JP2003174422A - トランシーバ - Google Patents

トランシーバ

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JP2003174422A
JP2003174422A JP2002279967A JP2002279967A JP2003174422A JP 2003174422 A JP2003174422 A JP 2003174422A JP 2002279967 A JP2002279967 A JP 2002279967A JP 2002279967 A JP2002279967 A JP 2002279967A JP 2003174422 A JP2003174422 A JP 2003174422A
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B13/00Transmission systems characterised by the medium used for transmission, not provided for in groups H04B3/00 - H04B11/00
    • H04B13/005Transmission systems in which the medium consists of the human body

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信状態でない時には送信電極を内部回路か
ら切り離して、内部回路から送信電極への雑音の伝達を
防止したトランシーバを提供する。 【解決手段】 トランシーバ3がウェアラブルコンピュ
ータ1から送信すべきデータパケットを受信した場合に
は、ワンショットマルチ111がデータパケットの開始
を検出し、この開始時刻から所定時間は第1のアナログ
スイッチ104をオンにしてデータパケットを送信回路
103から送信電極105を介して生体100に誘起し
生体の他の部位に伝達し、所定時間以外では、第1のア
ナログスイッチ104をオフにし、送信回路103やレ
ベル調整回路102などを送信電極105から切り離
し、送信回路103やレベル調整回路102などからの
電源の雑音が送信電極105に伝達されないようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばウェアラブ
ルコンピュータ(身体につけるコンピュータ)間のデー
タ通信のために使用されるトランシーバに関し、更に詳
しくは、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に
誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行
うトランシーバに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯端末の小型化および高性能化により
ウェアラブルコンピュータが注目されてきているが、図
3はこのようなウェアラブルコンピュータを人間に装着
して使用する場合の例を示している。同図に示すよう
に、ウェアラブルコンピュータ1はそれぞれトランシー
バ3を介して人間の腕、肩、胴体などに装着されて互い
にデータの送受信を行うとともに、更に手足の先端に取
り付けられたトランシーバ3a,3bを介して外部に設
けられたパソコン(PC)5とケーブルを介して通信を
行うようになっている。
【0003】このようにウェアラブルコンピュータ1間
のデータ通信に使用されるトランシーバ3は、レーザ光
と電気光学結晶を用いた電気光学的手法による信号検出
技術を利用していて、送信すべき情報に基づく電界を電
界伝達媒体である生体100に誘起させ、この誘起した
電界を用いて情報の送受信を行っているが、図4に示す
ように、入出力(I/O)回路101を介してウェアラ
ブルコンピュータ1に接続されるとともに、送信電極1
05および受信電極107が絶縁膜106,108をそ
れぞれ介して生体100に近接して設けられ、送信情報
に基づく電界を送信電極105から絶縁膜106を介し
て生体100に誘起させ、また生体100の他の部位に
誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜108を介して
受信電極107で受信するようになっている。
【0004】更に詳しくは、トランシーバ3は、ウェア
ラブルコンピュータ1からの送信情報をトランシーバ3
の入出力回路101を介して受信すると、この送信情報
のレベルをレベル調整回路102で調整して送信回路1
03に供給する。送信回路103は、レベル調整回路1
02でレベル調整された送信情報を送信電極105に供
給し、これにより送信情報に基づく電界を送信電極10
5から絶縁膜106を介して生体100に誘起させ、こ
の誘起した電界を生体100の他の部位に設けられたト
ランシーバ3に伝達するようにしている。
【0005】一方、絶縁膜108を介して生体100に
近接して設けられた受信電極107は、生体100の他
の部位から誘起されて伝達されてくる電界を受信する
と、この受信した電界を電界検出光学部110に結合さ
せ、電界検出光学部110における電気光学手法により
電気信号に変換し、信号処理回路109に供給する。
【0006】信号処理回路109は、電界検出光学部1
10からの電気信号に対して低雑音増幅、雑音除去、波
形整形などの信号処理を施し、入出力回路101を介し
てウェアラブルコンピュータ1に供給する。
【0007】
【特許文献1】特開2001−298425号公報
【0008】
【特許文献2】特開2001−352298号公報
【0009】
【特許文献3】特開2001−352299号公報
【0010】
【特許文献4】特開2002−152145号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のトラン
シーバにおいて、送信電極105には送信回路103、
レベル調整回路102などが常に接続されているため、
受信電極107が生体100の他の部位からの送信情報
に基づく電界を受信しつつある場合に、送信回路103
やレベル調整回路102などから送信電極105に例え
ば電源からの雑音が供給され、この雑音による電界が送
信電極105から生体100に誘起されて、同じトラン
シーバ3は勿論、他のトランシーバ3の受信電極107
にも伝達され、誤動作の原因となるという問題がある。
【0012】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、送信状態でない時には送信電
極を内部回路から切り離して、内部回路から送信電極へ
の雑音の伝達を防止し双方向通信を可能とするトランシ
ーバを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、送信すべき情報に基づく
電界を電界伝達媒体に誘起させ、この誘起した電界を用
いて情報の送受信を行うトランシーバであって、電界伝
達媒体に送信すべき情報に基づく電界を誘起させる送信
電極と、前記送信電極に送信情報を供給する送信回路手
段と、該送信回路手段が前記送信電極に送信情報を供給
している送信状態にない時、送信回路手段を送信電極か
ら切り離す第1のスイッチ手段とを有することを要旨と
する。
【0014】請求項1記載の本発明にあっては、送信回
路手段が送信状態にない時、第1のスイッチ手段により
送信回路手段を送信電極から切り離すため、受信状態ま
たは受信待機状態では送信回路手段からの例えば電源の
雑音などが電界伝達媒体に雑音電界として誘起されて受
信側に伝達されることがなく、誤動作のない適確な動作
を行うことができる。
【0015】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、電界伝達媒体に誘起されて伝達さ
れてくる電界を受信する受信電極と、該受信電極で受信
した電界を検出し、該電界を電気信号に変換する電界検
出手段と、該電界検出手段からの電気信号を処理して出
力する信号処理手段と、前記送信回路手段が送信電極に
送信情報を供給して送信状態にある時、電界検出手段を
信号処理手段から切り離すかまたは信号処理手段を該信
号処理手段の後段の回路から切り離す第2のスイッチ手
段とを更に有することを要旨とする。
【0016】請求項2記載の本発明にあっては、送信回
路手段が送信状態にある時、第2のスイッチ手段により
電界検出手段を信号処理手段から切り離すかまたは信号
処理手段を該信号処理手段の後段の回路から切り離すた
め、送信情報が同一トランシーバの受信側に直接伝達さ
れることがなくなり、確実な動作を行うことができる。
【0017】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記送信情報として生成されるデ
ータパケットの開始を検出し、該データパケットの開始
時刻から所定時間、第1のレベルの信号を出力し、該所
定時間以外の時には第2のレベルの信号を出力する信号
出力手段を更に有し、前記第1のスイッチ手段は、前記
信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている
時、送信回路手段と送信電極との間の信号経路をオンに
し、信号出力手段から第2のレベルの信号が出力されて
いる時、送信回路手段と送信電極との間の信号経路をオ
フにする第1のアナログスイッチを有することを要旨と
する。
【0018】請求項3記載の本発明にあっては、第1の
レベルの信号が出力されているデータパケットの開始か
ら所定時間は送信経路をオンにして送信可能にし、所定
時間以外では送信経路をオフにするため、データパケッ
トで送信状態を適確かつ簡単に識別できるとともに、受
信状態または受信待機状態では送信回路手段の信号経路
はオフとされ、例えば電源の雑音などが雑音電界として
電界伝達媒体に誘起されて受信側に伝達されることがな
く、誤動作のない適確な動作を行うことができる。
【0019】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
発明において、前記第2のスイッチ手段が、前記信号出
力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、電
界検出手段と信号処理回路との間の信号経路または信号
処理回路と該信号処理手段の後段の回路との間の信号経
路をオフにし、信号出力手段から第2のレベルの信号が
出力されている時、電界検出手段と信号処理回路との間
の信号経路または信号処理回路の出力と該信号処理手段
の後段の回路との間の信号経路をオンにする第2のアナ
ログスイッチを有することを要旨とする。
【0020】請求項4記載の本発明にあっては、第1の
レベルの信号が出力されているデータパケットの開始か
ら所定時間は電界検出手段と信号処理回路との間の信号
経路または信号処理回路と該信号処理手段の後段の回路
との間の信号経路をオフにし、第2のレベルの信号が出
力されている所定時間以外では電界検出手段と信号処理
回路との間の信号経路または信号処理回路の出力と該信
号処理手段の後段の回路との間の信号経路をオンにする
ため、送信情報が同一トランシーバの受信側に直接伝達
されることがなくなり、確実な動作を行うことができ
る。
【0021】また、請求項5記載の本発明は、請求項3
記載の本発明において、前記信号出力手段から第1のレ
ベルの信号が出力されている時、前記送信回路手段が作
動し得るように該送信回路手段に電力を供給し、前記信
号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている
時、前記送信回路手段の動作を停止すべく該送信回路手
段への電力の供給を停止する送信電力制御手段を更に有
することを要旨とする。
【0022】請求項5記載の本発明にあっては、信号出
力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、送
信回路手段に電力を供給して作動させ、第2のレベルの
信号が出力されている時、送信回路手段への電力の供給
を停止して動作を停止するため、受信状態または受信待
機状態では送信回路手段からの例えば電源の雑音などが
電界伝達媒体に雑音電界として誘起されて受信側に伝達
されることがなく、誤動作のない適確な動作を行うこと
ができるとともに、また受信状態または受信待機状態で
は送信回路手段による消費電力を削減することができ
る。
【0023】更に、請求項6記載の本発明は、請求項2
記載の本発明において、前記送信情報として生成される
データパケットの開始を検出し、該データパケットの開
始時刻から所定時間、第1のレベルの信号を出力し、該
所定時間以外の時には第2のレベルの信号を出力する信
号出力手段と、前記信号出力手段から第1のレベルの信
号が出力されている時、前記電界検出手段の動作を停止
すべく該電界検出手段への電力の供給を停止し、前記信
号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている
時、前記電界検出手段が作動し得るように該送信回路手
段に電力を供給する電界検出電力制御手段とを更に有す
ることを要旨とする。
【0024】請求項6記載の本発明にあっては、信号出
力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、電
界検出手段への電力の供給を停止して動作を停止し、第
2のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段に
電力を供給して作動させるため、送信情報が同一トラン
シーバの受信側に直接伝達されることがなくなり、確実
な動作を行うことができるとともに、また送信状態では
電界検出手段による消費電力を削減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
トランシーバの回路構成の一例を示すブロック図であ
る。同図に示すトランシーバは、図4に示した従来のト
ランシーバにおいて送信回路103と送信電極105と
の間および信号処理回路109と入出力回路101との
間に第1のアナログスイッチ104および第2のアナロ
グスイッチ113をそれぞれ設けるとともに、また入出
力回路101から出力される送信データでトリガーされ
て作動する信号出力手段を構成する単安定モノステーブ
ル回路であるワンショットマルチ111を設け、このワ
ンショットマルチ111の出力信号で第1のアナログス
イッチ104、第2のアナログスイッチ113、送信回
路103および電界検出光学部110を制御するように
構成した点が異なるものであり、その他の構成および作
用は同じであり、同じ構成要素には同じ符号を付してい
る。尚、図1に示す回路構成は、図2に示すように、送
信電極105と受信電極107を一体構成とした送受信
電極105’とし、絶縁膜106と絶縁膜108を一体
構成とした絶縁膜106’とするように変形することも
可能である。
【0026】ワンショットマルチ111は、入出力回路
101を介してウェアラブルコンピュータ1から供給さ
れる送信情報であるデータパケットの開始を検出してト
リガーされ、このデータパケットの開始時刻から所定の
時間、具体的にはデータパケットが出力されているデー
タパケットの継続時間に相当する所定の時間、第1のレ
ベルの、例えば高レベルの第1の出力信号を発生し、そ
の他の時間、すなわちデータパケットが出力されていな
い時間では例えば低レベルの第2の出力信号を発生し、
これらの出力信号を第1のアナログスイッチ104、第
2のアナログスイッチ113、送信回路103、電界検
出光学部110に供給するようになっている。すなわ
ち、ワンショットマルチ111から所定時間出力される
第1の出力信号は、トランシーバ3が送信状態にあるこ
とを示し、第2の出力信号はトランシーバ3が送信状態
にないことを示し、他のトランシーバ3からの情報を受
信し得る状態にあることを示しているものである。
【0027】第1のアナログスイッチ104は、ワンシ
ョットマルチ111から第1の出力信号を供給される
と、オンとなり、これにより送信電極105を送信回路
103に接続し、送信回路103を介して供給される送
信情報であるデータパケットを送信電極105に供給
し、これにより送信電極105を介して生体100に送
信情報に基づく電界を誘起させ、生体100の他の部位
に設けられている他のトランシーバ3に伝達するように
なっている。
【0028】また、第1のアナログスイッチ104は、
ワンショットマルチ111から第2の出力信号を供給さ
れると、オフとなり、これにより送信電極105を送信
回路103から切り離し、すなわち送信電極105と送
信回路103との間の信号経路を切り離し、これにより
送信回路103やレベル調整回路102などから送信電
極105に例えば電源からの雑音などが供給されないよ
うにしている。この結果、トランシーバ3が送信情報を
出力しない状態においては、第1のアナログスイッチ1
04がオフとなり、生体100に雑音による電界が誘起
されず、従って受信電極107も雑音電界を受信して誤
動作することがないようになる。
【0029】第2のアナログスイッチ113は、ワンシ
ョットマルチ111から第1の出力信号を供給される
と、オフとなり、信号処理回路109を入出力回路10
1から切り離し、すなわち信号処理回路109と入出力
回路101との間の信号経路を切り離し、これにより例
えば受信電極107で受信した雑音電界などによる雑音
が電界検出光学部110、信号処理回路109を介して
入出力回路101に供給されて、誤動作しないようにし
ている。なお、本実施形態では、第2のアナログスイッ
チ113は、信号処理回路109と入出力回路101と
の間に接続され、この両者間の信号経路を切り離すよう
に構成されているが、これに限定されるものでなく、第
2のアナログスイッチ113は電界検出光学部110と
信号処理回路109との間に設けられ、この両者間の信
号経路を切り離すようにしてもよく、要は電界検出光学
部110の出力から後段の回路上における受信信号の伝
達経路を切断すればよいものである。
【0030】更に、第2のアナログスイッチ113は、
ワンショットマルチ111から第2の出力信号を供給さ
れると、オンとなり、信号処理回路109を入出力回路
101に接続し、これにより受信電極107で受信した
電界による信号を電界検出光学部110、信号処理回路
109を介して入出力回路101に供給するようになっ
ている。
【0031】電界検出光学部110は、上述したよう
に、レーザ光と電気光学結晶を用いた電気光学的手法に
よる信号検出技術を利用しているものであって、図示し
ないが、内部にレーザダイオードを有する。そして、本
実施形態では、トランシーバ3が受信状態にない場合に
は、電界検出光学部110、ひいてはレーザダイオード
を動作させる必要はないので、ワンショットマルチ11
1からの出力信号に基づいて電界検出光学部110に内
蔵されているレーザダイオードを受信状態の場合のみ動
作させ、送信状態の場合には動作させないように制御
し、これにより消費電力を低減しようとするものであ
る。
【0032】すなわち、電界検出光学部110は、ワン
ショットマルチ111から第1の出力信号を供給される
と、レーザダイオードをオフにし、またワンショットマ
ルチ111から第2の出力信号を供給されると、レーザ
ダイオードをオンにするようにしている。
【0033】なお、上記実施形態では、レーザダイオー
ドのみをオン/オフするように説明しているが、このレ
ーザダイオードのオン/オフ制御をレーザダイオードを
含む電界検出光学部110の全体に適用してもよい。す
なわち、ワンショットマルチ111から第1の出力信号
が電界検出光学部110に供給されると、電界検出光学
部110の全体をオフにし、またワンショットマルチ1
11から第2の出力信号を供給されると、電界検出光学
部110の全体をオンにするようにしてもよく、この場
合には更に消費電力を低減することができる。
【0034】また、ワンショットマルチ111からの第
1および第2の出力信号は、送信回路103にも供給さ
れているが、送信回路103は、例えばワンショットマ
ルチ111からの第1、第2の出力信号でオン/オフす
るようなスイッチを内蔵していて、ワンショットマルチ
111から第1の出力信号を供給されると、該スイッチ
がオンとなり、電力を供給されて作動し、またワンショ
ットマルチ111から第2の出力信号を供給されると、
該スイッチがオフとなって、電力の供給を停止され、動
作を停止するようになっている。この結果、トランシー
バが送信状態でない状態、すなわち受信状態または受信
待機状態では送信回路103による消費電力を削減する
ことができる。
【0035】なお、上記実施形態では、第1のアナログ
スイッチ104は、データパケットの開始時刻から所定
時間出力されるワンショットマルチ111からの第1の
出力信号によってオンとなって、送信回路103を送信
電極105に接続して、ワンショットマルチ111から
第2の出力信号が出力されているその他の時間はオフに
なり、送信回路103を送信電極105から切り離して
いるが、要はトランシーバ3が情報の送信状態にある場
合のみ、第1のアナログスイッチ104をオンとして、
送信回路103を送信電極105に接続し、トランシー
バ3が送信状態にない場合には、第1のアナログスイッ
チ104をオフとして、送信回路103を送信電極10
5から切り離し、レベル調整回路102や送信回路10
3からの雑音が生体100に雑音電界として誘起されな
いようにすればよいものである。
【0036】また同様に、第2のアナログスイッチ11
3は、ワンショットマルチ111から第1の出力信号が
供給されている場合に、オフとなって、信号処理回路1
09を入出力回路101から切り離し、第2の出力信号
が出力されているその他の時間はオフとなり、信号処理
回路109を入出力回路101に接続しているが、要は
第2のアナログスイッチ113はトランシーバ3が送信
状態にある場合のみ、第2のアナログスイッチ113を
オフとして、信号処理回路109を入出力回路101か
ら切り離し、トランシーバ3が送信状態にない場合に
は、第2のアナログスイッチ113をオンとして、信号
処理回路109を入出力回路101に接続し、受信電極
107で受信した電界による情報を入出力回路101に
伝達し得るようになっていればよいものである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トランシーバが送信状態にない時、第1のスイッチ手段
により送信回路手段を送信電極から切り離すので、受信
状態または受信待機状態では送信回路手段からの例えば
電源の雑音などが電界伝達媒体に雑音電界として誘起さ
れて受信側に伝達されることがなく、誤動作のない適確
な双方向通信動作を行うことができる。
【0038】また、本発明によれば、トランシーバが送
信状態にある時、第2のスイッチ手段により電界検出手
段を信号処理手段から切り離すかまたは信号処理手段を
該信号処理手段の後段の回路から切り離すので、送信情
報が同一トランシーバの受信側に伝達されることがなく
なり、確実な双方向通信動作を行うことができる。
【0039】更に、本発明によれば、データパケットの
開始から所定時間は送信経路をオンにして送信可能に
し、所定時間以外では送信経路をオフにするので、デー
タパケットで送信状態を適確かつ簡単に識別できるとと
もに、受信状態または受信待機状態では送信回路手段の
信号経路はオフとされ、例えば電源の雑音などが雑音電
界として電界伝達媒体に誘起されて受信側に伝達される
ことがなく、誤動作のない適確な双方向通信動作を行う
ことができる。
【0040】本発明によれば、信号出力手段から第1の
レベルの信号が出力されている時、送信回路手段に電力
を供給して作動させ、第2のレベルの信号が出力されて
いる時、送信回路手段への電力の供給を停止して動作を
停止するので、受信状態または受信待機状態では送信回
路手段からの例えば電源の雑音などが電界伝達媒体に雑
音電界として誘起されて受信側に伝達されることがな
く、誤動作のない適確な動作を行うことができるととも
に、また受信状態または受信待機状態では送信回路手段
による消費電力を削減することができる。
【0041】また、本発明によれば、信号出力手段から
第1のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段
への電力の供給を停止して動作を停止し、第2のレベル
の信号が出力されている時、電界検出手段に電力を供給
して作動させるので、送信情報が同一トランシーバの受
信側に直接伝達されることがなくなり、確実な動作を行
うことができるとともに、また送信状態では電界検出手
段による消費電力を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトランシーバの回路
構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るトランシーバの回路
構成の他の例を示すブロック図である。
【図3】トランシーバを介してウェアラブルコンピュー
タを人間に装着して使用する場合の例を示す説明図であ
る。
【図4】従来のトランシーバの回路構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 ウェアラブルコンピュータ 3 トランシーバ 100 生体 103 送信回路 104 第1のアナログスイッチ 105 送信電極 107 受信電極 109 信号処理回路 110 電界検出光学部 111 ワンショットマルチ 113 第2のアナログスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達
    媒体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受
    信を行うトランシーバであって、 電界伝達媒体に送信すべき情報に基づく電界を誘起させ
    る送信電極と、 前記送信電極に送信情報を供給する送信回路手段と、 該送信回路手段が前記送信電極に送信情報を供給してい
    る送信状態にない時、送信回路手段を送信電極から切り
    離す第1のスイッチ手段とを有することを特徴とするト
    ランシーバ。
  2. 【請求項2】 電界伝達媒体に誘起されて伝達されてく
    る電界を受信する受信電極と、 該受信電極で受信した電界を検出し、該電界を電気信号
    に変換する電界検出手段と、 該電界検出手段からの電気信号を処理して出力する信号
    処理手段と、 前記送信回路が送信電極に送信情報を供給して送信状態
    にある時、電界検出手段を信号処理手段から切り離すか
    または信号処理手段を該信号処理手段の後段の回路から
    切り離す第2のスイッチ手段とを更に有することを特徴
    とする請求項1記載のトランシーバ。
  3. 【請求項3】 前記送信情報として生成されるデータパ
    ケットの開始を検出し、該データパケットの開始時刻か
    ら所定時間、第1のレベルの信号を出力し、該所定時間
    以外の時には第2のレベルの信号を出力する信号出力手
    段を更に有し、 前記第1のスイッチ手段は、 前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されて
    いる時、送信回路手段と送信電極との間の信号経路をオ
    ンにし、信号出力手段から第2のレベルの信号が出力さ
    れている時、送信回路手段と送信電極との間の信号経路
    をオフにする第1のアナログスイッチを有することを特
    徴とする請求項1記載のトランシーバ。
  4. 【請求項4】 前記第2のスイッチ手段は、 前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されて
    いる時、電界検出手段と信号処理回路との間の信号経路
    または信号処理回路と該信号処理手段の後段の回路との
    間の信号経路をオフにし、信号出力手段から第2のレベ
    ルの信号が出力されている時、電界検出手段と信号処理
    回路との間の信号経路または信号処理回路の出力と該信
    号処理手段の後段の回路との間の信号経路をオンにする
    第2のアナログスイッチを有することを特徴とする請求
    項3記載のトランシーバ。
  5. 【請求項5】 前記信号出力手段から第1のレベルの信
    号が出力されている時、前記送信回路手段が作動し得る
    ように該送信回路手段に電力を供給し、前記信号出力手
    段から第2のレベルの信号が出力されている時、前記送
    信回路手段の動作を停止すべく該送信回路手段への電力
    の供給を停止する送信電力制御手段を更に有することを
    特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  6. 【請求項6】 前記送信情報として生成されるデータパ
    ケットの開始を検出し、該データパケットの開始時刻か
    ら所定時間、第1のレベルの信号を出力し、該所定時間
    以外の時には第2のレベルの信号を出力する信号出力手
    段と、 前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されて
    いる時、前記電界検出手段の動作を停止すべく該電界検
    出手段への電力の供給を停止し、前記信号出力手段から
    第2のレベルの信号が出力されている時、前記電界検出
    手段が作動し得るように該電界検出手段に電力を供給す
    る電界検出電力制御手段とを更に有することを特徴とす
    る請求項2記載のトランシーバ。
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