JP2003169151A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents
集合住宅インターホンシステムInfo
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- JP2003169151A JP2003169151A JP2001365097A JP2001365097A JP2003169151A JP 2003169151 A JP2003169151 A JP 2003169151A JP 2001365097 A JP2001365097 A JP 2001365097A JP 2001365097 A JP2001365097 A JP 2001365097A JP 2003169151 A JP2003169151 A JP 2003169151A
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- JP
- Japan
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- human body
- body detection
- lcd
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- entrance
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- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】集合玄関機のLCDを必要なときのみ駆動させ
て省エネルギー化を図ると共に、来訪者または居住者が
操作するときには確実にLCDを駆動させる。 【解決手段】集合住宅SのエントランスEに設置され操
作案内、操作アイコンを表示するLCD19を有する集
合玄関機1と、集合住宅Sの各住戸内に設置され集合玄
関機1との通話を行なう居室親機5と、集合玄関機1、
居室親機5にそれぞれ接続され集合玄関機1、居室親機
間5の通話の制御を行なうための制御機3とを備え、集
合玄関機1には、居住者または来訪者を検知する人体感
知センサ6を接続し、さらに、この人体感知センサ6か
らの人体感知信号S1を所定時間検出したときLCD1
9に操作案内、操作アイコンを表示させるようにLCD
駆動回路を駆動させるCPUを備えている。
て省エネルギー化を図ると共に、来訪者または居住者が
操作するときには確実にLCDを駆動させる。 【解決手段】集合住宅SのエントランスEに設置され操
作案内、操作アイコンを表示するLCD19を有する集
合玄関機1と、集合住宅Sの各住戸内に設置され集合玄
関機1との通話を行なう居室親機5と、集合玄関機1、
居室親機5にそれぞれ接続され集合玄関機1、居室親機
間5の通話の制御を行なうための制御機3とを備え、集
合玄関機1には、居住者または来訪者を検知する人体感
知センサ6を接続し、さらに、この人体感知センサ6か
らの人体感知信号S1を所定時間検出したときLCD1
9に操作案内、操作アイコンを表示させるようにLCD
駆動回路を駆動させるCPUを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集合住宅インターホ
ンシステムに係り、特に集合玄関機のLCD(液晶)を
必要なときのみ駆動させて省エネルギー化を図る集合住
宅インターホンシステムに関する。
ンシステムに係り、特に集合玄関機のLCD(液晶)を
必要なときのみ駆動させて省エネルギー化を図る集合住
宅インターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の集合住宅インターホ
ンシステムとして、図4に示すようなものがあった。
ンシステムとして、図4に示すようなものがあった。
【0003】同図に示すように、この集合住宅インター
ホンシステムは、集合住宅sのエントランスeに設置さ
れ操作案内、操作アイコンを表示するLCD59を有す
る集合玄関機51と、集合住宅sの各住戸内に設置され
集合玄関機51との通話を行なう複数の居室親機55
と、集合玄関機51、複数の居室親機55にそれぞれ接
続され集合玄関機51、複数の居室親機55間の通話の
制御を行なうための制御機53と、集合住宅sのエント
ランスeに設置されるオートドア54とを備えている。
ホンシステムは、集合住宅sのエントランスeに設置さ
れ操作案内、操作アイコンを表示するLCD59を有す
る集合玄関機51と、集合住宅sの各住戸内に設置され
集合玄関機51との通話を行なう複数の居室親機55
と、集合玄関機51、複数の居室親機55にそれぞれ接
続され集合玄関機51、複数の居室親機55間の通話の
制御を行なうための制御機53と、集合住宅sのエント
ランスeに設置されるオートドア54とを備えている。
【0004】このように構成された集合住宅インターホ
ンシステムにおいて、居住者または来訪者pが呼出操作
を行うための集合玄関機51のLCD59は常時、駆動
されている。
ンシステムにおいて、居住者または来訪者pが呼出操作
を行うための集合玄関機51のLCD59は常時、駆動
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の集合住宅インターホンシステムでは、集合玄
関機51のLCD59が常時、駆動されているので、電
力消費量が多くなる難点があった。また、集合玄関機5
1のLCD59を常時、駆動させないようにするために
人体感知センサを内蔵させた集合玄関機51もあるが、
この集合玄関機51にかなり接近しないとLCD59が
駆動しないので、居住者または来訪者pが集合玄関機5
1から少し離れた位置に立ってしまうとLCD59が駆
動せず、初めての来訪者pに不快感を与える虞があっ
た。
うな従来の集合住宅インターホンシステムでは、集合玄
関機51のLCD59が常時、駆動されているので、電
力消費量が多くなる難点があった。また、集合玄関機5
1のLCD59を常時、駆動させないようにするために
人体感知センサを内蔵させた集合玄関機51もあるが、
この集合玄関機51にかなり接近しないとLCD59が
駆動しないので、居住者または来訪者pが集合玄関機5
1から少し離れた位置に立ってしまうとLCD59が駆
動せず、初めての来訪者pに不快感を与える虞があっ
た。
【0006】本発明はこのような従来の難点を解決する
ためになされたもので、集合玄関機のLCDを必要なと
きのみ駆動させて省エネルギー化を図ると共に、来訪者
または居住者が操作するときには確実にLCDを駆動さ
せることができる集合住宅インターホンシステムを提供
することを目的とする。
ためになされたもので、集合玄関機のLCDを必要なと
きのみ駆動させて省エネルギー化を図ると共に、来訪者
または居住者が操作するときには確実にLCDを駆動さ
せることができる集合住宅インターホンシステムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエ
ントランスに設置され操作案内、操作アイコンを表示す
るLCDを有する集合玄関機と、集合住宅の各住戸内に
設置され集合玄関機との通話を行なう居室親機と、集合
玄関機、居室親機にそれぞれ接続され集合玄関機、居室
親機間の通話の制御を行なうための制御機とを備え、集
合玄関機には、居住者または来訪者を検知する人体感知
センサを接続し、集合玄関機には、人体感知センサから
の人体検知信号を所定時間検出したときLCDに操作案
内、操作アイコンを表示させるようにLCD駆動回路を
駆動させるCPUを備えたものである。
発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエ
ントランスに設置され操作案内、操作アイコンを表示す
るLCDを有する集合玄関機と、集合住宅の各住戸内に
設置され集合玄関機との通話を行なう居室親機と、集合
玄関機、居室親機にそれぞれ接続され集合玄関機、居室
親機間の通話の制御を行なうための制御機とを備え、集
合玄関機には、居住者または来訪者を検知する人体感知
センサを接続し、集合玄関機には、人体感知センサから
の人体検知信号を所定時間検出したときLCDに操作案
内、操作アイコンを表示させるようにLCD駆動回路を
駆動させるCPUを備えたものである。
【0008】このような集合住宅インターホンシステム
によれば、居住者または来訪者が集合住宅のエントラン
スに入場して集合玄関機に向かって進むと、人体感知セ
ンサの検知範囲内に所定時間入っていることになるの
で、LCD駆動回路は人体感知センサからの人体検知信
号を所定時間検出して、LCDに操作案内、操作アイコ
ンを表示させることができる。
によれば、居住者または来訪者が集合住宅のエントラン
スに入場して集合玄関機に向かって進むと、人体感知セ
ンサの検知範囲内に所定時間入っていることになるの
で、LCD駆動回路は人体感知センサからの人体検知信
号を所定時間検出して、LCDに操作案内、操作アイコ
ンを表示させることができる。
【0009】また、本発明の集合住宅インターホンシス
テムは、集合住宅のエントランスに設置され操作案内、
操作アイコンを表示するLCDを有する集合玄関機と、
集合住宅の各住戸内に設置され集合玄関機との通話を行
なう居室親機と、集合玄関機、居室親機にそれぞれ接続
され集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なうため
の制御機とを備え、集合玄関機には、居住者または来訪
者を検知する人体感知センサを2個以上接続し、集合玄
関機には、人体感知センサのうち1個の人体感知センサ
からの人体検知信号を検出してから所定時間内に他の人
体感知センサからの人体検知信号を検出したときLCD
に操作案内、操作アイコンを表示させるようにLCD駆
動回路を駆動させるCPUを備えたものである。
テムは、集合住宅のエントランスに設置され操作案内、
操作アイコンを表示するLCDを有する集合玄関機と、
集合住宅の各住戸内に設置され集合玄関機との通話を行
なう居室親機と、集合玄関機、居室親機にそれぞれ接続
され集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なうため
の制御機とを備え、集合玄関機には、居住者または来訪
者を検知する人体感知センサを2個以上接続し、集合玄
関機には、人体感知センサのうち1個の人体感知センサ
からの人体検知信号を検出してから所定時間内に他の人
体感知センサからの人体検知信号を検出したときLCD
に操作案内、操作アイコンを表示させるようにLCD駆
動回路を駆動させるCPUを備えたものである。
【0010】このような集合住宅インターホンシステム
によれば、居住者または来訪者が集合住宅のエントラン
スに入場して集合玄関機に向かって進むと、まず1個目
の人体感知センサが検知してCPUに人体検知信号を出
力し、次に他の人体感知センサが検知してCPUに人体
検知信号を出力した場合に、CPUは1個の人体感知セ
ンサからの人体検知信号を検出してから所定時間内に他
の人体感知センサからの人体検知信号を検出すると、L
CD駆動回路を駆動してLCDに操作案内、操作アイコ
ンを表示させ、また、1個の人体感知センサからの人体
検知信号を検出してから所定時間内に他の人体感知セン
サからの人体検知信号を検出しないと、LCD駆動回路
を駆動しないので、LCDに操作案内、操作アイコンを
表示させないことになる。
によれば、居住者または来訪者が集合住宅のエントラン
スに入場して集合玄関機に向かって進むと、まず1個目
の人体感知センサが検知してCPUに人体検知信号を出
力し、次に他の人体感知センサが検知してCPUに人体
検知信号を出力した場合に、CPUは1個の人体感知セ
ンサからの人体検知信号を検出してから所定時間内に他
の人体感知センサからの人体検知信号を検出すると、L
CD駆動回路を駆動してLCDに操作案内、操作アイコ
ンを表示させ、また、1個の人体感知センサからの人体
検知信号を検出してから所定時間内に他の人体感知セン
サからの人体検知信号を検出しないと、LCD駆動回路
を駆動しないので、LCDに操作案内、操作アイコンを
表示させないことになる。
【0011】さらに、本発明の集合住宅インターホンシ
ステムは、集合住宅のエントランスに設置され操作案
内、操作アイコンを表示するLCDを有する集合玄関機
と、集合住宅の各住戸内に設置され集合玄関機との通話
を行なう居室親機と、集合玄関機、居室親機にそれぞれ
接続され集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なう
ための制御機とを備え、集合玄関機には、居住者または
来訪者を検知する人体感知センサを2個以上接続し、集
合玄関機には、人体感知センサからの人体検知信号を受
信する順序によってLCD駆動回路を駆動させるための
パターンが記憶されるパターン記憶部と、人体感知セン
サのうち1個の人体感知センサからの人体検知信号を検
出してから所定時間内に他の人体感知センサからの人体
検知信号を検出した場合に、パターン記憶部に記憶され
たパターン通りに人体検知信号を受信したときLCDに
操作案内、操作アイコンを表示させるようにLCD駆動
回路を駆動させるCPUとを備えたものである。また、
集合玄関機には、パターン記憶部に記憶されたパターン
を設定するパターン設定部を有するものである。
ステムは、集合住宅のエントランスに設置され操作案
内、操作アイコンを表示するLCDを有する集合玄関機
と、集合住宅の各住戸内に設置され集合玄関機との通話
を行なう居室親機と、集合玄関機、居室親機にそれぞれ
接続され集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なう
ための制御機とを備え、集合玄関機には、居住者または
来訪者を検知する人体感知センサを2個以上接続し、集
合玄関機には、人体感知センサからの人体検知信号を受
信する順序によってLCD駆動回路を駆動させるための
パターンが記憶されるパターン記憶部と、人体感知セン
サのうち1個の人体感知センサからの人体検知信号を検
出してから所定時間内に他の人体感知センサからの人体
検知信号を検出した場合に、パターン記憶部に記憶され
たパターン通りに人体検知信号を受信したときLCDに
操作案内、操作アイコンを表示させるようにLCD駆動
回路を駆動させるCPUとを備えたものである。また、
集合玄関機には、パターン記憶部に記憶されたパターン
を設定するパターン設定部を有するものである。
【0012】このような集合住宅インターホンシステム
によれば、居住者または来訪者が集合住宅のエントラン
スに入場して集合玄関機に向かって進むと、まず1個目
の人体感知センサが検知してCPUに人体検知信号を出
力し、次に他の人体感知センサが検知してCPUに人体
検知信号を出力した場合に、CPUはこれら人体検知信
号をパターン記憶部に記憶されたパターン通りに受信す
ると、LCD駆動回路を駆動してLCDに操作案内、操
作アイコンを表示させ、また、パターン記憶部に記憶さ
れたパターン通りに受信しないと、LCD駆動回路を駆
動しないので、LCDに操作案内、操作アイコンを表示
させないことになる。このようなパターンはパターン設
定部で変更することができるので、集合住宅のエントラ
ンスの状況等に応じて変更ができる。
によれば、居住者または来訪者が集合住宅のエントラン
スに入場して集合玄関機に向かって進むと、まず1個目
の人体感知センサが検知してCPUに人体検知信号を出
力し、次に他の人体感知センサが検知してCPUに人体
検知信号を出力した場合に、CPUはこれら人体検知信
号をパターン記憶部に記憶されたパターン通りに受信す
ると、LCD駆動回路を駆動してLCDに操作案内、操
作アイコンを表示させ、また、パターン記憶部に記憶さ
れたパターン通りに受信しないと、LCD駆動回路を駆
動しないので、LCDに操作案内、操作アイコンを表示
させないことになる。このようなパターンはパターン設
定部で変更することができるので、集合住宅のエントラ
ンスの状況等に応じて変更ができる。
【0013】また、上述した3種類の本発明の集合住宅
インターホンシステムにおいて人体感知センサは、パッ
シブセンサで構成されているものである。これにより、
人間の体温で感知できるようになる。
インターホンシステムにおいて人体感知センサは、パッ
シブセンサで構成されているものである。これにより、
人間の体温で感知できるようになる。
【0014】また、上述した3種類の本発明の集合住宅
インターホンシステムにおいて集合玄関機には、所定時
間を設定する時間設定部を有するものである。これによ
り、集合住宅のエントランスの状況等に応じて所定時間
を変更ができる。
インターホンシステムにおいて集合玄関機には、所定時
間を設定する時間設定部を有するものである。これによ
り、集合住宅のエントランスの状況等に応じて所定時間
を変更ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の集合住宅インター
ホンシステムにおける好ましい実施の形態例について、
図面を参照して詳述する。
ホンシステムにおける好ましい実施の形態例について、
図面を参照して詳述する。
【0016】本発明の集合住宅インターホンシステムは
図1に示すように、集合住宅SのエントランスEに設置
され操作案内、操作アイコンを表示するLCD19を有
する集合玄関機1と、集合住宅Sの各住戸内に設置され
集合玄関機1との通話を行なう居室親機5と、管理人室
Kに設置され集合玄関機1および各居室親機5との通話
を行なう管理室親機2と、集合玄関機1、各居室親機
5、管理室親機2にそれぞれ接続され集合玄関機1と各
居室親機5と管理室親機2との間の通話の制御を行なう
ための制御機3とを備えている。なお、制御機3には、
集合住宅SのエントランスEに備えられたオートドア4
が接続されている。
図1に示すように、集合住宅SのエントランスEに設置
され操作案内、操作アイコンを表示するLCD19を有
する集合玄関機1と、集合住宅Sの各住戸内に設置され
集合玄関機1との通話を行なう居室親機5と、管理人室
Kに設置され集合玄関機1および各居室親機5との通話
を行なう管理室親機2と、集合玄関機1、各居室親機
5、管理室親機2にそれぞれ接続され集合玄関機1と各
居室親機5と管理室親機2との間の通話の制御を行なう
ための制御機3とを備えている。なお、制御機3には、
集合住宅SのエントランスEに備えられたオートドア4
が接続されている。
【0017】このように構成された集合住宅インターホ
ンシステムの第1の実施例は、集合玄関機1に居住者ま
たは来訪者P(以下、「来訪者等P」とする。)を検知
する人体感知センサとして熱感知センサのようなパッシ
ブセンサ6が接続されている。
ンシステムの第1の実施例は、集合玄関機1に居住者ま
たは来訪者P(以下、「来訪者等P」とする。)を検知
する人体感知センサとして熱感知センサのようなパッシ
ブセンサ6が接続されている。
【0018】集合玄関機1は図2に示すように、集合住
宅SのエントランスEに入場して集合玄関機1に接近し
てきた来訪者等Pを撮像するカメラ11と、集合玄関機
1の前に立っている来訪者等Pが呼出相手先の住戸内の
居住者との間で通話を成立させるために使用する玄関機
スピーカ13および玄関機マイク14と、呼出相手先の
住戸内の居住者を呼び出すため等に操作するタッチパネ
ル18と、タッチパネル18を備え当該タッチパネル1
8を使用して入力された呼出相手先の居室番号等が表示
されるLCD19と、パッシブセンサ6から出力される
人体感知信号S1を検出する時間を設定する時間設定部
25と、パッシブセンサ6からの人体感知信号S1の検
知時間をカウントするタイマー21と、当該集合玄関機
の構成各部(回路)を制御するCPU等の制御回路23
aとを備えている。なお、図2中、パターン記憶部24
およびパターン設定部26が記載されているが、この第
1の実施例である集合住宅インターホンシステムにおい
ては、備えられていないものとする。
宅SのエントランスEに入場して集合玄関機1に接近し
てきた来訪者等Pを撮像するカメラ11と、集合玄関機
1の前に立っている来訪者等Pが呼出相手先の住戸内の
居住者との間で通話を成立させるために使用する玄関機
スピーカ13および玄関機マイク14と、呼出相手先の
住戸内の居住者を呼び出すため等に操作するタッチパネ
ル18と、タッチパネル18を備え当該タッチパネル1
8を使用して入力された呼出相手先の居室番号等が表示
されるLCD19と、パッシブセンサ6から出力される
人体感知信号S1を検出する時間を設定する時間設定部
25と、パッシブセンサ6からの人体感知信号S1の検
知時間をカウントするタイマー21と、当該集合玄関機
の構成各部(回路)を制御するCPU等の制御回路23
aとを備えている。なお、図2中、パターン記憶部24
およびパターン設定部26が記載されているが、この第
1の実施例である集合住宅インターホンシステムにおい
ては、備えられていないものとする。
【0019】このような集合玄関機1の回路構成は、カ
メラ11が変調回路12を介して制御回路23aおよび
インターフェイス22(以下、「I/F22」とす
る。)に接続され、玄関機スピーカ13および玄関機マ
イク14がそれぞれ受話アンプ15および送話アンプ1
6を介して通話回路17に接続され、この通話回路17
が制御回路23aおよびI/F22に接続されている。
また、タッチパネル18は制御回路23aに接続され、
LCD19はLCD駆動回路20を介して制御回路23
aに接続されている。さらに、時間設定部25とタイマ
ー21とが制御回路23aに接続されている。なお、I
/F22は、制御機3およびパッシブセンサ6に接続さ
れている。
メラ11が変調回路12を介して制御回路23aおよび
インターフェイス22(以下、「I/F22」とす
る。)に接続され、玄関機スピーカ13および玄関機マ
イク14がそれぞれ受話アンプ15および送話アンプ1
6を介して通話回路17に接続され、この通話回路17
が制御回路23aおよびI/F22に接続されている。
また、タッチパネル18は制御回路23aに接続され、
LCD19はLCD駆動回路20を介して制御回路23
aに接続されている。さらに、時間設定部25とタイマ
ー21とが制御回路23aに接続されている。なお、I
/F22は、制御機3およびパッシブセンサ6に接続さ
れている。
【0020】この集合玄関機1の制御回路23aは、タ
イマー21でカウントされているパッシブセンサ6から
の人体感知信号S1の検知時間が、時間設定部25で設
定された所定時間になると、LCD19に操作案内、操
作アイコンを表示させるようにLCD駆動回路20を駆
動させる機能を有する。
イマー21でカウントされているパッシブセンサ6から
の人体感知信号S1の検知時間が、時間設定部25で設
定された所定時間になると、LCD19に操作案内、操
作アイコンを表示させるようにLCD駆動回路20を駆
動させる機能を有する。
【0021】このような第1の実施例である集合住宅イ
ンターホンシステムにおいて、集合住宅Sのエントラン
スE内に入場した来訪者等Pが呼出相手先の住戸内の居
住者を呼び出すためにルートAを進んでくると、パッシ
ブセンサ6の検知範囲内に進入することになる。このと
き、パッシブセンサ6は来訪者等Pを検知して人体検知
信号S1を集合玄関機1に出力するので、集合玄関機1
は人体検知信号S1をI/F22を介して制御回路23
aにて受信する。制御回路23aはこの人体検知信号S
1を受信すると、タイマー21を作動させ人体感知信号
S1の検知時間のカウントを開始する。このタイマー2
1でカウントされている検知時間が時間設定部25で設
定された所定時間に達すると、制御回路23aはLCD
19に操作案内、操作アイコンを表示させるようにLC
D駆動回路20を駆動させる。
ンターホンシステムにおいて、集合住宅Sのエントラン
スE内に入場した来訪者等Pが呼出相手先の住戸内の居
住者を呼び出すためにルートAを進んでくると、パッシ
ブセンサ6の検知範囲内に進入することになる。このと
き、パッシブセンサ6は来訪者等Pを検知して人体検知
信号S1を集合玄関機1に出力するので、集合玄関機1
は人体検知信号S1をI/F22を介して制御回路23
aにて受信する。制御回路23aはこの人体検知信号S
1を受信すると、タイマー21を作動させ人体感知信号
S1の検知時間のカウントを開始する。このタイマー2
1でカウントされている検知時間が時間設定部25で設
定された所定時間に達すると、制御回路23aはLCD
19に操作案内、操作アイコンを表示させるようにLC
D駆動回路20を駆動させる。
【0022】集合玄関機1の前に到達した来訪者等P
は、LCD19に操作案内、操作アイコンが表示されて
いるので、タッチパネル18を操作して呼出相手先の住
戸内の居住者を呼び出す。この呼出操作により呼出相手
先の住戸内の居室親機5にて呼出報知がされるので、住
戸内の居住者はエントランスE内に入場した来訪者等P
との間で通話を成立させるためにハンドセット7を取り
上げて応答する。これにより、居室親機5のハンドセッ
ト7と、集合玄関機1の玄関機スピーカ13および玄関
機マイク14との間の通話ラインが形成され、この通話
ラインを介して音声信号を送受信させることにより双方
向通話が成立する。
は、LCD19に操作案内、操作アイコンが表示されて
いるので、タッチパネル18を操作して呼出相手先の住
戸内の居住者を呼び出す。この呼出操作により呼出相手
先の住戸内の居室親機5にて呼出報知がされるので、住
戸内の居住者はエントランスE内に入場した来訪者等P
との間で通話を成立させるためにハンドセット7を取り
上げて応答する。これにより、居室親機5のハンドセッ
ト7と、集合玄関機1の玄関機スピーカ13および玄関
機マイク14との間の通話ラインが形成され、この通話
ラインを介して音声信号を送受信させることにより双方
向通話が成立する。
【0023】ところで、集合住宅SのエントランスE内
に入場した来訪者等Pが、例えば管理人室Kに用事があ
る場合には、来訪者等PはルートB、即ち、一旦進入し
たパッシブセンサ6の検知範囲内から外れることにな
る。したがって、集合玄関機1に出力される人体検知信
号S1の検知時間が時間設定部25で設定された所定時
間に達しないことから、制御回路23aはLCD駆動回
路20を駆動させないので、LCD19には操作案内、
操作アイコンが表示されないことになる。
に入場した来訪者等Pが、例えば管理人室Kに用事があ
る場合には、来訪者等PはルートB、即ち、一旦進入し
たパッシブセンサ6の検知範囲内から外れることにな
る。したがって、集合玄関機1に出力される人体検知信
号S1の検知時間が時間設定部25で設定された所定時
間に達しないことから、制御回路23aはLCD駆動回
路20を駆動させないので、LCD19には操作案内、
操作アイコンが表示されないことになる。
【0024】このように、集合玄関機1のLCD19を
必要なときのみ駆動させることができるので、省エネル
ギー化を図ることができ、また、来訪者等Pが操作する
ときには確実にLCD19を駆動させることができるよ
うになる。
必要なときのみ駆動させることができるので、省エネル
ギー化を図ることができ、また、来訪者等Pが操作する
ときには確実にLCD19を駆動させることができるよ
うになる。
【0025】なお、第1の実施例においては、集合玄関
機1に接続されているパッシブセンサ6は1個であった
が、これに限らず、2個以上接続してもよい。
機1に接続されているパッシブセンサ6は1個であった
が、これに限らず、2個以上接続してもよい。
【0026】このような集合住宅インターホンシステム
の第2の実施例は例えば図3、図2に示すように、2個
のパッシブセンサ6a、6bがそれぞれ集合玄関機1の
I/F22に接続されている。また、この場合の集合玄
関機1の制御回路23bは、当該集合玄関機1から離れ
た位置に設置された第1のパッシブセンサ6aからの人
体検知信号S2を検出してから、時間設定部25で設定
された所定時間内に当該集合玄関機1に近い位置に設置
された第2のパッシブセンサ6bからの人体検知信号S
3を検出したときLCD19に操作案内、操作アイコン
を表示させるようにLCD駆動回路20を駆動させる機
能を有する。
の第2の実施例は例えば図3、図2に示すように、2個
のパッシブセンサ6a、6bがそれぞれ集合玄関機1の
I/F22に接続されている。また、この場合の集合玄
関機1の制御回路23bは、当該集合玄関機1から離れ
た位置に設置された第1のパッシブセンサ6aからの人
体検知信号S2を検出してから、時間設定部25で設定
された所定時間内に当該集合玄関機1に近い位置に設置
された第2のパッシブセンサ6bからの人体検知信号S
3を検出したときLCD19に操作案内、操作アイコン
を表示させるようにLCD駆動回路20を駆動させる機
能を有する。
【0027】なお、この第2の実施例である集合住宅イ
ンターホンシステムは、2個のパッシブセンサ6a、6
bが集合玄関機1のI/F22に接続されていること
と、上述したような機能を有する制御回路23bを備え
ていること以外は、第1の実施例である集合住宅インタ
ーホンシステムと同じ構成なので、同一符号を付して説
明を省略する。
ンターホンシステムは、2個のパッシブセンサ6a、6
bが集合玄関機1のI/F22に接続されていること
と、上述したような機能を有する制御回路23bを備え
ていること以外は、第1の実施例である集合住宅インタ
ーホンシステムと同じ構成なので、同一符号を付して説
明を省略する。
【0028】このような第2の実施例である集合住宅イ
ンターホンシステムにおいて、集合住宅Sのエントラン
スE内に入場した来訪者等Pが呼出相手先の住戸内の居
住者を呼び出すためにルートAを進んでくると、まず第
1のパッシブセンサ6aの検知範囲内に進入することに
なる。このとき、第1のパッシブセンサ6aは来訪者等
Pを検知して人体検知信号S2を集合玄関機1に出力す
るので、集合玄関機1は人体検知信号S2をI/F22
を介して制御回路23aにて受信する。制御回路23a
はこの人体検知信号S2を受信すると、タイマー21を
作動させ後述する第2のパッシブセンサ6bから出力さ
れる人体検知信号S3の検知時間のカウントを開始す
る。来訪者等PはルートAを進んでくるので、次に第2
のパッシブセンサ6bの検知範囲内に進入することにな
る。このとき、第2のパッシブセンサ6bは来訪者等P
を検知して人体検知信号S3を集合玄関機1に出力する
ので、集合玄関機1は人体検知信号S3をI/F22を
介して制御回路23aにて受信する。制御回路23aは
この人体検知信号S2を受信すると、タイマー21でカ
ウントされているこの人体検知信号S3の検知時間が時
間設定部25で設定された所定時間に達すると、制御回
路23aはLCD19に操作案内、操作アイコンを表示
させるようにLCD駆動回路20を駆動させる。
ンターホンシステムにおいて、集合住宅Sのエントラン
スE内に入場した来訪者等Pが呼出相手先の住戸内の居
住者を呼び出すためにルートAを進んでくると、まず第
1のパッシブセンサ6aの検知範囲内に進入することに
なる。このとき、第1のパッシブセンサ6aは来訪者等
Pを検知して人体検知信号S2を集合玄関機1に出力す
るので、集合玄関機1は人体検知信号S2をI/F22
を介して制御回路23aにて受信する。制御回路23a
はこの人体検知信号S2を受信すると、タイマー21を
作動させ後述する第2のパッシブセンサ6bから出力さ
れる人体検知信号S3の検知時間のカウントを開始す
る。来訪者等PはルートAを進んでくるので、次に第2
のパッシブセンサ6bの検知範囲内に進入することにな
る。このとき、第2のパッシブセンサ6bは来訪者等P
を検知して人体検知信号S3を集合玄関機1に出力する
ので、集合玄関機1は人体検知信号S3をI/F22を
介して制御回路23aにて受信する。制御回路23aは
この人体検知信号S2を受信すると、タイマー21でカ
ウントされているこの人体検知信号S3の検知時間が時
間設定部25で設定された所定時間に達すると、制御回
路23aはLCD19に操作案内、操作アイコンを表示
させるようにLCD駆動回路20を駆動させる。
【0029】また、集合住宅SのエントランスE内に入
場した来訪者等Pが、例えば管理人室Kに用事がある場
合には、来訪者等PはルートB、即ち、第1のパッシブ
センサ6aの検知範囲内には進入するが、第2のパッシ
ブセンサ6bの検知範囲内には進入しないことになる。
したがって、集合玄関機1に出力される人体検知信号S
3の検知時間が時間設定部25で設定された所定時間に
達しないことから、制御回路23aはLCD駆動回路2
0を駆動させないので、LCD19には操作案内、操作
アイコンが表示されないことになる。
場した来訪者等Pが、例えば管理人室Kに用事がある場
合には、来訪者等PはルートB、即ち、第1のパッシブ
センサ6aの検知範囲内には進入するが、第2のパッシ
ブセンサ6bの検知範囲内には進入しないことになる。
したがって、集合玄関機1に出力される人体検知信号S
3の検知時間が時間設定部25で設定された所定時間に
達しないことから、制御回路23aはLCD駆動回路2
0を駆動させないので、LCD19には操作案内、操作
アイコンが表示されないことになる。
【0030】このように、集合玄関機1のLCD19を
必要なときのみ駆動させることができるので、省エネル
ギー化を図ることができ、また、来訪者等Pが操作する
ときには確実にLCD19を駆動させることができるよ
うになる。
必要なときのみ駆動させることができるので、省エネル
ギー化を図ることができ、また、来訪者等Pが操作する
ときには確実にLCD19を駆動させることができるよ
うになる。
【0031】なお、居室親機5のハンドセット7と、集
合玄関機1の玄関機スピーカ13および玄関機マイク1
4との間の双方向通話を成立させるための通話動作は第
1の実施例と同じなので、説明を省略する。
合玄関機1の玄関機スピーカ13および玄関機マイク1
4との間の双方向通話を成立させるための通話動作は第
1の実施例と同じなので、説明を省略する。
【0032】また、集合玄関機に接続されているパッシ
ブセンサが2個以上接続されている場合において、各パ
ッシブセンサからの人体検知信号を受信する順序によっ
てLCD駆動回路を駆動させるようにしてもよい。
ブセンサが2個以上接続されている場合において、各パ
ッシブセンサからの人体検知信号を受信する順序によっ
てLCD駆動回路を駆動させるようにしてもよい。
【0033】このような集合住宅インターホンシステム
の第3の実施例は図2に示すように、集合玄関機1にパ
ッシブセンサ6a、6bからの各人体検知信号S1、S
2を受信する順序によってLCD駆動回路20を駆動さ
せるためのパターンが記憶されるパターン記憶部24
と、パターン記憶部24に記憶されたパターンを設定す
るパターン設定部26とを備えている。このパターン記
憶部24およびパターン設定部26は制御回路23cに
接続されている。この制御回路23cは、集合玄関機1
から離れた位置に設置された第1のパッシブセンサ6a
からの人体検知信号S2を検出してから、時間設定部2
5で設定された所定時間内に当該集合玄関機1に近い位
置に設置された第のパッシブセンサ6bからの人体検知
信号S3を検出した場合に、パターン記憶部24に記憶
されたパターン通りに各人体検知信号S2、S3を受信
したときLCD19に操作案内、操作アイコンを表示さ
せるようにLCD駆動回路20を駆動させる機能を有す
る。
の第3の実施例は図2に示すように、集合玄関機1にパ
ッシブセンサ6a、6bからの各人体検知信号S1、S
2を受信する順序によってLCD駆動回路20を駆動さ
せるためのパターンが記憶されるパターン記憶部24
と、パターン記憶部24に記憶されたパターンを設定す
るパターン設定部26とを備えている。このパターン記
憶部24およびパターン設定部26は制御回路23cに
接続されている。この制御回路23cは、集合玄関機1
から離れた位置に設置された第1のパッシブセンサ6a
からの人体検知信号S2を検出してから、時間設定部2
5で設定された所定時間内に当該集合玄関機1に近い位
置に設置された第のパッシブセンサ6bからの人体検知
信号S3を検出した場合に、パターン記憶部24に記憶
されたパターン通りに各人体検知信号S2、S3を受信
したときLCD19に操作案内、操作アイコンを表示さ
せるようにLCD駆動回路20を駆動させる機能を有す
る。
【0034】なお、この第3の実施例である集合住宅イ
ンターホンシステムは、2個のパッシブセンサ6a、6
bが集合玄関機1のI/F22に接続されていること
と、上述したような機能を有する制御回路23cを備え
ていること以外は、第1の実施例である集合住宅インタ
ーホンシステムと同じ構成なので、同一符号を付して説
明を省略する。
ンターホンシステムは、2個のパッシブセンサ6a、6
bが集合玄関機1のI/F22に接続されていること
と、上述したような機能を有する制御回路23cを備え
ていること以外は、第1の実施例である集合住宅インタ
ーホンシステムと同じ構成なので、同一符号を付して説
明を省略する。
【0035】このような第3の実施例である集合住宅イ
ンターホンシステムにおいて、集合住宅Sのエントラン
スE内に入場した来訪者等Pが呼出相手先の住戸内の居
住者を呼び出すためにルートAを進んでくると、まず第
1のパッシブセンサ6aの検知範囲内に進入することに
なる。このとき、第1のパッシブセンサ6aは来訪者等
Pを検知して人体検知信号S2を集合玄関機1に出力す
るので、集合玄関機1は人体検知信号S2をI/F22
を介して制御回路23cにて受信する。制御回路23c
はこの人体検知信号S2を受信すると、タイマー21を
作動させ後述するパッシブセンサ6bから出力される人
体検知信号S3の検知時間のカウントを開始する。来訪
者等PはルートAを進んでくるので、次にパッシブセン
サ6bの検知範囲内に進入することになる。このとき、
パッシブセンサ6bは来訪者等Pを検知して人体検知信
号S3を集合玄関機1に出力するので、集合玄関機1は
人体検知信号S3をI/F22を介して制御回路23c
にて受信する。制御回路23cはこの人体検知信号S3
を受信すると、タイマー21でカウントされているこの
人体検知信号S3の検知時間が時間設定部25で設定さ
れた所定時間に達する。また、制御回路23cは、パタ
ーン記憶部24に記憶されたパターン設定部26で設定
されたパターンが例えば、「パッシブセンサ6aからの
人体検知信号S2、パッシブセンサ6bからの人体検知
信号S3の順に検知する。」という内容ならば、このル
ートAは該当するので、制御回路23cはLCD19に
操作案内、操作アイコンを表示させるようにLCD駆動
回路20を駆動させる。
ンターホンシステムにおいて、集合住宅Sのエントラン
スE内に入場した来訪者等Pが呼出相手先の住戸内の居
住者を呼び出すためにルートAを進んでくると、まず第
1のパッシブセンサ6aの検知範囲内に進入することに
なる。このとき、第1のパッシブセンサ6aは来訪者等
Pを検知して人体検知信号S2を集合玄関機1に出力す
るので、集合玄関機1は人体検知信号S2をI/F22
を介して制御回路23cにて受信する。制御回路23c
はこの人体検知信号S2を受信すると、タイマー21を
作動させ後述するパッシブセンサ6bから出力される人
体検知信号S3の検知時間のカウントを開始する。来訪
者等PはルートAを進んでくるので、次にパッシブセン
サ6bの検知範囲内に進入することになる。このとき、
パッシブセンサ6bは来訪者等Pを検知して人体検知信
号S3を集合玄関機1に出力するので、集合玄関機1は
人体検知信号S3をI/F22を介して制御回路23c
にて受信する。制御回路23cはこの人体検知信号S3
を受信すると、タイマー21でカウントされているこの
人体検知信号S3の検知時間が時間設定部25で設定さ
れた所定時間に達する。また、制御回路23cは、パタ
ーン記憶部24に記憶されたパターン設定部26で設定
されたパターンが例えば、「パッシブセンサ6aからの
人体検知信号S2、パッシブセンサ6bからの人体検知
信号S3の順に検知する。」という内容ならば、このル
ートAは該当するので、制御回路23cはLCD19に
操作案内、操作アイコンを表示させるようにLCD駆動
回路20を駆動させる。
【0036】また、集合住宅SのエントランスE内に入
場した来訪者等Pが、例えば管理人室Kに用事がある場
合には、来訪者等PはルートB、即ち、パッシブセンサ
6aの検知範囲内には進入するが、パッシブセンサ6b
の検知範囲内には進入しないことになる。したがって、
集合玄関機1に出力される人体検知信号S3の検知時間
が時間設定部25で設定された所定時間に達しないこと
から、制御回路23cはLCD駆動回路20を駆動させ
ないので、LCD19には操作案内、操作アイコンが表
示されないことになる。
場した来訪者等Pが、例えば管理人室Kに用事がある場
合には、来訪者等PはルートB、即ち、パッシブセンサ
6aの検知範囲内には進入するが、パッシブセンサ6b
の検知範囲内には進入しないことになる。したがって、
集合玄関機1に出力される人体検知信号S3の検知時間
が時間設定部25で設定された所定時間に達しないこと
から、制御回路23cはLCD駆動回路20を駆動させ
ないので、LCD19には操作案内、操作アイコンが表
示されないことになる。
【0037】なお、集合住宅Sの住戸内の居住者がオー
トドア4を通って外出するときには、当該居住者は第2
のパッシブセンサ6bの検知範囲、第1のパッシブセン
サ6aの検知範囲の順に進入していくので、パターン記
憶部24に記憶されたパターン設定部26で設定された
パターンと異なることになる。したがって、制御回路2
3cはLCD駆動回路20を駆動させないので、LCD
19には操作案内、操作アイコンが表示されないことに
なる。
トドア4を通って外出するときには、当該居住者は第2
のパッシブセンサ6bの検知範囲、第1のパッシブセン
サ6aの検知範囲の順に進入していくので、パターン記
憶部24に記憶されたパターン設定部26で設定された
パターンと異なることになる。したがって、制御回路2
3cはLCD駆動回路20を駆動させないので、LCD
19には操作案内、操作アイコンが表示されないことに
なる。
【0038】このように、集合玄関機1のLCD19を
必要なときのみ駆動させることができるので、省エネル
ギー化を図ることができ、また、来訪者等Pが操作する
ときには確実にLCD19を駆動させることができるよ
うになる。
必要なときのみ駆動させることができるので、省エネル
ギー化を図ることができ、また、来訪者等Pが操作する
ときには確実にLCD19を駆動させることができるよ
うになる。
【0039】なお、居室親機5のハンドセット7と、集
合玄関機1の玄関機スピーカ13および玄関機マイク1
4との間の双方向通話を成立させるための通話動作は第
1の実施例と同じなので、説明を省略する。
合玄関機1の玄関機スピーカ13および玄関機マイク1
4との間の双方向通話を成立させるための通話動作は第
1の実施例と同じなので、説明を省略する。
【0040】また、第2の実施例および第3の実施例に
おいては、パッシブセンサを2個集合玄関機に接続され
ていたが、これに限らず、2個以上でも同様の効果を得
ることができる。
おいては、パッシブセンサを2個集合玄関機に接続され
ていたが、これに限らず、2個以上でも同様の効果を得
ることができる。
【0041】また、各実施例では人体感知センサとし
て、人間の体温で感知できるパッシブセンサを用いてい
たが、これに限らず、人体を感知できるセンサならばど
のようなセンサでもよい。
て、人間の体温で感知できるパッシブセンサを用いてい
たが、これに限らず、人体を感知できるセンサならばど
のようなセンサでもよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の集合住宅インターホンシステムによれば、集合玄関機
のLCDを必要なときのみ駆動させて省エネルギー化を
図ると共に、来訪者または居住者が操作するときには確
実にLCDを駆動させることができる。
の集合住宅インターホンシステムによれば、集合玄関機
のLCDを必要なときのみ駆動させて省エネルギー化を
図ると共に、来訪者または居住者が操作するときには確
実にLCDを駆動させることができる。
【図1】本発明の集合住宅インターホンシステムにおけ
る好ましい第1の実施の形態例を示すシステム構成図。
る好ましい第1の実施の形態例を示すシステム構成図。
【図2】本発明の集合住宅インターホンシステムに用い
られる集合玄関機の好ましい実施の形態例を示す回路ブ
ロック図。
られる集合玄関機の好ましい実施の形態例を示す回路ブ
ロック図。
【図3】本発明の集合住宅インターホンシステムにおけ
る好ましい第2、第3の実施の形態例を示すシステム構
成図。
る好ましい第2、第3の実施の形態例を示すシステム構
成図。
【図4】従来の集合住宅インターホンシステムにおける
システム構成図。
システム構成図。
1・・・・・集合玄関機
3・・・・・制御機
5・・・・・居室親機
6、6a、6b・・・・・人体感知センサ
19・・・・・LCD
20・・・・・LCD駆動回路
23a、23b、23c・・・・・CPU
24・・・・・パターン記憶部
25・・・・・時間設定部
26・・・・・パターン設定部
S・・・・・集合住宅
E・・・・・エントランス
S1、S2、S3・・・・・人体検知信号
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5C087 AA03 AA25 AA44 BB13 BB64
BB74 BB77 DD03 DD24 EE10
EE16 FF01 FF04 FF19 FF20
FF25 GG02 GG19 GG39
5K038 CC12 DD09 DD15 DD18 FF01
Claims (6)
- 【請求項1】集合住宅(S)のエントランス(E)に設
置され操作案内、操作アイコンを表示するLCD(1
9)を有する集合玄関機(1)と、前記集合住宅の各住
戸内に設置され前記集合玄関機との通話を行なう居室親
機(5)と、前記集合玄関機、前記居室親機にそれぞれ
接続され前記集合玄関機、前記居室親機間の通話の制御
を行なうための制御機(3)とを備え、 前記集合玄関機には、居住者または来訪者を検知する人
体感知センサ(6)を接続し、 前記集合玄関機には、前記人体感知センサからの人体検
知信号(S1)を所定時間検出したとき前記LCDに前
記操作案内、操作アイコンを表示させるようにLCD駆
動回路(20)を駆動させるCPU(23a)を備えた
ことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 【請求項2】集合住宅(S)のエントランス(E)に設
置され操作案内、操作アイコンを表示するLCD(1
9)を有する集合玄関機(1)と、前記集合住宅の各住
戸内に設置され前記集合玄関機との通話を行なう居室親
機(5)と、前記集合玄関機、前記居室親機にそれぞれ
接続され前記集合玄関機、前記居室親機間の通話の制御
を行なうための制御機(3)とを備え、 前記集合玄関機には、居住者または来訪者を検知する人
体感知センサ(6a、6b)を2個以上接続し、 前記集合玄関機には、前記人体感知センサのうち1個の
人体感知センサ(6a)からの人体検知信号(S2)を
検出してから所定時間内に他の人体感知センサ(6b)
からの人体検知信号(S3)を検出したとき前記LCD
に前記操作案内、操作アイコンを表示させるようにLC
D駆動回路(20)を駆動させるCPU(23b)を備
えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 【請求項3】集合住宅(S)のエントランス(E)に設
置され操作案内、操作アイコンを表示するLCD(1
9)を有する集合玄関機(1)と、前記集合住宅の各住
戸内に設置され前記集合玄関機との通話を行なう居室親
機(5)と、前記集合玄関機、前記居室親機にそれぞれ
接続され前記集合玄関機、前記居室親機間の通話の制御
を行なうための制御機(3)とを備え、 前記集合玄関機には、居住者または来訪者を検知する人
体感知センサ(6a、6b)を2個以上接続し、 前記集合玄関機には、前記人体感知センサからの人体感
知信号を受信する順序によってLCD駆動回路(20)
を駆動させるためのパターンが記憶されるパターン記憶
部(24)と、前記人体感知センサのうち1個の人体感
知センサ(6a)からの人体検知信号(S2)を検出し
てから所定時間内に他の人体感知センサからの人体検知
信号(S3)を検出した場合に、前記パターン記憶部に
記憶されたパターン通りに前記人体感知信号を受信した
とき前記LCDに前記操作案内、操作アイコンを表示さ
せるように前記LCD駆動回路を駆動させるCPU(2
3c)とを備えたことを特徴とする集合住宅インターホ
ンシステム。 - 【請求項4】前記集合玄関機には、前記パターン記憶部
に記憶されたパターンを設定するパターン設定部(2
6)を有することを特徴とする請求項3記載の集合住宅
インターホンシステム。 - 【請求項5】前記人体感知センサはパッシブセンサで構
成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4何
れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。 - 【請求項6】前記集合玄関機には、前記所定時間を設定
する時間設定部(25)を有することを特徴とする請求
項1乃至請求項5何れか1項記載の集合住宅インターホ
ンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001365097A JP2003169151A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 集合住宅インターホンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001365097A JP2003169151A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 集合住宅インターホンシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003169151A true JP2003169151A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19175173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001365097A Pending JP2003169151A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 集合住宅インターホンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003169151A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013042459A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001365097A patent/JP2003169151A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013042459A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
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