JP2003172884A - 撮影機能付双眼鏡 - Google Patents
撮影機能付双眼鏡Info
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- JP2003172884A JP2003172884A JP2002273331A JP2002273331A JP2003172884A JP 2003172884 A JP2003172884 A JP 2003172884A JP 2002273331 A JP2002273331 A JP 2002273331A JP 2002273331 A JP2002273331 A JP 2002273331A JP 2003172884 A JP2003172884 A JP 2003172884A
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- optical system
- binoculars
- photographing
- casing
- observation optical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 三脚に搭載して撮影を行う際にはブレ問題を
確実に回避する撮影機能付双眼鏡を提供する。 【解決手段】 撮影機能付双眼鏡は、一対の観察光学系
12R及び12Lと、撮影光学系(68、70)と、こ
れら光学系を収容するケーシング10とを具備する。ケ
ーシングの底部壁の下側壁面には三脚の雲台の雄ねじと
螺着するようになった雌ねじ孔81が形成され、該ケー
シングの頂部壁の上側壁面には補助レリーズスイッチ1
09が雌ねじ孔と一直線上で実質的に整列する箇所に配
置される。
確実に回避する撮影機能付双眼鏡を提供する。 【解決手段】 撮影機能付双眼鏡は、一対の観察光学系
12R及び12Lと、撮影光学系(68、70)と、こ
れら光学系を収容するケーシング10とを具備する。ケ
ーシングの底部壁の下側壁面には三脚の雲台の雄ねじと
螺着するようになった雌ねじ孔81が形成され、該ケー
シングの頂部壁の上側壁面には補助レリーズスイッチ1
09が雌ねじ孔と一直線上で実質的に整列する箇所に配
置される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラを搭載した撮
影機能付双眼鏡に関する。
影機能付双眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、双眼鏡は例えばスポーツ
観戦や野鳥観察等に利用される。このような場合、観戦
者及び観察者は写真として記録したい場面に屡々遭遇す
るが、しかし双眼鏡をカメラに持ち替える間にシャッタ
チャンスを逃すことは容易に想像し得る。そこで、双眼
鏡で観戦或いは観察中にシャッタチャンスを逃すことな
く直ちに撮影を行えるように、双眼鏡にカメラを搭載し
た撮影機能付双眼鏡が既に提案されている(例えば、特
許文献1参照)。
観戦や野鳥観察等に利用される。このような場合、観戦
者及び観察者は写真として記録したい場面に屡々遭遇す
るが、しかし双眼鏡をカメラに持ち替える間にシャッタ
チャンスを逃すことは容易に想像し得る。そこで、双眼
鏡で観戦或いは観察中にシャッタチャンスを逃すことな
く直ちに撮影を行えるように、双眼鏡にカメラを搭載し
た撮影機能付双眼鏡が既に提案されている(例えば、特
許文献1参照)。
【0003】ところで、撮影機能付双眼鏡の一対の観察
光学系による観察像をその撮影機能によって撮影する場
合には、所謂手ブレが発生し易いという点が問題とな
る。というのは、一対の観察光学系の倍率が大きければ
大きい程、手ブレが増幅されるからである。従って、一
対の観察光学系の倍率が大きい場合には、手ブレの影響
を排除するために、撮影機能付双眼鏡を三脚の雲台に搭
載して撮影を行うことが屡々行われ得る。
光学系による観察像をその撮影機能によって撮影する場
合には、所謂手ブレが発生し易いという点が問題とな
る。というのは、一対の観察光学系の倍率が大きければ
大きい程、手ブレが増幅されるからである。従って、一
対の観察光学系の倍率が大きい場合には、手ブレの影響
を排除するために、撮影機能付双眼鏡を三脚の雲台に搭
載して撮影を行うことが屡々行われ得る。
【0004】しかしながら、撮影機能付双眼鏡を三脚の
雲台に搭載して撮影を行う場合であっても、所謂ブレの
問題が完全に解決されるわけではない。というのは、三
脚の雲台に対する撮影機能付双眼鏡の搭載点とレリーズ
スイッチの配置箇所との水平方向距離が大きければ大き
い程、レリーズスイッチの押下時に撮影機能付双眼鏡に
は大きなモーメントが働き、このとき撮影機能付双眼鏡
が動いてブレが発生し得るからである。特に、携帯に便
利な簡易三脚が使用される場合には、そのようなブレ問
題は一層顕著なものとなる。というのは、簡易三脚が設
置されたとき、その全体構造に十分な剛性が得られるこ
とはなく、このためレリーズスイッチの押下時に簡易三
脚が撓んでブレが発生し易いからである。
雲台に搭載して撮影を行う場合であっても、所謂ブレの
問題が完全に解決されるわけではない。というのは、三
脚の雲台に対する撮影機能付双眼鏡の搭載点とレリーズ
スイッチの配置箇所との水平方向距離が大きければ大き
い程、レリーズスイッチの押下時に撮影機能付双眼鏡に
は大きなモーメントが働き、このとき撮影機能付双眼鏡
が動いてブレが発生し得るからである。特に、携帯に便
利な簡易三脚が使用される場合には、そのようなブレ問
題は一層顕著なものとなる。というのは、簡易三脚が設
置されたとき、その全体構造に十分な剛性が得られるこ
とはなく、このためレリーズスイッチの押下時に簡易三
脚が撓んでブレが発生し易いからである。
【0005】また、特許文献1に開示されているよう
に、単に双眼鏡にカメラ部を附加した構成の撮影機能付
双眼鏡の場合には、その全体構成が該カメラ部の分だけ
嵩張った構造となり、使い勝手の面で実用化し難いもの
と言わざるを得ない。
に、単に双眼鏡にカメラ部を附加した構成の撮影機能付
双眼鏡の場合には、その全体構成が該カメラ部の分だけ
嵩張った構造となり、使い勝手の面で実用化し難いもの
と言わざるを得ない。
【0006】一方、双眼鏡の左右一対の観察光学系の一
方にハーフミラーを組み込んで該観察光学系から得られ
る観察像を撮影光学系に導くタイプの撮影機能付双眼鏡
も提案されている。このような撮影機能付双眼鏡におい
ては、撮影光学系は結像光学系のみから成り、その対物
光学系は双眼鏡の一方の観察光学系の対物レンズ系によ
って代用される。従って、この種のタイプの撮影機能付
双眼鏡は特許文献1に開示されたものに比べるとコンパ
クトな構成となり得るが、しかしカメラの撮影光学系に
導かれる光量が少ないという点が問題とされる。即ち、
双眼鏡の一方の観察光学系に導入される全光量の半分程
度が撮影光学系に導かれるに過ぎない。
方にハーフミラーを組み込んで該観察光学系から得られ
る観察像を撮影光学系に導くタイプの撮影機能付双眼鏡
も提案されている。このような撮影機能付双眼鏡におい
ては、撮影光学系は結像光学系のみから成り、その対物
光学系は双眼鏡の一方の観察光学系の対物レンズ系によ
って代用される。従って、この種のタイプの撮影機能付
双眼鏡は特許文献1に開示されたものに比べるとコンパ
クトな構成となり得るが、しかしカメラの撮影光学系に
導かれる光量が少ないという点が問題とされる。即ち、
双眼鏡の一方の観察光学系に導入される全光量の半分程
度が撮影光学系に導かれるに過ぎない。
【0007】
【特許文献1】実開平6−2330号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、カメラを搭載した撮影機能付双眼鏡であって、三脚
に搭載して撮影を行う際にはブレ問題が確実に回避され
得るように構成された撮影機能付双眼鏡を提供すること
である。
は、カメラを搭載した撮影機能付双眼鏡であって、三脚
に搭載して撮影を行う際にはブレ問題が確実に回避され
得るように構成された撮影機能付双眼鏡を提供すること
である。
【0009】本発明の別の目的は、上述したような撮影
機能付双眼鏡であって、更に、その双眼鏡としての機能
を果たすために必要とされる全体構成以上に大巾に嵩張
らせることなく撮影機能を組み込み得るようになった撮
影機能付双眼鏡を提供することである。
機能付双眼鏡であって、更に、その双眼鏡としての機能
を果たすために必要とされる全体構成以上に大巾に嵩張
らせることなく撮影機能を組み込み得るようになった撮
影機能付双眼鏡を提供することである。
【0010】本発明の更に別の目的は、上述したような
撮影機能付双眼鏡であって、撮影を十分な光量で行い得
る撮影機能付双眼鏡を提供することである。
撮影機能付双眼鏡であって、撮影を十分な光量で行い得
る撮影機能付双眼鏡を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による撮影機能付
双眼鏡は、一対の観察光学系と、撮影光学系と、該一対
の観察光学系及び該撮像光学系を収容するケーシングと
を具備する。本発明によれば、ケーシングの底部壁の下
側壁面には三脚の雲台の雄ねじと螺着するようになった
雌ねじ孔が形成され、該ケーシングの頂部壁の上側壁面
にはレリーズスイッチが該雌ねじ孔と一直線上で実質的
に整列する箇所に配置される。
双眼鏡は、一対の観察光学系と、撮影光学系と、該一対
の観察光学系及び該撮像光学系を収容するケーシングと
を具備する。本発明によれば、ケーシングの底部壁の下
側壁面には三脚の雲台の雄ねじと螺着するようになった
雌ねじ孔が形成され、該ケーシングの頂部壁の上側壁面
にはレリーズスイッチが該雌ねじ孔と一直線上で実質的
に整列する箇所に配置される。
【0012】本発明の一実施形態にあっては、各観察光
学系にはその光軸に沿って対物光学系、正立光学系及び
接眼光学系が含まれ、しかも対物光学系と正立光学系及
び接眼光学系とは該観察光学系の光軸に沿って互いに相
対的に移動可能とされ、一対の観察光学系の間には転輪
軸が設けられ、各観察光学系を合焦させるべく転輪軸の
回転運動を該観察光学系の対物光学系と正立光学系及び
接眼光学系との間の相対的直進運動に変換させる合焦機
構が設けられる。
学系にはその光軸に沿って対物光学系、正立光学系及び
接眼光学系が含まれ、しかも対物光学系と正立光学系及
び接眼光学系とは該観察光学系の光軸に沿って互いに相
対的に移動可能とされ、一対の観察光学系の間には転輪
軸が設けられ、各観察光学系を合焦させるべく転輪軸の
回転運動を該観察光学系の対物光学系と正立光学系及び
接眼光学系との間の相対的直進運動に変換させる合焦機
構が設けられる。
【0013】また、本発明の一実施形態にあっては、ケ
ーシングには、ケーシング本体部分と、このケーシング
本体部分に対して摺動自在となった可動ケーシング部分
とが含まれ、ケーシング本体部分には前記一対の観察光
学系の一方が収容され、可動ケーシング部分には一対の
観察光学系の他方が収容され、ケーシング本体部分に対
して可動ケーシング部分を相対的に移動させることによ
り、一対の観察光学系の眼幅調節が行われる。
ーシングには、ケーシング本体部分と、このケーシング
本体部分に対して摺動自在となった可動ケーシング部分
とが含まれ、ケーシング本体部分には前記一対の観察光
学系の一方が収容され、可動ケーシング部分には一対の
観察光学系の他方が収容され、ケーシング本体部分に対
して可動ケーシング部分を相対的に移動させることによ
り、一対の観察光学系の眼幅調節が行われる。
【0014】好ましくは、転輪軸は転輪軸筒として構成
され、撮影光学系は該転輪軸筒内に設置される。この場
合には、撮影手段として、固体撮像素子が転輪軸筒の後
方側端から所定距離だけ離れて撮影光学系と整列するよ
うに設けられ得る。また、撮影光学系を合焦させるべく
転輪軸筒の回転運動を該撮影光学系の直進運動に変換さ
せる合焦機構が組み込まれてもよい。
され、撮影光学系は該転輪軸筒内に設置される。この場
合には、撮影手段として、固体撮像素子が転輪軸筒の後
方側端から所定距離だけ離れて撮影光学系と整列するよ
うに設けられ得る。また、撮影光学系を合焦させるべく
転輪軸筒の回転運動を該撮影光学系の直進運動に変換さ
せる合焦機構が組み込まれてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、本発
明による撮影機能付双眼鏡の一実施形態について説明す
る。
明による撮影機能付双眼鏡の一実施形態について説明す
る。
【0016】先ず、図1を参照すると、本発明による撮
影機能付双眼鏡の内部構造が平面図として示され、図2
を参照すると、図1のII-II線に沿う断面図が示されて
いる。本実施形態では、撮影機能付双眼鏡は略直方形を
呈するケーシング10を具備し、このケーシング10は
ケーシング本体部分10Aと可動ケーシング部分10B
とから成る。
影機能付双眼鏡の内部構造が平面図として示され、図2
を参照すると、図1のII-II線に沿う断面図が示されて
いる。本実施形態では、撮影機能付双眼鏡は略直方形を
呈するケーシング10を具備し、このケーシング10は
ケーシング本体部分10Aと可動ケーシング部分10B
とから成る。
【0017】ケーシング10内には一対の観察光学系1
2R及び12Lが設けられ、この一対の観察光学系12
R及び12Lは左右対象な構成を有し、それぞれ右眼観
察用及び左眼観察用として使用される。右側観察光学系
12Rはケーシング本体部分10Aに組み込まれ、この
右側観察光学系12Rには対物レンズ系14R、正立プ
リズム系16R及び接眼レンズ系18Rが含まれる。ケ
ーシング本体部分10Aの前方壁には観察窓19Rが形
成され、この観察窓19Rは右側観察光学系12Rの対
物レンズ系14Rと整列させられる。また、左側観察光
学系12Lは可動ケーシング部分10B側に組み込ま
れ、この左側観察光学系12Lには対物レンズ系14
L、正立プリズム系16L及び接眼レンズ系18Lが含
まれる。可動ケーシング部分10Bの前方壁には観察窓
19Lが形成され、この観察窓19Lは左側観察光学系
12Lの対物レンズ系14Lと整列させられる。
2R及び12Lが設けられ、この一対の観察光学系12
R及び12Lは左右対象な構成を有し、それぞれ右眼観
察用及び左眼観察用として使用される。右側観察光学系
12Rはケーシング本体部分10Aに組み込まれ、この
右側観察光学系12Rには対物レンズ系14R、正立プ
リズム系16R及び接眼レンズ系18Rが含まれる。ケ
ーシング本体部分10Aの前方壁には観察窓19Rが形
成され、この観察窓19Rは右側観察光学系12Rの対
物レンズ系14Rと整列させられる。また、左側観察光
学系12Lは可動ケーシング部分10B側に組み込ま
れ、この左側観察光学系12Lには対物レンズ系14
L、正立プリズム系16L及び接眼レンズ系18Lが含
まれる。可動ケーシング部分10Bの前方壁には観察窓
19Lが形成され、この観察窓19Lは左側観察光学系
12Lの対物レンズ系14Lと整列させられる。
【0018】なお、以下の記載では、説明の便宜上、前
方側及び後方側とはそれぞれ撮影機能付双眼鏡の観察光
学系(12R、12L)に対して対物側及び接眼側とし
て定義される。
方側及び後方側とはそれぞれ撮影機能付双眼鏡の観察光
学系(12R、12L)に対して対物側及び接眼側とし
て定義される。
【0019】可動ケーシング部分10Bはケーシング本
体部分10Aから左方側に引き出し得るように該ケーシ
ング本体部分10Aに対して摺動自在に係合させられ
る。即ち、可動ケーシング部分10Bは図2に示す収納
位置と図3に示す最大引出し位置との間で左右方向に移
動自在とされる。可動ケーシング部分10Bとケーシン
グ本体部分10Aとの間の摺動係合面には或る程度の摩
擦力が働くようになっており、このためケーシング本体
部分10Aに対して可動ケーシング部分10Bを移動さ
せる際には双方の部分10A及び10B間に所定以上の
引出し力或いは押込み力を及ぼすことが必要となる。要
するに、可動ケーシング部分10Bはその収納位置(図
2)と最大引出し位置(図3)との間の任意の位置で摩
擦力で留めておくことが可能である。
体部分10Aから左方側に引き出し得るように該ケーシ
ング本体部分10Aに対して摺動自在に係合させられ
る。即ち、可動ケーシング部分10Bは図2に示す収納
位置と図3に示す最大引出し位置との間で左右方向に移
動自在とされる。可動ケーシング部分10Bとケーシン
グ本体部分10Aとの間の摺動係合面には或る程度の摩
擦力が働くようになっており、このためケーシング本体
部分10Aに対して可動ケーシング部分10Bを移動さ
せる際には双方の部分10A及び10B間に所定以上の
引出し力或いは押込み力を及ぼすことが必要となる。要
するに、可動ケーシング部分10Bはその収納位置(図
2)と最大引出し位置(図3)との間の任意の位置で摩
擦力で留めておくことが可能である。
【0020】図2及び図3の比較から明らかなように、
可動ケーシング部分10Bがケーシング本体部分10A
から引き出されたとき、左側観察光学系12Lは可動ケ
ーシング部分10Bと共に移動するが、しかし右側観察
光学系12Rはケーシング本体部分10A側に留められ
る。即ち、可動ケーシング部分10Bをケーシング本体
部分10Aに対して任意の引出し位置に位置決めするこ
とにより、右側観察光学系12Rの接眼レンズ系18R
と左側観察光学系12Lの接眼レンズ系18Lとの光軸
間距離即ち眼幅を調節することが可能である。
可動ケーシング部分10Bがケーシング本体部分10A
から引き出されたとき、左側観察光学系12Lは可動ケ
ーシング部分10Bと共に移動するが、しかし右側観察
光学系12Rはケーシング本体部分10A側に留められ
る。即ち、可動ケーシング部分10Bをケーシング本体
部分10Aに対して任意の引出し位置に位置決めするこ
とにより、右側観察光学系12Rの接眼レンズ系18R
と左側観察光学系12Lの接眼レンズ系18Lとの光軸
間距離即ち眼幅を調節することが可能である。
【0021】本実施形態においては、右側観察光学系1
2Rの対物レンズ系14Rはケーシング本体部分10A
に対して固定位置に設置されるが、その正立プリズム系
16R及び接眼レンズ系18Rは対物レンズ系14Rに
対して前後方向に移動可能であり、これにより右側観察
光学系12Rの合焦(フォーカシング)が行われる。同
様に、左側観察光学系12Lの対物レンズ系14Lは可
動ケーシング部分10Bに対して固定位置に設置される
が、その正立プリズム系16L及び接眼レンズ系18L
は対物レンズ系14Lに対して前後方向に移動可能であ
り、これにより左側観察光学系12Lの合焦(フォーカ
シング)が行われる。
2Rの対物レンズ系14Rはケーシング本体部分10A
に対して固定位置に設置されるが、その正立プリズム系
16R及び接眼レンズ系18Rは対物レンズ系14Rに
対して前後方向に移動可能であり、これにより右側観察
光学系12Rの合焦(フォーカシング)が行われる。同
様に、左側観察光学系12Lの対物レンズ系14Lは可
動ケーシング部分10Bに対して固定位置に設置される
が、その正立プリズム系16L及び接眼レンズ系18L
は対物レンズ系14Lに対して前後方向に移動可能であ
り、これにより左側観察光学系12Lの合焦(フォーカ
シング)が行われる。
【0022】以上で述べたような眼幅調節及び合焦動作
を行わせるために、ケーシング10の底部側には図4に
示すような支持板構造体20が設けられる。なお、図1
では、図示の複雑化を避けるために支持板構造体20は
省かれている。
を行わせるために、ケーシング10の底部側には図4に
示すような支持板構造体20が設けられる。なお、図1
では、図示の複雑化を避けるために支持板構造体20は
省かれている。
【0023】支持板構造体20は、ケーシング本体部分
10Aに対して適宜固定された矩形状固定板20Aと、
この矩形状固定板20A上に摺動自在に配置されかつ可
動ケーシング部分10Bに対して適宜固定されたスライ
ド板20Bとから成る。スライド板20Bは矩形状固定
板20Aの前後方向の幅にほぼ等しい幅を持つ矩形状部
22と、この矩形状部22から右方側に一体的に延在し
た延在部24とから成る。右側観察光学系12Rの対物
レンズ系14Rは矩形状固定板20A上の所定位置に固
定設置され、左側観察光学系12Lの対物レンズ系14
Lはスライド板20B上の所定位置に固定設置させられ
る。
10Aに対して適宜固定された矩形状固定板20Aと、
この矩形状固定板20A上に摺動自在に配置されかつ可
動ケーシング部分10Bに対して適宜固定されたスライ
ド板20Bとから成る。スライド板20Bは矩形状固定
板20Aの前後方向の幅にほぼ等しい幅を持つ矩形状部
22と、この矩形状部22から右方側に一体的に延在し
た延在部24とから成る。右側観察光学系12Rの対物
レンズ系14Rは矩形状固定板20A上の所定位置に固
定設置され、左側観察光学系12Lの対物レンズ系14
Lはスライド板20B上の所定位置に固定設置させられ
る。
【0024】スライド板20Bの矩形状部22には一対
の案内スロット26が形成され、またその延在部24に
は案内スロット27が形成される。一方、固定板22に
は、一対の案内スロット26に摺動自在に受け入れるよ
うになった一対の案内ピン26′と、案内スロット27
に摺動自在に受け入れるようになった案内ピン27′と
が植設される。各案内スロット(26、27)は左右方
向に同じ長さだけ延び、その長さはケーシング本体部分
10Aに対する可動ケーシング部分10Bの移動距離、
即ち可動ケーシング部分10Bの収納位置(図2)と可
動ケーシング部分10Bの最大引出し位置(図3)との
間の距離に対応する。
の案内スロット26が形成され、またその延在部24に
は案内スロット27が形成される。一方、固定板22に
は、一対の案内スロット26に摺動自在に受け入れるよ
うになった一対の案内ピン26′と、案内スロット27
に摺動自在に受け入れるようになった案内ピン27′と
が植設される。各案内スロット(26、27)は左右方
向に同じ長さだけ延び、その長さはケーシング本体部分
10Aに対する可動ケーシング部分10Bの移動距離、
即ち可動ケーシング部分10Bの収納位置(図2)と可
動ケーシング部分10Bの最大引出し位置(図3)との
間の距離に対応する。
【0025】図2及び図3から明らかなように、支持板
構造体20はケーシング10内にその底部から適当な間
隔を空けて設置され、このとき矩形状固定板20Aはケ
ーシング本体部分10A側に適宜固定され、またスライ
ド板20Bは可動ケーシング部分10B側に適宜固定さ
れる。なお、図示の実施形態では、可動ケーシング部分
10Bに対するスライド板20Bの固定のために、その
矩形状部22の左辺縁の一部に沿って取付片28が設け
られ、この取付片28が可動ケーシング部分10Bの仕
切り壁29に適宜固着される。
構造体20はケーシング10内にその底部から適当な間
隔を空けて設置され、このとき矩形状固定板20Aはケ
ーシング本体部分10A側に適宜固定され、またスライ
ド板20Bは可動ケーシング部分10B側に適宜固定さ
れる。なお、図示の実施形態では、可動ケーシング部分
10Bに対するスライド板20Bの固定のために、その
矩形状部22の左辺縁の一部に沿って取付片28が設け
られ、この取付片28が可動ケーシング部分10Bの仕
切り壁29に適宜固着される。
【0026】図5を参照すると、右側観察光学系12R
の正立プリズム系16Rを搭載するための右側マウント
板30Rと、左側観察光学系12Lの正立プリズム系1
6Lを搭載するための左側マウント板30Lが示され
る。図5及び図6から明らかなように、右側マウント板
30R及び左側マウント板30Lのそれぞれの後方側縁
辺に沿って直立板32R及び32Lが設けられる。図1
に示すように、右側直立板32Rは右側接眼レンズ系1
8Rの取付座として用いられ、左側直立板32Lは左側
接眼レンズ系18Lの取付座として用いられる。
の正立プリズム系16Rを搭載するための右側マウント
板30Rと、左側観察光学系12Lの正立プリズム系1
6Lを搭載するための左側マウント板30Lが示され
る。図5及び図6から明らかなように、右側マウント板
30R及び左側マウント板30Lのそれぞれの後方側縁
辺に沿って直立板32R及び32Lが設けられる。図1
に示すように、右側直立板32Rは右側接眼レンズ系1
8Rの取付座として用いられ、左側直立板32Lは左側
接眼レンズ系18Lの取付座として用いられる。
【0027】図6に示すように、右側マウント板30R
の底面にはその右側縁辺のほぼ中央に沿って案内シュー
34Rが固着され、この案内シュー34Rには図2及び
図3に示すように矩形状固定板20Aの右側端縁を摺動
自在に受け入れる溝36Rが形成される。また、右側マ
ウント板30Rの左側縁辺に沿って側壁38Rが設けら
れ、この側壁38Rの底部側は肥大部40Rとして形成
され、この肥大部40Rには案内ロッド42Rを摺動自
在に挿通させるボアが形成される。案内ロッド42Rの
両端は矩形状固定板20Aの前方側縁辺及び後方側縁辺
にそれぞれ一体的に形成された一対の対向直立支持片4
4Rに形成された孔に挿通させられて適宜固定される。
の底面にはその右側縁辺のほぼ中央に沿って案内シュー
34Rが固着され、この案内シュー34Rには図2及び
図3に示すように矩形状固定板20Aの右側端縁を摺動
自在に受け入れる溝36Rが形成される。また、右側マ
ウント板30Rの左側縁辺に沿って側壁38Rが設けら
れ、この側壁38Rの底部側は肥大部40Rとして形成
され、この肥大部40Rには案内ロッド42Rを摺動自
在に挿通させるボアが形成される。案内ロッド42Rの
両端は矩形状固定板20Aの前方側縁辺及び後方側縁辺
にそれぞれ一体的に形成された一対の対向直立支持片4
4Rに形成された孔に挿通させられて適宜固定される。
【0028】一方、左側マウント板30Lの底面にはそ
の左側縁辺のほぼ中央に沿って案内シュー34Lが固着
され、この案内シュー34Lには図2及び図3に示すよ
うにスライド板20Bの左側端縁を摺動自在に受け入れ
る溝36Lが形成される。また、左側マウント板30L
の右側縁辺に沿って側壁38Lが設けられ、この側壁3
8Lの底部側は肥大部40Lとして形成され、この肥大
部40Lには案内ロッド42Lを摺動自在に挿通させる
ボアが形成される。案内ロッド42Lの両端はスライド
板20Bの前方側縁辺及び後方側縁辺にそれぞれ一体的
に形成された一対の対向直立支持片44Lに形成された
孔に挿通させられて適宜固定される。
の左側縁辺のほぼ中央に沿って案内シュー34Lが固着
され、この案内シュー34Lには図2及び図3に示すよ
うにスライド板20Bの左側端縁を摺動自在に受け入れ
る溝36Lが形成される。また、左側マウント板30L
の右側縁辺に沿って側壁38Lが設けられ、この側壁3
8Lの底部側は肥大部40Lとして形成され、この肥大
部40Lには案内ロッド42Lを摺動自在に挿通させる
ボアが形成される。案内ロッド42Lの両端はスライド
板20Bの前方側縁辺及び後方側縁辺にそれぞれ一体的
に形成された一対の対向直立支持片44Lに形成された
孔に挿通させられて適宜固定される。
【0029】なお、上述したように、支持板構造体20
は図1では省かれているが、一対の対向直立支持片44
Rと一対の対向直立支持片44Lとについては図示され
ている。
は図1では省かれているが、一対の対向直立支持片44
Rと一対の対向直立支持片44Lとについては図示され
ている。
【0030】以上述べたような構成により、可動ケーシ
ング部分10Bがケーシング本体部分10Aから左方側
に引き出されたとき、左側観察光学系12Lは可動ケー
シング部分10Bと共に移動するので、右側観察光学系
12Rの接眼レンズ系18Rと左側観察光学系12Lの
接眼レンズ系18Lとの光軸間距離(即ち、眼幅)の調
節が可能となる。
ング部分10Bがケーシング本体部分10Aから左方側
に引き出されたとき、左側観察光学系12Lは可動ケー
シング部分10Bと共に移動するので、右側観察光学系
12Rの接眼レンズ系18Rと左側観察光学系12Lの
接眼レンズ系18Lとの光軸間距離(即ち、眼幅)の調
節が可能となる。
【0031】また、右側観察光学系12Rの対物レンズ
系14Rは右側マウント板30Rの前方側に配置されて
いるので、右側マウント板30Rを案内ロッド42Rに
沿って前後に移動させることにより、対物レンズ系14
Rと正立プリズム系16Rとの距離が調節させられ、こ
のため右側観察光学系12Rの合焦動作が行われること
になる。同様に、左側観察光学系12Lの対物レンズ系
14Lは左側マウント板30Lの前方側に配置されてい
るので、左側マウント板30Lを案内ロッド42Lに沿
って前後に移動させることにより、対物レンズ系14L
と正立プリズム系16Lとの距離が調節させられ、この
ため左側観察光学系12Lの合焦動作が行われることに
なる。
系14Rは右側マウント板30Rの前方側に配置されて
いるので、右側マウント板30Rを案内ロッド42Rに
沿って前後に移動させることにより、対物レンズ系14
Rと正立プリズム系16Rとの距離が調節させられ、こ
のため右側観察光学系12Rの合焦動作が行われること
になる。同様に、左側観察光学系12Lの対物レンズ系
14Lは左側マウント板30Lの前方側に配置されてい
るので、左側マウント板30Lを案内ロッド42Lに沿
って前後に移動させることにより、対物レンズ系14L
と正立プリズム系16Lとの距離が調節させられ、この
ため左側観察光学系12Lの合焦動作が行われることに
なる。
【0032】右側マウント板30R及び左側マウント板
30Lをそれぞれの案内ロッド42R及び42Lに沿っ
て同期して移動させると共に右側マウント板30Rに対
する左側マウント板30Lの左右方向の移動を許容させ
るために、図5に最もよく示すように、右側マウント板
30R及び左側マウント板30Lは伸縮自在の連結手段
46によって互いに連結させられる。
30Lをそれぞれの案内ロッド42R及び42Lに沿っ
て同期して移動させると共に右側マウント板30Rに対
する左側マウント板30Lの左右方向の移動を許容させ
るために、図5に最もよく示すように、右側マウント板
30R及び左側マウント板30Lは伸縮自在の連結手段
46によって互いに連結させられる。
【0033】詳述すると、本実施形態では、連結手段4
6は、右側マウント板30Rの側壁40Rの肥大部42
Rの前方端部から左方側に延びた横断面矩形状のロッド
部材46Aと、このロッド部材46Aを摺動自在に受け
入れる二股部材46Bとから成る。ロッド部材46A及
び二股部材46Bの長さについては、可動ケーシング部
分10Bが収納位置(図2)から最大引出し位置(図
3)まで引き出された際にもロッド部材46Aと二股部
材46Bとの摺動係合が維持され得るものとされる。か
くして、可動ケーシング部分10Bがケーシング本体部
分10Aに対してどのような引出し位置にあっても、右
側マウント板30R及び左側マウント板30Lはそれぞ
れの案内ロッド42R及び42Lに沿って同期して移動
することができる。なお、ロッド部材46Rには横断面
矩形状の孔47が形成されるが、この孔47の機能につ
いては後で説明する。
6は、右側マウント板30Rの側壁40Rの肥大部42
Rの前方端部から左方側に延びた横断面矩形状のロッド
部材46Aと、このロッド部材46Aを摺動自在に受け
入れる二股部材46Bとから成る。ロッド部材46A及
び二股部材46Bの長さについては、可動ケーシング部
分10Bが収納位置(図2)から最大引出し位置(図
3)まで引き出された際にもロッド部材46Aと二股部
材46Bとの摺動係合が維持され得るものとされる。か
くして、可動ケーシング部分10Bがケーシング本体部
分10Aに対してどのような引出し位置にあっても、右
側マウント板30R及び左側マウント板30Lはそれぞ
れの案内ロッド42R及び42Lに沿って同期して移動
することができる。なお、ロッド部材46Rには横断面
矩形状の孔47が形成されるが、この孔47の機能につ
いては後で説明する。
【0034】図7を参照すると、図1のVII-VII線に沿
って切断された縦断面図が示される。図1及び図7から
明らかなように、ケーシング本体部分10Aの前方壁面
には円形開口部48が形成され、この円形開口部48は
可動ケーシング部分10Bがケーシング本体部分10A
に対して収納位置に置かれているときケーシング10の
前方壁の中央に位置させられる。
って切断された縦断面図が示される。図1及び図7から
明らかなように、ケーシング本体部分10Aの前方壁面
には円形開口部48が形成され、この円形開口部48は
可動ケーシング部分10Bがケーシング本体部分10A
に対して収納位置に置かれているときケーシング10の
前方壁の中央に位置させられる。
【0035】ケーシング本体部分10Aの前方側壁の内
側壁面からは円形開口部48を取り囲むように前方スリ
ーブ部材50が一体的に突出させられ、この前方スリー
ブ部材50の頂部側は図7に示すようにケーシング本体
部分10Aと一体化させられる。一方、前方スリーブ部
材50から後方側に所定の間隔を置いて後方スリーブ部
材52が配置させられ、この後方スリーブ部材52はケ
ーシング本体部分10Aの頂部壁の内側壁面から吊下す
るような態様で一体成形される。
側壁面からは円形開口部48を取り囲むように前方スリ
ーブ部材50が一体的に突出させられ、この前方スリー
ブ部材50の頂部側は図7に示すようにケーシング本体
部分10Aと一体化させられる。一方、前方スリーブ部
材50から後方側に所定の間隔を置いて後方スリーブ部
材52が配置させられ、この後方スリーブ部材52はケ
ーシング本体部分10Aの頂部壁の内側壁面から吊下す
るような態様で一体成形される。
【0036】前方スリーブ部材50と後方スリーブ部材
52とは互いに整列させられ、その間には転輪軸筒54
が回転自在に適宜保持される。転輪軸筒54には転輪部
56が後方スリーブ部材52に接近して一体的に形成さ
れ、この転輪部56の一部はケーシング本体部分10A
の頂部壁に形成された矩形開口部58を通して外部に露
出させられる。なお、一対の観察光学系12R及び12
Lの合焦動作時、転輪部56の露出部分は本発明による
撮影機能付双眼鏡の観察者の例えば人指し指によって回
転させられるようになっている。
52とは互いに整列させられ、その間には転輪軸筒54
が回転自在に適宜保持される。転輪軸筒54には転輪部
56が後方スリーブ部材52に接近して一体的に形成さ
れ、この転輪部56の一部はケーシング本体部分10A
の頂部壁に形成された矩形開口部58を通して外部に露
出させられる。なお、一対の観察光学系12R及び12
Lの合焦動作時、転輪部56の露出部分は本発明による
撮影機能付双眼鏡の観察者の例えば人指し指によって回
転させられるようになっている。
【0037】転輪軸筒54にはその前方端と転輪部56
との間に雄ねじ60が形成され、この雄ねじ60には環
状体62が螺着される。図2、図4及び図7から明らか
なように、環状体62には半径方向外側に突出する突起
部64が形成され、この突起部64の先端は連結手段4
6のロッド部材46Aに形成された横断面矩形状の孔4
7に嵌入させられる。従って、転輪部56が回転させら
れると、環状体62は転輪軸筒54の雄ねじ60と螺着
されているためにその長手軸線方向に沿って移動させら
れ、その移動方向は転輪部56の回転方向に依存する。
要するに、転輪軸筒54と環状体62とは転輪軸筒54
の回転運動を環状体62の直進運動に変換させる運動変
換機構を形成する。
との間に雄ねじ60が形成され、この雄ねじ60には環
状体62が螺着される。図2、図4及び図7から明らか
なように、環状体62には半径方向外側に突出する突起
部64が形成され、この突起部64の先端は連結手段4
6のロッド部材46Aに形成された横断面矩形状の孔4
7に嵌入させられる。従って、転輪部56が回転させら
れると、環状体62は転輪軸筒54の雄ねじ60と螺着
されているためにその長手軸線方向に沿って移動させら
れ、その移動方向は転輪部56の回転方向に依存する。
要するに、転輪軸筒54と環状体62とは転輪軸筒54
の回転運動を環状体62の直進運動に変換させる運動変
換機構を形成する。
【0038】環状体62の突起部64の先端は連結手段
46のロッド部材46Aの孔47に嵌入されているの
で、環状体62の移動に伴い、右マウント板30R及び
左マウント板30Lも移動させられる。要するに、転輪
部56の回転により、対物レンズ系14R及び14Lの
それぞれに対する正立プリズム系16R及び16Lの距
離が調整され、このため一対の観察光学系12R及び1
2Lの合焦動作が行われることになる。
46のロッド部材46Aの孔47に嵌入されているの
で、環状体62の移動に伴い、右マウント板30R及び
左マウント板30Lも移動させられる。要するに、転輪
部56の回転により、対物レンズ系14R及び14Lの
それぞれに対する正立プリズム系16R及び16Lの距
離が調整され、このため一対の観察光学系12R及び1
2Lの合焦動作が行われることになる。
【0039】本実施形態では、一対の観察光学系12R
及び12Lについては、例えば、対物レンズ系14R及
び14Lのそれぞれに対する光学プリズム系16R及び
16Lの距離が最も短いときに40メール先から無限遠ま
での観察対象物の合焦が得られるようなパンフォーカス
設計とされ、2メートル先から40メートル先までの観察
対象物を観察するとき、転輪軸筒54の回転により正立
プリズム系16R及び16Lをそれぞれ対物レンズ系1
4R及び14Lから引き離して観察対象物の合焦が行わ
れる。勿論、正立プリズム系16R及び16Lがそれぞ
れ対物レンズ系14R及び14Lから最大距離まで引き
離されたとき、2メートル先の観察対象物の合焦が得ら
れることになる。
及び12Lについては、例えば、対物レンズ系14R及
び14Lのそれぞれに対する光学プリズム系16R及び
16Lの距離が最も短いときに40メール先から無限遠ま
での観察対象物の合焦が得られるようなパンフォーカス
設計とされ、2メートル先から40メートル先までの観察
対象物を観察するとき、転輪軸筒54の回転により正立
プリズム系16R及び16Lをそれぞれ対物レンズ系1
4R及び14Lから引き離して観察対象物の合焦が行わ
れる。勿論、正立プリズム系16R及び16Lがそれぞ
れ対物レンズ系14R及び14Lから最大距離まで引き
離されたとき、2メートル先の観察対象物の合焦が得ら
れることになる。
【0040】転輪軸筒54内にはレンズ鏡筒66が設置
させられ、このレンズ鏡筒66内には第1レンズ群68
と第2レンズ群70とから成る撮影光学系が保持され
る。一方、ケーシング本体部分10Aの後方側壁の内側
壁面には回路基板72が取り付けられ、この回路基板7
2上には固体撮像素子例えばCCD(charge-coupled de
vice)撮像素子74が搭載され、このCCD撮像素子7
4はその受光面が撮影光学系(68、70)と整列する
ように配置される。後方スリーブ部材52の後方端面側
には内側フランジ部が形成され、その内側フランジ部に
は光学的ローパスフィルタ76が支持される。要する
に、本実施形態では、撮影機能付双眼鏡には所謂デジタ
ルカメラとしての撮影機能が与えられ、被写体は撮影光
学系(68、70)によって光学的ローパスフィルタ7
6を通してCCD撮像素子74の受光面に結像させられ
る。
させられ、このレンズ鏡筒66内には第1レンズ群68
と第2レンズ群70とから成る撮影光学系が保持され
る。一方、ケーシング本体部分10Aの後方側壁の内側
壁面には回路基板72が取り付けられ、この回路基板7
2上には固体撮像素子例えばCCD(charge-coupled de
vice)撮像素子74が搭載され、このCCD撮像素子7
4はその受光面が撮影光学系(68、70)と整列する
ように配置される。後方スリーブ部材52の後方端面側
には内側フランジ部が形成され、その内側フランジ部に
は光学的ローパスフィルタ76が支持される。要する
に、本実施形態では、撮影機能付双眼鏡には所謂デジタ
ルカメラとしての撮影機能が与えられ、被写体は撮影光
学系(68、70)によって光学的ローパスフィルタ7
6を通してCCD撮像素子74の受光面に結像させられ
る。
【0041】撮影光学系(68、70)が適当な距離の
前景被写体から無限遠の遠景被写体までの合焦が得られ
るようなパンフォーカス設計とされ、しかもその合焦可
能範囲内だけで撮影を行うことが前提とされている場合
には、レンズ鏡筒66に合焦機構を組み込むことは必要
とされない。しかしながら、本発明による撮影機能付双
眼鏡を通常のカメラの場合と同様に、例えば2メール先
の前景被写体についても撮影することが望まれる場合に
は、レンズ鏡筒66にも合焦機構が必要となる。
前景被写体から無限遠の遠景被写体までの合焦が得られ
るようなパンフォーカス設計とされ、しかもその合焦可
能範囲内だけで撮影を行うことが前提とされている場合
には、レンズ鏡筒66に合焦機構を組み込むことは必要
とされない。しかしながら、本発明による撮影機能付双
眼鏡を通常のカメラの場合と同様に、例えば2メール先
の前景被写体についても撮影することが望まれる場合に
は、レンズ鏡筒66にも合焦機構が必要となる。
【0042】そこで、本実施形態では、転輪軸筒54の
内周壁面には雌ねじが形成され、一方レンズ鏡筒66の
外周壁面には雄ねじが形成され、これによりレンズ鏡筒
66は転輪軸筒54内で螺着される。レンズ鏡筒66の
前方端部は前方スリーブ部材50内に挿入させられ、該
前方端部には図7に示すように一対のキー溝78が直径
方向に形成され、各キー溝78はレンズ鏡筒66の前方
端縁からその長手軸線方向に沿って所定長さだけ延び
る。一方、前方スリーブ部材50の後方側端面に接近し
た箇所には一対のボアが直径方向に形成され、各ボアに
はキー溝78に係合するようになったピン要素80が植
設される。要するに、キー溝78とピン要素80との係
合により、レンズ鏡筒66の回転が阻止される。
内周壁面には雌ねじが形成され、一方レンズ鏡筒66の
外周壁面には雄ねじが形成され、これによりレンズ鏡筒
66は転輪軸筒54内で螺着される。レンズ鏡筒66の
前方端部は前方スリーブ部材50内に挿入させられ、該
前方端部には図7に示すように一対のキー溝78が直径
方向に形成され、各キー溝78はレンズ鏡筒66の前方
端縁からその長手軸線方向に沿って所定長さだけ延び
る。一方、前方スリーブ部材50の後方側端面に接近し
た箇所には一対のボアが直径方向に形成され、各ボアに
はキー溝78に係合するようになったピン要素80が植
設される。要するに、キー溝78とピン要素80との係
合により、レンズ鏡筒66の回転が阻止される。
【0043】かくして、転輪軸筒54がその転輪部56
の操作により回転させられると、レンズ鏡筒66はその
光軸に沿って移動させられる。即ち、転輪軸筒54の内
周壁面に形成された雌ねじとレンズ鏡筒66の外周壁面
に形成された雄ねじとは該転輪軸筒54の回転運動をレ
ンズ鏡筒66の直進運動に変換するための運動変換機能
を形成し、この運動変換機構はレンズ鏡筒66の合焦機
構として機能させられる。
の操作により回転させられると、レンズ鏡筒66はその
光軸に沿って移動させられる。即ち、転輪軸筒54の内
周壁面に形成された雌ねじとレンズ鏡筒66の外周壁面
に形成された雄ねじとは該転輪軸筒54の回転運動をレ
ンズ鏡筒66の直進運動に変換するための運動変換機能
を形成し、この運動変換機構はレンズ鏡筒66の合焦機
構として機能させられる。
【0044】転輪軸筒54の外周壁面に形成される雄ね
じ60とその内周壁面に形成される雌ねじとは互いに逆
向きとされ、このため転輪軸筒54が正立プリズム系1
6R及び16Lをそれぞれ対物レンズ系14R及び14
Lから引き離すように回転させられたとき、レンズ鏡筒
66はCCD撮像素子74から遠のくように移動させら
れ、かくしてパンフォーカスの範囲から外れた前景被写
体がCCD撮像素子74の受光面に合焦された状態で結
像される。勿論、転輪軸筒54の外周壁面の雄ねじピッ
チ及びその内周壁面の雌ねじピッチのそれぞれについて
は、一対の観察光学系12R及び12Lの光学特性及び
撮影光学系(68、70)の光学特性に応じて異なった
ものとされる。
じ60とその内周壁面に形成される雌ねじとは互いに逆
向きとされ、このため転輪軸筒54が正立プリズム系1
6R及び16Lをそれぞれ対物レンズ系14R及び14
Lから引き離すように回転させられたとき、レンズ鏡筒
66はCCD撮像素子74から遠のくように移動させら
れ、かくしてパンフォーカスの範囲から外れた前景被写
体がCCD撮像素子74の受光面に合焦された状態で結
像される。勿論、転輪軸筒54の外周壁面の雄ねじピッ
チ及びその内周壁面の雌ねじピッチのそれぞれについて
は、一対の観察光学系12R及び12Lの光学特性及び
撮影光学系(68、70)の光学特性に応じて異なった
ものとされる。
【0045】図2、図3及び図7に示すように、ケーシ
ング本体部分10Aの底部壁の下側壁面には三脚の雲台
の雄ねじと螺着するようになった雌ねじ孔81が形成さ
れる。図2から明らかなように、本実施形態にあって
は、可動ケーシング部分10Bがケーシング本体部分1
0Aに対して収納位置にあるとき、雌ねじ孔81はケー
シング10の左右長のほぼ中央に位置し、その位置は撮
影光学系(68、70)の光軸の直下となる。また、図
7から明らかなように、雌ねじ孔81はケーシング本体
部分10Aの前方側縁辺に近接して配置される。雌ねじ
孔81の配置箇所については、可動ケーシング10Bが
ケーシング本体部分10Aに対して収納位置に置かれた
状態での撮影機能付双眼鏡の重心にできるだけ近い位置
が好ましい。
ング本体部分10Aの底部壁の下側壁面には三脚の雲台
の雄ねじと螺着するようになった雌ねじ孔81が形成さ
れる。図2から明らかなように、本実施形態にあって
は、可動ケーシング部分10Bがケーシング本体部分1
0Aに対して収納位置にあるとき、雌ねじ孔81はケー
シング10の左右長のほぼ中央に位置し、その位置は撮
影光学系(68、70)の光軸の直下となる。また、図
7から明らかなように、雌ねじ孔81はケーシング本体
部分10Aの前方側縁辺に近接して配置される。雌ねじ
孔81の配置箇所については、可動ケーシング10Bが
ケーシング本体部分10Aに対して収納位置に置かれた
状態での撮影機能付双眼鏡の重心にできるだけ近い位置
が好ましい。
【0046】図1、図2及び図3に示すように、ケーシ
ング本体部分10Aの右側端部内には電源回路基板82
が設けられ、この電源回路基板82はケーシング本体部
分10Aに対して適宜保持される。また、図2及び図3
に示すように、ケーシング本体部分10Aの底部壁と支
持板構造体20との間には主制御回路基板84が設けら
れ、この主制御回路基板84はケーシング本体部分10
Aの底部壁によって適宜支持される。主制御回路基板8
4にはマイクロコンピュータやメモリ等の電子部品が搭
載され、CCD搭載用回路基板72及び電源回路基板8
2は平坦なフレキシブル配線コード(図示されない)を
介して主制御回路基板84に適宜接続される。
ング本体部分10Aの右側端部内には電源回路基板82
が設けられ、この電源回路基板82はケーシング本体部
分10Aに対して適宜保持される。また、図2及び図3
に示すように、ケーシング本体部分10Aの底部壁と支
持板構造体20との間には主制御回路基板84が設けら
れ、この主制御回路基板84はケーシング本体部分10
Aの底部壁によって適宜支持される。主制御回路基板8
4にはマイクロコンピュータやメモリ等の電子部品が搭
載され、CCD搭載用回路基板72及び電源回路基板8
2は平坦なフレキシブル配線コード(図示されない)を
介して主制御回路基板84に適宜接続される。
【0047】本実施形態では、図2、図3及び図7に示
すように、ケーシング本体部分10Aの頂部壁の外側壁
面にはLCD(liquid crystal display)表示器86が配
置され、このLCD表示86は平坦な矩形状を呈する。
矩形状LCD表示器86はその一方の対向側辺が撮影光
学系(68、70)の光軸に対して直角となるように配
置され、しかもその前方側縁辺に沿う回動軸88のまわ
りで回動自在とされる。矩形状LCD表示器86は通常
は図7に実線で示す収納位置に置かれ、このとき矩形状
LCD表示器86の液晶表示画面はケーシング本体部分
10Aの頂部壁の上側壁面に対して直接対向しかつ平行
となるような姿勢とされるので、その液晶表示画面はモ
ニタされ得ない。CCD撮像素子74によって撮影作動
が行われるとき、LCD表示器86はその収納位置から
図7で破線で部分的に示すような表示位置まで手動操作
により回動させられ、このときLCD表示器86の液晶
表示画面が接眼レンズ系18R及び18Lの側からモニ
タされ得るようになっている。
すように、ケーシング本体部分10Aの頂部壁の外側壁
面にはLCD(liquid crystal display)表示器86が配
置され、このLCD表示86は平坦な矩形状を呈する。
矩形状LCD表示器86はその一方の対向側辺が撮影光
学系(68、70)の光軸に対して直角となるように配
置され、しかもその前方側縁辺に沿う回動軸88のまわ
りで回動自在とされる。矩形状LCD表示器86は通常
は図7に実線で示す収納位置に置かれ、このとき矩形状
LCD表示器86の液晶表示画面はケーシング本体部分
10Aの頂部壁の上側壁面に対して直接対向しかつ平行
となるような姿勢とされるので、その液晶表示画面はモ
ニタされ得ない。CCD撮像素子74によって撮影作動
が行われるとき、LCD表示器86はその収納位置から
図7で破線で部分的に示すような表示位置まで手動操作
により回動させられ、このときLCD表示器86の液晶
表示画面が接眼レンズ系18R及び18Lの側からモニ
タされ得るようになっている。
【0048】図1、図2及び図3から明らかなように、
可動ケーシング部分10Bの左側端部内は仕切り壁29
によって仕切られ、その内部はバッテリ充填室90とし
て郭成される。バッテリ充填室90には二本のバッテリ
92が充填され、電源回路基板82は給電配線コード
(図示されない)を介してバッテリ92から給電を受
け、CCD搭載用回路基板72上のCCD撮像素子7
4、主制御回路基板84上のマイクロコンピュータやメ
モリ等の電子部品及びLCD表示器86は電源回路基板
82から給電される。
可動ケーシング部分10Bの左側端部内は仕切り壁29
によって仕切られ、その内部はバッテリ充填室90とし
て郭成される。バッテリ充填室90には二本のバッテリ
92が充填され、電源回路基板82は給電配線コード
(図示されない)を介してバッテリ92から給電を受
け、CCD搭載用回路基板72上のCCD撮像素子7
4、主制御回路基板84上のマイクロコンピュータやメ
モリ等の電子部品及びLCD表示器86は電源回路基板
82から給電される。
【0049】図2及び図3に最もよく示すように、電源
回路基板82には2つの接続コネクタ、即ちビデオ出力
端子コネクタ出力94とUSB出力端子コネクタ95と
が上下方向に並んで搭載され、これら接続コネクタ94
及び95は例えば画像処理コンピュータ(図示されな
い)との接続ために用いられる。電源回路基板82は接
続コネクタ94及び95と共にシールドカバー96によ
って覆われ、シールドカバー96については適当な導体
材料例えば適当な厚さの鋼板から形成することができ
る。
回路基板82には2つの接続コネクタ、即ちビデオ出力
端子コネクタ出力94とUSB出力端子コネクタ95と
が上下方向に並んで搭載され、これら接続コネクタ94
及び95は例えば画像処理コンピュータ(図示されな
い)との接続ために用いられる。電源回路基板82は接
続コネクタ94及び95と共にシールドカバー96によ
って覆われ、シールドカバー96については適当な導体
材料例えば適当な厚さの鋼板から形成することができ
る。
【0050】また、図2及び図3に示すように、主制御
回路基板84の下側にはCFカードホルダ97が設けら
れ、このCFカードホルダ97にはCFカードがメモリ
カードとして抜差し自在に挿入し得るようになってい
る。
回路基板84の下側にはCFカードホルダ97が設けら
れ、このCFカードホルダ97にはCFカードがメモリ
カードとして抜差し自在に挿入し得るようになってい
る。
【0051】図8及び図9を参照すると、本発明による
撮影機能付双眼鏡の外観が平面図として図示される。図
8及び図9において、参照符号18R′及び18L′は
それぞれ接眼レンズ系18R及び18Lを収納するため
のレンズ鏡筒を示し、これらレンズ鏡筒18R′及び1
8L′の各々は横断面矩形状となっている。レンズ鏡筒
18R′は右側マウント板30Rの後方縁辺に沿う直立
板32Rに装着され、レンズ鏡筒18L′は左側マウン
ト板30Lの後方側縁辺に沿う直立板32Lに装着され
る(図6)。なお、参照符号98は可動ケーシング部分
10Bの頂部壁の上側壁面に形成された略半月状凹部を
示し、この略半月状凹部98には可動ケーシング部分1
0Bをケーシング本体部分10Aから引き出す際に指を
引っかけることができるので、ケーシング本体部分10
Aからの可動ケーシング部分10Bの引出しを容易に行
うことができる。
撮影機能付双眼鏡の外観が平面図として図示される。図
8及び図9において、参照符号18R′及び18L′は
それぞれ接眼レンズ系18R及び18Lを収納するため
のレンズ鏡筒を示し、これらレンズ鏡筒18R′及び1
8L′の各々は横断面矩形状となっている。レンズ鏡筒
18R′は右側マウント板30Rの後方縁辺に沿う直立
板32Rに装着され、レンズ鏡筒18L′は左側マウン
ト板30Lの後方側縁辺に沿う直立板32Lに装着され
る(図6)。なお、参照符号98は可動ケーシング部分
10Bの頂部壁の上側壁面に形成された略半月状凹部を
示し、この略半月状凹部98には可動ケーシング部分1
0Bをケーシング本体部分10Aから引き出す際に指を
引っかけることができるので、ケーシング本体部分10
Aからの可動ケーシング部分10Bの引出しを容易に行
うことができる。
【0052】図8ではLCD表示器86は収納位置で示
され、また図9ではLCD表示器86は表示位置で示さ
れ、その液晶表示画面は参照符号100で示される。図
8及び図9から明らかなように、LCD表示器86が収
納位置から表示位置まで移動させられると、LCD表示
器86の液晶表示画面100は撮影機能付双眼鏡の後方
側即ち接眼側に向けられるので、観察者は観察動作時に
撮影機能付双眼鏡を少し下げることによりLCD表示器
86の液晶表示画面100をモニタすることができるだ
けでなく撮影機能付双眼鏡を少し上げることにより直ち
に観察動作に戻ることもできる。要するに、観察者は一
対の観察光学系12R及び12Lによる観察と液晶表示
画面100のモニタとの切替を迅速に行うことができる
ので、観察対象物(被写体)を見失うことなく最良のシ
ャッタチャンスを容易に捉えることが可能となる。
され、また図9ではLCD表示器86は表示位置で示さ
れ、その液晶表示画面は参照符号100で示される。図
8及び図9から明らかなように、LCD表示器86が収
納位置から表示位置まで移動させられると、LCD表示
器86の液晶表示画面100は撮影機能付双眼鏡の後方
側即ち接眼側に向けられるので、観察者は観察動作時に
撮影機能付双眼鏡を少し下げることによりLCD表示器
86の液晶表示画面100をモニタすることができるだ
けでなく撮影機能付双眼鏡を少し上げることにより直ち
に観察動作に戻ることもできる。要するに、観察者は一
対の観察光学系12R及び12Lによる観察と液晶表示
画面100のモニタとの切替を迅速に行うことができる
ので、観察対象物(被写体)を見失うことなく最良のシ
ャッタチャンスを容易に捉えることが可能となる。
【0053】図8及び図9に示すように、ケーシング本
体部分10Aの頂部壁の上側壁面上にはレリーズスイッ
チ102、被写体像表示スイッチ104、メニュー表示
スイッチ106及びクロススイッチ108が設けられ、
これらスイッチは右側観察光学系12Rの上方領域に纏
めて配置される。勿論、スイッチ102、104、10
6及び108の操作は電源スイッチのオフ状態では無効
であり、電源スイッチのオン後に有効となる。なお、電
源スイッチはケーシング本体部分10Aの側壁の適当な
箇所に設けられ、その頂部壁の上側壁面上には配置され
ない。
体部分10Aの頂部壁の上側壁面上にはレリーズスイッ
チ102、被写体像表示スイッチ104、メニュー表示
スイッチ106及びクロススイッチ108が設けられ、
これらスイッチは右側観察光学系12Rの上方領域に纏
めて配置される。勿論、スイッチ102、104、10
6及び108の操作は電源スイッチのオフ状態では無効
であり、電源スイッチのオン後に有効となる。なお、電
源スイッチはケーシング本体部分10Aの側壁の適当な
箇所に設けられ、その頂部壁の上側壁面上には配置され
ない。
【0054】図7及び図9に示すように、ケーシング本
体部分10Aの頂部壁の上側壁面上には補助レリーズス
イッチ109が更に設けられる。可動ケーシング部分1
0Bがケーシング本体部分10Aに対して収納位置にあ
るとき、補助レリーズスイッチ109はケーシング10
の左右長のほぼ中央に位置し、その位置は撮影光学系
(68、70)の光軸の直上となる。また、図7及び図
9から明らかなように、補助レリーズスイッチ109は
ケーシング本体部分10Aの前方側縁辺に近接して配置
される。詳述すると、補助レリーズスイッチ109は自
己復帰型のマイクロスイッチとして構成され、その押込
みスイッチ釦は雌ねじ孔81と一直線上で実質的に整列
する箇所に配置される。補助レリーズスイッチ109の
操作も電源スイッチのオフ状態では無効であり、電源ス
イッチのオン後に有効となる。なお、図8から明らかな
ように、LCD表示器86が収納位置に置かれていると
き、補助レリーズスイッチ109はLCD表示器86に
よって覆われて隠される。
体部分10Aの頂部壁の上側壁面上には補助レリーズス
イッチ109が更に設けられる。可動ケーシング部分1
0Bがケーシング本体部分10Aに対して収納位置にあ
るとき、補助レリーズスイッチ109はケーシング10
の左右長のほぼ中央に位置し、その位置は撮影光学系
(68、70)の光軸の直上となる。また、図7及び図
9から明らかなように、補助レリーズスイッチ109は
ケーシング本体部分10Aの前方側縁辺に近接して配置
される。詳述すると、補助レリーズスイッチ109は自
己復帰型のマイクロスイッチとして構成され、その押込
みスイッチ釦は雌ねじ孔81と一直線上で実質的に整列
する箇所に配置される。補助レリーズスイッチ109の
操作も電源スイッチのオフ状態では無効であり、電源ス
イッチのオン後に有効となる。なお、図8から明らかな
ように、LCD表示器86が収納位置に置かれていると
き、補助レリーズスイッチ109はLCD表示器86に
よって覆われて隠される。
【0055】レリーズスイッチ102も補助レリーズス
イッチ109も共に独立したスイッチであって、撮影動
作を開始させるためのスイッチである。即ち、レリーズ
スイッチ102及び補助レリーズスイッチ109のいず
れか一方の押下により、撮影作動が開始される。
イッチ109も共に独立したスイッチであって、撮影動
作を開始させるためのスイッチである。即ち、レリーズ
スイッチ102及び補助レリーズスイッチ109のいず
れか一方の押下により、撮影作動が開始される。
【0056】被写体像表示スイッチ104はLCD表示
器86の液晶表示画面100に被写体像を動画として表
示させるか否かを選択する切替スイッチである。電源ス
イッチのオン直後では、LCD表示器86の液晶表示画
面100は何も表示されていない無表示状態とされる。
被写体像表示スイッチ104が押下されると、LCD表
示器86の液晶表示画面100に被写体像が動画として
表示される。被写体像表示スイッチ104が再び押下さ
れると、液晶表示画面100は無表示状態に戻る。
器86の液晶表示画面100に被写体像を動画として表
示させるか否かを選択する切替スイッチである。電源ス
イッチのオン直後では、LCD表示器86の液晶表示画
面100は何も表示されていない無表示状態とされる。
被写体像表示スイッチ104が押下されると、LCD表
示器86の液晶表示画面100に被写体像が動画として
表示される。被写体像表示スイッチ104が再び押下さ
れると、液晶表示画面100は無表示状態に戻る。
【0057】メニュー表示スイッチ106はLCD表示
器86の液晶表示画面100にメニュー選択画面を表示
させるか否かを選択する切替スイッチである。電源スイ
ッチのオン直後では、LCD表示器86の液晶表示画面
100は何も表示されていない無表示状態とされる。メ
ニュー表示スイッチ106が押下されると、LCD表示
器86の液晶表示画面100には種々の設定項目を含む
メニュー選択画面が表示される。このときクロススイッ
チ108のいずれかを押下することにより、設定項目が
反転表示により選択されて確定される。メニュー表示ス
イッチ106が再び押下されると、液晶表示画面100
は無表示状態に戻る。
器86の液晶表示画面100にメニュー選択画面を表示
させるか否かを選択する切替スイッチである。電源スイ
ッチのオン直後では、LCD表示器86の液晶表示画面
100は何も表示されていない無表示状態とされる。メ
ニュー表示スイッチ106が押下されると、LCD表示
器86の液晶表示画面100には種々の設定項目を含む
メニュー選択画面が表示される。このときクロススイッ
チ108のいずれかを押下することにより、設定項目が
反転表示により選択されて確定される。メニュー表示ス
イッチ106が再び押下されると、液晶表示画面100
は無表示状態に戻る。
【0058】電源スイッチのオン後に被写体像表示スイ
ッチ104が押下されると、CCD撮像素子74の受光
面に結像された被写体像は一フレーム分の画像データに
光電変換され、その一フレーム分の画像信号は所定の時
間間隔で順次読み出されて適宜画像処理された後に一フ
レーム分のデジタル画像データに変換される。次いで、
一フレーム分の画像データは主制御回路基板84上のフ
レームメモリに一旦書き込まれ、そのフレームメモリか
らデジタルビデオ信号として読み出される。続いて、デ
ジタルビデオ信号はアナログビデオ信号に変換された後
に適宜画像処理されてLCD表示器86に送られ、これ
によりLCD表示器86の液晶表示画面100には被写
体像が動画として再現表示される。勿論、被写体像表示
スイッチ104が再び押下されると、LCD表示器86
の液晶表示画面100は無表示状態に戻る。
ッチ104が押下されると、CCD撮像素子74の受光
面に結像された被写体像は一フレーム分の画像データに
光電変換され、その一フレーム分の画像信号は所定の時
間間隔で順次読み出されて適宜画像処理された後に一フ
レーム分のデジタル画像データに変換される。次いで、
一フレーム分の画像データは主制御回路基板84上のフ
レームメモリに一旦書き込まれ、そのフレームメモリか
らデジタルビデオ信号として読み出される。続いて、デ
ジタルビデオ信号はアナログビデオ信号に変換された後
に適宜画像処理されてLCD表示器86に送られ、これ
によりLCD表示器86の液晶表示画面100には被写
体像が動画として再現表示される。勿論、被写体像表示
スイッチ104が再び押下されると、LCD表示器86
の液晶表示画面100は無表示状態に戻る。
【0059】レリーズスイッチ102及び補助レリーズ
スイッチ109のいずれか一方がオンされると、上述の
フレームメモリに書き込まれた一フレーム分の画像デー
タが静止画像データとして読み出されて、主制御回路基
板84上のマイクロコンピュータ内のメモリに取り込ま
れ、そこで適宜画像処理された後にCFカードホルダ9
7に装填される不図示のCFカードに所定のフォーマッ
トに従って書き込まれる。CFカードは必要に応じてC
Fカードホルダ97から取り出され、例えば画像処理コ
ンピュータのCFカード用ドライバに装填され、そこで
一フレーム分の画像データは適宜処理された後に例えば
プリンタによって撮影画像として出力される。一方、撮
影機能付双眼鏡が接続コネクタ94或いは95を介して
画像処理コンピュータに接続されている場合には、CF
カードをCFカードホルダ97に装填された儘でその画
像データを画像処理コンピュータに転送することも可能
である。
スイッチ109のいずれか一方がオンされると、上述の
フレームメモリに書き込まれた一フレーム分の画像デー
タが静止画像データとして読み出されて、主制御回路基
板84上のマイクロコンピュータ内のメモリに取り込ま
れ、そこで適宜画像処理された後にCFカードホルダ9
7に装填される不図示のCFカードに所定のフォーマッ
トに従って書き込まれる。CFカードは必要に応じてC
Fカードホルダ97から取り出され、例えば画像処理コ
ンピュータのCFカード用ドライバに装填され、そこで
一フレーム分の画像データは適宜処理された後に例えば
プリンタによって撮影画像として出力される。一方、撮
影機能付双眼鏡が接続コネクタ94或いは95を介して
画像処理コンピュータに接続されている場合には、CF
カードをCFカードホルダ97に装填された儘でその画
像データを画像処理コンピュータに転送することも可能
である。
【0060】レリーズスイッチ102は撮影機能付双眼
鏡を両手で構えて撮影を行うときに使用される。という
のは、レリーズスイッチ102はケーシング10の左側
端に接近して配置されているので、レリーズスイッチ1
02については右手の例えば人指し指によって容易にア
クセスすることできるからである。一方、補助レリーズ
スイッチ109は撮影機能付双眼鏡が三脚の雲台上に搭
載されたときに使用されることが意図されている。上述
したように、補助レリーズスイッチ109は雌ねじ孔8
1と一直線上で実質的に整列させられているので、補助
レリーズスイッチ109の押下時、撮影機能付双眼鏡に
何等のモーメントも働くことはない。ここで言う「実質
的に整列する」という意味は、補助レリーズスイッチ1
09と雌ねじ孔81とが幾何学的に完全に整列されなけ
ればならないということではなく、補助レリーズスイッ
チ109の押下時に撮影機能付双眼鏡にモーメントが働
かない程度に補助レリーズスイッチ109と雌ねじ孔8
1とが整列していればよいということである。かくし
て、補助レリーズスイッチ109の押下時に撮影機能付
双眼鏡が動くようなことはなく、このためブレ問題は発
生し得ない。なお、雌ねじ孔81がレリーズスイッチ1
02の直下に配置してもよく、この場合には補助レリー
ズスイッチ109については省くことができる。
鏡を両手で構えて撮影を行うときに使用される。という
のは、レリーズスイッチ102はケーシング10の左側
端に接近して配置されているので、レリーズスイッチ1
02については右手の例えば人指し指によって容易にア
クセスすることできるからである。一方、補助レリーズ
スイッチ109は撮影機能付双眼鏡が三脚の雲台上に搭
載されたときに使用されることが意図されている。上述
したように、補助レリーズスイッチ109は雌ねじ孔8
1と一直線上で実質的に整列させられているので、補助
レリーズスイッチ109の押下時、撮影機能付双眼鏡に
何等のモーメントも働くことはない。ここで言う「実質
的に整列する」という意味は、補助レリーズスイッチ1
09と雌ねじ孔81とが幾何学的に完全に整列されなけ
ればならないということではなく、補助レリーズスイッ
チ109の押下時に撮影機能付双眼鏡にモーメントが働
かない程度に補助レリーズスイッチ109と雌ねじ孔8
1とが整列していればよいということである。かくし
て、補助レリーズスイッチ109の押下時に撮影機能付
双眼鏡が動くようなことはなく、このためブレ問題は発
生し得ない。なお、雌ねじ孔81がレリーズスイッチ1
02の直下に配置してもよく、この場合には補助レリー
ズスイッチ109については省くことができる。
【0061】図10は図7と同様な縦断面図であって、
上述した実施形態の変形実施形態を示す図である。図1
0に示す変形実施形態では、転輪軸筒54の回転運動を
環状体62の直進運動に変換するための運動変換機構と
転輪軸筒54の回転運動をレンズ鏡筒66の直進運動に
変換するための運動変換機構とが上述した実施形態の場
合とは異なり、この点を除けば図10の撮影機能付双眼
鏡は図1ないし図9に示した撮影機能付双眼鏡と実質的
に同じものである。なお、図10では、図7に示した構
成要素と同様な構成要素については同じ参照符号が用い
られる。
上述した実施形態の変形実施形態を示す図である。図1
0に示す変形実施形態では、転輪軸筒54の回転運動を
環状体62の直進運動に変換するための運動変換機構と
転輪軸筒54の回転運動をレンズ鏡筒66の直進運動に
変換するための運動変換機構とが上述した実施形態の場
合とは異なり、この点を除けば図10の撮影機能付双眼
鏡は図1ないし図9に示した撮影機能付双眼鏡と実質的
に同じものである。なお、図10では、図7に示した構
成要素と同様な構成要素については同じ参照符号が用い
られる。
【0062】詳述すると、図10に示す変形実施形態で
は、転輪軸筒54の外周壁面にはカム溝110(図10
では、カム溝110が平面上に展開された状態で破線に
よって示される)が形成され、このカム溝110には環
状体62の内側壁面からカムフォロワとして突出した短
軸112が摺動係合させられ、このカム溝110と短軸
112とにより、転輪軸筒54の回転運動を環状体62
の直進運動に変換するための運動変換機構が形成され
る。一方、転輪軸筒54の内周壁面にはカム溝114
(図10では、カム溝114が平面上に展開された状態
で破線によって示される)が形成され、このカム溝11
4にはレンズ鏡筒66の外側壁面からカムフォロワとし
て突出した短軸116が摺動係合させられ、このカム溝
114と短軸116とにより、転輪軸筒54の回転運動
をレンズ鏡筒66の直進運動に変換するための運動変換
機構が形成される。
は、転輪軸筒54の外周壁面にはカム溝110(図10
では、カム溝110が平面上に展開された状態で破線に
よって示される)が形成され、このカム溝110には環
状体62の内側壁面からカムフォロワとして突出した短
軸112が摺動係合させられ、このカム溝110と短軸
112とにより、転輪軸筒54の回転運動を環状体62
の直進運動に変換するための運動変換機構が形成され
る。一方、転輪軸筒54の内周壁面にはカム溝114
(図10では、カム溝114が平面上に展開された状態
で破線によって示される)が形成され、このカム溝11
4にはレンズ鏡筒66の外側壁面からカムフォロワとし
て突出した短軸116が摺動係合させられ、このカム溝
114と短軸116とにより、転輪軸筒54の回転運動
をレンズ鏡筒66の直進運動に変換するための運動変換
機構が形成される。
【0063】図1ないし図9に示す実施形態のように、
運動変換機構が雄ねじと雌ねじとの螺着により形成され
る場合、転輪軸筒54の回転量は環状体62或いはレン
ズ鏡筒66の直進運動量に対して線型関係となる。しか
しながら、一対の観察光学系12R及び12L或いは撮
影光学系(68、70)の合焦位置については、対物光
学系14R及び14Lに対する正立プリズム系16R及
び16Lとの距離或いはCCD撮像素子74の受光面に
対する撮影光学系(68、70)に対する距離に対して
必ずしも線型関係とはならない。
運動変換機構が雄ねじと雌ねじとの螺着により形成され
る場合、転輪軸筒54の回転量は環状体62或いはレン
ズ鏡筒66の直進運動量に対して線型関係となる。しか
しながら、一対の観察光学系12R及び12L或いは撮
影光学系(68、70)の合焦位置については、対物光
学系14R及び14Lに対する正立プリズム系16R及
び16Lとの距離或いはCCD撮像素子74の受光面に
対する撮影光学系(68、70)に対する距離に対して
必ずしも線型関係とはならない。
【0064】従って、一対の観察光学系12R及び12
L或いは撮影光学系(68、70)について正確な合焦
位置を得るためには、図10に示すような変形実施形態
の場合のように、運動変換機構についてはカム溝(11
0、114)と短軸(112、116)とにより形成す
ることが好ましい。というのは、勿論、転輪軸筒54の
回転量と環状体62或いはレンズ鏡筒66の直進運動量
との関係を容易に非線型とすることが可能であり、その
結果として、一対の観察光学系12R及び12L或いは
撮影光学系(68、70)について正確な合焦位置が得
られるからである。しかしながら、実際には、一対の観
察光学系12R及び12Lについても或いは撮影光学系
(68、70)についても或る程度の焦点深度が得られ
るので、図1ないし図9に示す実施形態のように、運動
変換機構を雄ねじと雌ねじとの螺着により形成しても特
に差し支えはない。
L或いは撮影光学系(68、70)について正確な合焦
位置を得るためには、図10に示すような変形実施形態
の場合のように、運動変換機構についてはカム溝(11
0、114)と短軸(112、116)とにより形成す
ることが好ましい。というのは、勿論、転輪軸筒54の
回転量と環状体62或いはレンズ鏡筒66の直進運動量
との関係を容易に非線型とすることが可能であり、その
結果として、一対の観察光学系12R及び12L或いは
撮影光学系(68、70)について正確な合焦位置が得
られるからである。しかしながら、実際には、一対の観
察光学系12R及び12Lについても或いは撮影光学系
(68、70)についても或る程度の焦点深度が得られ
るので、図1ないし図9に示す実施形態のように、運動
変換機構を雄ねじと雌ねじとの螺着により形成しても特
に差し支えはない。
【0065】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
による撮影機能付双眼鏡においては、転輪軸筒内に撮影
光学系が組み込まれるので、その双眼鏡としての機能を
果たすために必要とされる全体構成以上に大巾に嵩張ら
せることなく撮影機能を組み込むことが可能であり、ま
た撮影光学系は一対の観察光学系とは独立しているの
で、十分な光量で撮影を行うことができる。なお、双眼
鏡の転輪部には観察者の指で容易に回転し得るように比
較的大きな径が与えられるので、該転輪部の回転軸が撮
影光学系を設置するための転輪軸筒として形成されたと
しても、双眼鏡としての機能を果たすために必要とされ
る全体構成が大巾に嵩張るというようなことはない。
による撮影機能付双眼鏡においては、転輪軸筒内に撮影
光学系が組み込まれるので、その双眼鏡としての機能を
果たすために必要とされる全体構成以上に大巾に嵩張ら
せることなく撮影機能を組み込むことが可能であり、ま
た撮影光学系は一対の観察光学系とは独立しているの
で、十分な光量で撮影を行うことができる。なお、双眼
鏡の転輪部には観察者の指で容易に回転し得るように比
較的大きな径が与えられるので、該転輪部の回転軸が撮
影光学系を設置するための転輪軸筒として形成されたと
しても、双眼鏡としての機能を果たすために必要とされ
る全体構成が大巾に嵩張るというようなことはない。
【0066】また、本発明による撮影機能付双眼鏡にあ
っては、撮影機能付双眼鏡を三脚に搭載して撮影を行う
場合には、補助レリーズスイッチの押下時に撮影機能付
双眼鏡に何等の動きを与えずに撮影を行うことができる
ので、高倍率の観察像を被写体像として鮮明に撮影する
ことができる。
っては、撮影機能付双眼鏡を三脚に搭載して撮影を行う
場合には、補助レリーズスイッチの押下時に撮影機能付
双眼鏡に何等の動きを与えずに撮影を行うことができる
ので、高倍率の観察像を被写体像として鮮明に撮影する
ことができる。
【図1】本発明による撮影機能付双眼鏡の一実施形態を
示す平面断面図である。
示す平面断面図である。
【図2】図1のII-II線に沿う断面図であって、撮影機
能付双眼鏡の可動ケーシング部分を収納位置で示す図で
ある。
能付双眼鏡の可動ケーシング部分を収納位置で示す図で
ある。
【図3】図2の同様な断面図であって、撮影機能付双眼
鏡の可動ケーシング部分を最大引出し位置で示す図であ
る。
鏡の可動ケーシング部分を最大引出し位置で示す図であ
る。
【図4】撮影機能付双眼鏡のケーシング内に設けられる
支持板構造体の平面図である。
支持板構造体の平面図である。
【図5】図4に示す支持板構造体上に設置される右側マ
ウント板及び左側マウント板の平面図である。
ウント板及び左側マウント板の平面図である。
【図6】図5のVI-VI線に沿う矢視図である。
【図7】図1のVII-VII線に沿う縦断面図である。
【図8】本発明による撮影機能付双眼鏡の外観を示す平
面図であって、LCD表示器を収納位置で示す図であ
る。
面図であって、LCD表示器を収納位置で示す図であ
る。
【図9】図8と同様な平面図であって、LCD表示器を
表示位置で示す図である。
表示位置で示す図である。
【図10】図7と同様な縦断面図であって、本発明によ
る撮影機能付双眼鏡の変形実施形態を示す図である。
る撮影機能付双眼鏡の変形実施形態を示す図である。
10 ケーシング
10A ケーシング本体部分
10B 可動ケーシング部分
12R 右側観察光学系
12L 左側観察光学系
20 支持板構造体
20A 矩形状固定板
20B スライド板
30R 右側マウント板
30L 左側マウント板
46 連結手段
46A ロッド部材
46B 二股部材
50 前方スリーブ部材
52 後方スリーブ部材
54 転輪軸筒
56 転輪部
62 環状体
66 レンズ鏡筒
68 第1レンズ群
70 第2レンズ群
74 CCD撮像素子
76 光学的ローパスフィルタ
81 雌ねじ孔
86 LCD表示器
100 液晶表示画面
102 レリーズスイッチ
109 補助レリーズスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 米山 修二
東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光
学工業株式会社内
(72)発明者 金井 守康
東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光
学工業株式会社内
(72)発明者 舩津 剛治
東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光
学工業株式会社内
Fターム(参考) 2H039 AA06 AB14 AB45 AC04
2H044 CA02
Claims (6)
- 【請求項1】 一対の観察光学系と、撮影光学系と、該
一対の観察光学系及び該撮像光学系を収容するケーシン
グとを具備する撮影機能付双眼鏡において、 前記ケーシングの底部壁の下側壁面には三脚の雲台の雄
ねじと螺着するようになった雌ねじ孔が形成され、該ケ
ーシングの頂部壁の上側壁面には撮影用レリーズスイッ
チが前記雌ねじ孔と一直線上で実質的に整列する箇所に
配置されることを特徴とする撮影機能付双眼鏡。 - 【請求項2】 請求項1に記載の撮影機能付双眼鏡にお
いて、前記各観察光学系にはその光軸に沿って対物光学
系、正立光学系及び接眼光学系が含まれ、しかも前記対
物光学系と前記正立光学系及び接眼光学系とは該観察光
学系の光軸に沿って互いに相対的に移動可能とされ、前
記一対の観察光学系の間には転輪軸が設けられ、前記各
観察光学系を合焦させるべく前記転輪軸の回転運動を該
観察光学系の対物光学系と正立光学系及び接眼光学系と
の間の相対的直進運動に変換させる合焦機構が設けられ
ることを特徴とする撮影機能付双眼鏡。 - 【請求項3】 請求項2に記載の撮影機能付双眼鏡にお
いて、前記ケーシングには、ケーシング本体部分と、こ
のケーシング本体部分に対して摺動自在となった可動ケ
ーシング部分とが含まれ、前記ケーシング本体部分には
前記一対の観察光学系の一方が収容され、前記可動ケー
シング部分には前記一対の観察光学系の他方が収容さ
れ、前記ケーシング本体部分に対して前記可動ケーシン
グ部分を相対的に移動させることにより前記一対の観察
光学系の眼幅調節が行われ、前記撮影用レリーズスイッ
チが前記ケーシング本体部分の上側壁面に設けられるこ
とを特徴とする撮影機能付双眼鏡。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載の撮影機能付双
眼鏡において、前記転輪軸が転輪軸筒として構成され、
前記撮影光学系が前記転輪軸筒内に設置されることを特
徴とする撮影機能付双眼鏡。 - 【請求項5】 請求項4に記載の撮影機能付双眼鏡にお
いて、前記転輪軸筒の後方側端から所定距離だけ離れて
前記撮影光学系と整列された固体撮像素子が設けられる
ことを特徴とする撮影機能付双眼鏡。 - 【請求項6】 請求項4または5に記載の撮影機能付双
眼鏡において、前記撮影光学系を合焦させるべく前記転
輪軸筒の回転運動を該撮影光学系の直進運動に変換させ
る合焦機構が設けられることを特徴とする撮影機能付双
眼鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002273331A JP2003172884A (ja) | 2001-09-28 | 2002-09-19 | 撮影機能付双眼鏡 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001-302550 | 2001-09-28 | ||
| JP2001302550 | 2001-09-28 | ||
| JP2002273331A JP2003172884A (ja) | 2001-09-28 | 2002-09-19 | 撮影機能付双眼鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003172884A true JP2003172884A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=26623371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002273331A Withdrawn JP2003172884A (ja) | 2001-09-28 | 2002-09-19 | 撮影機能付双眼鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003172884A (ja) |
-
2002
- 2002-09-19 JP JP2002273331A patent/JP2003172884A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050707 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070620 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070710 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070821 |