JP2003164501A - 身体ケア用成型体 - Google Patents

身体ケア用成型体

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JP2003164501A
JP2003164501A JP2001367690A JP2001367690A JP2003164501A JP 2003164501 A JP2003164501 A JP 2003164501A JP 2001367690 A JP2001367690 A JP 2001367690A JP 2001367690 A JP2001367690 A JP 2001367690A JP 2003164501 A JP2003164501 A JP 2003164501A
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acid
molding
fiber
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JP2001367690A
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Yasushi Kakizawa
恭史 柿澤
Takeshi Onuki
毅 大貫
Masahiro Sato
政弘 佐藤
Yasutomo Hozumi
康友 穂積
Mihoko Inaba
美穂子 稲葉
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体局面部への薬液・化粧液のデリバリー
性、フィット性、及び、薬液・化粧液のトラップ性に優
れ、容易に所望とする位置に当接させて使用可能で、使
用感の良好な身体ケア用成型体の提供。 【解決手段】 立体成型した繊維集合体に、少なくとも
化粧料を担持させて使用されることを特徴とする身体ケ
ア用成型体である。立体成型が、加熱成型、及び、パッ
ク成型の少なくともいずれかである態様、繊維集合体
が、熱可塑性合成繊維及び親水性繊維の少なくともいず
れかである態様、化粧料が、保湿剤、清涼化剤、温感・
発熱剤、冷感剤、血行促進剤、抗炎症剤、及び、香料か
ら選ばれる少なくとも1種を含む態様、入浴時に使用さ
れる態様、フットケアに用いられる態様等が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、頭皮等への薬液の
デリバリー効果、身体の曲面部分へのフィット効果・毛
髪の矯正等のテンプレート効果、薬剤のトラップ効果
等、シート状では得られない機能を有する身体ケア用成
型体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、各種のシート状化粧料が提供され
ている。例えば、顔面に貼付し、所定時間貼付状態を保
つことにより、含浸された化粧料の皮膚への浸透効果を
高める顔面パック用シート状化粧料、頭髪ブリーチ用、
パーマ用の各種シート状化粧料、身体における患部に貼
付し、所定時間貼付状態を保つことにより、薬効を高め
る湿布等のほか、身体ケア効果の高い入浴時に皮膚に塗
布・貼付する各種入浴剤組成物(特開平9−27864
8号公報、特開平9−249552号公報等に記載)等
が挙げられる。 【0003】しかし、シート状の化粧料等では、頭皮等
の身体の凹部の清拭・薬液の塗布等がし難く、身体の局
面に貼付する際に、しわ、ヨレ等が生ずるという問題が
あった。また、前記公報に記載の入浴剤組成物は、局所
的に効果はあるものの、皮膚へのマッサージ等を含めた
より高い効果は期待できなかった。更に水溶性であるた
めべたつき、使用感が悪いという問題もあった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来に
おける諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課
題とする。即ち、本発明は、身体局面部への薬液・化粧
液のデリバリー性、フィット性、及び、薬液・化粧液の
トラップ性に優れ、容易に所望とする位置に当接させて
使用可能で、使用感の良好な身体ケア用成型体を提供す
ることを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段としては、以下の通りである。即ち、 <1> 立体成型した繊維集合体に、化粧料、発熱部
材、及び、吸熱部材の少なくともいずれかを担持させて
使用されることを特徴とする身体ケア用成型体である。 【0006】また本発明においては、以下の態様等が好
ましい。 <2> 立体成型が、加熱成型、及び、パック成型の少
なくともいずれかである前記<1>に記載の身体ケア用
成型体である。 <3> 繊維集合体が、熱可塑性合成繊維及び親水性繊
維の少なくともいずれかである前記<1>又は<2>に
記載の身体ケア用成型体である。 <4> 化粧料が、保湿剤、清涼化剤、温感・発熱剤、
冷感剤、血行促進剤、抗炎症剤、香料、発熱部材、及
び、吸熱部材から選ばれる少なくとも1種を含む前記<
1>から<3>のいずれかに記載の身体ケア用成型体で
ある。 <5> 入浴時に使用される前記<1>から<4>のい
ずれかに記載の身体ケア用成型体である。 <6> フットケアに用いられる前記<1>から<4>
のいずれかに記載の身体ケア用成型体である。 <7> 頭皮ケアに用いられる前記<1>から<4>の
いずれかに記載の身体ケア用成型体である。 <8> ヘアケアに用いられる前記<1>から<4>の
いずれかに記載の身体ケア用成型体である。 【0007】<9> 繊維集合体の、乾燥時における通
気抵抗が0.001〜30kPa・s/mであって、化
粧料が、常温・常湿(25℃、60%RH)で固体であ
り、水乃至温水に溶解しガスを発生する物質である前記
<8>に記載の身体ケア用成型体である。 <10> 水乃至温水に接触させて用いられる前記<9
>に記載の身体ケア用成型体である。 <11> 繊維集合体が、凸部を有する前記<1>から
<10>のいずれかに記載の身体ケア用成型体である。 <12> 少なくとも、凸部に化粧料が担持された前記
<11>に記載の身体ケア用成型体である。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の身体ケア用成型体は、立体成型した繊維集合体
に、化粧料、発熱部材、及び、吸熱部材の少なくともい
ずれかを担持させて使用される。 【0009】[繊維集合体] −繊維集合体の材質− 前記繊維集合体は、立体成型した繊維集合体である。該
繊維集合体の材質としては、特に制限はなく、合成繊
維、天然繊維のいずれも好適に挙げられる。該天然繊維
としては、例えば、木綿、パルプ、麻、羊毛、及び、絹
等の一般的な繊維が総て好適に挙げられる。該合成繊維
としては、例えば、ポリエチレン(PE)やポリプロピ
レン(PP)等のポリオレフィン系繊維、ポリエチレン
テレフタレート(PET)等のポリエステル系繊維、ナ
イロン等のポリアミド系繊維、ポリアクリロニトリル系
繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリウレタン繊
維、ビスコースレーヨン、銅アンモニアレーヨン、溶剤
紡糸されたレーヨンや、これらの繊維の混合物等が挙げ
られる。これらの繊維は、1種単独で使用してもよく、
2種以上を併用してもよい。 【0010】前記繊維集合体の材質としては、前述の中
でも、熱可塑性合成繊維、及び、親水性繊維の少なくと
もいずれかを含むのが好ましい。 【0011】−−熱可塑性合成繊維−− 前記熱可塑性合成繊維としては、例えば、ポリエチレン
テレフタレート等のポリエステル系、ポリプロピレン、
ポリエチレン等のポリオレフィン系、ポリアミド系、ポ
リアクリロニトリル系、ポリ塩化ビニル系、及び、ポリ
塩化ビニリデン系の合成繊維等が挙げられる。これらの
中でも、特に、熱成型性に優れる点で、ポリエステル
系、及び、ポリオレフィン系の合成繊維等が好ましい。 【0012】前記ポリエステル系の合成繊維を形成する
モノマーとしては、例えば、セバシン酸、テレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、グルタール酸、アジピン
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、及び、ナフタ
ル酸等のジカルボン酸成分;エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、及び、キシリレングリコール
等のジオール成分;等が挙げられる。 【0013】前記ポリオレフィン系の合成繊維として
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、及び、エ
チレンを主体とする共重合体、プロピレンを主体とする
共重合体等が挙げられる。前記ポリエチレンとしては、
線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、及び、
高密度ポリエチレン等が挙げられる。これらのポリエチ
レンは、ASTM−D−1238Eの方法で測定したメ
ルトインデックス値が10〜80g/10分であるもの
等が好ましい。 【0014】前記ポリオレフィン系やポリエステル系の
繊維には、必要に応じて、艶消し剤、顔料、光安定剤、
熱安定剤、酸化防止剤、結晶化促進剤、抗菌剤等の各種
添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で添加しても
よい。 【0015】一般に、不織布製造用の構成繊維は、その
殆どが延伸熱可塑性繊維であるが、半延伸熱可塑性繊維
や、紡糸後に急冷させ、結晶化を促進させない製造方法
により得られ、伸潜在延伸性を持つ未延伸可塑性繊維
は、加熱成型時に繊維に熱劣化を生じ難く、物性の低下
を防ぐことができる点で好ましい。 【0016】−−親水性繊維−− 前記親水性繊維としては、例えば、レーヨン、キュプ
ラ、パルプ、セルロース繊維、ポリビニールアルコール
(PVA)、アクリル、アクリレート系、プロミック
ス、シルク、タンパク質繊維、アセテート、綿、麻、ケ
ナフ、羊毛、及び、紙等が挙げられる。 【0017】−繊維集合体に用いられる繊維の形状− 前記繊維集合体に用いられる繊維の形状としては、特に
制限はないが、その断面形状としては、例えば、円形、
扁平形、三角形、多角形、及び、スターバースト形等の
人工的な断面形状等が挙げられる。前記繊維集合体にお
いて、前記材質の2種以上を併用する場合、例えば、そ
れらの材質を、芯鞘構造、海島構造、及び、サイドバイ
サイド構造等に配置してもよい。これらの中でも、芯部
分と鞘部分との融点が異なる材質からなる芯鞘構造繊
維、及び、互いに相溶性のない材質をサイドバイサイド
に配置した分割繊維等が好ましい。 【0018】前記芯鞘構造繊維としては、鞘部分とし
て、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂を用いるのが好ましい。芯部分として、ポリエス
テル系樹脂、ポリアミド系樹脂、及び、ポリオレフィン
系樹脂等から選ばれる1種又は複数種の共重合体樹脂等
を用いるのが好ましい。芯部分における材質の融点とし
ては、鞘部分における材質の融点より20℃以上高いの
が好ましい。前記芯鞘構造繊維における構成(芯/鞘)
としては、例えば、ポリプロピレン/ポリエチレン、ポ
リエステル/ポリエチレン、及び、高融点ポリエステル
/低融点ポリエステル等の組み合わせが好適に挙げられ
る。 【0019】前記分割繊維としては、例えば、ポリエチ
レンテレフタレート/ポリエチレン、ポリエチレンテレ
フタレート/ナイロン、ポリエチレンテレフタレート/
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート/エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体、及び、ポリプロピレン
/ポリエチレン等の組み合わせが挙げられる。これらの
分割繊維における分割数としては、特に制限はなく、何
れの分割数でも好適である。 【0020】−繊維集合体に用いられる繊維の繊度− 前記繊維集合体に用いられる繊維における繊度として
は、30デシテックス(dTex)以下が好ましく、1
5デシテックス(dTex)以下がより好ましく、5デ
シテックス(dTex)以下が更に好ましい。前記繊度
が、30デシテックス(dTex)を超えると、紡糸の
際、冷却固化に影響を及ぼしたり、肌当たりが悪くなる
ことがある。 【0021】−繊維集合体の製法等− 前記繊維集合体は、前述の各種繊維を用い、立体成型し
て得られたものであれば特に制限はないが、例えば、前
述の各種繊維を用い、厚織り、糸織り、ガーゼ、コール
天、ネル等の織布とした材料や、平編み、ゴム編み、タ
ック編み、二目編み等の製法により編布とした材料や、
スパンレース、スパンボンド、ニードルパンチ、サーマ
ルボンド、メルトブロー、ステッチボンド、ケミカルボ
ンド、レジンボンド等の製法により不織布とした材料の
ほか、熱可塑性合成繊維等のフィルムをラミネートした
材料等、従来公知の製法により得た織布、編布、及び、
不織布等の材料(以下、「成型用材料」と称することが
ある。)を成型する方法が特に好適に挙げられる。該成
型用材料としては、特に、スパンボンド、ニードルパン
チ、及び、サーマルボンド等の製法により不織布とした
材料等が好ましい。 【0022】前記スパンレース製法により得られる不織
布としては、カード又はランダムのウエブ形成装置で作
られた繊維集合体を、高圧の水流を用いて絡ませる製法
であれば特に制限はなく、何れも好適に使用することが
できる。使用する繊維としては、特に制限されないが、
合成繊維単独でもよく、合成繊維とセルロース系繊維と
の混紡でもよい。合成繊維としては、前述の熱可塑性合
成繊維がすべて使用できるが、ポリプロピレン、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエステル、ポリアクリル、
及び、ナイロン繊維等が好適である。また、芯鞘構造複
合繊維、分割性複合繊維等の、複合合成繊維等も好適で
ある。一方、セルロース系繊維としては、種々のセルロ
ース系繊維が使用でき、例えばコットン、パルプ、麻、
ケナフ等の天然セルロース系繊維や、レーヨン繊維、テ
ンセル繊維、キュプラ等の再生セルロース繊維などが挙
げられ、特にレーヨン、コットン、テンセル繊維が好適
に用いられる。前記合成繊維の比率としては、50〜1
00質量%が好ましく、60〜90質量%がより好まし
く、70〜80質量%が更に好ましい。合成繊維が50
質量%以下であると、成型時に強度の低下が起こること
がある。また、通気量や化粧料等の透過率をコントロー
ルする目的で、開孔用のネット等を用いたメッシュ構造
としてもよい。 【0023】前記スパンボンド製法により得られる不織
布としては、前述の繊維素材であれば特に限定はない
が、例えば、ポリプロピレンスパンボンド不織布(例え
ば、ストラティック(出光興産社製)等)、ポリエチレ
ンスパンボンド不織布、ポリオレフィンスパンボンド不
織布、芯鞘構造複合繊維スパンボンド不織布(例えば、
L−7140(チッソ社製)、エルベス(ユニチカ
(株)製)等)、及び、分割性複合繊維スパンボンド不
織布(例えば、アルシーマ(ユニチカ(株)製等))等
が挙げられる。これらの中でも、不織布強度、表面の柔
らかさの点で、芯鞘構造複合繊維スパンボンド不織布、
及び、分割性複合繊維スパンボンド不織布等が好まし
い。 【0024】前記ニードルパンチ製法により得られる不
織布としては、前述の繊維素材で有れば特に限定されな
いが、合成繊維単独でもよく、合成繊維とセルロース系
繊維との混紡でもよい。合成繊維としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ナイロン、ポリプロピレン等が特に
好ましい。また、成型時の形態安定性を高めるために、
芯鞘構造の繊維を加えると更に好ましい。合成繊維の比
率としては、50質量%以上が好ましく、70質量%以
上がより好ましく、80質量%以上が更に好ましい。ま
た、ニードルパンチのパンチ数としては、使用する針の
形状や、ウェッブの厚みにより異なるが、10〜800
0パンチ/cmが好ましく、50〜1500パンチ/
cmがより好ましい。これらの中でも、成型時の形態
安定性の点で、ポリエチレンテレフタレート/芯鞘構造
繊維の混紡の不織布が好ましい。 【0025】前記サーマルボンド製法により得られる不
織布としては、熱可塑性樹脂を繊維ウエブに混入し、加
熱軟化させ更に溶融させウエブを接着する熱接着法の製
法であれば特に制限はない。熱可塑性樹脂としては、粉
末、ネット、フィルム、及び、繊維状のもの等、総てが
使用できるが、繊維状のものが特に好ましい。熱接着法
としては、フラットカレンダー式又はエンボスカレンダ
ー式等の熱カレンダー法、コンベオープン式又はロータ
リードラム式等の熱風エアスルー法、超音波法、及び、
レーザー法等が挙げられる。繊維状の熱可塑性樹脂とし
ては、前述の熱可塑性合成繊維が総て好適に使用可能で
あり、特に、ポリプロピレン、ポリエステルの単繊維、
ポリプロピレン/ポリエチレン、ポリエステル/ポリエ
チレン、高融点ポリエステル/低融点ポリエステル等の
芯鞘構造繊維が好適に用いられ、製造コストや成型時の
肌当たりの点で、エンボスカレンダー式の不織布が特に
好適である。 【0026】−立体成型− 前記立体成型の方法としては、少なくとも凸部又は壁面
を有する構造の成型体が得られる方法であれば、特に制
限はないが、加熱による成型、及び、担持させる化粧料
等を内包させパック状にするパック成型、の少なくとも
いずれかであるのが特に好ましい。 【0027】−−加熱成型−− 前記加熱成型の方法としては、前記成型用材料を、加熱
成型する際の公知の方法が総て好適に挙げられるが、成
型用材料を熱型に導入し、所望の形状に成型する方法等
が特に好ましい。 【0028】前記加熱成型において、熱可塑性合成繊維
を含む材料を用いる場合には、熱型に導入する前に、該
熱可塑性合成繊維の可塑化を目的として、適宜予熱する
のが好ましい。該予熱により、互いに接触する繊維同士
をバインダー繊維により融着させ、繊維集合体の強度を
上げることができる。 【0029】前記加熱成型の際には、成型用材料を熱型
に導入し、加圧等の手段によって所望の形状に成型する
のが好ましい。前記加熱成型の際の加熱温度としては、
高温に加熱する場合と、成型用材料のガラス転移点以下
に加熱する場合と、で目的に応じて適宜選択するのが好
ましい。 【0030】前記高温に加熱する場合、その温度として
は、具体的には、150〜400℃程度が好ましく、2
00〜300℃程度がより好ましい。一方、成型用材料
のガラス転移点以下に加熱する場合、その温度として
は、具体的には、70〜140℃が好ましく、予熱の時
間により、成型体における不織布の風合いや強度等を適
宜コントロールしてもよい。前記加熱成型において、用
いる熱型は、高温に加熱する場合と、成型用材料のガラ
ス転移点以下に加熱する場合とで適宜使い分けるのが好
ましい。 【0031】前記加熱成型に用いる熱型としては、その
口径に対する高さの比(深絞り比)で、0.1〜2.0
が好ましく、0.2〜1.5がより好ましく、0.5〜
1.0が更に好ましい。前記高さの比(深絞り比)が、
0.1未満であると、立体感に乏しいことがある一方、
2.0を超えると、頂部や底部、側面に破れが生じるこ
とがある。 【0032】前記加熱成型する成型用材料における目付
けとしては、特に制限はないが、比較的低目付のものを
用いることにより、通気性やトラップした内容物の放出
性に優れた身体ケア用成型体が提供される。一方、比較
的高目付のものを用いることにより、テンプレート機
能、薬液、及び、化粧液等のデリバリー機能に優れた身
体ケア用成型体が提供される。 【0033】前記加熱成型する成型用材料における破断
伸度としては、得られる身体ケア用成型体の強度の点
で、160%以上が好ましく、180%以上がより好ま
しく、200%以上が特に好ましい。 【0034】前記加熱成型によって得られる繊維集合体
の形状としては、特に制限はないが、特に、本発明の身
体ケア用成型体が、入浴用、フットケア用、及び、頭皮
ケア用等に用いられる場合には、マッサージ効果の点
で、少なくとも凸部を有するのが好ましい。該凸部の形
状としては、特に制限はなく、円柱状、円錐状、角錐状
等が総て好適に挙げられる。該凸部の先端部分の形状
は、使用感に優れる点で、丸みを帯びた形状となってい
るのが好ましい。 【0035】−−パック成型−− 前記パック成型においては、担持させる化粧料等を内包
させパック状にする。該パック成型の方法としては、担
持させる化粧料等を内包可能であれば特に制限はなく、
公知の方法が総て好適に挙げられる。担持させる化粧料
等が、詰め替え可能な形態に成型するのが特に好まし
い。例えば、前記成型用材料を用い、ピロ包装体の形態
に成型する態様等が挙げられる。パック成型によるパッ
クの形状としては、特に制限はないが、円形、楕円形、
及び、四角形(正方形、長方形)等が好ましい。 【0036】[化粧料]前記担持させる化粧料として
は、公知の方法で、前記繊維集合体に担持可能であれば
特に制限はない。具体的には、前記繊維集合体が、加熱
成型により各種の形状に成型し得られた場合には、該繊
維集合体自体に含浸又は塗工可能な組成であれば特に制
限はなく、液状、クリーム状、ワックス状、ジェル状、
粉末状、及び、顆粒状等の各種の態様の化粧料が用いら
れる。又、前記繊維集合体が、パック成型によりパック
状に成型して得られた場合には、パック内に内包可能で
あれば特に制限はなく、各種の態様の化粧料が用いられ
る。 【0037】前記含浸又は塗工の方法としては、特に制
限はなく、従来公知の方法が総て好適に挙げられる。例
えば、スプレーやエアーガン等を用いた噴霧や、ディッ
ピング、スリット型ノズルやコーターを用いた方法等が
挙げられる。繊維集合体を、凸部を有する形状に成型し
た場合には、前記化粧料を、凸部に含浸又は塗工し、適
宜カバー等を被せ周縁部をヒートシールや溶着・接着等
することにより化粧料を担持させるのが好ましい。該カ
バーするシートは、化粧料を担持可能であれば特に制限
はなく、繊維集合体でも樹脂フィルムでもよい。該樹脂
フィルムに、面ファスナー用(例えば、マジックテープ
(R)等)の加工を施すことにより、化粧料等を内包さ
せることができると共に、該化粧料等を、適宜詰め替え
可能となるため好ましい。又、ヒートシールを施す場合
には、同一素材、又は、相溶性のある樹脂素材から作製
されたものを使用するのが好ましい。 【0038】前記凸部には、嵩を稼いだり、クッション
性を与えるために、適宜増量剤を加えてもよい。該増量
剤としては、多孔性の物質が好ましく、弾性を有する高
分子フォーム材、粒状の材料等、高分子吸収体等が挙げ
られる。 【0039】前記化粧料としては、一般的に化粧品とし
て用いられている原料、例えば、界面活性剤、油分(炭
化水素、高級アルコール類、エステル類、シリコーン
油、各種変性シリコーン油、及び、環状シリコーン
等)、アルコール類、保湿剤、酸化防止剤、キレート
剤、pH調整剤、紫外線吸収・散乱剤、アミノ酸類、水
溶性高分子物質、防腐剤、乳化剤、鉱物性粉体・粉末、
高分子粉体(球状・層状・中空状等)・粉末、無機塩、
有機酸、香料、色素、各種有効成分、薬理活性物質、生
薬、酵素、及び、水等を適宜目的に応じて配合し調製さ
れる。 【0040】前記界面活性剤は、一般に用いられる、ア
ニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン
性界面活性剤、及び、両性界面活性剤等が総て好適に挙
げられ、具体的には、アニオン性界面活性剤としては、
硫酸アルキル塩、硫酸アルキルポリオキシエチレン塩、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、エーテルカル
ボン酸塩、リン酸アルキル塩、リン酸アルキルポリオキ
シエチレン塩、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、
スルホコハク酸アルキル塩、アルケニルコハク酸塩、N
−アシルアミノ酸塩、及び、N−アシルメチルタウリン
塩等が挙げられる。これらのアニオン界面活性剤の対イ
オン(陽イオン)としては、アルカリ金属イオン、アル
カリ土類金属イオン、アルカノールアミンイオン、及
び、アンモニウムイオン等が挙げられる。 【0041】前記カチオン性界面活性剤としては、具体
的には、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキ
ルジメチルアンモニウム塩、アルキルアンモニウム塩、
ベンザルコニウム塩、ベンゼトニウム塩、ピリジニウム
塩、及び、イミダゾリニウム塩等が挙げられる。これら
のカチオン性界面活性剤の対イオン(陰イオン)として
は、ハロゲンイオン等が挙げられる。 【0042】前記両性界面活性剤としては、具体的に
は、アルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベタ
イン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルア
ミドベタイン、及び、イミダゾリニウムベタイン等が挙
げられる。 【0043】前記非イオン性界面活性剤としては、具体
的には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸
ポリグリセリンエステル、脂肪酸ショ糖エステル、脂肪
酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキサイド、及
び、アミドアミンオキサイド等が挙げられる。 【0044】前記有効成分としては、温感剤、冷感剤、
末梢循環促進作用剤、消炎鎮痛抗炎剤、血行促進剤、制
汗剤、発汗促進剤、細胞賦活剤、殺菌・抗菌成分、ニキ
ビ薬、水虫薬、育毛・増毛薬、美白成分、皮脂抑制剤、
角質溶解剤、及び、除毛剤等が挙げられる。 【0045】前記温感剤としては、具体的には、トウガ
ラシエキス、トウガラシチンキ、カプサイシン、黄檗エ
キス、肉桂、ジンジャーエキス、ショウキョウアルコー
ルエキス、カンタリスチンキ、ニコチン酸ベンジルエス
テル、ビタミンE、ボルネオール、dl−カンフル、l
−メントール、ハッカ油、ユーカリ油、サリチル酸メチ
ル、及び、サリチル酸グリコール等が挙げられる。これ
らの温感剤を配合することにより、皮膚に対する局所刺
激によって血行が促進され、二次的な温感を効果的に与
えることが出来る。 【0046】前記冷感剤としては、具体的には、l−メ
ントール(及びその誘導体)、N−置換−p−メンタン
−3−カルボクサイド、3−置換−p−メンタン、2−
又は3−置換−p−メンタンジオール、トリアルキル置
換シクロシクロヘキサンカルボキシアミド、及び、イソ
プレゴール等が挙げられる。これらは、1種単独で使用
してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの冷感
剤を配合することにより、気化熱による冷却効果に加
え、冷涼感を効果的に与えることが出来る。 【0047】前記末梢循環促進作用剤としては、具体的
には、酢酸トコフェロール等が挙げられる。 【0048】前記消炎鎮痛抗炎症剤としては、具体的に
は、(サリチル酸)ジフェンヒドラミン、マレイン酸ク
ロルフェラミン、グリチルリチン酸アンモニウム、グリ
チルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸、グリチル
リチン酸ステアリル、β−グリチルレチン酸、アラント
イン、アズレン、ε−アミノカプロン酸、ヒドロコルチ
ゾン、パントテン酸カルシウム、パントテン酸エチルエ
ーテル、酢酸ヒドロコーチゾン、ノニル酸ワニルアミ
ド、ジフェニルヒドラミン、インドメタシン、アルニカ
チンキ、甘草、黄連、シコン、西洋ノコギリ草、ヒリハ
リ草、及び、アロエ等が挙げられる。 【0049】前記血行促進剤としては、具体的には、ア
セチルコリン、塩化カルプロニウム、センブリエキス、
トウガラシチンキ、ヒノキチオール、セファランチン、
ニコチン酸ベンジル、ニンニクエキス、トウキエキス、
ゲンチアナエキス、γ−オリザノール、カンゾウ、ミノ
キシジル、センキュウ、チクセツニンジン、オタネニン
ジン、ショウガ、ジオウ、アロエ、スピロノラクトン、
ビタミンB6塩酸塩、ビタミンE及びその誘導体、D−
カンフル、DL−カンフル、DL−α−トコフェロー
ル、ヨウ化ニンニクエキス、DL−α−トコフェロール
リノレイン酸エステル、イノシトールヘキサニコチン酸
エステル、ビタミンE誘導体、デキストラン硫酸ナトリ
ウム、ニコチン酸、DL−α−トコフェロールニコチン
酸エステル、ニコチン酸ブトキシエチル、ニコチン酸メ
チル、ノナン酸バニリルアミド、コハク酸DL−α−ト
コフェロール、酢酸DL−α−トコフェロール、カンタ
リスチンキ、及び、ショウキョウチンキ等が挙げられ
る。 【0050】前記制汗剤としては、タンニン含有成分等
の収斂成分が好ましく使用され、具体的には、酸化亜
鉛、硫酸亜鉛、アラントインヒドロキシアルミニウム、
クロルヒドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウム、ス
ルホ石炭酸亜鉛、タンニン酸、クエン酸、乳酸、オウバ
ク末、ハマメリス、オドリコ草、白樺、及び、ダイオウ
等が挙げられる。 【0051】前記発汗促進剤としては、無機塩等が好ま
しい。具体的には、焼石膏、塩化カルシウム、無水塩化
カルシウム、塩化マグネシウム、無水塩化マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、無水炭酸カルシウム、硫酸マグネ
シウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩化ナト
リウム、塩化カリウム、ゼオライト、モンモリロナイ
ト、スメクタイト、カオリン、タルク粘土鉱物、及び、
その他各種塩類等が挙げられる。 【0052】前記細胞賦活剤としては、具体的には、パ
テントン酸及びその誘導体、感光素301号、人参エキ
ス、ビオチン、モノニトログアヤコール、アラントイ
ン、及び、ペンタデカン酸グリセリド等が挙げられる。 【0053】前記殺菌・抗菌成分としては、具体的に
は、ピロクトンオラミン、塩化ベンザルコニウム、塩化
ベンゼトニウム、ハロカルバン、塩酸クロルヘキシジ
ン、ジンクピリチオン、フェノール、トリクロロカルバ
ニリド、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化セチルピリ
ジニウム、イソプロピルメチルフェノール、アラントイ
ン、抗プラスミン剤(ε−アミノカプロン酸、トラネキ
サム酸)、ジヒドロコレステロール、当帰エキス、カミ
ツレ(アズレン含有)、ユーカリ油などの製油類、及
び、ヒノキチオール等が挙げられる。 【0054】前記ニキビ薬としては、具体的には、塩化
ベンザルコニウム等の殺菌剤、イオウ、レゾルシン等の
角質溶解剤、アラントイン等の消炎剤等が挙げられる。 【0055】前記育毛・増毛薬としては、具体的には、
既に養毛、育毛効果が認められている、細胞賦活剤、血
行促進剤、皮膚刺激剤、保湿剤、及び、抗炎症剤からな
る群から選ばれる少なくとも1種が挙げられる。 【0056】前記水虫薬としては、具体的には、薬効成
分であるキヌハダ(Callophyllis fla
bellulata)水抽出液、硝酸ミコナゾール、そ
の他鎮痒剤である塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸
クロルフェラミン、及び、カンファー等が挙げられる。 【0057】前記美白成分、皮脂抑制剤・角質溶解剤等
は、主に、化粧品用途である場合に好適に用いられる。
該美白成分としては、従来公知のいずれの成分も使用で
きるが、具体的には、メラニン産生を抑制するものとし
て、ハイドロキノン、アスコルビン酸、アスコルビン酸
リン酸エステル、コウジ酸、アルブチン、プラセンタエ
キス、エラグ酸等が挙げられ、また、メラニンの分解と
しては、例えば、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン
酸エステルが挙げられ、更に、メラニンの排泄として
は、例えば、プラセンタエキスが挙げられる。前記皮脂
抑制剤・角質溶解剤としては、具体的には、エストラジ
オール、エストロン、エチニルエストラジオール、ビタ
ミンB6、イオウ、レゾルシン、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、ハロカルバン、2,4,4−
トリクロロ−2−ヒドロキシフェノール、硫化セレン、
ペンタデカン酸、ペンタデカン酸誘導体、及び、各種ビ
タミン類等が挙げられる。 【0058】前記保湿剤としては、具体的には、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレン
グリコール、ペンタンジオール、グリセリン、ポリグリ
セリン、ソルビトール、マンニトール、トレハロース等
の多価アルコール類や、アミノ酸、ピロリドンカルボン
酸ナトリウム等のNMF成分、ヒアルロン酸、コラーゲ
ン、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸等の水溶性高分子
物質、トリメチルグリシン、グリコール酸、αヒドロキ
シ酸、及び、β−ヒドロキシ酸等が挙げられる。 【0059】前記アミノ酸類としては、具体的には、グ
リシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、
フェニルアラニン、トリプトファン、シスチン、システ
イン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ア
スパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジ
ン、リジン、及び、その誘導体等が挙げられる。 【0060】前記油分としては、具体的には、ヒマシ
油、オリーブ油、カカオ油、パーム油、椿油、ヤシ油、
木ロウ、ホホバ油、グレープシード油、アボガド油等の
植物油脂類;ミンク油、卵黄油等の動物油脂類;ミツロ
ウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラ
ロウ等のロウ類;流動パラフィン、スクワラン、マイク
ロクリスタリンワックス、セレシンワックス、パラフィ
ンワックス、ワセリン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミ
リスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリ
ン酸、ベヘニン酸等の天然及び合成脂肪酸類;セタノー
ル、ステアリルアルコール、ヘキシルデカノール、オク
チルドデカノール、ラウリルアルコール等の天然及び合
成高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パル
ミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、オレイン酸オクチルドデシル、及び、コレステロー
ルオレート等のエステル類等が挙げられる。 【0061】前記除毛剤としては、具体的には、従来公
知のケラチン蛋白還元性化合物等が挙げられる。このよ
うなケラチン還元性化合物としては、チオグリコール酸
及びその塩、そのグリセリン誘導体、並びに、それらの
塩、システイン及びその塩、N−アシルシスティン及び
その塩、チオグリセリルアルキルエーテル及びその誘導
体、並びに、それらの塩、メルカプトアルキルアミド、
及び、その誘導体、並びに、それらの塩等があげられ、
アルカリ剤(pH9〜13)、pH調整剤や、直鎖状又
は分岐状のアルコール、ジオール、トリオールを併用す
ると好ましい。 【0062】前記酸化防止剤としては、具体的には、ジ
ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソー
ル、アスコルビン酸とその塩類等を;キレート剤として
は、エデト酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸と
その塩類、ピロリン酸とその塩類、ヘキサメタリン酸と
その塩類、グルコン酸とその塩類等を;pH調整剤とし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノ
ールアミン、アンモニア水、ホウ酸、ホウ砂、リン酸水
素カリウム等をそれぞれ例示することができる。 【0063】前記紫外線吸収・散乱剤としては、具体的
には、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
オクチルジメチルパラアミノベンゾエート、エチルヘキ
シルパラメトキシサイナメート、酸化チタン、カオリ
ン、タルク等を例示することができる。 【0064】前記防腐剤としては、具体的には、アミノ
エチルスルホン酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、安
息香酸ベンジル、アンソッコウ、液状フェノール、エタ
ノール、エデト酸ナトリウム、塩化セチルピリジニウ
ム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、乾燥
硫酸ナトリウム、カンテン、dl−カンフル、強力サン
プレザーN(商品名:三栄源エフ.エフ.アイ.社
製)、クエン酸、クエン酸ナトリウム、クロロクレゾー
ル、クロロブタノール、ゲンチジン酸エタノールアミ
ド、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ジブチルヒド
ロキシトルエン、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチル
フェノール、セイセプト(商品名:成和化成社製)、ソ
ルビン酸、ソルビン酸カリウム、窒素、チモール、デヒ
ドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、2−ナフトール、
ヒノキチオール、白糖、ハチミツ、パラオキシ安息香酸
イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオ
キシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラ
オキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、
パラホルムアルデヒド、フェニルエチルアルコール、フ
ェノール、プロキセルGXL(商品名:ゼネカ社製)、
ベンジルアルコール、ホウ酸、ホウ砂、d−ボルネオー
ル、l−メントール、ユーカリ油、硫酸オキシキノリ
ン、イソプロピルメチルフェノール、ウンデシレン酸モ
ノエタノールアミド、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウ
ム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩酸アル
キルジアミノエチルグリシン液、塩酸(グルコン酸)ク
ロルヘキシジン、オルトフェニルフェノール、クレゾー
ル、クロラミンT、クロルキシレノール、クロルフェネ
シン、臭化アルキルイソキノリニウム液、臭化ドミフェ
ン、チアントール、トリクロロカルバニリド、パラクロ
ルフェノール、ハロカルバン、2−(2−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ヘキサクロ
ロフェン、レゾルシン、フェノキシエタノールなどを添
加し得る。 【0065】前記鉱物性粉末としては、その種類は特に
制限されず、従来より使用されているものを使用するこ
とができ、このような鉱物性粉末として、具体的には、
カオリン、ベントナイト、モンモリロナイト、酸化亜
鉛、酸化チタン、及び、無水ケイ酸等が挙げられる。 【0066】前記香料としては、その種類は特に限定さ
れず、従来よりパップ剤等の香料として使用されている
ものが挙げられ、具体的には、アニス、アンジェリカ、
安息香、イモーテル、カモミール、ガーリック、カルダ
モン、ガルバナム、キャラウェイ、キャロットシード、
グアアックウッド、グレープフルーツ、サイプレス、サ
ンダルウッド、シダーウッド、ジュニパー、スターアニ
ス、セージ、ゼラニウム、セロリ、タイム、タラゴン、
テレビン、トウヒ、乳香、バイオレット、パイン、パセ
リ、バーチ、パチュリー、バラ、ヒソップ、フェンネ
ル、ブラックペッパー、ボダイジュ花、没薬、ヤロウ、
レモン、レモングラス、ローズマリー、ローレル、シモ
ツケギク、モモ、ヤグルマギク、ユーカリ、ユズ、及
び、ラベンダー等のハーブ系精油類又はエキス類、その
他、低級アルコール類、及び、アルデヒド類等が挙げら
れる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上
を併用してもよい。 【0067】前記色素としては、その種類は特に限定さ
れず、従来より膏体に使用されているものが挙げられ、
具体的には、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色
104号、赤色105号、赤色106号、赤色201
号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色
205号、赤色206号、赤色207号、赤色208
号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色
218号、赤色219号、赤色220号、赤色221
号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色
227号、赤色228号、赤色230号の(1)、赤色
230号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色
401号、赤色404号、赤色405号、赤色501
号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色
505号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色2
01号、黄色202号の(1)、黄色202号の
(2)、黄色203号、黄色204号、黄色205号、
黄色401号、黄色402号、黄色403号の(1)、
黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色40
7号、緑色3号、緑色201号、緑色202号、緑色2
04号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、
青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青
色203号、青色204号、青色205号、青色403
号、青色404号、橙色201号、橙色203号、橙色
204号、橙色205号、橙色206号、橙色207
号、橙色401号、橙色402号、橙色403号、褐色
201号、紫色201号、紫色401号、及び、黒色4
01号等が挙げられる。これらは、1種単独で使用して
もよく、2種以上を併用してもよい。 【0068】[発熱部材、吸熱部材]前記発熱部材とし
ては、金属の酸化反応を利用したもの(鉄粉、活性炭、
塩類、酸類、水等)、ポリオキシエチレンと水の水和熱
を利用したもの、生石灰、硫酸マグネシウム等の溶解熱
を利用したもの、硝酸アンモニウム等の過冷却の結晶化
熱を利用したもの等が挙げられる。前記吸熱部材として
は、塩化カリウムや、ソルビット等の溶解時の吸熱反応
を利用したもの等が挙げられる。 【0069】<身体ケア用成型体の諸態様>前記本発明
の身体ケア用成型体の好ましい態様としては、例えば、
入浴剤等を内包させ、入浴時に身体各部のマッサージ用
等として使用する第一の態様、一方の面に凹凸形状を有
するように成型し、適宜組成物を内包させてフットケア
用途に使用する第二の態様、一方の面に凹凸形状を有す
るように成型し、ミトン状にして頭皮ケア用途に使用す
る第三の態様、雄型及び雌型の対を有し、パーマ液等を
含浸させ頭髪を挟み込んで使用する第四の態様、カラー
ブリーチ等の際のテンプレート型として使用する第五の
態様、繊維集合体における通気抵抗を調整し、入浴剤等
を内包させることにより、水乃至温水に接触させた際に
適度に泡を発生させ、高いマッサージ効果を得る第六の
態様等が挙げられる。 【0070】<<第一の態様>>第一の態様における本
発明の身体ケア用成型体の概略図を、図1〜図2に示
す。図1は、本発明の身体ケア用成型体100を上斜方
向から観察した概略図であり、図2は、本発明の身体ケ
ア用成型体100の概略断面図である。図1に示すよう
に、身体ケア用成型体100は、凸部分を有する形状の
成型体である。又図2に示すように、身体ケア用成型体
100において、成型不織布1及び成型不織布2は、そ
の周縁部5がヒートシールによって溶着されており、こ
れらの間に入浴剤3及び増量剤4が内包されている。こ
のような態様とすることにより、身体局面部へのフィッ
ト性、入浴剤等のデリバリー性、及び、トラップ性等に
優れ、容易に所望とする位置に当接させてマッサージ等
可能で、使用感・肌当たりが良好であり、特に入浴の際
の使用に好適な身体ケア用成型体を提供することができ
る。尚、内包物は、特に入浴剤、増量剤に限定されず、
本発明の効果を達成できる限り、目的に応じて各種の物
質を内包させることができる。 【0071】<<第二の態様>>第二の態様における本
発明の身体ケア用成型体の概略図を、図3〜図6に示
す。図3〜図4は、各々本発明の第二の態様の身体ケア
用成型体200を上斜方向から観察した概略図である。
図5(1)〜(3)は、各々本発明の第二の態様の身体
ケア用成型体200の概略断面図である。図6は、図3
に示す本発明の第二の態様の身体ケア用成型体200を
使用している状態を表す概略図である。身体ケア用成型
体200においては、図3〜図4に示すように、一方の
面上に多数の凸部を有し、その周縁部にU字型の切り込
み6を二箇所に有する。切り込み6は、図3に示すよう
に、身体ケア用成型体200の周縁部において左右略対
称に設けられていてもよく、図4に示すように左右非対
称に設けられていてもよい。図3における切り込み6を
各々持ち上げることにより、図6に示すように、足を通
して履くことができる。図4における切り込み6を各々
持ち上げることにより、例えば右足の親指及びかかとに
引っ掛けて履くことができる。図5(1)〜(3)に示
すように、身体ケア用成型体200においては、ヒート
シールにより周縁部が溶着された成型不織布7及び通気
性コントロールフィルム8の間に、発熱部材9が内包さ
れている。発熱部材9は、図5(1)〜(2)に示すよ
うに凸部分等にも配置されている。尚、内包させる物質
は、特に制限はなく、発熱部材のほか、吸熱部材、香料
(ハーブ等)、血行促進剤、清涼化剤、消臭剤、制汗
剤、及び、角質軟化剤等、任意の化粧料を適宜選択する
ことができる。 【0072】前記第二の態様においては、発熱部材、吸
熱部材等の温度コントロールを目的として、繊維集合体
にラミネートフィルムを用いるのが好ましい。例えば、
金属の酸化反応をコントロールするために酸素の透過度
をコントロールしたり、水と反応する物質の場合には、
水と反応物とを分離させ、物理的な力によって初めて混
合させる目的で使用する等が好ましい。前記第二の態様
においては、また、繊維集合体として厚めの不織布を用
い、低融点の樹脂材料を多めに配合するのが好ましい。
前記第二の態様において、図5(1)〜(3)における
身体ケア用成型体200では、成型不織布7及び通気性
コントロールフィルム8の間に発熱部材を内包させた
が、不織布同士の間に発熱部材を内包させてもよい。 【0073】以上のような態様とすることにより、履い
ているだけでも簡単にフットケアでき、足へのフィット
性に優れ、凹凸形状により、心地良いマッサージ効果が
得られ、使用感・肌当たりが良好な、フットケア用の身
体ケア用成型体を提供することができる。 【0074】<<第三の態様>>第三の態様における本
発明の身体ケア用成型体の概略図を図7〜図9に示す。
図7は、本発明の第三の態様の身体ケア用成型体300
を、裏斜め方向から観察した概略図であり、図8は、該
第三の態様の身体ケア用成型体300を、上斜め方向か
ら観察した概略図である。図9は、該第三の態様の身体
ケア用成型体300を使用している状態を表す概略図で
ある。図7に示すように、身体ケア用成型体300は、
一方の面上に、繊維集合体の一部を多数突出させた凹凸
形状を有する。この凹凸形状においては、凸部に各種頭
皮ケア化粧料(ドライシャンプー組成物、育毛剤、発毛
剤、養毛剤等)を適宜含浸・塗布等するのが好ましい。
又図8に示すように、身体ケア用成型体300は、ミト
ン状に成型されている。従って、図9に示すように、中
に手を入れて使用することができ、実用性に優れる。
尚、本発明においては、ミトン状のほか、実用性を高め
る種々の形状が可能であり、リボン、フラップ等をつけ
てもよい。 【0075】以上のような態様とすることにより、通常
の平面シート状の化粧料等では、毛髪等に阻害されて届
かないような頭皮部分に、直接化粧料等をデリバリーで
き、頭皮に直接繊維集合体が接触するため、汚れの除去
効果が高く、更に使用感に優れた、頭皮ケア用の身体ケ
ア用成型体を提供することができる。 【0076】<<第四の態様>>第四の態様における本
発明の身体ケア用成型体400の概略図を図10〜11
に示す。図10は、本発明の第四の態様の身体ケア用成
型体400を上斜方向から観察した概略図である。図1
1は、本発明の第四の態様の身体ケア用成型体400を
使用している状態を表す概略図である。図10に示すよ
うに、身体ケア用成型体400は、繊維集合体から成型
された雄型10及び雌型11を有する。使用時には、雄
型10及び雌型11の間に頭髪を挟み込み、図11に示
すようにセッティングすることにより、担持させたパー
マネントウエーブ剤、ヘアスタイリング剤等の化粧料
を、頭髪に好適にデリバリーさせ、毛髪の矯正等に好適
に使用することができる。 【0077】雄型10及び雌型11は、図10に示すよ
うに隣り合わせの1体型となっていてもよく、分離型と
なっていてもよい。又、雄雌の噛合を補助するために、
面ファスナー、粘着剤等が用いられていてもよい。 【0078】以上のような態様とすることにより、使用
時に、使用者が大きさ等を適宜選択することにより、好
みのスタイリングが容易に得られる。従って、化粧料の
デリバリー性、トラップ性等に優れ、容易に所望とする
位置に当接させて使用可能で、使用感が良好であり、誰
でも簡単便利に、好みのスタイリング・ヘアカラー等を
楽しむことが可能な、ヘアケア用の身体ケア用成型体が
提供される。 【0079】<<第五の態様>>第五の態様における本
発明の身体ケア用成型体を使用している状態を、概略的
に図12に表す。身体ケア用成型体500は、部分的に
開口部12を有するテンプレート型であり、図12で
は、身体ケア用成型体500により頭部全体を覆ってい
る。このようにセッティングし、テンプレート型の身体
ケア用成型体500上から各種化粧料(染毛剤、ヘアマ
ニキュア、ブリーチ剤等)を含浸・塗布することによ
り、テンプレート効果により、所望の位置の毛髪をカラ
ーリング(ブリーチ)することができる。このような態
様とすることにより、特に、頭部へのフィット性、テン
プレート効果に優れた、ヘアケア用の身体ケア用成型体
が提供される。 【0080】<<第六の態様>>第六の態様における身
体ケア用成型体は、繊維集合体における通気抵抗を調整
し、化粧料等を内包させることにより、水乃至温水に接
触させた際に適度に泡を発生させることができ、高いマ
ッサージ効果を与える態様である。 【0081】前記態様において、前記繊維集合体(及び
成型用材料)の、乾燥時における通気抵抗としては、
0.001〜30kPa・s/mであるのが好ましく、
0.005〜25kPa・s/mであるのがより好まし
い。またこの場合、内包される入浴剤等が、常温・常湿
(25℃、60%RH)で固体であって、水乃至温水に
溶解し、ガスを発生する物質であるのが特に好ましい。
このような態様であれば、特に入浴時等に使用する際、
水乃至温水により、内包された固体状化粧料が溶解し、
発生したガスによりパックが適度に膨張し、マッサージ
効果の高い身体ケア用成型体となる。更に、発生したガ
スを適度に外部に放出するため、水乃至温水に接触させ
て使用する際に、泡が発生し、更に心地よいマッサージ
効果が得られる。この場合、前記繊維集合体(及び成型
用材料)における通気抵抗及び内包させる化粧料の種類
等を適宜選択することにより、より適度のマッサージ効
果を得ることが可能となる。尚、本発明において、前記
「乾燥時」とは、「105℃で2時間放置した後、更に
25℃60%相対湿度の環境で2時間放置した時」を指
す。 【0082】前記第六の態様において、前記繊維集合体
(成型用材料)の厚みとしては、マッサージ効果等の点
で、0.01〜10mmが好ましく、0.1〜1mmが
よい。 【0083】前記第六の態様において、使用時に皮膚に
触れる側の面には、滑り防止効果、マッサージ効果等の
点で、凹凸形状を施すのが好ましい。該凹凸形状は、エ
ンボス加工、メッシュ加工、樹脂によるドット加工等に
より形成され、特に制限はない。例えば、エンボス加工
としては、ローラーによるプレス等、メッシュ加工とし
ては、スパンレース不織布のようなメッシュネットを使
用する等、ドット加工としては、スクリーン塗工やスプ
レー塗工等が挙げられる。 【0084】前記第六の態様において、前記繊維集合体
(成型用材料)の坪量としては、10〜200g/m
が好ましく、20〜100g/mがより好ましい。前
記坪量が、10g/m未満であると、使用時に破ける
ことがある一方、200g/mを超えると、コストの
面で不利となることがある。 【0085】また、前記第六の態様において、内包させ
る化粧料としては、特にその効果が良好に発揮される点
で、各種入浴剤等が好ましい。 【0086】前記入浴剤成分としては、例えば、無機塩
類、有機酸、液体油脂、固体油脂、ロウ類、炭化水素
油、低級アルコール、高級アルコール、合成エステル
油、高級脂肪酸、アミノ酸、生薬、植物抽出物、保湿
剤、清涼化剤、温感・発熱剤、冷感剤、血行促進剤、抗
炎症剤、水溶性高分子、美白成分、各種粉体等が好適に
挙げられる。 【0087】前記無機塩類としては、例えば、硫酸ナト
リウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ
炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、
硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸カルシウム、ポリ
リン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、硫酸鉄リン酸ナ
トリウム、炭酸カルシウム、硫酸アルミニウム、チオ硫
酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、塩化カリウム、硫化
カリウム、メタケイ酸、無水ケイ酸などが挙げられる。 【0088】前記有機酸類としては、例えば、コハク
酸、フマル酸、リンゴ酸、アジピン酸、酒石酸、クエン
酸、マロン酸、マレイン酸などが挙げられる。 【0089】前記液体油脂としては、例えば、アボガド
油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウ
モロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄
油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、
ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、
大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナ
ギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリ
ン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸
グリセリンなどが挙げられる。 【0090】前記固体油脂としては、例えば、カカオ
脂、ヤシ油、馬脂・硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊
脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核
油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油などが挙
げられる。 【0091】前記ロウ類としては、例えば、ミツロウ、
カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイペリー
ロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、
ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリ
ン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラ
ウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬
質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコール
エーテル、POEラノリンアルコールアセテート、PO
Eコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレ
ングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエー
テルなどが挙げられる。 【0092】前記炭化水素油としては、例えば、流動パ
ラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスタン、パ
ラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロ
クリスタリンワックスなどが挙げられる。 【0093】前記低級アルコールとしては、例えば、メ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコールなど
が挙げられる。 【0094】前記高級アルコールとしては、例えば、ラ
ウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアル
コール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、
オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等の直
鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル(バ
チルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノ
リンアルコール、コレステロール、フィトステロール、
ヘキシドデカール、イソステアリルアルコール、オクチ
ルドデカノール等の分岐鎖アルコールなどが挙げられ
る。 【0095】前記合成エステル油としては、例えば、ミ
リスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチ
ン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ス
テアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸
ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘ
キシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノ
リン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソ
セチル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、
ジ−2−エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペン
タエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン
酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチル
グリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプ
チルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシ
ル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸ト
リメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸
ペンタンエリスリトール、トリ−2−エチルヘキシル酸
グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロ
パン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘ
キシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、ト
リ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油
脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステア
リルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2
−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−
ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシル
エステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エ
チルラウレート、セパチン酸ジ−2−エチルヘキシル、
ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘ
キシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セパチ
ン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチ
ルなどが挙げられる。 【0096】前記高級脂肪酸としては、例えば、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシス
テアリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリ
ン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン
酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などが挙
げられる。 【0097】前記アミノ酸としては、例えば、グリシ
ン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリ
ン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプ
トファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリ
ン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン
酸、アルギニン、ヒスチジン、リジンなどが挙げられ
る。 【0098】前記生薬としては、例えば、褐藻、インチ
ンコウ、ガィヨウ、カミツレ、ケイヒ、コウカ、コメヌ
カ、ジュウヤク、ショウキョウ、ショウブ、ショウブ
根、ソウジュツ、チョウジ、トウガラシ、トウヒ、ニン
ニク、ヒノキなどが挙げられる。 【0099】前記植物抽出物としては、例えば、以下の
植物からの抽出物が好適に挙げられ、該植物としては、
例えばアルニカ、アロエ、イチヤクソウ、ウコン、オウ
ゴン、オウバク、オウレン、オオバコ、オトギリソウ、
オドリコソウ、・オナモミ、海藻、カゴソウ、カッコ
ン、カノコソウ、カバノキ、カワラヨモギ、カンゾウ、
キカラスウリ、キク、キュウリ、クコ、クジン、クマザ
サ、クワ、ケイガイ、ゲンノショウコ、コウホネ、コツ
サイホ、ゴボウ、コメ油、コンフリー、サルビア、サン
シシ、サンショウ、シア、シコン、シソ、シナノキ、シ
ャクヤク、ジユ、ジュズダマ、ショウガ、ショウマ、シ
ラカンバ、セイヨウキズタ、セイヨウトチノキ、セイヨ
ウニワトコ、セイヨウノコギリソウ、セイヨウハッカ、
セイヨウボダイジュ、センキュウ、センダイ、センブ
リ、ダイオウ、タイソウ、タイム、タンポポ、トウガ
シ、トウキ、トウキンセンカ、ドクダミ、トマト、トロ
ロアオイ、ニワトコ、ニンジン、ハイビスカス、パクモ
ンドウ、ハッカ、ハマメリス、バラ、ヒシ、ビャクシ、
ビワ、べニバナ、ヘチマ、ボダイジュ、ボタンピ、ホッ
プ、マロニエ、ムクロジ、メリッサ、モモ、ヤグルマギ
ク、ユーカリ、ユキノシタ、ヨクイニン、ヨモギ、ラベ
ンダー、リンドウ、レンギョウ、ローズマリー、ローマ
カミツレ、ワレモコウなどが挙げられる。 【0100】前記保湿剤としては、プロピレングリコー
ル、イソプレングリコール、1,3−プロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ソル
ビトール、マルチトール、キシリトール、グルコース、
ポリエチレングリコール400、ポリエチレングリコー
ル600、ポリエチレングリコール4000、ポリエチ
レングリコール6000、ポリエチレングリコール20
000、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、ヘキ
シレングリコール、スクロース、ポリオキシエチレング
リコシド誘導体、エチレングリコール、イソプレングリ
コール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレング
リコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモ
ノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレング
リコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコール
モノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、
エチレングリコールモノフェニルエーテルなどが挙げら
れる。これらの保湿剤は、1種単独で使用してもよく、
2種以上を併用してもよい。前記保湿剤の、前記入浴剤
成分における含有量としては、0.1〜8質量%が好ま
しく、0.5〜6質量%がより好ましく、1〜5質量%
が更に好ましい。前記含有量が、0.1質量%未満であ
ると、充分な効果が得られないことがある一方、8質量
%を超えると、使用感触が重くなることがある。 【0101】前記清涼化剤としては、メントール、メン
トール誘導体、カンフル、チモール、及び、ペパーミン
ト油等が挙げられる。 【0102】前記温感・発熱剤としては、無機物の無水
和物、水和物等が挙げられる。具体的には、塩化カルシ
ウム(CaCl、CaClO、CaCl・2
O等)、塩化マグネシウム(MgCl、MgCl
・2HO、MgCl・4HO等)、塩化アルミ
ニウム(AlCl、AlCl・6HO等)、塩化
リチウム、塩化第二鉄(FeCl、FeCl・2.
5HO)、塩化亜鉛(ZnCl)、硫酸マグネシウ
ム(MgSO、MgSO・HO、MgSO・4
O)、硫酸亜鉛(ZnSO・HO)、硫酸ナト
リウム、硫酸第一鉄(FeSO、FeSO・H
O)、硫酸カリウム、硫酸アルミニウム(Al(S
)、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸カルシウ
ム(CaSO 、CaSO・1/2HO、CaSO
・2HO等)、乾燥ミョウバン、酸化カルシウム
(CaO)、炭酸ナトリウム(NaCO)、炭酸カ
リウム、リン酸水素ナトリウム、ゼオライト、酢酸ナト
リウム、酢酸カリウム、ポリオール類(アルキレングリ
コール類、ジアルキレングリコール類、脂肪酸トリオー
ル類、ポリエチレングリコール類等)、グリセリン、ジ
グリセリン、ポリエチレングリコール、ブチレングリコ
ール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ア
ミレングリコール、ヘキシレングリコール、カプシコシ
ド、カブサイシン、カブサイシノイド、ジヒドロキシカ
プサイシン、ノルジヒドロキシカプサイシン、カプサン
チン、トウガラシエキス、トウガラシチンキ、トウガラ
シ末、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸β−ブトキシエ
チル、ニコチン酸1−(4−メチルフェニル)エチル、
N−アシルワニルアミド、ノニル酸ワニルアミド、ショ
ウキョウチンキ(生姜)、ショウキョウエキス、ワニリ
ルアルキルエーテル、ニコチン酸、ペラルゴン酸、ポリ
エチレンスルホン酸ナトリウム、ビタミンEアセテー
ト、カンタリスチンキ、カンタリエキス、ニコチン酸メ
チル、ニコチン酸フェニル、ニコチン酸アミド、dl−
α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、
ニコチン酸dl−α−トコフェロール、サリチル酸メチ
ル、カンフル、メントール、バニリルアルコールアルキ
ルエーテル、オランダガラシエキス、サンキョウエキ
ス、ノナン酸バニリルアミド、ノニル酸バニリルアミド
(合成カプサイシン)、8−メチル−N−バニリル−6
−ノンアミド、ジンジャロール、及び、ジンジャロン等
が挙げられる。 【0103】前記冷感剤としては、ソルビトール、エリ
スリトール、キシリトール、尿素、グリシン、タウリ
ン、アデニン、ウラシル、シトシン、チミン、炭酸水素
アンモニウム、硝酸アンモニウム、硝酸カリウム、硝酸
ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸カリウム、硫酸バ
リウム、塩化カリウム、塩化アンモニウム、塩化ナトリ
ウム、及び、グリコール酸などが挙げられる。 【0104】前記血行促進剤としては、カミツレ抽出
物、チンピ末などが挙げられる。 【0105】前記抗炎症剤としては、グリチルリチン酸
及びその誘導体、サリチル酸メチル、及び、酢酸トコフ
ェロール等が挙げられる。 【0106】前記水溶性高分子としては、キサンタンガ
ム、アルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマ
ー、カルボキシメチルセルロースナトリウム、第4級窒
素含有セルロースエーテル、ポリビニルピロリドン及び
ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体、ビニルピロ
リドン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、メチルセルロース、デキストリン、ガラクタン、プ
ルラン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ジアルキル
アミノエチルアクリレート、及び、ジアルキルアミノエ
チルメタクリレート等が挙げられる。 【0107】前記美白成分としては、エラグ酸及びその
アルカリ金属塩、アスコルビン酸及びその誘導体、ハイ
ドロキノン、コウジ酸及びその誘導体、アルブチン、及
び、プラセンタエキスなどが挙げられる。該美白剤の、
前記入浴剤における配合量としては、0.01〜20質
量%が好ましい。 【0108】前記粉体としては、合成高分子物質、天然
鉱物からなる粉体等が挙げられる。前記合成高分子物質
からなる粉体としては、例えば、シリコーン樹脂(信越
化学(株)製KMP−590、東芝シリコーン(株)製
トスパール145、トスパール2000B等)、ポリオ
ルガノシルセスキオキサン、シリコーンゴムパウダー
(信越化学(株)製KMP−597、KMP−598、
X−52−875、東レ(株)製トレフィル501、ト
レフィル505、トレフィル506、トレフィル601
等)、シリコーン樹脂/ゴム複合パウダー(信越化学
(株)製X−52−1139K、X−52−1139G
等)、及び、片末端にラジカル重合性基を有するポリシ
ロキサン化合物を分散剤として、溶媒中でビニルモノマ
ーの分散重合を行うことにより得られたポリマー微粒子
(以下、ポリマービーズSと称することがある)等の有
機シリコーン基含有ポリマー等が挙げられる。 【0109】また、合成シリカビーズ、疎水性シリカパ
ウダー(信越化学(株)製KMP−110、KMP−1
05等)、ナイロン樹脂(東レ(株)製SP−500
等)、ポリスチレン系樹脂(住友化学工業(株)製ファ
インパール、積水化成品工業(株)製テクポリマーS
B、綜研化学(株)製ファインパウダーSGP等)、ポ
リエチレン樹脂(住友精化(株)製フロービーズ等)、
ポリメタクリル酸メチル系樹脂(松本油脂製薬(株)製
マツモトマイクロスフェアーM、積水化成品工業(株)
製テクポリマーMB、綜研化学(株)製ファインパウダ
ーMP等)、ジビニルベンゼン系樹脂、ポリウレタン系
樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン樹脂、フェノー
ル系樹脂、フッ素系樹脂等の他、メチルハイドロジェン
ジメチルポリシロキサン、パーフルオロアルキルリン酸
エステルジエタノールアミン塩等のケイ素やフッ素を含
有する化合物で表面撥水化処理をした粉体(三好化成
(株)製SI−タルクJA46R、大東化成工業(株)
製PF−3LL−5タルク)等が挙げられる。 【0110】前記天然鉱物からなる粉体としては、タル
ク、セリサイト、マイカ、カオリン、ベンガラ、クレ
ー、ベントナイト、スメクタイト、ケイ酸、無水ケイ
酸、ケイ酸マグネシウム、雲母、酸化マグネシウム、酸
化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム、硫酸アルミニ
ウム、ミョウバン、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、及
び、硫酸マグネシウム等が挙げられる。 【0111】前記粉体の粒径としては、肌感触を高める
上で、0.5〜30μmの範囲に全粉体の60質量%以
上が存在するのが好ましく、粒径1〜10μmの粉体が
全粉体の80質量%以上存在するのが特に好ましい。一
方、粒径が0.5μm未満の粉体は、肌の感触に対して
殆ど効果がないか、又は、きしむような不快感を与える
ため少ない方が好ましく、また粒径が30μmを超える
粉体の混入は少ない方が好ましい。従ってこれらの粉体
の量は、全粉体の40質量%未満であるのが好ましく、
10質量%以下が更に好ましい。また、肌感触の点から
は、粒径が200μm以上の粉体を実質的に含まないの
が好ましい。 【0112】前記各成分のほか、前記第六の態様で好適
に用いられる入浴剤成分としては、通常の入浴剤組成物
に用いられる成分、例えば、殺菌剤、防腐剤、キレート
剤、電解質物質、薬効剤、色素、香料、酸化防止剤、p
H調整剤、パール化剤、紫外線吸収剤、植物エキス等
を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合すること
ができる。 【0113】例えば、トリクロサン、トリクロロカルバ
ニリド等の殺菌剤、メチルパラベン、ブチルパラベン等
の防腐剤、エチレンジアミン四酢酸又はその塩、ヒドロ
キシエタンジホスホン酸、又は、その塩等のキレート
剤、クエン酸、コハク酸等のpH調整剤が挙げられる。 【0114】以上の第六の態様においては、繊維集合体
における通気抵抗が、前述のように調整されていること
から、水乃至温水によって溶解しガスを発生する物質を
内包させることにより、使用時に適切に内部を膨張させ
つつ、泡等を発生させることができる。従って、膨張し
たパックを押す等により、適度なマッサージ(圧迫)を
与えながら局所的に効果を与えることができる。 【0115】以上説明した第一〜第六の態様のほか、立
体フェイスマスク状に成型し、皮膚からの浮き上がり等
のない顔面パック化粧料、肩や肘等の身体における局部
面に好適にフィットする貼付剤等、各種の用途中に使用
することができる。 【0116】以上説明した本発明の身体ケア用成型体
は、繊維集合体の成型時の加熱条件(繊維種類、加熱時
間、温度)、成型方法等を適宜選択することにより、目
的に応じて所望の風合いを得ることができる。又パック
状に成型したり、裏面をカバーすることにより、中に、
粉剤、ジェル剤、及び、スポンジ等を内包させることが
できる。更に、繊維集合体の素材、目付等を適宜選択す
ることにより、化粧料の放出性をコントロールすること
ができる。更に又、身体に係止させずに使用できるた
め、身体の所望の部位において、使用者が好みに応じて
マッサージ(特に足部へのマッサージ)等を施しつつ使
用することができる。 【0117】 【実施例】以下、本発明を実施例を用いて更に詳細に説
明するが、本発明は、下記実施例に何ら限定されるもの
ではない。 【0118】(実験)「ポリエチレンテレフタレート/
ポリエステル分割繊維スパンボンド」、「ポリエチレン
テレフタレート/ポリエステル芯鞘構造スパンボン
ド」、「ポリプロピレンスパンボンド」、及び、「ポリ
エチレンテレフタレートニードルパンチ」を、加熱(ヒ
ーター温度:400℃)成型し、該加熱成型の際の加熱
時間(秒)と得られる繊維集合体の風合いを、下記評価
基準により評価した。結果を表1に示す。 【0119】−評価基準− ・風合いが良好である・・・・・・・・・・○ ・風合いが悪く成型不良である・・・・・・△ ・固化しプラスチック状となっている・・・× 【0120】 【表1】 【0121】(実施例1〜7:第一の態様)表2に記載
の各成型用材料を、400℃に制御されたヒーターゾー
ンで、表2に記載の所定の成型時間(秒)加熱し、プレス
成形ゾーンに移動させ、70℃に調温された雄雌の金型
で成型し、図1〜2に示す第一の態様の身体ケア用成型
体100を得た。内包させた入浴剤及び増量剤は、表2
に示した。 【0122】<評価>得られた各身体ケア成型体を用
い、10名の被験者に使用してもらい、下記評価基準に
従い評価を行った。結果を表2に示す。尚、結果は、1
0名の被験者による評価の平均値で示した。 【0123】−使い易さ− ・非常に使い易い・・・・5点 ・使い易い・・・・・4点 ・普通・・・・・・・3点 ・やや使い難い・・・2点 ・非常に使い難い・・1点 【0124】−肌当たりの良さ− ・非常に肌当たりが良い・・・5点 ・肌当たりが良い・・・・・・4点 ・肌当たりは普通・・・・・・3点 ・肌当たりがやや悪い・・・・2点 ・肌当たりが非常に悪い・・・1点 【0125】−担持させた化粧料の放出性− ・放出性が極めて適切である・・5点 ・放出性は適切である・・・・・4点 ・放出性は普通である・・・・・3点 ・放出性はやや悪い・・・・・・2点 ・放出性が非常に悪い・・・・・1点 【0126】−肌への効果感− ・使用効果が非常に高く感じられる・・・5点 ・使用効果が高く感じられる・・・・・・4点 ・使用効果が感じられる・・・・・・・・3点 ・使用効果があまり感じられない・・・・2点 ・使用効果が全く感じられない・・・・・1点 【0127】−肌へのフィット感− ・肌へのフィット感が極めて高い・・・・5点 ・肌へのフィット感が高い・・・・・・・4点 ・肌へのフィット感が普通・・・・・・・3点 ・肌へのフィット感があまり良くない・・2点 ・肌へのフィット感が悪い・・・・・・・1点 【0128】 【表2】【0129】(実施例8〜10:第二の態様) 【0130】表3に記載の各成型用材料(ニードルパン
チ不織布、目付け:150g/m)を、400℃に制
御されたヒーターゾーンで、表3に記載の所定の成型時
間(秒)加熱し、プレス成形ゾーンに移動させ、70℃に
調温された凹凸形状の金型で成型し、図3に示す第二の
態様の身体ケア用成型体200を得た。ガスバリアー層
としては、孔空きポリエチレンフィルム及びポリエチレ
ンラミネート不織布を用いた。身体ケア用成型体200
内に、鉄粉、活性炭、木粉、バーミキュライト、食塩、
及び、水からなる発熱部材を内包させた。また実施例1
1では、不織布の凸部に、含浸倍率が2倍となるよう表
3に組成を示した化粧料(液状物)を含浸させた。 【0131】<評価>得られた各身体ケア成型体を用
い、10名の被験者に履いてもらい、下記評価基準に従
い評価を行った。結果を表3に示す。尚、結果は、10
名の被験者による評価の平均で示した。 【0132】 −マッサージ効果− ・非常に効果が高い・・・・・◎ ・効果が高い・・・・・・・・○ ・普通・・・・・・・・・・・△ ・効果が感じられない・・・・× 【0133】−肌当たりの良さ− ・非常に肌当たりが良い・・・◎ ・肌当たりが良い・・・・・・○ ・肌当たりは普通・・・・・・△ ・肌当たりが悪い・・・・・・× 【0134】−凸部形状の維持性− ・凸部形状の維持性が極めて高い・・・◎ ・凸部形状の維持性が高い・・・・・・○ ・凸部形状の維持性は普通・・・・・・△ ・凸部形状が使用に伴い崩れる・・・・× 【0135】 【表3】【0136】(実施例12〜14:第三の態様)表4に
記載の各成型用材料(ニードルパンチ不織布、目付け:
150g/m)を、400℃に制御されたヒーターゾ
ーンで、表4に記載の成型時間(秒)加熱し、プレス成形
ゾーンに移動させ、70℃に調温された凹凸形状の金型
で成型し、図7〜図9に示す第三の態様の身体ケア用成
型体300を得た。 【0137】<評価>得られた各身体ケア用成型体を用
い、10名の被験者に使用してもらい、下記評価基準に
従い評価を行った。結果を表4に示す。尚、結果は、1
0名の被験者による評価の平均で示した。 【0138】−頭皮への到達感− ・到達感が非常に高い・・・・・◎ ・到達感が高い・・・・・・・・○ ・到達感が普通・・・・・・・・△ ・到達感が感じられない・・・・× 【0139】−肌当たりの良さ− ・非常に肌当たりが良い・・・・◎ ・肌当たりが良い・・・・・・・○ ・肌当たりは普通・・・・・・・△ ・肌当たりが悪い・・・・・・・× 【0140】−頭髪への接触感− ・頭髪への接触感が極めて良い・・◎ ・頭髪への接触感が良い・・・・・○ ・頭髪への接触感は普通・・・・・△ ・頭髪への接触感が悪い・・・・・× 【0141】 【表4】 【0142】(実施例15〜18:第三の態様、ふき取
り・消臭用の身体ケア用成型体)実施例12〜14にお
いて、使用した成型用材料を、表5に記載の成型用材料
(ニードルパンチ不織布、目付け:150g/m)に
代え、表5に記載の化粧料を含浸させたほかは、実施例
12〜14と同様にして、第三の態様の身体ケア用成型
体を得た。 【0143】<評価>得られた各身体ケア成型体を用
い、10名の被験者に使用してもらい、下記評価基準に
従い評価を行った。結果を表5に示す。尚、結果は、1
0名の被験者による評価の平均で示した。 【0144】 −使い易さ− ・非常に使い易い・・・・5点 ・使い易い・・・・・4点 ・普通・・・・・・・3点 ・やや使い難い・・・2点 ・非常に使い難い・・1点 【0145】−頭皮のさっぱり感− ・非常にさっぱりしている・・・・・・5点 ・さっぱりしている・・・・・・・・・4点 ・普通・・・・・・・・・・・・・・・3点 ・さっぱり感はあまり感じられない・・2点 ・べたつきが感じられる・・・・・・・1点 【0146】−頭皮の臭い抑制効果− ・頭皮の臭いが極めて抑制される・・・5点 ・頭皮の臭いが抑制される・・・・・・4点 ・頭皮の臭い抑制効果は普通である・・3点 ・頭皮の臭いがあまり抑制されない・・2点 ・頭皮の臭いが全く抑制されない・・・1点 【0147】−髪のべたつき抑制効果− ・べたつきが極めて抑制される・・・5点 ・べたつきが抑制される・・・・・・・4点 ・べたつきの抑制効果は普通である・・3点 ・べたつきがあまり抑制されない・・・2点 ・べたつきが全く抑制されない・・・・1点 【0148】 【表5】 【0149】(実施例19〜21:第三の態様、育毛用
の身体ケア用成型体)実施例12〜14において、使用
した成型用材料を、表6に記載の成型用材料(ニードル
パンチ不織布、目付け:150g/m)に代え、表6
に記載の化粧料を含浸させたほかは、実施例12〜14
と同様にして、第三の態様の身体ケア用成型体を得た。 【0150】<評価>得られた各身体ケア成型体を用
い、10名の被験者に使用してもらい、下記評価基準に
従い評価を行った。結果を表6に示す。尚、結果は、1
0名の被験者による評価の平均で示した。 【0151】−使い易さ− ・非常に使い易い・・・・5点 ・使い易い・・・・・4点 ・普通・・・・・・・3点 ・やや使い難い・・・2点 ・非常に使い難い・・1点 【0152】−頭皮に化粧料が行き渡った感じ− ・極めて均等に行き渡ったと感じられる・・・・・5点 ・均等に行き渡ったと感じられる・・・・・・・・4点 ・普通・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3点 ・あまり均等に行き渡っていないと感じられる・・2点 ・全く均等に行き渡っていないと感じられる・・・1点 【0153】−髪のべたつき抑制効果− ・べたつきが極めて抑制される・・・5点 ・べたつきが抑制される・・・・・・・4点 ・べたつきの抑制効果は普通である・・3点 ・べたつきがあまり抑制されない・・・2点 ・べたつきが全く抑制されない・・・・1点 【0154】−地肌のすっきり感− ・地肌が極めてすっきりと感じられる・・・5点 ・地肌がすっきりと感じられる・・・・・・4点 ・普通に感じられる・・・・・・・・・・・3点 ・地肌があまりすっきりと感じられない・・2点 ・地肌がすっきりと感じられない・・・・・1点 【0155】 【表6】 【0156】(実施例22〜24:第四〜第五の態様)
表7に記載の各成型用材料を、400℃に制御されたヒ
ーターゾーンで、表7に記載の所定の成型時間(秒)加熱
し、プレス成形ゾーンに移動させ、70℃に調温された
各形状の金型等で成型し、図10〜12に示す第四〜五
の態様の身体ケア用成型体を得た。 【0157】<評価>得られた各身体ケア成型体を用
い、10名の被験者に使用してもらい、下記評価基準に
従い評価を行った。結果を表7に示す。尚、結果は、1
0名の被験者による評価の平均で示した。 【0158】−髪のホールドのし易さ− ・極めてホールドし易い・・・・◎ ・ホールドし易い・・・・・・・○ ・普通・・・・・・・・・・・・△ ・ホールドし難い・・・・・・・× 【0159】−装着のし易さ− ・極めて装着し易い・・・・◎ ・装着し易い・・・・・・・○ ・普通・・・・・・・・・・△ ・装着し難い・・・・・・・× 【0160】 【表7】【0161】(実施例25〜35:第六の態様)表8に
示した成型用材料(表12において、各組成・通気抵抗
を示した。)、及び、薬液(表13に、各組成を示し
た。)を各々用い、第六の態様の身体ケア用成型体(パ
ック)を得た。 【0162】<評価>得られた身体ケア用成型体(パッ
ク)を用い、10名の被験者により、浴槽に浸かりなが
ら手でパックを持ち、全身をマッサージすることによ
り、「気持ち良さ」、「マッサージ感触」、「入浴後の
温感・冷感効果」、及び、「パックの膨張度合い」を各
々以下の評価基準により評価してもらった。結果を表8
に示す。 【0163】−評価基準− ・非常に良い・・・・◎ ・かなり良い・・・・◎〜○ ・やや良い・・・・・○ ・良い・・・・・・・○〜△ ・やや良くない・・・△ ・かなり良くない・・△〜× ・非常に良くない・・× 【表8】 【0164】(実施例36〜46:第六の態様)表9に
示した成型用材料(表12において、各組成・乾燥時の
通気抵抗を示した。)、及び、薬液(表13に、各組成
を示した。)を各々用い、第六の態様の身体ケア用成型
体(パック)を得た。 【0165】<評価>得られた身体ケア用成型体(パッ
ク)を用い、10名の被験者により、足裏に置き踏みつ
けながらシャワーを浴びることにより、「気持ち良
さ」、「マッサージ感触」、「入浴後の温感・冷感効
果」、及び、「パックの膨張度合い」を各々以下の評価
基準により評価してもらった。結果を表9に示す。 【0166】−評価基準− ・非常に良い・・・・◎ ・かなり良い・・・・◎〜○ ・やや良い・・・・・○ ・良い・・・・・・・○〜△ ・やや良くない・・・△ ・かなり良くない・・△〜× ・非常に良くない・・× 【0167】 【表9】【0168】(実施例47〜49:第六の態様)表10
に示した成型用材料(表12において、各組成・乾燥時
の通気抵抗を示した。)、及び、薬液(表13に、各組
成を示した。)を各々用い、第六の態様の身体ケア用成
型体(パック)を得た。 【0169】<評価>得られた身体ケア用成型体(パッ
ク)を用い、10名の被験者により、肩、首、腰、足裏
にパックを粘着シートで固着させ、浴槽に浸かる入浴を
し、「気持ち良さ」、「マッサージ感触」、「入浴後の
温感・冷感効果」、及び、「パックの膨張度合い」を各
々以下の評価基準により評価してもらった。結果を表1
0に示す。 【0170】−評価基準− ・非常に良い・・・・◎ ・かなり良い・・・・◎〜○ ・やや良い・・・・・○ ・良い・・・・・・・○〜△ ・やや良くない・・・△ ・かなり良くない・・△〜× ・非常に良くない・・× 【0171】 【表10】 【0172】(実施例50〜52:第六の態様)表11
に示した成型用材料(表12において、各組成・乾燥時
の通気抵抗を示した。)、及び、薬液(表13に、各組
成を示した。)を各々用い、第六の態様の身体ケア用成
型体(パック)を得た。 【0173】<評価>得られた身体ケア用成型体(パッ
ク)を用い、10名の被験者により、肩、首、腰、足裏
にパックを粘着シートで固着させ、シャワーを浴び、
「気持ち良さ」、「マッサージ感触」、「入浴後の温感
・冷感効果」、及び、「パックの膨張度合い」を各々以
下の評価基準により評価してもらった。結果を表11に
示す。 【0174】−評価基準− ・非常に良い・・・・◎ ・かなり良い・・・・◎〜○ ・やや良い・・・・・○ ・良い・・・・・・・○〜△ ・やや良くない・・・△ ・かなり良くない・・△〜× ・非常に良くない・・× 【0175】 【表11】 【0176】 【表12】 【0177】 【表13】【0178】 【発明の効果】本発明によれば、従来における諸問題を
解決することができ、身体局面部への薬液・化粧液のデ
リバリー性、フィット性、及び、薬液・化粧液のトラッ
プ性に優れ、容易に所望とする位置に当接させて使用可
能で、使用感の良好な身体ケア用成型体を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 図1は、本発明の身体ケア用成型体100を
上斜方向から観察した概略図である。 【図2】 図2は、本発明の身体ケア用成型体100の
概略断面図である。 【図3】 図3は、本発明の第二の態様の身体ケア用成
型体200を上斜方向から観察した概略図である。 【図4】 図4は、本発明の第二の態様の身体ケア用成
型体200を上斜方向から観察した概略図である。 【図5】 図5(1)は、本発明の第二の態様の身体ケ
ア用成型体200の概略断面図である。図5(2)は、
本発明の第二の態様の身体ケア用成型体200の概略断
面図である。図5(3)は、本発明の第二の態様の身体
ケア用成型体200の概略断面図である。 【図6】 図6は、本発明の第二の態様の身体ケア用成
型体200を使用している状態を表す概略図である。 【図7】 図7は、本発明の第三の態様の身体ケア用成
型体300を、裏斜め方向から観察した概略図である。 【図8】 図8は、本発明の第三の態様の身体ケア用成
型体300を、上斜め方向から観察した概略図である。 【図9】 図9は、本発明の第三の態様の身体ケア用成
型体300を使用している状態を表す概略図である。 【図10】 図10は、本発明の第四の態様の身体ケア
用成型体400を上斜め方向から観察した概略図であ
る。 【図11】 図11は、本発明の第四の態様の身体ケア
用成型体400を使用している状態を表す概略図であ
る。 【図12】 図12は、本発明の第六の態様の身体ケア
用成型体500を使用している状態を表す概略図であ
る。 【符号の説明】 1 成型不織布 2 成型不織布 3 入浴剤 4 増量剤 5 周縁部 6 切り込み 7 成型不織布 8 通気性コントロールフィルム 9 発熱部材 10 雄型 11 雌型 12 開口部 100 身体ケア用成型体 200 身体ケア用成型体 300 身体ケア用成型体 400 身体ケア用成型体 500 身体ケア用成型体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61K 7/00 A61K 7/00 L U 7/02 7/02 A 7/06 7/06 7/48 7/48 (72)発明者 佐藤 政弘 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 穂積 康友 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 稲葉 美穂子 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB052 AB222 AB242 AB312 AB332 AB352 AB372 AB432 AB442 AC022 AC072 AC122 AC132 AC172 AC182 AC292 AC302 AC422 AC432 AC442 AC482 AC542 AC582 AC682 AC692 AC742 AC862 AD042 AD072 AD092 AD112 AD202 AD282 AD352 AD532 AD642 AD662 BB51 CC03 CC04 CC07 CC37 DD12 EE11 4C100 AA04 AA33 AA40 CA20 DA01 DA11 EA06 EA07 EB01 4C101 BA01 BB02 BB12 BC03 BC06 BD02 BD17 BD26 BD30 4L033 AC10 BA00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 立体成型した繊維集合体に、化粧料、発
    熱部材、及び、吸熱部材の少なくともいずれかを担持さ
    せて使用されることを特徴とする身体ケア用成型体。
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