JP2003162732A - 画像出力装置、画像出力処理プログラム、及び画像出力方法 - Google Patents

画像出力装置、画像出力処理プログラム、及び画像出力方法

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JP2003162732A
JP2003162732A JP2001362842A JP2001362842A JP2003162732A JP 2003162732 A JP2003162732 A JP 2003162732A JP 2001362842 A JP2001362842 A JP 2001362842A JP 2001362842 A JP2001362842 A JP 2001362842A JP 2003162732 A JP2003162732 A JP 2003162732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば人物の現在状況を把握して画像として配
信するための画像出力装置であり、観察される側にとっ
てプレッシャーになることになく、対象人物の状況を必
要十分に把握すること。 【解決手段】観察対象人物Pの自室(H)に設置された
パーソナルコンピュータをモニタ端末(自宅PC)20
(50a,50b,…)として機能させ、カメラ画像や
家電製品からのBT(Bluetooth)情報そしてPCモニタ
情報により前記観察対象人物Pの行動がモニタされると
共に、モニタされた行動に応じて物真似をする動物・ロ
ボットなどのキャラクタ及び背景画像からなる物真似の
行動情報に応じたアニメ画像が選択作成されて画像配信
サーバ10へ送信される。そして画像配信サーバ10か
ら配信依頼者(利用者)の表示端末(携帯電話30/会
社PC40/自宅PC60)に対して前記物真似アニメ
画像が配信され表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば人物等の現
在状況を把握して画像として出力するための画像出力装
置、画像出力処理プログラム、画像出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ある場所における人物等の現在状
況を把握して他の場所でモニタするシステムとしては、
まずカメラによるモニタ監視システムが広く利用されて
いる。
【0003】このモニタ監視システムは、例えば警備会
社により実施され、監視対象となる特定の場所に設置さ
れたカメラによりその場所を常時撮影し、警備室や監視
室などの他の場所に設置されたモニタにより撮影画像を
表示させてそこに写し出される人物の状況を監視するも
ので、このモニタ監視システムでは、監視対象となる人
物がそのまま撮影されて表示される。
【0004】また、病院において前記同様のモニタ監視
システムを導入することにより、各病室における患者の
状況を常時撮影してナースステーションなどでモニタ表
示し、病室巡回の手間を減らすのと共に患者の異常に迅
速に対応できるようにした患者モニタシステムも実用化
されている。
【0005】さらに近年、携帯電話を利用した情報サー
ビスの一つとして、保育園の教室に設置されたカメラに
よる子供の撮影画像を、電話利用者からの要求により中
継して配信する画像配信サービスも実用化されている。
【0006】しかしながら、このような従来のモニタ監
視(観察)システムでは、カメラにより撮影された監視
(観察)対象となる人物画像を、そのままリアルにモニ
タ表示させるものであるため、観察される側としてはカ
メラにより常に監視されているという圧迫感があり、プ
ライバシ上の問題も含めてこのようなシステムを導入す
ることが不適切とされる場合も多い。
【0007】そこで、例えば一人暮らし老人世帯の電気
ポットの使用状況をモニタしてその生活状況を把握でき
るようにしたサービスや、子供に持たせたPHS(perso
nalhandy phone system)を利用して親元などに現在位置
を知らせるようにしたサービスなど、直接撮影によるモ
ニタ表示でない監視(観察)システムも考えられてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方で
電気ポットなどの特定機器の使用状況検知による生活状
況の把握や位置検知システムによる現在位置の把握のみ
では、観察対象としての人物の今ある状況を把握する上
であまりにも不十分である。
【0009】例えば子供が自室で何をしているかを親が
把握したい場合、あるいは在宅勤務制度の導入に当たり
在宅社員の状況を会社側で把握したい場合、あるいはシ
ルバーマンションなどの集合住宅において各住人がどの
ような状況にあるのかを管理人や隣近所で把握したい場
合など、観察する側にとっては前記カメラによる直接モ
ニタなどによりリアルな状況が把握できることが望まし
いが、観察される側にとってはできるだけ干渉されたく
ないため、そこに観察する側とされる側とのミスマッチ
が生じ、容易にシステム化には至っていない問題があ
る。
【0010】本発明は、前記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、観察される側にとってプレッシャーになる
ことになく、対象人物の状況を必要十分に把握すること
が可能になる画像出力装置、画像出力処理プログラム、
及び画像出力方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
画像出力装置は、観察対象をモニタしたモニタ情報を取
得するモニタ情報取得手段と、このモニタ情報取得手段
により取得された観察対象のモニタ情報に対応する行動
情報を出力する行動情報出力手段と、この行動情報出力
手段により出力された行動情報に対応する画像を出力す
る対応画像出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】このような、本発明に係る画像出力装置で
は、観察対象をモニタしたモニタ情報が取得されると、
観察対象のモニタ情報に対応する行動情報が出力され、
この出力された行動情報に対応する画像が出力されるの
で、観察対象のそのものの行動画像ではない模倣画像等
が観察する側に出力されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0014】図1は、本発明の画像出力装置の実施形態
に係る画像配信システムの全体の構成を示すブロック図
である。
【0015】この画像配信システムは、インターネット
などの通信ネットワークNに接続された画像配信サーバ
10を備えている。
【0016】この画像配信サーバ10は、前記通信ネッ
トワークNに接続されたカメラ付き自宅PC(personal
computer)であるモニタ端末20によりモニタされた自
宅H内における観察対象人物Pのモニタ情報を取得し、
モニタ情報に応じた行動情報に対応した物真似アニメ画
像を配信出力する物真似画像出力装置であり、この物真
似アニメ画像の配信依頼者(利用者)とその観察対象人
物Pが、例えば親と子の関係である場合には、子供
(P)の自室(H)に設置されたモニタ端末20により
モニタされた該子供(P)のモニタ情報に応じた物真似
アニメ画像が画像配信サーバ10により選択されて親の
表示端末(携帯電話)30へ配信されて表示される。
【0017】また、例えば在宅勤務制度のある会社と在
宅社員との関係である場合には、在宅社員(P)の自室
(H)に設置されたモニタ端末20によりモニタされた
該社員(P)の行動に応じた物真似アニメ画像が選択さ
れて会社の本人デスク上に設置された表示端末(会社P
C)40へ配信表示される。
【0018】この場合、例えば、在宅社員(P)は生の
モニタ情報を画像配信サーバ10に送ることを好まない
場合もある。それに対応して、モニタ端末20がモニタ
された該社員(P)のモニタ情報から対応する行動情報
を選択出力して、画像配信サーバ10では、生のモニタ
情報でなく行動情報を受信して、対応した物真似アニメ
画像を配信出力するようにしても良い。なお、モニタ端
末20自身でも、アニメ画像を表示するようにすれば、
会社の表示端末(会社PC)40で表示される最終的な
アニメ画像を自宅でも確認でき、在宅社員(P)の観察
されることに対するプレッシャは、さらに小さくなる。
この場合、自宅のモニタ端末20が、観察対象をモニタ
し、モニタ情報に対する行動情報を出力し、その行動情
報に対応するまね画像を表示出力するまね画像出力装置
として機能する。
【0019】さらに、前記画像配信サーバ10は、前記
通信ネットワークNに接続されたマンションM内各住居
101,102,…,303にあるモニタ端末兼表示端
末(自宅PC)50a,50b,…,50iによりモニ
タされた各住居内における観察対象人物P101-P303の
それぞれの行動に応じた物真似アニメ画像を管理人室K
の表示端末(自宅PC)60へ配信するもので、この
際、各住居における観察対象人物P101-P303同士で自
分の行動観察を許可している相手に対しては、その物真
似アニメ画像は許可相手であるモニタ端末兼表示端末
(自宅PC)50a,50b,…,50iへも配信され
て表示される。
【0020】この場合、マンションの各端末(管理人室
の表示端末60、各住居内のモニタ端末兼表示端末(自
宅PC)50a〜50i)をネットワークで直結して、
モニタ端末兼表示端末でモニタされたモニタ情報を表示
端末やモニタ端末兼表示端末に送り表示させる側で、取
得したモニタ情報から対応する行動情報を選択出力して
対応する画像を表示出力させるようにしても良い。この
場合は、表示端末側(表示端末・モニタ端末兼表示端
末)が、物真似画像出力装置として機能する。
【0021】ここで、前記観察対象人物Pの行動に応じ
た物真似アニメ画像とは、例えば動物やロボットや人の
キャラクタを各部屋の背景画像と組み合わせ、それが例
えば勉強する画像であったり、忙しそうな画像であった
り、休憩中の画像であったり、暇そうな画像であった
り、不在の画像であったりするもので、この場合、物真
似アニメ画像は、観察対象人物Pの行動そのものではな
く、あくまでモニタ端末20(50a〜50i)でモニ
タされた情報に応じて、幾つかの設定行動情報の中から
選択作成された「真似」のアニメ画像であるため、当該
観察対象人物Pにおいてその観察がプレッシャーになる
度合いは大幅に緩和される。
【0022】また、この画像配信システムを構成する通
信ネットワークNには、前記画像配信サーバ10からの
指令により、物真似アニメ画像の配信依頼者(利用者)
それぞれの銀行口座に対する課金を実施する利用者銀行
サーバ70、及び各表示端末30,40,50,60へ
配信する物真似アニメ画像に広告を掲載した場合にその
広告主それぞれの銀行口座に対する課金を実施する広告
主銀行サーバ80が接続される。
【0023】そして、この各銀行サーバ70,80にお
ける配信依頼者(利用者)や広告主への課金処理によ
り、この画像配信サービスの収益を上げ、事業の成立を
図る。
【0024】次に、前記画像配信システムにより各配信
依頼者(利用者)の表示端末30,40,50,60へ
配信される物真似アニメ画像の幾つかの例について説明
する。
【0025】図2(A)〜(C)は前記画像配信システ
ムにおいて配信依頼者(利用者)とその観察対象人物P
が例えば親と子の関係である場合の各物真似アニメ画像
(その1)を示す図である。図2(D)は、観察対象で
ある子供の自室に設置されたモニタ端末(自宅PC)2
0によってモニタされたモニタ情報であるカメラ画像を
示す図である。
【0026】図3は前記画像配信システムにおいて配信
依頼者(利用者)とその観察対象人物Pが例えば親と子
の関係である場合の各物真似アニメ画像(その2)を示
す図である。
【0027】観察対象人物Pである子供の自室(H)に
設置されたモニタ端末(自宅PC)20によるカメラ画
像(図2(D))がモニタ情報として画像配信サーバ1
0に送信される。画像配信サーバ10は、モニタ端末2
0からのモニタ情報を受信して取得する。画像配信サー
バ10はモニタ情報であるカメラ画像(図2(D))の
解析により、モニタされた情報に応じて「移動」の行動
情報を選択し、その行動情報に応じた「移動」のアニメ
画像G1を読み出し、当該子供(P)により予め選択設
定された自室(H)の背景画像(H′)と動物キャラク
タとの組み合わせ画像において、図2(A)に示すよう
に、その動物キャラクタが自室内で動き回っている様子
の「移動」の物真似アニメ画像G1が選択され、その物
真似アニメ画像に対し広告「チケットペア」が付加さ
れ、配信依頼者(利用者)である親の表示端末(携帯電
話)30に配信されて表示される。
【0028】また、同様に、画像配信サーバ10が、モ
ニタ端末20から子供が自室内で止まっているカメラ画
像をモニタ情報としてモニタ受信して取得すると、モニ
タされた情報に応じて「休憩/遊び」の行動情報を選択
し、その行動情報に応じた「休憩/遊び」のアニメ画像
G1を読み出し、図2(B)に示すように、動物キャラ
クタが自室内で止まって遊んでいる様子の「休憩/遊
び」のアニメ画像G2が選択され、その物真似アニメ画
像G2に対し前記同様に広告が付加され、配信依頼者
(利用者)である親の表示端末(携帯電話)30に配信
されて表示される。
【0029】また、同様に、子供が自室内の机に向かっ
ている行動のカメラ画像がモニタ端末20からモニタ情
報として取得されると、画像配信サーバ10では、モニ
タされた情報に応じて「本を読んでいる」行動情報を選
択し、その行動情報に応じた「本を読んでいる」のアニ
メ画像G1を読み出し、図2(C)に示すように、動物
キャラクタが自室内の机に向かって腰掛けて「本を読ん
でいる」様子のアニメ画像G3が選択され、その物真似
アニメ画像G3に対し前記同様に広告が付加され、配信
依頼者(利用者)である親の表示端末(携帯電話)30
に配信されて表示される。
【0030】このモニタ端末20から画像配信サーバ1
0を経由して表示端末(携帯電話)30へ配信される物
真似アニメ画像Gnは、同時にモニタ端末20における
表示画面にもサブウインドウとして表示され、観察対象
人物Pである子供自身が配信依頼者(利用者)である親
の表示端末(携帯電話)30へ配信されて表示される物
真似アニメ画像Gnを見て確認することができる。すな
わち、モニタ端末20も物真似アニメ画像を表示出力す
る物真似画像出力装置としての機能を有している。
【0031】なお、この画像配信システムにおけるモニ
タ端末(自宅PC)20での初期設定に際しては、観察
対象人物P自身によって、前記自室背景画像と動物キャ
ラクタとの組み合わせ画像の選択設定と共に、当該モニ
タ端末20による観察対象人物Pのモニタの正確さ(正
答率:50%〜100%)及び物真似さぼり度(停止
率:90%〜0%)が任意に設定されるもので、これに
より設定された正確さ(正答率:50%〜100%)や
物真似さぼり度(停止率:90%〜0%)に応じた割合
で、前記物真似アニメ画像Gnは時として実際の観察対
象人物Pの行動とは異なる行動に応じた画像選択が成さ
れて配信され、また、物真似さぼり(停止)の場合には
動物キャラクタが物真似をさぼっている様子のアニメ画
像G4(図3(A)参照)が選択されて配信される。
【0032】このように、観察対象人物P自身によっ
て、モニタ情報に応じた物真似アニメ画像Gnを見て確
認できることや、そのモニタ情報の正確さ(正答率)及
び物真似さぼり度(停止率)を設定できることで、当該
観察対象人物Pにとってその観察がプレッシャーになる
度合いは大幅に緩和される。
【0033】すなわち、モニタ端末20においてその定
期的(例えば10分おき)なモニタ実行・行動情報の選
択・画像選択処理毎に更新される“0”〜“100”の
範囲での乱数発生値が、前記観察対象人物P自身によっ
て任意設定された物真似さぼり度(停止率:90%〜0
%)の範囲内に入った場合には、図3(A)に示すよう
に、「さぼっている」行動情報が選択され、動物キャラ
クタが自室内で寝ころんでいる様子の「さぼっている」
アニメ画像G4が選択され、前記同様に配信依頼者(利
用者)である親の表示端末(携帯電話)30に配信され
て表示される。
【0034】なお、このさぼって人真似をしていないと
きのアニメ画像G4が配信された場合に、その表示端末
(携帯電話)30において、当該アニメ画像G4上の動
物キャラクタをクリックすると、モニタ端末20に対し
物真似の再開を要望する注意信号が送信される。そし
て、この表示端末(携帯電話)30からの注意信号がモ
ニタ端末20に受信されると、当該モニタ端末20で
は、図3(B)に示すように、さぼって寝ころんでいる
動物キャラクタが注意に気づいた様子のアニメ画像G5
が選択されてモニタ再開され、前記同様に配信依頼者
(利用者)である親の表示端末(携帯電話)30に配信
されて表示される。
【0035】また、子供が自室内に一定時間見えていな
い状態となったことがモニタされると、この受信して取
得されたモニタ情報に応じて画像配信サーバは、「不
在」の行動情報を選択し、その行動情報に応じた「不
在」のアニメ画像G6を読み出し、図3(C)に示すよ
うに、動物キャラクタが自室内に不在である様子の「外
出中」メッセージが付加された「不在」のアニメ画像G
6が選択され、前記同様に配信依頼者(利用者)である
親の表示端末(携帯電話)30に配信されて表示され
る。
【0036】さらに、前記表示端末(携帯電話)30か
ら送信されたメールがモニタ端末20に受信されると、
図3(D)に示すように、動物キャラクタが自室内でメ
ールを運んでいる様子のアニメ画像G7が選択され、前
記同様に配信依頼者(利用者)である親の表示端末(携
帯電話)30に配信されて表示される。
【0037】図4は前記画像配信システムにおいて配信
依頼者(利用者)とその観察対象人物Pが例えば在宅勤
務制度のある会社と在宅社員との関係である場合の各物
真似アニメ画像(その1)を示す図である。
【0038】図5は前記画像配信システムにおいて配信
依頼者(利用者)とその観察対象人物Pが例えば在宅勤
務制度のある会社と在宅社員との関係である場合の各物
真似アニメ画像(その2)を示す図である。
【0039】物真似アニメ画像配信の仕組みは、図2・
図3の親子で利用する例と同様である。すなわち、在宅
社員(P)の自室(H)に設置されたモニタ端末20に
よりモニタされた該社員(P)のモニタ情報が、画像配
信サーバ10によって受信して取得され、そのモニタ情
報に応じた行動情報が選択され、それに対応した物真似
アニメ画像が配信サーバ10から、会社の本人デスク上
に設置された表示端末(会社PC)40へ配信表示され
る。
【0040】この場合、例えば、在宅社員(P)は生の
モニタ情報を画像配信サーバ10に送ることを好まない
場合もある。それに対応して、モニタ端末20がモニタ
された該社員(P)のモニタ情報から対応する行動情報
を選択出力して、画像配信サーバ10では、生のモニタ
情報でなく行動情報を受信して、対応した物真似アニメ
画像を配信出力するようにしても良い。以下は、この
「モニタ端末20で行動情報を選択出力する」例を示
す。
【0041】観察対象人物Pである在宅社員の自室
(H)に設置されたモニタ端末(自宅PC)20によっ
てPC操作がモニタ(検知)されると、「PCの操作」
の行動情報が選択され、この行動情報が配信サーバ10
に送信される。配信サーバ10では、対応する「PC操
作」のロボットの画像が選択され、当該在宅社員(P)
により予め選択設定された自室(H)の背景画像とロボ
ットキャラクタとの組み合わせ画像において、図4
(A)に示すように、そのロボットキャラクタが自室内
でパソコン操作している様子の「在席」メッセージが付
加された[業務中]物真似アニメ画像J1が作成され、
配信依頼者(利用者)である会社の表示端末(会社P
C)40に配信されて表示される。
【0042】なお、この在宅社員の自室背景画像とロボ
ットキャラクタからなる組み合わせ画像には、当該在宅
社員(P)のモニタ端末(自宅PC)20に記憶されて
いるスケジュールデータ(予定表)に対応した予定表が
共に組み合わせされ、表示端末(会社PC)40に配信
表示された物真似アニメ画像Jnにおいてその予定を確
認できる。
【0043】また、在宅社員(P)によるPC操作が一
定時間(例えば20分)モニタ端末(自宅PC)20に
よってモニタされない場合に、「予定表」の行動情報が
選択され、前記スケジュールデータ(予定表)に従い在
宅社員(P)の「休憩時間」であることが読み出される
と、対応する「休憩/遊び」の行動情報に変更して選択
され、この行動情報が配信サーバ10に送信される。配
信サーバ10では、図4(B)に示すように、この「休
憩/遊び」のロボットキャラクタが音楽を聴いて休憩し
ている様子の「在席」メッセージが付加された[休憩
中]アニメ画像J2が選択され、配信依頼者(利用者)
である会社の表示端末(会社PC)40に配信されて表
示される。
【0044】この在宅社員(P)のモニタ端末(自宅P
C)20の物真似アニメ画像Jnは、同時にモニタ端末
20における表示画面にもサブウインドウとして表示さ
れ、観察対象人物Pである在宅社員自身が配信依頼者
(利用者)である会社の表示端末(会社PC)40へ配
信されて表示される物真似アニメ画像Jnを見て確認す
ることができる。すなわち、モニタ端末(自宅PC)2
0でモニタされたモニタ情報に対応する行動情報が選択
されると、モニタ端末(自宅PC)20においても、行
動情報に対するアニメ画像J2が選択され表示出力す
る。従って、モニタ端末(自宅PC)20も物真似画像
出力装置としての機能を有する。
【0045】なお、この在宅勤務制度に伴う画像配信シ
ステムにおけるモニタ端末(自宅PC)20での初期設
定に際しても、観察対象人物P自身によって、前記自室
背景画像と動物キャラクタとの組み合わせ画像の選択設
定と共に、当該モニタ端末20による観察対象人物Pの
モニタの正確さ(正答率:50%〜100%)及び物真
似さぼり度(停止率:90%〜0%)が任意に設定され
るもので、これにより設定されたモニタ正確さ(正答
率:50%〜100%)や物真似さぼり度(停止率:9
0%〜0%)に応じた割合で、前記物真似アニメ画像J
nは時として実際の観察対象人物Pの行動とは異なる行
動に応じた画像選択が成されて配信され、また、ロボッ
トキャラクタが観察対象人物Pの観察・物真似をさぼっ
ている様子のアニメ画像J3(図5(A)参照)が選択
されて配信される。
【0046】このように、観察対象人物(在宅社員)P
自身によって、モニタに応じた物真似アニメ画像Jnを
見て確認できることや、そのモニタの正確さ(正答率)
及び物真似さぼり度(停止率)を設定できることで、当
該観察対象人物(在宅社員)Pにとってその観察がプレ
ッシャーになる度合いは大幅に緩和される。
【0047】すなわち、モニタ端末(自宅PC)20に
おいてその定期的な(例えば10分おき)モニタ・画像
選択処理毎に更新される“0”〜“100”の範囲での
乱数発生値が、前記観察対象人物(在宅社員)P自身に
よって任意設定された物真似さぼり度(停止率:90%
〜0%)の範囲内に入った場合には、図5(A)に示す
ように、ロボットキャラクタが居眠りをしてさぼってい
る様子のアニメ画像J3が選択され、前記同様に配信依
頼者(利用者)である会社の表示端末(会社PC)40
に配信されて表示される。
【0048】また、モニタ端末(自宅PC)20によっ
て、在宅社員(P)のPC操作が一定時間(例えば1時
間)検知されない場合に、このモニタ情報に応じて「不
在」の行動情報が選択され、この行動情報が配信サーバ
10に送信される。配信サーバ10では、図5(B)に
示すように、対応する、ロボットキャラクタが自室内に
不在である様子の「不在」メッセージが付加された[外
出中]アニメ画像J4が選択され、前記同様に配信依頼
者(利用者)である会社の表示端末(会社PC)40に
配信されて表示される。
【0049】図6は前記画像配信システムのマンション
M内各住居101,102,…,303にあるモニタ端
末兼表示端末(自宅PC)50a,50b,…,50i
による観察対象である住人のモニタのしくみを示す図で
ある。
【0050】前記画像配信サーバ10は、図1に示すよ
うに、前記通信ネットワークNに接続されたマンション
M内各住居101,102,…,303にあるモニタ端
末兼表示端末(自宅PC)50a,50b,…,50i
によりモニタされた各住居内における観察対象人物P10
1-P303のそれぞれの行動に応じた物真似アニメ画像を
管理人室Kの表示端末(自宅PC)60へ配信するもの
で、この際、各住居における観察対象人物P101-P303
同士で自分の行動観察を許可している相手に対しては、
その物真似アニメ画像は許可相手であるモニタ端末兼表
示端末(自宅PC)50a,50b,…,50iへも配
信されて表示される。
【0051】この場合、マンションの各端末(管理人室
の表示端末60、各住居内のモニタ端末兼表示端末(自
宅PC)50a〜50i)をネットワークで直結して、
モニタ端末兼表示端末でモニタされたモニタ情報を表示
端末やモニタ端末兼表示端末に送り表示させる側で、取
得したモニタ情報から対応する行動情報を選択出力して
対応する画像を表示出力させるようにしても良い。この
場合は、表示端末側(表示端末・モニタ端末兼表示端
末)が、物真似画像出力装置として機能する。
【0052】以下は、この「表示端末側(表示端末・モ
ニタ端末兼表示端末)が、物真似画像出力装置として機
能」する例を示す。
【0053】このモニタ端末兼表示端末(自宅PC)5
0a,50b,…,50iでは、カメラ29aからの撮
像画像の解析による住人のモニタだけでなく、住居で使
用する各家電製品(ポット29b,エアコン29c,T
V29d,ビデオ29e,TVドアホン29f,照明2
9g,電気・ガス・水道メータ29h,圧力センサ付き
座布団29iなど)からのBluetooth(R)(短距離無線技
術)を利用した行動情報に基づき住人のモニタが行われ
る。
【0054】図7は前記画像配信システムにおいて配信
依頼者(利用者)とその観察対象人物Pが例えばマンシ
ョンM内の管理人と住人P101-P303との関係である場
合の各住居対応の物真似アニメ画像を示す図である。
【0055】観察対象人物Pである住人P101の住居
(H101)に設置されたモニタ端末兼表示端末(自宅P
C)50a〜50iによってモニタされた、各家電製品
(BT)のモニタ情報が、「受信端末60及びモニタ端
末兼表示端末(自宅PC)50a〜50i」(以下「受
信端末等」と記載する)に送信される。受信端末等は、
各モニタ端末兼表示端末(自宅PC)50a〜50iか
ら送信されたモニタ情報を受信して取得する。受信端末
等は、この取得したモニタ情報に対応する行動情報を選
択し、対応する行動情報のキャラクタのアニメ画像を読
み出して、背景画像キャラクタのアニメ画像との組み合
わせ画像をアニメ表示する。例えば電気・ガス・水道メ
ータ29hからの「消費電力情報が最低電力(待機電
力)となっている」モニタ情報が、受信端末等に送信さ
れ、受信端末等では、受信して取得した「消費電力情報
が最低電力(待機電力)となっている」のモニタ情報に
応じて「不在」の行動情報が選択され、対応する「PC
操作」のロボットの画像が選択され、当該住人P101に
より予め選択設定された自室(H101)の背景画像とキ
ャラクタとの組み合わせ画像において、当該キャラクタ
が自室内に不在である様子の「外出中」メッセージが付
加されたアニメ画像X101が選択され、表示出力され
る。
【0056】また、住居(H102)に設置されたモニタ
端末兼表示端末(自宅PC)50bにより、例えば「調
理器具の使用」がモニタされると、このモニタ情報が、
受信端末等に送信され、受信端末では「調理器具の使
用」に対応する「食事」の行動情報が選択され、当該住
人P102により予め選択設定された背景画像と人物キャ
ラクタとの組み合わせ画像において、当該人物キャラク
タが忙しそうに料理している様子の「食事」の物真似ア
ニメ画像X102が選択され受信端末等において表示出力
される。
【0057】また、住居(H103)に設置されたモニタ
端末兼表示端末(自宅PC)50cにより、例えば「P
C・調理器具以外の使用」がモニタされると、このモニ
タ情報が受信端末等に送信される。受信端末等では、こ
の「PC・調理器具以外の使用」のモニタ情報に対応す
る「休憩/遊び」の行動情報が選択され、当該住人P103
により予め選択設定された個人情報(休憩中にすること
「1人将棋」)に基づき、自室(H103)の選択背景画
像と選択動物キャラクタとの組み合わせ画像において、
当該動物キャラクタが1人で将棋を指している様子の
「休憩/遊び」の物真似アニメ画像X103が選択され、受
信端末等において表示出力される。
【0058】また、住居(H201)に設置されたモニタ
端末兼表示端末(自宅PC)50dにより、例えばTV
ドアホン29fにより他人の入室がモニタされると、
「ドアホンで他人検知、入室」のモニタ情報が表示端末
等に送信される。表示端末等では、この「ドアホンで他
人検知、入室」のモニタ情報に対応する「来客中」の行
動情報が選択され、当該住人P201により予め選択設定
された自室(H201)の背景画像と動物キャラクタとの
組み合わせ画像において、「来客中」の行動情報に対応
する「来客中」のメッセージを付加したアニメ画像X20
1が選択され、受信端末等において表示出力される。
【0059】なお、このマンション住人用の画像配信シ
ステムにおける各モニタ端末兼表示端末(自宅PC)5
0a〜50iでの初期設定に際しても、観察対象人物P
101-P303自身によって、前記自室背景画像とキャラク
タとの組み合わせ画像の選択設定と共に、当該モニタ端
末兼表示端末(自宅PC)50a〜50iによる観察対
象人物Pのモニタの正確さ(正答率:50%〜100
%)及び物真似さぼり度(停止率:90%〜0%)が任
意に設定されるもので、これにより設定された正確さ
(正答率:50%〜100%)や物真似さぼり度(停止
率:90%〜0%)に応じた割合で、前記各住人対応の
物真似アニメ画像は時として実際の観察対象人物Pの行
動とは異なる行動に応じた画像選択が成されて配信さ
れ、また、キャラクタが観察対象人物Pの観察・物真似
をさぼっている様子のアニメ画像が選択されて配信され
る。
【0060】すなわち、例えば住居(H203)に設置さ
れたモニタ端末兼表示端末(自宅PC)50fにおいて
その定期的な(例えば10分おき)モニタ・画像選択処
理毎に更新される“0”〜“100”の範囲での乱数発
生値が、その住人P203自身によって任意設定された物
真似さぼり度(停止率:90%〜0%)の範囲内に入っ
た場合には、当該住人P203により予め選択設定された
動物キャラクタが居眠りをしてさぼっている様子のアニ
メ画像X203が選択され、前記同様に配信依頼者(利用
者)である管理人室Kの表示端末(自宅PC)60に配
信されて表示される。
【0061】また、住居(H302)に設置されたモニタ
端末兼表示端末(自宅PC)50hにより、例えば「P
C・調理器具以外の使用」がモニタされると、このモニ
タ情報が受信端末等に送信される。受信端末等では、
「PC・調理器具以外の使用」のモニタ情報に対応する
「休憩/遊び」の行動情報が選択され、当該住人P302に
より予め選択設定された個人情報(「休憩/遊び」にす
ること「TV」)に基づき、自室(H302)の選択背景
画像と選択動物キャラクタとの組み合わせ画像におい
て、当該動物キャラクタがあくびをしながらTVを見て
いる様子の「休憩/遊び」の物真似アニメ画像X302が選
択され、表示出力される。
【0062】さらに、住居(H303)に設置されたモニ
タ端末兼表示端末(自宅PC)50iにおいて、例えば
「デスク用ライトの使用」がモニタされると、このモニ
タ情報が受信端末等に送信される。受信端末等では、こ
の「デスク用ライトの使用」のモニタ情報に対応する
「勉強中・読書中」の行動情報が選択され、当該住人P
303により予め選択設定された自室(H303)の選択背景
画像と選択ロボットキャラクタとの組み合わせ画像にお
いて、当該ロボットキャラクタが勉強中でである様子の
「勉強中・読書中」の物真似アニメ画像X303が選択さ
れ、表示出力される。
【0063】そして、例えば住居(H103)に設置され
たモニタ端末兼表示端末(自宅PC)50cにおいて、
外部からメールの受信がモニタされると、このモニタ情
報が受信端末等に送信される。受信端末等では、この
「新規メールの受信」のモニタ情報に対応する「メール
を運ぶ」の行動情報が選択され、動物キャラクタが自室
内でメールを運んでいる様子の「メールを運ぶ」のアニ
メ画像X103′が選択され、表示出力される。
【0064】なお、モニタ端末兼表示端末(自宅PC)
50a〜50iにおいて、予めその住人観察の禁止が初
期設定された場合には、住居(H301)あるいは(H20
2)で示すように、カーテンの閉まっているアニメ画像
が配信される。
【0065】そして、このようなマンションMにおける
各住居H101-H303の住人P101-P303に対応の物真似ア
ニメ画像X101-X303は、当該各住居H101-H303におけ
る観察対象人物P101-P303同士で自分の行動観察を許
可している相手に対しては、その物真似アニメ画像Xn
は許可相手であるモニタ端末兼表示端末(自宅PC)5
0a,50b,…,50iへも配信されて表示される。
【0066】このようなマンションM内の住民コミュニ
ケーションを対象とする画像配信システムの場合でも、
各観察対象人物(住人)P101-P303自身によって、モ
ニタに応じた物真似アニメ画像を見てサブウインドウ上
で確認できることや、そのモニタの正確さ及び物真似さ
ぼり度を設定できることで、当該観察対象人物(住人)
P101-P303にとってその観察がプレッシャーになる度
合いは大幅に緩和される。
【0067】このようにマンション内の住人相互のコミ
ュニケーションにおいて、自分が希望するレベルで適度
に自分の行動情報を周囲の住人に開示できることとな
り、お互いに遠慮やお節介のしすぎを気にすることなく
コミュニケーションを図ることができる。また、管理人
にとっては、住人のプライバシを侵害することを気にす
ることなく、住民の状態等を知る事も可能になり、効率
よい管理が行える。
【0068】図8は前記画像配信システムにおける画像
配信サーバ10の電子回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0069】画像配信サーバ10は、各種の記録媒体に
記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを
読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が
制御されるコンピュータによって構成され、その電子回
路には、CPU11が備えられる。
【0070】CPU11は、EEP−ROMやハードデ
ィスク,フラッシュメモリなどのメモリ12に予め記憶
されたサーバ制御プログラム、あるいはCD−ROMや
フロッピディスクなどの外部記録媒体13から記録媒体
読取部14を介して前記メモリ12に読み込まれたサー
バ制御プログラム、あるいは通信ネットワークN上の他
のコンピュータ端末から電送制御部15を介して前記メ
モリ12に読み込まれたサーバ制御プログラムに応じ
て、回路各部の動作を制御するもので、前記メモリ12
に記憶されたサーバ制御プログラムは、通信ネットワー
クNを介して電送制御部15に受信される例えば子供や
在宅社員の自室(H)に設置されたモニタ端末(自宅P
C)20、親が所有する表示端末(携帯電話)30、在
宅勤務制度のある会社の社員デスクに設置された表示端
末(会社PC)40、マンションM内の各住居H101-H
303に設置されたモニタ端末兼表示端末(自宅PC)5
0a,50b,…,50i、管理人室Kに設置された表
示端末(自宅PC)60などの各コンピュータ端末から
の信号に応じて起動される。
【0071】前記CPU11には、前記メモリ12、記
録媒体読取部14、電送制御部15が接続される他に、
キーボードやマウスなどの入力部16、CRTやLCD
などの表示部17、現在時刻の計時を行う時計部18な
どが接続される。
【0072】この画像配信サーバ10のメモリ12に
は、当該サーバ10の全体の動作を司るサーバシステム
プログラムや電送制御部15を介して通信ネットワーク
N上の各コンピュータ端末とデータ通信するための通信
プログラムが記憶される他に、前記モニタ端末(自宅P
C)20やモニタ端末兼表示端末(自宅PC)50a,
50b,…,50iにおけるモニタに応じた画像選択処
理に対応してその選択画像である物真似アニメ画像の配
信及び広告の掲載及び利用者への課金処理などを行うた
めの画像配信処理プログラム12a、モニタ端末(自宅
PC)20と表示端末(携帯電話)30,(会社PC)
40との間、あるいはモニタ端末兼表示端末(自宅P
C)50a,50b,…,50i相互間や表示端末(自
宅PC)60との間での当該画像配信サーバ10を介し
たメールの送受信処理を行うためのメール配信プログラ
ム12bが記憶される。
【0073】また、前記画像配信サーバ10のメモリ1
2には、各利用者別のデータメモリ12cが備えられ、
この利用者別データメモリ12cには、その画像配信の
依頼者(利用者)に対応する携帯電話番号及び認証デー
タからなる利用者ID12d、モニタ端末20(モニタ
端末兼表示端末50a,50b,…,50i)のメール
アドレスであるモニタ端末アドレス12e、利用者の銀
行口座番号・課金実績からなる利用者課金情報12f、
モニタ端末20でのキャラクタ及び背景画像の組み合わ
せ及びこの組み合わせ画像からなるモニタに応じた画像
選択に従い動物・ロボット・人などのキャラクタの種類
や背景画像である部屋のイメージを選択設定するための
画像設定データ12g、観察対象人物Pの個人情報に対
して物真似キャラクタの行動情報を対応付けた個人情報
データ・対応キャラ選択データ12h、広告主から掲載
依頼された広告情報12i、広告主の銀行口座番号・課
金実績からなる広告先課金情報12j、観察対象人物P
により任意設定される正答率(モニタ正確さ)・停止率
(さぼり度)12k、個人の予定表12l、取得したモ
ニタ情報に対応する行動情報を複数組記憶する「モニタ
・行動情報テーブル」12m、記憶された個人情報デー
タに対応する行動情報を複数組記憶する「個人情報・行
動情報テーブル」12n、記憶された予定表に対応する
行動情報を複数組記憶する「予定表・行動情報テーブ
ル」12o、行動情報に対応した画像を複数記憶する行
動画像データ12pなどが記憶される。
【0074】図9は前記画像配信システムにおける表示
端末(携帯電話30/会社PC40/自宅PC60)の
電子回路の構成を示すブロック図である。
【0075】表示端末30,40,60は、各種の記録
媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログ
ラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって
動作が制御されるコンピュータによって構成され、その
電子回路には、CPU31が備えられる。
【0076】CPU31は、EEP−ROMやハードデ
ィスク,フラッシュメモリなどのメモリ32に予め記憶
された表示端末制御プログラム、あるいはCD−ROM
やフロッピディスクなどの外部記録媒体33から記録媒
体読取部34を介して前記メモリ32に読み込まれた表
示端末制御プログラム、あるいは通信ネットワークN上
の他のコンピュータ端末から電送制御部35を介して前
記メモリ32に読み込まれた表示端末制御プログラムに
応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記メモリ
32に記憶された表示端末制御プログラムは、入力部3
6からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは電送制
御部35に受信される通信ネットワークN上の画像配信
サーバ10やモニタ端末(自宅PC)20(モニタ端末
兼表示端末50a,50b,…,50i)などの他のコ
ンピュータ端末からの信号に応じて起動される。
【0077】前記CPU31には、前記メモリ32、記
録媒体読取部34、電送制御部35、入力部36が接続
される他に、CRTやLCDからなる表示部37、現在
時刻の計時を行う時計部38などが接続される。
【0078】この表示端末30,40,60のメモリ3
2には、当該表示端末30,40,60の全体の動作を
司る表示端末システムプログラム、電送制御部35を介
して通信ネットワークN上の各コンピュータ端末とデー
タ通信するための通信プログラムが記憶される他に、前
記画像配信サーバ10から配信される物真似アニメ画像
を表示出力するための画像配信処理プログラム(表示端
末用)32a、前記画像配信サーバ10をメールサーバ
としてモニタ端末(自宅PC)20、あるいはモニタ端
末兼表示端末(自宅PC)50a,50b,…,50i
との間でメールの送受信処理を行うためのメールプログ
ラム32bが記憶される。
【0079】また、前記表示端末30,40,60のメ
モリ32には、この表示端末のユーザを配信依頼者(利
用者)とする利用者別のデータメモリ32cが備えら
れ、この利用者別データメモリ32cには、その依頼者
(利用者)に対応する携帯電話番号及び認証データから
なる利用者ID32d、モニタ端末20(モニタ端末兼
表示端末50a,50b,…,50i)のメールアドレ
スであるモニタ端末アドレス32e、利用者の銀行口座
番号・課金実績からなる利用者課金情報32f、モニタ
端末20でのキャラクタ及び背景画像の組み合わせ及び
この組み合わせ画像からなるモニタに応じた画像選択に
従い動物・ロボット・人などのキャラクタの種類や背景
画像である部屋のイメージを選択設定するための画像設
定データ32g、観察対象人物Pの個人情報に対して物
真似キャラクタの行動情報を対応付けた個人情報データ
・対応キャラ選択データ32h、広告主により掲載され
た広告情報32i、広告主の銀行口座番号・課金実績か
らなる広告先課金情報32j、観察対象人物Pにより任
意設定される正答率(モニタ正確さ)・停止率(さぼり
度)32k、行動情報に対応した画像を複数記憶する行
動画像データ32mなどが記憶される。
【0080】図10は前記画像配信システムにおけるモ
ニタ端末(自宅PC)20の電子回路の構成を示すブロ
ック図である。
【0081】モニタ端末(自宅PC)20は、各種の記
録媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプロ
グラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによっ
て動作が制御されるコンピュータによって構成され、そ
の電子回路には、CPU21が備えられる。
【0082】CPU21は、EEP−ROMやハードデ
ィスク,フラッシュメモリなどのメモリ22に予め記憶
されたモニタ端末制御プログラム、あるいはCD−RO
Mやフロッピディスクなどの外部記録媒体23から記録
媒体読取部24を介して前記メモリ22に読み込まれた
モニタ端末制御プログラム、あるいは通信ネットワーク
N上の他のコンピュータ端末から電送制御部25を介し
て前記メモリ22に読み込まれたモニタ端末制御プログ
ラムに応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記
メモリ22に記憶されたモニタ端末制御プログラムは、
入力部26からのユーザ操作に応じた入力信号、あるい
は電送制御部25に受信される通信ネットワークN上の
画像配信サーバ10や表示端末(携帯電話30/会社P
C40/自宅PC60)などの他のコンピュータ端末か
らの信号、あるいはモニタセンサ29による観察対象人
物Pのモニタ信号に応じて起動される。
【0083】前記CPU21には、前記メモリ22、記
録媒体読取部24、電送制御部25、入力部26、モニ
タセンサ29が接続される他に、CRTやLCDからな
る表示部27、現在時刻の計時を行う時計部28などが
接続される。
【0084】ここで、モニタ端末(自宅PC)20にお
けるモニタセンサ29としては、例えばカメラやマイ
ク,タッチセンサなどが備えられるが、例えばこのモニ
タ端末(自宅PC)20がマンションMの各住居H101-
303に設置されるモニタ端末兼表示端末50a,50
b,…,50iである場合には、前記図6において示し
たような、各住居で使用する各家電製品(ポット29
b,エアコン29c,TV29d,ビデオ29e,TV
ドアホン29f,照明29g,電気・ガス・水道メータ
29h,圧力センサ付き座布団29iなど)からのBT
(Bluetooth(R):短距離無線技術)を利用したモニタ情報
が電送制御部25にて受信され、観察対象人物Pである
住人のモニタが行われる。
【0085】このモニタ端末(自宅PC)20のメモリ
22には、当該モニタ端末20の全体の動作を司るモニ
タ端末システムプログラム、電送制御部25を介して通
信ネットワークN上の各コンピュータ端末とデータ通信
するための通信プログラムが記憶される他に、当該モニ
タ端末20が設置された場所(H)における観察対象人
物Pの行動をモニタし、このモニタに応じた物真似アニ
メ画像を選択して前記画像配信サーバ10へ送信するた
めの画像配信処理プログラム(モニタ端末用)22a、
前記画像配信サーバ10をメールサーバとして表示端末
(携帯電話30/会社PC40/自宅PC60)との間
でメールの送受信処理を行うためのメールプログラム2
2bが記憶される。
【0086】また、前記モニタ端末(自宅PC)20の
メモリ22には、対応する表示端末(携帯電話30/会
社PC40/自宅PC60)へ配信させるべき物真似ア
ニメ画像を構成する動物・ロボット・人などのキャラク
タの種類や背景画像である部屋のイメージを選択設定す
るための画像設定データ22c、当該モニタ端末(自宅
PC)20のユーザである観察対象人物Pにより任意設
定されるモニタの正答率(正確さ)・停止率(さぼり
度)22d、そして、同モニタ端末(自宅PC)20の
ユーザである観察対象人物P本人のスケジュールデータ
(予定表)22e、観察対象人物Pの個人情報に対して
物真似キャラクタの行動情報を対応付けた個人情報デー
タ・対応キャラ選択データ22f、取得したモニタ情報
に対応する行動情報を複数組記憶する「モニタ・行動情
報テーブル」22g、記憶された個人情報データに対応
する行動情報を複数組記憶する「個人情報・行動情報テ
ーブル」22h、記憶された予定表に対応する行動情報
を複数組記憶する「予定表・行動情報テーブル」22
i、行動情報に対応した画像を複数記憶する行動画像デ
ータ22jが記憶される。
【0087】図11は前記画像配信システムのモニタ端
末(自宅PC)20やモニタ端末兼表示端末50a,5
0b,…,50iにおける画像配信処理プログラム(モ
ニタ端末用)22aに組み込まれたモニタ内容と物真似
の行動情報を対応付けするためのモニタ・行動情報テー
ブルを示す図である。
【0088】図12は前記物真似の行動情報に対応する
画像コードの各キャラクタ別の画像データを示す図であ
る。
【0089】この画像データは動画又は静止画で構成さ
れる。また、画像データそのものでなく、物真似の行動
情報に対応する動画又は静止画を作成するための実行プ
ログラムデータであってもよい。
【0090】このモニタ・行動情報テーブルには、P
C動作、家電製品からのBT情報、カメラ画像のそ
れぞれに従ったモニタ情報の種類と、各種のモニタに応
じた物真似するキャラクタの行動情報、行動情報に対応
する行動画像の画像コード、及び特定のキャラクタの行
動情報に伴う追加処理が対応付けされて設定されるもの
で、モニタ端末(自宅PC)20の“PC−ON”がモ
ニタされた場合には、対応するキャラクタの行動情報と
して[(0)PCの前に座る]が選択されて、指定のキ
ャラクタについて図12のその物真似アニメ画像Oが読
み出され、配信又は表示されると共に、追加処理として
当該モニタ端末20でのモニタの開始が表示端末(携帯
電話30/会社PC40/自宅PC60)へ通知され
る。この際、表示端末(携帯電話30/会社PC40/
自宅PC60)では、前記モニタ端末20からのモニタ
の開始通知に応じて電源がONされ物真似アニメ画像が
表示される、又は配信された先で物真似アニメ画像が表
示される。
【0091】また、例えばモニタ端末(自宅PC)20
の“PC操作”がモニタされた場合には、対応するキャ
ラクタの行動情報として[(A)PCの操作]が選択さ
れてその物真似アニメ画像が配信又は表示される。
【0092】また、モニタ端末(自宅PC)20におい
て、“20分間キー操作なし”がモニタされた場合に
は、対応するキャラクタの行動情報として[(X)予定
表]が選択され、メモリ22内のスケジュールデータ
(予定表)22eに記憶された観察対象人物Pの現在の
予定に応じたキャラクタの行動情報が、図13における
予定表・行動情報テーブルに従い選択されてその物真似
アニメ画像が図12から読み出され、配信又は表示され
る。
【0093】図13は前記画像配信システムのモニタ端
末(自宅PC)20やモニタ端末兼表示端末50a,5
0b,…,50iにおける画像配信処理プログラム(モ
ニタ端末用)22aに組み込まれた行動予定内容と物真
似の行動情報を対応付けするための予定表・行動情報テ
ーブルを示す図である。
【0094】つまり、モニタ端末(自宅PC)20にお
いて、“20分間キー操作なし”がモニタされた場合
に、メモリ22内のスケジュールデータ(予定表)22
eに基づき観察対象人物Pの現在の予定が例えば“休憩
時間”であった場合には、対応するキャラクタの行動情
報として[(D)休憩/遊び]が選択され、その物真似
アニメ画像が図12から読み出され、配信又は表示され
る。
【0095】なお、この観察対象人物Pの予定表に応じ
て[(D)休憩/遊び]が選択された場合には、当該休
憩・遊びに対応するキャラクタの行動情報の内容が、図
14における個人情報・行動情報テーブルに従い選択さ
れてその物真似アニメ画像が図12から読み出され、配
信又は表示される。
【0096】図14は前記画像配信システムのモニタ端
末(自宅PC)20やモニタ端末兼表示端末50a,5
0b,…,50iにおける画像配信処理プログラム(モ
ニタ端末用)22aに組み込まれた個人情報・行動情報
テーブルを示す図である。
【0097】つまり、前記観察対象人物Pの予定表に応
じて[(D)休憩/遊び]が選択された場合に、前記個
人情報・行動情報テーブルに基づき観察対象人物Pの個
人情報として「好きな飲み物(お茶/コーヒ紅茶/ジュ
ース)」における「好きな飲み物(お茶)」、「休憩時
間にすること(音楽聞く/1人将棋/TV)」における
「休憩時間にすること(1人将棋)」などが得られた場
合には、当該好きな飲み物を飲んだり好きなことをする
キャラクタの行動情報の1つがランダム選択され、その
物真似アニメ画像が図12から読み出され、一定時間ず
つ切り替わって配信又は表示される。
【0098】一方、さらにモニタ端末(自宅PC)20
において、“1時間キー操作なし”がPC動作に基づ
きモニタされるか、“消費電力最低=待機電力”が家
電製品からのBT情報に基づきモニタされるか、“一定
時間本人が見えない”がカメラ画像に基づきモニタさ
れた場合には、対応するキャラクタの行動情報として
[(B)不在]が選択されてその物真似アニメ画像が図
12から読み出され、配信又は表示される。
【0099】以下同様に、モニタ端末(自宅PC)20
やモニタ端末兼表示端末50a,50b,…,50iに
おけるPC動作、家電製品からのBT情報、カメ
ラ画像のそれぞれに従ったモニタ情報に応じて、前記モ
ニタ情報・行動情報テーブル及び予定表・行動情報テー
ブル及び個人情報・行動情報テーブルに従い対応するキ
ャラクタの行動情報として決定され、その物真似アニメ
画像が図12から読み出され、配信又は表示される。
【0100】なお、このモニタ端末(自宅PC)20や
モニタ端末兼表示端末50a,50b,…,50iにお
ける観察対象人物Pのモニタ・画像選択に従った物真似
アニメ画像の配信は、選択されたキャラクタの行動情報
の画像番号(例えばモニタ・行動情報テーブルにおける
キャラの行動情報記号(0)(A)(X)(B)…)と
して画像配信サーバ10や表示端末(携帯電話30/会
社PC40/自宅PC60)へ送信され、当該画像配信
サーバ10や表示端末30/40/60内のメモリに記
憶された画像設定データに基づいて対応する物真似アニ
メ画像に作成変換されて表示出力される。または、画像
配信サーバ10において物真似アニメ画像に作成変換さ
れて動画や静止画として表示端末に送信出力される。ま
たは、画像配信サーバ10において、選択されたキャラ
クタの行動情報の画像番号(例えばモニタ・行動情報テ
ーブルにおけるキャラの行動情報記号(0)(A)
(X)(B)…)として表示端末(携帯電話30/会社
PC40/自宅PC60)へ送信され、当該画像配信サ
ーバ10や表示端末30/40/60内のメモリに記憶
された画像設定データに基づいて対応する物真似アニメ
画像に作成変換されて表示出力されるようにしても良
い。
【0101】また、画像配信サーバ10には、マンショ
ンMの各住居H101-H303におけるモニタ端末兼表示端
末50a,50b,…,50iによってモニタされた各
住人P101-P303それぞれの物真似アニメ画像を、マン
ション管理人及び当該マンション各住人P101-P303同
士間で表示許可するか不可するかを設定した配信可否設
定テーブルが組み込まれる。
【0102】図15は前記画像配信システムの画像配信
サーバ10における画像配信処理プログラム12aに対
応付けられて用意される配信可否設定テーブルを示す図
である。
【0103】この配信可否設定テーブルによれば、マン
ションM内の各住人P101-P303のそれぞれにおいて、
自分の行動を知られたくない住居Hnの表示端末(自宅
PC)50,60に対し、個別に画像配信の不可を設定
することができる。この配信可否設定テーブルにおける
各住居H101-H303毎の配信可否設定データは、当該各
住居H101-H303の住人P101-P303によるモニタ端末兼
表示端末50a,50b,…,50iでの初期設定処理
に伴い設定されて登録される。
【0104】次に、前記構成の画像配信システムによる
観察対象人物Pのモニタに応じた物真似画像の配信機能
について説明する。
【0105】図16は前記画像配信システムによる画像
配信機能の全体処理を示すフローチャートであり、同図
(A)はモニタ端末20(モニタ端末兼表示端末50
a,50b,…,50i)での処理を示すフローチャー
ト、同図(B)は画像配信サーバ10での処理を示すフ
ローチャート、同図(C)は表示端末(携帯電話30/
会社PC40/自宅PC60)での処理を示すフローチ
ャートである。
【0106】モニタ端末20(モニタ端末兼表示端末5
0a,50b,…,50i)では、まず、図18におけ
る初期設定処理が起動される(ステップAD)。
【0107】図18は前記画像配信システムのモニタ端
末20(モニタ端末兼表示端末50a,50b,…,5
0i)による初期設定処理を示すフローチャートであ
る。
【0108】この初期設定処理では、まずこの画像配信
システムによる画像の配信を利用する利用者のIDが入
力されて登録され(ステップD1)、また、当該モニタ
端末20のメールアドレスが入力されて登録される(ス
テップD2)。
【0109】さらに、利用者の課金情報(銀行口座番
号)が入力されて登録される(ステップD3)。
【0110】また、このモニタ端末20を使用する観察
対象人物Pによって、物真似アニメ画像を構成するキャ
ラクタの種類(動物・ロボット・人など)及び背景画像
となる部屋のイメージが、メモリ22内の画像設定デー
タ22cに基づき選択されて登録される(ステップD
4)。
【0111】そして、このモニタ端末20を使用する観
察対象人物Pによって、図14における個人情報・行動
情報テーブルに基づき、例えば好きな飲み物や休憩時間
にすることなどの個人情報が選択的に入力されると(ス
テップD5)、選択入力された個人情報に対応して複数
用意されたキャラクタの行動情報の画像の1つが表示さ
れる(ステップD6)。
【0112】例えば個人情報(好きな飲み物)として
「コーヒ紅茶」が選択された場合には、前記ステップD
4において選択された種類のキャラクタがコーヒ紅茶を
飲んでいる様子の第1の動作画像が表示される。
【0113】ここで、「OK」の操作がなされると(ス
テップD7)、前記選択入力された個人情報(好きな飲
み物)及びその対応動作画像が設定登録され、次の個人
情報(例えば休憩時間にすること)の選択待機状態とな
る(ステップD9→D5)。
【0114】一方、前記ステップD6において表示され
た選択個人情報に対応する動作画像について「OK」の
操作がなされない場合には、他の動作画像、すなわち例
えば前記コーヒ紅茶を飲んでいる様子の第2の動作画像
が選択されて設定登録される(ステップD7→D8)。
【0115】そして、前記ステップD5〜D9の処理に
従って、個人情報の選択及びその対応動作画像の設定登
録がなされると、当該個人情報に応じた広告(例えばコ
ーヒ紅茶の広告)が選択されて登録される(ステップD
10)。
【0116】するとさらに、当該モニタ端末20におけ
るモニタの正確さ(正答率:50%〜100%)及び物
真似キャラクタによる物真似動作のさぼり度(停止率:
90%〜0%)が所望の割合に選択されて登録される
(ステップD11,D12)。
【0117】こうして、前記図18における初期設定処
理(ステップAD)に従って、利用者ID、当該モニタ
端末20のメールアドレス、利用者課金用の銀行口座番
号、物真似アニメ画像を構成するキャラクタの種類(動
物・ロボット・人など)及び背景画像となる部屋のイメ
ージ、個人情報及びその対応動作画像と広告、そして、
モニタ正答率(正確さ)及び停止率(さぼり度)が設定
されると、このモニタ端末20(モニタ端末兼表示端末
50a,50b,…,50i)での各設定データは、通
信ネットワークNを介して画像配信サーバ10へ送信さ
れる(ステップA1)。
【0118】すると、画像配信サーバ10では、前記モ
ニタ端末20(モニタ端末兼表示端末50a,50b,
…,50i)から受信された各種の設定データがそのま
まさらに通信ネットワークNを介して各モニタ端末20
(モニタ端末兼表示端末50a,50b,…,50i)
に対応する表示端末(携帯電話30/会社PC40/自
宅PC60)へ送信転送されると共に(ステップB
1)、当該画像配信サーバ10内のメモリ12(図8参
照)に対して、前記受信された各設定データが登録され
る(ステップB2)。
【0119】さらに、表示端末(携帯電話30/会社P
C40/自宅PC60)においても、前記画像配信サー
バ10を経由して転送受信された前記モニタ端末20
(モニタ端末兼表示端末50a,50b,…,50i)
からの各種の設定データが、当該表示端末(30/40
/60)内のメモリ32(図9参照)に対して登録され
る(ステップC1)。なお、本実施例においては、この
初期設定処理をモニタされる側のモニタ端末で行うこと
としたが、画像配信サーバ装置10や表示端末で行うよ
うにしてもよい。
【0120】そして、モニタ端末20(モニタ端末兼表
示端末50a,50b,…,50i)において、時計部
28による計時信号に基づき、例えば10分間隔に設定
されたモニタタイミングになったと判断されると(ステ
ップA2)、モニタセンサ29における観察対象人物P
の行動のモニタ情報(PC動作/家電製品からのB
T情報/カメラ画像)がモニタされて(検知されて)
ワークメモリに取得される(ステップA3)。
【0121】この取得された観察対象人物Pの行動のモ
ニタ情報は、画像配信サーバ10へ送信される(ステッ
プA4)。
【0122】そして、画像配信サーバ10では、前記モ
ニタ端末20からモニタ情報が、受信されて取得されメ
モリのワークエリアに入れられ(ステップB3、ステッ
プB3′)、図19における行動情報選択処理に移行さ
れ(ステップAE)、観察対象人物Pに対するモニタ情
報に応じた行動情報の選択処理が実行される。
【0123】図19は前記画像配信システムの画像配信
サーバ10又はモニタ端末20(モニタ端末兼表示端末
50a,50b,…,50i)によってそれぞれ実行さ
れる行動情報選択処理を示すフローチャートである。
【0124】すなわち、この行動情報選択処理(ステッ
プAE)が起動されると、まず、“1”〜“100”の
整数値の範囲で乱数が発生され(ステップE1)、その
乱数値がメモリ22内に選択設定された正答率(モニタ
正確さ)・停止率(さぼり度)22dにおけるさぼり度
(%)の範囲内か否か判断される(ステップE2)。
【0125】ここで、前記発生乱数値が前記設定停止率
(さぼり度)(%)の範囲内ではないと判断されると、
さらに、“1”〜“100”の整数値の範囲で乱数が発
生され(ステップE3)、その乱数値がメモリ22内に
選択設定されたモニタ正確さ・さぼり度22dにおける
正答率(モニタ正確さ)(%)の範囲内か否か判断され
る(ステップE4)。
【0126】ここで、前記発生乱数値が前記正答率(モ
ニタ正確さ)(%)の範囲内であると判断されると、モ
ニタセンサ29における観察対象人物Pの行動のモニタ
情報(PC動作/家電製品からのBT情報/カメ
ラ画像)がワークメモリから読み出される(ステップE
4→E5)。
【0127】そして、前記カメラ画像によるモニタ情
報、または前記家電製品からのBT情報によるモニタ
情報、またはPC動作によるモニタ情報の何れかによ
る取得の有無が判断され(ステップE6〜E8)、例え
ば観察対象人物Pが在宅社員で配信依頼人(利用者)が
該社員の会社である場合に、PC動作によるモニタ情
報として“PCキー操作”が取得された場合には、図1
1におけるモニタ・行動情報テーブルに基づき対応する
キャラクタの行動情報「(A)PCの操作」と決定さ
れ、選択される(ステップE8→E9→E10)。
【0128】すると、この情報の表示が許可されている
か否か判別され(ステップB4)、許可されていれば、
この選択された画像設定データ22cにて設定されたロ
ボットキャラクタについての、行動情報「(A)PCの
操作」に対応する画像Oの物真似アニメ画像J1(例え
ば図4(A)参照)が選択されアニメ表示データが作成
される(ステップB5)。さらに広告情報が付加されて
画面上で表示出力されるとともに、対応する表示端末
(会社PC)40へ送信出力され(ステップB6〜B
7)、前記在宅社員のデスク上にある表示端末(会社P
C)40では、受信された前記PC操作中の[業務中]
物真似アニメ画像J1が、共に受信された広告情報が付
加されて表示部37に表示される(ステップC2→C
3)。
【0129】また、例えば観察対象人物Pが子供で配信
依頼人(利用者)が該子供の親である場合に、カメラ
画像によるモニタ情報として“本を読んでいるカメラ画
像”が取得された場合には、図11におけるモニタ・行
動情報テーブルに基づき対応する行動情報「(H)勉強
中・読書中」と決定され、選択される(ステップE6→
E11→E12)。
【0130】すると、この情報の表示が許可されている
か否か判別され(ステップB4)、許可されていれば、
この選択された行動情報「(H)勉強中・読書中」に対
応する画像Hの物真似アニメ画像G3が選択されアニメ
表示データが作成される(ステップB5)。さらに、広
告情報が付加されて画面上で表示出力されるとともに、
対応する表示端末(携帯電話)30へ送信出力され(ス
テップB6〜B7)、前記親の所有する表示端末(携帯
電話)30では、受信された前記勉強中・読書中の物真
似アニメ画像G3が、共に受信された広告情報「チケッ
トペア」が付加されて表示部37に表示される(ステッ
プC2→C3)。
【0131】また、例えば観察対象人物Pがマンション
M内の住居(H101)の住人(P101)で配信依頼人(利
用者)が該マンションMの管理人である場合に、家電
製品からのBT情報によるモニタ情報として“消費電力
最低=待機電力”が取得された場合には、図11におけ
るモニタ・行動情報テーブルに基づき対応するキャラク
タの行動情報「(B)不在」と決定され、画像設定デー
タ22cにて設定された背景画像からなる[外出中]ア
ニメ画像(例えば図7の101号室参照)が選択される
(ステップE7→E13→E14)。
【0132】すると、この情報の表示が許可されている
か否か判別され(ステップB4)、許可されていれば、
この選択された行動情報[(B)不在]に対応する画像
Bの物真似アニメ画像G3が選択されアニメ表示データ
が作成される(ステップB5)。さらに、広告情報が付
加されて画面上で表示出力されるとともに、対応する前
記管理人室Kの表示端末(自宅PC)60へ送信出力さ
れ(ステップB6〜B7)、前記管理人室Kの表示端末
(自宅PC)60では、受信された前記[不在]のアニ
メ画像が、共に受信された広告情報が付加されて表示部
37に表示される(ステップC2→C3)。
【0133】なお、前記画像配信サーバ10におけるモ
ニタ端末20(この場合はマンションMの住居H101に
設置されたモニタ端末兼表示端末50a)からの選択画
像設定番号の転送配信に際し、図15における配信可否
設定テーブルにおいて当該住居H101の住人P101によっ
て管理人室Kの表示端末(自宅PC)60に対する配信
表示の不可が設定されていた場合には(ステップB
4)、該管理人室Kの表示端末(自宅PC)60に対す
る画像設定番号の配信は行われず、この101号室のア
ニメ画像表示は表示禁止の設定状態になる。
【0134】また、例えば観察対象人物Pが在宅社員で
配信依頼人(利用者)が該社員の会社である場合に、
カメラ画像によるモニタ情報として“室内で作業”が取
得された場合には、図11におけるモニタ・行動情報テ
ーブルに基づき対応するキャラクタの行動情報「(D)
休憩/遊び」と決定され、画像設定データ22cにて設
定されたロボットキャラクタ及び背景画像からなる[休
憩中]物真似アニメ画像J2(例えば図4(B)参照)
が選択される(ステップE8→E9→E10)。
【0135】ここで、前記観察対象人物Pのモニタに応
じたキャラクタの行動情報として「(D)休憩/遊び」
が選択された場合には、図14における個人情報・行動
情報テーブルに従って、当該観察対象人物Pである在宅
社員の休憩時間にすることに対応するキャラクタ動作が
ランダムに選択されるので、例えば音楽を聞く物真似ア
ニメ画像(図4(B)参照)やその他の設定個人情報に
応じた[休憩中]の物真似アニメ画像が一定時間毎にラ
ンダム選択される(ステップE15→E16)。
【0136】また、例えば観察対象人物Pが在宅社員で
配信依頼人(利用者)が該社員の会社である場合に、
PC動作によるモニタ情報として“20分間キー操作な
し”が取得された場合には、図11におけるモニタ・行
動情報テーブルに基づき対応するキャラクタの行動情報
「(X)予定表」と決定され、本人のスケジュールデー
タ(予定表)22eに従って画像設定データ22cにて
設定されたロボットキャラクタ及び背景画像からなるス
ケジュール対応の物真似アニメ画像が選択される(ステ
ップE8→E9→E10)。
【0137】ここで、前記観察対象人物Pのモニタに応
じたキャラクタの行動情報として「(X)予定表」が選
択された場合には、図13における予定表・行動情報テ
ーブルに従って、当該観察対象人物Pである在宅社員の
スケジュールに対応するキャラクタ行動情報が選択され
るので、例えば「出張」予定時間内においては、[不在
中]のアニメ画像(図5(B)参照)が選択される(ス
テップE17→E18,E19)。
【0138】一方、前記ステップE3,E4において、
発生乱数値がメモリ22内に選択設定された正答率(正
確さ)・停止率(さぼり度)22dにおけるモニタ正確
さ(%)の範囲内でないと判断された場合には、前記
カメラ画像によるモニタ情報、または前記家電製品か
らのBT情報によるモニタ情報、または前記PC動作
によるモニタ情報の何れにも関係なく、観察対象人物P
についてモニタ正確さのない様々な様子の物真似アニメ
画像がランダムに選択される(ステップE23)。
【0139】また、例えば観察対象人物Pが子供で配信
依頼人(利用者)が該子供の親である場合で、前記ステ
ップE1,E2において、発生乱数値がメモリ22内に
選択設定された正答率(正確さ)・停止率(さぼり度)
22dにおける設定さぼり度(%)の範囲内であると判
断された場合には、画像設定データ22cにて設定され
た動物キャラクタ及び背景画像からなる、さぼって真似
していないときの物真似アニメ画像G4(例えば図3
(A)参照)が選択される(ステップE22)。
【0140】また、前記モニタ端末20(モニタ端末兼
表示端末50a,50b,…,50i)でのモニタ情報
は画像配信サーバ10に送信されるとともに、モニタ端
末20自身でも、このモニタ情報に従って、行動情報選
択処理AEが実行され、行動情報と決定される。そし
て、行動情報に応じたアニメ画像が画像設定データ22
cに従い作成され、表示部27に対し広告情報が付加さ
れてモニタ端末20自身においても、サブウインドウ表
示される(ステップA5)。
【0141】また、画像配信サーバ10では、前記モニ
タ端末20から受信されたモニタ情報が、配信依頼者
(利用者)について表示許可されているか否か、図15
における配信可否テーブルに従い判断された後、表示許
可されている場合に、モニタ情報に対応する行動情報に
対するアニメ画像を当該配信依頼者(利用者)に対応す
る表示端末(携帯電話30/会社PC40/自宅PC6
0)へ、広告情報が付加されて送信される(ステップB
3〜B7)。
【0142】すると、メモリ12内に記憶された利用者
課金情報12fに従い利用者の銀行サーバ70へアクセ
スされて利用料金が課金処理されると共に(ステップB
8)、同メモリ12内に記憶された広告先課金情報12
jに従い広告主の銀行サーバ80へアクセスされて広告
料金が課金処理される(ステップB9)。
【0143】これにより、表示端末(携帯電話30/会
社PC40/自宅PC60)では、前記画像配信サーバ
10から受信された画像設定番号に対応した物真似アニ
メ画像が画像設定データ32gに従い作成され、共に受
信された広告情報が付加されて表示部37に表示される
(ステップC2→C3)。
【0144】ここで、例えば前記モニタ端末20から画
像配信サーバ10を経由して、さぼって真似していない
ときの物真似アニメ画像G4(例えば図3(A)参照)
が表示端末(携帯電話)30に配信されて表示された場
合に、当該物真似アニメ画像G4上の動物キャラクタを
クリックして注意の指示をすると、当該注意情報が対応
するモニタ端末20へ送信される(ステップC4→C
5)。
【0145】そして、モニタ端末20において、前記対
応する表示端末(携帯電話)30から送信された注意情
報が受信されると、再び前記図19における行動情報選
択処理が起動される(ステップA6→A3,A4,A
E)。
【0146】ここで、PC動作によるモニタ情報とし
て“表示端末から注意あり”が取得された場合には、図
11におけるモニタ・行動情報テーブルに基づき対応す
るキャラクタの行動情報「(Z)寝ていれば起きる」と
決定され、図3(B)に示すように、さぼって寝ころん
でいる動物キャラクタが注意に気づいた様子のアニメ画
像G5が選択配信される(ステップE8→E9→E1
0)。
【0147】そして、図11におけるモニタ・行動情報
テーブルに基づく行動情報「(Z)寝ていれば起きる」
の追加処理として、一定時間の間、正答率(モニタの正
確さ)・停止率(さぼり度)22dにおける正答率が1
00%、停止率(さぼり度)が0%に強制設定され、前
記カメラ画像によるモニタ情報、または前記家電製
品からのBT情報によるモニタ情報、または前記PC
動作によるモニタ情報による各モニタに正確に対応した
物真似アニメ画像が選択配信される(ステップE20→
E21)。
【0148】また、例えば表示端末(携帯電話)30に
おいて、対応するモニタ端末20へメールを送信した場
合(ステップC6→C7)、メールを受信したモニタ端
末20では、PC動作によるモニタ情報として“新規
メール受信”が取得されるので、図11におけるモニタ
・行動情報テーブルに基づき対応するキャラクタの行動
情報「(Y)メールを運ぶ」と決定され、図3(D)に
示すように、動物キャラクタが自室内でメールを運んで
いる様子のアニメ画像G7が選択配信される(ステップ
E8→E9→E10)。
【0149】したがって、前記構成の画像配信システム
による観察対象人物Pのモニタに応じた物真似画像の配
信機能によれば、観察対象人物Pの自室(H)に設置さ
れたパーソナルコンピュータをモニタ端末(自宅PC)
20(50a,50b,…)として機能させ、カメラ画
像や家電製品からのBT(Bluetooth)情報そしてPCモ
ニタ情報により前記観察対象人物Pの行動がモニタされ
て画像配信サーバ10へ送信される。そして画像配信サ
ーバ10では、モニタ情報を受信して取得すると対応す
る行動情報を選択して読み出し、この行動情報に応じた
物真似をする動物・ロボットなどのキャラクタ及び背景
画像からなる物真似アニメ画像が選択作成されて、配信
依頼者(利用者)の表示端末(携帯電話30/会社PC
40/自宅PC60)に対して前記物真似アニメ画像が
配信されて表示されるので、観察対象人物Pそのものの
リアルなカメラ画像が配信されることなく、観察による
プレッシャーを緩和することができ、しかも、配信依頼
者(利用者)側では観察対象人物Pの行動を必要十分に
把握できるようになる。
【0150】また、前記構成の画像配信システムによる
観察対象人物Pのモニタに応じた物真似画像の配信機能
によれば、物真似アニメ画像を構成するキャラクタや背
景画像は観察対象人物P自身により任意に選択設定さ
れ、しかもモニタに応じた物真似アニメ画像はそのモニ
タ端末(自宅PC)20(50a,50b,…)側でも
サブウインドウ表示により確認できるばかりか、モニタ
処理の正確さ(50%〜100%)や物真似をさぼって
いるアニメ画像を配信する割合の物真似さぼり度(90
%〜0%)も同観察対象人物P自身によって選択設定さ
れるので、観察対象の状況を必要な程度で配信しつつ
も、観察によるプレッシャーをより緩和することができ
る。
【0151】なお、図16の実施形態では、モニタ端末
(自宅PC)20(50a,50b,…)によるモニタ
情報が、画像配信サーバ10へ送信され、画像配信サー
バ10においてモニタ情報に応じて選択された行動情報
に応じた物真似アニメ画像は、さらに広告が付加されて
表示端末(携帯電話30/会社PC40/自宅PC6
0)へ配信されて表示出力されるのと共に、画像配信サ
ーバ10において、配信依頼者(利用者)と広告主に対
する課金処理が行われる構成としたが、この画像配信サ
ーバ10における広告の付加と課金処理を行わない場合
には、前記モニタ端末20(50a,50b,…)から
表示端末(携帯電話30/会社PC40/自宅PC6
0)に対し直接に物真似アニメ画像の配信を行う構成と
してもよい。
【0152】また、モニタ端末(自宅PC)20(50
a,50b,…)によるモニタに応じてモニタ端末20
で行動情報を選択して、表示端末に送信し、表示端末で
行動情報に対応した物真似アニメ画像を作成して表示出
力する構成としてもよい。
【0153】また、モニタ端末(自宅PC)20(50
a,50b,…)によるモニタに応じてモニタ端末20
で行動情報を選択して、画像配信サーバ10へ送信する
ようにしてもよい。
【0154】図17は、前記画像配信システムによる画
像配信機能の全体処理を示すフローチャートであり、同
図(A)はモニタ端末20(モニタ端末兼表示端末50
a,50b,…,50i)での処理を示すフローチャー
ト、同図(B)は画像配信サーバ10での処理を示すフ
ローチャート、同図(C)は表示端末(携帯電話30/
会社PC40/自宅PC60)での処理を示すフローチ
ャートである。
【0155】以下、図16と異なる部分を中心に説明す
る。
【0156】モニタ端末20(モニタ端末兼表示端末5
0a,50b,…,50i)において、時計部28によ
る計時信号に基づき、例えば10分間隔に設定されたモ
ニタタイミングになったと判断されると(ステップA2
0)、モニタセンサ29における観察対象人物Pの行動
のモニタ情報(PC動作/家電製品からのBT情報
/カメラ画像)がモニタされて(検知されて)ワーク
メモリに取得される(ステップA30)。
【0157】そして、図19における行動情報選択処理
に移行され(ステップAE)、観察対象人物Pに対する
モニタに応じた行動情報の選択処理が実行される。図1
9の前記画像配信システムのモニタ端末20(モニタ端
末兼表示端末50a,50b,…,50i)による行動
情報選択処理において、例えば観察対象人物Pが在宅社
員で配信依頼人(利用者)が該社員の会社である場合
に、PC動作によるモニタ情報として“PCキー操
作”が取得された場合には、図11におけるモニタ・行
動テーブルに基づき対応するキャラクタの行動情報
「(A)PCの操作」と決定され、選択される(ステッ
プE8→E9→E10)。
【0158】すると、この選択された行動情報「(A)
PCの操作」番号が画像配信サーバ10へ送信され(ス
テップA40)、画像配信サーバ10では、画像設定デ
ータ12gにて設定されたロボットキャラクタについて
の、行動情報「(A)PCの操作」に対応する画像Oの
物真似アニメ画像J1(例えば図4(A)参照)が選択
される。さらに対応する表示端末(会社PC)40へ広
告情報が付加されて送信されることで(ステップB30
〜B60)、前記在宅社員のデスク上にある表示端末
(会社PC)40では、受信された画像設定番号に対応
した前記PC操作中の[業務中]物真似アニメ画像J1
が共に受信された広告情報が付加されて表示部37に表
示される(ステップC20→C30)。
【0159】このように、モニタ端末で検知されたモニ
タ情報はモニタ端末において行動情報に変換して、画像
配信サーバ10に送信される。このように、生のモニタ
情報が送信されないので、観察される側のストレスをさ
らに小さくできる。
【0160】また、モニタ端末においてモニタの正確さ
(正答率:50%〜100%)及び物真似さぼり度(停
止率90%〜0%)が任意に設定されるので、モニタ端
末側で、所望の正確さや停止率で行動情報を送信でき、
観察されるというストレスを非常に小さくできる。
【0161】上記のように、本発明に係る画像出力装置
は、観察対象をモニタしたモニタ情報が取得されると、
この取得された観察対象のモニタ情報に対応する行動情
報が出力され、行動情報に対応する画像が出力されるの
で、観察対象のそのものの行動画像ではない模倣画像等
が観察する側に配信されるようになる。
【0162】このモニタ情報としては、観察対象につ
いて配置された所定の電子機器の動作状況に関するモニ
タ情報(たとえば、観察対象の自宅PCのON状態や操
作の検知情報)観察対象について使用される複数の家
電製品からのモニタ情報(例えば、観察対象の部屋のパ
ソコンや床マットやドアホンや調理器具等の各家電製品
からの無線通信による動作情報)観察対象について撮
影された撮影画像に応じて選択されたモニタ情報(例え
ば観察対象の部屋に設置されたテレビカメラの撮影情報
から観察対象の動作として選択されたモニタ情報)な
ど、種々のモニタ情報を利用することができる。すなわ
ち、観察対象について利用可能な電子機器やモニタした
い正確さに応じて種々のモニタ情報を利用することがで
きる。
【0163】また、これら種々のモニタ情報を複数種類
組み合わせてより正確に行動を検知して、対応画像を出
力することができる。
【0164】さて、「撮影画像に応じたモニタ情報」
を利用する場合には撮影画像を解析等することによっ
て、決定されたモニタ情報(例えば読書中、食事中等)
を利用するが、このモニタ情報の検知には種々の方法が
利用できる。以下に、カメラの撮影画像からモニタ情報
を決定する方法の1つを示す。
【0165】図20は、カメラの撮影画像からモニタ情
報を決定する「カメラによるモニタ処理」を示すフロー
チャートである。
【0166】図21は、カメラ撮影画像から、変化部分
を観察対象として抽出する例を示す図である。
【0167】例えば部屋の天井に設置された行動検知セ
ンサ29であるテレビカメラと接続されたPC本体によ
るモニタ端末が構成されており、PC本体はメモリに記
憶された「カメラによるモニタ処理」プログラムに従っ
て、このテレビカメラで撮影された撮影画像からモニタ
情報を決定して、このモニタ情報を画像出力装置に送信
する。
【0168】図20において、テレビカメラで順次撮影
された複数の撮影画像がPC本体に取得されると(ステ
ップF1)、その複数の画像のうち変化している部分を
矩形の画像として抽出する。変化している部分が複数あ
る場合は複数の矩形の画像を抽出する(ステップF
2)。図21は、テレビカメラで順次撮影された複数の
撮影画像(A)、(B)に対して3つの変化部分をそれ
ぞれ画像(C)、画像(D)、画像(E)のように抽出
した例を示している。
【0169】次に最初の変化部分の画像を1つめの変化
部分の画像(例えば画像(C))として指定する(ステ
ップF3)。そしてその画像サイズが、予め規定された
人のサイズの画像であるか否かが判断され(ステップF
4)、人のサイズである場合は(ステップF4;Ye
s)、さらに、観察対象である本人の特徴(例えば、髪
型、目鼻の配置、顔の輪郭等)があるか否かが判断され
る(ステップF5)。
【0170】本人であると判断されると(ステップF
5;Yes)本人と認定され(ステップF6)、元の画
像におけるこの画像がPC画像と接触しているか否かが
判断される。すなわち、この変化部分の画像に接して、
PCの特徴(キーボード又はディスプレイ)が存在する
か否かが判断される(ステップF7)。PC画像と接触
していると判断されると(ステップF7;Yes)、モ
ニタ情報として、「PC操作」と決定される(ステップ
F8)。
【0171】また、PC画像と接触していないと判断さ
れると(ステップF7;No)、元の画像におけるこの
画像が書籍画像と接触しているか否かが判断される。す
なわち、この変化部分の画像に接して、書籍の特徴(四
角の形状、文字の整列)が存在するか否かが判断される
(ステップF9)。書籍画像と接触していると判断され
ると(ステップF9;Yes)、モニタ情報として、
「読書中」と決定される(ステップF10)。
【0172】また、書籍画像と接触していないと判断さ
れると(ステップF9;No)、元の画像におけるこの
画像が食品画像と接触しているか否かが判断される。す
なわち、この変化部分の画像に接して、食品の特徴(ラ
ーメンのどんぶり形状、種々のパンの形状、フォークや
ナイフの形状、器の形状等)が存在するか否かが判断さ
れる(ステップF11)。食品画像と接触していると判
断されると(ステップF11;Yes)、モニタ情報と
して、「食事中」と決定される(ステップF12)。
【0173】また、食品画像と接触していないと判断さ
れると(ステップF11;No)、移動中であるか否か
が判断される(ステップF13)。移動中であると判断
されると、モニタ情報として、「移動中」と決定される
(ステップF14)。
【0174】また、移動中でないと判断されるとモニタ
情報として、「室内で作業」と決定される(ステップF
15)。
【0175】またステップF5において、本人の特徴あ
りと判断されなかった場合は(ステップF5;No)、
他人と認定され(ステップF16)、その画像が退出中
の画像であるか否かが検知される。すなわち、人がドア
を開けて出る画像の特徴を有するか否かが検知される
(ステップF17)。退出画像であると検知された場合
は(ステップF17;Yes)、モニタ情報として「他
人の在室」と決定され(ステップF19)、退出画像で
ないと検知された場合は(ステップF17;No)、モ
ニタ情報として「他人の退出」と決定される。
【0176】ステップF4において、人のサイズと同じ
でないと判断されると(ステップF4;No)、人のサ
イズより小さいか否かが判断される(ステップF2
0)。ここで人のサイズより小さいと判断されない場合
は、人より大き移動画像であり、画面全体が揺れた場合
等が想定され、エラー処理に進む。
【0177】ステップF20において、人のサイズより
小さいと判断されると(ステップF20;Yes)、小
物体(ペット・動くおもちゃ等)であると判断され、観
察対象と異なるため、モニタ情報の決定は行われない
(ステップF21)。
【0178】次に他に変化部分の画像がある場合は(ス
テップF22;Yes)、次の変化部分の画像を指定
(ステップF23)してステップF4に戻る。他に変化
部分の画像がない場合は、これまでの処理で本人と認定
される画像が有ったか否かが判断される(ステップF2
4)。
【0179】本人が認定されなかった場合は、本人不在
が記憶され(ステップF24→F25)、この本人不在
が所定時間継続する場合は、モニタ情報として「一定時
間本人が見えない」が決定される。そして、本処理が終
了する。
【0180】このようにして、モニタ端末で、撮影画像
からモニタ情報を決定して、このモニタ情報を画像出力
装置に送信する。なお、この実施例では、モニタ端末で
撮影画像からモニタ情報を決定するようにしたが、モニ
タ端末では、撮影画像そのものをモニタ情報として画像
出力装置に送信して、画像出力装置で、モニタ情報であ
る画像そのものから、行動情報を直接決定するようにし
てもよい。その処理は、ほぼ上記処理と同様にして行わ
れる。
【0181】また、画像出力装置において、画像そのも
のから直接対応する行動画像データを決定して合成出力
するようにしてもよい。
【0182】また、撮影される画像は、動画であって
も、静止画であってもよい。
【0183】なお、上記実施例においては、人について
の物真似画像を表示する例で説明したが、動物や植物の
状態をモニタして対応する物真似画像等を表示するよう
にしてもよい。例えば花がしおれかかっている状態をカ
メラでモニタして、対応する疲れた花の妖精の動画を表
示するようにしてもよい。また動植物に限らず、環境状
態をモニタして対応する画像を表示するようにしても良
い。例えば、大気汚染度を検知するためのCO2濃度や
窒素酸化物濃度をセンサでモニタしてそのモニタ情報か
ら仮想的なペットの行動情報を選択してそのペット画像
を表示するようにしてもよい。例えば、汚染濃度が低い
とモニタされると、ペットが元気に遊び回っているアニ
メ画像を表示するようにしても良い。
【0184】また、前記実施形態では、モニタ端末(自
宅PC)20(50a,50b,…)においてモニタに
応じた物真似アニメ画像の選択を行い、画像配信サーバ
10へ送信、また画像配信サーバ10から表示端末(携
帯電話30/会社PC40/自宅PC60)へ配信する
構成としたが、セキュリティ機能さえ十分に確保できれ
ば、前記モニタ端末(自宅PC)20(50a,50
b,…)からはそのモニタ情報のみを送信し、表示端末
(携帯電話30/会社PC40/自宅PC60)におい
て、受信されたモニタ情報に応じた物真似アニメ画像の
選択を行い表示する構成としてもよい。
【0185】また、本発明の画像出力装置は、単体の装
置に組み込んで実施することもできる。例えば、ビデオ
カメラやビデオ再生装置、携帯電話やゲーム機に組み込
んで実施することができる。
【0186】なお、前記実施形態において記載した画像
配信システムによる物真似画像配信処理の手法、すなわ
ち、図16(A)[図17(A)]のフローチャートに
示すモニタ端末20(モニタ端末兼表示端末50a,5
0b,…,50i)での処理、図16(B)[図17
(B)]のフローチャートに示す画像配信サーバ10で
の処理、図16(C)[図17(C)]に示す表示端末
(携帯電話30/会社PC40/自宅PC60)での処
理、図18のフローチャートに示す前記モニタ端末20
(モニタ端末兼表示端末50a,50b,…,50i)
での初期設定処理、図19のフローチャートに示す前記
モニタ端末20(モニタ端末兼表示端末50a,50
b,…,50i)での行動情報選択処理、図20のフロ
ーチャートに示すカメラ撮影画像からモニタ情報を決定
するための「カメラによるモニタ処理」等の各手法は、
何れもコンピュータに実行させることができるプログラ
ムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード
等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディス
ク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導
体メモリ等の外部記録媒体13,23,33に格納して
配布することができる。そして、通信ネットワークNと
の接続機能を有するサーバコンピュータやモニタ用コン
ピュータ、そして表示端末コンピュータは、この外部記
録媒体13,23,33に記憶されたプログラムを各記
録媒体読取部14,24,34によってメモリ12,2
2,32に読み込み、この読み込んだプログラムによっ
て動作が制御されることにより、前記実施形態において
説明した観察対象人物Pのモニタに応じた物真似画像の
配信機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実
行することができる。
【0187】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネ
ットワーク(N)上を伝送させることができ、この通信
ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ端末から
前記のプログラムデータを取り込み、前述した観察対象
人物Pのモニタに応じた物真似画像の配信機能を実現す
ることもできる。
【0188】なお、本願発明は、前記各実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前
記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開
示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示
される全構成要件から幾つかの構成要件が削除された
り、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決
しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、こ
の構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明と
して抽出され得るものである。
【0189】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画像出力装
置によれば、観察対象をモニタしたモニタ情報が取得さ
れると、この取得された観察対象のモニタ情報に対応す
る行動情報が出力され、行動情報に対応する画像が出力
されるので、観察対象のそのものの行動画像ではない模
倣画像等が観察する側に配信されるようになる。
【0190】よって、観察される側にとってプレッシャ
ーになることになく、対象人物の状況を必要十分に把握
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像配信システムの全
体の構成を示すブロック図。
【図2】前記画像配信システムにおいて配信依頼者(利
用者)とその観察対象人物Pが例えば親と子の関係であ
る場合の各物真似アニメ画像(その1)、及びモニタ情
報である元のカメラ撮影画像を示す図。
【図3】前記画像配信システムにおいて配信依頼者(利
用者)とその観察対象人物Pが例えば親と子の関係であ
る場合の各物真似アニメ画像(その2)を示す図。
【図4】前記画像配信システムにおいて配信依頼者(利
用者)とその観察対象人物Pが例えば在宅勤務制度のあ
る会社と在宅社員との関係である場合の各物真似アニメ
画像(その1)を示す図。
【図5】前記画像配信システムにおいて配信依頼者(利
用者)とその観察対象人物Pが例えば在宅勤務制度のあ
る会社と在宅社員との関係である場合の各物真似アニメ
画像(その2)を示す図。
【図6】前記画像配信システムのマンションM内各住居
101,102,…,303にあるモニタ端末兼表示端
末(自宅PC)50a,50b,…,50iによる住人
モニタのしくみを示す図。
【図7】前記画像配信システムにおいて配信依頼者(利
用者)とその観察対象人物Pが例えばマンションM内の
管理人と住人P101-P303との関係である場合の各住居
対応の物真似アニメ画像を示す図。
【図8】前記画像配信システムにおける画像配信サーバ
10の電子回路の構成を示すブロック図。
【図9】前記画像配信システムにおける表示端末(携帯
電話30/会社PC40/自宅PC60)の電子回路の
構成を示すブロック図。
【図10】前記画像配信システムにおけるモニタ端末
(自宅PC)20の電子回路の構成を示すブロック図。
【図11】前記画像配信システムのモニタ端末(自宅P
C)20やモニタ端末兼表示端末50a,50b,…,
50iにおける画像配信処理プログラム(モニタ端末
用)22aに組み込まれたモニタ内容と物真似動作を対
応付けするためのモニタ・行動情報テーブルを示す図。
【図12】前記図11における物真似の行動情報につい
ての各行動画像データを示す図である。
【図13】前記画像配信システムのモニタ端末(自宅P
C)20やモニタ端末兼表示端末50a,50b,…,
50iにおける画像配信処理プログラム(モニタ端末
用)22aに組み込まれた行動予定内容と物真似動作を
対応付けするための予定表・行動情報テーブルを示す
図。
【図14】前記画像配信システムのモニタ端末(自宅P
C)20やモニタ端末兼表示端末50a,50b,…,
50iにおける画像配信処理プログラム(モニタ端末
用)22aに組み込まれた個人情報・行動情報テーブル
を示す図。
【図15】前記画像配信システムの画像配信サーバ10
における画像配信処理プログラム12aに対応付けられ
て用意される配信可否設定テーブルを示す図。
【図16】前記画像配信システムによる画像配信機能の
全体処理を示すフローチャート(I)であり、同図
(A)はモニタ端末20(モニタ端末兼表示端末50
a,50b,…,50i)での処理を示すフローチャー
ト、同図(B)は画像配信サーバ10での処理を示すフ
ローチャート、同図(C)は表示端末(携帯電話30/
会社PC40/自宅PC60)での処理を示すフローチ
ャート。
【図17】前記画像配信システムによる画像配信機能の
全体処理を示すフローチャート(II)であり、同図
(A)はモニタ端末20(モニタ端末兼表示端末50
a,50b,…,50i)での処理を示すフローチャー
ト、同図(B)は画像配信サーバ10での処理を示すフ
ローチャート、同図(C)は表示端末(携帯電話30/
会社PC40/自宅PC60)での処理を示すフローチ
ャート。
【図18】前記画像配信システムのモニタ端末20(モ
ニタ端末兼表示端末50a,50b,…,50i)によ
る初期設定処理を示すフローチャート。
【図19】前記画像配信システムのモニタ端末20(モ
ニタ端末兼表示端末50a,50b,…,50i)によ
る行動情報選択処理を示すフローチャート。
【図20】カメラの撮影画像からモニタ情報を決定する
「カメラによるモニタ処理」を示すフローチャート。
【図21】カメラ撮影画像から、変化部分を観察対象と
して抽出する例を示す図。
【符号の説明】
N …通信ネットワーク P …観察対象人物 H …自宅(自室) M …マンション K …管理人室 10 …画像配信サーバ 20 …モニタ端末(カメラ付き自宅PC) 30 …表示端末(携帯電話) 40 …表示端末(会社PC) 50a,50b,…モニタ端末兼表示端末(自宅PC) 60 …表示端末(自宅PC) 70 …利用者の銀行サーバ 80 …広告主の銀行サーバ G1 …動いているときの物真似アニメ画像 G2 …止まって何かしているときの物真似アニメ画像 G3 …机に向かっているときの物真似アニメ画像 G4 …さぼって真似をしていないときのアニメ画像 G5 …注意に気づいた様子のアニメ画像 G6 …「外出中」メッセージが付加されたアニメ画像 G7 …メールを運んでいる様子のアニメ画像 J1 …[業務中]物真似アニメ画像 J2 …[休憩中]アニメ画像 J3 …物真似をさぼっている様子のアニメ画像 J4 …[外出中]アニメ画像 11、21、31…CPU 12、22、32…メモリ 12a…画像配信プログラム 22a…画像配信プログラム(モニタ端末用) 32a…画像配信プログラム(表示端末用) 12b…メール配信プログラム 22b、32b…メールプログラム 12c、32c…利用者別データメモリ 12d、32d…利用者ID 12e、32e…モニタ端末アドレス 12f、32f…利用者課金情報 12g、22c、32g…画像設定データ 12h、22f、32h…個人情報データ・対応キャラ
選択データ 12i、32i…広告情報 12j、32j…広告先課金情報 12k、22d、32k…正答率(モニタの正確さ)・
停止率(さぼり度) 12l、22e…スケジュールデータ(予定表) 12m、22g…モニタ・行動情報テーブル 12n、22h…個人情報・行動情報テーブル 12o、22i…予定表・行動情報テーブル 12p、22j…行動画像データ 13、23、33…外部記録媒体 14、24、34…記録媒体読取部 15、25、35…電送制御部 16、26、36…入力部 17、27、37…表示部 18、28、38…時計部 29 …モニタセンサ 29a…カメラ 29b…ポット 29c…エアコン 29d…TV 29e…ビデオ 29f…TVドアホン 29g…照明 29h…電気・ガス・水道メータ 29i…圧力センサ付き座布団
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 BA01 BA07 BA08 BA12 BA13 CA05 DA02 EA06 EA19 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 BB03 BB11 BB18 BB74 DD03 DD24 EE05 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG02 GG10 GG19 GG21 GG23 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5E501 AA02 AC15 AC16 AC25 AC32 BA03 CA02 CB14 FA06 FA14 FA15

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察対象をモニタしたモニタ情報を取得
    するモニタ情報取得手段と、 このモニタ情報取得手段により取得された観察対象のモ
    ニタ情報に対応する行動情報を出力する行動情報出力手
    段と、 この行動情報出力手段により出力された行動情報に対応
    する画像を出力する対応画像出力手段と、を備えたこと
    を特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記行動情報出力手段は、 モニタ情報とこれに対応する行動情報とを対応づけて複
    数組記憶するモニタ行動情報記憶手段と、 前記モニタ情報取得手段により取得された観察対象のモ
    ニタ情報に対応する行動情報を前記モニタ行動情報記憶
    手段から読み出し、この読み出された行動情報を出力す
    る出力手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像出力装
    置。
  3. 【請求項3】 前記対応画像出力手段は、 行動情報とこれに対応する行動画像とを対応づけて複数
    組記憶する行動画像記憶手段と、 前記行動情報出力手段により出力された観察対象のモニ
    タ情報に対応する行動画像を前記行動画像記憶手段から
    読みだし、この読み出された行動画像に基づいて対応画
    像を作成する作成手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の画像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記行動情報出力手段は、 予定情報とこれに対応する行動情報とを対応づけて複数
    組記憶する予定行動情報記憶手段と、 前記モニタ情報取得手段により取得された観察対象のモ
    ニタ情報が所定のモニタ情報である場合に、予定情報に
    対応する行動情報を前記予定行動情報記憶手段から読み
    出し、この読み出された行動情報を出力する出力手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像出力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記モニタ情報取得手段は、 観察対象をモニタすることによりモニタ情報を取得する
    モニタ手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4の何れか1項に記載の画像出力装置。
  6. 【請求項6】 前記モニタ情報取得手段は、 他の通信機器から観察対象をモニタしたモニタ情報を受
    信するモニタ情報受信手段を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像出力装
    置。
  7. 【請求項7】 前記対応画像出力手段は、前記行動情報
    出力手段により出力された行動情報に対応する画像を、
    ネット接続された端末に送信する画像送信手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に
    記載の画像出力装置。
  8. 【請求項8】 前記画像送信手段による画像の送信に応
    じた課金を行う課金手段を備えたことを特徴とする請求
    項7に記載の画像出力装置。
  9. 【請求項9】 前記対応画像出力手段は、前記行動情報
    出力手段により出力された行動情報に対応する画像を表
    示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項8の何れか1項に記載の画像出力装置。
  10. 【請求項10】 前記対応画像出力手段により出力する
    画像に対して広告を付加する広告付加手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載
    の画像出力装置。
  11. 【請求項11】 前記行動情報出力により出力される行
    動情報の正答率を設定する正答率設定手段を備え、 前記画像決定手段は、前記正答率設定手段により設定さ
    れた正答率に応じた正確さで、前記行動情報に対応する
    画像を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項1
    0の何れか1項に記載の画像出力装置。
  12. 【請求項12】 前記モニタ情報取得手段による観察対
    象のモニタの停止率を設定する停止率設定手段を備え、 前記対応画像出力手段は、前記停止率設定手段により設
    定された停止率に応じて、前記観察対象のモニタを停止
    することを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか
    1項に記載の画像出力装置。
  13. 【請求項13】 前記モニタ手段は、少なくとも観察対
    象が当該画像出力装置の電源をONにする行動を含む該
    観察対象の行動をモニタし、 前記対応画像出力手段は、前記行動情報出力手段により
    出力された行動情報に対応する画像を、ネット接続され
    た端末に送信し、 前記モニタ手段により当該画像出力装置の電源をONに
    する観察対象の行動がモニタされた場合には、前記対応
    画像出力手段による画像の送信先である他の通信端末の
    電源をONさせる連動制御手段を備えたことを特徴とす
    る請求項5に記載の画像出力装置。
  14. 【請求項14】 集合住宅の各住居に画像を配信する画
    像出力装置であって、 前記モニタ情報取得手段は、個々の住居に設置された他
    の通信機器から、当該各住居内の観察対象をモニタした
    モニタ情報を受信し、 前記行動情報出力手段は、このモニタ情報取得手段によ
    り取得された各住居内の観察対象のモニタ情報に対応す
    る行動情報を出力し、 前記対応画像出力手段は、この行動情報出力手段により
    出力された各住居内の行動情報に対応する画像を当該集
    合各住居に配信することを特徴とする請求項1に記載の
    画像出力装置。
  15. 【請求項15】 前記モニタ情報取得手段は、個々の住
    居において使用される家電製品からの情報を当該住居内
    の観察対象のモニタ情報として受信することを特徴とす
    る請求項14に記載の画像出力装置。
  16. 【請求項16】 個々の住居毎に当該住居に関する画像
    の他の住居のそれぞれに対する配信の可否を設定する配
    信可否設定手段を備え、 前記対応画像出力手段は、前記配信可が設定された各住
    居について、前記各住居内の画像行動情報に対応する画
    像を前記行動情報出力手段により配信する、ことを特徴
    とする請求項14又は請求項15に記載の画像出力装
    置。
  17. 【請求項17】 前記モニタ情報は、前記観察対象につ
    いて配置された所定の電子機器の動作状況に関するモニ
    タ情報であることを特徴とする請求項1乃至請求項16
    に記載の画像出力装置。
  18. 【請求項18】 前記モニタ情報は、前記観察対象につ
    いて使用される複数の家電製品からのモニタ情報である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項16に記載の画像
    出力装置。
  19. 【請求項19】 前記モニタ情報は、前記観察対象につ
    いて撮影された撮影画像に応じて選択されたモニタ情報
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項16に記載
    の画像出力装置。
  20. 【請求項20】 前記モニタ情報は、前記観察対象につ
    いて撮影された複数の撮影画像のから、変化部分として
    抽出された観察対象画像に応じて選択されたモニタ情報
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項16に記載
    の画像出力装置。
  21. 【請求項21】 コンピュータを制御するための画像出
    力処理プログラムであって、 前記コンピュータを、 観察対象をモニタしたモニタ情報を取得するモニタ情報
    取得手段、 このモニタ情報取得手段により取得された観察対象のモ
    ニタ情報に対応する行動情報を出力する行動情報出力手
    段、 この行動情報出力手段により出力された行動情報に対応
    する画像を出力する対応画像出力手段、として機能させ
    るようにしたコンピュータ読み込み可能な画像出力処理
    プログラム。
  22. 【請求項22】 観察対象をモニタしたモニタ情報を取
    得するモニタ情報取得ステップと、 このモニタ情報取得ステップにて取得された観察対象の
    モニタ情報に対応する行動情報を出力する行動情報出力
    ステップと、 この行動情報出力ステップにより出力された行動情報に
    対応する画像を出力する対応画像出力ステップと、から
    なることを特徴とする画像出力方法。
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