JP2003162915A - 面発光体および液晶表示装置 - Google Patents
面発光体および液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2003162915A JP2003162915A JP2001363362A JP2001363362A JP2003162915A JP 2003162915 A JP2003162915 A JP 2003162915A JP 2001363362 A JP2001363362 A JP 2001363362A JP 2001363362 A JP2001363362 A JP 2001363362A JP 2003162915 A JP2003162915 A JP 2003162915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light guide
- plate
- convex
- guide portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発光面３２から高い出射光輝度が得られると
共に対向面３３から外部への光の漏洩や散乱を抑制し視
認性を向上した面発光体１を得る。 【解決手段】 柱状導光部２０と板状導光部３０とを有
し、柱状導光部２０は受光端面から入射した光を長手方
向に沿う出射面２２から帯状光束Ｌ1として出射するよ
うに構成され、板状導光部３０は出射面２２から出射し
た前記帯状光束を入射側面で受光し、発光面３２から面
状光束Ｌ2として出射するように構成された面発光体で
あって、板状導光部３０の入射側面に、出射面２２の方
向に凸となる凸面部３１が設けられている。
共に対向面３３から外部への光の漏洩や散乱を抑制し視
認性を向上した面発光体１を得る。 【解決手段】 柱状導光部２０と板状導光部３０とを有
し、柱状導光部２０は受光端面から入射した光を長手方
向に沿う出射面２２から帯状光束Ｌ1として出射するよ
うに構成され、板状導光部３０は出射面２２から出射し
た前記帯状光束を入射側面で受光し、発光面３２から面
状光束Ｌ2として出射するように構成された面発光体で
あって、板状導光部３０の入射側面に、出射面２２の方
向に凸となる凸面部３１が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は面発光体および液晶
表示装置に係り、特に、液晶表示装置の照明に用いると
き優れた画像輝度と視認性が得られる面発光体、および
この面発光体を用いた液晶表示装置に関する。
表示装置に係り、特に、液晶表示装置の照明に用いると
き優れた画像輝度と視認性が得られる面発光体、および
この面発光体を用いた液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話機や携帯用表示端末機などに多
く用いられる反射型液晶表示装置は、一般に表示画面の
照明を外光に依存しているので、外光が不足する環境下
では表示画像の視認性が極端に低下するという問題があ
った。この問題を解決するために、反射型の液晶表示ユ
ニットの表示面上にフロントライトと呼ばれる面発光体
を装備して補助光源として用いる液晶表示装置が提案さ
れている。この面発光体を備えた液晶表示装置は、昼間
の屋外や明るい室内など外光が十分に得られる環境では
外光により表示画面を照明し、暗い環境下では前記面発
光体を発光させて表示画面全体を照明している。
く用いられる反射型液晶表示装置は、一般に表示画面の
照明を外光に依存しているので、外光が不足する環境下
では表示画像の視認性が極端に低下するという問題があ
った。この問題を解決するために、反射型の液晶表示ユ
ニットの表示面上にフロントライトと呼ばれる面発光体
を装備して補助光源として用いる液晶表示装置が提案さ
れている。この面発光体を備えた液晶表示装置は、昼間
の屋外や明るい室内など外光が十分に得られる環境では
外光により表示画面を照明し、暗い環境下では前記面発
光体を発光させて表示画面全体を照明している。
【０００３】従来から用いられている前記液晶表示装置
の一例を図１５および図１６（ａ）（ｂ）に示す。図１
５は前記液晶表示装置の斜視図であり、図１６（ａ）は
前記液晶表示装置の一部を表示面側から見た平面図、図
１６（ｂ）はその線Ｘ−Ｘで切った断面図である。この
液晶表示装置１００は、面発光体１０１と液晶表示ユニ
ット５０とからなっている。面発光体１０１は概略、光
源１０と柱状導光部２０と板状導光部１３０とからなっ
ている。光源１０は冷陰極管またはＬＥＤなどの発光素
子からなり、柱状導光部２０および板状導光部１３０は
透明なアクリル樹脂などを射出成形して形成されてい
る。液晶表示ユニット５０は板面の垂線方向に透光性の
液晶表示板５１と反射層５２とからなっている。
の一例を図１５および図１６（ａ）（ｂ）に示す。図１
５は前記液晶表示装置の斜視図であり、図１６（ａ）は
前記液晶表示装置の一部を表示面側から見た平面図、図
１６（ｂ）はその線Ｘ−Ｘで切った断面図である。この
液晶表示装置１００は、面発光体１０１と液晶表示ユニ
ット５０とからなっている。面発光体１０１は概略、光
源１０と柱状導光部２０と板状導光部１３０とからなっ
ている。光源１０は冷陰極管またはＬＥＤなどの発光素
子からなり、柱状導光部２０および板状導光部１３０は
透明なアクリル樹脂などを射出成形して形成されてい
る。液晶表示ユニット５０は板面の垂線方向に透光性の
液晶表示板５１と反射層５２とからなっている。
【０００４】柱状導光部２０は、細長い角柱状に成形さ
れ、その受光端面２１が光源１０からの光を受光する
と、入射した光を長手方向に沿う出射面２２から帯状光
束Ｌ1として出射するように構成されている。この柱状
導光部２０は、その出射面２２と対向する側面（以下
「反射面」という）２３に、複数のプリズム状傾斜面２
４…が形成されている。このプリズム状傾斜面２４…は
何れもその稜線２５が板状導光部１３０の面に垂直な方
向（図１５のＹ軸方向）に延びていて、光源１０から柱
状導光部２０に入射した光のうち、このプリズム状傾斜
面２４…に射突した光の多くは反射して出射面２２から
帯状光束Ｌ1として出射される。このときプリズム状傾
斜面２４…の数や配置、それぞれの傾斜角などを適宜に
選択することにより柱状導光部２０の出射面２２から出
射される帯状光束Ｌ1の輝度と均一性が良好にバランス
するよう調整される。
れ、その受光端面２１が光源１０からの光を受光する
と、入射した光を長手方向に沿う出射面２２から帯状光
束Ｌ1として出射するように構成されている。この柱状
導光部２０は、その出射面２２と対向する側面（以下
「反射面」という）２３に、複数のプリズム状傾斜面２
４…が形成されている。このプリズム状傾斜面２４…は
何れもその稜線２５が板状導光部１３０の面に垂直な方
向（図１５のＹ軸方向）に延びていて、光源１０から柱
状導光部２０に入射した光のうち、このプリズム状傾斜
面２４…に射突した光の多くは反射して出射面２２から
帯状光束Ｌ1として出射される。このときプリズム状傾
斜面２４…の数や配置、それぞれの傾斜角などを適宜に
選択することにより柱状導光部２０の出射面２２から出
射される帯状光束Ｌ1の輝度と均一性が良好にバランス
するよう調整される。
【０００５】板状導光部１３０は板状に成形され、柱状
導光部２０の出射面２２から出射した帯状光束Ｌ1をそ
の側面（以下「入射側面」という）１３１で受光し、板
面の一方である発光面１３２から面状光束Ｌ2として液
晶表示ユニット５０の液晶表示板５１に向けて出射する
ように構成されている。板状導光部１３０の発光面１３
２と対向する面（以下「対向面」という）１３３には、
複数のプリズム状傾斜面１３４…が形成されている。こ
のプリズム状傾斜面１３４…は何れもその稜線１３５が
柱状導光部２０の長手方向（Ｚ−Ｚ）に延びていて、入
射側面１３１から入射した帯状光のうち、このプリズム
状傾斜面１３４…に射突した光の多くは反射して発光面
１３２から面状光束Ｌ2として出射される。このときプ
リズム状傾斜面１３４…の数や配置、それぞれの傾斜角
などを適宜に選択することにより板状導光部１３０の発
光面１３２から出射される面状光束Ｌ2の輝度と均一性
が良好にバランスするよう調整される。
導光部２０の出射面２２から出射した帯状光束Ｌ1をそ
の側面（以下「入射側面」という）１３１で受光し、板
面の一方である発光面１３２から面状光束Ｌ2として液
晶表示ユニット５０の液晶表示板５１に向けて出射する
ように構成されている。板状導光部１３０の発光面１３
２と対向する面（以下「対向面」という）１３３には、
複数のプリズム状傾斜面１３４…が形成されている。こ
のプリズム状傾斜面１３４…は何れもその稜線１３５が
柱状導光部２０の長手方向（Ｚ−Ｚ）に延びていて、入
射側面１３１から入射した帯状光のうち、このプリズム
状傾斜面１３４…に射突した光の多くは反射して発光面
１３２から面状光束Ｌ2として出射される。このときプ
リズム状傾斜面１３４…の数や配置、それぞれの傾斜角
などを適宜に選択することにより板状導光部１３０の発
光面１３２から出射される面状光束Ｌ2の輝度と均一性
が良好にバランスするよう調整される。
【０００６】液晶表示ユニット５０の液晶表示板５１は
一般に用いられているものであって、液晶分子の駆動に
よって、表示面に垂直な光の透過／不透過が動的に制御
される。液晶表示板５１に向けて出射された光のうち、
液晶分子の配向によって板面の垂線方向に光透過性とさ
れた液晶表示板５１の部分を透過した光は、反射層５２
によって反射され、再び液晶表示板５１を垂直方向に透
過し、更に板状導光部１３０も透過する。これによって
液晶表示板５１により形成された画像が板状導光部１３
０の上方から視認できるようになる。
一般に用いられているものであって、液晶分子の駆動に
よって、表示面に垂直な光の透過／不透過が動的に制御
される。液晶表示板５１に向けて出射された光のうち、
液晶分子の配向によって板面の垂線方向に光透過性とさ
れた液晶表示板５１の部分を透過した光は、反射層５２
によって反射され、再び液晶表示板５１を垂直方向に透
過し、更に板状導光部１３０も透過する。これによって
液晶表示板５１により形成された画像が板状導光部１３
０の上方から視認できるようになる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の液晶表示装
置１００は小型の携帯用機器に多く用いられるので、面
発光体１０１による照明に際しては、光源１０を小型化
すると共に消費電力を極力低減し、なおかつ充分な画像
輝度と視認性の向上とが求められる。しかし、光源１０
からの光は一般に拡散性であることに加え、面発光体１
０１は前記のように光の進路が柱状導光部２０内と面状
導光部１３０内との２箇所でほぼ直角方向に反射を繰り
返し、しかもその反射が入射光の一部しか利用できない
前記プリズム状傾斜面に依存しているので導光損失が大
きく、出射光に充分な輝度が得られないばかりか、板状
導光部１３０の対向面１３３が光透過性であることか
ら、この対向面１３３から外部への光の漏洩や散乱があ
って、ヘイズやグレアを発生し画像コントラストを低下
させ、視認性を悪くする原因になっていた。本発明は前
記の課題を解決するためになされたものであり、従って
その目的は、発光面からの出射光に高い輝度が得られる
と共に対向面から外部への光の漏洩や散乱が抑制され視
認性が向上した面発光体、およびこの面発光体を用いた
液晶表示装置を提供することにある。
置１００は小型の携帯用機器に多く用いられるので、面
発光体１０１による照明に際しては、光源１０を小型化
すると共に消費電力を極力低減し、なおかつ充分な画像
輝度と視認性の向上とが求められる。しかし、光源１０
からの光は一般に拡散性であることに加え、面発光体１
０１は前記のように光の進路が柱状導光部２０内と面状
導光部１３０内との２箇所でほぼ直角方向に反射を繰り
返し、しかもその反射が入射光の一部しか利用できない
前記プリズム状傾斜面に依存しているので導光損失が大
きく、出射光に充分な輝度が得られないばかりか、板状
導光部１３０の対向面１３３が光透過性であることか
ら、この対向面１３３から外部への光の漏洩や散乱があ
って、ヘイズやグレアを発生し画像コントラストを低下
させ、視認性を悪くする原因になっていた。本発明は前
記の課題を解決するためになされたものであり、従って
その目的は、発光面からの出射光に高い輝度が得られる
と共に対向面から外部への光の漏洩や散乱が抑制され視
認性が向上した面発光体、およびこの面発光体を用いた
液晶表示装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、柱状導光部と板状導光部とを有し、前記
柱状導光部は端面から入射した光を長手方向に沿う側面
（出射面）から帯状光束として出射するように構成さ
れ、前記板状導光部は前記柱状導光部が出射した前記帯
状光束を側面（入射側面）で受光し、板面から面状光束
として出射するように構成された面発光体であって、前
記柱状導光部の前記出射面と、前記板状導光部の前記入
射側面との間に、少なくとも前記出射面の方向に凸とな
る凸面部が設けられた面発光体を提供する。本発明者ら
は、小型省電力の光源を用い、しかも反射型液晶表示装
置のフロントライトとして充分な画像輝度と視認性とが
得られる面発光体を開発すべく鋭意研究の結果、面発光
体の構成要素である柱状導光部の出射面と、板状導光部
の入射側面との間に、少なくとも前記出射面の方向に凸
となる凸面部を設けることにより、出射面から出射され
る光の拡散を適度に抑制し、板状導光部の板面から光を
面状光束として効率よく出射させ得ることを見出し本発
明に到達した。すなわち、従来のこの種の柱状導光部と
板状導光部とは平面的な境界を介して連結されていたの
で、柱状導光部の出射面から出射した光が板状導光部内
で広い角度に拡散し、面状光束として出射する板面（発
光面）以外の面から光が外部に漏洩したり散乱したりし
て充分な光量が発光面から出射せず、光の利用効率が悪
いばかりでなくヘイズやグレアを発生し画像コントラス
トを低下させ、視認性を悪くする原因になっていた。本
発明の面発光体によれば、板状導光部内部の光の拡散が
好適に制御され、発光面以外の面から漏洩したり散乱し
たりすることによる光の損失や視認性の低下を抑制する
ことができ、発光面からより多くの光を面状光束として
出射させることができる。
めに本発明は、柱状導光部と板状導光部とを有し、前記
柱状導光部は端面から入射した光を長手方向に沿う側面
（出射面）から帯状光束として出射するように構成さ
れ、前記板状導光部は前記柱状導光部が出射した前記帯
状光束を側面（入射側面）で受光し、板面から面状光束
として出射するように構成された面発光体であって、前
記柱状導光部の前記出射面と、前記板状導光部の前記入
射側面との間に、少なくとも前記出射面の方向に凸とな
る凸面部が設けられた面発光体を提供する。本発明者ら
は、小型省電力の光源を用い、しかも反射型液晶表示装
置のフロントライトとして充分な画像輝度と視認性とが
得られる面発光体を開発すべく鋭意研究の結果、面発光
体の構成要素である柱状導光部の出射面と、板状導光部
の入射側面との間に、少なくとも前記出射面の方向に凸
となる凸面部を設けることにより、出射面から出射され
る光の拡散を適度に抑制し、板状導光部の板面から光を
面状光束として効率よく出射させ得ることを見出し本発
明に到達した。すなわち、従来のこの種の柱状導光部と
板状導光部とは平面的な境界を介して連結されていたの
で、柱状導光部の出射面から出射した光が板状導光部内
で広い角度に拡散し、面状光束として出射する板面（発
光面）以外の面から光が外部に漏洩したり散乱したりし
て充分な光量が発光面から出射せず、光の利用効率が悪
いばかりでなくヘイズやグレアを発生し画像コントラス
トを低下させ、視認性を悪くする原因になっていた。本
発明の面発光体によれば、板状導光部内部の光の拡散が
好適に制御され、発光面以外の面から漏洩したり散乱し
たりすることによる光の損失や視認性の低下を抑制する
ことができ、発光面からより多くの光を面状光束として
出射させることができる。
【０００９】前記凸面部は、前記板状導光部本体と一体
に成形されていることが好ましい。凸面部は一般に、出
射面と入射側面との間に独立した部材として挿入しても
よいが、導光損失と面発光体作成時の煩雑さを考慮する
と、凸面部が板状導光部本体の入射側面と一体化して成
形されていることが望ましい。
に成形されていることが好ましい。凸面部は一般に、出
射面と入射側面との間に独立した部材として挿入しても
よいが、導光損失と面発光体作成時の煩雑さを考慮する
と、凸面部が板状導光部本体の入射側面と一体化して成
形されていることが望ましい。
【００１０】前記凸面部は、稜線が前記柱状導光部の長
手方向に延びる１以上の筒形凸レンズの形状に成形され
ていることが好ましい。前記筒形凸レンズ形状の曲率半
径は、当該形状の弦長の０．７５倍〜１．６倍の範囲内
とされていることが好ましい。凸面部を、稜線が柱状導
光部の長手方向に延びる筒形凸レンズ形状（いわゆるシ
リンドリカルレンズ形状）に成形すれば、この筒形凸レ
ンズ形状の曲率を選択することにより、板状導光部にお
ける発光面と、これに対向する板面（対向面）との間の
光の拡散角を好適に制御することができ、面状光束の出
射光量と視認性とを共に向上させることができる。この
筒形凸レンズ形状は、凸面部に１条だけ形成されていて
もよく、出射面側に凸となる２条以上の筒形凸レンズ形
状が平行して形成されていてもよい。実験の結果、筒形
凸レンズ形状の曲率半径は、当該筒形凸レンズ形状の弦
長（断面弧の弦の長さ）の０．５倍〜２．０倍の範囲内
とすることがより効果的であることがわかった。
手方向に延びる１以上の筒形凸レンズの形状に成形され
ていることが好ましい。前記筒形凸レンズ形状の曲率半
径は、当該形状の弦長の０．７５倍〜１．６倍の範囲内
とされていることが好ましい。凸面部を、稜線が柱状導
光部の長手方向に延びる筒形凸レンズ形状（いわゆるシ
リンドリカルレンズ形状）に成形すれば、この筒形凸レ
ンズ形状の曲率を選択することにより、板状導光部にお
ける発光面と、これに対向する板面（対向面）との間の
光の拡散角を好適に制御することができ、面状光束の出
射光量と視認性とを共に向上させることができる。この
筒形凸レンズ形状は、凸面部に１条だけ形成されていて
もよく、出射面側に凸となる２条以上の筒形凸レンズ形
状が平行して形成されていてもよい。実験の結果、筒形
凸レンズ形状の曲率半径は、当該筒形凸レンズ形状の弦
長（断面弧の弦の長さ）の０．５倍〜２．０倍の範囲内
とすることがより効果的であることがわかった。
【００１１】前記凸面部は、１以上の球面凸レンズの形
状に成形されていてもよい。前記球面凸レンズ形状の曲
率半径は、当該形状の弦長の０．５倍〜２．０倍の範囲
内とされていることが好ましい。凸面部を、球面凸レン
ズ形状に形成すれば、この球面凸レンズ形状の曲率を選
択することにより、板状導光部における発光面と対向面
との間の光の拡散角を好適に制御することができ、面状
光束の出射光量と視認性とを共に向上させることができ
る。球面凸レンズ形状は入射側面全体を覆うように１個
だけ成形されていてもよく、２個以上が配列した形状に
成形されていてもよい。実験の結果、球面凸レンズ形状
の曲率半径は、当該球面凸レンズ形状の弦長の０．５倍
〜２．０倍の範囲内とすることがより効果的であること
がわかった。球面凸レンズ形状の曲率半径は柱状導光部
の長手方向と厚み方向とで同じでも異なっていてもよ
い。
状に成形されていてもよい。前記球面凸レンズ形状の曲
率半径は、当該形状の弦長の０．５倍〜２．０倍の範囲
内とされていることが好ましい。凸面部を、球面凸レン
ズ形状に形成すれば、この球面凸レンズ形状の曲率を選
択することにより、板状導光部における発光面と対向面
との間の光の拡散角を好適に制御することができ、面状
光束の出射光量と視認性とを共に向上させることができ
る。球面凸レンズ形状は入射側面全体を覆うように１個
だけ成形されていてもよく、２個以上が配列した形状に
成形されていてもよい。実験の結果、球面凸レンズ形状
の曲率半径は、当該球面凸レンズ形状の弦長の０．５倍
〜２．０倍の範囲内とすることがより効果的であること
がわかった。球面凸レンズ形状の曲率半径は柱状導光部
の長手方向と厚み方向とで同じでも異なっていてもよ
い。
【００１２】更に前記凸面部は、稜線が前記柱状導光部
の長手方向に延びる１以上の凸プリズムの形状に成形さ
れていてもよい。前記凸プリズム形状の底辺を挟む仰角
は、２°〜３５°の範囲内とされていることが好まし
い。凸面部を、稜線が柱状導光部の長手方向に延びる凸
プリズム形状（断面三角形）に成形すれば、この凸プリ
ズム形状の仰角を適宜選択することにより、板状導光部
における発光面と対向面との間の光の拡散角を好適に制
御することができ、面状光束の出射光量と視認性とを共
に向上させることができる。凸プリズム形状は凸面部に
１条だけ形成されていてもよく、２条以上が平行して形
成されていてもよい。実験の結果、凸プリズム形状の底
辺を挟む仰角（横断面における底辺と斜辺とが挟む角）
は、２°〜３５°の範囲内とすることがより効果的であ
ることがわかった。凸プリズム形状の仰角は底辺を挟む
双方が同じでも異なっていてもよい。
の長手方向に延びる１以上の凸プリズムの形状に成形さ
れていてもよい。前記凸プリズム形状の底辺を挟む仰角
は、２°〜３５°の範囲内とされていることが好まし
い。凸面部を、稜線が柱状導光部の長手方向に延びる凸
プリズム形状（断面三角形）に成形すれば、この凸プリ
ズム形状の仰角を適宜選択することにより、板状導光部
における発光面と対向面との間の光の拡散角を好適に制
御することができ、面状光束の出射光量と視認性とを共
に向上させることができる。凸プリズム形状は凸面部に
１条だけ形成されていてもよく、２条以上が平行して形
成されていてもよい。実験の結果、凸プリズム形状の底
辺を挟む仰角（横断面における底辺と斜辺とが挟む角）
は、２°〜３５°の範囲内とすることがより効果的であ
ることがわかった。凸プリズム形状の仰角は底辺を挟む
双方が同じでも異なっていてもよい。
【００１３】更に前記凸面部は、稜線が前記柱状導光部
の長手方向に延びる４分割筒形凸レンズ部と、前記稜線
を共有する片側傾斜面のプリズム部とからなる１以上の
複合型凸面形状に成形されていてもよい。ここで「４分
割筒形凸レンズ部」とは、円柱を軸心に沿って４分割し
た形状を意味する。この複合型凸面形状によって、板状
導光部における発光面と対向面との間の光の拡散角を好
適に制御することができ、面状光束の出射光量と視認性
とを向上させることができる。前記複合型凸面形状は凸
面部に１条だけ形成されていてもよく、２条以上が平行
して形成されていてもよい。また４分割筒形凸レンズ部
とプリズム部とは、これらの組が１稜線を共有していれ
ばよいので、それらの配列順序は特に限定されない。
の長手方向に延びる４分割筒形凸レンズ部と、前記稜線
を共有する片側傾斜面のプリズム部とからなる１以上の
複合型凸面形状に成形されていてもよい。ここで「４分
割筒形凸レンズ部」とは、円柱を軸心に沿って４分割し
た形状を意味する。この複合型凸面形状によって、板状
導光部における発光面と対向面との間の光の拡散角を好
適に制御することができ、面状光束の出射光量と視認性
とを向上させることができる。前記複合型凸面形状は凸
面部に１条だけ形成されていてもよく、２条以上が平行
して形成されていてもよい。また４分割筒形凸レンズ部
とプリズム部とは、これらの組が１稜線を共有していれ
ばよいので、それらの配列順序は特に限定されない。
【００１４】前記の各面発光体において、柱状導光部
は、前記出射面と対向する側面（反射面）に、前記端面
から入射した光を前記帯状光束の出射方向に反射する複
数のプリズム状傾斜面が形成されていることが好まし
い。この複数のプリズム状傾斜面は、稜線が反射面の延
びる方向と直角の方向に延びていることが好ましい。こ
れによって帯状光束の出射光輝度と均一性を向上するこ
とができる。
は、前記出射面と対向する側面（反射面）に、前記端面
から入射した光を前記帯状光束の出射方向に反射する複
数のプリズム状傾斜面が形成されていることが好まし
い。この複数のプリズム状傾斜面は、稜線が反射面の延
びる方向と直角の方向に延びていることが好ましい。こ
れによって帯状光束の出射光輝度と均一性を向上するこ
とができる。
【００１５】前記の各面発光体において、前記板状導光
部は、板面の垂線方向に光透過性であり、かつ前記入射
側面から入射した帯状光束の光を一方の板面（発光面）
から面状光束として出射する反射手段が設けられている
ことが好ましい。前記反射手段は、前記発光面と対向す
る板面（対向面）に形成され、、稜線が前記柱状導光部
の長手方向に延びる複数のプリズム状傾斜面からなるこ
とが好ましい。これによって本発明の面発光体は面状光
束を１方向（発光面側）に指向して出射できるようにな
り、かつ光が前記面発光体を垂直に透過できるようにな
り、本発明の面発光体を反射型液晶表示装置のフロント
ライトとして使用できるようになる。
部は、板面の垂線方向に光透過性であり、かつ前記入射
側面から入射した帯状光束の光を一方の板面（発光面）
から面状光束として出射する反射手段が設けられている
ことが好ましい。前記反射手段は、前記発光面と対向す
る板面（対向面）に形成され、、稜線が前記柱状導光部
の長手方向に延びる複数のプリズム状傾斜面からなるこ
とが好ましい。これによって本発明の面発光体は面状光
束を１方向（発光面側）に指向して出射できるようにな
り、かつ光が前記面発光体を垂直に透過できるようにな
り、本発明の面発光体を反射型液晶表示装置のフロント
ライトとして使用できるようになる。
【００１６】本発明は更に、前記の何れかの面発光体と
液晶表示ユニットとを備えた液晶表示装置を提供する。
本発明の液晶表示装置は、前記本発明の面発光体を液晶
表示面の照明に用いるので小型省電力の光源を用いなが
ら明るく視認性の高い画面が得られる。前記の面発光体
と液晶表示ユニットとの組合わせ順序は特に限定されな
い。例えば板状導光部が板面の垂線方向に光透過性であ
り、かつ入射側面から入射した帯状光束が面状光束とし
て一方の発光面から出射されるタイプの面発光体を上層
に配置し、その下に反射型液晶表示ユニットを表示面が
前記発光面と対向するように配置すれば、本発明の面発
光体をフロントライトとする反射型液晶表示装置が得ら
れる。また反射層を持たない透光性の液晶表示板を上層
に配置し、その下に、板状導光部の対向面を光反射性と
した本発明の面発光体を、その発光面が液晶表示板の裏
面と対向するように配置すれば、前記面発光体をバック
ライトとする反射型液晶表示装置が得られる。
液晶表示ユニットとを備えた液晶表示装置を提供する。
本発明の液晶表示装置は、前記本発明の面発光体を液晶
表示面の照明に用いるので小型省電力の光源を用いなが
ら明るく視認性の高い画面が得られる。前記の面発光体
と液晶表示ユニットとの組合わせ順序は特に限定されな
い。例えば板状導光部が板面の垂線方向に光透過性であ
り、かつ入射側面から入射した帯状光束が面状光束とし
て一方の発光面から出射されるタイプの面発光体を上層
に配置し、その下に反射型液晶表示ユニットを表示面が
前記発光面と対向するように配置すれば、本発明の面発
光体をフロントライトとする反射型液晶表示装置が得ら
れる。また反射層を持たない透光性の液晶表示板を上層
に配置し、その下に、板状導光部の対向面を光反射性と
した本発明の面発光体を、その発光面が液晶表示板の裏
面と対向するように配置すれば、前記面発光体をバック
ライトとする反射型液晶表示装置が得られる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態に限
定されるものではない。また、本実施の形態において参
照される各図面は、本発明の思想を説明するためのもの
であり、各部の形状寸法は実際のものと異なる。
を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態に限
定されるものではない。また、本実施の形態において参
照される各図面は、本発明の思想を説明するためのもの
であり、各部の形状寸法は実際のものと異なる。
【００１８】（実施形態１）図１は、本発明の実施形態
１の面発光体を示す平面図である。この面発光体１は概
略、二つの光源部１０，１０と、この光源部１０，１０
に挟まれた角柱状の柱状導光部２０と、柱状導光部２０
の一側面（出射面２２）に一側面（入射側面）３１を対
向させて延びる方形の板状導光部３０とからなってい
る。図１においてこの面発光体１は中央線（Ｘ−Ｘ）に
関して左右対称に構成されている。光源部１０，１０は
発光素子１１としてＬＥＤを内蔵するランプハウスから
なり、それぞれ、一方に設けられた照射窓から柱状導光
部２０のそれぞれの端面（受光端面）２１に向けて光を
照射するように配置されている。柱状導光部２０および
板状導光部３０はいずれも透明なアクリル樹脂から成形
されている。
１の面発光体を示す平面図である。この面発光体１は概
略、二つの光源部１０，１０と、この光源部１０，１０
に挟まれた角柱状の柱状導光部２０と、柱状導光部２０
の一側面（出射面２２）に一側面（入射側面）３１を対
向させて延びる方形の板状導光部３０とからなってい
る。図１においてこの面発光体１は中央線（Ｘ−Ｘ）に
関して左右対称に構成されている。光源部１０，１０は
発光素子１１としてＬＥＤを内蔵するランプハウスから
なり、それぞれ、一方に設けられた照射窓から柱状導光
部２０のそれぞれの端面（受光端面）２１に向けて光を
照射するように配置されている。柱状導光部２０および
板状導光部３０はいずれも透明なアクリル樹脂から成形
されている。
【００１９】柱状導光部２０は、長手方向（Ｚ−Ｚ方
向）に延びる４側面のうち、板状導光部３０の入射側面
（３１）と対向して配置された側面が出射面２２とさ
れ、この出射面２２と対向する側面が反射面２３とされ
ている。反射面２３には複数のプリズム状傾斜面２４…
が形成されている。このプリズム状傾斜面２４…は、何
れもその稜線２５が柱状導光部２０の厚み方向に延びて
いて、受光端面２１から柱状導光部２０に入射した光を
出射面２２側に均一に反射する形状に成形されている。
出射面２２は、受光端面２１から入射した光をＺ−Ｚ方
向に伸びる帯状光束Ｌ1として板状導光部３０に向けて
出射する面である。図示しないが出射面２２を除く柱状
導光部２０の３方の側面は全て反射膜により覆われてい
る。
向）に延びる４側面のうち、板状導光部３０の入射側面
（３１）と対向して配置された側面が出射面２２とさ
れ、この出射面２２と対向する側面が反射面２３とされ
ている。反射面２３には複数のプリズム状傾斜面２４…
が形成されている。このプリズム状傾斜面２４…は、何
れもその稜線２５が柱状導光部２０の厚み方向に延びて
いて、受光端面２１から柱状導光部２０に入射した光を
出射面２２側に均一に反射する形状に成形されている。
出射面２２は、受光端面２１から入射した光をＺ−Ｚ方
向に伸びる帯状光束Ｌ1として板状導光部３０に向けて
出射する面である。図示しないが出射面２２を除く柱状
導光部２０の３方の側面は全て反射膜により覆われてい
る。
【００２０】図２は、板状導光部３０の端部近辺を示す
斜視図である。図３は図１の線Ｘ−Ｘで切った断面図で
あり、本実施形態の面発光体１と液晶表示ユニット５０
とを組合わせて構成した本発明の液晶表示装置の一例を
示している。図１〜図３において、板状導光部３０は概
略方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が柱
状導光部２０の出射面２２に対向して配置され、板状導
光部３０の受光面とされている。この受光面には凸面部
３１が板状導光部３０の本体部分と一体に形成されてい
る。凸面部３１は、柱状導光部２０の方向に凸となる筒
形凸レンズ（シリンドリカルレンズ）の形状に成形され
ている。この筒形凸レンズ形状は、稜線（図２のＺ−Ｚ
で示す）の方向が柱状導光部２０の長手方向に延びてい
て、その曲率半径ｒは、この筒形凸レンズ形状の弦長Ｃ
（この場合は板状導光部３０の厚みＴに等しい）の０．
７５倍〜１．６倍の範囲内とされている。ここで「弦長
Ｃ」とは筒形凸レンズ形状の断面弧の弦の長さである。
この凸面部３１の筒形凸レンズ形状が本実施形態の特徴
となっている。
斜視図である。図３は図１の線Ｘ−Ｘで切った断面図で
あり、本実施形態の面発光体１と液晶表示ユニット５０
とを組合わせて構成した本発明の液晶表示装置の一例を
示している。図１〜図３において、板状導光部３０は概
略方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が柱
状導光部２０の出射面２２に対向して配置され、板状導
光部３０の受光面とされている。この受光面には凸面部
３１が板状導光部３０の本体部分と一体に形成されてい
る。凸面部３１は、柱状導光部２０の方向に凸となる筒
形凸レンズ（シリンドリカルレンズ）の形状に成形され
ている。この筒形凸レンズ形状は、稜線（図２のＺ−Ｚ
で示す）の方向が柱状導光部２０の長手方向に延びてい
て、その曲率半径ｒは、この筒形凸レンズ形状の弦長Ｃ
（この場合は板状導光部３０の厚みＴに等しい）の０．
７５倍〜１．６倍の範囲内とされている。ここで「弦長
Ｃ」とは筒形凸レンズ形状の断面弧の弦の長さである。
この凸面部３１の筒形凸レンズ形状が本実施形態の特徴
となっている。
【００２１】板状導光部３０の板面の一方は液晶表示ユ
ニット５０の表示面５３と対向するように配置され、発
光面３２とされている。板状導光部３０の発光面３２と
対向する外側の板面は対向面３３とされている。対向面
３３には複数のプリズム状傾斜面３４…が形成されてい
る。このプリズム状傾斜面３４…は、何れもその稜線３
５が柱状導光部２０の長手方向（Ｚ−Ｚ）と平行になる
ように成形され、かつ柱状導光部２０から板状導光部３
０に入射した光を発光面３２の方向に均一に反射する形
状に成形されている。
ニット５０の表示面５３と対向するように配置され、発
光面３２とされている。板状導光部３０の発光面３２と
対向する外側の板面は対向面３３とされている。対向面
３３には複数のプリズム状傾斜面３４…が形成されてい
る。このプリズム状傾斜面３４…は、何れもその稜線３
５が柱状導光部２０の長手方向（Ｚ−Ｚ）と平行になる
ように成形され、かつ柱状導光部２０から板状導光部３
０に入射した光を発光面３２の方向に均一に反射する形
状に成形されている。
【００２２】図３に示した液晶表示ユニット５０は液晶
表示板５１とその下側に配された反射層５２とからなっ
ている。液晶表示板５１は液晶層５４と、図示しないが
液晶層を駆動する電極と、この電極に断続的に電位を印
加する駆動回路と、偏光膜や必要ならカラーフィルタな
どの光制御板とを有し、液晶層５４の液晶分子の配向に
より透光／遮光のスイッチングが行われるようになって
いる。液晶表示板５１の構成や駆動方式は特に限定され
るものではない。反射層５２は、一例を図４に示すよう
に、有機膜５５の表面に内面が球面の一部をなす多数の
凹部５６ａ…が重なり合うように連続して形成されてお
り、この有機膜５５上に反射膜５７が成膜されてなって
いる。液晶表示板５１と反射層５２とは、液晶表示板５
１の表示面５３が板状導光部３０の発光面３２と対向す
るように積層されることで、反射型液晶表示ユニットを
構成している。
表示板５１とその下側に配された反射層５２とからなっ
ている。液晶表示板５１は液晶層５４と、図示しないが
液晶層を駆動する電極と、この電極に断続的に電位を印
加する駆動回路と、偏光膜や必要ならカラーフィルタな
どの光制御板とを有し、液晶層５４の液晶分子の配向に
より透光／遮光のスイッチングが行われるようになって
いる。液晶表示板５１の構成や駆動方式は特に限定され
るものではない。反射層５２は、一例を図４に示すよう
に、有機膜５５の表面に内面が球面の一部をなす多数の
凹部５６ａ…が重なり合うように連続して形成されてお
り、この有機膜５５上に反射膜５７が成膜されてなって
いる。液晶表示板５１と反射層５２とは、液晶表示板５
１の表示面５３が板状導光部３０の発光面３２と対向す
るように積層されることで、反射型液晶表示ユニットを
構成している。
【００２３】次に図１〜図３を用い、本実施形態の面発
光体１の作用について説明する。まず概略の光の経路を
説明すると、光源部１０，１０から放射されたＬＥＤ光
は柱状導光部２０のそれぞれの受光端面２１，２１から
入射し、柱状導光部２０内に導入される。柱状導光部２
０内に導入された光は反射面２３に成形された複数のプ
リズム状傾斜面２４…によって大部分の光は出射面２２
の方向に反射され、出射面２２から、この細長い面全体
が光る帯状光束Ｌ1として出射し、凸面部３１から板状
導光部３０内に導入される。板状導光部３０内に導入さ
れた光は、対向面３３に成形された複数のプリズム状傾
斜面３４…によって大部分の光は発光面３２の方向に反
射され、発光面３２から、面全体が光る面状光束Ｌ2と
して液晶表示ユニット５０の表示面５３を照射する。
光体１の作用について説明する。まず概略の光の経路を
説明すると、光源部１０，１０から放射されたＬＥＤ光
は柱状導光部２０のそれぞれの受光端面２１，２１から
入射し、柱状導光部２０内に導入される。柱状導光部２
０内に導入された光は反射面２３に成形された複数のプ
リズム状傾斜面２４…によって大部分の光は出射面２２
の方向に反射され、出射面２２から、この細長い面全体
が光る帯状光束Ｌ1として出射し、凸面部３１から板状
導光部３０内に導入される。板状導光部３０内に導入さ
れた光は、対向面３３に成形された複数のプリズム状傾
斜面３４…によって大部分の光は発光面３２の方向に反
射され、発光面３２から、面全体が光る面状光束Ｌ2と
して液晶表示ユニット５０の表示面５３を照射する。
【００２４】液晶表示ユニットの表示面５３を照射した
光の内、液晶分子の配向によって遮光されることなく液
晶層５４を透過した光は反射層５２に達し、この反射層
５２によって反射され、再び液晶層５４を透過する。板
状導光部３０は、板面に対してほぼ垂直に入射する液晶
表示ユニットからの反射光Ｌ3を透過することができる
ので、反射光Ｌ3は板状導光部３０を透過して対向面３
３から外部に出射され液晶層５４が形成する画像として
視認されるようになる。この板状導光部３０は、凸面部
３１以外の側面や上下の板面が、外光や光源光の余分な
反射や散乱に起因するヘイズやグレアを防止し画像コン
トラストを高めるために反射防止膜が施されていてもよ
い。
光の内、液晶分子の配向によって遮光されることなく液
晶層５４を透過した光は反射層５２に達し、この反射層
５２によって反射され、再び液晶層５４を透過する。板
状導光部３０は、板面に対してほぼ垂直に入射する液晶
表示ユニットからの反射光Ｌ3を透過することができる
ので、反射光Ｌ3は板状導光部３０を透過して対向面３
３から外部に出射され液晶層５４が形成する画像として
視認されるようになる。この板状導光部３０は、凸面部
３１以外の側面や上下の板面が、外光や光源光の余分な
反射や散乱に起因するヘイズやグレアを防止し画像コン
トラストを高めるために反射防止膜が施されていてもよ
い。
【００２５】本実施形態の面発光体１において、板状導
光部３０の凸面部３１の形状の効果を調べるため、筒形
凸レンズ形状の曲率半径ｒを種々変化させた試作品を作
成し、板状導光部３０の発光面３２から面状光束Ｌ2と
して出射する光の輝度と、対向面３３から漏洩してヘイ
ズやグレアの原因となる有害光の輝度とを測定した。輝
度の測定は、発光面３２において、図５に示すように、
板面の垂線から１°視野で輝度を測定し、その平均値を
測定点における輝度とした。比較例として板状導光部の
入射側面が平坦な従来型の面発光体について同様にそれ
ぞれ発光面と対向面から出射する光の輝度を測定した。
測定結果を図６に示す。図６において、横軸は、曲率半
径ｒをその弦長Ｃ（この場合は厚みＴに等しい）で割っ
た値ｒ／Ｃであり、縦軸は、各ｒ／Ｃ値を有する試作品
について発光面からの出射光輝度と対向面からの出射光
輝度とを、比較例におけるそれぞれの板面からの出射光
輝度を１００とした輝度比で示した値である。
光部３０の凸面部３１の形状の効果を調べるため、筒形
凸レンズ形状の曲率半径ｒを種々変化させた試作品を作
成し、板状導光部３０の発光面３２から面状光束Ｌ2と
して出射する光の輝度と、対向面３３から漏洩してヘイ
ズやグレアの原因となる有害光の輝度とを測定した。輝
度の測定は、発光面３２において、図５に示すように、
板面の垂線から１°視野で輝度を測定し、その平均値を
測定点における輝度とした。比較例として板状導光部の
入射側面が平坦な従来型の面発光体について同様にそれ
ぞれ発光面と対向面から出射する光の輝度を測定した。
測定結果を図６に示す。図６において、横軸は、曲率半
径ｒをその弦長Ｃ（この場合は厚みＴに等しい）で割っ
た値ｒ／Ｃであり、縦軸は、各ｒ／Ｃ値を有する試作品
について発光面からの出射光輝度と対向面からの出射光
輝度とを、比較例におけるそれぞれの板面からの出射光
輝度を１００とした輝度比で示した値である。
【００２６】図６の結果から、板状導光部３０の凸面部
３１を筒形凸レンズ形状に成形した本実施形態の面発光
体は、入射側面が平坦な従来型の面発光体より、発光面
３２から出射される光の輝度が明らかに向上しており、
かつヘイズやグレアの原因となる対向面３３からの漏洩
光が明らかに減少していることがわかる。特に０．７５
ｒ／Ｃ〜１．６ｒ／Ｃの範囲内で大きい効果が得られて
いる。
３１を筒形凸レンズ形状に成形した本実施形態の面発光
体は、入射側面が平坦な従来型の面発光体より、発光面
３２から出射される光の輝度が明らかに向上しており、
かつヘイズやグレアの原因となる対向面３３からの漏洩
光が明らかに減少していることがわかる。特に０．７５
ｒ／Ｃ〜１．６ｒ／Ｃの範囲内で大きい効果が得られて
いる。
【００２７】（実施形態２）実施形態２の面発光体は、
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図７は、この実施形態における板状導光
部３０の端部近辺を示す斜視図である。図７において、
この板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に概略
方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が図示
しない柱状導光部の出射面２２に対向して配置され、帯
状光束を受光する凸面部３６とされている。この凸面部
３６は板状導光部３０の本体部分と一体に形成されてい
る。
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図７は、この実施形態における板状導光
部３０の端部近辺を示す斜視図である。図７において、
この板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に概略
方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が図示
しない柱状導光部の出射面２２に対向して配置され、帯
状光束を受光する凸面部３６とされている。この凸面部
３６は板状導光部３０の本体部分と一体に形成されてい
る。
【００２８】実施形態２の凸面部３６は、柱状導光部の
方向に凸となる２条の筒形凸レンズ３６ａ，３６ｂの形
状に成形されている。この筒形凸レンズ３６ａ，３６ｂ
は、いずれも稜線（Ｚ−Ｚ）が柱状導光部２０の長手方
向に延びている。筒形凸レンズ３６ａ，３６ｂの曲率半
径は同じでも異なっていてもよい。またそれぞれの弦長
Ｃも同じでも異なっていてもよい。本実施形態の場合、
筒形凸レンズ３６ａ，３６ｂの弦長Ｃはそれぞれ板状導
光部３０の厚みをＴとするときＴ／２とされている。ま
た曲率半径は、弦長Ｃの０．７５倍〜１．６倍の範囲内
とされている。
方向に凸となる２条の筒形凸レンズ３６ａ，３６ｂの形
状に成形されている。この筒形凸レンズ３６ａ，３６ｂ
は、いずれも稜線（Ｚ−Ｚ）が柱状導光部２０の長手方
向に延びている。筒形凸レンズ３６ａ，３６ｂの曲率半
径は同じでも異なっていてもよい。またそれぞれの弦長
Ｃも同じでも異なっていてもよい。本実施形態の場合、
筒形凸レンズ３６ａ，３６ｂの弦長Ｃはそれぞれ板状導
光部３０の厚みをＴとするときＴ／２とされている。ま
た曲率半径は、弦長Ｃの０．７５倍〜１．６倍の範囲内
とされている。
【００２９】本実施形態の面発光体は、実施形態１の場
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。
【００３０】（実施形態３）実施形態３の面発光体は、
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図８は、この実施形態における板状導光
部３０の端部近辺を示す斜視図である。図８において、
この板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に概略
方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が図示
しない柱状導光部の出射面２２に対向して配置され、帯
状光束を受光する凸面部３７とされている。この凸面部
３７は板状導光部３０の本体部分と一体に形成されてい
る。
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図８は、この実施形態における板状導光
部３０の端部近辺を示す斜視図である。図８において、
この板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に概略
方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が図示
しない柱状導光部の出射面２２に対向して配置され、帯
状光束を受光する凸面部３７とされている。この凸面部
３７は板状導光部３０の本体部分と一体に形成されてい
る。
【００３１】本実施形態３の凸面部３７は、柱状導光部
の方向に凸となる複数の球面凸レンズが隣接して配列し
た形状に成形されている。それぞれの球面凸レンズ形状
は、弦長Ｃが板状導光部３０の厚みＴと等しく、曲率半
径は弦長Ｃの０．７５倍〜１．６倍の範囲内とされてい
る。
の方向に凸となる複数の球面凸レンズが隣接して配列し
た形状に成形されている。それぞれの球面凸レンズ形状
は、弦長Ｃが板状導光部３０の厚みＴと等しく、曲率半
径は弦長Ｃの０．７５倍〜１．６倍の範囲内とされてい
る。
【００３２】本実施形態の面発光体は、実施形態１の場
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。こ
の実施形態で、凸面部３７は多数の球面凸レンズを配列
した形状に成形したが、１個の球面凸レンズが入射側面
全体を覆うように成形してもよい。また球面凸レンズ形
状の曲率半径は柱状導光部２０の長手方向（Ｚ−Ｚ）と
板状導光部３０の厚み方向（Ｔ）とで同じでも異なって
いてもよい。
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。こ
の実施形態で、凸面部３７は多数の球面凸レンズを配列
した形状に成形したが、１個の球面凸レンズが入射側面
全体を覆うように成形してもよい。また球面凸レンズ形
状の曲率半径は柱状導光部２０の長手方向（Ｚ−Ｚ）と
板状導光部３０の厚み方向（Ｔ）とで同じでも異なって
いてもよい。
【００３３】（実施形態４）実施形態４の面発光体は、
凸面部が柱状導光部の出射面と板状導光部の入射側面と
の間に独立した部材として挿入されている以外は実施形
態１と同様の構成を有する。従ってここでは主として凸
面部の構成について詳しく説明する。図９は、この実施
形態における板状導光部３０の受光端面付近を示す斜視
図である。図９において、この板状導光部３０の入射側
面３８は平坦に成形されている。そして図示しない柱状
導光部の出射面とこの入射側面３８との間に凸面部３９
が独立した部材として挿入されている。
凸面部が柱状導光部の出射面と板状導光部の入射側面と
の間に独立した部材として挿入されている以外は実施形
態１と同様の構成を有する。従ってここでは主として凸
面部の構成について詳しく説明する。図９は、この実施
形態における板状導光部３０の受光端面付近を示す斜視
図である。図９において、この板状導光部３０の入射側
面３８は平坦に成形されている。そして図示しない柱状
導光部の出射面とこの入射側面３８との間に凸面部３９
が独立した部材として挿入されている。
【００３４】凸面部３９は、横断面形状が柱状導光部２
０方向と板状導光部３０方向との双方向に凸の筒形凸レ
ンズ形状に成形され、その稜線は柱状導光部２０の長手
方向に延びている。この実施形態では、柱状導光部２０
の出射面から出射した帯状光束Ｌ1は、凸面部３９を透
過することによって図中上下方向（板状導光部３０の厚
みＴ方向）への拡散が適度に抑制され、この上下方向へ
の拡散が抑制された帯状光束Ｌ1が平坦な入射側面３８
から板状導光部３０に入射する。
０方向と板状導光部３０方向との双方向に凸の筒形凸レ
ンズ形状に成形され、その稜線は柱状導光部２０の長手
方向に延びている。この実施形態では、柱状導光部２０
の出射面から出射した帯状光束Ｌ1は、凸面部３９を透
過することによって図中上下方向（板状導光部３０の厚
みＴ方向）への拡散が適度に抑制され、この上下方向へ
の拡散が抑制された帯状光束Ｌ1が平坦な入射側面３８
から板状導光部３０に入射する。
【００３５】本実施形態の面発光体は、実施形態１の場
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。
【００３６】（実施形態５）実施形態５の面発光体は、
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図１０は、この実施形態における板状導
光部３０の端部近辺を示す斜視図である。図１０におい
て、この板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に
概略方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が
図示しない柱状導光部の出射面２２に対向して配置さ
れ、帯状光束Ｌ1を受光する凸面部４０とされている。
この凸面部４０は板状導光部３０の本体部分と一体に形
成されている。
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図１０は、この実施形態における板状導
光部３０の端部近辺を示す斜視図である。図１０におい
て、この板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に
概略方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が
図示しない柱状導光部の出射面２２に対向して配置さ
れ、帯状光束Ｌ1を受光する凸面部４０とされている。
この凸面部４０は板状導光部３０の本体部分と一体に形
成されている。
【００３７】実施形態５の凸面部４０は、柱状導光部の
方向に凸となる凸プリズムの形状に成形されている。こ
の凸プリズムの稜線（Ｚ−Ｚ）は柱状導光部の長手方向
に延びている。凸プリズム形状の底辺を挟む双方の仰角
θ，θは同じでも異なってもよいが、２°〜３５°の範
囲内とされている。この実施形態では、柱状導光部２０
の出射面から出射した帯状光束Ｌ1は、凸面部４０を透
過することによって屈折され、図中上下方向（板状導光
部３０の厚みＴ方向）への拡散が適度に抑制されて、板
状導光部３０内に導入される。
方向に凸となる凸プリズムの形状に成形されている。こ
の凸プリズムの稜線（Ｚ−Ｚ）は柱状導光部の長手方向
に延びている。凸プリズム形状の底辺を挟む双方の仰角
θ，θは同じでも異なってもよいが、２°〜３５°の範
囲内とされている。この実施形態では、柱状導光部２０
の出射面から出射した帯状光束Ｌ1は、凸面部４０を透
過することによって屈折され、図中上下方向（板状導光
部３０の厚みＴ方向）への拡散が適度に抑制されて、板
状導光部３０内に導入される。
【００３８】本実施形態の面発光体は、実施形態１の場
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。
【００３９】本実施形態の面発光体において、板状導光
部３０の凸面部４０の形状の効果を調べるため、凸プリ
ズム形状の仰角θを種々変化させた試作品を作成し、実
施形態１の場合と同様に板状導光部３０の発光面３２か
ら面状光束として出射する光の輝度と、対向面３３から
漏洩してヘイズやグレアの原因となる有害光の輝度とを
測定した。試作品の底辺を挟む双方の仰角θ，θは何れ
も等しくした。輝度の測定は、発光面３２において、図
５に示した実施形態１の場合と同様に、板面の垂線から
１°視野で輝度を測定し、その平均値を測定点における
輝度とした。比較例として柱状導光部の出射面が平坦な
従来型の面発光体について同様に発光面と対向面から出
射する光の輝度を測定した。測定結果を図１１に示す。
図１１は、横軸が仰角θであり、縦軸は、各仰角値を有
する試作品について発光面からの出射光輝度と対向面か
らの出射光輝度とを、比較例におけるそれぞれの面から
の出射光輝度を基準（１００）としたときの比で示した
値である。
部３０の凸面部４０の形状の効果を調べるため、凸プリ
ズム形状の仰角θを種々変化させた試作品を作成し、実
施形態１の場合と同様に板状導光部３０の発光面３２か
ら面状光束として出射する光の輝度と、対向面３３から
漏洩してヘイズやグレアの原因となる有害光の輝度とを
測定した。試作品の底辺を挟む双方の仰角θ，θは何れ
も等しくした。輝度の測定は、発光面３２において、図
５に示した実施形態１の場合と同様に、板面の垂線から
１°視野で輝度を測定し、その平均値を測定点における
輝度とした。比較例として柱状導光部の出射面が平坦な
従来型の面発光体について同様に発光面と対向面から出
射する光の輝度を測定した。測定結果を図１１に示す。
図１１は、横軸が仰角θであり、縦軸は、各仰角値を有
する試作品について発光面からの出射光輝度と対向面か
らの出射光輝度とを、比較例におけるそれぞれの面から
の出射光輝度を基準（１００）としたときの比で示した
値である。
【００４０】図１１の結果から、板状導光部３０の凸面
部４０を凸プリズム形状に成形した本実施形態の面発光
体は、入射側面が平坦な従来型の面発光体より、発光面
３２から出射される光の輝度が明らかに向上しており、
かつヘイズやグレアの原因となる対向面３３からの漏洩
光が明らかに減少していることがわかる。特に仰角θが
２°〜３５°の範囲内で対向面からの漏洩光が大幅に減
少し、視認性の改善に大きい効果が得られた。
部４０を凸プリズム形状に成形した本実施形態の面発光
体は、入射側面が平坦な従来型の面発光体より、発光面
３２から出射される光の輝度が明らかに向上しており、
かつヘイズやグレアの原因となる対向面３３からの漏洩
光が明らかに減少していることがわかる。特に仰角θが
２°〜３５°の範囲内で対向面からの漏洩光が大幅に減
少し、視認性の改善に大きい効果が得られた。
【００４１】（実施形態６）実施形態６の面発光体は、
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図１２は、この実施形態における板状導
光部３０の端部近辺を示す斜視図である。図１２におい
て、この板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に
概略方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が
図示しない柱状導光部の出射面２２に対向して配置さ
れ、帯状光束Ｌ1を受光する凸面部４１とされている。
この凸面部４１は板状導光部３０の本体部分と一体に形
成されている。
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図１２は、この実施形態における板状導
光部３０の端部近辺を示す斜視図である。図１２におい
て、この板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に
概略方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が
図示しない柱状導光部の出射面２２に対向して配置さ
れ、帯状光束Ｌ1を受光する凸面部４１とされている。
この凸面部４１は板状導光部３０の本体部分と一体に形
成されている。
【００４２】実施形態６の凸面部４１は、柱状導光部の
方向に凸となる２条の凸プリズムの形状４１ａ，４１ｂ
に成形されている。この凸プリズム形状４１ａ，４１ｂ
の稜線（Ｚ−Ｚ）は何れも柱状導光部の長手方向に延び
ている。凸プリズム形状４１ａ，４１ｂの各仰角θはそ
れぞれが同じでも異なっていてもよいが、いずれも２°
〜３５°の範囲内とされている。この実施形態では、柱
状導光部２０の出射面から出射した帯状光束Ｌ1は、凸
面部４１を透過することによって屈折され、図中上下方
向（板状導光部３０の厚みＴ方向）への拡散が適度に抑
制されて、板状導光部３０内に導入される。
方向に凸となる２条の凸プリズムの形状４１ａ，４１ｂ
に成形されている。この凸プリズム形状４１ａ，４１ｂ
の稜線（Ｚ−Ｚ）は何れも柱状導光部の長手方向に延び
ている。凸プリズム形状４１ａ，４１ｂの各仰角θはそ
れぞれが同じでも異なっていてもよいが、いずれも２°
〜３５°の範囲内とされている。この実施形態では、柱
状導光部２０の出射面から出射した帯状光束Ｌ1は、凸
面部４１を透過することによって屈折され、図中上下方
向（板状導光部３０の厚みＴ方向）への拡散が適度に抑
制されて、板状導光部３０内に導入される。
【００４３】本実施形態の面発光体は、実施形態１の場
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。
合と同様に反射型液晶表示ユニットの表示面上に発光面
３２が対向するように配置して本発明の反射型液晶表示
装置を形成し点灯するとき、画面が明るくかつ画像コン
トラストが高く視認性の良好な液晶表示が得られた。
【００４４】（実施形態７）実施形態７の面発光体は、
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図１３（ａ）（ｂ）はそれぞれ、この実
施形態における板状導光部３０の端部近辺を示す、柱状
導光部の出射面に垂直な方向（Ｘ−Ｘ）に沿う側面図で
ある。図１３（ａ）（ｂ）において、板状導光部３０
は、実施形態１の場合と同様に概略方形の平板状に成形
されてなり、その一方の側面が柱状導光部２０の出射面
２２に対向して配置され、帯状光束Ｌ1を受光する凸面
部４２とされている。この凸面部４２は板状導光部３０
の本体部分と一体に形成されている。
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図１３（ａ）（ｂ）はそれぞれ、この実
施形態における板状導光部３０の端部近辺を示す、柱状
導光部の出射面に垂直な方向（Ｘ−Ｘ）に沿う側面図で
ある。図１３（ａ）（ｂ）において、板状導光部３０
は、実施形態１の場合と同様に概略方形の平板状に成形
されてなり、その一方の側面が柱状導光部２０の出射面
２２に対向して配置され、帯状光束Ｌ1を受光する凸面
部４２とされている。この凸面部４２は板状導光部３０
の本体部分と一体に形成されている。
【００４５】実施形態７の凸面部４１は、柱状導光部２
０の方向に凸となる４分割筒形凸レンズの形状を有する
レンズ部４２ａと片側傾斜面の形状を有するプリズム部
４２ｂとがそれぞれの峰部で合体して１条の凸面を形成
した複合型凸面形状となっている。ここで「４分割筒形
凸レンズ部」とは、円柱を軸心に沿って４分割した形状
である。図１３（ａ）に示す面発光体（７Ａ）は複合型
凸面形状におけるレンズ部４２ａが上側（対向面３３
側）に配され、図１３（ｂ）に示す面発光体（７Ｂ）は
レンズ部４２ａが下側（発光面３２側）に配されてい
る。７Ａ、７Ｂの何れであってもレンズ部４２ａの底辺
上の曲率半径ｒは、例えば板状導光部３０の厚みＴの
０．３倍〜０．７倍の範囲内、プリズム部４２ｂの底辺
長さＬは厚みＴの０．７倍〜０．３倍の範囲内で選択す
ることが好ましい。
０の方向に凸となる４分割筒形凸レンズの形状を有する
レンズ部４２ａと片側傾斜面の形状を有するプリズム部
４２ｂとがそれぞれの峰部で合体して１条の凸面を形成
した複合型凸面形状となっている。ここで「４分割筒形
凸レンズ部」とは、円柱を軸心に沿って４分割した形状
である。図１３（ａ）に示す面発光体（７Ａ）は複合型
凸面形状におけるレンズ部４２ａが上側（対向面３３
側）に配され、図１３（ｂ）に示す面発光体（７Ｂ）は
レンズ部４２ａが下側（発光面３２側）に配されてい
る。７Ａ、７Ｂの何れであってもレンズ部４２ａの底辺
上の曲率半径ｒは、例えば板状導光部３０の厚みＴの
０．３倍〜０．７倍の範囲内、プリズム部４２ｂの底辺
長さＬは厚みＴの０．７倍〜０．３倍の範囲内で選択す
ることが好ましい。
【００４６】本実施形態において、柱状導光部２０の出
射面２２から出射した帯状光束Ｌ1は、凸面部４２を透
過することによって屈折され、図中上下方向（板状導光
部３０の厚みＴ方向）への拡散が適度に抑制されて、板
状導光部３０内に導入され、対向面３３のプリズム状傾
斜面３４により反射されて面状光束Ｌ2として発光面３
２から出射される。
射面２２から出射した帯状光束Ｌ1は、凸面部４２を透
過することによって屈折され、図中上下方向（板状導光
部３０の厚みＴ方向）への拡散が適度に抑制されて、板
状導光部３０内に導入され、対向面３３のプリズム状傾
斜面３４により反射されて面状光束Ｌ2として発光面３
２から出射される。
【００４７】本実施形態の面発光体は、７Ａ、７Ｂのい
ずれも、実施形態１の場合と同様に反射型液晶表示ユニ
ットの表示面上に発光面３２が対向するように配置して
本発明の反射型液晶表示装置を形成し点灯するとき、画
面が明るくかつ画像コントラストが高く視認性の良好な
液晶表示が得られた。
ずれも、実施形態１の場合と同様に反射型液晶表示ユニ
ットの表示面上に発光面３２が対向するように配置して
本発明の反射型液晶表示装置を形成し点灯するとき、画
面が明るくかつ画像コントラストが高く視認性の良好な
液晶表示が得られた。
【００４８】（実施形態８）実施形態８の面発光体は、
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図１４（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）はそれ
ぞれ、凸面部４３の形状が異なる４種類の面発光体８
Ａ，８Ｂ，８Ｃ，８Ｄに対応し、それぞれの実施例にお
ける板状導光部３０の端部近辺を示す、柱状導光部の出
射面２２に垂直な方向（Ｘ−Ｘ）に沿う側面図である。
何れも板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に概
略方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が柱
状導光部２０の出射面２２に対向して配置され、帯状光
束Ｌ1を受光する凸面部４３とされている。この凸面部
４３は板状導光部３０の本体部分と一体に形成されてい
る。
凸面部の形状が異なる以外は実施形態１と同様の構成を
有する。従ってここでは主として凸面部形状について詳
しく説明する。図１４（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）はそれ
ぞれ、凸面部４３の形状が異なる４種類の面発光体８
Ａ，８Ｂ，８Ｃ，８Ｄに対応し、それぞれの実施例にお
ける板状導光部３０の端部近辺を示す、柱状導光部の出
射面２２に垂直な方向（Ｘ−Ｘ）に沿う側面図である。
何れも板状導光部３０は、実施形態１の場合と同様に概
略方形の平板状に成形されてなり、その一方の側面が柱
状導光部２０の出射面２２に対向して配置され、帯状光
束Ｌ1を受光する凸面部４３とされている。この凸面部
４３は板状導光部３０の本体部分と一体に形成されてい
る。
【００４９】実施形態８の凸面部４３は何れも共通し
て、４分割筒形凸レンズの形状を有するレンズ部４３ａ
と片側傾斜面の形状を有するプリズム部４３ｂとがそれ
ぞれの峰部で合体して１条の凸面を形成し、この複合型
凸面形状が２条、柱状導光部２０の長手方向に平行して
延びている。それぞれの変形におけるレンズ部４３ａと
プリズム部４３ｂとの組合わせ順序は、板状導光部３０
の対向面３３の側から順に以下のようになっている。 ８Ａ［レンズ部４２ａ−プリズム部４２ｂ−プリズム部
４２ｂ−レンズ部４２ａ］ ８Ｂ［レンズ部４２ａ−プリズム部４２ｂ−レンズ部４
２ａ−プリズム部４２ｂ］ ８Ｃ［プリズム部４２ｂ−レンズ部４２ａ−プリズム部
４２ｂ−レンズ部４２ａ］ ８Ｄ［プリズム部４２ｂ−レンズ部４２ａ−レンズ部４
２ａ−プリズム部４２ｂ］ 各変形８Ａ〜８Ｄにおいて、レンズ部４１ａの底辺上の
曲率半径ｒとプリズム部４１ｂの底辺長さＬとは特に限
定されるものではないが、一例として例えばレンズ部４
１ａの曲率半径ｒが柱状導光部の厚みＴの０．２５倍、
プリズム部４１ｂの底辺長さＬが柱状導光部の厚みＴの
０．２５倍とされたものを挙げることができる。
て、４分割筒形凸レンズの形状を有するレンズ部４３ａ
と片側傾斜面の形状を有するプリズム部４３ｂとがそれ
ぞれの峰部で合体して１条の凸面を形成し、この複合型
凸面形状が２条、柱状導光部２０の長手方向に平行して
延びている。それぞれの変形におけるレンズ部４３ａと
プリズム部４３ｂとの組合わせ順序は、板状導光部３０
の対向面３３の側から順に以下のようになっている。 ８Ａ［レンズ部４２ａ−プリズム部４２ｂ−プリズム部
４２ｂ−レンズ部４２ａ］ ８Ｂ［レンズ部４２ａ−プリズム部４２ｂ−レンズ部４
２ａ−プリズム部４２ｂ］ ８Ｃ［プリズム部４２ｂ−レンズ部４２ａ−プリズム部
４２ｂ−レンズ部４２ａ］ ８Ｄ［プリズム部４２ｂ−レンズ部４２ａ−レンズ部４
２ａ−プリズム部４２ｂ］ 各変形８Ａ〜８Ｄにおいて、レンズ部４１ａの底辺上の
曲率半径ｒとプリズム部４１ｂの底辺長さＬとは特に限
定されるものではないが、一例として例えばレンズ部４
１ａの曲率半径ｒが柱状導光部の厚みＴの０．２５倍、
プリズム部４１ｂの底辺長さＬが柱状導光部の厚みＴの
０．２５倍とされたものを挙げることができる。
【００５０】実施形態８の面発光体は、８Ａ〜８Ｄのい
ずれも、実施形態１の場合と同様に反射型液晶表示ユニ
ットの表示面上に発光面３２が対向するように配置して
本発明の反射型液晶表示装置を形成し点灯するとき、画
面が明るくかつ画像コントラストが高く視認性の良好な
液晶表示が得られた。
ずれも、実施形態１の場合と同様に反射型液晶表示ユニ
ットの表示面上に発光面３２が対向するように配置して
本発明の反射型液晶表示装置を形成し点灯するとき、画
面が明るくかつ画像コントラストが高く視認性の良好な
液晶表示が得られた。
【００５１】
【発明の効果】本発明の面発光体は、柱状導光部の出射
面と、板状導光部の入射側面との間に、少なくとも前記
出射面の方向に凸となる凸面部が設けられているので、
従来の面発光体に比べ、板状導光部の発光面から出射さ
れる面状光束の輝度が増大し、また対向面からの有害光
の漏洩や散乱が抑制される。本発明の液晶表示装置は、
前記の面発光体と液晶表示ユニットとを備えているの
で、従来の面発光体を用いた液晶表示装置に比べ、画面
が明るくかつ画像コントラストが高く視認性の良好な液
晶表示画像が得られる。
面と、板状導光部の入射側面との間に、少なくとも前記
出射面の方向に凸となる凸面部が設けられているので、
従来の面発光体に比べ、板状導光部の発光面から出射さ
れる面状光束の輝度が増大し、また対向面からの有害光
の漏洩や散乱が抑制される。本発明の液晶表示装置は、
前記の面発光体と液晶表示ユニットとを備えているの
で、従来の面発光体を用いた液晶表示装置に比べ、画面
が明るくかつ画像コントラストが高く視認性の良好な液
晶表示画像が得られる。
【図１】 本発明の実施形態１の面発光体を示す平面図
である。
である。
【図２】 前記実施形態の板状導光部の端部付近を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】 前記実施形態の面発光体と液晶表示ユニット
とを組合わせて構成した本発明の液晶表示装置の一例を
示す断面図である。
とを組合わせて構成した本発明の液晶表示装置の一例を
示す断面図である。
【図４】 前記液晶表示装置に用いられる反射層の一例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図５】 板状導光部の板面から出射される出射光の輝
度を測定する方法を示す断面図である。
度を測定する方法を示す断面図である。
【図６】 出射光輝度比の測定結果を示すグラフであ
る。
る。
【図７】 実施形態２における板状導光部の端部付近を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図８】 実施形態３における板状導光部の端部付近を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図９】 実施形態４における板状導光部の端部付近を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図１０】 実施形態５における板状導光部の端部付近
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図１１】 出射光輝度比の測定結果を示すグラフであ
る。
る。
【図１２】 実施形態６における板状導光部の端部付近
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図１３】 （ａ）（ｂ）はそれぞれ、実施形態７にお
ける板状導光部の端部近辺を示す側面図である。
ける板状導光部の端部近辺を示す側面図である。
【図１４】 （ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）はそれぞれ、実
施形態８における板状導光部の端部近辺を示す側面図で
ある。
施形態８における板状導光部の端部近辺を示す側面図で
ある。
【図１５】 従来から用いられている液晶表示装置の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図１６】 （ａ）は前記従来の液晶表示装置の一部を
表示面側から見た平面図、（ｂ）はその線Ｘ−Ｘで切っ
た断面図である。
表示面側から見た平面図、（ｂ）はその線Ｘ−Ｘで切っ
た断面図である。
１０…光源部、２０…導光体、２１…受光端面、２２…
出射面、２３…反射面、３０…板状導光部、３２…発光
面、３３…対向面、３１、３６，３７，３９，４０，４
１，４２，４３…凸面部、５０…液晶表示ユニット、５
１…液晶表示板、５２…反射層。
出射面、２３…反射面、３０…板状導光部、３２…発光
面、３３…対向面、３１、３６，３７，３９，４０，４
１，４２，４３…凸面部、５０…液晶表示ユニット、５
１…液晶表示板、５２…反射層。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｈ０１Ｌ 33/00 Ｈ０１Ｌ 33/00 Ｌ
Ｍ
// Ｆ２１Ｙ 101:02 Ｆ２１Ｙ 101:02
Ｆターム(参考） 2H038 AA54 AA55 BA01 BA06
2H091 FA15X FA23X FA42X FA45X
FD03 FD05 FD22 FD23 LA03
LA16 LA17 LA18
5F041 AA05 DA82 DB07 EE11 EE25
FF11
Claims (13)
- 【請求項１】 柱状導光部と板状導光部とを有し、前記
柱状導光部は端面から入射した光を長手方向に沿う側面
（出射面）から帯状光束として出射するように構成さ
れ、前記板状導光部は前記柱状導光部が出射した前記帯
状光束を側面（入射側面）で受光し、板面から面状光束
として出射するように構成された面発光体であって、 前記柱状導光部の前記出射面と、前記板状導光部の前記
入射側面との間に、少なくとも前記出射面の方向に凸と
なる凸面部が設けられたことを特徴とする面発光体。 - 【請求項２】 前記凸面部が前記板状導光部本体と一体
に成形されたことを特徴とする請求項１に記載の面発光
体。 - 【請求項３】 前記凸面部は、稜線が前記柱状導光部の
長手方向に延びる１以上の筒形凸レンズの形状に成形さ
れたことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の
面発光体。 - 【請求項４】 前記筒形凸レンズ形状の曲率半径は、当
該形状の弦長の０．７５倍〜１．６倍の範囲内とされた
ことを特徴とする請求項３に記載の面発光体。 - 【請求項５】 前記凸面部は、１以上の球面凸レンズの
形状に成形されたことを特徴とする請求項１または請求
項２に記載の面発光体。 - 【請求項６】 前記球面凸レンズ形状の曲率半径は、当
該形状の弦長の０．７５倍〜１．６倍の範囲内とされた
ことを特徴とする請求項５に記載の面発光体。 - 【請求項７】 前記凸面部は、稜線が前記柱状導光部の
長手方向に延びる１以上の凸プリズムの形状に成形され
たことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の面
発光体。 - 【請求項８】 前記凸プリズム形状の底辺を挟む仰角
は、２°〜３５°の範囲内とされたことを特徴とする請
求項７に記載の面発光体。 - 【請求項９】 前記凸面部は、稜線が前記柱状導光部の
長手方向に延びる４分割筒形凸レンズ部と、前記稜線を
共有する片側傾斜面のプリズム部とからなる１以上の複
合型凸面形状に成形されたことを特徴とする請求項１ま
たは請求項２に記載の面発光体。 - 【請求項１０】 前記柱状導光部は、前記出射面と対向
する側面に、前記端面から入射した光を前記帯状光束の
出射方向に反射する複数のプリズム状傾斜面が形成され
たことを特徴とする請求項１〜請求項９の何れかに記載
の面発光体。 - 【請求項１１】 前記板状導光部は、板面の垂線方向に
光透過性であり、かつ前記入射側面で受光した帯状光束
の光を一方の板面から面状光束として出射する反射手段
が設けられたことを特徴とする請求項１〜請求項１０の
何れかに記載の面発光体。 - 【請求項１２】 前記反射手段は、光が面状光束として
出射する前記板面（発光面）と対向する板面に形成さ
れ、稜線が前記柱状導光部の長手方向に延びる複数のプ
リズム状傾斜面からなることを特徴とする請求項１１に
記載の面発光体。 - 【請求項１３】 請求項１〜請求項１２の何れかに記載
の面発光体と液晶表示ユニットとを備えたことを特徴と
する液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001363362A JP2003162915A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 面発光体および液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001363362A JP2003162915A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 面発光体および液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003162915A true JP2003162915A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19173719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001363362A Ceased JP2003162915A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 面発光体および液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003162915A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006098029A1 (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-21 | Fujitsu Limited | 照明装置及び液晶表示装置 |
| JP2008166200A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Aoki Denki Kogyo Kk | エッジライト型バックライト構造 |
| JP2008243386A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Victor Co Of Japan Ltd | 照明装置及び表示装置 |
| US8066418B2 (en) | 2007-03-23 | 2011-11-29 | Victor Company Of Japan Limited | Lighting device and display device |
| CN102449383A (zh) * | 2010-04-07 | 2012-05-09 | 索尼公司 | 显示和照明装置 |
| KR101338823B1 (ko) * | 2005-12-29 | 2013-12-06 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트 어셈블리 및 이를 구비한 액정표시장치 |
| CN103728749A (zh) * | 2012-10-11 | 2014-04-16 | 索尼公司 | 显示器 |
| JP2014157804A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-08-28 | Koito Mfg Co Ltd | 車両用灯具 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6136911U (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-07 | スタンレー電気株式会社 | 照明装置 |
| JPH09211232A (ja) * | 1996-02-06 | 1997-08-15 | Fine Rubber Kenkyusho:Kk | 導光板および照明装置 |
| JPH1195034A (ja) * | 1997-09-18 | 1999-04-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 導光板、その導光板を用いた面光源及び液晶表示装置 |
| JP2000011723A (ja) * | 1998-06-29 | 2000-01-14 | Minebea Co Ltd | 面状照明装置 |
-
2001
- 2001-11-28 JP JP2001363362A patent/JP2003162915A/ja not_active Ceased
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6136911U (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-07 | スタンレー電気株式会社 | 照明装置 |
| JPH09211232A (ja) * | 1996-02-06 | 1997-08-15 | Fine Rubber Kenkyusho:Kk | 導光板および照明装置 |
| JPH1195034A (ja) * | 1997-09-18 | 1999-04-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 導光板、その導光板を用いた面光源及び液晶表示装置 |
| JP2000011723A (ja) * | 1998-06-29 | 2000-01-14 | Minebea Co Ltd | 面状照明装置 |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006098029A1 (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-21 | Fujitsu Limited | 照明装置及び液晶表示装置 |
| JPWO2006098029A1 (ja) * | 2005-03-17 | 2008-08-21 | 富士通株式会社 | 照明装置及び液晶表示装置 |
| JP4808211B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2011-11-02 | 富士通株式会社 | 照明装置及び液晶表示装置 |
| US8070346B2 (en) | 2005-03-17 | 2011-12-06 | Fujitsu Limited | Illumination device and liquid crystal display device |
| KR101338823B1 (ko) * | 2005-12-29 | 2013-12-06 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트 어셈블리 및 이를 구비한 액정표시장치 |
| JP2008166200A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Aoki Denki Kogyo Kk | エッジライト型バックライト構造 |
| JP2008243386A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Victor Co Of Japan Ltd | 照明装置及び表示装置 |
| US8066418B2 (en) | 2007-03-23 | 2011-11-29 | Victor Company Of Japan Limited | Lighting device and display device |
| CN102449383A (zh) * | 2010-04-07 | 2012-05-09 | 索尼公司 | 显示和照明装置 |
| CN103728749A (zh) * | 2012-10-11 | 2014-04-16 | 索尼公司 | 显示器 |
| CN103728749B (zh) * | 2012-10-11 | 2018-09-21 | 索尼公司 | 显示器 |
| JP2014157804A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-08-28 | Koito Mfg Co Ltd | 車両用灯具 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5410454A (en) | Device for supplying incident light to edge light panels | |
| US7560745B2 (en) | LED package and backlight assembly for LCD comprising the same | |
| KR100774224B1 (ko) | 백라이트 유닛 및 그 백라이트 유닛을 이용한 액정 표시장치 | |
| KR100814559B1 (ko) | 백라이트 장치 및 액정 표시 장치 | |
| KR100712333B1 (ko) | 백라이트 장치 및 백라이트 장치를 포함하는 액정 표시장치 | |
| JP2005331969A (ja) | 表示器に使用するための背面照明 | |
| JP4165579B2 (ja) | 光源装置、表示装置 | |
| JPWO2007020820A1 (ja) | バックライトユニット、及び液晶表示装置 | |
| JP4653326B2 (ja) | 照明装置 | |
| US6809892B2 (en) | Hollow surface illuminator | |
| JP2001035225A (ja) | 面状照明装置 | |
| JP2004241237A (ja) | 面状照明装置およびこれを使用した液晶表示装置 | |
| JP2002245825A (ja) | バックライト、液晶表示装置及び電子機器 | |
| US20070064440A1 (en) | Light guide device and backlight module using the same | |
| US20090161386A1 (en) | Optical film and backlight module using same | |
| JP2001066592A (ja) | 非発光型表示装置を備える電子機器、導光板及び照明装置 | |
| JP2003162915A (ja) | 面発光体および液晶表示装置 | |
| US20050088838A1 (en) | Light guiding device with two opposite light emitting surfaces and backlight module using the same | |
| KR20030026325A (ko) | 중공 표면 조명기 | |
| JP3739327B2 (ja) | 面照明装置と液晶表示装置 | |
| JP3500098B2 (ja) | 照明装置及び表示装置 | |
| JP4044324B2 (ja) | 面状発光体および液晶表示装置 | |
| US20060239031A1 (en) | Backlight module with brightness enhancing structures and liquid crystal display device incorporating same | |
| JP3889958B2 (ja) | 面発光体および液晶表示装置 | |
| JP2002367420A (ja) | ディスプレイ用照明装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040527 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20051124 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070501 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070515 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070710 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071023 |
|
| A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20080226 |