JP2003167397A - 画像形成システムおよび画像形成システムの制御方法およびプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成システムおよび画像形成システムの制御方法およびプログラム及び記憶媒体

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JP2003167397A
JP2003167397A JP2001366652A JP2001366652A JP2003167397A JP 2003167397 A JP2003167397 A JP 2003167397A JP 2001366652 A JP2001366652 A JP 2001366652A JP 2001366652 A JP2001366652 A JP 2001366652A JP 2003167397 A JP2003167397 A JP 2003167397A
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image forming
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post
job
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JP2001366652A
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Atsushi Horikoshi
堀越  淳
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像形成装置から出力された用紙の排
紙後処理を容易かつ高機能に行うこと。 【解決手段】 MFP104,106によりジョブを識
別するジョブ識別情報を用紙上に形成する画像上に付加
し、フィニッシャ109によりMFP104,106よ
り排紙された用紙上に付加されたジョブ識別情報を読み
取り、該読み取られたジョブ識別情報及び所定の通信媒
体を介して入力される排紙後処理を含むジョブに基づい
て、フィニッシャ109によりMFP104,106よ
り排紙される用紙の排紙後処理を制御する構成を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されコンピュータ等からの画像を出力する画像形成装
置と、ネットワークに接続され出力用紙に対し排紙処理
を行うことが可能な排紙後処理装置とを有する画像形成
システムおよび画像形成システムの制御方法およびプロ
グラム及び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置には排紙後処理装置
が接続されており、この画像形成装置が出力した用紙を
排紙処理(ステイプル,穴開け等)を行うことは可能で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像形成システムにおける排紙後処理装置では、他の
画像形成装置(排紙後処理装置が接続されている画像形
成装置とは異なる画像形成装置)から排紙された用紙
を、接続された画像形成装置(排紙後処理装置が接続さ
れた画像形成装置)が出力する用紙と同等に後処理する
ことは不可能であった。
【0004】また、接続された画像形成装置からの出力
用紙と他の画像形成装置からの出力用紙とを合わせて、
さまざまな排紙後処理を行うことも不可能であった。も
しくは可能であっても、操作が非常に煩雑であったり、
機能上大きな制限が加えらたりすることが多かった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、複数の画像形成装置
によりジョブを識別するジョブ識別情報を用紙上に形成
する画像上に付加し、前記複数の画像形成装置より排紙
された用紙上に付加されたジョブ識別情報を排紙処理装
置により読み取り、該読み取られたジョブ識別情報及び
所定の通信媒体を介して入力される排紙後処理を含むジ
ョブに基づいて、排紙処理装置により前記複数の画像形
成装置より排紙される用紙の排紙後処理を制御すること
により、複数の画像形成装置から出力された用紙の排紙
後処理を容易かつ高機能に行うことができる画像形成シ
ステムおよび画像形成システムの制御方法およびプログ
ラム及び記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(図1に示すネットワーク101)
を介して入力される排紙後処理を含むジョブに基づいて
用紙上に画像を形成して排紙する画像形成手段(図2に
示すプリンタ部209)と、前記ジョブを識別するジョ
ブ識別情報を前記画像形成手段が用紙上に形成する画像
上に付加するアドオン手段(図2に示すアドオン部21
2)とを有する複数の画像形成装置(図1に示すMFP
104,105,106)と、前記複数の画像形成装置
より排紙される用紙の排紙後処理を行う排紙後処理手段
(図1に示すフィニッシャ109)と、前記複数の画像
形成装置より排紙された用紙上に付加されたジョブ識別
情報を読み取る読み取り手段(図12に示すセンサ10
09)と、前記読み取り手段により読み取られたジョブ
識別情報及び所定の通信媒体を介して入力される排紙後
処理を含むジョブに基づいて、前記排紙後処理手段によ
る排紙後処理を制御する制御手段(図1に示すフィニッ
シャ109内の図示しないCPU)とを有する排紙後処
理装置(図1に示すフィニッシャ109)とを有するこ
とを特徴とする。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記アドオン
手段(図2に示すアドオン部212)は、前記入力され
る排紙後処理を含むジョブを識別するジョブ識別情報及
び各用紙のページ情報を用紙上に形成する画像上に付加
するものであり、前記読み取り手段(図12に示すセン
サ1009)は、前記画像形成装置より排紙される用紙
上に付加されたジョブ識別情報及びページ情報を読み取
るものであり、前記制御手段(図1に示すフィニッシャ
109内の図示しないCPU)は、前記読み取り手段に
より読み取られたジョブ識別情報及びページ情報に基づ
いて、前記複数の画像形成装置より関連するジョブに基
づいて画像形成され排紙された用紙のページ順序を揃え
るように前記排紙後処理手段の排紙後処理を制御するこ
とを特徴とする。
【0008】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体(図1に示すネットワーク101)を介して入力され
る排紙後処理を含むジョブに基づいて用紙上に画像を形
成して排紙する第1の画像形成手段(図2に示すプリン
タ部209)と、前記ジョブを識別するジョブ識別情報
を前記第1の画像形成手段が用紙上に形成する画像上に
付加するアドオン手段(図2に示すアドオン部212)
とを有する複数の第1画像形成装置(図1に示すMFP
104,105又は106)と、所定の通信媒体を介し
て入力される排紙後処理を含むジョブに基づいて用紙上
に画像を形成して排紙する第2の画像形成手段(図1に
示すMFP106又は105)と、前記第2の画像形成
手段及び前記複数の第1画像形成装置より排紙される用
紙の排紙後処理を行う排紙後処理手段(図1に示すフィ
ニッシャ109又は110)と、前記複数の第1画像形
成装置より排紙された用紙上に付加されたジョブ識別情
報を読み取る読み取り手段(図12に示すセンサ100
9)と、前記読み取り手段により読み取られたジョブ識
別情報及び前記入力されるジョブとに基づいて、前記第
2の画像形成手段による画像形成排紙処理及び排紙後処
理手段による排紙後処理を制御する制御手段(図1に示
すフィニッシャ109又は110内の図示しないCP
U)とを有する第2画像形成装置(図1に示すMFP1
06又は105)とを有することを特徴とする。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記アドオン
手段(図2に示すアドオン部212)は、前記入力され
る排紙処理を含むジョブを識別するジョブ識別情報及び
各用紙のページ情報を用紙上に形成する画像上に付加す
るものであり、前記読み取り手段(図12に示すセンサ
1009)は、前記第1画像形成装置より排紙される用
紙上に付加されたジョブ識別情報及びページ情報を読み
取るものであり、前記制御手段(図1に示すフィニッシ
ャ109内の図示しないCPU)は、前記読み取り手段
により読み取られたジョブ識別情報及びページ情報に基
づいて、前記複数の第1画像形成装置及び前記第2の画
像形成手段より関連するジョブに基づいて画像形成され
排紙された用紙のページ順序を揃えるように前記第2の
画像形成手段による画像形成排紙処理及び排紙後処理手
段による排紙後処理を制御することを特徴とする。
【0010】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体を介して入力される排紙後処理を含むジョブに基づい
て用紙上に画像を形成して排紙する画像形成装置と前記
複数の画像形成装置より排紙される用紙の排紙後処理を
行う排紙処理装置とを有する画像形成システムの制御方
法において、前記複数の画像形成装置により、前記ジョ
ブを識別するジョブ識別情報を用紙上に形成する画像上
に付加するアドオン工程(図29のステップS208)
と、前記排紙処理装置により、前記複数の画像形成装置
より排紙された用紙上に付加されたジョブ識別情報を読
み取る読み取り工程(図29のステップS210)と、
前記排紙処理装置により、前記読み取り工程により読み
取られたジョブ識別情報及び所定の通信媒体を介して入
力される排紙後処理を含むジョブに基づいて、前記複数
の画像形成装置より排紙される用紙の排紙後処理を行う
排紙後処理工程(図29のステップS211)とを有す
ることを特徴とする。
【0011】本発明に係る第6の発明は、所定の通信媒
体を介して入力される排紙後処理を含むジョブに基づい
て用紙上に画像を形成して排紙する複数の第1画像形成
装置と、所定の通信媒体を介して入力される排紙後処理
を含むジョブに基づいて用紙上に画像を形成して排紙す
る画像形成手段と、前記画像形成手段及び前記複数の第
1画像形成装置より排紙される用紙の排紙後処理を行う
排紙後処理手段とを有する第2画像形成装置とを有する
画像形成システムの制御方法において、前記複数の第1
画像形成装置により、前記ジョブを識別するジョブ識別
情報を用紙上に形成する画像上に付加するアドオン工程
(図27のステップS107)と、前記第2画像形成装
置により、前記複数の第1画像形成装置より排紙された
用紙上に付加されたジョブ識別情報を読み取る読み取り
工程(図27のステップS109)と、前記第2画像形
成装置により、前記読み取り工程により読み取られたジ
ョブ識別情報及び前記入力されるジョブとに基づいて、
前記画像形成手段による画像形成排紙処理及び排紙後処
理手段による排紙後処理を行う画像形成排紙後処理工程
(図27のステップS110)とを有することを特徴と
する。
【0012】本発明に係る第7の発明は、請求項5,6
のいずれかに記載された画像形成システムの制御方法を
実行するためのプログラムであることを特徴とする本発
明に係る第8の発明は、請求項5,6のいずれかに記載
された画像形成システムの制御方法を実行させるための
プログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に
記憶させたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 〔装置全体の概要説明〕図1は、本発明の第1実施形態
を示す画像形成装置,排紙処理装置を適用可能な画像形
成システムの構成を示す概観図である。
【0014】図において、102,103は、ネットワ
ーク101に接続されたコンピュータで、それぞれサー
バとクライアントの役割を果たしており、実際には、ク
ライアント103は複数台あり、図中では103a,1
03bで示してあるが、以後、代表して103とのみ表
記する。
【0015】また、104,105,106は、MFP
(Multi FunctionPeriphera
l)と呼ばれる多目的なネットワーク機器で、ネットワ
ーク101に接続されており、104はフルカラーでス
キャン,プリント等が可能なカラーMFPであり、10
5,106はモノクロでスキャン,プリント等を行う白
黒MFPである。
【0016】さらに、ネットワーク101には、単一機
能で動作するネットワーク機器も接続されており、単機
能プリンタ107などが存在するが、動作的には前述の
MFPとほとんど等価であるため、以後これらのデバイ
スもまとめてMFPにて表記する。
【0017】108は、ネットワーク101に接続され
たデータ格納のためのメモリ装置であり、ネットワーク
101を経由して送られてきた各種データを一時的に保
存(格納)することができる。
【0018】また、このネットワーク101上には図示
していないが、クライアントや各種サーバ及び上記以外
のMFPを初め、スキャナ、プリンタ、あるいはFAX
などその他の機器も接続されている。
【0019】ここで、コンピュータ102(または10
3)上では、いわゆるDTP(Desk Top Pu
blishing)のアプリケーションソフトウェアを
動作させ、各種文書/図形が作成/編集される。
【0020】また、コンピュータ102(または10
3)は作成された文書/図形をPDL言語(Page
Description Language = ペー
ジ記述言語)に変換し、コンピュータ102(または1
03)上からプリンタドライバと呼ばれる起動ソフトウ
ェアによって指示することにより、ネットワーク101
を経由してMFP104,105,106に送られて出
力される。
【0021】さらに、MFP104,105のスキャナ
部に置かれた原稿は、コンピュータ102(または10
3)上からスキャナドライバと呼ばれる起動ソフトウェ
アによって指示することにより、ネットワーク101へ
画像データとして送られ、メモリ装置108に保存され
たり、コンピュータ102(または103)のディスプ
レイに表示したり、MFP104,105,106,プ
リンタ107に送られて出力されることが可能である。
【0022】次に、MFP104,105,106は、
それぞれコンピュータ102(または103)側とネッ
トワーク101を介して情報交換できる通信手段を有し
ており、MFP104,105の設定情報や装置状態が
コンピュータ102(または103)側に逐次知らせる
仕組みとなっている。
【0023】また、コンピュータ102(または10
3)側では、その情報を受けて動作するユーティリティ
ソフトウェアを持っており、MFPなどのデバイスは、
このコンピュータ102(または103)の元で一元管
理されている。
【0024】また、MFP104はプリンタ/スキャナ
とフィニッシャ111で構成され、MFP105はプリ
ンタ/スキャナとフィニッシャ110で構成され、MF
P106はプリンタ/スキャナとフィニッシャ109で
構成され、通常は例えばネットワークユーティリティソ
フトウェア等からは一体型の装置に見えている。
【0025】本実施形態のフィニッシャ109は、ネッ
トワーク101に接続する手段を有している。そして、
通常動作と単独動作を切り替えることによってネットワ
ークユーティリティソフトウェアからもネットワーク1
01上のひとつのデバイスとして管理,制御等が行える
ようになるが、MFP105に接続されているフィニッ
シャ110はネットワーク101には接続されていない
が、その他の点ではフィニッシャ109と同じ構成であ
る。即ち、MFP106は、フィニッシャ109がネッ
トワーク101に接続されている以外プリンタやスキャ
ナとしてはMFP105と同じである。
【0026】〔MFP104,105,106の構成〕
次に、図2〜図12を用いて、MFP104,105,
106の構成について説明する。ただし、MFP104
とMFP105の差はフルカラーとモノクロの差であ
り、色処理以外の部分ではフルカラー機器がモノクロ機
器の構成を包含することが多いため、ここではフルカラ
ー機器に絞って説明し、必要に応じて、随時モノクロ部
分の説明を加えることとする。
【0027】図2は、図1に示したMFP104,10
5,106の全体構成を説明するブロック図である。
【0028】図において、201は画像読み取りを行う
スキャナ部、202は前記スキャナ部201で読み取ら
れた画像データを画像処理するRGB−IP部、203
はファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画
像の送受信を行うFAX部、さらに、204はネットワ
ークを利用して画像データや装置情報をやりとりするN
IC(Network Interface Car
d)部、205はコンピュータ側から送られてきたペー
ジ記述言語(PDL)を画像信号に展開するPDL部、
212はアドオン部で、通常スルーであるがアドオン情
報の付加と解除を行う際には有効になる。
【0029】そして、206はコア部で、MFP10
4,105の使い方に応じて画像信号を一時保存した
り、経路を決定する。
【0030】次に、コア部206から出力された画像デ
ータは、CMYK−IP部207を経由して、PWM部
208に送られた後、画像形成を行うプリンタ部209
に送られプリントされ、シートの排出処理等を含む、用
紙の出力仕上げの処理を行うシート処理装置(排紙装
置)としてのフィニッシャ部210(図1に示したフィ
ニッシャ109〜111)により出力される。
【0031】また、ディスプレイ部211は、画像をプ
リントせずに済ませたり、プリント状態の是非を判断す
るためのプレビュー機能として作動する。
【0032】〔スキャナ部201の構成〕図3は、図2
に示したスキャナ部201の構成を説明する断面図であ
る。
【0033】図に示すように、複写機としての原稿の複
写において、まず、原稿台ガラス301に、読み取られ
るべき原稿302が置かれる。原稿302は、照明30
3により照射され、ミラー304,305,306を経
て、光学系307により、CCDセンサ308上に像が
結ばれる。さらに、モータ309により、ミラー30
4,照明303を含む第1ミラーユニット310は、速
度vで機械的に駆動され、ミラー305,306を含む
第2ミラーユニット311は、速度1/2vで駆動さ
れ、原稿302の全面が走査される。
【0034】〔RGB−IP部202の構成〕図4は、
図2に示した画像処理部(RGB−IP部202)の構
成を示すブロック図である。
【0035】図に示すように、スキャナ部201の第1
ミラーユニット310による原稿走査により入力された
光学的信号は、CCDセンサ308により電気信号に変
換される。このCCDセンサ308は、RGB3ライン
のカラーセンサであり、RGBそれぞれの画像信号とし
てA/D変換部401に入力される。A/D変換部40
1では、ゲイン調整,オフセット調整をされた後、A/
Dコンバータで、各色信号毎に8bitのデジタル画像
信号R0,G0,B0に変換される。
【0036】その後、シェーディング補正部402で色
ごとに基準白色板の読み取り信号を用いた公知のシェー
ディング補正が施される。さらに、CCDセンサ308
の各色ラインセンサは、相互に所定の距離を隔てて配置
されているため、ラインディレイ調整回路(ライン補間
部)403において、副走査方向の空間的ずれが補正さ
れる。
【0037】次に、入力マスキング部404は、CCD
センサ308のR,G,Bフィルタの分光特性で決まる
読取色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分で
あり、CCDセンサ308の感度特性/照明ランプのス
ペクトル特性等の諸特性を考慮した装置固有の定数を用
いた3×3のマトリックス演算を行い、入力された(R
0,G0,B0)信号を標準的な(R,G,B)信号に
変換する。
【0038】さらに、輝度/濃度変換部(LOG変換
部)405では、ルックアップテーブル(LUT)RA
Mにより構成され、RGBの輝度信号がC1,M1,Y
1の濃度信号になるように変換される。
【0039】なお、MFP105,106によりモノク
ロの画像処理を行う場合には、単色の1ラインセンサを
用いて、単色でA/D変換、シェーディングを行ったの
ち、入出力マスキング、ガンマ変換、空間フィルタの順
で処理してもよい。
【0040】〔FAX部203の構成〕図5は、図2に
示したFAX部203の構成を示すブロック図である。
【0041】図に示すように、ファクシミリ受信時に
は、まず、電話回線から来たデータをNCU部501で
受け取り電圧の変換を行い、モデム部502の中の復調
部504でA/D変換及び復調操作を行った後、伸張部
506でラスタデータに展開する。一般にFAXでの圧
縮伸張にはランレングス法などが用いられるが、公知で
あるため、ここではその説明を割愛する。ラスタデータ
に変換された画像は、メモリ部507に一時保管され、
画像データに転送エラーがないことを確認後、コア部2
06へ送られる。
【0042】次に、ファクシミリ送信時は、コア部より
やってきたラスタイメージの画像信号に対して、圧縮部
505でランレングス法などの圧縮を施し、モデム部5
02内の変調部503にてD/A変換及び変調操作を行
った後、NCU部501を介して電話回線へと送られ
る。
【0043】図6は、図2に示したNIC部204,P
DL部205の構成を示すブロック図である。
【0044】〔NIC部204の構成〕まず、NIC部
204の説明を行う。
【0045】上述したように、NIC部204は、ネッ
トワーク101に対してのインタフェースの機能を持つ
ものであり、例えば10Base−T/100Base
−TXなどのEthernet(登録商標)ケーブルな
どを利用して外部からの情報を入手したり、外部へ情報
を流す役割を果たす。
【0046】図に示すように、外部より情報を入手する
場合は、まず、トランス部601で電圧変換され、LA
Nコントローラ部602に送られる。LANコントロー
ラ部602は、その内部にバッファメモリ1(不図示)
を持っており、その情報が必要な情報か否かを判断した
上で、バッファメモリ2(不図示)に送った後、PDL
部205に信号を流す。
【0047】次に、外部に情報を提供する場合には、P
DL部205より送られてきたデータは、LANコント
ローラ部602で必要な情報を付加して、トランス部6
01を経由してネットワーク101に接続される。
【0048】〔PDL部205の構成〕次に、PDL部
205の説明を行う。
【0049】コンピュータ上で動作するアプリケーショ
ンソフトウェアによって作成された画像データは、文
書、図形、写真などから構成されており、それぞれは、
文字コード、図形コード、及びラスタ画像データなどに
よる画像記述の要素の組み合わせから成っている。
【0050】これが、いわゆるPDL(Page De
scription Language;ページ記述言
語)であり、Adobe社のPostScript(登
録商標)言語に代表されるものである。
【0051】さて、PDL部205は、上記PDLデー
タからラスタ画像データへの変換処理を表わす部分であ
り、NIC部204から送られてきたPDLデータは、
CPU部603を経由して一度ハードディスク(HD
D)のような大容量メモリ604に格納され、ここで各
ジョブ毎に管理,保存される。
【0052】次に、必要に応じて、CPU部603は、
RIP(Raster ImageProcessin
g)と呼ばれるラスタ化画像処理を行って、PDLデー
タをラスタイメージに展開する。展開されたラスタイメ
ージデータは、CMYKの色成分毎にDRAMなどの高
速アクセス可能なメモリ605にジョブ毎にページ単位
で格納され、プリンタ部209の状況に合わせて、再び
CPU部603を介して、アドオン部212へ送られ
る。
【0053】図7は、図2に示したコア部206,CM
YK−IP部207の構成を示すブロック図である。
【0054】〔コア部206の構成〕まず、コア部20
6について説明する。
【0055】図に示すように、コア部206のバスセレ
クタ部701は、MFP104,105,106の利用
における、いわば交通整理の役割を担っている。即ち、
スタンドアローンとしての複写機能、ネットワークスキ
ャン機能、ネットワークプリント機能、ファクシミリ送
信/受信機能、あるいはディスプレイ表示機能等、MF
P104,105における各種機能に応じてバスの切り
替えを行うところである。
【0056】以下に各機能を実行するためのバス切り替
えパターンを示す。
【0057】スタンドアローン複写機能:スキャナ部2
01→コア部206→プリンタ部209 ネットワークスキャン機能:スキャナ201部→コア部
206→NIC部204 ネットワークプリント機能:NIC部204→コア部2
06→プリンタ部209 ファクシミリ送信機能:スキャナ部201→コア部20
6→FAX部203 ファクシミリ受信機能:FAX部203→コア部206
→プリンタ部209 ディスプレイ表示機能:スキャナ部201→コア部20
6→ディスプレイ部211 但し、ディスプレイ表示機能の入力元はFAX部203
やNIC部204でも構わない。
【0058】次に、バスセレクタ部701を出た画像デ
ータは、圧縮部702,ハードディスク(HDD)等の
大容量メモリからなるメモリ部703及び伸張部704
を通ってプリンタ部209またはディスプレイ部211
へ送られる。
【0059】さらに、圧縮部702で、用いられる圧縮
方式は、JPEG,JBIG,ZIPなど一般的なもの
を用いればよい。
【0060】次に、圧縮された画像データは、ジョブ毎
に管理され、ファイル名,作成者,作成日時,ファイル
サイズ等の付加データと一緒にメモリ部703に格納さ
れる。
【0061】さらに、ジョブの番号とパスワードを設け
て、それらも一緒に格納すれば、パーソナルボックス機
能をサポートすることができる。これは、データの一時
保存や特定の人にしかプリントアウト(HDDからの読
み出し)ができない親展機能である。
【0062】また、メモリ部703のパーソナルボック
スに格納されているそれぞれのジョブに対しては、ジョ
ブを指定して呼び出しが行われた場合には、パスワード
の認証を行った後、HDDより呼び出し、画像伸張を行
ってラスタイメージに戻してプリンタ部209に送られ
る。
【0063】また、コア部206は、CPU710,R
OM711,RAM712を有し、CPU710はRO
M711又はその他の記憶媒体に格納されたプログラム
を実行して、画像形成装置(MFP104,105,1
06)及び排紙処理装置(フィニッシャ111,11
0,109)全体を統括制御する。
【0064】〔CMYK−IP部207の構成〕次に、
CMYK−IP部207について説明する。
【0065】コア部206より渡されたデータは、出力
マスキング/UCR回路部706に入り、前述のRGB
−IP部202にて説明したLOG変換(405)後の
C1,M1,Y1信号を画像形成装置のトナー色である
Y,M,C,K信号にマトリクス演算を用いて変換する
部分であり、CCDセンサ308で読み込まれたRGB
信号に基づいたC1,M1,Y1,K1信号をトナーの
分光分布特性に基づいたC,M,Y,K信号に補正して
出力する。
【0066】次に、ガンマ補正部(ガンマ変換部)70
7にて、トナーの色味諸特性を考慮したルックアップテ
ーブル(LUT)RAMを使って画像出力のためのC,
M,Y,Kデータに変換される。空間フィルタ708で
は、シャープネス、またはスムージングが施された後、
画像信号はPWM部208へと送られる。画像が白黒か
カラーかの判定はC,M,Y,K信号のバランスによっ
て判定される。
【0067】〔PWM部208の構成〕図8は、図2に
示したPWM部208の構成を示すブロック図である。
【0068】図に示すように、CMYK−IP部207
を出たイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の4色に色分解された画像デー
タはそれぞれのPWM部208を通ってそれぞれ画像形
成される。(MFP105,106の場合は、単色とな
る。)図8において、801は三角波発生部で、図8
(b)に示す三角波806を発生する。802はD/A
コンバータ(D/A変換部)であり、入力されるディジ
タル画像信号を図8(b)に示すアナログ信号807に
変換する部分でる。これらの2つの信号は、コンパレー
タ803に送られて大小比較されて、図8(b)に示す
信号808となってレーザ駆動部804に送られ、CM
YKそれぞれの信号が、CMYKそれぞれのレーザ80
5でレーザビームに変換される。
【0069】そして、ポリゴンスキャナ913で、それ
ぞれのレーザビームを走査して、それぞれの感光ドラム
917,921,925,929に照射される。
【0070】〔プリンタ部209の構成(カラーMFP
104の場合)〕図9は、図2に示したプリンタ部20
9の構成を示す断面図であり、特にカラープリンタ部
(カラーMFP104の場合)に対応する。
【0071】図において、913はポリゴンミラーで、
4つの半導体レーザ805より発光された4本のレーザ
光を受ける。その内の1本はミラー914,915,9
16を経て感光ドラム917を走査し、次の1本はミラ
ー918,919,920を経て感光ドラム921を走
査し、次の1本はミラー922,923,924を経て
感光ドラム925を走査し、次の1本はミラー926,
927,928を経て感光ドラム929を走査する。
【0072】また、930はイエロー(Y)のトナーを
供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム9
17上にイエローのトナー像を形成する。931はマゼ
ンタ(M)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光
に従い、感光ドラム921上にマゼンタのトナー像を形
成する。932はシアン(C)のトナーを供給する現像
器であり、レーザ光に従い、感光ドラム925上にシア
ンのトナー像を形成する。933はブラック(K)のト
ナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ド
ラム929上にブラックのトナー像を形成する。以上、
4色(Y,M,C,K)のトナー像が用紙に転写され、
フルカラーの出力画像を得ることができる。
【0073】さらに、934,935は用紙カセット、
936は手差しトレイで、この用紙カセット934,9
35および手差しトレイ936のいずれかより給紙され
た用紙は、レジストローラ937を経て、転写ベルト9
38上に吸着され、搬送される。
【0074】給紙のタイミングと同期がとられて、予め
感光ドラム917,921,925,929には各色の
トナーが現像されており、用紙の搬送とともに、トナー
が用紙に転写される。そして、各色のトナーが転写され
た用紙は、分離され、搬送ベルト939により搬送さ
れ、定着器940によって、トナーが用紙に定着され排
出される。
【0075】なお、4つの感光ドラム917,921,
925,929は、距離dをおいて等間隔に配置されて
いる。また、用紙は搬送ベルト939により一定速度v
で搬送されており、この用紙の搬送とタイミング同期が
なされて、4つの半導体レーザ805は駆動される。
【0076】〔プリンタ部209の構成(モノクロMF
P105,106の場合)〕図10は、図2に示したプ
リンタ部209の構成を示す断面図であり、特にモノク
ロプリンタ部(モノクロMFP105,106の場合)
に対応する。
【0077】図において、1013はポリゴンミラー
で、4つの半導体レーザ805より発光されたレーザ光
を受ける。レーザ光はミラー1014,1015,10
16をへて感光ドラム1017を走査する。
【0078】また、1030は黒色のトナーを供給する
現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム1017上
にトナー像を形成し、トナー像が用紙に転写され、出力
画像を得ることができる。
【0079】さらに、1034,1035は用紙カセッ
ト、1036は手差しトレイで、この用紙カセット10
34,1035および手差しトレイ1036のいずれか
より給紙された用紙は、レジストローラ1037を経
て、転写ベルト1038上に吸着され、搬送される。給
紙のタイミングと同期がとられて、予め感光ドラム10
17にはトナーが現像されており、用紙の搬送ととも
に、トナーが用紙に転写される。
【0080】トナーが転写された用紙は、分離され、定
着器1040によって、トナーが用紙に定着され、排出
される。
【0081】〔ディスプレイ部211の構成〕図11
は、図2に示したディスプレイ部211の構成を示すブ
ロック図である。
【0082】図に示すように、コア部206より出され
た画像データは、CMYデータであるため、逆LOG変
換部1101でRGBデータに変換する必要がある。次
に、出力されるCRTやLCD等のディスプレイ装置1
104の色の特性に合わせるためにガンマ変換部110
2でルックアップテーブルを使用して出力変換を行う。
変換された画像データは、一度メモリ部1103に格納
されて、CRTやLCD等のディスプレイ装置1104
によって表示される。
【0083】なお、ディスプレイ部211を使用するの
は、出力画像を予め確認するプレビュー機能や、出力す
る画像が意図したものと間違いないか検証するプルーフ
機能、あるいは、プリントの必要がない画像を確認する
場合にプリント用紙の無駄を省くためである。
【0084】〔フィニッシャ部210(図1に示したフ
ィニッシャ109,110)の構成〕図12は、図2に
示したフィニッシャ部210(図1に示したフィニッシ
ャ109,110)の構成を示す断面図である。
【0085】プリンタ部209の定着部940(または
1040)を出た用紙は、フィニッシャに入る。
【0086】フィニッシャには、サンプルトレイ100
1及びスタックトレイ1002があり、ジョブの種類や
排出される用紙の枚数に応じて切り替えて排出される。
【0087】ソート方式には2通りあり、複数のビンを
有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、後述の電
子ソート機能とビン(またはトレイ)を奥手前方向にシ
フトしてジョブ毎に出力用紙を振り分けるシフトソート
方式によりソーティングを行うことができる。
【0088】電子ソート機能は、コレートと呼ばれ、前
述のコア部で説明した大容量メモリ(メモリ部703)
を持っていれば、このメモリを利用して、バッファリン
グしたページ順と排出順を変更する、いわゆるコレート
機能を用いることで電子ソーティングの機能もサポート
できる。
【0089】次に、グループ機能は、ソーティングがジ
ョブ毎に振り分ける(例えば、1,2,3,…、1,
2,3,…、1,2,3,…等の、連続した頁順で振り
分ける)のに対し、ページ毎に種別する機能である
(1,1,1,…、2,2,2,…、3,3,3,…等
の、同一頁のもの同士でそれぞれ振り分ける)。
【0090】さらに、スタックトレイ1002に排出す
る場合には、用紙が排出される前の用紙をジョブ毎に蓄
えておき、排出する直前にステープラ1005にてバイ
ンドすることも可能である。
【0091】その他、上記2つのトレイに至るまでに、
紙をZ字状に折るためのZ折り機1004,ファイル用
の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャ1006
があり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。
【0092】さらに、サドルステッチャ1007は、ブ
ックレット形式に紙を二つ折りにし、その真ん中をバイ
ンドするために使用する。この場合には、ブックレット
トレイ1008に排出される。
【0093】その他、図には記載されていないが、製本
のためのグルー(糊付け)によるバインドや、あるいは
バインド後にバインド側と反対側の端面を揃えるための
カッティングなどを加えることも可能である。
【0094】また、本発明におけるフィニッシャ部21
0には、インサータトレイ1003a,1003cが設
けられている。さらに、インサータトレイ1003a,
1003cは、中差し機能を行うための用紙を置いた
り、あるいは他のプリンタから出力された用紙を置くこ
とでフィニッシング処理を行うことができる。インサー
タトレイ1003a,1003cの用紙は、一旦トレイ
1003b,1003dに移動される。その際に、コン
タクト型CCDセンサ(センサ)1009にて後述する
様々な処理のために用紙の画像を読み込む。
【0095】本実施形態のフィニッシャ109,110
には、操作部1010がついており、インサータトレイ
1003a,1003cにセットされた用紙を排紙処理
するための設定や、フィニッシャ109単体動作時のI
Pアドレスなどの設定をおこなうことができる。
【0096】また、フィニッシャ109,110は、図
示しないCPU,ROM,RAMを有するコントローラ
を有し、CPUはROM又はその他の記憶媒体に格納さ
れたプログラムを実行して、排紙処理装置(フィニッシ
ャ109,110)全体を統括制御する。
【0097】さらに、フィニッシャ109は、図示しな
い通信手段を有し、ネットワーク101を介して各種装
置と通信可能である。
【0098】〔ネットワーク101〕次に、図1に示し
たネットワーク101について説明する。
【0099】図13は、図1に示したネットワーク10
1について説明するブロック図である。
【0100】図に示すように、ネットワーク101は、
図1に示した構成がルータと呼ばれるネットワークを相
互に接続する装置(ルータ1301〜1304,ルータ
1305)により接続され、LAN(Local Ar
ea Network)と呼ばれる更なるネットワーク
(LAN1306,LAN1307)を構成する。
【0101】また、LAN1306は、内部のルータ1
301を介して、専用回線1308を通して、別のLA
N1307内部のルータ1305に接続され、これらの
ネットワーク網は幾重にも張り巡らされて、広大な接続
形態を構築している。
【0102】次に、図14を参照して、図1に示したネ
ットワークの中を流れるデータについて説明する。
【0103】図14は、図1に示したネットワーク10
1の中を流れるデータについて説明する模式図である。
【0104】図に示すように、送信元のデバイスA(1
400a)に存在するデータ1401があり、そのデー
タは画像データでも、PDLデータでも、プログラムで
あっても構わない。これをネットワーク101を介して
受信先のデバイスB(1400b)に転送する場合、デ
ータ1401を細分化する(イメージ的には図中140
2に示すように分割する)。
【0105】この分割されたデータ1403,140
4,1406などに対して、ヘッダ1405と呼ばれる
送り先アドレス(TCP/IPプロトコルを利用した場
合には、送り先のIPアドレス)等を付加し、パケット
として順次ネットワーク101上に送って行く(パケッ
ト1407,1408,1409,1410)。
【0106】デバイスB(1400b)のアドレスとパ
ケット1410のヘッダ1411が一致すると、データ
1412はパケット1410から分離され、この分離さ
れたデータ1412,1413,1414はデバイスB
(1400b)内に順次取り込まれ、再生され(イメー
ジ的には図中1415に示すように再生され)、デバイ
スAにあったデータの状態(図中1416)に再生され
る。
【0107】〔プリンタドライバ〕次に、図15,図1
6を用いて、コンピュータ102(または103)から
プリンタドライバにより画像データをプリンタに送信す
る行程について説明する。
【0108】図15は、図1に示したコンピュータ10
2(または103)から画像データをプリンタに送信す
るためのプリンタドライバ画面の一例を示す模式図であ
り、コンピュータ102(または103)の図示しない
表示装置上に表示される。
【0109】プリンタドライバは、プリント動作を指示
するためのGUIであり、これで指示することによりユ
ーザは所望の設定パラメータを指示して、所望の画像イ
メージをプリンタなどの送信先に送ることが可能とな
る。以下、図を用いて説明する。
【0110】図において、1601はプリンタドライバ
のウィンドウである。
【0111】ウィンドウ1601の設定項目として、1
602は、ターゲットとなる出力先を選択する送信先選
択カラムである。一般的には図1に示したMFP10
4,105、あるいはプリンタ107のようなものであ
るが、保存の目的で図1に示したメモリ装置108に画
像を転送しても構わない。
【0112】1603はジョブの中から出力ページを選
択するページ設定カラムであり、コンピュータ102
(または103)上で動作するアプリケーションソフト
で作成された画像イメージのどのページを出力するかを
決定する。
【0113】1604は部数を指定する部数設定カラ
ム。また、1607は前記送信先選択カラム1602に
て選択された送信先デバイスに関する詳細設定を行うた
めのプロパティキーであり、ここをクリックすると別画
面にてそのデバイス固有の設定情報を入力し、特殊な画
像処理、例えば、CMYK−IP部207内のガンマ変
換部707や空間フィルタ部708のパラメータを変更
することにより、より細かい色再現やシャープネス調整
を行うことが可能となる。
【0114】1608はフィニッシングの設定を行うカ
ラムであり、この設定は選択されたプリンタに応じて設
定項目が異なってくる。
【0115】また、送信先選択カラム1602の右をク
リックすると印刷可能なプリンタ、MFPなどの一覧が
表示されるが、そのためにはネットワーク上のプリンタ
を検索する必要がある。ネットワーク上のMFPやプリ
ンタを検索する場合にはディレクトリサービスと呼ばれ
るものを利用する。ディレクトリサービスとは、言わば
ネットワークに関する電話帳であり、様々な情報を格納
するためのものである。
【0116】上記ディレクトリサービスを用いたディレ
クトリシステムの具体例としては、例えばLDAP(L
ightweight Directory Acce
ssProtocol)がある。このLDAPの規定
は、IETF(Internet Engineeri
ng Task Force)が発行している標準仕様
であるRFC(Request For Commen
ts)1777に記載されている。
【0117】このディレクトリサービスを用いて、ネッ
トワークに接続されている装置を検索することにより、
ネットワーク上で利用可能な装置のネットワークアドレ
スの一覧を得ることができる。ネットワーク101上の
コンピュータ102はLDAPサーバとして機能し、ネ
ットワーク上の装置に関する情報をすべて保管してい
る。コンピュータは自分で検索しにいかずLDAPサー
バに問い合わせることで所望の装置を検索することが可
能となる。
【0118】装置の装備情報や状態などの情報にあわせ
て装置の位置情報を登録することによってコンピュータ
に近い装置、あるいは所望のプリンタにもっとも近くで
所望の機能を持つプリンタなどといった検索も可能であ
る。
【0119】また、上記位置情報は、例えば各フロアご
とに基準点からの距離をXY方向で定義し、かつフロア
の情報なども付加する。例えば、2階の基準となるコー
ナからX方向3m(3本目の柱というような距離でもよ
い)、Y方向5mと言った場合、3X5Y2というよう
な情報をもたせることで表現する。
【0120】プリンタドライバは、このようなLDAP
サーバに問い合わせることで送信先選択カラム1602
にプリンタの一覧を表示させることが可能となる。
【0121】また、従来のプリンタドライバでは、2つ
のプリンタを同時に選択することは不可能であったが、
本実施形態では次のプリンタを選択するためのキー16
09を設けた。このキーを押下することでさらなるプリ
ンタ選択カラムが表示され第2のプリンタあるいはフィ
ニッシャ等が選択可能となる。
【0122】また、他のプリンタを選択する際、プロパ
ティ(property)キー1607を押下して他の
設定画面にいき、プリンタの選択の順番を変更すること
ができる。通常、プリンタドライバのプリンタ選択カラ
ム1602の右端をマウスでクリックすると選択可能な
プリンタが一覧表示される。その際に図16に示すごと
く、様々な条件(例えば、速いプリンタから並べる、プ
リンタ1に近い順番に並べる,フィニッシング機能の多
い順番に並べる等)により一覧表示の一番上に出てくる
プリンタを変更することができる。それによって、例え
ば最初に選択したMFPの最も近くにあるMFPという
条件で選択することなどが容易に行えるようになる。
【0123】また、2台を選択した際に、選択された順
番の組み合わせでは処理ができない場合(例えば、ステ
イプルしてからパンチ等はできない)、その場合には、
警告表示を行う。
【0124】所望の設定が済めば、OKキー1605に
より印刷を開始する。設定を取り消す場合には、キャン
セル(閉じる)キー1606により印刷を取りやめる。
【0125】〔ネットワークユーティリティソフトウェ
アの説明〕コンピュータ102(または103)上にて
動作するユーティリティソフトウェアについて説明す
る。
【0126】MFP104,105,106やフィニッ
シャ109内のネットワークインタフェース部分にはM
IB(Management Information
Base)と呼ばれる標準化されたデータベースが構
築されており、SNMP(Simple Networ
k Management Protocol)という
ネットワーク管理プロトコルを介してネットワーク上の
コンピュータと通信し、MFP104,105をはじめ
として、ネットワーク上につながれたスキャナ、プリン
タあるいは、FAXなどの管理が可能になっている。
【0127】一方、コンピュータ102(または10
3)には、MIBを用いたソフトウェアプログラムが動
作しており、ネットワークを介して上記SNMPの利用
によりMIBを使って必要な情報交換が可能となる。
【0128】RFC1213で定義されたifPhys
AddressやsysObjectID またRFC
1514で定義されたhrDeviceIDなどのMI
B情報を取得することで装置を特定する情報を得ること
ができる。プライベートMIBとして装置の装備情報や
能力などが定義されており、装備情報としてフィニッシ
ャが接続されているか否かを検知することなどが可能で
ある。
【0129】また、ネットワーク上の装置どうしでもM
IB情報を取得することで相互に通信を行い相手の装置
の状態、能力などの情報を取得することが可能である。
【0130】コンピュータ102は、ネットワーク上の
装置と定期的に通信し、あるいは各装置からの発信によ
って各装置の機能、状態等を常に把握している。各装置
から収集したMIBデータをもとにWEBサーバが構築
されているためコンピュータ103はHTTPによる周
知のブラウジングソフトウェアによってコンピュータ1
02にアクセスしても各装置の状態を把握することが可
能である。
【0131】プリントJOB(ジョブ)を、一旦全てコ
ンピュータ102に投げて、その後にコンピュータ10
2から各プリンタにJOB(ジョブ)を投入し、そのJ
OBのユーザ名,所属部門,ファイル名,ページ数,J
OB内容等を解析し、ユーザ単位や部門単位での印刷回
数やトータルページ数などを記憶しておく。また、各装
置のプリント数やエラーなどの回数、現在の紙やトナー
の残量なども集計することでネットワーク上の装置やJ
OBなどの管理運営を行うことが可能である。
【0132】さらに、コンピュータ102では印刷プロ
トコルの変換も行っている。例えば、MFP105がL
PDしかサポートしていないのにコンピュータ103か
らIPP(Internet Printing Pr
otocol)でプリントを行おうとすると、コンピュ
ータ102は自動的にLPRに変換してMFP105に
JOBを投げることが可能である。
【0133】また、プリントしたデータはメモリ装置1
08に蓄積させメモリ残量や日付などのパラメータによ
ってサーバが自動的に消去を行う。
【0134】〔GUIの説明〕次に、図17,図18を
参照して、GUI(Graphic User Int
erface)と呼ばれるコンピュータ102(または
103)上で動作するユーティリティソフトウェアの画
面について説明する。
【0135】図17,図18は、GUI(Graphi
c User Interface)と呼ばれるコンピ
ュータ102(または103)上で動作するユーティリ
ティソフトウェアの画面の一例を示す模式図である。
【0136】コンピュータ102(または103)上で
ユーティリティソフトウェアを起動させると、図17に
示すような画面が表示される。
【0137】図17,図18において、1701は状態
ページを開くための状態タブ、1702はプリンタの内
部のプリントJOBを操作するためのページを開くため
のJOBタブ、1703は装置の装備その他を確認する
ページを開くための情報タブ、1704はネットワーク
設定を行うページを開くためのネットワークタブであ
る。図17では状態ページが表示されている。
【0138】図17に示される1705は装置の外観画
像であり、フィニッシャやデッキなど装備情報に応じた
画像が表示される。その右側には給紙段の情報で各カセ
ットに入っている紙の情報が表示されている。また、図
17に示される1706は装置の動作状態を表示してお
り、動作状況に応じて変化する。
【0139】また、図18は情報ページを表示させたも
ので、フィニッシャの有無やフィニッシャのオプション
の有無などが確認できるようになっている。
【0140】〔アドオンについて〕以下、図19を参照
して、アドオンするコマンドの付加について説明する。
【0141】図19は、アドオンの概念を説明する模式
図である。
【0142】図において、原画像1801は、コンピュ
ータ102(または103)上のアプリケーションソフ
トで作られた画像データであるが、これにコマンド画像
を与えることについて説明する。
【0143】1802はアドオン情報で、例えば図に示
すようなある画像パターンであり、これはコンピュータ
上で作成された画像データをMFP,プリンタ等に転送
する際に前述のプリンタドライバにより付加され、MF
P,プリンタ等により、アドオン画像1803のように
プリントアウトされ、アドオン情報1802が示す排紙
処理情報は、プリンタドライバが作成した排紙処理を含
むJOBの識別情報(JOB番号)や前記排紙処理を行
うための排紙処理情報、即ちステイプル,パンチ,イン
サートなどの動作指示やページ数等を示す。
【0144】このアドオン情報1802を付加したアド
オン画像1803を図12に示したフィニッシャ10
9,110のセンサ1009で読み込ませると、フィニ
ッシャ109,110はこのアドオン情報をもとに排紙
処理を動作する。
【0145】〔付加パターン〕以下、図20〜図24を
参照して、本実施形態の付加パターンについて説明す
る。
【0146】図20は、図19に示したアドオン情報1
802の付加パターンの一例を説明する図である。
【0147】図20において、200ライン処理の場
合、領域1901に含まれる4×4画素は、その画像信
号の階調が、例えば「+αとなるように変調され、また
領域1902及び1903に含まれるそれぞれ2×4画
素は、その画像信号の階調が、例えば−αとなるように
変調され、領域1901〜1903以外の画素は変調し
ない。そして、領域1901〜1903に含まれる8×
4画素を付加パターンの単位ドットとする。400ライ
ン処理の場合には4×4画素処理を行う。また100ラ
イン処理の場合には2×2あるいは1画素を付加パター
ンとする。
【0148】以下、処理方法は同様であるので8×4画
素を例にして説明を行う。
【0149】図21,図22は、本実施形態におけるア
ドオンラインの一例を示す図である。
【0150】図21において、2001はアドオンライ
ンで、例えば4画素の幅である。2001a〜2001
eはそれぞれ図20に示した単位ドットで、例えば8×
4画素である。単位ドット2001a〜2001eは、
主走査方向にd1(例えば、128画素)のほぼ一定周
期で並んでいる。
【0151】さらに、図22において、2101〜21
10はアドオンラインで、例えば4画素の幅であり、副
走査方向にd2(例えば、16画素)のほぼ一定周期で
並んでいる。詳細は後述するが、例えば1本のアドオン
ラインは4ビットの情報を表し、アドオンライン210
2〜2109の8本のアドオンラインは一組となって、
32ビットの付加情報を表すことができる。
【0152】なお、アドオンラインは、副走査方向に繰
り返し形成され、例えば図22に示すアドオンライン2
101及び2109は、同一の情報を順次繰り返して表
している。
【0153】図23,図24は、本実施形態におけるア
ドオンラインによる情報の表現方法の一例を示してい
る。
【0154】図23において、2201及び2202は
アドオンラインで、両アドオンラインは副走査方向に隣
り合っている。また、2201a,2201b及び22
02aは単位ドットで、隣り合ったアドオンラインの単
位ドットどうしが接近して目立つのを防ぐため、隣り合
ったアドオンライン単位ドットどうしは、主走査方向へ
少なくともd3(例えば、32画素)の間隔が空くよう
に設定する。
【0155】単位ドットによって表されるデータは、単
位ドット2202aと、単位ドット2201aとの位相
差によって決定される。図23は4ビット情報を表す一
例を示しており、この図23に示す例では、単位ドット
2202aはデータ”3”を表している。例えば、単位
ドット2202aが最左端にあればデータ”0”を、ま
た単位ドット2202aが最右端にはればデータ”F”
を表すことになる。
【0156】図24において、全付加情報を表す一組の
アドオンラインのうち、(a)に示すラインは1番目の
アドオンラインLine0を表し、(b)に示すライン
は4番目のアドオンラインLine3を表す。
【0157】図24に示すように、Line0には、本
来の単位ドット2301a〜2301dのすべての右側
に、d4(例えば、16画素)の間隔でドット2302
a〜2302dが追加され、Line3には、本来の単
位ドット2304a〜2304dのすべての右側に、d
5(例えば、32画素)の間隔でドット2305a〜2
305dが追加されている。
【0158】これら追加ドットは、各アドオンラインが
何番目のアドオンラインかを明確にするためのマーカで
ある。なお、2本のアドオンラインにマーカを追加する
のは、出力画像からでも、副走査方向の上下を確定する
ことができるようにするためである。
【0159】また、例えば付加するパターンは、例えば
MFP104のようにフルカラーMFPであるならば、
人間の目がYのトナーで描かれたパターンに対しては識
別能力が低いことを利用して、Yの色情報のみで付加さ
れる。それによってプリントアウトした場合には付加情
報がついていないようになっている。この情報を黒情報
として付加すると可視画像としてアドオンされる。
【0160】また、MFP105のように白黒MFPで
あれば、人間の目にはわからない程度に、例えば256
階調(8bit)の濃度信号ならば、その信号値に−8
〜+8程度の値をアドオン情報として加算して付加する
ようにする。
【0161】さらに、付加パターンの主走査方向のドッ
ト間隔と、副走査方向の全付加情報の繰り返し間隔と
は、対象とする特定原稿において、ドットが確実に識別
できるような薄くて均一な領域へ、確実に全情報が付加
されるように定める必要がある。目安としては、対象と
する特定原稿において、ドットが確実に識別できるよう
な薄くて均一な領域の幅の2分の1以下のピッチで情報
を付加すればよい。
【0162】ユーザの情報と排紙処理情報の両方の情報
を付加する場合には交互に付加する、あるいは特定周期
ごとに情報を入れ替えることなどが考えられる。またY
のアドオン情報と黒の濃度変換情報であれば混在するこ
とも可能なので同じ位置に付加することも可能である。
【0163】これらの付加情報をプリントアウトしたも
のは目視では識別できないが本実施形態のフィニッシャ
で読み取った場合には十分に識別することが可能な情報
である。しかし、これらの付加情報が付加されたものを
さらにコピーすると、この付加情報は失われるためコピ
ーした用紙を本実施形態のフィニッシャにセットしても
コマンドは有効にはならない。
【0164】〔MFP104,105におけるアドオン
部212〕次に、アドオンの付加方法について述べる。
これは、図2に示したアドオン部212に相当し、その
回路としては、例えば、以下図25で説明する。
【0165】図25は、図2に示したアドオン部212
の構成を示すブロック図であり、図26は、図25に示
すアドオン情報ページメモリの構成を示す模式図であ
る。
【0166】図25に示すように、まず、PDL部20
5よりラスタライズされた画像信号2401が入力され
る。このとき、図20〜図24に示したようなアドオン
情報を予めCPU2410より書き込まれたアドオン情
報ページメモリ2402からアドオンデータが画像信号
2401に同期して出力される。即ち、アドオン情報ペ
ージメモリ2402内部には、図26に示すような情報
形式で、例えば「−127」〜「+127」のデータで
最上位ビットを符号ビットとする8bitのデータ形式
でアドオンデータとして格納されており、「+4」の部
分及び「−4」の部分は図20に示した1901〜19
03の部分に相当する。
【0167】再び、図25に戻って、同期して読み出さ
れた画像信号2401とアドオン情報ページメモリ24
02のアドオンデータは、加算器2403又は減算器2
404に入力され、「FF(H)」以上に飽和した場
合、あるいは「00(H)」以下になった場合の対策と
して、キャリア信号とORゲート2405又はANDゲ
ート2406を通ってセレクタ2407に入る。
【0168】セレクタ2407に入力されるセレクト信
号(符号ビット)2408は、アドオン情報ページメモ
リ2402の最上位ビット(符号ビット)で、図26に
示すようなアドオン情報の正負に応じて切り替えられ、
画像信号2409がコア部206に送られる。
【0169】また、画像信号2401が既にアドオンデ
ータが付加された信号となっている場合に、それを解除
するには、アドオン情報ページメモリ2402の最上位
ビット(符号ビット)を反転させれば動作は逆転し、同
じアドオンデータであれば、解除される仕組みとなって
いる。
【0170】このアドオン付加回路はYMCおよびKの
各信号系に付加されており、それぞれのアドオン情報ペ
ージメモリ2402に付加パターンを書くことでそれぞ
れのパターンを画像に付加することができる。ここで、
Yのページメモリにのみパターンを書けばYのみでアド
オンされる。また黒でアドオンする場合にはKのページ
メモリに付加パターンを書くと黒でアドオンされること
になる。
【0171】以下、図27のフローチャートを参照し
て、印刷,排紙処理を行う場合の動作について説明す
る。
【0172】図27は、本発明の画像形成装置,排紙処
理装置を適用可能な画像形成システムにおける第1の制
御処理手順の一例を示すフローチャートであり、印刷,
排紙処理動作に対応する。なお、S101〜S111は
各ステップを示す。
【0173】ここでは、一例として、白黒とカラーの混
ざった原稿(カラー白黒混在原稿)をステイプルする動
作を説明する。
【0174】ステップS101で、まず操作者はコンピ
ュータ103の端末にて操作を行って、カラー白黒混在
の原稿を周知のDTPソフト等で作成する。印刷を行う
とコンピュータ103のディスプレイには図15に示し
たようなプリンタドライバの画面が表示される。ここ
で、フィニッシング設定カラム1608(図15)にて
ステイプルの指定を行う。また、送信先選択カラム16
02(図15)にてプリンタの指定も行う。もし、フィ
ニッシング機能などが不明の場合には詳細を知るために
プロパティキー1607を押下すると詳細な情報が表示
される(図示せず)。
【0175】ここで、原稿がカラー白黒混在なので白黒
プリンタとカラーリンタを指定する必要がある。
【0176】まず、ステップS102において、プリン
タ選択カラム(送信先選択カラム1602)にて第一の
プリンタとして白黒MFP105を選択し、ステップS
103において、第二のプリンタとしてカラープリンタ
を選択するものとする。
【0177】キー1609を押下することでさらなるプ
リンタ選択カラムが有効になり第二のプリンタあるいは
フィニッシャなどが選択可能となる。ここでは第二のプ
リンタとしてカラーMFP104を選択する。
【0178】そして、OKキー1605を押下すると、
ステップS104に進み、図28に示すごとくJOB番
号表示およびパスワード入力ウィンドウが表示される。
ここでJOB番号はコンピュータ103が作り出した任
意の番号に操作者がloginした文字列などが加えら
れたもので操作者および原稿を識別する情報となるもの
である。
【0179】ステップS105で、OKキーを押下する
とコンピュータ103は印刷データの作成を行う。この
印刷データには従来のPDLの描画データとともにステ
イプル処理,白黒/カラー混在処理,2台の連動,アド
オン処理などのコマンドが付加される。なお、排紙処理
は送信先選択カラム1602にて最初に(第一のプリン
タとして)選択されたMFP105が行う。あるいは、
第二のプリンタとして、フィニッシャが選択された場合
にはフィニッシャを優先させるものとする。そして、デ
ータの作成が終わると、指定された2台のMFPにデー
タを転送する。
【0180】ステップS106は、MFP105の動作
であって、データを転送されたMFP105は処理コマ
ンドを解析し白黒ページのみを描画処理してメモリに一
旦データを蓄積しておく。その際にアドオンは行わな
い。
【0181】ステップS107は、MFP104の動作
で、MFP104もデータを解析しカラーページのみを
描画し、こちらはカラーにて処理コマンド,プリンタド
ライバで入力したJOB番号およびページ数などを黄色
にてアドオンしてプリントを開始する。プリント終了す
ると終了通知をコンピュータ103に通知する。また、
プリントデータは図1に示したメモリ108に蓄積す
る。
【0182】次に、ステップS108では、コンピュー
タ103にカラープリントが終了したのでその排紙され
た用紙をMFP105のフィニッシャ110にセットす
るよう表示する(図示せず)。また、この表示はMFP
の操作部にも表示されるものとする。
【0183】ステップS109では、操作者がMFP1
04の排紙部から用紙をとりMFP105のフィニッシ
ャのインサートトレイ1003aに用紙をセットし、フ
ィニッシャのスタートキー(図示せず)を押下すると、
フィニッシャ110は用紙をインサータトレイ1003
aからトレイ1003b(又は、インサータトレイ10
03cからトレイ1003d)に移動させながらセンサ
1009にてアドオン情報(JOB番号,ページ番号等
を含む)を読み込む。そのアドオン情報からJOB番号
を読み込み(ジョブ番号入力)、これから行うべき処理
内容を識別する。なお、ここで、フィニッシャ109の
操作部1010からパスワードを入力するようにしても
よい。これは、ステップS104にて図28に示す画面
でユーザが入力したパスワードであり、他人がかってに
処理できないようにするためである。
【0184】次に、ステップS110に進み、MFP1
05は既にメモリから描画処理の終了したデータを読み
込みプリント及び排紙処理を行う。この際にフィニッシ
ャ110のトレイ1003b(又はトレイ1003d)
にある用紙(MFP105でプリント処理を行うJOB
と同一のJOB番号の用紙)との順番(ページ番号)を
考慮しながら排紙を行う。
【0185】例えば、プリンタ105から1ページ目と
2ページ目が出力され3ページ目がMFP104の1ペ
ージ目であった場合、このページのアドオン情報のペー
ジ数は3となっており、MFP105が2ページまで排
紙するとフィニッシャ110がトレイ1003bから3
ページ目にあたる用紙を給紙する。なお、これは裏面排
紙の場合で、表面排紙の場合は最終ページから排紙され
る。
【0186】最後にステップS111において、すべて
の用紙を排紙し、ステイプルやパンチなどフィニッシン
グ処理もすべて終了すると、コンピュータ103に対し
てJOBの終了通知を発行し、またメモリ装置108の
データを消去し動作が終了する。
【0187】以上の処理により、用紙にJOB内容をア
ドオンしておくことで、改めてJOB番号等を指定しな
くても、所望の処理を選択、実行することが可能であ
る。また、複数のJOBが指定されている場合にも、ど
のJOBに対応する用紙がどのトレイに載置されている
か等を判断した上で、どのJOBを実行すべきか等、操
作者が識別する必要がなく、実行されるJOBに対応す
る用紙を自動でトレイから選択して挿入して排紙処理す
ることができる。
【0188】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
フィニッシャをMFPと連動させてプリント排紙処理を
行う場合の動作について説明したが、本実施形態では、
図1に示したフィニッシャ109をMFP106から切
り離して単独で用いて排紙処理を行う場合の動作につい
て説明する。以下、この実施形態について、図29のフ
ローチャートを参照して説明する。なお、第1実施形態
と共通部分は説明を省略する。
【0189】図29は、本発明の画像形成装置,排紙処
理装置を適用可能な画像形成システムにおける第2の制
御処理手順の一例を示すフローチャートであり、印刷,
排紙処理動作(特にフィニッシャ109をMFP106
から切り離し、そのフィニッシャ109を単独で用いて
排紙処理する場合)に対応する。なお、S201〜S2
12は各ステップを示す。
【0190】ステップS201において、まず操作者は
コンピュータ103の端末にて操作を行う。カラー白黒
混在の原稿を周知のDTPソフト等で作成する。印刷の
前に各装置の状態をチェックする。図18に示すごとく
ユーティリティソフトには装置の状態が表示される。
【0191】次に、ステップS202において、ここで
MFP106を表示している状態でMFP106とフィ
ニッシャ109の接続を切り離すキーを押下する(図示
せず)とMFP106はフィニッシャ109のついてい
ないMFPとなる。また、切り離しはMFP106ある
いはフィニッシャ109の操作部でも設定可能である。
【0192】ユーティリティソフトには、デバイスリス
トと呼ぶネットワークに接続された装置の一覧を表示す
る機能があり、本体とフィニッシャが切り離される前は
図30のようにMFPが3台(MFP104,MFP1
05,MFP106)見えていたものが、接続を切り離
すことによりフィニッシャ109が単独動作をはじめ、
SNMPをサポートするようになるため、切り離される
前は3台であった装置が図31に示すごとくフィニッシ
ャ109も見えるようになる。
【0193】ステップS203にて、操作者は自分がプ
リントを行いたい装置のステータスを確認し、印刷を行
うとコンピュータ103のディスプレイには図15に示
すごとくプリンタドライバの画面が表示される。
【0194】ステップS204にてプリンタ選択カラム
1602で第一のプリンタとして白黒MFP106を選
択し、ステップS205に進みここでは第二のプリンタ
としてカラーMFP104を選択する。
【0195】さらに、ステップS205において、フィ
ニッシャ109を選択してステイプルの指定を行う。フ
ィニッシャが指定されているためにMFP104等にフ
ィニッシャがあってもフィニッシャ109に対する設定
を優先する。但し、フィニッシャ109にない処理でか
つMFP104のフィニッシャで行える処理がある場合
にはその設定は有効とする。
【0196】次に、OKキー1605を押下すると、ス
テップS206において、図28に示したようなJOB
番号表示およびパスワード入力ウィンドウが表示され
る。ここで、JOB番号はコンピュータ103が作り出
した任意の番号に操作者がloginした文字列などが
加えられたもので、操作者および原稿を識別する情報と
なるものである。
【0197】そして、パスワード入力画面でOKキーを
押下すると、ステップS207において、コンピュータ
103は印刷データの作成を行う。この印刷データには
従来のPDLの描画データとともにステイプル処理,白
黒/カラー混在処理,2台の連動,アドオン処理等のコ
マンドが付加される。なお、排紙処理はカラム1602
にて最初に選択されたMFPが行う、あるいはフィニッ
シャが選択された場合にはフィニッシャを優先させる。
そして、データの作成が終わると、指定された2台のM
FPおよびフィニッシャ109にデータを転送する。
【0198】次に、ステップS208において、データ
を転送されたMFP106は、処理コマンドを解析し、
白黒ページのみを描画処理し出力を開始し、終了する
と、終了通知をコンピュータ103に通知する。また、
カラーMFP104も、データを解析しカラーページの
みを描画しプリントを開始する。プリントが終了する
と、終了通知をコンピュータ103に通知する。なお、
いずれの装置の出力も、JOB番号やページ数等のアド
オン情報が付加されている。
【0199】次に、プリントが終了すると、ステップS
209において、コンピュータ103では、排紙された
用紙をフィニッシャ109にセットするよう表示する
(図示せず)。また、この表示は各装置の操作部にも表
示される。
【0200】次に、ステップS210では、操作者がM
FP104,MFP106の排紙部から用紙を取り、フ
ィニッシャ109のインサートトレイ1003a,10
03cに用紙をセットし、フィニッシャ109のスター
トキー(図示せず)を押下すると、フィニッシャ109
は用紙をインサートトレイ1003a,1003cから
トレイ1003b,1003dに移動させながらセンサ
1009にてアドオン情報を読み込む。そのアドオン情
報からJOB番号を読み込み(JOB番号入力)、これ
から行うべき処理内容を識別する。なお、ここで、フィ
ニッシャ109の操作部110からパスワードを入力す
るようにしてもよい。これは、ステップS206にて図
28に示す画面でユーザが入力したパスワードであり、
他人がかってに処理できないようにするためである。
【0201】次に、ステップS211において、トレイ
1003b,1003dの用紙(フィニッシャ109が
処理しているJOBと同一のJOB番号がアドオンされ
た用紙)を指定された順番(ページ順)に給紙し、フィ
ニッシング処理を行う。
【0202】すべての用紙を排紙し、ステイプルやパン
チなどフィニッシング処理もすべて終了すると、ステッ
プS212において、コンピュータ103に対してJO
Bの終了通知を行う。
【0203】なお、フィニッシャ109は、MFP10
6本体に再接続されると、MFP106本体と一体型の
MFPとなり、図30に示すようにデバイスリスト上か
らは見えなくなりすべての動作が終了する。
【0204】以上より、他の画像形成装置からの用紙
を、接続された画像形成装置が出力する場合と同等に後
処理することを可能とする。
【0205】また、接続された画像形成装置からの出力
用紙と他の画像形成装置からの出力用紙とをあわせて、
さまざまな排紙後処理を行うことも可能とする。
【0206】なお、上記各実施形態では、フィニッシャ
109が、インサータトレイ(1003a,1003
c)と、センサ1009と、トレイ(1003b,10
03d)がそれぞれ2つずつしか示していないが、イン
サータトレイとセンサおよびトレイをそれぞれ3つ以上
有する構成も本発明に含まれるものである。
【0207】また、上記各実施形態では、プリンタ部
(プリンタエンジン)がレーザビーム方式である場合を
例にして説明したが、レーザビーム方式以外の電子写真
方式(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、イ
ンクジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他の
プリント方式であっても本発明は適用可能である。
【0208】さらに、上記第1実施形態,第2実施形態
を合わせた構成も本発明に含まれるものである。
【0209】以下、図32に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像形成装置,排紙処理装置を適用可能
な画像形成システムで読み出し可能なデータ処理プログ
ラムの構成について説明する。
【0210】図32は、本発明に係る画像形成装置,排
紙処理装置を適用可能な画像形成システムで読み出し可
能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメ
モリマップを説明する図である。
【0211】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0212】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0213】本実施形態における図27,図29に示す
機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリや
FD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。
【0214】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0215】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0216】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フリッピ-(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0217】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0218】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0219】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0220】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0221】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,2,5,7,8の発明によれば、複数の画像形成装
置によりジョブを識別するジョブ識別情報を用紙上に形
成する画像上に付加し、前記複数の画像形成装置より排
紙された用紙上に付加されたジョブ識別情報を排紙処理
装置により読み取り、該読み取られたジョブ識別情報及
び所定の通信媒体を介して入力される排紙後処理を含む
ジョブに基づいて、排紙処理装置により前記複数の画像
形成装置より排紙される用紙の排紙後処理を制御するの
で、複数の画像形成装置から出力された用紙を、排紙後
処理装置が接続された画像形成装置が出力する用紙と同
等に後処理することを可能として、複数の画像形成装置
から出力された用紙の排紙後処理を容易かつ高機能に行
うことができる。
【0222】第3,4,6の発明によれば、複数の第1
画像形成装置により前記ジョブを識別するジョブ識別情
報を用紙上に形成する画像上に付加し、第2画像形成装
置により前記複数の第1画像形成装置より排紙された用
紙上に付加されたジョブ識別情報を読み取り、該読み取
られたジョブ識別情報及び前記入力されるジョブとに基
づいて、前記第2画像形成装置により画像形成手段によ
る画像形成排紙処理及び排紙後処理手段による排紙後処
理を制御するので、排紙処理装置に接続された画像形成
装置からの出力用紙と他の画像形成装置からの出力用紙
とをあわせて、さまざまな排紙後処理を行うことを可能
として、複数の画像形成装置から出力された用紙の排紙
後処理を容易かつ高機能に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置,排
紙処理装置を適用可能な画像形成システムの構成を示す
概観図である。
【図2】図1に示したMFPの全体構成を説明するブロ
ック図である。
【図3】図2に示したスキャナ部の構成を説明する断面
図である。
【図4】図2に示した画像処理部(RGP−IP部)の
構成を示すブロック図である。
【図5】図2に示したFAX部の構成を示すブロック図
である。
【図6】図2に示したNIC部,PDL部の構成を示す
ブロック図である。
【図7】図2に示したコア部,CMYK−IP部の構成
を示すブロック図である。
【図8】図2に示したPWM部の構成を示すブロック図
である。
【図9】図2に示したプリンタ部の構成を示す断面図で
ある。
【図10】図2に示したプリンタ部の構成を示す断面図
である。
【図11】図2に示したディスプレイ部の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】図2に示したフィニッシャ部(図1に示した
フィニッシャ)の構成を示す断面図である。
【図13】図1に示したネットワークについて説明する
ブロック図である。
【図14】図1に示したネットワークの中を流れるデー
タについて説明する模式図である。
【図15】図1に示したコンピュータから画像データを
プリンタに送信するためのプリンタドライバ画面の一例
を示す模式図である。
【図16】プリンタ選択基準画面の一例を示す模式図で
ある。
【図17】GUI(Graphic User Int
erface)と呼ばれるコンピュータ上で動作するユ
ーティリティソフトウェアの画面の一例を示す模式図で
ある。
【図18】GUI(Graphic User Int
erface)と呼ばれるコンピュータ上で動作するユ
ーティリティソフトウェアの画面の一例を示す模式図で
ある。
【図19】アドオンの概念を説明する模式図である。
【図20】図19に示したアドオン情報を説明する模式
図である。
【図21】図19に示したアドオン情報を説明する模式
図である。
【図22】図19に示したアドオン情報を説明する模式
図である。
【図23】図19に示したアドオン情報を説明する模式
図である。
【図24】図19に示したアドオン情報を説明する模式
図である。
【図25】図2に示したアドオン部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図26】図25に示したアドオン情報ページメモリの
構成を示す模式図である。
【図27】本発明の画像形成装置,排紙処理装置を適用
可能な画像形成システムにおける第1の制御処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図28】job番号表示およびパスワード入力ウィン
ドウの一例を示す模式図である。
【図29】本発明の画像形成装置,排紙処理装置を適用
可能な画像形成システムにおける第2の制御処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図30】図1に示したコンピュータから画像データを
送信するデバイスを選択するためのデバイスリストの一
例を示す模式図である。
【図31】図1に示したコンピュータから画像データを
送信するデバイスを選択するためのデバイスリストの一
例を示す模式図である。
【図32】本発明に係る画像形成装置,排紙処理装置で
読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記
憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
101 ネットワーク 102,103a,103b コンピュータ 104,105,106 MFP 107 プリンタ 108 メモリ装置 109,110,111 フィニッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 396 G06T 3/00 300 5C062 G06T 3/00 300 H04N 1/00 108L H04N 1/00 108 108P G03G 21/00 382 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP07 AQ06 AS02 CK04 CK06 HJ04 HN05 HN08 HN16 HN18 2C087 AB06 AC08 BA02 BA03 BB10 BD01 CA13 CB17 2H027 EJ11 EJ15 FA21 FD08 FD10 2H072 AB11 GA00 5B057 AA11 CA12 CA16 CB16 CC01 CE08 CH07 CH08 5C062 AA02 AA05 AB32 AB35 AC10 BA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して入力される排紙
    後処理を含むジョブに基づいて用紙上に画像を形成して
    排紙する画像形成手段と、前記ジョブを識別するジョブ
    識別情報を前記画像形成手段が用紙上に形成する画像上
    に付加するアドオン手段とを有する複数の画像形成装置
    と、 前記複数の画像形成装置より排紙される用紙の排紙後処
    理を行う排紙後処理手段と、前記複数の画像形成装置よ
    り排紙された用紙上に付加されたジョブ識別情報を読み
    取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取ら
    れたジョブ識別情報及び所定の通信媒体を介して入力さ
    れる排紙後処理を含むジョブに基づいて、前記排紙後処
    理手段による排紙後処理を制御する制御手段とを有する
    排紙後処理装置と、を有することを特徴とする画像形成
    システム。
  2. 【請求項2】 前記アドオン手段は、前記入力される排
    紙後処理を含むジョブを識別するジョブ識別情報及び各
    用紙のページ情報を用紙上に形成する画像上に付加する
    ものであり、 前記読み取り手段は、前記画像形成装置より排紙される
    用紙上に付加されたジョブ識別情報及びページ情報を読
    み取るものであり、前記制御手段は、前記読み取り手段
    により読み取られたジョブ識別情報及びページ情報に基
    づいて、前記複数の画像形成装置より関連するジョブに
    基づいて画像形成され排紙された用紙のページ順序を揃
    えるように前記排紙後処理手段の排紙後処理を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して入力される排紙
    後処理を含むジョブに基づいて用紙上に画像を形成して
    排紙する第1の画像形成手段と、前記ジョブを識別する
    ジョブ識別情報を前記第1の画像形成手段が用紙上に形
    成する画像上に付加するアドオン手段とを有する複数の
    第1画像形成装置と、 所定の通信媒体を介して入力される排紙後処理を含むジ
    ョブに基づいて用紙上に画像を形成して排紙する第2の
    画像形成手段と、前記第2の画像形成手段及び前記複数
    の第1画像形成装置より排紙される用紙の排紙後処理を
    行う排紙後処理手段と、前記複数の第1画像形成装置よ
    り排紙された用紙上に付加されたジョブ識別情報を読み
    取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取ら
    れたジョブ識別情報及び前記入力されるジョブとに基づ
    いて、前記第2の画像形成手段による画像形成排紙処理
    及び排紙後処理手段による排紙後処理を制御する制御手
    段とを有する第2画像形成装置と、を有することを特徴
    とする画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記アドオン手段は、前記入力される排
    紙後処理を含むジョブを識別するジョブ識別情報及び各
    用紙のページ情報を用紙上に形成する画像上に付加する
    ものであり、 前記読み取り手段は、前記第1画像形成装置より排紙さ
    れる用紙上に付加されたジョブ識別情報及びページ情報
    を読み取るものであり、前記制御手段は、前記読み取り
    手段により読み取られたジョブ識別情報及びページ情報
    に基づいて、前記複数の第1画像形成装置及び前記第2
    の画像形成手段より関連するジョブに基づいて画像形成
    され排紙される用紙のページ順序を揃えるように前記第
    2の画像形成手段による画像形成排紙処理及び排紙後処
    理手段による排紙後処理を制御することを特徴とする請
    求項3記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介して入力される排紙
    後処理を含むジョブに基づいて用紙上に画像を形成して
    排紙する画像形成装置と前記複数の画像形成装置より排
    紙される用紙の排紙後処理を行う排紙処理装置とを有す
    る画像形成システムの制御方法において、 前記複数の画像形成装置により、前記ジョブを識別する
    ジョブ識別情報を用紙上に形成する画像上に付加するア
    ドオン工程と、 前記排紙処理装置により、前記複数の画像形成装置より
    排紙された用紙上に付加されたジョブ識別情報を読み取
    る読み取り工程と、 前記排紙処理装置により、前記読み取り工程により読み
    取られたジョブ識別情報及び所定の通信媒体を介して入
    力される排紙後処理を含むジョブに基づいて、前記複数
    の画像形成装置より排紙される用紙の排紙後処理を行う
    排紙後処理工程と、を有することを特徴とする画像形成
    システムの制御方法。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介して入力される排紙
    後処理を含むジョブに基づいて用紙上に画像を形成して
    排紙する複数の第1画像形成装置と、所定の通信媒体を
    介して入力される排紙後処理を含むジョブに基づいて用
    紙上に画像を形成して排紙する画像形成手段と、前記画
    像形成手段及び前記複数の第1画像形成装置より排紙さ
    れる用紙の排紙後処理を行う排紙後処理手段とを有する
    第2画像形成装置とを有する画像形成システムの制御方
    法において、 前記複数の第1画像形成装置により、前記ジョブを識別
    するジョブ識別情報を用紙上に形成する画像上に付加す
    るアドオン工程と、 前記第2画像形成装置により、前記複数の第1画像形成
    装置より排紙された用紙上に付加されたジョブ識別情報
    を読み取る読み取り工程と、 前記第2画像形成装置により、前記読み取り工程により
    読み取られたジョブ識別情報及び前記入力されるジョブ
    とに基づいて、前記画像形成手段による画像形成排紙処
    理及び排紙後処理手段による排紙後処理を行う画像形成
    排紙後処理工程と、を有することを特徴とする画像形成
    システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項5,6のいずれかに記載された画
    像形成システムの制御方法を実行するためのプログラ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項5,6のいずれかに記載された画
    像形成システムの制御方法を実行するためのプログラム
    をコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104104817A (zh) * 2013-04-05 2014-10-15 柯尼卡美能达株式会社 图像形成系统以及图像形成系统通信控制方法
CN115118831A (zh) * 2021-03-19 2022-09-27 株式会社理光 图像形成系统、检查装置及检查方法

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