JP2003162485A - 電子メールによる特定文書の閲覧管理方法及び電子メールによる特定文書の閲覧管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子メールによる特定文書の閲覧管理方法及び電子メールによる特定文書の閲覧管理プログラムを記録した記録媒体

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JP2003162485A
JP2003162485A JP2001359169A JP2001359169A JP2003162485A JP 2003162485 A JP2003162485 A JP 2003162485A JP 2001359169 A JP2001359169 A JP 2001359169A JP 2001359169 A JP2001359169 A JP 2001359169A JP 2003162485 A JP2003162485 A JP 2003162485A
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Fumiaki Uemura
文明 植村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子メールの未着や、特定の文書へアクセス
の有無を容易に把握、管理できるようにすること。 【解決手段】 複数の送信先アドレスに送信される電子
メール毎に、メール受信者を特定可能な情報を含む固有
の識別情報を決定する識別情報決定手順と、前記電子メ
ール受信者に閲覧させたい特定文書を登録する閲覧文書
受付登録手順と、返信されてくるエラーメールに該当す
る前記メール受信者をメール未着信者として分類するメ
ール未着信者分類手順と、前記電子メールが選択された
際に出力されるメール受信者を特定可能な情報を抽出す
る抽出手順と、該抽出情報に基づき特定されるメール受
信者を特定文書へのアクセス者として分類する特定文書
アクセス者分類手順と、前記特定文書へのアクセス者並
びに前記メール未着信者のいずれにも分類されないメー
ル受信者を、未アクセス者として分類する未アクセス者
分類手順と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、通信手段にて接
続された複数のコンピュータから成るコンピュータネッ
トワークにおいて、配信された電子メールにより該電子
メールの受信者が予め定められた特定の文書を閲覧した
か否かを管理するための電子メールによる特定文書の閲
覧管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のコンピュータ
ネットワークの発達に伴い、各家庭にもパソコン等が導
入されるようになってきており、木材資源の枯渇等や配
信労力や配信コストの削減等の観点から、これらインタ
ーネット、特には電子メールを活用した各種商取引や、
これら電子メールにより通知や重要文書を配信する試み
が為されている。
【0003】これら電子メールを各種商取引や、通知並
びに重要文書の配信に利用しようとする場合には、電子
メールの受信者が送信された電子メールを必ず閲覧する
とは限らず、商取引においては消費者等がこれら商取引
における注意内容等を閲覧したかを確認する必要がある
が、電子メールではこれら閲覧の有無を確認できないと
いう問題があるばかりか、前記インターネット網を介し
ての前記通知並びに重要文書の配信にあっては、該配信
に際して個人情報や重要情報が第三者に搾取されてしま
う可能性があるため、これら個人情報や重要情報を電子
メール等では送信できないという問題があることから、
前記商取引における注意内容の場合と同様に、これら通
知並びに重要文書をメール受信者がアクセスすることで
閲覧可能となるように文書サーバに登録しておき、これ
ら特定の文書へのアクセスを可能とするURLアドレス
等を含む電子メールをメール受信者に送信する手法が提
案されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら電子メールの送
信により前記特定の文書にメール受信をアクセスさせる
手法においては、電子メールを送信したメール受信者の
内、どのメール受信者に電子メールが届いていないか、
或いはどのメール受信者が、電子メールが届いても前記
特定の文書へアクセスしていないか、或いはどのメール
受信者が、電子メールに基づき前記特定の文書へアクセ
スしているか、を把握して管理する必要があるが、これ
らの管理を簡便に実施することのできる手法(ソフトウ
エア)が切望されていた。
【0005】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、どのメール受信者に電子メールが届
いていないか、或いはどのメール受信者が、電子メール
が届いても前記特定の文書へアクセスしていないか、或
いはどのメール受信者が、電子メールに基づき前記特定
の文書へアクセスしているか、を把握して管理すること
のできる電子メールによる特定文書の閲覧管理方法及び
電子メールによる特定文書の閲覧管理プログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の電子メールによる特定文書の閲覧管理
方法は、通信手段にて接続された複数のコンピュータか
ら成るコンピュータネットワークにおいて、配信された
電子メールにより該電子メールの受信者が、予め定めら
れた特定の文書を閲覧したか否かを管理するための電子
メールによる特定文書閲覧管理方法であって、発信側コ
ンピュータより複数の送信先アドレスに送信される電子
メール毎に、メール受信者を特定可能な情報を含む固有
の識別情報を決定する識別情報決定手順と、前記電子メ
ールの受信者に閲覧させたい特定の文書を受け付けて登
録する閲覧文書受付登録手順と、該閲覧文書受付手順に
て登録された文書への前記コンピュータネットワークを
介してのアクセスを可能とするためのURLアドレスを
生成するアクセス情報生成手順と、該アクセス情報生成
手順にて生成したURLアドレスに少なくとも前記識別
符号を付加する付加手順と、該付加手順にて前記識別符
号が付加されたURLアドレスを送信する電子メール中
に挿入する挿入手順と、該電子メールに個別に対応付け
られ、該電子メールの複数の送信先アドレスが記録され
た送信先アドレスデータベースに基づき該電子メールを
送信する送信手順と、前記コンピュータネットワークか
ら何らかの理由で返信されてくるエラーメールに基づ
き、該エラーメールに該当する前記メール受信者を、前
記送信メールに対するメール未着信者として分類するメ
ール未着信者分類手順と、前記電子メールが送信された
受信側コンピュータにおいて前記URLアドレスが選択
された際に該受信側コンピュータより出力される該UR
Lアドレスデータに含まれる前記識別情報中の前記メー
ル受信者を特定可能な情報を抽出する抽出手順と、該抽
出されたメール受信者を特定可能な情報に基づき特定さ
れるメール受信者を特定文書へのアクセス者として分類
する特定文書アクセス者分類手順と、前記送信先アドレ
スデータベースに登録されたメール受信者の内、前記特
定文書へのアクセス者並びに前記メール未着信者のいず
れにも分類されないメール受信者を、未アクセス者とし
て分類する未アクセス者分類手順と、を有することを特
徴としている。この特徴によれば、前記送信先アドレス
データベースに登録されたメール受信者が、電子メール
が届いていないメール受信者が前記メール未着信者分類
手順にて、電子メールが届いて前記特定の文書へアクセ
スしたメール受信者が前記特定文書アクセス者分類手順
にて、前記電子メールが届いても前記特定の文書へアク
セスしていないメール受信者が前記未アクセス者分類手
順にて、それぞれ分類されるようになるため、前記電子
メールを送信したメール受信者の内、どのメール受信者
に電子メールが届いていないか、或いはどのメール受信
者が、電子メールが届いても前記特定の文書へアクセス
していないか、或いはどのメール受信者が、電子メール
に基づき前記特定の文書へアクセスしているか、を把握
して管理することができる。
【0007】本発明の電子メールによる特定文書の閲覧
管理方法は、前記エラーメールのエラー内容を特定する
エラー内容特定手順と、該特定された各エラー内容に基
づき前記メール未着信者を分類するエラー別分類手順
と、を有することが好ましい。このようにすれば、返信
されてくるエラーメールのエラー内容別に、メール受信
者が分類されるようになるため、電子メールの再送信等
を容易に実施できるばかりか、不必要な電子メールの再
送信も回避できる。
【0008】本発明の電子メールによる特定文書の閲覧
管理方法は、前記各分類手順にて分類されたメール受信
者のリストを出力する出力手順を有することが好まし
い。このようにすれば、各分類手順にて分類されたメー
ル受信者のリストを容易に入手することができる。
【0009】本発明の電子メールによる特定文書の閲覧
管理方法は、前記抽出手順にて抽出されたメール受信者
を特定可能な情報に基づき特定されるメール受信者が、
前記URLアドレスに対応する特定の文書にアクセスし
たことを特定可能に記録するアクセス履歴登録手順を有
することが好ましい。このようにすれば、そのメール受
信者が前記特定の文書にアクセスしたメール受信者であ
るか否かを迅速かつ正確に確認できるようになる。
【0010】本発明の電子メールによる特定文書の閲覧
管理方法は、前記識別情報は、メール受信者に送信する
電子メールを特定可能な電子メール特定情報を含み、前
記各分類手順並びにアクセス履歴登録手順は、前記電子
メール特定情報により特定される電子メール毎に前記メ
ール受信者を分類或いは履歴登録を実施することが好ま
しい。このようにすれば、個々の電子メール毎にメール
受信者が分類或いはアクセス履歴の登録されるようにな
るため、同時に複数の電子メールを取り扱うことが可能
となる。
【0011】本発明の電子メールによる特定文書の閲覧
管理プログラムを記録した記録媒体は、通信手段にて接
続された複数のコンピュータから成るコンピュータネッ
トワークにおいて、配信された電子メールにより該電子
メールの受信者が、予め定められた特定の文書を閲覧し
たか否かを管理するための電子メールによる特定文書の
閲覧管理プログラムを記録した記録媒体であって、発信
側コンピュータより複数の送信先アドレスに送信される
電子メール毎に、メール受信者を特定可能な情報を含む
固有の識別情報を決定する識別情報決定手順と、前記電
子メールの受信者に閲覧させたい特定の文書を受け付け
て登録する閲覧文書受付登録手順と、該閲覧文書受付手
順にて登録された文書への前記コンピュータネットワー
クを介してのアクセスを可能とするためのURLアドレ
スを生成するアクセス情報生成手順と、該アクセス情報
生成手順にて生成したURLアドレスに少なくとも前記
識別符号を付加する付加手順と、該付加手順にて前記識
別符号が付加されたURLアドレスを送信する電子メー
ル中に挿入する挿入手順と、該電子メールに個別に対応
付けられ、該電子メールの複数の送信先アドレスが記録
された送信先アドレスデータベースに基づき該電子メー
ルを送信する送信手順と、前記コンピュータネットワー
クから何らかの理由で返信されてくるエラーメールに基
づき、該エラーメールに該当する前記メール受信者を、
前記送信メールに対するメール未着信者として分類する
メール未着信者分類手順と、前記電子メールが送信され
た受信側コンピュータにおいて前記URLアドレスが選
択された際に該受信側コンピュータより出力される該U
RLアドレスデータに含まれる前記識別情報中の前記メ
ール受信者を特定可能な情報を抽出する抽出手順と、該
抽出されたメール受信者を特定可能な情報に基づき特定
されるメール受信者を特定文書へのアクセス者として分
類する特定文書アクセス者分類手順と、前記送信先アド
レスデータベースに登録されたメール受信者の内、前記
特定文書へのアクセス者並びに前記メール未着信者のい
ずれにも分類されないメール受信者を、未アクセス者と
して分類する未アクセス者分類手順と、を有することを
特徴としている。この特徴によれば、前記送信先アドレ
スデータベースに登録されたメール受信者が、電子メー
ルが届いていないメール受信者が前記メール未着信者分
類手順にて、電子メールが届いて前記特定の文書へアク
セスしたメール受信者が前記特定文書アクセス者分類手
順にて、前記電子メールが届いても前記特定の文書へア
クセスしていないメール受信者が前記未アクセス者分類
手順にて、それぞれ分類されるようになるため、前記電
子メールを送信したメール受信者の内、どのメール受信
者に電子メールが届いていないか、或いはどのメール受
信者が、電子メールが届いても前記特定の文書へアクセ
スしていないか、或いはどのメール受信者が、電子メー
ルに基づき前記特定の文書へアクセスしているか、を把
握して管理することができる。
【0012】本発明の電子メールによる特定文書の閲覧
管理プログラムを記録した記録媒体は、前記エラーメー
ルのエラー内容を特定するエラー内容特定手順と、該特
定された各エラー内容に基づき前記メール未着信者を分
類するエラー別分類手順と、を有することが好ましい。
このようにすれば、返信されてくるエラーメールのエラ
ー内容別に、メール受信者が分類されるようになるた
め、電子メールの再送信等を容易に実施できるばかり
か、不必要な電子メールの再送信も回避できる。
【0013】本発明の電子メールによる特定文書の閲覧
管理プログラムを記録した記録媒体は、前記各分類手順
にて分類されたメール受信者のリストを出力する出力手
順を有することが好ましい。このようにすれば、各分類
手順にて分類されたメール受信者のリストを容易に入手
することができる。
【0014】本発明の電子メールによる特定文書の閲覧
管理プログラムを記録した記録媒体は、前記抽出手順に
て抽出されたメール受信者を特定可能な情報に基づき特
定されるメール受信者が、前記URLアドレスに対応す
る特定の文書にアクセスしたことを特定可能に記録する
アクセス履歴登録手順を有することが好ましい。このよ
うにすれば、そのメール受信者が前記特定の文書にアク
セスしたメール受信者であるか否かを迅速かつ正確に確
認できるようになる。
【0015】本発明の電子メールによる特定文書の閲覧
管理プログラムを記録した記録媒体は、前記識別情報
は、メール受信者に送信する電子メールを特定可能な電
子メール特定情報を含み、前記各分類手順並びにアクセ
ス履歴登録手順は、前記電子メール特定情報により特定
される電子メール毎に前記メール受信者を分類或いは履
歴登録を実施することが好ましい。このようにすれば、
個々の電子メール毎にメール受信者が分類或いはアクセ
ス履歴の登録されるようになるため、同時に複数の電子
メールを取り扱うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。尚、以下の実施例においては、本発
明の電子メールによる特定文書の閲覧管理プログラムに
よるシステムを旅行会社に適用した例を示すが、本発明
はこれに限定されるものではなく、その他のいかなる業
態への利用も可能であることは言うまでもない。
【0017】(実施例)図1は、本発明の電子メールに
よる特定文書の閲覧管理プログラムである「Mail−
4U;ベンチャーユニオン社製商品名」を搭載したオペ
レーションサーバ2を有する送信側システムとメール受
信者である受信側コンピュータ端末7,8並びにシステ
ム利用者のコンピュータ端末9、9’との接続状況を示
すブロック図であり、図2は、前記送信側システムを構
成する電子メールを送信するための送信側コンピュータ
であるメールサーバ1と前記オペレーションサーバ2の
構成を示すブロック図であり、図3は、前記オペレーシ
ョンサーバ2に搭載されている「Mail−4U」プロ
グラムが実施する主な処理内容を示すフロー図であり、
図4は、「Mail−4U」プログラムにおける新規メ
ール送信受付処理の処理内容を示すフロー図であり、図
5は、「Mail−4U」プログラムにおける送信結果
レポート表示処理の処理内容を示すフロー図であり、図
6は、前記メールサーバ1が実施する電子メールの送信
処理内容を示すフロー図であり、図7は、前記メールサ
ーバ1が実施する電子メールの着信処理内容を示すフロ
ー図であり、図8は、「Mail−4U」プログラムが
実施するアクセスログの登録処理の処理内容を示すフロ
ー図である。
【0018】まず、本実施例における送信側システムと
しては、図1に示すように、電子メールによる特定文書
の閲覧管理プログラムである「Mail−4U」プログ
ラムが搭載(インストール)されているオペレーション
サーバ2と、該オペレーションサーバ2よりセットされ
た電子メールを、該電子メールに対応する送信先アドレ
スが記録された送信リストに基づいて送信するととも
に、オープンコンピュータネットワークであるインター
ネット網10のメールサーバより返信されてくるエラー
メール等のメールの着信処理を行うメールサーバ1と、
電子メールが配信されたメール受信者が該メールに記載
されているURLを選択することでアクセスされる特定
の文書(ページ)が登録されるWWWサーバ3aと、該
WWWサーバ3aに登録されている各種の特定の文書へ
のアクセスを解析し、該アクセスに関する情報を前記オ
ペレーションサーバ2に出力するログ解析サーバ3b
と、これらメールサーバ1、オペレーションサーバ2、
WWWサーバ3a並びにログ解析サーバ3bの各サーバ
に接続され、各サーバ間の高速のデータの送受を可能と
するとともに、図示しない通信装置を介してインターネ
ット網10に接続された各インターネット端末とのデー
タ通信を可能とするレイヤ4(L4)スイッチ4とから
主に構成されている。
【0019】尚、本実施例では、前記したように、比較
的多くの電子メールを同時に配信し、その配信によるア
クセスを正確に管理できるように、電子メールによる特
定文書の閲覧管理プログラムである「Mail−4U」
プログラムが搭載(インストール)されているオペレー
ションサーバ2とは個別に、メールサーバ1やWWWサ
ーバ3a並びにログ解析サーバ3bを設けているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、これらを1つの
サーバコンピュータにて形成するようにして前記レイヤ
4(L4)スイッチ4を有しない構成としても良い。
【0020】まず、本実施例に用いた前記電子メールに
よる特定文書の閲覧管理プログラムである「Mail−
4U」プログラムが搭載(インストール)されているオ
ペレーションサーバ2の構成は、図2に示すように、サ
ーバコンピュ−タ2内部にてデ−タの送受を行うデ−タ
バス20に、各種の演算処理やプログラムに基づく判断
処理等を実行する中央演算処理装置(CPU)14、演
算結果や記憶装置より読み出した実行プログラム等を記
憶するRAM17、表示ディスプレイから成る表示装置
16、キーボードやマウス等から成る入力装置15、磁
気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置19、前
記レイヤ4(L4)スイッチ4を介して他のサーバコン
ピュータ1、3a、3b又はインターネット網10に接
続されている各インターネット端末とのデ−タ通信を行
う通信インタ−フェイス18とが接続された通常のサー
バ用コンピュ−タであり、前記記憶装置19には、オペ
レーションプログラムとしての「Mail−4U」プロ
グラムや、電子メールを送信することのできるメール受
信者のメールアドレスや個人情報が、図25に示すよう
に、該メール受信者を特定可能な情報としてのメール受
信者IDに対応付けて登録されているメール受信者デー
タベース(DB)や、電子メールの送信者である後述す
る「○×旅行社」のようなシステムの利用者のIDやパ
スワード等の認証情報とともに、該システム利用者に関
する情報が登録されているシステム利用者データベース
(DB)や、送信される各電子メール毎の送信先(受信
者)とそのアクセス情報とが登録される送信結果用デー
タベース(DB)等が記憶されている。
【0021】次いで、本実施例に用いた前記メールサー
バ1の構成も、図2に示すように、前記オペレーション
サーバ2の構成とほぼ同一とされており、該オペレーシ
ョンサーバ2の記憶装置19には、電子メールの送受信
をインターネット網10上の各メールサーバ5,6との
間にて実施するための電子メール送受信プログラムに加
えて、送信する電子メールとその送信先アドレスのリス
トが対応付けて登録された送信メールデータベース(D
B)と、何らかの理由でインターネット網10より返信
されてきたエラーメールが登録されるエラーメールデー
タベース(DB)と、前記送信メールデータベース(D
B)に登録されている電子メールの送信条件に合致する
日時に電子メールを送信できるようにするための送信テ
ーブルが記憶されている。
【0022】また、本実施例では、前記WWWサーバ3
a並びにログ解析サーバ3bとして表示装置や入力装置
を有しないラック仕様のサーバコンピュータを使用して
いるが、これらを前記メールサーバ1やオペレーション
サーバ2と同様のサーバコンピュータを用いるようにし
ても良い。
【0023】また、本実施例に用いたレイヤ4(L4)
スイッチ4としては、不正なアクセスを排除するための
ファイヤーウオール機能を有する通常のレイヤ4(L
4)スイッチを好適に使用することができる。
【0024】これら送信側システムを構成する各サーバ
コンピュータは、レイヤ4(L4)スイッチ4と図示し
ない通信装置を介してインターネット網10に接続され
ていて、該インターネット網10に接続されているシス
テム利用者である「○×旅行者」のコンピュータ端末9
並びにインターネット網への接続機能を有する「○×旅
行者」の社員等が所持する携帯電話9’から前記オペレ
ーションサーバ2にアクセスして、新規の電子メールの
送信手続きや、既に送信した電子メールによる登録文書
へのアクセス状況を逐次確認できるようになっていると
ともに、インターネット接続サービス会社(ISP)や
携帯電話会社を介してメール受信者のコンピュータ端末
7や携帯電話8とデータ通信可能に接続されており、こ
れらメール受信者のコンピュータ端末7へ各インターネ
ット接続サービス会社(ISP)のメールサーバ5や携
帯電話会社のメールサーバ6を介して前記メールサーバ
1からの電子メールの送信が可能であるとともに、これ
らメール受信者のコンピュータ端末7や携帯電話8から
前記WWWサーバ3aへのアクセスが可能とされてい
る。
【0025】以下、前記「○×旅行者」が秋の旅行キャ
ンペーンに際し、前記オペレーションサーバ2に登録さ
れているメール受信者の中から、顧客として旅行の機会
が多いと思われる電子メール受信者を選定し、選定した
メール受信者に対して電子メールを送信して旅行の予約
に結びつけるまでの流れを例に説明する。
【0026】まず、システム利用者である「○×旅行
者」は、予め「Mail−4U」プログラムを搭載した
オペレーションサーバ2を含む発信側システムを利用す
るための利用登録を実施して、パスワードとシステム利
用者を特定するためのシステム利用者IDの発行を受け
ておく。
【0027】これら「○×旅行者」に発行されたシステ
ム利用者IDとパスワード、並びに該システム利用者で
ある「○×旅行者」に関する情報(住所や電話番号並び
に電子メールアドレス等)は、前記オペレーションサー
バ2の記憶装置19に記憶されているシステム利用者デ
ータベース(DB)に登録される。
【0028】システム利用者である「○×旅行者」が、
秋の旅行キャンペーンを前記「Mail−4U」による
システムを利用して実施する場合には、メール受信者に
送信される電子メールによりメール受信者がアクセスす
ることになる特定の文書としてのホームページファイ
ル、具体的には、秋の旅行キャンペーンの予約開始のト
ップページや、各種特選旅行の案内ページや、申し込み
ページ、約款ページ、申し込み完了ページ、を予め作成
しておき、各ページには、各ページ間を移動可能とする
連結情報であるリンクを挿入しておき、アクセス者が各
ページ(文書)を移動できるようにしておく。
【0029】このホームページファイルであるHTML
データが用意できている段階において、システム利用者
である「○×旅行者」は自社に設置されているインター
ネット網10に接続されている前記コンピュータ端末9
から前記オペレーションサーバ2にインターネット網1
0を介してアクセスする。
【0030】オペレーションサーバ2は、該システム利
用者である「○×旅行者」からのアクセスに際し、図9
に示すシステム利用者認証画面を配信して、利用者ID
とパスワードの受付けを行う(Sa1)。
【0031】該利用者IDとパスワードの受付けにおい
て、オペレーションサーバ2は、受け付けた利用者ID
とパスワードが前記システム利用者データベース(D
B)に登録されている利用者IDとパスワードとに一致
するか否かを比較、確認し、一致する場合においてはロ
グインを認め(Sa2)、図10に示すトップメニュー
ページを配信するとともに(Sa3)、利用者IDとパ
スワードとが一致しない場合には、不正な利用者とし
て、ログインさせないとともに、これら不正な利用者か
らのアクセスを遮断するために、該アクセス者のIPア
ドレスを前記L4スイッチ4に不正アクセスアドレスと
して登録して、該アクセス者が前記L4スイッチ4を越
えてオペレーションサーバ2にアクセスできないように
する。
【0032】本実施例のトップメニューページには、図
10に示すように、新たな電子メールをメール受信者に
送信する際に選択するための「新規メール送信」のメニ
ュー項目と、既に送信した電子メールの着信状況や特定
の文書であるアクセスページへのアクセス状況を確認す
るための「送信結果を閲覧」のメニュー項目とともに、
前記システム利用者データベース(DB)に登録されて
いるシステム利用者の登録内容を変更するための「登録
内容変更」のメニュー項目が設けられており、これら各
メニューを選択することで、Sa4の新規メール送信受
付け処理や、Sa5の送信結果レポート表示処理が実施
されるようになっている。尚、前記「登録内容変更」の
メニュー項目の選択に伴なう登録内容変更処理は省略し
た。
【0033】この図10に示すトップメニューページに
おいて前記システム利用者である「○×旅行者」は、
「新規メール送信」のメニュー項目を選択することで、
前記Sa4の新規メール送信受付け処理が実施される。
【0034】以下、新規メール送信受付け処理につい
て、図4に示すフロー図並びに図11〜図18のシステ
ム利用者のコンピュータ端末に表示される各画面例を参
照して説明する。
【0035】前記「新規メール送信」のメニュー項目が
選択された場合において、前記オペレーションサーバ2
は、図11に示すメール受信者条件受付け画面を配信
し、新規メールの送信先(メール受信者)を前記メール
受信者データベース(DB)から抽出するための抽出条
件の受付けを行う(Sb1)。
【0036】この抽出条件には、図11に示すように、
メールを送信するメール受信者の地域や、年齢層、性
別、年収条件、職業条件が設けられており、システム利
用者である「○×旅行者」は、該メール受信者条件受付
け画面にて、電子メールを送信したいメール受信者の条
件を入力していく。
【0037】尚、この際、既に電子メールを送信したい
メール受信者のアドレスリストをシステム利用者が有し
ている場合、例えば「○×旅行者」が既に送信するアド
レスリストを所有している自社の会員に対して電子メー
ルを送信したい場合等には、前記メール受信者条件受付
け画面の右下部に設けられている「アップロード」の項
目を選択することで、前記アドレスリストを登録して使
用することができるようになっている。
【0038】システム利用者である「○×旅行者」が前
記メール受信者の条件の入力後、「検索」の項目を選択
することで、オペレーションサーバ2は、該入力された
条件に合致するメール受信者を図25に示すメール受信
者データベース(DB)から抽出してカウントしてい
き、該抽出の結果を図12に示す検索結果表示ページと
して配信する(Sb2)。
【0039】該検索結果表示ページに表示された検索結
果で良ければ、システム利用者は「OK」の項目を選択
し、この検索結果よりもメールを送信する受信者の数を
増減させたい場合には、「条件変更」を選択入力する。
また、検索結果表示ページには「検索リストの表示、修
正」の項目が設けられており、該「検索リストの表示、
修正」を選択することで、前記にて抽出された検索リス
トの内容が表示され、該表示されている検索リストに細
かな修正、(例えば送信の要否)を実施できるようにな
っている。
【0040】この図12に示す検索結果表示ページにお
いてオペレーションサーバ2は、前記「OK」の項目が
選択されたかを判定し(Sb3)、該判定がイエスであ
ればSb5に進み、判定がノーであればSb4へ進ん
で、修正条件の受付けを実施した後に、前記Sb3へ戻
る。
【0041】これら検索結果表示ページによる電子メー
ルの受信者の決定後に、図13に示す閲覧書類受付け画
面において、システム利用者は、予め用意してあるホー
ムページファイルのアップロードを実施する。
【0042】尚、本実施例では該閲覧書類受付け画面に
「書類作成」の項目を設けており、該項目を選択するこ
とで、例えば、お知らせ程度の簡単な書類であれば簡便
に作成できるようになっている。
【0043】この図13に示す閲覧書類受付けページに
おいてオペレーションサーバ2は、アップロードされる
閲覧書類であるHTMLファイルを受信し、該HTML
ファイルを前記WWWサーバ3aに登録する(Sb
5)。
【0044】これら登録に次いで、アップロードされた
HTMLファイル中の各ページに対し、それぞれのペー
ジにアクセスを可能とするためのURLアドレスを生
成、付与するとともに、ページの構成を図14に示す閲
覧書類確認ページのように配信する(Sb6)。
【0045】システム利用者は、該配信された図14に
示す閲覧書類確認ページにおいて、構成とアップロード
した各ページを選択、確認した後、「OK」の項目を選
択し、該確認において不具合がある場合においては、
「再アップロード」を選択する。
【0046】この図14に示す閲覧書類確認ページおい
てオペレーションサーバ2は、閲覧書類確認ページに表
示された各ページの選択を受付け、該選択されたページ
を実際にシステム利用者に配信して確認を実施していき
(Sb7)、前記「OK」の項目が選択されたかの判定
を実施する。
【0047】該判定において、イエスである場合には、
Sb9へ進み、ノーである場合は、前記図13に対応す
るSb5に戻り、再度HTMLファイルのアップロード
を受け付ける。
【0048】前記「OK」の項目の選択に基づきオペレ
ーションサーバ2は、後述するSb10にて受け付ける
内容の新規送信メールを特定可能とするためのメールI
Dを生成するとともに、図26に示すように、該生成し
たメールIDに対応して前記アップロードされてWWW
サーバ3aに登録されている各ページのログを登録可能
な送信結果用DBを生成するとともに(Sb9)、図1
5に示すメール内容受付ページを配信してメール受信者
に送信する電子メールの内容の受付を行なう(Sb1
0)。
【0049】この図15に示すメール内容受付ページで
は、予めシステム利用者である「○×旅行者」のコンピ
ュータ端末9において作成されているメール書類をアッ
プロードすることができるようになっているとともに、
該メール内容受付ページに設けられた「新規作成」の項
目を選択することにより、メール作成を実施できるよう
になっている。
【0050】このメール内容受付ページにおける電子メ
ール内容の受け付けに基づきオペレーションサーバ2
は、図16に示すように、そのメール中に前記WWWサ
ーバ3aに登録した特定の文書であるHTMLファイル
の最上位のページの前記URLアドレスに前記にて生成
した電子メールを特定するためのメールID並びに該メ
ールの受信者を特定するための受信者IDとから成る識
別情報を付加し、該メールID並びに受信者IDとが付
加されたURLアドレスをメール中に挿入する(Sb1
1)。但し、この段階にてメールIDは送信される全て
の電子メールに共通であるが、受信者IDは送信する電
子メール毎に異なることから、実際的には受信者IDの
挿入部が付加され、各電子メールが送信される際におい
て該受信者ID挿入部に受信者IDが挿入されて送信さ
れる。
【0051】これら図16に示すメール内容確認ページ
にて内容を確認した後、システム利用者は「テスト配
信」を選択して実際に携帯電話9’に電子メールの配信
を実施させて配信された電子メールを確認し(Sb1
2)、該テスト配信による確認の実施において問題がな
い場合において「OK」の項目を選択入力する。
【0052】この「OK」項目の入力は、Sb13にて
検出されてSb14へ進み、前記「OK」項目ではない
「リセット」項目を選択した場合には前記Sb10へ戻
り、再度メール内容の受付が実施され、「中止」の項目
が選択された場合には、前記トップメニューページ(S
a3)に戻る(Sb16)。
【0053】前記メール内容確認ページにおける「O
K」項目の入力により、システム利用者のコンピュータ
端末9には、図17に示すメール送信条件受付ページが
配信され、電子メールの送信条件の受付が実施される
(Sb14)。
【0054】本実施例のメール送信条件受付ページにお
いては、電子メールをメール受信者に送信する送信日時
や、エラーメールに対する再送回数、メールによるメー
ル受信者からの前記WWWサーバ3aに登録された各ペ
ージへのアクセスログの採取期間を送信条件として入力
し、「OK」を選択することで、図18に示す送信条件
確認ページに、メール送信条件受付ページにて受け付け
た送信条件が表示される。
【0055】システム利用者は、この図18に示す送信
条件確認ページにて設定される送信条件を確認し、問題
があれば「修正」を選択して再度送信条件を変更し、問
題が無ければ「OK」を選択することで、オペレーショ
ンサーバ2により前記メールサーバ1の送信テーブルに
該電子メールの送信リストが登録され、前記にて設定さ
れた送信日時に電子メールが送信される。
【0056】このメールサーバ1における電子メールの
送受信処理について図6並びに図7の処理フローを参照
して説明すると、まず、前記記憶装置19に記憶されて
いる送信テーブルの登録内容を読み込む(Sd1)。
【0057】該読み込んだ送信テーブルの登録内容に含
まれている各電子メールの送信条件が現在の時刻に合致
したかを判定し(Sd2)、該判定が合致しない場合に
は、メールの着信があるかの判定を実施して、着信があ
る場合には着信処理ルーチンへ進み、着信が無い場合に
はSd2へ戻る。
【0058】前記Sd2の判定が合致である場合には、
Sd4へ進み、判定が合致した電子メールの送信リスト
を送信テーブルから取り込むとともに、該送信テーブル
に登録されている受信者IDから該電子メールの送信先
(メール受信者)を特定する(Sd5)。
【0059】該送信先の特定の後、各送信先に送信する
電子メール中の前記メール受信者ID挿入部に、該メー
ル受信者IDを挿入し(Sd6)、該メール受信者ID
を挿入し終えた電子メールを、メール受信者IDにより
特定される該メール受信者のメールアドレスに向けて送
信し(Sd6)、送信リストに未送信のリストがある場
合には前記Sd5に戻り、Sd5からSd7を送信リス
トに残りが無くなるまで繰返し実施していく(Sd
8)。
【0060】また、前記Sd3でメールの着信が検出さ
れた場合には、図7に示す着信メール処理ルーチンに進
み、まず、該着信したメールがエラーメールであるか否
かを判別し(Se1)、該メールがエラーメールではな
い場合には通常のメール処理を実行し、該メールがエラ
ーメールである場合には該エラーメール中の識別情報で
あるメールIDとメール受信者IDとを抽出するととも
に(Se2)、そのエラー内容の識別を行う(Se
3)。
【0061】次いで、前記抽出されたメールIDにより
特定される電子メールに該当する送信結果用データベー
ス(DB)を特定し(Se4)、前記メール受信者ID
に該当する送信結果項目に「未着」を登録するとともに
(図26参照)、エラー種別の項目にエラー内容を登録
する(Se5)。
【0062】本実施例では、このエラー内容の種別とし
てサーバーダウンに起因するものをSD、送信先アドレ
スが見当たらない(存在しない)ことに起因するものを
NF、その他の理由によるものをATとして判別して前
記のように記録している。
【0063】この際、前記識別されたエラー内容がNF
であるか否かの判定を実施し(Se6)、該判定がイエ
スの場合にはSe9へ進んで、削除リストに該メール受
信者IDを追加してメール受信者DBを更新し、該判定
がノーである場合にはSe7へ進んで、前記送信結果用
データベース(DB)の該受信者の再送回数が該メール
の再送回数に達しているかの判定を実施する。
【0064】該判定において、既に再送回数に達してい
る場合には、再送をせずに「戻る」に進むとともに、該
判定において再送回数に達していない場合には、そのメ
ールを再送リストに追加するとともに、前記再送回数に
1を加算更新する(Se8)。
【0065】これら電子メールを受信したメール受信者
が、該メールを開いてメール中に記載されている前記U
RLアドレスを選択すると、前記WWWサーバ3aに登
録されている前記トップページへのアクセスが発生す
る。
【0066】これらWWWサーバ3aに登録されている
前記トップページへのアクセスは、前記ログ解析サーバ
3bにより検出されるとともに、アクセスデータである
HTTPリクエスト中に含まれるアクセスページのUR
Lアドレスに付加されているメールIDとメール受信者
IDとが抽出され、該抽出されたメールIDとメール受
信者ID並びにアクセスページのURLアドレスを前記
オペレーションサーバ2に対して出力する。
【0067】これらログ解析サーバ3bからの出力に基
づきオペレーションサーバ2が実施するアクセスログの
登録処理について、図8に示すフロー図に基づき以下に
説明する。
【0068】前記メール受信者からのアクセスによりロ
グ解析サーバ3bより出力は、Sf1にて検出され、S
f2へ進んでアクセスされたページ(文書)のURLア
ドレス並びに前記にてログ解析サーバ3bにより抽出さ
れたメールIDとメール受信者IDとを受信し(Sf
2)、該受信したメールIDに対応する送信結果用デー
タベースを特定し、前記受信したメール受信者ID並び
にURLアドレスに該当する項目欄にアクセスログとし
て「有り」を登録していく(Sf3)。
【0069】これにより、オペレーションサーバ2は、
送信結果用データベースからシステム利用者に該当する
メールIDの送信結果用データベースを読み出し、その
登録内容から、どの受信者への電子メールの送信結果が
エラーであるか否かと、該電子メールにより前記WWW
サーバ3aに登録されている各ページへのアクセスの有
無を把握、管理することができるようになる。
【0070】これら電子メールの送信結果用データベー
スの内容をシステム利用者が確認したい場合は、図19
に示すように、前記トップメニューページにおいて「送
信結果の閲覧」の項目を選択入力する。尚、これらトッ
プメニューページへはシステム利用者の携帯電話9’か
らアクセスして出先等から送信結果を閲覧することもで
きる。
【0071】この「送信結果の閲覧」項目の選択に基づ
きオペレーションサーバ2が実施する前記Sa5の送信
結果レポート処理について、図5に示すフロー図並びに
図20から図24の表示画面図を参照して以下に説明す
る。
【0072】前記「送信結果の閲覧」項目の選択を検出
したオペレーションサーバ2は、そのシステム利用者の
利用者IDに該当するメールIDの全ての送信結果を前
記送信結果用データベース(DB)より抽出し、その送
信結果の内、既に送信条件による送信日時を過ぎている
もの、つまりは既に電子メールが送信されているものの
一覧を図20に示すように、一覧として表示した送信結
果選択ページをシステム利用者に配信して、送信結果を
閲覧したい電子メールの選択を受け付ける(Sc1)。
【0073】システム利用者は、この送信結果選択ペー
ジにおいて、送信結果を閲覧したい電子メールを選択し
た後、「決定」の項目を選択入力する。
【0074】該選択に基づきオペレーションサーバ2
は、選択された電子メールに該当する送信結果を前記送
信結果用データベース(DB)中から特定し(Sc
2)、該特定した送信結果用データベース(DB)に登
録されている送信結果データを読み出して、まず、エラ
ーメールの返信があったメール受信者をメール未着信者
として分類してエラー(未着信)総数として集計すると
ともに、前記登録ページへのアクセス履歴の登録がある
メール受信者を特定文書へのアクセス者として分類して
閲覧確認アドレス総数として集計し、更に、前記メール
未着信者或いは特定文書へのアクセス者のいずれに分類
されていない未分類メール受信者を未アクセス者として
分類して着信したが書類閲覧確認ができていないアドレ
ス総数として集計する。また、前記エラーメールの返信
があったメール受信者の内、エラー内容が送信先アドレ
スが存在しない理由によるもの(エラー内容がNF)で
あるメール受信者を無効アドレスとして分類、集計し
て、これら集計した各メール受信者の数に基づき、図2
1に示すように、送信結果表示ページを生成し(Sc
3)、該生成した送信結果表示ページをシステム利用者
に配信する(Sc4)。尚、前記送信結果表示ページに
おいて有効アドレス総数とは、メール受信者の総数に該
当する送信先アドレス総数から前記にて集計した無効ア
ドレスを減算したものであり、着信アドレス総数とは、
前記送信先アドレス総数からエラー(未着信)総数を減
算したものである。
【0075】この送信結果表示ページの「着信したが書
類閲覧確認(アクセス)のとれていないアドレス総数の
欄には、「リスト作成」の項目が設けられており、該
「リスト作成」を選択すると、該選択がSc5により検
出されてSc14へ進み、該Sc14において、これら
着信したが書類閲覧確認(アクセス)のとれていない受
信者、要するにエラーメールの返信がなく、且つ前記W
WWサーバ3aに登録されている各ページに未アクセス
のメール受信者の受信者ID並びにメールアドレスのリ
ストが作成された後、前記Sa4の新規メール送信処理
へ移行することで、これらメールが届いたが前記登録さ
れているページ(文書)にアクセスしていないメール受
信者に対して、新たなメール、例えば電子メールを閲覧
や前記WWWサーバ3aに登録されている各ページの閲
覧を促す催促メールを容易に送信できるようになってい
る。
【0076】また、本実施例では、前記送信結果表示ペ
ージの下方位置に、「エラー詳細表示」の項目と、「ロ
グ状況表示」の項目が設けられており、システム利用者
が「エラー詳細表示」を選択することで、該選択が前記
Sc5により検出されてSc11へ進み、送信結果デー
タ中に登録されている前記エラー内容毎にメール受信者
を分類、集計して図23に示すエラー詳細表示ページが
表示される。
【0077】このエラー詳細表示ページには、各エラー
項目毎にリスト作成の選択操作部が設けられており、該
リスト作成の選択操作部を選択操作することで、該選択
がSc12にて検出されて、選択された項目のエラー内
容に該当するメール受信者を抽出して、メール受信者の
受信者ID並びにメールアドレスのリストが作成される
ようになっている(Sc13)。
【0078】また、「ログ状況表示」を選択すること
で、該選択が前記Sc5により検出されてSc6へ進
み、前記送信結果データ中に登録されている各ページの
アクセスログを集計するとともに(Sc6)、前記ログ
解析サーバ3bに登録されている各ページ(文書)から
の離脱数等のアクセスログデータが入手され、図22に
示すように集計されたログ状況表示ページが生成されて
システム利用者に配信される(Sc7)。尚、本実施例
においては実施していないが、これらログ解析サーバ3
bには、各ページの平均滞留時間が登録されており、こ
れら平均滞留時間等もアクセスログ状況として表示する
ようにしても良い。
【0079】尚、本実施例では、図22に示す前記ログ
状況表示ページの下部には、ログ状況を表示する対象
を、全体、年齢別、性別、職業別、年収別、地域別、と
して表示することのできる選択メニューが設けられてお
り、該メニューを選択することで選択されたメニューに
基づくアクセスログの集計結果が表示されるようになっ
ている。
【0080】更に、前記選択メニューの下部位置には、
「アクセス者リスト作成」の項目並びに「トラフィック
グラフ表示」の項目が設けられており、該選択がSc8
にて検出され、トラフィック立体表示処理に移行するこ
とで、図24に示すように、各ページ間のトラフィック
状況(移動状況)が立体的なグラフとして表示されるこ
とで各ページ間の移動状況を容易に認識できるようにな
っており、システム利用者が、ページの構成の良否を確
認できるようになっている。
【0081】また、前記「アクセス者リスト作成」の項
目を選択した場合には、該選択がSc9にて検出されて
SC10へ進み、アクセス履歴の登録に基づいて特定文
書へのアクセス者として分類されたメール受信者の受信
者ID並びにメールアドレスのリストが作成される。
【0082】以上、本発明を図面に基づき説明してきた
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の主旨を逸脱しない範囲での変更や追加があって
も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0083】例えば、前記メールIDの生成方法やメー
ル受信者IDの生成方法等に関しては、前記実施例に限
定されるものではなく、前記メールやメール受信者を識
別して特定できるものであれば良い。
【0084】また、前記においては、システム利用者が
自社以外の送信システムを使用して電子メールを送信す
る例を示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、前記送信システム並びにシステム利用者のコンピュ
ータ端末9とが同一の社内のシステムとして構築されて
いても良い。
【0085】また、前記実施例では、識別情報としてメ
ールIDとメール受信者IDとを登録ページのURLに
付加しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、送信メールが予め1つしかない場合等においては、
送信メールを区別する必要がないことから、前記メール
IDを省いたものとしても良いし、更には、前記メール
IDとメール受信者IDとに加えて、その他の情報を付
加するようにしても良い。
【0086】また、前記実施例では、送信結果表示ペー
ジにおいて、電子メールが着信したが、特定の文書であ
る登録ページにアクセスしていないメール受信者のリス
トを自動的に作成できるようにしており、このようにす
れば、着信した電子メールを未読のメール受信者や、メ
ールを読んだが登録ページにアクセスしていないメール
受信者にのみ、新たな電子メールを容易に送信すること
が可能になることから好ましいが、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0087】また、該機能に関連して、登録ページの特
定のページ、例えば前記予約完了のページにアクセスし
た人で、約款のページにアクセスしていない人のリスト
を作成して、これら約款を見ていないメール受信者に対
し、約款にアクセスして約款を読むようにメールを送信
することができるようにしても良い。
【0088】また、前記実施例では特に記述していない
が、メール受信者には、通常のコンピュータ端末7を使
用している受信者と、携帯電話8を使用している受信者
とが存在することから、前記送信するメールを、コンピ
ュータ端末7への送信用と携帯電話8への送信用の2種
類を受付け、送信するメールアドレスにより、これらの
いずれのメールを使用するかを選別してメールを送信す
るようにしても良い。
【0089】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、前記送信先アドレスデ
ータベースに登録されたメール受信者が、電子メールが
届いていないメール受信者が前記メール未着信者分類手
順にて、電子メールが届いて前記特定の文書へアクセス
したメール受信者が前記特定文書アクセス者分類手順に
て、前記電子メールが届いても前記特定の文書へアクセ
スしていないメール受信者が前記未アクセス者分類手順
にて、それぞれ分類されるようになるため、前記電子メ
ールを送信したメール受信者の内、どのメール受信者に
電子メールが届いていないか、或いはどのメール受信者
が、電子メールが届いても前記特定の文書へアクセスし
ていないか、或いはどのメール受信者が、電子メールに
基づき前記特定の文書へアクセスしているか、を把握し
て管理することができる。
【0090】(b)請求項2の発明によれば、返信され
てくるエラーメールのエラー内容別に、メール受信者が
分類されるようになるため、電子メールの再送信等を容
易に実施できるばかりか、不必要な電子メールの再送信
も回避できる。
【0091】(c)請求項3の発明によれば、各分類手
順にて分類されたメール受信者のリストを容易に入手す
ることができる。
【0092】(d)請求項4の発明によれば、そのメー
ル受信者が前記特定の文書にアクセスしたメール受信者
であるか否かを迅速かつ正確に確認できるようになる。
【0093】(e)請求項5の発明によれば、個々の電
子メール毎にメール受信者が分類或いはアクセス履歴の
登録されるようになるため、同時に複数の電子メールを
取り扱うことが可能となる。
【0094】(f)請求項6の発明によれば、前記送信
先アドレスデータベースに登録されたメール受信者が、
電子メールが届いていないメール受信者が前記メール未
着信者分類手順にて、電子メールが届いて前記特定の文
書へアクセスしたメール受信者が前記特定文書アクセス
者分類手順にて、前記電子メールが届いても前記特定の
文書へアクセスしていないメール受信者が前記未アクセ
ス者分類手順にて、それぞれ分類されるようになるた
め、前記電子メールを送信したメール受信者の内、どの
メール受信者に電子メールが届いていないか、或いはど
のメール受信者が、電子メールが届いても前記特定の文
書へアクセスしていないか、或いはどのメール受信者
が、電子メールに基づき前記特定の文書へアクセスして
いるか、を把握して管理することができる。
【0095】(g)請求項7の発明によれば、返信され
てくるエラーメールのエラー内容別に、メール受信者が
分類されるようになるため、電子メールの再送信等を容
易に実施できるばかりか、不必要な電子メールの再送信
も回避できる。
【0096】(h)請求項8の発明によれば、各分類手
順にて分類されたメール受信者のリストを容易に入手す
ることができる。
【0097】(i)請求項9の発明によれば、そのメー
ル受信者が前記特定の文書にアクセスしたメール受信者
であるか否かを迅速かつ正確に確認できるようになる。
【0098】(j)請求項10の発明によれば、個々の
電子メール毎にメール受信者が分類或いはアクセス履歴
の登録されるようになるため、同時に複数の電子メール
を取り扱うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における送信側システムと受信
側コンピュータ並びにシステム利用者のコンピュータ端
末の接続状況を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に用いたメールサーバとオペレ
ーションサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例におけるオペレーションサーバ
に搭載されている文書閲覧確認プログラムが実施する主
な処理内容を示すフロー図である。
【図4】本発明の実施例におけるオペレーションサーバ
に搭載されている文書閲覧確認プログラムにおける新規
メール送信受付処理の処理内容を示すフロー図である。
【図5】本発明の実施例におけるオペレーションサーバ
に搭載されている文書閲覧確認プログラムにおける送信
結果レポート処理の処理内容を示すフロー図である。
【図6】本発明の実施例におけるメールサーバが実施す
る電子メールの送信処理内容を示すフロー図である。
【図7】本発明の実施例におけるメールサーバが実施す
る電子メールの着信処理内容を示すフロー図である。
【図8】本発明の実施例におけるオペレーションサーバ
に搭載されている文書閲覧確認プログラムにおけるアク
セスログの登録処理の処理内容を示すフロー図である。
【図9】本発明の実施例におけるシステム利用者のコン
ピュータ端末に表示される表示画面(利用者認証ペー
ジ)を示す図である。
【図10】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(トップメニュー
ページ)を示す図である。
【図11】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(メール受信者条
件受付けページ)を示す図である。
【図12】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(検索結果表示ペ
ージ)を示す図である。
【図13】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(閲覧書類受付け
ページ)を示す図である。
【図14】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(閲覧書類確認ペ
ージ)を示す図である。
【図15】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(メール内容受付
けページ)を示す図である。
【図16】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(メール内容確認
ページ)を示す図である。
【図17】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(送信条件確認ペ
ージ)を示す図である。
【図18】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(受付け確認ペー
ジ)を示す図である。
【図19】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(トップメニュー
ページ)を示す図である。
【図20】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(送信結果選択ペ
ージ)を示す図である。
【図21】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(送信結果表示ペ
ージ)を示す図である。
【図22】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(ログ状況表示ペ
ージ)を示す図である。
【図23】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(エラー詳細表示
ページ)を示す図である。
【図24】本発明の実施例におけるシステム利用者のコ
ンピュータ端末に表示される表示画面(トラフィックグ
ラフ表示ページ)を示す図である。
【図25】本発明の実施例におけるメール受信者データ
ベースの構成を示す図である。
【図26】本発明の実施例における送信結果用データベ
ースの構成を示す図である。
【符号の説明】
l メールサーバ 2 オペレーションサーバ 3a WWWサーバ 3b ログ解析サーバ 4 レイヤ4(L4)スイッチ 5 メールサーバ(ISP) 6 メールサーバ(携帯電話会社) 7 コンピュータ端末(メール受信者) 8 コンピュータ端末(携帯電話) 9 コンピュータ端末(システム利用者) 9’ コンピュータ端末(システム利用者) 10 インターネット網(コンピュータネットワー
ク) 14 中央演算処理装置(CPU) 15 入力装置 16 表示装置 17 RAM 18 通信インターフェイス 19 記憶装置 20 データバス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信手段にて接続された複数のコンピュ
    ータから成るコンピュータネットワークにおいて、配信
    された電子メールにより該電子メールの受信者が、予め
    定められた特定の文書を閲覧したか否かを管理するため
    の電子メールによる特定文書閲覧管理方法であって、 発信側コンピュータより複数の送信先アドレスに送信さ
    れる電子メール毎に、メール受信者を特定可能な情報を
    含む固有の識別情報を決定する識別情報決定手順と、前
    記電子メールの受信者に閲覧させたい特定の文書を受け
    付けて登録する閲覧文書受付登録手順と、該閲覧文書受
    付手順にて登録された文書への前記コンピュータネット
    ワークを介してのアクセスを可能とするためのURLア
    ドレスを生成するアクセス情報生成手順と、該アクセス
    情報生成手順にて生成したURLアドレスに少なくとも
    前記識別符号を付加する付加手順と、該付加手順にて前
    記識別符号が付加されたURLアドレスを送信する電子
    メール中に挿入する挿入手順と、該電子メールに個別に
    対応付けられ、該電子メールの複数の送信先アドレスが
    記録された送信先アドレスデータベースに基づき該電子
    メールを送信する送信手順と、前記コンピュータネット
    ワークから何らかの理由で返信されてくるエラーメール
    に基づき、該エラーメールに該当する前記メール受信者
    を、前記送信メールに対するメール未着信者として分類
    するメール未着信者分類手順と、前記電子メールが送信
    された受信側コンピュータにおいて前記URLアドレス
    が選択された際に該受信側コンピュータより出力される
    該URLアドレスデータに含まれる前記識別情報中の前
    記メール受信者を特定可能な情報を抽出する抽出手順
    と、該抽出されたメール受信者を特定可能な情報に基づ
    き特定されるメール受信者を特定文書へのアクセス者と
    して分類する特定文書アクセス者分類手順と、前記送信
    先アドレスデータベースに登録されたメール受信者の
    内、前記特定文書へのアクセス者並びに前記メール未着
    信者のいずれにも分類されないメール受信者を、未アク
    セス者として分類する未アクセス者分類手順と、を有す
    ることを特徴とする電子メールによる特定文書の閲覧管
    理方法。
  2. 【請求項2】 前記エラーメールのエラー内容を特定す
    るエラー内容特定手順と、該特定された各エラー内容に
    基づき前記メール未着信者を分類するエラー別分類手順
    と、を有する請求項1に記載の電子メールによる特定文
    書の閲覧管理方法。
  3. 【請求項3】 前記各分類手順にて分類されたメール受
    信者のリストを出力する出力手順を有する請求項1また
    は2に記載の電子メールによる特定文書の閲覧管理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記抽出手順にて抽出されたメール受信
    者を特定可能な情報に基づき特定されるメール受信者
    が、前記URLアドレスに対応する特定の文書にアクセ
    スしたことを特定可能に記録するアクセス履歴登録手順
    を有する請求項1〜3のいずれかに記載の電子メールに
    よる特定文書の閲覧管理方法。
  5. 【請求項5】 前記識別情報は、メール受信者に送信す
    る電子メールを特定可能な電子メール特定情報を含み、
    前記抽出手順においては該電子メール特定情報を抽出
    し、前記アクセス履歴登録手順においては、該電子メー
    ル特定情報により特定される電子メール毎に前記メール
    受信者を特定可能な情報から特定されるメール受信者が
    前記特定の文書へのアクセスしたことを特定可能に記録
    する請求項1〜4のいずれかに記載の電子メールによる
    特定文書の閲覧管理方法。
  6. 【請求項6】 通信手段にて接続された複数のコンピュ
    ータから成るコンピュータネットワークにおいて、配信
    された電子メールにより該電子メールの受信者が、予め
    定められた特定の文書を閲覧したか否かを管理するため
    の電子メールによる特定文書の閲覧管理プログラムを記
    録した記録媒体であって、発信側コンピュータより複数
    の送信先アドレスに送信される電子メール毎に、メール
    受信者を特定可能な情報を含む固有の識別情報を決定す
    る識別情報決定手順と、前記電子メールの受信者に閲覧
    させたい特定の文書を受け付けて登録する閲覧文書受付
    登録手順と、該閲覧文書受付手順にて登録された文書へ
    の前記コンピュータネットワークを介してのアクセスを
    可能とするためのURLアドレスを生成するアクセス情
    報生成手順と、該アクセス情報生成手順にて生成したU
    RLアドレスに少なくとも前記識別符号を付加する付加
    手順と、該付加手順にて前記識別符号が付加されたUR
    Lアドレスを送信する電子メール中に挿入する挿入手順
    と、該電子メールに個別に対応付けられ、該電子メール
    の複数の送信先アドレスが記録された送信先アドレスデ
    ータベースに基づき該電子メールを送信する送信手順
    と、前記コンピュータネットワークから何らかの理由で
    返信されてくるエラーメールに基づき、該エラーメール
    に該当する前記メール受信者を、前記送信メールに対す
    るメール未着信者として分類するメール未着信者分類手
    順と、前記電子メールが送信された受信側コンピュータ
    において前記URLアドレスが選択された際に該受信側
    コンピュータより出力される該URLアドレスデータに
    含まれる前記識別情報中の前記メール受信者を特定可能
    な情報を抽出する抽出手順と、該抽出されたメール受信
    者を特定可能な情報に基づき特定されるメール受信者を
    特定文書へのアクセス者として分類する特定文書アクセ
    ス者分類手順と、前記送信先アドレスデータベースに登
    録されたメール受信者の内、前記特定文書へのアクセス
    者並びに前記メール未着信者のいずれにも分類されない
    メール受信者を、未アクセス者として分類する未アクセ
    ス者分類手順と、を有することを特徴とする電子メール
    による特定文書の閲覧管理プログラムを記録した記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 前記エラーメールのエラー内容を特定す
    るエラー内容特定手順と、該特定された各エラー内容に
    基づき前記メール未着信者を分類するエラー別分類手順
    と、を有する請求項6に記載の電子メールによる特定文
    書の閲覧管理プログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記各分類手順にて分類されたメール受
    信者のリストを出力する出力手順を有する請求項6また
    は7に記載の電子メールによる特定文書の閲覧管理プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記抽出手順にて抽出されたメール受信
    者を特定可能な情報に基づき特定されるメール受信者
    が、前記URLアドレスに対応する特定の文書にアクセ
    スしたことを特定可能に記録するアクセス履歴登録手順
    を有する請求項6〜8のいずれかに記載の電子メールに
    よる特定文書の閲覧管理プログラムを記録した記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 前記識別情報は、メール受信者に送信
    する電子メールを特定可能な電子メール特定情報を含
    み、前記抽出手順においては該電子メール特定情報を抽
    出し、前記アクセス履歴登録手順においては、該電子メ
    ール特定情報により特定される電子メール毎に前記メー
    ル受信者を特定可能な情報から特定されるメール受信者
    が前記特定の文書へのアクセスしたことを特定可能に記
    録する請求項6〜9のいずれかに記載の電子メールによ
    る特定文書の閲覧管理プログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211602A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Nec Biglobe Ltd メール配信システム、メール配信方法、及びプログラム

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