JP2003164446A - 心臓イメージング方法及び装置 - Google Patents

心臓イメージング方法及び装置

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JP2003164446A JP2001359698A JP2001359698A JP2003164446A JP 2003164446 A JP2003164446 A JP 2003164446A JP 2001359698 A JP2001359698 A JP 2001359698A JP 2001359698 A JP2001359698 A JP 2001359698A JP 2003164446 A JP2003164446 A JP 2003164446A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不整脈の存在によらず、心臓の正しいCT断
層像が得られることを課題とする。 【解決手段】 心臓の所定心位相に対応するスキャンデ
ータを複数心拍に分けて抽出すると共に、各抽出データ
を組み合わせて1スライス当たりのCT断層像を再構成
する心臓イメージング方法において、心臓のスキャンと
同時に計測された心電波形データに基づき不整脈を検出
すると共に、不整脈が検出された心拍に対応するスキャ
ンデータを抽出しないものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は心臓イメージング方
法及び装置に関し、更に詳しくは心臓の所定心位相に対
応するスキャンデータを複数心拍に分けて抽出すると共
に、各抽出データを組み合わせて1スライス当たりのC
T断層像を再構成する心臓イメージング方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8は従来技術を説明する図
(1)〜(3)であり、そのうちの図6(A)には典型
的な心電波形を示す。図において、今、心拍数が75/
分であるとすると、その心拍周期は800msとなり、
この期間内に図示の様な心電波形(P波〜U波)が現れ
る。
【0003】図6(B)に上記心電波形に対応させた心
臓の動作を示す。図の(a)において、P波のタイミン
グでは、心房が興奮(収縮)し、これにより大静脈及び
肺静脈からの血流が心室の側に流れ込む。図の(b)に
おいて、続くQRS波のタイミングでは、前記心房が興
奮(収縮)からさめると共に、心室が興奮(収縮)し、
これにより上記心室に蓄えられた血流が大動脈及び肺動
脈の側に押し出される。図の(c)において、続くT波
のタイミングでは前記心室が興奮(収縮)からさめる。
そして、続くU波のタイミングでは、心臓の動きは最も
緩やかなものとなっている。
【0004】正常な心臓では、このような心電波形が略
規則正しく繰り返される。但し、心臓が正常であって
も、心拍数(1分当たりのR波信号の発生数)は被検体
の体調によっても様々であり、例えば心拍数が120/
分であるとすると、その心拍周期は500msとなり、
この期間内に図示のようなP波〜U波が現れることにな
る。
【0005】従来、このような動く心臓のCT断層像を
再構成する方法としては、所謂マルチセクタリコン(M
SR:Multi-Sector Reconstruction)方法が知られて
いる。この方法では、心臓部位のスキャン読取と同時
に、別途心電計で心電波形を計測・記録しておくと共
に、各R波信号(即ち、R波信号のピーク位置)から一
定位相α及び一定サイズβの複数の投影データ(セクタ
データ)を抽出し、これらを組み合わせることで、心臓
の所定心位相(好ましくは動きの少ないU期)における
CT断層像を再構成する。以下、具体的に説明する。
【0006】図7は従来のX線CT装置によるマルチセ
クタリコン方法を説明する図で、被検体に不整脈が無い
通常の場合を示している。図において、X線管31から
のX線ファンビームは被検体100を透過してX線検出
器33に一斉に入射し、対応する投影データg(X,
θ)が得られる。ここで、XはX線検出器のチャネル番
号、θはビュー(投影)角を表す。更に、ガントリ35
が回転した各ビュー角θで上記同様のX線撮影を行い、
こうしてガントリ1回転分の投影データを収集・蓄積す
る。また同時に、アキシャル/ヘリカルスキャン方式に
従って撮影テーブル20を被検体体軸CLbの方向に間
欠的/連続的に移動させ、こうして被検体の所要撮影領
域(心臓領域)についての全投影データを収集・蓄積す
る。
【0007】図中、スキャンS1〜S6はガントリ35
の周回数を表しており、このうちの実線はビュー角0°
〜180°(紙面手前側)、破線はビュー角180°〜
360°(紙面裏側)の各スキャン軌跡を表す。この場
合に、アキシャルスキャンではガントリ35の周回毎に
撮影テーブル20を移動し、またヘリカルスキャンでは
ガントリ35の周回と同時に撮影テーブル20を移動さ
せる。上記何れにしても、心臓の所要スライス位置のC
T断層像を再構成するための投影データh(X,θ)が
スキャンデータg(X,θ)から直接的又は間接的(補
間等)により得られる。
【0008】今、ガントリ35のスキャン速度=0.5
sec/1回転とすると、スキャンS1〜S6でガント
リ6回転分の投影データg(X,θ)が蓄積される。こ
れと同時に、別途心電計(不図示)で計測した心電波形
が記録され、スキャンとの間では例えば図示のような位
相関係にあったとする。
【0009】図7において、最初は信号R1から時間α
経過した時点の時間β分の投影データh1(X,θ)を
抽出する。これを挿入図(a)のビュー角θで示すと、
最初の投影データh1(X,θ)は、スキャンS2の略
ビュー角π/2で始まって略ビュー角πで終了する。
【0010】ところで、所謂ハーフリコン方式では、被
検体(心臓)のあるスライス面について、少なくともビ
ュー角180°分の投影データh(X,θ)が必要であ
るが、これを上記の如く1回分のスキャンデータ(抽出
データ)ではカバーできない場合には、前後2回分以上
の抽出データを繋ぎ合わせることて1スライス面の画像
を再構成する。
【0011】挿入図(b)に2回目の投影データh2
(X,θ)とビュー角θの関係を示す。2つ目の投影デ
ータh2(X,θ)は、スキャンS3の略ビュー角11
π/6で始まってスキャンS4の略ビュー角π/3で終
了する。そして、この例では、これら2つの投影データ
h1(X,θ),h2(X,θ)を繋ぎ合わせること
で、心臓の動きの少ないU期のCT断層像を再構成する
に必要な略180°分の投影データh(X,θ)が取得
可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の如
く、一律にR波信号から一定時間αを経過した時点の各
投影データを抽出する方式であると、もし被検体100
に不整脈があった場合には、再構成したCT断層像にア
ーチファクト(偽像)が生じてしまう。以下、これを図
8を参照して具体的に説明する。
【0013】図8は被検体に不整脈がある場合を示して
いる。図において、この例では心拍R2の区間では心室
の期外収縮R3(典型的な不整脈の一例)が生じてお
り、もしこのような不整脈が生じると、信号R2から一
定時間αを遅延した時点の実際の心臓は、心拍R2に対
応する動きの小さいU期の心臓ではなく、心拍R3にお
ける動きの大きいQRS期(心室興奮期)にあるため、
このときの心臓は大きく変形又は動いており、よって従
来は、このためにU期の心臓を正しく再構成できない場
合があった。
【0014】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とする所は、不整脈の存在によら
ず、心臓の正しいCT断層像が得られる心臓イメージン
グ方法及び装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の心臓イ
メージング方法は、心臓の所定心位相に対応するスキャ
ンデータを複数心拍に分けて抽出すると共に、各抽出デ
ータを組み合わせて1スライス当たりのCT断層像を再
構成する心臓イメージング方法において、心臓のスキャ
ンと同時に計測された心電波形データに基づき不整脈を
検出すると共に、不整脈が検出された心拍に対応するス
キャンデータを抽出しないものである。
【0016】図1に心電波形とスキャンデータ(ビュー
角θに対応)の一例を示す。この例の心拍は0.8s,
0.4s,0.9sの態様で現れており、これをR波信
号の発生時間間隔で見ると、信号R2と信号R3との間
が不整脈(心室期外収縮等)となっている。今、1スラ
イス面の画像再構成に必要なスキャンデータをビュー角
にして180°分であるとすると、この例では、2心拍
分の抽出データを組み合わせることで1スライス面を再
構成できるものとする。
【0017】しかるに、上記従来の如く各心拍のスキャ
ンデータを抽出する方式であると、動きの少ないU期の
抽出データA1と、動きの激しいQRS期の抽出データ
A2とが合成されることになり、そのCT断層像にはア
ーチファクトが生じる。この点、本発明(1)では、心
電波形データに基づき不整脈を検出すると共に、不整脈
が検出された心拍に対応するスキャンデータA2を抽出
しない。その結果、この例では次の心拍のスキャンデー
タA3が代わりに抽出され、よって動きの少ないU期の
抽出データA1,A3が組み合わされることになるた
め、U期のスライス面を正しく再構成できる。
【0018】本発明(2)では上記本発明(1)におい
て、心電波形中のR波信号の発生間隔に基づき不整脈を
検出する。従って、期外収縮等の不整脈を高い信頼性で
検出できる。
【0019】本発明(3)では上記本発明(1)におい
て、各抽出データは、これらに対応するビュー角間で角
度のギャップや重複が生じないように抽出される。
【0020】例えば抽出データA1がビュー角π/2〜
πから抽出されたとすると、抽出データA3は前記ビュ
ー角π/2〜πに接するようなビュー角π〜3π/2
(ビュー角0〜π/2でも良い)から抽出される。従っ
て、ハーフリコンに必要な180°分のスキャンデータ
を漏れなく重複なく効率よく抽出できる。
【0021】なお、図の例では各心位相αで抽出したデ
ータA1,A3がたまたま互いのビュー角を接している
が、常にこうなるとは限らない。そこで、データの抽出
開始は基本的には心位相αのタイミングを目安にする
が、各抽出データのビュー角間で角度のギャップや重複
が生じる場合には、心位相αのタイミングに対応するビ
ュー角から可能な(U期を逸脱しない)範囲内でデータ
の抽出ビュー角を前後にずらしてデータを抽出する。
【0022】本発明(4)では上記本発明(3)におい
て、心電波形中のR波信号から所定位相α及びサイズβ
のスキャンデータを抽出すると共に、前後2つの抽出デ
ータのビュー角間に重複がある場合は、前側及び又は後
側の抽出データにおける重複データを削除する。
【0023】例えば前後2つの抽出データA1,A3の
ビュー角間に重複がある場合には、前側の抽出データA
1における後部の重複データを削除し、又は後側の抽出
データA3における前部の重複データを削除し、又は前
側及び後側の抽出データA1,A3における重複データ
の各一方を分担して削除する。
【0024】本発明(5)では上記本発明(3)におい
て、心電波形中のR波信号から所定位相及びサイズのス
キャンデータを抽出すると共に、前後2つの抽出データ
のビュー角間にギャップがある場合は、前側及び又は後
側における抽出データのビュー角をギャップの方向に拡
張してスキャンデータを抽出する。
【0025】例えば前後2つの抽出データA1,A3の
ビュー角間にギャップ(隙間)がある場合には、前側の
抽出データA1のビュー角をギャップの方向(後方)に
拡張してスキャンデータを抽出し、又は後側の抽出デー
タA3のビュー角をギャップの方向(前方)に拡張して
スキャンデータを抽出し、又は前側及び後側の抽出デー
タA1,A3の各ビュー角を夫々ギャップの方向に拡張
して互いに重複しないようにスキャンデータを抽出す
る。
【0026】ところで、この図1の例では、不整脈の検
出によりに抽出されなかったデータA2の代わりのデー
タA3を直後の3心拍目から抽出できた。しかし、一般
には、1スライス面の画像再構成に3〜4心拍分からの
データ抽出が必要となる場合も少なくなく、このような
心拍数の進行と共に、被検体体軸方向のスキャン位置も
進んでしまうため、不整脈の検出により抽出されなかっ
た分のスキャンデータを、いつでも、直後の心拍区間か
ら抽出できるとは限らない。
【0027】このような場合でも、上記本発明(3)又
は(5)によれば、不整脈の検出によりデータを抽出さ
れずに生じたようなギャップを、該不整脈が検出された
区間の直前及び又は直後の区間のデータ抽出領域を拡張
することで、埋めることが可能となる。従って、1スラ
イス面当たりの画像再構成に必要なスキャンデータの抽
出が、被検体体軸方向のスキャン進行により制限を受け
るような場合でも、必要な分のスキャンデータを効率よ
く確保できる。
【0028】本発明(6)のコンピュータ診断装置は、
心臓の所定心位相に対応するスキャンデータを複数心拍
に分けて抽出すると共に、各抽出データを組み合わせて
1スライス当たりのCT断層像を再構成するコンピュー
タ診断装置において、心臓のスキャンと同時に計測され
た心電波形データに基づき不整脈を検出する不整脈検出
手段と、1スライス面の画像再構成に必要なスキャンデ
ータを各心拍における所定心位相のスキャンデータから
抽出するデータ抽出手段とを備え、データ抽出手段は、
不整脈が検出された心拍に対応するスキャンデータを抽
出しないものである。
【0029】本発明(7)では上記本発明(6)におい
て、不整脈検出手段は、心電波形中のR波信号の発生間
隔に基づき不整脈を検出するものである。
【0030】本発明(8)では上記本発明(7)におい
て、不整脈検出手段は、心電波形中のR波信号の発生間
隔が先行する所定数心拍分の平均間隔よりも所定以上小
さいことにより不整脈を検出するものである。従って、
撮影中の脈拍(心拍)が緩やかに変動していても、これ
に追従して平均の心拍周期を適正に求められ、よって不
整脈を的確に検出できる。
【0031】本発明(9)では上記本発明(7)におい
て、不整脈検出手段は、心電波形中のR波信号の発生間
隔が測定した全心拍分の平均間隔よりも所定以上小さい
ことにより不整脈を検出するものである。測定した全心
拍について平均間隔を求めれば、この中に多少の不整脈
が含まれていても、全体として正しい平均間隔が得ら
れ、よって不整脈を的確に検出できる。
【0032】本発明(10)では上記本発明(6)にお
いて、データ抽出手段は、各抽出データに対応するビュ
ー角間で角度のギャップや重複が生じないようにスキャ
ンデータを抽出するものである。
【0033】本発明(11)では上記本発明(10)に
おいて、データ抽出手段は、心電波形中のR波信号から
所定位相及びサイズのスキャンデータを抽出すると共
に、前後2つの抽出データのビュー角間に重複がある場
合は、前側及び又は後側の抽出データにおける重複デー
タを削除するものである。
【0034】本発明(12)では上記本発明(10)に
おいて、データ抽出手段は、心電波形中のR波信号から
所定位相及びサイズのスキャンデータを抽出すると共
に、前後2つの抽出データのビュー角間にギャップがあ
る場合は、前側及び又は後側における抽出データのビュ
ー角をギャップの方向に拡張してスキャンデータを抽出
するものである。
【0035】本発明(13)では上記本発明(6)にお
いて、被検体体軸の回りに回転するガントリであって、
被検体を挟んで相対向するX線管とX線検出器とを具備
するもの、を備えるものである。本発明はこのようなX
線CT装置に適用して好適である。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。
【0037】図2は実施の形態によるX線CT装置の要
部構成図で、この装置は、X線ファンビームXLFBに
より被検体100のスキャン読取を行う走査ガントリ部
30と、被検体100を載せて体軸CLbの方向に移動
させる撮影テーブル20と、上記各部30,20の遠隔
制御を行うと共に、X線撮影技師が操作をする操作コン
ソール部10とを備える。
【0038】走査ガントリ部30において、31は回転
陽極型のX線管、31AはX線制御部、32はX線スラ
イス幅の制限を行うコリメータ、32Aはコリメータ制
御部、33はチャネルCH方向に並ぶ多数(n=100
0程度)のX線検出素子が体軸CLbの方向の例えば4
列L1〜L4に配列されているX線検出器、34はX線
検出器33の検出信号に基づき被検体の投影データを生
成し、収集するデータ収集部、35は上記X線撮影系を
体軸の回りに回転可能に支持するガントリ、35Aはガ
ントリ35の回転制御部である。
【0039】操作コンソール部10において、11はX
線CT装置の主制御・処理(スキャン制御,CT断層像
のマルチセクタリコン処理等)を行う中央処理装置、1
1aはそのCPU、11bはCPU11aが使用するR
AM,ROM等からなる主メモリ(MM)、12はキー
ボードやマウス等を含む指令やデータの入力装置、13
はスキャン計画情報やCT断層像等を表示するための表
示装置(CRT)、14はCPU11aと走査ガントリ
部30及び撮影テーブル20との間で各種制御信号CS
やモニタ信号MS等のやり取りを行う制御インタフェー
ス、15はデータ収集部34からの投影データを一時的
に蓄積するデータ収集バッファ、16はデータ収集バッ
ファ15からの投影データを蓄積・格納すると共に、X
線CT装置の運用に必要な各種アプリケーションプログ
ラムや各種演算/補正用のデータファイル等を格納して
いる二次記憶装置(ハードディスク装置等)である。
【0040】X線CT撮影の動作を述べると、X線管3
1からのX線ファンビームXLFBは被検体100を透
過してX線検出器33の検出器列L1〜L4に一斉に入
射する。データ収集部34はX線検出器33の各検出列
出力に対応する投影データg 1(X,θ)〜g4(X,
θ)を生成し、これらをデータ収集バッファ15に格納
する。ここで、Xは検出器のチャネル番号、θは投影
(ビュー)角を表す。更に、走査ガントリ35が僅かに
回転した各ビュー角θで上記同様のX線投影を行い、こ
うして走査ガントリ1回転分の投影データを収集・蓄積
する。また同時に、アキシャル/ヘリカルスキャン方式
に従って撮影テーブル20を体軸CLbの方向に間欠的
/連続的に移動させ、こうして被検体の所要撮影領域に
ついての全投影データを収集・蓄積し、これらを二次記
憶装置16に格納する。そして、CPU11aは、上記
全スキャンの終了後、又はスキャン実行に追従(並行)
して、得られた投影データに基づき被検体100のCT
断層像を再構成し、これを表示装置13に表示する。
【0041】なお、心臓のマルチセクタリコン処理を行
う場合は、被検体100に心電計40を取り付け、その
検出信号(心電波形)を制御インタフェース14を介し
て装置内部に取り込み、これらを心臓のスキャンデータ
と同期させて二次記憶装置16に記録する。
【0042】図3,図4は実施の形態によるX線CT撮
影処理のフローチャート(1),(2)で、上記本発明
による各手段(不整脈検出手段,データ抽出手段等)は
CPU11aのプログラム実行により実現される。図3
はメイン処理を示している。好ましくは、事前に被検体
100のスカウトスキャンを行った後、この処理に入力
する。ステップS11では、続く被検体100のアキシ
ャル/ヘリカルスキャンのためのスキャン計画画面を表
示部13に表示する。ステップS12では、技師が、ス
キャン計画情報を設定する。
【0043】一例のスキャン計画情報は、 スキャンタイプ[Scan Type]=ヘリカルスキャン 体軸上のスキャン開始位置[Start Loc]=z1 体軸上のスキャン終了位置[End Loc]=z2 スキャン回数[NO.of Scan]=15(4列ディテクタ使用
の場合) スキャン幅[Thick]=1mm(検出列当たり) スキャン時間[Sec]=0.5秒/ガントリ1回転 X線管の管電圧[kV]=120kV X線管の管電流[mA]=280mA である。
【0044】ステップS13では、技師が、リコン計画
情報を設定する。心臓のCTイメージを得るための一例
のリコン計画情報は、 再構成するスライス開始位置[Start Loc]=S100
(S:Superiorを表す) 再構成するスライス終了位置[End Loc]=I50(I:In
feriorを表す) スライス(イメージ)枚数[NO.of Images]=8枚 被検体のスライス厚[Thick]=1mm 再構成アルゴリズム=デフォルト イメージフィルタ=デフォルト 再構成のマトリクスサイズ=256画素 である。
【0045】ステップS14では、設定確認ボタン「C
ONFIRM」の入力を待ち、やがて入力されると、ス
テップS15では上記設定されたスキャンパラメータに
従って被検体100のスキャン・読取制御を行う。ステ
ップS16では被検体100の心電波形及び投影データ
1(X,θ)〜g4(X,θ)を収集し、これらの間の
時間関係を保ってディスク装置16に蓄積・格納する。
ステップS17では所要の撮影領域についてのスキャン
完了か否かを判別し、完了でない場合はステップS15
に戻る。こうして、やがて、スキャン完了すると、ステ
ップS30では後述の再構成データ抽出処理を行う。ス
テップS18では抽出されたセクタデータを使用して心
臓部位のCT断層像を再構成し、ステップS19ではC
T断層像を画面に表示する。
【0046】図4に再構成データ抽出処理を示す。ステ
ップS31では再構成すべきスライス枚数のカウンタj
に1をセット(初期化)する。ステップS32では平均
の心拍周期を求め、これをレジスタPにセットする。こ
の平均の心拍周期は、心電図のR波信号(R−Pea
k)につき、例えば当該スイライス位置対応に先行する
数心拍分の間隔の平均値(移動平均値)により求める。
又は、心臓部位のスキャンと同時に計測した全心拍につ
いての平均値を求めてもよい。
【0047】ステップS33では、前記求めた心拍周期
Pに比例させたものとして、スライス面の再構成に必要
な複数セクタ分の投影データh(X,θ)を抽出するた
めの抽出パラメータを決定する。即ち、R波信号からの
遅延時間α(例えば=0.4×P)、及びセクタデータ
の抽出時間β(例えば=0.2×P)を求める。
【0048】ステップS34ではセクタ数のカウンタi
に1をセット(初期化)する。ステップS35では心臓
のリコンすべきスライス面に対応する注目点iの心拍周
期Tを、T=Ri+1−Ri により求める。ここで、Ri
は注目点(セクタ)に対応するR波信号の発生時刻、R
i+1はその次のR波信号の発生時刻である。
【0049】ステップS36では上記求めた心拍周期T
が不整脈(例えばT<0.8×P)の範囲に含まれるか
否かを判別する。不整脈でない場合は、ステップS37
で、当該心拍周期に対応する再構成データを抽出する。
即ち、注目点のR波信号から時間αだけ遅延した位置よ
り時間β分の再構成データhi(X,θ)を抽出する。
また、不整脈の場合は上記ステップS37の処理をスキ
ップする。即ち、当該心拍周期の再構成データhi
(X,θ)を抽出しない。
【0050】ステップS38ではセクタ数のカウンタi
に+1する。ステップS39ではi>kか否かを判別す
る。ここで、kは1スライス面のハーフリコンに必要な
セクタ数であり、例えばk=4とする。i>kでない場
合はステップS35に戻り次のセクタデータを抽出す
る。
【0051】また、i>kの場合は、ステップS40で
ハーフリコンに必要な分の再構成データh(X,θ)が
抽出(カバー)されたか否かを判別する。この場合に、
もし前の処理で不整脈が検出されていなかった場合に
は、既に4セクタ分の再構成データh1(X,θ)〜h4
(X,θ)が抽出されているが、例えばh3(X,θ)
を抽出するタイミングに不整脈が検出されていた場合に
は、該h3(X,θ)が抽出されないため、1セクタ分
の再構成データが足りないことになる。この場合は、ス
テップS41で足りない部分の再構成データを補充す
る。
【0052】例えば直前の抽出データh2(X,θ)の
抽出範囲を足りないビュー角の方に拡張してデータh3
(X,θ)分も同時に抽出する。又は直後の抽出データ
4(X,θ)の抽出範囲を足りないビュー角の方に拡
張してデータh3(X,θ)分も同時に抽出する。又は
直前及び直後の抽出データh2(X,θ),h4(X,
θ)の夫々を足りないビュー角の方に重複しないように
拡張してデータh3(X,θ)分も同時に抽出する。
【0053】また上記ステップS40の判別でハーフリ
コン分をカバーしている場合は上記ステップS41の処
理をスキップする。ステップS42ではスライス枚数の
カウンタj=m(リコン計画で設定された枚数)か否か
を判別し、j=mで無い場合はステップS43でjに+
1する。そして、ステップS34に戻り、次のスライス
位置の再構成データの抽出を行う。また、ステップS4
2の判別でj=mになると、この処理抜ける。
【0054】図5に実施の形態によるマルチセクタリコ
ン処理の一例を具体的に示す。図において、最初は信号
R1に対応する所定位相αの投影データA1を抽出す
る。これを挿入図(a)のビュー角θとの関係で示す
と、最初の投影データh1(X,θ)は、スキャンS2
の略ビュー角π/2で始まって略ビュー角πで終了す
る。次の信号R2の区間では、更にその次の信号R3が
異常に早く発生したため、不整脈が検出され、このた
め、信号R2に対応する所定位相αの投影データA2は
抽出されない。代わりに、2つ目のデータA3は3番目
の信号R3に対応する所定位相αの領域から抽出され
る。これを挿入図(b)のビュー角θとの関係で示す
と、2つ目の投影データh3(X,θ)は、スキャンS
4の略ビュー角πで始まって略ビュー角3π/2で終了
する。かくして、この例では、信号R1に対応するU期
の抽出データA1と、信号R3に対応するU期の抽出デ
ータA3とを合成することになるため、心臓の所望の状
態(U期)におけるスライス面を正しく再構成できる。
【0055】なお、上記実施の形態では本発明のX線C
T装置への適用例を述べたが、これに限らない。本発明
は、被検体のスキャン読取を行うようなMRI装置にも
適用可能である。
【0056】また、上記本発明に好適なる実施の形態を
述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部の構
成、制御、処理及びこれらの組み合わせの様々な変更が
行えることは言うまでも無い。
【0057】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、不整脈
の存在によらず、心臓の正しいCT断層像が得られるた
め、この種のコンピュータ診断装置の機能,信頼性の向
上に寄与するところが極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】実施の形態によるX線CT装置の要部構成図で
ある。
【図3】実施の形態によるX線CT撮影処理のフローチ
ャート(1)である。
【図4】実施の形態によるX線CT撮影処理のフローチ
ャート(2)である。
【図5】実施の形態によるマルチセクタリコン処理を説
明する図である。
【図6】従来技術を説明する図(1)である。
【図7】従来技術を説明する図(2)である。
【図8】従来技術を説明する図(3)である。
【符号の説明】
11 中央処理装置 11a CPU 11b 主メモリ(MM) 12 入力装置 13 表示装置(CRT) 14 制御インタフェース 15 データ収集バッファ 16 二次記憶装置 20 撮影テーブル 30 走査ガントリ部 31 X線管 32 コリメータ 33 X線検出器 34 データ収集部 35 ガントリ 40 心電計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 公祐 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C027 AA02 BB05 CC00 GG02 GG16 KK01 4C093 AA22 CA13 DA02 FA34 FA47 FE13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心臓の所定心位相に対応するスキャンデ
    ータを複数心拍に分けて抽出すると共に、各抽出データ
    を組み合わせて1スライス当たりのCT断層像を再構成
    する心臓イメージング方法において、 心臓のスキャンと同時に計測された心電波形データに基
    づき不整脈を検出すると共に、不整脈が検出された心拍
    に対応するスキャンデータを抽出しないことを特徴とす
    る心臓イメージング方法。
  2. 【請求項2】 心電波形中のR波信号の発生間隔に基づ
    き不整脈を検出することを特徴とする請求項1に記載の
    心臓イメージング方法。
  3. 【請求項3】 各抽出データは、これらに対応するビュ
    ー角間で角度のギャップや重複が生じないように抽出さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の心臓イメージン
    グ方法。
  4. 【請求項4】 心電波形中のR波信号から所定位相及び
    サイズのスキャンデータを抽出すると共に、前後2つの
    抽出データのビュー角間に重複がある場合は、前側及び
    又は後側の抽出データにおける重複データを削除するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の心臓イメージング方
    法。
  5. 【請求項5】 心電波形中のR波信号から所定位相及び
    サイズのスキャンデータを抽出すると共に、前後2つの
    抽出データのビュー角間にギャップがある場合は、前側
    及び又は後側における抽出データのビュー角をギャップ
    の方向に拡張してスキャンデータを抽出することを特徴
    とする請求項3に記載の心臓イメージング方法。
  6. 【請求項6】 心臓の所定心位相に対応するスキャンデ
    ータを複数心拍に分けて抽出すると共に、各抽出データ
    を組み合わせて1スライス当たりのCT断層像を再構成
    するコンピュータ診断装置において、 心臓のスキャンと同時に計測された心電波形データに基
    づき不整脈を検出する不整脈検出手段と、 1スライス面の画像再構成に必要なスキャンデータを各
    心拍における所定心位相のスキャンデータから抽出する
    データ抽出手段とを備え、 データ抽出手段は、不整脈が検出された心拍に対応する
    スキャンデータを抽出しないことを特徴とするコンピュ
    ータ診断装置。
  7. 【請求項7】 不整脈検出手段は、心電波形中のR波信
    号の発生間隔に基づき不整脈を検出することを特徴とす
    る請求項6に記載のコンピュータ診断装置。
  8. 【請求項8】 不整脈検出手段は、心電波形中のR波信
    号の発生間隔が先行する所定数心拍分の平均間隔よりも
    所定以上小さいことにより不整脈を検出することを特徴
    とする請求項7に記載のコンピュータ診断装置。
  9. 【請求項9】 不整脈検出手段は、心電波形中のR波信
    号の発生間隔が測定した全心拍分の平均間隔よりも所定
    以上小さいことにより不整脈を検出することを特徴とす
    る請求項7に記載のコンピュータ診断装置。
  10. 【請求項10】 データ抽出手段は、各抽出データに対
    応するビュー角間で角度のギャップや重複が生じないよ
    うにスキャンデータを抽出することを特徴とする請求項
    6に記載のコンピュータ診断装置。
  11. 【請求項11】 データ抽出手段は、心電波形中のR波
    信号から所定位相及びサイズのスキャンデータを抽出す
    ると共に、前後2つの抽出データのビュー角間に重複が
    ある場合は、前側及び又は後側の抽出データにおける重
    複データを削除することを特徴とする請求項10に記載
    のコンピュータ診断装置。
  12. 【請求項12】 データ抽出手段は、心電波形中のR波
    信号から所定位相及びサイズのスキャンデータを抽出す
    ると共に、前後2つの抽出データのビュー角間にギャッ
    プがある場合は、前側及び又は後側における抽出データ
    のビュー角をギャップの方向に拡張してスキャンデータ
    を抽出することを特徴とする請求項10に記載のコンピ
    ュータ診断装置。
  13. 【請求項13】 被検体体軸の回りに回転するガントリ
    であって、被検体を挟んで相対向するX線管とX線検出
    器とを具備するもの、を備えることを特徴とする請求項
    6に記載のコンピュータ診断装置。
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