JP2003168201A - サーボトラッキング方法 - Google Patents

サーボトラッキング方法

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JP2003168201A
JP2003168201A JP2001364604A JP2001364604A JP2003168201A JP 2003168201 A JP2003168201 A JP 2003168201A JP 2001364604 A JP2001364604 A JP 2001364604A JP 2001364604 A JP2001364604 A JP 2001364604A JP 2003168201 A JP2003168201 A JP 2003168201A
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JP
Japan
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magnetic tape
recording
head
reproducing
displacement sensor
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JP2001364604A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tawara
博之 田原
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明では、磁気テープ上にサーボ信号を書
き込むことなく、磁気テープの幅方向の変動を考慮して
記録/再生ヘッドを制御することにより、工数を低減す
ることができるサーボトラッキング方法を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 走行する磁気テープMT上に記録トラッ
クを記録ヘッドで記録する際、または、走行する磁気テ
ープMT上の記録トラックを再生ヘッドで再生する際
に、レーザ変位センサ4により磁気テープMTの幅方向
の端面Eの位置を検出し、その検出された信号に基づい
て記録ヘッドまたは再生ヘッドを制御装置3により目標
位置に位置決めするように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープカート
リッジの記録再生装置において、記録および/または再
生(以下、「記録/再生」ともいう)するヘッドがデータ
トラックを正確にトレースするように、記録/再生ヘッ
ドを制御するサーボトラッキング方法に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、コンピュータ等のデータバックア
ップ用の外部記録媒体として用いられる磁気テープカー
トリッジには、その記憶容量を増加させるために、磁気
テープ上にデータを高密度に記録したものがある。この
ような磁気テープカートリッジでは、記録再生装置での
記録/再生時における磁気テープの幅方向の微量な変動
の影響により、記録/再生ヘッドがデータトラックを正
確に追従(トレース)できなくなるという問題がある。
このような問題を解決する方法としては、磁気テープカ
ートリッジの製造過程において磁気テープ上にあらかじ
め正確に書き込まれたサーボ信号に基づいて、記録再生
装置の記録/再生ヘッドを制御する方法がある。この方
法によって、従来では記録再生装置による記録/再生の
際に磁気テープが幅方向に変動しても、サーボ信号に基
づいて記録/再生ヘッドを制御することでデータトラッ
クを正確にトレースしていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような方法では、磁気テープカートリッジの製造工程に
おいて、磁気テープ上にサーボ信号を書き込む工程と、
そのサーボ信号が正確に書き込まれたか否かを検査する
工程が必要であった。そのため、工数の増大によるコス
トが掛かっていた。 【0004】そこで、本発明の課題は、磁気テープ上に
サーボ信号を書き込むことなく、磁気テープの幅方向の
変動を考慮して記録/再生ヘッドを制御することによ
り、工数を低減することができるサーボトラッキング方
法を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明に係るサーボトラッキング方法は、走行する磁気テー
プ上にデータを記録ヘッドで記録する際、または、走行
する磁気テープ上のデータを再生ヘッドで再生する際
に、前記記録ヘッドまたは再生ヘッドを磁気テープの目
標位置に位置決めするように制御するサーボトラッキン
グ方法であって、レーザ変位センサにより前記磁気テー
プの幅方向の端面位置を検出し、前記レーザ変位センサ
で検出された信号に基づいて前記記録ヘッドまたは再生
ヘッドの磁気テープに対する位置を制御することを特徴
とする。 【0006】本発明によれば、たとえば、走行する磁気
テープ上にデータを記録ヘッドで記録する際に、レーザ
変位センサにより磁気テープの幅方向の端面位置が検出
される。そして、このレーザ変位センサにより検出され
た信号に基づいて、記録ヘッドを目標位置に位置決めす
るように制御する。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係るサーボトラッキング方法の詳細について説明する。
参照する図面において、図1は本実施形態に係るサーボ
トラッキング方法に使用する記録再生装置の要部を示す
要部拡大斜視図、図2は本実施形態に係る制御装置の構
成を示したブロック図、図3は本実施形態に係るサーボ
トラッキング方法を示すフローチャートである。 【0008】まず、図1を参照して、本実施形態に係る
記録再生装置について説明する。記録再生装置は、ヘッ
ドユニット1と、このヘッドユニット1を駆動する駆動
装置2と、この駆動装置2を制御する制御装置3と、こ
の制御装置3の制御対象となる磁気テープMTの変動を
検出するレーザ変位センサ4とを有している。 【0009】ヘッドユニット1は、図示しない所定個数
の記録ヘッドおよび再生ヘッドを有しており、この記録
/再生ヘッドで図示しない搬送装置により走行する磁気
テープMTへのデータの記録/再生を行っている。ま
た、このヘッドユニット1は、駆動装置2によって磁気
テープMTの幅方向に沿って移動可能な構造となってい
る。 【0010】レーザ変位センサ4は、たとえば、スポッ
ト径7μm以下、分解能0.2μm以下のレーザフォー
カス式の変位センサである。このレーザ変位センサ4
は、ヘッドユニット1の近傍に設けられ、磁気テープM
Tの幅方向の端面Eにその厚さよりも小さい径のレーザ
を照射する。そして、走行する磁気テープMTの幅方向
の端面Eまでの距離Dを検出することで、磁気テープM
Tの幅方向の端面Eの位置を検出している。なお、レー
ザ変位センサ4は、磁気テープMTまでの距離Dが検出
できるものであればどのようなものでもよく、たとえ
ば、レーザの径が磁気テープMTの端面Eの厚さより多
少大きいものであってもよい。 【0011】制御装置3は、図2に示すように、レーザ
変位センサ4で検出された信号が入力される検出値設定
手段31と、基準値があらかじめ設定される基準値設定
手段32と、これらの設定手段31,32からの信号を
比較する比較手段33とを主に備えている。検出値設定
手段31は、レーザ変位センサ4から受けた距離Dの信
号を比較手段33が演算できる検出値に設定している。
基準値設定手段32は、たとえば、距離Dの下限値をD
min,上限値をDmaxとして設定している。比較手段33
は、距離Dを示す検出値と、基準値Dmin,Dmaxとを比
較して、基準値Dmin〜Dmaxの範囲外なら誤差信号を発
生する。すなわち、この制御装置3は、検出値設定手段
31で設定される検出値と基準値設定手段32で設定さ
れる基準値が比較手段33で比較され、その結果、この
比較手段33から誤差信号が発生し、この誤差信号によ
り駆動装置2を制御している。 【0012】次に、この記録再生装置におけるサーボト
ラッキング方法について説明する。走行する磁気テープ
MT上にデータをヘッドユニット1の記録ヘッドで記録
する際には、まず、記録再生装置の図示しないスイッチ
をONにして、ヘッドユニット1、駆動装置2、制御装
置3およびレーザ変位センサ4を作動させる。この記録
再生装置の駆動により磁気テープMTが走行し、この走
行する磁気テープMTの端面Eまでの距離Dをレーザ変
位センサ4で常時検出する。このレーザ変位センサ4に
より検出された距離Dの信号は、制御装置3に送られる
とともに、この制御装置3からこの距離Dの信号に基づ
いた誤差信号が駆動装置2に送られる。そして、この駆
動装置2は、入力された誤差信号に基づいてヘッドユニ
ット1の記録ヘッドを目標位置に位置決めするように移
動させる。このように、ヘッドユニット1の記録ヘッド
は磁気テープMTの端面Eの位置に基づいて制御される
ため、磁気テープMT上のデータトラックの位置はその
端面Eとの関係で決まることになる。 【0013】具体的には、この記録再生装置において図
3に示すようなルーチン作業が常時行われている。この
ルーチン作業では、まず、レーザ変位センサ4により磁
気テープMTの端面Eまでの距離Dを検出する(ステッ
プS1)。この距離Dから設定される検出値が、基準値
Dmin〜Dmaxの範囲内にあるか否かが判断される(ステ
ップS2)。ステップS2において、距離Dが基準値D
min〜Dmaxの範囲外であると判断された場合は、誤差信
号を発生して(ステップS3)、この誤差信号に基づい
てヘッドユニット1の記録ヘッドが制御される(ステッ
プS4)。また、ステップS2において、距離Dが基準
値Dmin〜Dmaxの範囲内であると判断された場合は、ヘ
ッドユニット1の記録ヘッドを制御することなく、この
ルーチン作業が終了し、新たなルーチン作業へと移行す
ることになる。 【0014】このようなルーチン作業は、記録再生装置
の起動とともに開始され、記録再生装置の駆動終了とと
もに終了する。そのため、磁気テープMT上にデータを
記録する始めの位置となる記録開始位置が、記録ヘッド
に到達していないときからヘッドユニット1の制御が行
われる。また、磁気テープMT上にデータを記録してい
る最中に、磁気テープMTがその幅方向において変動し
た場合にも即座にヘッドユニット1の制御が行われる。
なお、ヘッドユニット1の再生ヘッドで磁気テープMT
に記録されたデータを再生する際も同様に、前記ルーチ
ン作業を常時行うことで、その再生ヘッドが常時制御さ
れてデータトラックを正確にトレースする。 【0015】以上によれば、本実施形態において、次の
ような効果を得ることができる。 (1)走行する磁気テープMTの幅方向における端面E
の位置をレーザ変位センサ4で検出し、その信号に基づ
いて記録/再生ヘッドが制御されるので、製造過程にお
いて磁気テープ上にあらかじめサーボ信号を書き込む必
要がなくなる。そのため、磁気テープカートリッジの製
造過程におけるサーボ信号を書き込む工程と、そのサー
ボ信号を検査する工程を削減でき、コストを低減でき
る。 (2)データトラックの位置が磁気テープMTの端面E
との関係で決まるため、磁気テープMT上にサーボ信号
を書き込む必要がなく、その分データを増やして記憶容
量を増加することができる。 【0016】(3)記録再生装置に駆動装置2、制御装
置3およびレーザ変位センサ4を設けるだけなので、従
来のサーボライタを設けた製造ラインに比べてコストを
低減できる。 (4)レーザ変位センサ4がヘッドユニット1の近傍に
設けられるので、磁気テープMTの厚さ方向における変
動の影響を受けることが少なく、磁気テープMTの端面
Eにレーザを確実に当てて幅方向の端面Eの位置を正確
に検出できる。 【0017】以上、本発明は、前記実施形態に限定され
ることなく、様々な形態で実施される。たとえば、磁気
テープがその厚さ方向に変動しないように、必要に応じ
てガイドローラ等の厚さ方向の位置を規制する位置規制
ガイドを設置してもよい。本実施形態では、記録/再生
ヘッドをヘッドユニット1と一体に動かして制御した
が、本発明はこれに限定されず、たとえば、記録/再生
ヘッドをヘッドユニットに対して移動可能な構造にし
て、各記録/再生ヘッドを1つずつ動かして制御するよ
うにしてもよい。ただし、本実施形態のように記録/再
生ヘッドをヘッドユニット1と一体に動かす構造では、
駆動装置2を1つだけ設ければよく、また、制御も簡単
に行えるので、コストを低くすることができる。 【0018】 【発明の効果】本発明によれば、たとえば、走行する磁
気テープの幅方向の端面位置をレーザ変位センサで検出
し、その信号に基づいて記録ヘッドが制御されるので、
製造過程において磁気テープ上にあらかじめサーボ信号
を書き込む必要がなくなる。そのため、磁気テープカー
トリッジの製造過程におけるサーボ信号を書き込む工程
と、そのサーボ信号を検査する工程を削減でき、コスト
を低減できる。また、磁気テープ上にサーボ信号を書き
込む必要がないので、その分データを増やすことがで
き、記憶容量を増加することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施形態に係るサーボトラッキング方法に使
用する記録再生装置の要部を示す要部拡大斜視図であ
る。 【図2】本実施形態に係る制御装置の構成を示したブロ
ック図である。 【図3】本実施形態に係るサーボトラッキング方法を示
すフローチャートである。 【符号の説明】 1 ヘッドユニット 2 駆動装置 3 制御装置 31 検出値設定手段 32 基準値設定手段 33 比較手段 4 レーザ変位センサ MT 磁気テープ E 端面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 走行する磁気テープ上にデータを記録ヘ
    ッドで記録する際、または、走行する磁気テープ上のデ
    ータを再生ヘッドで再生する際に、 前記記録ヘッドまたは再生ヘッドを磁気テープの目標位
    置に位置決めするように制御するサーボトラッキング方
    法であって、 レーザ変位センサにより前記磁気テープの幅方向の端面
    位置を検出し、 前記レーザ変位センサで検出された信号に基づいて前記
    記録ヘッドまたは再生ヘッドの磁気テープに対する位置
    を制御することを特徴とするサーボトラッキング方法。
JP2001364604A 2001-11-29 2001-11-29 サーボトラッキング方法 Pending JP2003168201A (ja)

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