JP2003164836A - 廃物熱処理法、装置、成型物 - Google Patents

廃物熱処理法、装置、成型物

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JP2003164836A
JP2003164836A JP2001402344A JP2001402344A JP2003164836A JP 2003164836 A JP2003164836 A JP 2003164836A JP 2001402344 A JP2001402344 A JP 2001402344A JP 2001402344 A JP2001402344 A JP 2001402344A JP 2003164836 A JP2003164836 A JP 2003164836A
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heat
waste
container
heating
compression
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Jiro Sasaoka
治郎 笹岡
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】廃物、物品処理において、プラスチック、合成
繊維、紙、生ゴミ等の物品、廃品の簡単、安全な圧破
砕、切断、減容、加熱圧密、脱水。再利用、積層的成型
と成型物の環境浄化、ゴミ燃料、農林、園芸利用。 【構成】圧縮室であり得る屑容器に内装した袋に紙屑、
廃プラスチック等を種類別に入れ満杯の袋は加熱圧縮減
容機に押し込み、バネ、梃子、錘、チェーン滑車等によ
り圧縮、加熱圧縮成型し、減容包装した成型物マットと
し、PET瓶は板、器具等とする。成型品は殺菌、脱臭
され洗浄、保水性、可燃性、濾過性、断熱性水通過性、
保水性等を利用し、必要により洗浄、穿孔、部分的スリ
ット加工組み立て品として気液接触、曝気、スクラバー
に使える。遮光により農林業の保水土壌保持材料、畑、
園芸資材、ゴミ燃料、輸送に利用できる形態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】廃物処理を主とする家庭電器、事
業用機器であって、環境浄化、脱臭、廃炭再生、資源循
環、家内手作業、趣味等多用途に適した安全清潔な方法
と装置、応用材料、製品、公衆衛生、生物化学テロ対策
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭電器は単能機であった。環境
に関する家庭電器、事業機器、技術は経済性の点で普及
が難かしかった。廃プラスチック等の可燃ゴミは不潔で
焼却が多く、ゴミ燃料、材料としての加工、利用比率は
低く、生ゴミは堆肥化、飼料化できるが引取り先は少な
かった。在来型ゴミ収集・運搬・集中処理方式コストが
高く、再利用を困難にしていた。近時、収集ゴミをゴミ
燃料にするために熱風乾燥機にかける段階ですでにダイ
オキシンを発生し、加えて乾燥機内撹拌機にはプラスチ
ック巻付き障害があると報告された。熱風温度を下げる
と効率は悪化する。埋立地難、有害物溶出は、下水、排
水を汚染し魚介類汚染の1因であるためリサイクルの要
請が強くなった。しかしゴミ燃料化のための溶融減容で
ある押出機によるペレット化、棒状燃料化は高コストで
ある。プラスチック処理の例として加圧加熱減容特開平
3−30918があるが周囲表面を溶融するもので加熱
温度が高く、回収ポリマーは強度低下があった。紙屑に
水分を含ませて加熱減容する提案はあった。廃プラスチ
ック減容用家庭電器はなく、事業機器としてのゴミ処理
機は高コストでであった。一方、乾式殺菌装置としての
オゾン、次亜塩素酸ソーダ、ガンマ線、電子線照射等は
家庭、商店等小規模使用は難しい。ゴミ加熱減容は同時
に加熱殺菌脱臭腐敗停止の利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はゴミ問題解
決、環境浄化、資源循環、低コスト化、省力化を目的と
する。このために廃棄物、屑の低コスト輸送、小型の家
庭発生源処理機、低ダイオキシンエネルギー利用技術と
それらの普及方策が必要で、発生源で置場所をとらない
小型処理機器、排気、臭気処理、殺菌、微生物テロ対策
の運転、加工、加工品の新規な利用方法等により総合化
し機器、システムを普及する必要があった。これはカラ
ス、ねずみ害等衛生分野問題解決にも有用である。ゴミ
は発生時にゴミ燃料、再利用、原材料用に振り分け、発
生源で混合ゴミにしないで減容し、家庭内、集積所貯蔵
場所を節約する。このために機器コンパクト化、発生源
地区での再利用が好ましく、簡易な付着物洗浄除去、集
積、収集・運搬、大量集積、排気、水浄化、ゴミ燃料利
用、家事、業務労働負担軽減、3K労働解消とリサイク
ルを促進する。小型・簡易な加圧・加熱機構は熱損失を
小に、過熱防止機構が必要であった。臭気防止のために
は活性炭、吸着用炭素材料、簡易な活性炭再生を要す
る。加熱圧縮装置、簡易破砕、脱水操作の加圧機構の安
全化、運転時、被処理物の加工前後の容積の大幅変化へ
の対応。例えば加圧面移動距離を簡易な機構で大きくと
ること、温度制御コストダウン、機能兼用等による普及
が必要であった。比較的低温での能率向上、焼付・破袋
防止、外観改善、安全性を保持したい。
【0004】
【問題を解決するための手段】発明者はこれまで処理機
器を主眼として複数の提案をした。家庭、小事業所にお
ける機器の普及には機器の多機能化に加えて加工再生機
とすること趣味への利用、多様な小物または材料開発の
必要を認めた。発明者らの先の発明に生ゴミ・廃プラス
チック処理、活性炭等の低温再生(特許第272745
2)、上または下にある加熱面を融着温度以下に保ち廃
プラスチツク、紙を押しつけ圧縮するもの(特願平3−
287403)、処理に便利な出し入れ容器を使用し、
加圧加熱操作簡便化(特願平11−238754)、廃
熱、物体の熱容量の利用(特願平11−315787)
等があり、これらとの組み合わせあるいは改善により効
果を大にできる。軽量の減容成型物を緩衝材、断熱材、
吸音材として使用できることは特願「廃物熱処理法と装
置」特願2001−130323に述べている。また特
願2001−130323、2001−280713が
ありそれぞれ水分添加、加熱圧縮成型物、上面輻射加熱
機構、断熱構造、圧縮面支持・解除構造がある。
【0005】本発明はさらに低温で操作して溶融破袋を
防ぎ、商品として外観を改善できた。廃物、物品の加熱
殺菌又は滅菌・脱臭清潔化、圧縮減容するもので加熱面
に廃物、物品を押付け、接触加熱又は空気浴加熱て簡易
な機器構成と操作を可能にする。廃物の減容成型は収縮
現象によりフイルム剛性を増すことを見出だし、空間
率、保水率を湯浴利用によって温度均一化制御し再利用
成型品として断熱、吸音、緩衝材、水・汚泥処理、空
気、水、泥土の浄化、加圧脱水、加熱殺菌、農林業、園
芸、水耕栽培、貯水、清潔なゴミ燃料等に使用する。再
利用製品には加工した新材料も使える構造物とする。減
容機で水、油を媒体として使用して少なくとも初期制御
を容易にし、安全機構を単純化し電気に加えて流体、固
体燃料とも使用可能にし、より高速でゴミ処理、日用品
の脱臭、郵便物の消毒ができる。加熱殺菌、ゴミ加熱減
容は熱板方式では1対の加圧板を基本とし1方または双
方を熱板又は熱型とし温度制御精度を高めて操作するの
が好ましい。鍋等を屑箱かつ加熱容器として中に入れた
廃物または袋入り廃物を熱板で加熱することができ加熱
時に鍋等と伝熱面間に液体水、水蒸気存在で袋入り廃
物、小袋入り廃物をさらに袋に入れた加熱圧縮減容、金
属ウールマットを単独または水と組み合わせた伝熱促
進、水相存在加熱と追加空炊きの組合せも可能でしかも
過熱防止できることがわかった。水を媒体とする時には
電気釜と似て規定量の水を使用でき、湯浴として使用し
てもよい。水分蒸発消失の温度検出後に最高温を制御し
つつ追加加熱して減容率を上げ、滅菌操作に入ることも
できる。水分が容器底面、側面の伝熱を促進し、しかも
過熱を防止して容器を含む系を100℃付近まで速やか
に加熱でき、熱損失を補償しつつ圧縮を進行させ、必要
ならば乾涸後に追加加熱で減容率を上げ又は高温滅菌操
作をする。芽胞滅菌には160℃、60分以上とされ、
プラスチック、紙の圧縮温度最高温度条件と略同等であ
る。
【0006】水又は空冷管を使い電熱、ガス直火、高温
熱風、高温排気加熱、初期強熱の過熱を防ぐ事ができ
る。電熱、電磁加熱、水中電熱、投げ込みヒータ、バー
ナ炎直熱、熱風吹き付け加熱等も可能にした。また熱
板、加圧板間の相対間隙又は空間をストッパ、内挿スペ
ーサー、支持枠で自由に設定して熱空気浴室として空間
内容積を変更して余分の壁面熱損失を減じ、温度分布を
均一化する。このような空気浴炉、乾燥機はなかった。
この時にも水、伝熱マットによって温度上昇操作時間を
例えば30分を5ないし20分短縮できた。バーナ加熱
では迂回排気は鍋等の側壁の直接間接加熱、保温に役立
つ。このように軟化溶融と熱分解回避の適温設定ができ
加工、処理が容易になる。この構造はまた比較的高温の
活性炭、炭素質吸着剤の活性化、廃炭再生も容易にし、
多機能化に役立つ。処理排気は少なく共存気体の熱膨張
の範囲に止めることができ、定常状態では殆どゼロにな
るので隙間に脱臭炭器を装着し少量の活性炭を介して大
気と平衡し臭気発散防止を容易にする。廃活性炭は容器
のまま単独または処理中のゴミとの雰囲気接触を絶って
同じ室で分解容易な臭気成分を加熱酸化分解し再生でき
る。独立の低温再生機構を付属もでき120℃以上50
0℃付近以下で再生できる。
【0007】対象と目的により一定温度条件維持、また
は温度変化と分布制御をする。特殊な例として微生物テ
ロ被害拡散防止手段として、郵便物受け口にプラスチッ
クフイルム袋を置き郵便物の入った袋を最高温度を制限
した熱板に接触させて破袋を防止しつつ加熱消毒し袋を
再利用し又は廃棄する。装置の利用を容易にし、特に
錘、バネ、吸着剤の持ち上げの繁雑さを防ぐために環状
にすること蓋付近の置場が好ましい。また、本発明は小
型装置の熱損失が大きい欠点を逆に利用できる。小型化
で含水物処理時の発生水分の冷却凝縮、成型後の冷却が
容易になり、空冷凝縮が可能になり一方外表面は套構造
にすれば廃熱で加熱され外部保温になる。排気量は減
じ、臭気除去も容易になる。分散型小型装置は生産装置
と異なり、汎用部品利用、多機能化により経済的にな
る。これは量産指向の従来生産技術と異なっている。操
作において、袋入りのゴミあるいは物品を少量ずつ多数
回小型装置で処理するのが簡易高能率であることが分か
った。これは嵩高物、バラ積みが熱伝導不良物であり薄
層または薄板状が著しく有利で操作時間が短縮できるこ
とを見出だした。これによって加熱での湯浴、蒸しによ
る大部分のプラスチック廃物の効率的処理が可能になっ
た。PET、PBT瓶からのリサイクル薄板の場合には
プレス板は少なくとも片面が100ないし120℃以上
の加熱面で他面は断熱又は弱加熱状態が好ましい。容器
底2面間或いは熱板間に例えばPET瓶展開物を挟んで
ホットプレスすると収縮し厚みが増加しつつ板状平面、
曲面または型押面に成型されるから降温して取り出す。
熱時に大きく減圧すると変形するのでプレス板間距離は
実験的に決めることができる。事業用は自動挿入し他端
から耳を出して引き冷却面で挟み冷却固定し少しづつ引
き出して熱板自身は冷却せずに次の板を挿入、排出す
る。回分型では板状の他、直接別の型押し成型できる。
小型機では手作業で冷却後に取り出すか型板に挟んだ板
を取り出し冷却し次操作に移る。
【0008】プラスチック、紙廃物、乱雑化新材料を保
温套構造物で囲まれた単数または複数の加圧室あるいは
枠空間内で加圧面で圧縮、加圧加熱、加圧脱液選ばれた
1つまたは組み合わせ操作をする加熱加圧装置で、手で
押し込むだけで容積は半減し加熱すると3ないし10分
の1に容易に減じ、さらに20分の1にできる。事業用
装置では加熱加圧面の移動距離は0.5ないし2mにな
り、重錘使用または底熱板持ち上げ距離を考慮するとチ
ェーンブロック、レバーブロック、滑車、から選んだ移
動装置と、重錘類またはバネ類の組み合わせで継続的加
圧が比較的容易である。加圧面に振動、回転又は往復回
転を継続又は断続して加えると圧縮でブリッジとなった
廃プラスチック容器等を押しつぶすことができる。20
ないし2000kg重の巻き上げ力で圧縮した時、径5
5cmの断面では0.01ないし0.6kg/cm2が
得られる。容器は自重、架台重量、床固定による。図2
のように2対の面で構成するが、角、円ないし楕円柱型
圧縮室になる。梃子操作において当初は弱力長行程、次
に支点を高力用支点に切替え大幅減容したレベルで廃物
を圧縮、加熱圧縮する。この種の機器は汎用で多くの事
業所にあり重錘として鋼材も使用できる利点がある。
【0009】梃子またはラチエットレンチを支点とする
梃子、滑車は圧縮力増幅とともに任意位置で固定でき
る。錘類又はバネ端部位置を可変とする捩子またはピ
ン、錘類とバネ類は圧縮に伴う応力緩和に対して継続的
に力をかけることができる。梃子支点は圧縮室の口縁或
いは枠、箱等の付属設備に設ける。梃子に加圧用延長腕
を付け、錘の移動・垂下具を付け、駆動側腕が取り外
し、延長・収縮、広角度回転して圧縮室の外側に添えて
位置できる。重い装置の底を開いて加工物を下から取り
出すにはチェーンブロックによる持上げ等が適してい
る。加熱加圧室の上方にゴミ貯留部を設けることは先の
発明で提案している。本発明の1つはゴミ貯留部底部を
ビストンとして加圧を容易にする。好ましくは貯留部の
プラスチックフイルム袋にゴミを入れ、ゴミ入り袋を外
し、貯留部であるゴミ箱を外し下部加熱室に入れて再び
コミ箱を装着してその底で圧縮加熱する。ゴミ箱底に
錘、加熱機構断熱材を装備できる。手あるいは梃子、バ
ネで圧縮してストッパーで止めることができる。この型
式は場所節約でき簡便である。
【0010】比較的肉厚(0.2〜1mm)で嵩ばる半
剛性の被処理容器プラスチック廃物の材料としての再利
用には加熱・加圧減容成型機に長い梃子を使い、廃物に
切れ目を入れ又は展開し、道具、予備作業を組み合わせ
て比較的低温、低圧で減容成型し、ジャッキ等で高圧圧
縮し良質の再生原料ができる。PET瓶、PBT瓶、ポ
リエチレン瓶等は胴部分を切りだし展開可能にし、曲率
ある部分を熱板に押しつけて波うってもよい平板に広げ
てから、加熱面で挟んで加熱成型できることがわかっ
た。100ないし170℃付近の実験により容易に選択
できる。適当な温度の熱板間に挟みプレスの後加圧のま
ま100℃付近以下に冷却して板材とすることができ
る。凹凸を残すこともできるし、型を使用すれば型成型
できる。従来埋立、焼却、または低質再生品原料に生活
ゴミ、業務廃物は生ゴミ、廃プラスチック、廃紙、ゴ
ム、繊維屑、ガラス、生活紙屑またはフイルム屑であ
り、固体廃物を容器内または構造物で囲まれた空間内で
圧縮、加圧脱液または切断する場合に梃子または滑車を
利用して高圧縮比の圧縮、破砕、切断または加熱圧縮を
する。梃子とバネ併用、プラスチックでは熱と降伏現象
を利用して比較的小な力で圧縮減容する。
【0011】装置容器、ドラム缶、石油缶、半切り石油
缶、潤滑油缶、菓子缶、鍋、嗜好品缶等から選ばれた容
器を従来の圧縮シリンダーのように平滑でなく薄肉にか
かわらず成型圧が低いこと、大幅減容により凹凸の障害
がなく処理室として使用できることを発見した。底を抜
いて円筒とし、断熱套としても使用できる。強度不足の
時には外断熱層ケースに強度を持たせてよい。缶、容器
材質は金属、セラミックいずれでもよく、金属は鉄、
銅、アルミニウム、それらの合金、ステンレス鋼、それ
らのライニング、塗装、継ぎ合わせもできる。これらに
耐熱塗装、塗布して防食、非粘着加工するのが適当であ
る。これらの容器に適合する枠好ましくは捩子等で正規
に固定し、または単にかぶせた保温機能取り付け、重錘
の棚、加圧用梃子支点等の機能を持つ蓋、縁器具、組み
合わせを選択して処理機器具を組立てできる。
【0012】図1の加熱圧縮装置1において、廃物また
は新品の乱雑プラスチック、紙または生ゴミ6入りプラ
スチックフイルム袋又は紙袋29を加熱圧縮室である耐
熱塗装あるいはフッソ加工したアルミニウム鍋2に入
れ、バネ18を圧縮しながら蓋5で押さえ取っ手28に
鉤金具23付き帯状留め具(図2、3)で留める。27
はつまみ17を避ける穴であり、その形状、大きさに応
じて27を変えて適合することができる。熱板19上に
直接容器2を載せることができるが、図1は湯浴用容器
又は蒸し器7の水相10に浸漬し加熱する簡便化容易な
ものを示す。熱源は電気、燃料ガス、間接加熱用熱風あ
るいはボイラー、燃焼器具、車、エンジン発電機排気熱
が使える。加熱温度は臭気が少なく、廃プラスチック、
紙とも軟化、成型、減容できる温度で機器特性と経験、
実験で容易に決めることができる。80ないし180℃
程度の熱板面温度範囲が適当である。容器7は浅い鍋で
足りるが深鍋であってもよい。熱板19と鍋2又は7の
底の間に伝熱マット34を置いて伝熱促進できる。水中
ヒータ、或いは投込みヒータ16を使用してもよい。湯
浴利用の時には熱板19に輻射透過のための単数または
複数の穴21があってもよい。87は水位測定、調節、
警報発信機で浮子式、電極式,その他公知の方法を使用
できる。袋のプラスチックフイルム29は高圧、中低圧
ポリエチレン、ポリプロピレンが適し、市販の透明、半
透明、炭カル充填フイルムの他、パンの包装袋、紙、布
袋、袋状に畳んだフイルム、紙片も使用できる。鍋2の
底9と鍋7の間隙11にある水は伝導伝熱又は沸騰伝熱
によって伝熱促進する。また初期沸騰によって伝熱は促
進される。密着し難い面間の伝熱と面温度の均一化は液
相を満たして伝導熱或いは沸騰凝縮伝熱で促進する。水
の代りに食用油油脂または加工物、熱媒体油等を使え
る。粉粒充填も有効であるが飛散、付着を防ぐために金
網又は耐熱繊維製袋で包みマットとする。
【0013】金属繊維、線、無機または金属酸化物、金
属等の粉粒入り熱伝導性マット34の挿入によって促進
できる。廃物を圧縮加熱し加熱圧縮容器をそのまま放冷
し又は浴から取り出して放冷して操作を終了する。湯浴
用又は蒸煮用耐熱容器7に加熱初期に制限量の水を加
え、加熱圧縮用容器の少なくとも底部を加熱し、蒸発後
に乾状態で昇温加熱することもでき、加熱初期の熱流密
度を大きく取っても100℃付近まで過熱なしに速やか
に加熱し水分蒸発後は空炊き状態でさらに高温に180
℃付近まで温度上昇し、能率を上げることができる。こ
の時にも鍋底9と36の間に伝熱促進マットを置くこと
によって能率を上げることができる。このように湯浴と
乾涸伝熱を併用は例がない。このようにして能率を上げ
て加熱面温度160℃付近で冷状態から30分以上かか
った時間を10分程度にする操作が電気、ガスによる強
熱で10ないし20分になった。図4は加圧を錘30に
よるもので、加熱はバーナ32による火炎の直火を利用
している。容器2と7の底の隙間から面間に湯、油等が
入りこむので液相伝熱とともに湯は沸騰の場合には沸騰
伝熱または過熱気相も伴う沸騰伝熱で隙間で過熱をしな
がら伝熱する。この状態では容器2である鍋は側壁まで
過熱され小電力で熱抵抗の大な場合に比し低温で同等の
操作ができ低密度ポリエチレンでも破袋せずに操作でき
た。38は湯浴鍋10を支えている。五徳のような部品
でもよく、家庭用のガステーブルも使用できる。図5は
湯浴の加熱に投げ込みヒータ又は水中ヒータ16を容器
2の下に配し沸騰伝熱を容易にしたものである。
【0014】図6は市販ホットプレート40を利用する
場合である。既存プレート部は皿状で自身に水を張るこ
とができるが側方への伝熱損失は大きい。鍋をのせて加
熱する場合には間接加熱になるので伝熱抵抗が大きい。
図7はホットプレートの機能を利用して直接加熱する場
合に、プレートに輻射用穴がある交換プレート19にで
きるもので輻射熱を直接効率よく鍋底に与え、一方、側
方伝熱制限用切り欠き、溝又は穴41をあけ組合せるこ
とができる。図8は伝熱マット34で図9は粉粒42金
属繊維を金網又は金属繊維又はガラス繊維、炭素繊維で
あってもよい耐熱繊維布或いは網で包みキルティング等
で繊維或いは粉粒の偏りを防いでいる。図9は底直接加
熱時の中央開口のある伝熱マットである。
【0015】図10は比較的大断面の加熱圧縮室60を
可搬式又は入れ替え式とし、同一加熱面である熱板伝熱
面19で複数個の比較的小型の耐熱性塵箱1の廃プラス
チック、紙屑等を箱と共に加熱殺菌圧縮減容する場合を
示す。燃焼部伝熱面又は排気熱から受熱する伝熱面に温
度調節用送風冷却路51を設け流路の送風機55による
空気冷却、伝熱面またはその付近への空気吹き出し、或
いは吹き付け、それらの組合せによって伝熱面19の温
度を調節する。燃焼用送風量調節はダンパ、開閉弁、送
風機インバータ制御によることができる。流路で発生し
た温風は燃焼部に供給し燃料節減してもよい。燃焼温度
はガス,液化石油ガス、灯油等の火炎燃焼、触媒燃焼は
公知の温度調節によることができる。木炭、植物性燃
料、石炭等の固体燃料、排気利用時の加熱面温度調節に
有用である。図11は図10のAA断面である。ドラム
缶又はそのの半切り缶を内壁に利用してもよい。この保
温壁50は熱板19の上に単に載せている。従って移
動、持ち上げ可能で加熱圧縮成型品は19を少しく持ち
上げて取り出せ便利である。容器1は湯浴不使用の時に
は底9は伝熱促進のために取り外し又は、開閉自在であ
ってもよい格子、多孔板、金網等であってもよい。直接
熱板への押付け加熱は鍋、圧縮容器底の伝熱抵抗、側壁
への熱損失を減じ、熱効率と処理速度を向上する。加熱
圧縮室は掃除機、サイクロン、気相又は水相濾過、沈降
粉塵をフィルター付着状態又はバルク状態でプラスチッ
ク袋又はゴム袋に入れ、凝集用液相水、凝集剤または浸
透剤液存在下で縁を持っていてもよい板状加熱体間で加
熱室内で乾燥、凝集または消毒温度で粉塵飛散なしに加
圧加熱殺菌包装することができる粉塵処理法として使え
る。。
【0016】図12は湯浴7に取外し自在の蓋72を付
け、排気口64、還流路67を持つ凝縮器77を有し、
温度スイッチ23を付けた7上部の上部凝縮面の能力を
補うことができる。ヒータ制御によっては省略もでき
る。図13は分割されていてもよいが長型または紐状の
耐熱可撓性で外面金網、多孔板又は耐熱繊維外郭68を
持つ環状活性炭入り脱臭器である。つなぎ部分78のス
ライド調節によって容器内径に合わせることができる。
押さえ板70、ビスナット、ホース締めその他公知の金
具により整形と漏れ止めができる。帯状又は円ないし角
断面の筒状外被に部分的又は全面に内面密着用弾性部分
例えば蛇腹、スプリング、細い剛性線、細い剛性短冊板
等を挿入してもよい。活性炭8は空気酸化触媒、酸・ア
ルカリ添着炭、或いはそれらの混合物、無機吸着剤を併
用してもよい。図14はその平面図である。吸着面68
の反対側の内側80は屈曲できる蛇腹、波板、薄い多孔
板、ギャラリー、綴り板等の裏打ちになっている。弾性
又は隙間を埋める密着用の変形性であるか、若しくは僅
かな不定形隙間を保持する透過面を有するもので可撓性
炭素質吸着材量である。膨張排気又は発生排気は活性炭
層表面68を通過脱臭し、又はつば、ガスケット等の障
害物の作用で層内部を通過し裏面又は上面に抜けて脱臭
できる。
【0017】図15において、2つの容器を上下に重
ね、上部容器2は下部容器7内部に押し込むことができ
る屑容器であり、上部容器、下部容器双方、又は片方の
底部が加熱面であり、かつ断熱面22又はその支持面で
あり、上部容器又は下部容器に廃物6を投入し、上部容
器内の廃物又は廃物入り袋29は下部容器7に移し、上
部容器2を下部容器に押込み上部容器底面で下部容器底
との間で加熱圧縮できる。図16は1次成型圧縮し袋で
外装されている成型物76の袋口を開けて乱雑状の被加
工物79を下面または上面に追加して、袋口81を閉じ
転倒し、または転倒せずに加熱面に接して追加の加熱成
型し2層以上に成層できる。過熱がなく袋が強度を維持
しているためである。片面が鍋状容器または皿状容器て
あってもよい片面又は両面加熱面に押付けて加熱圧縮成
型できる。両層の材質、充填量、嵩比重、圧縮率、剛
性、弾性を変えることができ成型物特性調整をできる利
点がある。外側に包装または装飾外装を付けた廃物又は
新品プラスチックを含む成型物とすることができる。
【0018】図16は加熱圧縮包装した袋入り廃物を伝
熱面に押しつけて加熱圧縮成型する場合に加熱圧縮包装
した袋入り廃物の袋内に活性炭または炭素質吸着剤、こ
れらの酸又はアルカリ、触媒添着炭、無機粉粒状吸着
剤、無機粉粒から選ばれた脱臭剤のバラ、脱臭剤入りの
小袋又は棒或いは紐付き脱臭容器から選ばれた脱臭剤を
ゴミ成型前または後に袋に差入れそのまま後処理し又は
引き出し後に集積、収集、輸送すると製品或いはゴミ燃
料の無臭扱いが可能になった。特に0.1ないし10グ
ラムが適当で魚臭でも1グラム程度の市販酸性粒状活性
炭で足りる。袋口付近が特に有効である。臭気消失時間
は粒度、特性によって30分から48時間である。従来
加熱圧縮減容成型したものに対する脱臭剤の効果、質、
量、必要接触時間等は知られていなかった。炭素質吸着
剤は焼却後の灰が少ない利点もある。図17は袋の口8
1付近に入れた脱臭剤ペレット又は粉末82を示す。図
18は布袋に入れた脱臭剤ペレット又は粉末82を示
す。
【0019】図19は加圧加熱によってPETまたはP
BTの廃飲料瓶から板材料を製作するの熱板の略図であ
る。薄壁部を切り開き、次に曲がり部を伝熱面であって
もよい熱板に押しつけてほぼ展開し、曲がりがあっても
よい展開物をそのまま又はエクスパンド加工用切れ目を
いれて膨張固定し、伝熱面に押付けて溶融せずに100
℃付近以上に加熱成型した型押加熱加圧収縮成型して厚
みを増し従って強度と加工性を増すことができることを
発見した。切り開いたそのままでは厚みは0.6mm程
度と加工品用としては薄く用途が限定され事実上使用困
難であった。ところが0.015kg/cm2程度以上
の加圧と100ないし170℃、1ないし30分と過大
な圧をかけずに0.7ないし1.2mmと十分な圧の平
面または曲面板或いはエクスパンド網、もとの瓶の凹凸
を残した板にすることができた。透明性を利用これに塗
装することもできた。瓶口の漏斗型部分は必要により型
を使用して加熱・収縮させて同様に厚みと強度を増し器
具とすることができた。本発明で収縮して得た板同志は
溶接して大判の透明板ができる。図20はアルミ缶廃物
であってもよい金属縁またはプラスチック縁86を付
け、鳩目穴または固定用穴87をあけまたはあけけない
透明成型物又は平板で廃瓶の強化用凹凸を残すことがで
きる。比較的高温高圧では略平板になる。この板は既存
のサッシにはめ込むこともできる。タイル表面、壁面、
保温用ブラインド、屋根、天幕、温室、苗床等の透明材
料、成型用材料、土壌表面に置く水分の蒸発防止材料、
水路材料等に使用できる。図21は図20の側面視であ
る。
【0020】図22は廃物であってもよいPET、PB
T飲料瓶から瓶口部付近91を切りだし、呼吸部に適合
した型押しの熱成型し、口辺に適合するクッションまた
は吸着剤濾過層68を呼吸系又はクッション部に付けた
吸着浄化器または顔面マスク90である。94は吸収缶
又は濾過缶で、正規のガスマスクがない時に安価な非常
用として利用できる。型は石膏、セメント、木型、薄い
板金で熱収縮成型で高強度を要せず、実験によって容易
に加工型温度、形状、強度を決めることができる。簡単
には楕円形に近いマスク型が容易で、隙間埋めは可撓性
吸着剤クッション、スポンジ又はゴム加工物を利用でき
る。材料は丸瓶利用が適するが飲水用角瓶も利用でき
る。加熱圧縮機使用の時は上下面の距離をストッパによ
って維持し空気浴として加工室とし熱収縮成型し又は定
法で雌雄型によって成型できる。型による弱い拘束でよ
いのが特徴である。同様にPET瓶等を筒型に切り出
し、筒型肉厚短管を成型できる。
【0021】図23は廃物でもよいプラスチックフイル
ムの乱雑袋詰めの加熱圧縮成型品6を保水材料として単
独使用することに加え、副材料として新材料でもよいプ
ラスチックのフイルム、スリットヤーン、スリットフイ
ルム、から選ばれた1つまたは組み合わせ、これに保水
と肥料効果保持、植物、根保持用層98の形成のために
紙、布片、無機物粉粒、土砂、泥炭質、製紙廃物、腐葉
土、枯葉又は炭化物、廃紙、廃繊維から選ばれた1つま
たは組合せを加えまたは加えることなく、乱雑または意
図的配置で袋29に追加した後、加熱圧縮室に入れて加
熱圧縮し、熱時又は冷却後に層理と交差方向に穿孔し又
はスリットを入れて外表面への通気路を開け少なくとも
部分的に層状組織を持つ成型物または成型物加工品であ
る。単独のフイルム積層成型物自体の保水性は界面張力
と柔軟性によるフイルム同志の付着性により層の傾斜
(姿勢)も影響するが毛細管現象に類似する。保水量は
5ないし15μmの高密度ポリエチレンの場合には厚
み、履歴による表面状態等により重量比2ないし7倍に
達した。屈曲、皺による水溜りによっても変動するが予
想以上に多い。通気、通水、まとめのため網または孔明
きであってもよい袋、覆いを、結束、縫合、ステッチ、
キルト、サンドイッチ板から選ばれた加工によって座布
団状、板またはブロックに構成し、しかも内外部の連通
隙間を保持する。材料96は表面孔、97は内部孔で亀
裂であり得る。98は添加物層で、各層は複数であって
よい。図24において、この成型品は土壌単独と異な
り、弾性で揺れが可能であるから歩行、自重、水きれ、
保水蒸発による土壌固化を防止する。軽量で弾性と保水
性、土地、壁面、物体面への固定性等を持つので固化を
防止し、土壌流出により土壌堆積困難な土地、屋上緑
化、裸土地99の利用、湿地利用に使える。また連通隙
間を利用して、槽に充填し又は区画壁100を設け、堆
積、埋没して安価な貯蔵庫断熱し或いは、ゴミ燃料にな
る使い捨てマット、クッション、吸音、保水、濾過材、
水、気相浄化処理、園芸、植木鉢構造、農林業に利用で
きる。本発明のマットを敷いた連続又は断続の床構造の
表層に土砂、植木鉢、堆肥化有機廃物と、飛散防止シー
ト102、粉粒質から選ばれた土壌、不燃表層101を
構成し、植物を植える家屋屋根、バルコニ99、庭園植
栽、栽培等に利用できる。
【0022】図25は廃物であってもよいPETまたは
PBT瓶から切り出した逆円錐または台型底91の最低
位置より上に穴又は隙間36を有する植木鉢又は花器で
ある。土砂等の流出防止のために穴36ににストレーナ
又はキャップ100をかぶせている。内型を入れて加熱
室で100ないし180℃、5ないし30分かけて収縮
させ成型したものは厚みと剛性を増している。軽量かつ
耐光性があり屋上庭園用に適する。遮光塗装、装飾外装
ができ内部観察も可能である。切り出して底部に孔開け
していないものはPET瓶のビーカーとして利用でき
る。図26は化学実験、瓶注入に利用できる漏斗であ
り、転倒して漏斗台にも使用できる。が、熱収縮加工し
たものは厚みを増し使い易い。漏斗は安価、安全である
から直接畑又は砂地に並べ漏斗内に良質の土を入れて栽
培もできる。
【0023】図27は保水性と水切れを利用して自体の
洗浄、水浄化、空気、ガス浄化に利用する略図である。
廃物利用の障害は汚れ、臭気、不潔と外観であるが、本
発明は加熱殺菌と成型包装、僅少量の脱臭剤添加によっ
て後者3つを解決している。残りの汚れは水没・排水・
水切りの繰り返しによって洗浄してこれも解決し、同様
にして排水処理もできる。洗浄排水は生化学処理、活性
炭処理し水循環する。外表面との連通隙間を有し層との
交差方向の孔またはスリットを有する廃プラスチック成
型品材料を堆積し潅液又は水没と水きりの繰り返しと洗
浄水浄化廃炭の低温再生によって経済的に水浄化または
材料の洗浄ができる。
【0024】図28は生ゴミ、粉砕していてもよい枝葉
・農林廃物、茶葉、コーヒー滓から選ばれた水きり脱水
物111の1つ又は組み合わせと、ポリエチレンフイル
ム又はポリプロピレン包装の積層加熱加圧成型体の水き
りを兼ねた多孔性通気体110を挿入し、土壌または発
酵用微生物を加える堆肥化処理の略図である。蓋として
虫除けの通気性網、布で覆っている。圧縮成型物内面に
微生物が付着培養され、生成堆肥を分離して繰り返しし
この包装は繰り返し使用のために強度の点から場合には
外装フイルムは厚いポリエチレン等のプラスチックフィ
ルム、廃物、不織布であってもよいPET布が適してい
る。
【0025】図29は丸孔目皿BB断面、図30は平面
図である。廃PET瓶から回収した材料を軟化収縮温度
で刃、錐、又は雌雄型で孔開け又はスリットとしたもの
である。穴21の断面はオリフイス形状でも差し支えな
いが穴開けを容易にするために流出ノズル形状の場合を
示す。図31は図29同様にして櫛歯加工した櫛歯スト
レーナの構成部品である。櫛状物は疎または密の櫛状の
並行格子に構成して、1枚単独又は図32のように2枚
を方向を交差して重ねてピンあるいは突起等公知方法で
留めて各層は一端を櫛状に開放できる剛性又は可撓性構
造物とすることができる。2枚の櫛歯構造はと長繊維、
毛髪をよく分離し、巻付いたものは2枚を分ければ容易
に分離できる。使い捨てとしてもよい。
【0026】図33、34、35、36は廃緩衝材発泡
ポリスチレンを小割りして加熱圧縮装置に入れ能率を上
げるもので、割目または穴列を入れる方向に1列または
複列に先端形状錐状、切断面又は刃先の列115を押し
込む。叩き、手による押し込み、又は一端付近に支点1
17を設け他端を駆動端とする梃子として刃列を押し込
むことができる。手作業又は機械で折る発泡ポリスチレ
ン小割用具である。例えば径1.5mm、の釘列をピッ
チ10mmで1列に固定し、厚み25mmの発泡ポリス
チレン緩衝材119に、侵入深さ5ないし10mm押し
入れた。容易に手割、機械割りができた。梃子棒118
は枠状の2本でもよい。
【0027】同様に梃子によって図1の加圧加熱容器の
スプリングを圧縮してから蓋あるいは押さえの腕木を1
2で固定し或いはストッパ突起等で留めることができ
る。比較的高圧を累加すると低圧で圧縮した圧縮後容積
をさらに半分以下に圧縮できる。同じ梃子で支点、力位
置を変え2段に圧縮できる。また加熱圧縮機器中、また
は取り出し後の追加圧縮または穿孔等の加工ができる。
成型用型、追加成型用型の横断面形状は円、4角又は6
角から選ばれたものが集積、車両積載の空間占有容積、
水耕、植栽、農業の敷き詰め点で有利である。
【0028】図1等の圧縮、加熱、または圧縮破砕減容
する室又は套を持ち上げ又は加圧面を移動する加圧装置
において、伝熱面であってもよい加圧面または加圧室の
移動に、(1)加圧室あるいは枠空間内でチェーンブロ
ック、レバーブロック、滑車、(2)ジャッキ、ラチエ
ットレンチ、梃子、の2群内から選んだ加圧具に、
(3)加撓性梃子、錘、バネ、から選んだ力蓄積用具、
の選択または組合せ使用ができる。そして板又は柱状、
ブロック状で軟化または常温で穿孔、切れ目のある穿
孔、スリット入れ隣接ブロック複数の成型ブロックを
籠、格子あるいは多孔板容器、檻状構造物に納めて使用
できる。建築物の植栽では人体落下のクッション、火災
時の飛び下りの衝撃緩和のための植栽を兼ねたクッショ
ンの安価な施工ができる。水耕栽培ではブロックを水浸
し水を吸い上げることができる。浅い貯水槽と栄養液水
槽を独立または連通循環してもよい。
【0029】図37は本発明の水使用機器を利用した家
庭、事業所内廃物、ゴミの収集運搬システムである。家
庭、事業所外との関係も含んでいる。各室或いは各机の
発生源120では紙廃プラスチッ分散配置した屑籠等の
容器121に装着した袋に種類別に入れ各階或いは区画
ごとに設けた処理機122によりプラスチック、紙、生
ゴミ、その他に分類し別容器123に貯蔵する。別は各
階、各区画、集合集積所等である。これらは空間節約と
経済性を考慮した収集・運搬のためモニター、計測機、
通信機能等124を付けることができる。
【0031】
【実施例1】図1の装置において,直径22cm、高さ
容器2に袋入り食品包装廃プラスチックフイルム6を約
20kg重/cm2で押し込み、熱源は電熱で沸騰して
いる湯浴に漬けた。15分で容器を取り出し放冷した。
減容率10分の1であった。
【0032】
【実施例2】図4のようにガス加熱で錘は5kgを使用
した。他は同様で繰り返し減容率は5ないしで、裏返し
て繰り返すと10分の1以下であった。上面を電気ヒー
タとして両面加熱すると15ないし20分の1に減容し
た。
【0033】
【実施例3】図6において当初は湯浴加熱し、乾涸させ
て後160℃まで上げた。30分で20分の1になっ
た。 (対照例)湯浴なし電熱だけでは伝熱マットなしで70
分、強熱すると部分的に溶けた。伝熱マット使用では5
0分を要した。
【0034】
【実施例4】2リットルのPET瓶(100×90角×
胴高220mm)から展開大きさ35×23cmの透明
PET型付板が得られた。2枚の3角溝板を切り出し角
部分は100ないし180℃の熱板に接触して伸ばし
た。重ねた状態で160℃、30分間、加熱板と加圧面
PS発泡板断熱層25mmを持つ0.4mm薄板で挟み
加熱加圧した。150mm×180mm角の0.9mm
厚み、PET透明板2枚が得られた。
【0035】
【実施例5】段ボール処理の場合、湯浴の蒸気又は水蒸
気吹き付け後に実施例2同様に0.5kg/cm2で加
熱圧縮した。減容率は6分の1であった。 (対照例)加熱だけでは1ないし2kg/cm2を要し
減容率は3分の1であった。
【0036】
【発明の効果】本発明の装置はプラスチック、紙を容易
に圧密包装無臭化、清潔化ししかも経済的集積・輸送・
加工物利用、ゴミ燃料化し労力も節減する。使用した活
性炭、木炭の吸着臭気も同機で分解再生し多機能化によ
る装置、運転コスト低下をする。余剰分は低ダイオキシ
ン燃焼炉によって僻地、農地の暖房、温室、農産加工、
下水処理熱源とし断熱材料、園芸用に利用し又はゴミ燃
料として貯蔵できる。観光地、僻地のゴミ散乱を防止し
ゴミの遠隔輸送も省略できる。本発明により加熱殺菌乾
燥した圧縮成型物は耐久貯蔵性、防虫、防動物性があり
街路清潔化に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮加熱減容装置正面断面図
【図2】蓋留めベルト平面図
【図3】蓋留めベルト断面図
【図4】錘使用の減容装置正面断面図
【図5】水中ヒータによる湯浴加熱減容装置正面断面図
【図6】交換ヒートプレートによる湯浴加熱減容装置正
面断面図
【図7】交換ヒートプレート平面図
【図8】金属・伝熱粒子系伝熱マット断面図
【図9】直火用金属・伝熱粒子系伝熱マット断面図
【図10】大面積熱板、半切ドラム缶装置、複数容器処
理の減容装置断面説明図
【図11】図10相当固体燃料、雑燃料用加熱減容装置
側面視断面図
【図12】水凝縮還流器付加熱減容装置正面断面図
【図13】活性炭、脱臭炭側面視説明図
【図14】図13の平面図
【図15】屑箱底を圧縮面とするコンパクト型加熱減容
装置断面図
【図16】圧縮成型物の袋に廃物を追加し再成型する説
明図
【図17】バラ脱臭剤を袋に入れた説明図
【図18】小袋入り活性炭脱臭剤を袋に入れた説明図
【図19】PET瓶からの透明板製造法の説明図
【図20】PET瓶からの透明板に強化縁を付けた平面
【図22】PET瓶から熱成型した防毒マスク説明図
【図23】腐葉土等を積層した加熱成型マットの断面図
【図24】陸屋根面、地上モルタル床に形成したマット
利用の地面
【図25】切断マットとPET瓶からなる植木鉢構造断
面図
【図26】PET瓶から作った漏斗の断面図
【図27】加熱圧縮成型マットの洗浄、洗浄塔断面説明
【図28】加熱圧縮成型マット保水通気体利用の堆肥化
装置断面図
【図29】PET瓶から熱成型穿孔した目皿断面図
【図30】PET瓶から熱成型穿孔した目皿平面図
【図31】PET瓶からのストレーナ部品平面図
【図32】PET瓶からのストレーナ部品を重ねた部品
平面図
【図33】発泡ポリスチレン緩衝材の小割り用穴列開け
器平面図
【図34】発泡ポリスチレン緩衝材の小割り用穴列開け
器側面図
【図35】発泡ポリスチレン緩衝材の小割り用穴列開け
機正面図
【図36】発泡ポリスチレン緩衝材の小割り用穴列開け
機側面図
【図37】建屋内廃物処理・収集・運搬・内外通信シス
テム説明図
【符号の説明】
1 圧縮加熱減容装置、2 加熱減容装置本体,鍋、3
加圧面の取っ手ケース、6 廃物プラスチック、PE
T板等、7 湯浴容器、10 水、16 水中ヒータ、
20 容器底、21 穴、23 温度検出端、温度スイ
ッチ、29 袋、30 錘、45 ステッチ、51 冷
却用空気通路、77 水還流器、加熱圧縮マット層、1
11 生ゴミ、腐葉土等,115 針、廃物発生源、1
21 屑箱
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月1日(2002.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図21
【補正方法】追加
【補正内容】
【図21】強化縁を付けたPET瓶からの透明板の断面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 9/06 B09B 3/00 ZAB 303M 303Z

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃物または新品の乱雑プラスチック、紙ま
    たは生ゴミをプラスチックフイルム袋又は紙袋に入れ、
    又はシートで被覆して加熱圧縮用容器に入れ、水を入れ
    た皿又は鍋であってもよい湯浴、煮沸用又は蒸煮用耐熱
    容器に入れて水、油状物、から選ばれた1つまたは組み
    合わせと、粉粒体、柔軟性かつ圧縮性良伝熱性繊維製品
    の存在又は不存在で、水中ヒータ又は容器加熱用伝熱面
    と水、油状物の液相または蒸気相あるいは粉粒体を共存
    して加熱しつつ、圧縮加熱し加熱圧縮容器をそのまま放
    冷し又は浴から取り出して放冷する物品または廃棄物の
    加熱圧縮成型法。
  2. 【請求項2】湯浴用又は蒸煮用耐熱容器に加熱初期に制
    限量の水を加え、加熱圧縮用容器の少なくとも底部を加
    熱し、蒸発後に乾状態で昇温加熱する請求項1記載の加
    熱圧縮成型方法。
  3. 【請求項3】伝熱損失制限用切り欠き、溝又は輻射・対
    流伝熱促進用穴を有する鍋加熱又は屑加熱圧縮用容器或
    いはこの容器を加熱する鍋型容器を加熱するホットプレ
    ート。
  4. 【請求項4】含水廃プラスチック、紙屑または生ゴミを
    含む廃物を乾燥減容する場合に、加熱または圧縮面の上
    面側に外気と接触する空冷面を設け、加熱加圧圧縮面の
    内面側に突起または段であってもよい通気余裕を設け、
    蒸発した水分を含む空気をとり出して水分を分縮した空
    気を内面側に循環し、凝縮水分を冷却瓶または筒にに溜
    め操作終了後に水分は系から外して廃棄する加熱圧縮室
    を使用する乾燥法。
  5. 【請求項5】2つの容器を上下に重ね、上部容器は下部
    容器内部に押し込むことができる屑容器であり、上部容
    器、下部容器双方、又は片方の底部が加熱面であり、か
    つ断熱面又はその支持面であり、上部容器又は下部容器
    に廃物を投入し、上部容器内の廃物又は廃物入り袋は下
    部容器に移し、上部容器を下部容器に押し込んで上部容
    器の底面で下部容器の底との間で加熱圧縮する加熱圧縮
    法。
  6. 【請求項6】廃物、物品又は容器を伝熱面に載せまたは
    押しつけて加熱する場合に燃焼部伝熱面又は排気熱から
    受熱する伝熱面に温度調節用送風冷却路を設け発生温風
    を燃焼部に供給し又は供給しない加熱装置。
  7. 【請求項7】加熱されている伝熱面に加熱用容器または
    器具を置きまたは接触させて内容物を加熱する金属マッ
    トにおいて金属網、金属繊維、線、または伝熱性粉粒か
    らの1つ又は組合せから選ばれた要素を組合わせた伝熱
    用金属マット。
  8. 【請求項8】熱板と筒型保温壁と加熱又は加圧用面又は
    上蓋とからなる加熱圧縮室で袋入りプラスチック廃棄物
    或いは紙屑を加熱圧縮し、または複数の加熱圧縮減容容
    器を並べて処理する加熱圧縮装置。
  9. 【請求項9】加熱成型成型物を単数又は複数重ねて、ジ
    ャッキ、チェーンブロック、レバーブロック、梃子から
    選ばれた移動機器で追加の加熱圧縮する請求項1ないし
    3記載の廃物加熱圧縮法。
  10. 【請求項10】加熱圧縮する容器が鍋または加熱圧縮装
    置であり鍋蓋または装置の蓋押さえが剛性または弾性板
    部分からなる帯状物または蓋に適合する面状押さえであ
    り取っ手支持部に蓋支え具を設け、蓋つまみまたは取っ
    手を避ける穴あるいは凹部を持ち両側に鍋取っ手の掛け
    具を有する加熱圧縮容器用止具。
  11. 【請求項11】底が板,格子、多孔板又は網である容器
    又は鍋の単数または複数個と、保温套を有する熱板装置
    の単数または複数個からなる装置において、容器を交互
    に廃物入れとし又はそのまま内挿耐熱容器または鍋とし
    て熱板上に置き又は湯浴或いは蒸器にかけて加圧加熱処
    理する加熱又は加熱圧縮法。
  12. 【請求項12】上部構造が鍋であってもよい容器または
    加熱圧縮室である耐熱容器であり、容器底が、浅い鍋、
    板、多孔板、網、格子、スリット板から選ばれた伝熱面
    かつ廃物の加熱圧縮面であり,又は断熱構造で加熱圧縮
    面支持機構であり、廃物容器底部が固定型または開閉型
    であり、下に続く構造を取り外し自在の加熱圧縮室又は
    加熱面とし上部の屑容器底で下部に続く加熱圧縮室の廃
    物または廃物再生品を圧縮する廃物加圧または圧縮成型
    方法。
  13. 【請求項13】面が鍋状容器または皿状容器であっても
    よい片面加熱面又は両面加熱面に押し付けて加熱圧縮成
    型する場合に、1次成型圧縮した成型物の袋口をあけて
    被加工物を下面または上面に追加して、追加袋口を閉じ
    加熱面に接して追加の加熱成型する成型方法。
  14. 【請求項14】プラスチック袋又は紙袋に入れた乱雑状
    プラスチックフイルム加熱圧縮成型物を、単層又は1層
    以上追加積層して2層以上の構造とし外側被覆とともに
    加熱圧縮成型しさらに外側に包装または装飾外装を付け
    た廃物又は新品プラスチックを含むマット成型物。
  15. 【請求項15】未使用又は既使用マット成型物の外装を
    交換し又は追加被覆して再使用し又は再使用せずに収集
    しリサイクルする廃物利用法。
  16. 【請求項16】郵便物受の受け口にプラスチックフイル
    ム袋を装着し郵便物入りプラスチック袋を加熱圧縮装置
    内に置き加熱する殺菌方法。
  17. 【請求項17】掃除機、サイクロン、気相又は水相濾
    過、沈降粉塵をフィルター付着状態又はバルク状態でプ
    ラスチック袋に入れ、凝集用液相水、凝集剤または浸透
    剤液存在下で板状加熱体間で加熱室内で乾燥、凝集また
    は消毒温度で加圧加熱包装する粉塵処理法。
  18. 【請求項18】廃物圧縮用枠または容器壁内のストッパ
    ーが提げ蔓または枠の端部の容器連接部であり提げ蔓ま
    たは枠の位置操作により、廃物圧縮用枠または容器壁内
    のストッパーが突出・後退する斜面または捩子構造を設
    けた圧縮容器。
  19. 【請求項19】袋入り廃物を伝熱面に押し付けて加熱圧
    縮成型する場合に活性炭または炭素質吸着剤、無機粉粒
    状吸着剤、無機粉粒から選ばれた脱臭剤、脱臭剤入りの
    小袋又は棒或いは紐付き脱臭容器から選ばれた脱臭剤を
    をゴミ成型前または後に袋に差入れそのまま後処理し又
    は引き出す廃物の加熱圧縮物取扱い法。
  20. 【請求項20】容器入り繊維性または粉粒状炭素質吸着
    材において、長型または紐状で断面が平面、角ないし丸
    の可撓性耐熱性容器であり、金属網、金属繊維、耐熱プ
    ラスチック繊維、炭素繊維又はガラス繊維から選ばれた
    物であり、長い接触外面の一部が蛇腹、細い剛性線、細
    い剛性短冊板からなり、一部が弾性または隙間を埋める
    密着用の変形性であるか、若しくは僅かな不定形隙間を
    保持する透過面を有する可撓性炭素質吸着材。
  21. 【請求項21】炭素質吸着材容器において、ゴミ容器、
    ゴミ処理機または加熱圧縮減容機の蓋又は内部蓋、移動
    加圧板の周縁に沿う角ないし丸の接触外面縁に面し弾性
    密閉材、又は、自体が膨張性または密着的に適合し、若
    しくは僅かな不定形隙間を保持し対面する金属網または
    耐熱繊維製接触透過面、内張りまたは袋を内装した加圧
    加熱装置。
  22. 【請求項22】PETまたはPBTの廃飲料瓶または飲
    料瓶廃物の薄壁部を切り開き、次に曲がり部を伝熱面で
    あってもよい熱板に押しつけてほぼ展開し、そのまま又
    はエクスパンド加工用切れ目をいれて膨張し固定し、伝
    熱面に押付けて溶融せずに100℃付近以上に加熱成型
    した型押加熱加圧収縮成型物又は平板。
  23. 【請求項23】アルミ缶廃物展開板加工品であってもよ
    い金属縁またはプラスチック縁を付け固定用穴を明けま
    たは開けない請求項22記載の成型物又は板。
  24. 【請求項24】PET、PBT飲料瓶の口部と胴の部分
    を切りだし、型押しして熱成型し呼吸部に適合した加工
    物とし、顔面適合クッションまたは吸着剤濾過層を呼吸
    系又はクッション部に付けた吸着浄化器または顔面マス
    ク。
  25. 【請求項25】廃プラスチック加熱圧縮成型品成分とプ
    ラスチック材料であるフイルム、スリットヤーン、スリ
    ットフイルム、薄板または発泡薄板から選ばれた1つま
    たは組合せ、これに紙、布片、無機物粉粒、土砂、泥炭
    質、製紙廃物、腐葉土、枯葉又は炭化物、廃紙、廃繊維
    から選ばれた物を加えまたは加えることなく、乱雑また
    は意図的配置で加熱圧縮室に入れて加熱圧縮し、外表面
    への通気路を有し少なくとも部分的に層状組織を持つ成
    型物または成型物加工品。
  26. 【請求項26】外表面との連通隙間を有し層との交差方
    向の孔又はスリットを有する廃プラスチック成型品材料
    を堆積し、又は籠であってもよい容器に収納し、潅液又
    は水没と水きりの繰り返し運動する水浄化または材料の
    洗浄方法。
  27. 【請求項27】廃物プラスチックフイルム、薄板または
    発泡シートの積層成型物加工品において網または孔明き
    であってもよい袋、覆い、結束、縫合、ステッチ、キル
    ト、サンドイッチ板から選ばれた加工によって板または
    ブロックに構成し連通隙間を有する材料を区画を設けて
    堆積しまたは埋没する断熱、吸音、保水、濾過材、水、
    気相浄化処理、園芸、植木鉢構造、農業又は耕作の方
    法。
  28. 【請求項28】廃物であってもよいプラスチックフイル
    ムまたはシートの乱雑積層物を敷いて主として構成した
    連続又は断続の床構造の表層に土砂、植木鉢、堆肥化有
    機廃物と、飛散防止シート、粉粒質から選ばれた不燃表
    層を構成し、植物を育成する家屋屋根、バルコニー、庭
    園植栽栽培方法。
  29. 【請求項29】廃物であってもよいPETまたはPBT
    瓶の逆円錐または台型底の最低位置より上に穴又は隙間
    を有する植木鉢又は花器。
  30. 【請求項30】断熱材、吸音材又は園芸・農林用材料で
    あって、炭素、土砂、堆肥から選ばれた1つまたは組合
    わせと、プラスチックフイルム乱雑積層成型体からなる
    組合わせを充填しPET瓶またはPETの多孔瓶或いは
    6角に成型したPET瓶を並べまたは積み重ね必要によ
    り外装した構造物。
  31. 【請求項31】生ゴミ、粉砕していてもよい枝葉・農林
    廃物、茶葉、コーヒー滓から選ばれた水きり脱水物の1
    つまたは組み合わせと、ポリエチレンフイルム積層の通
    気体を積層し、土壌または発酵用微生物を加える堆肥化
    処理方法。
  32. 【請求項32】濾過材またはストレーナにおいて、複数
    の並行板、線または棒を篩の疎または密の櫛状の並行格
    子に構成し、単一層または線方向が交差した複層に重ね
    て各層の一端を櫛状に開放可能とした剛性または可撓性
    の構造物。
  33. 【請求項33】廃物であってもよいプラスチックフイル
    ムの乱雑充填物含有物を、常圧付近の湯水、沸騰水、又
    は過熱沸騰水で加熱する圧縮加熱減容によって製造した
    厚みのある円盤状ないし角板状で有孔又は無孔のポリオ
    レフィン袋で実質的密着包装した空気層を含む圧縮成型
    物。
  34. 【請求項34】割目または穴列を入れる方向に幅を有
    し、押し込み具一端付近に支点を設け他端を駆動端とす
    る発泡ポリスチレン小割用具。
  35. 【請求項35】圧縮、加熱、または圧縮破砕減容する底
    部を開く加圧装置において、加圧面または加圧室の移動
    に、(1)チェーンブロック、レバーブロック、滑車、
    (2)ジャッキ、ラチエットレンチ、梃子、の2群内か
    ら選んだ加圧具に、(3)加撓性梃子、錘、バネ、から
    選んだ力蓄積用具、の選択または組合せ使用する圧縮ま
    たは加熱装置。
  36. 【請求項36】袋に入れた廃プラスチックまたは紙屑
    を、湯浴又は蒸気浴で加熱された容器に入れて加圧加熱
    減容し、そのまままたは追加の100ないし180℃付
    近に加熱圧縮し又は追加圧縮しないで包装された廃物と
    して屋内又は屋外で収集、輸送又は加工から選ばれた操
    作をする廃物の取り扱い方法。
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