JP2003165760A - 保水性水硬固化体用材料及び保水性舗装の施工方法 - Google Patents

保水性水硬固化体用材料及び保水性舗装の施工方法

Info

Publication number
JP2003165760A
JP2003165760A JP2001359295A JP2001359295A JP2003165760A JP 2003165760 A JP2003165760 A JP 2003165760A JP 2001359295 A JP2001359295 A JP 2001359295A JP 2001359295 A JP2001359295 A JP 2001359295A JP 2003165760 A JP2003165760 A JP 2003165760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
furnace slag
blast furnace
retentive
pavement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001359295A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Takahashi
克則 高橋
Masato Takagi
正人 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP2001359295A priority Critical patent/JP2003165760A/ja
Publication of JP2003165760A publication Critical patent/JP2003165760A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/0045Polymers chosen for their physico-chemical characteristics
    • C04B2103/0051Water-absorbing polymers, hydrophilic polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/0075Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for road construction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、混合する吸水性樹脂を有効に作用さ
せ、固化体の保水による冷却性能の持続性を従来より大
きく改良した保水性水硬固化体用材料及び保水性舗装の
施工方法を提供することを目的としている。 【解決手段】保水性水硬固化体の製造に利用される材料
であって、高炉スラグ微粉末と、アルカリ刺激剤と、吸
水性ポリマーとを含有している。この場合、上記材料
に、さらに非晶質SiO2を50質量%以上含有する1
00μm以下の無機粉末及び/又は150μm以下に粉
砕した高炉水砕スラグを混合するのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保水性水硬固化体
用材料及び保水性舗装の施工方法に係わり、詳しくは、
都市で頻発する所謂「ヒートアイランド現象」を抑制す
るため、常温で養生して固化し、保水性水硬固化体にな
る新規な材料及びその材料を用いた固化体で保水性舗装
を施工する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市においては環境の悪化が進ん
でいるが、特に従来見られなかった環境変化の一つとし
て、道路や建物等に使用しているコンクリートやアスフ
ァルトといった材料が蓄熱し易いことに起因して起きる
「ヒートアイランド現象」がある。これは、夏季に、前
記材料の表面温度が著しく上昇し、熱帯夜が常態化する
現象をいう。この環境の悪化は、エアコン等によるエネ
ルギー使用の増加で、廃熱が増加することが拍車をか
け、一層増進することになる。
【0003】この「ヒートアイランド現象」は、本来土
や植物で覆われていた地面が、アスファルトやコンクリ
ート等に置き換わったことにより生じる。つまり、地面
が土壌であれば、雨が降ると水分を地中の空間部に溜
め、その水分が晴天時に蒸発して気化熱が奪われ、温度
を低下させるが、コンクリート等では、雨水が地中にほ
とんど浸み込まずに、排水溝等に流れてしまい、晴天に
なっても気化熱による冷却はおきないためと考えられて
いる。また、コンクリート等で覆われた地面は、大量の
降雨時に排水設備の負荷が著しく大きくなって処理でき
なくなり、都市型洪水等の新規な問題を発生させてい
る。
【0004】これらの問題のうち、排水設備の負荷増大
については、道路等に排水性あるいは透水性の舗装を施
工して排水を円滑にすれば、大幅に削減できる。しかし
ながら、それだけでは、前記ヒートアイランド現象の主
因である舗装の高温化を解決できない。水を保持して、
気化熱を利用した冷却が期待できないからである。この
場合、単純にコンクリートを土に戻しても、乾燥時の砂
埃や豪雨時の流出といった、コンクリートに置き換わっ
てきた理由である利便性は大きく失われることとなる。
また、緑化面積を拡大するという対策も指向されてい
る。この方法は、ヒートアイランド現象の抑制に加え
て、大気へ放出されるCO2量の削減、景観の向上等の
利点も多いが、上記の問題点は軽減されても、無くなる
わけではなく、さらに、植物の管理が必要となる等の別
の問題を生じる。また、いかなる場所の道路にも適用可
能なわけではない。
【0005】そこで、最近は、コンクリートやアスファ
ルト等に置換えが可能で、且つ保水性を有する新しい土
木・建築用材料(以下、単に材料という)が提案されつ
つある。
【0006】現在までに提案されている材料は、保水機
構の観点から大きく2つに分かれている。1つは、吸水
性ポリマーのような有機系材料を混ぜるもので、もう1
つは、材料の微細な構造を調整することで毛細管力によ
って保水させるものである。このうち前者は、製造は簡
便であるが、混合する有機樹脂が高価であること、リサ
イクルする際に、無機物と有機物の分離が難しいという
問題が残されている。それに対し、後者の材料は、配合
する原料の全部に無機系材料を使用でき、比較的コスト
も安いため、徐々に実用されつつある。この材料は、主
に粒度を調整した原料を、特定温度で焼成して得られる
場合が多い。例えば、特開平8−319179号公報
は、粒度が0.25〜3.0mmの骨格粒子と珪酸塩組
成物とを混合して1000〜1200℃で焼成すること
によって、シルト土壌と同様の保水性と道路舗装にも使
用可能な強度を有する材料を得ている。また、特開平1
0−72270号公報は、脱水ケーキを造粒、焼成して
得た多孔質骨材、下水汚泥焼却灰及びガラス系粉末を混
合して焼成することで、保水性舗装用の材料が製造でき
るとしている。しかしながら、これらの材料は、いずれ
も高い保水能力を持つと考えられるが、焼成を必須とす
るため、大きさや形状が制限され、ブロック等の形状で
しか利用できないのが実状である。また、焼成というプ
ロセスは、燃料や電気を利用するため、製造段階でCO
2が多量に発生するという問題は回避できない。
【0007】このCO2が多量に発生するという問題を
解決する対策としては、常温でコンクリートのように製
造でき、なお且つ保水力を発揮できるようにすることが
必要である。一般的に、コンクリートのような材料は空
隙率が高くなると急激に強度の低下が起きるので、CO
2の発生はないが、強度と保水力とを両立させること
は、大変困難であると言われている。そのため、この課
題に対しては、幾つかの対策技術が開示されている。例
えば、特開平9−77548号公報は、粒度調整したコ
ンクリートがら(破砕クズ)50〜80質量%と、ポル
トランドセメント10〜30質量%と、高炉スラグ又は
フライアッシュを5〜20質量%混ぜて、水で混練後養
生することで、その固化体に150kgf/cm2以上
の強度と高い保水力とを達成している。この材料は大変
優れているが、実際に製造しようとするとコンクリート
がらの粒度調整が難しかったり、コンクリートがらの種
類が千差万別であったりするので、経験を積まないと製
造が難しい。また、原料となるコンクリートがらの種類
を限定する必要があるという別の問題もある。また、特
開平9−328352号公報は、粒径10μm以下の粒
子を80質量%以上含有するフライアッシュに代表され
るSiO2−Al23系粉末及びアルカリ金属珪酸塩か
らなる水スラリーを、50mm以下に粉砕したコークス
と混合してから、養生硬化させる技術を提案している。
しかしながら、この技術は、比較的簡便ではあるが、得
られる材料の形状に制限があること、強度がやや低いこ
と等が問題として残されている。さらに、特開平9−1
32441号公報は、消石灰、生石灰、セメントのうち
の少なくとも1種と粘土(5−75質量%)とを混ぜて
成形、硬化させて保水性固化物を得ている。しかしなが
ら、固化物は砂状に限定されていることや、基本的には
高圧で加圧成形した上で18℃にてオートクレーブ処理
を実施しており、基本的に常温処理ではない。このよう
に、単体で、常温製造と保水力とを両立させる材料を製
造するには、従来の技術ではさまざまな制約があった。
【0008】さらに、セメント系を利用するもう1つの
技術として、アスファルト等と組み合わせるものがあ
る。それは、先に有孔表層をもつ舗装を事前に実施し、
その問をセメント系充填材で埋めることによって、強度
の部分を事前舗装に、保水の部分を充填材に割り当てる
ことによって、固化体に強度と保水性の両特性を得るも
のである。この舗装材に空隙をもたせ、その間に別種の
材料を注入するのは周知であり、例えば、開粒度タイプ
のアスファルト舗装の間隙にセメントミルクを注入する
こと等が、舗装にたわみ性と剛性を両立させる工法とし
て一般に行われている。したがって、セメントミルクに
代え、十分に流動性のある保水性材料を注入すれば、当
初の目標(高い強度と保水性)を達成することができ
る。そのため特開平10−46513号公報は、15及
至35%の空隙を有する透水性アスファルト混合物、透
水性セメントコンクリート等の有孔表層に対して、シル
ト系充填材を充填した舗装体を提案している。また、そ
のシルト系充填材として、粒径が5及至75μmのシル
ト分の含有量が50%以上の粉末を20及至60%、セ
メント系固化材を5及至50%、水が25及至50%と
なる原料の使用を開示している。これによって、7日間
養生後の強度は最大でおよそ200kgf/cm 2(大
略20N/mm2)の固化体が得られ、なお且つ、高い
保水力があるとしている。しかしながら、該公報記載の
実施例を見ると、実際に高い圧縮強度が出た例は、空隙
率、含水比共に低く、保水効果も、実施例で評価された
配合の1/2程度であると推定される。さらに、高い保
水力を持ち、実際の保水による冷却効果が確認された実
施例は、7日間養生後の強度で35kgf/cm2(大
略3.43N/mm2)7kgf/cm2(大略0.68
6N/mm2)と弱いものであり、保形はできても高い
強度とは言い難いレベルであった。
【0009】また、特開2000−104214号公報
は、セメントに吸水性樹脂を組み合わせることによっ
て、固化体に高保水力と高強度とを実現させる技術を提
案している。この技術では、吸水性樹脂で保水力を、セ
メントで強度をというように、2つの役割を明確に分け
たために、そのような特性が得られたと推定される。し
かしながら、特開平10−46513号公報に開示され
たような毛細管力で材料内に水を移動させていく技術と
は異なるため、セメント内の水の移動は極めて遅くなる
可能性がある。したがって、最初に施工した時の含有水
や長雨の後には、材料内部に十分な水が保有されている
ので、徐々に表面から水の放出があると考えられるが、
ある程度乾燥した後の1回程度の降雨では、材料内部に
有効に浸透して保水されている量は限られており、水の
気化熱冷却が作用する期間が短くなる可能性がある。ま
た、セメントに組合せた吸水性樹脂そのものの性能は高
くても、有効に作用するのは表層部のみであるため、該
樹脂を効率的に利用しているとは言い難い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
に鑑み、混合する吸水性樹脂を有効に作用させ、固化体
の保水による冷却性能の持続性を従来より大きく改良し
た保水性水硬固化体用材料及び保水性舗装の施工方法を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため、先に特願2000−379086号や
特願2001−285388号で出願したものと同様
に、高炉スラグ微粉末を主体とする原料を用いて、全体
が硬化しながらも保水性を発揮する新しい材料の開発に
鋭意努力した。そして、そのような材料は、内部の特殊
な気孔構造で保水が行われ、上部から下部への水の浸透
も速やかであるが、保水性を一層改良するには、吸水性
樹脂を混合するのが良いことを見出し、本発明を完成さ
せたのである。
【0012】すなわち、本発明は、保水性水硬固化体の
製造に利用される材料であって、高炉スラグ微粉末と、
アルカリ刺激剤と、吸水性ポリマーとを含有してなるこ
とを特徴とする保水性水硬固化体用材料である。この場
合、上記材料に、さらに非晶質SiO2を50質量%以
上含有する100μm以下の無機粉末及び/又は150
μm以下に粉砕した高炉水砕スラグを混合するのが好ま
しい。また、前記非晶質SiO2を50質量%以上含有
する100μm以下の無機粉末を、前記高炉スラグ微粉
末を100重量部に対して100重量部以下含有させた
り、あるいは前記アルカリ刺激剤を、前記高炉スラグ微
粉末、非晶質SiO2を50質量%以上含有する100
μm以下の無機粉末及び/又は150μm以下に粉砕し
た高炉水砕スラグの合計量100重量部に対して3〜3
0重量部含有させるのが良い。
【0013】また、本発明は、上記したいずれかの保水
性水硬固化体用材料に水を添加してスラリー状とし、そ
のスラリーを予め施工した開粒度アスファルト舗装の上
面から散布し、該開粒度アスファルト舗装の間隙内で硬
化させることを特徴とする保水性舗装の施工方法であ
る。
【0014】また、本発明は、前記スラリーに、さらに
骨材を添加して施工する保水性舗装の一施工方法であ
り、あるいは、前記骨材に鉄鋼スラグを利用すると一層
良い。
【0015】本発明によれば、従来の原料に混合する吸
水性樹脂が有効に働き、形成した固化体の保水による冷
却性能の持続性が従来より大きく改良されるようにな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、発明をなすに至った経緯
をまじえ、本発明の実施の形態を説明する。
【0017】従来のように、セメント系結合材を用いて
水硬固化体を製造すると、その母体部分は極めて繊密に
なり、その内部での水の移動は、極めてゆっくりにな
る。このことは、従来のセメントあるいはコンクリート
を使った舗装が保水性材料として利用できなかったこと
からも明らかである。また、セメント系結合材を使用し
ても水の移動が起こり易いように空隙を増して固化させ
ると、セメントの急速な劣化が進むことは良く知られて
いる。さらに、舗装の保水は、上から水が浸透、あるい
は下から水を吸い上げて起きるが、該舗装をセメントと
吸水性ポリマーとを組み合わせた結合材とで形成させた
場合、吸水性ポリマーがセメント母体の中に分散して存
在する状態になるので、その母体中の水の移動速度で吸
水性ポリマーが保有する保水量が決まることになる。し
たがって、通常のセメントを母体として使用した固化体
では、水と接触している、極めて狭い部分の吸水性ポリ
マーしか利用できないか、極めて長時間の水への浸漬、
あるいは長雨があった場合にしか、内部にある吸水性ポ
リマーの保水能力を有効に活用できない。
【0018】ところで、水の毛細管現象によって保水性
を発揮することは、自然界において、シルト系土壌にお
いて見られる。これは、土粒子の充填状態に依存するも
のと考えられている。したがって、そのミクロ構造に類
似したような材料にすれば、同様に水の毛細管現象によ
って高い保水性が発揮できると推定される。つまり、シ
ルト系土壌は、一般的に5ミクロンから75ミクロンの
粒子で構成されており、これが充填した際に形成される
気孔と同様な構造を持つ固化体が得られれば、該固化体
の保水力は確保できる。逆に言えば、組み合わせる粒子
を、必ずシルト質にする必要はなく、気孔が重要という
ことである。このような観点より、発明者らは、既に特
願2000−379086号や特願2001−2853
88号にて、高炉スラグ微粉末を利用した水硬性材料を
提供している。この材料は、他の原料同士を互いに結合
する結合材に、水の毛細管現象をも発揮できるようにし
て保水性を持たすようにしたものである。
【0019】そこで、発明者らは、この高炉スラグ微粉
末を利用した水硬性材料の保水性を一層改良することに
した。そして、前記した従来のセメントと吸水性ポリマ
ーとを固めた固化体、高炉スラグ微粉末と吸水性ポリマ
ーに、アルカリ刺激剤及び非晶質SiO2を50%以上
含有する無機粉末を加えて固化させた固化体の水吸引速
度を比較調査した。その調査方法は、高さ15cmの板
状試験片の下部1cmを水中に浸漬させ、時間の経過に
つれどのぐらいの高さまで水が上がってくるかを測定す
る実験によって評価した。
【0020】実験結果の例を図1に示すが、セメントを
用いた試料は、水の上昇が非常に遅いのに対して、高炉
スラグ微粉末を固めた試料は、10分程度の経過で10
cmもの上昇がある。通常の道路舗装の厚みは3〜5c
mが一般的で、交通量が多いところで10cm程度とい
うことを考えると、この結果は、十分に舗装内部にまで
水が浸透することを示唆している。また、この調査で
は、高炉スラグ微粉末及びアルカリ刺激剤を混合しただ
けの試料でも、セメントを用いた試料よりも優れた水の
吸い上げが確認された。その理由は、明確ではないが、
骨材相当部分がなくても、固化体の内部に親水性の結晶
ができ、吸い上げ現象が促進したと思われる。高炉スラ
グ微粉末を使用すると、セメントに比べて比較的CaO
が低く、Al23含有量が高いので、CaO−SiO2
−H2Oゲルだけではなく、CaO−SiO2−Al23
−H2O系の化合物ができると推定される。CaO−S
iO2−Al23−H2O系の天然化合物は、沸石として
知られ、天然のゼオライト構造、すなわち、内部に空洞
を持った構造であり、この物質系を含むことで保水能力
及び親水性が高まったと考えられる。
【0021】このように、高炉スラグ微粉末とアルカリ
刺激剤、あるいは高炉スラグ微粉末と非晶質SiO2
50質量%以上含有する100μm以下の無機粉末及び
/又は150μm以下に粉砕した高炉水砕スラグとアル
カリ刺激剤を混合した原料に、吸水性ポリマーを混合す
ると、吸水性ポリマーの機能を十分に有効利用できるこ
とが明らかになった。そこで、発明者は、この知見を基
に本発明を完成させたのである。
【0022】ここで、高炉スラグ微粉末だけでなく、非
晶質SiO2を50質量%以上含有する100μm以下
の無機粉末及び/又は150μm以下に粉砕した高炉水
砕スラグを使用する場合の配合比であるが、高炉スラグ
微粉末100重量部に対して、非晶質SiO2を50質
量%以上含有する100μm以下の無機粉末及び/又は
150μm以下に粉砕した高炉水砕スラグの量が100
重量部を超えると、結合材として機能する高炉スラグ微
粉末が少なくなるため、このような材料を固化させて
も、高い圧縮強度を有する固化体が形成できなくなる。
【0023】また、本発明では、非晶質SiO2を50
質量%以上含有する100μm以下の無機粉末及び/又
は150μm以下に粉砕した高炉水砕スラグを含まない
場合、つまり高炉スラグ微粉末、アルカリ刺激剤及び吸
水性ポリマーの混合物だけでも水の吸引力が確保できる
ことが確認できている。ただし、一部に、非晶質SiO
2を50質量%以上含有する100μm以下の無機粉末
及び/又は150μm以下に粉砕した高炉水砕スラグを
含有している方が、無機粉末が微細な骨材としての作用
も発揮するため、容積安定性が増すことや、また水の吸
引力も高くなることから、望ましい。より望ましくは、
10重量部以上含まれることである。
【0024】さらに、本発明では、非晶質SiO2を5
0質量%以上含有する100μm以下の無機粉末及び/
又は150μm以下に粉砕した高炉水砕スラグの一部を
石粉、シルト粒子等の200μm以下の粒子で置きかえ
ることも可能である。ただし、上記無機粉末はその表面
部が高炉スラグ微粉末との反応を期待できるのに対し
て、置換する石粉等の粒子は期待できないので、石粉と
結合材との間の層に脆弱部が生じ、得られる固化体の強
度が低下してしまう。そのため、置換する石粉等の使用
量は、最大でも非晶質SiO2を50%以上含有する1
00μm以下の無機粉末及び/又は150μm以下に粉
砕した高炉水砕スラグに対して50重量部未満である。
【0025】加えて、本発明では、高炉スラグ微粉末と
して、JIS A 6206にコンクリート用高炉スラ
グとして規定されているものを使用する。このJIS規
格中には、3種類の高炉スラグ微粉末(すなわち、高炉
スラグ微粉末4000、高炉スラグ微粉末6000、高
炉スラグ微粉末8000)が規定されており、これら3
種類のうちの1種類を単独で使用しても良いし、2種以
上を混合して使用しても良い。
【0026】また、アルカリ刺激剤は、強いアルカリ性
を示すものであれば、特に種類を限定しない。特に、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムといったアルカリ金属
水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムとい
ったアルカリ土類系水酸化物の使用が好ましい。このア
ルカリ刺激剤の使用量は、固化体の強度に影響し始める
量として、少なくとも3重量部以上が必要である。ま
た、上限は本質的には存在しないが、多量にあり過ぎる
と長期的に骨材の反応を促し、徐々に保水能力が低下す
る恐れがあること、アルカリ刺激剤を入れるほど経済性
が劣ること等を考慮すると、30重量部程度が実質的な
上限である。なお、アルカリ刺激剤として少量のセメン
トを使用することも可能である。
【0027】さらに、本発明では、吸水性ポリマーの種
類を特に限定するものではない。一般的に吸水性樹脂と
して利用されているものであれば、ほとんどのものが使
用可能である。例えば、ポリアクリル酸ソーダ系に代表
されるアニオン型吸水性樹脂、ポリビニルアルコール
系、ポリエチレンオキサイド系等に代表される非イオン
型吸水性樹脂のいずれでも使用可能である。しいて言え
ば、非イオン型吸水樹脂の使用がより望ましい。この吸
水性ポリマーの使用量は、好ましくは0.1質量%以上
添加する。多くなるほど固化体の保水力は高まるが、全
混合原料の1質量%程度でも十分な機能を発揮する。た
だし、水と混ぜて水スラリーとする際に水を吸引するの
で、混合中に水スラリーの流動性の経時変化が大きくな
ること、粘性が高くなること等から、多過ぎる場合には
問題がある。また、該ポリマーが増えることで、固化体
の強度低下も起こる。これを避けるため、本発明では、
ポリマーの使用量として全混合原料に対して2質量%以
下が望ましい。
【0028】次に、これらの本発明に係る水硬固化体用
材料の利用について説明する。
【0029】これら材料は、水で混練して使用する。水
の量は、混練ができれば本質的には限定されるものでは
ない。ただし、これら材料は、現場で簡単に施工された
り、例えば透水性タイルや透水性舗装の表面に開口した
こまかな間隙に対して注入されるので、高い流動性が必
要とされる。その場合の水量としては、粉体状の材料1
00重量部に対して水を40重量部以上添加するのが望
ましい。一方、高炉水砕スラグを混合した材料に多量に
水を入れると、該高炉水砕スラグを骨材に使用して高強
度化を図った効果がほとんど無くなるぐらいに固化体の
強度が低下してしまうので、水の量としては100重量
部以下が望ましい。
【0030】また、本発明に係る水硬固化体用材料を保
水性舗装として利用する場合には、上記した材料に水を
加えてスラリー状とし、これを型枠等に流し込んでタイ
ル状にして利用することもある。ただし、上記した材料
は、ほぼ全量が粉体状原料からなっているため、収縮が
起き易い等、固化後の容積安定性があまり高くない。し
たがって、タイルのような単体で利用する場合には、大
きな範囲で施工すると亀裂等が入ってしまうため、一定
の大きさのタイルあるいはブロック状に成形し、これを
組み合わせて使用することが望ましい。
【0031】しかし、広い面積を簡便に施工することを
考えると、タイルの組み合わせでは労力が大きい。これ
を解決するには、事前に予め施工しておいた開粒度アス
ファルトの間隙に流し込むか、あるいは、上記スラリー
に骨材を添加して、コンクリートのような施工方法を採
用するのが好ましい。
【0032】開粒度アスファルトは、アスファルト混合
物とセメントとを組み合わせて半たわみ性の舗装を施工
する時と同様なアスファルト混合物だけでなく、排水性
や透水性の舗装に使われるものを利用しても良い。いず
れの場合でも、所定の粒径を持つ骨材と、アスファルト
と、フィラー(増量材)とを組み合わせて、一定の間隙
をアスファルト混合物の事前施工体内に残存しているも
のである。それら施工体の間隙に、上記した保水性の本
発明に係る水硬固化体用材料を含む水スラリーを注入
し、固化させることによって、舗装の基本形状及び容積
安定性はアスファルト混合物で保持し、保水力は固化し
た固化体で発現させることが可能となる。
【0033】さらに別の施工方法としては、コンクリー
トのように骨材を組み合わせることで、収縮現象の抑制
を図っても良い。この場合には、保水性スラリーを混練
する際に、一緒に骨材を入れ、そのスラリーをその場で
利用すれば良い。骨材としては、一般の砕石等の骨材が
当然利用できるが、鉄鋼スラグから得た骨材でも利用可
能である。特に、鉄鋼スラグから得た骨材は、CaOを
含有しており、これによる水硬反応の促進も期待でき
る。これは、スラリーとの親和力が高いことや、資源の
有効利用の観点からも望ましい。
【0034】以上述べたように、本発明に係る保水性水
硬固化体用材料の用途としては、歩道、車道等の道路舗
装材、住宅用ブロックテラス等の床材としても用いるこ
とができる。また、屋根材として用いれば、前記ヒート
アイランド現象の抑制だけではなく、屋根裏が暑くなる
等の問題の解決にも利用でき、一般住宅の省エネにも結
び付けることができる。また、ビルの屋上等の人工土壌
の下に敷くことによって、強度による補強効果と保水に
よる水の補給効果との両方を兼ね備えさせることもでき
る。
【0035】
【実施例】(実施例1)次に、本発明を実施例により具
体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定され
るものではない。
【0036】本発明例1では、高炉スラグ微粉末100
重量部に対して、アルカリ刺激剤としてCa(OH)2
を15重量部添加したものに、吸水性ポリマーとしてポ
リビニルアルコール系樹脂を1質量%添加した。
【0037】本発明例2では、高炉スラグ微粉末100
重量部に対して、非晶質SiO2を50質量%以上含有
する粒径100μm以下の物質を40重量部、さらにこ
れらの合計100重量部に対してアルカリ刺激剤として
Ca(OH)2を15重量部添加したものに、吸水性ポ
リマーとしてポリビニルアルコール系樹脂を1質量%添
加した。
【0038】また、本発明例3では、高炉スラグ微粉末
100重量部に対して、150μm以下に粉砕した高炉
水砕スラグを40重量部、さらにこれらの合計100重
量部に対してアルカリ刺激剤としてCa(OH)2を1
5重量部添加したものに、吸水性ポリマーとしてポリビ
ニルアルコール系樹脂を1質量%添加した。
【0039】さらに、本発明例4では、高炉スラグ微粉
末100重量部に対して、非晶質SiO2を50質量%
以上含有する粒径100μm以下の物質を20重量部、
150μm以下に粉砕した高炉水砕スラグを20重量
部、さらにこれらの合計100重量部に対してアルカリ
刺激剤としてCa(OH)2を15重量部添加したもの
に、吸水性ポリマーとしてポリビニルアルコール系樹脂
を1質量%添加した。
【0040】一方、比較例1は、本発明例2の配合から
吸水性ポリマーを除いたもの、比較例2〜4は、セメン
ト系原料を使用した例である。
【0041】これら基本原料等に水を60質量%の割合
で添加して混練し、さらに吸水性ポリマーを基本原料に
対して1質量%添加して水スラリーとした。そして、該
水スラリーを型枠に流し込み、120mm口×厚さ30
mmの試験片及び40mm口×長さ160mmの強度試
験用試験片を作製した。
【0042】各試験片の配合及び試験結果を表1に示
す。圧縮強度は、40mm□×長さ160mm試験片を
用い、20℃水中で28日間養生したもので評価した。
強度については、いずれも5N/mm2以上を確保して
おり、固化体を維持可能な3N/mm2レベルより高い
強度を確保できている。
【0043】
【表1】
【0044】冷却性能の試験は、120mm□×厚さ3
0mm試験片を水中で2週間養生後、1週間大気中で保
持し、これを再度24時間水中に浸漬した後、300W
ブロームライトを照射して、表面温度の推移を測定し
た。2時間後の表面温度を表1中に、また経時変化の例
を図2に示すが、セメントのみの場合には、全く冷却が
機能しておらず(比較例3)、セメントに吸水ポリマー
を添加した場合には1時間までは冷却が機能しているも
のの、その後は温度が上昇し始めている(比較例4)。
これは、固化体内の水の移動が速やかに起こっていなか
ったため、効果の保持時間が短くなったと推定される。
【0045】一方、本発明の実施例で得た試料(本発明
例1)では、1時間45分経過時点より温度が上昇し始
めており、より長時間の冷却効果が認められ、内部から
表面に向けての水分供給がよりスムーズであることが明
らかである。 (実施例2)(実施例1)で本発明例2及び比較例4と
して用いたスラリーについて、予め施工しておいた開粒
度アスファルトの舗装体ヘの流し込みと、骨材を一緒に
混合しての成形を実施した。また、通常の密粒度アスフ
ァルトの舗装体も準備した。いずれの施工体も、面積を
30cm×5cmのサイズとした。開粒度アスファルト
には、通常の半たわみ舗装に使用されるアスファルト混
合材とし、空隙率24%のものを使用した。なお、ここ
にアスファルト舗装の間隙の体積率は、(社)日本道路
協会による連続空隙率測定方法(社団法人日本道路協会
編、「排水性舗装技術指針(案)」、発行所:丸善、平
成8年刊)により測定される連続空隙率をいう。
【0046】その結果、本発明例5及び比較例5とも問
題なく、スラリーが間隙に浸透し、施工は可能であっ
た。
【0047】一方、骨材との混合成形では、溶銑予備処
理スラグを骨材として使用した。この場合も、施工は問
題なくできた。
【0048】ライト照射による試験結果を表2に、表面
温度の経時変化を図3に示す。本発明例5では、密粒度
アスファルトに比べて高い冷却性能とその持続性を示し
たのに対し、比較例5では、最初は高い冷却性能を示し
ているが、1時間30分を経過すると、急速に温度上昇
が起こっており、本発明に係る材料を使用した方が冷却
性能の持続力に優れていることが確認された。
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る保水性
水硬固化体用材料を利用すれば、高い強度と高い保水性
を持つ固化体が常温で製造することができる。その結
果、都市で頻発する所謂「ヒートアイランド現象」の抑
制や、省エネルギーも達成することが可能となる。ま
た、焼成のプロセスやセメント製造のような熱処理プロ
セスを必要としないため、材料トータルのプロセスを考
慮した場合でも、環境にやさしい材料を提供することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】水硬固化体が吸い上げる水の高さの経時変化を
示す図である。
【図2】水硬固化体の表面温度の経時変化を示す図であ
る。
【図3】舗装体の表面温度の経時変化を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D051 AA02 AA05 AD07 AE06 AF01 AF05 AF09 AG01 AG15 AG17 AG20 AH02 AH03 EA01 EA06 EA07 EB06 EB07 4G012 PA23 PA26 PB03 PB04 PC04 PC11 PE04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保水性水硬固化体の製造に利用される材
    料であって、 高炉スラグ微粉末と、アルカリ刺激剤と、吸水性ポリマ
    ーとを含有してなることを特徴とする保水性水硬固化体
    用材料。
  2. 【請求項2】 さらに、非晶質SiO2を50質量%以
    上含有する100μm以下の無機粉末及び/又は150
    μm以下に粉砕した高炉水砕スラグを混合してなること
    を特徴とする請求項1記載の保水性水硬固化体用材料。
  3. 【請求項3】 前記非晶質SiO2を50質量%以上含
    有する100μm以下の無機粉末及び/又は150μm
    以下に粉砕した高炉水砕スラグを、前記高炉スラグ微粉
    末を100重量部に対して100重量部以下含有させて
    なることを特徴とする請求項2記載の保水性水硬固化体
    用材料。
  4. 【請求項4】前記アルカリ刺激剤を、前記高炉スラグ微
    粉末、非晶質SiO 2を50質量%以上含有する100
    μm以下の無機粉末及び/又は150μm以下に粉砕し
    た高炉水砕スラグの合計量100重量部に対して3〜3
    0重量部含有させてなることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の保水性水硬固化体用材料。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか記載の保水性水
    硬固化体用材料に水を添加してスラリー状とし、そのス
    ラリーを予め施工した開粒度アスファルト舗装の上面か
    ら散布し、該開粒度アスファルト舗装の間隙内で硬化さ
    せることを特徴とする保水性舗装の施工方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか記載の保水性水
    硬固化体用材料に水を添加してスラリー状とし、そのス
    ラリーに、さらに骨材を添加して施工することを特徴と
    する請求項5記載の保水性舗装の施工方法。
  7. 【請求項7】 前記骨材が鉄鋼スラグであることを特徴
    とする請求項6記載の保水性舗装の施工方法。
JP2001359295A 2001-11-26 2001-11-26 保水性水硬固化体用材料及び保水性舗装の施工方法 Withdrawn JP2003165760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001359295A JP2003165760A (ja) 2001-11-26 2001-11-26 保水性水硬固化体用材料及び保水性舗装の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001359295A JP2003165760A (ja) 2001-11-26 2001-11-26 保水性水硬固化体用材料及び保水性舗装の施工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003165760A true JP2003165760A (ja) 2003-06-10

Family

ID=19170332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001359295A Withdrawn JP2003165760A (ja) 2001-11-26 2001-11-26 保水性水硬固化体用材料及び保水性舗装の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003165760A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114751696A (zh) * 2022-04-19 2022-07-15 玺大建设工程有限公司 一种再生骨料蓄能发光透水砖及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114751696A (zh) * 2022-04-19 2022-07-15 玺大建设工程有限公司 一种再生骨料蓄能发光透水砖及其制备方法
CN114751696B (zh) * 2022-04-19 2023-08-22 玺大建设工程有限公司 一种再生骨料蓄能发光透水砖及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101066194B1 (ko) 바텀애시 보수성 블록 및 그의 제조방법
JP2007145669A (ja) 保水性ブロックとその製造方法
KR100374122B1 (ko) 소일시멘트에 고강도 및 고내구성을 제공하는 고화재
KR20080094883A (ko) 보수성 콘크리트 조성물과 이를 이용한 보수성 콘크리트의 제조방법
JP3535862B2 (ja) 保水性ブロック
JP4140228B2 (ja) 保水性固化体用水硬材及び保水性固化体
JP2004197310A (ja) 舗装用ブロック
JP4456984B2 (ja) 保水性コンクリート部材
JP2003201705A (ja) 舗装体及びその施工方法
JP4255802B2 (ja) 舗装体
JP2002180410A (ja) 舗装用材料およびその成形体の製造方法
JP2003165760A (ja) 保水性水硬固化体用材料及び保水性舗装の施工方法
JP4572079B2 (ja) 舗装用保水材組成物及び保水性舗装の施工方法
JP2018002515A (ja) 凍結融解防止強化剤及びそれを用いた土固化モルタル施工方法
KR100883141B1 (ko) 보수성 콘크리트 조성물과 이를 이용한 보수성 콘크리트의제조방법
JP2011052442A (ja) 舗装構造物および舗装施工方法
JP5004013B2 (ja) 保水性ブロックとその製造方法
JP4479330B2 (ja) 保水性固化体用水硬材及び保水性固化体
JP2007112713A (ja) 保水性固化体用水硬材及び保水性固化体
WO2007023570A1 (ja) 舗装用保水材組成物及び保水性舗装の施工方法
JP2003095726A (ja) 保水性固化体用水硬材及び保水性固化体
JP2008215039A (ja) 保水・透水舗装ブロックとその製造方法
JP4867501B2 (ja) 保水性ブロック及びその製造方法
JP2008008041A (ja) 建築又は土木施工物
JP3115371U (ja) 舗装構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201