JP2003172088A - 二重管式掘削工具 - Google Patents

二重管式掘削工具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナービットの打撃力や回転力をリングビ
ットに確実に伝達するようにした二重管式掘削工具を提
供することを目的とする。 【解決手段】 内管50の先端部に内管50の回転力と
打撃力が伝わるインナービット30を取り付ける。イン
ナービット30の回転力と打撃力が、リングビット10
に伝わるように、インナービット30の外周面にインナ
ー部係合面31とインナー部係合側面32を形成し、リ
ングビット10の内周面にリング部係合面11とリング
部係合側面12を形成する。リングビット10と外管4
0との間に係止部4を介在し、リングビット10によっ
て外管40を牽引するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重管式掘削工具
に関し、特にパイプルーフ工法や長尺先受工法などによ
り土留めを行う際に鋼管を設置する二重管式掘削工具に
関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル掘削等において、切羽前方およ
び上方の脆弱地山の崩落を防止するため土留め工法の一
例である長尺先受工法またはパイプルーフ工法の実施が
知られている。これらの工法では、切羽前方の脆弱地山
の斜上方に向けて複数の孔を開設し、各孔内へ表面に多
孔を形成した注入パイプ等の鋼管を夫々挿入し、鋼管内
に固化剤を注入することにより、鋼管表面に形成した多
孔より周囲の地山に固化剤を浸透させて掘削予定の脆弱
地山の補強を施すもので、短く分割した鋼管を連結しな
がら所定深度まで配置している。地中に鋼管を配置する
方法としては、図8に示すような、地盤、岩盤等を穿孔
するための公知の二重管式掘削工具が用いられる。この
工具は、地中に配置する外管aの先端にトップジョイン
トbを介してリングビットcを装着し、外管a内に配置
した内管dの先端にインナービットeを装着し、内管d
の回転力と打撃力とをインナービットe及びリングビッ
トcに伝達して掘削を行うよう構成されている。所定の
深度まで掘削した後は、内管dをインナービットeごと
引抜き、リングビットc、トップジョイントb、外管d
は地中に残置される。ここで内管dの打撃力は、インナ
ービットeの打撃部材e1の打撃面e2が、トップジョ
イントbの受撃面b1を打撃することによって外管aに
伝達される。この打撃力により後方に連続する外管aの
地中への推進力が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法には次のような問題があった。 <イ>インナービットとリングビットとの係合面が段差
による凹凸係合であるため、打撃面積が小さいととも
に、係合面が打撃力によって磨耗しやすく、インナービ
ットの打撃力や回転力がリングビットに伝達しなくなる
おそれがある。 <ロ>掘削工具は、インナービットeの外周から外方へ
突出する打撃部材e1を内蔵しているため、工具径が大
きくなる構造である。したがって、小径の鋼管を外管と
して使用できないなど用途が制限される。
【0004】
【発明の目的】本発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、インナービットの打撃力や回転力を
リングビットに確実に伝達するようにした二重管式掘削
工具を提供することを目的とする。また、本発明は、コ
ンパクト化した二重管式掘削工具を提供することを目的
とする。本発明は、上記目的のうち少なくとも一つを達
成するようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の二重管式掘削工具は、内外二重管の先端に
掘削手段を設け、内管の回転力と打撃力により掘削を行
うとともに、内管の打撃力を外管側に伝達できるよう構
成した二重管式掘削工具において、前記内管の先端部に
取り付けられ、該内管の回転力と打撃力が伝わるインナ
ービットと、前記インナービットの外周面に設けたイン
ナー部係合面と、前記インナービットの外周面に環装
し、前記インナー部係合面と係合して供回りするリング
部係合面を有するリングビットと、前記リングビットと
前記外管との間に介在する係止部と、からなり、前記リ
ングビットの打撃力によって前記外管を牽引するように
したことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の二重管式掘削工具は、前記
インナー部係合面とリング部係合面は、互いに面接触す
るテーパ面に形成したことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の二重管式掘削工具の係止部
は、前記リングビットに設けた係止面と、前記外管に接
続するトップジョイントに設けた係止面と、からなるこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の二重管式掘削工具の係止部
は、前記リングビットに設けた係止面と、前記外管に設
けた係止面と、からなることを特徴とするものである。
【0009】さらに、本発明の二重管式掘削工具の係止
部は、係止面を突設するとともにその周面にねじを形成
し、ねじの螺合が外れ、互いに対向するねじ端面を当接
し、ねじ端面のねじ山を潰して形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0011】<イ>二重管式掘削工具 図1に示すように二重管式掘削工具1は、外管40と内
管50の先端に掘削手段2を設けて構成され、掘削手段
2で地盤に孔を掘削しながら、この孔に外管40を挿入
していくものである。内管50は、回転力と打撃力を掘
削手段2に伝達するためのものである。掘削手段2は、
内管50の先端部に取り付けられたインナービット30
と、このインナービット30の外周面に環装するととも
に係合するリングビット10とからなる。内管50の回
転力と打撃力がインナービット30に伝わり、またイン
ナービット30からリングビット10にも回転力と打撃
力が伝わる。リングビット10に伝わった打撃力が、ト
ップジョイント20を介して外管40に伝達し、外管4
0に推進力を与える。
【0012】<ロ>トップジョイント トップジョイント20は、外管40とほぼ同径の管体で
あり、その一端(後方)に外管40を溶接7などで接続す
る。また、トップジョイント20の他端(前方)に、リン
グビット10と係止する係止部4を設ける。係止部4
は、リングビット10に伝わった打撃力をトップジョイ
ント20へ伝達するためのものである。
【0013】係止部4は、例えばトップジョイント20
の外周面に係止面21を突設するとともに、リングビッ
ト10の内周面に係止面13を突設し、夫々の係止面2
1、13にねじ22、14を切り、ねじ22、14の螺
合が外れ、互いに対向する夫々のねじ端面23、15を
当接させることで構成する。トップジョイント20の係
止面21、リングビット10の係止面13にねじ22、
14を形成する場合、先ず夫々の外周面、内周面をねじ
22、14の谷より深く切り落としておく(図5(a)参
照)。切り落としたところにねじ22、14を形成する
ので、ねじ端面23、15は細く狭まったねじ山とな
り、打撃力によってねじ端面23、15のねじ山が潰れ
た状態となる(図5(b)参照)。ねじ端面23、15が潰
れることによって、ねじ22、14は螺合することがな
いので、リングビット10とトップジョイント20が外
れる心配がない利点がある。この係止部4によりトップ
ジョイント20には、リングビット10からの打撃力は
伝達するが、回転力は伝達しない。このため、リングビ
ット10のねじ端面15は打撃面を形成し、トップジョ
イント20のねじ端面23は受撃面を形成する。なお、
トップジョイント20の内径部にはインナービット30
が挿通している。
【0014】<ハ>リングビット リングビット10は、先端に掘削ビット17を付設し、
後端に前記した係止部4によってトップジョイント20
の先端と係止する。リングビット10をトップジョイン
ト20に嵌装した嵌装状態では、ねじ14、22の螺合
が外れ、間隙部4aが発生するため、リングビット10
の軸方向のスライドが可能となり、リングビット10が
トップジョイント20に対して打撃力を効果的に伝達す
ることができる。また、リングビット10の内周面に
は、後述するインナービット30の外周面と係合して供
回りするためのリング部係合面11を設ける。
【0015】<ニ>インナービット インナービット30は、先端面に複数の掘削ビット36
を付設し、他端側に雌ねじ部33を形成するとともに、
これと連通する給水路34を先端面に開口する。雌ねじ
部33には、内管50の先端に設けた雄ねじ部51が螺
合して、インナービット30が内管50の先端に取り付
けられる。内管50の給水路52とインナービット30
の給水路34とが連通し、これらの給水路52、34を
介して掘削水が供給される。インナービット30の外周
面には、前記リングビット10のリング部係合面11と
係合するインナー部係合面31を突設し、インナービッ
ト30の回転力と打撃力がリングビット10に伝達す
る。
【0016】<ホ>係合面 インナービット30のインナー部係合面31は、インナ
ービット30の外周面から突出する三つのテーパ面から
なる(図2、図3参照)。図2、図3から分かるようにイ
ンナー部係合面31の側面の一方(インナービット30
の回転方向)を円弧で削り取ってインナー部係合側面3
2を形成する。リングビット10のリング部係合面11
は、リングビット10の内周面に設けた三つのテーパ面
である。リング部係合面11の側面の一方は、インナー
ビット30のインナー部係合側面32と係合するリング
部係合側面12を形成する。インナービット30にリン
グビット10を環装することによって係合面11、3
1、係合側面12、32が係合した係合部5を構成す
る。係合面11、31の係合で、インナービット30の
打撃力がリングビット10に伝わる。係合側面12、3
2の係合で、インナービット30の回転力がリングビッ
ト10に伝わる。係合面11、31をテーパ面に形成す
ることによって、係合面積が大きくなり、インナービッ
ト30の打撃力が確実にリングビット10に伝達され
る。
【0017】<ヘ>外管 外管40は、地中に打設する鋼管や塩化ビニル管等の管
体であり、細長く筒状に形成したものである。外管40
は、例えば長さを3メートル程度、外径を80ミリメー
トル程度に形成し、トンネル掘削時の切羽前方や上方の
脆弱地山の崩落を防止する支保材の一部を構成したり、
地下水等の水抜き管の一部を構成したりする。なお、外
管40の大きさは、設計事項であり、使用目的に応じて
適宜選択することができる。また、外管40を地下水等
の水抜き管に使用する場合や、外管40内よりセメント
ミルク、薬液、モルタル等を地山に注入する場合等は、
外管40は、その外周面に孔をあけた有孔管とする。図
1に示す実施例では、外管40とトップジョイント20
とを溶接7によって接続している。
【0018】外管40とトップジョイント20との接続
部を図6に示すように弾性材6を介在したねじ結合でも
よい。即ち、接続部3をトップジョイント20の外周面
に設けた雄ねじ部24と、この雄ねじ部24に螺合する
外管40の雌ねじ部41と、これらねじ部24、41の
嵌合隙間に介在する弾性材6とで構成する。ねじ部2
4、41は、螺合したときにほぼ一山程度の嵌合隙間を
有し、この嵌合隙間にウレタンゴム、天然ゴムなどから
なる弾性材5をコイル状に巻き込んで挿入する。リング
ビット10に伝わった打撃力がトップジョイント20を
介して接続部3に伝達されると、トップジョイント20
の雄ねじ部24が外管40の雌ねじ部41に打撃力を伝
達するが、これらねじ部24、41の嵌合隙間全体に弾
性材6をコイル状に巻き込んで挿入しているので、弾性
材6が緩衝部材となってねじ部24、41が損壊するこ
となく、打撃力を減衰した軸方向力を外管40に伝達す
る効果がある。なお、外管40の外周面に雄ねじ部を設
け、この雄ねじ部に螺合する雌ねじ部をトップジョイン
ト20に設け、これら雄ねじ部と雌ねじ部の嵌合隙間に
弾性材6をコイル状に巻き込んで挿入して接続部3を構
成してもよい。また、弾性材6による打撃力の緩衝能力
は、外管40を地中へ推進させるのに必要な打撃力を確
保できる程度に設定する。
【0019】このように二重管式掘削工具1は構成され
ているため、内管50の回転力及び打撃力は、インナー
ビット30を介してリングビット10に伝達されるとと
もに、打撃力のみがリングビット10の打撃面(ねじ端
面15)からトップジョイント20の受撃面(ねじ端面2
3)、トップジョイント20と外管40との接続部3を
介して外管40に伝達される。なお、掘削土砂は、イン
ナービット30の先端面からトップジョイント20の内
部空間、内管50と外管40との間の空隙部を連通して
形成される排泥路8により搬送され、外管40の後端部
から排出される。
【0020】
【作用】次に、本実施の二重管式掘削工具により外管を
地中に挿入していく場合について説明する。
【0021】<イ>外管のセット 外管40を接続したトップジョイント20のねじ22に
リングビット10のねじ14をねじ込んで、装着する。
なお、トップジョイント20とリングビット10は、前
記したようにねじ22、14の螺合を外して、係止部4
(ねじ端面23、15)を形成し、トップジョイント2
0にリングビット10からの打撃力は伝達するが、回転
力は伝達しないようにして装着する。
【0022】<ロ>外管の挿入 掘削は内管50の回転力と打撃力によりインナービット
30及びリングビット10で行う。インナービット30
の打撃力は、前記したように係合面11、31の係合に
より、リングビット10に伝わる。インナービット30
の回転力は、係合側面12、32の係合により、リング
ビット10に伝わる。リングビット10に伝達された打
撃力は、トップジョイント20に伝達され、その後方に
連続する外管40を地中へ挿入する推進力が発生する。
地下水等の水抜き管に使用する場合のように複数の外管
40を接続しながら地中深く挿入する場合は、外管40
の両端に接続用のねじ等を形成しておく。外管40の全
長が挿入される前に、この外管40の後端に次に挿入す
る外管40を接続する。このようにして外管40、40
同士を接続しながら所定の深度まで掘削し、長く連続し
た外管40、40を地中に配置する。本発明によれば、
インナービット30とリングビット10とが、テーパ面
からなる係合面11、31、係合側面12、32で係合
しているため、係合面積が大きくなり、インナービット
30の打撃力、回転力を確実にリングビット10に伝達
することができる。このように本発明は、打撃面積の大
きいテーパ係合のため、リングビット10の打撃力が大
きく、リングビット10によって外管40を牽引してい
くことができる。従来のようにインナービットの外周か
ら突出する打撃部材がないため、工具1の内径部を占め
る部分が多くなり、工具1をコンパクトに構成したり、
回転力及び打撃力を伝達する係合部5を大きくとったり
することができる。また、小径の鋼管などを外管として
使用できるので、用途が広がる。
【0023】
【発明の実施の形態2】外管40の先端(リングビット
10側)に係止面43を形成し、リングビット10の係
止面13と係止するようにしてもよい(図7参照)。前記
したトップジョイント10の場合と同様に、外管40の
係止面43にねじ44を切り、ねじ端面45を形成す
る。ねじ44にリングビット10のねじ14を螺合し、
これらねじ44、14の螺合が外れ、互いに対向する夫
々のねじ端面45、15を当接させることで係止部4を
構成する。この係止部4により外管40には、リングビ
ット10からの打撃力は伝達するが、回転力は伝達しな
い。このため、リングビット10のねじ端面15は打撃
面を形成し、外管40のねじ端面45は受撃面を形成す
る。本例の場合は、トップジョイント20を省略できる
ので、コストを低減することができる。また、本例の場
合は、リングビット10が直接外管40を牽引するた
め、効果的に外管を地中に挿入することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のようになるため、つぎの
ような効果を得ることができる。 <イ>インナービットとリングビットとが、テーパ面か
らなる係合面、係合側面で係合しているため、係合面積
が大きくなり、インナービットの打撃力、回転力を確実
にリングビットに伝達することができる。 <ロ>打撃面積の大きいテーパ係合のため、リングビッ
トの打撃力が大きく、リングビットによって外管を牽引
していくことができる。 <ハ>従来のようにインナービットの外周から突出する
打撃部材がないため、二重管式掘削工具の内径部を占め
る部分が多くなり、二重管式掘削工具をコンパクトに構
成したり、回転力及び打撃力を伝達する係合部を大きく
とったりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の二重管掘削工具の断面
【図2】 インナービットの正面図
【図3】 インナービットの側面図
【図4】 リングビットの断面図
【図5】 係止部の説明図
【図6】 他の実施例を示す断面図
【図7】 他の実施例を示す断面図
【図8】 従来技術の説明図
【符号の説明】
1・・・・二重管式掘削工具 2・・・・掘削手段 3・・・・接続部 4・・・・係止部 5・・・・係合部 7・・・・溶接 10・・・リングビット 11・・・リング部係合面 12・・・リング部係合側面 13・・・係止面 20・・・トップジョイント 21・・・係止面 30・・・インナービット 31・・・インナー部係合面 32・・・インナー部係合側面 40・・・外管 41・・・雌ねじ 50・・・内管
フロントページの続き (72)発明者 齊藤博之 東京都千代田区九段北1丁目12番14号 潮 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内外二重管の先端に掘削手段を設け、内管
    の回転力と打撃力により掘削を行うとともに、内管の打
    撃力を外管側に伝達できるよう構成した二重管式掘削工
    具において、 前記内管の先端部に取り付けられ、該内管の回転力と打
    撃力が伝わるインナービットと、 前記インナービットの外周面に設けたインナー部係合面
    と、 前記インナービットの外周面に環装し、前記インナー部
    係合面と係合して供回りするリング部係合面を有するリ
    ングビットと、 前記リングビットと前記外管との間に介在する係止部
    と、からなり、 前記リングビットによって前記外管を牽引するようにし
    たことを特徴とする、 二重管式掘削工具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載する二重管式掘削工具にお
    いて、前記インナー部係合面とリング部係合面は、互い
    に面接触するテーパ面に形成したことを特徴とする、二
    重管式掘削工具。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載する二重管
    式掘削工具において、係止部は、前記リングビットに設
    けた係止面と、前記外管に接続するトップジョイントに
    設けた係止面と、からなることを特徴とする、二重管式
    掘削工具。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載する二重管
    式掘削工具において、係止部は、前記リングビットに設
    けた係止面と、前記外管に設けた係止面と、からなるこ
    とを特徴とする、二重管式掘削工具。
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