔離されている請求項10
に記載の複合圧電体。 - 【請求項12】 樹脂層と、前記樹脂層上に配列された
複数の細線状圧電体とを備えた単位複合シート。 - 【請求項13】 請求項12に記載の単位複合シートが
複数枚積層され、 前記細線状圧電体が、前記樹脂層によって挟まれること
によって配置関係が固定された状態にある複合シート積
層体。 - 【請求項14】 請求項13に記載の複合シート積層体
を、前記細線状圧電体の長手方向を横切るように切断す
ることによって作製した複合圧電体。 - 【請求項15】 前記細線状圧電体の周囲は樹脂で囲ま
れている請求項14に記載の複合圧電体。 - 【請求項16】 前記樹脂は、単位複合シートの樹脂層
の一部が流動し、硬化したものである請求項15に記載
の複合圧電体。 - 【請求項17】 前記樹脂は、前記細線状圧電体の周囲
に液状樹脂を含浸し、硬化したものである請求項15に
記載の複合圧電体。 - 【請求項18】 請求項1から11および14から17
のいずれかひとつに記載の複合圧電体を備えた超音波探
触子。 - 【請求項19】 請求項18に記載の超音波探触子を備
えた超音波検査装置。 - 【請求項20】 (a)板状圧電体の一表面上に樹脂層
が形成された複合板を用意する工程と、 (b)前記複合板の前記板状圧電体に対し、前記樹脂層
を完全に分断することなく、複数の溝を形成することに
よって、前記板状圧電体から複数本の細線状圧電体を形
成する工程と、 を包含する単位複合シートの製造方法。 - 【請求項21】 (a)板状圧電体を粘着シートによっ
て基板上に仮固定する工程と、 (b)前記板状圧電体に複数の溝を形成することによ
り、前記板状圧電体から複数本の細線状圧電体を形成す
る工程と、 (c)前記基板に仮固定された複数本の前記細線状圧電
体を樹脂層に転写する工程と、を包含する単位複合シー
トの製造方法。 - 【請求項22】 前記板状圧電体の全面にわたって前記
板状圧電体を薄くする工程を更に包含する請求項20ま
たは21に記載の単位複合シートの製造方法。 - 【請求項23】 前記板状圧電体を薄くする工程は、前
記板状圧電体の表面に対してサンドブラスト加工を行う
ことを含む請求項22に記載の単位複合シートの製造方
法。 - 【請求項24】 前記工程(b)において、前記板状圧
電体の複数の溝は、サンドブラスト加工によって形成す
る請求項20から23のいずれかに記載の単位複合シー
トの製造方法。 - 【請求項25】 前記板状圧電体は焼結圧電セラミック
スである請求項20から24のいずれかに記載の単位複
合シートの製造方法。 - 【請求項26】 (a)請求項20から25のいずれか
に記載の製造方法によって製造された複数枚の単位複合
シートを用意する工程と、 (b)複数枚の前記単位複合シートを積層する工程と、 (c)積層した複数枚の前記単位複合シートを一体化す
る工程と、を包含する複合圧電体の製造方法。 - 【請求項27】 前記樹脂層は、液状樹脂の塗布によっ
て形成されたものである請求項26に記載の複合圧電体
の製造方法。 - 【請求項28】 前記樹脂層は、半硬化樹脂シートであ
る請求項26に記載の複合圧電体の製造方法。 - 【請求項29】 前記一体化さた複数枚の単位複合シー
トに対して、前記細線状圧電体を横切るように方向に切
断する工程を更に包含する、請求項26から28のいず
れかに記載の複合圧電体の製造方法。
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