JP2003169623A - 味付けシステム - Google Patents
味付けシステムInfo
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Abstract
に塩・香辛料等の調味料を添加してスナック菓子等を製
造する製造ラインにおいて、味の切り替えに伴う清掃作
業を不用とするシステムを提供することを課題とする。 【解決手段】 未完成品Mに調味料を付着させて完成品
とする味付けシステムにおいて、未完成品を受け取って
これを所定量に小分けする装置200と、小分けされた
未完成品に調味料を付与する味付け装置300と、味付
けられた製品を包装する包装装置400とを備える。
Description
り出されたポテトチップ等に塩・香辛料等の調味料を添
加してスナック菓子を製造する製造ラインにおける味付
けシステムに関する。
ク菓子の味付け装置としては、例えば、特公平4−35
132号公報、特許第2689139号公報、USP
5,090,593、USP5,846,324等に開
示されたものが知られている。
取り出されたポテトチップ等(以下、味の付いてないも
のを未完成品という)を回転ドラム内に供給し、そこに
設定比率の調味料を添加して攪拌するが、こうした味付
け装置は、通常は未完成品を一商品単位(1袋の内容
量)に小分けする計量装置の上流側に設置されるため、
味を変える場合は、その下流側装置に残っている未完成
品を除去した上で、下流側装置を清掃していた。
は、多くの人手と時間を要し、しかもその間は、下流側
装置を停止しなければならないので、生産性が低下する
という問題があった。
め、それから下流側装置から製品が無くなるまで下流側
装置を運転しなければならないが、その間に製造される
パック数は、下流側で滞留する製品量に左右されるた
め、生産計画通りには生産できないという問題があっ
た。そのことは、入り数の半端なコンテナを箱詰め装置
内に残す原因ともなり、それが製品の歩留まりを悪くす
るという問題があった。
は、味付けの種類毎に専用ラインを設けて、味付けを固
定化させるところもあるが、それでは設備費が嵩むとい
う問題があり、また嗜好が変化したり、季節が変わった
りすると、やはり味付けを変えなければならず、その時
には同様な問題が発生していた。
間は、未完成品の個々の大きさによってばらつくため、
調味料の添加量を未完成品の流入量に追従させたとして
も、個々の製品に対する味付けは、ばらつくという問題
があった。
れるため、下流側装置は、防錆性の高いステンレス材料
を使用しなければならず、しかも未完成品が接触する部
位は、簡単に取り外せる構造でなければならないため、
それだけ割高な装置になるという問題があった。
の清掃作業を無くすことができる新たな味付けシステム
を提供することを目的とする。
産計画通りに製造することができ、したがって、味の切
り替えを短時間に、場合によっては、それを全自動的に
行うことができる新たな味付けシステムを提供すること
を目的とする。
る新たな味付けシステムを提供することを目的とする。
製造ラインで連続的に生産することのできる新たな味付
けシステムを提供することを目的とする。
新たな味付けシステムを提供することを目的とする。
を受け取ってこれを所定量に小分けする装置と、小分け
された未完製品に調味料を付与する味付け装置とを有す
ることを特徴とする。また第2の発明は、1袋分に小分
けされた未完成品に調味料を付与する味付け装置と、味
付けられた製品を包装する包装装置とを有することを特
徴とする。さらに第3の発明は、未完成品を受け取って
これを所定量に小分けする装置と、小分けされた未完成
品に調味料を付与する味付け装置と、味付けられた製品
を包装する包装装置とを有することを特徴とするこれら
の発明によると、計量装置等で所定量に小分けした後に
味付けを行うので、計量装置には、調味料が付着しない
し、味の切り替えに伴う計量装置の清掃も不要となる。
したがって、清掃のための運転休止がなくなり、生産性
を飛躍的に向上することができる。
るので、1袋分の内容量に応じた調味料が付与でき、味
の品質を均質にすることができる。
できるので、清掃に耐え得る着脱容易な構造にする必要
がなく、安価な装置を提供することができる。
面に基づいて説明する。
テムの基本構成を示したもので、100は、未完成品を
搬送する搬送装置、200は、搬送されてきた未完成品
を1袋分(所定量)に小分けする計量装置、300は、
小分けされた未完成品に設定比率の調味料を添加する味
付け装置、400は、味付けの終わった製品を包装する
包装装置、500は、計量ミスや味付けミスのあった商
品をライン上から排除する振分装置、600は、味付け
の終わった商品を箱詰めする箱詰装置、700は、前記
各装置200、300、400,500、600をそれ
ぞれ操作するとともに、それぞれを連動させる操作制御
装置である。
しないライヤーから搬出された未完成品を計量装置20
0に搬送するもので、その先端部分には、未完成品をス
トックする振動フィーダ110が設けられ、計量装置2
00から投入要求信号S1が入力されると、該振動フィ
ーダ110は、所定時間駆動して、ストックした未完成
品Mを計量装置200に投入する。
フィーダ110から投入された未完成品Mを1袋分に計
量するもので、上部分散部210のストック量が少なく
なると、前記振動フィーダ110に投入要求信号S1を
出力する。
から排出要求信号S2が入力されると、計量装置200
は、まずタイミングホッパ220を開放して、そこに貯
留していた所定量の未完成品mを排出する。続いて、計
量装置200は、ストックした未完成品を小分けしなが
ら所定量の未完成品に計量し、それを空になったタイミ
ングホッパ220に排出して、次回の排出要求信号S2
に備える。
に小分けして排出する機能を備えればよいので、重量で
所定量に計り取ったり、容積で所定量に計り取ったりす
るものであれば、どのような種類のものでもよい。しか
し、スナック菓子のように、個々の製品サイズがばらつ
くものでは、May19,1998年発行のUSP5,
753,866に開示されたような組合せ計量装置を使
用するのがよい。この組合せ計量装置によると、中央上
部に投入された未完成品Mを分散部210で複数の計量
ホッパ(図示せず)に小分けし、それぞれのホッパで計
量された未完成品の重量を組み合わせて所定量となる未
完成品の組合せを求め、求めた組合せにかかる未完成品
をホッパから排出して所定量の未完成品を形成すること
ができるので、スナック菓子のような不定形なもので
も、精度よく計量することができる。
ると、該装置200は、操作制御装置700にエラー信
号S3を送る。操作制御装置700は、これに基づいて
味付け装置300に停止信号S4を送り、味付けを停止
させる。これにより、半端な製品が生成されても、これ
に対する味付けを中止することができるので、これを回
収すれば、別な味付け商品として再生することができ
る。
図2に示すように、調味料を排出する調味料供給装置3
10と、排出された調味料とタイミングホッパ220か
ら排出された未完成品mとを混合する混合装置320
と、これらの装置310、320を制御する制御装置3
30とから構成される。
トックするチャージホッパ311と、該ホッパ311内
の調味料を小出しにしながら先端部へ搬送する振動フィ
ーダ312と、該フィーダ312から排出された調味料
Sを受け取って計量する計量ホッパ313と、計量ホッ
パ313の重量を測定する重量センサ314とで構成さ
れる。
の測定値を監視しながら振動フィーダ312を動作さ
せ、計量ホッパ313に設定量の調味料が投入される
と、振動フィーダ312を停止させる。また、チャージ
ホッパ311からの調味料の流出が悪くなったり、その
ストック量が不足したりして、計量ホッパ313に所定
量の調味料が一定時間内に溜まらなくなると、前記制御
装置330は、調味料の流れが悪くなったと判断して、
操作制御装置700に排出異常信号S5を出力する。操
作制御装置700は、これに基づいて、包装装置400
或いは振分装置500に対して、調味料が適正に付与さ
れなかった製品の排除を指示する。
な粒体を想定したものであるが、その供給機構は、調味
料の性状に応じて変わる。例えば、調味料が液体であれ
ば、所定量の調味料をエアーで噴霧するものが適する
し、ペースト状であれば、回転角に応じて送り量が制御
できるスクリューコンベアが適する。また粉体や粒体の
ものでは、容積によって排出量が調整できるものが適す
る。
リューコンベアを用いた例を示している。
にするために、計量ホッパ313の重量から調味料の排
出異常を検出するようにしたが、供給機構が変われば、
それに応じて検出方式も変わる。例えば、液体調味料の
場合には、流量センサで排出異常を検出することができ
るし、圧力センサで調味料の噴霧圧力を捉えて、排出異
常を検出することもできる。また調味料がどのような種
類のものであっても、その減少量は、重量センサで捉え
ることができるので、その減少量から排出異常を検出す
ることもできる。このようにすることにより、味付けミ
スの商品が出荷されるのを未然に防止することができ
る。
れたものを攪拌して味付けるだけであるので、USP
5,090,593、USP5,846,324に示さ
れた従来装置よりもはるかに小型にできる。
て、複数の小型のドラムT1〜Tmを回転軸Oの周りに
周回させながら、その各々を自転させるようにしてい
る。
に示すように、回転軸Oから放射状に伸びた複数の支持
アーム321の先端部に取り付けられ、回転軸Oが回転
すると、それに伴って支持アーム321とともに水平方
向に回転する。また各支持アーム321の先端部には、
その軸回りに回転する旋回部321bが設けられ、その
旋回部321bには、図4(b)に示すように、環状の
固定ラック323と噛合うピニオン322が一体的に取
り付けられて、支持アーム321が回転軸Oの回りを水
平に動くと、固定ラック323と噛合ったピニオン32
2が固定ラック323上を転がり、その結果、ピニオン
322と一体的に連結された旋回部321bとドラムT
1〜Tmとが、アームの軸回りに自転するようになって
いる。これにより、各ドラムT1〜Tmは、水平面上を
転がりながら回転軸Oの回りを周回する。
5が設けられ、その開口325には、図示しないスプリ
ングによって常時閉じる方向に付勢されたスライドゲー
ト324が設けられている。
完成品mの受取位置(図3では、ドラムT1の位置)に
到達すると、図5(a)のように、開口325が上向き
になった状態でスライドゲート324が開き、同時に排
出位置(図3では、ドラムTmの位置)に位置するドラ
ムTmも、図5(c)のように、その開口325が下向
きになった状態でスライドゲート324が開く。それ以
外の位置では、図5(b)のように、前記ゲート324
が閉じて調味料Sと未完成品mとを閉じ込める。
に示すように、複数の突起326が設けられ、それがド
ラムT1〜Tmの自転に伴って、調味料Sと未完成品m
とを攪拌させるようになっている。なお、図3の221
は、タイミングホッパ220の開閉ゲート、図4(b)
の327は、支持アーム321の先端部を支持するフレ
ームである。
ら排出要求信号S6が出力されると、包装装置400の
投入シュート410の直上でドラムTmを停止させる。
同時に進行方向前方のドラムT1は、タイミングホッパ
220の直下で停止する。続いて、制御装置330は、
各ドラムT1、Tmのスライドゲート324を開き、包
装装置400に排出完了信号S7を、計量装置200に
排出要求信号S2をそれぞれ出力する。
を受け取ると、タイミングホッパ220を開き、続いて
排出完了信号S8を制御装置330に送る。制御装置3
30は、これに基づいて調味料供給装置310を制御し
て、未完成品mの重量に応じた設定比率の調味料Sを排
出させ、続いてスライドゲート324を閉じてドラムT
1〜Tmを周回させる。
装置400の直上に到達する度に停止して、味付けの終
わった製品を包装装置400に排出する。同時に空のド
ラムには、タイミングホッパ220から新たな未完成品
mが投入され、同時に調味料供給装置310から設定料
の調味料Sが投入される。続いて制御装置330は、各
ドラムT1〜Tmを周回させる。これにより、各ドラム
T1〜Tmは、自転しながら調味料Sと未完成品mとを
攪拌していく。
は、例えば、袋の口を開口させ、その中に製品を充填す
る給袋式包装機や、長尺のフイルムをチューブ状に成形
しながら該チューブ内に製品を充填し、充填された袋の
口と次の袋の底とを同時にシールして、上下の袋のつな
ぎ目を切断する縦型ピロー包装機等を使用することがで
きる。
ドを変えることによって、シールやカットのない袋を一
時的に生成することができるので、操作制御装置700
が、計量装置200からエラー信号S3を入力した時
や、味付け装置300から調味料の排出異常信号S5を
入力した時は、包装装置400にモード変更指令S9を
出力して、その包装形態を変えさせる。これにより、正
常に味付けされた良品と、そうでない不良品とを包装形
態によって弁別することができる。
ラインから不良品を排除するもので、この実施例のよう
に、包装装置400の下流側に配置される場合は、振分
コンベアで構成される。また、味付け装置300と包装
装置400との間に挿入される場合は、排出方向を切り
替える揺動シュートで構成される。そして、操作制御装
置700の指示信号S10に基づいて、計量ミスや味付
けミスのあった袋Bをラインから排除する。これによ
り、不良品を製造ラインから確実に排除することができ
るので、味付けをミスしても、その出荷を未然に防止す
ることができる。
になった袋Bをダンボールケースに収納して出荷するも
ので、商品を1個処理する度に、その個数をカウントす
る。その値は、操作制御装置700に送られ、後述の生
産管理に使用される。
は、各装置200,300,400,500,600を
連動させ、かつ制御するもので、これらの装置と交信し
てそれらを個別に操作する操作表示部710と、各商品
の生産情報を商品毎に記憶したメモリ720とを有して
いる。このメモリ720には、図6に示すように、商品
ごとに調味料の種類とその添加割合、包装装置400の
運転速度、1袋分の重量、生産予定個数等が記憶されて
いる。そして、作業者が操作表示部710を操作して商
品番号を入力すると、その商品に対応する各情報が読み
出され、それらが対応する各装置に送られる。即ち、調
味料の種類とその添加割合は、味付け装置300に、運
転速度は、包装装置400に、1袋分の重量は、計量装
置200に送られる。そして、生産予定個数は、マイク
ロコンピュータ730にセットされる。
されたスタートキーを操作すると、操作制御装置700
は、上流側装置から順番に動作させ、交信して、各装置
200,300,400,500,600の生産実績
(処理個数)を入力していく。そして、前記コンピュー
タ730は、それぞれの生産実績から各装置200,3
00,400,500の未処理数(生産予定個数−生産
実績数)を算出し、その値がゼロになると、予定個数の
生産が終了したと判断して上流側装置から順番に停止指
令を出力する。
インから排除された場合は、その不足分を上流側装置の
生産予定個数に加算して、不足が生じないように調整す
る。
の生産が可能となる。
置は、1袋分の小分けされたものを味付けるだけである
ので、従来のような大掛かりなものは不要となる。した
がって、種類の違う調味料を装填した味付け装置を複数
台用意しておけば、これらを適宜取り替えることによっ
て味の切り替えが短時間にできる。
0を複数用意し、それらの調味料排出口を、混合装置3
20の開口325に臨ませて、これらを選択的に駆動す
ることによって味を切り替えることもできる。この場合
は、混合装置320の各ドラムを調味料に合わせて選択
的に使用する。例えば、奇数番号のドラムには、調味料
Aを、偶数番号のドラムには、調味料Bをそれぞれ投入
する。このようにすれば、種類の違う調味料がドラム内
で混ざることがないから、混合装置320の洗浄が不要
となる。
料を1袋づつ順番に切り替えて、味の違う商品が順番に
生産されるようにすれば、これまでと違った、多品種一
連のパック商品を製造することもできる。
の実施例は、1ラインで計量・味付け・包装・箱詰をす
るものであったが、これを複数ライン設けるときは、前
記搬送装置100の上流側に、特公平4−35132号
公報に開示されたような分配装置を設けて、未完成品を
複数のラインに均等に分配するようにする。そして、ラ
イン毎に調味料の種類を特定しておけば、種類の違う商
品を包装の直前で同時に生産することができるし、余っ
た未完成品は、他の製造ラインに戻してこれを還流させ
ることができる。
ラムを使うので、種々の性状の調味料に適するが、次に
示す図7は、特に粉体調味料に適した味付け装置30の
一例である。
の直下には、落下中の未完成品を帯電させる帯電装置2
0が設けられる。この装置20は、一方が接地された電
極22bと、他方が高圧電源21に接続された電極22
aとで構成され、未完成品が、この電極22a,22b
間を通過すると、その間に所定の極性に帯電される。
パ220等が導電性材料で成形されているときは、未完
成品は、全てグランドレベルに維持されるので、かかる
帯電装置20を設けなくてもよい場合がある。
ト31と、一対の静電ガン33,33を有した味付けシ
ュート32とが設けられる。この静電ガン33,33
は、粉体調味料を所定の極性に帯電させて噴霧するもの
で、味付けシュート32の壁面に対向状に取り付けら
れ、そのノズル先端部には、コンプレッサ34と通じた
配管35が、分岐管35a,35bを介して繋がってい
る。また、前記配管35の上流側に位置する分岐管35
cには、調味料タンク37から調味料を掻きだすスクリ
ュー式の調味料供給装置36が接続されている。
は、図8に示すように、ラッパ状に広がったデフレクタ
33a,33aが設けられ、粉体調味料を矢印Aで示す
ように拡散させるようになっている。
うに、駆動モータ36aの出力軸36a′に取り付けら
れたスクリュー36bと、これを収納し、かつその先端
開口部36c′が調味料タンク37内に開放されたシリ
ンダ36cとを有している。そして、駆動モータ36a
を駆動させてスクリュー36bを回転させると、調味料
タンク37内の粉体調味料がシリンダ36c内に取り込
まれ、これがスクリュー36bの基端部に導かれて、矢
印Bで示すように、配管35内に排出される。また、ス
クリュウ36bの基端部には、エアを取り込むエア口3
6dが設けられ、それが圧縮空気の通路となる分岐管3
5cと繋がって静電ガン33のノズル先端部に導かれ
る。
8が設けられて、エアを含んだ粉体調味料の流量がこれ
で調整できるようになっている。
示すように、味付けシュート32の下部を覆い、包装装
置400に臨む排出シュート41を備える。この排出シ
ュート41の上部には、一対の吸引口41a,41aが
設けられ、その吸引口41a、41aと、余分な粉体調
味料を回収するサイクロン42とが、配管43で接続さ
れている。
ポンプ42aにより排気され、また前記配管43の途中
には、粉体調味料の回収を制御する切換バルブ44が設
けられている。
て説明する。
に計量された未完成品が排出されると、物品センサ17
a,17bによりその通過が検出される。味付け装置3
00の制御部39は、その検出信号を入力すると、静電
ガン33,33を作動させる。
の極性に帯電されて、取込シュート31から味付けシュ
ート32に落下する。
料タンク37から単位時間当り一定量の粉体調味料が取
り出され、それが分岐管35cを介して配管35へ導か
れると、圧縮空気によって静電ガン33,33のノズル
先端部から味付けシュート32内に噴霧される。その
時、粉体調味料は、未完成品とは逆極性に帯電されてい
るので、未完成品の落下経路で、浮遊する調味料とその
間を落下する未完成品とは、静電作用によって相互に引
き合い付着する。これにより、粉体調味料は、未完成品
の表面に確実に瞬時に付着する。
の回転数を制御すると、粉体調味料の供給量を変更する
ことができ、また、切換バルブ38を開閉制御すると、
エアの供給時間や流量が制御できる。これにより、粉体
調味料の噴霧量を任意に変更できる。
で対向させたので、1つの静電ガン33を取り付けた場
合に比較して、偏りのない付着が可能となる。
端部にそれぞれデフレクタ33a,33aを備えたか
ら、粉体調味料は未完成品の落下経路と直交しない方向
に噴霧される。これにより、噴霧される粉体調味料が未
完成品の円滑な落下を阻害することがなくなり、高速運
転が可能となる。
味料の噴霧量を任意に変更できるようにすれば、未完成
品の重量に応じた噴霧量の調整が可能となる。
付着されなかった粉体調味料は、切換バルブ44を開動
作させることによって、矢印D(図1参照)で示すよう
に排出シュート41を介してサイクロン42で回収され
るから、粉体調味料の無駄が防止されると共に、排出シ
ュート41の下方に配置された包装装置400におい
て、余分な調味料によってシール不良が発生するといっ
た不具合が回避される。さらに、回収された粉体調味料
の再利用が可能となる。
3,33を用いたが、さらに多数の静電ガン33…33
を適宜な位置に配置することにより、落下中の未完成品
に対して粉体調味料をより一層均等に付着させることが
できる。
種類を違えた調味料供給装置36を複数組設け、それら
を選択的に動作させて、専用の静電ガンから選択的に種
類の違う調味料を噴出させるようにすれば、味の切替が
瞬時にできる。
a,17bで未完成品の通過を検出するようにしたが、
タイミングホッパ220の開閉信号を用いて未完成品の
通過信号に代えるようにすることもできる。これによ
り、前記物品センサを省くことができる。
後に味付けを行うので、小分けするための計量装置に
は、調味料が付着しないし、味の切り替えに伴う計量装
置等の清掃も不要となる。したがって、清掃のための運
転休止がなくなり、生産性を飛躍的に向上することがで
きる。
ので、1袋分の内容量に応じた調味料が付与でき、味の
品質を均質にすることができる。
できるので、清掃に耐え得る着脱容易な構造にする必要
がなく、安価な装置を提供することができる。
に製造することができ、しかも味の切り替えも短時間
に、場合によっては、それを全自動的に行うこともでき
るので、生産性の高い味付けシステムを提供することが
できる。
略構成図である。
自体の回転機構を示す部分側面図である。
面図である。
構成図である。
る。
部拡大図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 未完成品に調味料を付着させて完成品と
する味付けシステムであって、該システムが、未完成品
を受け取ってこれを所定量に小分けする装置と、小分け
された製品に調味料を付与する味付け装置とを有するこ
とを特徴とする味付けシステム。 - 【請求項2】 未完成品に調味料を付着させて完成品と
する味付けシステムであって、該システムが、1袋分に
小分けされた未完成品に調味料を付与する味付け装置
と、味付けられた製品を包装する包装装置とを有するこ
とを特徴とする味付けシステム。 - 【請求項3】 未完成品に調味料を付着させて完成品と
する味付けシステムであって、該システムが、未完成品
を受け取ってこれを所定量に小分けする装置と、小分け
された未完成品に調味料を付与する味付け装置と、味付
けられた製品を包装する包装装置とを有することを特徴
とする味付けシステム。 - 【請求項4】 請求項1の味付けシステムが、未完成品
を所定量に小分けする装置と味付け装置とを連動させる
操作制御装置を有することを特徴とする味付けシステ
ム。 - 【請求項5】 請求項2の味付けシステムが、味付け装
置と包装装置とを連動させる操作制御装置を有すること
を特徴とする味付けシステム。 - 【請求項6】 請求項3の味付けシステムが、未完成品
を所定量に小分けする装置と味付け装置と包装装置とを
連動させる操作制御装置を有することを特徴とする味付
けシステム。 - 【請求項7】 請求項4または6の前記味付けシステム
において、未完成品を所定量に小分けする装置が、所定
量になっていない未完成品を排出した場合は、前記操作
制御装置が、前記味付け装置に対し、所定量になってい
ない未完成品に対する味付けを中止させることを特徴と
する味付けシステム。 - 【請求項8】 請求項1ないし3の何れかの前記味付け
装置が、所定量にされた未完成品に対して設定比率の調
味料を供給する調味料供給装置を有することを特徴とす
る味付けシステム。 - 【請求項9】 請求項2または3の前記味付け装置が、
調味料の排出を監視するセンサを備え、該センサが調味
料の排出異常を検出すると、前記包装装置の下流側装置
が、その排出異常のあった製品を排除することを特徴と
する味付けシステム。 - 【請求項10】 請求項1ないし3の何れかの味付けシ
ステムにおいて、調味料の種類が違う複数の味付け装置
が備えられ、それらが取替え可能に装着されることを特
徴とする味付けシステム。 - 【請求項11】 請求項1ないし3の何れかの前記味付
け装置が、種類の違う調味料を未完成品に対し選択的に
付与する調味料供給装置を有することを特徴とする味付
けシステム。 - 【請求項12】 請求項1ないし3の何れかの前記味付
け装置が、粒状或いは粉状の調味料を帯電させる装置
と、帯電した調味料を未完成品に対し噴射する噴射装置
を備えることを特徴とする味付けシステム。 - 【請求項13】 請求項1ないし3の何れかの前記味付
け装置が、調味料と1袋分に小分けされた未完成品とを
攪拌する混合装置を備えることを特徴とする味付けシス
テム。 - 【請求項14】 請求項1または3の未完成品を所定量
に小分けする前記装置が、複数の計量ホッパに未完成品
を小分けし、それぞれのホッパで計量された未完成品の
重量に基づいて所定量となる組合せを求め、求めた組合
せにかかる未完成品を収集して所定量の小分けされた未
完成品とする組合せ計量装置からなることを特徴とする
味付けシステム。 - 【請求項15】 請求項2または3の前記包装装置が、
長尺のフイルムをチューブ状に成形しながら該チューブ
状の袋内に製品を充填し、充填された袋の口と次の袋の
底とを同時にシールして、上下の袋のつなぎ目を切断す
る縦型ピロー包装機からなることを特徴とする味付けシ
ステム。 - 【請求項16】 請求項1ないし3の何れかの味付けシ
ステムが複数ライン設けられ、各ラインには、分配装置
を介して同一の未完成品が供給されるとともに、ライン
毎に調味料の種類が特定されていることを特徴とする味
付けシステム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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