JP2003171196A - 複合肥料 - Google Patents

複合肥料

Info

Publication number
JP2003171196A
JP2003171196A JP2001368115A JP2001368115A JP2003171196A JP 2003171196 A JP2003171196 A JP 2003171196A JP 2001368115 A JP2001368115 A JP 2001368115A JP 2001368115 A JP2001368115 A JP 2001368115A JP 2003171196 A JP2003171196 A JP 2003171196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
soil
compound fertilizer
mixture
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001368115A
Other languages
English (en)
Inventor
Takezo Aonuma
武三 青沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOLD KOSAN KK
Original Assignee
GOLD KOSAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GOLD KOSAN KK filed Critical GOLD KOSAN KK
Priority to JP2001368115A priority Critical patent/JP2003171196A/ja
Publication of JP2003171196A publication Critical patent/JP2003171196A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケイ酸質のバランスが壊れた土壌に、ケイ酸
質に富んだ粘土鉱物に化学肥料成分を混入したものをペ
レット状にして供給し、ケイ酸質を補給するとともに、
同時に肥料成分と有効微生物のための栄養成分を供給可
能にする。 【解決手段】 ケイ酸類を多く含む粘土鉱物による土壌
改良剤成分と、酸化鉄と磁石成分の粉末と、カルシウム
成分の粉末と腐食酸成分等に対して、化学肥料成分を所
定の比率で混合し、前記磁石成分に磁気を付与する処理
を行い、前記混合物を圧縮してペレット化した後に、有
機物を分解する菌類と、前記菌類の栄養成分とをコーテ
ィングして複合肥料を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケイ酸質に富んだ
粘土を主成分とする土壌改良剤成分と、肥料成分やカル
シウム成分を含む複合肥料に関する。
【0002】
【従来の技術】農地の土壌は、植物を支える培地とし
て、太陽の光と熱による光合成を活発にし促進するため
に、および、土壌微生物の増殖の基材として、酸素、水
分、栄養素の供給源として、等の多様な働きを担当し、
作物栽培に大きな影響を与えるものである。一般の土壌
には有機物が混在されていることにより、その有機物を
エサとする微生物が増殖し、微生物そのものや生成物等
が土の中に混在する状態で、農地の土壌が形成された状
態で植物の栽培に利用される。前記土壌の主成分として
は、ケイ素、アルミニウム、鉄等の比率が大きいが、そ
の他に、他種類の鉱物質の微量成分や多量の有機質成分
が含まれる。
【0003】前記農地の土壌に供給される堆肥等の有機
物や肥料成分を、前記多種類の微生物が分解して増殖す
ることにより、核酸関連物質、アミノ酸、ビタミン、ホ
ルモン、有機酸、低分子化されたミネラル等の代謝物、
さらに、耐病害虫物質等も土壌中に放出される。そし
て、前記土壌に含まれる物質を利用して、微生物がより
活発に増殖され、植物がこれらの生成物を吸収して、光
合成に利用することで、植物の成育がより促進される。
さらに、前記土壌中に根を張って成長する植物と、植物
の根に共生または寄生する微生物の働きにより、病害虫
や植物の成育に有害な微生物の増殖を抑制し、土壌中で
の植物の根の発育に良好な環境を作り出している。
【0004】例えば、日本の土壌の多くは酸性土壌であ
るが、土が酸性の場合には土壌コロイド中のアルミニウ
ムが溶出してリン酸と結合し、溶けにくい化合物となっ
たり、植物の根に害を与えたりすることがある。そのよ
うな土壌が酸性化することを防止するために、石灰を多
量に散布することが行われているが、石灰質材料を多量
に散布して土壌をアルカリ性にすれば、土壌中のケイ酸
成分が流出して、前記ケイ酸質の少ない土壌となる。前
記ケイ酸成分は、マイナス電荷を有する成分であって、
プラス電荷を有するアンモニウム、カリウム、カルシウ
ムやマグネシウム等を保持でき、それによって、保肥力
が大きく、土壌の塩基置換容量が大きくなるという性質
を持たせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、農薬や化学
肥料を多用した農地においては、土壌中の微生物のバラ
ンスが壊れてしまう等の、土壌が壊れた状態が発生す
る。例えば、化学肥料を散布した場合に、硫安や硝安等
の化学性窒素質肥料は速効性があり、速やかに土壌が含
む水分により溶解するので、畑の土壌のような酸性化さ
れた条件のもとでは、アンモニア態窒素はすぐに硝酸態
窒素に変化する。この硝酸態窒素(硝酸イオン)が土壌
中に大量に存在すれば、植物は水分とともに過剰な硝酸
態窒素を吸収してしまうことになり、過繁茂状態とな
る。前記硝酸イオンが過剰な土壌では、マイナス電荷が
過剰となっているものであり、毒素を産生する病害虫は
プラスの表面電荷を有しているために、植物の根の周辺
には病虫害の原因となる微生物が増殖する状態が発生
し、いわゆる連作障害の原因ともなっている。そこで、
前記壊れた土壌を農地として利用可能な土とするため
に、堆肥等の有機物を大量に使用する等の方策も講じら
れているが、堆肥のみでは解決できない問題も多く発生
している。また、前記土壌中のケイ酸質が流出する状態
が発生すると、土の保肥力が損なわれ、土壌の塩基置換
容量が小さくなるので、新しく散布した肥料成分を保持
できずに、あふれ出した肥料成分が土壌をさらに悪化さ
せるという問題が発生する。
【0006】本発明は、前述したような状態が悪化した
土壌を改善することを目的とし、ケイ酸成分を多く含む
粘土質と適量の肥料とを土壌に供給して、土壌の保肥力
を回復させ、植物の栽培に適した環境を再生させようと
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケイ酸質を多
量に含有する粘土鉱物を主成分として作成する複合肥料
に関するもので、加熱し水分含有率を減少させる処理を
施したケイ酸類を多く含む粘土鉱物と、酸化鉄と磁石成
分の粉末と、カルシウム成分の粉末と、腐食酸成分と、
化学肥料成分とを所定の比率で混合し、前記磁石成分に
磁気を付与する処理を行い、前記混合物を圧縮してペレ
ット化した後に、有機物を分解する菌類と、前記菌類の
栄養成分とをコーティングして製造することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明においては、前記粘土鉱物と
して、ゼオライトを用いることも可能であり、ペレット
化したものに、ペレットの表面に被膜を形成するための
コーティング物質として、ぶどう糖のような多糖類とア
ミノ酸のようなたんぱく質類を任意の比率で混合したも
のを用いることが可能であり、有機物を分解するに有効
な菌類としては、枯草菌や、麹菌、乳酸菌類等を適宜混
合したものやバチルス・サブチルスに属する菌類であ
る、バチルス・サブチルス・タケミ菌を用いることが出
来る。
【0009】そして、前述したようにして作成した複合
肥料は、モンモリロナイトのような粘土質の資材に、無
機質窒素を混合して吸着させ、それをペレット化する処
理を施し、ペレット肥料化したものを植物に与えること
で、前記ペレットに固定保持される窒素成分を、植物が
必要とするときにのみ溶出させることができる。そのた
め、化学肥料のような無機態窒素であっても、有機態窒
素のような緩やかな肥効を奏することが可能となり、植
物が過剰に窒素成分を吸収することを抑制することが可
能となり、硝酸、亜硝酸による害が生じなくて、より安
全で日持ちが良く、高品質な農作物の生産が可能とな
る。
【0010】また、前記複合肥料は、土壌改良剤成分と
して作用するケイ酸質を多く含むものであるから、それ
を農地に散布して土に混合すると、ペレットが長期間に
亘って少しずつ分解されることになり、複合肥料から分
離するケイ酸質とその他の有効成分が、少しずつ土壌中
に混入される。したがって、多量に散布した石灰質肥料
とともに、溶脱してしまった土壌中のケイ酸質を、前記
ペレット化した複合肥料から徐々に分離して供給する作
用を行うので、土壌中の無機質のバランスが壊れること
を防止できる。前述したように、各種のミネラル成分等
がバランスしている土壌コロイドの中で、土壌微生物が
活発に増殖することにより、土壌の団塊化が促進される
ので、植物の成育に適した土壌の状態を維持できる。そ
して、これらの物質は植物の発根を促進し、光合成を旺
盛にする作用を促進するので、耐寒性、耐熱波性に優れ
た高品質な作物として成育させることが出来、連作障害
を改善する作用を発揮できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に説明する本発明の実施例に
おいて、ケイ酸質を多量に含む粘土として、モンモリロ
ナイトを主成分とするベントナイトのような土壌改良剤
成分と、化学肥料成分と有機質成分、および土壌から欠
乏しやすい微量ミネラル成分を適宜配合した複合肥料と
して利用することを提案するのである。前記複合肥料と
して、ベントナイトを加熱処理して水分含有率を5%程
度まで低減させ、微粉末化したものに対して化学肥料を
粉末化したものを混合したもの40〜75部と、鉄と磁
性体成分2〜7部と、カルシウム成分やマグネシウム成
分を多量に含むさんご、貝、貝化石の粉末10〜25部
と、ヒューマス、フルボ酸、木酢液、有機酸類を、散布
する土壌の状態に対応させて、任意の比率で配合したも
の15〜50部を混合し、必要に応じて木炭等の粉末を
加えて、造粒機で所定の圧力を付与してペレット化する
処理を行う。なお、前記粘土質の主成分に混合するさん
ごや貝の粉末、木炭等は、内部に微小な空隙を非常に多
く有するものであるから、栄養成分を貯留できるととも
に、微生物を入り込ませて、微生物の増殖の場所を提供
することができる。
【0012】前記ペレットは、3〜10mm程度の大きさ
のものとして形成し、そのペレットを磁界に通して、磁
化処理を施すことにより、前記磁性体成分に永久磁石と
しての性質を持たせる。前記ヒューマスとしてフルボ酸
を多く含む物質は、酸性・アルカリ性の両方で土壌を活
性化する物質、例えば、多糖体等の粘質物、アミノ酸、
ビタミン類、植物に有効なホルモン類を含有しているの
で、土壌中の微生物の増殖を活性化して植物の成長を促
進出来、これらの腐食酸に含まれる物質により土壌の団
塊化も促進される。また、前記化学肥料成分としては、
市販されている窒素、リン酸、カリウムを含む肥料成分
を、施用する土壌の状態に応じて、任意の比率で混入し
たものを用いることが出来る。
【0013】前記磁化処理したペレットに、2〜5部の
コーティング物質と0.05〜0.007部の有機物を
分解する性質に優れた菌類を混合したものを用いて、前
記ペレット表面に所定の厚さの被膜を形成する。前記コ
ーティング物質としては、ぶどう糖やキトサンオリゴ糖
のような多糖類と、アミノ酸のようなたんぱく質類を任
意の比率で混合したものを用いる。また、前記有機物を
分解するに有効な菌類としては、枯草菌や、麹菌、乳酸
菌類等を適宜混合して使用できる。その他に、バチルス
・サブチルスに属する菌類であるところの、バチルス・
サブチルス・タケミ菌(寄託番号FERM6589号と
して平成10年12月1日に寄託された)を用いると良
い。前記タケミ菌は硝酸塩の還元菌であり、世代交替時
間が他の微生物よりも短い31分程度の時間となってお
り、他の微生物の増殖を抑制する作用を良好に発揮出来
る。
【0014】前記バチルス・サブチルス・タケミ菌は、
細胞壁にキチンを含有しており、これの低分子化された
キトサンが毒素を発生する微生物に反応して、ゲノム情
報の伝達を阻害し、その増殖を妨げる働きがある。ま
た、有機物を栄養源として前記タケミ菌が増殖し、生成
される分解物もしくは代謝産物としては、核酸関連物
質、アミノ酸、ビタミン、ホルモン類、耐病害虫物質、
各種ミネラル、キチン・キトサン等がある。前記タケミ
菌が生成する上記各物質の他に、前記ペレットにも土中
の有効微生物の増殖を促進する栄養成分が多量に含まれ
るので、それ等の栄養成分を利用して、前記ペレットの
周囲には植物の根の成長に寄与する微生物が増殖して、
植物の根に栄養を供給する。そして、これらの物質は植
物の発根を促進し、光合成を旺盛にする作用を促進する
ので、耐寒性、耐熱波性に優れた高品質な作物として成
育させることが出来、畑や温室での連作障害を改善する
作用を発揮できる。
【0015】前記バチルス・サブチルス・タケミ菌とと
もに、前記ペレットには微生物の増殖に適した栄養成分
を添加して、微生物の増殖をより促進する手段を追加す
ることも有効である。前記微生物の増殖に適した栄養成
分としては、でん粉や糖類等のような炭素源、米ぬかや
大豆粉のような窒素源等を複数種類、任意の比率で添加
すると良い。その他に、カリウム、カルシウム、亜鉛、
マンガン、鉄分等に富んだ成分、その他に、加熱処理し
たコーラル等の多孔質の無機質の材料や、磁石成分を加
えたものをコーティング材料として用いても良い。な
お、前記磁石成分としては、任意の粉末状の磁石材料を
用いることができるもので、ペレットとして成型した後
で、3〜30ガウスの磁界を付与することにより、N−
Sの向きを整列させ、永久磁石としての作用を持たせる
ことができる。
【0016】前記複合肥料に配合する土壌改良剤成分と
してのベントナイトは、モンモリロナイトはケイ酸質と
アルミニウム成分とが略2:1の比率であり、2〜5%
の鉄分を含有し、マグネシウム、カルシウム等を含んで
いる。前記モンモリロナイトの1つの例として、山形県
大江町産のベントナイトの分析データでは、 SiO2 63.9%、 Al2 O3 12,27%、 Fe2 O3 2.10%、 CaO 3.40%、 MgO 3.13%、 K2 O 0.11%、 Na2 O 1.70%、 その他の成分12.26%、 という成分比率からな
る。
【0017】そして、前記ベントナイトの主成分とされ
るモンモリロナイトにおいては、塩基置換容量が大き
く、カリウムおよびアンモニウムイオンに対して強い吸
着力を持ち、それ等の吸着したイオンを保持する性質を
強く発揮出来るので、植物への養分供給の観点から大き
な働きをもつ。なお、本発明の実施例で説明するモンモ
リロナイトは、ベントナイトを用いることを想定してい
るものであるから、ベントナイトをモンモリロナイトと
して表現する。前記モンモリロナイトにおいて、ケイ酸
質の比率が大きいものほど、土壌中に混合した時に土壌
をコロイド化させる働きを発揮出来る。ところが、前記
モンモリロナイトまたはベントナイトに多量に含まれる
アルミニウム成分は、土壌が酸性化するにつれて溶出
し、その溶出したアルミニウム成分が土壌の酸性化を促
進するという欠点がある。つまり、土壌が酸性化するこ
とで溶出したアルミニウム成分は、土壌中のリン酸を固
定し、植物の根の発育を阻害するという特性を発揮する
と推定されている。
【0018】前述したようなケイ酸質の働きを促進し、
アルミニウム成分の働きを抑制するために、本発明にお
いては、次のような処理を行って、モンモリロナイトを
用いた複合肥料を提供しようとしている。一般的なモン
モリロナイトにはケイ酸質、アルミニウム成分の他に、
2〜5%の鉄分を含有していることは前述した通りであ
る。前記鉄分はプラスの電荷を持っており、この電荷に
より土壌コロイドはマイナス電荷を持つ硝酸イオン、リ
ン酸イオン、有機酸類を吸着する。前記土壌コロイドが
硝酸イオンを吸着することで、土壌中の過剰な硝酸イオ
ンが減少し、植物の根は能動的に硝酸イオンを吸収しな
ければならないので、根の張りが良くなってしっかりと
した作物が育つことになる。
【0019】しかしながら、通常の土壌に含まれている
鉄分は、プラス電荷を持ち得るような状態のものとして
活性化されてないので、マイナスイオンを吸着する力は
非常に弱いものである。そこで、本実施例に示す複合肥
料においては、前記モンモリロナイトに対してゼオライ
トの微粉末と、コーラル、貝化石、カキ殻等のカルシウ
ム成分を多量に含む粉末を混合する。また、鉄分と磁石
成分を所定の量混合し、前記磁石成分に対して磁界を通
して永久磁石化する処理を施していることで、前記磁石
成分がもつ磁界の影響により、植物の成育に有効に作用
する各種の微生物の増殖を活発にし、鉄分のプラス電荷
をより良好に利用出来るようにする。さらに、マグネシ
ウム、マンガン、亜鉛、モリブデン等の微量ミネラル類
と、土壌中に生息する有効微生物や、有機物を分解する
枯草菌類の増殖を促進する栄養成分としての多糖類、ア
ミノ酸類、キチン・キトサン等を混合している。
【0020】本発明においては、前記モンモリロナイト
のような粘土質の資材を加熱して水分をなくした状態
で、アンモニア態、硝酸態の無機質窒素を混合して吸着
させ、それをペレット化する処理を施すことで製造出来
る。そして、ペレット肥料化したものを畑や温室の土に
混合して植物に与えることで、前記ペレットに固定保持
される窒素成分を、植物が必要とするときに少しずつ溶
出させることができる。そのため、化学肥料のような無
機態窒素であっても、有機態窒素のような緩やかな肥効
を奏することが可能となり、植物が過剰に窒素成分を吸
収することを抑制することが可能となり、硝酸、亜硝酸
による害がなくて、より安全で日持ちが良く、高品質な
農作物の生産が可能となる。また、前記モンモリロナイ
トを多く含むベントナイトは、ケイ酸質を多く含む粘土
鉱物であるから、それを農地に散布して土に混合する
と、石灰質を多量に混合している土壌にケイ酸質を補給
でき、壊れてしまっている土壌の成分のバランスを修復
して、植物の成育に適した土壌とすることができる。
【0021】前記実施例において、土壌改良成分と化学
肥料成分と、有機質成分とを混合し、ペレット化した複
合肥料を農地の土壌中に混合することにより、前記ペレ
ットが長期間に亘って少しずつ分解されることになり、
複合肥料から分離するケイ酸質とその他の有効成分が、
少しずつ土壌中に混入される。したがって、多量に散布
した石灰質肥料とともに、溶脱してしまった土壌中のケ
イ酸質を、前記ペレット化した複合肥料が補給する作用
を行うので、土壌中の無機質のバランスが壊れることを
防止できる。そして、各種のミネラル成分等がバランス
している土壌コロイドの中で、土壌微生物が活発に成育
することにより、土壌を団塊化する作用が促進されるの
で、植物の成育に適した土壌の状態を維持できる。
【0022】なお、前記実施例では、モンモリロナイト
を使用する場合を説明したが、前記モンモリロナイトに
代えてゼオライトを主成分として用い、複合肥料を作成
することも可能である。前記ゼオライトを複合肥料の主
成分として用いる場合には、前記モンモリロナイトを用
いた例と同様に、ゼオライトを加熱処理して水分含有率
を5%程度まで低減させ、微粉末化したものに対して化
学肥料を粉末化したものを混合したもの40〜75部
と、鉄と磁性体成分2〜7部と、カルシウム成分やマグ
ネシウム成分を多量に含むさんご、貝化石の粉末7〜2
0部と、ヒューマス、フルボ酸、木酢液、有機酸を10
〜50部とを混合して、所定の圧力を付与してペレット
化する処理を行う。前記ペレットは、3〜10mm程度の
大きさのものとして形成し、そのペレットを磁界に通し
て磁化処理することにより、前記磁性体成分に永久磁石
としての性質を持たせる。
【0023】前記磁化処理したペレットに、2〜5部の
コーティング物質と0.05〜0.007部の有機物を
分解する性質に優れた菌類を混合したもので、前記ペレ
ット表面に所定の厚さの被膜を形成する。前記コーティ
ング物質としては、ぶどう糖のような多糖類とアミノ酸
のようなたんぱく質類を任意の比率で混合したものを用
いる。また、前記有機物を分解するに有効な菌類として
は、枯草菌や、麹菌、乳酸菌類等を適宜混合して使用で
きる。その他に、バチルス・サブチルスに属する菌類で
あるところの、バチルス・サブチルス・タケミ菌を用い
ると良いことも前記実施例と同様である。
【0024】前記ゼオライトとしては、例えば、山形県
板谷産のものでは、 K2 O 2.72%、 CaO 0.70%、 MgO 0.18%、 SiO2 67.85%、 Fe2 O3 0.40%、 Al2 O3 10.76%、 Na2 O 2.45%、の成分を有するものであ
って、ケイ酸質の含有率が非常に大きいものである。し
たがって、前記ゼオライトを用いて複合肥料を作成する
場合にも、モンモリロナイトの場合と同様に、土壌中の
ケイ酸質のバランスを回復する作用を良好に発揮でき、
農地の地力を維持することができる。
【0025】なお、前記本発明の実施例において、複合
肥料のペレットの大きさは、農地を耕す際に邪魔になら
ない程度であれば、任意の大きさのものとして形成する
ことができる。また、例えば、じゃがいものように塊を
収穫する畑に散布する場合は、収穫機械ですくい上げる
ことができない大きさに形成することは、もちろんのこ
とである。さらに、前記複合肥料の主成分としてのケイ
酸質に富んだ粘土鉱物としては、モンモリロナイトとゼ
オライトとを任意の比率で混合したものを用いることが
できるものであり、その粘土鉱物の産地により異なる成
分を、前記異なる種類の粘土を配合してケイ酸質の含有
率を調整しても良い。その他に、複合肥料を使用する土
壌に応じて、カルシウム成分や腐食酸類、磁性材料の配
合比率を適宜調整することも当然可能なことである。
【0026】(実施例1)前述したようにして作成した
土壌改良材を用いて、植物の栽培試験を行ったところ、
以下のような結果を得ることができた。複合肥料に混合
する化学肥料成分は、チッ素:リンサン:カリの比率
を、5:7:3に設定している。そして、この試験に使
用した複合肥料を、次の成分となるように、前記各種の
成分を混合して作成した。 チッ素全量(5.8%)、リンサン全量(8.6%)、
カリ全量(3.3%) カルシウム(9.6%)、ケイ酸(10.7%)、苦土
全量(1.7%)、繊維質(10.8%)、腐植酸(3
5.7%)、キチン質(0.9%)、ミネラル質(3.
3%)。 そして、前記複合肥料をペレット化してから、そのペレ
ットの表面に微生物のための栄養成分と、微生物とをコ
ーティングして、以下に説明する複合肥料を作成した。
【0027】前記複合肥料を、植物栽培の土に混合し
て、コマツナ、キュウリの栽培試験を行った。以下に説
明する栽培例において、Aは適量の複合肥料を供給した
場合を、Bは過剰に供給した場合、Cは従来の化学肥料
のみを供給した場合、Dは肥料を施さない場合で比較し
ている。 (コマツナの場合:20Kgの袋で15袋/10アールを供給) 種蒔き後18日 種蒔き後18日 A Cよりも大きく成長している Cの数倍の成長を見る B 肥料が過剰で成育不良 Dよりは若干良い C 従来と同じ 従来と同じ D 成育が非常に悪い 成育状態非常に悪い 以上のように、適量の複合肥料を散布した場合に、コマ
ツナの成育は、化学肥料のみを用いた場合に比較して、
数倍の収穫を得ることができ、その葉の色もコマツナら
しい鮮明なものとなった。
【0028】 (実施例2 トマトの場合:20Kgの袋で18袋/10アールを供給) 成育状態 トマトの中身 A 4〜5mに成長し、茎が太い 密度が十分で、糖分が多く、食味良 C 2m程度に成長し、茎が中程度 糖分は低く、味気無い食味
【0029】 (実施例3 キュウリの場合:20Kgの袋で18袋/10アールを供給) 成育状態 A 茎が太く、節間が狭く、側枝が多く、花芽が多い、葉の色が鮮明、 C Aよりも1回り細く、節間が狭く、側枝が少ない、 葉の表面がボコボコしている。(チッ素過剰で葉の色が濃い) 前記各栽培例に見られるように、本願の複合肥料を用い
た場合には、従来の化学肥料のみを用いた場合に比較し
ても、より大きな効果を奏することが明らかであった。
【0030】また、前記配合例に示したような複合肥料
を用いる場合には、20Kg入りの袋で10アールあたり
の散布量は、 メロン、イチゴ、トマト、キュウリ、ナス………15〜20袋、 果実、根菜、お茶、葉菜、果樹 ………12〜17袋、 水田 ……… 5〜12袋、 以上の量を目安として用いると、その使用効果が良好に
発揮出来ることになるとの結果を得ることができた。
【0031】なお、前記複合肥料の配合と、その使用量
等は、畑の土の状態、植物の栽培時期、その他の条件に
よっても当然変化させることが必要なものであるから、
特に、その実施例に限定されるものではない。また、前
記複合肥料に用いるケイ酸分を多く含む粘土等の産地に
より、無機質成分の含有比率が異なるものであり、使用
する畑等の状態と栽培する植物の従来の成育状態等を勘
案して、複合肥料に混合して用いる化学肥料成分と、腐
植酸類、ミネラル成分の混合比率等を変化させること
で、より多くの収穫を期待することが可能になる。
【0032】
【発明の効果】前述したようにして作成した複合肥料
は、モンモリロナイトのような粘土質の土壌改良剤成分
に、無機質窒素等の化学肥料成分を混合して吸着させ、
それをペレット化する処理を施し、ペレット肥料化した
ものを植物に与えることで、前記ペレットに固定保持さ
れる窒素成分を、植物が必要とするときに少しずつ溶出
させることができる。そのため、用いる肥料成分が化学
肥料のような無機態窒素等であっても、有機態窒素のよ
うな緩やかな肥効を奏することが可能となり、植物が過
剰に窒素成分を吸収することを抑制することが可能にな
る。そして、化学肥料のみ用いた場合のように、硝酸、
亜硝酸による害がなくて、より安全で日持ちが良く、高
品質な農作物の生産が可能となる。
【0033】また、前記複合肥料は、土壌改良剤成分中
にケイ酸質を多く含むものであるから、それを農地に散
布して土に混合すると、ペレットが長期間に亘って少し
ずつ分解されることになり、複合肥料から分離するケイ
酸質とその他の有効成分が、少しずつ土壌中に混入され
る。したがって、多量に散布した石灰質肥料とともに、
溶脱してしまった土壌中のケイ酸質を、前記ペレット化
した複合肥料が補給する作用を行うので、土壌中の無機
質のバランスが壊れることを防止できる。そして、各種
のミネラル成分等がバランスしている土壌コロイドの中
で、土壌微生物が活発に成育することにより、土壌の団
塊化が促進されるので、植物の成育に適した土壌の状態
を維持できる。そして、これらの物質は植物の発根を促
進し、光合成を旺盛にする作用を促進するので、耐寒
性、耐熱波性に優れた高品質な作物として成育させるこ
とが出来、農地の連作障害を改善する作用を発揮でき
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱し水分含有率を減少させる処理を施
    したケイ酸類を多く含む粘土鉱物と、 酸化鉄と磁石成分の粉末と、カルシウム成分の粉末と、
    腐食酸成分と、化学肥料成分とを所定の比率で混合し、 前記磁石成分に磁気を付与する処理を行い、 前記混合物を圧縮してペレット化した後に、 有機物を分解する菌類と、前記菌類の栄養成分とをコー
    ティングして製造することを特徴とする複合肥料。
  2. 【請求項2】 前記粘土鉱物としてモンモリロナイトを
    用い、乾燥して粉末化したモンモリロナイトに化学肥料
    成分を所定の比率で混入したものを40〜75部と、 鉄と磁性体成分2〜7部と、 カルシウム成分やマグネシウム成分を多量に含むさん
    ご、貝化石の粉末10〜25部と、 ヒューマス、フルボ酸、木酢液、有機酸類を任意の比率
    で配合したもの15〜50部と、を混合して、所定の圧
    力を付与してペレット化する処理を行い、 前記ペレットに磁化処理を施して、永久磁石としての性
    質を持たせ、 前記磁化処理したペレットに、2〜5部のコーティング
    物質と0.05〜0.007部の有機物を分解する性質
    に優れた菌類を混合したものを用いて、所定の厚さの被
    膜を形成することを特徴とする複合肥料。
  3. 【請求項3】 前記粘土鉱物として、ゼオライトを用い
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の複合肥
    料。
  4. 【請求項4】 前記ペレットの表面に被膜を形成するた
    めのコーティング物質として、ぶどう糖のような多糖類
    とアミノ酸のようなたんぱく質類を任意の比率で混合し
    たものを用いることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の複合肥料。
  5. 【請求項5】 前記有機物を分解するに有効な菌類とし
    ては、枯草菌や、麹菌、乳酸菌類等を適宜混合したも
    の、およびバチルス・サブチルス属の菌類を用いること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の複合
    肥料。
  6. 【請求項6】 前記バチルス・サブチルス属の菌が、バ
    チルス・サブチルス・タケミ菌であることを特徴とする
    請求項5に記載の複合肥料。
JP2001368115A 2001-12-03 2001-12-03 複合肥料 Pending JP2003171196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368115A JP2003171196A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 複合肥料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368115A JP2003171196A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 複合肥料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003171196A true JP2003171196A (ja) 2003-06-17

Family

ID=19177753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001368115A Pending JP2003171196A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 複合肥料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003171196A (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007059583A1 (en) * 2005-11-25 2007-05-31 Barry Hayes Fertilizer and soil ameliorant
JP2008537531A (ja) * 2005-02-22 2008-09-18 イーブイエル インク 改良肥料及びその製造方法
JP2008255237A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Geneses:Kk 土壌改良材
CN102358710A (zh) * 2011-07-26 2012-02-22 双赢集团有限公司 一种生态肥料及其制备方法和在农业或林业生产中的应用
JP2012110883A (ja) * 2010-11-01 2012-06-14 Yoshitaka Yamagishi 腐植酸含有活性剤
CN103130554A (zh) * 2011-11-21 2013-06-05 南通中科睿智科技服务有限公司 葡萄专用生物复合肥
CN103214304A (zh) * 2013-03-29 2013-07-24 崔顺哲 碱性离子矿物质复合物动物植物用营养剂
CN103274851A (zh) * 2013-06-14 2013-09-04 河北新世纪周天生物科技有限公司 一种提高植物生命活力的水溶性微生物菌剂
CN103964951A (zh) * 2014-04-25 2014-08-06 湖南泰谷生物肥料有限公司 一种磁化复合微生物有机水溶肥料及其制备方法和应用
CN104045458A (zh) * 2014-06-17 2014-09-17 烟台新华测土配肥有限公司 一种生根粉及制备方法
CN104355951A (zh) * 2014-12-04 2015-02-18 济南飞天农业科技有限公司 一种夏玉米专用药肥及其生产方法
CN104692914A (zh) * 2015-01-28 2015-06-10 和县常乐蔬菜种植专业合作社 一种利用改性竹纤维降低草莓病虫害的聚合包裹型肥料及其制备方法
CN104725139A (zh) * 2015-03-24 2015-06-24 史丹利化肥股份有限公司 一种功能性生物缓释蓝莓专用肥及其制备方法
CN105237244A (zh) * 2015-11-19 2016-01-13 东莞市神州生物科技有限公司 一种豆科植物有机无机复混肥组合物及其制备方法
CN107827611A (zh) * 2017-12-11 2018-03-23 陈俊森 一种配方肥
KR20180132316A (ko) * 2017-06-02 2018-12-12 김영욱 묘목 재배용 화학비료의 제조방법
KR20180132321A (ko) * 2017-06-02 2018-12-12 김영욱 토양개선용 비료의 제조방법
CN109206171A (zh) * 2018-11-29 2019-01-15 四川中农润泽生物科技有限公司 一种多糖体有机肥生产工艺
KR20190005229A (ko) * 2016-05-16 2019-01-15 아레보 에이비 비료 조성물
WO2019026780A1 (ja) * 2017-07-31 2019-02-07 学校法人長崎総合科学大学 バイオフィルター装置及びこれを用いた下水汚泥残渣脱水ろ液処理システム
JP2019025435A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 学校法人長崎総合科学大学 バイオフィルター装置及びこれを用いた下水汚泥残渣脱水ろ液処理システム
CN110041129A (zh) * 2019-04-29 2019-07-23 湖南泰谷生态工程有限公司 一种有机氮肥增效剂及含有该有机氮肥增效剂的肥料
JP2019202920A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 学校法人長崎総合科学大学 液肥の製造方法
JP2020084170A (ja) * 2018-11-14 2020-06-04 石膏再生協同組合 土壌改質剤の製造方法及び土壌改質剤
CN112293482A (zh) * 2020-11-05 2021-02-02 西南大学 一种果实保鲜剂和延缓柑橘果实衰老延长挂果保鲜期的方法

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537531A (ja) * 2005-02-22 2008-09-18 イーブイエル インク 改良肥料及びその製造方法
WO2007059583A1 (en) * 2005-11-25 2007-05-31 Barry Hayes Fertilizer and soil ameliorant
JP2008255237A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Geneses:Kk 土壌改良材
JP2012110883A (ja) * 2010-11-01 2012-06-14 Yoshitaka Yamagishi 腐植酸含有活性剤
CN102358710A (zh) * 2011-07-26 2012-02-22 双赢集团有限公司 一种生态肥料及其制备方法和在农业或林业生产中的应用
CN103130554A (zh) * 2011-11-21 2013-06-05 南通中科睿智科技服务有限公司 葡萄专用生物复合肥
CN103214304A (zh) * 2013-03-29 2013-07-24 崔顺哲 碱性离子矿物质复合物动物植物用营养剂
CN103274851A (zh) * 2013-06-14 2013-09-04 河北新世纪周天生物科技有限公司 一种提高植物生命活力的水溶性微生物菌剂
CN103964951A (zh) * 2014-04-25 2014-08-06 湖南泰谷生物肥料有限公司 一种磁化复合微生物有机水溶肥料及其制备方法和应用
CN104045458A (zh) * 2014-06-17 2014-09-17 烟台新华测土配肥有限公司 一种生根粉及制备方法
CN104355951A (zh) * 2014-12-04 2015-02-18 济南飞天农业科技有限公司 一种夏玉米专用药肥及其生产方法
CN104692914A (zh) * 2015-01-28 2015-06-10 和县常乐蔬菜种植专业合作社 一种利用改性竹纤维降低草莓病虫害的聚合包裹型肥料及其制备方法
CN104725139A (zh) * 2015-03-24 2015-06-24 史丹利化肥股份有限公司 一种功能性生物缓释蓝莓专用肥及其制备方法
CN105237244A (zh) * 2015-11-19 2016-01-13 东莞市神州生物科技有限公司 一种豆科植物有机无机复混肥组合物及其制备方法
US11591271B2 (en) 2016-05-16 2023-02-28 Arevo Ab Fertilizer composition
KR20190005229A (ko) * 2016-05-16 2019-01-15 아레보 에이비 비료 조성물
KR102470596B1 (ko) * 2016-05-16 2022-11-24 아레보 에이비 비료 조성물
KR102011560B1 (ko) * 2017-06-02 2019-08-16 김영욱 묘목 재배용 화학비료의 제조방법
KR20180132316A (ko) * 2017-06-02 2018-12-12 김영욱 묘목 재배용 화학비료의 제조방법
KR20180132321A (ko) * 2017-06-02 2018-12-12 김영욱 토양개선용 비료의 제조방법
KR102011561B1 (ko) * 2017-06-02 2019-08-16 김영욱 토양개선용 비료의 제조방법
WO2019026780A1 (ja) * 2017-07-31 2019-02-07 学校法人長崎総合科学大学 バイオフィルター装置及びこれを用いた下水汚泥残渣脱水ろ液処理システム
JP2019025435A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 学校法人長崎総合科学大学 バイオフィルター装置及びこれを用いた下水汚泥残渣脱水ろ液処理システム
CN107827611A (zh) * 2017-12-11 2018-03-23 陈俊森 一种配方肥
JP2019202920A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 学校法人長崎総合科学大学 液肥の製造方法
JP7144027B2 (ja) 2018-05-25 2022-09-29 学校法人長崎総合科学大学 液肥の製造方法
JP2020084170A (ja) * 2018-11-14 2020-06-04 石膏再生協同組合 土壌改質剤の製造方法及び土壌改質剤
CN109206171A (zh) * 2018-11-29 2019-01-15 四川中农润泽生物科技有限公司 一种多糖体有机肥生产工艺
CN110041129A (zh) * 2019-04-29 2019-07-23 湖南泰谷生态工程有限公司 一种有机氮肥增效剂及含有该有机氮肥增效剂的肥料
CN112293482A (zh) * 2020-11-05 2021-02-02 西南大学 一种果实保鲜剂和延缓柑橘果实衰老延长挂果保鲜期的方法
CN112293482B (zh) * 2020-11-05 2022-04-19 西南大学 一种果实保鲜剂和延缓柑橘果实衰老延长挂果保鲜期的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Mikula et al. Controlled release micronutrient fertilizers for precision agriculture–A review
JP2003171196A (ja) 複合肥料
CN101391928B (zh) 一种肥料组合物与它们的用途
Rashid et al. Carbon-based slow-release fertilizers for efficient nutrient management: synthesis, applications, and future research needs
JP6473273B2 (ja) 鉄−シリコン−硫黄の多元素複合生物活性炭である重金属土壌調整剤の調製方法
AU2016269996B2 (en) Environmentally-friendly high potassium-content liquid fertilizer and uses for the fertilizer
US6878179B2 (en) Fertilizer compositions and methods of making and using same
CN110963851B (zh) 一种控制水稻重金属镉污染或积累的新型有机肥及其制备、施用方法
Butt et al. Nanofertilizers
CN104016795A (zh) 一种生物磷肥及其制备方法
CN102010273A (zh) 水溶性化肥
WO2016063305A2 (en) A nutrient use efficient fertilizer plant supplement and method for increasing plant productivity and quality
WO2013019933A2 (en) Plant fertilizers derived from organic nitrogen and phosphorus sources
Mansyur et al. The nutritional value of shrimp waste and its response to growth and N uptake efficiency by corn
Karthik et al. Smart fertilizer strategy for better crop production
KR100401247B1 (ko) 무발효 퇴비, 유기질 비료 및 그의 제조방법
Aziz et al. Alternative fertilizers and sustainable agriculture
CN104909949A (zh) 花生专用复合生物有机肥料及其制备方法
Chaudhary et al. Nutrient management technologies and the role of organic matrix-based slow-release biofertilizers for agricultural sustainability: A review
CN103319245A (zh) 一种防治菠菜霜霉病的复合微生物肥料及其制备方法
KR20130104463A (ko) 광물과 미생물을 함유하는 천연비료
JPS6279714A (ja) 作物栽培用用土
Karličić et al. Stimulation of soil microbiological activity by clinoptilolite: The effect on plant growth
CN106986702A (zh) 碳能生物肥及其制备方法
Pettit Organic matter, humus, humate, humic acid, fulvic acid and humin

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080430