JP2003167999A - プラント管理システム - Google Patents

プラント管理システム

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JP2003167999A
JP2003167999A JP2001366916A JP2001366916A JP2003167999A JP 2003167999 A JP2003167999 A JP 2003167999A JP 2001366916 A JP2001366916 A JP 2001366916A JP 2001366916 A JP2001366916 A JP 2001366916A JP 2003167999 A JP2003167999 A JP 2003167999A
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Toyoji Shimada
豊治 島田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワールドワイドに展開した工場において、工
場間のプラントの移動も含め、プラントの状況をリアル
タイムに把握・管理することのできるプラント管理シス
テムを提供する。 【解決手段】 各工場に備えられた端末装置と、ネット
ワークを介してこれら端末装置と接続されるサーバと、
サーバに接続されたデータベースとからなり、サーバが
端末装置に対して、データベースへの情報の記憶および
データベースの情報の閲覧を提供するプラント管理シス
テムであって、サーバに、端末装置から入力されたプラ
ントについての情報をデータベースのプラント情報テー
ブルに記憶するプラント登録手段と、端末装置から入力
されたプラントの移動についての情報をデータベースの
プラント履歴テーブルに記憶するプラント移動管理手段
と、端末装置から入力されたプラントの保全作業の実施
についての情報をデータベースの保全履歴テーブルに記
憶する保全履歴管理手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造工場における
プラントの管理システムに関する。なお、本明細書にお
いて「プラント」とは、製造装置や検査装置、計測機器
や搬送用設備などの設備・装置類、工具や冶具類、コン
ピュータや各種の計器類など、工場に設置され生産活動
に使用されるあらゆる設備、工具、計器を指し、さらに
はこれらの設備、工具、計器のための保守・保全用の部
品を指す。
【0002】
【従来の技術】近年の技術の高度化と製品の複合・集積
化にともない、工場での生産活動に、ますます多くの製
造装置や検査装置、計測機器が使用されるようになって
きている。したがって、これら多数の装置・機器(以
下、プラントという)の所在や稼動状況を管理し、さら
に保守・保全の管理を行なうプラント管理が、保有する
プラントの有効活用をはかるために非常に重要である。
とくに、高額なプラントが多数導入され、市場の動向や
技術の変化にあわせてこれらプラントの設置場所移動が
頻繁に行なわれる半導体製品の製造工場においては、プ
ラント管理の重要度は高い。
【0003】ところで、これらプラントのうちある程度
高額なものについては、資産としての登録と管理が従来
から行なわれている。しかし、この資産としての登録・
管理は、減価償却の計算など経理上の処理を目的とした
ものであり、半期あるいは四半期程度の状況が管理でき
れば充分であるため、即時性に欠けている。したがっ
て、プラントの頻繁な移動を管理・把握して、プラント
の有効活用をはかるといった目的に適用することはでき
ない。
【0004】また、プラントについての情報をデータベ
ースに記憶し、維持管理や保守・保全のための参考情報
とする例が、たとえば特開平10−162057号公報
明細書や特開平11−203352号公報明細書などに
開示されている。しかしこれら従来技術に開示の管理シ
ステムにおいては、プラントの移動についてはまったく
考慮がなされていない。したがって、国内外にワールド
ワイドに展開した工場間でプラントの移管や貸与が行な
われ、また、協力会社へ、あるいは協力会社間でプラン
トの移管や貸与が行なわれうる現代の製造工場において
は、これら従来技術の管理システムを適用することがで
きない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ワー
ルドワイドに展開した工場において、工場間のプラント
の移動も含め、プラントの状況をリアルタイムに把握・
管理することのできるプラント管理システムを提供す
る。また、プラントの移動や保守・保全の実施を確実に
把握することができるプラント管理システムを提供す
る。さらに、プラント補修用部品の管理を同時に行なう
ことができるプラント管理システムを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のプラン
ト管理システムは、各工場に備えられた端末装置と、ネ
ットワークを介してこれら端末装置と接続されるサーバ
と、該サーバに接続されたデータベースとからなり、該
サーバが前記端末装置に対して、データベースへの情報
の記憶およびデータベースの情報の閲覧を提供するプラ
ント管理システムであって、該データベースに、各工場
の各プラントに関する情報と、これら各プラントの移動
の履歴および保全の履歴とが記憶されてなる。
【0007】前記端末装置からプラントの移動または保
全の実施が入力され、移動の履歴または保全の履歴とし
て前記データベースに記憶される。
【0008】また、本発明のプラント管理システムは、
ネットワークを介して各工場の端末装置と接続されるサ
ーバと、該サーバに接続されたデータベースとからな
り、該サーバが、前記端末装置から入力されたプラント
についての情報をデータベースに記憶するプラント登録
手段と、前記端末装置から入力された部品についての情
報をデータベースに記憶する部品登録手段と、前記端末
装置から入力されたプラントの移動についての情報をデ
ータベースに記憶するプラント移動管理手段と、前記端
末装置から入力されたプラントの保全作業の実施につい
ての情報をデータベースに記憶する保全履歴管理手段
と、前記端末装置から入力されたプラントの保全計画を
データベースに記憶する保全計画手段と、前記端末装置
から入力されたプラントとプラント構成部品との関係を
記憶するプラント構成登録手段と、前記端末装置から入
力された部品の受け払いについての情報をデータベース
に記憶する部品在庫管理手段と、前記端末装置からデー
タベースの各マスタを変更するためのマスタ管理手段
と、前記保全計画から実施日までの日数が所定の期日以
下である保全計画を抽出する期限管理手段と、該抽出さ
れた保全計画の対象プラントの管理部門に対し、保全実
施の案内メールを送信するメール通知手段と、データベ
ース内の情報を検索し、前記端末装置に閲覧可能に提示
する検索閲覧手段とを備える。
【0009】さらに、前記期限管理手段が、前記保全計
画から所定の期日を過ぎても未実施である保全計画を抽
出し、前記メール通知手段が、該抽出された保全計画の
対象プラントの管理部門に対し、保全実施の督促メール
を送信する。
【0010】また、前記プラント登録手段、部品登録手
段、プラント移動管理手段、保全履歴管理手段、保全計
画手段、プラント構成登録手段およびマスタ管理手段の
少なくともいずれかが、ネットワークを介して端末装置
からの承認を取得する電子承認機能を有し、承認取得後
の情報が前記検索閲覧の対象となる。
【0011】さらに、前記プラント登録手段がプラント
固有のプラント番号をバーコードとして出力する機能を
有し、プラントに取り付けられた該バーコードを読み取
り、前記データベースに記憶したプラントの移動につい
ての情報と照合することによりプラントの現品照合をお
こなう。
【0012】また、本発明のプラント管理システムは、
ネットワークを介して各工場の端末装置と接続されるサ
ーバと、該サーバに接続されたデータベースとからな
り、該データベースが、プラントについての情報を記憶
したプラント情報テーブルと、プラントの移動履歴を記
憶したプラント履歴テーブルと、プラントの保全の履歴
を記憶した保全履歴テーブルと、保全計画を記憶した保
全計画テーブルと、プラントとプラント構成部品との関
係を記憶したプラント構成テーブルと、各倉庫における
部品の在庫状況を記憶した部品情報テーブルと、部品の
発注履歴を記憶した発注履歴テーブルと、部品の受け払
いの履歴を記憶した受け払い履歴テーブルとを備える。
【0013】さらに、本発明のプラント管理システム
は、ネットワークを介して各工場の端末装置と接続され
るサーバと、該サーバに接続されたデータベースとから
なり、該サーバが、前記端末装置から入力されたプラン
トについての情報をデータベースのプラント情報テーブ
ルに記憶するプラント登録手段と、前記端末装置から入
力された部品についての情報をデータベースの部品情報
テーブルに記憶する部品登録手段と、前記端末装置から
入力されたプラントの移動についての情報をデータベー
スのプラント履歴テーブルに記憶するプラント移動管理
手段と、前記端末装置から入力されたプラントの保全作
業の実施についての情報をデータベースの保全履歴テー
ブルに記憶する保全履歴管理手段と、前記端末装置から
入力されたプラントの保全計画をデータベースの保全計
画テーブルに記憶する保全計画手段と、前記端末装置か
ら入力されたプラントとプラント構成部品との関係をデ
ータベースのプラント構成テーブルに記憶するプラント
構成登録手段と、前記端末装置から入力された部品の受
け払いについての情報をデータベースの受け払い履歴テ
ーブルに記憶する部品在庫管理手段と、前記端末装置か
らデータベースの各マスタを変更するためのマスタ管理
手段と、前記保全計画テーブルから実施日までの日数が
所定の期日以下である保全計画を抽出する期限管理手段
と、該抽出された保全計画の対象プラントの管理部門に
対し、保全実施の案内メールを送信するメール通知手段
と、データベース内の情報を検索し、前記端末装置に閲
覧可能に提示する検索閲覧手段とを備える。
【0014】前記期限管理手段が、前記保全計画テーブ
ルから所定の期日を過ぎても未実施である保全計画を抽
出し、前記メール通知手段が、該抽出された保全計画の
対象プラントの管理部門に対し、保全実施の督促メール
を送信する。
【0015】また、前記プラント履歴テーブルに、プラ
ントの発送日およびプラントの受取日が記憶され、前記
期限管理手段が、該発送日から所定の期日が過ぎても受
取日が入力されない移動履歴を抽出し、前記メール通知
手段が該移動履歴の対象プラントの管理部門に対し、受
取日入力をうながす督促メールを送信する。
【0016】また、前記プラント情報テーブルに定期点
検の周期が記憶され、前記保全計画手段が該定期点検周
期から定期点検の実施日を自動設定し、前記保全計画テ
ーブルに記憶する。
【0017】また、前記プラント情報テーブルにプラン
トの購入および減価償却に関する情報が記憶されてお
り、経理上の情報として閲覧および出力が可能である。
出力は、経理システムと連携して利用するとよい。
【0018】また、前記保全履歴テーブルに、保全所要
時間、保全所要費用およびプラントの休止時間が記憶さ
れており、プラントの故障率またはプラントの稼働率と
して閲覧可能である。
【0019】さらに、前記部品情報テーブルに、各倉庫
における各部品の在庫数、安全在庫数および基準発注量
が記憶され、前記部品在庫管理手段が、部品の在庫数が
前記安全在庫数を下回った場合に、基準発注量の部品を
自動発注する。
【0020】また、前記部品在庫管理手段が、前記端末
装置から入力された部品の発注についての情報および前
記自動発注についての情報を発注履歴テーブルに記憶
し、さらに該発注履歴テーブルおよび受け払い履歴テー
ブルに記憶した発注履歴および受け払い履歴から、前記
部品情報テーブルに記憶された在庫数、発注残数を更新
する。
【0021】また、本発明のプラント管理システムは、
ネットワークを介して各工場の端末装置と接続されるサ
ーバと、該サーバに接続されたデータベースとからな
り、該サーバが、前記端末装置から入力されたプラント
についての情報をデータベースのプラント情報テーブル
に記憶し、該記憶した情報について承認者の承認を電子
的に取得するプラント登録手段と、該前記端末装置から
入力されたプラントの移動についての情報をデータベー
スのプラント履歴テーブルに記憶し、該記憶した情報に
ついて承認者の承認を電子的に取得するプラント移動管
理手段とを備え、プラントの仮登録と承認による正式登
録から、プラントの移動の仮登録と承認による正式登
録、およびプラントの廃却の仮登録と承認による正式登
録まで、プラントのライフサイクル管理を行なう。
【0022】さらに、承認の依頼メールを送信するメー
ル通知手段と、承認依頼後所定期間を過ぎても承認を行
なわない承認者に対して、前記メール通知手段を用いて
督促メールを送信する期限管理手段とを備える。
【0023】また、前記案内メール、依頼メールおよび
督促メールがメール通知履歴としてデータベースに記憶
され、前記端末装置にて閲覧が可能である。
【0024】さらに、前記データベースの情報は、端末
装置のWebブラウザによって閲覧可能である。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明によるプラント管理システ
ムの一実施の形態を、添付の図面を参照して説明する。
【0026】図1に示すように、本発明によるプラント
管理システム10は、ネットワーク100(100a、
100b)を介して接続された端末装置20とサーバ3
0、およびサーバ30に接続されたデータベース60か
らなる。
【0027】ネットワーク100は、いわゆる社内LA
Nのようなクローズドなネットワークでもよい。しか
し、本発明のプラント管理システムは、ワールドワイド
に展開した工場や協力会社を含めたプラント管理を実現
するため、社内のネットワーク100aと協力会社のネ
ットワーク100bとをインターネットを利用して接続
するのが現実的である。この場合、端末装置20にWW
W(World Wide Web)ブラウザおよび電子メールクライ
アントを備え、サーバ30はWebサーバとしてデータ
ベース60へのアクセスを端末装置20に提供する。
【0028】データベース60には、各プラントの情報
を記憶するプラント情報テーブル、各プラントの移動履
歴を記憶するプラント履歴テーブル、各プラントの保守
・保全履歴を記憶する保全履歴テーブル、各プラントの
保守・保全計画を記憶する保全計画テーブル、各プラン
トの構成部品を記憶するプラント構成テーブル、各部品
の情報および在庫状況を記憶する部品情報テーブル、各
部品の発注履歴を記憶する発注履歴テーブル、および各
部品の受け払いの履歴を記憶する受け払い履歴テーブル
が備えられている。
【0029】これらの各テーブルの記憶項目、すなわち
フィールド項目の例を図4〜11に示す。なお、図4〜
11においては、キーとなるフィールドについて、フィ
ールド名に下線を付している。
【0030】図4に示すように、プラント情報テーブル
は、各プラントに固有のプラント番号をキーとし、どの
ような種類のプラントであるのかを表わすプラント分
類、プラントの名称や型名、製造番号や仕様の明細を記
憶している。また、寸法や重量、使用する電力やガスな
ど、プラントの詳細情報を記憶しておくとよい。さらに
プラント情報テーブルには、プラントの製造メーカや購
入先、保守契約先が記憶され、定期点検の周期が記憶さ
れている。また、プラントの購入や減価償却に関する情
報、すなわちプラントの取得方法や取得年月日、プラン
ト購入時のオーダ番号や取得価格、償却額および未償却
残額などが記憶されている。さらに、プラントがリース
品である場合には、リース契約の番号が記憶されてい
る。また、売却や廃却処分によって管理不要となったプ
ラントを区別するために、除籍日フィールドが設けられ
ている。
【0031】プラント履歴テーブルは、各プラントの現
在までの移動履歴を記憶している。したがって、図5に
示すように、プラント履歴テーブルは、各プラントのプ
ラント番号と通し番号である移動番号とをキーとし、ど
のような種類の移動であるのかを表わす移動区分コー
ド、および移動後のプラントの所在地、管理部門、管理
者を表わす新所在地コード、新管理部門コード、新管理
者IDを記憶する。また、新管理者によるプラントの受
け取り確認の日時を記憶する受取日フィールドを備えて
いる。さらに、プラント履歴テーブルには、プラントの
移動前の所在地、管理部門、管理者を表わす旧所在地コ
ード、旧管理部門コード、旧管理者IDを記憶するよう
にするとよい。また、旧所在地からの発送日を記憶する
発送日フィールドを設けておくとよい。
【0032】保全履歴テーブルは、各プラントについて
の現在までの保守作業の履歴を記憶している。したがっ
て、図6に示すように、保全履歴テーブルは、各プラン
トのプラント番号と通し番号である処置番号とをキーと
し、実施した保全作業の種類をあらわす保全コードおよ
び保全作業の実施日を記憶する。さらに、保全作業にお
ける処置内容および処置の結果を、処置内容および処置
結果として記憶するとよい。また、故障に対応して保全
作業を行なった場合には、故障の原因もあわせて記憶し
ておくとよい。さらに、保全履歴テーブルには、保全作
業に要した時間および費用を、保全所要時間および保全
所要費用として記憶するとよい。なお、保全所要時間の
かわりに、保全作業の開始時刻および終了時間を記憶し
てもよい。さらに、保全作業にともなうプラントの停止
時間をプラント休止時間として記憶しておくとよい。
【0033】保全計画テーブルは、各プラントについて
の保全作業の計画を記憶している。したがって、図7に
示すように、保全計画テーブルは、各プラントのプラン
ト番号と通し番号である計画番号とをキーとし、実施す
る保全作業の種類をあらわす保全コードおよび保全作業
の実施予定日を記憶する。また、保全計画の策定日を保
全計画設定日として記憶しておくとよい。
【0034】プラント構成テーブルには、各プラントご
とに構成部品がリストアップされている。すなわち、図
8(a)に示すように、プラント番号フィールドにプラ
ント番号が記憶され、このプラントに使用されている部
品の部品番号が部品番号フィールドに記憶されている。
そして、これらプラント番号および部品番号をキーとし
て、1プラントあたりの各部品の使用数が構成数フィー
ルドに記憶されている。
【0035】図9に示すように、部品情報テーブルは、
各部品の部品番号および保管先の倉庫をあらわす倉庫コ
ードをキーとし、どのような種類の部品であるのかをあ
らわす部品分類、部品の名称や型名、保管先倉庫におけ
る棚番などを記憶している。さらに、部品情報テーブル
には、部品の在庫数や発注残数、自動発注の可否、およ
び安全在庫数や基準発注数が記憶されている。また、プ
ラントの売却や廃却処分によって管理不要となった部品
も履歴として残しておくために、除籍日フィールドが設
けられている。
【0036】発注履歴テーブルは、部品の発注履歴を記
憶している。したがって、図10に示すように、発注履
歴テーブルは、部品番号と保管先の倉庫をあらわす倉庫
コードと発注日とをキーとし、発注数、希望納期を記憶
する。さらに、注文した部品の代金を記憶する発注金額
フィールド、部品代金負担部門の部門コードを記憶する
負担部門コード、部品代金をどのオーダから支出するか
を表わす発注オーダフィールドを設けておくとよい。
【0037】受け払い履歴テーブルには、部品の受け払
いの履歴が記憶されている。すなわち、図11に示すよ
うに、受け払い履歴テーブルは、部品番号、保管先の倉
庫をあらわす倉庫コード、受け払いの種類をあらわす処
理区分コード、および受け入れた/払い出した日付をあ
らわす受け払い日をキーとし、受け入れた/払い出した
数量をあらわす受け払い数量を記憶する。さらに、受け
払い履歴テーブルには、部品を受け入れた場合に、その
部品の注文オーダおよび購入先のコードを記憶するよう
にし、部品を払い出した場合に、払い出し先のプラント
番号を記憶するようにするとよい。
【0038】これらデータベース60の各テーブルへと
情報を記憶し、各テーブルに記憶された情報を利用する
ために、サーバ30は図2に示す各手段、すなわちプラ
ント登録手段32、部品登録手段34、プラント移動管
理手段36、保全履歴管理手段38、保全計画手段4
0、プラント構成登録手段42、部品在庫管理手段4
4、マスタ管理手段46、期限管理手段48、メール通
知手段50、および検索閲覧手段52を備えている。
【0039】これら各手段の機能および動作を、図3の
機能一覧も参照しつつ以下に説明する。
【0040】まず、プラント登録手段32の機能および
動作を説明する。ユーザが端末装置20を使用し、ネッ
トワーク100を介してサーバ30へと接続する。サー
バ30から、図13に示すようなメニュー選択画面が送
信され、端末装置20のウェブブラウザにて表示され
る。ユーザが、表示されたメニュー選択画面から「プラ
ント登録」を選択すると、プラント登録手段32によっ
て、プラント登録のための入力画面がユーザの端末装置
20に表示される。
【0041】ユーザはこの入力画面を使用し、プラント
についての情報を入力する。ユーザによる入力はプラン
ト登録手段32へと送信され、固有のプラント番号を付
されてデータベース60のプラント情報テーブル(図4
参照)に記憶される。また、ユーザが図13のメニュー
画面にて「プラント登録修正」を選択した場合にも、プ
ラント登録手段32によって、プラント登録修正のため
の入力画面がユーザの端末装置20に表示される。ユー
ザによるプラント情報の修正が、プラント登録手段32
へと送信され、図4のプラント情報テーブルに記憶され
る。
【0042】このような、メニュー選択画面の表示とユ
ーザによるメニュー選択は、たとえば、ユーザの端末装
置20に備えるウェブブラウザとサーバ30内のHTM
L文書によって実現可能である。また、ユーザによって
入力された情報のデータベース(ここでは、プラント情
報テーブル)への記憶は、たとえばASP(Active Ser
ver Pages)の技術を用いることにより実現可能であ
る。
【0043】なお、プラント登録手段32はバーコード
出力機能を備えており、登録されたプラントのプラント
番号を、バーコードやIDタグなどの光学的あるいは電
気磁気的な方法で読み取り可能な形式に変換して出力す
る。図14に、プラント番号をバーコードによるプラン
ト番号票80として出力した例を示す。このような出力
されたバーコードやIDタグをプラントに貼り付け/取
り付けておくことにより、プラント番号とプラント現品
との照合が容易かつ確実になる。また、プラント登録手
段32はメディア変換機能を備えており、プラントの図
面や紙の仕様書、取り扱い説明書などを、本発明のプラ
ント管理システムで扱うことのできる形式に変換し、電
子データとしてプラント情報テーブルに記憶することが
可能である。
【0044】つぎに、部品登録手段34の機能および動
作を説明する。ここでいう部品とは、プラントを構成し
ている部品であり、プラントの保守・保全のために工場
に在庫しておく部品を指す。ユーザが図13のメニュー
選択画面から「部品登録」を選択すると、部品登録手段
34によって、部品登録のための入力画面がユーザの端
末装置20に表示される。ユーザはこの入力画面を使用
し、図9の部品情報テーブルの各フィールド項目を入力
する。ユーザによる入力は部品登録手段34へと送信さ
れ、データベース60の部品情報テーブル(図9)に記
憶される。
【0045】なお、ユーザによる入力は、原則として各
部品が各倉庫にはじめて保管されたとき1回だけ行なえ
ばよく、以後の在庫数や発注残数の変動は、発注履歴テ
ーブルや受け払い履歴テーブルを参照し、後述の部品在
庫管理手段44によって自動的に更新される。
【0046】つぎに、プラント移動管理手段36の機能
および動作を説明する。プラント導入後に、プラントを
ほかの製造ラインやほかの工場へと移設する場合があ
る。また、工具や計測器をほかの製造ラインやほかの工
場へ、一時的に貸し出す場合がある。また、使用されな
くなり遊休プラントとなる場合や、不要となり廃却され
る場合もある。このような場合、ユーザは図13のメニ
ュー選択画面から「プラント移動登録」を選択する。プ
ラント移動管理手段36によって、プラントの移動を登
録するための入力画面がユーザの端末装置20に表示さ
れる。
【0047】移動元、すなわちプラントの現在の管理者
であるユーザは、この入力画面を使用し、プラントを指
定して移動後の所在地(工場名や建屋名、製造ライン名
など)、移動後の管理部門、移動後の管理者を入力す
る。ユーザによる入力はプラント移動管理手段36へと
送信され、通し番号である移動番号を付されたうえで、
プラント移動履歴テーブルに記憶される。
【0048】プラントの移動先、すなわちプラントの新
管理者であるユーザは、プラントを受け取り次第、端末
装置20を使用してサーバ30にアクセスする。ユーザ
が図13のメニュー選択画面から「プラント移動登録」
を選択すると、プラント移動管理手段36によって、プ
ラントの移動を登録するための入力画面がユーザの端末
装置20に表示される。ユーザがプラントの受取日を入
力すると、プラント履歴テーブル(図5)の受取日フィ
ールドにこの受取日が記憶される。
【0049】なお、プラント移動履歴テーブルにおける
移動番号は、各プラント(すなわちプラント番号)ごと
に付される通し番号である。したがって、この移動番号
から各プラントの移動を時系列で管理することができ、
現在までの移動履歴および現在の所在を正確に把握する
ことが可能である。
【0050】また、とくに固定資産として扱われるプラ
ントについては、年に1回や半年に1回など定期的に現
品照合が行なわれる。このような場合には、プラントに
貼り付け/取り付けておいたバーコードやIDタグをバ
ーコードリーダなどの読み取り装置で読み取り、ネット
ワーク100を介してサーバ30に伝達し、プラント移
動履歴テーブルのデータと照合することにより、各プラ
ントがプラント移動履歴テーブルに登録された場所にあ
ることを、効率よくかつミスなく確認することが可能で
ある。
【0051】つぎに、保全履歴管理手段38の機能およ
び動作について説明する。プラントに故障が発生し、修
理を行なう場合がある。また、定期点検や随時の点検を
行なう場合もあり、また消耗部品を事前交換するなど、
予防保全を行なう場合もある。さらに、性能向上や使途
の変更のため改良や改造を行なう場合もある。このよう
な場合、ユーザは図13のメニュー選択画面から「プラ
ント保全履歴登録」を選択する。保全履歴管理手段38
によって、プラントの保全履歴を登録するための入力画
面がユーザの端末装置20に表示される。
【0052】ユーザはこの入力画面を使用し、プラント
の保全についての情報を入力する。ユーザによる入力は
保全履歴管理手段38へと送信され、保全履歴テーブル
に記憶される。すでに図6にて説明したように、保全履
歴テーブルには、プラント番号、処置番号、保全実施
日、保全コード、故障原因、処置内容、休止時間、保全
所要時間などが記憶されている。保全履歴テーブルにお
いて、処置番号は各プラントごとに付される通し番号で
あり、この処理番号から各プラントの保全履歴を時系列
で管理することができる。一方、保全コードは保全作業
の種類をあらわし、たとえば受け入れ検査や定期点検、
予防修理や突発の修理、改良や改造などの保全作業がコ
ード番号であらわされている。
【0053】このように本発明では、各プラントの保全
履歴を処理番号を付してデータベースに記憶していくた
め、現在までの保全作業の履歴を正確に把握することが
可能である。したがって、どのような種類の保全作業が
どのような頻度で発生しているのかを知ることができ、
故障の傾向にもとづく予防保全計画の立案、補修用部品
の在庫量の適正化、プラント更新の要否決定などにあた
り、判断の材料として活用することができる。また、プ
ラントの休止時間や保全の所要時間、所要費用を記憶し
ているため、休止が多く稼働率の低いプラントや保全の
費用がかさんで非経済的なプラントを容易に発見するこ
とができ、やはり予防保全計画の立案、補修用部品の管
理、プラント更新の要否決定などに役立てることができ
る。
【0054】つぎに、保全計画手段40を説明する。保
全計画手段40は、図4のプラント情報テーブルに記憶
されているプラントの定期点検周期から、次回の定期点
検の予定日を算出し、保全計画テーブルに記憶する。ま
た、随時の点検を計画する場合や、プラントの改良や改
造を計画する場合には、ユーザが図13のメニュー選択
画面から「プラント保全計画登録」を選択する。保全計
画手段40によって、プラントの保全計画を登録するた
めの入力画面がユーザの端末装置20に表示される。ユ
ーザはこの入力画面を使用し、プラントの保全計画を入
力する。ユーザによる入力は保全計画手段40へと送信
され、保全計画テーブルに記憶される。
【0055】すでに説明したように、保全計画テーブル
(図7)には、プラント番号、計画番号、保全コード、
実施予定日、保全計画の設定日などが記憶されている。
もちろん、さらに別の情報を追加して記憶するようにし
てもよい。保全計画テーブルにおいて、計画番号は各プ
ラントごとに付される通し番号であり、また、保全コー
ドは保全作業の種類をあらわし、たとえば定期点検や随
時点検、改良や改造などがコード番号であらわされてい
る。
【0056】このように本発明では、各プラントの保全
計画を計画番号を付してデータベースに記憶していくた
め、現在予定されている保全の種類および実施予定日を
正確に把握することが可能である。したがって、後述す
る期限管理手段48およびメール通知手段50との連携
により、保全の実施予定日が近づいてきたことを知らせ
る案内メールを発送して、保全の確実な実施をはかるこ
とができる。
【0057】また、プラント番号と保全コードにもとづ
いて保全計画テーブルと保全履歴テーブルとを突き合わ
せることにより、計画した保全が実施されたかどうかを
確認することができる。さらに、図6の保全履歴テーブ
ルにも計画番号を記憶するフィールドを設ければ、保全
履歴テーブルと保全計画テーブルとの突き合わせがさら
に容易になる。このように本発明では、保全計画テーブ
ルと保全履歴テーブルとを備えることによって、保全計
画の実施・未実施を把握することができ、実施予定日を
過ぎても保守が行なわれていない場合には、後述する期
限管理手段48およびメール通知手段50により、保全
の実施をうながす督促メールを発送して、保全の確実な
実施をはかることができる。
【0058】つぎに、プラント構成登録手段42を説明
する。ユーザが図13のメニュー選択画面から「プラン
ト構成登録」を選択する。プラント構成登録手段42に
よって、プラントの構成、すなわちプラントとプラント
を構成している部品との関係を登録するための入力画面
がユーザの端末装置20に表示される。ユーザはこの入
力画面を使用し、プラントの構成を入力する。すなわち
プラント番号とこのプラントに使用されている部品の部
品番号を入力し、この部品が何個使用されているかを入
力する。ユーザによる入力はプラント構成登録手段42
へと送信され、プラント構成テーブルに記憶される。
【0059】図8に示すように、プラント構成テーブル
には、プラント番号、部品の部品番号および構成数が記
憶されている。したがって、ユーザは、後述の検索閲覧
手段52を使用し、プラント番号を指定することによ
り、このプラントに使用されている部品を一覧すること
ができる。また逆に、部品番号を指定することにより、
この部品を使用しているプラントを一覧することができ
る。このような双方向からの一覧を容易かつ高速に行な
うために、図8(a)に示すような、プラント番号をキ
ーとしてソートを行なった順方向のプラント構成テーブ
ルと、図8(b)に示すような、部品番号をキーとして
ソートを行なった逆方向のプラント構成テーブルとを用
意しておくとよい。
【0060】つぎに、部品在庫管理手段44の機能およ
び動作を説明する。部品在庫管理手段44は、部品情報
テーブルに記憶されている部品の在庫数と安全在庫数と
を比較し、在庫数が安全在庫数を下回っている場合に、
この部品の自動発注を行なう。発注数は、部品情報テー
ブルに記憶されている基準発注数とする。また、部品在
庫管理手段44は発注と同時に、発注した部品の部品番
号と倉庫コード、発注日と発注数を発注履歴テーブルに
記憶する。図10に示したように、発注履歴テーブルに
は、さらに発注日や発注のオーダ番号なども記憶され
る。なお、部品の自動発注を行なわない場合には、ユー
ザが端末装置20からこれらの発注情報を入力し、発注
履歴テーブルに記憶するようにすればよい。
【0061】発注した部品が届いた場合、あるいは部品
を使用した場合など、ユーザは図13のメニュー選択画
面から「部品受け払い登録」を選択する。部品在庫管理
手段44によって、部品の受け払いを登録するための入
力画面がユーザの端末装置20に表示される。ユーザは
この入力画面を使用し、部品の受け払いを入力する。す
なわち、どの倉庫に、どの部品番号の部品を、何個受け
入れたのかを入力する。あるいは、どの倉庫から、どの
部品番号の部品を、何個払い出したのかを入力する。ユ
ーザによる入力は部品在庫管理手段44へと送信され、
受け払い履歴テーブルに記憶される。図11に示すよう
に、受け払い履歴テーブルには、受け払いの対象となっ
た部品の部品番号と倉庫コード、受け払いの種類をあら
わす処理区分コード、受け払いの日時および受け払いの
数量などが記憶されている。なお、受け払いの種類とし
ては、発注した部品の受け入れ、ほかの倉庫への移動、
保全に使用するための払い出し、売却や廃却などがあ
る。
【0062】このように、本発明では、部品の発注履歴
を発注履歴テーブルに記憶しているため、各部品の発注
状況を時系列で把握することができ、安全在庫数および
基準発注数の適切な設定に役立てることができる。ま
た、発注履歴テーブルおよび受け払い履歴テーブルにお
ける発注数や受け払い数量を、部品情報テーブルの在庫
数や発注残数に反映させることにより、各倉庫における
各部品の在庫状況をリアルタイムに把握することができ
る。
【0063】つぎに、マスタ管理手段46の機能および
動作について説明する。すでに述べたように、データベ
ース60の各テーブルにおいては、コード番号やID番
号を使用して情報を記憶している。したがって、データ
ベース60には、たとえば所在地コードと実際の工場
名、建屋名、製造ライン名とのあいだの関係を記憶した
所在地マスタや、移動区分コードと移動の種類との関係
を記憶した移動区分マスタ、保全コードと保全の種類と
の関係を記憶した保全コードマスタなどが必要である。
マスタ管理手段46は、これらのマスタを管理するため
に使用される。
【0064】ユーザが図13のメニュー選択画面から
「マスタ変更」を選択すると、マスタ管理手段46によ
って、マスタの変更を入力する画面がユーザの端末装置
20に表示される。ユーザはこの入力画面を使用してマ
スタの変更を行なうことができる。なお、マスタの変更
にあたってはパスワードの入力などの認証を要求し、権
限のないユーザによるマスタの変更を防止するとよい。
【0065】つぎに、期限管理手段48およびメール通
知手段50の機能、動作について説明する。期限管理手
段48は、定期的にデータベース60内を検索し、たと
えば図7の保全計画テーブルにおける保全計画の実施予
定日と当日の日付とを比較する。また、図6の保全履歴
テーブルを参照して、各保全計画の実施・未実施を確認
する。そして、保全計画の実施予定日が近づいているが
未実施である場合や、実施予定日を過ぎているにもかか
わらず未実施である場合に、メール通知手段50を使用
して、このプラントの管理部門あるいは管理者あてに保
全の実施をうながすメールを送信する。このため、デー
タベース60には、各管理部門あるいは各管理者のメー
ルアドレスを記憶したマスタが必要である。
【0066】また同様に、期限管理手段48およびメー
ル通知手段50は、図5のプラント履歴テーブルにプラ
ントの移動が登録されているが、受け取り確認がなされ
ていない場合、すなわち新旧の所在地、管理部門、管理
者および発送日が入力されているにもかかわらず受取日
が入力されていない場合にも、新管理部門あるいは新管
理者に対し、受け取り確認すなわち受取日の入力を行な
うようメールにて督促をおこなう。
【0067】このように、本発明によれば、各テーブル
に記憶されている日付および当日の日付を利用して、保
全作業や受け取り確認がおこなわれていないプラントに
ついて、管理部門あるいは管理者に対してメールによる
注意喚起を行なう。したがって、保全計画を確実に実施
することが可能になるとともに、プラントの所在を確実
に管理することが可能になる。
【0068】なお、メール通知手段50によるメールを
メールログとしてデータベース60に記憶しておき、後
述する検索閲覧手段52により情報端末20から閲覧で
きるようにするとよい。メールによる督促の履歴を閲覧
することが可能になるとともに、督促の多い管理部門や
管理者について管理や指導の強化をはかるなどして、さ
らに確実な保全の実施およびプラントの所在管理が可能
になる。
【0069】つぎに、検索閲覧手段52の機能および動
作について説明する。検索閲覧手段52は、ユーザから
の要求に応じてデータベース60内の各テーブルを検索
し、ユーザの要求に一致するレコードを抽出してユーザ
の端末装置20に表示させる。
【0070】たとえば、ユーザが図13のメニュー画面
から「所在別プラント照会」を選択した場合、検索閲覧
手段52は、所在地を指定するための入力画面をユーザ
の端末装置20に表示させる。ユーザによる所在地の指
定が、ネットワーク100を介してサーバ30の検索閲
覧手段52へと伝達される。検索閲覧手段52はプラン
ト履歴テーブルを検索して、新所在地コードがユーザの
入力した所在地に一致するプラントをすべて抽出する。
そして、これらのプラントのプラント番号を、ユーザの
指定した所在地にあるプラントの一覧としてユーザの端
末装置20に表示させる。なお、抽出したプラント番号
にもとづいてプラント情報テーブルを検索し、プラント
名称や型名などをあわせてユーザの端末装置に表示する
ようにするとよい。
【0071】また同様に、ユーザが図13のメニュー画
面から「プラント保全計画照会」を選択した場合には、
端末装置20にプラント番号を入力するための入力画面
を表示させ、ユーザが入力したプラント番号に対応する
レコードを保全計画テーブルから抽出し、端末装置20
に表示させればよい。なお、ユーザがプラント番号を入
力するかわりに、所在地コードや購入オーダ番号を入力
し、これら所在地コードや購入オーダ番号に一致するプ
ラントが候補として端末装置20に表示され、これらの
候補のなかから保全計画を参照したいプラントをユーザ
が選択するようにしてもよい。
【0072】ところで、プラント登録手段32、部品登
録手段34、プラント移動管理手段36、保全履歴管理
手段38、保全計画手段40、プラント構成登録手段4
2およびマスタ管理手段46など、ユーザによる入力を
受信しデータベース60に記憶する機能を有する各手段
には、電子承認の機能を設けておくとよい。
【0073】すなわち、データベース60内の各テーブ
ルに、承認の有無をあらわす承認フラグフィールドを設
け、さらにデータベース60内に、承認者のIDと承認
順序とを記憶する承認テーブルを設ける。承認テーブル
の例を図12に示す。ユーザが、たとえば図13のメニ
ュー選択画面から「プラント登録」を選択してプラント
の登録を行なうと、この承認テーブルにおいて承認順序
が最小である承認者に対し、メール通知手段50から承
認依頼の電子メールが送信される。この承認者がサーバ
30に接続して電子承認を行なうと、承認テーブルの承
認日フィールドに承認を行なった日の日付が記憶され、
さらに、つぎの承認順序の承認者に対し、メール通知手
段50から承認依頼の電子メールが送信される。このよ
うにして、承認テーブルのすべての承認者の承認が完了
すると、プラント情報テーブルの承認フラグフィールド
に承認済みを意味するフラグが書き込まれる。
【0074】このように、データベース60内に承認の
ワークフローを記載する承認テーブルを設け、各テーブ
ルに承認フラグフィールドを設けることにより、承認済
みのレコードと未承認のレコードとを区別することがで
き、未承認の情報は閲覧の対象としないなどの対応が可
能になる。なお、期限管理手段48およびメール通知手
段50によって、所定の日数を過ぎても承認を行なわな
い承認者に対し、督促のメールを送信するようにしても
よい。
【0075】以上、本発明のプラント管理システムをデ
ータベースの構成を例示して説明したが、本発明のプラ
ント管理システムにおけるデータベースが、例示の構成
に限られるわけではない。たとえば、プラント情報テー
ブルにも新所在地のコードを記憶するフィールドを設
け、前記の所在地別プラント照会の際に高速なレスポン
スが得られるようにするなど、本発明の技術的思想の範
囲内でさまざまなデータベースの構成が可能であること
は、当業者であれば容易に理解できるであろう。
【0076】
【発明の効果】本発明のプラント管理システムによれ
ば、工場や協力会社がワールドワイドに展開し、このワ
ールドワイドに展開した工場や協力会社間でプラントの
移動が行なわれる場合においても、プラントの所在およ
び移動や保全の履歴を一元的に管理することが可能であ
る。また、プラントの保全用部品をあわせて一元管理す
ることが可能である。さらに、インターネットとWWW
ブラウザを活用することにより、最小限のコストでワー
ルドワイドなプラント管理を実現することができる。
【0077】また、本発明のプラント管理システムで
は、プラントの移動や保全の情報がリアルタイムで反映
されるため、情報と実際のプラントの状況とのあいだに
乖離が生じることがなく、確実な管理が可能である。さ
らに、プラントの購入から廃却までの移動や保守の内容
が履歴として記憶され、また部品の発注から受け入れ、
払い出しまでの経過も履歴として記憶されるため、IS
Oなどの要求するプラントのライフサイクル管理が可能
である。
【0078】また、各種の登録処理における承認の取得
を、データベースに記憶したワークフローにしたがって
電子的におこなうため、紙書類を排除して迅速な承認が
可能になる。また、所定期間を過ぎても承認が行なわな
い場合には、メールによる督促が自動的に行なわれ、確
実に承認取得を行なうことが可能である。同様に、プラ
ントの移動時に受け取り側が受け取りの確認を行なわな
い場合にも、受け取り側の管理部門や管理者に対してメ
ールによる督促が行なわれる。したがって、プラントの
移動をデータベースの記憶内容に確実に反映することが
できる。また、データベースを参照することによって、
現時点での承認や受け取り確認の状況、および督促の状
況を把握することが可能である。
【0079】また、保全計画の実施日が近づいたことを
メールで案内し、実施日が過ぎても保全が行なわれない
場合にはメールによる督促が行なわれるため、保全の実
施を確実なものとすることができる。また、定期点検の
周期にもとづいて定期点検の保全計画が自動作成される
ため、この点からも保全を確実のものとすることができ
る。
【0080】また、プラントの取得価格や未償却残額、
リースの契約番号などがプラントの情報として記憶され
ているので、プラントの移動や廃却処分にともなって生
じる資材や経理上の処理を容易かつ確実に行なうことが
できる。さらに、各プラントに固有のプラント番号を与
え、このプラント番号をバーコードなどとしてプラント
に貼り付けるため、現品照合を容易にかつミスなく行な
うことが可能であり、プラントの紛失や管理モレなどを
防止することができる。
【0081】また、各倉庫において各部品の在庫数をリ
アルタイムに管理でき、またこのリアルタイムの在庫数
と安全在庫数とを比較して部品の自動発注を行なうた
め、部品の在庫量を削減しても、在庫切れを生じる恐れ
が少ない。さらに、部品の発注から払い出しまでの履歴
を記憶しているため、各倉庫の各部品について、使用頻
度や在庫の数を把握することが可能であり、部品登録の
要否判断や安全在庫数、基準発注数の選定に活用するこ
とができる。
【0082】また、プラントの分類や所在地、管理部門
などを指定してデータベースを検索することにより、プ
ラントの分類ごと、所在地ごと、あるいは管理部門ごと
に、プラントの台数や取得価格、未償却残額などを表示
することができる。また、プラントの取得や移動が、ほ
ぼリアルタイムでデータベースに反映されるため、あら
たに設置したプラント、現在保有するプラント、遊休状
態にあるプラント、あるいは廃却したプラントについ
て、その数および総価格を表示し、出力することができ
る。また、プラントによる占有面積や各部門、各協力会
社のプラント保有割合を出力することもできる。
【0083】さらに、各プラントの休止時間、保守作業
の所要時間、所要費用を履歴として記録しているため、
各工場ごと、各製造ラインごと、プラントの種類ごと、
あるいはそれぞれのプラントについて、稼働率の高低や
保全の費用の大小を算出、検討することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプラント管理システムを示した
図である。
【図2】 図1に示した本発明のプラント管理システム
について、その機能を説明したブロック図である。
【図3】 図2のブロック図に示した各機能について、
その概略を説明した図である。
【図4】 本発明のプラント管理システムにおけるデー
タベースについて、プラント情報テーブルの例を示した
図である。
【図5】 本発明のプラント管理システムにおけるデー
タベースについて、プラント履歴テーブルの例を示した
図である。
【図6】 本発明のプラント管理システムにおけるデー
タベースについて、保全履歴テーブルの例を示した図で
ある。
【図7】 本発明のプラント管理システムにおけるデー
タベースについて、保全計画テーブルの例を示した図で
ある。
【図8】 本発明のプラント管理システムにおけるデー
タベースについて、プラント構成テーブルの例を示した
図である。
【図9】 本発明のプラント管理システムにおけるデー
タベースについて、部品情報テーブルの例を示した図で
ある。
【図10】 本発明のプラント管理システムにおけるデ
ータベースについて、発注履歴テーブルの例を示した図
である。
【図11】 本発明のプラント管理システムにおけるデ
ータベースについて、受け払い履歴テーブルの例を示し
た図である。
【図12】 本発明のプラント管理システムにおけるデ
ータベースについて、承認テーブルの例を示した図であ
る。
【図13】 本発明のプラント管理システムにおけるメ
ニュー選択画面の例である。
【図14】 本発明のプラント管理システムにおけるプ
ラント番号票の例である。
【符号の説明】
10 プラント管理システム、20 端末装置、30
サーバ、32 プラント登録手段、34 部品登録手
段、36 プラント移動管理手段、38 保全履歴管理
手段、40 保全計画手段、42 プラント構成登録手
段、44 部品在庫管理手段、46 マスタ管理手段、
48 期限管理手段、50 メール通知手段、52 検
索閲覧手段、60 データベース、80 プラント番号
票、100 ネットワーク。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各工場に備えられた端末装置と、ネット
    ワークを介してこれら端末装置と接続されるサーバと、
    該サーバに接続されたデータベースとからなり、該サー
    バが前記端末装置に対して、データベースへの情報の記
    憶およびデータベースの情報の閲覧を提供するプラント
    管理システムであって、該データベースに、各工場の各
    プラントに関する情報と、これら各プラントの移動の履
    歴および保全の履歴とが記憶されてなるプラント管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記端末装置からプラントの移動または
    保全の実施が入力され、移動の履歴または保全の履歴と
    して前記データベースに記憶される請求項1記載のプラ
    ント管理システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して各工場の端末装置
    と接続されるサーバと、該サーバに接続されたデータベ
    ースとからなり、該サーバが、前記端末装置から入力さ
    れたプラントについての情報をデータベースに記憶する
    プラント登録手段と、前記端末装置から入力された部品
    についての情報をデータベースに記憶する部品登録手段
    と、前記端末装置から入力されたプラントの移動につい
    ての情報をデータベースに記憶するプラント移動管理手
    段と、前記端末装置から入力されたプラントの保全作業
    の実施についての情報をデータベースに記憶する保全履
    歴管理手段と、前記端末装置から入力されたプラントの
    保全計画をデータベースに記憶する保全計画手段と、前
    記端末装置から入力されたプラントとプラント構成部品
    との関係を記憶するプラント構成登録手段と、前記端末
    装置から入力された部品の受け払いについての情報をデ
    ータベースに記憶する部品在庫管理手段と、前記端末装
    置からデータベースの各マスタを変更するためのマスタ
    管理手段と、前記保全計画から実施日までの日数が所定
    の期日以下である保全計画を抽出する期限管理手段と、
    該抽出された保全計画の対象プラントの管理部門に対
    し、保全実施の案内メールを送信するメール通知手段
    と、データベース内の情報を検索し、前記端末装置に閲
    覧可能に提示する検索閲覧手段とを備えるプラント管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記期限管理手段が、前記保全計画から
    所定の期日を過ぎても未実施である保全計画を抽出し、
    前記メール通知手段が、該抽出された保全計画の対象プ
    ラントの管理部門に対し、保全実施の督促メールを送信
    する請求項3記載のプラント管理システム。
  5. 【請求項5】 前記プラント登録手段、部品登録手段、
    プラント移動管理手段、保全履歴管理手段、保全計画手
    段、プラント構成登録手段およびマスタ管理手段の少な
    くともいずれかが、ネットワークを介して端末装置から
    の承認を取得する電子承認機能を有し、承認取得後の情
    報が前記検索閲覧の対象となる請求項3記載のプラント
    管理システム。
  6. 【請求項6】 前記プラント登録手段がプラント固有の
    プラント番号をバーコードとして出力する機能を有し、
    プラントに取り付けられた該バーコードを読み取り、前
    記データベースに記憶したプラントの移動についての情
    報と照合することによりプラントの現品照合をおこなう
    請求項3記載のプラント管理システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して各工場の端末装置
    と接続されるサーバと、該サーバに接続されたデータベ
    ースとからなり、該データベースが、プラントについて
    の情報を記憶したプラント情報テーブルと、プラントの
    移動履歴を記憶したプラント履歴テーブルと、プラント
    の保全の履歴を記憶した保全履歴テーブルと、保全計画
    を記憶した保全計画テーブルと、プラントとプラント構
    成部品との関係を記憶したプラント構成テーブルと、各
    倉庫における部品の在庫状況を記憶した部品情報テーブ
    ルと、部品の発注履歴を記憶した発注履歴テーブルと、
    部品の受け払いの履歴を記憶した受け払い履歴テーブル
    とを備えるプラント管理システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して各工場の端末装置
    と接続されるサーバと、該サーバに接続されたデータベ
    ースとからなり、該サーバが、前記端末装置から入力さ
    れたプラントについての情報をデータベースのプラント
    情報テーブルに記憶するプラント登録手段と、前記端末
    装置から入力された部品についての情報をデータベース
    の部品情報テーブルに記憶する部品登録手段と、前記端
    末装置から入力されたプラントの移動についての情報を
    データベースのプラント履歴テーブルに記憶するプラン
    ト移動管理手段と、前記端末装置から入力されたプラン
    トの保全作業の実施についての情報をデータベースの保
    全履歴テーブルに記憶する保全履歴管理手段と、前記端
    末装置から入力されたプラントの保全計画をデータベー
    スの保全計画テーブルに記憶する保全計画手段と、前記
    端末装置から入力されたプラントとプラント構成部品と
    の関係をデータベースのプラント構成テーブルに記憶す
    るプラント構成登録手段と、前記端末装置から入力され
    た部品の受け払いについての情報をデータベースの受け
    払い履歴テーブルに記憶する部品在庫管理手段と、前記
    端末装置からデータベースの各マスタを変更するための
    マスタ管理手段と、前記保全計画テーブルから実施日ま
    での日数が所定の期日以下である保全計画を抽出する期
    限管理手段と、該抽出された保全計画の対象プラントの
    管理部門に対し、保全実施の案内メールを送信するメー
    ル通知手段と、データベース内の情報を検索し、前記端
    末装置に閲覧可能に提示する検索閲覧手段とを備えるプ
    ラント管理システム。
  9. 【請求項9】 前記期限管理手段が、前記保全計画テー
    ブルから所定の期日を過ぎても未実施である保全計画を
    抽出し、前記メール通知手段が、該抽出された保全計画
    の対象プラントの管理部門に対し、保全実施の督促メー
    ルを送信する請求項8記載のプラント管理システム。
  10. 【請求項10】 前記プラント履歴テーブルに、プラン
    トの発送日およびプラントの受取日が記憶され、前記期
    限管理手段が、該発送日から所定の期日が過ぎても受取
    日が入力されない移動履歴を抽出し、前記メール通知手
    段が該移動履歴の対象プラントの管理部門に対し、受取
    日入力をうながす督促メールを送信する請求項8記載の
    プラント管理システム。
  11. 【請求項11】 前記プラント情報テーブルに定期点検
    の周期が記憶され、前記保全計画手段が該定期点検周期
    から定期点検の実施日を自動設定し、前記保全計画テー
    ブルに記憶する請求項8記載のプラント管理システム。
  12. 【請求項12】 前記プラント情報テーブルにプラント
    の購入および減価償却に関する情報が記憶されており、
    経理上の情報として閲覧可能である請求項8記載のプラ
    ント管理システム。
  13. 【請求項13】 前記保全履歴テーブルに、保全所要時
    間、保全所要費用およびプラントの休止時間が記憶され
    ており、プラントの故障率またはプラントの稼働率とし
    て閲覧可能である請求項8記載のプラント管理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記部品情報テーブルに、各倉庫にお
    ける各部品の在庫数、安全在庫数および基準発注量が記
    憶され、前記部品在庫管理手段が、部品の在庫数が前記
    安全在庫数を下回った場合に、基準発注量の部品を自動
    発注する請求項8記載のプラント管理システム。
  15. 【請求項15】 前記部品在庫管理手段が、前記端末装
    置から入力された部品の発注についての情報および前記
    自動発注についての情報を発注履歴テーブルに記憶し、
    さらに該発注履歴テーブルおよび受け払い履歴テーブル
    に記憶した発注履歴および受け払い履歴から、前記部品
    情報テーブルに記憶された在庫数、発注残数を更新する
    請求項14記載のプラント管理システム。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して各工場の端末装
    置と接続されるサーバと、該サーバに接続されたデータ
    ベースとからなり、該サーバが、前記端末装置から入力
    されたプラントについての情報をデータベースのプラン
    ト情報テーブルに記憶し、該記憶した情報について承認
    者の承認を電子的に取得するプラント登録手段と、該前
    記端末装置から入力されたプラントの移動についての情
    報をデータベースのプラント履歴テーブルに記憶し、該
    記憶した情報について承認者の承認を電子的に取得する
    プラント移動管理手段とを備え、プラントの仮登録と承
    認による正式登録から、プラントの移動の仮登録と承認
    による正式登録、およびプラントの廃却の仮登録と承認
    による正式登録まで、プラントのライフサイクル管理を
    行なうプラント管理システム。
  17. 【請求項17】 承認の依頼メールを送信するメール通
    知手段と、承認依頼後所定期間を過ぎても承認を行なわ
    ない承認者に対して、前記メール通知手段を用いて督促
    メールを送信する期限管理手段とを備える請求項16記
    載のプラント管理システム。
  18. 【請求項18】 前記案内メール、依頼メールおよび督
    促メールがメール通知履歴としてデータベースに記憶さ
    れ、前記端末装置にて閲覧が可能である請求項8、9、
    10または17記載のプラント管理システム。
  19. 【請求項19】 前記データベースの情報が、端末装置
    のWebブラウザによって閲覧可能である請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
    13、14、15、16、17または18記載のプラン
    ト管理システム。
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