JP2003174155A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003174155A JP2001371744A JP2001371744A JP2003174155A JP 2003174155 A JP2003174155 A JP 2003174155A JP 2001371744 A JP2001371744 A JP 2001371744A JP 2001371744 A JP2001371744 A JP 2001371744A JP 2003174155 A JP2003174155 A JP 2003174155A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量、薄型でかつ撮像特性に優れた撮像装置
を提供する。 【解決手段】 本発明に係る撮像装置10は、半導体基
板12の主面13上に2次元状に配列形成された光電変
換部14を有する固体撮像素子11と、固体撮像素子1
1上に設けられており、所定間隙をおいて2次元状に配
列形成された透光性を有する材料からなる導光部22及
び該導光部22の間に設けられた吸光部23を有する導
光膜21と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に関し、よ
り詳細には指紋などのように測定対象物の表面に存在す
る凹凸パターンを検出するのに好適な撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる撮像装置として、例えば特開平7
−174947号公報(以下、文献1という)には、複
数の光ファイバを一体化してなるファイバ光学プレート
と、CCD(電荷結合素子)イメージセンサなどの固体
撮像素子とを接合してなる指紋検出装置が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た文献1に開示の撮像装置では、固体撮像素子にファイ
バ光学プレートを接合して構成されていたため、装置全
体としての重量が重たく、また薄型化も十分でなかっ
た。
【0004】そこで本発明は、軽量、薄型でかつ撮像特
性に優れた撮像装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、半導体基板の主面上に2次元状に配列形成された光
電変換部を有する固体撮像素子と、固体撮像素子上に設
けられており、所定間隙をおいて2次元状に配列形成さ
れた透光性を有する材料からなる導光部及び該導光部の
間に設けられた吸光部を有する導光膜と、を備える。
【0006】この撮像装置では、導光膜に入射した光
は、導光部に案内され固体撮像素子の光電変換部に受光
される。このように、ファイバ光学プレートと比べて非
常に薄い導光膜により、指向性を持って固体撮像素子に
光を案内して受光させることができるため、良好な画像
が得られると共に、撮像装置の軽量化、薄型化が図られ
る。
【0007】本発明に係る撮像装置では、導光膜の導光
部の光軸は、固体撮像素子の主面と平行でなく且つ垂直
でない所定の角度で傾斜していてもよい。このように導
光部の光軸を傾斜させることで、空気中から導光部に直
接入射する光の影響を低減することができる。
【0008】また本発明に係る撮像装置では、導光膜の
導光部は、固体撮像素子の光電変換部に対応して設けら
れていてもよい。このようにすれば、導光部に案内され
た光がそれぞれ光電変換部に受光される。
【0009】また本発明に係る撮像装置では、固体撮像
素子と導光膜との間にはマイクロレンズが設けられてい
てもよい。このようにすれば、導光部に案内されて固体
撮像素子に受光される光の利用効率が高まり、よりコン
トラストの高い良好な画像を得ることが可能となる。
【0010】また本発明に係る撮像装置では、導光膜の
厚みは1μm〜100μmであると好ましい。このよう
にすれば、導光膜の厚みは非常に薄く、撮像装置の軽量
化、薄型化がより一層図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明に係る撮像装置の好適な実施形態について説明す
る。なお、図面において同一の要素には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。
【0012】(第1実施形態)図1は、第1実施形態に
係る撮像装置としての指紋検出装置の構成を示す図であ
る。図1に示すように、指紋検出装置10は、固体撮像
素子11と導光膜21とを備えている。
【0013】固体撮像素子11は、半導体基板の主面上
に2次元状に配列形成された光電変換部を有している。
かかる固体撮像素子としては、CCDイメージセンサや
CMOSイメージセンサなどが挙げられる。本実施形態
では、固体撮像素子としてインターライン転送方式CC
Dイメージセンサ(ITCCD)について説明する。
【0014】固体撮像素子11としてのITCCDで
は、半導体基板12の主面13上に光電変換部14が2
次元状に配列形成されている。光電変換部14それぞれ
の間には、該光電変換部14に蓄積された信号電荷を垂
直方向及び水平方向に転送する垂直CCD15及び水平
CCD(図示しない)が形成されており、その上部には
遮光膜16が設けられている。これにより、遮光膜16
の間を通り光電変換部14で受光された光は、光電変換
されて信号電荷として蓄積される。そして、この信号電
荷が垂直CCD15及び水平CCD(図示しない)によ
り転送され、図示しない出力部から画像処理系に向けて
出力される。
【0015】この固体撮像素子11では、遮光膜16の
上に保護膜17が設けられている。そして、この保護膜
17や光電変換部14の上から半導体基板12の主面1
3の全面に、透明樹脂により平坦化層18が形成されて
いる。
【0016】導光膜21は、固体撮像素子11の平坦化
層18上に設けられている。この導光膜21は、所定間
隙をおいて2次元状に配列形成された導光部22と導光
部22同士の隙間を埋めるように設けられた吸光部23
とを有している。導光膜21の厚みは1μm〜100μ
m程度であり、互いに略平行な光入射面24と光出射面
25とを有している。
【0017】導光部22は、透光性を有する材料から形
成されている。ここで、「透光性」とは、可視光及び近
赤外光領域における透光性を意味する。かかる透光性を
有する材料としては、例えばアクリル酸エステル系ポリ
マー等の樹脂、ホウ素リン・シリケートガラス(BPS
G)等のガラスが挙げられる。この導光部22の屈折率
は1.46〜1.58程度が好ましい。一方、吸光部2
3は、光を吸収する部材、例えば黒色フィルタなどから
形成されている。この黒色フィルタは、例えば黒色に染
色されたゼラチン薄膜、黒色のポリイミドなどから形成
することができる。この吸光部23は、導光部22に入
射した光が導光部22の外部へ進行すると光を吸収し、
隣接する導光部22への導光を抑制する。なお、吸光部
23の可視光領域における透過率は、0.1%以下であ
ると好ましい。
【0018】ここで、導光部22の光軸と固体撮像素子
11の主面13とのなす傾斜角θ1は、主面13と平行
でなく垂直でない所定の角度θ1を有すると好ましい。
より好ましくは、傾斜角θ1は、空気中から導光部22
に入射した光が、直接固体撮像素子11の光電変換部1
4に受光されないような角度に設定されていると好まし
い。例えば、導光部22の屈折率が1.5のときは、傾
斜角θ1を48.1°以下の角度に設定すると好まし
い。このようにすれば、空気中から導光部22へ入射し
た光が導光膜21の光出射面25から出射されることな
く、光入斜面24に接触した物を通じて導光部22へ入
射された光のみが光出射面25から出射されることとな
り、不要な光による影響を抑えて撮像特性の向上が図ら
れる。
【0019】この指紋検出装置10では、導光膜21の
導光部22は固体撮像素子11の光電変換部14と対応
するように設けられており、導光部22のピッチと光電
変換部14のピッチは3μm〜25μmで一致してい
る。ただし、必ずしも一致の必要はない。
【0020】次に、上記した構成の指紋検出装置10の
製造方法の一例について説明する。
【0021】まず図2(a)に示すように、固体撮像素
子11を準備する。固体撮像素子11の主面13が平坦
化されていないときは、透明樹脂材料により平坦化を行
う。次に、図2(b)に示すように、無色のゼラチンを
用いてゼラチン薄膜31を固体撮像素子11の平坦化層
18上に形成する。ゼラチン薄膜31の厚みは、1μm
〜100μm程度が好ましい。
【0022】次に、図3(a)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術を用いてゼラチン薄膜31のパターニン
グを行い、導光部22を形成すべき部分のゼラチン薄膜
31を所望の傾斜角θ1で除去する。そして、図3
(b)に示すように、残存するゼラチン薄膜31を酸性
染料を用いて黒色に染色し、吸光部23を形成する。こ
のとき、酸性染料のpHを調節して染色の度合いを調整
する。
【0023】その後、図3(b)に示す吸光部23の間
にアクリル酸エステル系ポリマーなどの透明樹脂を埋め
込み、導光部22を形成する。このようにして、図1に
示すように、固体撮像素子11の上に導光部22と吸光
部23とを有する導光膜21が形成された指紋検出装置
10の製造を終了する。
【0024】なお、予め黒色のレジストを用いて固体撮
像素子11の平坦化層13上に黒色のレジスト膜を形成
し、これをパターニングすることで吸光部23を形成す
るようにしてもよい。
【0025】次に、本実施形態に係る指紋検出装置10
の作用及び効果について説明する。
【0026】本実施形態に係る指紋検出装置10では、
導光膜21に入射した光は、導光部22に案内され固体
撮像素子11の光電変換部14に受光される。このよう
に、ファイバ光学プレートと比べて非常に薄い導光膜2
1により、指向性を持って固体撮像素子11に光を案内
して受光させることができる。これにより、良好な画像
が得られると共に、装置の軽量化、薄型化を図ることが
可能となる。
【0027】また、本実施形態に係る指紋検出装置10
では、高価なファイバ光学プレートを使用することがな
いため、製造コストの抑制を図ることが可能となる。
【0028】また、本実施形態に係る指紋検出装置10
では、固体撮像素子11と導光膜21とを一体化して製
造することができるため、接着工程が省け製造作業の効
率化が図られると共に、指紋検出装置10の取り扱いが
容易になる。
【0029】(第2実施形態)次に、第2実施形態に係
る撮像装置としての指紋検出装置について説明する。な
お、第1実施形態に係る指紋検出装置と同一の要素には
同一の符号を附し、重複する説明を省略する。
【0030】図4は、第2実施形態に係る撮像装置とし
ての指紋検出装置の構成を示す図である。図4に示すよ
うに、指紋検出装置10は、固体撮像素子11と導光膜
41とを備えている。固体撮像素子11は、第1実施形
態において説明したものと同じ構成のものであり、説明
を省略する。
【0031】導光膜41は、固体撮像素子11の平坦化
層18上に設けられている。この導光膜41は、所定間
隙をおいて2次元状に配列形成された導光部42と導光
部42同士の隙間を埋めるように設けられた吸光部43
とを有している。導光膜41の厚みは1μm〜100μ
m程度であり、互いに略平行な光入射面44と光出射面
45とを有している。
【0032】導光部42は、透光性を有する材料から形
成されている。ここで、「透光性」とは、可視光及び赤
外光領域における透光性を意味する。かかる透光性を有
する材料としては、例えばアクリル酸エステル系ポリマ
ー等の樹脂、ホウ素リン・シリケートガラス(BPS
G)等のガラスが挙げられる。この導光部42の屈折率
は1.46〜1.58程度が好ましい。一方、吸光部4
3は、吸光体46と透光体47とが交互に積層されて形
成されている。吸光体43は、光を吸収する部材、例え
ば黒色フィルタなどから形成されている。この黒色フィ
ルタは、例えば黒色に染色されたゼラチン薄膜、黒色の
ポリイミドなどから形成することができる。透光体47
は、導光部42と同じ透光性を有する樹脂から形成する
ことができる。
【0033】この吸光部43は、導光部42に入射した
光が導光部42の外部へ進行すると光を吸収し、隣接す
る導光部42への導光を抑制する。なお、吸光部43の
吸光体46の可視光領域における透過率は、0.1%以
下であると好ましい。
【0034】ここで、導光部42の光軸と固体撮像素子
11の主面13とのなす傾斜角θ1は、主面13と平行
でなく垂直でない所定の角度θ1を有すると好ましい。
より好ましくは、傾斜角θ1は、空気中から導光部42
に入射した光が、直接固体撮像素子11の光電変換部1
4に受光されないような角度に設定されていると好まし
い。例えば、導光部42の屈折率が1.5のときは、傾
斜角θ1を48.1°以下の角度に設定すると好まし
い。このようにすれば、空気中から導光部42へ入射し
た光が導光膜42の光出射面45から出射されることな
く、光入射面44に接触した物を通じて導光部42へ入
射された光のみが光出射面45から出射されることとな
り、不要な光による影響を抑えて撮像特性の向上が図ら
れる。
【0035】この指紋検出装置10では、導光膜41の
導光部42は固体撮像素子11の光電変換部14と対応
するように設けられており、導光部42のピッチと光電
変換部24のピッチは3μm〜25μmで一致してい
る。ただし、必ずしも一致の必要はない。
【0036】次に、上記した構成の指紋検出装置10の
製造方法の一例について説明する。
【0037】まず図5(a)に示すように、固体撮像素
子11を準備する。固体撮像素子11の主面が平坦化さ
れていないときは、透明樹脂材料により平坦化を行う。
次に、図5(b)に示すように、予め黒色のレジストを
用いて固体撮像素子11の平坦化層18上に黒色のレジ
スト膜51を形成する。レジスト膜51の厚みは、1μ
m〜30μm程度が好ましい。
【0038】次に、図5(c)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術を用いてレジスト膜51のパターニング
を行い、導光部42を形成すべき部分のレジスト膜51
を除去し、下段の吸光体46を形成する。次に、図6
(a)に示すように、吸光体46の上から平坦化層18
の全面にアクリル酸エステル系ポリマーなどの透明樹脂
を塗布する。透明樹脂52の厚みは、平坦化層18上面
から1μm〜50μm程度が好ましい。
【0039】さらに、図6(b)に示すように、塗布さ
れた透明樹脂52の上に予め黒色のレジストを用いてレ
ジスト膜53を形成する。このレジスト膜53の厚み
は、1μm〜30μm程度が好ましい。そして、図7
(a)に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて
レジスト膜53のパターニングを行い、導光部42を形
成すべき部分のレジスト膜53を除去して上段の吸光体
46を形成する。このとき、上段の吸光体46は、下段
の吸光体46と比べて所定量だけ位相をずらして形成す
る。位相のずれ量は、後述する導光部42と半導体基板
12の主面13とのなす角度が、所定の傾斜角θ1とな
るように設定する。
【0040】最後に、上段の吸光体46の上から全面に
アクリル酸エステル系ポリマーなどの透明樹脂54を塗
布する。このようにして、導光部42と吸光部43とを
有する導光膜41が固体撮像素子11の上に形成された
指紋検出装置10の製造を終了する。
【0041】なお、第1実施形態と同様に無色のゼラチ
ンを用いてゼラチン薄膜を形成し、これをパターニング
して除去した後、黒色に染色することで吸光体46を形
成するようにしてもよい。
【0042】次に、本実施形態に係る指紋検出装置10
の作用及び効果について説明する。
【0043】本実施形態に係る指紋検出装置10では、
導光膜41に入射した光は、導光部42に案内され固体
撮像素子11の光電変換部14に受光される。このよう
に、ファイバ光学プレートと比べて非常に薄い導光膜4
1により、指向性を持って固体撮像素子11に光を案内
して受光させることができる。これにより、良好な画像
が得られると共に、装置の軽量化、薄型化を図ることが
可能となる。
【0044】特に、本実施形態に係る指紋検出装置10
では、複数の層を積み上げて形成することで導光部42
が長く形成されているため、その分、導光膜41の光出
射面45から出射される光の指向性が高められ、より鮮
明な画像を得ることが可能となる。
【0045】また、本実施形態に係る指紋検出装置10
では、高価なファイバ光学プレートを使用することがな
いため、製造コストの抑制を図ることが可能となる。
【0046】また、本実施形態に係る指紋検出装置10
では、固体撮像素子11と導光膜41とを一体化して製
造することができるため、製造作業の効率化が図られる
と共に、指紋検出装置10の取り扱いが容易になる。
【0047】なお、本実施形態に係る指紋検出装置10
では、吸光部43の吸光体46の積層段数は2段に限ら
れず、3段以上積層してもよい。このようにすれば、導
光部42をより長く形成することができるため、その
分、導光膜41の光出射面45から出射される光の指向
性が高められ、より鮮明な画像を得ることが可能とな
る。
【0048】(第3実施形態)次に、第3実施形態に係
る撮像装置としての指紋検出装置について説明する。な
お、第1実施形態に係る指紋検出装置と同一の要素には
同一の符号を附し、重複する説明を省略する。
【0049】図8は、第3実施形態に係る撮像装置とし
ての指紋検出装置の構成を示す図である。図8に示すよ
うに、指紋検出装置10は、固体撮像素子11と導光膜
21と、これら固体撮像素子11と導光膜21との間に
設けられたマイクロレンズ61とを備えている。固体撮
像素子11及び導光膜21は、第1実施形態において説
明したものと同じ構成のものであり、説明を省略する。
【0050】マイクロレンズ61は、固体撮像素子11
の平坦化層18の上に設けられている。マイクロレンズ
61のピッチと光電変換部14のピッチは、3μm〜2
5μmで一致している。マイクロレンズ61上には、透
明樹脂により平坦化層62が形成されている。そして、
この平坦化層62の上に、導光膜21が形成されてい
る。なお、導光膜21は第2実施形態で説明した構成を
用いてもよい。
【0051】本実施形態に係る指紋検出装置10は、第
1実施形態に係る指紋検出装置と同様の作用効果を奏し
得ると共に、特に、マイクロレンズ61を備えること
で、導光膜21の導光部22に案内されて固体撮像素子
11に受光される光の利用効率が高まり、よりコントラ
ストの高い良好な画像を得ることが可能となる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、軽量、薄型でかつ撮像
特性に優れた撮像装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る撮像装置としての指紋検出
装置の構成を示す図である。
【図2】第1実施形態に係る指紋検出装置の製造工程を
示す図である。
【図3】第1実施形態に係る指紋検出装置の製造工程を
示す図である。
【図4】第2実施形態に係る撮像装置としての指紋検出
装置の構成を示す図である。
【図5】第2実施形態に係る指紋検出装置の製造工程を
示す図である。
【図6】第2実施形態に係る指紋検出装置の製造工程を
示す図である。
【図7】第2実施形態に係る指紋検出装置の製造工程を
示す図である。
【図8】第3実施形態に係る撮像装置としての指紋検出
装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
10…指紋検出装置、11…固体撮像素子、12…半導
体基板、13…主面、14…光電変換部、21…導光
膜、22…導光部、23…吸光部、41…導光膜、42
…導光部、43…吸光部、46…吸光体、47…透光
体、61…マイクロレンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA01 AA10 AB01 BA13 BA14 FA06 GD04 GD07 GD11 5B047 AA25 AB02 BA02 BB04 BC01 BC04 5C024 AX01 CY47 CY48 CY49 EX42 EX54 EX55 GX02 GZ34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主面上に2次元状に配列形
    成された光電変換部を有する固体撮像素子と、 前記固体撮像素子上に設けられており、所定間隙をおい
    て2次元状に配列形成された透光性を有する材料からな
    る導光部及び該導光部の間に設けられた吸光部を有する
    導光膜と、を備える撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記導光膜の前記導光部の光軸は、前記
    固体撮像素子の前記主面と平行でなく且つ垂直でない所
    定の角度で傾斜している請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記導光膜の前記導光部は、前記固体撮
    像素子の前記光電変換部に対応して設けられている請求
    項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記固体撮像素子と前記導光膜との間に
    はマイクロレンズが設けられている請求項1に記載の撮
    像装置。
  5. 【請求項5】 前記導光膜の厚みは1μm〜100μm
    である請求項1に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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