JP2003173407A - 商品製造受付方法、装置及び媒体 - Google Patents

商品製造受付方法、装置及び媒体

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JP2003173407A
JP2003173407A JP2001371053A JP2001371053A JP2003173407A JP 2003173407 A JP2003173407 A JP 2003173407A JP 2001371053 A JP2001371053 A JP 2001371053A JP 2001371053 A JP2001371053 A JP 2001371053A JP 2003173407 A JP2003173407 A JP 2003173407A
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terminal device
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JP2001371053A
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Yasuo Osawa
靖雄 大澤
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の製造を希望するユーザに対して、煩雑
な操作や特殊な知識を要することなく、安心かつ簡便に
インターネット等の通信回線を介してホームページなど
により第三者に商品を提示して製造要求を受け付ける。 【解決手段】 タイヤの製造者はホームページを活用
し、既存製品のサイドデザインの一部のみを特定デザイ
ンのタイヤを提示し、購入希望者を募り、製造者は予め
指定した生産本数を受注した後、サイドモールドの製作
とこれを用いたタイヤ製造を行うい、製造者は製造者の
指定する販売店リスト中からユーザの選択した販売店に
タイヤを配送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品製造受付方
法、装置及び媒体にかかり、特に、インターネット等の
通信回線を介してホームページなどにより第三者に商品
を提示して製造要求を受け付ける商品製造受付方法、装
置及び媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気入りタイヤなどのタイヤを、
ユーザ(顧客)が購入を希望するとき、店頭やカタログ
でその規格や性能を検討して、判断している。ところ
が、タイヤは、製造者が予め定めたサイズ、パターン、
サイドデザインを採用しているのみであり、このように
既存の選択肢のタイヤをユーザに提供することしかでき
ない。
【0003】タイヤの形状、構造、パターン、材料はそ
の性能を発揮させるために重要な構成要素であり、法規
に基づいた安全性を維持する上で製造者以外が変更する
ことは困難である。また、タイヤのサイドデザインは製
品として必要なサイズ、規格を満たすための表示領域が
設けられている。この表示領域への表示は製造側の責任
下でなされるが、表示領域以外の領域は、特別な規定は
ない。このため、タイヤ性能に対し影響が小さく、既製
品に対してデザイン変更できる自由度を考慮して、サイ
ドデザインの装飾についての技術が提案されている(特
開2001−191745号公報参照)。この技術で
は、サイドウォール部の凹凸を有させずに装飾性を有す
る縦リッジを備える構成が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数ユ
ーザが同じようにサイドデザインのみを変更し、性能は
既存のタイヤと同じタイヤの購入を希望しても、ユーザ
は製造者に希望を伝えることは難しく、また製造者は個
々の購入希望を知ることが困難である。
【0005】また、製造者は独自にサイドデザインを変
更したタイヤを少量生産することは可能であるが、どの
ようなサイドデザインに対して需要があるか予測できな
いため、販売量を決定することができず、製造すること
が難しい。また、製造したとしても、在庫を有する可能
性が高く、余分な物流コストを必要する場合もある。ま
た、タイヤ製造者の系列販売店はこの製造者の作るタイ
ヤのみを販売しているので、ユーザの広いニーズに応え
ることが難しい。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、商品の製
造を希望するユーザに対して、煩雑な操作や特殊な知識
を要することなく、安心かつ簡便にインターネット等の
通信回線を介してホームページなどにより第三者に商品
を提示して製造要求を受け付ける商品製造受付方法、装
置及び媒体を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】近年、情報通信インフラ
の発展に伴って、パーソナルコンピュータ(PC)を情
報端末としてネットワークに参加して、各種情報を発信
したり、入手したりすることが可能になってきている。
最近では、平易に利用可能になったネットワークとし
て、インターネットが知られており、通信装置を含むP
Cを用意するのみで手軽に情報授受が可能すなわち双方
向性情報授受が可能になった。このネットワークの利点
を用い、ホームページを開設して情報授受を目的とした
多数のサイトが出現している。例えば、商品やサービス
の注文及び決済を行う所謂通信ショッピングに相当する
ショッピングサイトや、利用者間で商品売買のための情
報を提供する情報サイトなどが代表的である。
【0008】そこで、本発明では、ユーザからの要求に
よるサイドデザインを不特定多数のユーザからインター
ネットなどの通信回線を利用して集めて、製造、そして
販売や配送までの過程を可能とするものである。
【0009】すなわち、上記目的を達成するために本発
明は、商品に関する提示情報を通信回線に接続された外
部端末装置へ提示可能に記憶すると共に、前記外部端末
装置により前記商品に所定情報を付与して製造する要求
を通信回線を介して受け付ける商品製造受付方法であっ
て、サーバが、前記商品に設けられるべき基本パターン
を予め記憶し、前記基本パターンに追加する特徴パター
ンを追加して商品の作成を希望することを表す作成要求
を、通信回線を介して前記外部端末装置の少なくとも1
つの特定端末装置から受け取り、受け取った作成要求に
基づいて、前記基本パターンに前記特徴パターンを追加
した新規パターンを生成し、前記新規パターンを、通信
回線に接続された外部端末装置へ提示可能に記憶し、前
記特定端末装置を含む外部端末装置から前記新規パター
ンによる商品の作成要求を所定数受け取るまで、前記新
規パターンの商品の製造要求を受け付けることを特徴と
する。
【0010】本発明の商品製造受付方法は、インターネ
ット等の通信回線に接続された一般の利用者などの外部
端末装置によって参照することが可能な商品に関する提
示情報を、提示可能に記憶したサーバにおいて、商品に
所定情報を付与して製造する要求を通信回線を介して受
け付けるものである。先ず、商品に設けられるべき基本
パターンを予め記憶しておく。この基本パターンに追加
する特徴パターンを追加して商品の作成を希望すること
を表す作成要求を、通信回線を介して外部端末装置の少
なくとも1つの特定端末装置から受け取る。すなわち、
商品の基本パターンにユーザが追加を希望する特徴パタ
ーンの要求を受け付ける。受け取った作成要求に基づい
て、基本パターンに特徴パターンを追加した新規パター
ンを生成し、その新規パターンを、通信回線に接続され
た外部端末装置へ提示可能に記憶する。これによって、
特定端末装置から受け付けた特徴パターンが追加された
新規パターンを、他のユーザが参照することが可能にな
る。そして、特定端末装置を含む外部端末装置から新規
パターンによる商品の作成要求を所定数受け取るまで、
新規パターンの商品の製造要求を受け付ける。これによ
って、ユーザから要求された特徴パターンを含む新規パ
ターンを購入したい、という要求を複数のユーザから受
け取ることができる。
【0011】前記商品としてはタイヤを採用でき、前記
基本パターンはタイヤのサイド領域に設けられる製造者
側で設定したパターンを採用することができる。タイヤ
は加硫工程を含み、製造工程は複雑である。従って、自
由なパターンを付加することについては制限がある。そ
こで、製造者側で設定したパターンを基本パターンとし
て少なくとも含むようにすることで、タイヤの製造者側
責務を果たすことが可能となる。
【0012】前記提示情報は、ホームページ情報を採用
することができる。インターネット等の通信回線に接続
された一般の利用者などの外部端末装置によって参照す
ることが可能なものとしては、ホームページがあり、ホ
ームページに掲載することで、広くユーザに認知させる
ことが可能となる。
【0013】前記特徴パターンを追加する位置は、前記
商品の性能に影響されない位置を採用することが好まし
い。
【0014】例えば、商品としてタイヤを採用した場
合、製造時、タイヤ加硫用のモールドは、パターンを刻
印するトレッド部分(トップモールド)と、サイド部形
状とサイド刻印(ブランド、サイズの表示等)のサイド
部分(サイドモールド)と、タイヤビード部の形状を決
めるビードリングより構成される場合がほとんどであ
る。トレッドパターン、サイド形状、ビード形状は、タ
イヤ性能を決める要素であるので、消費者の要求どおり
(形状、パターン)の商品を市場に送ることは、メーカ
として安全上などの面の責務を放棄したも同然であり、
実質的に行う事は不可能である。ところが、サイド刻印
のデザインに関しては、「規格上絶対記載が必要な点」
もあるが、その他のサイドウォールのデザインは、故障
を誘発しない限り、制約はない。このため、タイヤデザ
インにおいて、消費者のデザイン的欲求を満たしえる部
分、すなわちデザインを市場に委ねることができるの
は、メーカ生産というの保証・責任上、サイド部分の表
面に設定することが好ましい。
【0015】前記商品の作成要求を所定数受け取った
後、前記商品の製造を開始することを表す応答情報を、
前記作成要求を受け付けた外部端末装置へ向けて出力す
ることができる。
【0016】商品の作成要求を所定数受け取ると、その
商品の製造を開始することが可能になる。そこで、商品
の作成要求を行ったユーザすなわち作成要求を受け付け
た外部端末装置へ向けて商品の製造を開始することを表
す応答情報を出力することで、ユーザは、早期に自己が
行った作成要求に対する実質的な作業へ移行したことを
認知することが可能となる。
【0017】前記商品の作成要求を所定数受け取った
後、前記商品の製造側に帰属する製造側端末装置へ向け
て前記新規パターンによる商品の製造開始を要請するこ
とができる。
【0018】商品の作成要求を所定数受け取ると、その
商品の製造を実際に行う製造業者においても製造作業を
開始することが可能になる。そこで、商品の製造側に帰
属する製造側端末装置へ向けて新規パターンによる商品
の製造開始を要請することで、製造側では受け付けが所
定量受け付けた時点という早期タイミングで商品の実質
的な作業へ移行することが可能となる。
【0019】前記商品はタイヤであり、前記製造側端末
装置から製造開始情報を受け取り、前記製造開始情報を
受け取ったときに前記新規パターンの商品の製造要求を
受け付けを終了することをさらに含むことができる。
【0020】商品の作成要求を所定数受け取ると、その
商品の製造へ実際に移行するが、その商品の受け付けを
継続していると、製造時の数量と注文次の数量に差異が
生じ、ユーザに対して商品を提供できない場合がある。
そこで、製造開始情報を受け取ったときに前記新規パタ
ーンの商品の製造要求を受け付けを終了することで、製
造側では受け付けた数量の商品を確実に製造でき、また
確実にユーザへ提供することができる。
【0021】前記外部端末装置から前記商品の配送場所
情報を受け取り、前記新規パターンの商品を前記商品の
配送場所情報に基づいて配送することをさらに含むこと
ができる。
【0022】商品の作成要求を所定数受け取けてその商
品の製造へ実際に移行した後には、その商品をユーザへ
配送する必要がある。この配送は、ユーザの希望もあ
り、販売店や自宅などの様々な場所になることがある。
そこで、外部端末装置から商品の配送場所情報を受け取
り、新規パターンの商品を商品の配送場所情報に基づい
て例えば、ユーザの指定した位置や場所へ配送すること
で、確実にユーザへ所望の商品を提供することができ
る。
【0023】前記商品製造受付方法は、次の商品製造受
付装置によって容易に実現可能である。詳細には、商品
に関する提示情報を通信回線に接続された外部端末装置
へ提示可能に記憶すると共に、前記外部端末装置により
前記商品に所定情報を付与して製造する要求を通信回線
を介して受け付ける商品製造受付サーバであって、前記
商品に設けられるべき基本パターンを予め記憶する記憶
手段と、前記基本パターンに追加する特徴パターンを追
加して商品の作成を希望することを表す作成要求を、通
信回線を介して前記外部端末装置の少なくとも1つの特
定端末装置から受け取る受取手段と、受け取った作成要
求に基づいて、前記基本パターンに前記特徴パターンを
追加した新規パターンを生成する生成手段と、前記新規
パターンを、通信回線に接続された外部端末装置へ提示
可能に記憶する新規パタン記憶手段と、前記特定端末装
置を含む外部端末装置から前記新規パターンによる商品
の作成要求を所定数受け取るまで、前記新規パターンの
商品の製造要求を受け付ける受付手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0024】また、次の商品製造受付プログラムを記憶
した記憶媒体によって、商品に所定情報を付与して製造
する要求を通信回線を介して受け付ける商品製造受付プ
ログラムを所持、搬送、コンピュータへインストールで
きる。詳細には、商品に関する提示情報を通信回線に接
続された外部端末装置へ提示可能に記憶すると共に、前
記外部端末装置により前記商品に所定情報を付与して製
造する要求を通信回線を介して受け付けるサーバにおい
て実行される商品製造受付プログラムを記憶した記憶媒
体であって、前記商品に設けられるべき基本パターンを
予め記憶させ、前記基本パターンに追加する特徴パター
ンを追加して商品の作成を希望することを表す作成要求
を、通信回線を介して前記外部端末装置の少なくとも1
つの特定端末装置から受け取らせ、受け取った作成要求
に基づいて、前記基本パターンに前記特徴パターンを追
加した新規パターンを生成させ、前記新規パターンを、
通信回線に接続された外部端末装置へ提示可能に記憶さ
せ、前記特定端末装置を含む外部端末装置から前記新規
パターンによる商品の作成要求を所定数受け取るまで、
前記新規パターンの商品の製造要求を受け付けさせるこ
とを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態では、
インターネットなどのネットワークを利用して情報授受
する情報授受システムに本発明を適用したものである。
本実施の形態では、商品としてのタイヤにユーザ独自の
デザインを追加することを希望するユーザ側と、ユーザ
側の希望を取り纏める掲載側と、掲載されたタイヤを製
造・販売等をする製造側と、の間において、ネットワー
ク上で、情報授受を行う場合に本発明を適用したもので
ある。
【0026】図2には、本発明の実施の形態が適用可能
なネットワークシステムの概略構成が示されている。図
2に示したように、ネットワークシステム80は、各々
同一または異なるユーザが操作するタイヤにユーザ独自
のデザインを追加することを希望するユーザ側の複数の
コンピュータ84、及びデザイン追加の要求を受け付け
たり掲載したり製造指示したり販売したりする同一また
は異なる複数のコンピュータ82が、それぞれモデム、
ルータ、TA(ターミナル・アダプタ:Terminal Adapt
er)等の接続装置86を介して、ネットワーク(例え
ば、インターネット)88に接続されて構成されてい
る。複数のコンピュータ82、84は、ネットワーク8
8を介して、相互通信により情報授受が可能である。
【0027】また、以下の説明では、複数のコンピュー
タ82の各々はサーバ・コンピュータとして機能し、複
数のコンピュータ84の各々はクライアント・コンピュ
ータとして機能する。この複数のコンピュータ82のう
ち少なくとも1つのコンピュータ82がユーザ側の要請
による、デザイン追加の要求を受け付けたり掲載したり
するコンピュータ(以下、「掲載コンピュータ」とい
う)81として機能する構成を一例として説明する。ま
た、他のコンピュータ82のうち少なくとも1つのコン
ピュータ82がユーザ側の要請を受けたデザイン追加の
タイヤを製造する製造側に帰属するコンピュータ(以
下、「製造コンピュータ」という)83として機能す
る。また、他のコンピュータ82のうち少なくとも1つ
のコンピュータ82がユーザ側の要請を受けたデザイン
追加のタイヤを販売する販売店側に帰属するコンピュー
タ(以下、「販売店コンピュータ」という)87として
機能する。
【0028】また、複数のコンピュータ84のうち少な
くとも1つのコンピュータ84がユーザ側の要請を受け
たデザイン追加のタイヤを製造を希望するユーザ側のコ
ンピュータ(以下、「指定コンピュータ」という)85
として機能する。また、他のコンピュータ84のうち少
なくとも1つのコンピュータ84がユーザ側の要請によ
るデザイン追加のタイヤを購入希望するユーザ側のコン
ピュータ(以下、「参照コンピュータ」という)89と
して機能する。
【0029】なお、ユーザ側、掲載側、製造側、及び販
売店側は、個人やグループや企業などの、一定の集合体
に帰属するものであればよい。
【0030】また、本実施の形態では、上記のコンピュ
ータは各々1台ずつとして説明するが、本発明は、これ
に限定されるものではなく、複数台でもよい。また、本
実施の形態では、掲載コンピュータ81を操作するオペ
レータを掲載者という。また、指定コンピュータ85を
操作するユーザはデザイン追加のタイヤを製造を最初に
希望する企画をたてるユーザであり企画者と考えること
ができる。また、この企画者は、デザイン追加のタイヤ
を製造を最初に希望する企画をたてるユーザであればよ
いため、販売店コンピュータ87や製造コンピュータ8
3を操作するオペレータが企画者になることがある。
【0031】上記サーバ・コンピュータ82及びユーザ
・コンピュータ84は、本発明のサーバ及び外部端末装
置に相当し、掲載コンピュータ81は本発明のサーバ及
び商品製造受付装置に相当し、指定コンピュータ85は
本発明の外部端末装置及び特定端末装置に相当する。ま
た、販売店コンピュータ87は本発明の外部端末装置及
び特定端末装置に相当する場合もある。また、参照コン
ピュータ89は、本発明の外部端末装置に相当し、製造
コンピュータ83は本発明の製造側端末装置に相当す
る。また、ネットワーク88は本発明の通信回線に相当
する。
【0032】本実施の形態では、ネットワークとしてイ
ンターネットを適用した場合を説明する。この場合、少
なくとも1つのコンピュータは、WWW(World Wide W
eb)サーバとして機能させることができ、また他のマシ
ンはWWWクライアントとして機能させることもでき
る。
【0033】詳細には、各コンピュータには、WWWブ
ラウザがインストールされており、このWWWブラウザ
を起動することにより、ネットワーク88を介してサー
バ・コンピュータに任意にアクセス可能となる。このと
き、アクセス位置(アクセス先のコンピュータの位置、
及びコンピュータ内の情報の位置で構成されるデータ)
は、URL(Uniform Resource Locator)で指定され
る。サーバ・コンピュータは、ユーザ・コンピュータか
らアクセス要求があった場合、URLで指定された位置
にあるデータを、ネットワーク88を介して、アクセス
元のコンピュータへ送信する。このとき、データは、一
般に、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)やH
TTPS(Secure版HTTP)に従って転送される。
【0034】なお、これらのコンピュータの識別には、
IP(Internet Protocol)アドレスが用いられる。ま
た、コンピュータを操作するユーザ(企画者や掲載者な
ど)の識別には、ユーザ自身の入力や、予め定められて
いるコード等のユーザIDを用いることができる。
【0035】上記コンピュータには、当該コンピュータ
で指示入力をするために、各々キーボード、マウス等の
入力装置が設けられており、コンピュータによる処理結
果等を表示するためにディスプレイが設けられている。
なお、コンピュータは、汎用的かつ一般的なハードウェ
ア構成であるため、詳細な説明を省略する。
【0036】なお、上記コンピュータには、記録媒体と
してのフレキシブルディスクが挿抜可能なフレキシブル
ディスクユニット(FDU)が接続可能である。なお、
後述する処理ルーチン等は、FDUを用いてフレキシブ
ルディスクに対して読み書き可能である。従って、後述
する処理ルーチンは、コンピュータのメモリに記憶する
ことなく、予めフレキシブルディスクに記録しておき、
FDUを介してフレキシブルディスクに記録された処理
プログラムを実行してもよい。また、ハードディスク装
置等の大容量記憶装置(図示省略)を接続し、フレキシ
ブルディスクに記録された処理プログラムを大容量記憶
装置(図示省略)へ格納(インストール)して実行する
ようにしてもよい。また、記録媒体としては、CD−R
OM,MD,MO,DVD等のディスクやDAT等の磁
気テープがあり、これらを用いるときには、上記FDU
に代えてまたはさらにCD−ROM装置、MD装置、M
O装置、DVD装置、DAT装置等を用いればよい。
【0037】図3には、本発明の実施の形態にかかる、
タイヤにユーザ独自のデザインを追加して製造販売する
場合における情報の授受に関係する主要な部分につい
て、サーバ側として機能する掲載コンピュータ81を中
心にしてシステム全体を機能的なブロック図で示した。
本システムは、掲載コンピュータ81のサーバ側と、製
造コンピュータ83及び販売店コンピュータ87のの他
サーバ側と、及び指定コンピュータ85及び参照コンピ
ュータ89のクライアント側と、に分類して構成するこ
とができる。なお、これらのコンピュータは、1台のコ
ンピュータに限定されるものではなく、複数台のコンピ
ュータがネットワークで接続されてシステムとして機能
するように構成してもよい。
【0038】掲載コンピュータ81は、入出力制御部2
0と、提示受発注処理コントローラ22と、他処理コン
トローラ24を含んで構成されている。入出力制御部2
0は、提示受発注処理コントローラ22及び他処理コン
トローラ24と、指定コンピュータ85、参照コンピュ
ータ89、製造コンピュータ83及び販売店コンピュー
タ87に接続可能である。また、掲載コンピュータ81
は、データベース部16を有しており、データベース部
16は新規に追加されたデザインデータを格納する登録
マスタ26、本サイト(掲載コンピュータ81で稼働す
るホームページによるデザイン追加のタイヤ要求の場)
の利用可能な会員データを格納する会員マスタ28、及
び既存のタイヤのデザインデータやユーザが自由に利用
可能な参照データを格納する参照マスタ30が含まれて
おり、これらは提示受発注処理コントローラ22及び他
処理コントローラ24に接続されている。
【0039】なお、掲載コンピュータ81は、他のコン
ピュータとの情報授受や各種処理を実施する機能を有し
ており、参照データを含む各種コンテンツを参照したり
取り出したりする機能部を含むことができる。また、デ
ータベース部16は、各種テーブルやデータを参照した
り取り出したりする機能部である。
【0040】なお、本実施の形態の基準パターンは本発
明の基本パターンに相当し、特別マークは本発明の特徴
パターンに相当し、新規デザインは本発明の新規パター
ンに相当する。また、データベース部16が本発明の商
品製造受付方法における基本パターンを格納する記憶手
段に相当し、より詳しくは参照マスタ30が該当する。
参照マスタ30はは本発明の記憶手段に相当し、登録マ
スタ26は新規パターンを格納する新規パタン記憶手段
に相当する。また、入出力制御部20は、本発明の受取
手段、受付手段の機能実行部に相当する。また、提示受
発注処理コントローラ22及び他処理コントローラ24
の一部の機能が本発明の生成手段の機能に相当する。
【0041】次に、本実施形態の作用を説明する。な
お、本実施の形態では、掲載コンピュータ81がWWW
(World Wide Web)サーバとして機能し、他のコンピュ
ータがWWWクライアントとして機能する場合を説明す
る。この場合、クライアント側のコンピュータには、ネ
ットワークアクセス可能なプログラム(所謂WWWブラ
ウザ)がインストールされており、このWWWブラウザ
を起動することにより、ネットワーク88を介して掲載
コンピュータ81にアクセス可能となる。アクセス位置
(アクセス先のサーバ・コンピュータの位置、及びサー
バ・コンピュータ内の情報の位置で構成されるデータ)
は、所謂URL(Uniform Resource Locator)で指定さ
れる。
【0042】図1には、本実施の形態にかかるシステム
における、情報の授受についての概念プロセスを示し
た。以下、プロセスの流れとして、受注、製造、及び販
売に大別して順に説明する。
【0043】(受注)タイヤの製造者は情報技術(本実
施の形態では、インターネットのホームページを採用し
て)を活用して、既存製品のサイドデザインの一部のみ
を変更したタイヤ(特定デザインのタイヤ)を提示し、
購入希望者を募る。
【0044】図4及び図5には、一般的なタイヤ製品の
サイドデザインの一例を示した。また、図6には、特定
デザインの一例を示した。図5は、製造会社名40、及
びタイヤ種(規格)42が基準パターンとするサイドデ
ザインの一例を示したものである。図6は、製造会社名
40及びタイヤ種42からなる基準パターンに、製造者
側で設計した限定マーク44を追加したサイドデザイン
の一例を示したものである。
【0045】なお、製造者はある本数のタイヤの購入予
約を受注した時点で指定した製造本数を生産することを
(ホームページ上で)明示することができる。すなわ
ち、製造ロットを下回る本数では製造せずに、製造ロッ
トを上回っても製造ロット単位でのみ生産することを明
示する。これにより製造者は新規サイトデザインタイヤ
に対する需要を正確に把握でき、かつ余分な在庫を有す
ることがない。また、生産本数を明示することで少量生
産を避けることができ、生産コスト増加を避けることが
できる。この生産本数は元になる既存製品の条件により
異なるので、製造者側で予め定めるものとする。
【0046】また、受注に当たってユーザは、デザイン
提示をすることで、複数の購入希望者がまとまって同じ
サイドデザインのタイヤを製造側に対して購入申し込み
をすることができる。図7には、製造会社名40及びタ
イヤ種42からなる基準パターンに、ユーザ側で設計し
た特別マーク46,48を追加したサイドデザインを示
した。図7の例では、特許ツーリングクラブを追加する
場合を想定し、特別マーク46として、("Touring Clu
b")、特別マーク48として("Tokkyo")を追加したサ
イドデザインを示したものである。また、タイヤ販売店
側で纏めたサイドデザインのタイヤを製造側に対して購
入申し込みをすることができる。図8には、タイヤ販売
店側で纏めたサイドデザインを示し、特別マーク50と
して、("Custom")、特別マーク52として("Tire Sh
op")を追加したサイドデザインを示したものである。
【0047】購入希望者がサイドデザインを提示した場
合は、製造者がこれを吟味し必要ならば修正すること
で、法規や製造者の規格を満足させる。この変更案の提
示と了解は情報技術(例えば、インターネット上のホー
ムページや電子メール)を用いて行うことができる。
【0048】(製造)製造者はあらかじめ指定した生産
本数、通常は製造単位本数から製造者がテスト用に必要
な本数を引いた本数を受注した後、サイドモールドの製
作とこれを用いたタイヤ製造を行う。このときサイドモ
ールドの表面デザインだけの変更であるため、大部分の
製造過程は既製品と同じ(=ケース共用)になるので、
主なる製造コストの増加はサイドモールド費用と、その
交換費用だけであり低コストで製造することが可能にな
る。また、製造は予め設定された製造ロット単位で行い
出荷先も確定しているので、容易に生産計画を立てるこ
とができる。
【0049】(販売)製造者は製造者の指定する販売店
リスト中から製造者の指定した販売店にタイヤを配送す
る。この配送コストは通常のタイヤ配送コストと同じで
あり、ここでデザインされたタイヤの販売コストを加え
ることができる。また販売店には(新規)顧客を誘導す
ることができ、顧客データベースに取り込み将来の販売
活動に利用する事もできる上、販売店はタイヤ交換手数
料から利益を得ることができる。この場合、既製品タイ
ヤでは販売店が得る利益を本タイヤでは製造者が得て、
これを増加した製造コストに充当することで、特別にデ
ザインされたタイヤの販売コストを抑えることも可能で
ある。ユーザは既製品と同じもしくは大きく異ならない
価格でここでデザインされたタイヤを購入することもで
きる。
【0050】上記の場合、製造者はタイヤを購入希望者
に直接販売することができる。これにより発生する物流
コストを購入者の負担(実費負担)とすれば、製造者、
ユーザともに利益を損なうことがない。
【0051】製造者はユーザ指定のタイヤ販売店にこの
タイヤを通常の配送方法と同様にして送付することがで
きる。この場合、通常のタイヤ配送と同様に配送すれば
物流コストは通常の既製品と同様になる。別途配送が必
要な場合は、ユーザまたは販売店負担とすれば製造者、
顧客ともに利益を損なうことがない。
【0052】販売店が自らデザインしたタイヤを製造者
から購入し販売することで、販売店に独自性を打ち出す
ことができ、販売促進に寄与することができる。
【0053】〔詳細処理〕次に、本サイトを運営する掲
載コンピュータ81における処理をさらに説明する。掲
載コンピュータ81では、企画者がネットワークにより
新規タイヤ(サイドデザインの追加)を希望し、その企
画者の意図に対応するタイヤを製造し販売するまでを管
理するものであり、ステップ毎に、図9に示す処理ルー
チンが実行される。
【0054】ステップ100では、予め記憶されている
本サイトで扱うタイヤに関する情報を提示するためのコ
ンテンツをインターネットなどの通信回線により提示可
能に設定する。これによって、指定コンピュータ85や
参照コンピュータ89などのコンピュータからホームペ
ージを参照することができる。次のステップ102で
は、ホームページに掲載されているタイヤの購入希望で
あるか否かを判断する。この判断は、購入希望に相当す
るデータを指定コンピュータ85や参照コンピュータ8
9などのコンピュータから受け取ったか否かを判別する
ことにより実行できる。ステップ102で否定される
と、タイヤの購入希望ではなく、他の処理を行うため
に、そのまま本ルーチンを終了する。
【0055】一方、ステップ102で肯定されると、ス
テップ104へ進み、購入希望が要求されたコンピュー
タに対する認証処理を行い、すなわちこの時点で、アク
セスされたユーザに対して本サイトの会員であることを
認証する処理を行い、許諾された場合には、ステップ1
06へ進む。なお、この認証で拒否された場合には本ル
ーチンの処理を継続することなく、終了する。
【0056】図11には、本実施の形態の会員制サイト
(タイヤ製造要求サイト)のログイン処理(アクセス要
求の判定及び認証)の過程において、掲載コンピュータ
81からの送信データにより指定コンピュータ85など
のコンピュータに表示される入力画面例を示した。画面
200は、ユーザIDの入力表示領域202及びパスワ
ードの入力表示領域204を含む表示領域206を含ん
でいる。この画面200は、その最下部分に、ユーザI
D及びパスワードがユーザにより入力されログインする
ときに押圧されるべきボタン208、及びログイン処理
を中止指示するときに押圧されるべきボタン210を含
んでいる。
【0057】次のステップ106では、ステップ102
による購入希望の要求が、サイドデザインについて新規
のものであるか、既存のものであるか、限定のものであ
るかを判断する。この判断は、メニュー表示からユーザ
の指定により送信されたデータを受信することで実行さ
れる。
【0058】図12には、上記の認証処理(図9のステ
ップ104)が許諾されてコンピュータに表示されるメ
ニュー画面の一例を示した。画面220は、各種選択ボ
タンを含む表示領域222を含んでいる。各種選択ボタ
ンは、新規製造ボタン224、限定製造ボタン226,
既存製造ボタン228、及び復帰ボタン230から構成
されている。
【0059】新規製造ボタン224は、タイヤのサイド
デザインをユーザ側で指定したマークなどのデザインを
追加した新規デザインのタイヤを製造することを希望す
るときに押圧されるべきボタンである。また、限定製造
ボタン226は、タイヤの既存のサイドデザインに、ユ
ーザにより追加されたデザイン、製造者側で追加したデ
ザイン、または販売店側で追加したデザインなどの限定
デザインのタイヤを製造することを希望するときに押圧
されるべきボタンである。
【0060】既存製造ボタン228は、製造者側で一般
的に販売している標準的なデザインのタイヤを製造する
ことを希望するときに押圧されるべきボタンである。復
帰ボタン230はこの画面すなわちメニュー画面から以
前の画面へ表示を切り換えるときに押圧されるべきボタ
ンである。従って、コンピュータでは、ログイン処理が
許諾されると、このメニュー画面が表示され、企画者ま
たは希望者は何れかのボタンを押圧する。これによっ
て、掲載コンピュータ81へ選択データが出力される。
【0061】従って、掲載コンピュータ81では、ボタ
ン224乃至ボタン230の何れが押圧されたことによ
るデータを受信して、図9のステップ106で判断す
る。新規製造ボタン224が押圧された場合にはステッ
プ108へ進み、限定製造ボタン226が押圧された場
合にはステップ112へ進み、既存製造ボタン228が
押圧された場合にはステップ110へ進む。一方、復帰
ボタン230が押圧された場合には次のステップへ進む
ことなくそのまま本ルーチンを終了したりステップ10
0へ戻ったりする。
【0062】ステップ108では、新規デザイン処理が
実行される。新規デザイン処理は、タイヤのサイドデザ
インをユーザ側で指定した文字やマークなどのデザイン
を追加した新規のサイドデザインのタイヤを製造するた
めに、新規のサイドデザインを受け付ける処理である。
この新規デザイン処理では、図10の処理ルーチンが実
行される。
【0063】ここでは、指定コンピュータ85のユーザ
が新規のサイドデザインのタイヤを購入希望し、参照コ
ンピュータ89のユーザがそのデザインのタイヤ購入を
後に希望する場合を説明する。
【0064】先ず、ステップ130では、新規デザイン
を作成するか否かを判断する。この判断は、指定コンピ
ュータ85における該当指示によるデータを受け取るこ
とによってなされる。例えば、上述の新規作成すること
を表すボタンの押圧によるデータを利用したり、このス
テップ130で新規にメニューを出現させ、出現された
ボタンの押圧によるデータを読み取ったりすればよい。
【0065】ステップ130で肯定されると、ステップ
132へ進み、基本項目を表示する。この基本項目と
は、タイヤのサイドデザインにユーザ側で変更できない
必須の項目であり、図5に示す製造会社名40やタイヤ
種42などがある。次のステップ134では、指定コン
ピュータ85へ向けて新規のサイドデザインをユーザ側
から送信することを促すデザイン要求処理を実行する。
デザイン要求処理は、新規のサイドデザインをユーザ側
から送信させるために、画面情報やメッセージ情報を表
示させるためのデータを送信することで、ユーザ側から
の送信を促す。指定コンピュータ85側では、作成した
デザインデータを送信したり、追加する文字データを送
信したり、する。
【0066】なお、このステップ134では、指定コン
ピュータ85側で追加出来るタイヤサイド領域上の位置
を提示することが好ましい。
【0067】次のステップ136では、指定コンピュー
タ85からデータ送信がなされるまで否定判断を繰り返
し、指定コンピュータ85からデータ送信がなされる
と、肯定され、ステップ138へ進み、新規デザインの
イメージ表示処理が実行される。新規デザインのイメー
ジ表示処理では、まず、指定コンピュータ85から受け
取ったデザインデータ(文字や画像)をタイヤサイドウ
ォール上の指定の位置に追加した新規デザインを生成す
ると共に、性能上、許容されることを判断し、許容され
る場合には、新規デザインの表示データ(例えば、図7
に示すデザイン)を生成し、指定コンピュータ85へ送
信する。
【0068】次のステップ140では、新規デザインの
了承確認を実行する。この了承確認は、指定コンピュー
タ85における該当指示によるデータを受け取ることに
よってなされる。例えば、指定コンピュータ85では、
新規デザインのタイヤが表示され、ユーザは、これを確
認する。この表示された画面に、了承ボタン及び修正ボ
タンを設け、何れかのボタン押圧によるデータを利用し
て、ボタンの押圧によるデータを読み取ればよい。
【0069】ステップ140で否定されるとステップ1
42へ進み、修正処理を実行下後にステップ140へ戻
る。この修正処理は、ステップ134のデザイン処理と
同様の処理であり、ユーザ側の意向に沿うサイドデザイ
ンをユーザ側から送信させるために、画面情報やメッセ
ージ情報を表示させるためのデータを送信することで、
ユーザ側からの修正データ送信を促す。指定コンピュー
タ85側では、修正デザインデータを送信したり、追加
する修正文字データを送信したり、修正したデザインデ
ータを送信したりする。
【0070】なお、購入希望者がサイドデザインを提示
した場合は、製造者がこれを吟味し必要ならば修正する
ことで、法規や製造者の規格を満足させることが好まし
い。この変更案の提示と了解はインターネット上のホー
ムページや電子メールを用いて行うことができる。
【0071】ステップ140で肯定されると、ステップ
144へ進み、指定コンピュータ85から要求された新
規デザインのタイヤについて製造要求がなされたこと、
すなわち新規デザインの起案がなされたことを登録した
後に本ルーチンを終了する。この登録は、新規デザイン
であることを表す識別子S、購入希望者が一人発生した
ことを表すカウンタ値C、新規デザインデータDとを連
携させて記憶する。
【0072】一方、参照コンピュータ89のユーザが、
他のユーザにより新規に作成した新規デザインのタイヤ
を購入希望するとき、ステップ130では、否定され、
ステップ146へ進む。
【0073】ステップ146では、参照コンピュータ8
9のユーザを含むユーザで新規デザインの起案がなされ
たタイヤのデザイン表示処理が実行される。ステップ1
46のデザイン表示処理は、まず、指定コンピュータ8
5から受け取った1または複数のデザインデータ(文字
や画像)をタイヤサイドウォール上の指定の位置に追加
した新規デザインの表示データ(例えば、図7や図8に
示すデザイン)を、参照コンピュータ89へ送信する。
この場合、表示されたデザインデータを選択可能に表示
させ、その選択データが参照コンピュータ89から送信
されるようにする。すなわち、参照コンピュータ89で
は、自己を含む1または複数のユーザが起案したデザイ
ンデータが参照コンピュータ89に選択可能に表示され
る。
【0074】次のステップ148では、参照コンピュー
タ89の選択データを受信し、参照コンピュータ89の
ユーザが該当するデザインが存在し購入希望することを
表すデータを受信したか否かを判断する。参照コンピュ
ータ89では、自己を含む1または複数のユーザが起案
したデザインデータから1つのデザインを選択したこと
を表すか、該当なしを表すかの選択データを送信し、ス
テップ148ではこれを判断する。
【0075】ステップ148で否定されると、そのまま
本ルーチンを終了し、肯定されるとステップ150へ進
む。ステップ150では、参照コンピュータ89のユー
ザが選択した新規デザインについて購入希望を表すデー
タを生成し、本ルーチンを終了する。新規デザインの購
入希望データの生成は、上述の連携された識別子S、カ
ウンタ値C、新規デザインデータDについて、カウンタ
値Cをインクリメントすることで購入希望の総数を増加
することである。
【0076】上記のようにして新規デザイン処理が終了
すると、図9のステップ114へ進み、購入希望数が規
定数に到達したか否かを判断する。この規定数は、製造
総数またはロット数として製造側で予め定めた数量であ
り、実際のタイヤ製造を製造総数またはロット数で実施
することを規定するためのものである。
【0077】ステップ114で否定されると、ステップ
120へ進み、現在受け付け中の購入希望の総数をデー
タ保存した後に本ルーチンを終了する。この保存は、現
在受け付け中のタイヤデザインについて、識別子S、カ
ウンタ値C、及びデザインデータDを格納したり、更新
したりすることでなされる。これにより、受け付け中の
デザインに対する要求を確実に保管することができる。
【0078】一方、ステップ114で肯定されると、ス
テップ116へ進み、タイヤの発注処理が実行される。
ここでは、ステップ108の新規デザインのタイヤが規
定数に達した場合を説明する。ステップ116のタイヤ
の発注処理は、新規デザインのタイヤが規定数に達した
ので、製造総数またはロット数で規定される規定数のタ
イヤを製造側へ発注指示する。この指示は、識別子S、
カウンタ値C、及び新規デザインデータDを製造コンピ
ュータ83へ送信することによってなされる。これによ
り、製造側では、デザイン及びロット数などを入手で
き、即時製造へ移行することができる。
【0079】なお、上記規定数Nは、次のようにして定
めることができる。モールド製作費用を、募集数で除算
することで、一人あたりのタイヤ支払い費用を「予定販
売価格」として概算する。そのときに用いた「最低希望
募集数」を基準とする。すなわち、「予定販売価格×最
低希望募集数」が採算到達ラインとし、その最低希望募
集数を規定数Nとする。
【0080】また、生タイヤ製造(同一スペック(構
造))、モールド着脱、モールド着脱の費用や実質経費
を考慮して、1回の募集(生産指令)で、1対のサイド
モールドで、1回の生産のみ行うことを、前提とするこ
とができる。このようにすることで、得られるタイヤ
は、デザインという観点から希少価値を生じさせること
ができ、ユーザに対して特別なタイヤを所有するという
付加価値を付与することができる。
【0081】従って、採算ラインを超えたときに、モー
ルド製造指示を発令し、モールド完成・タイヤ生産の指
令が製造工場に出力した時点で募集を締め切ることが好
ましい。このため、後述するように、ネットワーク上で
の受け付けが、直接、モールド製造指令,タイヤ生産指
令に直接反映することで、販売機会損失による利益鎖失
を最小限にとどめることができる。
【0082】また、製造者は任意本数のタイヤの購入予
約を受注した時点で指定した製造本数を生産することを
(ホームページ上で)明示する。すなわち、製造ロット
を下回る本数では製造せずに、製造ロットを上回っても
製造ロット単位でのみ生産することを明示することがで
きる。これにより製造者は新規のサイドデザインタイヤ
に対する需要を正確に把握でき、かつ余分な在庫を有す
ることがない。また、生産本数を明示することで少量生
産を避けることができ、生産コスト増加を避けることが
できる。
【0083】次のステップ118では、ユーザへタイヤ
生産が開始されたことを表す連絡処理を行う。この連絡
処理は、購入希望をしているユーザに対して実際にタイ
ヤ製造へと移行したことを表すデータを送信する処理で
あり、ホームページ上で製造開始の旨の表示を行うべく
データを生成したり、該当するユーザに対してEメール
などの報知手段によって報知してもよい。報知手段によ
る報知では、指定コンピュータ85や参照コンピュータ
89へデータが送信される。これによって、新規タイヤ
の購入希望を行ったユーザは、製造が開始される時点で
迅速にこれを確認することができる。
【0084】なお、ステップ116の発注処理では、製
造開始が伴うため、これ以降のユーザからの購入希望を
継続するか否かを判別するようにしてもよい。例えば、
継続的に購入希望を受け付けても良く、発注処理がなさ
れる時点やユーザ(顧客)への生産連絡時点で、新規デ
ザインの購入希望の受け付けを終了するようにしてもよ
い。
【0085】また、新規タイヤの製造が完了すると、そ
のタイヤの配送が必要である。このため、ユーザに対す
る迅速なサービスの一環として、納品予定日の報知や配
送場所の報知を行うことができる。また、ユーザが希望
する配送場所への配送のため、ユーザに対して配送場所
の提示を求めたり、タイヤ装着等のサービスの有無の提
示を求めたりすることもできる。この場合、タイヤ装着
等のサービスのための来店希望日等の問い合わせを行っ
ても良い。また、以上の旨をダイレクトメールなどの郵
送手段により行っても良い。
【0086】次に、上記ステップ106においてタイヤ
の購入希望の要求が既存のサイドデザインについてであ
る場合と判断されると、ステップ110へ進み、既存デ
ザイン処理が実行される。既存デザイン処理は、製造側
で提示する既存のサイドデザインのタイヤに対する処理
であり、上記ステップ146乃至ステップ150の処理
と同様の処理が実行される。
【0087】すなわち、既存のサイドデザインについて
1または複数のデザインデータ(文字や画像)をタイヤ
サイドウォール上の製造側で想定している既存デザイン
の表示データ(例えば、図5に示すデザイン)を、参照
コンピュータ89へ送信する(図10のステップ146
に相当)。この場合、表示されたデザインデータを選択
可能に表示させ、その選択データが参照コンピュータ8
9から送信されるようにする。すなわち、参照コンピュ
ータ89では、既存のデザインデータが参照コンピュー
タ89に選択可能に表示される。
【0088】参照コンピュータ89の選択データを受信
し、参照コンピュータ89のユーザが該当するデザイン
が存在し購入希望することを表すデータを受信したか否
かを判断し(図10のステップ148に相当)、該当す
るタイヤが存在する場合、参照コンピュータ89のユー
ザが選択した既存デザインについて購入希望を表すデー
タを生成する(図10のステップ150に相当)。購入
希望データの生成は、上記と同様に、識別子S、カウン
タ値C、デザインデータDについて連携させ、カウンタ
値Cをインクリメントすることで購入希望の総数を増加
することで実行できる。なお、ここでは既存デザインで
あるので、在庫などが存在する場合、この時点で発注処
理へ移行してもよい。
【0089】また、上記ステップ106においてタイヤ
の購入希望の要求が限定のサイドデザインについてであ
る場合と判断されると、ステップ112へ進み、上記既
存デザイン処理と同様の限定デザイン処理が実行され
る。限定デザイン処理は、製造側で特別に企画した限定
のサイドデザインのタイヤに対する処理であり、上記ス
テップ146乃至ステップ150の処理と同様の処理が
実行される。
【0090】すなわち、限定サイドデザインについて1
または複数のデザインの表示データ(例えば、図6に示
すデザイン)を、選択可能に参照コンピュータ89へ送
信し(図10のステップ146に相当)、参照コンピュ
ータ89のユーザが該当するデザインが存在し購入希望
することを要求した場合(図10のステップ148で肯
定)、参照コンピュータ89のユーザが選択した限定デ
ザインについて購入希望を表すデータを生成する(図1
0のステップ150に相当)。購入希望データの生成
は、上記と同様に、識別子S、カウンタ値C、デザイン
データDについて連携させ、カウンタ値Cをインクリメ
ントすることで購入希望の総数を増加することで実行で
きる。なお、ここでは製造者側で定めた限定デザインで
あるので、在庫などが存在する場合、この時点で発注処
理へ移行してもよい。
【0091】このように、本実施の形態では、任意の時
期でかつネットワークに接続可能なユーザから、新規デ
ザインを受け付けることで、消費者嗜好性の高いサイド
デザインを募集することができる。また、そのデザイン
をネットワーク上で他のユーザに対して購入希望の募集
をかけることができるので、多数のユーザに新規なデザ
インのタイヤを提供できる機会を提示できる。
【0092】また、ネットワークを通じて、系列会社や
直系販社などの販売店への搬送や募集、ユーザ(顧客)
に対する様々な指示をすることが可能であるため、迅速
な連絡が可能となる。
【0093】なお、販売店コンピュータ87及び製造コ
ンピュータ83の処理の詳細説明は省略するが、製造コ
ンピュータ83では、掲載コンピュータ81からの製造
依頼を受けて製造者はタイヤ製造を開始する。この後、
製造が完了したとき、そのタイヤを製造者の指定する販
売店リスト中からユーザの選択した販売店にタイヤを配
送する。この配送コストは通常のタイヤ配送コストと同
じであり、ここでデザインされたタイヤの販売コストを
加えることができる。
【0094】また、販売店コンピュータ87では、製造
コンピュータ83や掲載コンピュータ81から新規タイ
ヤや限定タイヤの製造に関するデータを受け取ること
で、ユーザに報知することが可能となる。このため、販
売店に(新規)ユーザを誘導することができ、販売店コ
ンピュータ87に顧客データベースを有するようにすれ
ば、顧客データベースに取り込み将来の販売活動に利用
することもできる。また、そのタイヤの交換を販売店側
で実施するようにすれば、販売店はタイヤ交換手数料か
ら利益を得ることができる。この場合、既製品タイヤで
は販売店が得る利益を製造者が得て、これを増加した製
造コストに充当することで、特別にデザインされたタイ
ヤの販売コストを抑えることも可能である。これによ
り、ユーザは既製品と同じもしくは大きく異ならない価
格でここでデザインされたタイヤを購入することもでき
る。
【0095】また、製造者はタイヤを購入希望者に直接
販売することが可能であり、物流コストを購入者の負担
(実費負担)とすれば、製造者、ユーザともに利益を損
なうことがない。製造者はユーザ指定のタイヤ販売店に
このタイヤを通常の配送方法と同様にして送付すること
ができる。この場合、通常のタイヤ配送と同様に配送す
れば物流コストは通常の既製品と同様になる。別途配送
が必要な場合は、ユーザまたは販売店負担とすれば製造
者、顧客ともに利益を損なうことがない。
【0096】さらに、販売店が自らデザインしたタイヤ
を製造者から購入し販売することで、販売店に独自性を
打ち出すことができ、販売促進に寄与することができ
る。
【0097】なお、本実施の形態では、ホームページを
一例として扱ったが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、流通が可能な情報へ適用することができる。例
えば、メーリングリストの作成やファイル配信処理の単
純化に適用することが可能である。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンターネット等の通信回線に接続された一般の利用者な
どの外部端末装置によって参照することが可能な商品に
関する提示情報について、商品に所定情報を付与して製
造する要求を通信回線を介して受け付けるとき、基本パ
ターンに追加する特徴パターンを特定端末装置から受け
取って商品の作成希望を受け付けるので、ユーザから要
求された特徴パターンを含む新規パターンを購入した
い、という要求を複数のユーザから受け取ることができ
る、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るネットワークシス
テムにおいてなされる主要な情報の授受について示した
概念図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るネットワークシス
テムの概略構成を示すブロック図ある。
【図3】 本発明の実施の形態に係るネットワークシス
テムにおいて掲載コンピュータを中心とした概念構成に
ついての機能的なブロック図である。
【図4】 タイヤのサイドデザインを示すイメージ図で
ある。
【図5】 標準的なタイヤのサイドデザインを示すイメ
ージ図である。
【図6】 製造者側でデザインしたタイヤのサイドデザ
インを示すイメージ図である。
【図7】 ユーザ側でデザインしたタイヤのサイドデザ
インを示すイメージ図である。
【図8】 販売店側でデザインしたタイヤのサイドデザ
インを示すイメージ図である。
【図9】 掲載コンピュータで実行される処理の流れを
示すフローチャートである。
【図10】 新規デザイン処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図11】 タイヤデザインの掲載サイトへのログイン
画面の一例を示したイメージ図である。
【図12】 指定コンピュータにおいて表示されるメニ
ュー画面の一例を示したイメージ図である。
【符号の説明】
C…カウンタ値 D…新規デザインデータ N…規定数 S…識別子 22…提示受発注処理コントローラ 40…製造会社名 42…タイヤ種 48…特別マーク 81…掲載コンピュータ 83…製造コンピュータ 85…指定コンピュータ 87…販売店コンピュータ 89…参照コンピュータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に関する提示情報を通信回線に接続
    された外部端末装置へ提示可能に記憶すると共に、前記
    外部端末装置により前記商品に所定情報を付与して製造
    する要求を通信回線を介して受け付ける商品製造受付方
    法であって、サーバが、 前記商品に設けられるべき基本パターンを予め記憶し、 前記基本パターンに追加する特徴パターンを追加して商
    品の作成を希望することを表す作成要求を、通信回線を
    介して前記外部端末装置の少なくとも1つの特定端末装
    置から受け取り、 受け取った作成要求に基づいて、前記基本パターンに前
    記特徴パターンを追加した新規パターンを生成し、 前記新規パターンを、通信回線に接続された外部端末装
    置へ提示可能に記憶し、 前記特定端末装置を含む外部端末装置から前記新規パタ
    ーンによる商品の作成要求を所定数受け取るまで、前記
    新規パターンの商品の製造要求を受け付けることを特徴
    とする商品製造受付方法。
  2. 【請求項2】 前記商品はタイヤであり、前記基本パタ
    ーンはタイヤのサイド領域に設けられる製造者側で設定
    したパターンであることを特徴とする請求項1に記載の
    商品製造受付方法。
  3. 【請求項3】 前記提示情報は、ホームページ情報であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の商
    品製造受付方法。
  4. 【請求項4】 前記特徴パターンを追加する位置は、前
    記商品の性能に影響されない位置であることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の商品製造
    受付方法。
  5. 【請求項5】 前記商品の作成要求を所定数受け取った
    後、前記商品の製造を開始することを表す応答情報を、
    前記作成要求を受け付けた外部端末装置へ向けて出力す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項
    に記載の商品製造受付方法。
  6. 【請求項6】 前記商品の作成要求を所定数受け取った
    後、前記商品の製造側に帰属する製造側端末装置へ向け
    て前記新規パターンによる商品の製造開始を要請するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記
    載の商品製造受付方法。
  7. 【請求項7】 前記商品はタイヤであり、前記製造側端
    末装置から製造開始情報を受け取り、前記製造開始情報
    を受け取ったときに前記新規パターンの商品の製造要求
    を受け付けを終了することをさらに含むことを特徴とす
    る請求項6に記載の商品製造受付方法。
  8. 【請求項8】 前記外部端末装置から前記商品の配送場
    所情報を受け取り、前記新規パターンの商品を前記商品
    の配送場所情報に基づいて配送することをさらに含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記
    載の商品製造受付方法。
  9. 【請求項9】 商品に関する提示情報を通信回線に接続
    された外部端末装置へ提示可能に記憶すると共に、前記
    外部端末装置により前記商品に所定情報を付与して製造
    する要求を通信回線を介して受け付ける商品製造受付サ
    ーバであって、 前記商品に設けられるべき基本パターンを予め記憶する
    記憶手段と、 前記基本パターンに追加する特徴パターンを追加して商
    品の作成を希望することを表す作成要求を、通信回線を
    介して前記外部端末装置の少なくとも1つの特定端末装
    置から受け取る受取手段と、 受け取った作成要求に基づいて、前記基本パターンに前
    記特徴パターンを追加した新規パターンを生成する生成
    手段と、 前記新規パターンを、通信回線に接続された外部端末装
    置へ提示可能に記憶する新規パタン記憶手段と、 前記特定端末装置を含む外部端末装置から前記新規パタ
    ーンによる商品の作成要求を所定数受け取るまで、前記
    新規パターンの商品の製造要求を受け付ける受付手段
    と、 を備えたことを特徴とする商品製造受付装置。
  10. 【請求項10】 商品に関する提示情報を通信回線に接
    続された外部端末装置へ提示可能に記憶すると共に、前
    記外部端末装置により前記商品に所定情報を付与して製
    造する要求を通信回線を介して受け付けるサーバにおい
    て実行される商品製造受付プログラムを記憶した記憶媒
    体であって、 前記商品に設けられるべき基本パターンを予め記憶さ
    せ、 前記基本パターンに追加する特徴パターンを追加して商
    品の作成を希望することを表す作成要求を、通信回線を
    介して前記外部端末装置の少なくとも1つの特定端末装
    置から受け取らせ、 受け取った作成要求に基づいて、前記基本パターンに前
    記特徴パターンを追加した新規パターンを生成させ、 前記新規パターンを、通信回線に接続された外部端末装
    置へ提示可能に記憶させ、 前記特定端末装置を含む外部端末装置から前記新規パタ
    ーンによる商品の作成要求を所定数受け取るまで、前記
    新規パターンの商品の製造要求を受け付けさせることを
    特徴とする商品製造受付プログラムを記憶した記憶媒
    体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013101590A (ja) * 2011-10-17 2013-05-23 Keiko Takeda コンテンツ販売システム、及び、その方法
JP2013168055A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Bridgestone Corp 装飾タイヤ注文システム及び装飾タイヤ注文システムにおける画面表示方法
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