JP2003164129A - 磁石併用誘導子型回転機 - Google Patents

磁石併用誘導子型回転機

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JP2003164129A
JP2003164129A JP2001360905A JP2001360905A JP2003164129A JP 2003164129 A JP2003164129 A JP 2003164129A JP 2001360905 A JP2001360905 A JP 2001360905A JP 2001360905 A JP2001360905 A JP 2001360905A JP 2003164129 A JP2003164129 A JP 2003164129A
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iron core
magnetic
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Arata Kusase
草瀬  新
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸方向寸法の短い回転機を提供すること。 【解決手段】 電機子巻線を有する電機子積層鉄心と、
空隙を介して回転自在に前記鉄心と対向する電気角ほぼ
360度ピッチで配置された単極性の界磁鉄心磁極面
と、該界磁鉄心磁極面と周方向に隣接し磁気的に連接し
た界磁鉄心磁極基礎面の上に、前記界磁鉄心磁極面の極
性と異なる極性の永久磁石を起磁力源とした永久磁石起
磁力源磁極を設けるとともに、前記界磁鉄心磁極と前記
電機子鉄心バックヨーク部とを磁気的に連接し、かつ該
連接磁気回路ループの中に界磁巻線を配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期回転機一般に
適用されるものであるが、とりわけ軸方向薄型化が要求
されるエンジン直結型発電電動機に適するものである。
【0002】
【従来の技術】燃費向上ニーズより車の電気化がすす
み、低速でエンジンの動力補助や、或いは車両制動時に
運動エネルギー回生など、エンジンと連携協調して車両
の省エネルギーを図る技術が脚光を浴びている。このよ
うな機械・電気ハイブリッドシステムのカギは、エンジ
ンと結ばれる回転機の大きさと性能である。特に、トラ
ンスミッションとエンジンの間に挟んで配置するエンジ
ン直結型のものにおいては軸方向が長いと限られた車幅
の中での収まりが悪化することのほか、エンジン振動の
支持特性の悪化を招くなどの問題があった。これまでに
効率の悪い誘導機式から効率のよい同期機式へ、中でも
効率や小型化で効果の大きい永久磁石式の技術開発と実
用化が図られてきている。
【0003】しかしながらこれらのものは従来の回転機
と同様に固定子の内径または外径に分布捲きあるいは集
中捲きされたものであり、電圧誘導にかかわらないコイ
ルエンド部の長さも長く、軸方向長さにおいて約80m
m〜100mmといった長いものであった。そのため
に、巻線抵抗の大きいことによる銅損も大きく、また軸
方向取り付け寸法すなわちコイルトランスミッションと
エンジンの間を大きく離間する必要があり、パワトレイ
ン部全体としての体格や支持構造が大きくなってしまう
問題もあった。また特に負荷の多いときに効率のよい永
久磁石式であっても負荷が少ない時には磁気力を抑制す
るために固定子巻線に対向する起磁力発生用の電流を流
す必要があるなど複雑な特殊な制御技術を必要とするの
みならず通常使用の軽負荷のときに効率が伸びないとい
う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願は前述の問題点を
解決すべく軸方向寸法の短い回転機を提供しようとする
ものである。そのために効率の良い同期機で、中でも永
久磁石を利用することを基本として技術改良を図るもの
であり、軸方向寸法が小さく、永久磁石を利用しながら
出力制御が従来同様の簡素な直流小電流制御にて可能と
すること、である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前述課題に対し
て次のように解決を図るものである。
【0006】まず、請求項1に示す構成では、電機子巻
線を有する電機子積層鉄心と、空隙を介して回転自在に
前記鉄心と対向する電気角ほぼ360度ピッチで配置さ
れた単極性の界磁鉄心磁極面と、該界磁鉄心磁極面と周
方向に隣接し磁気的に連接した界磁鉄心磁極基礎面の上
に、前記界磁鉄心磁極面の極性と異なる極性の永久磁石
を起磁力源とした永久磁石起磁力源磁極を設けるととも
に、前記界磁鉄心磁極と前記電機子鉄心バックヨーク部
とを磁気的に連接し、かつ該連接磁気回路ループの中に
界磁巻線を配置している。
【0007】この構成により前記課題が次のように解決
される。すなわち、界磁鉄心そのものと飛び飛びの永久
磁石とで、基本的に永久磁石回転機と同様に小型の磁極
と界磁構造部とすることができるので、径方向でも軸方
向でも所望する方向に体格を小さくできる。
【0008】また前記界磁電流制御により、飛び飛びの
磁石磁束が電機子を経て隣接する界磁鉄心磁極に帰って
くる部分において、界磁巻線電磁石より逆方向の磁束を
流すことにより、それらの電機子巻線への総合磁束鎖交
量が加減できるため、従来のような大きな電機子電流の
制御を必要とせず界磁巻線の通電制御にて回転機の出力
制御が出来ることとなる。
【0009】また、次に請求項2に示す構成では、前記
界磁鉄心は椀状成形してなり、その内径面に前記永久磁
石を固設している。
【0010】この構成により前記課題が次のように解決
される。
【0011】椀状の回転方向に連続体であるために、電
機子に与える所定磁束の通過が、従来の爪状磁極などの
肉厚に比べて薄い界磁鉄心(椀の肉厚)とできて、それ
と連接する界磁鉄心が全体として薄くでき軸方向が小さ
くなるとともに、電機子の外径に空隙面を設定すること
により、いわゆる出力容量D2Lが大きくできて格段に
高性能化できる。そのう椀の内径への磁石配置であるこ
とから、遠心力にも強く、その分高回転にも耐えそれに
よる高出力化効果も発揮できる。それらによって所望出
力を実現する為の体格が全体として格段に小さくできる
こととなる。
【0012】また、次に請求項3に示す構成では、前記
界磁鉄心磁極基礎面に対して前記界磁巻線起磁力と磁気
回路上並列となり、かつ前記界磁巻線起磁力とは逆極性
となる残留永久磁石磁束キャンセル用の他の永久磁石起
磁力源を配置している。
【0013】この構成により前記課題が次のように解決
される。すなわち、前述の磁気回路構成のままでは、界
磁電流をオフした時でも前記磁石磁束が電機子鉄心を経
て非磁石界磁鉄心磁極に戻るので電機子との磁石磁束の
鎖交量がのこり、出力してしまうところを、界磁電流を
反転させなくても前記残留永久磁石磁束をキャンセルす
ることができる。そのため、Hブリッジ構成などの界磁
電流の反転回路を必要とせず、界磁制御がより簡素化で
きることとなる。
【0014】また、次に請求項4に示す構成では、前記
電機子巻線は平角型導体を整列巻きしている。
【0015】この構成により前記課題が次のように解決
される。すなわち、電機子巻線のコイルエンドターン部
が整列して軸方向の長さが縮小するので、界磁鉄心の連
接部を張り出す必要もなく界磁磁気回路が短くてすみそ
のために界磁起磁力損失も小さくなり、電機子の寸法の
みならず界磁磁気回路も小さくて済み、全体として格段
に小型化特に軸方向が小さくできる。
【0016】また、次に請求項5に示す構成では、前記
界磁鉄心は、回転機とり付け用部材を兼ねている。
【0017】この構成により前記課題が次のように解決
される。すなわち電機子と回転子の相互の位置制度を左
右する組み付け部品点数がへり、その位置決め誤差の集
積が少なくて済み、その結果電機子鉄心と回転子の軸心
誤差がへるので、電機子と回転子の空隙寸法を縮小する
ことができる。これにより大幅に回転機の出力が増やせ
て全体として格段に小型化特に軸方向が小さくできる。
【0018】また、次に請求項6に示す構成では、前記
電機子鉄心と界磁鉄心とは、軸方向空隙を介して対面さ
せている。
【0019】この構成により前記課題が次のように解決
される。すなわち、界磁鉄心磁極や磁石磁極の全体構造
が軸方向に短くできる。またこのために界磁鉄心の軸方
向の張りだしも格段に小さくなり界磁磁気回路が短くて
すみそのために界磁起磁力損失も小さくなる。また電機
子巻線の軸方向の張りだし寸法も干渉することなく納め
ることができ、界磁巻線の巻装平均径も小さくて済む。
このように各部分の設計が軸方向に小さくできるように
相互に作用しあうことや、部分的に大幅な高性能化が図
れる設計効果とから、所定要求性能の設計要件のもとで
全体が格段に小さくできることとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]車両走行用エ
ンジンに直結した発電機に適用した第1の実施例につい
て図1を参照してその構成を説明する。
【0021】アルミハウジング1に、軟鉄製の第1固定
界磁鉄心7が第2固定界磁鉄心とともに取り付けられ、
前記第1固定界磁鉄心7には積層鉄板よりなる電機子鉄
心2が取り付けられ該電機子鉄心2には電機子巻線3が
巻装されており、該巻線3は前記アルミハウジングに図
示なき熱放散用の熱伝導シートを介して熱的に良好に接
触している。前記積層鉄心2の外径面は、後述するが鉄
製ハブ兼用の界磁回転子鉄心10と空隙面5を介して対
向している。前記第1固定界磁回転子鉄心7には、固定
界磁巻線6が巻装されており、また第2固定界磁鉄心9
が図示のように当接している。第2固定界磁鉄心9の軸
方向端面に回転自在に対向するように、前記界磁回転子
鉄心を兼ねる鉄製ハブが回転軸である鞍インクシャフト
14や、トルクコンバータ13に締結固定されている。
【0022】前記鉄製ハブ10の外径部は椀状に形成さ
れており、その内径面であって、前記電機子鉄心2の外
径面には図2に示すように空隙面5を介して永久磁石磁
極4が電気角360°ピッチで固設されており、またそ
の磁石と磁石の間は、前記界磁鉄心が磁石磁極面とほぼ
同一面に形成されて電機子と対向するようになっており
非磁石の界磁鉄心自身の磁極面12を形成している。前
記永久磁石4は前記電機子鉄心2に対して同一極性を対
向するように着磁しており、図2中の極性表示のように
着磁している。すなわちその極性とは、同図中一点鎖線
に示す磁束の流れる方向が前記界磁巻線6は界磁電流を
正方向流す方向であり、回転機出力が増す方向としてお
り、すなわち前記非磁石界磁鉄心磁極12に生じる極性
とは逆となる着磁としている。
【0023】また図2に示すように電機子鉄心は磁極ピ
ッチ電気角180°の中に電機子鉄心歯状部を六つ擁
し、図3のように位相差30°の二組の三相巻線をもつ
巻線仕様、また結線となっている。 また詳細図示は省
略しているが導線断面は略矩形の、平角導線であり、こ
れを整列巻回しており、コイルエンドターンは約8mm
と、通常の同一体格の電機子と比べて約1/3と小型に
なっている。
【0024】次にこの第1実施例の作動について説明す
る。クランクシャフト14の回転にともないハブ10が
回転しこれに固定された磁石磁極4、非磁石磁極である
界磁鉄心磁極12が回転して電機子鉄心2に交番磁界を
与えて、電機子巻線3に電圧を誘導する。発電された電
圧は、前記電機子巻線3に接続された図3の三相整流器
393に導かれて、直流に変換されて図示なき車両の蓄
電池に導かれ充電する。
【0025】界磁巻線6と電機子巻線3はともに通電に
伴い発熱するが、前記界磁巻線3の外周囲は固定界磁鉄
心7などを通して放熱される。また前記のようにアルミ
ハウジング1に対して電機子巻線3のエンドターン部が
熱的に良好に接触しているので、前記電機子巻線は主に
熱伝導によって良好に冷却される。
【0026】前記蓄電池は、その充電量の増加に伴い電
池の充電電圧が上昇するが、図3の界磁電流制御装置3
96が、この電圧を検知して、前記界磁巻線6(図5で
は394)の電流量を減少する。これにより前記電機子
巻線3(図5では391,392)の発電量が減少す
る。また前記充電電圧が減少すると、前記界磁巻線6の
電流を増加して、前記電機子巻線3の発電量を増す。
【0027】また、電機子断面が略矩形状の平角導線か
らなり、これを捻ってセグメントコンダクターとしてス
ロットに軸方向から差込み、他方で溶接して連続巻線と
して形成している。この巻線は、2磁極ピッチに対して
12個の電機子鉄心歯状部に対して、電気角30°の位
相差を有する二組の三相回路を形成している。すなわち
図5の如く結線することにより、二組の電気角位相差3
0°の三相交流−直流双方向変換回路を構成して、これ
により、三相の電機子反作用の形成する第三高調波の時
間的磁気的歪みに基づく騒音を低減している。
【0028】ここでさらに前記界磁電流の増減と、電機
子巻線に鎖交する磁束量の増減すなわち発電量の調整に
ついて詳細説明する。
【0029】図2に示す横断面において磁束ループに示
す部分に着目して説明する。図2において界磁巻線の電
流の有無にかかわらず各永久磁石磁極4は隣り合う各非
磁石磁極12に反対極性を発生させる。そのため電機子
鉄心を介して同一空隙面側の隣り合う異極間にて実線に
示す磁束の流れが生じる。そのためこの分による電機子
巻線中での発電電圧は常に発生している。次に界磁巻線
6に正方向に電流を通じて、前記非磁石磁極すなわち界
磁鉄心磁極に、もともと前記永久磁石で与えられていた
極性(たとえば図中にはN極性を示す)をより強めるよ
うに界磁巻線の起磁力を与えることにより、図2中に非
磁石磁極12から固定界磁鉄心7と向かう一点鎖線の流
れとして示すように磁束が流れて、前記の永久磁石によ
る電機子巻線の磁束鎖交量は更に増加して、その結果発
電量が増加する。
【0030】また、前記界磁電流を小さくした時、例え
ばゼロにしたときは、図1に示す残留永久磁石磁束キャ
ンセル用の磁石によって、前記非磁石磁束すなわち界磁
鉄心12に、逆の極性(例えば、前記の増電流の際の例
に対応させるとS極が)が生じるので、図2中の破線で
示すように前記永久磁石磁極4の磁束をキャンセルする
こととなり、電機子の総合発電電圧はゼロにすることが
できる。このように界磁巻線の電流を逆方向に流してゼ
ロにしなくても、あらかじめ逆バイアスをするように永
久磁石を配置しておくことで、界磁巻線の電流制御は、
図2に示すように簡略化できることとなる。
【0031】以上のような構造とすることにより軸方向
の寸法が小さくなり搭載が容易となりまた励磁電力が節
減でき効率がよく、永久磁石を利用しながら簡単な界磁
電流制御で発電制御ができまた簡単な組み立てで大量生
産に向く実用的なエンジン直結発電機が提供できること
となった。
【0032】本実施例の具体的試作例として、外径φ2
80mm,全長20mmにて、8kw(600rp
m)、効率85%となり、従来技術でのランデル型鉄心
同期機での試作例(外径φ280mm,全長80mmに
て、5kw(600rpm)、効率76%)に対して大
幅に薄型かつ高出力となった。
【0033】[第2の実施形態]次に第二の実施例を図
4に示す。前記第一実施例では電機子鉄心の内径を空隙
面としていたが、ここに示すものでは軸方向端面を空隙
面としている。このようにすると、特に軸方向制約が厳
しく径方向に制約がゆるいケースにおいては空隙面積が
よりおおきく拡大できることから、特に有用であること
は明らかである。また図示していないが磁極4,12や
電機子鉄心2の歯状部は部分扇形状である。電機子巻線
3は二組の三相巻線を有しており相互に30°の位相差
をもっており、それらは第1実施例の回路構成すなわち
図2と同一としている。また界磁磁気回路における第1
固定界磁鉄心7と第2固定界磁鉄心9との間には、残留
永久磁石キャンセル用の永久磁石8が、締結ボルト80
1により、過大応力を避ける為の非磁性のアルミ製着座
スペーサ802を介して、挟持固定されている。
【0034】[その他の実施形態]前記第1,第2実施
例では、1磁極ピッチに対して電機子鉄心歯状部を6つ
として、二組の三相電機子巻線を巻装しているが、一組
でもよく、また短節でも全節でも、集中巻きでも分布ま
きでもよいことはいうまでもない。
【0035】また前記実施例ではエンジン直結の発電機
への適用例を示したが、電動機でも、発電電動機でもよ
く、また民生用のモータでも、小型携帯機器用のモータ
への適用でもよく、またそれぞれの適用用途に応じてさ
まざまな設計態様の応用態様を図ることができることは
いうまでもない。
【0036】また上述の各実施例では界磁鉄心の表面に
磁石を貼りつける仕様としているが、磁石の磁気回路中
どこに設けるかは適宜変更できる。例えば磁束を集中す
るために全ての磁極には軟鉄磁極片を用いて、内奥部に
磁石を配置したり、また回転子表面に磁石を貼りつける
にしても、その外周に遠心力拘束用のナイロン,カーボ
ン繊維を巻装したり、非磁性ステンレス板を張り付けた
り、薄い磁性シートをある程度の磁気漏れを覚悟して使
用するなどの構成できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明となる第一実施例の説明図である。
【図2】図1に示す第1実施例におけるAA断面の説明
図である。
【図3】図1に示す第1実施例の基本回路構成の説明図
である。
【図4】第2実施例の構造説明のための主要断面図であ
る。
【符号の説明】 1…アルミハウジング、 2…電機子鉄心、 3…電機子巻線、 4…永久磁石磁極、 5…空隙面、 6…固定界磁巻線、 7…第1固定界磁鉄心、 8…残留永久磁石キャンセル用の永久磁石、 9…第2固定界磁鉄心、 10…鉄製ハブ、 11…締結ボルト、 12…界磁鉄心磁極、 13…トルコン、 14…クランクシャフト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子巻線を有する電機子積層鉄心と、
    空隙を介して回転自在に前記鉄心と対向する電気角ほぼ
    360度ピッチで配置された単極性の界磁鉄心磁極面
    と、該界磁鉄心磁極面と周方向に隣接し磁気的に連接し
    た界磁鉄心の上に、前記界磁鉄心磁極面の極性と異なる
    極性の永久磁石を起磁力源とした永久磁石起磁力源磁極
    を設けるとともに、前記界磁鉄心磁極と前記電機子鉄心
    バックヨーク部とを磁気的に連接し、かつ該連接磁気回
    路ループの中に界磁巻線を配置したことを特徴とする磁
    石併用誘導子型回転機。
  2. 【請求項2】 前記界磁鉄心は椀状成形してなり、その
    内径面に前記永久磁石を起磁力が前記界磁起磁力と逆方
    向起磁力となるように着磁して固設したことを特徴とす
    る請求項1に記載の磁石併用誘導子型回転機。
  3. 【請求項3】 前記界磁鉄心磁極に対して前記界磁巻線
    起磁力の与える極性とは逆の極性となる永久磁石起磁力
    源を前記界磁鉄心の回路に配置し、かつ前記界磁巻線の
    電流を単一の開閉制御素子で加減制御を行なうことを特
    徴とする請求項1または2項に記載の磁石併用誘導子型
    回転機。
  4. 【請求項4】 前記電機子巻線は平角型導体を整列巻装
    してなることを特徴とする請求項1乃至3項のいずれか
    1つに記載の磁石併用誘導子型回転機。
  5. 【請求項5】 前記界磁鉄心は、回転機とり付け用部材
    を兼ねたことを特徴とする、請求項1乃至4項のいずれ
    か1つに記載の磁石併用誘導子型回転機。
  6. 【請求項6】 前記電機子鉄心と界磁鉄心とは、軸方向
    空隙を介して対面することを特徴とする請求項1乃至5
    項のいずれか1つに記載の磁石併用誘導子型回転機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108631463A (zh) * 2017-03-16 2018-10-09 上海艾高实业有限公司 一种多边励磁永磁电机

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CN108631463A (zh) * 2017-03-16 2018-10-09 上海艾高实业有限公司 一种多边励磁永磁电机
CN108631463B (zh) * 2017-03-16 2024-03-05 上海艾高实业有限公司 一种多边励磁永磁电机

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