JP3641627B2 - トランシーバ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばウェアラブルコンピュータ(身体につけるコンピュータ)間のデータ通信のために使用されるトランシーバに関し、更に詳しくは、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行うトランシーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯端末の小型化および高性能化によりウェアラブルコンピュータが注目されてきているが、図3はこのようなウェアラブルコンピュータを人間に装着して使用する場合の例を示している。同図に示すように、ウェアラブルコンピュータ1はそれぞれトランシーバ3を介して人間の腕、肩、胴体などに装着されて互いにデータの送受信を行うとともに、更に手足の先端に取り付けられたトランシーバ3a,3bを介して外部に設けられたパソコン(PC)5とケーブルを介して通信を行うようになっている。
【0003】
このようにウェアラブルコンピュータ1間のデータ通信に使用されるトランシーバ3は、レーザ光と電気光学結晶を用いた電気光学的手法による信号検出技術を利用していて、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体である生体100に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行っているが、図4に示すように、入出力(I/O)回路101を介してウェアラブルコンピュータ1に接続されるとともに、送信電極105および受信電極107が絶縁膜106,108をそれぞれ介して生体100に近接して設けられ、送信情報に基づく電界を送信電極105から絶縁膜106を介して生体100に誘起させ、また生体100の他の部位に誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜108を介して受信電極107で受信するようになっている。
【0004】
更に詳しくは、トランシーバ3は、ウェアラブルコンピュータ1からの送信情報をトランシーバ3の入出力回路101を介して受信すると、この送信情報のレベルをレベル調整回路102で調整して送信回路103に供給する。送信回路103は、レベル調整回路102でレベル調整された送信情報を送信電極105に供給し、これにより送信情報に基づく電界を送信電極105から絶縁膜106を介して生体100に誘起させ、この誘起した電界を生体100の他の部位に設けられたトランシーバ3に伝達するようにしている。
【0005】
一方、絶縁膜108を介して生体100に近接して設けられた受信電極107は、生体100の他の部位から誘起されて伝達されてくる電界を受信すると、この受信した電界を電界検出光学部110に結合させ、電界検出光学部110における電気光学手法により電気信号に変換し、信号処理回路109に供給する。
【0006】
信号処理回路109は、電界検出光学部110からの電気信号に対して低雑音増幅、雑音除去、波形整形などの信号処理を施し、入出力回路101を介してウェアラブルコンピュータ1に供給する。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−298425号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2001−352298号公報
【0009】
【特許文献3】
特開2001−352299号公報
【0010】
【特許文献4】
特開2002−152145号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のトランシーバにおいて、送信電極105には送信回路103、レベル調整回路102などが常に接続されているため、受信電極107が生体100の他の部位からの送信情報に基づく電界を受信しつつある場合に、送信回路103やレベル調整回路102などから送信電極105に例えば電源からの雑音が供給され、この雑音による電界が送信電極105から生体100に誘起されて、同じトランシーバ3は勿論、他のトランシーバ3の受信電極107にも伝達され、誤動作の原因となるという問題がある。
【0012】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、送信状態でない時には送信電極を内部回路から切り離して、内部回路から送信電極への雑音の伝達を防止し双方向通信を可能とするトランシーバを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行うトランシーバであって、電界伝達媒体に送信すべき情報に基づく電界を誘起させる送信電極と、前記送信電極に送信情報を供給する送信回路手段と、該送信回路手段が前記送信電極に送信情報を供給している送信状態にない時、送信回路手段を送信電極から切り離す第1のスイッチ手段とを有することを要旨とする。
【0014】
請求項1記載の本発明にあっては、送信回路手段が送信状態にない時、第1のスイッチ手段により送信回路手段を送信電極から切り離すため、受信状態または受信待機状態では送信回路手段からの例えば電源の雑音などが電界伝達媒体に雑音電界として誘起されて受信側に伝達されることがなく、誤動作のない適確な動作を行うことができる。
【0015】
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を受信する受信電極と、該受信電極で受信した電界を検出し、該電界を電気信号に変換する電界検出手段と、該電界検出手段からの電気信号を処理して出力する信号処理手段と、前記送信回路手段が送信電極に送信情報を供給して送信状態にある時、電界検出手段を信号処理手段から切り離すかまたは信号処理手段を該信号処理手段の後段の回路から切り離す第2のスイッチ手段とを更に有することを要旨とする。
【0016】
請求項2記載の本発明にあっては、送信回路手段が送信状態にある時、第2のスイッチ手段により電界検出手段を信号処理手段から切り離すかまたは信号処理手段を該信号処理手段の後段の回路から切り離すため、送信情報が同一トランシーバの受信側に直接伝達されることがなくなり、確実な動作を行うことができる。
【0017】
更に、請求項3記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記送信情報として生成されるデータパケットの開始を検出し、該データパケットの開始時刻から所定時間、第1のレベルの信号を出力し、該所定時間以外の時には第2のレベルの信号を出力する信号出力手段を更に有し、前記第1のスイッチ手段は、前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、送信回路手段と送信電極との間の信号経路をオンにし、信号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている時、送信回路手段と送信電極との間の信号経路をオフにする第1のアナログスイッチを有することを要旨とする。
【0018】
請求項3記載の本発明にあっては、第1のレベルの信号が出力されているデータパケットの開始から所定時間は送信経路をオンにして送信可能にし、所定時間以外では送信経路をオフにするため、データパケットで送信状態を適確かつ簡単に識別できるとともに、受信状態または受信待機状態では送信回路手段の信号経路はオフとされ、例えば電源の雑音などが雑音電界として電界伝達媒体に誘起されて受信側に伝達されることがなく、誤動作のない適確な動作を行うことができる。
【0019】
請求項4記載の本発明は、請求項3記載の発明において、前記第2のスイッチ手段が、前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段と信号処理回路との間の信号経路または信号処理回路と該信号処理手段の後段の回路との間の信号経路をオフにし、信号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段と信号処理回路との間の信号経路または信号処理回路の出力と該信号処理手段の後段の回路との間の信号経路をオンにする第2のアナログスイッチを有することを要旨とする。
【0020】
請求項4記載の本発明にあっては、第1のレベルの信号が出力されているデータパケットの開始から所定時間は電界検出手段と信号処理回路との間の信号経路または信号処理回路と該信号処理手段の後段の回路との間の信号経路をオフにし、第2のレベルの信号が出力されている所定時間以外では電界検出手段と信号処理回路との間の信号経路または信号処理回路の出力と該信号処理手段の後段の回路との間の信号経路をオンにするため、送信情報が同一トランシーバの受信側に直接伝達されることがなくなり、確実な動作を行うことができる。
【0021】
また、請求項5記載の本発明は、請求項3記載の本発明において、前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、前記送信回路手段が作動し得るように該送信回路手段に電力を供給し、前記信号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている時、前記送信回路手段の動作を停止すべく該送信回路手段への電力の供給を停止する送信電力制御手段を更に有することを要旨とする。
【0022】
請求項5記載の本発明にあっては、信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、送信回路手段に電力を供給して作動させ、第2のレベルの信号が出力されている時、送信回路手段への電力の供給を停止して動作を停止するため、受信状態または受信待機状態では送信回路手段からの例えば電源の雑音などが電界伝達媒体に雑音電界として誘起されて受信側に伝達されることがなく、誤動作のない適確な動作を行うことができるとともに、また受信状態または受信待機状態では送信回路手段による消費電力を削減することができる。
【0023】
更に、請求項6記載の本発明は、請求項2記載の本発明において、前記送信情報として生成されるデータパケットの開始を検出し、該データパケットの開始時刻から所定時間、第1のレベルの信号を出力し、該所定時間以外の時には第2のレベルの信号を出力する信号出力手段と、前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、前記電界検出手段の動作を停止すべく該電界検出手段への電力の供給を停止し、前記信号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている時、前記電界検出手段が作動し得るように該送信回路手段に電力を供給する電界検出電力制御手段とを更に有することを要旨とする。
【0024】
請求項6記載の本発明にあっては、信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段への電力の供給を停止して動作を停止し、第2のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段に電力を供給して作動させるため、送信情報が同一トランシーバの受信側に直接伝達されることがなくなり、確実な動作を行うことができるとともに、また送信状態では電界検出手段による消費電力を削減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るトランシーバの回路構成の一例を示すブロック図である。同図に示すトランシーバは、図4に示した従来のトランシーバにおいて送信回路103と送信電極105との間および信号処理回路109と入出力回路101との間に第1のアナログスイッチ104および第2のアナログスイッチ113をそれぞれ設けるとともに、また入出力回路101から出力される送信データでトリガーされて作動する信号出力手段を構成する単安定モノステーブル回路であるワンショットマルチ111を設け、このワンショットマルチ111の出力信号で第1のアナログスイッチ104、第2のアナログスイッチ113、送信回路103および電界検出光学部110を制御するように構成した点が異なるものであり、その他の構成および作用は同じであり、同じ構成要素には同じ符号を付している。尚、図1に示す回路構成は、図2に示すように、送信電極105と受信電極107を一体構成とした送受信電極105’とし、絶縁膜106と絶縁膜108を一体構成とした絶縁膜106’とするように変形することも可能である。
【0026】
ワンショットマルチ111は、入出力回路101を介してウェアラブルコンピュータ1から供給される送信情報であるデータパケットの開始を検出してトリガーされ、このデータパケットの開始時刻から所定の時間、具体的にはデータパケットが出力されているデータパケットの継続時間に相当する所定の時間、第1のレベルの、例えば高レベルの第1の出力信号を発生し、その他の時間、すなわちデータパケットが出力されていない時間では例えば低レベルの第2の出力信号を発生し、これらの出力信号を第1のアナログスイッチ104、第2のアナログスイッチ113、送信回路103、電界検出光学部110に供給するようになっている。すなわち、ワンショットマルチ111から所定時間出力される第1の出力信号は、トランシーバ3が送信状態にあることを示し、第2の出力信号はトランシーバ3が送信状態にないことを示し、他のトランシーバ3からの情報を受信し得る状態にあることを示しているものである。
【0027】
第1のアナログスイッチ104は、ワンショットマルチ111から第1の出力信号を供給されると、オンとなり、これにより送信電極105を送信回路103に接続し、送信回路103を介して供給される送信情報であるデータパケットを送信電極105に供給し、これにより送信電極105を介して生体100に送信情報に基づく電界を誘起させ、生体100の他の部位に設けられている他のトランシーバ3に伝達するようになっている。
【0028】
また、第1のアナログスイッチ104は、ワンショットマルチ111から第2の出力信号を供給されると、オフとなり、これにより送信電極105を送信回路103から切り離し、すなわち送信電極105と送信回路103との間の信号経路を切り離し、これにより送信回路103やレベル調整回路102などから送信電極105に例えば電源からの雑音などが供給されないようにしている。この結果、トランシーバ3が送信情報を出力しない状態においては、第1のアナログスイッチ104がオフとなり、生体100に雑音による電界が誘起されず、従って受信電極107も雑音電界を受信して誤動作することがないようになる。
【0029】
第2のアナログスイッチ113は、ワンショットマルチ111から第1の出力信号を供給されると、オフとなり、信号処理回路109を入出力回路101から切り離し、すなわち信号処理回路109と入出力回路101との間の信号経路を切り離し、これにより例えば受信電極107で受信した雑音電界などによる雑音が電界検出光学部110、信号処理回路109を介して入出力回路101に供給されて、誤動作しないようにしている。なお、本実施形態では、第2のアナログスイッチ113は、信号処理回路109と入出力回路101との間に接続され、この両者間の信号経路を切り離すように構成されているが、これに限定されるものでなく、第2のアナログスイッチ113は電界検出光学部110と信号処理回路109との間に設けられ、この両者間の信号経路を切り離すようにしてもよく、要は電界検出光学部110の出力から後段の回路上における受信信号の伝達経路を切断すればよいものである。
【0030】
更に、第2のアナログスイッチ113は、ワンショットマルチ111から第2の出力信号を供給されると、オンとなり、信号処理回路109を入出力回路101に接続し、これにより受信電極107で受信した電界による信号を電界検出光学部110、信号処理回路109を介して入出力回路101に供給するようになっている。
【0031】
電界検出光学部110は、上述したように、レーザ光と電気光学結晶を用いた電気光学的手法による信号検出技術を利用しているものであって、図示しないが、内部にレーザダイオードを有する。そして、本実施形態では、トランシーバ3が受信状態にない場合には、電界検出光学部110、ひいてはレーザダイオードを動作させる必要はないので、ワンショットマルチ111からの出力信号に基づいて電界検出光学部110に内蔵されているレーザダイオードを受信状態の場合のみ動作させ、送信状態の場合には動作させないように制御し、これにより消費電力を低減しようとするものである。
【0032】
すなわち、電界検出光学部110は、ワンショットマルチ111から第1の出力信号を供給されると、レーザダイオードをオフにし、またワンショットマルチ111から第2の出力信号を供給されると、レーザダイオードをオンにするようにしている。
【0033】
なお、上記実施形態では、レーザダイオードのみをオン/オフするように説明しているが、このレーザダイオードのオン/オフ制御をレーザダイオードを含む電界検出光学部110の全体に適用してもよい。すなわち、ワンショットマルチ111から第1の出力信号が電界検出光学部110に供給されると、電界検出光学部110の全体をオフにし、またワンショットマルチ111から第2の出力信号を供給されると、電界検出光学部110の全体をオンにするようにしてもよく、この場合には更に消費電力を低減することができる。
【0034】
また、ワンショットマルチ111からの第1および第2の出力信号は、送信回路103にも供給されているが、送信回路103は、例えばワンショットマルチ111からの第1、第2の出力信号でオン/オフするようなスイッチを内蔵していて、ワンショットマルチ111から第1の出力信号を供給されると、該スイッチがオンとなり、電力を供給されて作動し、またワンショットマルチ111から第2の出力信号を供給されると、該スイッチがオフとなって、電力の供給を停止され、動作を停止するようになっている。この結果、トランシーバが送信状態でない状態、すなわち受信状態または受信待機状態では送信回路103による消費電力を削減することができる。
【0035】
なお、上記実施形態では、第1のアナログスイッチ104は、データパケットの開始時刻から所定時間出力されるワンショットマルチ111からの第1の出力信号によってオンとなって、送信回路103を送信電極105に接続して、ワンショットマルチ111から第2の出力信号が出力されているその他の時間はオフになり、送信回路103を送信電極105から切り離しているが、要はトランシーバ3が情報の送信状態にある場合のみ、第1のアナログスイッチ104をオンとして、送信回路103を送信電極105に接続し、トランシーバ3が送信状態にない場合には、第1のアナログスイッチ104をオフとして、送信回路103を送信電極105から切り離し、レベル調整回路102や送信回路103からの雑音が生体100に雑音電界として誘起されないようにすればよいものである。
【0036】
また同様に、第2のアナログスイッチ113は、ワンショットマルチ111から第1の出力信号が供給されている場合に、オフとなって、信号処理回路109を入出力回路101から切り離し、第2の出力信号が出力されているその他の時間はオフとなり、信号処理回路109を入出力回路101に接続しているが、要は第2のアナログスイッチ113はトランシーバ3が送信状態にある場合のみ、第2のアナログスイッチ113をオフとして、信号処理回路109を入出力回路101から切り離し、トランシーバ3が送信状態にない場合には、第2のアナログスイッチ113をオンとして、信号処理回路109を入出力回路101に接続し、受信電極107で受信した電界による情報を入出力回路101に伝達し得るようになっていればよいものである。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、トランシーバが送信状態にない時、第1のスイッチ手段により送信回路手段を送信電極から切り離すので、受信状態または受信待機状態では送信回路手段からの例えば電源の雑音などが電界伝達媒体に雑音電界として誘起されて受信側に伝達されることがなく、誤動作のない適確な双方向通信動作を行うことができる。
【0038】
また、本発明によれば、トランシーバが送信状態にある時、第2のスイッチ手段により電界検出手段を信号処理手段から切り離すかまたは信号処理手段を該信号処理手段の後段の回路から切り離すので、送信情報が同一トランシーバの受信側に伝達されることがなくなり、確実な双方向通信動作を行うことができる。
【0039】
更に、本発明によれば、データパケットの開始から所定時間は送信経路をオンにして送信可能にし、所定時間以外では送信経路をオフにするので、データパケットで送信状態を適確かつ簡単に識別できるとともに、受信状態または受信待機状態では送信回路手段の信号経路はオフとされ、例えば電源の雑音などが雑音電界として電界伝達媒体に誘起されて受信側に伝達されることがなく、誤動作のない適確な双方向通信動作を行うことができる。
【0040】
本発明によれば、信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、送信回路手段に電力を供給して作動させ、第2のレベルの信号が出力されている時、送信回路手段への電力の供給を停止して動作を停止するので、受信状態または受信待機状態では送信回路手段からの例えば電源の雑音などが電界伝達媒体に雑音電界として誘起されて受信側に伝達されることがなく、誤動作のない適確な動作を行うことができるとともに、また受信状態または受信待機状態では送信回路手段による消費電力を削減することができる。
【0041】
また、本発明によれば、信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段への電力の供給を停止して動作を停止し、第2のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段に電力を供給して作動させるので、送信情報が同一トランシーバの受信側に直接伝達されることがなくなり、確実な動作を行うことができるとともに、また送信状態では電界検出手段による消費電力を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトランシーバの回路構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るトランシーバの回路構成の他の例を示すブロック図である。
【図3】トランシーバを介してウェアラブルコンピュータを人間に装着して使用する場合の例を示す説明図である。
【図4】従来のトランシーバの回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ウェアラブルコンピュータ
3 トランシーバ
100 生体
103 送信回路
104 第1のアナログスイッチ
105 送信電極
107 受信電極
109 信号処理回路
110 電界検出光学部
111 ワンショットマルチ
113 第2のアナログスイッチ

Claims (6)

  1. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行うトランシーバであって、
    電界伝達媒体に送信すべき情報に基づく電界を誘起させる送信電極と、
    前記送信電極に送信情報を供給する送信回路手段と、
    該送信回路手段が前記送信電極に送信情報を供給している送信状態にない時、送信回路手段を送信電極から切り離す第1のスイッチ手段と
    を有することを特徴とするトランシーバ。
  2. 電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を受信する受信電極と、
    該受信電極で受信した電界を検出し、該電界を電気信号に変換する電界検出手段と、
    該電界検出手段からの電気信号を処理して出力する信号処理手段と、
    前記送信回路が送信電極に送信情報を供給して送信状態にある時、電界検出手段を信号処理手段から切り離すかまたは信号処理手段を該信号処理手段の後段の回路から切り離す第2のスイッチ手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1記載のトランシーバ。
  3. 前記送信情報として生成されるデータパケットの開始を検出し、該データパケットの開始時刻から所定時間、第1のレベルの信号を出力し、該所定時間以外の時には第2のレベルの信号を出力する信号出力手段を更に有し、
    前記第1のスイッチ手段は、
    前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、送信回路手段と送信電極との間の信号経路をオンにし、信号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている時、送信回路手段と送信電極との間の信号経路をオフにする第1のアナログスイッチ
    を有することを特徴とする請求項1記載のトランシーバ。
  4. 前記第2のスイッチ手段は、
    前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段と信号処理回路との間の信号経路または信号処理回路と該信号処理手段の後段の回路との間の信号経路をオフにし、信号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている時、電界検出手段と信号処理回路との間の信号経路または信号処理回路の出力と該信号処理手段の後段の回路との間の信号経路をオンにする第2のアナログスイッチ
    を有することを特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  5. 前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、前記送信回路手段が作動し得るように該送信回路手段に電力を供給し、前記信号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている時、前記送信回路手段の動作を停止すべく該送信回路手段への電力の供給を停止する送信電力制御手段を更に有することを特徴とする請求項3記載のトランシーバ。
  6. 前記送信情報として生成されるデータパケットの開始を検出し、該データパケットの開始時刻から所定時間、第1のレベルの信号を出力し、該所定時間以外の時には第2のレベルの信号を出力する信号出力手段と、
    前記信号出力手段から第1のレベルの信号が出力されている時、前記電界検出手段の動作を停止すべく該電界検出手段への電力の供給を停止し、前記信号出力手段から第2のレベルの信号が出力されている時、前記電界検出手段が作動し得るように該電界検出手段に電力を供給する電界検出電力制御手段と
    を更に有することを特徴とする請求項2記載のトランシーバ。
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