JP2003167145A - 光ファイバとその接続構造及び接続方法 - Google Patents

光ファイバとその接続構造及び接続方法

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JP2003167145A JP2001365174A JP2001365174A JP2003167145A JP 2003167145 A JP2003167145 A JP 2003167145A JP 2001365174 A JP2001365174 A JP 2001365174A JP 2001365174 A JP2001365174 A JP 2001365174A JP 2003167145 A JP2003167145 A JP 2003167145A
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勝宏 竹永
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昌一郎 松尾
Kuniharu Himeno
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ同士の融着接続においてコア同士
の接続精度を高めることができ、光ファイバの接続部に
おける接続損失を大幅に低減することができる光ファイ
バとその接続構造及び接続方法を提供する。 【解決手段】 本発明の空孔を有する光ファイバ21
は、コア2と、コア2を包囲するクラッド3とを備え、
このクラッド3には、コア2の軸心に対して回転対称と
なる6つの位置それぞれに空孔23が形成され、クラッ
ド3の端部が溶融・凝固されるとともに空孔23の端部
が潰されて封止されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバとその
接続構造及び接続方法に関し、更に詳しくは、非常に小
さな実効コア断面積、大きな構造分散、広帯域単一モー
ド、大きな実効断面積等、多種多様の特性が実現可能で
あり、しかも、コア同士の接続精度が高く、接続部にお
ける接続損失が小さな光ファイバとその接続構造及び接
続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シングルモード光ファイバをはじ
め、分散シフト光ファイバ、分散フラット光ファイバ
等、多種多様の光ファイバが、それぞれの用途に合わせ
て用いられている。これらの光ファイバは、径方向に分
布する屈折率プロファイルを有している。これらの光フ
ァイバ同士を接続する場合、通常、コア直視法を用い
て、光ファイバ同士を融着接続する方法が採られてい
る。これらの光ファイバにおいては、比屈折率差で数%
程度の差しかないために、光ファイバ同士を融着接続す
る際に、軸合わせが容易で、接続部における接続損失も
低い。
【0003】ところで、近年、光伝送のさらなる進歩に
伴い、光ファイバに対してもより優れた特性が求められ
ている。そこで、新たな光ファイバとして、クラッドの
一部において、その長手方向に沿って1つまたは2つ以
上の空孔が形成された光ファイバが提案されている。図
8は、従来の空孔を有する光ファイバの一例を示す断面
図であり、この空孔を有する光ファイバ1は、コア(領
域)2と、コア2を包囲するクラッド(領域)3とによ
り構成され、このクラッド3内の前記コア2を囲む位置
には、前記コア2の軸心に対して回転対称となる6つの
位置それぞれに、前記コア2より大径の空孔4が形成さ
れている。
【0004】図9は、従来の空孔を有する光ファイバの
他の一例を示す断面図であり、この空孔を有する光ファ
イバ11は、コア2と、コア2を包囲するクラッド3と
により構成され、このクラッド3内には前記コア2とほ
ぼ同一径の多数の空孔12が形成されている。これらの
空孔12、12、…は、クラッド3内に幾何学的な規則
性にしたがって形成されたもので、互いに隣接する3つ
の空孔12が三角形の各頂点に位置するように、かつ、
最も外側の空孔12、12、…が六角形の各頂点及び各
辺上に位置するように、それぞれ形成されている。
【0005】これらの空孔を有する光ファイバ1、11
は、従来の光ファイバでは得られない特性、例えば、非
常に小さな実効コア断面積、大きな構造分散、広帯域単
一モード、大きな実効断面積等、多種多様の特性を実現
することができるために、近年とみに注目を集めている
光ファイバである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した空
孔を有する光ファイバ1、11においては、これらの光
ファイバ同士、あるいはシングルモード光ファイバとの
接続を考えることは、実用上、非常に重要なことであ
る。実際に、光ファイバを敷設する場合や部品として用
いる場合、あるいは光ファイバの光学特性を評価する場
合等、いずれの場合においても、光ファイバの接続を行
わなければならない。
【0007】しかしながら、上述した光ファイバ1、1
1においては、コア直視法を用いて光ファイバ同士を融
着接続する場合、以下のような問題点があった。 (1) クラッド3に空孔4があるために、コア2を直
視することができない。そのため、これら空孔を有する
光ファイバ1、11同士を接続する場合、あるいはこれ
ら空孔を有する光ファイバ1、11とシングルモード光
ファイバ等とを接続する場合に、接続する光ファイバの
コア同士を精度よく軸合わせすることができず、接続損
失が大きくなってしまう。 (2) 融着接続時に、光ファイバ1、11のガラスが
溶融して空孔4を埋めてしまうために、コアが変形して
しまう場合がある。このような光ファイバを用いて融着
接続した場合、光の伝搬モードがコア変形部で急激に変
化し、接続部で接続損失が大きくなってしまう。
【0008】空孔を有する光ファイバの接続損に関して
は、光ファイバの屈折率分布構造を改良することで、光
ファイバの接続部における接続損失を小さくしたものが
提案されている(例えば、特開2001−235649
号公報)。しかしながら、この光ファイバは、空孔が融
着接続時に埋まってしまった場合であっても、屈折率分
布を工夫することで接続損失を小さくするようにしたも
のであるから、接続損失を小さくするという目的は達せ
られるものの、融着接続時に光ファイバのコア同士を正
確に調心することが難しいという問題点がある。つま
り、屈折率分布をいくら工夫しても、融着接続時にコア
の軸心がずれてしまえば、接続損失が生じてしまうとい
うことである。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、光ファイバ同士の融着接続におい
てコア同士の接続精度を高めることができ、光ファイバ
の接続部における接続損失を大幅に低減することができ
る光ファイバとその接続構造及び接続方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な光ファイバとその接続構造及び接
続方法を採用した。すなわち、本発明の請求項1記載の
光ファイバは、コア領域と、該コア領域を包囲するクラ
ッド領域とを備えてなる光ファイバにおいて、前記クラ
ッド領域には、その長手方向に沿って1つまたは2つ以
上の空孔が形成され、前記クラッド領域の端部が溶融・
凝固されるとともに前記空孔の端部が潰されて封止され
ていることを特徴とする。
【0011】この光ファイバでは、クラッド領域の端部
が溶融・凝固されるとともに、このクラッド領域に形成
された空孔の端部が潰されて封止されているので、この
光ファイバの断面形状は、コア領域の形状がほとんど変
化しない状態で、クラッド領域がその軸心に向かって収
縮したものとなる。そこで、このような光ファイバを用
いて融着接続すれば、光ファイバのコア領域同士を精度
良く接続することが可能になる。この接続部においては
光の伝搬モードが急激に変化することがないので、その
結果、接続損失を大幅に低減することが可能になる。
【0012】請求項2記載の光ファイバは、コア領域
と、該コア領域を包囲するクラッド領域とを備えてなる
光ファイバにおいて、前記クラッド領域には、その長手
方向に沿って1つまたは2つ以上の空孔が形成され、前
記空孔の端部には、前記クラッド領域と略同程度の屈折
率を有する充填材が充填されていることを特徴とする。
【0013】この光ファイバでは、クラッド領域に、そ
の長手方向に沿って形成された空孔の端部に、前記クラ
ッド領域と略同程度の屈折率を有する充填材を充填した
ことにより、当初のコア領域及びクラッド領域の形状は
そのまま保持されることとなる。そこで、このような光
ファイバを用いて融着接続すれば、光ファイバのコア領
域同士を精度良く接続することが可能になる。この接続
部においては光の伝搬モードが急激に変化することがな
いので、その結果、接続損失を大幅に低減することが可
能になる。また、充填材の材質を適宜選択することによ
り、コア領域の変形を防き、このコア領域の変形に起因
する接続部における接続損失がなくなる。
【0014】請求項3記載の光ファイバは、請求項2記
載の光ファイバにおいて、前記クラッド領域は、屈折率
が前記コア領域より低い石英ガラスまたは透明有機樹脂
からなり、前記充填材は、屈折率が前記コア領域より低
い透明無機材料または透明有機材料からなることを特徴
とする。
【0015】請求項4記載の光ファイバは、請求項1、
2または3記載の光ファイバにおいて、前記クラッド領
域内には、複数の前記空孔が前記コア領域を囲むように
形成されていることを特徴とする。
【0016】請求項5記載の光ファイバの接続構造は、
コア領域と、該コア領域を包囲するクラッド領域とを備
えた2本の光ファイバ同士を付き合わせ接続してなる光
ファイバの接続構造において、少なくとも一方の光ファ
イバを請求項1ないし4のいずれか1項記載の光ファイ
バとし、これら光ファイバの端部同士は融着接続されて
なることを特徴とする。
【0017】この光ファイバの接続構造では、付き合わ
せ接続する2本の光ファイバのうち少なくとも一方の光
ファイバを請求項1ないし4のいずれか1項記載の光フ
ァイバとし、これら光ファイバの端部同士を融着接続し
たことにより、光ファイバのコア領域同士が精度良く接
続され、この接続部においては光の伝搬モードが急激に
変化するおそれがなくなる。これにより、接続損失を大
幅に低減することが可能になる。
【0018】請求項6記載の光ファイバの接続方法は、
コア領域と、該コア領域を包囲するクラッド領域とを備
えた2本の光ファイバ同士を付き合わせ接続する光ファ
イバの接続方法において、少なくとも一方の光ファイバ
を、クラッド領域に、その長手方向に沿って1つまたは
2つ以上の空孔が形成された光ファイバとし、この光フ
ァイバの端部を加熱して溶融・凝固すると同時に、前記
空孔の端部を潰して封止し、次いで、この光ファイバと
他方の光ファイバとの端部同士を融着接続することを特
徴とする。
【0019】この光ファイバの接続方法では、少なくと
も一方の光ファイバの端部を加熱して溶融・凝固すると
同時に、この光ファイバのクラッド領域に形成された空
孔の端部を潰して封止し、次いで、この光ファイバと他
方の光ファイバとの端部同士を融着接続するので、コア
直視法を用いて、光ファイバのコア領域同士を精度良く
接続することが可能になり、この接続部の接続損失を大
幅に低減することが可能になる。
【0020】請求項7記載の光ファイバの接続方法は、
コア領域と、該コア領域を包囲するクラッド領域とを備
えた2本の光ファイバ同士を付き合わせ接続する光ファ
イバの接続方法において、少なくとも一方の光ファイバ
を、クラッド領域に、その長手方向に沿って1つまたは
2つ以上の空孔が形成された光ファイバとし、この光フ
ァイバの前記空孔の端部に、前記クラッド領域と略同程
度の屈折率を有する充填材を充填し、次いで、この光フ
ァイバと他方の光ファイバとの端部同士を融着接続する
ことを特徴とする。
【0021】この光ファイバの接続方法では、少なくと
も一方の光ファイバの空孔の端部にクラッド領域と略同
程度の屈折率を有する充填材を充填し、次いで、この光
ファイバと他方の光ファイバとの端部同士を融着接続す
るので、コア直視法を用いて、光ファイバのコア領域同
士を精度良く接続することが可能になり、この接続部の
接続損失を大幅に低減することが可能になる。また、充
填材の材質を適宜選択することにより、コア領域に変形
が生じるおそれがなくなる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の光ファイバとその接続構
造及び接続方法の各実施形態について図面に基づき説明
する。なお、本実施形態は、発明の趣旨をより良く理解
させるために具体的に説明するものであり、特に指定の
ない限り、本発明を限定するものではない。
【0023】「第1の実施形態」図1は、本発明の第1
の実施形態の光ファイバの接続構造を示す縦断面図、図
2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図1のB−B
線に沿う断面図、図4は図1のC−C線に沿う断面図で
あり、本発明の空孔を有する光ファイバとシングルモー
ド光ファイバとの接続構造を示している。なお、これら
の図において、図8及び図9と同一の構成要素には同一
の符号を付してある。
【0024】図において、符号21は本実施形態の空孔
を有する光ファイバ、22はシングルモード光ファイバ
である。この空孔を有する光ファイバ21は、石英ガラ
スからなる石英光ファイバであり、コア径が10μmの
コア(領域)2と、コア2を包囲する外径が125μm
のクラッド(領域)3とを備えたもので、このクラッド
3には、コア2を囲むように、その長手方向に沿って複
数(この図では6つ)の空孔23が形成されている。
【0025】これら空孔23、23、…は、内径が10
μmの断面円形状の孔で、コア2の軸心に対して回転対
称となる6つの位置それぞれに形成されている。そし
て、このクラッド3の端部は、潰すクラッド部分及び空
孔23の端面からの長さ(L)が200μm程度となる
ように、加熱により溶融・凝固されて縮径されている。
この光ファイバ21のコア2とクラッド3との屈折率差
は0.3%である。
【0026】次に、この光ファイバ21の端部の加工方
法について図5に基づき説明する。まず、図5(a)に
示すような空孔を有する光ファイバ31を用意する。こ
の空孔を有する光ファイバ31のクラッド3には、コア
2を囲むように、コア2の軸心に対して回転対称となる
6つの位置それぞれに空孔23が形成されている。これ
ら空孔23、23、…の内径及び断面円形状は、クラッ
ド3の全長に亘って一定とされている。
【0027】次いで、この空孔を有する光ファイバ31
の端部、すなわち、端面から200μm程度の長さ
(L)までの部分をレーザ光32等を用いて加熱する。
ここでは、少なくとも、前記端部(長さLの部分)を1
800〜2200℃の温度に1〜5秒の間保持する必要
がある。この加熱処理が進行するに伴って、図5(b)
に示すように、空孔23、23、…のそれぞれの端部は
その径方向に縮径するようになり、この加熱処理が十分
に進行した段階では、図5(c)に示すように、空孔2
3、23、…のそれぞれの端部は完全に潰されて消失す
ることとなり、その結果、空孔23、23、…のそれぞ
れの端部は封止されることとなる。
【0028】このように、光ファイバ31の端部を加熱
して溶融・凝固することで、空孔23、23、…の端部
を潰して封止した空孔を有する光ファイバ21が得られ
る。そこで、コア直視法により、この空孔を有する光フ
ァイバ21とシングルモード光ファイバ22のコア2、
2同士を付き合わせて融着接続すれば、コア2、2同士
を精度よく接続することができ、空孔を有する光ファイ
バ21とシングルモード光ファイバ22との接続部にお
ける接続損失を小さくすることができる。
【0029】次に、空孔を有する光ファイバ21の接続
部における接続損失について説明する。光ファイバ同士
を融着接続する際に問題となるのは、空孔を有する光フ
ァイバ21のクラッド3の一部において、コア2を直視
することができないことである。もちろん、コア2を直
視することができなくとも融着接続は可能であるが、こ
の場合、接続する光ファイバのコア同士を正確に調心す
ることができず、したがって、コア間に軸ズレが生じ、
この接続部における接続損失が大きくなってしまう。
【0030】そこで、接続する光ファイバのコア同士に
軸ズレがあった場合の接続損失を計算で求めてみた。一
般に、接続する光ファイバのそれぞれの光ファイバにお
けるモードフィールド半径をW1、W2とした場合、これ
らの光ファイバが軸ズレdで接続された場合の電力透過
係数Tは、接続する光ファイバの電界分布をガウス分布
と仮定すると、下記の式(1)で表すことができる。
【数1】
【0031】この式(1)で、W1=W2と近似できれ
ば、所定のモードフィールド径(MFD:2×W1)に
おける軸ズレ(d)と接続損失との関係を計算で求める
ことができる。図6は光ファイバ同士を融着接続した場
合のコアの軸ズレ(d)と接続損失との関係を示す図で
ある。ここでは、モードフィールド径(MFD:2×W
1)を2μm、4μm、10μmの3種類とし、それぞ
れの場合について軸ズレ(d)と接続損失との関係を求
めた。
【0032】この図によれば、モードフィールド径(M
FD)(またはコア径)が小さい光ファイバ同士を融着
接続する場合には、光ファイバのコア同士の軸を精度よ
く合わせないと、接続損失が非常に大きくなってしまう
ことが分かった。特に、空孔を有する光ファイバの中に
は、非線形効果を大きくとるために、コア径を非常に小
さくしたものがある。したがって、空孔を有する光ファ
イバ21を用いる際には、コア直視法を用いて、光ファ
イバのコア同士を正確に調心した上で融着接続するの
が、接続損失を小さくする上で非常に重要であることが
分かる。
【0033】次に、本実施形態の空孔を有する光ファイ
バ21及び従来の空孔を有する光ファイバ31それぞれ
について、シングルモード光ファイバ22と融着接続し
た場合の接続損失について調べた。まず、従来の空孔を
有する光ファイバ31に前処理を施し、本実施形態の空
孔を有する光ファイバ21とした。この前処理は、従来
の空孔を有する光ファイバ31の端部を加熱して溶融さ
せ、空孔23の前記端部に位置する部分を潰す処理であ
る。その後、該光ファイバ21の端面をクリーバを用い
てカットし、市販の融着機を用いて、コア直視法によ
り、予め端面をカットしたシングルモード光ファイバ2
2と融着接続し、実施例とした。
【0034】また、従来の空孔を有する光ファイバ31
に前処理を施さずに、該光ファイバ31の端面をクリー
バを用いてカットし、外径調心法を用いて、予め端面を
カットしたシングルモード光ファイバ22と融着接続
し、従来例とした。表1は、実施例及び従来例よりそれ
ぞれ取り出した各5点の試料について接続損失を測定し
た結果及びその平均値を示したものである。
【0035】
【表1】 この表1によれば、実施例は、従来例に比べて接続損失
が約1/5程度まで小さくなることが分かった。
【0036】以上説明したように、本実施形態の空孔を
有する光ファイバ21によれば、クラッド3に、コア2
を囲むようにその長手方向に沿って複数の空孔23を形
成し、これら空孔23、23、…の端部を潰して封止し
たので、光ファイバ21、22のコア2同士を精度良く
接続することができ、その結果、接続損失を大幅に低減
することができる。
【0037】本実施形態の光ファイバの接続構造によれ
ば、本実施形態の空孔を有する光ファイバ21とシング
ルモード光ファイバ22とを付き合わせて融着接続した
ので、光ファイバ21、22のコア2同士を精度良く接
続することができ、また、この接続部においては光の伝
搬モードは急激に変化するおそれがなく、接続損失を大
幅に低減することができる。
【0038】本実施形態の光ファイバの接続方法によれ
ば、空孔を有する光ファイバ31の端部を熱処理32す
ることにより空孔23、23、…の端部を潰して封止し
て空孔を有する光ファイバ21とし、この空孔を有する
光ファイバ21とシングルモード光ファイバ22とを付
き合わせて融着接続するので、コア直視法を用いて、光
ファイバ21、22のコア2同士を精度良く接続するこ
とができ、この接続部の接続損失を大幅に低減すること
ができる。
【0039】「第2の実施形態」図7は、本発明の第2
の実施形態の光ファイバの接続構造を示す縦断面図であ
り、空孔を有する光ファイバ41とシングルモード光フ
ァイバ22とを融着接続した構造である。この接続構造
は、空孔23の端部を潰して封止した空孔を有する光フ
ァイバ21の替わりに、空孔23の端部にクラッド3と
略同程度の屈折率を有する充填材42が充填された空孔
を有する光ファイバ41を用いた点が第1の実施形態の
接続構造と異なる。
【0040】充填材42は、内径が10μmの断面円形
状の孔である空孔23、23、…内に充填されたもの
で、この充填材42とコア2との屈折率差は0.3%程
度である。この充填材42は、クラッド3と略同程度の
屈折率を有するものであればよく、例えば、石英ガラス
等の酸化珪素(SiO2)を主成分とする材料、マッチ
ングオイル、ポリマー等の無機材料または有機材料が好
適に用いられる。
【0041】この空孔を有する光ファイバ41では、第
1の実施形態と同様、空孔を有する光ファイバ31を用
い、この光ファイバ31の空孔23の端部、すなわち、
端面から100〜2000μm程度の長さ(L)までの
部分に充填材42を充填する。例えば、石英ガラス等の
酸化珪素(SiO2)を主成分とするガラス材料を充填
する場合、次のような方法が用いられる。
【0042】(1)ゾルーゲル法を用いて空孔23内に
透明ガラスを形成する。 (2)ガラス等の微粒子を液体に溶かし、毛細管現象を
利用して空孔23内に入れ、液体を乾燥させる。この操
作を繰り返すことで微粒子を空孔23内に充填する。そ
の後、この微粒子を加熱し、透明ガラスとする。 (3)ガラス等の微粒子をそのまま空孔を有する光ファ
イバ31の端面に付着させて空孔23内に微粒子を充填
する。その後、この微粒子を加熱し、透明ガラスとす
る。
【0043】また、マッチングオイル等の高分子材料を
充填する場合、次のような方法が用いられる。 (1)マッチングオイル等の液体を、毛細管現象を利用
して充填する。 (2)常温で固体の高分子材料を、加熱により溶解して
液体とし、毛細管現象を利用して充填する。
【0044】その後、コア直視法により、この空孔を有
する光ファイバ41とシングルモード光ファイバ22の
コア2、2同士を付き合わせて融着接続する。以上によ
り、コア2、2同士を精度よく接続することができ、空
孔を有する光ファイバ41とシングルモード光ファイバ
22との接続部における接続損失を小さくすることがで
きる。
【0045】本実施形態においても、第1の実施形態と
全く同様の効果を奏することができる。また、第1の実
施形態では、空孔23が潰れる際にコア2に変形が生じ
るおそれがあったが、本実施形態では、充填材42の材
質を適宜選択することにより、コア2の変形を防ぐこと
ができ、このコア2の変形に起因する接続部における接
続損失をなくすことができる。
【0046】なお、上記の第1及び第2の実施形態にお
いては、クラッド3に、コア2を囲むように該コア2の
軸心に対して回転対称となる6つの位置それぞれに空孔
23が形成された空孔を有する光ファイバ31を用いた
が、空孔23の数は1つ以上であればよく、6つに限定
されることはない。また、複数の空孔23の配置は、コ
ア2の軸心に対して回転対称である必要はなく、まった
くランダムな配置であってもよいし、周期的な配置であ
ってもよいし、非周期的な配置であってもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バによれば、クラッド領域に、その長手方向に沿って1
つまたは2つ以上の空孔を形成し、クラッド領域の端部
を溶融・凝固することにより、空孔の端部を潰して封止
したので、光ファイバのコア領域同士を精度良く接続す
ることができ、接続損失を大幅に低減することができ
る。
【0048】本発明の他の光ファイバによれば、クラッ
ド領域に、その長手方向に沿って1つまたは2つ以上の
空孔を形成し、この空孔の端部に、クラッド領域と略同
程度の屈折率を有する充填材を充填したので、光ファイ
バのコア領域同士を精度良く接続することができ、接続
損失を大幅に低減することができる。また、充填材の材
質を適宜選択することにより、コア領域の変形を防ぐこ
とができ、このコア領域の変形に起因する接続部におけ
る接続損失をなくすことができる。
【0049】本発明の光ファイバの接続構造によれば、
少なくとも一方の光ファイバを本発明の光ファイバと
し、これら光ファイバの端部同士を融着接続したので、
光ファイバのコア領域同士を精度良く接続することがで
き、接続損失を大幅に低減することができる。
【0050】本発明の光ファイバの接続方法によれば、
少なくとも一方の光ファイバの端部を加熱して溶融・凝
固すると同時に、この光ファイバのクラッド領域に形成
された空孔の端部を潰して封止し、次いで、この光ファ
イバと他方の光ファイバとの端部同士を融着接続するの
で、コア直視法を用いて、光ファイバのコア領域同士を
精度良く接続することができ、接続損失を大幅に低減す
ることができる。
【0051】本発明の他の光ファイバの接続方法によれ
ば、少なくとも一方の光ファイバの空孔の端部にクラッ
ド領域と略同程度の屈折率を有する充填材を充填し、次
いで、この光ファイバと他方の光ファイバとの端部同士
を融着接続するので、コア直視法を用いて、光ファイバ
のコア領域同士を精度良く接続することができ、この接
続部の接続損失を大幅に低減することができる。また、
充填材の材質を適宜選択することにより、コア領域の変
形を防ぐことができ、このコア領域の変形に起因する接
続部における接続損失をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の光ファイバの接続
構造を示す断面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】 図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】 図1のC−C線に沿う断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態の光ファイバの端部
の加工方法を示す過程図である。
【図6】 光ファイバ同士を融着接続した場合のコアの
軸ズレ(d)と接続損失との関係を示す図である。
【図7】 本発明の第2の実施形態の光ファイバの接続
構造を示す断面図である。
【図8】 従来の空孔を有する光ファイバの一例を示す
断面図である。
【図9】 従来の空孔を有する光ファイバの他の一例を
示す断面図である。
【符号の説明】
2…コア、3…クラッド、21…空孔を有する光ファイ
バ、22…シングルモード光ファイバ、23…空孔、3
1…空孔を有する光ファイバ、32…レーザ光、41…
空孔を有する光ファイバ、42…充填材。
フロントページの続き (72)発明者 姫野 邦治 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 原田 光一 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H036 MA12 MA14 2H050 AC13 AC36 AC87

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア領域と、該コア領域を包囲するクラ
    ッド領域とを備えてなる光ファイバにおいて、 前記クラッド領域には、その長手方向に沿って1つまた
    は2つ以上の空孔が形成され、 前記クラッド領域の端部が溶融・凝固されるとともに前
    記空孔の端部が潰されて封止されていることを特徴とす
    る光ファイバ。
  2. 【請求項2】 コア領域と、該コア領域を包囲するクラ
    ッド領域とを備えてなる光ファイバにおいて、 前記クラッド領域には、その長手方向に沿って1つまた
    は2つ以上の空孔が形成され、 前記空孔の端部には、前記クラッド領域と略同程度の屈
    折率を有する充填材が充填されていることを特徴とする
    光ファイバ。
  3. 【請求項3】 前記クラッド領域は、屈折率が前記コア
    領域より低い石英ガラスまたは透明有機樹脂からなり、 前記充填材は、屈折率が前記コア領域より低い透明無機
    材料または透明有機材料からなることを特徴とする請求
    項2記載の光ファイバ。
  4. 【請求項4】 前記クラッド領域内には、複数の前記空
    孔が前記コア領域を囲むように形成されていることを特
    徴とする請求項1、2または3記載の光ファイバ。
  5. 【請求項5】 コア領域と、該コア領域を包囲するクラ
    ッド領域とを備えた2本の光ファイバ同士を付き合わせ
    接続してなる光ファイバの接続構造において、 少なくとも一方の光ファイバを請求項1ないし4のいず
    れか1項記載の光ファイバとし、 これら光ファイバの端部同士は融着接続されてなること
    を特徴とする光ファイバの接続構造。
  6. 【請求項6】 コア領域と、該コア領域を包囲するクラ
    ッド領域とを備えた2本の光ファイバ同士を付き合わせ
    接続する光ファイバの接続方法において、 少なくとも一方の光ファイバを、クラッド領域に、その
    長手方向に沿って1つまたは2つ以上の空孔が形成され
    た光ファイバとし、 この光ファイバの端部を加熱して溶融・凝固すると同時
    に、前記空孔の端部を潰して封止し、 次いで、この光ファイバと他方の光ファイバとの端部同
    士を融着接続することを特徴とする光ファイバの接続方
    法。
  7. 【請求項7】 コア領域と、該コア領域を包囲するクラ
    ッド領域とを備えた2本の光ファイバ同士を付き合わせ
    接続する光ファイバの接続方法において、 少なくとも一方の光ファイバを、クラッド領域に、その
    長手方向に沿って1つまたは2つ以上の空孔が形成され
    た光ファイバとし、 この光ファイバの前記空孔の端部に、前記クラッド領域
    と略同程度の屈折率を有する充填材を充填し、 次いで、この光ファイバと他方の光ファイバとの端部同
    士を融着接続することを特徴とする光ファイバの接続方
    法。
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