JP2003169000A - 遅延ホッピング連続雑音送信参照方式を用いた超広帯域通信システム及び方法 - Google Patents
遅延ホッピング連続雑音送信参照方式を用いた超広帯域通信システム及び方法Info
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Abstract
具備したUWB通信システムを提供する。 【解決手段】 超広帯域(UWB)通信システムにおい
て、送信参照(TR)の手法と遅延ホッピング(DH)
と呼ばれる多元接続方式の手法とを組み合わせる。連続
雑音送信波形を用いたUWB信号伝送を利用してこれら
二つの手法を組み合わせると、従来のアプローチに付随
していた同期の困難さが回避される。このTR手法をD
H多元接続手法と組み合わせて、UWB TR手法がそ
れ自体で有していたものよりも大きい多元接続収容力を
有するUWB通信方式を案出する。
Description
信、受信、検出、同期、及び利用に関する。具体的に
は、本発明は、連続雑音送信参照遅延ホッピング(tran
smitted-reference, delay hopped、TR/DH)方式
の超広帯域無線通信システムに関する。
は、時間長が典型的には1ナノ秒未満の極く短い無線周
波数(RF)パルスの系列を送受信することにより動作
する。この方式をインパルス無線と呼ぶ。個々のパルス
は典型的には低エネルギを有する。結果的に、パルス状
波形のデューティ・サイクルが小さくなり、平均電力が
極く小さくなる。
アプローチでは、パルス位置変調(PPM)方式を用い
てUWB搬送波に情報を刻印する。PPMは、一定数の
異なる時間ウィンドウのうちのいずれに受信パルスが現
われているかを受信器が決定して、この決定が1量子分
の情報を伝達するという直交信号伝送方式である。例え
ば、二つの可能な時間ウィンドウが存在している場合に
は、一つのウィンドウの決定により1ビットの情報が伝
達され、三つのウィンドウの場合には1トリットの情報
が伝達され、四つのウィンドウの場合は2ビットが伝達
され、以下同様となる。
く動作させるためには、送信器と受信器との間で正確な
時間同期を獲得して保持する必要がある。例えば、UW
B PPMシステムの場合に、この同期はパルス時間長
の部分数の範囲内まで正確でなければならない。UWB
システムではパルス時間長は極く短いため、この同期の
要件は非常に厳しい。この方法のための同期を確立する
のに必要な時間は実現不可能なほど長く、一対よりも多
い送信器及び受信器が同時刻に動作している場合に生ず
る多元接続干渉の存在下では獲得が常に可能であるとは
限らない。従来のUWBインパルス無線通信の利用時に
は獲得時間が長いことが大きな問題点である。従って、
従来のアプローチに付随していた同期の困難さをなくし
たUWB通信システムが必要とされている。
徴の組み合わせ、及び各特徴を巡る革新的手法から成っ
ている。これらの特徴の第一のものは当技術分野で送信
参照(TR)方式として公知である。TR手法は、デー
タによって変調されている搬送波及び変調されていない
搬送波の二つの形態の広帯域搬送波の送信として定義さ
れる。これら二つの信号は受信器によって復元され、互
いに対する相関を求めて変調データの検出を行なう。広
く用いられている広帯域搬送波は連続広帯域擬似雑音源
であり、変調形態及び非変調形態は典型的には、時間又
は周波数のいずれかで互いから分離される。本発明で用
いられる搬送波は、連続広帯域雑音又は連続広帯域擬似
雑音である。従って、本発明では、「送信参照」という
用語は、受信器にとって既知の特定の時間間隔によって
互いから分離される雑音波形又は擬似雑音波形の多数の
インスタンス(instance、実形態)の送受信を指すもの
とする。雑音波形をそれ自体で搬送波と呼ぶ。情報は、
二つの送信雑音波形の相対的な位相を変調させることに
より、上述のような信号によって伝送される。受信器
は、有限の区間にわたって、受信した信号と該信号自体
の遅延付き形態との相関を求めて信号を復調する。イン
パルス無線方法とは対照的に、送信参照手法の利用によ
って個々のパルスとの同期が不要になる。他方、この方
式は、インパルス無線手法と比較すると信号対雑音比
(SNR)に弱点がある。
号を発生させると、幾つかの条件下では、同じ受信信号
に対して二つの別個の相関器を適用することによりこれ
ら二つのUWB TR信号の両方を同時に受信して復調
することが可能になる。従って、それぞれ別個の送信器
に関連付けられている異なる遅延を用いると、UWBT
R通信システムに一定量の多元接続収容力が付与され
る。一実施形態では「収容力」とは、通信システムがサ
ポート可能な同時利用者数として定義される。
グ」と呼ばれる形式の多元接続方式である。UWB通信
の場合には、遅延ホッピングとは、送信器及び受信器の
両方にとって既知の固定されたパターンでTR UWB
送信時に用いられる遅延を変化させる方法を指す。この
パターンは符号語を構成しており、符号分割多元接続
(CDMA)手法によって多元接続収容力が得られる。
な態様で接続することを可能にする多元接続方法であ
る。CDMAシステムでは、異なる利用者からの信号送
信が時間及び周波数の両方について完全に重畳してよ
い。これらの信号の復調には、各々の信号が受信器にと
って既知の符号系列に関連付けられているという事実が
利用されており、この符号を一般に拡散符号と呼んでい
る。異なる送信器の拡散符号は、多数の符号が互いに殆
ど干渉しないようにして同時に検出され得るという意味
で直交(又は近似的に直交)していなければならない。
易で且つ実用に耐える水準の多元接続収容力を有する連
続雑音送信参照を送信するUWB通信方式を案出するた
めにTR手法とDH手法とを組み合わせることから成っ
ている。
特定の送信参照(TR)方法は、少なくとも二つの連続
雑音波形の送信を必要とする。二つの連続雑音波形は、
受信器300(図3)及び送信器100(図1)の両方
にとって既知の時間間隔Dによって分離される。送信デ
ータは、二つの連続雑音波形の相対的な振幅極性によっ
て符号化される。送信波形の一方は常に同じ極性で送信
され、この波形が参照信号となる。他方の波形は極性が
変調されており、情報を担持した信号となる。「送信参
照」という名称は、参照信号が情報を担持した信号と共
に送信されるという事実に由来する。
信するのに用いられる送信器100の一実施形態は、遅
延時間間隔(D)を有する遅延160に接続されている
広帯域雑音源110と、加算器170とを備えている。
遅延160の出力は情報変調器130に接続されてお
り、情報変調器130もまた加算器170に接続されて
いる。アンテナ180が加算器170に接続されてい
る。この実施形態では、連続雑音波形の二つのインスタ
ンスが遅延時間間隔(D)によって分離される。遅延時
間間隔(D)は送信器100及び受信器300(図3)
に既知である。送信データは、各連続雑音波形の相対的
な振幅極性によって符号化されている。
形態では、広帯域雑音源110がスペクトル成形装置1
20に接続されて、連続雑音搬送波を発生する。広帯域
雑音源は、バック・バイアス・ダイオードを含んでいて
よく、ダイオードの出力をキャパシタに通してあらゆる
DCバイアスを除去する。また、広帯域雑音源は高速擬
似ランダム雑音発生器を含んでいてもよい。スペクトル
成形装置120は広帯域雑音源110の出力をフィルタ
処理する。一実施形態では、スペクトル成形装置120
はアナログ・フィルタを含んでいてよい。他の実施形態
では、スペクトル成形装置120はディジタル・フィル
タを含んでいてよい。スペクトル成形装置120は、所
定の周波数帯域からエネルギを除去して、通信の一貫性
を保護し且つ/又は連邦政府規制に従う。スペクトル成
形された連続雑音送信参照は、加算器170及び情報変
調器130へ供給される。
ペクトル成形装置120からの連続雑音搬送波に対して
遅延ホッピング符号分割多元接続(CDMA)符号語を
刻印する。やはりマルチプレクサ及びデータ極性スイッ
チ150に接続されている遅延ホッピング制御器140
が、遅延ホッピングCDMA符号語135を導出する。
情報シンボル145が遅延ホッピング制御器140へ供
給され、遅延ホッピング制御器140は情報シンボル1
45を用いて遅延ホッピングCDMA符号語135を生
成する。この符号語は、遅延値の系列と、関連するチッ
プ位相極性の系列とから成っている。遅延ホッピング制
御器140は、一実施形態では、有限状態順序機械で構
成されている。一実施形態では、符号語はNC個のチッ
プを含んでいる。NC個のチップの各々が、固定された
時間間隔又は遅延によって分離される一対の連続雑音波
形を含んでいる。
50は、固定された遅延帯160に対する広帯域連続雑
音波形の適用及び経路選択、並びに情報を担持した波形
に対するチップ極性値の適用を制御する。一実施形態で
は、遅延160は、同軸伝送ケーブルの分節のような離
散的な遅延アナログ構成要素を含んでいてよい。他の実
施形態では、遅延160はディジタル遅延構成要素を含
んでいてもよい。他の実施形態において、雑音源110
が擬似ランダム雑音源で構成されている場合には、遅延
160は、雑音が発生されるときに擬似ランダム雑音源
によって生成されてもよい。マルチプレクサ・スイッチ
150は遅延ホッピング制御器140によって制御さ
れ、遅延ホッピング制御器140が遅延ホッピングCD
MA符号語135の相互相関の限度によって課される所
定の設計規準に従って遅延ホッピングCDMA符号語1
35を生成することにより制御される。スペクトル成形
装置130の出力及び固定された遅延160の出力は、
加算器170によって結合され加算されて、広帯域雑音
源110によって発生される連続雑音搬送波の二つのイ
ンスタンスの和を含む連続雑音送信参照信号を発生す
る。このとき、第一のインスタンスは、遅延のない連続
雑音波形を含んでおり、第二のインスタンスは、変調さ
れた遅延ホッピングCDMA符号語135で刻印された
1以上の連続雑音波形の遅延付きインスタンスを含んで
いる。連続雑音波形はフィルタ175へ供給されてさら
にフィルタ処理された後に、アンテナ180へ供給され
て放射される。
共に用いられるべき符号分割多元接続(CDMA)方式
である。TR UWBにおいては、連続雑音送信参照信
号を別個の遅延で送受信することにより、限定された量
の多元接続収容力が利用可能となる。一つの遅延に同調
されている受信器100は、それ自体の遅延値で送信さ
れている連続雑音送信参照信号に対する場合よりも遥か
に低いエネルギ・レベルにある別個の遅延で受信した連
続雑音送信参照信号に応答する。しかしながら、受信器
のアンテナ310に異なる遅延を付した多数の送信が存
在している場合には、異なる送信器から発した連続雑音
送信参照信号の間に偽の相関が生ずる場合がある。多数
の遅延、及び参照信号と情報を担持した信号との間での
多数の相対的な信号極性を表わすチップを備えたCDM
A符号語を用いることにより、遅延ホッピングは、単に
異なる遅延を付して送信する場合よりも大きい多元接続
収容力に対応することができる。
方式の符号語(遅延ホッピングCDMA符号語135と
も呼ぶ)は、順次送信されるNC個のチップから成って
いる。NC個のチップの各々が、固定された時間間隔で
分離される連続雑音送信参照を含んでいる。異なるチッ
プ区間にある連続雑音送信参照は一般的には、異なる遅
延によって特徴付けられる。チップ値は、送信されたチ
ップの関連する遅延値及び極性の両方で区別されること
を特記しておく。NC個のチップの符号語を用いて一つ
のデータ・ビットを送る場合に、この送られるべきデー
タ・ビットが1であれば、符号語の各々のチップの情報
を担持するすべての信号が符号語極性ビットの極性を有
する。送られるべきデータ・ビットが0であれば、符号
語の各々のチップの情報を担持するすべての信号が符号
語極性ビットの反対の極性で送信される。
る。符号語内のチップ数(NC)は50〜1000であ
り、各々のチップの時間長は1マイクロ秒〜10マイク
ロ秒である。二つの連続雑音送信参照信号を分離する時
間遅延は、可能な時間間隔の小集合から導出される。連
続雑音送信参照信号を分離する間隔の時間長には基本的
な制限が存在していないが、短い遅延の方が送信器10
0及び受信器300においてより正確に具現化され得
る。
ピング符号分割多元接続(CDMA)方式の最も重要な
部分である。DH CDMA符号語135は、コンピュ
ータ検索を用いて容易に見出すことができる。例えば、
発明者は符号語1000個から成る集合を生成してお
り、各符号語が200個のチップで構成され、16の可
能な遅延の集合から遅延を導出した。これらのDH C
DMA符号語135はすべて、絶対値にしてピーク自己
相関の7%未満の自己相関サイドローブを有する。これ
らの語の任意の対の間の任意の遅延での相互相関の絶対
値の最大値は、ピーク自己相関の10%未満である。さ
らに多くのチップで構成されているさらに長い符号は一
層良好な相関特性を有すると考えられる。
造を示す。送信参照/遅延ホッピング(TR/DH)符
号語用の受信器300は、アンテナ310に接続されて
いる相関器バンク320から成っている。パルス対相関
器バンク320内の各々の相関は異なる遅延に同調され
ている。相関器バンク320は、出力350を有するC
DMA符号語相関器350に接続されている。CDMA
符号語相関器340は、一実施形態では、ディジタル信
号プロセッサ(DSP)134上で実行されるソフトウ
ェアとして具現化される。他の実施形態では、符号語相
関器340は、プログラマブル論理素子(PLD)であ
ってもよいし、又は特定応用向け集積回路(ASIC)
であってもよい。相関器バンク300の出力は、典型的
には2msps〜10mspsのサンプリング速度でA
/D変換器330によってサンプリングされる。この速
度はチップ時間によって決まる。一般的には、チップ当
たり2以上のサンプルを得ると望ましい。
図4に示すように、遅延322、信号乗算器324(四
象限ギルバート・セル等)、及び有限時間積分器326
を備えたアナログ回路である。信号を二つの経路に分割
して、うち一方を遅延させる。受信信号の二つの形態を
乗算して、積をチップ時間にわたって積分する。遅延3
22は、遅延付き回路経路の先行パルスが無遅延回路経
路の追従パルスと時間的に位置合わせされるようなもの
とする。このノン・ゼロ平均の積をチップ間隔にわたっ
て積分して、チップ信号を発生する。この回路は、Dに
よって与えられる遅延で受信信号の相関を推定する数学
的演算を具現化していることを特記しておく。
関器バンク320の多数の出力のサンプルを採取して、
予期されるCDMA符号語によって規定される態様でこ
れらのサンプルを足し合わせる。この動作の目的は、す
べてのチップ信号の位置合わせした和を生成することに
ある。予期された符号語が送信された符号語135に整
合していた場合には、この動作は、遅延ホッピング(D
H)符号語波形全体に整合したゲート波形を、相関器3
20の出力において観測されたデータに適用する効果を
有する。ゲート波形がチップ信号波形の形状に整合して
いる場合には、マッチド・フィルタが具現化される。し
かしながら、このためにはサンプル・クロックと送信器
チップ・クロックとの相対的なタイミングを知る必要が
ある。個々のチップに適用されるゲート波形が時間長2
Tcを有する矩形である場合には、CDMA符号語相関
器340の効果は、個々のチップ波形のすべてを位相を
合わせて加算することとなり、個々のチップ波形の高S
NR形態である出力を発生する。
相関器の構造を示す。図示の特定的な符号相関器340
は、図4に示す相関器バンク320の出力に整合するC
DMA符号語135を用いる。チップ時間遅延(D
chip time)並びに符号(加算及び減算)によって、要
素的相関器のピークが同じ符号で時間的に整列すること
を特記しておく。CDMA符号語相関器からのA/D変
換器の遅延付き出力は加算器344によって加算されて
出力350として供給される。A/D変換器330のサ
ンプル時間はチップ時間の部分数であるものとして指定
されているため、一実施形態では、図5の遅延342は
すべて、一定数のディジタル記憶素子として具現化する
ことができ、一つの記憶素子から次の記憶素子へ記憶デ
ータを渡すものとする。従って、一実施形態では、図5
のCDMA符号語相関器340は、プログラマブル論理
素子(PLD)又はASICとして具現化されるものの
ような同期ディジタル回路を示している。
ースバンド復調を用いて受信信号の相関関数の形状を修
正している。アンテナ201が超広帯域信号を受信し、
次いで超広帯域信号は増幅器202によって帯域通過フ
ィルタ処理されて増幅される。この信号は、ミキサ20
3a及び203bにおいて直交で混成されて、複素受信
信号の実数部及び虚数部を生成する。ローカル発振器の
周波数を選択して、増幅器202からの受信信号の最大
スペクトル・パワー密度の周波数を近似する。ミキサ2
03a及び203bからのベースバンド信号は、低域通
過フィルタ610によってフィルタ処理されて、遅延2
1a及び21bの時間Dだけそれぞれ遅延される。次い
で、遅延21a及び21bの出力について、アナログ乗
算相関器22a、22b、22c及び22dを用いてミ
キサ203a及び203bからの無遅延信号との相関を
求める。これらの相関器からのアナログ出力は、減算器
220及び加算器221においてそれぞれ減算及び加算
される。減算器220及び加算器221から得られたア
ナログ信号は、ミキサ203a及び203bからの複素
ベースバンド信号の遅延付き形態と無遅延形態との間の
複素相関のアナログ具現化形態であるものと考えること
ができる。減算器220の差出力が複素相関信号の実数
部であり、加算器221の加算後の出力が複素相関信号
の虚数部である。積分器23a及び23bが複素積分を
実行して、複素積分はADC210a及び210bによ
ってディジタル化される。ディジタル化後の結果はDS
P215へ送られる。多数の遅延チャネルを備えた受信
器を具現化する場合には、破線で囲った項目(21a〜
b、22a〜d、23a〜b、210a〜b、220、
221)は各々の異なる遅延チャネル毎に一回ずつ繰り
返される。各々の受信器は、アンテナ201、増幅器2
02、ミキサ203a及びミキサ203b、ローカル発
振器204、移相器205、並びにDSP215の一つ
の複製のみを必要とする。
び210bからの値によって形成される複素数値の位相
角及び振幅を算出する。情報系列によって変調された複
素数値系列の位相角を推定する動作は、ローカル・ビッ
ト判定を用いるか又は入力データを自乗するかのいずれ
かにより実行することができる。位相の補正によって、
ADC210a及び210bの複素出力を、ADC21
0a及び210bから算出された位相角に依存する符号
を有する実数へ変換することが可能になる。このように
して生成された実数データは、受信したパルス対の各パ
ルスの相対的な位相に応じて正又は負のいずれかとなる
ため、図4に示す受信器100の出力と完全に類似した
態様で利用することができる。このデータの絶対値は、
ここでの不整合遅延における相関関数の絶対値(modulu
s)によって決まるため、遅延の不整合には比較的感受
性が低い。
とされる場合には、すべての遅延チャネルで同じI/Q
変換器を共有してよいことを特記しておく。また、遅延
の変動に対するさらなる保護が必要とされる場合には、
受信器チャネル当たり多数の遅延を具現化してよいこと
も特記しておく。例えば、一回はノミナルの遅延、一回
はノミナルの遅延からオフセットを減じたもの、及び一
回はノミナルの遅延に同じオフセットを加えたものとし
て、各々の遅延チャネルを三回ずつ複製することができ
る。追跡される各々の送信器について、各々のチャネル
について最適な遅延は出力エネルギの比較によって求め
ることができる。
信号の自己相関を算出することにより動作するので、受
信器はまた、信号に加算されている任意の雑音の自己相
関を同じ遅延で算出する。この遅延での雑音自己相関が
ノン・ゼロである場合には、ビット誤り確率を高めるよ
うな信号自己相関に対する加算オフセットを生ずる。こ
の影響は二つの方法の一方で補正することができるが、
いずれも雑音自己相関関数が既知であることを必要とす
る。第一の選択肢は、雑音自己相関の既知のゼロにおけ
るノミナルの遅延を指定するものである。第二の選択肢
は、ビット検出の前に受信器の出力から既知のノン・ゼ
ロの雑音相関値を減算するものである。雑音自己相関関
数は、雑音の帯域を限定するフロント・エンド・フィル
タの周波数応答関数から得ることができる。
ペクトル密度を考察する。この例では雑音搬送波を用い
る。図7は、帯域幅が2ギガヘルツで中心周波数が2ギ
ガヘルツの雑音搬送波のパワー・スペクトル密度(PS
D)を示している。この図は、所望の帯域通過応答を有
する551タップのFIRフィルタで40ギガヘルツで
サンプリングされた未相関の雑音をフィルタ処理するこ
とにより形成されるシミュレートされた搬送波のサンプ
ル・スペクトルである。図8は、TR/DHCDMA符
号語135によって変調された同じ搬送波を示す。一実
施形態では、CDMA符号語135は、1.65ナノ
秒、2.65ナノ秒、3.65ナノ秒及び4.65ナノ
秒の四つの遅延のうち一つで雑音搬送波に相関をそれぞ
れ付与する16個の600ナノ秒チップで構成されてい
る。図8に示すように、TR/DH変調の最も顕著な効
果は、全体のサイドローブ・レベルを高めることであ
る。図8に示す高められた全体のサイドローブ・レベル
はフィルタ175(図1)を用いてフィルタ除去し得る
ことが理解されよう。
有する雑音信号の復調における様々な段階を示してい
る。図9は、雑音を含む信号波形の一部であって、図示
の区画は25ナノ秒の時間長を有する。図10は、相関
器バンク320の四つの乗算器の出力を示す。相関器バ
ンク320の各々の相関器が、例えば図4に示す構造を
有する。図10は、時間長9.6マイクロ秒の単一のT
R/DH符号語の送信が生じている15マイクロ秒の時
間区間を示している。四つのパルス対相関器が、変調に
用いられる1.65ナノ秒、2.65ナノ秒、3.65
ナノ秒及び4.65ナノ秒の四つの遅延に同調されてい
る。幾つかの時刻では乗算器の出力の平均レベルがゼロ
から遠ざかるようにシフトしており、これらの時刻は送
信されるチップの時刻に対応していることを特記してお
く。図11は、パルス対相関器の四つの積分器の出力を
示す。これらの波形は、シミュレーションから生ずる実
際のチップ波形である。この例で送信されたDH CD
MA符号135は、整数の順序付き系列{3,4,1,
−4,−1,−2,3,−2,4,−1,−3,−2,
−4,1,3,−4}として表現することができる。こ
の数値系列は、送信された遅延の数値を表しており、最
も短いものから最も長いものへ番号付けされており、各
数値の符号が送信されたチップの極性を表わしている。
CDMA符号語135は、図11に示す波形から分離し
て読み取る("read off")ことができる。例えば、左か
ら右へ読み取ると、出力波形を発生する第一のチャネル
は3であり、この波形の極性は正である。図12は、入
力が図11に示すチップ波形から成っている場合の図3
に示す形式のDH CDMA符号相関器340の出力を
示している。この比較的短い符号の場合には、符号相関
器の出力は高いサイドローブを有する。他のDH CD
MA符号は1000以上のチップを有しており、出力相
関におけるピーク・メインローブ・レベルに対するピー
ク絶対値サイドローブ・レベルの比ははるかに小さい。
で掲げられている。さらに、この記載は本発明を本書に
開示した形態に限定するものではない。結果的に、上の
教示に相応した関連技術分野の技術及び知見による変形
及び改変は本発明の範囲内に含まれる。上で本書に記載
した実施形態はさらに、本発明を実施するのに現状で既
知の最良の態様を説明すると共に、当業者が本発明をそ
のまま、又は他の実施形態で、また本発明の特定の応用
又は用途によって要求される様々な改変を施して利用す
ることを可能にするためのものである。特許請求の範囲
は、従来技術によって許容される範囲まで代替的な実施
形態を包含するように解釈すべきものとする。
信器の代表的な一実施形態のブロック図である。
信器のもう一つの代表的な実施形態のブロック図であ
る。
る。
図である。
ブロック図である。
ク図である。
る。
のパワー・スペクトル密度の図である。
の出力の図である。
の図である。
Claims (28)
- 【請求項1】 時間間隔Dにより分離される複数の連続
雑音送信波形を発生する送信器(100)であって、送
信されるデータは前記複数の連続雑音送信波形の二つの
インスタンスの相対的な極性により符号化されており、
当該送信器(100)はNC個のチップで構成される符
号語(135)を順次送信し、前記NC個のチップの各
々が固定された時間間隔により分離される連続雑音送信
波形を含んでいる、送信器(100)と、 該送信器(300)により送信された前記複数の連続雑
音送信波形を受信する受信器(300)とを備えた無線
通信システムであって、 前記受信器(300)は、 異なる遅延に同調されている各々の相関器(320)を
含んでいる相関器バンク(320)であって、該相関器
バンク(320)の各々の相関器(320)が、 前記受信された信号の遅延付き形態及び無遅延形態を乗
算する乗算器(322)と、 該乗算器(322)に接続されており該乗算器(32
2)により出力された信号を積分する積分器(326)
とを含んでいる、相関器バンク(320)と、 前記積分器(326)に接続されており前記NC個のチ
ップに対応する前記符号語(135)の相関を求める符
号語相関器(340)とを含んでいる、無線通信システ
ム。 - 【請求項2】 前記符号語相関器(340)は、前記N
C個のチップに対応する前記符号語(135)の相関を
求める符号語相関器アルゴリズムを実行するディジタル
信号プロセッサ(DSP)を含んでいる請求項1に記載
の無線通信システム。 - 【請求項3】 前記符号語相関器(340)は、前記N
C個のチップに対応する前記符号語(135)の相関を
求める符号語相関器アルゴリズムを実行するプログラマ
ブル論理素子(PLD)を含んでいる請求項1に記載の
無線通信システム。 - 【請求項4】 前記符号語相関器(340)は、前記N
C個のチップに対応する前記符号語(135)の相関を
求める符号語相関器アルゴリズムを実行する特定応用向
け集積回路(ASIC)を含んでいる請求項1に記載の
無線通信システム。 - 【請求項5】 前記受信器(300)は、 前記送信器(100)により送信された前記複数の連続
雑音送信波形を含む受信信号を受信するアンテナ(31
0)と、 該アンテナ(310)に接続されており、前記受信信号
を複素出力の実数部及び虚数部へ変換するベースバンド
復調器(101)とをさらに含んでおり、 該ベースバンド復調器(101)は、 前記複素出力の前記実数部及び前記虚数部の両方を遅延
させるように構成されている遅延(21a)と、 該遅延(21a)に接続されており、前記受信信号の直
接経路に前記受信信号の遅延付き経路の複素共役を掛け
る複素乗算を実行するように構成されている信号乗算器
(22a)とを含んでおり、前記積分器(326)は、
一方が前記信号乗算器(22a)により出力された積信
号の前記実数部用及び他方が前記虚数部用である二つの
積分器(23a、23b)を含んでいる、請求項1に記
載の無線通信システム。 - 【請求項6】 前記複数の連続雑音送信波形は、複数の
符号語(135)と共に順次送信される請求項1に記載
の無線通信システム。 - 【請求項7】 前記送信器(100)は、 前記複数の連続雑音送信波形を発生する雑音源(11
0)と、 該雑音源(110)に接続されており、前記時間間隔D
だけ前記複数の連続雑音搬送波の1以上を遅延させる遅
延(160)と、 該遅延に接続されており、前記符号語(135)を前記
複数の連続雑音送信波形の1以上へ変調させる情報変調
器(130)と、 該情報変調器(130)及び前記雑音源(110)に接
続されており、第一のインスタンスが無遅延連続雑音送
信波形を含んでおり、第二のインスタンスが前記変調さ
れた符号語(135)を含む遅延付き連続雑音送信波形
を含んでいる前記複数の連続雑音送信波形の前記二つの
インスタンスを結合する加算器(170)とを含んでい
る請求項1に記載の無線通信システム。 - 【請求項8】 前記送信器(100)は、前記雑音源
(110)に接続されており前記連続雑音送信波形をス
ペクトル成形するフィルタ(175)を含んでいる請求
項7に記載の無線通信システム。 - 【請求項9】 前記雑音源(110)は広帯域雑音源を
含んでいる請求項7に記載の無線通信システム。 - 【請求項10】 前記雑音源(110)は擬似ランダム
雑音源を含んでいる請求項7に記載の無線通信システ
ム。 - 【請求項11】 前記遅延(160)は前記擬似ランダ
ム雑音源に含まれており、前記連続雑音送信波形は前記
擬似ランダム雑音源による発生時に遅延される請求項1
0に記載の無線通信システム。 - 【請求項12】 前記遅延時間間隔Dは単一よりも多い
遅延を含むことができ、多数の遅延が、前記送信器の遅
延のノミナル値の周りのノミナル値拡散を有しており、
復調に実際に用いられる遅延(160)は、前記ノミナ
ルの遅延における送信に応答した最も高いエネルギの出
力を有する遅延として既存の遅延の中から選択される請
求項1に記載の無線通信システム。 - 【請求項13】 時間間隔Dにより分離される複数の連
続雑音送信波形を発生する送信器(100)であって、
送信されるデータは前記複数の連続雑音送信の二つのイ
ンスタンスの相対的な極性により符号化されており、当
該送信器(100)はNC個のチップで構成される符号
語(135)を順次送信し、前記NC個のチップの各々
が固定された時間間隔により分離される連続雑音送信波
形を含んでいる、送信器(100)と、 該送信器(100)により送信された前記複数の連続雑
音送信波形を受信する受信器(300)とを備えた超広
帯域通信システムであって、 前記送信器(100)は、 前記複数の連続雑音送信波形を発生する広帯域雑音源
(110)と、 該雑音源(110)に接続されており、前記時間間隔D
により前記複数の連続雑音搬送波の1以上を遅延させる
遅延(160)と、 該遅延(160)に接続されており、前記符号語(13
5)を前記複数の連続雑音送信波形の1以上へ変調させ
る情報変調器(130)と、 該情報変調器(130)及び前記雑音源(110)に接
続されており、第一のインスタンスが無遅延連続雑音送
信波形を含んでおり、第二のインスタンスが前記変調さ
れた符号語(135)を含む遅延付き連続雑音送信波形
を含んでいる前記複数の連続雑音送信波形の前記二つの
インスタンスを結合する加算器(170)とを含んでお
り、 前記受信器(300)は、 異なる遅延に同調されている各々の相関器(320)を
含んでいる相関器バンク(320)であって、該相関器
バンク(320)の各々の相関器(320)が、 前記受信された信号の遅延付き形態及び無遅延形態を乗
算する乗算器(322)と、 該乗算器(322)に接続されており該乗算器(32
2)により出力された信号を積分する積分器(326)
とを含んでいる、相関器バンク(320)と、 前記積分器(326)に接続されており前記NC個のチ
ップに対応する前記符号語(135)の相関を求める符
号語相関器(340)とを含んでいる、超広帯域通信シ
ステム。 - 【請求項14】 前記雑音源(110)は広帯域雑音源
を含んでいる請求項13に記載の超広帯域通信システ
ム。 - 【請求項15】 前記雑音源(110)は擬似ランダム
雑音源を含んでいる請求項13に記載の超広帯域通信シ
ステム。 - 【請求項16】 前記遅延(160)は前記擬似ランダ
ム雑音源に含まれており、前記連続雑音送信波形は前記
擬似ランダム雑音源による発生時に遅延される請求項1
5に記載の超広帯域通信システム。 - 【請求項17】 連続雑音送信波形を通信する方法であ
って、 複数の連続雑音送信波形を発生する工程と、 時間間隔Dだけ前記連続雑音送信波形の1以上を遅延さ
せる工程と、 符号語を前記連続雑音送信波形の1以上の遅延付きイン
スタンスへ変調させる工程であって、前記符号語はNC
個のチップで構成されており、該NC個のチップの各々
が固定された時間間隔により分離される連続雑音送信波
形を含んでいる、変調させる工程と、 第一のインスタンスが無遅延連続雑音送信波形を含んで
おり、第二のインスタンスが前記変調された符号語を含
む前記連続雑音送信波形の前記1以上の前記遅延付きイ
ンスタンスを含んでいる前記複数の連続雑音送信波形の
二つのインスタンスの和を送信する工程と、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記和を受信する工程と、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記受信された和から前記NC個のチップに対応する前記
符号語の相関を求める工程とを備えた方法。 - 【請求項18】 前記複数の連続雑音送信波形の二つの
インスタンスの前記受信された和と時間間隔Dを有する
遅延との相関を求める工程と、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記受信された和の遅延付き形態及び無遅延形態を乗算す
る工程と、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記受信された和の前記乗算された遅延付き形態及び無遅
延形態を積分する工程とをさらに含んでいる請求項17
に記載の方法。 - 【請求項19】 所定の値に対応するように前記時間間
隔Dを選択する工程をさらに含んでいる請求項17に記
載の方法。 - 【請求項20】 前記発生された複数の連続雑音送信波
形をスペクトル成形する工程をさらに含んでいる請求項
17に記載の方法。 - 【請求項21】 前記発生された複数の連続雑音送信波
形は広帯域擬似雑音を含んでいる請求項17に記載の方
法。 - 【請求項22】 前記発生された複数の連続雑音送信波
形は広帯域雑音を含んでいる請求項17に記載の方法。 - 【請求項23】 前記符号語の相関を求める工程は、符
号語相関器アルゴリズムを実行するディジタル信号プロ
セッサ(DSP)上で実行され、前記複数の連続雑音送
信波形の二つのインスタンスの前記受信された和のアナ
ログからディジタルへの変換を実行すると共にディジタ
ル入力を前記ディジタル信号プロセッサへ供給する工程
をさらに含んでいる請求項17に記載の方法。 - 【請求項24】 前記符号語の相関を求める工程は、符
号語相関器アルゴリズムを実行するプログラマブル論理
素子上で実行される請求項17に記載の方法。 - 【請求項25】 前記符号語の相関を求める工程は、符
号語相関器アルゴリズムを実行する特定応用向け集積回
路(ASIC)上で実行される請求項17に記載の方
法。 - 【請求項26】 前記受信する工程は、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記受信された和を複素出力の実数部及び虚数部へ変換す
るように受信信号をベースバンド復調する工程と、 前記複素出力の前記実数部及び前記虚数部の両方を遅延
させる工程と、 直接経路に遅延付き経路の複素共役を掛ける複素乗算を
実行する工程と、 該複素乗算を実行する工程により発生される積信号出力
の実数部及び虚数部を積分する工程とをさらに含んでい
る請求項17に記載の方法。 - 【請求項27】 前記時間間隔Dは単一よりも多い遅延
を含むことができ、多数の遅延が、前記送信器の遅延の
ノミナル値の周りのノミナル値拡散を有しており、復調
に実際に用いられる遅延は、前記ノミナルの遅延におけ
る送信に応答した最も高いエネルギの出力を有する遅延
として既存の遅延の中から選択される請求項17に記載
の方法。 - 【請求項28】 連続雑音送信波形を通信する方法であ
って、 広帯域雑音源を用いて複数の連続雑音送信波形を発生す
る工程と、 時間間隔Dだけ前記連続雑音送信波形の1以上を遅延さ
せる工程と、 符号語を前記連続雑音送信波形の1以上の遅延付きイン
スタンスへ変調させる工程であって、前記符号語はNC
個のチップで構成されており、該NC個のチップの各々
が固定された時間間隔により分離される連続雑音送信波
形を含んでいる、変調させる工程と、 第一のインスタンスが無遅延連続雑音送信波形を含んで
おり、第二のインスタンスが前記変調された符号語を含
む連続雑音送信波形の前記1以上の前記遅延付きインス
タンスを含んでいる前記複数の連続雑音送信波形の二つ
のインスタンスの和を送信する工程と、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記和を受信する工程と、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記受信された和と時間間隔Dを有する遅延との相関を求
める工程と、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記受信された和の遅延付き形態及び無遅延形態を乗算す
る工程と、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記受信された和の前記乗算された遅延付き形態及び無遅
延形態を積分する工程と、 前記複数の連続雑音送信波形の二つのインスタンスの前
記受信された和から前記NC個のチップに対応する前記
符号語の相関を求める工程とを備えた方法。
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