JP2003168021A - 画像伝送システム、通信制御装置及び通信制御方法 - Google Patents

画像伝送システム、通信制御装置及び通信制御方法

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JP2003168021A
JP2003168021A JP2001364799A JP2001364799A JP2003168021A JP 2003168021 A JP2003168021 A JP 2003168021A JP 2001364799 A JP2001364799 A JP 2001364799A JP 2001364799 A JP2001364799 A JP 2001364799A JP 2003168021 A JP2003168021 A JP 2003168021A
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user
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Katsuhiko Mori
克彦 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地のユーザに商品を説明する。 【解決手段】 ユーザが、ユーザ端末14により電子モ
ールサーバ12の電子モールで店舗を選択すると、ユー
ザ端末14は、それに対応する通信端末装置18の通信
制御装置30に接続する。通信制御装置30は、カメラ
34の撮影画像をユーザ端末14と説明員端末40に送
信し、マイク36で取り込まれた音声をユーザ端末14
に送信する。説明員が接続許可すると、通信制御装置3
0は、説明員端末40とユーザ端末14との間での音声
の送受信を仲介する。説明員は、カメラ34の撮影画像
を見て、商品32をユーザに説明し、ユーザからの問い
合わせ応える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像伝送システ
ム、通信制御装置及び通信制御方法に関し、より具体的
には、例えば遠隔地にある撮像装置で撮影され伝送され
た映像を参照して説明員が説明するのに適した画像伝送
システム、通信制御装置及び通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク網の整備によるイン
ターネットの普及びパーソナルコンピュータの低価格化
により、ネットワークを介した様々なアプリケーション
が出現している。
【0003】例えば、電子モールと呼ばれる仮想的な商
店街によるネットワークショッピングがある。一般的な
電子モールでは、複数の仮想商店が、例えば、食品、フ
ァッション、家電及び車等のジャンルに区分され、その
各ジャンルの中に、いくつかの商店が、各商店の商品の
画像を提示し、その商品の説明を文字で示している。ユ
ーザは、まず電子モールの中で自分の欲しい商品のジャ
ンルを選び、各商店の商品の画像を見ると共に説明文を
読んで、商品を選択する。
【0004】また、世界中の観光地で撮影した画像を表
示し、その観光地及び画像の説明を文字で示しているサ
イトも存在している。他にも、カメラをインターネット
に接続し、そのカメラの撮像方向をインターネットを介
して遠隔操作するシステムも実用化されている。
【0005】インターネットを用いるTV電話システム
も知られている。
【0006】電子モールに関して、現実世界でのショッ
ピングに少しでも近づけるように、いくつかの技術が提
示されている。例えば、特開平10−269049号公
報には、電子モールにおける情報の表示方法が記載され
ている。すなわち、現実世界では、人気のあるお店は客
の数で判別できることから、電子モールでは、アクセス
数又は売上の情報に応じて店の表現を変更することで、
人気のある店をユーザが容易に判別できるようにする。
【0007】特開平8−22498号公報には、電子モ
ールにおける購買行動を実際の人間の行動に近づけるよ
うにするために、電子モールを示す仮想世界の3次元映
像を予めコンピュータグラフィックスで作成しておき、
ユーザが仮想世界上で様々な施設を見渡し、近づくこと
ができるようにする。そして、商品の展示に関しては、
実際の映像をあらかじめ記録しておき、ユーザが仮想世
界の施設に入ると、実際の映像をユーザに提示すること
で、ユーザは、現実世界で商品を見ているのと同様の感
覚で展示商品を観察できる。
【0008】特開平10−228506号公報には、商
店内をカメラで撮影し、その映像をネットワークを介し
て遠隔地に送信し、ユーザがその映像をみながら商品の
購買を決定する際に、その商品の売り切れ等を表示する
技術が記載されている。
【0009】特開平10−229555号公報には、実
世界の店舗にある表示装置に、ネットワークを介して
「この商品を購入します。」といったメッセージを表示
する技術が記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】現実世界のショッピン
グにおいて必要な要素を考えると、客の入り、外観及び
在庫の有無だけではなく、店員とのコミュニケーション
も実際のショッピングの楽しみの一つであり、重要な要
素である。例えば、商品知識の豊富な店員とのコミュニ
ケーションにより、自分の望んでいた商品を探し出すこ
とも可能になる。また、実際に店員に持って動かしても
らった商品を、同時に画像で確認し、説明を受けること
で、商品の正確なイメージをつかむことも出来る。
【0011】特開平10−229555号公報に記載の
技術では、ネットワークを介して表示装置にメッセージ
を表示するようにしており、この表示により、店舗にい
る店員及び客並びにネットワークを介してその店舗の画
像を見ている客は、その商品が売れてしまっていること
を認識することが可能になる。しかし、この技術では、
その表示に基づいて、ネットワーク上の客と実際の店舗
の店員が直接コミュニケーションをとることは考えられ
ていない。つまり、実際の店舗の表示手段にある事柄を
一方的に表示し、実世界の店舗の店員、客及びネットワ
ーク上の客は、その表示を見て、自分なりにその意味を
理解して行動することになる。
【0012】また、各地の観光地の静止画像を説明付き
で表示するサイトを見ても、サイトの説明は自分に興味
のあるものとは限らないし、その説明に対して質問があ
るときもある。実際に観光地に設置されたカメラを操作
して、その観光地の画像を観察するシステムでは、その
カメラで撮像した被写体の説明等をその場で聞いたりす
ることは出来ない。
【0013】TV電話は、各ユーザを撮像した画像及び
各ユーザの音声をそれぞれの相手に送信するものであ
り、一方のユーザが撮像系を操作しながら、その被写体
の画像を相手ユーザに見せながら説明するというもので
はない。
【0014】このように、従来例では、ユーザが遠隔地
の撮像装置を操作し、撮像された画像に基づいて、直
接、ユーザと説明員との相互のコミュニケーションを図
るのに役立つ画像伝送システムを提示することを目的と
する。
【0015】本発明はまた、遠隔地画像観察システムに
おいて、ユーザが撮像した画像の被写体について、説明
を受けるために、ユーザと実世界の説明員とで直接、コ
ミュニケーションをとるのに役立つ画像伝送システム、
通信制御装置及び通信制御方法を提示することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像伝送シ
ステムは、ネットワークを介し遠隔地の画像を観察する
画像伝送システムであって、遠隔地に置かれる撮像手段
と、通信制御装置と、ネットワークを介して当該通信制
御装置と接続可能なユーザ端末装置と、当該通信制御装
置と接続可能な説明員用端末装置とを具備し、当該ユー
ザ端末装置が当該通信制御装置に接続しているとき、当
該通信制御装置は、当該撮像手段で撮像された画像と当
該説明員用端末装置からのデータを受信し、それらを当
該ユーザ端末装置に送信し、当該ユーザ端末装置からの
データを受信し、それを当該説明員用端末装置へ送信す
ることを特徴とする。
【0017】本発明に係る通信制御装置は、ネットワー
クを介した通信端末からの指示に基いて、画像情報を送
信する通信制御装置であって、前記通信端末から、送信
すべき画像の選択指示を受信する受信手段と、前記受信
手段が受信した選択指示に基づく画像データをモニタに
表示させるための表示制御手段と、前記モニタの観察者
からの音声情報を、前記送信すべき画像に対して付加
し、前記通信端末に送信する送信手段とを有することを
特徴とする。
【0018】本発明に係る通信制御方法は、ネットワー
クを介した通信端末からの指示に基いて、画像情報を送
信する通信制御方法であって、前記通信端末から、送信
すべき画像の選択指示を受信する受信工程と、前記受信
工程で受信した選択指示に基づく画像データをモニタに
表示させるための表示制御工程と、前記モニタの観察者
からの音声情報を、前記送信すべき画像に対して付加
し、前記通信端末に送信する送信工程とを有することを
特徴とする。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。ここでは、商品を置いてある店舗にカメ
ラを設置し、遠隔地のユーザがそのカメラを遠隔操作し
ながらモニタ画面上で商品を確認し、その店舗の説明員
から説明を受ける場合を想定する。
【0020】(第1実施例)図1は、本発明の一実施例
の概略構成ブロック図を示す。ネットワーク、例えば、
インターネット10に、電子モールサーバ12、ユーザ
端末14及び、商品のある場所(店舗及び倉庫など)1
6(16A,16B)に配置される1又は複数の通信端
末装置18が接続する。
【0021】ユーザ端末14は、コンピュータ本体20
と、これに接続するモニタディスプレイ(以下、モニタ
という。)22、スピーカ24及びマイク26からな
る。通信端末装置18は、通信制御装置30、商品32
を撮影するカメラ34、音声入力用のマイク36、外部
からの制御信号、例えば、ユーザ端末14からの制御信
号に従いカメラ34及びマイク36を制御する制御装置
38、並びに、商品32を説明する説明員が使用する携
帯端末40からなる。携帯端末40は、モニタディスプ
レイ(以下、モニタという。)42、及びマイクとスピ
ーカが一体化されたヘッドセット44を具備する。
【0022】電子モールサーバ12は電子モールのサイ
トである。ユーザは、ユーザ端末14によりインターネ
ット10を介して電子モールサーバ12にアクセスし、
WWWブラウザを用いて電子モールを閲覧出来る。ユー
ザ端末14は、インターネット10にアクセス可能であ
ればよく、他には、例えばインターネット接続可能な携
帯電話等が考えられる。電子モールサーバ12は、イン
ターネット10又は外部に非公開のネットワーク又は個
別の通信回線を介して、通信端末装置18の通信制御装
置30に接続する。
【0023】実世界の商品の設置場所16には、商品3
2と説明員が存在する。カメラ34により商品32を撮
影でき、マイク36により周囲の音声を収集できる。制
御装置38は、通信制御装置30からの制御信号に応じ
てカメラ34及びマイク36の動作を制御する。説明員
は、説明員端末としての携帯端末40を所持し、その無
線通信機能、例えばブルートゥース(商標)により通信
制御装置30に接続し、データを送受信できる。携帯端
末40のモニタ42の画面には、カメラ34の撮影画像
及び通信制御装置30からのデータ等が表示される。ヘ
ッドセット44のマイクにより入力される音声、例え
ば、説明員の説明の音声は、通信制御装置30に送信さ
れ、通信制御装置30から受信した音声はヘッドセット
44のスピーカから出力される。
【0024】電子モールサーバ12にアクセスしたユー
ザは、WWWブラウザによりモニタ14の画面上に表示
される電子モールにおいて、通信制御装置30とリンク
する領域をクリックすることで、通信制御装置30と接
続し、実世界の商品の設置場所16にあるカメラ34で
撮影された画像を見ることが出来る。
【0025】ユーザ端末14が通信制御装置30に接続
すると、通信制御装置30は、実世界の商品の設置場所
16のカメラ34で撮像された画像、マイク36で取り
込まれた周囲の店舗16内の音、及びヘッドセット44
のマイクで取り込まれた説明員の声を、インターネット
10を介してユーザ端末14に送信する。ユーザ端末1
4は、モニタ22の画面上に受信画像(カメラ34の撮
影画像)を表示し、スピーカ24から受信音(店舗の音
及び説明員の音声)を出力する。
【0026】ユーザ端末14のユーザは、ユーザ端末1
4を介して接続する通信端末装置18のカメラ34を遠
隔操作できる。すなわち、ユーザ端末14のユーザは、
カメラ34を遠隔操作すること、店舗16の好きな領域
を見ることが出来る。例えば、ユーザは、ユーザ端末1
4に装備されるキーボード及び/又はモニタ画面上の操
作パネルによりカメラ34を上下左右に回転でき、及び
ズーミングを操作できる。その制御コマンドは、インタ
ーネット10を介して通信制御装置30に送信される。
通信制御装置30は、受信コマンドがカメラ34の制御
コマンドであると認識すると、その制御内容に応じたカ
メラ制御を制御装置38に指示し、制御装置38がその
指示に従いカメラ34を制御する。カメラ34の撮影範
囲の変更に応じてマイク36の収音範囲及び方向を変更
するのが好ましいので、制御装置38は、そのような連
動制御の指示がある場合には、カメラ34の制御に連動
してマイク36の収音範囲及び方向もまた制御する。
【0027】本実施例の動作を説明する。図2は、ユー
ザが電子モールで買い物する際の一般的な行動のフロー
チャートを示す。ユーザが電子モールに入る(S1)。
具体的には、ユーザ端末14が電子モールサーバ12に
接続すると、ユーザ端末14のモニタ22の画面上に電
子モールが表示される。ユーザは商品を選択し、商品の
画像及び説明を参照する(S2)。ユーザが商品を購入
するか否かを決定する(S3)。購入する場合(S
3)、購入手続きを行う(S4)。その後、別の商品を
見るならば(S5)、商品を選択し(S2)、見ないな
らば(S5)、電子モールでの買い物を終了する。
【0028】商品選択(S2)の場面では、たとえば、
図3に例示するような画像が、ユーザ端末14のモニタ
22の画面上に表示される。図3は、電子雑貨店のコー
ヒーカップのコーナーを図示している。50,52はそ
れぞれコーヒーカップをデジタルカメラで撮影した静止
画像であり、その横に簡単な説明文が付加されている。
54,56はそれぞれ店舗でカメラ34により商品を撮
影している画像である。画像54は、コーヒーカップの
隣にいる店員も一緒に撮影したものになっている。画像
56は、誰かがコーヒーカップを両手で持とうとしてい
るところを撮影したものになっている。画像54,56
は、店舗内の様子を示す動画像でもよいし、ネットワー
クの負荷を考えて、ある一定期間毎に撮影した静止画像
でもよい。
【0029】画像54,56は、実世界の商品をカメラ
34で撮影した画像であるが、ここでは説明のため、画
像54は図1に示した店舗16Aのカメラ34で撮影さ
れた画像であり、画像56は店舗16Bにおいてカメラ
34に相当するカメラで撮影された画像であるとする。
また、画像54は、店舗16Aの通信端末装置18の通
信制御装置30とリンクしており、画像56は、店舗1
6Bの、通信制御装置30に相当する通信制御装置とリ
ンクしているとする。
【0030】コーヒーカップの購入を考えているユーザ
は、図3に示す電子雑貨店において、例えば画像50を
クリックすると、ユーザ端末14のモニタ画面には、そ
のコーヒーカップ全体を示す高精細の画像が表示され、
更に、そのコーヒーカップの詳細な説明が表示される。
この表示態様は、一般的な電子モールの表示態様と同様
である。それに対し、ユーザが画像54をクリックする
と、ユーザ端末14は、店舗16Aの通信制御装置30
に接続し、通信制御装置30からユーザ端末14に、店
舗16Aの通信端末装置18のカメラ34で撮影された
画像と、マイク36で収音された音声が送信される。
【0031】図4は、ユーザが実世界の商品を撮影して
いる画像を選択した時のフローチャートを示す。ユーザ
が実世界の商品を撮影している画像を選択すると、ユー
ザ端末14と通信制御装置30が接続し(S11)、通
信制御装置30は、ユーザが選択した商品32のカメラ
34による撮影画像と、マイク36による入力音声をユ
ーザ端末14に送信し、カメラ34を制御するためのG
UI(Graphical User Interfa
ce)を含む画面を送信する(S12)。マイク36で
収音された音声は、スピーカ24から出力される。
【0032】ユーザ端末14のモニタ22に表示される
画面例を図5に示す。60はカメラ34で撮影される画
像、62はカメラ34のズームを操作する操作ボタン
(GUI)、64はカメラ34の撮影方向を制御する操
作ボタン(GUI)である。ユーザは、操作ボタン6
2,64を操作することで、カメラ34のズーミング及
び撮影方向を遠隔制御できる。すなわち、ユーザが操作
ボタン62,64上にマウスカーソルを置いてマウスボ
タンを押す(クリックする)と、ユーザ端末14は、マ
ウスカーソル位置に応じたカメラ制御コマンドをネット
ワークを介して通信制御装置30に送信する。通信制御
装置30は、受信したコマンドがカメラ制御コマンドで
あると認識すると、その制御コマンドを制御装置38に
転送し、制御装置38がその制御コマンドの内容に従っ
てカメラ34のズーミング及び撮影方向を制御する。撮
影方向の制御コマンドの場合、制御装置38はマイク3
6の収音方向を撮影方向と同様に制御する。
【0033】図6は、ユーザが実世界の商品の撮影画像
を選択した時の動作フローチャートを示す。電子モール
サーバ12は、通信制御装置30に接続したユーザの情
報を通信制御装置30に送信する(S21)。ユーザが
まず電子モールサーバ12に接続し、電子モールサーバ
12は、そのユーザがどの画像を選択したか認識してい
るので、このように、電子モールサーバ12がユーザ情
報をそのユーザが接続する通信制御装置30に送信でき
る。つまり、電子モールサーバ12はユーザ情報を保持
するユーザ情報保持装置でもある。ここでいうユーザ情
報は、ユーザ名、性別、年齢、家族構成及び過去の購買
記録などの個人記録からなる。
【0034】通信制御装置30は、ユーザが通信制御装
置30に接続したことをそのユーザの名前と共に、説明
員が所持する説明員端末40に通知する(S22)。説
明員は、電子モールサーバ12から通信制御装置30に
送信されたユーザ情報及びユーザが今見ている画像を通
信制御装置30が説明員端末40に送信して良いかどう
かを決定し、送信してよければ、説明員端末40を介し
て通信制御装置30に指示する(S23)。これは、説
明員130が別の顧客に対応中であったりして、すぐに
対応出来ない可能性もあるので、説明員の準備が整うの
を待つ趣旨である。
【0035】説明員の許可があると(S23)、通信制
御装置30は、ユーザ情報とユーザが今見ている画像を
説明員端末40に送信する。この時の説明員端末40の
モニタ画面例を図7に示す。66は、カメラ34で撮影
される画像であり、ユーザ端末14のモニタ22に表示
されている画像と同じ画像である。カメラ34で撮像さ
れた画像は、通信制御装置30を介してユーザ端末14
に送信されるので、通信制御装置30は、カメラ34で
撮影された画像を説明員端末40にも転送できる。68
は、電子モールサーバ12から送信されるユーザ情報で
あり、例えば、性別、年齢及び過去の購買の記録等から
なる個人記録である。
【0036】通信制御装置30は、ユーザ端末14のマ
イク26からのユーザの音声を説明員端末40に中継
し、その音声は、説明員端末40のヘッドセット44の
スピーカから出力される。他方、説明員の音声は、ヘッ
ドセット44のマイクにより取り込まれ、通信制御装置
30を介してユーザ端末14に送信され、そのスピーカ
24から出力される。これにより、説明員とユーザとの
対話が可能になる。
【0037】このように、説明員は、通信制御装置30
を介してユーザと接続している。つまり、説明員は、ユ
ーザ自身を撮影した画像を見ることはできないが、ユー
ザが遠隔操作するカメラ34の画像を見ることができ、
これによりユーザの興味の対象を理解できる。
【0038】また、過去の購買記録などのユーザ情報、
及び通信制御装置30を介したユーザとの音声コミュニ
ケーションにより、説明員は、そのユーザに対して適切
に対応し得る。例えば、ユーザが通信制御装置30に接
続することで、説明員と対話可能になると、説明員はユ
ーザが商品(例えば、コーヒーカップとする)32を見
ているのをモニタ画面上で認識できるので、ユーザに対
して、「いらっしゃいませ、コーヒーカップをお探しで
すか?」と声をかけることが出来る。以前に別のコーヒ
ーカップを購入していたことがユーザ情報から分かれ
ば、「以前、ご購入いただいたコーヒーカップはいかが
だったでしょうか?」というようにユーザに対応するこ
とができる。他方、ユーザは、例えばコーヒーカップを
手にもった感じ(例えば、軽い、ずっしり重い等)を説
明員に聞くことができる。
【0039】このような状況での、ユーザ端末14のモ
ニタ画面例を図8に示す。70は、カメラ34で撮影さ
れた画像である。ここでは、カメラ34は、説明員がコ
ーヒーカップを手に持ちながら説明している説明員を撮
影している。このとき、説明員がコーヒーカップを持ち
ながら、カメラ34に対してその向きをいろいろに変え
ることにより、コーヒーカップの裏側など、通常、撮影
されない部分をユーザは見ることもできる。ユーザは、
説明員に自分の好みをいろいろ説明できる。説明員は、
まだ展示していないものを倉庫から出してきて、そのユ
ーザに見せることもできる。
【0040】本実施例では、ネットワークを介したショ
ッピングにおいて、ユーザは、実際に説明員に持って動
かしてもらった商品をカメラで確認し、説明を受けるこ
とで、商品の正確なイメージをつかむことが可能にな
る。また、説明員との音声コミュニケーションにより、
自分の望んでいた商品を探し出すことも可能になる。説
明員にとっては、目の前にいないネットワーク上のお客
に対しても、ユーザ情報及びユーザの見ている画像によ
って、ユーザの興味等を考慮でき、接客が容易になる。
なお、図3の画像56からわかるように、本実施例の店
舗では、ネットワークを介したショッピングを行なう顧
客だけではなく、その店舗を直接訪れる顧客もおり、説
明員はその両方の顧客に対応できることが特徴である。
【0041】説明の都合上、説明員は1人であるが、も
ちろん、複数の説明員でもよい。各説明員が説明員端末
を所持し、それら説明員端末が通信制御装置30と接続
可能であればよい。ユーザと説明員のコミュニケーショ
ンには音声を利用したが、説明員端末40とユーザ端末
14との間でテレビ電話を行なっても良い。また、ユー
ザ側に触覚を出力する装置を設けると共に、説明員側に
触覚入力装置としてのデータグローブを設け、説明員が
商品を持ったときの感触をユーザに伝達するようにして
もよい。さらに、ユーザが説明員とのコミュニケーショ
ンを望まない場合には、そのことを通信制御装置30を
介して説明員端末40に通知することで、ユーザは、説
明員の介入を排除し、ただ単に商品を見ることができ
る。
【0042】(第2実施例)図9は、本発明の第2実施
例の概略構成ブロック図を示す。第1実施例では、遠隔
地として商品のおいてある店舗を考え、ユーザは、ネッ
トワークを介して、実世界の商品の設置場所にいる説明
員とコミュニケーションをとっていた。それに対し、第
2実施例では、遠隔地として同様に商品のおいてある店
舗を考えるが、ユーザに実世界の商品を撮影する画像を
提供するが、説明員は、その商品の設置場所ではない別
の場所に存在して、ユーザとコミュニケーションをと
る。
【0043】ネットワーク、例えば、インターネット1
10に、電子モールサーバ112、ユーザ端末114及
び、商品のある場所(店舗及び倉庫など)116(11
6A,116B)に配置される1又は複数の通信端末装
置118が接続する。
【0044】ユーザ端末114は、コンピュータ本体1
20と、これに接続するモニタディスプレイ(モニタ)
122、スピーカ124及びマイク126からなる。通
信端末装置118は、通信制御装置130、商品132
を撮影するカメラ134、音声入力用のマイク136、
並びに外部からの制御信号、例えば、通信制御装置13
0を介したユーザ端末114からの制御信号に従いカメ
ラ134及びマイク136を制御する制御装置138か
らなる。商品132を説明する説明員は、遠隔地で説明
員端末140によりユーザと対話する。説明員端末14
0は、端末本体142と、モニタディスプレイ(モニ
タ)144、スピーカ146及びマイク148からな
る。
【0045】本実施例では、ユーザ端末114と説明員
端末140が通信制御装置130を介して音声(及び画
像)を送受信でき、それにより、ユーザは説明員と対話
できる。それ以外の動作は第1実施例と同じであるの
で、詳細な説明を省略する。
【0046】説明員端末140は、通信制御装置130
に接続した状態では、通信制御装置130を介して、カ
メラ134の撮影画像を受信できる。受信した画像はモ
ニタ144に表示される。モニタ144には、通信制御
装置130から送信されるデータも表示される。
【0047】電子モールサーバ112にアクセスしたユ
ーザは、第1実施例と同様に、電子モール上で通信制御
装置130とリンクされた領域をクリックすることで、
通信制御装置130と接続し、実世界の店舗116Aな
どに設置されるカメラ134の撮影画像を見ることが出
来る。
【0048】ユーザ端末114が通信制御装置130に
接続すると、店舗116Aなどに設置されるカメラ13
4で撮像された画像及びマイク136で収音された音
が、ネットワーク110を介してユーザ端末114に送
信され、ユーザ端末114のモニタ122に撮影画像が
表示され、スピーカ124から店舗の音が出力される。
ユーザの音声は、ユーザ端末114のマイク126によ
り取り込まれ、ネットワーク110を介して通信制御装
置130に送信され、さらにネットワーク110を介し
て説明員端末140に送信され、そのスピーカ146か
ら出力される。ユーザはまた、第1実施例と同様、カメ
ラ134を遠隔操作でき、店舗116A内の好みの場所
を見ることができる。
【0049】図10は、ユーザが実世界の商品の撮影画
像を選択した時の動作フローチャートを示す。電子モー
ルサーバ112は、通信制御装置130に接続したユー
ザの情報を通信制御装置130に送信する(S31)。
このユーザ情報は、第1実施例の場合と同じである。
【0050】通信制御装置130は、通信制御装置13
0に予め登録されている説明員端末140にネットワー
ク110を介して接続し、ユーザが通信制御装置130
に接続したことをそのユーザの名前と共に説明員端末1
40に通知する(S32)。説明員は、電子モールサー
バ112から通信制御装置130に送信されたユーザ情
報及びユーザが今見ている画像を通信制御装置130が
説明員端末140に送信して良いかどうかを決定し、送
信してよければ、説明員端末140を介して通信制御装
置130に指示する(S33)。これは、説明員130
が別の顧客に対応中であったりして、すぐに対応出来な
い可能性もあるので、説明員の準備が整うのを待つ趣旨
である。
【0051】説明員の許可があると(S33)、通信制
御装置130は、ユーザ情報とユーザが今見ている画像
を説明員端末140に送信する。
【0052】通信制御装置130は、ユーザ端末114
のマイク126からのユーザの音声を説明員端末140
に中継し、その音声は、説明員端末140のスピーカ1
46から出力される。他方、説明員の音声は、マイク1
48により取り込まれ、通信制御装置130を介してユ
ーザ端末114に送信され、そのスピーカ124から出
力される。これにより、説明員とユーザとの対話が可能
になる。
【0053】このように、説明員は、ネットワーク11
0及び通信制御装置130を介して電子モールのネット
ワークショッピングのユーザと接続し、音声及び伝送レ
ートに余裕があれば画像を使って、ユーザと対話でき
る。つまり、説明員は、ユーザ自身を撮影した画像を見
ることはできないが、ユーザが遠隔操作するカメラ34
の画像を見ることができ、これによりユーザの興味の対
象を理解できる。
【0054】第2実施例は、例えば夜間等店舗のよう
に、その店舗内に説明員が不在でも、ネットワークを介
して説明可能な説明員を用意することで、対面販売に類
した接客が可能になる。在宅勤務も可能になる。ネット
ワークに接続する説明員は、複数の店舗を担当すること
が可能になり、販売効率が向上する。
【0055】ユーザと説明員とのコミュニケーションに
おいて、ネット説明員の画像をユーザに送信しても良
い。また、説明員の説明を望まないユーザには、説明員
端末140をユーザ端末114に接続しなければよいこ
とはいうまでもない。これらをユーザが決定できるよう
にしておく。
【0056】(第3の実施例)本発明はまた、観光ガイ
ドにも適用できる。即ち、遠隔地として観光地を考え、
景色や遺跡などの被写体を撮影しているカメラをユーザ
が制御しながら、ネットワークを介してガイド(説明
員)とコミュニケーションをとって、その景色等の被写
体の説明を受けることができきる。
【0057】本実施例では、インターネットに接続し、
且つインターネットを介して遠隔操作可能なカメラから
の画像をユーザ端末に表示すると同時に、ガイドからの
データをもユーザ端末に表示し、ガイドの音声をユーザ
端末に接続するスピーカから出力する。ガイドは、ユー
ザが見ているのと同じ画像を見ながら、被写体について
ユーザに説明する。勿論、ガイドからの一方的な説明に
留まらず、ユーザはガイドに質問することができる。
【0058】図11は、第3実施例の概略構成ブロック
図を示す。ネットワーク、例えば、インターネット21
0に、カメラサイト212、ユーザ端末214及び、観
光地に配置される1又は複数の通信端末装置218が接
続する。
【0059】ユーザ端末214は、コンピュータ本体2
20と、これに接続するモニタディスプレイ(モニタ)
222、スピーカ224及びマイク226からなる。通
信端末装置218は、通信制御装置230、観光対象2
32を撮影するカメラ234、音声入力用のマイク23
6、外部からの制御信号、例えば、ユーザ端末214か
らの制御信号に従いカメラ234及びマイク236を制
御する制御装置238からなる。
【0060】ガイドは携帯端末(ガイド端末)240を
具備し、その携帯端末240は、モニタディスプレイ
(モニタ)242、及びマイクとスピーカが一体化され
たヘッドセット244を具備する。
【0061】カメラサーバ212は、実世界に設置され
たカメラが撮影している画像を提供するサイトであり、
カメラサイト212には、各地に設置されたカメラで撮
影する画像が一覧で表示している。ユーザ210は、ネ
ットワークを介してカメラサイト212と接続する。ユ
ーザ210は、ユーザ端末214のモニタ画面で所望の
画像を見ることが出来る。
【0062】カメラ234は、観光対象232を撮影
し、マイク236はその地点の音声を取り込む。制御装
置238は、通信制御装置230からの制御信号に応じ
てカメラ234及びマイク236の動作を制御する。通
信制御装置230は、カメラ234からの画像及びマイ
ク236からの音声データをユーザ端末214に送信す
る。ユーザ端末214は、そのマイク226によりユー
ザの音声を取り込み、通信制御装置230を介してガイ
ド端末240に送信する。ガイド端末240は、受信し
た音声データをヘッドセット244のスピーカから音声
として出力する。なお、図11のカメラ234及びマイ
ク236の設置場所は、固定されている必要は無く、例
えば、遠隔操作可能なロボット等の移動手段に取り付け
てあり、ユーザがその移動手段を遠隔操作で移動させる
ことも可能である。
【0063】ガイドは、ガイド端末240を所持して、
観光対象232の近辺を移動可能である。そのために、
ガイド端末240はここでは、携帯端末からなる。携帯
端末240のモニタ242には、カメラ234の撮影画
像及び通信制御装置230からのデータが表示され、ヘ
ッドセット244のスピーカからは、通信制御装置23
0からの音声データが音出力される。ヘッドセット24
4のマイクは、ガイドの音声を取り込み、通信制御装置
230に送信する。
【0064】本実施例の基本的な動作は第1実施例のそ
れと同じであるので、相違部分を中心に動作を説明す
る。
【0065】カメラサイト212に接続したユーザは、
実世界に設置されるカメラ234が撮影する画像の内か
ら所望のものを選択する。これにより、ユーザは、選択
された画像を撮影するカメラに接続する通信制御装置2
30に接続し、ユーザ端末214は、カメラ234の撮
影画像をモニタ222の画面上に表示し、マイク236
で取り込まれた音声をスピーカ224から出力する。同
時に、通信制御装置230は、ユーザが通信制御装置2
30に接続したことをガイド端末240に通知する。カ
メラサイト212は、このユーザが今までに見た画像
(選択したカメラ)の履歴を保持しており、その履歴を
含むユーザ情報を通信制御装置230に送信する。
【0066】ガイドがガイド端末240と通信制御装置
230との接続を許可すると、ユーザ端末214とガイ
ド端末240が通信制御装置230を介して接続する。
ガイドは、カメラサイト212からのユーザ情報を参照
しながら、ユーザとコミュニケーションをとることがで
きる。
【0067】ガイドは、ユーザが見ている画像と同じ画
像を見ながら、その被写体に関して説明できる。ユーザ
は、ガイドに質問することができる。ガイドは観光対象
232の近くにいるので、必要であれば、カメラ234
の撮影視野内に入り、ジェスチャを交えて説明すること
も出来る。
【0068】ガイドは、観光対象232の近くにいる必
要はなく、第2実施例で示したように、通信制御装置2
30とネットワークを介して接続する遠隔地にいてもよ
い。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、ユーザは、遠隔地に設置された撮
像装置を操作することで、ユーザの興味のある被写体を
撮像することが出来、またその被写体について詳細の説
明を説明員から受けることができる。その説明に対する
質問をするという相互のコミュニケーションが可能にな
る。
【0070】例えば、遠隔地が商品のおいてある店舗で
あるときには、被写体である商品について知識の豊富な
説明員とのコミュニケーションにより、自分の望む商品
を探し出すことが可能になり、さらに、実際には遠く離
れた複数の店舗でも、各店舗にある撮像装置で撮像され
た実際の商品の画像をユーザ端末で見ることができ、移
動の手間が不要になる。説明員にとっては、目の前にい
ないネットワーク上のお客に対しても、ユーザ情報及び
ユーザの見ている画像によって、ユーザの興味等を考慮
でき、接客が容易になる。
【0071】遠隔地を観光地とすると、景色や遺跡など
を観察するユーザに対して、ユーザの撮像した被写体に
ついて説明したり、説明員に質問するという、ユーザと
ガイドとの間のコミュニケーションが可能になる。ユー
ザは、あたかもその場にいて説明を受けるような臨場感
が得られ、遠隔地を訪問しているような気分を得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 電子モールの一般動作を説明するフローチャ
ートである。
【図3】 電子モールの画面例である。
【図4】 第1実施例の主フローチャートである。
【図5】 ユーザ端末の画面例である。
【図6】 第1実施例の通信端末装置と説明員端末との
接続処理のフローチャートである。
【図7】 説明員端末の画面例である。
【図8】 ユーザ端末の画面例である。
【図9】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図10】 第2実施例の通信端末装置と説明員端末と
の接続処理のフローチャートである。
【図11】 本発明の第3実施例の概略構成ブロック図
である。
【符号の説明】
10:インターネット 12:電子モールサーバ 14:ユーザ端末 16(16A,16B):商品のある場所(店舗及び倉
庫など) 18:通信端末装置 20:コンピュータ本体 22:モニタディスプレイ(モニタ) 24:スピーカ 26:マイク 30:通信制御装置 32:商品 34:カメラ 36:マイク 38:制御装置 40:携帯端末 42:モニタディスプレイ(モニタ) 44:ヘッドセット 50,52:静止画像 54,56:撮影画像 60:カメラ34の撮影画像 62:ズーム操作ボタン(GUI) 64:撮影方向操作ボタン(GUI) 66:カメラ34の撮影画像 68:ユーザ情報 70:カメラ34の撮影画像 110:インターネット 112:電子モールサーバ 114:ユーザ端末 116(116A,116B):商品のある場所 120:コンピュータ本体 122:モニタディスプレイ(モニタ) 124:スピーカ 126:マイク 130:通信制御装置 132:商品 134:カメラ 136:マイク 138:制御装置 140:説明員端末 142:端末本体 144:モニタディスプレイ(モニタ) 146:スピーカ 148:マイク 210:インターネット 212:カメラサイト 214:ユーザ端末 218:通信端末装置 220:コンピュータ本体 222:モニタディスプレイ(モニタ) 224:スピーカ 226:マイク 230:通信制御装置 232:観光対象 234:カメラ 236:マイク 238:制御装置 240:携帯端末(ガイド端末) 242:モニタディスプレイ(モニタ) 244:ヘッドセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC H04L 12/28 100 H04L 12/28 100S H04N 7/173 610 H04N 7/173 610Z 640 640

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介し遠隔地の画像を観察
    する画像伝送システムであって、 遠隔地に置かれる撮像手段と、 通信制御装置と、 ネットワークを介して当該通信制御装置と接続可能なユ
    ーザ端末装置と、 当該通信制御装置と接続可能な説明員用端末装置とを具
    備し、 当該ユーザ端末装置が当該通信制御装置に接続している
    とき、当該通信制御装置は、当該撮像手段で撮像された
    画像と当該説明員用端末装置からのデータを受信し、そ
    れらを当該ユーザ端末装置に送信し、当該ユーザ端末装
    置からのデータを受信し、それを当該説明員用端末装置
    へ送信することを特徴とする画像伝送システム。
  2. 【請求項2】 ユーザ用端末装置は画像表示装置を具備
    し、説明員用端末装置は画像表示装置を具備し、当該撮
    像手段で撮像された画像を、当該ユーザ用端末装置の当
    該画像表示装置と当該説明員用端末装置の当該画像表示
    装置の両方に表示する請求項1に記載の画像伝送システ
    ム。
  3. 【請求項3】 更に、ユーザ用端末装置を使用するユー
    ザのユーザ情報を保持するユーザ情報保持装置を具備
    し、当該ユーザ用端末装置が当該通信制御装置に接続す
    るとき、当該ユーザ情報保持装置は、接続したユーザの
    ユーザ情報を当該通信制御装置及び当該説明員用端末装
    置の少なくとも一方に送信する請求項1又は2に記載の
    画像伝送システム。
  4. 【請求項4】 当該ユーザ用端末装置が当該通信制御装
    置に接続するとき、当該通信制御装置は、当該ユーザ用
    端末装置が当該通信制御装置に接続したことを当該説明
    員端末装置に通知する請求項1又は2に記載の画像伝送
    システム。
  5. 【請求項5】 当該説明員端末装置が当該撮像装置が存
    在する場所以外の場所に存在し、当該通信制御装置と当
    該説明員用端末装置はネットワークを介して接続可能で
    ある請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像伝送シス
    テム。
  6. 【請求項6】 当該遠隔地が商品を展示している場所で
    ある請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像伝送シス
    テム。
  7. 【請求項7】 遠隔地は観光地である請求項1乃至5の
    何れか1項に記載の画像伝送システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介した通信端末からの指
    示に基いて、画像情報を送信する通信制御装置であっ
    て、 前記通信端末から、送信すべき画像の選択指示を受信す
    る受信手段と、 前記受信手段が受信した選択指示に基づく画像データを
    モニタに表示させるための表示制御手段と、 前記モニタの観察者からの音声情報を、前記送信すべき
    画像に対して付加し、前記通信端末に送信する送信手段
    とを有することを特徴とする通信制御装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記通信端末からの指示によっ
    て撮像方向を制御可能な撮像手段を有することを特徴と
    する請求項8に記載の通信制御装置。
  10. 【請求項10】 前記選択指示は、前記撮像手段の撮像
    方向に関する指示であることを特徴とする請求項9に記
    載の通信制御装置。
  11. 【請求項11】 前記表示制御手段は、前記通信制御装
    置とネットワークを介して接続される端末のモニタに、
    前前記通信端末に送信すべき画像を表示させることを特
    徴とする請求項8ないし10のいずれかに1項に記載の
    通信制御装置。
  12. 【請求項12】 前記撮像手段が撮像する方向に応じ
    て、前記送信すべき画像に付加するテキスト情報を格納
    する格納手段を有し、 前記通信制御装置は、前記格納手段に格納されている前
    記撮像方向に応じたテキストを、前記送信すべき画像に
    付加して送信することを特徴とする請求項8乃至11の
    いずれか1項に記載の通信制御装置。
  13. 【請求項13】 前記通信端末に関する情報を保持する
    保持手段を有し、前記表示制御手段は、前記モニタに、
    前記保持手段が格納する前記通信端末に関する情報を表
    示させることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか
    1項に記載の通信制御装置。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介した通信端末からの
    指示に基いて、画像情報を送信する通信制御方法であっ
    て、 前記通信端末から、送信すべき画像の選択指示を受信す
    る受信工程と、 前記受信工程で受信した選択指示に基づく画像データを
    モニタに表示させるための表示制御工程と、 前記モニタの観察者からの音声情報を、前記送信すべき
    画像に対して付加し、前記通信端末に送信する送信工程
    とを有することを特徴とする通信制御方法。
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