JP2003174387A - ハイブリッド回路およびそれを用いた電力線搬送用モデム - Google Patents

ハイブリッド回路およびそれを用いた電力線搬送用モデム

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JP2003174387A
JP2003174387A JP2002230474A JP2002230474A JP2003174387A JP 2003174387 A JP2003174387 A JP 2003174387A JP 2002230474 A JP2002230474 A JP 2002230474A JP 2002230474 A JP2002230474 A JP 2002230474A JP 2003174387 A JP2003174387 A JP 2003174387A
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circuit
impedance
coil
terminal
hybrid
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Takashi Maebatake
貴 前畠
Yasunori Abe
保範 安部
Masashi Kuwabara
昌史 桑原
Yukihisa Shinoda
雪久 篠田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Tokyo Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B2203/00Indexing scheme relating to line transmission systems
    • H04B2203/54Aspects of powerline communications not already covered by H04B3/54 and its subgroups
    • H04B2203/5404Methods of transmitting or receiving signals via power distribution lines
    • H04B2203/5425Methods of transmitting or receiving signals via power distribution lines improving S/N by matching impedance, noise reduction, gain control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2203/00Indexing scheme relating to line transmission systems
    • H04B2203/54Aspects of powerline communications not already covered by H04B3/54 and its subgroups
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特性インピーダンスが不定の伝送線路と信号送
信部と信号受信部とを結合することのできるハイブリッ
ド回路が望まれていた。 【解決手段】電磁結合された対をなす第1コイル41お
よび第2コイル42を有する回路により、送信機101
が接続される送信端子1と、受信機102が接続される
受信端子2と、電力線路103が接続される入出力端子
3とを接続する。そして受信端子2から送信端子1を見
た第1回路と、受信端子2から接地電位を見た第2回路
とが対称になるように、第1回路に対して可変抵抗器7
を接続する。可変抵抗器7の抵抗値を電力線路103の
インピーダンスと等しくすることにより、ハイブリッド
回路10は良好に送信端子1、受信端子2および入出力
端子3を結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力線等の伝送
線路を用いて通信を行う際に必要なモデムに関し、特
に、送信部、受信部および伝送線路の3つを結合するた
めのハイブリッド回路に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】音声
通話用の電話回線を利用して高速データ通信を行うAD
SLや、CATV線を利用して高速データ通信を行う技
術等の既設の伝送線路を活用する高速データ通信技術が
種々提案され、実用化されている。既設の伝送線路とし
て、電力線に着目すると、電力線は至る所に敷設されて
おり、これを通信用の伝送線路に利用できれば、至る所
へ高速で情報を伝送でき、また至る所で情報を短時間に
受信することが可能である。
【0003】電力線を通信線路として利用するには、電
力線搬送用モデムを作り、電力線に通信信号を送出する
と共に、電力線に重畳された通信信号を分離して取り出
す必要がある。通常、電力線には、本来の使用目的であ
る電力供給の必要な様々な機器が接続されており、電力
線の特性インピーダンスは周波数毎に大きく異なってい
る。このような線路にモデムを接続して通信する場合、
モデムの入出力インピーダンスと電力線の特性インピー
ダンスとが一致(整合)せず、接続場所によってうまく
通信ができないことがある。
【0004】より具体的に述べると、通常、モデムの入
出力インピーダンスは、伝送線路の特性インピーダンス
と同じ(整合する)値になるように設計する必要があ
る。ところが、電力線は元々データ通信を行うために線
路が設計されていないため、線路の特性インピーダンス
はいくらになるか不定である。かかる電力線に対し、一
定の入出力インピーダンスを有するモデムを接続してデ
ータ通信を行おうとすると、電力線の特性インピーダン
スとモデムの入出力インピーダンスとが整合せずに、主
として以下の3つの問題が生じる。すなわち、 (1)モデムから信号を送信しようとしても、電力線に
信号が反射されて出力できない。
【0005】(2)モデムから送信されて電力線で反射
された信号はモデムの受信部に回り込み、受信性能を悪
化させる。 (3)電力線からの信号を受信しようとしても、信号が
モデムで反射されてモデムに入力されない。そこでこの
発明は伝送線路の特性インピーダンスが不定であって
も、その伝送線路を用いて信号の送受信を良好に行える
モデムを提供することである。
【0006】またこの発明の他の目的は、特性インピー
ダンスが不定の伝送線路と信号送信部と信号受信部とを
結合することのできるハイブリッド回路を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1記載の発明は、送信機が接続される送信端子と、受信
機が接続される受信端子と、伝送線路が接続される入出
力端子とを結合するためのハイブリッド回路であって、
電磁結合された第1コイルおよび第2コイルを有し、第
1コイルを介して送信端子と受信端子とを接続する第1
回路が形成され、第2コイルを介してアース電位と受信
端子とを接続する第2回路が形成され、第2回路には、
伝送線路が接続される入出力端子が設けられており、第
1回路には、入出力端子に接続される伝送線路のインピ
ーダンスと所定の条件での整合がとれるように調整でき
る可変インピーダンス回路が接続されていることを特徴
とするハイブリッド回路である。
【0008】請求項2記載の発明は、前記第1回路は第
1コイルと受信端子との間に第1コイルの巻数に応じた
第1インピーダンスを有し、前記第2回路は第2コイル
と受信端子との間に第2コイルの巻数に応じた第2イン
ピーダンスを有し、第2コイルと第2インピーダンスと
の間には前記入出力端子が設けられ、第1コイルと第1
インピーダンスとの間には前記可変インピーダンス回路
の一端が接続され、その他端は接地電位に接続されてい
ることを特徴とする、請求項1記載のハイブリッド回路
である。
【0009】請求項3記載の発明は、前記可変インピー
ダンス回路は、入出力端子に接続される伝送線路が電力
線である場合、数Ω〜1kΩの範囲で調整可能であるこ
とを特徴とする請求項1または2記載のハイブリッド回
路である。請求項4記載の発明は、前記可変インピーダ
ンス回路は、インピーダンス値を連続的に変化させるこ
とができることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
に記載のハイブリッド回路である。
【0010】請求項5記載の発明は、前記可変インピー
ダンス回路は、インピーダンス値を予め定める複数の値
のいずれかに切り換えることができることを特徴とす
る、請求項1〜3のいずれかに記載のハイブリッド回路
である。請求項6記載の発明は、前記受信端子に接続さ
れ、受信端子で受信される信号の各周波数毎のSINR
(Signal to Interference plus Noise Ratio)を計算す
る手段と、各周波数毎のSINRの和が最大になるよう
に前記可変インピーダンス回路の値を調整する手段とを
さらに含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか
に記載のハイブリッド回路である。
【0011】請求項7記載の発明は、前記受信端子に接
続され、受信端子に流れ込む送信信号の電力を測定する
手段と、測定手段で測定される送信信号の電力が最小と
なるように前記可変インピーダンス回路の値を調整する
手段とをさらに含むことを特徴とする、請求項1〜5の
いずれかに記載のハイブリッド回路である。請求項8記
載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載のハイブリ
ッド回路を有する不平衡信号用の電力線搬送用モデムで
ある。
【0012】請求項9記載の発明は、送信機が接続され
る一対の送信端子と、受信機が接続される一対の受信端
子と、伝送線路が接続される一対の入出力端子とを結合
するためのハイブリッド回路であって、電磁結合された
第1コイルおよび第2コイルを有し、第1コイルを介し
て一方の送信端子と一方の受信端子とを接続する第1回
路が形成され、第2コイルを介して共通端子と前記一方
の受信端子とを接続する第2回路が形成されており、電
磁結合された第3コイルおよび第4コイルを有し、第3
コイルを介して他方の送信端子と他方の受信端子とを接
続する第3回路が形成され、第4コイルを介して前記共
通端子と前記他方の受信端子とを接続する第4回路が形
成され、第2回路には、伝送線路が接続される一方の入
出力端子が設けられ、第4回路には、伝送線路が接続さ
れる他方の入出力端子が設けられており、第1回路と第
3回路とは、インピーダンス回路によって接続されてい
ることを特徴とする、ハイブリッド回路である。
【0013】請求項10記載の発明は、前記インピーダ
ンス回路は、一対の入出力端子に接続される伝送線路の
インピーダンスと所定の条件での整合がとれるように調
整できることを特徴とする、請求項9記載のハイブリッ
ド回路である。請求項11記載の発明は、前記第1回路
は第1コイルと一方の受信端子との間に第1コイルの巻
数に応じた第1インピーダンスを有し、前記第2回路は
第2コイルと一方の受信端子との間に第2コイルの巻数
に応じた第2インピーダンスを有し、前記第2コイルと
第2インピーダンスとの間に一方の入出力端子が設けら
れ、 前記第3回路は第3コイルと他方の受信端子との
間に第3コイルの巻数に応じた第3インピーダンスを有
し、前記第4回路は第4コイルと他方の受信端子との間
に第4コイルの巻数に応じた第4インピーダンスを有
し、第4コイルと第4インピーダンスとの間に他方の入
出力端子が設けられ、第1コイルと第1インピーダンス
との間および第3コイルと第3インピーダンスとの間
が、前記インピーダンス回路で接続されていることを特
徴とする、請求項9または10記載のハイブリッド回路
である。
【0014】請求項12記載の発明は、前記第1回路と
第3回路、および、前記第2回路と第4回路は、それぞ
れ、等しい構成であることを特徴とする、請求項9〜1
1のいずれかに記載のハイブリッド回路である。請求項
13記載の発明は、前記インピーダンス回路は、入出力
端子に接続される伝送線路が電力線である場合、数Ω〜
1kΩの範囲で調整可能であることを特徴とする請求項
10〜13のいずれかに記載のハイブリッド回路であ
る。
【0015】請求項14記載の発明は、前記可変インピ
ーダンス回路は、インピーダンス値を連続的に変化させ
ることができることを特徴とする、請求項10〜13の
いずれかに記載のハイブリッド回路である。請求項15
記載の発明は、前記可変インピーダンス回路は、インピ
ーダンス値を予め定める複数の値のいずれかに切り換え
ることができることを特徴とする、請求項10〜13の
いずれかに記載のハイブリッド回路である。
【0016】請求項16記載の発明は、前記一対の受信
端子に接続され、一対の受信端子で受信される信号の各
周波数毎のSINR(Signal to Interference plus No
iseRatio)を計算する手段と、 各周波数毎のSINR
の和が最大になるように前記可変インピーダンス回路の
値を調整する手段とをさらに含むことを特徴とする、請
求項10〜15のいずれかに記載のハイブリッド回路で
ある。請求項17記載の発明は、前記一対の受信端子に
接続され、一対の受信端子に流れ込む送信信号の電力を
測定する手段と、測定手段で測定される送信信号の電力
が最小となるように前記可変インピーダンス回路の値を
調整する手段とをさらに含むことを特徴とする、請求項
10〜15のいずれかに記載のハイブリッド回路であ
る。
【0017】請求項18記載の発明は、請求項9〜17
のいずれかに記載のハイブリッド回路を有する平衡信号
用の電力線搬送用モデムである。請求項1〜7の構成の
ハイブリッド回路は、同軸ケーブル等のアースを必要と
する伝送線路が接続される不平衡信号用の回路である。
この回路は、可変インピーダンス回路の値を入出力端子
に接続される伝送線路のインピーダンスと等しい値にす
ることにより、送信端子に与えられる送信信号が良好に
入出力端子から伝送線路へと出力され、また、伝送線路
から入出力端子を介して受信端子へ入力する信号に送信
信号が回り込むのを防止することができる。
【0018】請求項3記載のように、入出力端子に接続
される伝送線路が電力線の場合、可変インピーダンス回
路は、インピーダンスを数Ω〜数百Ω、高くても1kΩ
までの範囲で調整できばよく、簡単な構成で実現でき
る。また、請求項4記載のように、可変インピーダンス
回路を、たとえば可変抵抗器等を含む構成とし、そのイ
ンピーダンス値を連続的に変化させることができる回路
とすれば、伝送線路のインピーダンスと等しい値に調整
することができる。
【0019】可変インピーダンス回路は、また、請求項
5記載のように、インピーダンス値が予め定める複数の
値のいずれかに切り換えられる構成であってもよい。か
かる構成であれば、可変インピーダンス回路をより簡単
な構成にできる。すなわち、可変インピーダンス回路
は、たとえば可変抵抗器を含む回路とし、インピーダン
スの値を連続的に変化させることのできる構成とするこ
とができる。あるいはまた、可変インピーダンス回路
は、n個(nは整数、かつ、n≧2)のインピーダンス
と、これらn個のインピーダンスを選択的に接続する切
り換え手段とを有する回路とすることもできる。
【0020】前者の場合、インピーダンスを連続的に変
化させ、伝送線路のインピーダンスと所定の条件での整
合がとれるように、たとえばほぼ等しい値にするように
調整できる。後者の場合、n個のインピーダンスの中の
いずれかが接続されるように切り換えることによって、
伝送線路のインピーダンスと所定の条件での整合がとれ
るように調整できる。可変インピーダンス回路の値は、
たとえば受信端子で受信される受信信号における各周波
数別のSINRの和が最大になるように調整(すなわ
ち、可変抵抗器等によりインピーダンスを所定の値にし
たり、n個のインピーダンスのいずれかを選択して接続
するように切り換えること)するのが望ましい。かかる
調整は、請求項6記載の構成により実現することができ
る。
【0021】可変インピーダンス回路の値は、また、請
求項7記載のように、受信端子に現れる信号のうちの送
信信号電力を測定し、それが最小となるように調整する
構成でもよい。かかる構成は、受信端子に現れる干渉電
力は、送信端子から受信端子への回り込み電力が支配的
と考えられる場合に有効である。請求項8記載のよう
に、請求項1〜7のいずれかに記載のハイブリッド回路
を用い、不平衡信号用の電力線搬送用モデムを構成する
ことができる。
【0022】請求項9〜17に記載のハイブリッド回路
は、いずれも、第1回路および第2回路に対称な第3回
路および第4回路を備えていることにより、平衡回路と
なり、平衡信号を入出力できる。すなわち、不平衡信号
を使用する際に用いられる請求項1〜7のいずれかに記
載のハイブリッド回路が、接地電位に対して折り返され
た回路となっていて、第1回路および第2回路と等しい
第3回路および第4回路が追加されている。この構成に
よれば、2つの信号の電位差(電圧差)で信号を送る平
衡信号に適したハイブリッド回路となる。
【0023】このハイブリッド回路の動作は、不平衡信
号用のハイブリッド回路と同様である。また、インピー
ダンス回路は、確保したい送受アイソレーションの値に
よってはインピーダンスが固定の回路でもよいし、不平
衡信号用のハイブリッド回路と同様に、インピーダンス
を連続的に変化させることのできる回路を採用すること
ができるし、または、インピーダンスを間欠的に切り換
えることのできる回路を採用することもできる。
【0024】また請求項9〜17のハイブリッド回路を
用いると、請求項18のように、平衡信号用の電力線搬
送用モデムを構成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の実施形態について具体的に説明をする。図1は、
この発明の第1の実施形態に係るハイブリッド回路10
の回路図である。ハイブリッド回路10は、送信機10
1が接続される1つの送信端子1と、受信機102が接
続される1つの受信端子2と、電力線路103が接続さ
れる1つの入出力端子3とを有し、これら3つの端子
1,2,3をデータ通信に支障なく結合するための回路
である。
【0026】ハイブリッド回路10は、第1コイル41
および第2コイル42を有するコイル対4と2つの抵抗
5,6を含む。第1コイル41の一端は送信端子1に接
続され、第1コイル41の他端は抵抗5の一端に接続さ
れている。抵抗5の他端は抵抗6の一端に接続され、抵
抗6の他端は第2コイル42の一端に接続され、第2コ
イル42の他端はアース電位に接地されている。そして
抵抗5および6の接続点から受信端子2が延び出てい
る。つまり送信端子1と受信端子2とは第1コイル41
および抵抗5が直列接続された第1回路で接続され、ア
ース電位と受信端子2とは第2コイル42および抵抗6
が直列接続された第2回路で接続されている。
【0027】そして、抵抗6と第2コイル42との間に
は入出力端子3が設けられている。さらに、抵抗5と第
1コイル41との接続点にはインピーダンス調整回路と
しての可変抵抗器7の一端が接続され、その他端はアー
ス電位に接地されている。対をなす第1コイル41およ
び第2コイル42は電磁結合されており、第1コイル4
1に電流が流れると、第2コイル42には逆方向の誘導
電流が流れる構成である。
【0028】すなわち送信端子1から第1コイル41に
向かって電流が流れる場合、第2コイル42からアース
に向かって電流が流れるように電磁結合されている。図
1に示すハイブリッド回路10において、入出力端子3
に接続される電力線路103の特性インピーダンスは不
定である。電力線路103の特性インピーダンスとハイ
ブリッド回路10の入出力インピーダンスとが整合され
ていない場合には、送信機101から送信端子1に与え
られる送信信号は電力線路103によって反射され、入
出力端子3から電力線路103へ進むことができないと
いう事態が生じる。反射された送信信号は送信端子1自
身へ戻るとともに受信端子2に与えられる。また、この
状況下で電力線路103からの信号を受信しようとした
場合、受信信号が入出力端子3で反射される。また、た
とえ受信信号が入出力端子3からハイブリッド回路10
に入っても、受信端子2には受信信号とともに送信信号
が現れ、それら受信信号および送信信号が受信機102
に入力される。従って正常な受信をすることができな
い。
【0029】そこで図1に示すハイブリッド回路10で
は、可変抵抗器7によって電力線路103の特性インピ
ーダンスにハイブリッド回路10の入出力インピーダン
スを合わせられるようにされている。すなわち、図1の
ハイブリッド回路10における可変抵抗器7の値は、入
出力端子3に接続された電力線路103のインピーダン
スと等しくなるように調整される。よって送信端子1と
受信端子2との間には第1コイル41、抵抗5および可
変抵抗器7が接続されており、第2コイル42の接地側
と受信端子2との間には第2コイル42、抵抗6および
電力線路103が接続されており、受信端子2からみて
送信端子1への第1回路と第2コイル42の接地側への
第2回路とは対称な回路になっている。送信端子1に与
えられた信号電流が第1コイル41を矢印方向へ流れ
ると、第1コイル41に電磁結合された第2コイル42
にはアース端子側へ矢印の電流が流れる。抵抗5を通
り矢印のように受信端子2に流れ込もうとする電流が
生じるが、第2コイル42に流れる矢印の電流に起因
して、受信端子2から抵抗6を第2コイル42側へ矢印
の電流が流れる。この結果、受信端子2に流れ込もう
とする矢印の電流と抵抗6を流れる矢印の電流とが
相殺される。よって、図1に示すハイブリッド回路10
では、送信機101から送信端子1へ入力される送信信
号が、受信端子2へ流れ込むことはなく、入出力端子3
から電力線路103へと出力される。
【0030】ところで、電力線路103は、元々特性イ
ンピーダンスが不定であることもあり、各周波数ごとの
特性インピーダンスは大きくばらついている。このため
通信信号帯域に含まれるすべての周波数に対して、可変
抵抗器7によって電力線路103のインピーダンスと完
全な整合を得ることは難しい。よって、実際に通信を行
いながら可変抵抗器7の値を変化させ、受信状況が最も
良くなる値に調整することになる。
【0031】この発明に関連して、本願の発明者は、実
際の電力線のインピーダンスを測定したところ、図10
に示すインピーダンス特性が得られた。図10は、実際
の電力線103のインピーダンス特性の測定結果であ
り、横軸には周波数(MHz)、縦軸にはインピーダン
ス(Ω)がとられている。図10に示すように、3つの
測定点1,2,3において電力線103のインピーダン
スを測定したところ、そのインピーダンスは、たかだ
か、数Ω〜高くても1kΩ迄に納まっていることがわか
った。
【0032】よって、この測定結果から、実際にハイブ
リッド回路10を構成した場合において、可変抵抗器7
の可変範囲は0Ω〜∞Ω迄を実現する必要はなく、数Ω
〜高くても1kΩ迄の範囲を実現する構成としておけ
ば、実際上問題とはならない。次に、可変抵抗器7の値
の調整について説明する。図2は、可変抵抗器7の値を
自動調整できる回路を追加したハイブリッド回路10A
を示す回路図である。図2に示す回路において、図1と
同じ構成には同一番号が付されている。
【0033】図2に示すハイブリッド回路10Aの特徴
は、受信機102で受信されて復調された信号の各周波
数別のSINRを計算する回路104およびその計算回
路104の出力に基づいて可変抵抗器7の値を調整する
インピーダンス制御回路105が設けられていることで
ある。ここで、SINRとは、Signal to Interference
plus Noise Ratio のことであり、受信したい信号と干
渉波電力およびノイズ電力との比である。計算回路10
4では、受信機102で復調された受信信号の周波数ご
とに、SINRを計算し、その和を求める。すなわち、
全ての通信周波数におけるSINRを積分する。そして、そ
れをインピーダンス制御回路105へ供給し、可変抵抗
器7の値が調整される。可変抵抗器7の値が調整され、
SINR計算回路104の出力が最大値となったとき
に、可変抵抗器7の値は固定される。
【0034】なお、受信機102の受信状況に応じて、
常に可変抵抗器7の値が微調整され続ける構成であって
もよい。図3は図2とは異なる可変抵抗器7の調整回路
を備えたハイブリッド回路10Bを示す回路図である。
図1に示すハイブリッド回路10において、受信信号が
悪化する主たる原因が、送信端子1から送られる信号が
受信端子2へ干渉電力として回り込むことであると考え
られる場合には、図3に示すように、受信端子2に電力
測定部106を接続し、電力測定部で送信信号と受信信
号とを分離して、送信信号の回り込む電力のみを測定す
る。そしてその測定電力が最小となるようにインピーダ
ンス制御回路105で可変抵抗器7の値を調整してもよ
い。なお、電力測定部106は、受信機102に内蔵さ
れていてもよいし、受信機102とは別構成であっても
よい。
【0035】図3に示す電力測定部106の出力に基づ
いて可変抵抗器7の値を調整するやり方では、回路を簡
易にできるという利点がある。図1〜図3を参照して説
明したハイブリッド回路10,10A,10Bは、いず
れも、第1コイル41と第2コイル42との巻数が等し
く、抵抗5と抵抗6との値が等しくRであるものとして
説明した。しかしながら、電磁結合された第1コイル4
1と第2コイル42とは、必ずしも巻数比が1対1であ
る必要はない。要は、受信端子2から送信端子1および
アース端子を見たときの第1回路と第2回路との比率が
同じであればよい。すなわち、第1コイル41と第2コ
イル42との巻数比が1:Nのとき、抵抗5と抵抗6と
の値の比率は、1R :NR (下付のRは抵抗値の比率で
あることを示す)、となればよい。すなわち、抵抗5と
抵抗6との直列接続に対し、1:Nに内分するインピー
ダンス比の部分に受信端子2が設けられていればよい。
【0036】また、図1〜3を参照して説明したハイブ
リッド回路10,10A,10Bは、それぞれ、送信端
子1、受信端子2および入出力端子3という3つのポー
トに接地電位を基準とした不平衡信号が与えられる際に
使用される回路を取り上げた。次に、平衡信号を用いる
場合のハイブリッド回路の構成を説明する。図4は、平
衡信号を用いる場合のこの発明に係るハイブリッド回路
100の回路図である。図4に示す回路100は、図1
で説明した回路10を、接地電位に対して折り返した構
成になっている。
【0037】すなわち、図4において、中央に横方向に
延びる1点鎖線の上部の回路は、図1に示す回路10と
同様であり、1点鎖線の下部の回路は、上部の回路が1
点鎖線に対して線対称に折り返された構成をしている。
この回路100において、1は送信端子、2は受信端
子、3は入出力端子であり、それぞれ一対備えられてい
る。そして、一方(上方)の送信端子1と一方(上方)
の受信端子2との間は、第1コイル41と抵抗5の直列
接続を有する第1回路で接続され、接続点50と一方
(上方)の受信端子2との間は第2コイル42と抵抗6
の直列接続を有する第2回路で接続されている。また、
他方(下方)の送信端子1と他方(下方)の受信端子2
との間は、第1コイル4と抵抗5の直列接続を有する第
3回路で接続され、接続点50と他方(下方)の受信端
子2との間は第2コイル42と抵抗6の直列接続を有す
る第4回路で接続されている。そして、第1回路および
第3回路における第1コイル41と抵抗5との接続点同
士が可変抵抗器71,72の直列接続で接続されてい
る。
【0038】この回路の動作は、図1で説明したハイブ
リッド回路10の動作と全く同じであり、直列接続され
た可変抵抗器71,72の値が入出力端子3に接続され
る電力線路のインピーダンスと等しくされることによ
り、送信端子1から送られる送信信号が受信端子2へ干
渉電力として流れ込むことはない。図5は、SINR計
算回路104およびインピーダンス制御回路105を追
加した平衡信号用のハイブリッド回路100Aを示して
いる。図5の回路では、図4において直列接続されてい
た可変抵抗器71,72が1つの可変抵抗器7としてま
とめられた回路になっている。
【0039】このハイブリッド回路100Aでも、受信
機102により復調された受信信号の各周波数別のSI
NRが計算回路104で計算され、すべての通信周波数
におけるSNIRを積分してそれが最も大きくなるよう
に、インピーダンス制御回路105により可変抵抗器7
の値が制御される。図6は、平衡信号用のハイブリッド
回路100Bの効果確認実験を行った際の回路図を示
し、図7はその実験結果を示すグラフである。
【0040】図6に示す回路は、ハイブリッド回路10
0Bの入出力端子3に模擬電力線路として可変抵抗RL
を接続し、信号源107から信号を送信して電力測定器
108で受信端子2の電力を測定するものである。図7
のグラフで、線Aは可変抵抗器7を最適な値に調整した
場合であり、線Bは可変抵抗器7の値を2Rに固定した
場合の実験結果である。可変抵抗器7の値を2Rに固定
した場合は、電力線路のインピーダンスRLが200Ω
の時にだけ良好なアイソレーションが得られただけであ
るのに対し、可変抵抗器7を最適な値に調整した時に
は、電力線路のインピーダンスRLが変化しても常に良
好なアイソレーションが得られたことがわかる。
【0041】なおこの実験は、一例として、各抵抗R=
100Ω、測定周波数40MHzで行ったものである。
ところで、図7のグラフを別の側面から捉えると、可変
抵抗器7の値を2Rに固定した場合は、電力線のインピ
ーダンスRLが150Ω〜270Ωという120Ωの範
囲では、30dBの送受アイソレーションを確保できる
ことを示している。また、電力線のインピーダンスRL
が変化しても、少なくとも16〜17dBの送受アイソ
レーションが確保できることを示している。
【0042】このことは、送信機や受信機等の機器が要
求するアイソレーションが、たとえば30dBと設定さ
れているならば、図8に示すように、可変抵抗器7の値
を間欠的に切り換えることにより、アイソレーションを
常に30dB以上に保つことが可能であることを意味し
ている。具体的には、この実験例の場合、上述したよう
に、150Ω〜270Ωという120Ωの範囲では、ア
イソレーションが30dB以上を実現できるから、電力
線のインピーダンスRLが0Ω〜1kΩの範囲であるな
ら、(1kΩ−0Ω)/120Ω=9であるから、9個
の抵抗器を順に切り換える回路を用いることにより、図
8の線Cで示す送受アイソレーション特性を実現できる
ことがわかった。
【0043】図9は、上述の考察に基づいて具現化した
この発明の他の実施形態にかかるハイブリッド回路20
の回路図である。図9に示すハイブリッド回路20は、
図1に示すハイブリッド回路10において、可変抵抗器
7の代わりに抵抗切換回路700が備えられている点を
除いて、図1に示すハイブリッド回路と同じ構成であ
る。従って、図1に示す回路と同一部分には、同一番号
を付してここでの説明は省略する。
【0044】図9のハイブリッド回路20では、抵抗切
換回路700の一端が抵抗5と第1コイル41との接続
点に接続され、抵抗切換回路700の他端はアース電位
に接地されている。抵抗切換回路700には、n個(n
は整数、かつ、n≧2)の抵抗R1 ,R2 ,…,R
n と、n個の抵抗R1 〜Rn のいずれかを選択して接続
するための切り換えスイッチSWとが備えられている。
よって切り換えスイッチSWによりn個の抵抗の中のい
ずれかを選択して接続することにより、可変インピーダ
ンス回路としての抵抗切換回路700のインピーダンス
を、入出力端子3に接続される電力線103のインピー
ダンスと所定の条件での整合がとれるように調整するこ
とができる。
【0045】また、確保したい送受アイソレーション
が、たとえば10dBであるならば、図7から明らかな
通り、インピーダンス値を固定したハイブリッド回路に
よっても本発明は実施できる。この場合、インピーダン
ス値としては数Ω〜1kΩの範囲が好ましく、たとえば
51Ωと設定しておくと良い。このインピーダンス値を
固定したハイブリッド回路は、図4,図5,図6の各ハ
イブリッド回路において、可変抵抗器を固定インピーダ
ンス回路に置換することにより実現するのが好ましい。
【0046】図9で説明した可変インピーダンス回路と
しての抵抗切換回路700は、図2に示すハイブリッド
回路10Aの可変抵抗器7と置換可能である。図2の回
路において、可変抵抗器7に代えて抵抗切換回路700
を設けた場合、インピーダンス制御回路105によって
抵抗切換回路700の切り換えスイッチSWが切り換え
られるようにすればよい。同様に、図9で説明した抵抗
切換回路700は、図3に示すハイブリッド回路10B
の可変抵抗器7、図4に示すハイブリッド回路100の
可変抵抗器71,72、図5に示すハイブリッド回路1
00Aの可変抵抗器7、図6に示すハイブリッド回路1
00Bの可変抵抗器7と、それぞれ、置換可能である。
なお、抵抗切換回路700を各ハイブリッド回路に設け
た場合、抵抗切換回路700が有する抵抗の数やその値
は、回路に要求される伝送線路とのインピーダンス整合
条件や、アイソレーション特性により具体的に決定され
ることになる。
【0047】上述の不平衡信号用および平衡信号用の各
実施形態では、可変抵抗器7を有するハイブリッド回路
を取り上げたが、可変抵抗器7に代え、可変インピーダ
ンス回路を用いてもよい。すなわち、抵抗ではなく、任
意のインピーダンスを用い、その任意のインピーダンス
が可変可能な可変インピーダンス回路により、この発明
に係るハイブリッド回路を得ることができる。また、上
述の実施形態において抵抗切換回路700が採用された
ハイブリッド回路では、抵抗切換回路をインピーダンス
切換回路としてもよい。すなわち、n個の抵抗ではな
く、n個の任意インピーダンスを切り換えできるハイブ
リッド回路としてもよい。
【0048】この発明は、特許請求の範囲のいずれかの
請求項記載の回路構成要素を含んでいればよく、必要に
応じて回路素子が追加されてもよい。その他この発明
は、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能であ
り、上述の実施形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るハイブリッド
回路10の回路図である。
【図2】可変抵抗器7の値を自動調整できる回路を追加
したハイブリッド回路10Aを示す回路図である。
【図3】可変抵抗器7の調整回路を備えた他のハイブリ
ッド回路10Bの構成を示す回路図である。
【図4】平衡信号を用いる場合のハイブリッド回路10
0の回路図である。
【図5】SINR計算回路およびインピーダンス制御回
路を追加した平衡信号用のハイブリッド回路100Aの
回路図である。
【図6】平衡信号用のハイブリッド回路100Bの効果
確認実験を行った際の回路図である。
【図7】図6に示す回路の実験結果を示すグラフであ
る。
【図8】切り換え式インピーダンス回路を用いたときの
電力線路のインピーダンスRLと送受アイソレーション
との関係を示すグラフである。
【図9】この発明の他の実施形態にかかるハイブリッド
回路の回路図である。
【図10】実際の電力線路のインピーダンス特性の測定
結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 送信回路 2 受信端子 3 入出力端子 5,6 抵抗 7 可変抵抗器 10,10A,10B,20,100,100A,10
0B ハイブリッド回路 41,42 コイル 101 送信機 102 受信機 103 電力線路 104 計算回路 105 インピーダンス制御回路 106 電力測定部
フロントページの続き (72)発明者 安部 保範 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 桑原 昌史 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 篠田 雪久 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 Fターム(参考) 5K046 AA03 BA03 BB05 CC01 CC21 PS06 PS15 PS24

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信機が接続される送信端子と、受信機が
    接続される受信端子と、伝送線路が接続される入出力端
    子とを結合するためのハイブリッド回路であって、 電磁結合された第1コイルおよび第2コイルを有し、 第1コイルを介して送信端子と受信端子とを接続する第
    1回路が形成され、 第2コイルを介してアース電位と受信端子とを接続する
    第2回路が形成され、 第2回路には、伝送線路が接続される入出力端子が設け
    られており、 第1回路には、入出力端子に接続される伝送線路のイン
    ピーダンスと所定の条件での整合がとれるように調整で
    きる可変インピーダンス回路が接続されていることを特
    徴とするハイブリッド回路。
  2. 【請求項2】前記第1回路は第1コイルと受信端子との
    間に第1コイルの巻数に応じた第1インピーダンスを有
    し、 前記第2回路は第2コイルと受信端子との間に第2コイ
    ルの巻数に応じた第2インピーダンスを有し、 第2コイルと第2インピーダンスとの間には前記入出力
    端子が設けられ、 第1コイルと第1インピーダンスとの間には前記可変イ
    ンピーダンス回路の一端が接続され、その他端は接地電
    位に接続されていることを特徴とする、請求項1記載の
    ハイブリッド回路。
  3. 【請求項3】前記可変インピーダンス回路は、入出力端
    子に接続される伝送線路が電力線である場合、数Ω〜1
    kΩの範囲で調整可能であることを特徴とする請求項1
    または2記載のハイブリッド回路。
  4. 【請求項4】前記可変インピーダンス回路は、インピー
    ダンス値を連続的に変化させることができることを特徴
    とする、請求項1〜3のいずれかに記載のハイブリッド
    回路。
  5. 【請求項5】前記可変インピーダンス回路は、インピー
    ダンス値を予め定める複数の値のいずれかに切り換える
    ことができることを特徴とする、請求項1〜3のいずれ
    かに記載のハイブリッド回路。
  6. 【請求項6】前記受信端子に接続され、受信端子で受信
    される信号の各周波数毎のSINR(Signal to Interf
    erence plus Noise Ratio)を計算する手段と、 各周波数毎のSINRの和が最大になるように前記可変
    インピーダンス回路の値を調整する手段とをさらに含む
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のハ
    イブリッド回路。
  7. 【請求項7】前記受信端子に接続され、受信端子に流れ
    込む送信信号の電力を測定する手段と、 測定手段で測定される送信信号の電力が最小となるよう
    に前記可変インピーダンス回路の値を調整する手段とを
    さらに含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか
    に記載のハイブリッド回路。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載のハイブリ
    ッド回路を有する不平衡信号用の電力線搬送用モデム。
  9. 【請求項9】送信機が接続される一対の送信端子と、受
    信機が接続される一対の受信端子と、伝送線路が接続さ
    れる一対の入出力端子とを結合するためのハイブリッド
    回路であって、 電磁結合された第1コイルおよび第2コイルを有し、第
    1コイルを介して一方の送信端子と一方の受信端子とを
    接続する第1回路が形成され、第2コイルを介して共通
    端子と前記一方の受信端子とを接続する第2回路が形成
    されており、 電磁結合された第3コイルおよび第4コイルを有し、第
    3コイルを介して他方の送信端子と他方の受信端子とを
    接続する第3回路が形成され、第4コイルを介して前記
    共通端子と前記他方の受信端子とを接続する第4回路が
    形成され、 第2回路には、伝送線路が接続される一方の入出力端子
    が設けられ、第4回路には、伝送線路が接続される他方
    の入出力端子が設けられており、 第1回路と第3回路とは、インピーダンス回路によって
    接続されていることを特徴とする、ハイブリッド回路。
  10. 【請求項10】前記インピーダンス回路は、一対の入出
    力端子に接続される伝送線路のインピーダンスと所定の
    条件での整合がとれるように調整できることを特徴とす
    る、請求項9記載のハイブリッド回路。
  11. 【請求項11】前記第1回路は第1コイルと一方の受信
    端子との間に第1コイルの巻数に応じた第1インピーダ
    ンスを有し、 前記第2回路は第2コイルと一方の受信端子との間に第
    2コイルの巻数に応じた第2インピーダンスを有し、 前記第2コイルと第2インピーダンスとの間に一方の入
    出力端子が設けられ、 前記第3回路は第3コイルと他方の受信端子との間に第
    3コイルの巻数に応じた第3インピーダンスを有し、 前記第4回路は第4コイルと他方の受信端子との間に第
    4コイルの巻数に応じた第4インピーダンスを有し、 第4コイルと第4インピーダンスとの間に他方の入出力
    端子が設けられ、 第1コイルと第1インピーダンスとの間および第3コイ
    ルと第3インピーダンスとの間が、前記インピーダンス
    回路で接続されていることを特徴とする、請求項9また
    は10記載のハイブリッド回路。
  12. 【請求項12】前記第1回路と第3回路、および、前記
    第2回路と第4回路は、それぞれ、等しい構成であるこ
    とを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに記載のハ
    イブリッド回路。
  13. 【請求項13】前記インピーダンス回路は、入出力端子
    に接続される伝送線路が電力線である場合、数Ω〜1k
    Ωの範囲で調整可能であることを特徴とする請求項10
    〜13のいずれかに記載のハイブリッド回路。
  14. 【請求項14】前記可変インピーダンス回路は、インピ
    ーダンス値を連続的に変化させることができることを特
    徴とする、請求項10〜13のいずれかに記載のハイブ
    リッド回路。
  15. 【請求項15】前記可変インピーダンス回路は、インピ
    ーダンス値を予め定める複数の値のいずれかに切り換え
    ることができることを特徴とする、請求項10〜13の
    いずれかに記載のハイブリッド回路。
  16. 【請求項16】前記一対の受信端子に接続され、一対の
    受信端子で受信される信号の各周波数毎のSINR(Si
    gnal to Interference plus Noise Ratio)を計算する手
    段と、 各周波数毎のSINRの和が最大になるように前記可変
    インピーダンス回路の値を調整する手段とをさらに含む
    ことを特徴とする、請求項10〜15のいずれかに記載
    のハイブリッド回路。
  17. 【請求項17】前記一対の受信端子に接続され、一対の
    受信端子に流れ込む送信信号の電力を測定する手段と、 測定手段で測定される送信信号の電力が最小となるよう
    に前記可変インピーダンス回路の値を調整する手段とを
    さらに含むことを特徴とする、請求項10〜15のいず
    れかに記載のハイブリッド回路。
  18. 【請求項18】請求項9〜17のいずれかに記載のハイ
    ブリッド回路を有する平衡信号用の電力線搬送用モデ
    ム。
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