JP2003170321A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JP2003170321A
JP2003170321A JP2001372167A JP2001372167A JP2003170321A JP 2003170321 A JP2003170321 A JP 2003170321A JP 2001372167 A JP2001372167 A JP 2001372167A JP 2001372167 A JP2001372167 A JP 2001372167A JP 2003170321 A JP2003170321 A JP 2003170321A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの互いに離れた2つの加工部位を主軸
中心に入替えて支持可能とするのに、主軸のチャック部
が小さく、かつ簡素な構成で済むものとする。 【解決手段】 工作機械1は、回転駆動される主軸2
と、この主軸2に設置されたワーク取付治具3と、タレ
ット刃物台等の工具支持手段5とを備える。ワーク取付
治具3は、2つの加工部位21A,21Bを有するワー
クWを取付ける治具である。ワーク取付治具3は、主軸
2の軸心Oと垂直な平面に沿って旋回動作が可能なよう
に主軸2に設置される。ワーク取付治具3の旋回中心O
1は、この治具上のワークWの一方の加工部位21A,
21Bが主軸2の回転軸心Oに位置する状態で、両加工
部位21A,21Bから等距離の位置に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2つの加工部位
を有する異形ワークの加工を行う旋盤等の工作機械に関
する。
【0002】
【従来の技術】旋削加工を行う場合に、主軸チャックで
把持されたワークの所望の加工部位が現在のチャック状
態では加工できない場合がある。例えば、ワークに2つ
の加工部位があり、そのうちの1つの加工部位を主軸の
回転軸心に位置させて、その加工部位を旋削加工してい
る状態では、もう1つの加工部位は主軸の回転軸心から
外れた位置となり、そのままでは加工することができな
い。このような異形ワークでは、一方の加工部位の加工
が終了すると、主軸チャックによるワークの持ち替えを
行って、他方の加工部位が主軸の回転軸心に位置するチ
ャック状態にする必要がある。
【0003】このような2つの加工部位を有するワーク
の持ち替えを行って、両加工部位を加工できるようにし
た工作装置として、次の構成のものが提案されている
(特開平11−226808号公報)。これは、主軸上
で、その軸心と垂直な平面に沿って直進移動可能なワー
ク取付治具を設け、このワーク取付治具に把持させたワ
ークの2つの加工部位を、ワーク取付治具の直進移動に
よって主軸の回転軸心に択一的に位置させるようにした
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の工
作機械では、ワークを直進移動によリシフトさせて加工
部位を変更するので、2つの加工部位間のピッチが長い
場合、シフト量をそれだけ大きく必要である。そのた
め、ワーク取付治具のスライド案内手段が大きくなり、
このような案内手段の設置のために主軸チャックが大き
くなる。また直進移動させるため、案内手段の機構が大
型化して複雑になる。さらに、直進移動のため、シフト
の精度を確保することが難しい。
【0005】この発明の目的は、ワークの互いに離れた
2つの加工部位を主軸中心に入替えて支持可能とするの
に、主軸のチャック部が小さく、かつ簡素な構成で済
み、ワーク支持精度の安定性も得易い工作機械を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の工作機械は、
2つの加工部位を有するワークの上記2つの加工部位の
加工を行う工作機械であって、回転駆動される主軸と、
この主軸の軸心と垂直な平面に沿って旋回動作が可能な
ように上記主軸に設置されたワーク取付治具と、この治
具上のワークに対して加工を行う工具を支持する工具支
持手段とを備え、上記ワーク取付治具の旋回中心を、こ
の治具上のワークの一方の加工部位が主軸の回転軸心に
位置する状態で、両加工部位から等距離の位置に設定し
たものである。詳しくは、ワーク取付治具の旋回中心
は、この治具上のワークの一方の加工部位の中心が主軸
の軸心に位置する状態で、両加工部位の中心から等距離
の位置に設定したものである。この構成によると、ワー
ク取付治具を上記旋回中心回りに旋回させることによ
り、ワークの2つの加工部位を択一的に主軸の回転軸心
に位置させることができる。旋回により2つの加工部位
の位置変更を行うので、両加工部位から等距離の位置に
旋回中心があれば良く、例えばワークの加工部位間のピ
ッチの略半分のところを旋回中心とすることができる。
そのため、直線移動に比べてワークの移動距離が短くな
る。また、ワーク取付治具は旋回中心で支持するば良
く、その支持ないし案内の手段が簡素な構成で済む。こ
れらのため、ワークの加工部位間の距離が長くても、主
軸のチャック部が小さくできる。旋回のため、直線移動
に比べて、2つの加工部位を入替えるときの位置決め精
度の安定性確保も容易である。
【0007】この発明において、上記ワーク取付治具に
旋回操作手段係合部を設け、上記工具支持手段は、主軸
の軸心と平行な方向、およびこの方向と直交する方向と
に移動自在であり、上記旋回操作手段係合部に係合する
旋回操作部が設けられるものとしても良い。旋回操作部
は、例えば工具支持手段に設けられる複数の工具ステー
ションの一つに、工具に代えて取付けられる。この構成
の場合、工具支持手段にワーク加工のために備えられて
いる移動機能を、ワーク取付治具の旋回操作の駆動に利
用できる。そのため、ワーク取付治具を旋回動作させる
専用の駆動機構を設けることが不要で、その制御のため
の制御軸の増加も不要となる。また、この発明におい
て、上記ワーク取付治具は、上記主軸に設けられた孔に
嵌合する旋回支持ピンを有し、この旋回支持ピンの軸心
が上記旋回中心となるものとしても良い。この構成の場
合、ラフな旋回制御によりワーク加工部位を主軸の回転
軸心に精度良く位置させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図6と共に説明する。図1(A),(B)は、この実
施形態にかかる工作機械の正面図および平面図を示す。
この実施形態は、2つの加工部位21A,21Bを有す
るワークWの上記2つの加工部位の加工を行う工作機械
であって、旋盤、詳しくはタレット旋盤に適用した例を
示す。この工作機械1は、回転駆動される主軸2と、こ
の主軸2に設置されたワーク取付治具3と、このワーク
取付治具3上のワークWに対して加工を行う工具4を支
持する工具支持手段5とを備える。
【0009】主軸2は、ベッド等のフレーム6上に固定
した主軸台7に回転自在に設置され、モータ8で回転駆
動される。主軸2の主軸チャック2Aは、ワーク取付治
具3を有しており、ワークWとして、2つの加工部位2
1A,21Bを有するものを、両加工部位21A,21
Bを主軸軸心Oに入替え可能に支持するものとされてい
る。ワーク取付治具3は後に説明する。工具支持手段5
は刃物台であって、タレット型のものが用いられ、外周
に複数の工具ステーションSを有する。各工具ステーシ
ョンSに、旋削加工を行うバイト等の固定の工具4や、
ドリル,ミリングヘッド等の回転型の工具(図示せず)
が取付けられている。このタレット型の工具支持手段5
は、工具送り台10を介して、フレーム6上に、主軸2
の軸心Oに平行な前後方向(Z軸方向)とこれに直交す
る左右方向(X軸方向)との直交2軸方向の移動と、タ
レット軸心回りの旋回とが自在に設置されている。工具
支持手段5の旋回軸心は、主軸2と平行な方向(Z軸方
向)である。工具送り台10は、フレーム6上に案内1
1を介して左右(X方向)移動可能に設置された送り台
ベース10aと、この送り台ベース10a上に前後(Z
方向)移動可能に設置された上側送り台10bとからな
る。送り台ベース10aの進退は、X軸のサーボモータ
13および送りねじ14で進退駆動され、上側送り台1
0bは、Z軸のサーボモータ15および送りねじ16で
進退駆動される。タレット型の工具支持手段5の旋回
は、モータ17により行われる。
【0010】ワーク取付治具3は、図2および図3に正
面図および平面図で示すように、主軸2の軸心Oと垂直
な平面に沿って旋回動作が可能なように、主軸2の主軸
チャック2Aの前面2aに設置されている。すなわち、
ワーク取付治具3は、その裏面の所定位置に旋回支持ピ
ン18が突設され、この旋回支持ピン18が、主軸2の
前面2aの軸心Oから離間した位置に設けられた孔19
に嵌合することで、旋回支持ピン18の軸心を旋回中心
O1として旋回自在となるように主軸2に設置されてい
る。
【0011】ワークWの具体例を、図4に示す。このワ
ークWは、円弧状のワーク本体20と、このワーク本体
20の上面両端から上面に対して垂直に突設された円柱
状のボス部である加工部位21A,21Bと、これらの
各加工部位21A,21Bから、それらの軸心に対して
垂直方向に延びるアーム22A,22Bとを有する。こ
の実施形態では、各加工部位21A,21Bへの加工と
して、それらの周面に対する溝加工が行われる。
【0012】図2,図3に示すように、ワーク取付治具
3の表面には、ワークWを位置決めする一対のロケータ
24が設けられている。これらロケータ24に設けられ
たピン24aをワークWの両アーム22A,22Bに設
けられた各孔23に係合させることにより、ワーク取付
治具3の表面の所定位置にワークWが装着される。ワー
ク取付治具3における旋回中心O1の位置は、上記のよ
うにワーク取付治具3に装着されたワークWの両加工部
位21A,21Bの中心から等距離となる位置に設定さ
れている。この旋回中心O1の位置は、ワーク取付け治
具3の旋回によりワークWの両加工部位21A,21B
の中心が主軸2の回転軸心Oを通る位置とされている。
なお、旋回中心O1は、両加工部位21A,21Bの中
心位置を結ぶ直線の線分上であっても、この線分から離
れた位置であっても良く、図示の例では上記線分から離
れた位置としてある。
【0013】また、主軸2の前面2aには、ワーク取付
治具3に装着されたワークWを押圧保持する押圧保持手
段25が設けられている。押圧保持手段25は、一対の
フィンガー爪25A,25Bで構成される。これらフィ
ンガー爪25A,25Bは、それぞれ旋回軸26を中心
に回動自在となるように設けられている。これらフィン
ガー爪25A,25Bは、ワークWの一対のアーム22
A,22Bに押し当てられる一対の爪片25a,25a
を有する。両フィンガー爪25A,25Bのうち、一方
のフィンガー爪25Aは、ワークWの一方の加工部位2
1Aが主軸2の回転軸心Oに位置するワーク取付治具3
の旋回位置でワークWを押圧保持するのに使用される。
また、他方のフィンガー爪25Bは、ワークWの他方の
加工部位21Bが主軸2の回転軸心Oに位置するワーク
取付治具3の旋回位置でワークWを押圧保持するのに使
用される。フィンガー爪25A,25Bの旋回およびワ
ーク押圧動作は図示しない駆動系により行われる。
【0014】ワーク取付治具3の旋回中心O1から離間
した所定位置には、例えばワークWの片方の加工部位2
1Aに近いワーク取付治具3の隅部には、主軸2の軸心
Oと平行な方向に向けて旋回操作手段係合部である係合
孔27が設けられている。一方、タレット型の工具支持
手段5の一つの工具ステーションSには、ワーク取付治
具3の係合孔27に係合する旋回操作部28が設けられ
ている。
【0015】上記構成の動作を説明する。図2および図
3に示すように、ワーク取付治具3の一対のピン24a
にワークWの孔23が嵌合するように、ワークWをワー
ク取付治具3に装着する。この装着されたワークWの一
方の加工部位21Aが主軸2の回転軸心Oに位置するよ
うにワーク取付治具3の旋回位置を設定して、ワークW
を一方のフィンガー爪25Aで押圧保持する。このよう
なワーク保持状態で、主軸2を回転駆動し、工具支持手
段5の工具4によりワークWの加工部位21Aを旋削加
工する。
【0016】加工部位21Aの加工が完了すると、フィ
ンガー爪25AによるワークWの押圧保持を解除してフ
ィンガー爪25Aを図6に実線で示す位置まで旋回退避
させる。次に、タレット型の工具支持手段5を割出旋回
させて旋回操作部28を割り出し、この旋回操作部28
のピン28aを図5のようにワーク取付治具3の係合孔
27に係合させる。ついで、旋回操作部28のピン28
aが、ワーク取付治具3の旋回中心O1を中心とする図
6に一点鎖線で示すような円弧状の軌跡Rを描くよう
に、工具支持手段5を駆動させる。この工具支持手段5
の駆動は、工具支持手段5のX方向への移動と旋回動作
とを複合させた動作で行える。このような工具支持手段
5の駆動は、例えば、その制御系に備えられている極座
標補間機能により行える。
【0017】これによりワーク取付治具3は、主軸2の
前面2aにおいて、ワークWの他方の加工部位21Bが
主軸2の回転軸心Oに位置するところまで旋回する。こ
のようにワーク取付治具3の旋回位置を変更してから、
図6に実線で示すようにワークWを他方のフィンガー爪
25Bで押圧保持し、ワーク取付治具3の係合孔27か
ら旋回操作部28を係合解除する。このようなワーク保
持状態で、主軸2を回転駆動し、工具支持手段5の工具
4によりワークWの加工部位21Bを旋削加工する。
【0018】このように、この工作機械によると、主軸
2の前面2aに旋回可能に設置されるワーク取付治具3
の旋回中心O1を、このワーク取付治具3上のワークW
の一方の加工部位21Aが主軸2の回転軸心Oに位置す
る状態で、両加工部位21A,21Bから等距離となる
位置に設定しているので、ワーク取付治具3を上記旋回
中心O1回りに旋回させることにより、ワークWの2つ
の加工部位21A,21Bを択一的に主軸2の回転軸心
Oに位置させることができる。旋回により2つの加工部
位21A,21Bの位置変更を行うので、両加工部位か
ら等距離の位置に旋回中心O1があれば良く、ワークW
の加工部位21A,21B間のピッチの略半分のところ
を旋回中心O1とすることができる。そのため、直線移
動に比べてワークWの移動距離が短くなる。また、ワー
ク取付治具3は旋回中心O1で支持するば良く、その支
持ないし案内の手段が簡素な構成で済む。これらのた
め、ワークWの加工部位21A,21B間の距離が長く
ても、主軸2のチャック部が小さくできる。旋回のた
め、直線移動に比べて、2つの加工部位21A,21B
を入替えるときの位置決め精度の安定性確保も容易であ
る。
【0019】また、ワーク取付治具3には旋回操作手段
係合部である係合孔27を設け、タレット型の工具支持
手段5に上記係合孔27に係合する旋回操作部28を設
けているので、ワークWを旋回させて加工部位21A,
21Bを主軸2の回転軸心Oに切り替え設置するための
特別な機構や制御系も不要である。また、ワーク取付治
具3は、主軸2の前面2aに設けられた孔19に嵌合す
る旋回支持ピン18を有し、この旋回支持ピン18の軸
心がワーク取付治具3の旋回中心O1となるものとして
いるので、ラフな旋回制御によりワークWの加工部位2
1A,21Bを主軸2の回転軸心Oに精度良く位置させ
ることができる。
【0020】なお、上記実施形態では、工具支持手段5
を旋回させながらワーク取付治具3を旋回させるように
したが、例えば旋回操作部28をZ軸心回りに揺動可能
に設けることなどで、旋回操作手段係合部(係合孔2
7)のX軸方向への移動に伴う上下方向への移動を吸収
可能としておくと、工具支持手段5の旋回動作を利用せ
ず、工具支持手段5のX軸方向の移動でワーク取付治具
3の旋回を行わせるようにすることもできる。
【0021】
【発明の効果】この発明の工作機械は、2つの加工部位
を有するワークの上記2つの加工部位の加工を行う工作
機械であって、回転駆動される主軸と、この主軸の軸心
と垂直な平面に沿って旋回動作が可能なように上記主軸
に設置されたワーク取付治具と、この治具上のワークに
対して加工を行う工具を支持する工具支持手段とを備
え、上記ワーク取付治具の旋回中心を、この治具上のワ
ークの一方の加工部位が主軸の回転軸心に位置する状態
で、両加工部位から等距離の位置に設定したため、ワー
クの互いに離れた2つの加工部位を主軸中心に入替えて
支持可能とするのに、主軸のチャック部が小さく、かつ
簡素な構成で済む。また、ワーク支持精度の安定性も得
易い。上記ワーク取付治具に旋回操作手段係合部を設
け、上記工具支持手段は、主軸の軸心と平行な方向、お
よびこの方向と直交する方向とに移動自在であり、上記
旋回操作手段係合部に係合する旋回操作部が設けられる
ものとした場合は、ワーク取付治具を旋回動作させる専
用の駆動機構を設けることが不要で、その制御のための
制御軸の増加も不要となる。上記ワーク取付治具が、上
記主軸に設けられた孔に嵌合する旋回支持ピンを有し、
この旋回支持ピンの軸心が上記旋回中心となるものとし
た場合は、ラフな旋回制御によりワーク加工部位を主軸
の回転軸心に精度良く位置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施形態にかかる工作機
械を示す正面図、(B)は同工作機械の平面図である。
【図2】同工作機械の主軸の正面図である。
【図3】同工作機械の主軸前部の部分破断平面図であ
る。
【図4】同工作機械により加工されるワークの一例を示
す斜視図である。
【図5】同工作機械におけるワーク取付治具への旋回操
作部の係合動作説明図である。
【図6】同工作機械によるワーク旋回移動の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…工作機械 2…主軸 3…ワーク取付治具 4…工具 5…工具支持手段 18…旋回支持ピン 19…孔 21A,21B…加工部位 27…係合孔(旋回操作手段係合部) 28…旋回操作部 W…ワーク O…主軸の軸心 O1…ワーク取付治具の旋回中心

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの加工部位を有するワークの上記2
    つの加工部位の加工を行う工作機械であって、回転駆動
    される主軸と、この主軸の軸心と垂直な平面に沿って旋
    回動作が可能なように上記主軸に設置されたワーク取付
    治具と、この治具上のワークに対して加工を行う工具を
    支持する工具支持手段とを備え、上記ワーク取付治具の
    旋回中心を、この治具上のワークの一方の加工部位が主
    軸の回転軸心に位置する状態で、両加工部位から等距離
    の位置に設定した工作機械。
  2. 【請求項2】 上記ワーク取付治具に旋回操作手段係合
    部を設け、上記工具支持手段は、主軸の軸心と平行な方
    向、およびこの方向と直交する方向とに移動自在であ
    り、上記旋回操作手段係合部に係合する旋回操作部を有
    するものとした請求項1記載の工作機械。
  3. 【請求項3】 上記ワーク取付治具は、上記主軸に設け
    られた孔に嵌合する旋回支持ピンを有し、この旋回支持
    ピンの軸心が上記旋回中心となるものとした請求項1ま
    たは請求項2記載の工作機械。
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