JP2003168187A - バルクガス配送システムおよび配送方法、並びにバルクガスローリー車の配車方法 - Google Patents

バルクガス配送システムおよび配送方法、並びにバルクガスローリー車の配車方法

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JP2003168187A JP2001368821A JP2001368821A JP2003168187A JP 2003168187 A JP2003168187 A JP 2003168187A JP 2001368821 A JP2001368821 A JP 2001368821A JP 2001368821 A JP2001368821 A JP 2001368821A JP 2003168187 A JP2003168187 A JP 2003168187A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バルクガスローリー車へのガス貯蔵時間を縮小
化してコストの低減を図る。 【解決手段】バルクガス配送システムは、顧客サイトの
貯槽液面情報を注文情報として受注し、需要予測時系列
データとして処理する顧客情報管理システムと、バルク
ガスローリー車の車載端末からの液面情報と、データベ
ースに予め入力されているガス名コードと密度算定テー
ブルとから現充填可能量と顧客サイトへの充填量とを演
算する動態管理配送管理システムと、バルクガスローリ
ー車の位置情報と、動態管理システムからの現充填可能
量と並びに需要予測時系列データとからバルクガスロー
リー車による配送計画を立案する配送計画システムと、
からなり、前記動態管理配送管理システムは、配送計画
システムからの立案された配送計画をバルクガスローリ
ー車の車載端末に配送先および充填指示情報として伝達
し、顧客サイトへの充填量に基づいて納品書作成データ
を作成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルクガス配送シ
ステムおよびバルクガス配送方法に関する。バルクガス
とは液化酸素ガス、液化窒素ガス、液化アルゴンガス、
液化炭酸ガス等を代表とする低沸点ガスおよびLPGを
いう。
【0002】
【従来の技術】バルクガス車を使用した従来のバルクガ
ス配送システムおよび方法は次の様に構成されていた。
すなわち、注文に関して、各顧客は、自己サイト内に設
置されているバルクガス貯槽の液面計を管理し、液体ガ
スが不足することを把握し、バルクガス納入者に注文情
報を発信し、注文情報を受けたバルクガス納入者は、バ
ルクガス納入のためのバルクガスローリー車を配車し、
納入に対応していた。配送計画は、顧客からの注文情報
に従い立案するが、納入可能量は推定に基づいて確定さ
れ、納入することを行っていた。納入量の管理は、充填
前後に大型台秤にバルクガスローリー車を載せ計測して
いた。大型台秤が納入顧客サイト近隣にない場合には、
最短距離の大型台秤がある場所までバルクガスローリー
車を移動させて充填前後の重量を計測し、その計測デー
タに基づき納品者を作成し、納品していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来システム,方法の
問題点は次のようである。 注文システム: 1)注文情報と納入量に関する定量的管理が出来ていな
い。 2)顧客サイトに設置している貯槽には、法的な定めに
より液面計が設置されているが、概ねバルクガスは、低
沸点ガスであり圧力により密度が変化する為、単に液面
計の読み値からは正確な充填可能量を読み取ることは出
来ない。 3)注文情報から決定する納入日が、情報量が不足して
いる為最適化できない。
【0004】配送: 1)配送時間及び配送量・配送距離の定量的な演算処理
実施の為の情報量が不足しており、最適配送計画の立案
が出来ない。 2)初期配送計画実施後には、巡回充填計画の場合であ
っても巡回中の情報がないため、巡回中の配送計画変更
が出来ず充填量補正等修復できず効率が悪い。
【0005】納入: 1)納入に当り、納入単位が重量である為台秤にて納入
量の管理をしている。 2)バルクガスローリー車の検量が可能な台秤は、各地
域ごとにでもある物ではなく検量する為の移動距離及び
移動時間にロスを生じている。 3)バルクガスは、概ね低沸点ガスであり貯蔵圧力によ
り液密度が変化し単なる液面計で充填量を把握すること
が出来ない。 4)納入量を納入時点で把握することが出来ない為、納
品処理は事後処理となる。
【0006】バルクガスは、概ね超低温沸点ガスであ
る。バルクガスローリー車は、内容器・外容器の二重構
造となっており中間層にはパーライト真空断熱を施され
ており外部からの入熱を最小限にするよう設計されてい
るが、バルクガスローリー車容器本体のみで約0.3%
/日 のガスが蒸発する。実際には、外部配管その他か
らの入熱を考慮すると概ね約1%/日程度の蒸発ガスが
発生する。蒸発したガスは容器上部にガスとなり貯蔵さ
れるが、容器内圧力を上昇させる為、大気へ放出するこ
とになる。従って、バルクガスローリー車へのガス貯蔵
期間を縮小化することは配送計画をする上での重要事項
となる。
【0007】本発明は、かかる点に鑑み、バルクガスロ
ーリー車へのガス貯蔵期間を縮小化し、コストの低減を
図ることのできるバルクガス配送システムおよび方法、
並びにバルクガスローリー車の配車方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、顧客サイトの
貯槽液面情報と、データベースに予め入力されているガ
ス名等とコードと密度算定テーブルとから貯蔵量を演算
算出して、需要予測時系列データとして処理する顧客情
報管理サービスシステムと、バルクガスローリー車の車
載端末からの液面情報と、データベースに予め入力され
ているガス名コードと密度算定テーブルとから現充填可
能量と顧客サイトへの充填量とを演算する動態管理配送
システム(動態管理システム)と、バルクガスローリー
車の位置情報と、動態管理システムからの現充填可能量
と並びに需要予測時系列データとからバルクガスローリ
ー車による配送計画(バルクガスローリー車の配送計画
を含む)を立案する配送計画システムと、からなり、前
記動態管理配送管理システムは、配送計画システムから
の立案された配送計画(配車計画)をバルクガスローリ
ー車の車載端末に配送先および充填指示情報として伝達
し、顧客サイトへの充填量に基づいて納品書作成データ
を作成するバルクガス配送システムおよび方法を提供す
る。
【0009】本発明は、顧客サイトから注文情報を受
け、需要データとして処理する顧客情報管理システム
と、バルクガスローリー車の車載端末からの液面情報
と、データベースに予め入力されているガス名コードと
密度算定テーブルとから現充填可能量と顧客サイトへの
充填量とを演算する動態管理配送管理システムと、バル
クガスローリー車の位置情報と、動態管理システムから
の需要データとからバルクガスローリー車による配送計
画を立案する配送計画システムと、からなり、前記動態
管理配送管理システムは、配送計画システムからの立案
された配送計画をバルクガスローリー車の車載端末に配
送先および充填指示情報として伝達し、顧客サイトへの
充填量に基づいて納品書作成データを作成するバルクガ
ス配送システムおよび方法を提供する。
【0010】上記配送計画システムは、各バルクガスロ
ーリー車の現位置と現充填可能量とを取り込み、顧客サ
イトの位置と需要予測時系列データもしくは需要データ
とから各バルクガスローリーの配車計画を立案するに当
り、バルクガスローリー車からのガス蒸発量を演算要素
として取り込むようにすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、バルクガス配送システムの全
体システム100を示す。図において、全体システム1
00は、顧客サイト1,顧客情報管理サイト2、および
複数のバルクガスローリー車4、並びに通信網5(5
a,5b)から構成される。
【0012】顧客サイト1には、顧客A,顧客Bがそれ
ぞれバルクガス貯槽(タンク)11(11a,11b)
を有する。バルクガス貯槽11のタンク液面(LT)お
よび圧力(PT)は、計測されて端末器12を介して通
信網5aを介して送信される。他の顧客サイト3は、異
なった種類のバルクガス、例えばLPGを取扱ってお
り、顧客サイト1と同様に顧客A,顧客B(顧客C,顧
客Dであってもよい)がそれぞれLPG貯槽13(13
a,13b)を有する。LPG貯槽13のタンク液面
(LT),圧力(PT)も同様に端末器14を介してデ
ータ送信される。
【0013】顧客情報管理サイト2には、顧客管理情報
である圧力/液面情報を集積,記録する顧客管理サーバ
ー21,顧客情報管理サービスシステム22,配送計画
システム23,受注情報を集積,記録する受注サーバー
24,受注管理システム25,動態管理配送管理システ
ム26,注文情報を集積,記録する注文受入サーバー2
7およびルーター28(28a,28b)が設けられ、
これらはそれぞれ結ばれ、情報の授受がなされるように
なっている。
【0014】各々のバルクガスローリー車4には、バル
クガスタンク31が設けられ、該バルクガスタンク31
の液面(LT)および圧力(PT)が計測されて車載端
末32に入力され、これらのデータは送信装置33を介
して送信され、通信網5bを介し、ルーター28bを介
して動態管理配送管理システム26に入力される。
【0015】また、液面あるいは圧力データは、通信網
5aを介して、更にルーター28aを介して顧客情報管
理サービスシステム22に入力される。以上の構成によ
って、顧客に対するバルクガスの配送36を含め、顧客
情報管理サービスシステム22によるサービス35が顧
客に対してなされることになる。以下、詳述する。
【0016】図2は、顧客情報管理サービスシステム2
2を示す。本システムは、顧客に設置されているバルク
ガス貯槽11の状態監視をするシステムであり、顧客の
バルクガスの使用状況をモニタリングし、使用形態を把
握すると共に貯蔵量の正確な掌握をし、配送計画システ
ム23に情報伝達を行うシステムである。
【0017】各バルクガス貯槽11に設置した液面(信号
としては差圧信号)伝送器および圧力伝送器からのタン
ク液面52,タンク圧力53およびその他の付加情報5
4が顧客情報51として端末12,14および通信網5
aなどの通信回線55を介して顧客情報管理サービスシ
ステム22の顧客情報管理CPU56に液面信号57,
圧力信号58として入力される。差圧伝送および圧力伝
送を一つの伝送器によって行うシステムを採用してもよ
い。伝送器から取り出された各信号は、プロトコル変換
器(図示せず)によってデジタル信号に変換され、信号
伝送される。顧客データベース59には、予めガス名情
報と密度算定データテーブル60が記憶保持されてい
る。設備情報データベースには、1)ガス名,2)サイ
ズ,3)最高液面,4)最低液面,5)最高圧力,6)
最低圧力,7)名称等が記憶される。
【0018】1)伝送された信号のうち圧力信号58
と、あらかじめシステム内に情報として入力されている
顧客データベース59のガス名コードから、密度算定デ
ータテーブル60上で液密度を算定する。(液密度ρの
決定62) 密度ρ(kg/m) 2)決定した液密度ρと差圧信号dp(mmAq)による
液面信号57により貯槽内液面の高さhを算定する。
(63)
【数1】 3)次にデータベース内の貯槽寸法データに基づき現貯
蔵量Wnow の算定を行う。(64) 1例として液化ガス貯槽を縦置き円筒型とした場合の計
算式は下記となる。(2:1半楕円型鏡板)
【数2】液化ガスの体積V =r*π*(h−h
0)+d*π/24(m)
【数3】液化ガスの貯蔵量Wnow=V*ρ (kg) r :貯槽内半径 d :貯槽内直径 h0 :鏡板の高さ 4)データベース内の最大貯蔵量Wmax の値から現充填
可能量W(z)を算定する。(65)
【数4】現充填可能量W(z)=Wmax−W(t) (kg) 5)前記1)から4)までのデータ採取及び演算を定期
的に行う。 6)以上のデータの蓄積により、各曜日毎・時間毎の使
用量データを蓄積し、貯蔵量予測計算を行う。(67) 7)蓄積データに基づき現時点から以降の需要量予測曲
線を作成する。(68) 8)需要量予測演算は、事前採取データのうち最新デー
タから過去にさかのぼり同一曜日同一時間の使用量実績
データである12データ(最低3データ以上あればよ
い)の内の最大値・最小値を除き平均使用量を算出し勾
配とする事を基本として取扱うことができる。 データ選択は、顧客の業種・業態を調査の上平均データ
の纏め方を決定する。液量予測演算方法(66)は次の
ようになる。 液量減少勾配αの算出の例 同一曜日同一時間使用量実績:Wm 1 同一曜日同一時間使用量実績:Wm 2 同一曜日同一時間使用量実績:Wm 3 同一曜日同一時間使用量実績:Wm 4 同一曜日同一時間使用量実績:Wm 5 同一曜日同一時間使用量実績:Wm 6 同一曜日同一時間使用量実績:Wm 7 同一曜日同一時間使用量実績:Wm 8 同一曜日同一時間使用量実績:Wm 9 同一曜日同一時間使用量実績:Wm10 同一曜日同一時間使用量実績:Wm11 同一曜日同一時間使用量実績:Wm12
【数5】α=(Wm1〜Wm12の最大最小値を除いた
合計値)/10貯蔵量推移
【数6】 W(t)=Wnow−α*(t−t(NOW)) (kg) ここで、t:配送時間 t(NOW):現在時間 9)液面信号が規定液面以下の場合及び貯槽内圧力が規
定圧力範囲外となった場合(圧力異常,液面異常69)
には、顧客へ運転情報サービスとして電話等にて連絡し
情報の提供を行う。(70) 10)上記にて得られた情報を顧客情報として、配送計画
システム23側に伝送する。この時、各貯槽への充填可
能量は、顧客からの注文情報として取り扱う。
【0019】図3は、需要予測曲線の1例を示す図であ
る。現在時点貯蔵量を原点として月日の液面推移の予測
状況を示す。
【0020】図4は、動態管理配送管理システム26を
示す。本システムは、バルクガスローリー車4からの情
報の処理システムであり、ローリー車4の現在位置・現
貯蔵量・圧力をモニタリングし、物流センタにある動態
管理配送管理システム26に信号伝送し、最適となる配
送計画構築のための情報を提供すると共に、配送計画シ
ステム23からの情報により配送計画先の指示を受け、
さらに納入顧客への納入伝票を発行するシステムであ
る。
【0021】各バルクガスローリー車4に設置した液面
(信号としては差圧信号)伝送器および圧力伝送器から
のローリー液面72,ローリー圧力73並びにその他の
顧客情報74,GPS75による現位置を含めた位置情
報が動態情報71として端末32,送信器33および通
信網5bなどの通信回線76を介して、更に動態管理配
送管理システム26を介して顧客情報管理サービスシス
テム22の顧客情報管理CPU56に、液面信号81,
圧力信号82および所在地(位置)情報83として入力
される。差圧伝送および圧力伝送を一つの伝送器によっ
てシステムを採用してもよい。伝送器から取り出された
各信号は、プロトコル変換器(図示せず)によってデジ
タル信号に変換され、信号伝送される。
【0022】ローリーデータベース84には、予めガス
名情報と密度算定データテーブル85が記憶保持されて
いる。ローリー情報データベース86には、1)ガス
名,2)サイズ,3)最高液面,4)最低液面,5)最
高圧力,6)最低圧力,7)名称等が記憶される。
【0023】1)伝送された信号のうち圧力信号82
と、あらかじめシステム内に情報として入力されている
ローリーデータベース84のガス名コードから、密度算
定データテーブル85上で液密度を算定する。(液密度
ρR1の決定87) 2)決定した液密度と差圧信号によりバルクガスローリ
ー内液面の高さhを算定する。(88)
【数7】
【数8】 ここで、dρR1:充填前液密度(kg/m) dρR2:充填後液密度(kg/m) 3)次にデータベース内のバルクガスのローリーデータ
ベース84に基づき現貯蔵量Rnow の算定を行う。 4)充填量計算を行う。(89)
【数9】R=R(充填前)−R(充填後) 残液量Rnowの計算を行う。 5)データベース内の最少貯蔵量Rmin の値から現充填
可能量R(z)を算定する。(90)
【数10】現充填可能量R(z)=Rnow−Rmin 6)前記1)から5)までのデータ採取及び演算を定期
的及び充填前後に行う。 7)以上の工程にて得られた顧客への充填量データ・現
在位置データ・今後の充填可能量データ・現在時点算液
量データを配送計画システムに伝送する。(91) 8)一方、配送計画システムから返送されてくる最適な
配送計画演算結果に基づく次配送先指示情報と、顧客へ
の納入情報(注番及び納品書作成データ)を受信し、各
バルクガスローリー車に信号伝送し指示する。(92) 9)各バルクガスローリーは、納入完了後伝送データに
基づき出力される納品伝票(93)を顧客に提出する
他、指示に従い次の顧客へ移動し指示に基づく量を納入
する。従って、動態情報は納品伝票を含む納品出力信号
を含む。
【0024】図5は、受注管理システム25を示す。本
システムは、各顧客からの注文情報を処理し配送計画シ
ステム23へ伝送するシステムである。
【0025】各顧客からの注文情報は、初期に契約を結
び月に一回受信する。また、その都度新規顧客その他か
ら受信する場合も受け入れる。受信方法については、F
AX及び電話注文93とネット上から注文94に分類さ
れる。FAX/電話での注文情報は、受信後必要情報を
手作業にて入力し処理する。(95)ネット上での注文
情報は、自動的に情報処理96され配送計画システム2
3に注文情報97として伝送される。
【0026】配送計画システム23は、顧客情報管理サ
ービスシステム22及び動態管理配送管理システム2
6,受注管理システム25,受注管理システム(後述)
それぞれから送られてくるデータを処理して配送計画を
立案するシステムであり、全体システムの中の基幹シス
テムに位置する。顧客情報管理サービスシステム22か
らの情報と動態管理配送管理システム26からの情報に
より最適な配車計画を立案し、各バルクガスローリー車
4に配送指示すると同時に受注管理システム25からの
注文情報と動態管理配送管理システム26からの充填情
報に従い納品書の発行情報をバルクガスローリー車4に
伝送するシステムでもある。
【0027】1)顧客情報管理サービスシステム22か
ら顧客サイト設置の貯槽液面情報を注文情報として受信
する。受信情報は、単一データ情報ではなく需要予測処
理演算後の時系列データとして入力される。データをビ
ジュアル化すると図6に示すデータとなる。需要予測時
系列データに代えて、図5に示すように、顧客サイトか
ら注文情報を受け、需要データとして処理されたデータ
を使用し得る。この場合、顧客情報管理システムは、顧
客サイトからの注文情報を受け、需要データとして処理
することになる。 2)動態管理配送管理システム26からバルクガスロー
リー車4の液面情報・充填量情報を受信し最適な配車計
画立案演算の演算要素として利用する。 3)受注管理システム25からの注文情報は、動態管理
配送管理システム26からの充填量情報とを合成情報処
理し納品書作成情報として動態管理配送管理システム2
6に返送し、バルクガスローリー車車載のプリンタ34
(図1)から出力し納品処理される。返送信号には下記
に示すものが含まれる。 顧客名称 顧客注番 納入日 納入ガス名称 納入量 4)配送計画用演算は、下式を基本としてコスト試算最
低額の配送計画を採用する。配送計画演算は、バルクガ
スローリー車4からの充填情報入力時及び任意な時間に
行う。演算情報として採用する顧客情報は、最新の情報
を顧客情報管理サービスシステム22から呼び出し採用
する。 5)演算式 顧客ごとに下記の計算をし、発生コストが最低額となる
配送計画を採用する。 バルクローリーNo.:1・・・・ 現時点充填可能量 :W(z)1・・・・ 輸送距離 :K1・・・・ 輸送時間 :Kt・・・・・・ 輸送単価 :Kmc1・・・・ 作業時間 :Sx1 作業単価 :Cst1 大気時間ロスガス量:L1・・・・・・ ガス単価 :Cg1・・・・・・ 総発生コスト原単位:C1・・・・・・・・・
【数11】C1=[W(z)*Sx*Cst+K*Kmc+L
*Kt*Cg]/W(z)(¥/kg)
【0028】上記の場合、 ・計算の結果バルクガスローリー車号車番号が重複する
場合には、輸送距離最短側を優先する。 ・全ての顧客に対する計算を実施し、総発生コスト最低
額となる配送パターンを決定する。
【0029】図7は、バルクガスローリー車の配車フロ
ーを示す。顧客A,顧客B,・・・・顧客Xに対し、稼
動中のバルクガスローリー車1〜Yを配車立案する。
【0030】ローリー車1を配車し、充填可能量W
(z),輸送距離K,輸送単価Kmc,作業時間Sx,最大
充填量G,作業単価Cst,ローリー待機ロス量L,ガス
単価Cg,配送時間Ktを入力する。輸送距離は、顧客
サイト位置−現在位置で、ローターロス量は、貯槽容積
×1%/日で求める。以上の入力情報からコストCを計
算する。
【数12】
【0031】コストCが最小かどうかを判定することを
繰り返し、コストが最小となる出力値を見つけ出し、バ
ルクローリー車No.,配送先,充填量を決定する。次い
で、バルクローリー車No.が重複ありかどうかを判定
し、重複する場合、Cmin 最優先して再計算し、重複し
ない場合には、注文情報を受けてそのバルクローリー車
について移動先指示,充填量指示および納入注番指示を
行う。
【0032】前述のように、バルクローリー車容器本体
のみで約0.3%/日 のガスが蒸発する。実際には、外
部配管その他からの入熱を考慮すると概ね約1%/日程
度の蒸発ガスが発生する。本発明によれば、蒸発ガス量
を最小に抑えるために、複数のバルクガスローリー車の
配車方法であって、配送計画立案システムは、各バルク
ガスローリー車の現位置と現充填可能量とを取り込み、
顧客サイトの位置と需要予測時系列データもしくは需要
データと、およびバルクガスローリー車からのガス蒸発
量を演算要素として取り込んで各バルクガスローリー車
の配車計画を立案するバルクガスローリー車の配車方法
が提供される。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、従来定量的な数値解析
出来なかった配送システムの問題点を解決し、さらにバ
ルクガス輸送用ローリー車に重量計測可能となるよう検
出端を設ける事で商取引上の重量算出を可能にした他配
送システム構築に必要なバルクガスローリーの定量的デ
ータを伝送し、それらのデータを一元管理及びデータ処
理演算する事により最適な配送計画を実現可能とするバ
ルクガス配送全体のビジネスシステムおよび方法が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体システム図。
【図2】顧客情報管理サービスシステム図。
【図3】需要予測曲線図。
【図4】動態管理配送システム図。
【図5】受注管理システム図。
【図6】バルクローリー車の液面推移予測図。
【図7】バルクローリー車の配車フロー図。
【符号の説明】
1…顧客サイト、2…顧客情報管理サイト、3…他の顧
客情報管理サイト、4…バルクガスローリー車、5…通
信網、11…バルクガス貯槽(タンク)、12…端末
器、13…LPG貯槽、21…顧客管理サーバー、22
…顧客情報管理サービスシステム、23…配送計画シス
テム、24…受注サーバー、25…受注管理システム、
26…動態管理配送管理システム、27…注文受入サー
バー、31…バルクガスタンク、32…車載端末、33
…送信装置、34…プリンタ、100…全体システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 由夫 茨城県日立市国分町三丁目1番17号 日立 酸素株式会社内 (72)発明者 市毛 馨 茨城県日立市国分町三丁目1番17号 日立 酸素株式会社内 (72)発明者 渡辺 伸次 茨城県日立市国分町三丁目1番17号 日立 酸素株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA07 BB04 BB05 BB15 BB17 EE10 FF32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客サイトの貯槽液面情報と、データベー
    スに予め入力されているガス名コードと密度算定テーブ
    ルとから貯蔵量を演算算出して、需要予測時系列データ
    として処理する顧客情報管理サービスシステムと、 バルクガスローリー車の車載端末からの液面情報と、デ
    ータベースに予め入力されているガス名コードと密度算
    定テーブルとから現充填可能量と顧客サイトへの充填量
    とを演算する動態管理配送管理システムと、 バルクガスローリー車の位置情報と、動態管理配送管理
    システムからの現充填可能量と並びに需要予測時系列デ
    ータとからバルクガスローリー車による配送計画を立案
    する配送計画システムと、からなり、 前記動態管理配送管理システムは、配送計画システムか
    らの立案された配送計画をバルクガスローリー車の車載
    端末に配送先および充填指示情報として伝達し、顧客サ
    イトへの充填量に基づいて納品書作成データを作成する
    ことを特徴とするバルクガス配送システム。
  2. 【請求項2】顧客サイトから注文情報を受け、需要デー
    タとして処理する顧客情報管理サービスシステムと、 バルクガスローリー車の車載端末からの液面情報と、デ
    ータベースに予め入力されているガス名コードと密度算
    定テーブルとから現充填可能量と顧客サイトへの充填量
    とを演算する動態管理配送管理システムと、 バルクガスローリー車の位置情報と、動態管理システム
    からの需要データとからバルクガスローリー車による配
    送計画を立案する配送計画システムと、からなり、 前記動態管理配送管理システムは、配送計画システムか
    らの立案された配送計画をバルクガスローリー車の車載
    端末に配送先および充填指示情報として伝達し、顧客サ
    イトへの充填量に基づいて納品書作成データを作成する
    ことを特徴とするバルクガス配送システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、配送計画シス
    テムは、各バルクガスローリー車の現位置と現充填可能
    量とを取り込み、顧客サイトの位置と需要予測時系列デ
    ータもしくは需要データとから各バルクガスローリー車
    の配車計画を立案するに当り、バルクガスローリー車か
    らのガス蒸発量を演算要素として取り込むことを特徴と
    するバルクガス配送システム。
  4. 【請求項4】顧客サイトの貯槽液面情報と、データベー
    スに予め入力されているガス名コードと密度算定テーブ
    ルとから貯蔵量を演算算出して、需要予測時系列データ
    として処理し、 バルクガスローリー車の車載端末からの液面情報と、デ
    ータベースに予め入力されているガス名コードと密度算
    定テーブルとから現充填可能量と顧客サイトへの充填量
    とを演算し、 バルクガスローリー車の位置情報と、動態管理システム
    からの現充填可能量と並びに需要予測時系列データとか
    らバルクガスローリー車による配送計画を立案し、 立案された配送計画をバルクガスローリー車の車載端末
    に配送先および充填指示情報として伝達し、顧客サイト
    への充填量に基づいて納品書作成データを作成すること
    を特徴とするバルクガス配送方法。
  5. 【請求項5】顧客サイトから注文情報を受け、需要デー
    タとして処理し、 バルクガスローリー車の車載端末からの液面情報と、デ
    ータベースに予め入力されているガス名コードと密度算
    定テーブルとから現充填可能量と顧客サイトへの充填量
    とを演算し、 バルクガスローリー車の位置情報と、動態管理システム
    からの需要データとからバルクガスローリー車による配
    送計画を立案し、 立案された配送計画をバルクガスローリー車の車載端末
    に配送先および充填指示情報として伝達し、顧客サイト
    への充填量に基づいて納品書作成データを作成すること
    を特徴とするバルクガス配送方法。
  6. 【請求項6】複数のバルクガスローリー車の配車方法で
    あって、配送計画システムは、各バルクガスローリー車
    の現位置と現充填可能量とを取り込み、顧客サイトの位
    置と需要予測時系列データもしくは需要データと、およ
    びバルクガスローリー車からのガス蒸発量を演算要素と
    して取り込んで各バルクガスローリー車の配車計画を立
    案することを特徴とするバルクガスローリー車の配車方
    法。
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