JP2003319910A - 美容支援システム - Google Patents

美容支援システム

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JP2003319910A
JP2003319910A JP2002377090A JP2002377090A JP2003319910A JP 2003319910 A JP2003319910 A JP 2003319910A JP 2002377090 A JP2002377090 A JP 2002377090A JP 2002377090 A JP2002377090 A JP 2002377090A JP 2003319910 A JP2003319910 A JP 2003319910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが手元に肌の測定器をもち、遠隔的に
その測定データを収集してアドバイスを与える美容支援
システムにおいて、ユーザが興味をもって継続して測定
を行うことができるようにする。 【解決手段】 ユーザの端末が接続できるサーバが提供
するゲームにユーザが参加し、そのゲームの中でユーザ
は測定を行って、スキンケアなどを継続して実行させる
ようにする。またユーザに対して継続的にアドバイスの
メールを送信して、スキンケアなどを継続して実行させ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザ（顧客）の
肌の手入れや化粧を遠隔で支援するシステムおよびその
ためのサーバ装置ならびにプログラムに関する。本発明
は、ユーザが所持する携帯電話機等の端末装置に肌を測
定するための測定器を接続し、遠隔にあるサーバでその
測定データを収集し、その測定データに基づいてユーザ
の肌の状況を診断し、手入れや化粧のアドバイスを与え
るシステムに利用する。本発明は、ユーザに測定や手入
れの継続の意欲付けを行って、ユーザが継続して測定や
手入れを行うようにするシステムに利用する。特に、ユ
ーザに対するアドバイスをネットワーク上でユーザが参
加するゲームの中で与えるようにしたり、あるいはアド
バイスのメールを定期的あるいは不定期に継続的に送信
することでユーザに継続の意欲付けが可能なシステムに
利用する。
【０００２】
【従来の技術】顧客であるユーザの肌の状態を測定する
測定器をユーザの肌に当て、肌の状態を診断してアドバ
イスを与えるサービスが行われている。このサービス
は、販売店の店頭などに肌の水分、皮脂、肌の明るさな
どを測定するセンサを備えた測定器を置き、来店したユ
ーザにこの測定器を当てて肌の状態を判断するためのデ
ータを取得し、そのデータに基づいて診断を行い、ユー
ザの肌に合った肌の手入れや化粧品などのアドバイスを
与える。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようなサービス
は、時間的、場所的な制約を受ける。すなわち、店頭に
装置があるため、来店したユーザにのみ提供できるもの
で、しかもその測定できる時間は店の営業時間内という
制限がある。このため、例えばユーザの朝の起き抜けの
状態の肌を測定することはできないし、また就寝時にど
のような状態かも測定できない。また、冷暖房のききす
ぎたオフィスにおける肌状態や戸外で活動しているとき
の肌状態も測定できない。店頭の美容部員などの人を介
してサービスを提供するものであることも、サービスを
提供できる条件を制限する要因となる。
【０００４】このため、遠隔医療診断測定システムと同
じように、遠隔でユーザの肌の状態を測定し、アドバイ
スを与えるシステムが求められている。携帯機器を使っ
た肌の測定診断装置として、携帯可能な測定器ユニット
を情報処理機能を備えた携帯機器に接続し、ユーザが自
宅にいるときなどにユーザの肌を測定しそのデータを蓄
積して肌の診断を行う技術が提案されている。例えば特
開２０００−１２６４６４号公報（特許文献１）には、
肌上の水分や皮脂分を測定する測定器を携帯用機器に接
続し、その測定結果に応じたキャラクタを携帯機器上に
表示する技術が記載されている。この特許文献１の技術
は、ユーザの使用に応じてゲームが進行し、また、肌の
測定結果に応じてキャラクタが変化することで、使用し
ているユーザの興味を引きつけ、継続測定を続けさせる
ようにしている。
【０００５】
【特許文献１】特開２０００−１２６４６４号公報
【０００６】しかし、この特許文献1の提示するゲーム
は、ユーザが携帯機器を使用することにより移動した
り、キャラクタが肌の状態を表すものとして表示される
だけで、キャラクタは装置に予め設定されたものであっ
て、ユーザを体現するキャラクタとしてユーザの分身と
なってゲームをするものではないため、ゲームとしての
興味性が弱く、ユーザの思い入れが弱い問題がある。ま
た、ユーザが単独でゲームを進め、他のユーザと一緒に
競争を行ったりする、多数のユーザ参加型のゲームでは
ないため、ゲームの進行が画一的であり、ユーザの継続
の意欲をかき立てるには弱いという問題がある。さら
に、測定器が接続された携帯機器だけでゲームの進行、
測定が行われるもので、いわばディスクリートな装置上
で展開されるため、ゲームの展開に広がりがなく面白み
に欠ける点がある。
【０００７】本発明は、ネットワークを介して多数のユ
ーザが参加し、ゲームを展開することでユーザの測定継
続の意欲をかき立てることができる、スキンケアや化粧
の支援システムおよびそれに用いられるサーバ装置なら
びにプログラムを提供することを目的とする。本発明
は、遠隔にいるユーザが、肌の測定を任意な時間および
場所あるいは最適な時間に行い、またそれに対する的確
なアドバイスを与えることを目的とする。また、本発明
は、ユーザを体現するキャラクタが測定の継続、肌の状
態の改善に応じて成長し、あるいは得点を積み重ねてラ
ンクが上のゲームに参加できるようにすることで、参加
するユーザに興味を継続させることを目的とする。ま
た、本発明は、異なった性格の持ち主からの多様なアド
バイスが与えられるようにすることで、ユーザの興味を
継続させることを目的とする。また、本発明は、ユーザ
は匿名性を保持しながら、自己の代りとなるキャラクタ
が他のユーザのキャラクタと競争しながらスキンケアを
実行することができることを目的とする。また本発明
は、アドバイスのメッセージを定期的あるいは不定期に
繰り返しユーザに送ることで、ユーザに測定の継続を意
欲付けることができることを目的とする。また、ユーザ
は定期的あるいは不定期に繰り返し送られてくるアドバ
イスのメッセージにより注意や興味を喚起されて測定の
継続が意欲づけられることができることを目的とする。
【０００８】
【問題を解決するための手段】ユーザは、端末を保持
し、肌の水分や皮脂を測定するセンサが設けられた携帯
型測定器をその端末に接続して遠隔で肌の測定を行う。
端末は、ネットワークを介してサーバに接続され、サー
バに測定したデータを送信する。また、ユーザはサーバ
に対して問診に対する回答を返送する。サーバは、ユー
ザごとにデータを時系列で蓄積するデータベースを備え
ており、端末から送信されたデータはこのデータベース
に蓄積される。このユーザごとのデータベースのデータ
と、診断のためのデータ、アドバイスのためのデータが
蓄積されているアドバイスデータベースのデータとに基
づいて、ユーザの肌の状況の診断を行ってスキンケアや
化粧に関するアドバイスを生成する。この生成されたア
ドバイスは、メッセージとしてユーザに送信され、ユー
ザはこの送信されたアドバイスメッセージを端末で表示
して、診断結果とアドバイスを知ることができる。
【０００９】この肌の診断、アドバイスは、サーバのウ
ェブ上に展開されるユーザが参加するゲームの上で与え
られる。このゲームは、ユーザのランクによって参加で
きるゲームであって、ユーザのランクが上がるにしたが
って、上のランクのゲームに参加できる。
【００１０】まず、最初のランクのゲームは、このシス
テムに加入するユーザごとに、ユーザの代りとなる仮想
のキャラクタを設定して参加する。ユーザはウェブに表
示される指示に従って、測定を行い、あるいは問診に対
する回答を行って診断に用いるデータを送信する。この
データに基づいてサーバは、診断された肌の状況に応じ
たアドバイスを生成してユーザに返す。このアドバイス
は、ゲームに現れる仮想の人物からユーザのキャラクタ
に対するアドバイスとしても与えられ、多面的にアドバ
イスが与えられる。仮想の人物は複数設定されており、
種々の性格、専門をもった仮想の人物として、異なる観
点や異なる表現によるメッセージとしてユーザにアドバ
イスを与え、多方面からのアドバイスをユーザは受ける
ことが可能である。
【００１１】ユーザの測定継続回数あるいは継続期間に
応じて参加できるゲームの範囲は広がる。高いランクの
ユーザはゲームに参加しているユーザ間にランキングを
与えるゲームに参加することができる。このランキング
を与えるゲームでは、ランキング結果の発表という形で
成績のよいユーザが選択され表示される。
【００１２】また、このユーザが参加するゲームでは、
それぞれのゲームの中でウェブ上にユーザの意見を述べ
る掲示板機能をもつ仮想の広場も設置され、肌の手入
れ、美容に関するユーザの意見を掲示し、参加するユー
ザはこれを閲覧することができ、また意見を掲示するこ
とが可能である。しかも、ユーザは、匿名性を維持した
まま自己のキャラクタの名前でゲームに参加し、掲示板
などの投稿が可能である。
【００１３】肌の診断、アドバイスは、ユーザに対する
アドバイスとして、定期的あるいは周期的に継続的にユ
ーザに送信して、ユーザに注意を喚起させ、肌の手入れ
に関する意欲を高めることができる。このアドバイス
は、例えば１日に朝、昼、就寝時のように、ユーザに注
意を喚起する形で、１日に複数回にわたって定期的に送
信され、それぞれのアドバイスメッセージの内容は、そ
の送信される時間帯での肌の手入れに対応する内容とす
る。また、毎日決まった時間にアドバイスメッセージを
送信したり、あるいは不定期であっても継続的に送信し
てユーザの注意を喚起することができる。また、このア
ドバイスメッセージには、ユーザの測定の継続の度合い
や手入れに関する回答によりポイントを与えるポイント
制をとるようにすることができる。また、アドバイスメ
ッセージも仮想のキャラクタなど、ユーザが親しみをも
てる者からのメッセージとして与えるようにする。
【００１４】このように、メッセージが定期的あるいは
不定期に継続的に送信されそのメッセージを見る、また
そこに示される問に回答することで、ユーザは肌の測定
や手入れの注意が喚起されるため、継続の意欲付けがな
され、ユーザが測定を継続する効果がある。
【００１５】前記端末として、ユーザが可搬可能なデー
タ通信用携帯端末を用いることができ、公衆通信網を介
してサーバに接続し測定データの送信ならびにサーバの
情報の取得を行うことができる。また測定器には、気
温、湿度、紫外線量など肌の外部環境を測定するための
センサが設けられており、この外部環境のデータも、測
定された肌の特性データとともサーバに送信され、肌の
診断に用いられる。
【００１６】すなわち、本発明の第一の観点は、通信網
を利用した美容支援システムであり、端末と、この端末
に通信網を介して接続されユーザの肌の状況に応じたア
ドバイスを与えるサーバとを備え、前記端末は、ユーザ
の肌に当てて肌の特性を測定するセンサを備えた測定装
置が接続可能であり、前記端末は、前記測定したデータ
を前記サーバに送信する手段と、前記サーバから送信さ
れたメッセージを受信して表示する手段とを備え、前記
サーバは、前記端末から受信したデータを時系列に蓄積
しその蓄積されたデータに基づいてユーザの肌を診断
し、診断に応じたアドバイスを前記ユーザに送信する手
段を含むことを特徴とする。
【００１７】なお、前記サーバは、測定の継続回数また
は継続期間のランク付けに応じてユーザが参加するゲー
ムを展開するゲーム進行管理手段を含み、前記ゲーム進
行管理手段は、前記ゲームをサーバのウェブ上で展開す
る手段と、ユーザの指示に応じてユーザの代りとなる仮
想のキャラクタを前記ウェブ上に設定する手段と、前記
ゲームの中でユーザに対する前記アドバイスを前記キャ
ラクタに対するメッセージとして生成する手段とを含む
ことができる。
【００１８】前記サーバは、ユーザごとに測定された肌
のデータを時系列的に蓄積するデータベース手段と、こ
のデータベース手段に蓄積されたデータに基づいて診断
を行ってユーザごとにアドバイスを生成する手段と、こ
の生成されたアドバイスを前記通信網を介してユーザに
継続的に送信する手段とを備えることができる。
【００１９】また、前記アドバイスを生成する手段は、
前記アドバイスをユーザの測定の継続によりランク付け
された得点に応じて参加できる仮想のゲームの中で、ユ
ーザごとの肌の診断に応じて生成する手段を含むことが
できる。
【００２０】前記アドバイスは、一日に複数回生成され
て定期的に送信され、送信される時間帯に対応したアド
バイス内容であることが好ましい。
【００２１】さらに本発明の第二の観点は、通信網を介
してユーザに美容支援を行うためのサーバに関し、ユー
ザの肌に当てて肌の特性を測定するセンサを備えた測定
装置からの測定データが入力される端末と通信網を介し
て接続され、前記端末にユーザの肌の状況に応じたアド
バイスを与えるサーバであって、前記端末から受信した
データを時系列に蓄積しその蓄積されたデータに基づい
てユーザの肌を診断し、この診断に応じたアドバイスを
メッセージとして前記ユーザに送信する手段を含むこと
を特徴とする。
【００２２】なお、ユーザごとに測定された肌のデータ
を時系列に蓄積するデータベース手段と、このデータベ
ース手段に蓄積されたデータに基づいて診断を行ってユ
ーザごとにアドバイスを生成する手段と、この生成され
たアドバイスを前記通信網を介してユーザに送信する手
段とを備え、前記アドバイスを生成する手段は、前記ア
ドバイスをユーザの測定の継続によりランク付けされた
得点に応じて参加できる仮想のゲームの中で、ユーザご
との肌の診断に応じて生成する手段を含むことができ
る。
【００２３】また、測定の継続回数または継続期間のラ
ンク付けに応じてユーザが参加するゲームを展開するゲ
ーム進行管理手段を含み、前記ゲーム進行管理手段は、
前記ゲームをサーバのウェブ上で展開する手段と、ユー
ザの指示に応じてユーザの代りとなる仮想のキャラクタ
を前記ウェブ上に設定する手段と、前記ゲームの中でユ
ーザに対する前記アドバイスを前記キャラクタに対する
メッセージとして生成する手段とを含むことができる。
【００２４】あるいは、サーバは、ユーザごとに測定さ
れた肌のデータを時系列に蓄積するデータベース手段
と、このデータベース手段に蓄積されたデータに基づい
て診断を行ってユーザごとにアドバイスを生成する手段
と、この生成されたアドバイスを前記通信網を介してユ
ーザに継続的に送信する手段とを備えることができる。
この前記アドバイスは、一日に複数回定期的に生成され
て送信され、送信される時間帯に対応したアドバイス内
容であることがよい。
【００２５】さらに、本発明の第三の観点は、情報処理
装置にインストールされるプログラムであり、情報処理
装置にインストールすることにより、当該情報処理装置
を、ユーザの肌に当てて肌の特性を測定するセンサを備
えた測定装置からの測定データが入力される端末と通信
網を介して接続され、前記端末にユーザの肌の状況に応
じたアドバイスを与えるサーバとして機能させ、当該サ
ーバに、前記端末から受信したデータを時系列に蓄積し
その蓄積されたデータに基づいてユーザの肌を診断し、
この診断に応じたアドバイスをメッセージとして前記ユ
ーザに送信する機能を実現させることを特徴とする。
【００２６】なお、サーバに、ユーザごとに測定された
肌のデータを時系列に蓄積するデータベース機能と、こ
のデータベースに蓄積されたデータに基づいて診断を行
ってユーザごとにアドバイスを生成する機能と、この生
成されたアドバイスを前記通信網を介してユーザに送信
する機能とを実現させ、前記アドバイスを生成する機能
に、前記アドバイスをユーザの測定の継続によりランク
付けされた得点に応じて参加できる仮想のゲームの中
で、ユーザごとの肌の診断に応じて生成する機能を実現
させることができる。
【００２７】さらに、測定の継続回数または継続期間の
ランク付けに応じてユーザが参加するゲームを展開する
ゲーム進行管理機能を実現させ、前記ゲーム進行管理機
能は、前記ゲームをサーバのウェブ上で展開する機能
と、ユーザの指示に応じてユーザの代りとなる仮想のキ
ャラクタを前記ウェブ上に設定する機能と、前記ゲーム
の中でユーザに対する前記アドバイスを前記キャラクタ
に対するメッセージとして生成する機能とを含むことが
できる。
【００２８】この第三の観点のプログラムは、サーバ
に、ユーザごとに測定された肌のデータを時系列に蓄積
するデータベース機能と、このデータベース手段に蓄積
されたデータに基づいて診断を行ってユーザごとにアド
バイスを生成する機能と、この生成されたアドバイスを
前記通信網を介してユーザに継続的に送信する機能とを
実現させることができる。なお、前記アドバイスは、一
日に複数回定期的に生成されて送信され、送信される時
間帯に対応したアドバイス内容であることが好ましい。
【００２９】この第三の観点のプログラムは、記録媒体
に記録され、あるいは通信回線を介して提供され、情報
処理装置にインストールされる。
【００３０】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【００３１】図１は、本発明の美容支援システムの実施
例の一構成を説明するものである。すなわち、このシス
テムに加入しているユーザの手元にありユーザが使用す
る携帯端末１には、携帯型の肌測定器２が接続可能であ
り、この携帯端末１はインターネット網８を介してサー
バ３に接続される。サーバ３は、本発明の美容支援のシ
ステムを運用するための種々のサーバ手段を備えてお
り、ウェブサーバ手段４、ユーザ管理サーバ手段５、ア
ドバイスサーバ手段６、メールサーバ手段７を備えてい
る。これらサーバ手段は、単体のサーバに備えることも
できるし、また複数のサーバに分散させることもでき
る。
【００３２】図２は、肌測定器２の構成例を示すもので
あり、肌の評価診断を行うためのパラメータとなる各種
特性を測定するセンサおよび肌の外部環境を測定するセ
ンサが内蔵されている。すなわち、肌に当てて肌の水分
を検出する水分センサ２１、肌の皮脂量を検出する皮脂
センサ２２、肌の明るさ、すなわち反射光量に相当する
ものを検出する反射光センサ２３を備えている。また、
その測定している外部の環境情報を検出するものとし
て、温度センサ２４、湿度センサ２５、紫外線センサ２
６を備える。これらのセンサ２１〜２６は、インタフェ
ース（Ｉ／Ｏ）２７を介して携帯端末１のインタフェー
スに接続される。外部環境情報を測定するセンサを備え
るのは、測定がユーザの自宅や外出先などで種々の環境
のもとで行われるので、外部環境を測定しないと肌の診
断の精度がよくないためである。従来は、測定器が設置
されているのは店頭など、温度や湿度が一定環境、ある
いは既知の環境に有る場合であったが、本実施例では、
携帯端末を用いることにより、どこでも測定可能となっ
たので、環境情報も測定し、測定データを補正する。
【００３３】センサ２１〜２６は、インピーダンス測定
センサ、サーミスタ、湿度センサ、半導体センサなどで
構成され、そのセンサそのものは既知のものであって、
店頭などで使用される肌の測定器と同様である。
【００３４】なお、携帯端末１は、肌測定器２と接続さ
れるインタフェースを備えており、肌測定器２からの測
定データを取り込む機能、サーバとの間でインターネッ
ト網８を介してデータ通信を行う機能、サーバからのデ
ータを表示する機能を備えている。
【００３５】（第一実施例）図３は仮想のゲームの中で
肌の診断、アドバイスを行う第一実施例でのサーバ３の
全体の機能を手段として表現したものである。インター
ネット網８との窓口になる入出力手段３１、ユーザごと
にデータを蓄積するユーザＤＢ（データベース）３２、
診断を行ってアドバイスを生成する診断アドバイス生成
手段３３、診断、アドバイスを行うためのデータ、例え
ばアドバイス文言や診断アルゴリズムなどのデータが蓄
積された診断アドバイスＤＢ３４、生成したアドバイス
あるいはその他のメッセージをメールとしてユーザに送
信し、あるいはユーザからのメールを受信して必要なデ
ータベースに転送するなどのメール処理を行うメール処
理手段３５、この美容支援システムのウェブ表示の制御
を行うウェブ制御手段３６、また提供するゲーム中の掲
示板機能（ＢＢＳ）、メール交換機能を管理するＢＢＳ
管理手段３７、これらの掲示板に対して送信されたメー
ル等の情報を蓄積するＢＢＳＤＢ３８、このサーバが提
供するゲームのシナリオを蓄積するゲームシナリオＤＢ
３９とを備えている。
【００３６】これらの各手段の機能を説明する。入出力
手段３１は、インターネット網８とのゲートの機能を果
たすものであり、通信機能を果たす。これの入出力手段
３１に到着したメールは、メール処理手段３５で処理さ
れ、ユーザからのデータは、ユーザＤＢ３２に蓄積さ
れ、あるいはＢＢＳＤＢ３８に蓄積される。また診断ア
ドバイス生成手段３３からのアドバイスメッセージは、
メールとしてユーザに送信される。また、ユーザ間での
メールのやり取りなどの場合は、ＢＢＳＤＢ３８にある
メールがメール処理手段３５によりユーザに送信され
る。ウェブ制御手段３６は、サーバのウェブ表示を制御
するためのもので、後述するユーザの端末にゲームの画
面ごとの画像を表示させるための画像の生成など、ゲー
ムシナリオに沿ってゲームのシーンに対応するウェブペ
ージをユーザに与えるように制御を行う。ゲームシナリ
オＤＢ３９は、本実施例が提供するゲームのシナリオが
記憶されており、診断アドバイス生成手段３３、診断ア
ドバイスＤＢ３４、ウェブ制御手段３６、ＢＢＳ管理手
段３７、ＢＢＳＤＢ３８は、ゲームシナリオＤＢ３９の
シナリオに基づいてゲームのシーンを作成し、診断、ア
ドバイスを与え、あるいは掲示板機能を果たす。
【００３７】図１のウェブサーバ手段４は、図３ではウ
ェブ制御手段３６、ＢＢＳ管理手段３７、ＢＢＳＤＢ３
８の機能をもつ。またユーザ管理サーバ手段５は、ユー
ザＤＢ３２の機能をもつ。アドバイスサーバ手段６は、
診断アドバイス生成手段３３、診断アドバイスＤＢ３４
の機能をもつ。またメールサーバ手段７は、メール処理
手段３５の機能をもつ。また、ゲームシナリオＤＢ３８
の機能は、４つの各サーバ手段がもっており、ゲームの
進行に沿って対応する処理を行う。
【００３８】図４は、本実施例の美容支援システムが提
供するゲームの階層構造を説明するものである。すなわ
ち、ユーザが参加できるゲームは、ユーザの測定継続回
数、あるいは継続期間によるランクに応じて３ステップ
あり、最初は第一ステップのゲーム、ランクが上がると
第二ステップ、第三ステップのゲームに参加できるよう
になる。各ステップのゲームの機能として、測定・問診
に対する肌の状況と診断およびアドバイスを与える機
能、ユーザ間で意見の交換を行う掲示板（ＢＢＳ）の機
能、参加するユーザの得点によってランキングを行って
その結果の発表を行う機能をもつ。第一ステップではさ
らに入会手続きの機能をもつ。
【００３９】各ステップでのアドバイス内容は、第一ス
テップでは基礎ケア、第二ステップでは肌の悩み別のア
ドバイス、第三ステップではスペシャルケアのアドバイ
スを主体にするように、各ステップのレベルに合わせ
て、段階が上がるごとに、より高度なアドバイスを与え
られるようにする。
【００４０】ユーザがゲームに参加するには、測定継続
回数、あるいは継続期間による点数によるレベルによっ
て参加できるゲームが決まっている。例えば、第一のス
テップのゲームでは、レベル１〜９、第二のステップは
レベル１０〜２９、第三のステップではレベル３０以上
を条件とする。このレベルは、例えば１週間測定を継続
すると１点が加算されるというようにし、また１日測定
をしないと１点減点、３日測定をしないと０点となると
いうように、ユーザが測定を継続するように意欲付けす
るような点数配分を行うものとする。
【００４１】各ステップは、仮想空間である街を形成
し、その中にさまざまな屋敷や広場がある。各参加者は
自分の屋敷で測定や肌診断を行い、他の屋敷でいろいろ
なアドバイスを受け、広場でＢＢＳやランキングを行
う。そこで、それぞれの行為に対して得点が与えられ、
その得点を集めて次のステップ、すなわち次の街へ進ん
でいく。
【００４２】他の屋敷でのアドバイスはその屋敷のキャ
ラクタにより単にユーザ（参加者）を励ますだけでな
く、欠点を指摘したりもしてユーザに対して心理的に継
続させるように意欲付けるようにしている。
【００４３】広場では、ユーザが自己のキャラクタ名で
意見を載せ、あるいは他人の掲載された意見を閲覧でき
るようにしている。また、ある広場ではユーザ同士でメ
ール交換を行うこともできる。また、ランキングを行う
広場も設けられている。
【００４４】このように、ゲームのプログラムによって
一方的なアドバイスを与えるだけでなく、各参加者の生
の声もとり入れることにより、より一層ゲームへの参加
意欲を高めることができる。
【００４５】以下図５ないし図９で具体的に本第一実施
例のゲームをその展開に沿って、表示される画面例、メ
ッセージ例を挙げて説明する。
【００４６】まず、最初に会員となる入会手続きを行
う。入会手続きにより、ユーザ認証のためユーザＩＤ、
パスワードの登録を行う。このとき、ユーザのキャラク
タを登録する。このキャラクタは、ユーザの化身となる
キャラクタで、ユーザが名前を付け、ゲームの中でユー
ザを体現する主人公となってゲームの進行に従って変身
する。
【００４７】ゲームは「私の屋敷」から開始される。ユ
ーザが、サーバに接続し、先に設定したユーザＩＤ、パ
スワードを入力することで、「私の屋敷」のコーナに入
る。この「私の屋敷」は、ユーザの肌の測定、問診と診
断、ならびに診断結果の通知とアドバイスを行うコーナ
である。この「私の屋敷」での診断とアドバイスの動作
をフローチャートを図５に示す。
【００４８】「お肌のチェック」のコーナに入ると、
「測定＋問診」、「自由に測定」、「問診のみ」を選択
する画面が現れる。ユーザが「測定＋問診」を選択する
と、まず、測定器を使って肌に当てて測定を行う指示が
なされ、その後、問診として２０問の問に対してユーザ
が回答を行うことによって、この測定データと問診に対
する回答は、サーバのユーザデータベースに測定データ
として蓄積される。そしてこの測定に対して、肌の水分
を「うるおい」、皮脂分を「脂っぽさ」、肌の反射を
「明るさ」として、その測定値を点数として診断結果と
して表示する。また、この診断結果に対するアドバイス
を表示する。この過程で現れる画面例を図６に（ａ）〜
（ｅ）として表示する。
【００４９】診断、アドバイスは、測定回数の得点、測
定された肌の水分、皮脂量、明るさを外部環境データに
よって補正した後、それをパラメータとして得点にす
る。この診断、アドバイスは、店頭で行われる診断、ア
ドバイスと同じであり、店頭での診断、アドバイスで使
用したデータを用いることもできる。この診断、アドバ
イス用データは、アドバイスデータベースに蓄積されて
おり、このアドバイスデータベースに蓄積されたデータ
と測定データとを比較して診断を行い、その診断結果に
基づいて対応するアドバイス文言を選択してユーザにメ
ッセージとして送信する。また、この診断コーナでは、
ユーザの測定の継続度、また測定値の改善によって得点
が加算されるようになっており、その得点は別途キャラ
クタの得点として表示される。
【００５０】「私の屋敷」の外に、色々な屋敷があり、
ユーザは「屋敷を出る」を選択すると、これらの屋敷に
入ることができる。これらの屋敷は、ユーザが質問に答
えることによってアドバイスをメール（メッセージ）と
して与える人のコーナである。
【００５１】これらの屋敷は、そのキャラクタによって
励ましやけなしなど、ユーザの興味を引くような色々な
表現がなされる。またその内容も、ある屋敷では生活態
度であったり、他の屋敷では肌の手入れやメイクの仕方
など、その屋敷に応じて内容が振り分けられている。ユ
ーザは、さまざまな屋敷に行くことにより、多様なキャ
ラクタからのアドバイスを受けることができ、画一的に
なりがちなアドバイスに変化をつけることができるの
で、ユーザの継続性を促すことができる。
【００５２】ユーザは、このコーナに入ることで第二、
第三のステップに行くための得点が加算される。「マダ
ムの屋敷」での表示例を図７に示す。
【００５３】「広場」は、ユーザの意見交換を行うこと
ができる掲示板のコーナであり、ユーザは、自分のキャ
ラクタ名でこのコーナに設けられている各項目について
投稿を行うことができる。ここでは、図８に「広場」で
ユーザ間で交換できる議論の項目の例を示す。
【００５４】また、ある「広場」では、ユーザのランキ
ングを行ってその結果を発表する場があり、参加したユ
ーザのレベル度および得点に基づいて成績優秀なユーザ
をランク付けして優秀なユーザのランキングを発表す
る。また、個々のユーザについてもそのランキング順位
を通知する。このランキング発表の画面例を図９の
（ａ）、（ｂ）に示す。
【００５５】なお、前記ユーザが使用するものは携帯端
末の例で説明したが、公衆通信網を介してサーバと接続
できる通信機能をもつ情報処理装置であればよく、卓上
型のパソコン、ノートパソコン、ＰＤＡなど、サーバと
通信網を介して接続可能な端末であればよい。
【００５６】また、本実施例は、情報処理装置にインス
トールすることにより、サーバとして入出力手段３１、
ユーザＤＢ３２、診断アドバイス生成手段３３、診断ア
ドバイスＤＢ３４、メール処理手段３５、ウェブ制御手
段３６、ＢＢＳ管理手段３７、ＢＢＳＤＢ３８、ゲーム
シナリオＤＢ３９の各手段の機能を実現させるプログラ
ムとしても構成できる。このプログラムを情報処理装置
にインストールすることにより、実施例で説明したゲー
ムを展開し、ユーザはこのゲームに参加して肌の測定と
ケアを継続して行うことができる。
【００５７】このプログラムは記録媒体として提供する
ことができ、また通信回線を介して伝送することができ
る。
【００５８】（第二実施例）図１０は、ユーザに対する
アドバイスをメッセージ（メール）として定期的に与え
る第二実施例でのサーバの機能を手段として表現したも
のである。第一実施例は、ユーザがゲームに参加してそ
の中でアドバイスが与えられるものであったが、この第
二実施例は、ユーザに対して定期的あるいは不定期にメ
ッセージを繰り返し継続的に送信し、その送信する時間
帯に応じたアドバイス内容を与えることで、ユーザの肌
の手入れ、測定の継続の意識を高め、継続の意欲付けよ
うとするものである。
【００５９】この第二実施例は、サーバとユーザ間は、
メッセージ（メール）のやり取りだけになるので、第一
実施例の構成にあるゲームを実行する機能が除かれてい
る。すなわち、ユーザとの間の入出力を処理する入出力
手段３１、ユーザごとのデータを蓄積するユーザＤＢ３
２、診断を行ってアドバイスを生成する診断アドバイス
生成手段３３、診断、アドバイスを行うためのデータ、
アルゴリズムなどが蓄積された診断アドバイスＤＢ３
４、生成したアドバイスその他のメッセージをメールと
してユーザに送信し、ユーザからの測定データなどのメ
ールを受信して必要なデータベースに転送するなどのメ
ール処理を行うメール処理手段３５を備える。
【００６０】ここで、本第二実施例の特徴とするところ
は、ユーザに送信するアドバイスを午前、午後、就寝時
のように複数回生成して、ユーザに送信し、しかもその
アドバイス内容も、送信（配信）する時間帯に対応した
内容にすることにある。
【００６１】以下図１１ないし１３を参照して、その具
体的なアドバイス例を説明する。図１１は、午前（例え
ば９時）に送信されるメールの例である。この場合、朝
であり、肌の手入れの内容としては、朝の洗顔について
聞き、ユーザが洗顔をした旨の回答をしたユーザについ
てはポイントが獲得されたことを示している。図１２
は、午後（例えば１３時）に送信されるメールの例であ
る。ここでは、お昼にする化粧直しに関連して洗顔をし
たか否かについて聞いている。図１３は、就寝時（例え
ば２２時）に送信されるメールの例である。ここでは、
就寝時にその一日の行動について聞き、洗顔の回数、食
事内容、洗顔後の手入れ、化粧落としをしたか否かにつ
いて聞き、それによってポイントが獲得されたことを示
している。
【００６２】本第二実施例では、このように１日３回定
期的に肌の手入れに関するアドバイスのメールが毎日ユ
ーザに届くので、ユーザは携帯端末に配信されるメール
を見るごとに、肌の手入れの必要を喚起される。また、
図１１ないし図１３に示されるように、メールを配信す
る時間帯によって、メールの発信者をそれぞれ架空のキ
ャラクタからのメールとして、ユーザに親しみがもてる
ようにする。またこのキャラクタとして第一実施例と同
様に仮想のキャラクタを表示するようにしてもよい。特
にユーザが携帯端末を利用することが多い若い女性（例
えば女子高校生）である場合には、日々配信されるメー
ルにより注意が喚起されるので、肌の手入れの意識を高
めることができる効果がある。
【００６３】さらに、上記第二実施例では、メールを毎
日３回送信する例で説明したが、メールは、繰り返し送
信されてユーザの注意を喚起すればよいため、１日１回
とから、何日か空けて何週間とかというように、継続的
にメールが送信される場合であっても注意喚起効果は弱
いが、ユーザの継続に対する意欲付けの効果がある。ま
た、ユーザの肌測定器を用いた測定の継続の度合いによ
り、ポイントを加算するポイント制をとってもよい。ま
た、ユーザに対するメールの内容は、第一実施例と同様
に診断の内容によってユーザごとに相違するものである
ことがよい。
【００６４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ユー
ザが携帯型の肌測定器を用いて、場所、時間が限定され
ることなく、肌の測定を行ってその診断結果を知ること
ができるので、ユーザの日常的なスキンケアや化粧など
の美容に関する支援を常時行うことができる効果があ
る。また、自宅での起き抜けあるいは就寝時、オフィ
ス、戸外など、店頭では測定できない時間帯の肌の状態
を測定したデータに基づいてアドバイスを与えることが
できるため、ユーザの状況に応じた適切なアドバイスを
与えることが可能である。また、ユーザは、ネット上に
展開される仮想のゲームに参加して、他の参加者と競い
ながら肌の測定および手入れを行うことができるため、
ユーザの興味を引きつけ、継続した測定および手入れを
行うように意欲付けることができ、スキンケアや美容の
継続の実効性を高めることができる。
【００６５】また、ユーザに対して継続的に繰り返しア
ドバイスのメールを送信することで、ユーザの意識を高
め、継続した肌の測定および手入れを行うように意欲付
けをする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明実施例の構成例を示す図。
【図２】肌測定器の構成を示す図。
【図３】第一実施例のサーバの構成例を示す図。
【図４】ゲームの構造例を示す図。
【図５】「私の屋敷」での測定診断とアドバイスの動作
を示すフローチャート。
【図６】「私の屋敷」での診断とアドバイスの画面例。
【図７】「マダムの屋敷」の表示画面例。
【図８】「広場」の議論の項目例。
【図９】ランキングの発表例。
【図１０】第二実施例のサーバの構成例を示す図。
【図１１】第二実施例の午前に送信されるメールの表示
画面例。
【図１２】第二実施例の午後に送信されるメールの表示
画面例。
【図１３】第二実施例の就寝時に送信されるメールの表
示画面例。
【符号の説明】
１ 携帯端末 ２ 肌測定器 ３ サーバ ４ ウェブサーバ手段 ５ ユーザ管理サーバ手段 ６ アドバイスサーバ手段 ７ メールサーバ手段 ８ インターネット網 ２１ 水分センサ ２２ 皮脂センサ ２３ 反射光センサ ２４ 温度センサ ２５ 湿度センサ ２６ 紫外線センサ ２７ インタフェース ３１ 入出力手段 ３２ ユーザＤＢ ３３ 診断アドバイス生成手段 ３４ 診断アドバイスＤＢ ３５ メール処理手段 ３６ ウェブ制御手段 ３７ ＢＢＳ管理手段 ３８ ＢＢＳＤＢ ３９ ゲームシナリオＤＢ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 端末と、この端末に通信網を介して接続
    されユーザの肌の状況に応じたアドバイスを与えるサー
    バとを備え、 前記端末は、ユーザの肌に当てて肌の特性を測定するセ
    ンサを備えた測定装置が接続可能であり、 前記端末は、前記測定したデータを前記サーバに送信す
    る手段と、前記サーバから送信されたメッセージを受信
    して表示する手段とを備え、 前記サーバは、前記端末から受信したデータを時系列に
    蓄積しその蓄積されたデータに基づいてユーザの肌を診
    断し、診断に応じたアドバイスを前記ユーザに送信する
    手段を含むことを特徴とする美容支援システム。
  2. 【請求項２】 前記サーバは、測定の継続回数または継
    続期間のランク付けに応じてユーザが参加するゲームを
    展開するゲーム進行管理手段を含み、 前記ゲーム進行管理手段は、 前記ゲームをサーバのウェブ上で展開する手段と、 ユーザの指示に応じてユーザの代りとなる仮想のキャラ
    クタを前記ウェブ上に設定する手段と、 前記ゲームの中でユーザに対する前記アドバイスを前記
    キャラクタに対するメッセージとして生成する手段とを
    含む請求項１記載の美容支援システム。
  3. 【請求項３】 前記サーバは、 ユーザごとに測定された肌のデータを時系列的に蓄積す
    るデータベース手段と、 このデータベース手段に蓄積されたデータに基づいて診
    断を行ってユーザごとにアドバイスを生成する手段と、 この生成されたアドバイスを前記通信網を介して継続的
    にユーザに送信する手段とを備えた請求項１記載の美容
    支援システム。
  4. 【請求項４】 前記アドバイスを生成する手段は、 前記アドバイスをユーザの測定の継続によりランク付け
    された得点に応じて参加できる仮想のゲームの中で、ユ
    ーザごとの肌の診断に応じて生成する手段を含む請求項
    ２記載の美容支援システム。
  5. 【請求項５】 前記アドバイスを生成する手段は、一日
    に複数回アドバイスを定期的に生成する手段を含み、前
    記アドバイスは、送信される時間帯に対応した内容であ
    る請求項３記載の美容支援システム。
  6. 【請求項６】 ユーザの肌に当てて肌の特性を測定する
    センサを備えた測定装置からの測定データが入力される
    端末と通信網を介して接続され、前記端末にユーザの肌
    の状況に応じたアドバイスを与えるサーバであって、 前記端末から受信したデータを時系列に蓄積しその蓄積
    されたデータに基づいてユーザの肌を診断し、この診断
    に応じたアドバイスをメッセージとして前記ユーザに送
    信する手段を含むことを特徴とするサーバ。
  7. 【請求項７】 測定の継続回数または継続期間のランク
    付けに応じてユーザが参加するゲームを展開するゲーム
    進行管理手段を含み、 前記ゲーム進行管理手段は、 前記ゲームをサーバのウェブ上で展開する手段と、 ユーザの指示に応じてユーザの代りとなる仮想のキャラ
    クタを前記ウェブ上に設定する手段と、 前記ゲームの中でユーザに対する前記アドバイスを前記
    キャラクタに対するメッセージとして生成する手段とを
    含む請求項６記載のサーバ。
  8. 【請求項８】 ユーザごとに測定された肌のデータを時
    系列に蓄積するデータベース手段と、 このデータベース手段に蓄積されたデータに基づいて診
    断を行ってユーザごとにアドバイスを生成する手段と、 この生成されたアドバイスを前記通信網を介して継続的
    にユーザに送信する手段とを備えた請求項６記載のサー
    バ。
  9. 【請求項９】 情報処理装置にインストールすることに
    より、当該情報処理装置を、 ユーザの肌に当てて肌の特性を測定するセンサを備えた
    測定装置からの測定データが入力される端末と通信網を
    介して接続され、前記端末にユーザの肌の状況に応じた
    アドバイスを与えるサーバとして機能させ、 当該サーバに、前記端末から受信したデータを時系列に
    蓄積しその蓄積されたデータに基づいてユーザの肌を診
    断し、この診断に応じたアドバイスをメッセージとして
    前記ユーザに送信する機能を実現させるプログラム。
  10. 【請求項１０】 測定の継続回数または継続期間のラン
    ク付けに応じてユーザが参加するゲームを展開するゲー
    ム進行管理機能を実現させ、 前記ゲーム進行管理機能は、 前記ゲームをサーバのウェブ上で展開する機能と、 ユーザの指示に応じてユーザの代りとなる仮想のキャラ
    クタを前記ウェブ上に設定する機能と、 前記ゲームの中でユーザに対する前記アドバイスを前記
    キャラクタに対するメッセージとして生成する機能とを
    含む請求項９記載のプログラム。
  11. 【請求項１１】 サーバに、 ユーザごとに測定された肌のデータを時系列に蓄積する
    データベース機能と、 このデータベース手段に蓄積されたデータに基づいて診
    断を行ってユーザごとにアドバイスを生成する機能と、 この生成されたアドバイスを前記通信網を介してユーザ
    に継続的に送信する機能とを実現させる請求項９記載の
    プログラム。
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